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平成 7年 2月定例会本会議−03月10日-11号

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  1. 長野県議会 1995-03-10
    平成 7年 2月定例会本会議−03月10日-11号


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    最終取得日: 2019-08-29
    平成 7年 2月定例会本会議−03月10日-11号平成 7年 2月定例会本会議 平成7年3月10日(金曜日)  出席議員(59名)   1 番    石坂千穂    24 番    松沢恒久   2 番    宇留賀行雄   25 番    柳沢春吉   3 番    服部宏昭    26 番    宮崎 明   4 番    大和代八    27 番    佐藤利次   5 番    寺島義幸    28 番    下ア 保   6 番    母袋創一    29 番    池田益男   7 番    島田基正    30 番    塩沢 昭   8 番    今井勝幸    31 番    古田芙士   9 番    高橋 宏    32 番    小林 実   10 番    萩原 清    33 番    宮沢勇一   11 番    宮沢宗弘    34 番    森田恒雄   12 番    三上孝一郎   35 番    宮澤次雄   13 番    森 千廣    36 番    浜 万亀彦   14 番    井出公陽    37 番    成沢栄一   15 番    佐藤良男    38 番    福島忠雄   16 番    小林忠司    39 番    西山平四郎   17 番    中村善行    40 番    上條密門
      18 番    望月雄内    41 番    中里三七雄   19 番    橋本 浩    42 番    大日方英雄   20 番    太田道信    43 番    金子松樹   21 番    倉田竜彦    44 番    吉田博美   22 番    金井浩正    45 番    中島輝夫   46 番    関谷高雄    55 番    深沢賢一郎   47 番    宮下義信    56 番    石田治一郎   48 番    中島昭一    57 番    小林千秀   49 番    中原嘉之吉   58 番    西沢盛永   51 番    溝上正男    59 番    篠原文三   52 番    小田切行雄   60 番    清水重幸   53 番    田中英一郎   61 番    登内英夫   54 番    柳沢 勲  欠席議員(1名)   23 番    森 司朗         ───────────────────  説明のため出席した者   知事        吉村午良    企画局長      花岡勝明   副知事総務部事務取扱       副出納長      高橋寿昭             池田典隆   出納長       山極達郎    公営企業管理者   植田稔昌   社会部長      古越典雄    企業局長      佐藤日出夫   衛生部長      藤島弘道    財政課長      横山忠弘   生活環境部長    岡田勇一    教育委員会委員長  宮ア和順   商工部長      市川 衛    教育長       佐藤善處   農政部長      中村武久    教育次長      上原芳晴   林務部長      茂木 博    教育次長      佐久間鉄四郎   土木部長      安井常二    警察本部長     松ア彬彦   土木部高速道局長  北澤亨一    警務部長      手塚新樹   住宅部長      飯澤 清    監査委員      林 秀夫         ───────────────────  職務のため出席した事務局職員   事務局長      丸山 勇    委員会係長     北原政彦   議事課長      三木一徳    総務主査     宮島光義   議事課課長補佐   牧野内生義   議事課課長補佐兼記録係長                               太田 浩   議事係長      青木一男    議事課記録専門員  若井一仁         ───────────────────  平成7年3月10日(金曜日)議事日程    午後1時開議    各委員長の報告案件    議員提出議案(日程追加)         ───────────────────  本日の会議に付した事件等    各委員長の報告案件    議員提出議案         午後1時1分開議 ○議長(篠原文三 君)これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、各委員長の報告案件についてであります。  次に、議員森司朗君から所用のため本日欠席する旨の届け出がありましたので、報告いたします。         ─────────────────── △委員会審査報告書提出報告 ○議長(篠原文三 君)次に、お手元に配付いたしましたとおり、各委員長から委員会審査報告書の提出がありましたので、報告いたします。朗読は省略いたします。       〔議案等の部「7 委員会省略報告書」参照〕         ─────────────────── △各委員長の報告 ○議長(篠原文三 君)各委員長の報告案件全部を議題といたします。  最初に、決算特別委員長の報告を求めます。  決算特別委員長金井浩正君。       