• "総務委員会関係"(1/2)
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  1. 岐阜県議会 2023-09-01
    10月05日-05号


    取得元: 岐阜県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-08
    令和 5年  9月 定例会(第4回)…………………………………………………………………………………………… △議事日程(第五号)                   令和五年十月五日(木)午前十時開議 第一 議第七十号から議第七十二号まで、議第八十七号から議第九十七号まで 第二 請願第五号から請願第九号まで 第三 議第百一号 第四 県議第十六号から県議第十八号まで 第五 議員派遣について…………………………………………………………………………………………… △本日の会議に付した事件  一 日程第一 議第七十号から議第七十二号まで、議第八十七号から議第九十七号まで 一 日程第二 請願第五号から請願第九号まで 一 日程第三 議第百一号 一 日程第四 県議第十六号から県議第十八号まで 一 日程第五 議員派遣について…………………………………………………………………………………………… △出席議員 四十六人      一番   木村千秋君      二番   判治康信君      三番   平野恭子君      五番   今井瑠々君      六番   牧田秀憲君      七番   黒田芳弘君      八番   森 治久君      九番   山内房壽君      十番   森 益基君     十一番   小川祐輝君     十二番   中川裕子君     十三番   伊藤英生君     十四番   澄川寿之君     十五番   平野祐也君     十六番   所 竜也君     十七番   今井政嘉君     十八番   藤本恵司君     十九番   安井 忠君     二十番   恩田佳幸君    二十一番   若井敦子君    二十二番   広瀬 修君    二十三番   布俣正也君    二十四番   酒向 薫君    二十五番   野村美穂君    二十六番   水野吉近君    二十七番   国枝慎太郎君    二十八番   長屋光征君    二十九番   高殿 尚君     三十番   田中勝士君    三十一番   加藤大博君    三十二番   松岡正人君    三十三番   小原 尚君    三十四番   水野正敏君    三十五番   野島征夫君    三十六番   渡辺嘉山君    三十七番   伊藤正博君    三十八番   川上哲也君    三十九番   伊藤秀光君     四十番   平岩正光君    四十一番   佐藤武彦君    四十三番   森 正弘君    四十四番   村下貴夫君    四十五番   尾藤義昭君    四十六番   玉田和浩君    四十七番   岩井豊太郎君    四十八番   猫田 孝君…………………………………………………………………………………………… △職務のため出席した事務局職員の職氏名  事務局長         山田 恭 総務課長         桂川義彦 議事調査課長       若野 明 議事調査課管理調整監   森 信輔 同   課長補佐     槙田朝之 同   課長補佐     市橋ますみ 同   係長       佐藤由子 同   主査       水野 恵…………………………………………………………………………………………… △説明のため出席した者の職氏名  知事           古田 肇君 副知事          大森康宏君 副知事          河合孝憲君 会計管理者        矢本哲也君 秘書広報統括監      高橋洋子君 総務部長         尾鼻 智君 清流の国推進部長     長尾安博君 清流の国推進部デジタル推進局長              市橋貴仁君 危機管理部長       内木 禎君 環境生活部長       渡辺正信君 環境生活部県民文化局長  篭橋智基君 健康福祉部長       丹藤昌治君 健康福祉部子ども・女性局長              村田嘉子君 商工労働部長       三木文平君 観光国際部長       丸山 淳君 農政部長         足立葉子君 林政部長         久松一男君 県土整備部長       野崎眞司君 都市建築部長       藤井忠直君 都市建築部都市公園・交通局長              舟久保 敏君 教育長          堀 貴雄君 警察本部長        大濱健志君 代表監査委員       鈴木祥一君 人事委員会事務局長    青木一也君 労働委員会事務局長    樋口博久君…………………………………………………………………………………………… △十月五日午前九時五十九分開議 ○議長(野島征夫君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。