• 90(/)
ツイート シェア
  1. 福井県議会 2022-10-19
    令和4年予算決算特別委員会厚生分科会 本文 2022-10-19


    取得元: 福井県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-12
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和4年予算決算特別委員会厚生分科会 本文 2022-10-19 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ 別窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式の切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 252 発言 / ヒット 0 発言 表示発言の切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯兼井分科会長 2 ◯健康福祉部長 3 ◯兼井分科会長 4 ◯西本(正)委員 5 ◯健康福祉部長 6 ◯兼井分科会長 7 ◯兼井分科会長 8 ◯兼井分科会長 9 ◯兼井分科会長 10 ◯兼井分科会長 11 ◯兼井分科会長 12 ◯兼井分科会長 13 ◯関委員 14 ◯地域福祉課長 15 ◯関委員 16 ◯地域福祉課長 17 ◯細川委員 18 ◯地域福祉課長 19 ◯人権室長 20 ◯細川委員 21 ◯地域福祉課長 22 ◯細川委員 23 ◯関委員 24 ◯地域福祉課長 25 ◯関委員 26 ◯地域福祉課長 27 ◯関委員 28 ◯地域福祉課長 29 ◯関委員 30 ◯地域福祉課長 31 ◯関委員 32 ◯西本(正)委員 33 ◯地域福祉課長 34 ◯西本(正)委員 35 ◯兼井分科会長 36 ◯兼井分科会長 37 ◯兼井分科会長 38 ◯兼井分科会長 39 ◯松田委員 40 ◯長寿福祉課長 41 ◯松田委員 42 ◯西本(正)委員 43 ◯長寿福祉課長 44 ◯西本(正)委員 45 ◯長寿福祉課長 46 ◯西本(正)委員 47 ◯長寿福祉課長 48 ◯西本(正)委員 49 ◯長寿福祉課長 50 ◯兼井分科会長 51 ◯兼井分科会長 52 ◯兼井分科会長 53 ◯兼井分科会長 54 ◯西畑委員 55 ◯健康政策課長 56 ◯西畑委員 57 ◯健康政策課長 58 ◯西畑委員 59 ◯健康政策課長 60 ◯健康政策課長補佐 61 ◯西畑委員 62 ◯健康政策課長補佐 63 ◯西畑委員 64 ◯健康政策課長補佐 65 ◯西本(正)委員 66 ◯健康政策課長 67 ◯西本(正)委員 68 ◯健康政策課長 69 ◯西本(正)委員 70 ◯西畑委員 71 ◯健康政策課長 72 ◯西畑委員 73 ◯長田委員 74 ◯健康政策課長 75 ◯長田委員 76 ◯健康政策課長 77 ◯長田委員 78 ◯健康政策課長 79 ◯長田委員 80 ◯健康政策課長 81 ◯兼井分科会長 82 ◯兼井分科会長 83 ◯兼井分科会長 84 ◯兼井分科会長 85 ◯西畑委員 86 ◯障がい福祉課長 87 ◯西畑委員 88 ◯障がい福祉課長 89 ◯西畑委員 90 ◯障がい福祉課長 91 ◯西本(正)委員 92 ◯障がい福祉課長 93 ◯西本(正)委員 94 ◯障がい福祉課長 95 ◯松田委員 96 ◯障がい福祉課長 97 ◯松田委員 98 ◯障がい福祉課長 99 ◯松田委員 100 ◯障がい福祉課長 101 ◯松田委員 102 ◯関委員 103 ◯障がい福祉課長 104 ◯関委員 105 ◯障がい福祉課長 106 ◯関委員 107 ◯障がい福祉課長 108 ◯関委員 109 ◯障がい福祉課長 110 ◯兼井分科会長 111 ◯兼井分科会長 112 ◯兼井分科会長 113 ◯兼井分科会長 114 ◯西本(正)委員 115 ◯こども未来課長 116 ◯西本(正)委員 117 ◯こども未来課長 118 ◯西本(正)委員 119 ◯こども未来課長 120 ◯西本(正)委員 121 ◯こども未来課長 122 ◯西本(正)委員 123 ◯関委員 124 ◯こども未来課長 125 ◯関委員 126 ◯兼井分科会長 127 ◯兼井分科会長 128 ◯兼井分科会長 129 ◯兼井分科会長 130 ◯細川委員 131 ◯児童家庭課長 132 ◯細川委員 133 ◯西本(正)委員 134 ◯児童家庭課長 135 ◯西本(正)委員 136 ◯児童家庭課主任 137 ◯西本(正)委員 138 ◯児童家庭課長 139 ◯西本(正)委員 140 ◯児童家庭課長 141 ◯西本(正)委員 142 ◯児童家庭課長 143 ◯関委員 144 ◯児童家庭課長 145 ◯関委員 146 ◯児童家庭課長 147 ◯関委員 148 ◯児童家庭課長 149 ◯関委員 150 ◯児童家庭課長 151 ◯関委員 152 ◯児童家庭課長 153 ◯関委員 154 ◯児童家庭課長 155 ◯関委員 156 ◯兼井分科会長 157 ◯兼井分科会長 158 ◯兼井分科会長 159 ◯兼井分科会長 160 ◯西畑委員 161 ◯地域医療課長 162 ◯西畑委員 163 ◯地域医療課長 164 ◯西畑委員 165 ◯西本(正)委員 166 ◯地域医療課長 167 ◯西本(正)委員 168 ◯地域医療課長 169 ◯西本(正)委員 170 ◯地域医療課長 171 ◯西本(正)委員 172 ◯地域医療課長 173 ◯西本(正)委員 174 ◯地域医療課長 175 ◯西本(正)委員 176 ◯地域医療課長 177 ◯西本(正)委員 178 ◯兼井分科会長 179 ◯兼井分科会長 180 ◯兼井分科会長 181 ◯兼井分科会長 182 ◯細川委員 183 ◯副部長(保健予防) 184 ◯関委員 185 ◯副部長(保健予防) 186 ◯関委員 187 ◯兼井分科会長 188 ◯兼井分科会長 189 ◯兼井分科会長 190 ◯兼井分科会長 191 ◯長田委員 192 ◯医薬食品・衛生課長 193 ◯松田委員 194 ◯医薬食品・衛生課長 195 ◯松田委員 196 ◯医薬食品・衛生課長 197 ◯松田委員 198 ◯医薬食品・衛生課長 199 ◯松田委員 200 ◯関委員 201 ◯医薬食品・衛生課長 202 ◯関委員 203 ◯医薬食品・衛生課長 204 ◯関委員 205 ◯医薬食品・衛生課長 206 ◯関委員 207 ◯医薬食品・衛生課長 208 ◯兼井分科会長 209 ◯兼井分科会長 210 ◯兼井分科会長 211 ◯健康福祉部長 212 ◯兼井分科会長 213 ◯西本(正)委員 214 ◯県立病院事務局長 215 ◯西本(正)委員 216 ◯県立病院事務局長 217 ◯西本(正)委員 218 ◯関委員 219 ◯県立病院事務局経営管理課長 220 ◯関委員 221 ◯県立病院事務局経営管理課長 222 ◯県立病院長 223 ◯関委員 224 ◯県立病院長 225 ◯関委員 226 ◯県立病院長 227 ◯関委員 228 ◯県立病院長 229 ◯関委員 230 ◯県立病院長 231 ◯関委員 232 ◯松田委員 233 ◯県立病院事務局経営管理課長 234 ◯松田委員 235 ◯地域医療課長 236 ◯松田委員 237 ◯西本(正)委員 238 ◯長寿福祉課長 239 ◯西本(正)委員 240 ◯長寿福祉課長 241 ◯西本(正)委員 242 ◯兼井分科会長 243 ◯兼井分科会長 244 ◯地域福祉課長 245 ◯西本(正)委員 246 ◯兼井分科会長 247 ◯兼井分科会長 248 ◯西本(正)委員 249 ◯兼井分科会長 250 ◯西本(正)委員 251 ◯兼井分科会長 252 ◯兼井分科会長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                健康福祉部関係 ◯兼井分科会長  ただいまから、予算決算特別委員会厚生分科会を開会する。  本日の傍聴人はいない。  