(
警察本部関係)
警察本部長 伊 藤 泰 充
警務部長 野 﨑 美 仁
生活安全部長 堀 内 明 彦
地域部長 金 子 正 直
刑事部長 三 石 昇 史
交通部長 山 口 康 弘
警備部長 大 川 雄 一
警務部参事官兼
首席監察官 中 村 誠
警務部参事官兼
上席監察官、
監察課長 熊 谷 猛 彦
警備部首席参事官兼警備第二課長 唐 澤 正 典
地域部首席参事官兼
地域課長 内 川 政 澄
警務部参事官兼
会計課長 清 水 宏 光
警務部首席参事官兼
警務課長 北 原 浩 治
生活安全部首席参事官兼
生活安全企画課長 降 旗 大 造
刑事部首席参事官兼
刑事企画課長 百 瀬 敦 志
交通部首席参事官兼
交通企画課長 倉 科 邦 彦
交通規制課長 福 澤 政 徳
刑事部参事官兼
組織犯罪対策課長 中 山 雄一郎
子供・
女性安全対策課長 吉 澤 敏
少年課長 原 安 志
生活安全部参事官兼
生活環境課長 伊 藤 聡 志
山岳安全対策課長 武 川 泰 久
警備企画課長 小 泉 達 彦
警務部参事官兼
総務課長 平 出 剛
警務部参事官兼
教養課長 池 上 憲 和
警備第一課長 井 出 孝 男
通信指令課長 栁 澤 修 三
捜査第三課長 中 山 達 志
捜査第一課長 上 條 高 明
捜査第二課長 平 賀 久 則
交通部運転免許本部長 佐 藤 千代春
交通指導課長 土 屋 伸 幸
留置管理課長 佐 藤 光 雄
広報相談課長 上 條 豊
●
付託事件
2月28日に同じ
●会議に付した事件
付託事件のうち1、9及び12並びに
警察本部関係の
所管事務一般について
●
開議時刻 午前10時30分
●
山岸委員長 開会を宣した。
▲
日程宣告
警察本部関係の審査
▲
議題宣告(
警察本部関係)
付託事件及び
所管事務一般を一括して議題とし、委員の
質疑等発言を許可した。
◆
望月雄内 委員 おはようございます。質問をさせていただきたいと思います。きのうは
警務部長から、
長野県内の治安の情勢の詳細な報告があったわけであります。内容を見ますと、大変、治安の改善がなされているということが、数字上で明確になっておるわけであります。しかも、これは大変喜ばしいことなんですけれども、傾向として、ずっと
右肩下がりということは、非常に私は重要な観点じゃないかと思います。あるとき突出して大きな犯罪が起こるとか、そういうことがなくて、
右肩下がりでずっと来ている。これは、多分、
皆さん方の大変な努力の成果のあかしじゃないかと思っております。目に見えないところでの大変な御苦労がおありなんだろうと思いますけれども、そのことが数字上にしっかりあらわれてきているということだろうと私は捉えておりまして、大変ありがたいことだなと思います。
さて、そういう中で、来年度予算で、予測型の
犯罪抑止システムの導入というのがあります。これは、先日、議会の前に担当者の方から詳細にわたって説明を受けましたから、内容については
大分理解をしているつもりであります。それで、多分、こういうことの内容については、今までも犯罪の
取り組みに対しては、相当、内容的には入れてきたことだと思いますが、そのことを
システム化して導入しているところに大きな意味があるんじゃないかと思います。そこで、この
システムは、今まで以上の相当な期待感を持たれての導入ではないかと推測するわけでありますが、その辺の期待度というのは、今までとこう違うんだとか、このくらいの成果が上がるんじゃないかとか、別に数字で言う必要はないですけれども、その辺のところをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
◎
百瀬敦志 刑事部首席参事官兼
刑事企画課長 導入予定の
システムにつきましては、過去の
犯罪情報、これを踏まえて、将来の発生のリスクの高い場所、これを抽出いたします
地理的犯罪予測というものを
導入予定でございます。それによります効果といたしましては、
犯罪分析に基づきました
犯罪抑止活動ができる、いわゆる
犯罪抑止対策の
高度化。また
発生予測により、
人的資源を効果的に活用できることから、
犯罪検挙力の強化。また住民に対する質の高い情報を提供できる、いわゆる
防犯意識の
活性化。
あと分析時間の短縮だとか、効果的な
パトロールルートが作成できるということから、
警察業務の
合理化、また
効率化。これを期待できるものでございます。
◆
望月雄内 委員 ぜひそうあってほしいと願います。私も、大分前ですけれども、こういう事例がありました。
豊科警察署の時代ですね、大分前ですけれども。私の知り合いの方の家に、3回、泥棒が入りました。時系列的には2年置きとか3年置きとか、ちょっとそれは忘れましたけれども。3回も入るので、警察でいろいろお話ししたんですけれども。そのときにわかったことは、私は同じ方が3回入ったんじゃないかと見ていたんですけれども、3人とも違う方が入っているということなんですね。それがわかったということは、検挙されたということで。なぜかなということを聞いたんですけれども、やっぱり泥棒は、要するに入りやすい家をちゃんと狙うというんですね。だからその方の家は、多分、入りやすい家だったんだろうと。だから、AもBもCも同じ感覚でその家に入ったということを、私は経験したことがあります。その家は、そのうち、少し改造したり、庭を手入れしたり、庭木を切ったりいろいろして、その後、20年以上たっていますが、1回も入らないということです。多分、隠れやすいとか、そういう泥棒にとって独特の
何とか感があって入ったんだろうということを経験していますので、この
システムの導入の説明を受けたときに、そのことを思い出しながら、多分、相当な
抑止力とか効果が期待できるのではないかと。この
システム化するということに意義があるんじゃないかと思いまして、今の説明でよくわかりました。
そこで、ちょっとお話を変えますが、大変、
治安情勢がよくなっているという今のお話なんですけれども、そうはいってもまだ
児童虐待も非常に多いですし、またストーカーや
DV等も結構あります。それから、インターネットを使っての犯罪がふえている。こういうことが後を絶たないわけでありますが、内容的な説明を受けたら、非常に昔よりも巧妙になったりということで、3年前とか5年前よりも、同じことをやっても内容が違うというようなことですから、結局、
犯罪そのものが刻々と進化しているというか、変化しているということだと思いますね。そういう中にあって、今の警察の組織なんですけれども、
知事部局は、
営業本部を設けたりしながら、組織の改正を進めているわけですけれども、刻々と変わっていく今の犯罪の内容を見たときに、
県警察の組織というものを見直す必要があるのかどうか、その辺の
組織改正についてはどういうお考えを持っているのか、お聞きしたいと思います。
◎
野﨑美仁 警務部長 組織改正の関係について、お答えさせていただきます。委員からお話がございましたけれども、30年中の
犯罪情勢につきましては、昨日、御説明したとおりでございますし、今、委員から御指摘いただいたとおり、課題もあるものと認識しておるところでございます。そういった近年の
犯罪情勢を踏まえまして、また喫緊の課題に的確に対応していくということを目的としまして、平成31年度につきましても、
組織改変を行う予定をしておるところでございます。
主なものを御説明させていただきますと、まず、先ほど
システムのお話もございましたが、いわゆるICT、こういった技術を活用して、
警察活動の
高度化、
迅速化、
効率化を図るとともに、
警察署に対する
捜査支援体制を強化するといった目的を持ちまして、現在、
