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長野県議会
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2019-12-09
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令和 元年11月定例会県民文化健康福祉委員会−12月09日-01号
令和 元年11月定例会産業観光企業委員会−12月09日-01号
令和 元年11月定例会環境文教委員会−12月09日-01号
令和 元年11月定例会危機管理建設委員会-12月09日-01号
令和 元年11月定例会総務企画警察委員会-12月09日-01号
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長野県議会 2019-12-09
令和 元年11月定例会農政林務委員会−12月09日-01号
取得元:
長野県議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-16
令和
元年
11月
定例会農政林務委員会
−12月09日-01
号令和
元年
11月
定例会農政林務委員会
農政林務委員会会議録
(その1) ●
招集年月日時刻
及び場所
令和元年
12月9日(月)午前10時30分、議事堂第4
委員会室
に招集した。 ●出席した
委員
の
氏名
委 員 長 石 和 大 副 委 員 長 小 山 仁 志 委 員 垣 内 基 良 同 堀 内 孝 人 同 竹 内 正 美 同 丸 茂 岳 人 同 山 口 典 久 同 望 月 義 寿 同 埋 橋 茂 人 ●欠席した
委員
の
氏名
な し ●
説明
のため出席した者の
氏名
(農 政 部)
農政部長
山 本 智 章
農政参事
兼
農業政策課長
草 間 康 晴
農政技監兼農業技術課長
伊 藤 洋 人
参事
兼
農地整備課長
所 弘 志
農産物マーケティング室長
小 林 茂 樹
園芸畜産課長
小 林 安 男
家畜防疫対策室長
荒 井 一 哉
農村振興課長
有 賀 芳 郎 ●
付託事件
別紙のとおり ●
会議
に付した
事件
付託事件
のうち1、3〜8、10、11、13、15、16、19〜22、25、26及び
農政部関係
の
所管事務一般
について ●
開議時刻
午前10時28分 ●
石和委員長
開会を宣した。 ▲
審査日程
の
決定
農政部関係
12月9日(月)、12月10日(火)
林務部関係
12月11日(水) ▲
日程宣告
1
会議録署名委員
の
決定
2
農政部関係
の
審査
▲
審査順序
の
決定
1
付託議案等
について
理事者
の
説明
2
質疑等
3
付託議案等
の採決 4
陳情
の
審査
▲
会議録署名委員
の
決定
委員長
の指名により、次の
委員
に
決定
した。 5番
山口委員
6番
望月委員
▲
農政林務委員会
の
付託事件
の
報告
予算案
2件、
条例案
2件、
専決処分報告
1件、
陳情
24件 ▲
農政部関係
の
付託事件等
の
報告
予算案
1件、
条例案
2件、
専決処分報告
1件、
陳情
14件 ▲
議題宣告
(
農政部関係
)
付託事件
及び
所管事務一般
を一括して
議題
とし、
議題
に関連して
理事者
の
説明
を求めた。 ◎
山本智章
農政部長
別添、
部長説明要旨
に基づいて
説明
した。 ○
石和大
委員長
第1号「
令和
元
年度長野
県
一般会計補正予算
(第9号)案」中、第1条「第1表
歳入歳出予算補正
」中、
歳出
第7款
農林水産業費
第12款
災害復旧費
中の
農政部関係
について、第2条「第2表
繰越明許費補正
」中の一部、第3条「第3表
債務負担行為補正
」中の一部について、
理事者
の
説明
を求めた。なお、
理事者
の
説明
中、プロジェクターを用いたい旨の申し出があったので了承願った。 ◎
草間康晴
農政参事
兼
農業政策課長
議案
、
予算説明書
、別
添資料
1及び
資料
2により
説明
した。 ◎
所弘志
参事
兼
農地整備課長
予算説明書
、別
添資料
3及び
資料
4により
説明
した。 ◎
有賀芳郎
農村振興課長
予算説明書
、別
添資料
5及び
資料
6により
説明
した。 ○
石和大
委員長
第11号「
地方卸売市場等
に関する
条例
を廃止する
条例案
」について、
理事者
の
説明
を求めた。 ◎
小林茂樹
農産物マーケティング室長
議案
及び別
添資料
7により
説明
した。 ○
石和大
委員長
第12号「
地域農業改良普及センター
の設置に関する
条例
を廃止する
条例案
」について、
理事者
の
説明
を求めた。 ◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
議案
及び別
添資料
8により
説明
した。 ○
石和大
委員長
