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2018-10-15 長野県議会 平成30年 9月定例会文教企業委員会-10月15日-01号 2018-10-15
日本語版 English Version(Translation) 最終更新日: 2019-01-02

  1. 平成30年 9月定例会文教企業委員会-10月15日-01号平成30年 9月定例会文教企業委員会 文教企業委員会会議録(その3) ●招集年月日時刻及び場所   平成30年10月15日(月) 午前10時30分、議事堂第6委員会室に招集した。 ●出席した委員の氏名   委  員  長           小 池 久 長   副 委 員 長           山 口 典 久   委     員           村 石 正 郎      同              清 沢 英 男      同              宮 本 衡 司      同              花 岡 賢 一      同              寺 沢 功 希      同              髙 島 陽 子      同              村 上   淳 ●欠席した委員の氏名    な  し ●説明のため出席した者の氏名  (教育委員会)   教育長               原 山 隆 一   教育次長              轟   寛 逸   教育次長              三 輪 晋 一   教育政策課長            尾 島 信 久   参事義務教育課長         北 村 康 彦   参事兼高校教育課長         塩 野 英 雄   特別支援教育課長          永 原 龍 一   参事兼教学指導課長         佐 倉   俊   全国高等学校総合文化祭推進室長   宮 崎   潤   参事兼心の支援課長         小 松   容   文化財生涯学習課長        井 上 雅 彦   保健厚生課長            神 田 一 郎   スポーツ課長            内 山 充 栄   国体準備室長            越   一 雄 (企業局)   公営企業管理者(企業局長事務取扱) 小 林   透   経営推進課長            塩 原 一 正   電気事業課長            大 江 朋 久   水道事業課長            竹 花 顕 宏 ●付託事件   10月11日に同じ ●会議に付した事件   前半(教育委員会関係) 10月11日に同じ   後半(企業局関係)   企業局関係の所管事務一般について ●開議時刻 午前10時27分 ●小池委員長 開会を宣した。  ▲日程宣告    前半 教育委員会関係の審査    後半 企業局関係の審査  ▲議題宣告(教育委員会関係)    付託事件及び所管事務一般を一括して議題とし、委員の質疑等発言を許可した。 ◆山口典久 委員 おはようございます。最初に望月高校のことで伺います。教育委員会が8月23日の定例の委員会で廃止を決定したということです。まず最初に、この廃止を決定するまでの教育委員会としての議論、経緯はどのようなものだったのか伺います。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 8月23日に教育委員会定例会において、望月高校につきましては、現在の高校1年生が卒業する時期をもって廃止にするという、そこに至る経緯についてのお尋ねであります。そもそも、これまでもお話はしてきている部分もありますけれども、昨年度、平成29年5月1日をもって、その前年と、この平成29年5月1日、2ヵ年の間、第1期長野県高等学校再編計画における再編基準に該当しております。それが5月、昨年の5月1日であります。その後、この再編基準に該当したという件について、7月及び10月に2回の住民説明会を行って、3つの選択肢が基準の中にございますけれども、他校との統合、それから募集停止、そしていずれかの学校地域キャンパス化、その3つの選択肢の中から検討する必要があるというお話をさせていただいています。あわせて、学びの改革の6区の地域懇談会においても同様のお話をさせていただいているところであります。その後、11月になりますけれども、望月高校にかかる要望書というものが佐久市長、望月教育未来会議会長、それから望月高校の同窓会長、この三者で提出されました。この提出の中では、中学生に対する配慮という二つ目の項目もございましたが、1点目として望月高校の今後の方向性を速やかに提示してほしいという御要望、それから3点目として望月地域における高校教育の場を確保されたいという御要望を11月1日に教育長宛てにいただいたところであります。それを受けまして、速やかに提示をすること、そして望月地域における高校教育の場を確保するということ、この2点について教育委員会として検討を進めてまいりました。その途中、学びの改革の地域懇談会も開き、状況等についても説明をさせていただいている次第です。そういう中で、昨年の12月になりますけれども、県教育委員会定例会において、望月高等学校については通信制のサテライト校設置の方向で検討を進めると、そういった結論を得たところであります。その後、ことしに入りますけれども、1月、住民説明会をさせていただいて通信制サテライトの件をお話させていただき、地域としても賛同の声を得た次第であります。そうした中で、このサテライト校をどういう形にしていくかということを検討する委員会として、あり方検討準備委員会の構成メンバー等を地域とも相談しながら設定し、また校内準備委員会も設定して、具体的には、あり方検討準備委員会は本年に入って6月5日に第1回目を開いて既に2回の検討を行い、校内準備委員会はここまで4回の検討を行っている状況であります。そうした検討状況、それから要望書等の提出については、教育委員会の方にも逐一御説明申し上げる中で、8月23日になりますけれども、県教育委員会定例会高等学校の廃止について決定をさせていただいた次第です。ここまでの中では、今年度に入って、今後のあり方についての説明を望月高校の生徒、それから保護者、また住民に向けて、7月から8月にかけて行わせていただいた次第です。 ◆山口典久 委員 今、御説明をいただいた経過、そして地元の皆さんから、例えばこの間上がっていた毎日通学型福祉コースの設置、並びに書道、乗馬などの特色ある教育を行うこと、そして全国募集など、こうした具体的な要望も定例の教育委員会で報告をされているということでよろしいでしょうか。ちょっと御確認をお願いします。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 教育委員会定例会での議論であります。ここまでについては、教育委員の方には、逐一全て御説明を申し上げております。その中で、8月23日の定例会におきましては、教育長の答弁でも申し上げたとおり異論がないという御意見をいただき、またこの議論の中で、通信制について2点ほど御質問があり、意見交換が行われた次第であります。 ◆山口典久 委員 続いて、長野西高校の通信制サテライト校のことについてお伺いをいたします。なかなかここが具体的に見えてこないというのが地元の皆さんの思いの一つだと思っているわけです。今度の議会の答弁の中で、現在、長野西高校の通信制は在籍者が846名ですか、それで東信地域の在籍の生徒数が251名ということなんですが、この251名、東信地域の在籍の生徒数のうち、旧第6通学区の生徒数はどれくらいでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 在籍の生徒の状況であります。平成30年度で東信地区の学習会等に来ている者、在籍の生徒数と、それから受講者の数、それから佐久地域のというお問い合わせ、ちょっと数字、もう一度確認してから発表させていただければと思います。 ◆山口典久 委員 それでは御確認をいただいて、お願いいたします。  続いて、西高校は現在、通信制でも面接授業というのがあって、同時に必要面接というのがあると。面接授業というのは本人の希望によって登校して受けられる授業と、必要面接というのは、単位を取得するためには必ず出席しなければならないと。調べたら、例えば国語総合という科目ならば、自由に出席していい面接授業は年間13時間と。必ず出席しなければならない、登校しなければならない国語総合は年間4時間と。自由に出席できる面接授業の、例えば国語総合など、出席率といいますか、国語総合だけではちょっと難しいかもしれませんが、いわゆる、面接授業の出席率というのはどれくらいの数字になるんでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 通信制における学びについてのお話であります。出席率については把握はしておりませんけれども、通信制においての学びというのは添削の指導と、そして面接の指導と、それから試験によって単位を修得するという形であります。委員御指摘のとおり、それぞれの科目によって添削と面接の指導の数が文部科学省によって定められておりまして、例えば体育のように、添削指導は少ないけれども面接指導を少し多くするような教科でありますとか、今の国語総合のように、基本的には添削指導の回数が3回、面接を1回という基本の時間、これは1単位当たりですけれども、1単位当たりのそういった指導計画が細かく定められておりまして、そこは必ずクリアするべきところであります。今、お話のとおり、国語総合でありますと、4単位という授業になりますと面接、添削の回数は基本の3回の4単位分ですので12回、それから面接指導でありますと、基本の1単位時間の4単位分ですので4時間以上を出席する、そういった形になっております。それぞれの生徒たちがどういう形で出席率を持っているかについては把握はしておりません。 ◆山口典久 委員 次に伺いたいのは平成32年度、2020年度にサテライト校を設置するわけですけれども、例えば30年度に入学した生徒、31年度に入学していた、つまり長野西高校の在籍者東信地方在籍者ですけれども、この方たちはそのままサテライト校に移行すると考えていいんでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 結構でございます。それぞれの生徒の希望によるとは思いますけれども、望月のサテライト校で学びを深めたいという方についても、どういう形で卒業まで迎えるか、そういったことも含めて検討を進めてまいりたいと思っています。 ◆山口典久 委員 既に、西高校の通信制に在籍している生徒が、せっかく設置していただいたんだから今度はそちらに通いたいですということも、本人の希望で、また、いや自分は引き続き西高校のほうがいいかなというのも本人の希望でそれは実現できるというか、本人の希望によるということなんでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 そもそも設置をした年度以降につきましては、長野西高校の通信制、及び長野西高校サテライト校としての通信制を2020年度以降は設置をするということでありますので、生徒の状況に応じて確認をしながら進めてまいりたいと思っています。 ◆山口典久 委員 本議会で答弁があったんですが、初年度は100名程度、見込みということなんですが、初年度100人程度というのは、ちょっと確認をしたいんですが、毎日登校型、毎日通学型の方が100人なのか、それともいわゆるサテライト校の在籍が100人なのか、そこを御確認したいんですけれども。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 100名程度を想定しているという数についてのお問い合わせです。そもそも在籍の学校長野西高校という形になります。したがって、現在シミュレーションをしている中では、100名程度が月曜日から金曜日までの平日、学校に来て何らかの支援ができる、そういった数を想定しているものであります。  それから、先ほどお問い合わせのあった今年度の在籍者数ですけれども、6区におきましては113名の在籍、そして5区においては138名という数になります。 ◆山口典久 委員 8月23日の定例の教育委員会では在籍数など、そういう数字上の精査はこれからとお話があったようなんですけれども、いってみれば、何人毎日登校型になりそうなのかとか、何人ぐらいが、いやいや登校しないでとか、そういう精査というのは、8月23日の教育委員会では今後と言っておられたようなんですが、その後、行われているんでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 サテライト校に、どの程度の生徒が学ぶ予想を持っているかというお問い合わせであります。まずは、サテライト校そのものが、どういう形でも選ばれる形づくりをしていくことがまず第一だと思っています。そういう中で、現在こちらとして考えているものにつきましては、例えば現在も長野西高校においては、東信地区で学習会というものを開いています。その受講登録者の数でありますとか、あるいは現在、東信地区の私立の通信制高校に通っておられる方、これも400名を超える方がいらっしゃいます。そういった方の状況でありますとか、あるいは、そもそも通信制の現在の状況で言いますと、中学を卒業して即、通信制に入る方というのが3割弱、2割何分という形であります。つまり、それ以外の方は転入学、あるいは編入学をしてきている方でありますので、予想はなかなかつきませんけれども、そういった方の進学、それから、今お話をしました直接、中学を卒業して通信制高校へ入学してきている数、この状況、そういったものを総合的に考えて、およその想定をしているところであります。 ◆山口典久 委員 サテライト校を打ち出したのは昨年12月の定例の教育委員会だったというお話なんですけれども、本来なら、その時点で数字的な精査も始めて、地元にもそれなりの説明があって当然といいますか、あるべきだと思うんですが、その辺は地元へは説明はされてきているんでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 生徒数に関する情報提供というお話です。なかなか、正直申し上げましてどこの高校もそうですけれども、それぞれの生徒がその年の希望に応じて選んでいくというものであること、それから通信制は、先ほど申し上げたとおり転入、編入の方が多いということを考えますと、なかなか数というものをこちらとして、この数になるというものを確実に見込むということは難しいのが現実であります。ただ、ここまでお話をしてくる中で、さまざまな予想もしながら、ようやく数字についても考えを少しずつまとめてきているというのが現状でありまして、地域の方に何名来ますということを宣言する状況ではないというものであります。 ◆山口典久 委員 それで、サテライト校の教育課程のことなんですけれども。このコーディネートはどのようにして進めていくのかということが一つ。それと管理職は置くのか御確認をしたい。置くとすれば管理職をどういう形で置くのか、御確認したいと思います。コーディネートのことは、言ってみれば、望月高校にしてみれば、これまでは通信制はないわけで、西校にしてみれば、通信制はあったけれども大分、今までとは形も違ってくるわけで、その調整役はどうするのかということなんですよね。どのように調整していくのか、伺います。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 教育課程に関するお話と、それから人的な配置についてのお話であります。まず教育課程につきましては、本校であります長野西高校の教育課程にどういう形で望月のサテライトの教育を組み込んでいくか、これは現在、あり方検討準備委員会等も含めて検討を進めているところであります。前回もほかの委員にも申し上げましたけれども、キャリア教育をどういう形で教育課程上に位置づけていくか、そういったことも含めて考えていければと思います。現在の長野西高校は基本的に全日制も持っておりますので、通信制の子供たちのスクーリング、いわゆる面接指導は日曜日1日というのを原則としています。それに対してサテライト校については平日、学校をあけておく、そういう形の想定になりますので、形がそもそも変わってくると考えています。いずれにしても、本校である長野西高校の教育課程の中に位置づけるとともに、望月のサテライトとしてどういう形が一番望ましいのか、さらに検討を進めたいと思っています。  そして人的配置のお話ですけれども、こちらについては議会でも答弁させていただいたとおり、現在、今のようなお話でどういう学びができるのか、そしてどういったキャリア教育を形成することができるのかといった、学校全体の学びの検討を進めているところでありますので、そういった学びにふさわしい人的な配置を検討していければと思っている次第です。 ◆山口典久 委員 今後のことなんですが、この後、いろいろ具体的に形にもなってくると思うんですが、地元の皆さんへのその辺の説明や今後の、情報の徹底といいますか、その辺はどういうふうにお考えになっているでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 地元の方々への説明の状況というお話であります。先ほど申し上げましたとおり、7月から8月にかけて、あり方についての説明はさせていただきました。その後、教育委員会定例会、そして本議会も経て、この後、あり方検討の準備委員会も予定をして、具体的な詰めをしていきたいと思っています。そういった資料等については、できる限り地域の方に見ていただくような状況をつくっていければと思っています。回覧板という形で10月の頭に最初の号を出させていただきましたけれども、適宜、こういった回覧板等も使って住民の方への説明をするとともに、必要に応じて説明を地域の方にできればと思っている次第です。 ◆山口典久 委員 通信制の改革ということだと思うんですけれども、やはり通信制の今までのイメージを大きく変える、通信制の魅力をアピールしながら、単に通信制ではない、この西校のサテライト校としての魅力をどう打ち出してアピールしていくかと、これも今後にかかわってくる大事な問題だと思うんですよね。だからいろいろな角度や、いろいろな立場からの検討も必要だと思うんです。あくまでも例えばの話ですけれども、通信制の高校だって学校へ行くときに、制服を着たいよと、自慢の制服を着てみたいという人もいるかもしれないし、いやいや学校へ行くときに、自慢のというか自分のバッチをつけたいとか、いろいろなのがあると思うんですが、そういう、これからの新しい時代にふさわしい改革のイメージというのも打ち出していくことも必要ではないかと思うんです。そこは柔軟に、いろいろ生徒たちの発想、柔らかな頭の中の要望や声も聞き入れて、大胆に打ち出すことも必要かなと思うんですが、その辺はどうお考えでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 通信制の改革、あるいは魅力づくりにかかるお問い合わせであります。そもそも今回、高校改革で示させていただきました通信制の改革というのは、これまでの公立高校としての通信制のあり方から、もう少し自由度の高い学びが展開できるさまざまな可能性を持っているという判断の中での通信制の改革であります。その一つの具現化として望月のサテライト校を位置づけているわけでありまして、EdTechといわれるような、ICTの活用でありますとか、それから先ほど来申し上げている、地域資源を活用した学びでありますとか、そういうことを幅広く検討していく次第であります。  一方で、現在、通信制に通っている子供たちはやはり多様な学習暦、そして生育暦を持つ、そういった子供たちもいますので、やはり配慮が必要な子もいます。そういう中でどういう学びが望ましいのか、高校卒業の資格をとって、そして子供たちが社会との接点を持つ中で社会的にも経済的にも自立をして出て行く、そういった援助ができる形を考えています。それから、制服等のお話がありましたけれども、子供たちが入ってくる中でさまざまな意見を持っていると思いますので、それは学校長として子供たちの意見を聞く中で、子供たちの思いが実現できるような、学校生活が充実できるような方向への検討というものはできるものと思っています。 ◆山口典久 委員 この問題の最後になんですけれども、やっぱり地元の皆さんは、今回かなり具体的にいろいろな要望、そして委員会にも直接陳情をいただくような強い思いがあったと思うんです。これをどこまで生かすことができるのか、どこまで応えることができるのかというのは今後の高校の改革、いわゆる学びの改革にとっても試金石の一つになっていくのではないかと思っているわけです。つまり望月高校のみならず、今後の高校再編にもかかわってくる問題で、改めて地元要望に本当にしっかり応えていただきたいと考えます。  