刑事企画課の
附置機関として設置されております
捜査支援室を所属化して、
捜査支援分析課を新設する予定をしております。この課の新設にあわせまして、今まで1カ所であった
犯罪情報の集積・分析を行う
機動支援分析係の拠点を、東北信・中南信の2カ所に分けて設置をする予定でございます。また、今、御指摘もございました
サイバー空間の関係でございますが、
サイバー空間の脅威にしっかり対処するために、
県警察全体の
サイバー捜査能力の向上でありますとか、
サイバー捜査用資機材の
予算要求といった、人的・物的な基盤の強化を図るという目的、また
県警察の横断的な
取り組みの調整でありますとか連携を行うことを目的といたしまして、
警務課に
サイバーセキュリティー戦略推進係、これを新設する予定でございます。また、
ストーカー・DV・
児童虐待等、
人身安全関連事案の対処でございますが、こういった事案に対応するための、
警察署に対する
支援体制を強化する目的としまして、今まで配置のなかった
東信地域に、子供・
女性安全対策課の特捜班を設置する予定でございます。
主なものは以上でございますけれども、日本一安全・安心な長野県の実現に向けまして、限られた
人的資源の的確・柔軟な配置を行ってまいりたいと考えてございます。
◆
望月雄内 委員 組織も柔軟に対応する、そういう立場で取り組んでいるということがよくわかりました。そこで、6月にG20がありますね。かつてG7の経験もあると思いますので、そういう意味でのノウハウはお持ちだと思うんですが。少し大きな会議になるものですから、それへの対応ということでの組織の改正ということは、お考えにはなっていないということですかね。
◎
唐澤正典 警備部首席参事官兼警備第二課長 お答えいたします。
県警察では、昨年10月に、
警察本部の警備第二課にG20
サミット警備対策室を設置いたしまして、所要の体制を確立して警備諸対策に取り組んでおります。また、現在、本会合の警備に向けまして、平成28年の
G7交通大臣会合の
警備対策の経験を生かしつつ、
関係省庁、県及び軽井沢町と緊密に連携しながら、
警備計画の策定を進めているところでございます。
◆
望月雄内 委員 先ほどお話ししましたように、犯罪が非常に巧妙になるとか、あるいは同じ犯罪でも内容が全然変わるというようなことで、刻々と変化をしているということを、お話し申し上げました。そういう意味で、ぜひ今後とも、組織というものは、それにちゃんと柔軟に対応できるように、対応してもらいたいと思います。ぜひ硬直化した組織にならないように、配慮していただきたいと思っております。
次に、大変残念なことですけれども、またまた富山県で
駐在所が襲撃されたということですね。昨年は富山県や宮城県で交番が襲撃されて、大変なショックであったわけであります。治安の拠点と言われる交番・
駐在所が、このような立場に置かれるということは、より住民の不安が増すわけであります。なぜそういうところが狙われるのか、狙われやすいのか、この辺もしっかり原因を究明しておく必要があると思うんですけれども、昨年の事件以来、さまざまな対策を講じてきたと理解をしております。にもかかわらず、こういう事件がまだ起こるということは、まだまだ足りないのか、あるいはさらにほかの要因があるのかというところも、一つの大事な観点じゃないかと思います。そこで、来年度予算での、交番の
安全対策が幾つか講じられていると見ておりますが、その概要を伺いたいと思います。
◎
内川政澄 地域部首席参事官兼
地域課長 お答えをいたします。交番の
安全対策につきましては、以前の
委員会でも説明をさせていただいておりますけれども、全ての交番・
駐在所を対象に、
来訪者との必要な間合いが確保できるよう、机や
カウンター等の配置の
見直しを行いまして、通用口の確実な施錠、これも徹底しているところであります。また、
来訪者からの不意な攻撃にも対応できるよう、
事故防止機材の
配置場所の
見直しをしているところでございます。また、
防犯カメラの設置がない
駐在所がありますけれども、今年度予算の中で新たに
防犯カメラを設置しまして、施設面の
安全確保対策を進めているところでございます。
今回、さらなる
安全対策を図ることを目的に、平成31年度当初予算案で、
交番等機能強化事業としまして、
一つ目として、
警察官等への不意の攻撃に対する
防御力等を高めるため、全交番・
駐在所226カ所への
催涙スプレーの配備。
二つ目としまして、
警察官への
襲撃事案を想定した
拳銃使用判断能力を身につけるため、
映像射撃シミュレーター1台の
増強整備。
三つ目としまして、交番・
駐在所の
建設事業及びその建設にあわせまして、
防犯カメラや
カメラつきインターフォンを設置するなど、
警察官及びその家族の安全を確保するための
施設整備を盛り込んだところでございます。
◆
望月雄内 委員 戦後、どのくらいの交番の襲撃だとか
駐在所の
襲撃事件があったのか、さっきの話じゃないんだけれども、この襲撃しやすい場所とか、あるいは建物の形とか、そういうようなことがあるのかどうか、わかりませんけれども。多分、今までの記録をとってあるわけじゃないだろうし、分析しているわけじゃないでしょうけれども、そういうようなことも含めて、
安全対策を検討してもらえればと思います。
そこでさっきの
催涙スプレーなんですけれども、これはどのように使われるのか、教えてください。
◎
内川政澄 地域部首席参事官兼
地域課長 催涙スプレーの
活用方法についてでございます。今回、勤務する
地域警察官の安全と
県民生活の安全・安心を確保するため、県下226カ所の全交番・
駐在所に
催涙スプレーを配備することとしました。
催涙スプレーの使用につきましては、
国家公安委員会が定める
警察官等の
催涙スプレーの使用に関する規則に基づきまして、犯人の逮捕もしくは逃走の防止、自己もしくは他人に対する防護、
公務執行に対する抵抗の抑止、または犯罪の制止のため、必要であると認める相当の理由のある場合においては、その事態に応じ合理的に使用と判断される限度において使用することができると規定されております。今後、
要綱等を整備しまして、具体的な
使用方法について定めた上で、適正な活用に努めてまいりたいと思います。
◆
望月雄内 委員 これ、いろいろ、何がいいだろうかということを検討された結果、
催涙スプレーになったわけでしょう。
◎
内川政澄 地域部首席参事官兼
地域課長 そのとおりです。
◆
望月雄内 委員 ほかには何かあるんですかね。これはよさそうだとかあったんですかね。
◎
内川政澄 地域部首席参事官兼
地域課長 安全対策ということで、これまでもさまざまなことをやってきておりまして、
耐刃防護衣につきましては、前回の
委員会でもお答えさせていただいておりますけれども、
交番相談員を含めた全
勤務員に常に着けろということ。あるいは、92の交番があるんですけれども、休日・夜間に
複数勤務員が確保困難な交番につきましては、
隣接駐在所勤務員との共同による
複数勤務の確保。あるいは
自動車警ら班の
活動拠点を交番に移しまして
共同警らを実施するなど、状況に応じた
勤務体制の確保をしているところです。
また、134カ所ある
駐在所のほとんどは、
単独勤務ということでありますので、管内の
治安情勢を勘案しつつ、
自動車警ら班の立ち寄りによる警戒を強化するとか、
あと襲撃事案に的確に対応するため全
交番施設のレイアウトの
見直しですとか、いろいろな事案を想定しての
実践的訓練の
継続実施。あと、交番・
駐在所設置の
警察電話の
ワンタッチダイヤル機能を活用した110番