報第1号「
令和
元
年度長野
県
一般会計補正予算
(第6号)の
専決処分報告
」中
歳出
第7款
農林水産業費
について、
理事者
の
説明
を求めた。 ◎
荒井一哉
家畜防疫対策室長
議案
、
予算説明書
及び別
添資料
9により
説明
した。 ○
石和大
委員長
理事者
から
発言
を求められていたので、これを許可した。 ◎
草間康晴
農政参事
兼
農業政策課長
別
添資料
10「
日米貿易協定等
の
国際連携
について」により
説明
した。 ◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
別
添資料
11「
水稲
の作柄及び米の
需給動向等
について」及び
資料
12「
有機農業
の
推進
について」により
説明
した。 ○
石和大
委員長
午後1時30分まで
休憩
を宣した。 ●
休憩時刻
午前11時24分 ●
再開時刻
午後1時26分 ○
石和大
委員長
再開
を宣し、引き続き
理事者
から
発言
を求められていたので、これを許可した。 ◎
荒井一哉
家畜防疫対策室長
別
添資料
13「
CSF対策
について」により
説明
した。 ◎
小林安男
園芸畜産課長
別
添資料
14「
機能性表示食品
の取組について」により
説明
した。 ◎
有賀芳郎
農村振興課長
別
添資料
15「
農業経営基盤
の強化の促進に関する
県基本方針
の
見直し
について」により
説明
した。 ○
石和大
委員長
委員
の
質疑等発言
を許可した。なお、
議論
を深めるため、
委員
の
発言
に対し、ほかの
委員
から
意見等
がある場合についても、あわせて
発言
願った。 ◆
垣内基良
委員
先ほどスライドで
災害
の
状況
を見させていただいて、改めて本当にすごい
災害
だったなということを思ったわけであります。
災害
は、
原状復旧
でほとんど終わりという形でありますけれ
ども
、
原状復旧
して
堤防
を同じ高さにしたら、またあふれてしまうので、それもおかしいだろうという
議論
が自民党の中であるようでありますので、
原状復旧
だけじゃなくて、これからも
災害
が起きない
復旧
を、改めて期待しているところであります。
災害
で忙しく、また
予算編成
で大変だと思います。今議会の冒頭で、知事から、具体的な
予算編成
の
方針
が少し聞けるかなと思ったわけでありますが、残念ながら
災害
のほうにシフトしていて、あまり聞けなかったわけであります。9月には、
予算編成方針
のポイントが出ておりました。読んでみますと、どうも抽象的でありますし、ある意味、当たり前のことを書いてあるのかなという思いがあります。来
年度
の
予算
を
編成
している中で、
農政部
について、具体的な
指示
があったのか、ないのか。また、なければ、来
年度
の
予算
をつくるに当たって重点としていること、また特徴的なことがあれば、教えていただければありがたいと思います。 ◎
草間康晴
農政参事
兼
農業政策課長
委員
から、来
年度
の当初
予算
の
編成
に向けての
お話
がございました。
委員
からも当初
予算
の
編成方針
の
お話
をいただきましたが、9月の
部局長会議
で
決定
し、
会議
の中におきましても、来
年度
は、
社会保障費
の
増加等
により100億円近い
収支差
が生じる
状況
で大変厳しいということでありました。あわせて、
台風
19号により
災害
が発生してしまったということで、
県財政
に対する
影響
が大きくなるということは、そのとおりかと思います。
農政部
の
予算
を
編成
していく中での
見直し
についての
お話
でございますが、現
時点
では、
災害
に当たって、
考え
ている
事業
を削れなどの
指示
は来ておりません。
予算編成方針
の中にも書かれてございますけれ
ども
、実際に必要なものはさらに伸ばしていくということ。また見直すべきものは
見直し
ていく、選択と集中ということが、
事業
の構築、
見直し
の中でも大きな柱として示されておりますので、
農政部
の
予算
についても、来
年度
に向けて検討させていただいているところでございます。 また、
補正予算
でも計上させていただきました
災害
に関してでございますが、できるだけ国の
事業
を活用したいということで、
災害
が発生して以降、
農林水産大臣等
を含めて国に対しても要望させていただきました。国にも、
パッケージ支援
という形で手厚い
支援
の
事業
をあげていただいております。県におきましては、そういうものをしっかり使わせていただく中で対応させていただきたいと思っているところでございます。 また、来
年度
に向けてですけれ
ども
、先週、国から
経済対策
が示されまして、きょう御
説明
させていただきました、TPP、あるいは
日米貿易協定等
に関する
基盤整備
という観点でいきますと、
農政関係
