• ICT(/)
ツイート シェア
  1. 長野県議会 2021-07-02
    令和 3年 6月定例会本会議-07月02日-06号


    取得元: 長野県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 3年 6月定例会会議-07月02日-06号令和 3年 6月定例会本会議 令和3年7月2日(金曜日)  出席議員(56名)   1 番 熊谷元尋    28 番 中川宏昌   2 番 望月義寿    29 番 清水純子   3 番 小林君男    30 番 小池久長   4 番 清水正康    31 番 酒井 茂   5 番 加藤康治    32 番 堀内孝人   6 番 川上信彦    33 番 石和 大   7 番 山田英喜    34 番 依田明善   8 番 大井岳夫    35 番 山岸喜昭   9 番 丸茂岳人    36 番 小島康晴   10 番 寺沢功希    37 番 小林東一郎   11 番 花岡賢一    38 番 毛利栄子   12 番 池田 清    39 番 和田明子   14 番 山口典久    40 番 諏訪光昭   15 番 小山仁志    41 番 丸山栄一   16 番 竹内正美    42 番 小池 清   17 番 竹花美幸    43 番 宮本衡司   18 番 宮下克彦    44 番 清沢英男
      19 番 大畑俊隆    45 番 垣内基良   20 番 共田武史    46 番 鈴木 清   21 番 丸山大輔    47 番 高村京子   22 番 髙島陽子    48 番 宮澤敏文   23 番 荒井武志    49 番 西沢正隆   24 番 埋橋茂人    50 番 風間辰一   25 番 続木幹夫    51 番 佐々木祥二   26 番 中川博司    52 番 向山公人   27 番 両角友成    53 番 平野成基   54 番 本郷一彦    56 番 服部宏昭   55 番 萩原 清    57 番 望月雄内         ─────────────────── 説明のため出席した者   知事        阿部守一    公営企業管理者   副知事       太田 寛    企業局長事務取扱   小林 透   副知事       小岩正貴    財政課長       矢後雅司   総務部長      玉井 直    教育長        原山隆一                     監査委員       田口敏子         ─────────────────── 職務のため出席した事務局職員   事務局長      小山 聡    議事課担当係長   矢島修治   議事課長      百瀬秀樹    総務課担当係長   青木武文   議事課企画幹兼   丸山俊樹   課長補佐         ───────────────────  令和3年7月2日(金曜日)議事日程    午後1時開議    各委員長報告案件    委員会提出議案日程追加)      ─────────────────────────  本日の会議に付した事件等    副知事退任挨拶    各委員長報告案件    委員会提出議案         午後1時開議 ○議長宮本衡司 君)これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、各委員長報告案件についてであります。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △副知事退任挨拶議長宮本衡司 君)次に、小岩正貴知事は本日付で退任されることになりました。小岩副知事におかれましては、本県県政のため御尽力くださいましたことを、県議会として衷心より感謝する次第であります。  小岩副知事から御挨拶があります。  小岩正貴知事。       〔副知事小岩正貴君登壇〕 ◎副知事小岩正貴 君)宮本衡司議長をはじめ県議会議員各位の格別の御厚情により、副知事退任に当たっての御挨拶を申し上げるお時間をいただき、心より感謝申し上げます。  2014年9月、当時はまだ長野新幹線の時代でございました。長野県に赴任して約7年、皆様の御指導、時には叱咤激励のおかげをもちまして、本日、この日を迎えることができました。この場での答弁にもたくさん立たせていただきました。ありがとうございました。  私は、兵庫県神戸市長田区で生まれ育ちました。1995年1月の阪神・淡路大震災ふるさと神戸の町が大きな被害を受けたことが地方行政の道を歩むきっかけとなりました。そんな私にとりまして、暮らす人一人一人に郷土への誇りと愛着があふれるここ信州での仕事と暮らしは、その原点を見つめ直す大変貴重な時間となりました。  企画振興部時代ICT利活用戦略松本空港の発展・国際化、しあわせ信州創造プラン2.0、そして、副知事となってからのDX戦略、沖縄県との交流拡大、さらには、直近の新型コロナワクチン、いずれも責任とやりがいのある仕事に携わることができたのは、大きな財産であります。  自らの力不足に新型コロナという制約も加わり、必ずしも胸を張れる成果ばかりではございませんでしたが、自分なりに精一杯取り組んでまいりました。やり残したことがないといえばうそになりますが、後にたすきを渡すよいタイミングであるとも感じています。  