〔22番金井浩正君登壇〕 ◎22番(金井浩正 君)決算特別委員会に付託されました議案に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました議案は、去る12月定例会において付託されました議案第38号「平成5年度長野県一般会計及び特別会計決算の認定について」であります。  平成5年度の一般会計決算状況につきましては、歳入総額1兆1,026億8,106万余円、歳出総額1兆812億297万余円でありまして、翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支は17億7,769万余円の黒字であります。これにより、減債基金への繰入額は8億8,900万円となりました。  また、公債費特別会計以下12特別会計決算状況につきましては、歳入総額314億4,003万余円、歳出総額292億1,117万余円でありまして、差し引き22億2,886万余円は翌年度へ繰り越しております。  これらの決算につきまして、当委員会は、議案を付託されて以来、本庁及び出先機関について調査を行い、歳入確保の状況、行政水準の達成状況及び財政構造等に着眼し、慎重に審査してまいりました。その結果、各会計ともに、予算の執行状況はおおむね議決の趣旨に沿って適正に処理され、所期の成果をおさめたものと認められました。  よって、当委員会は、平成5年度長野県一般会計及び特別会計決算につきましては、書面で御報告申し上げましたとおり認定すべきものと決定した次第であります。  ところで、県財政を取り巻く環境は、緩やかな景気回復過程にあるものの、引き続き厳しい状況にあります。このような中で、健全な財政運営を堅持するためには、財源の計画的・効率的な配分に配慮するとともに、未収金の解消に努めるなど、収入の確保について一層努力するよう審査の過程を通じて強く要望した次第であります。  また、各種事業の実施に当たっては、社会経済情勢を的確に把握し、今後とも重点的・効率的な事業の執行に配慮しつつ、県民福祉の増進に一層努力されるよう要望した次第であります。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(篠原文三 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)質疑を終局いたします。  本件につき討論をいたします。  石坂千穂君から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。  石坂千穂君。       〔1番石坂千穂君登壇〕 ◆1番(石坂千穂 君)平成5年度一般会計決算認定に反対の討論を行います。  平成5年度の決算は、NTT債繰り上げ償還補助金490億円と同繰り上げ償還分をそれぞれ差し引いた実質で、歳入が対前年度比7.3%、歳出が6.5%の増で、実質的にも初めて決算規模が1兆円を超えました。  歳入面では、まず、県税収入が前年度比マイナス5.3%、構成比でも平成4年度24.4%に対し5年度21.5%と、ともに2年連続の減となっています。法人2税が前年度比15.3%の減と2年連続減となったばかりか、個人2税も前年度比4%の減とマイナスに転じ、不況の影響をもろに受けた形となりました。  さらに、地方交付税は対前年比で57億円の減となり、歳入全体に占める構成比でも平成2年度の25%をピークに、ついに20.1%にまで落ち込みました。県単独事業が20.5%増と大幅増加の中で、いわゆる有利な起債が強調されていますが、このように地方交付税が実質の金額でも構成比でも減らされていく中で、使い道の特定されるひもつき交付税がふえ、その分、自由に使える交付税が減らされるのですから、これで本当に有利な起債といえるのかどうかは改めて大きな疑問です。  あわせて、国庫支出金も、金額、構成比とも前年度比で増に見えますが、NTT債繰り上げ償還補助金490億円を差し引いた実質では、構成比で対前年度比0.3%の減となっています。  これらの財源不足を補うため、県債は過去最高であった前年度をさらに438億円上回り、前年度比40.1%の増、構成比でも17%となり、県債依存度は最高記録を更新しました。県債の予算額は補正のたびに増額され、決算段階では当初予算に対して1.69倍となりました。歳入総額が当初予算の1.16倍にとどまったことと比べて突出しており、2年連続の異常現象といわなければなりません。  その他、減債基金公共施設等整備基金財政調整基金から166億円を繰り入れていますが、全体として、県税収入の落ち込み、地方交付税国庫支出金の減少による財源不足を借金体質をますます強めて補う結果となっています。  歳出面では、切実な県民要求を反映して、こども病院の開設、看護大学建設開始、無認可を含む保育所への支援、高校の40人学級実施、養護学校建設道路建設の前進など、積極面として評価できるものです。  大きな特徴としては、土木費が3,000億円の大台を超え、その実質的な構成比は30.6%、初めて30%台を超え、過去最高となったことです。  一方、教育費は2,159億円、実質構成比は20.9%となり、金額でも構成比でも前年度を下回りました。特に構成比は、前年度に戦後最低となりましたが、さらにそれを下回る結果となりました。  民生費、衛生費、生活環境費もそれぞれ、金額でも構成比でも前年度を下回る結果となっています。最高時、構成比で16.2%だった農林水産費も12.5%にまで落ち込み、商工費も構成比で前年度比0.5%の減となっています。  さらに、防災費は対前年度比で3億円の減、防災費に対する国庫支出金がほとんどゼロというのも大きな問題です。防災費の歳出全体に占める割合は0.12%と微々たるものですが、その微々たるものも前年度より減らされています。  以上、大まかな特徴について申し上げましたが、全体として借金体質をますます強める中で、県民の暮らしや身近で切実な願いにこたえる部分では極めて不十分な予算の使い方であったのが平成5年度一般会計決算の内容であったことを申し上げ、反対の討論といたします。 ○議長(篠原文三 君)以上で討論は終局いたしました。  本件を採決いたします。  本件、委員長の報告は原案認定であります。報告、委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(篠原文三 君)起立多数。よって、本件は委員長の報告どおり認定することに決定いたしました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、文教企業委員長の報告を求めます。  文教企業委員長倉田竜彦君。       〔21番倉田竜彦君登壇〕