通報システム、これを構築等して安全を図っているところでございます。
◆
望月雄内 委員 交番とか
駐在所を狙うということは、それなりの覚悟でやるから、起こった内容は大変、命にまでかかわることでありますので、万全を期して体制を整えてもらいたいと思っております。また、この治安の情勢の状況が
右肩下がりということでありますから、ぜひこの傾向を続けていただくということで、さらなるお
取り組みをお願いして、私は質問を終わります。
◆
小林伸陽 委員 それでは、私は、最近の
自然災害。特に台風や
集中豪雨や地震等々の災害が、本当に想定を超えた災害がたくさん発生をしているわけでありますけれども、その災害時に警察の果たす役割というのは、大変大きな役割を果たされていると思うわけであります。とりわけ
災害地に向けての支援という点では、交通の確保というのは、本当に食料を含めて大変重要な役割を担っているわけです。先日も災害時に信号などの電源の確保を、
発電機を据えつけた信号の設置が報告されているわけですが、
信号機に設置する
発電機の形態とか、どの程度の期間、活用できるのか、また、期間を延長するにはどういう、例えば燃料を入れればさらに延長できるとか、さまざまな性能があると思うんですが、その辺はどんなものなのかをまずお尋ねします。
◎
山口康弘 交通部長 今回、「国の防災・減災、
国土強靭化のための3か年
緊急対策事業」として早期議決していただきました。
リチウムイオン式信号電源付加装置と申しますが、それは、
災害等による停電時に
信号機が滅灯した際に、
信号機に常設した
リチウムイオン式の蓄電池から
信号機に電源を供給しまして、瞬時に
信号機に電源を供給するものでありまして、別名「消えない
信号機」と言われているものであります。500ワットのバッテリーを装備しておりまして、
LED灯機の
信号機であれば、約4時間、電源を供給することが可能です。この4時間経過しそうになった場合につきましては、
発動発電機、いわゆる発発を持っていきまして接続しますと、さらに時間は延長することができるものであります。
◆
小林伸陽 委員 それは固定されているわけですか。
◎
山口康弘 交通部長 リチウムイオン式の
信号電源付加装置につきましては、それぞれの
信号機に装備されているものでございます。
◆
小林伸陽 委員
災害そのものが、どこで発生するかというのは、事前に予測するわけにもいきませんし、また、規模も、予測もなかなか不可能なこともあるわけですが、
信号機も、停電がいろいろなところで発生して、交通が混乱をするという中で、集中的に
災害地に運んで取りつけて停電時に対応できるような仕組みというのは、できないものなのかなと。例えば車に何台か事前に搭載をして、災害が起きたときに、現地に搬入して、重要な信号については、そういう
発電機を設置できることが、非常に大事ではないかと。長野県全体が災害ということは考えられないものですから、おそらく集中するところは、いろいろな形態としてあるとは思うんですが、一定の地域に限定されるというのは想定されるわけで。そういうところに、外部から持ち込んで対応するということは、電源だけではありませんけれども、あらゆるものをそこへ集中するということが求められていると思います。電源もそうですし、
人的配置は、当然、緊急時に配置をされるとは思うんですが、そういう対策はどのように考えているのか、お尋ねします。
◎
山口康弘 交通部長 災害等におきます停電時の
信号機の
滅灯事案に対応するものとして、大きく3種類あります。
一つ目は、
据え置き型の
自動起動式発動発電機で、停電した場合、直ちにディーゼルエンジンを自動起動して
応急電源を確保するもので、県内の
緊急輸送路指定路線や
交通量が多い路線の
主要信号交差点に、64機、整備されております。これは停電時には直ちに起動いたしますが、高額である上、給油や
オイル交換といったメンテナンスが必要なものであります。
二つ目として、先ほど御説明いたしました
リチウムイオン式の
信号電源付加装置であります。
三つ目としまして、可搬式の
発動発電機がございます。いわゆる発発というものであります。これは、停電時に現場へ搬送して
滅灯信号機に接続して
応急電源を確保するもので、各
警察署、
交通機動隊、
高速道路交通警察隊に、県下で380台、配備しているものであります。これは、現場へ搬送して接続しなければなりませんが、安価な上、委員おっしゃるとおり、
機動性にすぐれているものであります。
なお、本県の可搬式の
発動発電機、この発発の整備数でございますが、全国で第4位、
信号機に対する整備率で見ますと、全国第2位の整備となっております。この発発は、
機動性にすぐれている反面、現場に
警察官が到着するまで滅灯の状態となります。また、
信号機の復旧まで一定の時間が必要となりますが、給油さえすれば
信号機を作動し続けることが可能であります。他方、前に申し上げました
リチウムイオン式の
信号電源付加装置や
据え置き型の
自動起動式発動発電機は、停電時、速やかに起動する必要のある県内の
緊急輸送路や
主要交差点に整備しているものであります。
◆
小林伸陽 委員 整備がされているということで、安心をしたわけでありますけれども。いずれにしろ、交通の確保というのは、災害時に大変重要な課題でありますので、どういう災害にも対応できる、そういう
取り組みが本当に大事だと思いますので、これからもさらに強化をしていただきたいと思います。
それで、ちょっと私ごとにもなりますけれども、私も20年間、
県会議員をやらせていただいて、今回、引退をすることになりました。この間、一番、
警察委員会に長く所属をさせていただいてさまざまな議論をさせていただき、私も議員として、自分なりには悔いのない
議員生活ができたかなという思いでおります。
警察の
皆さんにおかれましては、本当に治安の問題、さまざまな新しい犯罪も
多様化をしてきておりますし、最近は子供の虐待というようなね、私たちの世代ではあまり考えられない、それも親が虐待をするというような深刻な事態も多発しておりますし、また
オレオレ詐欺というような新しい犯罪もたくさん発生をしてきております。そういう点では、警察の対応というのが、本当にこれからの県民の暮らしを守る上で大変大事でありますし、日本一安全で安心な長野県をつくるという、大変大きなテーマを掲げて頑張っておられることに心から敬意を表する次第であります。
これからも
警察官の
皆さんのますますの活躍と、きょう、出席されている
皆さんが御健康で御活躍されることを心から御期待申し上げまして、簡単ではありますけれども、私からのお礼の御挨拶とさせていただきます。本当に長い間、ありがとうございました。
◆石和大 委員 それではお願いします。高齢者の運転については、逆走であるとか、認知症とか、さまざまな課題が見えてきているわけであります。そういう中で、運転免許の返納ということもかなり進んできたと聞いております。この間もデータを見るとかなり数がふえてきて、当然、長生きになってきましたから、そういうことがふえてくるんだろうと思います。
そういう中で、先般、新聞等を見ていて、県警が、運転免許証を返納した高齢者に対するシニアサポート制度というのを開始するという記事を見かけたんですね。これによると、運転免許証を返納した高齢者はさまざまなサービスを受けられる。料金の割引とか、そういうサービスを受けられるとなっているんですが。それに関連して、昨年の高齢運転者の運転免許の自主返納の状況をまず伺って、そしてこのシニアサポート制度というのが、どういう趣旨でどんな概要なのか、お聞きしたいと思います。
◎
