• SDGs(/)
ツイート シェア
  1. 長野県議会 2019-07-05
    令和 元年 6月定例会本会議-07月05日-06号


    取得元: 長野県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 元年 6月定例会会議-07月05日-06号令和 元年 6月定例会本会議 令和元年7月5日(金曜日)  出席議員(57名)   1 番 熊谷元尋      27 番 両角友成   2 番 望月義寿      28 番 中川宏昌   3 番 小林君男      29 番 清水純子   4 番 清水正康      30 番 小池久長   5 番 加藤康治      31 番 酒井 茂   6 番 川上信彦      32 番 堀内孝人   7 番 山田英喜      33 番 石和 大   8 番 大井岳夫      34 番 依田明善   9 番 丸茂岳人      35 番 山岸喜昭   10 番 寺沢功希      36 番 小島康晴   11 番 花岡賢一      37 番 小林東一郎   12 番 池田 清      38 番 毛利栄子   13 番 百瀬智之      39 番 和田明子   14 番 山口典久      40 番 諏訪光昭   15 番 小山仁志      41 番 丸山栄一   16 番 竹内正美      42 番 小池 清   17 番 竹花美幸      43 番 宮本衡司
      18 番 宮下克彦      44 番 清沢英男   19 番 大畑俊隆      45 番 垣内基良   20 番 共田武史      46 番 鈴木 清   21 番 丸山大輔      47 番 高村京子   22 番 髙島陽子      48 番 宮澤敏文   23 番 荒井武志      49 番 西沢正隆   24 番 埋橋茂人      50 番 風間辰一   25 番 続木幹夫      51 番 佐々木祥二   26 番 中川博司      52 番 向山公人   54 番 本郷一彦      56 番 服部宏昭   55 番 萩原 清      57 番 望月雄内  欠席議員(1名)   53 番 平野成基         ───────────────────  説明のため出席した者   知事        阿部守一    農政部長      山本智章   副知事       太田 寛    林務部長      井出英治   副知事       小岩正貴    建設部長      長谷川朋弘   危機管理監兼危           会計管理者兼会   機管理部長     竹内善彦    計局長       塩谷幸隆   企画振興部長    伊藤一紀    公営企業管理者   総務部長      関昇一郎    企業局長事務取扱  小林 透   県民文化部長    増田隆志    財政課長      矢後雅司   健康福祉部長    大月良則    教育長       原山隆一   環境部長      高田真由美   教育次長      轟 寛逸   産業労働部長    林 宏行    教育次長      三輪晋一   観光部長      中村正人    警察本部長     伊藤泰充                     警務部長      野﨑美仁                     監査委員      田口敏子         ─────────────────── 職務のため出席した事務局職員   事務局長      小山 聡    議事課担当係長   山田むつみ   議事課長      村松敏伸    総務課担当係長   伊藤啓一   企画幹議事課   西川 裕   課長補佐         ───────────────────  令和元年7月5日(金曜日)議事日程    午後1時開議    各委員長報告案件    議員派遣の件(日程追加)      ─────────────────────────  本日の会議に付した事件等    各委員長報告案件    議員派遣の件         午後1時開議 ○議長(清沢英男 君)これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、各委員長報告案件についてであります。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━委員会審査報告書提出報告 ○議長(清沢英男 君)次に、お手元に配付いたしましたとおり、各委員長から委員会審査報告書の提出がありましたので、報告いたします。朗読は省略いたします。       〔議案等の部「6 委員会審査報告書」参照〕          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △各委員長の報告 ○議長(清沢英男 君)各委員長報告案件を一括して議題といたします。  最初に、県民文化健康福祉委員長の報告を求めます。  清水純子委員長。       〔29番清水純子君登壇〕 ◎29番(清水純子 君)県民文化健康福祉委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、県民文化部関係についてであります。  