でも、国全体ですけれ
ども
、3,200億円ほどの
補正
が組まれるという
お話
があります。そういうものもしっかり
情報収集
を図り、また活用させていただき、必要な
事業
については、来
年度
予算
、また今
年度
の2月
補正
ということになるかもしれませんが、しっかり対応させていただきたいと思っております。 ◆
垣内基良
委員
一つ気
になるんですけれ
ども
、
通常
、
予算
がありますので、
災害
によって、人的な
部分
も含めて足りなくなっていると思います。
災害
がなければ
予算
の中に入っていたもので外れるというものはないという話だったんですけれ
ども
、
新規事業等
は、何となく外れそうだなという気がしますが、そういうこともないですか。 ◎
草間康晴
農政参事
兼
農業政策課長
今
年度
の
予算
の中のしあわせ
信州創造枠
ということで、
農政部
におきましては、
一つ
が
スマート農業
の
推進
ということがあります。これは、実際に
農家
の方のお
試し導入
ということで、AIとかICTを活用した
機械
を貸し出すというものや、あるいは
農業改良普及センター
の
職員
が
タブレット
を使って
農業者
への
技術支援
を行うというものです。もう
一つ
は、農ある暮らしの
応援事業
でありまして、5月に
相談センター
を
野菜花き試験場
の中に置きまして、
相談員
が具体的な
相談
に対応し、
市町村
とも
連携
をしていくという
事業
で、今
年度
、取り組ませていただいております。来
年度
におきましても、
農政部
については、これらは必要な
事業
ということで、しっかり要望させていただき、
予算化
もしてまいりたいと
考え
ております。 ◆
垣内基良
委員
どっちかというと、ソフトのところはそうだろうと思いますけれ
ども
、
農地整備
等々につきましては、
災害
が多かったから、そちらにシフトされるのかなという
心配事
があるんです。
農地整備
につきましても、
新規
まで手が回るかどうかわかりませんが、おそらく今まで継続している
部分
はやっていくと思いますけれ
ども
、
調査費
がついたり、まだ具体的な工事が始まってない
部分
も、継続して行ってもらえるのかどうか、そこだけ聞きたいんですが。 ◎
所弘志
参事
兼
農地整備課長
これからの
農地整備事業
と
災害復旧
の
関連度
ということだと思います。今回の
災害
は、非常に大きな
災害
でございまして、
復旧
には時間とお金が相当かかってくるということは事実でございます。一方、
事業主体
は、主には
市町村
ということでございますが、大きさからして、相当、県が御
支援
申し上げないと、なかなか進んでいかないだろうとは思っております。先ほ
ども
御
説明
申し上げましたけれ
ども
、12月2日から、1月の中旬まで
査定
が入ります。
査定
を受けて、どのくらいの
規模
が認められるかという結果次第ということになりますけれ
ども
、県がどの
部分
でどのくらい
支援
して、人がどのくらい足りないのかということも、その
時点
で見きわめていかなければならないと思っています。 しかしながら、
通常事業
は継続していかなきゃいけないと思っておりますので、
防災
・
減災
、それから
災害復旧
、
施設
の
長寿命化
、それから
農業
の
生産基盤
ということで、基本的には、
計画時点
、
実施時点
のものを、きちんと続けていけるようにしていかなければいけないと思っています。ただ、
人員
の
お話
もございましたが、
人員
につきましては、入札の中で、発注に際して
概略設計
などを用いまして、なるべく
職員
の
負担
を減らしていくということを
考え
ながら、やっていかなければいけないと
考え
ております。 ◆
垣内基良
委員
そうだろうと思いますが、金の出どころがよくわからないという話の中でありますけれ
ども
、県民の中には、今回の
災害
によって、どうも
東北信
の
災害
へみんな行ってしまうのではないかという不安がありますので、継続してある
部分
につきましては、必ず実行していただけるようにお願いしたいと思っています。大丈夫ですか
新井
はどうなの。 ◎
所弘志
参事
兼
農地整備課長
新井
というのは、
伊那
の飯島町の
基幹水利施設
でございまして、
トンネル等
があって非常に危険な
状態
ということで
調査
しております。私
ども
も
事業
を進めるに当たって、
財政状況等
も鑑みますと、
優先順位
をつけて
事業
を
実施
していかなければならない
状況
でございます。特に
防災
上危険なもの、それから水路の中でも
基幹水利施設
の
トンネル
や橋、
頭首工
など、一旦、事故が起こると、
復旧
に時間と
事業費
が多くかかるものを優先してやっていかなければならないと
考え
ておりますので、そういうものについては、きちんと計画どおり進めなければいけないと思っております。 ◆