山口康弘 交通部長 まず昨年の高齢運転者の運転免許の自主返納の状況について、お答えいたします。本県における平成30年中の75歳以上の方の運転免許証の自主返納の件数は、6,157件でありまして、前年と比較しますと771件、14.3%の増加であります。5年前の平成25年、これは1,849件でありましたが、それと比較しますと約3倍となっておりまして、75歳以上の方の運転免許証の自主返納の件数は年々増加している状態であります。
次にシニアサポート制度の趣旨・概要等について、お答えいたします。警察では、これまで、運転免許証の自主返納の周知に努めるとともに、自治体等に対しまして、運転免許証を返納した方を対象とした公共交通機関の運賃の割引制度の導入等について働きかけを行うなど、運転免許証を返納しやすい環境の整備に取り組んできたところでございます。
今回、長野
県警察シニアサポート制度は、こうした運転免許証を返納しやすい環境を一層整えるため、県内の事業者の御協力をいただきながら、事業者が提供するサービスの利用料金の割引等により、運転免許証を返納した高齢者の方の生活を支援する制度であります。この制度は、総合小売業、食料品配達業、金融業、長野県タクシー協会加盟事業者の参加を得て、本年の1月15日から運用を開始したものでありまして、高齢者の交通事故防止に寄与するものと期待しております。
県警察では、引き続き県警ホームページへの掲載等を通じまして、制度の周知を図るとともに、制度への参加事業者の拡充に向けた
取り組みを進めてまいりたいと考えております。
◆石和大 委員 いい制度だと思うんですね。今、消防団員の確保とか支援のために、消防団員の応援ショップとか、また子供を育てる世代には子育て支援パスポートとか、さまざまな制度があるんですが、高齢者の運転免許の返納、そういう事態になったときには返していただいて、そして利便性もよくなった上でサービスも受けられるという形にすれば、実効性があると思っていますので、より進めていただきたいと思います。ホームページ等ももちろんそうですが、ホームページを見た若い人たち、御家庭の息子さんとかが、親御さんにそういう制度もあるからということで勧めていくことによって、それが進んでいくだろうと思いますから、そんなこともお願いしたいと思います。あとは、そのさまざまなサービス、先ほど配送とか、そういったところのサービスもあるのですが、どうしても中山間地が多いこの県内でありまして、そこに交通弱者の
皆さんはいらっしゃるわけですから、その方々にとってみると、なかなかそのサービスを受けられるような店舗に行けないという現実も、もしかしたらあるかもしれませんから、そんなところも含めて、これからいよいよこの制度がまた根づくような形で御努力をいただければありがたいと思います。
次に、やはり高齢者の関係で、実際には運転している方もいらっしゃるし、歩行者の方もいらっしゃって、かなり交通事故が起きている。特に死亡事故が起きています。本会議で
警察本部長から説明がありましたとおり、昨年の県内における交通死亡事故は、戦後4番目に少ない66件ということでありまして、これは本当にいいことだと思います。もっともっと減っていけばなと思うんです。本当に警察を初め、関係団体の交通
安全対策の効果というものもあったんだろうと思っていまして、非常に評価できると思っています。
しかしながら、本年は既に交通死亡事故の死者数が10人ということであります。前年に比べて増加していると聞いているのですが、中でも東信方面。東信方面の中でも佐久の死亡事故がかなり多いですよね。5名ですかね、そういう状況なんですが、本年は、比較的、降雪量が少なく、速度を出しやすい環境にあるということなのかもしれませんけれども、例年に比べ死亡事故が多いのではないかと思っています。これについて、本年の交通死亡事故の特徴がどんなことなのかをまず伺いたいと思いますし、そしてその交通死亡事故の要因を踏まえた対策について、お伺いしたいと思います。
◎
山口康弘 交通部長 まず本年の交通死亡事故の特徴等について、お答えいたします。本年の交通事故全体でありますが、速報値になりますが、昨日、2月末現在で発生件数が1,072件、死者数が10人、負傷者数が1,300人で、前年同期と比較いたしますと、発生件数及び負傷者数は減少、約12%減少しておりますが、死者数はプラス4人、これがプラス66.7%と大幅に増加しております。死者10人を事故の発生地域別で見ますと、北信地域の発生はございません。
東信地域は、委員御指摘のとおり、いずれも佐久
警察署管内で5人であります。南信地域が3人、中信地域が2人でありまして、
東信地域の5人は、前年に比較しまして3人増加しております。事故の発生時間帯を昼夜間別で見ますと、10人のうち7人が夜間の交通事故で死亡しております。また、事故の類型別で見ますと、10人のうち7人が人対車両の交通事故で亡くなっておりまして、この人対車両の事故死者7人のうち4人が高齢者という状況であります。
次に交通死亡事故の要因を踏まえた各種対策について、お答えいたします。
県警察では、夜間及び歩行中の交通死亡事故の多発に伴いまして、2月8日から2月14日までの間、歩行者事故が多発する午後5時から午後7時までの時間帯に、交通事故の発生が予想される交差点や路線において、横断歩行者妨害違反等の指導取り締まりやパトカーによる駐留警戒活動等の街頭活動を強化いたしました。また、1月14日と2月20日には、街頭において高齢歩行者を重点に、夜行反射材を直接貼付するなどして交通事故防止を呼びかける、県下一斉ピカピカペッタンコ作戦を実施するなど、歩行者の事故防止のための街頭活動を強化したところであります。また、交通死亡事故が多発している佐久市では、2月22日に交通死亡事故多発非常事態宣言を発令しまして、5月10日までの間、地域における交通安全活動を強化しており、
県警察といたしましても、佐久
警察署における夕暮れ・夜間の警戒活動の強化や、
交通機動隊の白バイの集中運用を図るなど、交通事故防止活動に努めているところであります。
また、今後、学校の春休み、新学期を迎え、小学生の歩行者事故や高校生の自転車事故の増加が懸念されることから、3月から4月にかけて、児童・生徒に重点を置いた交通事故防止対策を実施いたします。引き続き関係機関・団体と連携しながら、各種交通事故防止対策を推進してまいりたいと考えております。
◆石和大 委員 ぜひ、この高齢者の死亡事故、特に夜間の歩行中の事故に関しては、予防にさらに御努力いただきたいと思います。本当に、もちろん亡くなられた方にとっては大変な御不幸でありますし、またそれを、別にそんなに強度な違反があるわけではないのにこうはねてしまうというような状況も、これは運転者にとっても不幸であります。それをぜひ予防したいというのは県民の思いでありますから、先ほどのシニアサポート制度とか、さまざま、高齢者に対する周知のときに、運転だけではなくて、歩行も注意を促していくような、そんな体制もより充実していただければと思います。先ほどのようなピカピカペッタンコ作戦、いい作戦だと思いますから、どんどん進めていただきたいと思います。以上で質問を終わります。
○山岸喜昭 委員長 午後1時30分まで休憩を宣した。
●休憩時刻 午前11時13分
●再開時刻 午後1時28分
○山岸喜昭 委員長 再開を宣し、委員の
質疑等発言を許可した。
◆萩原清 委員 それでは、順次、質問させていただきます。まず最初に、
児童虐待の問題が、かなり一般質問や代表質問でも取り上げられましたけれども、私、テレビの報道を見ていたときに感じたんですけれども、県の児童相談所と県警ときちっと対応している県が8県という報道が出たのを見たので、私はこの
