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岐阜県議会
>
1997-09-01
>
09月18日-01号
10月02日-03号
10月01日-02号
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岐阜県議会 1997-09-01
09月18日-01号
取得元:
岐阜県議会公式サイト
最終取得日: 2024-09-08
平成 9年 9月 定例会(第4回) (開会式に先立ち、岐阜県
交響楽団
による
議場コンサート
が行われた。) [
一同起立
] △
事務局長
(
酒向紀輝
君) ただいまから、開会式に先立ちまして岐阜県
交響楽団
によります
議場コンサート
を行います。楽団員の皆様が入場されます。どうか拍手でお迎えください。 (
楽団員入場
・拍手) △
事務局長
(
酒向紀輝
君)
中本議長
がご
あいさつ
いたします。 [議長
中本貞実
君登壇] ○議長(
中本貞実
君) ご
あいさつ
申し上げます。本日は本会議に先立ち、この議場におきまして「
議場コンサート
97」を開催する運びとなりました。この催しは、県議会が一層県民に親しまれ開かれたものであることを願うとともに、平成十一年に県内で開催されます「第十四回
国民文化祭ぎふ
99」に向け、岐阜県の
芸術文化
の振興の機運を盛り上げることを目的として企画したものでございます。 音楽は心を弾ませると申しますし、また癒してもくれます。この
議場コンサート
の名曲の調べにより、二十一世紀に向けて
県勢発展
のために、執行部と議会との間に
協調和音
が鳴り響き、さらに本会議が活発となりますことを願っております。僅かな時間ではありますが、この議場におきまして深まりゆく秋のひとときを、県民のオーケストラとして親しまれております岐阜県
交響楽団
の調べに耳を傾け、
芸術文化
への理解を深めていただきますことを念願するものであります。 この
議場コンサート
を開催するに当たり、議員の皆さん並びに知事初め執行部の
皆さん方
に深い御理解を賜り、さらには岐阜県
交響楽団
に格別の御協力を賜りましたことに感謝を申し上げまして、私のご
あいさつ
とさせていただきます。ありがとうございます。 (拍手) △
事務局長
(
酒向紀輝
君) 御着席ください。 [
一同着席
] △司会(林弘子君) それでは、
議場コンサート
を開演いたします。 岐阜県
交響楽団
の指揮者
田中陽治
さんを御紹介いたします。拍手でお迎えください。 (
指揮者入場
・拍手) △司会(林弘子君) 本日は、岐阜県
交響楽団
の皆様に演奏をしていただきます。 曲目は、お手元の
プログラム
にありますように、「軽
騎兵序曲
」、「
ハンガリア舞曲
第五番」、「シンコペーティド・クロック」、「
スラブ舞曲
第八番」、「
ラデッキー行進曲
」、以上私たちになじみのあるクラシック五曲です。 演奏時間は約二十分です。それではお願いいたします。 (演奏・拍手) △司会(林弘子君) ありがとうございました。これをもちまして
議場コンサート
を終了いたします。 岐阜県
交響楽団
の皆様、本日はありがとうございました。 (拍手) △司会(林弘子君) このあと、開会式が始まるまでしばらくお待ちください。 (指揮者及び
楽団員退場
・
開会式準備
) …………………………………………………… △開会式 〔
一同起立
〕 △
事務局長
(
酒向紀輝
君) ただいまから開会式を行います。 〔議長
中本貞実
君登壇〕 ○議長(
中本貞実
君) 開会に当たり、一言ご
あいさつ
を申し上げます。 本日、平成九年第四回
岐阜県議会定例会
が招集されましたところ、
議員各位
におかれましては御多忙の中、御参集をいただき開会の運びとなりましたことは、まことに喜ばしく存じます。 本定例会に提出されます各案件は、平成九年度岐阜県
一般会計補正予算
を初めいずれも重要な案件でありますので、十分御審議くださいますようお願い申し上げます。
