次に、
健康福祉部関係であります。
健康福祉部からは、国の
地域医療構想に関するワーキンググループにおいて、
医療機能等の検証の要請を行う公立・
公的医療機関として県内15の
医療機関が公表されたとの説明がありました。
委員からは、今回の国の
公表内容は、地域の病院が、
医療提供にとどまらず
地域づくりの核となっていることや、地域における
経営改革や
医師確保などの
取り組みや成果など地域の実情が評価、考慮されていないなどの意見が出されました。
健康福祉部からは、地域の実情に応じた議論がなされるよう取り組んでまいりたいとの答弁がありました。
こうした議論を踏まえ、地域の実情を十分に踏まえた
地域医療構想の推進を求める
意見書案を
委員会発議したところであります。
以上をもちまして
委員長の報告といたします。
○議長(
清沢英男 君)
委員長の報告に対して質疑がありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)質疑を終局いたします。
委員長の報告中、第1号の
予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
本案それぞれ、
委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ
委員長の報告どおり決定いたしました。
──────────────────
○議長(
清沢英男 君)次に、
産業観光企業委員長の報告を求めます。
中川博司副
委員長。
〔26番
中川博司君登壇〕
◎26番(
中川博司 君)
産業観光企業委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
知事提出議案につきましては、
慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。
初めに、
産業労働部関係についてであります。
産業労働部からは、
IT人材、
IT産業の集積に向け産学官が連携して取り組むべき方向性を定めた
信州ITバレー構想が決定され、県では、構想の
推進体制の構築や
ICT産業等立地助成金の拡充など
IT企業の集積、誘致を短期集中的に支援していくとの説明がありました。
委員からは、既にAI、IoTが普遍化した表現となり、
産業構造が本質的に変化している中、
IT人材の確保は最
重要課題であることから、この構想には大いに期待するとの意見が出されました。
次に、
観光部関係では、2018年の
観光消費額が8,146億円となり、目標値である8,100億円を上回ったとの説明がありました。
委員からは、過去5年間の
延べ宿泊者数は日本人が
微減傾向、外国人は
増加率が鈍化していると分析しているが、今後の施策にどのように反映していくのか、質問がありました。
観光部からは、戦略的な
情報発信による
新規顧客開拓、北陸圏、
関西方面からの誘客など、
関係部局、
地域振興局、そして地域とも連携して取り組んでいくとの答弁がありました。
次に、
企業局関係では、委員から、
一般会計へ5億1,000万円を繰り出すなど、
企業局は高い
経営能力で
地域貢献に取り組んでいるが、今後の課題や見通しについて質問がありました。
企業局からは、今後、
FIT制度の
見直しなど経営が厳しくなることが見込まれるが、引き続き質の高い
住民サービスを提供できるよう、組織の
見直しや
先端技術活用などさらなる
経営努力を図っていくとの説明がありました。
以上をもちまして
委員長の報告といたします。
○議長(
清沢英男 君)
委員長の報告に対して質疑がありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)質疑を終局いたします。
委員長の報告中、第1号の
予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
本案それぞれ、
委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ
委員長の報告どおり決定いたしました。
──────────────────
○議長(
清沢英男 君)次に、
危機管理建設委員長の報告を求めます。
髙島陽子副
委員長。
〔22番
髙島陽子君登壇〕
◎22番(
髙島陽子 君)
危機管理建設委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
知事提出議案につきましては、
慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。
初めに、
建設部関係であります。
春先の融雪や、例年より
梅雨明けが遅く6月から7月の降水量が多かったことなどにより、
道路のり面の
土砂流出や
斜面崩落等の被害が多数発生したことから、
県単独公共事業費を
補正予算案として計上し、
被災箇所の
早期復旧と
被害拡大防止を図っていくとの説明がありました。
委員からは、引き続き必要な予算を確保するとともに、今後も懸念される
異常気象等による災害に対しできる限り事前の
防災対策を講じるよう要望がありました。
次に、
建設業の
人材確保について、
技能労働者の
処遇改善に向け
建設キャリアアップシステムの
普及促進等の
取り組みを行うとの説明がありました。
委員からは、元請企業から
下請企業への適正な
労働賃金の支払いや週休2日工事の導入の
促進等により、
建設業の
担い手確保に努めていくべきとの意見が出されました。
次に、
危機管理部関係であります。
先般の台風第15号の強風による倒木を主な原因として千葉県において長期にわたる大
規模停電が発生したことから、本県においても同様の事態が生じることがないよう、
関係者による協議の場を設け、
事前防災対策等に取り組んでいくとの説明がありました。
委員からは、日ごろからさまざまな事態を想定した事前の十分な準備が大切であるとの意見がありました。
以上をもちまして
委員長の報告といたします。
○議長(
清沢英男 君)
委員長の報告に対して質疑がありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)質疑を終局いたします。
委員長の報告中、第1号の