今は、7年間、特にこの2年間の副知事としての任を終えることへの肩の荷が下りるすがすがしさと、慣れ親しんだ信州での生活が終わることへの寂しさが入り混じった少々複雑な心境でおります。  新型コロナが明けたその先には、信州のよりよい未来が待っていると信じています。改めて、議員各位阿部知事はじめ職員の皆様、そして、在任中に様々な場面でお世話になりました全ての方々に対しまして深く感謝申し上げますとともに、ますますの御活躍と御健勝、御多幸をお祈りいたします。  最後に、この場で触れることをあえてお許しをいただきまして、長い間留守を預かってくれた妻と4人の娘たちにも感謝の思いを申し述べまして、副知事退任に当たっての御挨拶といたします。長い間本当にありがとうございました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━委員会審査報告書提出報告議長宮本衡司 君)次に、お手元に配付いたしましたとおり、各委員長から委員会審査報告書の提出がありましたので、報告いたします。朗読は省略いたします。       〔議案等の部「7 委員会審査報告書」参照〕          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △各委員長報告議長宮本衡司 君)各委員長報告案件を一括して議題といたします。  最初に、産業観光企業委員長報告を求めます。  丸山大輔委員長。       〔21番丸山大輔君登壇〕 ◎21番(丸山大輔 君)産業観光企業委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、産業労働部関係であります。  産業労働部からは、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けている飲食店等に対する信州の安心なお店認証制度実施状況や、陽性者が発生した事業所が自主的に行うPCR検査に対する補助制度を創設し、感染拡大防止対策を支援するとともに、信州の地酒を購入できるクーポン券を発行するなど消費の喚起も図っていくとの説明がありました。  委員からは、現在の雇用情勢についての質問や、対象者が活用しやすい施策を実施してほしいとの意見が出されました。  次に、観光部関係であります。  委員からは、宿泊施設感染防止策等支援事業の内容や今後の観光地域づくりについて質問がありました。  観光部からは、これまでの感染防止対策に加え、アフターコロナを見据えたワーケーション等に対応した施設改修や非接触チェックインシステム導入等の新たな観光需要に対応する投資を支援するとともに、年間を通じた誘客の仕組みやデジタルマーケティングを活用した動向分析によって稼ぐ観光地域づくりに取り組んでいくとの答弁がありました。  次に、企業局関係であります。  企業局からは、厚生労働省による水道施設最適配置調査結果の公表を受けて、今後、企業局末端給水区域に関係する3市1町の自治体と研究会を設置し、水道事業広域化方向性についてより具体的な検討に取り組むとの説明がありました。  委員からは、今回の調査結果をどのように生かしていくのか、課題を十分に検証すべきなど、質問意見が出されました。  以上をもちまして委員長報告といたします。 ○議長宮本衡司 君)委員長報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)質疑を終局いたします。  委員長報告中、第2号の予算案、報第1号及び報第3号の専決処分報告、陳第481号、陳第484号を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。  本件それぞれ、委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ委員長報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)次に、県民文化健康福祉委員長報告を求めます。  髙島陽子委員長。       〔22番髙島陽子君登壇〕 ◎22番(髙島陽子 君)県民文化健康福祉委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、県民文化部関係であります。  委員からは、男性の育児休業取得に向けた取組や第3子への支援など、子供・若者施策について質問が出されました。  県民文化部からは、第5次長野男女共同参画計画において男性の育児休業取得促進に向けた普及啓発固定的性別役割分担意識の払拭に取り組むとしていること、多岐にわたる子供、若者の課題に対しては、今年度新設したこども若者局において他部局と連携して取り組んでまいりたいとの答弁がありました。  また、社会的養護下の子供の権利擁護の取組などについても議論が交わされたところであります。  次に、健康福祉部関係であります。  委員からは、新型コロナウイルス感染症対策について、検査体制拡充に向けた取組やワクチン接種に関する今後の見通しについて質問が出されました。  健康福祉部からは、蔓延防止のためのPCR検査等に関する基本的考え方を明確にしたことを踏まえ、民間検査機関等への検査機器導入を進め、変異株や急速な感染拡大にも対応できる検査体制を構築し、PCR検査等を積極的、戦略的に活用していくこと、また、ワクチン接種については、市町村医療従事者、県がオール信州推進体制を構築し、市町村の実情に応じたハイブリット支援を行うとの答弁がありました。  