本日は、健康福祉部の審査を行う。  本日の決算関係の審査についても、理事者の説明及び質疑に対する答弁は着席して行うので了承願う。  それでは、昨日に引き続き、第75号議案「令和3年度福井県歳入歳出決算の認定について(うち厚生分科会所管分)」を議題とする。  これより、健康福祉部関係の審査に入る。  初めに、総括説明の聴取に入る。  理事者より説明を求める。 2 ◯健康福祉部長  委員の皆様には、日頃、健康福祉部所管の事業執行に当たって格別の理解と支援を賜り、厚くお礼を申し上げる。  福祉、保険、医療分野は、全ての県民が健康で安心して暮らしていくための基盤となる分野であり、重要不可欠なものである。各種事業の実施に当たっては、県民の皆様の意見を十分反映し、生活者、利用者の視点に立った取組に努めているところである。  令和3年度の主な取組等については、お手元の主要施策の成果に関する報告書に沿って説明させていただく。  53ページをお開き願う。健康福祉部の総括というところである。  令和3年度の主な取組についてであるが、新型コロナウイルス感染症に関する医療機関等の診療、検査体制の整備支援やワクチン大規模接種会場の設置・運営等による接種体制の強化、自宅療養者に対する健康観察の実施等により、感染拡大、重症化の防止に努めた。  コロナ患者受入れのための病床確保等に係る経費を支援することで、宿泊療養施設を含め、病床を1,016床まで拡大し、入院治療や宿泊療養が必要なコロナ患者を確実に受け入れた。  東京大学と第4期ジェロントロジー共同研究協定を締結し、高齢者のフレイル予防活動の活性化や就労等支援についての調査研究を進めた。  教育、労働、福祉分野の有識者等で構成する発達障がい児者への福井型就労支援プロジェクトチームを立ち上げ、発達障がい児者への就労の在り方と支援体制を検討した。  そして、子育て世帯や妊婦が割引・優待サービスを受けられるふく育パスポートの発行等を行う、ふく育応援事業を開始した。社会全体で子育てを応援する機運の醸成を図ることで、子育て世帯等が安心して子育てできる環境づくりを進めた。
     福井県ドクターヘリの運航を5月に開始し、311件の出動実績により搬送患者の死亡率を18%、後遺症率を35%減少させるなど、高い救命効果を発揮した。  今後の取組であるが、新型コロナウイルス感染症の重症化を予防するため、外来診療において、中和抗体薬や経口治療薬等を投与・処方する早期治療体制を構築するとともに、ワクチン接種の早期完了を目指す。中等症以上のコロナ患者を受け入れる専用病床の整備を支援すること等により、コロナ医療体制のさらなる充実を図るとともに一般医療との両立を進める。  生活費の貸付支援等の実施とともに、民間団体などが行う活動の支援により、新型コロナウイルス感染症に加え、物価高騰の影響等で収入が減少した世帯を支援する。  若者、女性、高齢者等の多様な人材が働き続けられる環境づくりのため、介護現場における多様な働き方の導入を支援し、新たな就労モデルの実施を進める。  医療的ケア児者とその家族が、地域で安心して生活できるよう、医療的ケア児者支援センターを設置し、個々の状況に応じた切れ目ない支援の体制を整備する。  全天候型遊び等の整備による子育てしやすい環境づくりや、子育て世帯へのふく割発行による経済的負担の軽減などにより、日本一幸ふくな子育て県、ふく育県を目指す。  医療資源の偏在解消の取組の一つとして、へき地における医療提供体制を強化するためへき診療所や訪問看護事業所、薬局、通信事業者等と連携し、オンライン診療の活用場面や有効性の実証を7月より行っている。  続いて、54ページをお願いする。  次に、これらの事業を実施した健康福祉部関係の令和3年度の決算額について説明する。  一般会計の決算の総額は、歳入が、収入済額Cの欄の計であるが、360億1,143万4,000円、歳出が、下の表の支出済額Bの欄の計であるが、968億7,820万7,000円である。  55ページをお願いする。  災害救助基金特別会計の決算の総額は、歳入が、収入済額Cの欄、2,369万6,000円、歳出が支出済額Bの欄、同じく2,369万6,000円である。  国民健康保険特別会計の決算の総額は、歳入が、収入済額Cの欄、694億2,397万3,000円、歳出が、支出済額Bの欄、654億5,653万円である。  母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計の決算の総額は、歳入が、収入済額Cの欄、1億4,183万2,000円、歳出が、支出済額Bの欄、6,602万2,000円である。  日頃から予算の適正執行に努めているが、本日十分審議いただいて、指導賜るようよろしくお願い申し上げる。  なお、詳細については、この後、各担当課長から説明を申し上げるので、よろしくお願い申し上げる。  以上、簡単ではあるが、健康福祉部の総括説明とさせていただく。 3 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 4 ◯西本(正)委員  令和3年度の主な取組の中で、ドクターヘリがあった。ドクターヘリの説明で、311件の出動実績により、死亡率を18%、後遺症率を35%減少させると。非常に高い救急効果を発揮したというふうに書いていただいているけれども、例えば全国平均とか高い・低い、意見いろいろあると思うけれども、その辺りと比較してこの数字というのはどうなのか。 5 ◯健康福祉部長  全国の状況を今、数字として持ち合わせていないので、後ほど地域医療課の際に説明させていただこうと思う。 6 ◯兼井分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで総括説明に対する質疑を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 8 ◯兼井分科会長  次に、健康福祉部政策推進グループの審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔副部長、資料に基づき説明〕 9 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで政策推進グループの審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 11 ◯兼井分科会長  次に、地域福祉課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔地域福祉課長、資料に基づき説明〕 12 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 13 ◯関委員  決算審査資料6ページ、災害救助基金の概略について説明を願う。 14 ◯地域福祉課長  災害救助基金については、災害救助法の第22条において、災害救助基金を積み立てなければならないというふうに規定されている。そして、この基金の額については、最少額は、前の3年間の普通税の収入額の決算額の平均年額の1,000分の5を目標額として積み立てるという規定がある。そのため今回は、目標額が5億2,910万9,652円ということで、その差額分の2,369万6,000円を積み立てさせていただいたという状況になっている。 15 ◯関委員  前3か年の平均積立金が、基本的な考え方か。では令和4年度は、600万ということはどういうことになるのか。少なくなったということか。 16 ◯地域福祉課長  その平均年額1,000分の5を計算させていただいた差額分662万8,000円を今のところ積み立てさせていただくということになる。 17 ◯細川委員  2点伺いたいのであるが、例えば決算審査資料24ページの不用額調のほうで、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援のお金が不用で残ってきて、対象者の増加にかかる執行額を見込んでいたけれども、該当が想定より少なかったと書いてあるが、実際いろいろ生活困窮の項目があるのだけれども、コロナによって生活困窮したという人は、思っていたよりもというと悪いのであるが、それほどは増えていなかったと見ていいものなのか。  