議員各位
並びに執行部の皆様には、議事が円滑に運営できますよう御協力をお願いいたしまして、開会のご
あいさつ
といたします。 (拍手) 〔知事 梶原 拓君登壇〕 ◎知事(梶原拓君) 開会に当たり、一言ご
あいさつ
申し上げます。
議員各位
には、御多忙の中を御参集いただきましてまことにありがとうございます。今議会に上程いたします案件は、平成九年度
補正予算
を初めといたしまして合計三十一件ございますが、いずれも重要な案件でございます。慎重に御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようにお願い申し上げまして、ご
あいさつ
とさせていただきます。 (拍手) △
事務局長
(
酒向紀輝
君) 開会式を終わります。御着席ください。 〔
一同着席
〕 …………………………………………………… △
議事日程
(第一号) 平成九年九月十八日(木)午前十時開議 第一
会議録署名議員
の指名について 第二 会期の決定について 第三 議第九十五号から議第百二十二号まで 第四 平成八年度岐阜県
公営企業会計決算
の認定について ……………………………………………………… △本日の会議に付した事件 一 日程第一
会議録署名議員
の指名について 一 日程第二 会期の決定について 一 日程第三 議第九十五号から議第百二十二号まで 一 日程第四 平成八年度岐阜県
公営企業会計決算
の認定について ……………………………………………………… △
出席議員
五十二人 一番
大西啓勝
君 二番
岩花正樹
君 三番
野村保夫
君 五番 渡辺猛之君 六番 駒田 誠君 七番
足立勝利
君 八番 藤墳 守君 九番
酒向憲造
君 十番
松岡憲郎
君 十番
西戸正三
君 十二番
中尾一明
君 十三番
市川尚子
君 十四番
不破照子
君 十五番
戸部一秋
君 十六番
木股米夫
君 十七番 原 保治郎君 十八番 早田 純君 十九番
安田謙三
君 二十番
尾藤義昭
君 二十一番
早川捷也君
二十二番
近松武弘
君 二十三番
渡辺儀造
君 二十四番
玉田和浩
君 二十五番
加藤一夫
君 二十六番 伊佐地 金嗣君 二十七番 中村 慈君 二十八番 菅沼 武君 二十九番
平野恭弘
君 三十番 岡田 脩君 三十一番
高井節夫
君 三十二番
白橋国弘
君 三十四番
岩井豊太郎
君 三十五番
渡辺信行
君 三十六番 小川 豊君 三十七番
伊藤延秀
君 三十八番
山下運平
君 三十九番
山田忠雄
君 四十番
宮嶋和弘
君 四十一番
田口淳二
君 四十三番
加藤利徳
君 四十四番 殿地 昇君 四十五番
中本貞実
君 四十六番 高田藤市君 四十七番
松野幸昭
君 四十八番 坂 志郎君 四十九番
新藤秀逸
君 五十番
古川利雄
君 五十一番 今井田 清君 五十二番 猫田 孝君 五十三番
船戸行雄
君 五十四番 木村 建君 五十五番
松永清蔵
君 ……………………………………………………… △職務のため出席した
事務局職員
の職氏名
事務局長
酒向紀輝
事務局次長
宮脇俊次
議事調査課長
長屋 勝
議事調査課総括課長補佐
小川博俊
同
課長補佐
久保田善男
同
課長補佐
高橋良夫
同 主査
富田武司
同 主任
小川恵美
……………………………………………………… △説明のため出席した者の職氏名 知事 梶原 拓君 副知事 森元恒雄君 副知事 桑田宜典君 出納長 藤田幸也君
総務部長
高橋新蔵君
知事室長
原 敏君
総合政策局長
棚橋 普君
科学技術振興センター所長
丹羽吉夫君
総務部次長
富田 潔君
企画部長
奥村和彦
君
企画部次長
高木正弘君
民生部長
山田正孝
君
民生部次長
篠田和美君
衛生環境部長
本間 泉君
環境局長
川瀬雅信君
衛生環境部次長
沼波 豊君
商工労働部長
大下政司君
商工労働部次長
奥村寛治
君
農政部長
森井季雄君
農政部次長
岩崎幸宏君
林政部長
宮地省一君
林政部次長
服部利弘君
土木部長
齋藤 博君
都市住宅局長
小島秀俊君
土木部次長
藤吉邦男君
開発企業局長
船坂勝美君