…………………………………………………………………………………………… ○議長(野島征夫君) 諸般の報告をいたします。 決算特別委員会の委員長には小原 尚君、副委員長には加藤大博君が選任された旨、報告がありました。 その他の報告は、書記に朗読させます。    (書記朗読) 議案の提出について 知事から、本日付をもって、お手元に配付のとおり、議第百一号 人事委員会委員の選任同意についての議案の提出がありました。 発案書の提出について 議員から、本日付をもって、お手元に配付のとおり、県議第十六号 地方財政の充実・強化を求める意見書についてほか二件の発案書の提出がありました。 住民監査請求の要旨の通知について 監査委員から、お手元に配付のとおり、令和五年十月二日付をもって、地方自治法第二百四十二条第三項の規定により、住民監査請求の要旨について通知がありました。…………………………………………………………………………………………… ○議長(野島征夫君) 日程第一及び日程第二を一括して議題といたします。 ただいまから議題とした各案件について、各常任委員会委員長に審査の経過及び結果の報告を求めます。総務委員会委員長 安井 忠君。    〔総務委員会委員長 安井 忠君登壇〕 ◆総務委員会委員長(安井忠君) 総務委員会に審査を付託されました議案三件及び請願一件の審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。 まず、議案の概要を申し上げます。 予算関係議案といたしましては、議第七十号の令和五年度岐阜県一般会計補正予算のうち歳入予算補正については、総額百七十一億八百三十四万八千円の増額となっております。その主な内容といたしましては、災害復旧や防災・減災対策、公共事業の事業進捗を図るための国内示額の増などにより県債を百三十九億一千五百三十万円、コロナ禍における実質無利子・無担保融資の借換え需要の増に伴う預託金の増額などにより諸収入を九十六億二千六百六十二万九千円それぞれ増額するものであります。 その一方で、コロナの五類移行による関連事業の減額に伴う緊急包括支援交付金などの減額などにより、国庫支出金を八十三億八千百八十五万六千円減額するものでございます。 歳出予算補正は、当委員会所管によって、税制改正に対応するためのシステム改修経費として一億二千五百二十九万円を増額するなど、一億五千百九十九万九千円の増額となっております。 また、当委員会所管の債務負担行為補正につきましては、旧県庁舎解体工事工事監理委託に係る変更が一件であります。 次に、条例その他の議案といたしましては、六十歳以上の職員を対象とした部分休業制度を新たに導入する議第八十七号 岐阜県職員の高齢者部分休業に関する条例についてなど二件であります。 採決の結果、議第七十号のうち歳入予算補正歳出予算補正総務委員会関係、債務負担行為補正総務委員会関係及び地方債補正、議第八十七号並びに議第九十六号の各案件につきましては、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において執行部から各議案の説明を受け、質疑を行いました。その主なものを申し上げます。 県庁舎解体工事の工期と全体の予算額について質疑があり、工期は令和五年十二月から令和十年三月までの五十一か月間、解体工事費につきましては四十八億円余で、工事監理委託費につきましては七千三百万円余であるとの答弁がございました。 次に、請願に関する審査の結果を申し上げます。 請願第九号 インボイス制度の実施を一旦中止することを求める意見書を、政府に送付することを求める請願書については、インボイス制度は消費税が正確に納付されることを目的としており、公平な税負担の確保につながるもので、制度の移行に際しては、事業者の負担を軽減し緩和するための措置が講じられていること、さらに国は十月中に取りまとめる経済対策に、影響を受ける事業者への支援策を盛り込む方針を示しており、一旦中止する必要はないことから、不採択とすべきとの意見があり、採決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、総務委員会の審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。 ○議長(野島征夫君) 企画経済委員会委員長 国枝慎太郎君。    〔企画経済委員会委員長 国枝慎太郎君登壇〕 ◆企画経済委員会委員長(国枝慎太郎君) 企画経済委員会に審査を付託されました議案三件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 まず、議案の概要を申し上げます。 予算関係議案としましては、議第七十号の令和五年度岐阜県一般会計補正予算のうち歳出予算補正については、当委員会所管として、総額百一億九千六百九十五万二千円を増額するものであります。 その主な内容としましては、コロナ禍で売上げが減少した中小企業等に対して、実質無利子・無担保で融資した、いわゆる民間ゼロゼロ融資の返済が本格化することに伴う借換えと新たな資金需要にも対応するための経費として、百一億六千七百二十一万九千円を増額するものなどであります。 