議会としても、地元の要望や声が実際に生かされていくように私たち自身も検証、チェックが必要だと思うんですが、今回、残念ながら、手続上、果たしてどうだったのかなという場面や、地元の皆さんの要望をお聞きする、そしてそれに応えていくという点でやっぱり検証も必要なのではないかなと。だからこそ、いろいろあったからああいう地元の切実な陳情にもなったと思うんですけれども、その辺で、今後のことについて見解を伺いたいと思います。 ◎佐倉俊 参事兼教学指導課長 地元の要望をどう具現化していくか、また地元の要望に対する姿勢というお問い合わせであります。地元からの要望につきましては、やはり望月という地に子供たちがいる、にぎわいのあるそういった場所にしたい、そういった思いがあると伺っています。そういう中で、平日学校があいている形で、そして地域資源を活用した形で魅力づくりに努めていければと思っているところであります。委員御指摘のとおり、こういった要望に対してこれまでの地域の意見を聞く、そういう観点では、こちらとしても精いっぱい説明、そしてお話し合いをする機会を設けてきたつもりではありますけれども、これからやはり地元の御意見もさらにしっかりと聞いていい形にしていく。特にやはり地元の御支援が必要な部分も多々出てくると思いますので、地域の方の御意見も聞きながら、地域の支援もいただきながら、その中できちんと話し合いをする、そんな機会をさらに持っていければと思っている次第です。 ◆山口典久 委員 先ほども申し上げましたけれども、サテライト校がどういう形になるのかというのが見えなかった。なかなか見えてこなかったし、果たして本当に真剣に考えていただいているのかというのが今回の一番の大もとにあったと思うんですよね。だから、私はそういう意味では、教育委員会としてもしっかりと検証していただきたい。それを今後に生かしていただきたいと思うんです。その点で、くどいようなんですけれども、不十分な点があったんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎塩野英雄 参事兼高校教育課長 地元の意見を聞く姿勢がどうだったかというお話であります。さまざまな形で、一つ一つ手順を持って進めてきたものでありますけれども、地元の意見を聞く姿勢がもう少しあったほうがよかったのではないかという御意見については私どもも真摯に受けとめさせていただいて、今後の地元との連携、そしてお話し合いにきちんと向き合っていければと思っている次第です。 ◆山口典久 委員 ぜひお願いしたいと思うんです。本当に地元も含めて、みんなが納得と合意のもとで改革というのはやっぱり進んで行くと思いますので、今後の対応をお願いしたいと思います。 ○小池久長 委員長 ほかに御発言もあろうかと思いますが、以上で質疑を終局したいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、質疑を終局といたします。  ただいまから議案の採決に入ります。  最初に第1号「平成30年度長野県一般会計補正予算(第3号)」案中、第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中、歳出第11款教育費について採決をいたします。  本案、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  続いて第19号「高等学校の廃止について」採決いたします。  本件、原案のとおり同意すべきものと決するに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、本件は原案のとおり同意するものと決定をいたしました。  ただいまから請願及び陳情の審査を行います。当委員会に付託されております教育委員会関係の請願・陳情を一括して議題といたします。過日、お手元に配付いたしました審査資料をごらんをいただきたいと思います。  教育委員会関係の請願・陳情は、請願継続分6件、新規分1件、陳情継続分33件、新規分9件であります。  なお審査に際し、継続審査とする旨の御発言をされる場合は、なるべくその理由も一緒に述べていただくようお願いをいたします。また願意が複数ある請願及び陳情で、その一部が採択できないために継続審査と決定した場合は、付記事項として請願者及び陳情者に通知することについて、その都度お諮りすることとしたいと思いますので御了承いただきたいと思います。  初めに請願の審査を行います。審査の順番についてあらかじめお諮りいたします。最初に継続となっております6件の請願を、続いて新規の請願1件について順次、審査をお願いしたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  まず継続分の請願の審査を行います。継続分の審査に当たっては、6月定例会以降、状況に変化のないものについては一括して審査を行い、状況に変化のあるものについては取り出して審査を行うこととしたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定いたしました。  それでは、継続審査となっております請願6件につきまして、状況に変化がありましたら理事者から説明をお願いします。 ◎尾島信久 教育政策課長 状況に変化はございません。 ○小池久長 委員長 それでは、特に状況に変化のない請願6件を一括して審査をいたします。  お諮りいたします。請第11号、請第20号、請第24号、請第28号、請第29号、請第51号につきましては、引き続き継続審査とすることに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  続いて新規の請願の審査を行います。  請第60号についてであります。理事者からの説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  よろしいですか。以上で質疑を終局といたします。  この請願の取り扱いはいかがいたしましょうか。      〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、請第60号につきましては、採択とすることに御異議ありませんでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  ただいま採択すべきものと決定いたしました請第60号につきまして、地方自治法第125条の規定により執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を求める取り扱いについては正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  さよう決定をいたしました。  以上をもちまして、請願の審査を終局いたします。  続いて陳情の審査を行います。  審査の順番についてあらかじめお諮りいたします。最初に継続分となっております33件の陳情を、続いて新規の陳情について順次審査をお願いしたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  まず継続分の陳情の審査を行います。継続分の審査に当たっては、6月定例会以降、状況に変化のないものについては一括して審査を行い、状況に変化のあるものについては取り出して審査を行うこととしたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  それでは、継続審査となっております陳情33件につきまして、状況に変化がありましたら理事者から説明をお願いいたします。 ◎尾島信久 教育政策課長 状況に変化はございません。 ○小池久長 委員長 それでは、特に状況に変化のない陳情33件を一括して審査をいたします。  お諮りをいたします。陳第25号、陳第38号、陳第63号、陳第160号、陳第168号、陳第194号、陳第207号、陳第258号、陳第332号、陳第354号、陳第355号、陳第358号、陳第359号、陳第360号、陳第361号、陳第362号、陳第363号、陳第364号、陳第365号、陳第366号、陳第444号、陳第480号、陳第488号、陳第492号、陳第514号、陳第544号、陳第582号、陳第583号、陳第593号、陳第594号、陳第597号、陳第598号、陳第599号につきまして、引き続き継続審査とすることに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定いたしました。  続いて、新規の陳情の審査を行います。  陳第643号につきまして、理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  不要ということでございますので、以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。      〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありました、陳第643号につきましては、採択とするに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  続いて、陳第654号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局いたします。  この陳情の取り扱いにつきましてはいかがいたしましょうか。      〔「継続」・「採択」と呼ぶ者あり〕 ◆清沢英男 委員 これは自民党の風間議員代表質問にもあったように知事選のときに、あれちょっと感情が入っていたんですかね。女の子が知事が出てくるのを、どこかから出てくるのを待っていて汗をかきながら、そして冷房施設学校に入れてくれというお願いをしたら、知事はわかったとおっしゃったとかという話をしておられました。世の中の人たちは体がまだまだ、そうはいっても弱い小・中学生が学ぶ場において、冷房施設が当然入るだろうと思っているはずであります。そうはいっても、県の立場とすれば補助になりますか、県のお金を出すやり方がないというような感じで書いてありますけれども、私は、県単でどうにか呼び水的なお金をこういうことにつぎ込んでもいいんではないかと思いますので、その意味で継続としていただきたいと思います。継続としての意見です。 ○小池久長 委員長 ほかに質疑等はございますか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕  よろしいですか。ただいま委員各位からさまざまな御意見をいただきました。  この取り扱いについて、順次挙手により決することといたします。  