委員会でも警察の
皆さんに、児童相談所と長野県警はしっかりと提携しているということで回答をいただいたので、おかしいなと思っていたんですけれども。そんな点は、有権者といいますかね、私は、松本市民の
皆さんから、長野県は警察と児童相談所とはあまりうまくいってないんですかという質問をいただいたときに、いや、しっかりやっているよと、職員も派遣しているし、かなりやっていますという話をしているのですが、そんな点、
生活安全部長、どうですか。
◎堀内明彦
生活安全部長 お答えいたします。現在の警察と児童相談所との連携状況について、御説明いたします。
児童虐待、またはその疑いがある事案におきましては、児童を迅速かつ適切に保護するため、警察や児童相談所などの関係機関がそれぞれの専門性を発揮して連携して対処することが重要であるという認識のもとに、警察では、児童相談所への確実な通告の実施、通告に際しての事前照会の徹底など、児童相談所との情報共有を図ることなどによりまして、児童の生命・身体の保護のための措置を講じているところであります。また、
警察官の児童相談所への出向による人事交流、児童相談所と警察との
児童虐待にかかる合同模擬訓練の実施、
児童虐待の防止と早期発見による児童の安全確保を目的といたしました、
児童虐待事案にかかる長野県と長野
県警察の連携に関する協定の締結、こういったことなどによりまして連携を図っているところでございます。
◆萩原清 委員 テレビ報道のように、長野県は、児童相談所と警察とは、そんなに、しっかりとした連絡がとれてないということじゃないということを断言してもよろしいですか。
◎堀内明彦
生活安全部長 そのように御理解いただけると大変ありがたいです。
◆萩原清 委員 ということは、逆に言うと、テレビの影響というのは大きいので、マスコミ向けにも、長野県警はきちっと対応しているということをもっとPRをして、それで長野県民の
皆さんに、何かあったときは県警もしっかりやっていますということをもっとPRしてもらいたいと私は強く思っていますので、その点、よろしくお願いします。
そうは言いましても、部長も長年、警察生活を送ったんですけれども、いよいよ、今回、退職というようなことも聞いておりますが、そんな点で何か思い出等ありましたらお願いします。
◎堀内明彦
生活安全部長 児童虐待との兼ね合いということでよろしいでしょうか。
児童虐待につきましては、このところずっと他県におきまして非常に悲惨な事件が起きているところでございます。当県では、絶対同じようなことが発生することがないようにということで、生活安全部、特に子供・
女性安全対策課を中心に県などの関係機関と連携をとって対処しているところでございます。万全かと言えば、必ずしも万全ではないというようなところもあろうかと思いますので、今後さらに連携を深めまして、他県で見られたような悲惨な事件が発生しないように、しっかりと対応してまいりたいと思っているところでございます。
◆萩原清 委員 今まで、私も、退職する職員の
皆さんには、それぞれ、今までの県警の生活のことについて、若干、お伺いしたいと思っていますので、最後に、最後という言い方は変ですけれども、部長としての、今回で終わりということでございますが、そんな点は、思い出等ありましたら、ひとつお願いしたいと思います。
◎堀内明彦
生活安全部長 私は41年間勤務してまいりまして、総務企画
警察委員会の関係では6年間、通算でお世話になりました。大変ありがとうございました。特に
委員会との関係では、
首席監察官として2年間お世話になりまして、その際、委員の皆様、また県民の皆様方におわびをしなければならないことが複数回ございました。非常に申しわけなく思ったこと、そして私自身、心が痛かったということがございました。一方で、私、個人的には、委員の皆様のお話を伺っておりまして、多くの警察職員は、県民の皆様のために誠実に勤務しているということについて、一定の御理解をいただいているのではないかということで、私自身、救われたような思いを持ったのも事実でございます。
私は、退職後、一県民として長野市で生活をしていくことになりますけれども、これまで私を支えていただきました上司・同僚・部下はもとより、私の自宅周辺の地域の皆様方に何か恩返しができることがないのかというようなことを考え、しっかりとこれまでの支えていただいたことについて、御礼をしていきたいと考えているところでございます。
◆萩原清 委員 続いて
地域部長にお伺いしますけれども、山岳遭難を初めヘリコプター事故等、いろいろあったわけでございますけれども、
地域部長も、このたび退職されるというようなことをお聞きしますが、そんな点、どうですかね。
◎金子正直
地域部長 私も
警察官を56年に拝命しまして、主に刑事畑を中心に歩んできたわけなんですけれども、今回、最後、地域部ということで、警察の一番大きい組織を支える、交番・
駐在所を抱える仕事を仰せつかりまして、その仕事につけたということは本当にうれしく思っています。警察も社会もいろいろ変化に応じて変わってきているんですけれども、交番・駐在が、一番警察の原点が映し出される部分ではないかなと思っておりまして、最後にこのところへ、またスタートの地点へ戻ってこられたということが、非常に私としてはありがたく思っております。1年間でしたけれども、委員の皆様の質問にはなかなか的を射たような答えができなくて、大変申しわけなかったですけれども。
退職を前にして思いがあるんですけれども、萩原委員が、平成29年2月、この同じ県会で、警察の独立庁舎の建設についてという質問をしていただきまして、また今回も、宮澤委員にもしていただきましたけれども、本当に、私、あのときの質問を聞いて、
警察官一人一人の思いがやっと外へ出たというか、光が当たってきたかなということをあのときとても感じました。職員一人一人、ぜひともという願いは誰しも持っているものですから、今後とも力強いお力添えをお願いできればと思っております。
仕事が終わったら、私は、今、引っ越しの準備をしているんですが、富士見のほうへ帰って生活をしたいと思っております。本当に長い間、いろいろありがとうございました。お世話になりました。
◆萩原清 委員 続きまして、
刑事部長は、私どもの松本の署長もやっていただいたり、我が
委員会の担当をやっていただいたりということで、この
委員会に非常に密接に関係もあったんじゃないかと思いますが、履歴を見ると刑事部が担当だということがありましたけれども、退職に当たりまして、何か御感想がありましたらお願いします。
◎三石昇史
刑事部長 いろいろとお世話になってありがとうございました。今、萩原委員から話をしていただきましたけれども、私の場合、ちょっと特異な人生経験をしてしまいましたものですから、委員の皆様とは20年ちょっと欠けるぐらい、こうしてお顔を見ていても、昔のことがいろいろと思い出されます。
幾つか挙げさせていただきますけれども、一つは
警察官の増員の問題、これは本当に先頭に立っていただいて、当時、国家公安委員長の部屋まで行って、そんなことを思い出します。それから次にありましたのが、県の職員の方が、
交番相談員、あるいは警察安全相談員として入ることがどうかという問題。それから、
警察本部庁舎のセキュリティーの問題。それからもう一つ、特に頭にあるのは、いろいろと県会の中がごたごたしたときに、当時、小林議長だったと思いますけれども、議長室へ呼ばれまして、「信濃の国」をハンドベルで、要は警察の音楽隊で何かやってもらいたいという相談を受けまして、非常に難しい問題だったんですけれども、本部長室へそのまま入りまして、こんなお願いをされましたけれどもということで。いろいろやってみてハンドベルが一番いいんじゃないかということで。