垣内基良
委員
先ほど
スマート農業
について、来
年度
の
予算
の中にも反映していくとおっしゃられましたけれ
ども
、具体的にはどうなるのかということ。まだ話せる
段階
ではないんですか。 ◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
来
年度
予算
における
スマート農業
についての御
質問
だと思います。
スマート農業
については、先ほど
草間農政参事
から申し上げましたように、大きな柱で
実施
しております。
一つ
は国の大
規模実証農場
であり、
伊那
市の田原で
実施
しているものでございます。それから
県内
の多くの
農家
で
実施
しておりますお
試し導入
の
事業
、それから
試験場
で行っております新しい
機械
の開発の
事業
、それにあわせたメーカーの
支援事業
、そして
農業改良普及センター
で行っております
指導体制
の
関係
、いずれも継続して行っていく必要のある
事業
でございますので、これらの
事業
に支障のないようにしてまいりたいと
考え
ております。また、
事業
の
実施
につきましては、ことし1年やっておりますので、反省や検討を含めまして、さらに効果の上がる形でしっかり
事業
が
実施
できるように進めてまいりたいと
考え
ております。
予算
もしっかり用意してまいりたいと
考え
ております。 ◆
堀内孝人
委員
では、二、三、お願いします。まず、私、
災害
の2日後に回らせてもらったんですが、
農業機械
が水没している光景を見ました。
保険
の
状態
はどうだったんですかね。 ◎
有賀芳郎
農村振興課長
農業機械
については、
千曲川
の
堤防
が決壊し、水没してしまった
農業機械
が非常に多いということで、過去に例を見ない
被害
になっています。
被害
が大きいのは
長野
市の
関係
になりますが、今現在で、全体で約2,000台近くになっていますけれ
ども
、
長野
市の場合、まだ全部、
調査
が進んでいないという
状況
にございまして、これからまだふえるという
状況
にあります。
農業機械
の場合、国庫が入った
共済事業
がないので、水没するとか、そういうことを想定しない限り、JAの
共済
とかになかなか入りにくいところがあるということです。
説明
でも申したんですけれ
ども
、国の
経営体育成支援
の
関係
では、
通常
、国は3割を
補助
するだけで、これまで県も
上乗せ支援
というのはしてこなかったんですけれ
ども
、
台風
第19号に限ってですが、国では、
耐用年数
を全然考慮しないで、
耐用年数
を超えていても
補助
を行い、普通は10分の3の
補助
を、10分の5まで、緊急的にかさ上げしたということもございます。また、県と
市町村
が協調して、10分の2ずつ
補助
する、
市町村
が出した額を県も出すという制度をつくって、
保険
に入っておられなかった
農業者
に対しても、最大9割の
補助
をして
支援
をするという
設計
をしているというところでございます。 ◆
堀内孝人
委員
農業機械
は、
SS
1台にしても700万円から800万円する
機械
なので、心配しております。乗用車は別にして2,000台の
被害
ということでいいですかね。 ◎
有賀芳郎
農村振興課長
今回の農林水産省の
補助事業
においては、
汎用性
の大きいものといいますか、軽
トラ
などについては、対象にしないということで、
SS
や、
トラクター等
の
農業機械
を
中心
に見る。軽
トラ
とかについては、
産業労働部
の
中小企業
の
グループ補助金
で対応してもらうということで、線引きをしているところです。 ◆
堀内孝人
委員
心配している人がたくさんいるもので、お聞きしました。次に、
土地改良
についてですが、
落合橋
のすぐ下にモーターと
ポンプ
がありますよね。島がありましたが、水によって流れて、多分、土砂が2メートルぐらい詰まっていると思います。この場合は、どこでどうすればいいですかね。島をまたつくってやるということですかね。お願いします。 ◎
所弘志
参事
兼
農地整備課長
落合橋
の下の
機場
ということになりますと、綿内で
農業用水
を
千曲川
から上げて、
地域
に配水している
揚水機場
のことかと思います。御指摘のとおりでございまして、
河川
の中、
堤外地
に
ポンプ
を設置して、そこから
堤内地
、畑へ水を配水して、そこでまた
ポンプ
をかけてと非常に複雑な
機能
で
揚水
をしているところでございます。今回の
災害
で
河川
の中の
ポンプ
や
導水路
が被災している
状況
は確認しております。現在、
復旧計画
を立てて
災害査定
を受けているところですけれ
ども
、何せ件数が多ございまして、きちんとした
設計
を行った上での
査定
ではなく、
概略
の
設計
になっております。今後、