開発企業局次長
渡辺忠雄
君 副出納長
棚瀬文晴
君
選挙管理委員会委員長
宮川晴男君
人事委員会事務局長
岡安賢二君
代表監査委員
川添正幸君
監査委員事務局長
藤浪秀憲君
地方労働委員会事務局長
井戸武正君
教育委員会委員長
森 省三君 教育長 日比治男君
教育次長
各務 斉君
教育委員会管理部長
芝田政之君
警察本部長
中村正則
君
警察本部総務室長
石田裕康君 ……………………………………………………… △九月十八日午前十時二十八分開会
○議長(
中本貞実
君) ただいまから平成九年第四回
岐阜県議会定例会
を開会し、本日の会議を開きます。 …………………………………………………… ○議長(
中本貞実
君) 日程第一
会議録署名議員
の指名についてを議題といたします。 お諮りいたします。この定例会の
会議録署名議員
に、十番
松岡憲郎
君、十三番
市川尚子
君、二十四番
玉田和浩
君、二十七番
中村慈君
、四十番
宮嶋和弘
君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
中本貞実
君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれ指名のとおり決定いたしました。 …………………………………………………… ○議長(
中本貞実
君) 諸般の報告をいたします。 書記に朗読させます。 (書記朗読) 議案の提出について 知事から、本日付をもって、議第九十五号 平成九年度岐阜県
一般会計補正予算
ほか二十七件の議案の提出がありました。 平成八年度岐阜県
公営企業会計決算
の認定について知事から、本日付をもって、
地方公営企業法
第三十条第四項の規定により、
監査委員
の
審査意見書
を添え、平成八年度岐阜県
水道事業会計決算書
ほか二件の決算書の提出がありました。
専決処分
の報告について 知事から、本日付をもって、
地方自治法
第百八十条第二項の規定により、報第二十
号損害賠償
の額を定めることについてほか三件の
専決処分
の報告がありました。 環境の状況及び環境の保全・創出に関する報告について 知事から、本日付をもって、岐阜県
環境基本条例
第九条の規定により、環境の状況及び環境の保全・創出に関する報告の提出がありました。
定期監査
結果等の報告について
監査委員
から、平成九年七月二十八日付をもって、
地方自治法
第百九十九条第九項の規定により
定期監査
の結果について、同日付及び平成九年八月二十八日付をもって、同法第二百三十五条の二第三項の規定により
出納検査
の結果についての報告がありました。 …………………………………………………… ○議長(
中本貞実
君) 日程第二 会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。この定例会の会期は、本日から十月八日までの二十一日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
中本貞実
君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から十月八日までの十一日間と決定いたしました。 …………………………………………………… ○議長(
中本貞実
君) 日程第三及び日程第四を一括して議題といたします。 提出議案に対する知事の説明を求めます。知事 梶原 拓君。 〔知事 梶原 拓君登壇〕 ◎知事(梶原拓君) 本日提出いたしました議案の説明に先立ち、
財政環境等
につきまして若干申し述べたいと存じます。 第三回定例会でも触れましたように、先般、国においては
財政構造改革
の
推進方策
が閣議決定され、
地方財政
についても国と同一基調で歳出の抑制を図ることが要請されるなど、
本県財政
を取り巻く環境は今後大きく変化し、一段と厳しさを増していくものと考えられます。
バブル経済
が崩壊し、低迷する
経済情勢
の中で、本県においては、平成四年度以来数次にわたる
経済対策