最初に本件について、まず継続審査について挙手により採決をいたします。念のために申し上げます。挙手しない方は継続に反対とみなします。  本件につきまして、継続審査と決するに賛成の委員の挙手を求めます。      〔挙手多数〕  挙手多数であります。よって、陳第654号は継続審査とすることに決定をいたしました。  続いて陳第664号であります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局といたします。  この陳情の取り扱いにつきましてはいかがいたしましょうか。      〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第664号につきましては、採択とするに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  次に陳第665号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局といたします。  この陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。      〔「継続」・「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま委員各位からさまざまな御意見がありましたので、この取り扱いにつきましては、順次挙手により決することといたします。  最初に本件について、まず継続審査について挙手により採決をいたします。念のために申し上げます。挙手しない方は継続に反対とみなします。  本件について、継続審査と決するに賛成の委員の挙手を求めます。      〔挙手多数〕  挙手多数であります。よって、陳第665号は継続審査とすることに決定をいたしました。  続いて陳第666号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局といたします。  この陳情の取り扱いにつきましてはいかがいたしましょうか。      〔「継続」・「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま委員各位からさまざまな御意見がありましたので、この取り扱いについて順次挙手により決することといたします。  最初に本件について、まず継続審査について挙手により採決をいたします。念のために申し上げます。挙手しない方は継続に反対とみなします。  本件について、継続審査と決するに賛成の委員の挙手を求めます。      〔挙手多数〕  挙手多数であります。よって、陳第666号は継続審査とすることに決定をいたしました。  続いて陳第668号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局といたします。  この陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。      〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありました、陳第668号につきましては、採択とするに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  続いて陳第669号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局といたします。  この陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。      〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありました、陳第669号につきましては、採択とするに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  続いて陳第672号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局といたします。  この陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。      〔「採択」と呼ぶ者あり〕  採択との御意見がありました、陳第672号につきましては、採択とするに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  続いて陳第673号についてであります。理事者の説明はいかがいたしましょうか。      〔「不要」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終局といたします。  この陳情の取り扱いはいかがいたしましょうか。      〔「採択」と呼ぶ者あり〕  ただいま採択との御意見がありましたので、陳第673号につきましては、採択とするに御異議ありませんでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定をいたしました。  以上をもちまして、陳情の審査を終局といたします。  以上で、教育委員会関係の審査を終局といたします。  午後1時30分まで休憩を宣した。 ●休憩時刻  午前11時11分 ●再開時刻  午後1時27分 ○小池久長 委員長 再開を宣した。  ▲日程宣告    企業局関係の審査  ▲議題宣告(企業局関係)    所管事務一般を議題とし、議題に関連して理事者の説明を求めた。 ◎小林透 公営企業管理者 (企業局長事務取扱) 別添、説明要旨により説明した。 ○小池久長 委員長 理事者から発言を求められていたので、これを許可した。 ◎塩原一正 経営推進課長 別添資料1「平成29年度「長野県公営企業経営戦略」の進捗状況等について」により説明した。 ◎大江朋久 電気事業課長 別添資料2「平成30年度業務量及び料金収入の状況について」により説明した。 ◎竹花顕宏 水道事業課長 別添資料2「平成30年度業務量及び料金収入の状況について」により説明した。 ◎大江朋久 電気事業課長 別添資料3「新規電源開発地点発掘プロジェクトについて」により説明した。 ○小池久長 委員長 説明は以上であります。委員の質疑等発言を許可した。 ◆村石正郎 委員 川中島の水素ステーション実証モデル事業ですね。普通、こういうことでいきますと、水素ステーションを一つつくるのに4億から5億円かかると、こういうふうにありますね。それで維持費が年間4,000万程度かかると書いてますけれども、そうすると、供給するのは燃料電池車ですよね。燃料電池車のいわゆる普及の予測というか、そういうものは考えておられるんでしょうか。と申しますのはEV車、これは電気とモーターとバッテリーと、構造とすれば非常に単純なものですから、世界的にEV車が普及する、そういうような動きがあるわけで、特に中国政府が主導して、2019年度以降にはEV車を中心とする新エネルギー車を一定割合、生産、販売するよう自動車メーカーに義務づけると、そういう政策を発表しておりますよね。この電気自動車と、いわゆる燃料電池車との関係、どう考えておられるのかね。報道によると、トヨタほか11社は日本水素ステーションネットワーク合同会社、これを設立しまして、2021年度までに全国に水素ステーションを新たに80基新設すると発表しておりますよね。また福島では、福島イノベーション・コースト構想というのがありまして、浪江町に世界最大級の水素製造工場の建設を開始すると、こういうことを言って発表していますね。そういうことからして、未来の水素社会、これへの可能性について、またその展望について管理者にお伺いしますが、いかがでしょうか。 ◎小林透 公営企業管理者  ただいま水素ステーション整備に当たりまして、今後の普及の可能性、そうした御質問と承りました。私どもといたしましては、長野県企業局、やはり今、柱は水と電気ということでございまして、こうしたものを活用して水素ステーションということを、県内まだステーションがない中で先駆的に取り組みをさせていただいているところでございます。委員御指摘のように、世界的には確かにEVというようものも一つの流れかと思います。しかしながら、やはり使い道が多分、FCVとEVというのは異なる部分がございまして、やはりFCVというのは水素を使うこと、それによって非常に航続距離が長くとれるという利点もございます。また日本とすれば特許も取っておりまして、技術的な強みが非常に発揮できるものだということがございます。そうした中で、やはり産業用での活用と、今、FCVの可能性もいろいろ見出されているわけでございますので、またそれとともに電気をどうやってためておくかというところが非常に一つの、これからの課題だろうと思います。そうした中ではやはり、私の冒頭の話にありました、国のエネルギー戦略の中でも、将来的にためるということでいうと、やはり水素の可能性ということも言及をされているところでございますので、そうしたさまざまな視点で研究をするために、今回、ステーションをつくらせていただきたいと考えておりまして、短期的に見ると、事業としてペイする話ではなかなか厳しい部分があろうかと思います。だからこそ、県内でも民間による水素ステーションの設置が現時点ではなされていないという状況ではないかと考えておりますが、私ども企業局、これまでも民間企業でやらない先駆的な取り組みをやらせていただいた中で、一つの可能性として各部局とも連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ◆村石正郎 委員 確かにさっきおっしゃっりとおり、電気をいかにためておけるかと、これだと思うんです。電池でためるか、ダムに水をためるか、そして水素でためるかと、こういうことですよね、非常に大きな可能性はあるとは思います。そういう中で、いわゆる安定供給体制の確立とか、運搬技術とか、あるいは全体のコストですね。こういうのも問題になってくると思うんですよね。企業局は電気も水も持っていると、そういう中で、新しい事業の可能性は十分にあると、こういう思いはしています。そういう中で、水素事業というものを、電気と水に次ぐ企業局の新しい事業のいわゆる核として位置づけていくつもりなのかどうか、その点のところ。そして、須坂のオリオン機械も水素事業の開発に取り組んでいるんですけれども、こういう民間企業との連携、このようなことは企業局としても考えておられるのでしょうか。そんな点もお聞きしたいと思います。 ◎小林透 公営企業管理者  ただいま水素を新しい事業の可能性ということで考えられているのか、あるいは民間企業との連携はどうだという御質問だというふうに承りました。私どもといたしましては、先ほど御答弁申し上げました、水素については可能性はあると思っておりますが、それがどの程度のものとしてというところまで、ちょっと見込むところまで現時点ではいっていないと考えておりまして、例えば第3の事業の核というお話かと思いますが、そこまでの見込みは現時点で立っているとは申し上げる状況にはございませんので、今後ともさらに、建設、あるいは活用する中で、その可能性については探っていきたいなと思っております。また、オリオン機械等のお話もございました。確かに、先ほど特許のお話もした、FCVの部品に関係する県内メーカーというのも多数あるとお伺いしております。この辺のところとの連携というのは、具体的には産業労働部が主に窓口となっていくんだろうなと私ども考えておりますが、そうした中で、実際にステーションを県内に唯一、持つ立場になるわけですから、その辺のところ、どういう形で産業界と連携してこれを進めるのがいいのかというのは、産業労働部とも十分相談をさせていただきながら進めたいと思っております。そこのところは十分連携して、やっていきたいと考えているところでございます。 ◆村石正郎 委員 水素ステーションの実証モデル事業としてプラント建設するということですから、ある程度の未来予想というものを持っていないと。確かに企業局、今、相当利益も上がっていますから資金的には余裕があると思うんですけれども、そういう中でも、ある程度の将来予想をやはり持っていないと、ただ実証モデル事業をつくればいいということではないと思うんですよね。これは企業局という組織が取り組む事業ですから、ちゃんと将来予想を持って取りかかるべきと、こういう思いはあるんですが、もうちょっと明確な未来予想というのは立てられないんでしょうか。 ◎小林透 公営企業管理者  ただいま未来予測といいますか、もう少し明確なものが立てられないのかというお話、御質問というふうに承りました。私どもといたしましても、もちろん事業としてやっていく以上、一定の成果といいますか、これは当然得ていかなければいけないものだろうと思っております。ただ、この水素というものの活用は、国としてもどこまでというところが明確に、台数や何かは示されてはございますが、それが県内にどこまで広がってそれを企業局がどこまでやるかという、具体的なところが描けているところには、正直いって十分まだそこまでいっていない状況でございます。FCVにつきましても、先ほど産業というようなお話もさせていただきましたが、これは具体的に、今、製品が目の前にできているというところにはまだまだ、県内メーカー十分に至っていないところもございますので、そうしたものを見ながら産業界とも連携しながら取り組んでいくということかと思います。  例えば企業局として明確にということになると、では企業経営の中でそれをどの程度、事業化できるかという話になってくると、そこまではまだ厳しいだろうと思っておりまして、ただ、こうして国全体も水素の活用に向けて動き出している中で、長野県として、一つもステーションがないという状況の中でいうと、やはりほかになければ、まずは私ども水と電気を所管している長野県企業局が先鞭をつけたいというところがございますので、かなり先駆的な取り組みかと思いますので、そういうところは御理解をいただければと思います。 ◆村石正郎 委員 私は、この事業に決して反対しているわけではないんですよ。ただ公営企業で、公営企業の性格として、やっぱりきちんとした未来予想を立てて、そういう可能性を、もっと計画を緻密につくるべきだと思うんです。今の説明では曖昧なものですからね、公営企業責任というものがあると思うんですよ。投資したらやっぱり、それだけの利益を生まなければならないですし、そういう責任はあると思うんですよ。ある程度の見通しというのをつけなければ、新しい事業には取り組めないというのが公営企業の原則だと私は思うんですよね。そういう意味から、この事業について、私は期待はしているんですが、ただ、今の説明は曖昧な部分が多すぎますからね。  トヨタを初め、新規に80基つくるとなっているけれども、これは相当な研究だと私は思っているんですよ。それはペイするということを考えて、確実に投資を進めているんだと私は思いますよ。企業というのはそういうものだと思いますよね。やっぱりちゃんとした予測を立てて実施する。そういう面からすれば、私はぜひもう少し綿密な将来予想、将来計画というものをしっかり持って取り組んでいただきたいという思いであります。どうでしょうかね。 ◎小林透 公営企業管理者  ただいま将来予測について、もう少し綿密にという御質問、御指摘と承りました。確かに現時点ではなかなか説明できていない部分があろうかと思いますので、これは今、取り組みを始めたところでございます。早急にその辺の考え方はまとめさせていただきまして、また時期を見て御説明できるようにさせていただきたいと思います。 ◆村石正郎 委員 それでは次ですね。ただいま説明がありました新規電源開発地点発掘プロジェクト、これも私ども前々から新規の電源開発の可能性をたびたび要望してまいった経過があります。特に本県の高い山から川、非常に大きな潜在的、いわゆるポテンシャルはあると、こういうような思いを持っています。そういう中で、2021年3月までにFITの認定を目指すと、これは当然ですよね。この間のちょっと、あまりに時間がないと、こういうような思い、どうなんですかね。かなりスピードが要求されると思うんですよ。それで例えば既に幾つかの候補地が挙がっているというようなことがあるんでしょうか。FITのある今、認定までの期間というのは非常に、最大のチャンスですよね。この事案、これは当然、私ども大きく期待をしているんですけれども、これはもう全部局、こういうふうに集めて、あらゆる情報を集めて実績があった、そういう思いを持っております。そんな中で、目標として、ある程度、何箇所ぐらい想定とか、あるいはどのくらいの発電量を目標にしているとか、計画というんですか、そういうようなものをちゃんと持ってこのプロジェクトを進めるというふうにしているんでしょうか、その点はどうですか。 ◎小林透 公営企業管理者  ただいま、新規電源開発地点発掘プロジェクトに関する目標についての御質問ということで承りました。委員御指摘のとおり、また委員には経営審議会においても、開発に向けてという御指摘を賜り、また前回の委員会でも御指摘を賜ったところでございまして、委員御指摘のとおり、2020年度末まで、これは先ほど申しました国のエネルギー基本計画の中でも2020年度末までに抜本的に見直すという、FITを適用した発電所をいかに建設できるかというところが、私どもにとっては非常に大きなポイントだろうと考えておりまして、私どもの気持ちとしては一つでも多くの発電所、電源をそれまでに開発できる手続を進めたいというものでございます。  最初に正直申し上げまして、幾つは最低やるという明確な目標があるものではございません。できる限りそれをやりたいと。どういう電源があるかという可能性の全容はまだ掌握するに至っていませんが、規模によって1地点、1地点の手続といいますか手間といいますか、所用時間等が条件によって大きく異なるということが水力の場合の電源開発の一つの特徴でございます。地形的なもの、権利関係、あるいは住民の皆様のお考え、そうしたものが複雑に絡み合っているものでございますので、そういう意味でいうと、いついつまでに幾つというのを今の時点で明確に立てられるという状況にはなってございませんが、市町村からも御紹介をいただき、私ども内部的にも今努力をして、まさにどのくらいできるかというところを探っているところでございます。私どもとすれば、そうは言ってもできるだけ早く、ここまではできるかというリストのようなものは作成していきたいと考えておりますが、現時点でそこへ至っていないものですから、それをつくったところで、ぜひまた御説明等をさせていただきながら御理解を賜りたいと考えているところでございます。 ◆村石正郎 委員 これも、やはり企業局が取り組む新しいプロジェクトとして、できる限りというような非常に曖昧なことでは、ちょっとこれも、果たしてどれだけの可能性があるのかなと不安になるんですよね。やはり、ある程度の目標としてこれくらいの発電量とか、これだけ、何箇所とか、それは大小いろいろあるでしょう。当然、ちょっと予測しがたいものはあると、それは私どもも思いますよ。しかし、こういう大プロジェクトを発足させるときには、必ず、ある程度の目標を持って、その目標になるべく近づくような計画を立てるものですよね。これがやっぱり公営企業の原則だと私は思うんですよ。全く漠然とした中でできる限りというような、そういうのは納得しがたいというのが、今の偽らざる考えなんですけれども。全くそういうような、ある程度の予測というものはないということですか。 ◎小林透 公営企業管理者  ただいま予測というものは全くないのかという御質問だというふうに承ります。私どもといたしましても、全く目安が立っていないというふうには、ゼロということはもともとないだろうと考えております。発足時からの可能性論としては幾つかの箇所はお示しをさせていただきながら、プロジェクトのほうもスタートさせていただいてございまして、そうしたものについては、一定の方向性は見出せるだろうと考えています。ただ、今、まさに着手をしている3箇所については、県管理ダムであるということで非常に権利関係等が掌握しやすい、開発可能かというところの見通しが立てやすいものでございました。しかしながら、今、考えているところにつきましては、必ずしも県管理ダムというわけでもなく、あるいは、新たな地点という中でございますので、そうしたものですと、地元の皆様への御説明、御理解というところも非常に大きなポイントになっておりまして、そうしたものがない中で、企業局はここはできるということを先にお示しすると、地元調査が逆に非常に難しくなってしまうというところがございます。これは鶏が先か卵が先か、正直申し上げて非常に難しいところがございまして、ただ、逆に言うと、確かに委員御指摘のとおり、何の目算もなくやるのかという御指摘になろうかと思います。多分、一つの方向性の意思決定というレベルで言うと、今はそれよりまだ前の段階で、とにかくただ、時間が非常にない中で一つ一つやっていくと、とてもじゃないけれども2020年に間に合わないので、調査すること自体を高らかに宣言してプロジェクトをして、今、やり始めていると。