予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
本案それぞれ、
委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ
委員長の報告どおり決定いたしました。
──────────────────
○議長(
清沢英男 君)次に、
環境文教委員長の報告を求めます。
丸山大輔副
委員長。
〔21番
丸山大輔君登壇〕
◎21番(
丸山大輔 君)
環境文教委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
知事提出議案につきましては、
慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。
初めに、
環境部関係であります。
委員からは、
ごみ減量日本一の継続に向けたレジ袋などの
使い捨てプラスチックごみや
食品ロスの削減への県の
取り組みについて質問がありました。
環境部からは、
信州プラスチックスマート運動による県民への呼びかけや
事業者の
取り組みの紹介、また、
信州発もったいないキャンペーンによる
賞味期限や消費期限間近な商品の購入の呼びかけなど、
事業者や市町村と連携した啓発に引き続き取り組んでいくとの答弁がありま した。
次に、
教育委員会関係であります。
高校の将来像を考える地域の
協議会の
設置状況について説明がありました。
委員からは、未設置の地域もあり、
開催状況にばらつきがある中で、再来年3月の再編・
整備計画の確定に間に合うのかとの質問がありました。
教育委員会からは、全ての地域から意見、提案をいただき再編・
整備計画を確定していくため、地域の
協議会と連携を図っていきたいとの答弁がありました。
また、新たな
公立高校入学者選抜制度第2次案についても、委員からは、
学校関係者や小中学校の
児童生徒及び
保護者に対して丁寧に説明するとともに、その際に出された意見を本年中に策定する成案に反映するべきとの意見が出されました。
このほか、来年3月に
開館予定の
県立武道館について、
指定管理者と連携して武道の振興や
利用率の向上を図るよう意見が出されたところであります。
以上をもちまして
委員長の報告といたします。
○議長(
清沢英男 君)
委員長の報告に対して質疑がありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)質疑を終局いたします。
委員長の報告中、第1号の
予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。
本件それぞれ、
委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ
委員長の報告どおり決定いたしました。
──────────────────
○議長(
清沢英男 君)次に、
総務企画警察委員長の報告を求めます。
酒井茂副
委員長。
〔31番
酒井茂君登壇〕
◎31番(
酒井茂 君)
総務企画警察委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
知事提出議案につきましては、
慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。
初めに、
警察本部関係についてであります。
後を絶たない
あおり運転について国の方針で厳罰化が検討されている中、長野県における現状と対応について質問がありました。
警察本部からは、
あおり運転に関する昨年の
通報件数は前年と比較して3倍に増加しており、
関係法令を適用し、適正な捜査、
交通指導取り締まり及び
行政処分を徹底する方針で取り組んでいるとの答弁がありました。
委員からは、
高速道路でのパトロールを多くするなど一層の
取り組みを図るよう要望が出されました。
次に、
総務部、
企画振興部関係についてであります。
まず、
信州まつもと空港において今月から新たに運航されることとなった松本―
神戸線の目標などについて質問がありました。
企画振興部からは、
年間利用率65%を目標とし、
神戸線の定着に向け
補正予算案に計上された
利用促進事業により
周知等に取り組んでいくとの答弁がありました。
次に、
総務部からは、
公文書等の管理に関する条例(仮称)について年度内の制定に向け検討していくとの説明がありました。
委員からは、
公文書管理の具体的な基準は
公文書の
審議会で議論されることになるため、議会としても注視していくとともに、運用に当たっては職員の判断が重要になるなどの意見が出されました。
このほか、
県職員が会合に出席する際の支出について、現在は全て
個人負担としているが、必要なものは公費負担し、県民との対話の場に積極的に参画できるようにすべきとの意見が出されたところであります。
以上をもちまして
委員長の報告といたします。
○議長(
清沢英男 君)
委員長の報告に対して質疑がありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)質疑を終局いたします。
委員長の報告中、第1号の
予算案、報第1号及び報第14号の
専決処分報告、請第6号を除き、他の案件につき討論をいたします。
討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
本案それぞれ、
委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ
委員長の報告どおり決定いたしました。
──────────────────
○議長(
清沢英男 君)次に、各
委員長の報告中、第1号「令和元
年度長野県
一般会計補正予算(第4号)案」、報第1号「令和元
年度長野県
一般会計補正予算(第2号)の
専決処分報告」及び報第14号「令和元
年度長野県
一般会計補正予算(第3号)の
専決処分報告」につき一括して討論をいたします。
討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
本案それぞれ、各
委員長の報告はいずれも
原案可決または
原案承認であります。本案それぞれ、各
委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ各