また、当委員会所管の債務負担行為補正については、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館企画棟建設工事などの変更が二件であります。 次に、条例その他の議案としましては、議第八十八号 岐阜県個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例について及び議第九十号 岐阜県科学技術振興センター条例の一部を改正する条例についての二件であります。 採決の結果、議第七十号のうち歳出予算補正企画経済委員会関係及び債務負担行為補正企画経済委員会関係、議第八十八号並びに議第九十号の各案件については、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において執行部から各議案の説明を受け、質疑を行いました。その主な内容を申し上げます。 テクノプラザものづくり支援センター会議室等利用料金設定の考え方について質疑があり、基本的に今まで管理していたテクノプラザ本館の利用料金を準用しており、同じく県有施設であるソフトピアジャパンの利用料金と同水準になるように設定しているとの答弁がありました。 以上、企画経済委員会の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 ○議長(野島征夫君) 厚生環境委員会委員長 若井敦子君。    〔厚生環境委員会委員長 若井敦子君登壇〕 ◆厚生環境委員会委員長(若井敦子君) 厚生環境委員会に審査を付託されました議案四件及び請願四件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 まず、議案の概要を申し上げます。 予算関係議案としましては、議第七十号の令和五年度岐阜県一般会計補正予算のうち歳出予算補正については、当委員会所管として、総額百九十億九千四百四十八万五千円の減額となっております。 その主な内容としましては、新型コロナウイルス感染症の五類移行に伴い、陽性者等への外出自粛要請が廃止されたことを受け、宿泊療養施設の確保や自宅療養者への支援等の対応が終了したことから、不用額として百二十億八千七百二十二万六千円を減額するものであります。 特別会計については、議第七十一号 令和五年度岐阜県地方独立行政法人資金貸付特別会計補正予算及び議第七十二号 令和五年度岐阜県国民健康保険特別会計補正予算の二件であります。 次に、条例その他の議案としましては、議第八十九号 岐阜県旅館業法施行条例及び岐阜県厚生環境関係手数料徴収条例の一部を改正する条例についての一件であります。 採決の結果、議第七十号のうち歳出予算補正厚生環境委員会関係、議第七十一号、議第七十二号及び議第八十九号の各案件については、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において執行部から各議案の説明を受け、質疑を行いました。その主なものを申し上げます。 障害者福祉費福祉施設整備費の内容について質疑があり、国庫補助金の内示があった障がい福祉施設の整備に対する補助が一か所、国庫補助が不採択となったグループホームの整備に対する市町村との協調補助が一か所であるとの答弁がありました。 次に、請願に関する審査の結果を申し上げます。 請願第五号 「健康保険証の存続を求める意見書(案)」の採択を求める請願のほか二件については、願意が同様の内容であるため、三件を一括して審査を行いました。 マイナンバーカードと健康保険証を一体化することによって、様々なメリットが期待できること、国は現行の健康保険証を二〇二四年秋に廃止する方針を当面維持する一方、場合によっては、見直しも含め適切に対応する方針を示していること、またマイナ保険証を保有していない人に対しては、保険証に代わる資格確認書を一律交付する方針を示し、不安の払拭に努めていることなどから、引き続き国の対応を注視していくべきとの理由から不採択とすべきとの意見がありました。 一方で、資格確認書を一律交付するのであれば健康保険証のままでいいのではないかということ、また現在マイナ保険証に誤った情報がひもづけされている例が多発し、マイナンバーカードを持っていながらマイナ保険証を使う人が減少している中、マイナ保険証の利便性、正確性がどちらもない現状においては、健康保険証を存続すべきとの理由から採択すべきとの意見があり、採決の結果、賛成多数をもってそれぞれ不採択とすべきものと決定いたしました。 請願第六号 私立高等学校に対する県費補助金の増額等についての請願については、本県でも多様な教育機会の確保を図るとともに、公立のみならず私立も含めた学校教育の振興のためには、保護者の負担軽減や私学経営の安定のため私学助成が急務であること、また昨今の物価高騰に対し、主な収入を授業料で賄っているため、対応が困難な状況であることから支援を行うべき、との理由から採択すべきとの意見があり、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上、厚生環境委員会の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 ○議長(野島征夫君) 農林委員会委員長 長屋光征君。    