本来は、この段階で企業局がどうやりますという方向を出すレベルではない中で、スピードを上げるための手段としてやらせていただいているというところを御理解をいただきまして、これについては早急に方向性を見出したいと思っております。正直言って定例会には間に合いませんでしたが、できれば、次回の定例会までには何からの目算を立てたいと。今、まさにそこの道半ばにいるというところで御理解を賜れればと思います。 ◆村石正郎 委員 私もこのプロジェクトには非常に期待しております。ぜひひとつ、これはもう勝負どころだと思うんですよね。FITのあるときに何としてもこの間にひとつ、企業局の総力を挙げて実現を図っていただきたいと希望して終わります。 ◆清沢英男 委員 エプソンの現地企業で、中国の天津に行っている人から聞いたんですが、都市日本のそれに比べものにならないほど発展しているんだそうです。で、そこに電気自動車がバンバン走っているというんですね。私、思うんだけれども、電気自動車、今、日本で出ているのはあの「リーフ」ですよね。この前ちょっと知事選にあたって、電気自動車、「リーフ」を持ってきて走らそうとしたんだけれども、400キロでしょ、最大。400キロというのは、平らなところを走って400キロなんです。おれのところは、山坂だからとても1日使えないわけだね。それに対抗して、トヨタがやっている「MIRAI」、これは調べてみたんだけれども、3分間充電して650キロ走るというんでしょ。それで、650キロってちょっと眉唾だけれどもね、山坂入れれば500キロになるんだろうけれども、でもそれだけの、「MIRAI」という車なんです。お金はどのくらいかというと、7,236,000円と書いてありますね。でも減税があって、約500万円あれば手に入る。500万円ないから私は手に入らないけれども、でも、これちょっと量産化すると買ってみたいと思うんですよ。だって、3分充電で500、600キロ走るというんでしょ。排気量はどのくらいかと調べたら排気量はゼロだというんだよね、それはそうだ。私はただ走ってみたい、買ってみたいと思うけれども、そのときに水素ステーションがないんだよね、長野県内。私はそういう意味で日の丸、トヨタ自動車が日の丸だとすれば、日の丸とすれば電気自動車よりもやっぱり水素だと思うんだよね。水素自動車、水素燃料電池自動車だと思うんですよ。何でかというと環境にやさしい電気自動車というんだけれども、電気つくるには、やっぱりすごいCO2を出すわけですよね、電気をつくるのに。だから、そういう意味ではどっこいどっこいの話で、もちろん水素をつくるのにも必要だけれども。私はそういう意味で、長野県という地域性、長い距離を走らなければいけないからみんな車を持っているという話ね。だから、そういう意味からして、村石委員と若干思いが違いますが、ぜひ、私とすればやってみてもらいたい。水素ステーションをつくってみてもらいたい。そうすると、私、別にトヨタ自動車からもらっているわけじゃないけれども、「MIRAI」を買う人がいると思うんですよね。走らせてみたいという、そういうことです。これは要望でいいです。  それで、もう一つ要望を申し上げますが、今回の日本列島で起こったライフラインに関する災害、やっぱりこれは他山の石として、それはそれとして学ぶべきは学ぶということが大事なことだと思います。何を学んだんですかと聞くと長くなりますので、ぜひ学んでほしいという要望にとどめて終わります。 ◆村上淳 委員 お疲れさまでございます。企業局全体を見ますと、右肩上がりの業績を毎年続けているということで地元貢献度も非常に大きいということでありまして、平成29年度地方公営企業総務大臣表彰も受賞しているということでございます。そこで今回、長野県監査委員から長野県公営企業会計決算意見書、平成29年度版をいただきました。それでその中に地域貢献という欄があるんですけれども、電気事業の利益による地域貢献として、平成29年度、一般会計に対して「子ども未来支援基金」、及び県が行う省エネルギー対策の支援金として1億円を繰り出していると。このほかに奥山水源林の整備に対して712万円、平成30年度も同1億円のほか、新たに地方創生積立金から4億円を拠出し、第42回全国総文祭に運営費として1,000万円を負担しているということでございます。それで、一般会計への繰り出しによる地域貢献は県政の補完的な役割を担うもので有効なものと考えておるとうたってありますが、一方では、電気事業に対しまして、今後、老朽化する施設に対して多額の資金が必要だと。ということで、利益による地域貢献のあり方については経営の安定と地域に果たす役割を十分に考えていただきたいということの中で、均衡を図った経営をしていただきたいということが指摘をされております。そこで、一般会計にこれだけの資金を出しているということは非常に喜ばしいという面と、慎重にやってくれという両方の意見があるわけですけれども、そもそも、一般会計に繰り出している基準というんですか、どんな事業に対して、なぜこのような事業に対して拠出を始めたのか、あるいは拠出をしているのか、その根拠たるもの、基準というのを示していただきたいと思います。 ◎塩原一正 経営推進課長 地域貢献に関する御質問でございます。一般会計への繰り出しですけれども、監査委員から指摘のとおり、我々としましてはやはり健全経営、経営の安定がまず第一でございますので、基本的には利益が出ましたら、それは企業債の返還ですとか、建設改良積立金への充当、これをまず行いまして、その上で余剰があれば、地域貢献として一般会計に繰り出すということをやってきております。  今まで一般会計への繰り出しにつきましては、自然エネルギー基金への繰り出しが最初になるわけですけれども、企業局として長野県の水資源を活用して事業をしているということで、やはり自然保護といいますか省エネルギーと、そういった観点から一般会計への繰り出しをやってきております。また、長野県の将来を担う人材育成ということも、やはり地域貢献として我々として力を入れていきたい分野、当初は、我々としても企業局を支える人材ということで人材育成ということも考えていたわけですけれども、理系に限らず文系の人も含めまして、例えば奨学金ですとかも含めて、人材育成ですとか環境保全ですとか、そういったことに力を入れて、今まで一般会計への繰り出しをやってきております。 ◆村上淳 委員 例えば一般会計に繰り出すのなら、どうしてもほしいという分野があって、そして繰り出したということならいいんですが、一方的に子供対象だと、教育対象だと、未来の人材育成だという決め方をされたのか、それとも一般会計を使う側から何らかの調査をされたのか、希望を取られたのか、それとも内部留保をなぜ優先しなかったのかということをお聞きをいたしたいと思います。 ◎塩原一正 経営推進課長 一般会計への繰り出しに関しましては、当然、受け手である知事部局側と調整をいたしまして、先ほども申し上げましたけれども、我々としましてはまず減債積立金ですとか建設改良費、これを確保した上で、このぐらいであれば一般会計へ繰り出しできますということで知事部局側と調整をさせていただいて、そうはいいましても、何でもかんでもということではなくて、先ほど申し上げましたように、環境の保全ですとか人材育成ですとか、我々がやっている事業と一応、関連性がある部分で、こんなものに使いたいというものを知事部局側から言っていただいて、そこで調整して決めているということでございます。 ◆村上淳 委員 大変、難しい問題だと思います。一般会計へ出すというのは、いいようで安易にやってはいけないという監査の指摘だと思いますので、今回、電気事業は平成29年度で約15億円の純利益を出しておりますけれども、もっと有効に使えるものがあるのならまた考えていただいて、どうせ使うのなら、やはり県民がわかりやすいものをぜひとも進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆髙島陽子 委員 すみません、なかなか私も理解が深まっていないままに御質問をさせていただくようになるかもしれません。先ほど村石委員から御質問があった関係で、そもそものというか、今回の資料3の4ページですよね、暑い夏にスタートしていただいて、この秋にいろいろな地元調整をしていただいて少しずつ進めていくのかなという、フローを拝見して何となくイメージはするんですが、そもそも全体目標のFITの認定を目指すということなんですけれども、どこかに書いてあったのか、出力総量としてどの程度の規模とか、どういうエリア、おおまかでいいんですけれども、選定候補地とか指定する場所とか、その辺を見込んでいるのかということをお話をいただきたいと思うんですけれども。 ◎大江朋久 電気事業課長 まず固定価格買取制度というのは、この法律ができた当初に、2020年までの時限立法的な法律なんですという制度になっております。そのため期限が切られています。FITになると何がいいことがあるかというと、買取価格が固定されていまして、通常我々、普通の水力発電は9円で売っているんですけれども、より高く、例えば高遠発電所ですと34.5円で、1キロワットアワー売れています。その結果、何が起こるかというと、これまでペイしないだろうと思っていた水力発電所の適地においてもペイする可能性があるという状況になります。このため、再生可能エネルギー供給拡大を少しでもやっていこうという県全体の思いがありますので、我々としてはそれに少しでも貢献したいと思って、できるところはどこでもまずやろうじゃないかということで、ぜひ、まずは声をかけています。それで、できそうなところはありませんかというのを市町村を通じて皆さんに声かけをさせていただいて、我々も採算性が合わないと、それこそ企業局としてどうなんだという話になりますので、採算性が合うところを抽出して、その上で地元の皆さんにも御理解いただける、例えば漁協さんだとかいろいろなステイクホルダーさんがいらっしゃいますので、その人たちにも御理解いただけるような箇所を選定して、事業計画に基づいてどれだけの箇所数をやるのかとか、そういうのを計画して実施していきたいと考えております。なので、村石委員からも御指摘があったと思うんですけれども、計画をつくるべきだというのはおっしゃるとおりなんですけれども、今は、まずは計画ありきではなくて、可能性はどうかというリストをしっかり整理をするということが企業局にとっての財産になって、その上で実施計画をしっかりつくって進めていきたいと考えているところです。 ◆髙島陽子 委員 まさにそこがお聞きしたかったところで、今年度からスタートしました第4次長野県環境基本計画の中にも、多分、企業局としては直接、間接的にかかわっているところがたくさんありますし、長野県としてはやっぱりこの環境を、全国に先駆けてというか、先進的に取り組んでいる県という、標榜するだけでなくて実質ですね、そういう名実ともにという感じで進めていただきたいと願っている一人としまして、この計画、基本計画の中のかかわっている部分だけ拝見しましても、例えば、将来像を展望した上で、現状、進捗状況などを見るとなかなかいい進捗率で、企業局も大変貢献しているのではないかなと、脱炭素に関しては特に数字を見せていただいても、いい進みぐあいだと思うんです。  ただ、私、心配しているのは、直接的な課題とは思わないんですけれども、太陽光の関係で、最近ちょっとニュースで飛び込んできたんですけれども、九電がこのたび出力を抑制していますよね。それで再生可能エネルギーをいろいろなところから鉱脈を掘り当てるという作業には、私も本当にもろ手を上げて応援したいところなんですけれども、かといって人材的にも県の公営企業としてのマンパワーとか、いろいろなコストアンドベネフィットじゃないんですけれども、やはりその辺は丁寧にやっていただくことが必要なのかなと思います。今、指標というかインデックスは戸数とか世帯数で算出していますよね。けれども、もっと普通の県民、子供たちにもこのぐらい供給していて、私たちはこれぐらい再生可能エネルギーを得るようになってグッと伸びているし、こういうときには使えるけれども、こういうときは使えないとか、例えば災害とか、自然環境というか、気象によっても、あるいは季節によってもいろいろ出力が変わるかもしれないですし、そういう丁寧なモデルケースとして、ぜひ御計画をお願いしたいなと思います。ちょっと手間はかかるんですけれども、繰り返しになりますけれども、最終的にどこまで持っていくかというのは、村石委員の御指摘があったように、基本計画から実施計画、そして最終的にどれぐらいの人たちに便益をもたらすかというところまでが求められると思うんですが、その点はいかがでしょうか。 ◎大江朋久 電気事業課長 委員御指摘のとおり、最終的に我々としてどれだけのコストを出して、社会的な便益があるのか、費用的な便益があるのかというようなことを踏まえて、本当に建設する計画というのをつくっていきたいと考えております。現時点ではまずは建設できるポテンシャルとしてどこまであるのかということを整備しないと、その後、では本当に再生可能エネルギーとしてたくさんほしいと、水力発電をもっとたくさんつくったほうがいいと言っても、適地というのは限られた場所しかありませので、そのバランスを踏まえて、社会便益と費用対効果というところを見て、計画をつくっていきたいと考えております。 ◆髙島陽子 委員 土地改良とか、やはりいろいろな障壁と言ったら変ですけれども、クリアしなければいけない課題は多いと思うんですけれども。でも、長野県がもっている地形のよさとか、やはり高低差、落差があるとか、そういう、長野県全体が発電所というふうに、理事者答弁でもよくいただくんですけれども、そういうよいほうのイメージ、ポジティブなイメージで持っていけるようにぜひ利害調整していただいて、企業局がイニシアティブを取って行くということですよね、強力に進めていただくよう応援しております。 ◆花岡賢一 委員 資料1-1なんですけれども、経営の安定、大きな項目の3、主な事業の取組状況等のところの経営の安定のところで、丸新で環境アセス調査等委託とあるんですが、これについての説明をちょっといただきたいなと思いますので、お願いします。 ◎大江朋久 電気事業課長 春近発電所の規模の発電所を改修するときに、大規模改修を行うときに環境アセスの対象になる可能性があるところです。これは国の審査とか改修の程度、幅によって、アセスの対象になるかどうかというところが決まるような制度になっております。まず、我々としてはその前に、環境アセスの対象になってもならなくても事前に環境に対する影響というのは把握しておく必要があると思いますので、今、先行して調査を発注しているという状況です。 ◆花岡賢一 委員 わかりました。次なんですが、資料1-2でお願いします。きょう配られたこのパンフレットにもあるんですが、音圧ロガーについてなんですけれども、資料を見ると、1台、2,484,000円するんだろうということがわかるんですが。29年度に川中島で導入、30年度に上田というところなんですけれども。これ、市町村に貸し出すということが、今度30年度のところに説明であるんです。もともと、29年度に導入したものも漏水対策に苦慮している市町村に貸し出しと書いてあるんですが、29年度は貸し出していないと取れてしまう資料になっていますが、その辺の説明をいただけますか。 ◎竹花顕宏 水道事業課長 音圧ロガー漏水調査機器、市町村への貸し出しについてのお尋ねでございます。この漏水調査機器は、市町村にお貸しをするような取り組みを始めたのは今年度からでございます。ですので、平成29年度は私どものほうで機器を購入して、私どものほうで使いました。ですが、市町村のいわゆる有収率向上支援のために市町村の皆様にお貸しをしようというような取り組みを始めさせていただいたのは今年度からということでございます。 ◆花岡賢一 委員 私の認識不足ということで取らせていただきます。29年度にこれを導入するに当たって、市町村に貸すのを目的にと読んでしまったんですが、まずは長野県企業局で使ってみて、そして30年度、いいものというアバウトな表現にしますけれども、いいものだから、では30年度は上田にもそれを入れて市町村に貸し出していくという取り組みをここで取ればいいということかと思います。  今度、このパンフレットを見ると、音圧ロガーの見た目はわかるんですけれども、大きさがちょっとわからないので、右側のセンサー側は17というシールが張ってあるんですけれども、このセンサー17個とか20個ぐらいあるということでいいんですか。 ◎竹花顕宏 水道事業課長 このパンフレットの資料のところで、右側のところがセンサーになるんですけれども、1セット200万円の対価がこのセンサーが20個、それから左側は、このセンサーが発信するデータというものを取得するものが一つ、これがワンセットという形で市町村の方にお貸しをすると。このセンサーはそれぞれ、道路の下に水道管が走っておりますけれども、そこに仕切り弁があります。そこに、これ下がマグネット、磁石になっておりまして、仕切弁のところにこう置いておきます。そうしますと、こちら側が設定した時間帯に、自動的にそこでデータを発信をするというような仕組みになっております。大きさでございますけれども、センサーですとこのぐらいの高さの、10センチ、20センチぐらいの大きさの、筒の形状をしたものでございます。 ◆花岡賢一 委員 大きさと使い方も御説明いただきましてありがとうございました。市町村に貸し出すということなんですが、ニーズはどのように把握されているかをお伺いさせてください。 ◎竹花顕宏 水道事業課長 ニーズについてのお尋ねでございます。今回、この貸し出しにつきましては県内の全ての市町村に募集案内をさせていただきました。その前段で、年度当初、さまざまな水道関係の会議におきましても御案内をさせていただいて、その後、全市町村に募集案内をかけさせていただいたところ、ちょうど4自治体から具体的に申し出がございました。その自治体にお話をお聞きしますと、この有収率向上漏水調査、重要なことだと思っているんですけれども、どうやっていいのかわからない。そのほか、今もそれなりにやっているんだけれども、もっといい方法はないかというようなことを思っておられました。そういったときに、県企業局の案内があったので取り組んでみようということで手を上げていただいた方々がございます。中にはやはり、自治体によっては大変少ない人数で水道事業をやっている自治体もございます。ですので、なかなか漏水の調査のやり方についても勉強ができない。そういった自治体に対しては、私どものほうで、先週、事前研修ということでやり方の説明をさせていただきました。状況によっては現地に赴いて、現地指導も必要に応じてやっていくことも検討していきたいと考えております。 ◆花岡賢一 委員 わかりました。何か非常にかゆいところに手が届くというか、ある意味、県の行政とすればそういった形で貸し出すということもすばらしい活動、取り組みなのかなと思うところです。  最後に、モバイルPCを全職員に配置、配付になるのかな、についての説明をいただきたいんですけれども。台数、30台前後ということで認識させていただいてよろしいでしょうか。 ◎塩原一正 経営推進課長 仕事改革、働き方改革に関する質問だと思います。モバイルPCですね。今、7階の企業局にいる職員分ということで、30数台でございます。 ◆花岡賢一 委員 そうなると、Wi-Fiだとかの通信関係とかも整えていかなければいけないと思うんですが、ネットワークについては、PCを含めて環境を整えていくことは可能だと思うんです。例えば、では一般の方が企業局に問い合わせをするときには、電話は必要なんですが、この電話、固定式ということになってきてしまうと思うんですが、その辺の活用というか、考え方はありますでしょうか。 ◎塩原一正 経営推進課長 電話に関しましては、モバイルPCを配付するということで、結局、今まで固定席で仕事をしていたのが、フリーアドレスという形でどこに移動しても利用できるというような配置にしたいと考えております。あわせて、固定電話だとどうしてもやりづらいということで、今、来年度予算に向けて検討中ですけれども、電話も、いわゆる携帯というかスマホというか、というような形にシフトできればなと考えているところです。 ◆花岡賢一 委員 ありがとうございました。電話をかけると、何とか室です、何とか長席でというのがなくなるのかなと思うんですが、やっぱりいろいろなものが無線になっていくと。ライン、線がくっついているものに関しては、淘汰というわけじゃないでしょうけれども、時代の中であわせていかなければいけないことかなと思いましたので、質問として取り上げさせていただきました。 ◆宮本衡司 委員 江戸時代に信州の山の中から二人の青年が江戸に向かって旅に出ると。この二人は、俺はこんな山の中で暮らすのは嫌だと、江戸に行って一旗上げるんだといって、意気揚々と、とくとくと江戸まで向かって歩いていった。何日もかかって江戸にたどりついたときにのどが渇いたと。当たり前ですよね、何日もかけて歩いているんだから。のどが渇いて、水が飲みたいと思ったんですが、ところが周りを見回しても水がないと。はて、これはどうしたものかと。そうしたら、当時江戸では水を売って歩く商売があった。