    ◎21番(倉田竜彦 君)文教企業委員会に付託されました議案及び請願、陳情の審査の経過と結果について御報告申し上げます。  慎重審査の結果、知事提出議案につきましては、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(篠原文三 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号、第14号及び第51号の予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、農政林務委員長の報告を求めます。  農政林務委員長大日方英雄君。       〔42番大日方英雄君登壇〕 ◎42番(大日方英雄 君)農政林務委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして、ウルグアイ・ラウンド農業合意等の実施により、農畜産物や林産物の輸入自由化が一層進み、本県農林業を取り巻く環境はますます厳しくなることが懸念されます。このような状況にかんがみ、県下の農林業者が今後とも意欲と自信を持って農林業経営に取り組めるよう積極的に事業を展開するとともに、とりわけ県内に多い中山間地域における振興施策の一層の推進を強く要望した次第であります。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(篠原文三 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号及び第51号の予算案並びに第27号の条例案を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、商工生活環境委員長の報告を求めます。  商工生活環境委員長宮沢勇一君。       〔33番宮沢勇一君登壇〕 ◎33番(宮沢勇一 君)商工生活環境委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして、外国為替市場における円相場の急騰は輸出関連産業を中心に重大な影響を与え、景気回復のおくれも懸念されることから、政府に対し早急に円高是正策等を講じるよう「円高対策を求める意見書案」を発議した次第であります。  以上をもちまして委員長報告といたします。 ○議長(篠原文三 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号及び第51号の予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、土木住宅委員長の報告を求めます。  土木住宅委員長小林実君。       〔32番小林実君登壇〕 ◎32番(小林実 君)土木住宅委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(篠原文三 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号及び第51号の予算案並びに陳第1086号を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、社会衛生委員長の報告を求めます。  社会衛生委員長古田芙士君。       〔31番古田芙士君登壇〕 ◎31番(古田芙士 君)社会衛生委員会に付託されました議案及び請願、陳情の審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。  なお、審査の過程におきまして、在宅障害者のうち一般企業での就労が困難な人の福祉的就労の場、生活訓練の場として設置され、在宅障害者社会参加に大きな役割を果たしている小規模障害者作業所については、その運営経費が助成されているところであるが、補助額が低額であるなどその運営は厳しい状況にあることから、「小規模障害者作業所に対する国庫補助制度の改善等に関する意見書案」を、また、重度障害者や寝たきり老人等を介護する社会福祉施設等では、介護従事者の多くは女性であり、体力的な負担が大きいことなどから、男性介護従事者の必要性が高まっているほか、働きがいのある職場となるような待遇改善が求められていることから、「男性介護従事者の養成等に関する意見書案」を発議した次第であります。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(篠原文三 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号及び第51号の予算案並びに第24号の条例案を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、総務警察委員長の報告を求めます。  総務警察委員長中里三七雄君。       〔41番中里三七雄君登壇〕 ◎41番(中里三七雄 君)総務警察委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。  知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。  以上をもちまして委員長の報告といたします。 ○議長(篠原文三 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)質疑を終局いたします。  