〔農林委員会委員長 長屋光征君登壇〕 ◆農林委員会委員長(長屋光征君) 農林委員会に審査を付託されました議案二件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 まず、議案の概要を申し上げます。 予算関係議案といたしまして、議第七十号の令和五年度岐阜県一般会計補正予算のうち歳出予算補正については、当委員会所管として、総額二十九億九千九百六万円の増額となっております。 その主な内容としましては、農政部関係では、近年多発する集中豪雨に備え、農業水利施設の防災対策や主要道路の迂回路として機能する農道などを整備するための経費として四億円を計上するものであります。 また、林政部関係では、豪雨災害を防止するため、災害に強い林道の整備を進めるとともに、山地防災力の強化を図るため、災害リスクの高い箇所などにおける治山施設を整備する経費として六億円を計上するものであります。 なお、当委員会所管の繰越明許費については、経営体育成基盤整備事業費など七事業を計上し、債務負担行為補正については、加子母地区加子母防災ダム改築工事など追加が十二件、深谷地区遠方監視システム新設工事など変更が三件であります。 次に、条例その他の議案としましては、議第九十五号の畜産研究所豚舎建築工事の請負契約についての一件であります。 採決の結果、議第七十号のうち歳出予算補正農林委員会関係、繰越明許費中農林委員会関係及び債務負担行為補正農林委員会関係並びに議第九十五号の各案件については、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 なお、審査の過程において執行部から各議案の説明を受け、質疑を行いました。その主なものを申し上げます。 飛騨牛の和牛日本一奪還に向けた飼料実証試験の内容について質疑があり、今回の補正予算では令和九年の北海道大会に出品する牛が生まれる時期に間に合うように、今年の年末から子牛百二十頭にたんぱく質量の多い飼料を与え、令和七年の秋頃に肉の歩留まりへの効果を検証するものであると答弁がありました。 また、再整備を行う畜産研究所豚舎の防疫水準について質疑があり、今回整備する施設は、外部環境に影響されないよう窓がない密閉性の高い構造とするとともに、餌やりや排せつ物の処理の自動化と、豚舎出入口に専用シャワー室を配備するなど、防疫水準を高めた施設としていると答弁がありました。 以上、農林委員会の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 ○議長(野島征夫君) 土木委員会委員長 恩田佳幸君。    〔土木委員会委員長 恩田佳幸君登壇〕 ◆土木委員会委員長(恩田佳幸君) 土木委員会に審査を付託されました議案六件の審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。 まず、議案の概要を申し上げます。 予算関係議案としまして、議第七十号の令和五年度岐阜県一般会計補正予算のうち歳出予算補正については、当委員会所管として、総額二百二十七億九千百二十四万六千円の増額となっております。 その主な内容といたしましては、県土整備部関係では、自然災害への備えとなる防災・減災対策や老朽化したインフラ施設安全確保対策の経費など、合計二百十二億四千六百十九万二千円を計上するものであります。 都市建築部関係では、災害時にも機能する緊急輸送道路等の整備や県営都市公園の魅力向上のための施設再整備を実施するための経費など、合計十五億四千五百五万四千円を計上するものであります。 なお、当委員会所管の繰越明許費については、道路新設改良費など十一事業を計上し、債務負担行為補正については、令和四年発生県道乗鞍公園線災害復旧工事など追加が二十六件、令和五年発生公共土木施設災害復旧工事など変更が三件であります。 次に、条例その他の議案としましては、議第九十一号 岐阜県県営住宅条例の一部を改正する条例についてなど五件であります。 採決の結果、議第七十号のうち歳出予算補正土木委員会関係、繰越明許費中土木委員会関係及び債務負担行為補正土木委員会関係、議第九十一号から議第九十四号並びに議第九十七号の各案件については、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定をしました。 なお、審査の過程において執行部から各議案の説明を受け、質疑を行いました。その主なものを申し上げます。 緊急輸送道路等の整備のうち、岐阜駅城田寺線の整備について質疑があり、地元からの、当該箇所が渋滞し非常に危険との意見を踏まえ、車道及び歩道を拡幅する事業を行っているとの答弁がありました。 また、養老公園再整備に伴う長寿命化計画更新業務の内容について質疑があり、長寿命化計画は十年間の計画を五年ごとに更新するものであり、昨年度から今年度にかけて整備された新たな園内施設を本計画に追加するものであるとの答弁がありました。 以上、土木委員会の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 ○議長(野島征夫君) 教育警察委員会委員長 藤本恵司君。    〔教育警察委員会委員長 藤本恵司君登壇〕