この他、第8期高齢者プラン等について議論が交わされたところであります。  以上をもちまして委員長報告といたします。 ○議長宮本衡司 君)委員長報告に対して質疑がありますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)質疑を終局いたします。  委員長報告中、第2号の予算案、報第1号、報第3号及び報第5号の専決処分報告を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)次に、環境文教委員長報告を求めます。  中川博司委員長。       〔26番中川博司君登壇〕 ◎26番(中川博司 君)環境文教委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、教育委員会関係であります。  委員からは、高校再編について、今後さらに進む少子化も見据え、新たな高校づくり地域の方々などともよく話し合いながら丁寧に進めてほしいなど多くの意見が出されました。  教育委員会からは、今までの具体的な取組についての状況説明と、今後とも住民説明会や新校再編計画懇話会などにより丁寧に対応していくとの答弁がありました。  また、委員からは、生徒が用意したタブレット端末を自由に活用できるBYOD方式による1人1台の端末整備検討状況有益性についても質問が出されました。  教育委員会からは、ICT教育推進センターによる支援内容や有識者との検討状況に関する説明と、タブレット端末によるクラウドを活用した学びが重要であるとの答弁がありました。  このほか、委員からは、県立学校部活動公式大会参加における感染症対策や教職員の非違行為の根絶に向けた取組の強化などについても意見が出されたところであります。  次に、環境部関係であります。  先月策定された長野県ゼロカーボン戦略に基づき、2050ゼロカーボンの実現に向けた県民総参加の長野県ゼロカーボン実現県民会議(仮称)の早期立ち上げや住宅への太陽光発電設備・蓄電池の設置拡大の取組について説明がありました。  委員からは、県内事業者意見を踏まえた事業の展開や新築建築物のゼロエネルギー化への取組について意見が出されました。  このほか、諏訪湖の環境改善環境教育のさらなる推進についても意見が出されたところであります。  以上をもちまして委員長報告といたします。 ○議長宮本衡司 君)委員長報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)質疑を終局いたします。  委員長報告中、第2号の予算案、報第1号の専決処分報告を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)次に、農政林務委員長報告を求めます。  堀内孝人委員長。       〔32番堀内孝人君登壇〕 ◎32番(堀内孝人 君)農政林務委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決又は承認すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、農政部関係についてであります。  4月の凍霜害による果樹等の被害について、被害を受けた農業者に対し、引き続き被害状況を的確に把握しながら必要な支援を検討するとの説明がありました。委員からは、被災農業者が今後も営農を継続できるような対策や農業者への被害防止対策の周知、セーフティーネットへの加入促進などを求める意見がありました。  また、流域治水におけるため池及び水田を活用した雨水貯留説明に対して、委員からは、流域全体で水害を軽減させる流域治水を目指すために取組を推進するべきとの意見が出されました。  このほか、新規就農者確保育成など、議論が交わされたところであります。  次に、林務部関係についてであります。  大北森林組合等補助金適正受給事案に対する損害賠償請求事件に係る和解に対して、委員からは、和解に至った経過や和解後の対応をただすとともに、県民への丁寧な説明を求める意見がありました。  また、外材の高騰及び品不足による影響の見通しと今後の対応について説明がありました。委員からは、県産材利用を推進する機会と捉え、素材生産量の拡大に向けた支援とともに、林業従事者の確保を進めることを求めました。  このほか、森林税を活用した取組など、議論が交わされたところであります。  以上をもちまして委員長報告といたします。 ○議長宮本衡司 君)委員長報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)質疑を終局いたします。  委員長報告中、第2号の予算案、報第1号の専決処分報告を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。  本件それぞれ、委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ委員長報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)次に、危機管理建設委員長報告を求めます。  共田武史委員長。       