それから同様に、AIによるコロナの誹謗中傷というものも大分気をつけて予算をつけていただいているけれども、ざっくり見るとそれほどなかったというような形になっているが、その辺りはどのように判断されているか聞かせてほしい。 18 ◯地域福祉課長  まず、生活困窮者の自立支援金の状況等であるが、生活困窮者の数の見込みを立てることはなかなか難しい。生活福祉資金の貸付けには、緊急小口資金と総合支援資金という2つのカテゴリーがあるのだが、そのうちの緊急小口資金だと今までで6,017件、その方々が大体総合支援資金のほうも同じように借りられるので、実数的にはこれぐらいの方が困窮されていたのだろうなというふうに推測はできるかとは思う。この方々の中で生活福祉資金を全部借り切ってしまった、それでもなお困窮されているという方に対して、先ほど委員がおっしゃった自立支援金、こちらのほうを支給させていただくというようなスキームになっていた。  ただ、この支援金については、所得制限とか貯蓄に関する制限、それからハローワーク等就労活動をしなければいけないというような条件があって、そういった厳しい条件に合わないという方で、こちらのほうはちょっと見込んでいた額よりも減ってしまったということと、あと自営業の方も生活福祉資金、たくさん借りられている方がいらっしゃったのだけれども、自営業の方は、やはり今の仕事を廃業してまで就労したいというふうには思っていない。まだちょっと頑張りたいということで、こういった支援金は要らないというような方が結構いらっしゃると福祉事務所等から聞いてはいる。  であるので、こういった生活困窮されている方に対する支援は、十分にいろいろメニュー立てはさせていただいていたのであるが、なかなか隅々まで行き渡ったかどうかというと、ちょっとそういった条件が厳しいということで、行き渡らない部分もあったのかもしれないというふうには思っている。 19 ◯人権室長  AIのモニタリングについて、お答えする。  まず、誹謗中傷の数であるが、第1波の頃は病気に対する知識とかも不足していて非常に誹謗中傷の数が多かったけれども、昨年の夏、第5波のあたりからは、非常に誹謗中傷の件数自体が減ってきている。現在は、感染者の数が非常に増えたのであるが、誹謗中傷の数は理解の深まりということで、もうほとんど数は減ってきた状況である。  この予算的に減った理由としては、この事業は専門事業者のほうに投稿の削除なんかの相談をできるようなスキームになっているのであるが、そういった相談のやり方を単価契約に見直したということと、あと非常に収まってきたというところもあって、監視時間のほうも少し減らして、予算を節減させていただいたというところで、金額のほう、不用が発生している。 20 ◯細川委員  ネット上の問題は、このままの流れでいくと多分もう収まるのだろうなと思って、今の説明も理解する。  先ほどの話で、6,000件以上の緊急小口資金の貸付け、これは例年というかコロナ前に比べるとやっぱりぐっと増えているのだろうなというところを確認したいのと、先ほど結局、最終的には条件に合わないというような話があったのであるが、本当にいろいろなルール──条件とは線引きというのが難しいのである。漏れるんじゃないかという評価は、この先、条件緩和みたいなこととか、どういう方がその隙間に落ちてしまうかを見ていくとか、緩和を求めるとか、そういったことの方向にあるのだろうか。 21 ◯地域福祉課長  先ほどの緊急小口資金等であるが、コロナ前であるけれども令和元年度だと年間で51件であった。なので、もう何倍かというぐらい、計算できないぐらいの件数の伸びである。  この条件が厳しい点については、これは国庫事業であるので、全国知事会を通じてコロナ対策に係る緊急要請等の中で、要件を緩和するようにお願いしたいということについては、都度都度、要望をさせていただいているところである。  ただ、なかなか国のほうも要件緩和までにはちょっと至っていないような状況である。 22 ◯細川委員  コロナでお客さんが減ったというお店であっても、今度また円安でその材料費が上がったとか、ちょっともう原因がいろいろ多岐にわたって、本当に今何とか持ちこたえているというようなところもまだまだあるので、その辺り縦割りでコロナだ円安だ、でやってくるとやりにくいのだけれども。とにかく困窮される方に対してよくよくまた調査評価していただいて、国に求めるものは求めていただけたらなと。それでどうにもならないことは県で考えてただきたいなというようなことで、要望して終わる。 23 ◯関委員  決算審査資料36ページ債権調の中で、返済金が滞っている介護福祉士の修学資金の返済である。これは最近増えているらしいね。何かそんな話、テレビか何かで言っているのを聞いたことがあるのだが、これはもう永久に返らない金なのか、それとも遅れているだけなのか。 24 ◯地域福祉課長  こちらのほう、債権額自体は減っていっている。  ただやっぱり滞納されている方も中にはおられるので、そちらのほうはきちっと償還していただくように、こちらのほうも働きかけをずっと続けているところである。 25 ◯関委員  どのような社会でもあるものだけれど、そうかといって──毎年これぐらいの金額はあるのか。 26 ◯地域福祉課長  前年度の決算年度末現在高は2,066万1,700円であって、決算年度末の現在高は1,562万5,274円となっているので、確実に減っていっている。 27 ◯関委員  介護というか女性もいない、人を探すのが大変だと経営者の方いわく、そんな調子なのである。人を探すのは、3日勤めて、もう辞めるとか、その仕事で忙しくてかなわないと、そんな話を聞いているのである。だからおかしいなと思うのであるが、新規で入る人が多いからそうなってくるのかもしれないし、そこら辺の実態をつかみかねるのであるが。実際、県議会議員でもそうだということを言っているものだから。ここで借りた金さえ払えないような状況なら、賃金が安いのかと言ったら、そんなこともないけどなと。だけど、ひーひーだと言っている。まだまだ続くよ、この人足らずは。新規やると言ったって、人を集めるのに、手伝いする女性を集めるのは自信ないと言っている。こんなのであるか。 28 ◯地域福祉課長  当課では、介護福祉士の就学資金、介護福祉士になるための専門学校等に通うための月額をお貸ししているような事業であって、介護福祉士の就労等については、長寿福祉課のほうで答えさせていただけたらと思うので、よろしくお願いする。
    29 ◯関委員  話を聞いていると、自信ないと言っている。入る人は多い、それを迎える体制を整えるのが大変だということを言っているもので、そんな状況で返済ができないなんて言えば、月返済どれぐらいの金額か知らないが、これ見てみると幾らだろうか、5万円か。貸すのが5万円か、返済金ではないのだろう。 30 ◯地域福祉課長  この当時は月額5万円を貸していて、それからその後10年以内で返済いただくことになっているので、人により月1万円ぐらいから返済をしていただいているような状況である。 31 ◯関委員  子どもがどんどん減っていくし、学校は建っているけれども、たぶん受けようとする生徒も減るし、大変になる。バランスが取れないのだろう。年寄りは増えていくし、世話する人は減っていくし。だから学校そのものも、何ていうか条件的なことやらいろいろ変わってくる。 32 ◯西本(正)委員  決算審査資料30ページ以降の事務事業委託状況調である。これを見ると、ほとんどが随契ということになっている。その委託先は、そこしかできないとか、専門性が高いとか、いろいろ理由づけはあると思うのであるけれども。