県民文化部からは、児童虐待への対応について、平成30年度の児童相談所における児童虐待相談対応件数が過去最多となり、これに対応するため児童相談所体制強化関係機関との情報共有連携強化の徹底を推進しているとの説明がありました。  委員からは、児童を守るためには地域で支える取り組みが重要であるなどさまざまな意見が出されました。県民文化部からは、児童相談所市町村のみならず、住民や学校等を含めた関係機関が早期に情報を取得、共有し、連携して家庭に支援を届けることが早期の対応を可能とし、事案の重篤化を防ぐ上で重要であるとの答弁がありました。  次に、健康福祉部関係であります。  健康福祉部からは、ひきこもりに関する調査結果について、県内のひきこもりの数は2,290人、年代別では40歳代が最も多く、その背景には、教育や就労の問題などさまざまな要因が推察されるとの説明がありました。  委員からは、中高年のひきこもりの心理状況は深刻で、重く受け取るべき、相談窓口を充実すべきなどの意見が出されました。健康福祉部からは、まずは相談支援機関の周知に努めるとともに、市町村と協力し、支援を求めて声を上げた方々をしっかりと受けとめ、丁寧に対応できる相談体制を整えることが重要との答弁がありました。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(清沢英男 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号の予算案、報第1号の専決処分報告、第15号の事件案を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。  本件それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長(清沢英男 君)次に、農政林務委員長の報告を求めます。  石和大委員長。       〔33番石和大君登壇〕 ◎33番(石和大 君)農政林務委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、農政部関係についてであります。  長野県主要農作物及び伝統野菜等の種子に関する条例案について、委員から、県民意見反映状況や、条例を将来にわたり実効性あるものとするための種子生産者への支援策等について説明を求めました。農政部からは、パブリックコメント審議会等の意見も踏まえて長野県らしい内容にしたことや、種子生産を維持するための生産者育成確保採種技術の継承、生産体制の整備に関する支援の考え方等について説明がありました。  また、委員から、豚コレラウイルス防疫体制の強化について意見が出され、農政部からは、6月に知事が国に対し防疫対策の徹底などを要請したことや、野生イノシシに対する経口ワクチンの散布について国と協議を進めているとの答弁がありました。  このほか、農業水利施設長寿命化や農産物の輸出状況、農業・農村の担い手確保対策、中山間地域における農業振興などさまざまな議論が交わされたところであります。  次に、林務部関係についてであります。  本年4月より新たに導入された森林経営管理制度について、委員からは、森林所有者情報の整備も含め、実施主体となる市町村の現状や森林整備担い手の状況、県の支援策等の説明を求めました。  林務部からは、森林経営管理制度に関して10広域で連絡会議を立ち上げ、検討を始めていることや、県が有する森林情報市町村への提供等の支援、林業労働者の状況や今後の見込みなどについての説明がありました。  また、補助金不適正受給事案に関し、大北森林組合の平成30年度の決算状況等の説明があり、将来見通しをただす意見に対し、林務部からは、本旨である森林整備を進めるため、引き続き体制を強化しつつ支援、指導を行っていくとの答弁がありました。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(清沢英男 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号の予算案、報第1号の専決処分報告を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。
             ────────────────── ○議長(清沢英男 君)次に、危機管理建設委員長の報告を求めます。  丸山栄一委員長。       〔41番丸山栄一君登壇〕 ◎41番(丸山栄一 君)危機管理建設委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、建設部関係であります。  まず、本年5月、滋賀県大津市で散歩中の保育園児2名が亡くなった事故を受け、過去5年間に児童生徒が事故の当事者となった交差点などの緊急点検が行われており、その結果を踏まえ、警察や市町村と連携し、緊急性の高い箇所から安全施設の整備などを進めていくとの説明がありました。  委員からは、歩道整備のほか、歩道を設置することが難しい箇所では車どめの設置などの工夫をして早急に子供たちの安全が確保されるよう要望がありました。  次に、丹波島橋周辺渋滞緩和策について、本線を管理する県、交差する道路を管理する長野市、交通を管理する県警の3者からなる研究会を近々発足させ、連携して対応していくとの説明がありました。  