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  1. 長野県議会 2022-12-14
    令和 4年11月定例会危機管理建設委員会-12月14日-01号


    取得元: 長野県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 4年11月定例会危機管理建設委員会-12月14日-01号令和 4年11月定例会危機管理建設委員会 危機管理建設委員会会議録(その3) ●招集年月日時刻及び場所   令和4年12月14日(水)午前10時30分、議事堂第5委員会室に招集した。 ●出席した委員の氏名    委 員 長            堀 内 孝 人    副委員長            大 畑 俊 隆    委  員            服 部 宏 昭      同              宮 本 衡 司      同              続 木 幹 夫      同              清 水 正 康      同              清 水 純 子      同              高 村 京 子 ●欠席した委員の氏名    な し ●説明のため出席した者の氏名  (建設部)    建設部長            田 中   衛
       建設部次長           小 松 誠 司    建築技監兼建住宅課長     塩 入 一 臣    リニア整備推進局長       斎 藤 政一郎    参事(高規格幹線道路整備推進担当)兼道路建設課長                    青 木 謙 通    参事兼砂防課長         林   孝 標    参事兼都市・まちづくり課長   高 倉 明 子    建設政策課長          小 池 広 益    道路管理課長          栗 林 一 彦    河川課長            川 上   学    施設課長            久保田 達 也    技術管理室長          坂 口 一 俊    公営住宅室長          樋 口 公 昭    リニア整備推進局次長      片 桐   剛  (危機管理部)    危機管理監                五十嵐萬寿男    危機管理部長               前 沢 直 隆    危機管理部次長兼参事(ワクチン接種担当) 諏 訪 孝 治    消防課長                 柳 沢   剛    新型コロナウイルス感染症対策室長     髙 野 雅 彦    危機管理防災課長             血 脇 秀 明 ●付託事件   12月12日に同じ ●会議に付した事件 (建設部関係)   12月12日に同じ (危機管理部関係)   1 付託事件のうち1、16、36、46   2 危機管理部関係所管事務一般について ●開議時刻 午前10時26分 ●堀内委員長 開会を宣した。  ▲日程宣告    前半 建設部関係の審査    後半 危機管理部関係の審査  ▲議題宣告建設部関係)    付託事件及び所管事務一般を一括して議題とした。    最初に、昨日の清水正康委員の質疑について、坂口技術管理室長から発言を求められておりますので、理事者の説明を許可した。 ◎坂口一俊 技術管理室長 昨日、清水正康委員から、スライド条項対象工事数についての御質問がありましたので、それについてお答えします。スライド協議申請工事数は、10月末時点で52件と昨日説明させていただきました。その対象となる工事件数は、全体で868件、割合としますと6%となります。内訳としましては、繰越工事が306件、今年度発注しました工事は562件でございます。ただ、スライド条項の適用につきましては、残工事の工事費の1%を超える工事が対象となるということで、県ではそれを把握することはできませんので、あくまでも可能性のある最大の数字ということでお願いしたいと思います。説明は以上でございます。 ○堀内孝人 委員長 委員の質疑等発言を許可した。 ◆高村京子 委員 おはようございます。3日目で大変皆様御苦労さまでございます。  まず、資料4でございまして、この方向は本当に歓迎をいたします。それで、私が気になるのは、生活環境の改善ついてですが、お風呂の設置状況で、撤去するときにお風呂を今まで自分で設置していた人は撤去しなければいけないということが、まだされているのか。何か協議の上で設置したお風呂をそのまま置いておくとか、そういう個々の状況に応じた協議はしていただけるのかどうか。お風呂の設置していないところに設置している事業を進めていただいておりますが、設置してしまった人が退去するときに撤去しなさいと言われる状況についてどのようになっているのかお願いいたします。 ◎樋口公昭 公営住宅室長 県営住宅の浴槽の整備の関係の御質問をいただきました。委員の御指摘にありましたように、私どもとしますと、平成26年からお風呂場を造ってはあったんですけれども、御自分で設置してくれという住戸に対しまして、一般的にいわゆるユニットバス化という形で整備を進めております。今年度で、希望されない方は別ですが、希望されている方や必要なところにつきましては、まず整備が一旦終わったところでございます。整備の際に、従来からあった浴槽ですとか、御自分で入れた浴槽につきまして、工事中に撤去ということになりますと、当然工事が入りますので、その際には撤去しないと工事に入れません。そこはそういう形で行っていると思いますし、浴槽がない施設につきましては、一旦これで必要なところに整備が終わりましたので、今、委員さんが言われたように、今度撤去する方が風呂を自分でまた持ち運びしなければいけないといった事例は今後起こらないかと思っております。 ◆高村京子 委員 ありがとうございます。浴槽の設備をほとんど希望者のところでは終了してきているということで、この事業、感謝いたします。それで、そういった今まで設置した方に不利益がない対応をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に資料5でございます。このことも大変歓迎いたしまして、ありがとうございます。それで、午後の危機管理の分なのかもしれないんですけれども、国道254号、松本トンネルなんですが、ラジオが入らないんです。それで、トンネルの中で交通渋滞になったりして止まったりしたときの情報が入らないということがあるんですけれども、この状況は、他のトンネルではどうですか。その整備はラジオの電波が入るということが大事だと思いますが、その辺はどんな状況でしょうか。 ◎栗林一彦 道路管理課長 トンネル内のラジオの受信の状況のお話ですけれども、ラジオにつきましては、最近はあまりラジオ再放送設備はつけていないんです。当時は長いトンネルだとか交通量の多いトンネルでラジオ再放送設備をつけていた経過ございますが、最近はつけておりません。今、ラジオ再放送が使えるトンネルがどれくらいあるか、把握してございませんが、それよりも今は、どちらかというと携帯電話が使えるようにするという動きがむしろ強くて、そこは携帯電話会社さんといろいろと連携しながら徐々に進めているところでございます。 ◆高村京子 委員 ありがとうございました。そうすると、高齢者とか、携帯を持っていない人は困るので、その辺のところは、もうしばらくはラジオも必要ではないかと思いますので、御検討をお願いしたいと思います。これは希望にしておきます。  次ですが、資料14ですが、これはこれでいいんですけれども、このように復旧工事だけではないんですが、いろいろやっていただいているところです。災害復旧ということですので、資料22になると思いますが、このように災害が多発している中で復旧工事に大変力を入れていただいております。こんな中で、11月28日に建設業協会との懇談で、点在する小規模復旧工事の発注について、何か所か合冊ということで、複数の工事を一つの事業者が受け入れて対応していただいていることが増えているということなんです。こういった中では、一般管理費の部分がカットされているのではないかということで、8割がこういう小規模事業者で、利益が出なかったというお訴えがございました。この辺はどのように受け止めて、今後どのように改善していただけるのかどうか伺いたいと思います。 ◎坂口一俊 技術管理室長 昨日、清水純子委員のところでも同じような質問が出ております。委員おっしゃるとおり、協会から、今の河川の災害復旧の工事を合冊してやらないと間に合わないという観点から、合冊して工事を行っているんですけれども、合冊しますと、一般管理費は調整するということが全国的なルールになっております。そこで利益が出ないというところが、一般管理費の問題もあるかどうかも含めて、現場の工事の施工方法が、設計で発注している我々の積算と異なる部分の方が影響が大きいというところで、協会と我々が一致した意見となっております。現状を把握して、その中で積算方法とかの見直しも含めて、連携して検討していくことになっております。 ◆高村京子 委員 ありがとうございます。こういった災害が多発しますと、地域で小規模でも頑張っている事業者も参入していただいて、そこでしっかり安全でいいお仕事をしていただくためには、管理費も含めて、またどのように仮設現場の費用が盛られないだとか、工事区間ごとに状況がまた異なると思いますので、しっかりそこら辺の状況を受け止めて契約に生かしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、資料23になります。盛土のところでございますが、これはいいんです。来年の元旦から始まるということで、それに向けて河川のしゅんせつですとかリニアトンネルからの排出土です。発生土の持って行き場は、どうなるのかという大きな不安が建設関係からもありますし、また、地域住民からもあると思います。お示しいただきましたリニアのところで、27ページですけれども、最近の動きということで御報告いただいておりますが、トンネルから出る排出土が974万リットルということなんです。昨日、続木委員からもお話がありましたけれども、私も大変深刻に受け止めております。それで、候補地34か所のうち、県は19か所が土砂災害等の恐れがあるという認識をお持ちなんですけれども、そのうち18か所は明らかにしているんですが、1か所、12月1日の信毎では明らかにされていない。地名が黒塗りで出されていて、市町村や地元との調整に著しい支障を及ぼす恐れがあるためとしておりますけれども、ここの考えはどういうことなんでございますか。その後、状況の変化はあるんでしょうか。 ◎片桐剛 リニア整備推進局次長 12月1日の信毎の記事のところの黒塗りになっている箇所でございますけれども、この箇所につきましては、市町村のほうで話をしている中で、計画の範囲がまだはっきりと決まらないところでございます。そういったところ、計画がまだ動いている中で、危険箇所に当たるか当たらないかというのも、その計画次第でまた変わってくるような状況も生じてきます。また、それによりまして、特定の場所というのが決まってきている状況もございますので、そういったことが今段階で分かると、今後地権者の方と調整していく中で支障が出るという判断しておりまして、そこのところは黒塗りで情報公開したという状況でございます。 ◆高村京子 委員 それで、ここに27ページのところでお示しいただいたところは16か所となっているんですが、全体では34か所ということで、そのうち19か所が土砂災害の恐れがある県が指定している地質の状況ということなんです。南木曽町の12件ですが、土石流、土砂の氾濫する危険があるということで、土石流危険区域ということでもございますし、そのほかの19か所がそういった危険があるという状況なんです。昨日も続木委員に対する御答弁が、安全な計画となるように指導すると。場合によっては設計の検討なんかも含めて安全になるように指導するんだということなんですけれども、一方では法律による制限ではなく、こうした場所を避けるよう特に求めてはいないとおっしゃるんです。盛土の長野県の条例というのは、県民の皆さんが盛土から危険や不安がないように県がきちんとチェックしますと、この姿勢だと思うんです。この姿勢との違いなんですが、私は納得いかないんですけれども、この地域は危険な状況なんですということで、県も一緒に考えるとか、どうしたらいいかということを市町村や住民の皆さんや関係者と一緒に考えるという姿勢が必要ではないかと思っているんですが、ここのところはぜひ斎藤局長に伺いたいと思いますがよろしいでしょうか。 ◎斎藤政一郎 リニア整備推進局長 危険な区域のある盛土の状況に対しての県の対応ということかと受け止めております。地域の皆様が不安に感じる部分、多々ございます。また、それは形状であったり、盛土の形状の部分もあれば、構造の問題もあり、また、おっしゃるような地形ですとか立地する場所、様々ございます。そういう中で、一緒に考えるという幅のある中では県も加わってきております。一番は、JR東海事業者として、そういった立地、計画の大きさ、それからまた安全性のことも含めて地元にしっかり説明していくということが事業者としてまず必要になっておりますし、その中で地元の声を市町村もお聞きして、まだ不安の声もあるといいうことです。そういうやり取りを自治会レベルですとか地元の大変住民皆さんに近いところのレベルですとか、市町村によっては地元の皆さんの勉強会ですとか、質問できる場ですとか、市町村のほうでも設定もしますし、また、JR東海のほうでも説明する場所を設けて、様々な設定もありますけれども、県もなるべく、そこに出席もしまして情報もお聞きしながら、また、その中で住民の皆さん市町村からの意見なども踏まえて、JR東海に、しっかり説明はこうしたほうがいいという詳しい説明を求めたり、そういう形でしっかり加わってきております。県の立場としましても、許認可も持っていますし、そういう中でも安全性については十分に両方の意見を聞きながらJR東海にもしっかりその辺りを求めていくという立場でやっております。 ◆高村京子 委員 ありがとうございます。ぜひ、最終的には何かあった場合には、私は県の責任にならないようにお願いしたいと思っているんです。私ども建設委員会で熱海の土砂災害の現場を見させていただき、また、犠牲になられた皆様に慰霊の気持ちもささげてきたところですけれども、続木委員も言ったように、今、第三者による検証を行っています。法律家による指導助言とか、技術専門家による指導助言ということで、振り返り事業をしっかりとやっているんです。今度こういうことは起こさないようにということなんです。なので、私は、盛土条例、元旦から始まりますけれども、それに対応した専門家チェック機能といいますか、もちろん県の職員さんもプロフェッショナルでいらっしゃいますけれども、専門家の意見も広く聞いて、日常的に常設で対応できるという機構が私は必要だと思っております。  それともう一つは情報公開です。これだけ、約1,000万立方の土砂が、どのようにどの地域に盛土されるのかということの情報公開はないわけです。なので、危機管理建設委員会に情報ですとか、信濃毎日新聞が書いてもらっているような地域はこういった危険があるところですということも含めて、県民も一緒に、私どもも一緒に考えられる情報公開が必要だと思いますが、ぜひそういう情報公開、御努力願いたいと思いますが、いかがですか。まず、土砂についてです。約1,000万立方の持って行き場の、ここは16か所ですけれども、全体では34か所あると言われておりますが、そこの情報公開をお願いしたいと思うんですがいかがでしょうか。 ◎斎藤政一郎 リニア整備推進局長 情報公開につきましても、危険な地域がどこかということの情報は、防災の情報としてのお知らせもしていることもございまして、一番は、まず地元の皆さん、それから地元の皆さんの安全をしっかり担っている市町村さん、それに当然県もリニアに限らずですけれども安全面の上でやってきていると思います。また、リニアの部分につきましては、今後明らかになるところも出てきますけれども、まず一番心配なさるであろう地元の方ですとか、そこをよく御説明もしながら理解していただく部分ですとか御心配な部分にまたお答えするとか、そういうことを積み重ねていって、決定した箇所というところになりますと、事業者であるJR東海から県のほうにも連絡も入りまして、こういう場所ですということはお知らせしてきております。ですので、それぞれの経過がある中ですけれども、お知らせできるタイミングはその都度ですけれども、なるべく情報は出していただくということが必要だということで私たちも取り組んでおります。 ◆高村京子 委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。それともう一つ、水源のことがうんと心配なんです。工区のこれからの進め方についても最後のページでお示しいただいておりますけれども、トンネル掘削の影響が出始めているのではないかと思うんです。南木曽町の観測井戸55の観測記録を見ますと、年々この水位が低下しているということをおっしゃる方がいます。既に深部の地下水においては、トンネル掘削の影響が出始めているのではないかということで、真摯な結果分析及び検討が必要だということを言われておりますが、大鹿村ですとかあるいは豊丘村、その辺も含めて非常に変化が出てきているということで、非常にトンネルからの湧水等の減少なんかも心配している専門家もいるんですけれども、毎月データをチェックしていただいていると思います。ここでの変化等はどのようにお受け止めになっているか、まず、南木曽のところだけでも結構ですので、水量の変化についてはどのように受け止めておられるかお願いいたします。 ◎片桐剛 リニア整備推進局次長 南木曽における水量の変化ということでございますが、南木曽地区においては、まだトンネル掘削自体がまだ開始されておりません。そんな中で、その水位が低下しているというお話ですが、その辺の因果関係については分かりかねるところでございます。 ◆高村京子 委員 それでは困ると思います。岐阜県の山口工区ということで、かなり進んでおります。それに対して、こちら側の南木曽のほうの水量が落ちているという専門家のデータ、県で示していただいているデータからいっても、水量が落ちていると心配しているんです。どういうことなのかということを常にチェックしていただいて、変化を見ていただきたいと思います。  もう一つは、大鹿村や豊丘村についても、全体に水量や水位が下がる傾向が見えるということを、ある専門家も言っているんです。そういった状況をチェックしていただきたいと思います。それと、水源の調査の記録の欠測が多いということが大鹿村のところで言われておりますが、記録が欠測されているということは御存じでしょうか、認識されているでしょうか。 ◎片桐剛 リニア整備推進局次長 観測している中で欠測というのが生じているということがあることは認識しております。 ◆高村京子 委員 企業局のほうも、命の水ということで、本当に災害時の対応も含めまして、この水を全県的に支援していくということで事業もやっていただいているんです。それで、本当に水源を守るということは、私どもの命と暮らしを守っていくということで最大の課題だと思うんです。もう少し神経を澄ましていただいて、ここに対する対応をお願いしたいと思っております。  リニアについて最後なんですが、今度、12月21日に市町村長JR東海幹部との意見交換が行われるということです。そういう中身的に、おかしいのではないかと思っている研究者もいますし、住民の皆さんの不安や疑問もあるわけですけれども、リニア推進という立場の方もいらっしゃる。だけれども、一方では不安に思っていらっしゃる方もいるわけで、県というのは、県民全体の奉仕者、県民全体の利益のためにということで、私ども委員会に対しても、こういう疑問や不安もあるとか、一方ではリニア推進のこういう御意見もある、両方併記でいいと思うんですけれども、情報を私ども委員にも教えていただきたいと思います。そんなことで、ぜひ県民全体の利益の奉仕者ということの中で、県のリニアの姿勢を求めたいと思いますが、斎藤局長も一言お願いいたします。 ◎斎藤政一郎 リニア整備推進局長 情報をなるべくいろいろな形でお出ししていくということについては、私たちもしっかり受け止めまして、適宜情報というものは、大変御心配されている方もいらっしゃる中で、求めにもお応えしながら対応していきたいと考えております。また、JR東海にもそういったことを、私たちも常々知事も含めまして、住民の皆さんの思いをしっかり地域に寄り添っていただいて対応ということも常々申し上げてきておりまして、その点からも、改めてJR東海にもお願いしていきたいと思います。 ◆高村京子 委員 という姿勢をぜひお願いしたいと思いますし、私はリニア推進ということではなくて、リニアについて県民全体の奉仕者としてリニア問題を受け止めて対応していくという姿勢が大事だと思いますので、お願いしたいと思います。  最後でございますが、第3期森林税の基金の活用につきまして、道路への倒木防止事業、これも事業ではないかと思うんです。今20か所、この5年間でということだと思うんですが、これに対する進捗状況と、基金からどのくらいの額が、令和4年度のできるだけ今年度の状況も含めて御報告いただける活用の金額と状況を教えていただきたい。もう一つが、間伐整備事業ですけれども、令和3年度からは、県は78か所、市町村で100か所という目標になっているのではないかと思うんですが、その辺の進捗状況と基金からの活用額について伺いたいと思います。 ◎栗林一彦 道路管理課長 森林税を活用した木の伐採の事業の関係でよろしいでしょうか。木の伐採の関係は、我々道路管理課関係では、委員がおっしゃった倒木防止事業と、あと観光地景観整備事業、二つやっておりましたが、今年は観光地景観整備事業だけでして、道路の倒木防止関係は予算はついてございません。これまでの実績でいきますと、倒木関係については、令和元年が6,000万、令和2年度が4,500万、昨年度が1,000万という形で、今年はなかなか予算づけがない状況でございます。今年についている観光地景観整備事業については、400万の予算で2か所実施してございます。 ◆高村京子 委員 河畔林整備事業は、これはこちらではお答えいただけない中身でしょうか。お願いいたします。 ◎川上学 河川課長 森林税を活用した河畔林整備事業ということでお答えさせていただきたいと思いますが、河畔林整備のほうは、県の管理する河川と市町村さんのほうで管理していただいている河川とございまして、金額でいきますと、R3年度の実績ですけれども、これは2年の繰越分も含めてになっておりますが、全体で47か所、9,850万ほどを使わせていただいて整備をしております。R4年度につきましては、11か所、2,000万を予定して今進めているところでございます。 ◆高村京子 委員 今回、森林税の第4期の実施をということで議案が出されておりますが、建設部においては、この事業は引き続きやっていきたいということ、あるいは、さらに何か拡大したいとか、何かそういう来年以降に向けて森林税のことが出されていますけれども、建設部のお考えをお聞きしたいと思います。 ◎栗林一彦 道路管理課長 道路の関係でいきますと、私どもとしては、引き続き観光地景観整備と、あと道路倒木防止事業をやっていきたいという意向はあったんですけれども、今、協議している段階では、なかなか倒木のほうは、ほかの使途がいろいろあるということで、財源の確保がなかなか厳しいという状況を聞いてございます。観光地のほうは引き続き継続できそうですので、そこはしっかりとやっていきたいと考えてございます。 ◎川上学 河川課長 河畔林整備のほうでございますけれども、先日もお答えしたとおりで、市町村の関係の準用河川において、まだまだやる箇所があるということで、市町村さんからも御要望をいただいている状況でございます。引き続き河畔林の整備の関係については、特に市町村さんの部分について御要望もいただいているところでございますので、継続させていただきたいと建設部としては考えております。 ◆高村京子 委員 市町村関係のところで、私も森林税の関係と国の森林環境譲与税との関係は活用できるかどうか分かりませんが、森林環境譲与税につきましては、約18億円ほど来るのではないかと思うんです。なので、市町村事業については、市町村にお願いできるのではないかとこのように思っておりますので、研究していただきたいと思います。  最後に、栗林課長さんから、観光地景観整備事業森林税でやっていきたいという御希望寄せられましたけれども、私の希望とすれば、森林税とは関係なしにしていただいて、道路の木製ガードレールが15年以上とか、いっとき県として木製ガードレールをかなり観光の目玉としてもやった時期がありまして、そこがかなり老朽化しているんです。