そんなようなことが頭の中でぐるぐる回っております。本当に、その都度、思ったのは、昔は総務
警察委員会でした。いろいろな県民の安全・安心、こんなものが常に委員の皆様も頭に置いていただいて、一生懸命、後押ししていただいたりした覚えがあります。
また、仕事の関係では、やっぱり県民に信頼される力強い警察、それから日本一安全・安心な長野県、これは、必ず長野県警として、ずっと頭の上においてやっていかなければいけない仕事だということで、私はこれで終わりですけれども、残った者に引き継ぎたいと思っております。そんなことで、本当に委員の皆様には、私が一番長いかもしれませんが、長い間でしたけれども、本当にありがとうございました。
◆萩原清 委員 続きまして監察官。その部署、何か頭を下げているような部署だったと思いますけれども、今日、退職に当たりまして、何か思い出がありましたらお願いします。
◎中村誠
警務部参事官兼
首席監察官 私は、昨年度までの2年間、
地域部長として、そしてまた本年度は
首席監察官として1年間、警察委員の皆様にいろいろお世話になりまして、御礼を申し上げたいと思います。
このごろテレビを見ておりますと、昭和ですとか平成を振り返る番組が放映されているわけなんですけれども、思わずチャンネルをとめてしまうところがございます。そしてまた、そのころの映像が、何か古臭く感じながらも、我々の生活様式も大きく変わってきているんだなと感じているところで。特に電話・テレビ・車、これらさま変わりが大きく、時代の変化だとか進化を映しているんじゃないのかなと思っております。
警察の事件・事故につきましても、
多様化・複雑化・スピード化をしているというふうにもうずっと言われているわけなんですけれども。また、犯罪ですとか犯罪手口につきましても、匿名化ということが言われていたり、このごろでは
サイバー空間での犯罪がますます我々の市民生活を脅かしているんだということが訴えられているところです。交通事故捜査につきましても、このごろは、ドライブレコーダーだとか、あるいは
防犯カメラ、EDR、デジタルタコグラフ、こういったものの捜査が行われているところでありまして、今後は自動運転自動車というようなことで、情報技術による捜査手法が交通事故捜査にも加わってくるんではないのかなと、考えているところであります。
このように警察の捜査手法が変わったり、警察の装備が変わったり、あるいは警察組織、その体制が、変化に応じて変わっていくということになろうかと思いますけれども、いつまでも変わらないのは、警察に対する県民の信頼が、これはもう警察の捜査に欠かせない。そしてこの信頼に基づく県民の皆様方の御理解と御協力は必要不可欠だなと考えております。
私自身、間もなくお世話になった警察組織から離れるわけなんですけれども、日々変化する時代・社会、これらに私自身も対応できるように日々研さんしながら、一人の県民として、警察組織、あるいは県政を見守りたいなと考えております。大変お世話になりまして、ありがとうございました。
◆萩原清 委員 平出課長にお尋ねいたしますが、長年、山岳救助等で活躍されたことは我々も承知しているんですけれども、そんな心境も含めて、退職に当たっての感想をひとつお願いします。
◎平出剛
警務部参事官兼
総務課長 私、42年間という長い間、警察組織にお世話になりました。今、思い出に残ることは、当時、地域課というところにいまして、航空機の担当をやっていまして、航空機の増機、「しんしゅう」がなくなるということで増機という話が出まして、その際は、委員の皆様が警察庁へ要望に行っていただいたこと、本当にありがたく思っています。結果、今の「やまびこ2号」が増機になりました。非常に救助に関しては、有効に機能していると思っております。
私、18年間、山岳救助をやっていました。いろいろな現場へ出たわけなんですが、思い出に残る現場というと、平成17年に白馬大雪渓で杓子岳が崩れて、岩雪崩を起こしたところの現場に行きました。自然の中で人の力というのは、本当に小さいものだなと感じました。そして、隊員からやって、最後は、救助隊長までやらせていただきました。県下で多く発生する遭難、これは、警察の救助隊だけではなかなかできなかった部分もあります。そこに民間の救助隊、いわゆる遭対協の方々が、警察からお願いしますというと、よしわかったということで、快諾していただいて出ていただいたことは、本当にうれしく思いますし、今でも感謝しています。これも、いろいろな連携もある中で、やっぱり非常にいい連携かなと感じております。
これから一般市民、OBとして警察をしっかり応援していきたいと思います。大変お世話になりました。ありがとうございました。
◆萩原清 委員 続きまして
生活環境課長にお尋ねいたしますけれども、このたび退職ということで、それぞれいろいろな部署を担当されているわけでございますけれども、一番思い出に残るようなところがございましたら、最後の感想をひとつお願いします。
◎伊藤聡志
生活安全部参事官兼
生活環境課長 生活環境課長の伊藤聡志でございます。総務企画警察委員の皆様には、大変お世話になりました。特に、前任地の話で大変申しわけありませんけれども、前任地の木曽
警察署新築建設工事に際しましては、現在、ボーリング地質調査を経て、いよいよ新年度には基本設計等、本格的な事業が始まると聞いております。委員の皆様の御尽力に心から感謝を申し上げます。県下の
警察署の中でも最も古いという木曽
警察署の庁舎でありますので、一昨年の震度5強の地震の際には、庁舎が倒壊するのではないかと思うほどに揺れまして、身の危険さえ感じたところであります。木曽地域の安全・安心の拠点、新庁舎が数年後には完成するということ、郡民の
皆さんも心待ちにしております。本当にありがとうございました。
さて、
警察官人生を振り返っての感想でございますけれども、いろいろ思い出があるわけでございますが、警察ほど研修とか勉強をする機会が与えられている組織はないのではないかなと感じております。私自身、勉強嫌いでありますので、かえってそう感じるのかもしれませんけれども、そういった私が、非常に厳しく、また大変なこともありましたけれども、この組織に支えられて、組織のおかげで成長することができたと思います。そして、今の自分がここにあるということで、非常に感謝をしているところでございます。
今後も、退職しても研さんに努めて、県民の一人として地域社会に貢献できる、また現職の
皆さんのサポートをしっかりとさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。どうもありがとうございました。
◆萩原清 委員 次に
通信指令課長さんにお尋ねしますけれども、最近は、110番の通報も非常にふえていると。また、携帯の時代に入っているので、昔とまた違う意味で通信の関係でもいろいろあると思いますけれども。このたびの退職に当たりましての感想を含めてお願いします。
◎栁澤修三
通信指令課長 私、
通信指令課長といたしまして、この総務企画
警察委員会、1年ということでありました。大変お世話になり、ありがとうございました。
通信指令課長ということで、携帯電話とか、インターネット、これらの発展に伴って、110番通報が、携帯電話がおおむね80%というようなことで、携帯電話から非常に多く110番通報されるということでありました。そのほかに、生活安全部を主にやってきまして、生活安全では、薬物捜査、また風俗事件捜査、また売春事件捜査等々やってまいりました。その事件では、先輩、また上司の方、大変お世話になり、一つ一つの事件をやってきたということでありました。