    教育警察委員会委員長(藤本恵司君) 教育警察委員会に審査を付託されました議案一件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 まず、議案の概要を申し上げます。 議第七十号の令和五年度岐阜県一般会計補正予算のうち歳出予算補正については、当委員会所管として、総額六千三百五十七万六千円の増額となっております。 その主な内容としましては、教育委員会関係では、農林水産省所管国庫補助事業の採択を受けたことに伴い、県立農業高校において農業のスマート化に対応した高度な実験・実習装置を整備するための経費として一千五百万円を計上するものなどであります。 警察本部関係では、先般、長野県で警察官が銃撃され殉職する事件が発生したことを受け、初動対応する地域警察官の安全確保のため、不足する防弾チョッキ、防弾ヘルメット、防弾盾を増強する経費として四千二百五十二万六千円を計上するものなどであります。 なお、当委員会所管の債務負担行為補正については、多治見警察署庁舎改築工事の追加が一件、岐山高等学校校舎改築工事など変更が四件であります。 採決の結果、議第七十号のうち歳出予算補正教育警察委員会関係及び債務負担行為補正教育警察委員会関係については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において執行部から各議案の説明を受け、質疑を行いました。その主なものを申し上げます。 県立農業高等学校における農業のスマート化に関して質疑があり、岐阜農林高等学校など四校でICT対応のトラクターやコンバインなどを計五台導入するとの答弁がありました。 以上、教育警察委員会の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 ○議長(野島征夫君) ただいまから議第七十号から議第七十二号まで及び議第八十七号から議第九十六号まで並びに請願第六号を一括して採決いたします。 お諮りいたします。各案件を各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、各案件は各委員長報告のとおり決定いたしました。 ただいまから議第九十七号並びに請願第五号及び請願第七号から請願第九号までについて討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。十二番 中川裕子君。    〔十二番 中川裕子君登壇〕 ◆十二番(中川裕子君) それでは討論を行います。 まず初めに、議第九十七号、徳山ダム上流域の山林取得ですが、今回は十七筆、三千九百三十五万円余で取得するものです。これは旧徳山村村民が自身の土地に立ち入るための取付け道路の整備の約束がほごにされ進められているため、公有地化事業そのものに反対をいたします。 続いて、請願に移ります。 請願第五号 「健康保険証の存続を求める意見書(案)」の採択を求める請願、請願第七号 「健康保険証」の存続を国に求める意見書提出の請願、請願第八号 健康保険証の廃止をしないよう求める意見書を政府に送付することを求める請願書、これらはいずれも健康保険証の存続を求めるものですので、一括して申し上げます。 今回、三団体からそれぞれ様々な視点で問題点が出されているように、来年秋の廃止について、延長・中止を求める声が大きくなっております。マイナンバーの誤情報ひもづけは、総点検の中間報告を合わせますと八千件以上に上っております。データ登録一つでも誤りがあることは、命に関わることです。全国保険医団体連合会は、医療者は共有データの信憑性を疑わないといけなくなると、この問題に対して声明を出されているように、メリットとして医療の質の向上が説明をされていますが、実態は医療ミスを招きかねず、非常に深刻な問題だと思われます。 利用者、ユーザーにとってどうなのかといいますと、マイナ保険証による資格確認件数は、六月以降三か月連続で減少しています。マイナ保険証の利用率は、現在五割を割り込んでいるという状況です。マイナ保険証のメリットだと言われている共有データの閲覧状況も連続して減少しており、国民にはほとんど使われておりません。現在、九五%が現行の保険証を利用している中で、この健康保険証を廃止して、使われていないマイナ保険証に来年秋から一本化するということこそ非現実的な対応です。 また、介護施設入所者や障がいがある方など、様々な理由でマイナカードを所有・管理できないケースが想定されていないことも問題です。デジタル化は安全性・正確性とともに、誰一人取り残さないユーザーの利便性向上が前提であるべきですが、むしろその枠から排除される存在を生み出しているのが現実であり、根本的にスタート地点が間違っているのではないかと感じます。 こうした問題に対し、政府はマイナ保険証を持たない保険資格者全てに資格確認書を一律送付するという新たな方針を出し、不安の払拭に努めているということですが、そうであるならば、なぜ現行の健康保険証を廃止しなくてはならないのか説明ができない事態となっております。