〔20番共田武史君登壇〕 ◎20番(共田武史 君)危機管理建設委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、建設部関係であります。  委員からは、近年気候変動の影響に伴い水害が頻発、激甚化してきていることを踏まえ、流域や地域安全対策のためにどう取り組むのか質問がありました。  建設部からは、河川管理者が行う治水対策に加え、雨水貯留タンクの設置など、あらゆる関係者が協働して流域全体で水害に強い地域をつくる流域治水の取組を進めていくとの答弁がありました。  また、信州まちなかグリーンインフラ推進計画についてどのように展開していくのか質問があり、建設部からは、グリーンインフラの多様な効果をしっかり検証し、また維持管理体制等を含めて市町村と連携しながら進めていくとの答弁がありました。  さらに、委員から、昨年度からの建設部予算繰越額が大きく、それに伴い本年度の事業量が増加することについてどのように執行していくのか質問があり、建設部からは、発注標準を見直すなど施工確保対策に取り組むとともに、計画的な執行に努めていくとの答弁がありました。  そのほか、リニア中央新幹線発生土の処理についてや新たな広域道路交通計画についてなど様々な議論が活発に行われました。  次に、危機管理部関係であります。  委員からは、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種への対応について質問がありました。  危機管理部からは、ワクチン接種については市町村主体で進めているが、県でも独自に接種会場を設置するなど支援をしていく。11月末までには希望する方全員が接種できるよう努めていくとの答弁がありました。  また、危機管理部から、災害対策基本法改正に伴う避難情報の見直しについて説明があり、委員からは、県民意識醸成が大変重要であり、あらゆる手段を通して周知徹底をお願いしたいとの意見がありました。  以上をもちまして委員長報告といたします。 ○議長宮本衡司 君)委員長報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)質疑を終局いたします。  委員長報告中、第2号の予算案、報第1号の専決処分報告を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。  本件それぞれ、委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ委員長報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)次に、総務企画警察委員長報告を求めます。  酒井茂委員長。       〔31番酒井茂君登壇〕 ◎31番(酒井茂 君)総務企画警察委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、警察本部関係であります。  委員からは、迷惑行為についての県民からの相談状況を踏まえた迷惑防止条例の改正の検討状況について質問が出されました。  警察本部からは、県民から様々な相談を受ける中で、現行の法律、条例では対処できない部分について適切に対処していくため、相談内容についても研究をしながら、刑罰法規としての条例の適切な適用範囲についてしっかりと検討した上で、できる限り早期に条例案を提案していきたいとの答弁がありました。  次に、総務部企画振興部関係であります。  企画振興部からは、新たな過疎法に基づく長野過疎地域持続的発展方針の概要、策定スケジュール等について説明があり、委員からは、地域の課題を把握した上で過疎対策を進めてほしいとの意見が出されました。  また、委員からは、今後のコロナウイルス感染状況を踏まえた県内経済への対応について質問が出されました。  総務部からは、感染状況を見つつ、飲食・宿泊業など厳しい状況が続いている事業者に対し、内需拡大に向け、今後も補助金等の迅速な執行や機動的な予算対応を行っていくとの答弁がありました。  このほか、松本空港の運用時間の延長、ホストタウン事業現状等についても様々な意見が出されたところであります。  以上をもちまして委員長報告といたします。 ○議長宮本衡司 君)委員長報告に対して質疑がありますか。
          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)質疑を終局いたします。  委員長報告中、第2号の予算案、報第1号、報第3号及び報第5号の専決処分報告、請第25号を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)次に、各委員長報告中、第2号「令和3年度長野一般会計補正予算(第5号)案」、報第1号「令和2年度長野一般会計補正予算(第15号)の専決処分報告」、報第3号「令和3年度長野一般会計補正予算(第1号)の専決処分報告」及び報第5号「令和3年度長野一般会計補正予算(第3号)の専決処分報告」につき一括して討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、各委員長報告はいずれも原案可決または原案承認であります。