また後でここ近年の動きもお聞きしたいと思っているけれども、一般的に県民から見たときに、委託先、それから契約金額、これらを見ていると漫然とそのまま毎年いっているんじゃないかという疑念を持たれかねないということだと思うのであるが、まず、その辺り説明していただけるか。 33 ◯地域福祉課長  地域福祉課から委託事業を行っている相手先については、委員も先ほど言っていただいたとおり、相手先が決まっているものはかなりある。福井県社会福祉協議会であるとか、健康の森関係であると福井県健康管理協会になる。それから、コンピューターのシステム関係になると、どうしても最初に整備した業者に対して、保守点検等、引き続き行っていただくような内容になっているかと思う。それ以外については、基本的に一般競争入札等をさせていただいて、契約相手方を決めさせていただいているところである。 34 ◯西本(正)委員  一般競争入札は、ほとんどない、数件である。今のお話で、例えばコンピューターの関係でいうと、ここ何年か決算委員会でも、先に取ったものが有利になるということの指摘があったように記憶している。そこは私も分からないではないのであるが、そこもやはりしっかりと見ていく必要があるのだろうと思っているし、先ほど聞いたように、随契に関してここ数年の動き、委託先とか金額がそのままであるのか、動きがあるのか。  今すぐ出ないのであるね。だから、それぐらい動きというのをあまり気にしてないのである。かなりの件数に上っているので、そこはぜひ見ていただきたいというふうに思うし、ざっとで結構なので、また後ほど動きを報告というか説明というか、資料までは結構なので、その辺りをお願いしたいというふうに思う。 35 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで地域福祉課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 37 ◯兼井分科会長  これより、長寿福祉課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔長寿福祉課長、資料に基づき説明〕 38 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 39 ◯松田委員  外国人介護の実習生の促進ということで、福井県としては結構タイとかいろいろ先進的にやっていただいて、実績も上がって、新聞等にも出ているということであるが、決算審査資料20ページの補助金でいうと21番と22番なのか、外国人人材に対してのこちらに来てからの支援とか、あるいはこちらの病院とかに関する支援だと、どんな補助を今行っていただいているのか。こちらに入ってきてからの支援は22番か。要するに生活の支援とか、例えば住居を探してあげたりとか、補助を出したりとか──病院からは、人材は結構来ていただいて、大変役に立っているのだけれど、遠くから通わなきゃいけないとか、初めての所なのでいろんな生活がやっぱりしにくいというので、それに対する補助が欲しいという声を聴いているのであるが、現在、それについてどのような状況かなと思って。 40 ◯長寿福祉課長  4月と10月にタイのほうから人材が入った。これについて現在、各県内の施設のほうに散らばっているというか、働いている。  宿泊とか住んでいらっしゃるところは、施設の方が探したところでお住まいということで、今それに対する補助というのはない。  ただ、福井県の特徴として、受入れのところで社協の中に福井県外国人介護職員支援センターというのをつくっている。公的なところがしっかりそういった方の生活を見守っていくというか、定期的に管理していく、そういったところがこの事業のメリットかと思っている。 41 ◯松田委員  今は、まずもって来ていただかないといけないわけなので、それに対していろいろ手厚い保護をしていくことが、また次の人材確保にもつながると思うので、今後とも引き続きそこら辺をよろしくお願いしたいなと。 42 ◯西本(正)委員  決算審査資料15ページである。繰越額、これは全体的に進捗率が今年の8月末現在でも相当低いのであるが、特に介護職員負担軽減支援事業22%、それから介護・障害福祉サービス等事業所における感染防止対策の継続支援事業が12%と。理由としては、令和3年度の補正予算で、2月補正での予算措置を行ったけれども令和3年度中の執行が見込めなかったということであるが、これは両方とも非常に大事な事業ではないのか。にもかかわらず、今年の8月現在でこのパーセントということで、原因と、そしてどのように認識をされておられるのか、ちょっとお聞きしたいと思う。 43 ◯長寿福祉課長  進捗率は8月ということで大変低くなっている。現在の状況を申し上げたいと思う。  まず1つ目、質問いただいた介護職員負担軽減支援事業である。こちら介護の負担軽減ということで、先ほど申したように、ソフトだとかタブレットとか、介護負担の軽減につながるものをするものであるが、現在、公募を全部終了して、交付決定の手続中である。8月現在でこのような数字になっているが、全て終わっているという状況である。  あと一つ、介護サービスの感染対策の継続支援事業である。各事業所のほうに、コロナの予防に関してかかり増し経費の分を負担するというものであるが、こちらも現在委託先を決めて、各事業所の申請を受け付けている。交付した額はこのような数字になっているが、今既に始めているので、進捗は順調にいっていると思っている。 44 ◯西本(正)委員  今の課長の説明でいくと、この進捗率が低い原因というのは、相手方にあるのか、県にあるのか。 45 ◯長寿福祉課長  補正でついた予算であるので、委託の募集の開始が若干我々の仕事の遅さもあって、遅いというのは正直ある。その後で迷惑がかからないように、現在進めているという状況である。 46 ◯西本(正)委員  決算審査資料16ページの不用額調、これも全体的に低いのが多いのであるが、特に3つ目の介護・障害福祉サービス等事業所における感染防止対策の継続支援事業、これはどうなのか、見込みより実績が下回ったことによる執行残、どう考えたらいいのか、ちょっと分からない。 47 ◯長寿福祉課長  基本的には、これは2月補正でついて、すぐに募集をかけてということになる。基本的には4月以降に出てくるものであるが、この不用額というのは、2月、3月の分で見込まれるという中で、予算を立てた分に対して執行1,200万円だったということである。2月から募集を開始しているので、期間が1か月ちょっとしかなく、申請が出てこなかったという理解かと思う。 48 ◯西本(正)委員  分かった。  大体どの課でもお聞きしているのであるが、決算審査資料21ページ以降の事務事業委託状況調、特に長寿福祉課は専門性の高い委託先になっているので一定の理解はするのであるが、これはもうずっと近年、この委託先で多少金額の移動はあっても、この金額ということであるのか。その必要性についてお願いする。 49 ◯長寿福祉課長  今、指摘いただいたとおり、我々の仕事、訪問看護であるとか、認知症の仕事だとかということで、少し専門性のところがある。委託先ということで、そういう専門性ということもあるので、ある程度限られているところがある。そういったことで、御覧いただいたとおり、随契という形が大変多くなっている。  ただ、その中で、委託先があまり変わっていないというのが現状かなと思う。新しいところが出てくれば、当然、競争原理を働かせて、少しでも安くというか同じ効果を安い値段でというのは、当然のところかと思う。そういったところは、注視していきたいと思うが、現在はそういった業務の中身ということでこういったところにならざるを得ないという、随契理由がしっかり対外的に立つということで、お願いしているところである。 