現行の健康保険証を存続すれば問題ないのではないでしょうか。この問題は、国民皆保険制度の崩壊につながりかねません。現在、政府は廃止時期の見直しについて、総点検後に対応するとしていることから、この時期に現行保険証の存続を求める意見書を採択することは非常に重要です。請願の採択と意見書の提出を主張いたします。 続きまして、請願第九号、インボイス制度の実施を一旦中止することを求める請願についてです。 現在、請願提出者である岐阜県商工団体連合会は、県内各地でインボイス制度の説明会を開催されていますが、その反響は想定以上であり、どの会場も人が入らず、大きい会場に変更しないといけない状況だそうです。対象となる県内の事業者、県民の皆さんの不安と戸惑いの表れであると私は感じます。 消費税は赤字でも課税されます。異常な物価高騰の中で、実質、さらなる増税であるインボイスは、値上げできない中小・小規模事業者にとって廃業の危機を招きかねません。さらに、これまで以上の物価高騰も引き起こしかねず、結果として全国民の生活を直撃するものになります。 こうした問題を受け、事業者だけでなく、反対の声は広がっております。インボイス制度を考えるフリーランスの会によるオンライン署名は、先月、九月三十日現在で、国内最多のオンライン署名数五十四万人を超えました。コロナ禍と物価高騰から地域経済を守り、発展させる役割である地方自治体にとっても非常に深刻な問題です。中止・延期・見直しを求める意見書は、シルバー人材センター関連を含め、全自治体の二割に当たる三百六十七自治体に上っております。今月からインボイス制度が導入されましたが、中止・延期を求める声はこのように日に日に大きくなっており、この県議会としても請願を採択すべきと思います。 以上、請願四件について採択を求め、討論を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(野島征夫君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 ただいまから議第九十七号並びに請願第五号及び請願第七号から請願第九号までを起立により一括して採決いたします。 お諮りいたします。各案件を各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(野島征夫君) 起立多数であります。よって、各案件は各委員長報告のとおり決定いたしました。…………………………………………………………………………………………… ○議長(野島征夫君) 日程第三を議題といたします。 追加提出議案に対する知事の説明を求めます。知事 古田 肇君。    〔知事 古田 肇君登壇〕 ◎知事(古田肇君) おはようございます。 本日追加提出いたしました議案につきまして御説明申し上げます。 議第百一号は、人事委員会委員の任期満了に伴い、岡本知彦委員を再任するため、同意を求めるものでございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(野島征夫君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議第百一号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案を直ちに採決することに決定いたしました。 ただいまから議第百一号 人事委員会委員の選任同意についてを採決いたします。 お諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決定いたしました。…………………………………………………………………………………………… ○議長(野島征夫君) 日程第四を議題といたします。 ただいまから県議第十六号 地方財政の充実・強化を求める意見書についての案件に対する提出者の説明を求めます。十九番 安井 忠君。    〔十九番 安井 忠君登壇〕 ◆十九番(安井忠君) 県議第十六号 地方財政の充実・強化を求める意見書について、提案者を代表いたしまして意見書発案の趣旨を御説明いたします。 今、地方公共団体には、急激な少子・高齢化に伴う、医療・介護など社会保障への対応や子供・子育て政策の強化、人口減少下における地域活性化対策はもとより、デジタル化、脱炭素化、物価高騰対策など極めて多岐にわたる役割が求められているところであります。 これらに対応する地方財政について、政府は令和三年度の地方一般財源の水準を令和六年度まで確保するとしていますが、それをもって増大する行政需要に十分対応し得るのか、大きな不安が残されています。 よって、令和六年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政基盤の確立に向けて、一、社会保障関係経費の増加をはじめ、公共施設の老朽化対策や物価高騰対策など地域の実情に応じた財政需要を地方財政計画に的確に反映し、地方の安定的な行財政運営に必要な一般財源総額を十分に確保すること。特に地方交付税については、臨時財政対策債を縮減した上で、その総額を適切に確保すること。 