を打ち出し、県民の御要望の強い道路、農道、林道などの
県単独建設事業
や
学校建設事業
、
各種施設整備事業
などの
公共投資
を積極的に拡充し、また、
中小零細企業
に対する
金融対策等
の充実や新産業・企業家の
育成支援
など、県経済の活性化、雇用の確保、
生活基盤
の向上に努めてまいりました。 この結果、交通・福祉・教育・
文化施設
や、
産業構造
などの立ちおくれも解消しつつありますが、
経済不況
が意外に長引き、税収の回復が予想以上におくれたこともあり、地方債の残高が累増し、各種の積立金も減少しております。 幸い、
本県財政
は今日まで健全性を維持しておりますが、近年の
景気対策
に伴う
追加予算措置
をベースとする規模をこのまま継続いたしますと、今後、一気に
財政構造
が悪化するおそれがあります。本県では、これまでも第一次
行財政改革
で平成二年度までに
職員定数
の五%に当たる二百六十三人を削減するとともに、
県単独補助金
の一割カットや、公社等の経営の総点検を実施いたしました。また、第二次
行財政改革
では、夢そだて重点・点検項目の設定や施策の複合化、
横割り複合予算
の確立を図ったほか、
事務事業
の総点検により、平成十二年度までに五百九十七人分の
事務事業
を削減し、新規・
重点事業
に充当できるように措置するなどの実績を上げてまいりました。しかし、現下の厳しい
財政環境等
を踏まえまして、本年度から第三次
行財政改革
として、さらなる改革に取り組んでいるところでございます。この改革は、単に
借入金残高
の増大や、基金の減少に対応するためのものではなく、二十一世紀に向けて
財政的体力
を維持し、さらに、効率的で信頼できる県行政を確立することによって、より「便利な、元気な、安らかな」の三つの「な」と「美しい、温かい、楽しい」の三つの「い」の
ダブル三拍子
を備えた「日本一住みよい
ふるさと岐阜
県づくり」を実現するという、明るい展望を切り開くものであります。 今後とも、
健全財政
を堅持することにより、二十一世紀も元気で楽しい豊かな岐阜県であり続けることができると考えております。そのため、二十一世紀までの残された期間は、集中的な
行財政構造改革期間
といたしまして、県行政みずからの簡素化・効率化に努めるとともに、限られた財源の中で新しい時代の要請に応じ、施策の見直しを図っていくことが必要であります。このため、組織の再編、経費の徹底節減、
公共工事
の
コスト縮減
など
行財政改革
の一層の推進を図るとともに、県税や
地方交付税
、
外部資金
などの
歳入確保対策
にも一層努力する所存でございます。 なお、国においては、
財政構造改革
のためにさまざまな検討がなされておりますが、
公共投資
は
社会資本整備途上
にある地方に重点配分されるよう、他県と連携して今まで以上に強く働きかけるとともに、地方の
固有財源
である
地方交付税
や
道路整備
の推進に不可欠な
道路特定財源
の確保を強く求めていく所存であります。 それでは、本日提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 今回、御審議願います案件は、
予算関係
六件、
条例関係
六件、その他の案件十六件、決算の認定三件、合計三十一件であります。 まず、議第九十五号 平成九年度
一般会計補正予算
についてでありますが、今回の
補正予算
は冒頭に申し上げた国、地方を通ずる厳しい
財政環境
の中、
防災緊急対策経費
、
交通事故緊急防止対策経費
など緊急を要する事業を中心に適切な対応を図ったものでありまして、その主な事項を中心に御説明を申し上げます。 第一は、安心して暮らせる岐阜県づくりであります。 安全な暮らしの確保につきましては、昨年の秋に実施した防災総点検の結果に基づき、危険箇所の
緊急的改修
を実施するため、
崩落決壊防止事業費
の大幅な拡大を図るとともに、急
傾斜地崩壊対策事業
や
住宅宅地関連
、
下水道関連
の
治水施設
の整備など、治山・
治水対策
及び
災害対策費
を増額し、県土の