50 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで長寿福祉課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 52 ◯兼井分科会長  次に健康政策課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔健康政策課長、資料に基づき説明〕 53 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 54 ◯西畑委員  決算審査資料の5ページにも6ページにもあるのだけれど、保険の給付を普通交付金というのと特別交付金というのに分かれて交付している。これはどうしてそんなふうに2つに分けながら全部やっていくのかというのがちょっと分かりにくいので──読んでいると特別なのかなと思うところもあるのだけれど、どういう具合にして分けているのか。例えば5ページの保険給付費等交付金を2つに分けている。どういう具合に違うのであるか。 55 ◯健康政策課長  保険会計の普通交付金については、市町が国民健康保険の保険給付費、療養費に必要な払った分というか、そういったものについて交付しているものに普通交付金という形で整理している。それ以外に市町の財政状況であるとか、市町の保健事業とか、そういった特殊な事業については特別交付金という形で別に交付しているといったような状況である。普通交付金は、普通に病気でかかった、保険に関わる給付が普通交付金という形になるし、それ以外の、例えば……。 56 ◯西畑委員  例えば後期高齢者の支援金も2つに分かれる。これどっちも市町との関わり合いなのか。 57 ◯健康政策課長  今おっしゃっている後期高齢者の支援金は、後期高齢者に支払うための現役世代の負担金ということで……。 58 ◯西畑委員  現役世代に負担金をあげるのか。 59 ◯健康政策課長  後期高齢者の保険給付費等に係る費用を全世代の保険者が平等に負担するというか、現役世代の負担ということで、国民健康保険からも支援金を支払うということで、これは今の後期高齢者の医療給付に係る国民健康保険からの支援金というか、そんな形になるので。 60 ◯健康政策課長補佐  後期高齢者支援金については、現役世代が後期高齢の医療費を全国的に負担して、一旦全国で集めて、それをまた各都道府県に広く配付するというようなものになっている。  もう一つの、その下の段の拠出金のほうは、それに関する事務費である。 61 ◯西畑委員  集めたりなんかするお金も皆さんから集めるということなのか。それを後期高齢者のほうへ回すということであるね。  さっきの分も分からないのであるが、普通交付金と特別交付金によって、それもみんなから集めたのを交付するのか。それは違うのか。 62 ◯健康政策課長補佐  こちらのほうは、県内の市町に対する医療費の交付金である。下のほうは、市町がやっている保健事業とかに対する交付金である。 63 ◯西畑委員  初めに言った後期高齢者の分は、全部全国からということで、後で説明していただいたのは、要するに県が市町に落とすということであるね。
    64 ◯健康政策課長補佐  そのとおりである。 65 ◯西本(正)委員  最初に説明いただいた主要施策の成果に関する報告書の中で、健康政策課として、評価として、働き世代の健康づくりの後押し、味の素とのコラボレシピを含めた「ふくい100彩ごはん」メニューの普及促進云々の活動によって、県全体の健康づくりを推進したと。非常に高い自己評価になっているけれども、例えばレシピとかメニューとか、県民にどのようにこの事業の中で提供されたのか。少なくとも私は知らないので、申し訳ないが。 66 ◯健康政策課長  この100彩ごはんの味の素とのコラボレシピのメニューであるとか、大豆料理100等のメニューについては、主にヤスサキとか量販店などでレシピなんかも置くのと併せて、減塩のキャンペーンとか、それは味の素のほうとも連携しながらであるが、そんなところで普及をさせていただいている。  それから、あと今回でいうと「はぴりゅうフェスタ」とかのイベントや、昨年でも「農林水産のまるごとフェスタ」そういったところでも、レシピの紹介なんかもさせていただいて、普及啓発を図っているところである。  また、新聞・広告等においても、fuとかそんなところで、100彩ごはんの普及啓発というか、そういう広報なんかもさせていただいている。 67 ◯西本(正)委員  ヤスサキに買物に来られる方に提供している、あるいはフェスタを通じて広報した、新聞・広告もしたということであるけれども、人生100年時代と言われて、もう久しいわけである。それも健康寿命である。健康で長生きしようということで、食というのは非常に大事だと思うのであるが、もう少し何かこう広く県民に行き渡るように、例えば連合婦人会とか食改とかいろいろある。令和3年度ではそういうあれはなかったのか。 68 ◯健康政策課長  食生活改善指導員のほうが事業所なんかを訪問して、メニュー紹介というような形で普及はさせていただいている。あわせて、100彩ごはんの認証メニューといったものがここにあるけれども、209店舗のところで展開していて、そんなところでのメニューの紹介であるとか、そういったのも県のホームページで紹介なんかもさせていただいている。 69 ◯西本(正)委員  先ほどちょっと私の発言で、連合婦人会とか女性を対象にしたような言い方をしたが、これはちょっと間違いであって、女性だけが食事を作るわけではないので、男性ももちろん食事を作っているし、すべきであるし、ちょっとそれは誤解があれば訂正したいと思う。  せっかくこういう事業をやっているので、やはり健康で長生きをしていただくための重要な要素の一つとして、さらに頑張って取り組んでいただきたいというふうに思う。 70 ◯西畑委員  関連であるが、食生活改善とか、今西本正俊委員がおっしゃったそういうところがいろんなことをやっているのはよく私は分かっているけれども、男の料理という講座も近頃は公民館単位でやっているのである。そういうところにも、この100彩のこれをちょっと持っていって、男の料理というのは、大体そば打ちとか、そういうふうなのに偏ってきているのである。だから、いろんな料理を男の人もしたらどうだということで、そういうところにも啓発するのがいいのではないかなと思って言わせていただいたのであるが、どうだろうか。 71 ◯健康政策課長  そういったところも当然大事なことだと思うので、今後料理教室とかそういうような場なんかもちょっと確認させていただいて、そのところでも広く普及していくような形で進めさせていただきたいと思う。 72 ◯西畑委員  公民館では、結構に男の料理いろんなところでやっているので、きっとそういうところからも広がってくるのではないかなと思う。 73 ◯長田委員  関連で、目的が結局健康である。健康長寿でピンコロと言われているようなところに持っていくためであれば、料理ももちろん手法の一つであるが、やはり今コロナ禍というようなこともあり、なおのこと自己免疫力を上げていこうという主眼をそこに持っていっていただきたい、そのように思う。  あと周知という場面でいうと、新聞掲載であるとか広告というところが、通常的にはよく浮かぶけれども、病院の受付なりデジタルで受付をする場所があるから、そういったところで画面に出てくるような発想とかお持ちいただけると、皆さんが望むのが健康であるから、少しでも改善できるというところに持っていけると思うのであるが、いかがか。 74 ◯健康政策課長  そういうデジタル的な方法ということでの意味合いということでいいだろうか、今のお話は。 75 ◯長田委員  そのとおりである。ぜひ来年以降というか、方向性としてそういう部分も持っていただけたらなと思う。だから要望でいい。  もう一点は、マイナカードが義務化となった。健康保険証の所管はこちらでよろしかったか。 76 ◯健康政策課長  県庁の中でいうと、健康保険証に関しては当課の担当になるかと思う。 77 ◯長田委員  さっきのと話が似てくるが、やはりデジタル化というところで、保険証の機能も兼ねるとなれば、その方が今どんな状況かというようなところでバイタルも持って歩くというような時代が来て、セカンドオピニオンを受けたのか一番最初の初診なのかとかといろんな可能性がそこに出てくると思うのである。