二、地方創生の実現に向けて、国と地方が一体となって息の長い取組を継続かつ主体的に推進するため、地方財政計画の「地方創生推進費」「地域社会再生事業費」及び「地域デジタル社会推進費」を継続・拡充するとともに、子供・子育て政策の強化に必要な財源について、地方財政措置を含め確実に措置すること。 三、臨時財政対策債につきましては、その廃止や地方交付税の法定率引上げを含めた抜本的見直しを行うこと。また、これまでに発行された臨時財政対策債の償還財源を確実に確保することについて措置されることを強く求めるため、国に意見書を提出したいと考えております。 どうか議員各位の賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、意見書発案の趣旨説明といたします。 ○議長(野島征夫君) お諮りいたします。県議第十六号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案を直ちに採決することに決定いたしました。 ただいまから県議第十六号を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ただいまから県議第十七号 軽油引取税の課税免除措置の継続・恒久化を求める意見書についての案件に対する提出者の説明を求めます。二十七番 国枝慎太郎君。    〔二十七番 国枝慎太郎君登壇〕 ◆二十七番(国枝慎太郎君) 県議第十七号 軽油引取税の課税免除措置の継続・恒久化を求める意見書について、提案者を代表して意見書発案の趣旨を御説明させていただきます。 軽油引取税の課税免除措置については、国民生活や対象事業者への影響等を勘案し、令和三年度税制改正において、令和五年度末まで免税措置が講じられています。 この措置により、索道事業者がスキー場で使用する圧雪車をはじめ、砕石場内の機械類や農林業用機械等に使用される軽油に対し、軽油引取税の課税が免除されており、燃料価格が高止まりする中で、厳しい経営環境に置かれている地方の事業者においては、免税軽油制度の継続は経営安定上不可欠なものになっております。 そのため、もし課税免除措置が廃止されれば、本県の冬季観光の重要な柱であるスキー場の経営や、砕石業者等の商工業、農林業等の経営が圧迫されるなど、地域経済全体に深刻な影響を及ぼすことが懸念されるところであります。 よって、広範な産業への影響を考慮し、軽油引取税の課税免除措置を令和六年度以降も継続されるとともに、その恒久化についても検討されるよう強く求めるため、国に意見書を提出したいと考えております。 どうか議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、意見書発案の趣旨説明といたします。 ○議長(野島征夫君) お諮りいたします。県議第十七号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案を直ちに採決することに決定いたしました。 ただいまから県議第十七号を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ただいまから県議第十八号 農福連携の促進を求める意見書についての案件に対する提出者の説明を求めます。二十八番 長屋光征君。    〔二十八番 長屋光征君登壇〕 ◆二十八番(長屋光征君) 県議第十八号 農福連携の促進を求める意見書について、提案者を代表し、意見書発案の趣旨を御説明いたします。 農福連携は、農業経営の継続・発展と障がい者の社会参画を実現する取組として全国に拡大しつつあります。 国では、令和元年に「農福連携等推進ビジョン」を取りまとめ、令和六年度末までに農福連携に取り組む主体を新たに三千創出するとの目標を掲げています。また、全都道府県が加盟する農福連携全国都道府県ネットワークの会長県である本県においても、「ぎふ農福連携アクションプラン」を策定して全庁的な取組を進めています。 しかしながら、農福連携を知っている農業者の割合は約一〇%にとどまり、ノウフクJASの取組も国民に広く認知されていない状況にあります。 また、ハローワークを通じた障がい者の農林水産分野への就職率は全体の三%にとどまっており、農林水産事業者・障がい者双方のニーズにきめ細かく対応していく必要があります。 よって、農福連携のさらなる促進を図るため、一、農福連携に対して、国民一人一人が参画・応援する国民的な運動として機運の醸成を図ること。 二、農福連携を始めようとする農林水産事業者が障がい者を受け入れる試行的取組にかかる経費に対する支援制度やノウフクJASの認証取得・更新に対する支援制度の創設、障がい者が働きやすい環境整備に対する支援の充実など、農福連携に取り組む事業者への支援の充実を図ること。 三、相談窓口や共同受注窓口の設置・運営、農林水産事業者と福祉事業所とのマッチング等を行うコーディネーターの活動、農林水産事業者の下で行う無業の若者等の就労体験、特別支援学校の農林水産業に係る職業教育など、都道府県等を主体とする取組への支援を充実するとともに、国において十分な財政措置を講ずることについて措置されるよう強く求めるため、国に意見書を提出したいと考えております。 