安全対策の上からも、あるいは木材活性化からも、林務部と力を合わせていただきまして、観光地とは言いませんが、木製ガードレールの改修、これ今どうなっているのか、今後の見込み等はどうか、お教えていただきたいと思いますが。 ◎栗林一彦 道路管理課長 木製ガードレールのお尋ねでございます。木製ガードレール、全県で約20キロぐらい設置されておりますけれども、委員のおっしゃるとおり、経年によって傷んできているところがございます。我々といたしましては、観光地の景観に配慮して、原則的には劣化した場所は、木製は木製に更新するという形で対応しておりますが、地形や地質の条件によってはすぐにまた傷んでしまうというところもあって、なかなかメンテナンスのお金もかかるものですので、そういったところは費用対効果を勘案した上で、地元の了解も得たところは木製のところを金属に替えるというところも中にはございます。具体的には妻籠宿の木製ガードレールは、費用対効果の面とか、あとは地元の了解も得たということで、木製を金属に替えたというところもございます。そのように柔軟に対応していく考えでございます。 ◆高村京子 委員 木製ガードレールでできるところは長野県らしさということでやっていただき、安全が第一ですので、劣化したところは改修をぜひお願いしたいと思っております。  以上です。ありがとうございました。 ○堀内孝人 委員長 ほかに御発言もあろうかと思いますが、以上で質疑を終局したいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、質疑を終局いたします。  ただいまから議案の採決に入ります。  最初に、第1号「令和4年度 長野県一般会計補正予算(第4号)案」中、第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中の歳出 第9款 土木費 第2条「第2表繰越明許費補正」中の一部、第3条「第3表 債務負担行為補正」中の一部について採決いたします。  本案、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第8号「県営住宅等に関する条例の一部を改正する条例案」について採決いたします。  本案、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第13号「「中日本高速道路株式会社が行う有料道路新設に関する協議について」の変更について」採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第14号「「有料道路事業の実施について」の変更について」採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第15号「一般国道158号道路改築工事(狸平)変更請負契約の締結について」採決いたします。
     本件、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第16号「主要地方道長野菅平線道路改築工事(菅平下)変更請負契約の締結について」採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第17号「一般県道村山綿内停車場線道路改築工事(福島)変更委託契約の締結について」採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第18号「令和2年公共土木施設災害復旧工事(足瀬3工区)請負契約の締結について」採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第19号「令和2年公共土木施設災害復旧工事(足瀬1工区)変更請負契約の締結について」採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第20号「指定管理者の指定について」採決いたします。  本件、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、第26号「令和4年度長野県一般会計補正予算(第5号)案」中、第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中の歳出 第9款 土木費 第2条「第2表 繰越明許費補正」中の一部 第3条「第3表 債務負担行為補正」中の一部について採決いたします。  本案、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  ただいまから、請願及び陳情の審査を行います。当委員会に付託されております建設部関係の請願・陳情を一括して議題といたします。過日、お手元に配付いたしました審査資料を御覧願います。  建設部関係の請願・陳情は、請願新規分1件、陳情継続分18件、新規分53件であります。  なお、審査に際し、継続審査とする旨の御発言をされる場合は、なるべくその理由を一緒に述べていただくようお願いいたします。また、願意が複数ある請願及び陳情で、その一部が採択できないために継続審査と決定する場合は、付記事項として請願者及び陳情者に通知することについて、その都度お諮りすることとしたいと思いますので、御了承願います。  新規の請願の審査を行います。  請第37号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この請願の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま、継続との御意見がありましたので、請第37号については継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  以上で請願の審査を終局いたします。  陳情の審査を行います。  審査手順について、あらかじめお諮りいたします。最初に継続となっております18件の陳情を、続いて新規の陳情53件について順次審査をお願いしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  まず、継続分の審査を行います。  継続分の審査に当たっては、9月定例会以降、状況に変化のないものについては一括して審査を行い、状況に変化のあるものについては取り出して審査を行うことといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  それでは、継続審査となっております陳情18件について、状況に変化がありましたら理事者から御説明願います。 ◎小池広益 建設政策課長 継続分の陳情のうち、陳第730号「社会資本整備総合交付金(除雪事業)の制度について」の状況に変化がございましたので御説明申し上げます。令和4年12月9日に、国の豪雪地帯対策基本計画の変更が閣議決定されました。この基本計画におきまして、除雪事業などの豪雪地対策への国の財政上の措置が新たに明記され、予算確保の方向性が示されました。  その他、継続分の陳情17件につきまして、状況の変化はございません。 ○堀内孝人 委員長 ただいま状況に変化があるとされました陳第730号につきまして、取り出して審査いたします。  理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま、採択との御意見がございましたので、陳第730号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  それでは、特に状況に変化のない陳情17件を一括して審査いたします。  お諮りいたします。陳第53号、陳第208号、陳第212号、陳第258号、陳第294号、陳第303号、陳第477号、陳第507号、陳第524号、陳第667号、陳第674号、陳第692号、陳第693号、陳第708号、陳第709号、陳第711号及び陳第713号については、引き続き、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  続いて、新規の陳情の審査を行います。まず、陳第762号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま、採択との御意見がございましたので、陳第762号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第764号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について、質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第764号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第770号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第770号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第776号及び陳第808号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕
     本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第776号及び陳第808号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第779号及び陳第811号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第779号及び陳第811号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第791号及び陳第823号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第791号及び陳第823号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第801号及び陳第833号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第801号及び陳第833号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第802号及び陳第834号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第802号及び陳第834号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  ただいま、継続審査とするに決定いたしましたが陳情者に通知する付記事項につきましては、いかがいたしましょうか。       〔「一任」と呼ぶ者あり〕  御意見がありませんので、委員長案として、3については、引き続き慎重に検討する必要があるため、現状で採択することができないといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第803号及び陳第835号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。  理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第803号及び陳第835号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第804号及び陳第836号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  それでは、この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第804号及び陳第836号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第805号及び陳第837号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第805号及び陳第837号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第806号及び陳第838号は願意が同一ですので、一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第806号及び陳第838号については採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第840号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。
          〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第840号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第841号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第841号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第842号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第842号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第843号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第843号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第844号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第844号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第845号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第845号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第846号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第846号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第847号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第847号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第848号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第848号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第849号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第849号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第850号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。
          〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第850号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第851号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第851号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第852号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第852号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第856号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第856号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第857号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第857号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第858号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第858号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第859号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第859号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第860号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第860号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第861号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第861号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  ただいま継続審査とすることに決定いたしましたが、陳情者に通知する付記事項につきましては、いかがいたしましょうか。       〔「一任」と呼ぶ者あり〕  御意見がありませんので、委員長案として、1については、引き続き慎重に検討する必要があるため、現状では採択することができないといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第862号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第862号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  ただいま継続審査とすることに決定いたしましたが、陳情者に通知する付記事項につきましては、いかがいたしましょうか。
          〔「一任」と呼ぶ者あり〕  御意見がありませんので、委員長案として、2については、引き続き慎重に検討する必要があるため、現状では採択することができないといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第863号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第863号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第864号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第864号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  次に、陳第865号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第865号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第866号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第866号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第867号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第867号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第868号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第868号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第869号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第869号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第870号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第870号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第871号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第871号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第885号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。
        〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第885号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第886号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「継続」と呼ぶ者あり〕  ただいま継続との御意見がありましたので、陳第886号については、継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  次に、陳第888号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。     〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑等ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。     〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第888号については、採択すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  以上で陳情の審査を終局いたします。  以上をもちまして、建設部関係の審査を終局いたします。  午後1時30分まで休憩を宣した。 ●休憩時刻 午前11時35分 ●再開時刻 午後1時26分 ○堀内委員長 再開を宣した。  ▲日程宣告    危機管理部関係の審査  ▲危機管理部関係付託事件の報告    予算案1件、陳情3件  ▲議題宣告危機管理部関係)    付託事件及び所管事務一般を一括して議題とし、議題に関連して、理事者の説明を求めた。 ◎前沢直隆 危機管理部長 別添、部長説明要旨に基づき説明した。 ○堀内孝人 委員長 第1号「令和4年度 長野県一般会計補正予算(第4号)案」中、第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中、歳出 第2款 総務費中の危機管理部関係について、理事者の説明を求めた。 ◎柳沢剛 消防課長 議案及び予算説明書により説明した。 ○堀内孝人 委員長 理事者から発言を求められていたので、これを許可した。 ◎柳沢剛 消防課長 別添資料1「第3期長野県強靱化計画について」及び資料2「消防防災ヘリコプターに係る訴訟の状況について」により説明した。 ◎髙野雅彦 新型コロナウイルス感染症対策室長 別添資料3「新型コロナウイルス感染症への対応経過について」により説明した。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 別添資料4「長野県総合防災訓練等の実施結果及び市町村減災トップセミナーの開催について」により説明した。 ○堀内孝人 委員長 委員の質疑等発言を許可した。 ◆服部宏昭 委員 では、一つだけお願いします。