それに対しての用意とか、どういったことになっていくのかというようなところもこちらでカバーするところだと思うので、来年以降として──今もう何かあれば、それを教えていだけないだろうか。 78 ◯健康政策課長  マイナンバーカードによる保険証としての扱いについては、私どものほうで、一応普及を促進していくというようなところで、市町のカードリーダーなんかを整備したりとか普及啓発をしたりするというところで、そういったものに対する補助金が国のほうから交付されているので、広く市町のほうに普及して、そういった活用するように要請というか、お願いはしているところである。  先ほどのアプリ等を通じて県民の方に広くというようなところについては、来年度以降にちょっとそういうようなところも検討していこうかなと思って、ちょっとまだ査定とかもあるのでその辺りはどうかなるか分からないが、そういったところも検討はしていきたいなと思っている。 79 ◯長田委員  健康政策課だけじゃなく、健康福祉部皆さんに関係することで、コロナから終息に向かうであろうというふうに変化の中で大変なことだと思うけれども、非常に大事な事柄であると思うので、その政策をしっかり前に進めていただけたらなと思う。 80 ◯健康政策課長  委員のおっしゃることもごもっともだと思うので、こちらのほうも検討させて、進めていきたいと思っている。 81 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで健康政策課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 83 ◯兼井分科会長  次に、障がい福祉課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔障がい福祉課長、資料に基づき説明〕 84 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 85 ◯西畑委員  決算審査資料9ページにこども療育センターの施設の定員が書いてあるのだけれども、今これは満杯ぐらい入っているのか。それともまだ余力があるのか。 86 ◯障がい福祉課長  療育センターについては、3施設というか、種別が3つあって、医療型障害児入所施設つくし園については定員50名であるけれども、現在入所している子どもさんは10名未満という状況である。近年は比較的少ない、10名前後の状況が続いている。  あと児童発達支援センター、生活介護事業所については、満杯ではないのであるが、20名前後だと思う。 87 ◯西畑委員  いっぱいではないのか。 88 ◯障がい福祉課長  いっぱいではない。 89 ◯西畑委員  療育センターに入りたくないという人もたくさんいらっしゃると思うのである。でも、行ったほうがいい子もきっといると思うのである。そういう子たちをいかにしてそういうところに入れてあげて、幸せになるという子もきっといると思うのである。だから、そういう仕事というのか、施策も知っていただきたいなと思っているので。子どもさんが3人いると、3人ともこういうところに行かないといけないような子どもさんというのもいらっしゃるので、そのうちの一人だけは外すのがお父さんやお母さんは嫌なので入れないという家族もあるから、できたら、行って帰りしてもいいから、そういうところにしばらくでも入れてあげられると、こういうのは、もう入ったら入ったようにしてしまうんじゃないかなと思ったのであるが、そうするとその分の時間のゆとりが、お父さんやお母さんにできるんじゃないかなと思って、満杯なのかどうかというのをちょっと今お尋ねしたのである。またそんなのがあったらお願いする。 90 ◯障がい福祉課長  入所は特に制限とかかけているわけではなくて、できるだけ在宅でという流れもあるし、親御さんが、委員がおっしゃったように家で見たいという方も増えているのかなと思う。  ただ、一方で、医療的ケアだとか重い方については、やはりなかなか家で見切れないという場合もあるので、そういった方については短期入所を充実させるであるとか、そういったことで対応していきたいというふうに考えている。 91 ◯西本(正)委員  関連というか同じ内容なのであるが、こども療育センターというのは県立病院の横に併設されているのであるね。特別支援学校も横にある。私も一度視察もさせていただいたのである。非常に立派な施設であるし、スタッフも充実していて非常によかったのである。嶺南の状況を見ると、決算審査資料9ページにも書いてあるけれど、嶺南地域療育機能強化支援事業50万7,000円、これちょっと中を説明してほしい。 92 ◯障がい福祉課長  これについては、こども療育センターの職員を、2人は健康福祉センターのほうに常駐で、言語聴覚士と臨床心理士と常駐して、小浜病院などに派遣している。あと2人は、PTとOT、理学療法士、作業療法士については派遣という形で、同じく嶺南地域、敦賀病院であるとか小浜病院に巡回して支援をさせていただいている。その人件費等に係るものである。 93 ◯西本(正)委員  これは小浜病院の内科の先生が、担当していただいているのであるよね、現状。このような、こども療育センターのような立派な施設ではなくて、小浜病院の中にある一室という感じだと思うのであるけれども。今日の予算決算特別委員会からちょっとずれるかもしれないけれど、現状だけお話しさせていただくと、嶺南地域で療育をしようとするお子さんが、遠いからこれが使えないのである。これ舞鶴とか行っていたのであるが、そこも受入れがちょっとできなくなってしまって、非常にある意味、医療・福祉の格差になっているのである。そこに行きたいけれども、診てほしいけれども行けない、物理的に。距離的なものとか時間的なもの、子どもはずっと静かにしているはずがないのである。だから、そういうことのために50万7,000円をもって、健康福祉センターにも専門職を配置し等々をしていただいていると思うのであるが、その辺り、あそこの療育センターであると嶺北一円、大体使用できると思うけれども、敦賀以西はなかなかそうはいかないと思う。本来の決算の意図がずれるけれども、そういうところをしっかり見ていただいて、どうしていくのかと。確かに人口差があるから、比例で療育を必要とする子どもさんは少ないかもしれないけれども、やはり同じ福井県に生まれた子どもが、そういう差があるということは、これは私としては非常につらいのである。であるから、その辺りをしっかり見ていただいて、今後の療育施策に生かしていただきたいということであるので、ちょっと決算からずれたけれども、せっかくの機会なのでちょっとお話しさせていただいたので、よろしくお願いする。 94 ◯障がい福祉課長  指摘のとおり、小浜であるとか嶺南については、療育センターからは離れてしまうかなと思う。  今、見ていただいた嶺南の地域療育拠点機能強化支援事業の上に、小児療育体制確保事業というのがあって、これは各圏域で、身近なところで療育が受けられるようにということで、医療機関であるとか、後は福祉事業所について支援をしているものであって、市立敦賀病院とか公立小浜病院、あるいは福祉事業であるとパラレルという敦賀の事業所とか、母と子の家という小浜の事業所などにも支援をさせていただいて、医師とか言語療法士とか、そういった方の確保をしているので、またこういったことも活用していただければと思うし、できるだけ格差がないように頑張っていきたいと思う。 95 ◯松田委員  1点だけ。主要施策の成果に関する報告書の66ページにもあるけれど、重度障がい者の通所とか短期受入れについては、1か所増えたということであるが、この内容については、単に補助金を出すところが1つ増えたということであるのか。 96 ◯障がい福祉課長  補助金を出すところというか、そういう医療的ケアの方を受け入れられるような通所の事業所が、1か所増えたということである。 