それ以外に、事故、また
災害等、37年間のうち多々ありまして、その中で、昭和60年の8月に発生いたしました日航機の墜落事故、この事故にありましては、3日後の8月15日から2泊3日、これを2回、現場で寝泊まりしながら捜索をしました。その中で、一番、今でも心に痛ましく思っているのが、当然、飛行機が尾根に横たわっている。そこの周りに乗客の荷物、また手荷物等がたくさん散らばっている中で、ディズニーランドの帰りと思われるグッズとか包み紙、これがたくさん散らばっていたと。ディズニーランドの帰りなんだろうというようなことで、小さい子供さんたちも大分亡くなったというようなことを知りまして、すごく心が痛んだということで、今でもディズニーランドの包み紙、包装紙を見れば、そのときのことが頭の中によみがえってくるということであります。
この37年間、勤務いたしまして、最後に
通信指令課長として勤務させていただきまして、緊急の事件や事故で助けを求める県民、また住民からの110番に対して、地域住民に寄り添えた業務に従事できたということに対しまして、すごく感謝しております。私は、上田へ戻りますけれども、一市民として地域住民とともに地域活動等やっていきたいと考えております。いろいろありがとうございました。お世話になりました。
◆萩原清 委員 続きまして
刑事企画課長の百瀬さんにお伺いしますけれども、長い間、鑑識のほうが長かったようでございますけれども、いずれにしても思い出にあることがございましたら、退職に当たってお願いします。
◎
百瀬敦志 刑事部首席参事官兼
刑事企画課長 私は、38年のうち27年間、刑事警察で勤務させていただきました。一番長いのが鑑識、2番目が刑事ということで、いろいろな事件、松本サリン事件等の事件に出動させていただいたり、あるいは地附山が崩れた、あるいは蒲原沢の災害があったというような
自然災害の現場も多数出動させていただきました。いろいろな事件を通して、県民の
皆さんと、直接、現場でお話することができて、何か役に立っているのかなという感じで今はおります。
一番思い出にありますのは、当県ではございませんが、東日本大震災に際しまして、広域緊急援助隊ということで、福島県と宮城県に派遣されまして、多数の方の身元確認作業をしたことが一番の思い出になっているのかなと思います。
退職後は、須坂に居住いたしますが、私らの年代、ちょうど昭和の時代に30年、平成の時代で30年、過ごさせていただきました。この後、新しい時代になったときも、またあと30年、楽しんで生きていきたいと思っております。1年間、どうもありがとうございました。
◆萩原清 委員 それでは運転免許本部長にお聞きします。今、飯田でも免許センターを早くつくれというようなことで、大分、意見が出ているわけでございますけれども。今、私どもから見ると、交通安全の関係でいきますと、特にあおり運転というようなことが、非常に、全国各地で出てきているということで、運転免許本部長との関連はありませんけれども、本当に交通事故が少しでも減ってもらいたいということもございましたり、いろいろな面もありますが、いよいよ退職ということでございますが、またひとつよろしくお願いします。
◎佐藤千代春
交通部運転免許本部長 運転免許本部長の佐藤でございます。総務企画警察委員の皆様には、運転免許本部長という立場で1年間、お世話になりました。その間、特に、ただいまお話にもありました南信運転免許センターの関係では、本当に多大な御心配を頂戴いたしまして、ありがとうございます。まだまだ乗り越えなければならない課題、たくさんございます。そんな中、一日も早い実現がかなうよう、また後任にもしっかり引き継ぎをしてまいりたいと思っておるところでございます。
次に私自身のことでございますが、昭和52年4月に拝命いたしまして、42年間、勤めさせていただきました。そのほとんどが交通関係ということでございまして。その中で特に、いわゆる警察の業務の中では、行政面の関係での仕事、例えば交通規制ですとか、交通安全教育、そして運転免許の関係等々でございます。そういったことで、特に交通規制の関係では、地元の皆様と実際の現場で触れ合い、生の声をお聞きしながら、その御要望を反映できるよう、形として実現できるよう、頑張ってきたつもりでございます。そんな中、やはり形に残るような仕事ができたということの中で、多くの関係の皆様から感謝の言葉をいただいたといったものが、本当に励みになっているところでございます。また、交通安全教育という場面では、幼稚園・保育園、小中学校、高校、一般企業、また高齢者クラブ等々、世代の域を越えたさまざまな方と触れ合う機会をいただきまして、そんな中で交通安全について、一緒に考え、そして交通安全マインドを醸成し、そしてそれを実践に結びつけるということで、事故がない交通社会ができるような形の中で、微力ではございましたが、お役に立てた部分があるのかなというところで、恥ずかしながら自負しているところでございます。私自身、交通警察の一番の原点といいますか、目的というのは、悲惨な交通事故により悲しい思いをする人が一人でも減ることにあると考えております。私がやってきた仕事というのは、いわゆる直接当事者とかかわりのあるような事件捜査、あるいは取り締まりといった部分とはちょっと性格を異にしますが、別の立場で後押しできたのではないかなということで、今、自分の過去の仕事を振り返りながら、そのやりがいのある仕事であった、また充実感というようなものを覚えているところでございます。先ほど申し上げた行政面ということでありますと、これまでに市役所、そして県の
知事部局ということで、それぞれ2年間、出向させていただきました。一旦制服を脱ぎまして、自治体職員という立場で、警察と相対しながら仕事をさせていただいた期間がございます。そんな中で感じたことは、やはり警察と行政との密接な関係の重要性というところでございます。昨今、
児童虐待ですとか、あるいは特殊詐欺、またごみの不法投棄の問題等々、社会問題化されているところが非常に多いわけでありますが、そんな中、いわゆる縦割りではなく、警察と行政がしっかり連携を組んで横断的な協力関係を築くということの重要性を、直接の現場において勉強させていただいた。それがその後の
警察活動において、自身の
警察活動において、非常にいい体験になったなと、役に立てることができたかなと感じているところでございます。
最後に、総務企画警察委員の皆様には、あらゆる場面でさまざまな御意見、また御指導等を頂戴しまして、本当にありがとうございました。長い間、本当にありがとうございました。
◆萩原清 委員 当
委員会で最後の退職者になると思いますけれども、長年、警備畑、また三石さんの後、我々、総務企画
警察委員会担当を務めていただいた井出さんに、退職の気持ちをお伝え願いたいと思います。
◎井出孝男 警備第一課長
警察官に採用されまして、37年間、勤務をさせていただきました。この中で強い印象に残っていることがございまして、それは、