消防防災ヘリの訴訟、これは前からずっとチェックしてきておりますけれども、その後、あまり進展がないということでしょうか。 ◎柳沢剛 消防課長 それぞれ主張を続けておりまして、ヘリの整備に関する証拠等をそれぞれ整理して説明するということで双方続けております。なかなかそれが、ユーロテック社側のほうの説明もまだまだ十分に尽くしている状況ではございませんので、まだ時間がかかると考えております。 ◆服部宏昭 委員 きっと、まだ時間がかかるなんていうものではない。将来的にも相当かかる。  それから、コロナの感染の非常事態宣言を出したり、いろいろしていますけれども、実際、お子さん方も集団でかかったり、お年寄りの施設もかかったりしていますが、県庁の中もいろいろなことがあったりしています。実際、県下はどんな状況なんですか。北海道もかなり多かったし、長野県も多い部類になっています。それらに対して、さきほど対策等も少しお話がありましたけれども、その対応等についても今の範囲でお願いします。 ◎髙野雅彦 新型コロナウイルス感染症対策室長 コロナの現状の感染状況ということのお尋ねでございます。現状、長野県の感染状況につきましては、1週間ほど前までは、委員の御指摘のとおり、北海道、東北各県と並んで、言わば感染の先頭を走るような形でございましたが、1週間たちまして昨日時点では、感染拡大にブレーキがかかったという状況で、今は横ばいで推移しております。一方で、これまで感染が見られなかった西日本の地域で感染も広がりつつある状況にございます。  それから、県内の施設や学校での感染状況につきましては、これもちょうど1週間前ほどがピークだと思いますけれども、介護施設を中心に集団発生事例が数多く発生しておりました。学校、保育園等でも同じような状況が続いていたということでございます。 ◆服部宏昭 委員 それで、感染の対応を前はきちんと発表もしたり、きちんと対応はしていたと思うんですけれども、大分緩んできているのではないかと思うんです。何かいろいろな会合等、我々も大分多少はいいよというようなことになってきている状況だと思いますし、県のほうでは、その体制は決して緩めたりはしていないんですか。しっかり感染対策を取れということでやっておるのか、その辺を少しお聞きしたいと思う。 ◎髙野雅彦 新型コロナウイルス感染症対策室長 県としての取組ということのお尋ねでございます。今現在、県といたしましては、県民の皆様に重症化リスクの高い方とそれ以外の方で対応を分けてお願いしてございます。重症化リスクの高い方につきましては、最大限の警戒をしていただきたい、それから体調が悪くなったら速やかに受診していただきたい、一方、それ以外の方につきましては、御自身が人にうつすかもしれないという前提に立って、めり張りのある行動、適切な感染対策を取っていただきたい旨、広報を継続しているということでございます。 ◆服部宏昭 委員 分かりました。 ◆高村京子 委員 日頃の危機管理業務、本当にお疲れさまでございます。  一つは、消防学校なんですけれども、4年ぐらい前に視察したときは老朽化があったり、必要な機材も少し不備があるということをお聞きしておりまして、今、消防学校の改修等の状況がどうなのか。あるいは、コロナ対策等の訓練等がありまして、新たな備品等の設備の充実等はしていただいているのか、その辺の状況をお聞かせください。 ◎柳沢剛 消防課長 消防学校の老朽化対策等についてのお尋ねでございます。県の消防学校につきましては、一昨年度までにかけまして施設の屋根等の改修作業を行っているところでございます。また、今後の予定としましては、火災体験訓練塔ですとか管理棟の屋根の改修、そういったことも来年度予算に要求しておりまして、お認めいただければ、こういった施設の改修を進めてまいりたいと考えております。あと、訓練に必要な備品ですとか、そういうものにつきましては、計画的に更新しておりまして、消防学校からの要望を我々のほうで聞き取りまして、必要なものについては対応させていただいております。また、コロナの関係の対応につきましては、私ども寮生活で感染のリスクが一定程度あるものですから、例えば食堂において集中して食べないようにほかの食堂も使って食事ができるようにテーブルを購入したりですとか、そういう対策についても取らせていただいているところでございます。 ◆高村京子 委員 ありがとうございます。コロナの感染の中でありまして、救急隊職員の皆さんの御苦労には本当に敬意を、感謝を申し上げるところでございますので、そこでしっかりとお勉強していただく消防学校の設備の充実のことにつきましては、予算確保していただきまして頑張っていただきたいと思っております。よろしくお願いします。  それで、第7波の振り返りは伺ったんですが、今、第8波でありまして、大変な状況になっていると思うわけでございます。それで、第7波以上に医療現場や介護現場の負荷があり、また、救急隊も大変だと思いますが、その辺の指標というのがなかなか見えないんです。私は亡くなった方の状況を少し調べさせていただいたんですが、9月25日までは数字が分かったんです。そこまで、お亡くなりになっている方が347名なんですが、この8波に入りまして、10月1日では347人からスタートしているかと思うんですが、11月1日が373人、一番直近が、私は12月13日しか分かっていませんが547人ということで、9月25日以降、8波と言っていいのかどうか、この間で約200人ということで、お亡くなりになる方が増えている状況だと思うんです。この辺について自宅に留め置かれてセルフケアということですが、そういう方と、それから、医療機関でも感染者であってもその病院の中で、あるいは介護事業所でも介護の現場の中で感染対策のケアをしていただくということがあったと思いますが、その辺の状況と、そして亡くなる方が急増しているように思うんですけれども、その辺の危機管理といいますか、今どんなお取組されているのか、少し年末年始の対策とか、その辺では不安があるんですが、どんなものでしょうか。 ◎髙野雅彦 新型コロナウイルス感染症対策室長 コロナによりお亡くなりになられた方についてのお尋ねでございます。基本的には健康福祉部の所管でございますが、今あるデータで申し上げますと、第8波でお亡くなりになられている人数につきましては、昨日段階で199人ということでございます。第7波が139人ということでございましたので、委員御指摘のとおり、死者が増えているという現状にございます。それから、亡くなられた方の主な要因につきましては、専門家懇談会等におきまして、コロナが直接原因でお亡くなりになられる方は極めて少数、基礎疾患が悪化あるいは全身状態が悪くなられてお亡くなりになられている方が非常に多いと伺っております。 ◆高村京子 委員 ありがとうございます。  それで、すごくコロナを受け入れていただいている病院も逼迫している状況で、毎日のように医療機関でもクラスターが発生しているという状況もあります。こういった患者様を受け入れてあげたいんだけれども、上小地域ではかなり深刻に思っておりまして、独り暮らしのそういう方につきましては入院が必要ですので、上小の方が、佐久とか長野とか、大変救急隊に御苦労いただいて御奮闘していただいております。これだけ社会的な行動制限を求めないということの中で、年末年始の対応が本当に心配でありまして、命を守る対策というところでは、救急現場の皆さんの声も聞いていただいたりして、何らかの対策を取っていただきたいかなと思うんですけれども、御所見伺いたいと思います。 ◎髙野雅彦 新型コロナウイルス感染症対策室長 コロナの死者が多い、病床が逼迫していることについての対策のお尋ねでございます。こちらにつきましても所管は健康福祉部でございますが、手元にあるデータでお答え申し上げます。具体的な対策につきましては、委員のおっしゃるように、医療が非常に逼迫しているということで、専門家のほうからも、いかに病床の回転をよくしていくかが課題であると伺っております。具体的には、介護を要する施設入所者の方の入院が多い状況でございますので、そういう方が治療を終わられた段階でスムーズに施設へ復帰するということが大事だという指摘がなされております。関係機関にお願いするであるとか、検査体制を強化するであるとか、そういった対策を進めているところでございます。 ◆高村京子 委員 ありがとうございます。とにかく命を守るということで、健康福祉部の所管ではありますけれども、危機管理という観点からも救急隊等の現場の状況も聞いていただいて対策をお願いしたいと思います。以上です。 ◆宮本衡司 委員 全然医学的な知識がないんですが、先頃新聞で長野県民が全国で一番免疫の個体数がどうたらこうたらという、一番高いんだか低いんだか、何かありました。これはどういうことで、どういう影響があるのか。免疫がもっと上げなければいかんのか下げなければいかんのか、全然医学的に分からないのですけれども、少し説明いただけますか。 ◎髙野雅彦 新型コロナウイルス感染症対策室長 県ごとの抗体量の違いについてのお尋ねでございます。これは、献血された方に対して調査をしたところ、沖縄県では抗体量が大きくて、一方、長野県は9%程度と、非常に少なかったという報道がなされておりました。これも、申し訳ございません、私も医学的知識がないんでございますけれども、一般的には、これまでに長野県は感染者を低く抑えられてきたという側面もあると伺っております。 ◆宮本衡司 委員 では、長野県はうまくやってきたということでいいんですね。 ◎諏訪孝治 危機管理部次長兼参事(ワクチン接種担当) 先ほど高野のほうから申し上げたとおりなんですけれども、実際、このデータは対象も献血ということで16歳から69歳までのデータを取っておるところでございます。一応、速報値でこういう形でなっておりまして、先ほど申し上げたとおり、感染者数を低く抑えた長野県は、これが一応要因ではないかと言われております。そういった中で、実際のデータの補正であるとかも行われておりませんので、このサンプルが都道府県別で幾つかということも実際ありませんので、詳細というのは少しよく分からないんですけれども、専門家皆さんの言われるには、そういった形であろうかということでございます。  1点、少し申し上げて、これはあくまでも自然感染に伴う抗体値という形でございまして、ワクチンを打ったときの抗体値とはまた別の抗体値になります。今回やったのは自然感染した分の抗体値が低かったということですので、そういった推測ができるのではないかということでございます。 ◆宮本衡司 委員 何だかよくわからないですけれども、すみません、医学的な知識がないもので分からないのですけれども、それはそれでありがとうございました。  それで、次、防災関係の訓練なんですが、令和4年度長野県国民保護共同図上訓練の実施結果について、ここにレポート資料ございますが、(4)の訓練参加者の主な意見というところで、情報伝達・共有が最も重要だと書いてあります。その後に、関係機関と平素から顔の見える関係性の構築が重要ということで書かれています。この二つの重要っていうことなんですが、これから重要な観点というものをどういうふうにこの意見を基に、次から重要な観点を取り組んでいくのか、その辺りをお願いいたします。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 国民保護図上訓練についての参加者の意見ということで、今お尋ねいただきました。訓練が終わった後に関係機関と反省会というか、意見交換会を11月25日に実施しました。ここで出た意見の主なものを載せたんですが、そこで聞いた意見ですと、情報の共有が大事というのは事案が発生する、これはなかなか想像しにくい事案なものですから、今何が起きているのかということと、何をしなければいけないのかというのが、早い時間でいろいろなものが入ってきます。消防からとか警察からとか、あるいは市町村からとか、現場のところからというのがあって、情報をまず整理して、何に当たらなければいけない情報を先に取らなければいけないのかというのが、それぞれ自分たちが対応する機関ごとに違ってはきますが、基本的に押さえなければいけない事項についていろいろ同時に来る中で、どこから整理すべきかというところが重要になりますねという御意見をいただきました。それで、日頃から顔の見える関係は必要だよねって、こちらの重要のほうは、今みたいなところもそうなんですが、急いでいたりあるいは緊急時とかだと、自分たちの機関の中でふだん使っている言葉で伝え合ってしまうということを言っていました。