97 ◯松田委員  共生条例とか手話言語条例の後に、全会一致で請願を出して、重度障がい者を常に受け入れてくれる施設を造りたいということで賛成いただいたわけであるが、いろんな補助事業があって、手厚くやっていただいているのは分かるのであるが、その重度障がい者を常に受け入れる施設の設立に向けてのアクションというか、何か予算的な措置とかそういうものは、この予算の中にはあるのだろうか。 98 ◯障がい福祉課長  今指摘いただいた在宅生活サポート事業というのはそういった趣旨で、医療的ケアを必要とするような重度の障がい者の方を受け入れていただく事業所について、国の報酬に県が上乗せ補助をすることによって、できるだけ受け入れていただこうと。看護師を配置したり、そういったことをして、受け入れられる事業所を増やそうとするものである。  また、ちょっと決算ではないが、今年度から入浴サービスに対する補助であるとかそういうものも加えて、できるだけ在宅でそういったサービスが受けられるようにということで、事業を考えているところである。 99 ◯松田委員  在宅ももちろんであるが、病院じゃない、そういう常に受け入れる施設を造ってほしいという請願だったのであるが、一時どこかの施設がそういうことに前向きに取り組むというような新聞記事もあったように思うのであるが、その後どうなったかなと思って。 100 ◯障がい福祉課長  グループホームのことかなと思うのであるが、入所施設については、医療的ケアの方は、あわら病院であるとか敦賀医療センターに整備はされているのであるが、できるだけ地域に身近なところでということでグループホーム設置を請願も出していただいたところであるけれども。新聞報道であったのは2つあって、1つは、強度行動障がい、自閉症の子なんかで結構暴れたりするようなお子さんについてのほうは、福井市内の事業所が1か所今やろうとしているところがあるし、医療的ケアについては、坂井市のほうで1か所、今受入れに向けて、短期入所からということでやっている事業所がある。  福井市内の事業所は福井市が中核市であるので、市の助成になるのであるが、それ以外の地域については、県のほうも何かできることがないかということで、事業所などと話をしているところである。  看護師の配置については、在宅サポート事業で支援をさせていただくことができる。 101 ◯松田委員  私もたまに通所施設、要望のあった方の娘さんが通っている施設ともお話ししたりしているのであるが、非常によくやっていただいていると思っているが、引き続き、ぜひ今のグループホーム設立に向けて、支援のほうをお願いしたいなというふうに思う。 102 ◯関委員  大つかみな話として、障がい者の保険というか治療というか、そういうレベルは高いのか、福井県というか日本というか一般論として。十分過ぎるとは言わないけれども、アメリカなんかを見ていると物すごい差があるみたいな話を聞くものであるから、手当がないというか、アメリカというのは差別が物すごいひどいらしいと聞くから。
    103 ◯障がい福祉課長  医療費のことであると、確かに障がいのある方だと医療にかかる頻度は一般の方よりは高いかなと思うけれども、重度の方については、重度医療は無料化ということで、無料とさせていただいている。これはかなり広く無料化していて、恐らく全国でも一番福井県は助成しているほうかなと思う。それから、年金のほうだと、障害年金というのがあって、これは国、全国一律の障害年金というものがある。1級と2級とあるけれども。 104 ◯関委員  福井県はレベルは高いのか。レベルといった言い方がいいかどうか分からないけれど、手当とかそういったことは、非常に十分なぐらい──十分というと言い方が悪いけれど。 105 ◯障がい福祉課長  ほかの年金と同じであるけれども、障害年金は全国一律であるので、福井県が特に高いとか安いとかということはないが、医療費の無料化については、重度の方については食事療養費も含めて無料にしているので、ここはもう日本で一番手厚い状況になっている。 106 ◯関委員  どんどん増えているのか、病院の数は。 107 ◯障がい福祉課長  受ける方の数は増えている。身体障がいの方は、少し高齢の方が多いということもあって、数的には少し減っているのであるが、精神障がいとか知的障がいの方は増加傾向にある。特に精神障がいの方は近年かなり増えてきている。精神障がいの方については、通院の医療費の無料化というのを行っている。 108 ◯関委員  これは精神の治療を受けている人も入るのだね。 109 ◯障がい福祉課長  精神については、重度の方であるが通院の医療費の無料化をしている。 110 ◯兼井分科会長  ほかに。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯兼井分科会長  ほかに発言がないようであるから、これで障がい福祉課の審査を終わる。  ここで休憩をはさむ。  1時から再開する。                               ~休  憩~ 112 ◯兼井分科会長  休憩前に引き続き、委員会を開く。  それでは、次に、こども未来課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔こども未来課長、資料に基づき説明〕 113 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 114 ◯西本(正)委員  決算審査資料13ページである。不用額調の上から3段目、ライフプランサポート企業推進事業、これは執行率も5.9%と極端に低いわけであるけれども、この原因はまず何か。 115 ◯こども未来課長  ライフプランサポート企業推進事業というものが、例えば男性の育休取得を社員にさせたような企業に対して、一定の奨励金を支給するという事業であって、指摘のとおり執行率があまりよくないという状況になっている。  1つの原因としては、国のほうで育休取得に関する支給金というのが既にあって、それは子どもが生まれてから8週間以内に育児休業を取得をしたような方がいらっしゃる企業に対して奨励金を支給するというものになっている。我々のほうのライフプランサポート事業は、それとすみ分けをしていて、8週間を経過した後に育休を取得した場合の奨励金を支給するという形になっている。  そういったところから、やや使いづらい仕組みになっているのかなという部分もあって、我々のほうで今、企業を個別に回ったり、あるいは経済界への働きかけというところで育休取得を促進しながら、このライフプランサポート事業というところも併せて周知を図っているところであるが、この事業そのものの使い勝手のよさというところも再度検証した上で、しっかりと検討していきたいというふうに思っている。 116 ◯西本(正)委員  このライフプランサポートとは、男性の育休事業ということであるか、ざっくり言うと。 117 ◯こども未来課長  おっしゃるとおりで育休の取得というのがメインなのであるが、それ以外に、あと育児短時間勤務を社員にさせた場合、それから不妊治療の休暇制度を設けた場合、こちらもライフプランサポート事業の対象となっている。 118 ◯西本(正)委員  先ほどの説明であると国と県とあって、国は8週間までの間に、県は8週間後ということで、先に国のほうで取得してしまうのでこっちには来ないということの説明でよかったのだろうか。 119 ◯こども未来課長  それが一因になっているというふうに分析している。 120 ◯西本(正)委員  それの原因が分かって、先ほど課長触れられたけれども、今後もっと活用していただくために課題としてこういうことがあって、充実させていきたいということだったのであるが、もう一度ちょっとお願いする。 121 ◯こども未来課長  育休取得の促進というところは非常に大事なことで、福井県は取得率が全国平均を下回っているという状況にある。