安全確保
を図ります。また、新たに
山地災害
に関する
情報収集
のため、ボランティアで活躍する
山地防災ヘルパー
を育成し、
山地防災体制
の整備・強化を図ります。 次に、本年度の県下における
交通死亡者数
を見ますと、八月末現在で対前年一五・二%、二十二人の増でございまして、全国第四位の増加数となっておりまして、憂慮すべき事態であります。このため、
緊急防止対策
として、信号機の設置、
車両用灯器
の大型化など
交通安全施設整備事業
を拡大、充実するとともに、
高齢者等
の夜間の
交通事故防止
に役立つよう、夜間、光に反射する
防災対策用ウエア
を各警察署に備えつけるなど、交通安全についての
普及啓発活動
を展開いたします。 さらに、最近、児童・生徒に対する連れ去り、
いたずら等
の事件が急増しておりますが、こうした犯罪を未然に防ぐため、危険を感じた子供が容易に駆け込み、助けを求めることができる「子ども一一〇番の家」を通学路の理髪店、ガソリンスタンド、
コンビニエンスストア等
に依頼し、全国に先駆けて設置を促進いたします。 次に、生涯を通じた
健康づくり
につきましては、医療を最前線で支える看護婦の
確保対策
が
医療体制整備
の中でも緊急の課題でございまして、
勤務環境改善
や
宿舎施設
の整備、
看護婦等養成所施設整備
などへの助成の拡充を図ります。また、
救急医療情報システム
にO-一五七の
診療情報
を追加し、
診療体制
の充実を図るとともに、
病院群輪番制病院
や、
医療施設近代化
のための
施設整備
、
理学療法士等養成所
の整備に対する助成を大幅に拡大いたします。 また、
生きがい福祉
の推進につきましては、
重度心身障害者
や
母子家庭等
を対象にした県単独の
福祉医療助成
において、
被用者本人
の負担率の引き上げや外来の薬剤費の一部
負担導入
など、
医療保険制度
の改正に伴い増加が見込まれる
自己負担額
について、新たに
公費助成
の対象といたします。 また、
手話奉仕員等
の
頸肩腕--首
と肩と腕でございますが、その
障害対策
として講習会を開催するほか、
飛騨地域
において、新たに在宅の
重症心身障害児等
を対象にした
通園事業
を開始いたします。さらに、
老人保健施設
や
老人性痴呆疾患療養病棟
の整備、保育所や
地域子育て支援センター整備等
に対する助成の拡大など、最重要施策である
総合福祉
を一層充実いたします。 第二は、便利に活動できる岐阜県づくりであります。 まず、
総合交通体系
の整備につきましては、新高速三道の整備を初めとする
幹線道路
の
整備促進
や、これら
幹線道路
への
連結道路
や
生活道路
の整備を引き続き図ってまいります。また、二〇〇五年
国際博覧会
の愛知県開催決定に対応いたしまして、観光客の県内誘導を図るために、
アクセス道路
の確保や
発生交通量
の予測等を内容とした
万博関連道路調査
を実施するほか、最先端の
情報通信技術等
を活用した二十一世紀の新しい
高度道路交通システム
について調査・研究をいたします。 次に、
情報化対策
の推進につきましては、新たに通産省、郵政省が共同で実施する
先進的情報通信システムモデル都市構想事業
の指定を受け、可児市が
都市型CATV
を活用する
モデル事業
に対して助成するとともに、宮川村が行う
移動通信用鉄塔施設整備事業
、国府町が行う
光ファイバー網
を使った
情報基盤
の
整備事業
に対しても新たな助成を行います。また、本県が進めている
ハイビジョン王国
・岐阜、
マルチメディア工房
・岐阜などの
事業成果
を生かし、貴重な文化財を
マルチメディア映像
で記録、保存する
デジタルアーカイブ構想
の一層の推進を図るとともに、ソフトピアジャパン、
VRテクノジャパン等
の事業との連携や
欧州企業
の本県への誘致を目的に、
EVA--欧州電子博物館会議--
を開催することとし、その
準備経費
を計上いたします。 第三は、快適な生活を楽しめる岐阜県づくりであります。 良好な
自然環境
の保全は「日本一住みよい