具体的に言うと、消防でいうと緊援隊という言葉があって、緊急消防援助隊という形で、他県から消防の人たちが応援に来てくれる組織のことを言うんですが、消防が「緊援隊」、「緊援隊」と言っていたけれども、ほかの機関からは何のことか分からなかったということがありまして、ふだんからやり取りしていれば、もしかして分かったかもしれない言葉、私たちも会議室のことを301とか303とかいろいろ言ってしまうんですが、塩尻市役所のほうではそれが何の意味か分からなかったとか、ふだんからそこを使って会議をやったり、あるいはやり取りしていれば見えてくる言葉も、なかなか相手に伝えたいという思いの前に、ふだん使う言葉を使ってしまうところも変えられるかなと思っており、ふだんから会っていればということで意見いただいています。ですので、なかなか想定しづらいとか、あるいはほかの訓練でもそうなんですが、分かりにくいものとか自分たちだけで回しているだけでは、なかなかいざというときの連携というところで、同じ情報を持ったとしても、同じように解釈できるか分からない。ふだんから顔が見えるところで、しかも何が重要かというのを整理しておくのがいいかなという意見をいただいたので、ここの改善が必要だと認識しております。 ◆宮本衡司 委員 ありがとうございました。ややもすると、こういういろいろなことって、自分たちの内々でやって、うまくいったうまくいった、よかったよかったで終わってしまいますけれども、今おっしゃったように、一つの言葉でも全然意味が分からないだとか、指揮命令系統がうまくいかないとか、いろいろな反省、課題はあると思いますので、ここのあたり、もう一度よく洗い直していただきまして、落ちのないようにお願いしたいと思います。  先ほど高村委員から、何よりも命が大事だとおっしゃいました。ごもっともな話でございます。こういう防災訓練、図上訓練も、最終的には国民あるいは県民の命を守る大事な一つの訓練でございますので、その辺りをよく御理解いただきまして、積極的にやっていただければと思います。これからまた年末年始、とりわけ豪雪になるかどうか分かりませんけれども、また雪で皆さん方も大変なことが発生するかもしれませんけれども、よいお年をお迎えくださいませ。以上で終わります。 ◆清水純子 委員 それでは、私からも何点か確認をさせていただくということで、コロナ禍も長引く中で、令和元年の東日本台風災害から3年越えてというところで、地域の中を歩いていますと、なかなか少し薄れてきたなという感じがしております。常時、防災に対する備えみたいなものは、何度も何度ものその地域の中でそういう耳にする場面とか確認する場面に遭遇しないと薄れていくんだなということが、最近つくづくそんな場面がよくあります。そういう中で、コロナで、人が集まったりとか公民館活動とか、いろいろな自治会活動がたくさんなくなっているんです。そういう中で、出前講座はどうなっているかというのを知りたいんです。コロナの始めと、ここ二、三年減っていっているのではないかなと思うんですが、数字的に分かりますでしょうか。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 出前講座の実施状況でございます。委員おっしゃるとおり、昨年まで激減しました。具体的に言いますと、令和元年台風災害がある前までは、開催回数が58回で、実際に出前講座の研修を受けていただいた方が3,662人おりました。それが、令和2年は開催回数が8回、マイナス50回で人数が220人、こちらも3,200人ぐらい減少ということで、昨年も開催回数が13回で、476人という状況でございました。今年度も、今現在では21回で619人ということですが、今後、結構予約が入っておりまして、1,000人超える勢いでいくとは思うんですけれども、もともとやっていた人数からすると、大体平均4,000から5,000人、毎年出前講座を受けていただいたところから比べるとまだまだでございますが、一時期の昨年、おととしまでの人数よりは回復傾向にあるということで、当然呼んでいただく機会も増えたというのもあります。ウェブでやってほしいというのも大分増えてきていまして、こちらのほうもお応えできるように対応した結果も反映されているのかなと思っています。 ◆清水純子 委員 ありがとうございます。よかったです。今それを言おうと思っていて、オンラインで県民の皆さん、使いこなす方多くなってきたので、上手に活用すれば、しっかりと挽回できて、これを一回やったからいいというところよりは、二、三年に一回はきちんとした形で情報を入れていく形が望ましいなと思います。できれば毎年がいいんですけれども。ぜひ学校の防災教育も積極的に入っていっていただいて、特にウェブ関連で授業を行っていくところに入っていくということであれば、こちらの負担も、そして回数をこなすにも、とてもいいのではないかなと思いますので、積極的な取組をぜひ行っていただきたいと思います。  防災士なんですけれども、長野県の防災士の資格を取っていらっしゃる人数と、そして防災士会との連携や防災士の活用、このあたりどうなっていますか。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 防災士の人数や、活用というか、連携のことについての御質問でございます。人数を今確認いたしますが、防災士さんとの連携って重要だなと思っておりまして、いろいろな場面で防災士さんと連携を図れるようにしております。先ほどの出前講座もそうなんですが、防災士さんにも一緒に行っていただいたりして、今後、こちらではなくても、地元の方が説明できるようにとやっております。この間も、段ボールベッドの設置訓練というのを塩尻で、主には市町村の職員なんですが、実際組み立てるところを体験していただいたんですけれども、そこにも長野県防災士会のほうで5人ほど出席いただきまして、意見をいただいております。そもそもウェブで会議を、防災士の支部長さんや代表の方とやったり連携を取れるようにということと、地域の活動を支えていくのは県が何年かにたまに行くよりは、地域にいる核になる人をできればつくりたいということで、それが防災士さんであればもっといいなと考えているところです。とにかく、地域の人が逃げろよ、こういうことやってよと言ったときに逃げる、そういうほうが確率は高くて、単純にこのときは逃げてねだけだと、なかなか自分ごとにできないんですが、近所の人が声かけたら逃げたとか、消防団の方が声をかけたら逃げたというアンケートが過去にもあります。そういう地元の中で地域の方をまとめていただける方を育てたいという方向は、防災士会と一緒でございます。同じ取組を一緒にやる、あちらの会議にも呼んでいただいたり、こちらの今の取組にも参加いただいているということを積極的に今実施しております。 ◆清水純子 委員 ありがとうございます。何年か前に、なかなか防災士会との連携、防災士会の仕組みというか、そういう形がまだつくり切れていないようなお話しがあって、それよりは、今、きちんと県として、防災士会とやり取りができるようになっているということでいいですか。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 私も4月に来てから、実は防災士会の課題は何かということで何人かにお聞きしました。4月当初も管理監と一緒に防災士会をまとめていただいている方に直接会いに行ったりしたんですが、防災士の資格を持っている、イコール、皆が同じ防災知識を持っているわけではない、あるいは同じ活動ができるわけではないということで、資格を持っていることで全てみんな同じことはできない、だから、そこからこの人は何をやるべきかというところを見ないと、防災士がたとえ1,000人いたとしても、1,000人が同じことはできないので、きちんと資格を取った人が自覚を持って地域に返すようなことをしないと駄目だと。一応防災士会に入っているけれども、そのうちの一握りしか、要は地域で生かせる人はいないという御意見もありまして、実際、防災士会の支部に聞いても、人数はいるけれども、実際どこまで活動していただけるのか分からないというようなことがあるということです。であればこそ、私どもと一緒に連携を図っていく中で、当然基礎の知識はありますので、そこから、自分たちはこういうことを、勉強を一緒にして、何が地域にできるかと考えてもらえる人数を増やしたいということで、先ほどのように、何かの機会があるごとに、一緒に声をかけて、来ていただけませんかというふうにやっています。ですので、当時、防災士会という組織の中でもメンバーの構成員がどのぐらい一緒に協力してくれるのか分からない状況だったところは、防災士会の中でも動きつつあり、そこの流れに一緒に乗って、またそれがしっかり地域で根差してやっていける方を増やしていこうという方向でやっていますので、うまくいくようにやり始めたところということで認識いただければと思います。 ◆清水純子 委員 ありがとうございます。おっしゃるとおりだと思います。資格はあるけれども、それぞれ自分の目的や状況などが違う。ただ、そもそも防災士の資格を取ろうってなると、結構なお金をかけて取るもので、そういう気持ちや意識がないと、なかなかそこに手を出さないというところの方たちが資格を持っている前提で、その方に応じたそれこそ地域への還元の仕方ということがあると思います。あとは、巻き込んでいく熱量がそこに届くように、県がつなぎをしていただくとありがたいなと思っております。  最後に一つ、県の防災会議の今第8号の委員で女性の委員は何人になっていますか。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 現在、県の防災会議委員には、女性の方が8号委員の方も含めて16人いらっしゃいます。なかなか1号委員、2号委員となってくると、役職で決まっていたりして、男性、女性ということがなかなか選べない状況ではあるんですが、今、委員がおっしゃっていただいたように、8号委員ということで、こちらからもなるべく女性の方、お願いしたいと声をかけられるところは大分増やしてきて、上げている状況でございます。 ◆清水純子 委員 ありがとうございます。16まで行ったんですね。私の最後の情報は8名でしたので、相当増えたなということで、強靭化計画もそうだし、防災計画もそうだし、いろいろな地域の自主防災組織においても、女性の感覚であったり視点だったり、そのようなコミュニケーション能力であったり、いろいろなところで女性の持っているものをしっかりと生かしていただくということが大変大事であるということで、16名はうれしいです。ありがとうございます。さらなる御健闘をよろしくお願いいたします。以上です。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 すみません、先ほど防災士の人数の件でお答えできませんでしたので、お答えさせていただきます。長野県には、今年の10月末現在で、防災士の資格を持っていらっしゃる方が3,252名いらっしゃいます。ちなみに、全国でいいますと23万8,765人、長野県は3,252人ということでございます。先ほどは失礼いたしました。よろしくお願いします。 ◆続木幹夫 委員 私から3点ばかり聞いてみたいと思いますが、まず、前回のコロナ禍によってポンプ操法訓練の在り方あるいは大会の在り方ということで議論がなされたんですけれども、それで、私の地元で、春と秋、地元の消防団員の方とお酒を飲みながら懇談会する機会が毎年あるんですけれども、それでコロナでずっと中止になっていたのが、先々月ありました。そこでポンプ操法についてどうなっているかということを、お酒飲んでいるものですから本音で消防団員の方と話したんですけれども、それで、消防団員の方が言うには、確かにポンプ操法大会の競技に向けての訓練というのは、実際の消火活動には非常に役立つんだと。あれをやることによって、直ちに消火活動に関われるんだということで有効であるんだけれども、大会ということを考えると、まさにこれはスポーツ競技と同じで、消防団員の中でも運動能力のいい人が、5人選抜されて、その人たちが大会を上がっていくために、集中的にその人たちが訓練を重ねるんです。そのため、レギュラーの方たちだけは抜群に操法が上達していくんだけれども、それ以外の方はそのままということで、補欠もいるんでしょうけれども、実際の消火活動のときには、レギュラーの5人がさっとそろうかといったら、そうではないんです。