委員長の報告中、第1号及び第51号の予算案、第19号及び第20号の条例案、陳第1080号及び陳第1085号を除き、他の案件につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、各委員長の報告中、第1号「平成7年度長野県一般会計予算案」につき討論をいたします。  宇留賀行雄君から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。  宇留賀行雄君。       〔2番宇留賀行雄君登壇〕 ◆2番(宇留賀行雄 君)日本共産党代表いたしまして、第1号議案に反対の意見を述べます。  総額9,607億、前年度比2.9%増、昨年の3.0%は下回っております。自治省の地財計画は実質4.3%増でありますから、そりよりも低いということがわかるわけであります。もちろん、低い、高いだけで評価しようとは思いませんけれども、本県は3年後にオリンピックという大イベントを抱え、それに県単独で高額な財政支出を余儀なくされていることを考慮するならば、他の地域の事業や福祉教育予算の編成に容易ならないものがあったであろうと、このことについては後述するつもりであります。  第1に、国の予算との関連でありますけれども、村山連立内閣の新予算案は戦後史上最悪といっても過言ではないと私は思います。新年度予算編成後に、1月17日、あの阪神・淡路大震災が襲いました。この震災救済策、また復興計画、あるいは地震列島日本列島全体の地震を予測しての対策、いずれをとってみましても中途半端、満足のいくものが今日に至るまでとられていないのであります。  国家予算の3倍以上にも達する国債を抱えながら、アメリカ第一主義を貫いています。世界が軍縮の方向に向かっているのに、在日米軍に対しては相変わらず思いやり予算をふやす、あるいは8,250億円の正面装備予算軍事優先そのままであります。  第2に、ゼネコン・大企業奉仕、消費税率アップ、米の輸入自由化、国民生活切り捨て、地方負担押しつけ、この政治路線に追随するものが新年度の県予算であります。  こうした基本方向は、日本経済の落ち込み、国際競争力も落ち込み、いわれるように力なき円高もついに80円台に突入しております。きょうあたりは90円台になっておりますけれども。
     歳入面におきましては、先ほど石坂議員が述べられたとおりでありますから詳しくは申し上げませんけれども、県税の伸びは3年連続マイナスの後ことしはプラスにはなっておりますけれども、これで回復に向かったというふうにはいえない実情にあります。91年当初よりも432億円も下回っている現状であります。  国庫支出金は、85年度以降、連続カットが続いております。これは、御存じのとおり暫定措置ということで始められたものでありますけれども、今日では恒久化されてしまいまして、国庫支出金は83年度に30.9%の構成比でありましたが91年度には17.9%まで下がり、景気浮揚策で若干回復したものの、20%にとどまっているのが現状であります。この国庫支出金のカットでありますけれども、累計をしてみますと2,360億円を超えているのではないかと思います。  公共料金としての使用料・手数料でありますが、2%増の208億円、これには消費税が上乗せされておりまして、いわゆる公認の猫ばば分が1,287億円と推計されます。  繰入金のほとんどは、減債基金施設整備基金などからであります。  特徴的なのは、県債依存度が石坂議員の指摘しますように次第に増加しておりまして、県債残高は95年度末には1兆812億円に達するものと思われ、これは県民一人当たり50万円の借金ということになります。  次に、歳出面について申し上げたいと思います。  こども病院の一層の充実――信毎などにもその内容が載っております。あるいはまた無認可保育所への支援であるとか、高校40人学級全面実施であるとか、一定の前進はあります。しかし総体的には、福祉医療教育、暮らしの切り捨て、先ほどの委員長報告にもありましたように農業に対するもの、あるいは中小企業に対するもの、これはまさに冷遇といわざるを得ません。村山内閣の悪政の枠内から一歩踏み出す意欲に欠けた予算だといわざるを得ません。  性質別に見ますと、投資的経費は2.6%増で、3,771億円のうち普通建設事業費がほとんどでありまして、村山内閣アメリカの押しつけをうのみにした95年度から630兆円に呼応しております。県単独では1,702億円で、その割合も、85年度は約4分の1でありましたけれども新年度では45.1%でありますから、まさに2分の1に迫りつつあるといえます。消費税負担も94億円であります。  次に、幾つかの問題を指摘しておきたいと思います。  オリンピックの競技・運営施設、関連道路などの整備に要する経費は3,306億円といわれておりましたが、実際には4,444億円に上方修正され、これまでに発表されたものを合計いたしますと7,700億円という数字が出てまいります。  在宅福祉のかなめでありますホームヘルパー、これは170人増の1,410人ということになっているんですが、10万人当たりでは本県は64.3人であります。デンマーク652人、スウェーデン914人は例外としましても、著しく低いのが日本の現状でありますが、その日本の平均は74.2人でありますから、それよりも低いことになってしまうわけであります。  防災関係については、今回の議会で多くの人々から指摘され討論されました。これは、治山治水費を加えましても500億に達しません。震災対策費に至りましては300万円にも満たない状況で、6月議会にはこの2月議会で出された意見や討議に基づいた変更が行われるものと期待しておりますし、内外も注目するところだと思います。  農林水産費でありますが、政府の農林業者冷遇政策に右へ倣えでありまして、構成比は81年度以降漸減であります。ウルグアイ・ラウンド合意関連として45億円計上されたものの、よく読んでみますと従来の継続事業の羅列にすぎないと思います。結局、少数の大規模経営者だけが育成されて多数の農家は切り捨てに向かう新農政の始まりであります。  最後に触れておきたい問題は同和問題でありますが、これは県の事業のうち政府の方針に従わない唯一のものであります。  