ふるさと岐阜
県づくり」の基本であり、こうした観点から、
公共下水道事業費
や
過疎代行下水道事業費
を増額するとともに、
河川浄化事業
や
河川パトロール
の強化等により、快適な
生活環境づくり
に努めます。 また、本県の代表的な植物の変遷を把握するため
特定植物群落調査
を実施するほか、
花フェスタ記念公園
や養老公園の整備を促進するとともに、
平成記念緑
のふれ愛広場についても
用地取得費
などを増額いたします。 さらに、
安房トンネル
の開通にあわせ、
広告景観
の向上を初めとする美しい
郷土づくり
を目指した県民運動の立ち上げを広く展開するとともに、美しい
むらづくりモデル地区特別整備事業
や、
農村活性化住環境整備事業等
により、
農村地域
における良好な
景観形成
や
宅地整備
を図ります。 また、新たに県下三カ所で大気中の
ダイオキシン濃度
の測定を行うとともに、廃棄物の
不法投棄対策パトロール
を強化するほか、加茂・
可児地域
を対象に、住民、事業者、行政が一体となって
資源循環型システム
を構築するゼロ・
エミッション構想
の推進を図るため、通産省の指定を受け、
エコタウンプラン推進計画
を策定いたします。 第四は、活力があふれる岐阜県づくりであります。 まず、活力ある
地域づくり
として、瑞浪市に建設する
先端科学技術体験センター
の
実験プログラムソフト等
の制作に着手するとともに、あわせて
体験ミュージアム
の
構想調査
を進めます。また、個性豊かな
地域づくり
を推進する
地域個性形成事業
や、都市と山村との交流を促進し山村の活性化を図るため、市町村が行う森林とのふれあい
環境整備事業等
による
施設整備
に対して助成します。 さらに、本県が有する
地場産業等
を観光の対象として積極的に活用する方策を調査・研究するため、
産業観光研究会
を設置するとともに、
外国人観光客
の誘致を図るための
計画づくり
を近県とも連携しながら進めるほか、平成十年度に開催される
地域伝統芸能フェスティバル
、
伝統工芸品月間国民会議全国大会
に向けて
広報宣伝等
の準備を進めます。 さらに、産業の振興につきましては、
農林業対策
として、引き続き中
山間地域
における
農業生産基盤
や
生活環境基盤
の
総合的整備
を図るため、県営中
山間地域農村活性化総合整備事業
を積極的に推進するとともに、
野菜価格安定対策事業
、
地域養豚振興特別対策事業
や、米の
生産調整
の
実効性確保
のため転作の
地域調整
を行う、いわゆるとも補償への助成を拡大いたします。 また、
市町村等
が
木材処理加工施設等
の整備を行う
経営基盤強化林業構造改善事業
や、
木材製品
の安定的、低
コスト供給システム
の構築を図るための
木材流通合理化特別対策事業
、さらに、
消費者ニーズ
に即した
木材製品
を供給するための
木材直送等流通近代化促進事業
に対する助成を拡大いたします。このほか、上流域と下流域の住民の協力により
森林整備
を進めるため
計画策定費
に対する
助成制度
を新設するなど、農林業の生産性の向上と農山村の活性化を図る施策を充実いたします。 さらに、
商工業対策
におきましては、まず、
中小企業等
への
金融支援策
として、
経済変動対策資金
にO-一五七
関連緊急融資枠
十億円を加えるほか、産業の
空洞化対策
として、
繊維産業
を対象に技術の高度化や新分野への進出を支援するための
活性化計画
を策定いたします。また、高山市街で
自動ゲートつき駐車場整備
による商店街の活性化を促進するとともに、商工会や
商工会議所等
の活動をきめ細かく支援いたします。また、
先端産業
の誘致により県経済の一層の活性化を図るため、
知識産業立地促進事業費補助金
の
補助対象業種
に新たに「
VR技術関連産業
」を追加するとともに、
補助限度額
を三億円から五億円に引き上げます。 さらに、
雇用対策
としては、
認定職業訓練校
への助成を拡大するとともに、
中小企業
が労働力を確保するために行うシンボルマークや