いろいろ事情、勤め先もあるし、勤めている地区もあるし、だからすぐ駆けつけられないところの人もいますし、そういう意味で、本当に全体の消防団員全員の操法の技能の上達ということにはなっていないので、その辺のところは考えたほうがいいのではないかなと、消防団員からいただいたものですからお伝えしておきます。それから、そのときに、今、ポンプ操法大会の在り方についてどんなことをこちらのほうでは話し合われている状態なのか、お聞かせください。 ◎柳沢剛 消防課長 ポンプ操法大会に関するお尋ねでございます。県では、毎年県のポンプ操法大会やらせていただいています。一昨年、昨年はコロナでできませんでしたが、今年はやっと3年ぶりに開催させていただきました。そういう中でも、ポンプ操法大会の出場も団員の方々に相当負担があるという御意見もかなりいただいておりまして、県の消防協会と我々で検討を行いました。例えば、会場を今までは県内持ち回りでやっていたんですが、来年度からは県の消防学校で会場を固定化するとか、今年度行ったんですが、セレモニー的なものはできるだけなくす、操法を行ったらそのまますぐ帰る、今まではずっと会場に残って長い時間、観戦していただいたんですけれども、今回はコロナの対策も含めてスムーズにやっていただいて、すぐお帰りいただく。時間短縮ということも取り組ませていただきました。団員の皆さんからアンケートでは、非常にそのやり方はよかったという御回答もいただいていますので、そういった形で操法大会の開催の関係の負担軽減というのを図っていけるのかなと思っております。ただ、先ほど委員がおっしゃられました、一部の方の技術の向上につながっているというお話、それは私ももっともだなと思っています。消防団の訓練は日々の訓練といいますか、操法大会に向けてだけのものではなくて、日々取り組んでいただく訓練というものが非常に大事だと思っておりますので、そういうことは我々も消防協会と一緒に、各市町村の消防団の皆様とよく話合いをさせていただいて、日々の訓練を充実していただけるようにお願いしていきたいと思っております。 ◆続木幹夫 委員 分かりました。それで、そのときに私、思いつきで消防団の各分団にドローンを導入したらどうかと言ったんですけれども、その後、どこかの新聞の記事で、消防団にドローンを配置ということがあったんですけれども、それでドローンは、一つは捜索ですね。それと、これが本当に有用だと思うんですけれども、災害が起きたときの防災無線といったとき、聞こえなかったという地域が必ず出てきて、そんなもの聞こえなかったよということもあるんです。ところが、今、ドローンには拡声器がつくんです。ですから、そういう難聴の地域のところにドローンを飛ばして、拡声器を使って避難を呼びかけるということで、非常に有用だと思います。そういう意味で、消防団へのドローンの配置について今どのような状況になっていますでしょうか。 ◎柳沢剛 消防課長 消防団のドローンの配置の関係でございます。現在、県内の消防団には、国のほうで補助金を出すような形になっております。補助率2分の1で、2分の1の残りの3分の2は特別交付税で措置されるということで、消防庁でも、各消防団へのドローンの導入について支援をしているところでございます。現在、県内でのドローンの消防団への配置状況は、今手元に資料ございませんけれども、一部の団では既にそういうものを導入して活動の一助にしているという話も聞いておりますので、委員のおっしゃられたような捜索ですとか、そういうことについては非常に有用だと我々も思っておりますので、そういった要望があれば、積極的に導入するように支援してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ◆続木幹夫 委員 分かりました。  それで、次に、武力攻撃想定訓練についてですが、前回の9月のときには何も決まっていないということでした。9月議会で知事が検討ということなので、そろそろ来年度の予算編成をしなければいけない時期で、それでどうなんでしょうか。来年度予算づけしてやる方向なんでしょうか。内容は具体的には決まっていないと思うんですけれども、どういう状況でしょうか。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 武力攻撃の訓練ということでよろしいでしょうか。武力攻撃は、知事も言っておりましたとおり、なかなかすぐにできる訓練ではないということと、それから、全国でも去年高知県でやったというのを見て、大がかり、ほかの県も巻き込んでやっているということで、長期的に考えています。ですので、来年度と言われると、武力攻撃を想定してというと難しいかなと今思っております。今やっていることは、今回、私どもは図上訓練という形だったんですが、緊急対処事態、テロみたいなものも実動でやっているところが幾つかあったり、あるいは武力攻撃、今年はまだ分かりませんけれども、もしどこかで実施するようであれば、そこを見に行かせていただくというようなところから入らないと、今年やった訓練とは規模が相当違うというところですので、来年どうかと言われると、今のところ予定がないという状況でございます。 ◆続木幹夫 委員 分かりました。やるとしたら、ぜひ実効性のあるものでよろしくお願いたします。以上です。 ◆清水正康 委員 では、何点かお願いします。  今、続木委員から消防の話がありましたが、僕が現役の頃は、選手は2年ごとに回すような形で、団員全員選手をやるような形を取っておりました。一生懸命、県大会で優勝するぞというところは固定のところもあるのかといううわさも聞いたりするので、ぜひそういうところは情報を共有しながら、いろいろな人が機材に触れたりとか使えるようになってほしいなと思います。また、現在も毎月一回点検をするときに水を出したりとか、そういう形で新入団員の人たちにも操作ができるような取組もそれぞれの団でやっていると聞いております。努力していただいていると認識しておりますので、そんなこともぜひ御承知おきいただければと思います。  消防団員の年額報酬が、団員への直接支払いになったというところで認識しているんですけれども、県下の市町村における状況をまず1点お聞かせいただきたいのと、それぞれの反応も加えてお願いいたします。
    ◎柳沢剛 消防課長 消防団の報酬のお支払いの関係のお尋ねでございます。現在、県内77市町村のうち、直接団員に支払うということにしておりますのが、団員報酬44市町村ございます。現在検討中の市町村もございますので、徐々に77に近づいていくのではないかと考えているところでございます。我々としても、直接支給を基本だと思っておりますので、機会を捉えて、そういった対応をしていいただいていない市町村には、そういったことを取り組んでいただくようにお願いしてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ◆清水正康 委員 ありがとうございます。実際、自分の現役でやっている頃、全部一括でまとめられて、何かの参加費とか、そういうので使われたりしているなという部分でいうと、なかなか家庭の御理解が得られなかったというのは確かだなと思います。そういった形で、今回は出動手当とかいうのが明確になったかと思いますし、家庭や地域に対していろいろ不明瞭な部分がない方向になっているかなということで、いい方向だと思いながらも、コミュニティーをそういう場で形成したといういい部分もあったので、そういうのが失われないようになればいいなと思っております。ありがとうございます。77市町村全てになるように、また御指導のほうをお願いしたいと思います。  続きまして、10月に委員会のほうで県外視察に行った際に、防災道の駅の話がありました。その際に、長野県は小坂田公園が選定箇所になっていると。地域防災計画において広域的な防災拠点となっているという認識をしているんですけれども、小坂田公園が防災道の駅になった選定理由みたいなものがあればお聞かせいただきたいと思います。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 小坂田公園の防災公園の認定の件ですが、すみません、危機管理部では経過については承知しておりません。もし道の駅であれば、建設部関連もあるかと思うんですが、地域防災計画も塩尻市の地域防災計画の中で定めるようになっていますので、大変申し訳ありません。経過までは把握しておりません。 ◆清水正康 委員 すみません、事前に少し調べたら、都道府県の防災計画にも載っているというように捉えたので質問してみたんですが、あくまでも、市でということなんですね。承知しました。では、その質問はそれまでにします。  最後、コロナの関係で1点質問したいんですけれども、先ほど来お話がありましたが、今、一番困っていることというのは医療の逼迫かなと思います。その中では、検査で受診をする方が多くなってしまっているのが、医療機関が逼迫している理由ではないかと認識しているんですが、今現在、何が一番困っているように感じているでしょうか。 ◎髙野雅彦 新型コロナウイルス感染症対策室長 コロナ対策で今一番困っていることというお尋ねでございます。委員御指摘のとおり、医療の逼迫は非常に大きな課題であると認識しております。そのうち、振り返りでも申し上げましたが、外来の逼迫と入院の逼迫があるということです。第7波におきましては、初めて外来の逼迫が見られたということでございまして、非常に大きな問題であると認識はしております。現在につきましては、先ほどの県からの呼びかけ、重症化リスクが高い方、それ以外の方で分けておりまして、それ以外の方に関しましては、なるべく検査キットを使って安易に受診しないような呼びかけを行っている状況です。こういうことも第7波から続けている。それから、軽症者登録センターなど整備してきたということもございまして、現在のところは発熱外来というよりは、入院医療の逼迫のほうが大きな課題であると認識しております。 ◆清水正康 委員 ありがとうございます。いずれにしても、こういう表を見させていただいても、幾らか下がってきていても、ゼロまで行くのは大分先なのかなと思います。  一般質問の際にも少しお話しさせていただいたんですけれども、今、入院という部分だったんですが、個人的に、重症化リスクの少ない人、特に子供とか、そういう人たちは、検査キットで検査をしてという形が一番いいのかなと思うんですが、お話ししたとおり、医療機関を受診すると、大体市町村で子供たちは医療費無料になっておりますので、キットを買いに行くと1,500円かかってしまうのが、医療機関で受ければただで検査できるということで、どうしても子供たちを病院に連れていきたいということがあります。家計的に厳しい御家庭は郵送もしていただけるということになってはいるんですけれども、それもその日に検査をするわけではなくて、次の日に届くという形で、その場で知りたいというのを考えると、どうしても医療機関を受診してしまうということがあります。ぜひ検査では、もう少しキットを配っていただけるのが一番いいんですけれども、そういう方向になると子供たちは医療機関にかかる率は大分下がるかとも思いますので、そんなお願いも含めて、質問のほうを閉じたいと思います。 ◆大畑俊隆 委員 それでは、手短に質問させていただきます。  部局におかれましては、コロナ対策等々において御尽力をいただいていることに心より感謝を申し上げます。  それで、資料4なんですけれども、資料4の3番、市町村トップセミナーの開催についてですけれども、市町村長を対象にしてトップセミナーが行われるという重要なセミナーだと私は受け止めています。特に地域のリーダーである首長さんたちが、有事に関して様々な判断を強いられるわけですけれども、それについてここに講演をいただいていく中で、「災害対応における広報のあり方」だとかということで、いろいろなトップセミナーの中で市町村長のジャッジの在り方を含めて講演がいただけるものと思っています。このような重要なトップセミナーの開催について、まず市町村長は、参加を促していると思いますけれども、参加者はどのくらいなのかお願いいたします。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 12月23日に予定されております市町村防災・減災セミナーの開催の参加者の人数でございます。現在のところ、実際に会場までお越しいただく方が大体10名で、できればいろいろ参加してほしいということで、これもウェブで参加を呼びかけておりまして、そちらのほうで二十数名というところで、まだ増える可能性はあるんですが、市町村長さんか副市町村長さんでその人数で、併せて防災担当の課長さんとか危機管理監と言われる防災を担当する方でも参加はオーケーですと言ってありますので、実際の総数はもう少し多くなると考えています。 ◆大畑俊隆 委員 県がトップセミナーというセミナーを開くという意味、これは十分77市町村長がしっかり受け止めてもらって、一旦有事についてのトップのジャッジについてしっかり学んでいただきたいと思っているんです。ですから、ウェブ会議があるということは非常にいいことだと思いますし、そこの危機管理監も含めて、その方々たちが参加できるということもいいと思うんですけれども、まずは市町村長が77市町村全員だと私は思っています。ぜひとも再度促しをしていただいて、十分実りのあるセミナーにしていただければなと思っています。よろしくお願いいたします。  続いて、確認なんですけれども、私の見方がいけないのか、少し教えてほしいんですけれども、資料1の強靭化計画の検討状況についてですけれども、ここに基本目標というものが書かれていて、7目標を設定していると。このほか、だから8目標が設定されていると思うんですけれども、裏面にいって、基本目標と対応しているのかどうか。そしてまた、リスクシナリオについては32ということで、含めて33あると思うんですけれども、今数えると29しかないんですけれども、この見方を教えていただけますか。 ◎柳沢剛 消防課長 強靭化計画の関係のお尋ねでございます。今、委員からお話がありました基本目標の7目標につきましては、これは第2期計画の目標設定でございまして、裏面につきましては第3期の基本目標の設定ということでございます。申し訳ありません、少し資料の作成があまりよくなくて恐縮でございますけれども、裏面の3期計画については、こうした六つの目標と29のリスクシナリオで検討したいと考えてございます。 ◆大畑俊隆 委員 分かりました。  それで、ここのリスクシナリオですけれども、危機管理部で考えているのか、それとも部局横断的にいろいろな意見を取り寄せられて、ここにリスクシナリオを掲げたのかどうか、その点についていかがでしょうか。 ◎柳沢剛 消防課長 リスクシナリオにつきましては、第2期計画をベースにしまして、現状と様々な課題を踏まえて、まず危機管理部で検討させていただいて、各部局に意見照会をさせていただいて、各部局から返ってきたものを危機管理部で取りまとめております。 ◆大畑俊隆 委員 この計画を見ますと、最悪の状態のところで施策を考えて達成目標を想定するという、非常に優れた計画だと思っていますので、ぜひとも危機管理部については精緻な計画をつくっていただいて、リスク管理含めて計画を履行していただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。  最後に、消防の話ですが、清水正康委員が言われましたけれども、処遇改善、これは消防庁を含めて国も財政措置をして、特別交付税と普通交付税ということで、これから処遇改善されて、もう既に取り組んでおられる市町村もあると思うんですけれども、危機管理部とすれば、各市町村についてはどういう促しをして改善を図っていくのか。それとも、各自治体に任せて、それについて国の指導があるからそういう実態を把握しながら各市町村でしっかりやりなさいということなのか、その辺はどうでしょうか。 ◎柳沢剛 消防課長 団員の処遇改善、例えば報酬の見直し等の御質問だと思います。団員報酬の見直し、現在の国のほうでは団員報酬につきまして年間3万6,500円にしてほしいということで基準を示されて、先ほど委員御指摘のとおり、交付税措置等しているところでございます。現在、県内77市町村のうち、39の団体で団員報酬の見直しを図っております。3万6,500円まで引き上げて対応しております。令和3年の段階では、飯田市のみが3万6,500円の支給でしたので、かなりの数の市町村の皆様が、かなり財政状況厳しいわけでございます。そういった中でも処遇改善に取り組んでいただいていると考えております。我々も、国のほうからこういった基準が示されましたので、会議の中でこういう話を申し上げましてお願いをするとともに、市町村の事務担当者の会議がございますので、そういった中でも国の方針をお示ししたり、財政措置のことを御説明申し上げたりしまして、処遇改善に努めていただきたいということをお願いしております。基本的には市町村で御判断いただく部分ではありますけれども、消防団員が活動しやすい環境づくりというものも県としての役割でございますので、そういった部分で市町村の皆様のお取組をできるだけ支援していきたいと考えております。よろしくお願いします。 ◆大畑俊隆 委員 ありがとうございます。消防団は、各地域にとっては、なくてはならぬ組織でありまして、県民または市町村民においては非常に頼りになる組織でありまして、ぜひとも処遇改善、3万6,500円が高いか安いかということですけれども、全ての団員は仕事を持ってボランティアの中でやっておられる方が多いものです。その3万6,500円を示されると、それが高いか安いかになりますけれども、消防団員はそんなつもりでやっているわけではないと思っています。ですので、ぜひとも最低でも処遇改善を急いでいただいて、これからの消防団に明るい未来があるようにお願いして、私の質問を終わります。 ○堀内孝人 委員長 ほかに御発言があろうかと思いますが、以上で質疑を終局したいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、終局いたします。  ただいまから議案の採決に入ります。  最初に、第1号「令和4年度 長野県一般会計補正予算(第4号)案」中、第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中、歳出 第2款 総務費 第6項 防災費について採決いたします。  本案、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情の審査を行います。当委員会に付託されております危機管理部関係の陳情を議題といたします。過日、お手元に配付いたしました審査資料を御覧願います。危機管理部関係の陳情は、継続分1件、新規分2件であります。  なお、審査に際し、継続審査とする旨の御発言をされる場合は、なるべくその理由も一緒に述べていただくようお願いいたします。また、願意が複数ある陳情でその一部が採択できないために継続審査と決定した場合は、付記事項として陳情者に通知することについて、その都度お諮りすることにしたいと思いますので御了承願います。  審査手順についてあらかじめお諮りいたします。最初に継続となっております1件の陳情を、続いて新規の陳情2件について順次審査をお願いしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定しました。  まず継続分の審査を行います。  継続審査となっております陳情1件について、9月定例会以降、状況に変化がありましたら、理事者から御説明願います。 ◎血脇秀明 危機管理防災課長 状況に変化ございません。 ○堀内孝人 委員長 それでは、特に変化のない陳情1件を審査いたします。  お諮りいたします。陳第241号について、引き続き継続審査とするに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  続いて、新規の陳情の審査を行います。  陳第778号及び陳第810号は、願意が同一ですので一括して審査を行います。理事者の説明はいかがいたしましょうか。       〔「不要」と呼ぶ者あり〕  本件について質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取扱いはいかがいたしましょうか。       〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第778号及び陳第810号については、採択すべきものと決定するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定いたしました。  以上で陳情の審査を終局いたします。  以上をもちまして危機管理部関係の審査を終局いたします。  次に、本委員会の閉会中継続審査事件は、お手元に配付しました資料のとおりとし、なお慎重に調査を要するためとの理由を付して議長に申し入れることとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定いたしました。  次に、委員長報告について何か御発言がありますか。       〔「一任」と呼ぶ者あり〕  それでは、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定しました。  この際、何か御発言ありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上をもちまして委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。  閉会を宣した。 ●閉会時刻 午後2時59分 △採決結果一覧(建設部関係) (付託議案)  ▲原案のとおり可決すべきものと決定したもの(簡易採決)    第1号 令和4年度長野県一般会計補正予算(第4号)案中       第1条 「第1表 歳入歳出予算補正」中         歳出 第9款 土木費       第2条 「第2表 繰越明許費補正」中の一部       第3条 「第3表 債務負担行為補正」中の一部    第8号 県営住宅等に関する条例の一部を改正する条例案    第13号 「中日本高速道路株式会社が行う有料道路新設に関する協議について」の変更について    第14号 「有料道路事業の実施について」の変更について    第15号 一般国道158号道路改築工事(狸平)変更請負契約の締結について    第16号 主要地方道長野菅平線道路改築工事(菅平下)変更請負契約の締結について    第17号 一般県道村山綿内停車場線道路改築工事(福島)変更委託契約の締結について    第18号 令和2年公共土木施設災害復旧工事(足瀬3工区)請負契約の締結について    第19号 令和2年公共土木施設災害復旧工事(足瀬1工区)変更請負契約の締結について    第20号 指定管理者の指定について    第26号 令和4年度長野県一般会計補正予算(第5号)案中       第1条 「第1表 歳入歳出予算補正」中         歳出 第9款 土 木 費       第2条 「第2表 繰越明許費補正」中の一部       第3条 「第3表 債務負担行為補正」中の一部 (請願)  ▲継続審査としたもの(簡易採決)    請第37号 (陳情)  ▲採択すべきものと決定したもの(簡易採決)   陳第730号、陳第762号、陳第770号、陳第776号、陳第779号、陳第791号、陳第801号、   陳第803号、陳第806号、陳第808号、陳第811号、陳第823号、陳第833号、陳第835号、
      陳第838号、陳第840号、陳第841号、陳第842号、陳第843号、陳第845号、陳第846号、   陳第848号、陳第849号、陳第850号、陳第851号、陳第852号、陳第856号、陳第859号、   陳第860号、陳第863号、陳第864号、陳第865号、陳第866号、陳第867号、陳第868号、   陳第869号、陳第870号、陳第871号、陳第885号、陳第888号  ▲継続審査としたもの(簡易採決)   陳第53号、陳第208号、陳第212号、陳第258号、陳第294号、陳第303号、陳第477号、   陳第507号、陳第524号、陳第667号、陳第674号、陳第692号、陳第693号、陳第708号、   陳第709号、陳第711号、陳第713号、陳第764号、陳第802号、陳第804号、陳第805号、   陳第834号、陳第836号、陳第837号、陳第844号、陳第847号、陳第857号、陳第858号、   陳第861号、陳第862号、陳第886号 △採決結果一覧(危機管理部関係) (付託議案)  ▲原案のとおり可決すべきものと決定したもの(簡易採決)    第1号 令和4年度長野県一般会計補正予算(第4号)案中       第1条 「第1表 歳入歳出予算補正」中         歳出 第2款 総務費              第6項 防災費...