河川管理者
、また、
地元
のかんがいの組合、
土地改良
区等と協議をしながら、
対策
を立てていくこととなっております。 ◆
堀内孝人
委員
すぐ見に行ったところ、
ポンプ
は大丈夫でした。多分、水の
取り入れ口
だけ、直せばいけるんじゃないかなと思っています。また、
日滝原
の
土地改良
が大きな
被害
を受けておりますので、またいろいろ調べていただくよう、よろしくお願いします。 それから、来年になりますけれ
ども
、田植えの時期に向けて、
取水口
の壊れているところもありますので、またおいおいと調べていただくよう、よろしくお願いします。 それと、お聞きするんですけれ
ども
、
神経毒
の
ネオニコチノイド系農薬
や
有機リン系農薬
が
子供
の
発達障害
の原因になると言われております。うわさで聞いておりますが、県では使っているかどうか、教えていただければありがたいですが。 ◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
ネオニコチノイド系農薬
、また
有機リン系農薬
、いずれも
農薬登録
があるものについては、
県内
での使用はございます。 ◆
堀内孝人
委員
登録
はされているんですかね。 ◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
はい、
登録
はございます。特に
ネオニコチノイド系農薬
につきましては、
水稲
のカメムシですとか、果樹のアブラムシですとか、花ですとか、さまざまなものによく効く
殺虫剤
ということで、幅広く
県内
で使われているところでございます。 ◆
堀内孝人
委員
初めて私も聞いたので、気をつけなきゃいけないなと思って。広めていきたいと思っています。 ◆
竹内正美
委員
午前中に御
説明
いただきました
有機農業推進
について、幾つか
質問
させていただきたいことがあります。本
年度
から
有機農業推進専任担当者
が配属されたということで、大変ありがたいことだなと思っているんです。
有機農業実践者
とか、
流通関係者
とか、
消費者
、そして
市町村関係者
などを巡回していらっしゃって、
課題
や要望を把握されているということなんですが、
消費者
というのは、主にどういう方で、どのように巡回されているのか、まず教えてください。 ◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
消費者
といっても、個別の方に戸別訪問するということではなくて、例えばより
子供たち
にも安全な物を食べてもらいたいという
グループ
などを回ります。そこにいい物を購買される方、あるいはできるだけ
農薬
や
化学肥料
を減らした環境にやさしい物を使いたいという
購買者
の方がいらっしゃいますので、主にそういう方に
お話
をお聞きしているところでございます。 ◆
竹内正美
委員
課題
をヒアリングされたということですが、先ほどその中の
一つ
に、
農業者同士
の
つながり拡大
があると伺いました。これについて、具体的な
解決策
がもし現
段階
であれば、お伺いしたいと思います。 ◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
有機農業者
につきましては、例えば
県内
で
有機農業研究会
といった県的な
組織
もございまして、こういうところに入っている方は、ある程度
つながり
を持っていらっしゃいます。それ以外に、
組織
に属さない方ですとか、あるいは山手に住んでいらっしゃる方とか、なかなか同じようなことをしている方と
お話
をする
機会
がないという方もいらっしゃる
状況
です。私
ども
としては、
一つ
は、
有機農業者
に対する講座を、毎年、
実施
しております。そこは、新しく始める方はもちろんですが、既にやっている方も聞いてもいいですよということにしておりまして、そこに参加していただくということが
一つ
ございます。 それから、
有機農業
の
アドバイザー
を設置しておりますので、お一人だけしかいらっしゃらない場合には、
アドバイザー
を御紹介して、いろいろアドバイスをして交流していただくということもございます。 今回、ネットワークや
プラットフォーム
を作成いたしましたけれ
ども
、この中で、
フェイスブック
ですとか、電子的な媒体を使ってもやりとりができる仕組みをつくっておりますので、例えば私はこう思っているんだけれ
ども
、誰かこう思っている人はいませんかという投げかけをするチャンスをつくったりですとか、あるいは
フェイス
・トウ・
フェイス
ということで、
勉強会等
も、
プラットフォーム
を
中心
に
実施
しているところでございます。先般も
水稲
の
関係
の
勉強会
を1回開催しておりますけれ
ども
、そういったところに御参加いただくことで、同じような品目で
農業