本案それぞれ、各委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ各委員長報告どおり可決または承認されました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)次に、総務企画警察委員長報告中、請第25号「福島第一原子力発電所におけるトリチウムなどの放射性核種を含むALPS処理水の海洋放出方針決定の撤回を求める意見書提出について」につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本件を採決いたします。  本件、委員長報告は不採択とすべきものでありますので、本件について改めて採決いたします。本件、採択するに賛成の議員の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長宮本衡司 君)起立少数。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)次に、産業観光企業委員長報告中、陳第481号「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定からの離脱を求める意見書提出について」及び陳第484号「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定から撤退することを求める意見書提出について」につき一括して討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。  本件それぞれ、委員長報告はいずれも不採択とすべきものでありますので、本件それぞれについて改めて採決いたします。本件それぞれ、採択するに賛成の議員の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長宮本衡司 君)起立少数。よって、本件はそれぞれ不採択とすることに決定いたしました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △閉会中継続審査及び調査の申し出 ○議長宮本衡司 君)次に、各委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事件につき、会議規則第100条の規定により閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決定いたしました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━委員会提出議案報告議長宮本衡司 君)次に、議会運営委員長から議案の提出がありましたので、報告いたします。       〔職員朗読〕 委第1号         長野県議会会議規則の一部を改正する規則案提出書                                令和3年7月2日      長野県議会議長 宮 本 衡 司 様            提 出 者        議会運営委員長 石 和   大  長野県議会会議規則第23条第2項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。       〔議案等の部「1 議案 (3)委員会提出議案」参照〕 ○議長宮本衡司 君)以上であります。  ただいま報告いたしました委員会提出議案を本日の日程に追加いたします。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━委員会提出議案議長宮本衡司 君)本案を議題といたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第44条の規定により提出者の説明を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本案は提出者の説明を省略することに決定いたしました。  本案に対して質疑及び討論の通告がありませんので、本案を採決いたします。  本案、原案どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮本衡司 君)御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。          ────────────────── ○議長宮本衡司 君)以上で今定例会における案件を全部議了いたしました。  知事から挨拶があります。  阿部知事。       〔知事阿部守一君登壇〕 ◎知事阿部守一 君)本定例会に提出いたしました議案につきまして、慎重審議の上、それぞれ御議決を賜り、誠にありがとうございました。  審議に際し、新型コロナ対策、脱炭素社会づくりをはじめ、様々な県政課題につきまして御提言、御意見を頂戴いたしました。今後の県政運営に当たりまして十分参考とさせていただきたいというふうに考えております。  新型コロナウイルスとの闘いが続く中、県民の皆様方の命と健康、暮らしと産業を守るため、引き続き全力で取り組んでまいります。  議員各位におかれましては、今後とも、御自愛の上、県勢発展のためなお一層の御活躍をされますことを御祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長宮本衡司 君)以上で本定例会を閉会いたします。         午後1時34分閉会...