委員からは、丹波島橋の拡張や前後の交差点処理能力を上げるほか、バスレーン有効利用なども検討し、速やかに渋滞緩和策の実施に努めるよう要望がありました。  次に、危機管理部関係であります。  災害発生時に住民がとるべき行動が直観的に分かり、適切な避難行動につながるよう、5段階の警戒レベルが導入されたとの説明がありました。  委員からは、障害のある方など配慮を要する方々の避難についても事前の十分な準備が大切であるとの意見がありました。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(清沢英男 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号の予算案、報第1号の専決処分報告、第6号の条例案、第17号、第18号、第19号、第20号及び第21号の事件案を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長(清沢英男 君)次に、産業観光企業委員長の報告を求めます。  依田明善委員長。       〔34番依田明善君登壇〕 ◎34番(依田明善 君)産業観光企業委員会に付託されました議案に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、産業労働部関係についてであります。  産業労働部からは、持続可能な開発目標であるSDGsを活用したビジネスモデル普及事業を実施し、県内に波及効果の高い事業に取り組む企業等への支援を通じてSDGsを中心に据えた仕組みづくりを目指すとの説明がありました。  委員からは、SDGsの理念は非常に重要であり、この目標達成に取り組むことは、企業価値向上人材確保世界市場を見据えた販路拡大など多くのメリットが見込まれることから一層の取り組みを期待するとの意見が出されました。  次に、観光部関係であります。  観光部からは、先月の観光戦略推進本部会議においてハクババレー・ツーリズムを重点支援広域型DMOの第一弾として指定し、今後、関係部局地域振興局と連携して支援していくとの説明がありました。  委員からは、インバウンドが増加している状況でもあり、他の地域においても広域型DMOの形成、さらにDMO同士の連携が進むよう観光部地域振興局とともに調整をしてほしいとの要望がありました。  次に、企業局関係であります。  今年度改定する長野県公営企業経営戦略について、委員から、企業局の果たすべき役割や今後の事業方針について質問がありました。企業局からは、電気事業では、基本的に水力による新規電源開発に取り組んでいくこと、水道事業では、地域貢献として県全体の水道事業を持続可能なものにする視点に踏み込んでいくことなどを改定する経営戦略の中で考えていくとの説明がありました。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(清沢英男 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)質疑を終局いたします。  委員長報告案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を採決いたします。  本案、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長(清沢英男 君)次に、環境文教委員長の報告を求めます。  中川宏昌委員長。       〔28番中川宏昌君登壇〕 ◎28番(中川宏昌 君)環境文教委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、教育委員会関係であります。  まず、委員からは、県立高校におけるICT環境の整備について、導入した機器をどのように活用していくのかとの質疑があり、教育委員会からは、機器を整備した学校に1年間ICT支援員を派遣し、教員のICT活用能力を高める研修の実施により生徒の学力向上につなげていくとの答弁がありました。  また、小学校中学校においても整備が必要ではないかとの意見が出され、教育委員会からは、小学校中学校においては共同調達の実施などによりICT機器の整備を進めていきたいとの答弁がありました。  次に、県立武道館指定管理者を選定するに当たりどのような条件を付するのかについて質疑がありました。  教育委員会からは、指定管理者自主事業の中で設置目的に配慮した事業や武道団体との連携など武道振興につながるようにしたいとの答弁がありました。  次に、環境部関係であります。  まず、委員からは、G20関係閣僚会合において海洋プラスチックごみ対策の新たな枠組みの構築などが議論され、世界的に注目度の高い会合となったことを契機に、信州プラスチックスマート運動にどのように取り組んでいくのか質問がありました。  環境部からは、啓発活動の継続的な実施により幅広く浸透させた県民運動として取り組んでいきたいとの答弁がありました。  このほか、信州屋根ソーラーポテンシャルマップの活用などにより太陽光発電など再生可能エネルギー利用拡大を図る必要性についても意見が交わされたところであります。