プロモーションビデオ
の作成などの
イメージアップ事業
に対しても助成をいたします。 一方、
人づくり
の推進につきましては、まず、
青少年対策
として、青少年保護育成条例の見直し・検討を行い、
有害図書類
や
有害刃物等
の販売規制の強化などに取り組むとともに、
マルチメディア
を活用した登校拒否児童に対する教育指導等のあり方を調査・研究するほか、専門医による巡回教育相談事業の充実を図ります。 さらに、学校施設についても災害復旧工事のほか、屋内運動場の耐震補強改修工事や校舎のひさしや配管改修工事など緊急を要する事業を中心に適切な対応を図ってまいります。 以上の歳出予算に伴う財源として、公共事業の追加等に伴う国庫支出金二十五億円、
地方交付税
三十一億円、繰越金三十七億円のほか、諸収入の二億円が主なものとなっております。 次に、議第九十六号から議第百号までは特別会計の
補正予算
であります。 議第九十六号は、水道事業会計において、東濃用水道の送水本管布設がえ工事経費を計上する等のため、議第九十七号は、
中小企業
振興資金貸付特別会計において、繰越金の確定と高度化資金貸付金の増額等のため、議第九十八号は、病院事業会計において、岐阜病院の院外処方せんの実施による薬品費の減額等のため、議第九十九号は、県営住宅特別会計において、繰越金の確定と償却充当準備基金への積立金の増額等のため、議第百号は、流域下水道特別会計において、幹線管渠工事費を増額する等のため、それぞれ所要の補正を行うものであります。 次に、その他の議案について御説明申し上げます。 議第百一号から議第百六号までは条例の改正でありまして、議第百一号は、退職手当及び期末勤勉手当の一時差しどめ制度の新設等を行うため、議第百二号は、ソフトピアジャパンセンターに別館、通称「アネックスビル」を設置するため、議第百三号は、国営土地改良事業に係る国の財源措置の確定に伴い地元負担率の暫定引き下げを継続するため、議第百四号は、都市計画地方審議会の委員の増員を図るため、議第百五号は、屋外広告物の規制を強化する等のため、議第百六号は、公営住宅法の改正に伴い、県営住宅の家賃の算定方式を現行の建築費等を基準にした固定家賃方式から応能・応益方式に変更する等のため、それぞれ関係条例を一部改正するものであります。 また、議第百七号から議第百二十二号まではその他の案件でありまして、工事の請負契約の締結及び変更、パーソナルコンピューターの取得、
平成記念緑
のふれ愛広場用地の取得、県美術館の美術作品の取得、県営住宅の明け渡し等を求める訴えの提起、一般国道百五十八号の一部である通称「
安房トンネル
」を有料道路とする改築工事の予算等の変更協議について、それぞれ議決を求めるものであります。 次に、決算の認定を求める案件につきましては、水道事業会計、工業用水道事業会計及び病院事業会計の平成八年度決算につき、議会の認定をお願いいたしております。 以上をもちまして提出案件の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。 …………………………………………………… ○議長(
中本貞実
君) お諮りいたします。議案精読等のため、明日から九月三十日までの十二日間、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
中本貞実
君) 御異議なしと認めます。よって、明日から九月三十日までの十二日間、休会とすることに決定いたしました。 …………………………………………………… ○議長(
中本貞実
君) 以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。 十月一日は午前十時までに御参集願います。 十月一日の日程は追って配布いたします。 本日はこれをもって散会いたします。 △午前十時五十分散会 ……………………………………………………...
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