どうか議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、意見書発案の趣旨説明といたします。 ○議長(野島征夫君) お諮りいたします。県議第十八号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案を直ちに採決することに決定いたしました。 ただいまから県議第十八号を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。…………………………………………………………………………………………… ○議長(野島征夫君) 日程第五 議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣については、岐阜県議会会議規則第百二十四条第一項の規定により、お手元に配付の議員派遣決定書(案)のとおり決定いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(野島征夫君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、お手元に配付の議員派遣決定書(案)のとおり決定いたしました。…………………………………………………………………………………………… ○議長(野島征夫君) これをもって、提出されました案件は全て議了いたしました。よって、令和五年第四回岐阜県議会定例会を閉会いたします。 △午前十時四十九分閉会 …………………………………………………………………………………………… △閉会式     〔一同起立〕 △事務局長(山田恭君) ただいまから閉会式を行います。 議長から挨拶をいただきます。    〔議長 野島征夫君登壇〕 ○議長(野島征夫君) 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位には、九月十四日より二十二日間にわたる本定例会会期中、提出されました議案をはじめ、当面する県政の諸課題について終始熱心に御審議を賜り、ここに全ての案件を議了することができました。議員並びに執行部各位におかれましては、議事運営に格別の御協力をいただきましたことを心から御礼申し上げます。 さて、オール岐阜で準備が進められております各種の文化活動を全国規模で発表、共演、交流し、誰もが多彩な文化芸術に親しむことができる祭典「清流の国ぎふ」文化祭二〇二四が開催まで残り一年余りとなってきております。本県の魅力や清流文化を全国に発信するとともに、次世代に伝える絶好の機会であるこの文化祭を成功させるため、県民一丸で開催機運を醸成しなければならないと考える次第であります。 結びに、議員並びに執行部各位におかれましては今後とも県勢発展のため、一層の御協力をお願い申し上げまして閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。    (拍手) △事務局長(山田恭君) 知事から挨拶をいただきます。    〔知事 古田 肇君登壇〕 ◎知事(古田肇君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方におかれましては、提出案件につきまして終始熱心に御審議を賜り、誠にありがとうございました。 また、本日は予算、条例その他を可決いただくとともに、人事案件の選任同意をいただき、改めて御礼申し上げます。 さて、今月は県庁舎のミナモホール、清流ロビー、さらにはぎふ結のもり、OKBぎふ清流アリーナなどを活用して様々な催しを開催いたします。明後日の七日、八日には、高円宮妃久子殿下の御臨席を仰ぎ、国主催の住生活月間中央イベント、住まいフェスin岐阜が開催されます。また、当日は関係団体や岐阜市と共にぎふ住宅フェア二〇二三を併せて開催いたします。これらを通じて、持続可能な住環境や脱炭素社会の実現に向け、取組を進めてまいります。 また、今月二十八日、二十九日には、コロナ禍で中止しておりました本県として最大規模の行事、農業フェスティバルを四年ぶりに開催いたします。同時に、全国農福連携マルシェinぎふを開催し、農福連携の全国的な認知度向上を図ってまいります。 さらに、議長からも先ほどお触れになられましたが、来年度は「清流の国ぎふ」文化祭二〇二四及び清流の国ぎふ総文二〇二四を開催する文化イヤーであり、アフターコロナ時代に向けて清流文化を力強く創造・発信してまいります。 議員各位におかれましても、これらの取組について引き続き御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 以上をもちまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。    (拍手) △事務局長(山田恭君) これをもちまして閉会式を終わります。…………………………………………………………………………………………… 議長      野島征夫 副議長     田中勝士   六番    牧田秀憲  十一番    小川祐輝  十四番    澄川寿之 二十三番    布俣正也 二十八番    長屋光征...