警察官に採用された2年後でございますけれども、昭和59年の9月に、長野県西部地震が発生して、その翌日の午後から2泊3日で2回にわたり現場へ行き、行方不明者の捜索ですとか、御遺体の検死の補助といった任務に従事させていただきました。この現場では、当時、山体崩壊と言われる、山の一部がそっくり崩壊してしまい、大規模な土砂崩落が発生して、谷の3分の1以上が埋まり、住宅が土砂に巻き込まれるといった大きな災害の現場に立ったとき、大きな衝撃を受けました。そしてまた、突然、大事な家族や住んでいた家を失って悲しみにくれる人々の姿を目の前にしたときに、やりきれない悲しい思いでいっぱいになったことが思い出されます。行方不明者の捜索に当たりまして、石の多い泥沼地帯の中での捜索などに従事いたしましたけれども、大変体力も消耗し、履いていった真新しい警備靴が、帰ってくるともう使いものにならなかったというような状況もあり、やはり災害現場での各種の活動は、大きな苦労が伴うものだと、そのころ実感いたしました。その後、県内外で大きな災害が発生して、若い
警察官たちが、非常に危険だと思われる現場で活動している状況を見て、そのたびに、任務の重さですとか、災害への備えの重要性というものを認識した次第でございます。
また、平成に入りまして、私、議会を担当する補佐を2年間務めさせていただきました。この間、委員の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。特に、思い出されますのは、当時、暴力団排除条例の制定に向けまして、
警察委員会の委員の皆様には、主管課からの何度となく行われました説明、勉強会等に、随分出席させていただきましたけれども、条例の解釈・運用に当たりまして、これは本当に大丈夫なのかと、これは本当に効果が上がるのかといった、白熱した御意見・御質疑・御提案などをいただきまして、相当な時間をかけていただき、条例が施行となったことが非常に印象強く思い出される次第でございます。本当にこの間、2年間、お世話になり、ありがとうございました。
また、
警察委員会委員の皆様には、ことし1年、また一昨年、
留置管理課長をしておりました当時、2回にわたりましてお世話になりまして、まことにありがとうございました。これからは一市民といたしまして、安全と安心のために地域の活動などにも積極的に参加して、
警察活動を支えてまいりたいと考えております。今後ともひとつよろしく御指導のほど、お願いいたします。ありがとうございました。
◆萩原清 委員 私にとりましても、この
警察委員会、10年近くいるものですから、それぞれの
皆さんとの思い出はあるわけでございますけれども、どうかこれからも健康に留意されまして、ぜひ県民のためにまた頑張っていただきたい。
最後になりますけれども、やめる人があれば、新しい人もいるわけでございまして、このたび長野県に赴任された
警察本部長、本当に長野県は大変いいところでございますけれども、これからの警察行政、G20もありますけれども、意気込み、そしてまた思い入れについて、最後にお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。
◎伊藤泰充
警察本部長 長野県
警察本部長として着任いたしまして、一月と20日ほど経過いたしましたが、私が着任当初から、このように仕事に取り組んでいこうと、
県警察の職員の
皆さんにお願いしているのは次の3点でございます。これを私の決意と受け取っていただきたいと思います。
1点目は、言うまでもなく警察は県民のために存在するわけでありますから、我々の活動や政策について、それが県民のためになるか、県民の利益になるかを、常に忘れずに考えて警察運営を行うことであります。2点目は、警察は現場が命ですから、本部の指示や施策が現場にどのような影響を与え、現場がどのように動くかを、想像力を働かせて考え、現場が合理的・効率的に動いて、最大の成果を上げられるよう努めることであります。3点目は、世の中は絶えず変化しておりますので、その変化に敏感になり、それに対応すべく、我々も変化することを恐れずに、絶えず進化を続けていくよう努めることであります。
これらのことを、組織全体で仕事を進める上での基本的な姿勢・考え方として共有し、県民の安全・安心を守ってまいりたいと考えております。
◆萩原清 委員 本当にこれからも、まだまだいろいろな事件があろうかと思いますけれども、私も最後に、とにかく
児童虐待、これについては、部局を越えて長野県はゼロにするくらいの気持ちで取り組んでいただくことを強く要望して、私の質問を終わります。
○山岸喜昭 委員長 ほかに御発言がありませんので、以上で質疑を終局いたします。
ただいまから議案の採決をいたします。初めに、第1号「平成31年度長野県一般会計予算案」中、第1条 歳入歳出予算中、歳出 第10款 警察費 第1項 警察管理費の一部 第2項
警察活動費 第2条 債務負担行為中の一部について、採決いたします。本案、原案どおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議ありませんので、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第57号「平成30年度長野県一般会計補正予算(第6号)案」中、第1条 歳入歳出予算の補正中、歳出 第10款 警察費 第1項 警察管理費の一部 第2項
警察活動費 第2条 繰越明許費の補正中の一部について、採決いたします。本案、原案どおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議ありませんので、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
ただいまから陳情の審査を行います。当
委員会に付託されております
警察本部関係の陳情を議題といたします。過日、お手元に配付いたしました審査資料をごらん願います。
警察本部関係の陳情は継続分1件であります。
審査に際し、あらかじめ私から各委員にお願いを申し上げます。
委員会に付託された請願・陳情のうち、今定例会において結論の出なかったものについては、去る2月4日の議会運営
委員会において、先例のとおり審議未了とすることとなりました。したがいまして、継続審査とすべき請願・陳情につきましては、今回に限り、審査未了の取り扱いとして、閉会中継続審査の申し出をしないことといたしますので、御了承願います。
それでは、継続審査となっております陳情について、状況に変化がありましたら、理事者から説明願います。
◎北原浩治
警務部首席参事官兼
警務課長 状況に変化はございません。
○山岸喜昭 委員長 お諮りいたします。陳第15号については、特に状況に変化がないとのことですので、審査未了の取り扱いとするに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議ありませんので、陳第15号については、審査未了の取り扱いといたします。
以上をもちまして、陳情の審査を終局いたします。
以上をもちまして、
警察本部関係の審査を終局いたします。
あいさつをした。
○小川修一 副委員長 あいさつをした。
◎伊藤泰充
警察本部長 あいさつをした。
○山岸喜昭 委員長 本日の審査はこの程度とし、3月4日は、午前10時30分から
委員会を開会し、総務部、企画振興部関係の審査を日程といたします。
散会を宣した。
●散会時刻 午後2時13分
△採決結果一覧(
警察本部関係)
(付託議案)
▲原案のとおり可決すべきものと決定したもの(簡易採決)
第1号 平成31年度長野県一般会計予算案中
第1条 歳入歳出予算中
歳 出
第10款 警察費
第1項 警察管理費の一部
第2項
警察活動費
第2条 債務負担行為中の一部
第57号 平成30年度長野県一般会計補正予算(第6号)案中
第1条 歳入歳出予算の補正中
歳 出
第10款 警察費
第1項 警察管理費の一部
第2項
警察活動費
第2条 繰越明許費の補正中の一部
(陳情)
▲審査未了の取り扱いとしたもの(簡易採決)
陳第15号...