水売りというんですね。竹だかおけだか天秤にかけて、水はいらんかね、水はいらんかねといって、水売りというのがいたんだと。その二人とも、なけなしの金を出して、もうのどが渇いているから、銭を出して水を飲んだと、ああうまかったと。この二人の青年のうちの一人は、いや、おれは信州の山の中にいれば水なんて銭出して買うなんて思いもよらないと。こんな、水を飲むにも銭が要るようなところは住みたくないと、一人の青年はまた信州へ戻ってしまったと。もう一人の青年は違ったんですね。ああそうか、江戸では水も商売になるのかと、水商売ですね。それで一人の青年はそうやって、よっしゃ、俺は江戸に残って水を売って、俺は商いをすると一人の青年は残ったそうです。当然、残った青年は江戸で水売りをやって財をなしたというお話なんですが。  ここの資料1-2の、30年度予算の中にモンドセレクション2018、最高金賞受賞3年連続。これ、私、よくわからないんですけれども、モンドセレクションで何が評価されて3年連続となったんですか。 ◎竹花顕宏 水道事業課長 モンドセレクションについてのお尋ねでございます。モンドセレクションは、ベルギーにございます飲み物、アルコール、その他料理、嗜好品を含めたさまざまな財というものに対しての評価を行う機関でございまして、いろいろなジャンルがあるんですけれども、その中に水とアルコールの部門がございます。そこで、複数名の審査員の方が味ですとか、表示のパッケージも含めたいろいろな観点から応募作品について評価をいたしまして、複数の審査員の合計点数で上位から最高金賞、次が金賞、銀賞、銅賞と、4つの賞を得点に応じて表彰、評価をするというようなことでやっております。 ◆宮本衡司 委員 大変な評価を得ているということなんですが、そうすると、29年度は18,000本製造したんですよね。30年度は14,000本、18,000本で今度14,000本ですね。だけどそれだけすばらしい評価を受けた水なら、何で製造の本数を減らしてしまったんですか。 ◎竹花顕宏 水道事業課長 川中島のペットボトルでございますけれども、一義的には非常時において、災害が起こった際に、断水等が一時的に起こった場合に、断水が起きた地域供給するための非常用の水ということで製造をしております。一義的には備蓄用として常に12,000本から14,000本、企業局のほうで保管をするというような形でございます。当然、ペットボトルを製造しますと賞味期限というものができてきます。つくった1年目はいいんですけれども、やがて賞味期限が迫ってきたものについては、ただそれを捨ててしまうのはちょっともったいないという部分もございますので、県のPRとしていろいろ活用してもいいんじゃないかというような意味合いから、さまざまな機会を通じまして、長野県のPRの一つの材料として今活用をしているところでございます。 ◆宮本衡司 委員 では、そもそもは別に、これでひと山当てようという意図でやったんじゃないということなんですけれども。仮に、これはもうかると、モンドセレクションの紋所が目に入らないかということで売り出したとなれば、これはもうかりますか。損益分岐点とか、何本ぐらい売れればもうかるとか、要するに採算がとれるところまでできるかどうかというところなんですけれども。 ◎竹花顕宏 水道事業課長 宮本委員から、先ほど水売りというような御発言がございましたけれども、まさに水売りというのは、今、いろいろな業者さんがペットボトルで、いろいろミネラルウォーターを販売しております。コンビニエンスストアでいけば大体100円足らずで売られておりますし、量販店、本久センターといったような量販店でいけば、もっと安い値段、スーパーマーケットでいけばもっと安い80円台ぐらいで売られております。今、こちらのほうの原価がどうしても100円を超えてしまっております。つくるだけでそれだけのコストがかかってしまい、またそれを流通に乗せるだけでもっとそこに上乗せの原価がかかってしまうので、今の時点ではもうからないといいますか、赤字になってしまうのかなと考えております。 ◆宮本衡司 委員 わかりました。とてもじゃないが、売り物にならないということですね、これは。  それで、話はちょっと変わるんですが、水の大切さ、例えば日本の言葉でいうと、「湯水のように使う」という言葉がありますね。これはもう大盤振る舞いして、よっしゃよっしゃという感じでやることを「湯水のように使う」と。ところが外国にも同じ言葉があるんですね、「湯水のように使う」と。ところが外国の言っている「湯水のように使う」という意味は、大事に大事に使うということわざの意味なんですね。私、これに気づいたのは、やっぱり、日本ってそれだけ水に恵まれているところなんで、知らず知らずのうちに、もう、何でもかんでも大盤振る舞いしてしまって湯水のように使ってるという、今の日本人の生活というものを本当に見るにつけて、いやいやこのままでいいのかなということも多々思っておるんです。  例えば県水道供給している市町村小学校だとか中学校に、このパンフレットに水道水ができるまでという、こういう写真入りで丁寧に書いてありますからこれはこれでいいんですが、もうちょっと踏み込んで、でも企業局の範疇じゃないから、余計なお世話だと言われるかもしれないけれども、要するに、いかに日本人の生活の中で水というものがふんだんに、本当に湯水のように当たり前のように使われているんだけれども、いや、そうじゃなくて、水ができるまでこうやっていろいろな人たちの手がかかって、お金もかけてやっと飲めるんですよという、蛇口をひねれば水が出る幸せさというものを、私は、やっぱり子供のころから教えていかなければいけないと思います。今、まさに課長さんおっしゃったけれども、ペットボトルだって100円以上かかるんだと。だから、そういうことを子供のうちから知らしめる必要があるので、県水道の水が供給されている市町村自治体小学校だとか中学校だとか、そのあたりに水ができるまでというような、そういった一連の、子供にもわかるようなものを何かの機会に、教育の一環というと大げさだけれども、子供たちに水の大切さを教えるんだという意味で、ぜひアピールできるようなものができればいいなと思うんですけれども、その辺、いかがですか。 ◎竹花顕宏 水道事業課長 大変重要な御指摘だと思っております。私どもの上田、川中島水道管事務所、それから用水供給を行っております塩尻市の本山の浄水場、こちらのほうで、それぞれ小学校の方々の社会見学を受け入れております。大体3年生から4年生の方々がお越しになっていただいて、私どものほうで水ができる仕組み、浄水場見学ですね、説明をさせていただいております。お子さんのほかにも今度は社会人、一般の方に対しても浄水場の見学会といいますか、水道週間という一定の週間キャンペーンを設けまして、その期間水道事務所にお越しをいただいて、私どもは施設ですとか、私どもの取り組みを御説明しつつ、また、相手の方から私どもの事業に対するいろいろな御意見ですとか御要望をお聞きする機会として、そんなような取り組みをさせていただいております。  また川中島、上田管内での地域の活動で、水道のことについて話に来てもらいたいというお声もありまして、先日、私どもの職員が先方に出向いて公民館の場所をお借りして、私どもの取り組みを説明をさせていただきました。いろいろとまだ足りない部分があろうかと思いますけれども、引き続きいろいろな機会を設けて、水の大切さというものを広く、お子さんたち、また御利用者の方々に広めていくような取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ◆宮本衡司 委員 もう既にそういう啓発活動もあわせてやっていらっしゃるということで、本当にありがとうございました。先ほどの話に戻りますが、水というのはやっぱり銭になるんですよね。ですから、あわせて、では水というのはどこから来るのかというと山から来るんですね。では、山へはどこから来るというと、空からくるんですよね。だから常に自然の恵みに感謝して一滴の水も無駄にしないように、ぜひともそれが金になるように、ひとつまた御努力をいただきたいと思います。 ○小池久長 委員長 ほかに御発言もあろうかと思いますが、以上で質疑を終局いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、質疑を終局いたします。  以上で、企業局関係の審査を終局いたします。  次に、本委員会閉会中継続調査事件はお手元に配付いたしました資料のとおりとし、なお慎重に調査を要するためとの理由を付して議長に申し出ることといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議ありませんので、さよう決定いたしました。  次に、委員長報告について何か御発言がありますか。      〔「一任」と呼ぶ者あり〕  正副委員長に御一任ということで、御異議ありませんので、さよう決定いたしました。  この際、ほかに何か御発言がありますか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕   閉会を宣した。 ●閉会時刻  午後3時2分 △採決結果一覧 (付託議案)  ▲原案のとおり可決すべきものと決定したもの(簡易採決)   第1号 平成30年度長野県一般会計補正予算(第3号)案中    第1条 「第1表 歳入歳出予算補正」中     歳出 第11款 教育費  ▲原案のとおり同意すべきものと決定したもの(簡易採決)   第19号 高等学校の廃止について (請願)  ▲採択すべきと決定したもの(簡易採決)   請第60号  ▲継続審査としたもの(簡易採決)   請第11号、請第20号、請第24号、請第28号、請第29号、請第51号 (陳情)  ▲採択すべきと決定したもの(簡易採決)   陳第643号、陳第664号、陳第668号、陳第669号、陳第672号、陳第673号  ▲継続審査としたもの(挙手採決)   陳第654号、陳第665号、陳第666号  ▲継続審査としたもの(簡易採決)   陳第25号、陳第38号、陳第63号、陳第160号、陳第168号、陳第194号、陳第207号、陳第   258号、陳第332号、陳第354号、陳第355号、陳第358号、陳第359号、陳第360号、陳第   361号、陳第362号、陳第363号、陳第364号、陳第365号、陳第366号、陳第444号、陳第   480号、陳第488号、陳第492号、陳第514号、陳第544号、陳第582号、陳第583号、陳第   593号、陳第594号、陳第597号、陳第598号、陳第599号