教育委員長は2月議会冒頭におきまして議案説明を行いましたけれども、社会の中に根強く残っている部落差別などと表現し、差別事象が後を絶たないなどと改めて強調しているのであります。もしこの記述が正しいとするならば、全国で12兆円、本県においても1,000億円近い事業費が投入されて、今なお差別が後を絶たないとするならば、そんな大金が一体何のために使われたのかという自己矛盾に逢着するのでありまして、東日本に類を見ないこのような記述は事実を如実に映し出しているものと私は思います。  すなわち、部落解放同盟に対して毎年5,133万円の補助金を出し続けている。これはずっと出しており、一回も落ちたこともない。この額が、社会教育関係9団体ありますが、この9団体に平均して年に49万円の補助金しか出していないことと並べ合わせてみても、いかに高額であるかということがわかります。  差別事象が後を絶たないとするその差別は、彼らの主張するものでありまして、根拠のない部落差別はもはや消え去る以外にはないということは、他県の例を見るまでもありません。松本から南の方へ行ってみれば、それは歴然としていることであります。  以上、若干のことを申し述べまして反対討論にかえる次第であります。 ○議長(篠原文三 君)以上で討論は終局いたしました。  本案を採決いたします。  本案、各委員長の報告はいずれも原案可決であります。本案、各委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(篠原文三 君)起立多数。よって、本案は各委員長の報告どおり可決されました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、各委員長の報告中、第51号「平成6年度長野県一般会計補正予算案」につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を採決いたします。  本案、各委員長の報告はいずれも原案可決であります。本案、各委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案は各委員長の報告どおり可決されました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、文教企業委員長の報告中、第14号「平成7年度長野県電気事業会計予算案」につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を採決いたします。  本案、委員長の報告は原案可決であります。本案、委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(篠原文三 君)起立多数。よって、本案は委員長の報告どおり可決されました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、各委員長の報告中、第19号「長野県証明事務手数料徴収条例の一部を改正する条例案」、第24号「長野県病院条例の一部を改正する条例案」及び第27号「長野県家畜保健衛生所手数料徴収条例の一部を改正する条例案」につき一括して討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、各委員長の報告はいずれも原案可決であります。本案それぞれ、各委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(篠原文三 君)起立多数。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり可決されました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、総務警察委員長の報告中、第20号「長野県県税条例の一部を改正する条例案」につき討論をいたします。  宇留賀行雄君から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。  宇留賀行雄君。       〔2番宇留賀行雄君登壇〕 ◆2番(宇留賀行雄 君)第20号議案、県税条例の一部改正条例について反対いたします。  第1に、地方消費税の創設に関する改正で、これは国の消費税に付随するものでありまして、容認できません。  第2に、国の消費税は97年4月から2%以上の値上げが約束づけられ、これが前提でありますから、つまり値上げ案であります。  第3には、所得税等を改正して97年度実施の手形を既に発行しているのと同じでありまして、中堅層という言葉がしばしば国の消費税においては使われました。中堅層というのは一番多い層かと思いましたら、そうじゃなくて金持ちのことをいっておるのでありまして、つまり、金持ちには所得税などを下げて、そして一般消費税を弱き者から取るという方向でありまして、今回の累進緩和なども決して弱者に対するものではありません。  言うならば、本質的に弱者過酷・富者優遇の改正案でありますから、これに対しては反対の意見を申し上げます。 ○議長(篠原文三 君)以上で討論は終局いたしました。  本案を採決いたします。  本案、委員長の報告は原案可決であります。本案、委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(篠原文三 君)起立多数。よって、本案は委員長の報告どおり可決されました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、総務警察委員長の報告中、陳第1085号「課税最低限度額の引き上げ及び消費税の廃止を求める意見書提出について」につき討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本件を採決いたします。  本件、総務警察委員長の報告は不採択とすべきものでありますので、本件について改めて採決いたします。本件、採択するに賛成の諸君の起立を求めます。       