をやっている方が
意見交換
をできる場をつくっていきたいと
考え
ているところでございます。 ◆
竹内正美
委員
プラットフォーム
についてですけれ
ども
、先ほど会員の
内訳
が、全体199人中の
生産者
が82名で、
流通関係
が8名、
消費者
が8名で、101名が行政・その他となっていたんですけれ
ども
、その他101名の
内訳
というものも、教えていただければと思います。 ◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
すみません、名簿をここに持ってきておりませんので、後ほどお答えしたいと思います。 ◆
竹内正美
委員
半分以上がその他ということだったので、また教えてください。 次の
質問
ですが、私の
地元
千曲市も、
台風
の
被害
が大変大きかったわけで、暗い雰囲気にもなっているんです。そんな中で、千曲市の宝の
一つ
として
棚田
があります。
棚田
を使った
地域振興支援
について、お聞きしたいんです。例えば、やまほいくにも適しているかなと思っています。また先月、
棚田
の中を自転車で走るレースなんですけれ
ども
、
姨捨棚田ヒルクライム
というイベントを個人で行った方がいらっしゃいました。
世界大会
ということでした。海外からも人が来たり、他県からも人が来てくださったり、おまけに宿泊もしていただけるということで、近隣にある
戸倉上山田温泉
にとっても非常にありがたかったんです。今後も、何か
棚田サミット
みたいなことを
姨捨
の
棚田
でやっていただけると、宿泊していただける
戸倉上山田温泉
もありがたいかなと思っています。
姨捨
に限らなくても結構ですが、
棚田地域振興
について、何か今後の具体的なお
考え
があれば、お聞かせいただければと思います。 ◎
所弘志
参事
兼
農地整備課長
棚田
を核とした
地域振興
についての御
質問
だと思います。
委員
から御指摘いただいた
棚田サミット
でございますけれ
ども
、昨年、小谷村でやりまして、
姨捨
は、十数年前に第1回でやらせていただいたと思います。全国で持ち回りの形でやっておりますので、すぐに誘致するという
考え
は今のところ持ち合わせておりませんが、ことし国で、
議員立法
で制定されました
棚田地域振興法
がございます。これにつきましては私
ども
の課が担当しておりますので、法律に基づいた
地域支援
ができればと
考え
ているところでございます。 ◆
竹内正美
委員
機会
がありましたら、ぜひ千曲市の
棚田
も含めて盛り上げていただければありがたいなと思っています。 次に
外来生物
が
農業
に及ぼす
影響
と
対策
についてお聞きします。全国的にも
外来生物
が
農業生産
に
影響
を及ぼしているということは、注目されているところです。一般的に多く見られる外来植物について、農地はもちろんですけれ
ども
、最近、
農業
用排水路とか、ため池ですとか、農地の周辺においても、通水障害ですとか、維持管理面での障害などの
影響
が多く見られているということも聞いています。特に植物に対してですけれ
ども
、
県内
の
農業
地域
における
外来生物
の
対策
について、現状の
課題
と見通しをお聞かせいただければと思います。
◎
伊藤洋人
農政技監兼農業技術課長
外来生物
はいろいろございますけれ
ども
、特に植物系のものということでございます。田んぼ等についても、最近、おそらく外国産の餌とかの中に紛れてきたんじゃないかと思われる種子から発芽するということで、防除の難しい雑草が複数ございます。これらについては、防除法を
試験場
で検討するとともに、実際にパンフレット等を使いまして、まずはこういうものがありますよと
農業者
に対する注意喚起等を行っているところでございます。あわせて有効な防除法が見つかったものにつきましては、適宜、方法につきまして、普及センターやJA等を通じて、
生産者
に
説明
をいたしまして、防除を
実施
しているところでございます。 ◆
竹内正美
委員
私の
地元
の
農家
の皆さんからも、農作業の大変大きな障害になっていると言われています。技術的な
対策
をぜひ県で研究開発していただいて、指導していただきたいという声が届いております。離農することにもなりそうだという声もありまして、大変なときだとは思いますけれ
ども
、ぜひまた
対策
をとっていただければありがたいと思います。以上です。 ○
石和大
委員長
本日の
審査
はこの程度とし、明10日は午前10時30分から
委員
会を開会し、
農政部
の
審査
を日程といたします。 なお、今定例会中の
委員
会の開議通知は、書面通知を省略し、放送または口頭連絡により行いますので御了承を願います。 散会を宣した。 ●散会時刻 午後2時11分...
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