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(清沢英男 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号の予算案、報第1号の専決処分報告を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長(清沢英男 君)次に、総務企画警察委員長の報告を求めます。  小林東一郎委員長。       〔37番小林東一郎君登壇〕 ◎37番(小林東一郎 君)総務企画警察委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。  初めに、警察本部関係についてであります。  滋賀県大津市の園児を巻き込んだ交通事故を初め、子供のとうとい命が失われる事態が全国的に注目されている中、子供の交通事故防止対策などについて質問がありました。  警察本部からは、小学生以下の歩行中の交通事故発生状況や、交通事故防止対策として全ての保育所幼稚園等を訪問し、散歩ルートの確認と危険箇所の抽出を行い、ルート見直しなどのアドバイス、園児などへの交通安全教育の実施、散歩ルート周辺での警戒、交通指導取り締まりを行っているとの説明がありました。  次に、総務部企画振興部関係についてであります。  まず、補正予算案に計上された民間企業の基金を活用した先端技術実証事業について質問がありました。  企画振興部からは、2年間かけ、AIによる最適な配車及び運行ルートを自動で選定するデマンドシステムを活用し、貨客混載による実証運行を実施し、県内全域に広がる仕組みを検討したいとの答弁がありました。  次に、政策対話の趣旨や実施状況について質問がありました。  総務部からは、県民協働による事業改善から政策対話への見直しの経過や、6月に総務部が実施した県有財産有効活用について県民の方々との対話の状況、今後予定されているテーマの説明がありました。  このほか、松本空港利用促進、第5世代移動通信システムなどについても意見が交わされたところであります。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(清沢英男 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号の予算案、報第1号の専決処分報告、第3号の条例案、請第4号を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。          ────────────────── ○議長(清沢英男 君)次に、各委員長の報告中、第1号「令和元年度長野県一般会計補正予算案」及び報第1号「平成30年度長野一般会計補正予算専決処分報告」につき一括して討論をいたします。
     討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、各委員長の報告はいずれも原案可決または原案承認であります。本案それぞれ、各委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ各委員長報告どおり可決または承認されました。          ────────────────── ○議長(清沢英男 君)次に、総務企画警察委員長の報告中、第3号「長野県県税条例等の一部を改正する条例案」、危機管理建設委員長の報告中、第6号「長野県手数料徴収条例及び長野県警察関係許可等手数料徴収条例の一部を改正する条例案」、第17号「「有料道路事業の実施について」の変更について」、第18号「「有料道路事業の実施について」の変更について」、第19号「「有料道路事業の実施について」の変更について」、第20号「「有料道路事業の実施について」の変更について」、第21号「「有料道路事業の実施について」の変更について」、県民文化健康福祉委員長の報告中、第15号「地方独立行政法人長野県立病院機構第2期中期計画に係る変更の認可について」につき一括して討論をいたします。  和田明子議員から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。  和田明子議員。       〔39番和田明子君登壇〕 ◆39番(和田明子 君)第3号「長野県県税条例等の一部を改正する条例案」に反対の立場で討論をします。  10月に実施が予定されている消費税率10%の引き上げは、直近の世論調査で「増税すべきではない」が6割となっています。政権与党内からも、増税の延期あるいは凍結といった発言があります。今週発表された日銀短観でも2期連続で景況感が悪化し、日本経済の実態は深刻です。  2014年に消費税率を8%に引き上げてから家計消費が年間25万円もマイナスとなり、暮らしと地域経済は落ち込んだままです。消費税増税が物価を押し上げ、実質賃金を減少させ、家計消費を減少させた結果です。  5年前に消費税率を8%に引き上げた際に、駆け込み需要、反動減を経験した政府は、今回の増税に当たって、軽減税率やポイント還元制度など2兆円を超える景気対策のほか、税制面でも住宅や新車の購入に対する減税措置の拡充などの措置を講ずるとしていますが、増税前後の駆け込み需要、反動減に対応する小手先の手段であり、需要を喚起するものにはなりません。よって、第3号には同意できません。  