〔賛成者起立〕 ○議長(篠原文三 君)起立少数。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)次に、各委員長の報告中、陳第1080号「1998年長野冬季オリンピックの返上について」及び陳第1086号「北陸新幹線建設工事(軽井沢―長野間)の即時凍結と関連予算の阪神大震災にかかわる山陽新幹線復旧工事へ振り向けることを求める決議等について」につき一括して討論をいたします。  討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。  本件それぞれ、各委員長の報告はいずれも不採択とすべきものでありますので、本件それぞれについて改めて採決いたします。本件それぞれ、採択するに賛成の諸君の起立を求めます。  起立なし。よって、本件はそれぞれ不採択とすることに決定いたしました。         ─────────────────── △議員提出議案の報告 ○議長(篠原文三 君)次に、議員から議案の提出がありましたので、報告いたします。       〔職員朗読〕 議第9号      小規模障害者作業所に対する国庫補助制度の改善等に関      する意見書案提出書                           平成7年3月10日   長野県議会議長 篠 原 文 三 殿         提 出 者           古 田 芙 士         賛 成 者           服 部 宏 昭  清 水 重 幸  中 島 輝 夫           金 子 松 樹  池 田 益 男  望 月 雄 内           石 坂 千 穂  中 原 嘉之吉  柳 沢 春 吉  長野県議会会議規則第23条第1項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。         ─────────────────── 議第10号      男性介護従事者の養成等に関する意見書案提出書                           平成7年3月10日   長野県議会議長 篠 原 文 三 殿         提 出 者           古 田 芙 士         賛 成 者           服 部 宏 昭  清 水 重 幸  中 島 輝 夫           金 子 松 樹  池 田 益 男  望 月 雄 内           石 坂 千 穂  中 原 嘉之吉  柳 沢 春 吉  長野県議会会議規則第23条第1項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。         ─────────────────── 議第11号      円高対策を求める意見書案提出書                           平成7年3月10日   長野県議会議長 篠 原 文 三 殿
            提 出 者           宮 沢 勇 一         賛 成 者           森   千 廣  登 内 英 夫  深 沢 賢一郎           萩 原   清  浜   万亀彦  金 井 浩 正           小 林 忠 司  柳 沢   勲  長野県議会会議規則第23条第1項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。       〔議案等の部「1 議案 (2)議員提出議案」参照〕 ○議長(篠原文三 君)以上であります。  ただいま報告いたしました議員提出議案全部を本日の日程に追加いたします。         ─────────────────── △議員提出議案 ○議長(篠原文三 君)本案を一括して議題といたします。  お諮りいたします。本案については、それぞれ会議規則第44条の規定により提出者の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ提出者の説明及び委員会審査を省略することに決定いたしました。  本案それぞれに対して質疑及び討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。  本案それぞれ、原案どおり決するに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠原文三 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ原案どおり可決されました。         ─────────────────── ○議長(篠原文三 君)以上で今定例会における案件を全部議了いたしました。  知事からあいさつがあります。  吉村知事。       〔知事吉村午良君登壇〕 ◎知事(吉村午良 君)本定例会におきましては、平成7年度の当初予算案を初め多数の重要な議案につきまして御審議をお願いしたのでございますが、それぞれ議決を賜りましたことは感謝にたえない次第でございます。  審議に際しまして議員各位から寄せられました御意見等につきましては、十分考慮いたしまして、県政の運営に遺憾のないようにしてまいりたいと存じます。  さて、議員各位には近く任期満了の日を迎えられるのでありますが、過去4年間の県政への御貢献に対しまして、ここに改めて敬意と感謝の意を表する次第でございます。  議員各位におかれましては、御自愛の上、県勢進展のため一層御健闘くださいますようお願いを申し上げますとともに、ますます御多幸であらんことをお祈り申し上げます。  また、今回の改選を機に御勇退される皆様には、長年にわたり本県の発展と県民福祉の向上のために御尽力をいただき、感謝にたえないところでございます。今後とも県政に対する御指導、御鞭撻をお願いいたしますとともに、心から御健康と御多幸をお祈りいたしまして、ごあいさつといたします。 ○議長(篠原文三 君)以上で本定例会閉会いたします。         午後1時52分閉会...