委員長の
報告どおり可決または承認されました。
──────────────────
○議長(
清沢英男 君)次に、
総務企画警察委員長の報告中、請第6号「
地方自治と民意を尊重し、辺野古新
基地建設工事を中断して、話し合いを求める
意見書提出について」につき討論をいたします。
討論の通告がありませんので、本件を採決いたします。
本件、
委員長の報告は不採択とすべきものでありますので、本件について改めて採決いたします。本件、採択するに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
清沢英男 君)
起立少数。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△閉会中
継続審査及び調査の
申し出
○議長(
清沢英男 君)次に、各
委員長から、
目下委員会において審査及び調査中の事件につき、
会議規則第100条の規定により閉会中の
継続審査及び調査の
申し出があります。
お諮りいたします。各
委員長から
申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、各
委員長から
申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び調査に付することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△
受け付け締め切り後の陳情提出報告、閉会中
継続審査
○議長(
清沢英男 君)次に、お手元に配付いたしましたとおり、
受け付け締め切り後、陳情の提出がありましたので、報告いたします。朗読は省略いたします。
ただいま報告いたしました陳情を一括して本日の日程に追加いたします。
本件を一括して議題といたします。
お諮りいたします。本陳情につきましては、
地方自治法第109条第8項の規定によりそれぞれ所管の
委員会に対し閉会中
継続審査に付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本陳情は閉会中
継続審査に付することに決定いたしました。
〔
議案等の部「6 受付締切後提出された陳情」参照〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△
議員派遣の件
○議長(
清沢英男 君)次に、
議員派遣の件を本日の日程に追加いたします。
本件を一括して議題といたします。
お諮りいたします。本件それぞれ、お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
〔
議案等の部「7 議員の派遣について」参照〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△
委員会提出議案の報告
○議長(
清沢英男 君)次に、各
委員長から議案の提出がありましたので、報告いたします。
〔職員朗読〕
委第1号
豚コレラの
全面終息に向けた対策の一層の強化を求める
意見書案提出書
令和元年10月3日
長野県議会議長 清 沢 英 男 様
提 出 者
農政林務委員長 石 和 大
長野県議会
会議規則第23条第2項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。
──────────────────
委第2号
地域の実情を十分に踏まえた
地域医療構想の推進を求め
る
意見書案提出書
令和元年10月3日
長野県議会議長 清 沢 英 男 様
提 出 者
県民文化健康福祉委員長 清 水 純 子
長野県議会
会議規則第23条第2項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。
〔
議案等の部「1 議案 (3)
委員会提出議案」参照〕
○議長(
清沢英男 君)以上であります。
ただいま報告いたしました
委員会提出議案を本日の日程に追加いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△
委員会提出議案
○議長(
清沢英男 君)本案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。本案については、それぞれ
会議規則第44条の規定により提出者の説明を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ提出者の説明を省略することに決定いたしました。
本案それぞれに対して質疑及び討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
本案それぞれ、原案どおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ原案どおり可決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△天皇陛下御即位に当たり
賀詞奉呈の件
○議長(
清沢英男 君)この際、お諮りいたします。天皇陛下におかせられましては、本年5月1日、御即位なされました。長野県議会は、天皇陛下御即位に当たり、慶祝の意を表するため、天皇陛下に対し議決をもって賀詞を奉呈し、その文案を議長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、賀詞を奉呈することとし、議長において
起草いたしました賀詞を朗読いたします。
全員御起立を願います。
〔全員起立〕
賀 詞
天皇陛下におかせられましては この度 御即位あそばされ 皇位を継承なされましたことは 誠に慶賀に堪えないところであります
天皇皇后両陛下の御清祥と 令和の時代が平和で活力に満ちたものとなりますよう 心からお祈り申し上げ ここに長野県議会は 県民を代表して 謹んで慶祝の意を表します
令和元年10月7日
長野県議会議長 清 沢 英 男
御着席を願います。
ただいま議決いたしました賀詞の奉呈につきましては議長において別途取り計らいたいと思いますので、御了承願います。
──────────────────
○議長(
清沢英男 君)以上で今
定例会における案件を全部議了いたしました。
知事から挨拶があります。
阿部知事。