同様に、第6号「長野県手数料徴収条例及び長野県警察関係許可等手数料徴収条例の一部を改正する条例案」、第15号「地方独立行政法人長野県立病院機構第2期中期計画に係る変更の認可について」、第17号、第18号、第19号、第20号、第21号「「有料道路事業の実施について」の変更について」、いずれも消費税増税関連であり、同意できないことを申し上げて討論といたします。 ○議長(清沢英男 君)以上で討論は終局いたしました。  本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、各委員長の報告はいずれも原案可決であります。本案それぞれ、各委員長の報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(清沢英男 君)起立多数。よって、本案はそれぞれ各委員長報告どおり可決されました。          ────────────────── ○議長(清沢英男 君)次に、総務企画警察委員長の報告中、請第4号「沖縄県民の民意を尊重し、名護市辺野古における米軍新基地建設の中止を求める意見書提出について」につき討論をいたします。  山口典久議員から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。  山口典久議員。       〔14番山口典久君登壇〕 ◆14番(山口典久 君)請第4号「沖縄県民の民意を尊重し、名護市辺野古における米軍新基地建設の中止を求める意見書提出について」の賛成討論を行います。  国土の面積のわずか0.6%にすぎない沖縄県に米軍専用施設面積の約70%が存在し、その広大な基地から派生する事件、事故、騒音を初めとする環境問題などに沖縄県民は苦しみ続けています。  また、新基地建設は、沖縄の基地負担の軽減やアジアの緊張緩和の流れに逆行するものです。  昨年9月の知事選挙において玉城デニー知事が圧勝、2月の県民投票では埋め立て反対が7割を超え、4月の衆院沖縄3区補欠選挙における屋良朝博氏が勝利したように、民意は明らかです。  6月23日に開かれた沖縄全戦没者追悼式において玉城デニー知事が行った平和宣言は、工事を強行する政府の対応は民主主義の正当な手続きを経て導き出された民意を尊重せず、地方自治をもないがしろにすると批判しています。また、沖縄県遺族連合会の宮城篤正会長は、基地から発生する事件や事故が後を絶たない、このような状況を1日も早く解決されるよう強く願うと述べました。  共同通信社が3月に実施した全国世論調査によると、県民投票結果を政府は尊重すべきだとした回答は68.7%に上り、「尊重する必要はない」は19.4%で基地建設に反対は今や国民世論です。  政府は、完全に行き詰まった新基地建設を直ちに中止すべきです。そして、沖縄県民と真摯な話し合いを行うことを強く求め、賛成討論とします。 ○議長(清沢英男 君)以上で討論は終局いたしました。  本件を採決いたします。  本件、委員長の報告は不採択とすべきものでありますので、本件について改めて採決いたします。本件、採択するに賛成の議員の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(清沢英男 君)起立少数。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △閉会中継続審査及び調査の申し出 ○議長(清沢英男 君)次に、各委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事件につき、会議規則第100条の規定により閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決定いたしました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━議員派遣の件 ○議長(清沢英男 君)次に、議員派遣の件を本日の日程に追加いたします。  本件を議題といたします。  お諮りいたします。本件、お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清沢英男 君)御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。       〔議案等の部「7 議員の派遣について」参照〕          ────────────────── ○議長(清沢英男 君)以上で今定例会における案件を全部議了いたしました。  知事から挨拶があります。  阿部知事。       〔知事阿部守一君登壇〕 ◎知事(阿部守一 君)本定例会に提出いたしました議案につきまして、慎重審議の上、それぞれ御議決を賜り、まことにありがとうございます。  審議に際し議員各位からいただきましたさまざまな御意見等につきましては、これからの県政運営に当たりまして十分参考とさせていただきたいと考えております。  議員各位におかれましては、今後とも、御自愛の上、県勢発展のため一層御活躍いただきますことを御祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。 ○議長(清沢英男 君)以上で本定例会を閉会いたします。         午後1時33分閉会...