これは3世代同居が多くて、そもそも取得の必要性がこれまで低かったというような理由も考えられるとは思うのであるけれども、育休法の改正もあって、10月から産後パパ育休という仕組みも始まったので、これからはどんどん育休取得を進めていく必要があると考えていて、今、テレビ局と協働で「かえるプロジェクト」というものをやっていて、テレビCMだったりとか、先進企業の紹介とかをさせていただいている。やっぱりこういう奨励金だけではなくて、社会全体の機運を醸成していくということが必要だと思うので、そういったことは継続してやっていきたいと。  それに加えて、やはり経済学者の方とかもしきりにおっしゃっているのだが、経営者の理解、これが最も重要であると。とにかくトップダウンで育休を取るのが当たり前だというような環境をつくっていくことが必要だと考えているので、経営者への働きかけ、こういったものをこれからどんどん強化していきたいというふうに考えている。 122 ◯西本(正)委員  一昔前なら考えられないことで、一昔前の経営者だったら、この場でちょっと表現悪いけれど、ふざけるなみたいな話だったと思う。これによって、日本の経済がどのようにいくのか、働く時間が短くなるわけであるから。ざっくり言うと経済力は落ちていくのだろうと思うけれども、それはそれで、また違う経済効果というものがあるのかもしれないし、私は時代の流れとして、男性が育休に携わるということは非常に大事なことだと思うし、そういった面で、もっとしっかりと、さらに取組を強化していただきたいというように思う。 123 ◯関委員  決算審査資料5ページ、こども家族館のリニューアル工事が、執行額は3,300万円。しかし、執行が242万円、あまりにも違い過ぎるけれど、たたくぐらいのことじゃない何かあれか、見込みが違ったのか。 124 ◯こども未来課長  決算審査資料5ページのこども家族館リニューアル事業というところで、執行額と右側の242万円と書かれているところが、一部当課ではなくて、公共建築課のほうに執行していただいた部分であるので、トータルの執行額としては、全てこちらで執行はされている。未執行という意味で、ここで記載をしているのではない。 125 ◯関委員  了解。結構である。 126 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯兼井分科会長  それでは、ないようであるから、これでこども未来課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 128 ◯兼井分科会長  次に、児童家庭課の審査に入る。  なお、家庭福祉担当参事より欠席届が提出されているので、報告する。  それでは、理事者より説明を求める。       〔児童家庭課長、資料に基づき説明〕 129 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 130 ◯細川委員  決算審査資料4ページ、ヤングケアラーのオンラインサロンというのを新規でやられているわけだが、対象者の方にどのように情報を出して、それで結局、相談業務だと思うのだが十分できたかどうかという評価を伺いたいのと、同じように39ページの事務事業委託状況調のほうにもヤングケアラーの実態に関するアンケート調査を委託されているわけなのだが、このあたりの調査の実態、それでそれが大体情報が行き渡って電話相談のほうとかっていうのも行き渡っている──そのあたり始めたところだと思うが、どのようにまず評価されているか伺う。 131 ◯児童家庭課長  ヤングケアラーオンラインサロンについては、今年度8月から毎月開催するということで始めさせていただいている。周知については、教育委員会と協力し、チラシとカード形式のオンラインサロンに参加できるQRコードを印刷したものを中学生と高校生全てに配布させていただいている。そのほか、例えば、民生委員の研修であるとか、市町のいろんな福祉関係の方の研修であるとか、SSWとかスクールカウンセラーの研修、そこでもオンラインサロンのことは紹介させていただき、そういう子どもさんを見つけたらぜひ参加していただけるようにということで周知もさせていただいている。  まだ、なかなか参加のほうそんなにたくさん集まっているわけではないが、大体最初3人ぐらい、この間はリアルに会場に、オンラインではなくて顔出しで来てくださる子もいて、今はどちらかというと悩みを聞くような形で始めさせていただいている感じである。  市町についても、去年実態調査をして、ある程度、家で手伝いをしているという中学生と高校生、それなりに3.9%とか、4.1%ぐらいいるという結果が出たことについては市町にも周知し、市町のほうでそういうヤングケアラーを受け付ける窓口というのを決めていただいて、それについても学校とか、教育委員会を通して周知して、悩みがあったらこっちのほうに相談していただけるようにという電話の連絡先とかもお知らせしていただいているところである。  ただ、まだなかなか実際に深刻な悩みまで打ち明けてもらって、本当に福祉につなぐというそこまでは来ていないが、今後いろいろ話を聞いて、悩みを打ち明けてもらって、家庭に入るような状況であったら、もちろん本人の意思も確認しながら支援できたらと考えている。 132 ◯細川委員  自分の体験で申しわけないが、教員生活ずっとやっていて、家庭訪問に行く──小学校だったからかヤングケアラーというそういう実態、ちょっと私は存じ上げないものだから、今4%とかって、多分これで委託されているから実態が出てくるとは思うのだが、なかなか行くというか、手が届く、あるいは子どもって自分から悩みを打ち明けるマインドになるかというところがあるので、このあたりはもう本当にまだ試行錯誤状態だとは思うが、頑張ってやっていただくしかない。いい形で、これが生きてくるといいなと思う。 133 ◯西本(正)委員  最初に、決算審査資料28ページ、繰越額調の令和4年6月末でこの率である、パーセントである。これ4件とも大分進んだか。 134 ◯児童家庭課長  まず一番上のコロナ感染対策については、申請のあった施設からはいろいろ使っていただいているので、基本、今繰越しはこんなふうになっているが、金額でいうと5,000万、6,000万円ぐらいはいっている形になっている。 135 ◯西本(正)委員  現在の進捗率をお聞きしたので。把握できていないか。あまりにも低いので、現在どうなっているかということを聞いている。 136 ◯児童家庭課主任  申請の希望調査は全部実施済みである。必要といっている施設からは全て申請は上がってきている状態である。 137 ◯西本(正)委員  分かった。  決算審査資料41ページの事務事業委託状況調がある。このニッテレ債権回収株式会社、読んで字のごとしかもしれないが、これはどういうものか。
    138 ◯児童家庭課長  こちら県外の会社だが、今母子福祉貸付金、私の債権なのだが、こちらの滞納になっている債権について回収をお願いしている会社である。令和元年から入っていただいたが、この会社が入ってからは回収率は上がっているような形にはなっている。 139 ◯西本(正)委員  私が質問したのは、実は心配をして質問したのだが、県職員の方が回収に当たられたりとかも過去あったのかもしれないが、その場合は同じ県民として──これ当然必要なお金だからお借りをしているわけで、当然借りたものは返さなければいけないが、回収の仕方があるわけである。名前だけ見ていると、何かちょっと今、課長の答弁だと実績も上がっていると、それは確かに上がってもらわないといけないだろうが、威圧的になっていないかと心配があるのだが、その辺大丈夫か。 140 ◯児童家庭課長  そこについては、当課でももちろん心配したところで、特にこういう貸付金についてはどちらかというと生活困窮しているとか、困っている方が借りているものなので、そこは無理をせずにそういうことに配慮しながら、可能な限りで納めてもらうということには配慮するように会社のほうにもお伝えしているところである。 141 ◯西本(正)委員  今のところ、令和3年度これにおいて苦情というのか、相談とか、この会社のやり方に対しての、それはないのだね。 142 ◯児童家庭課長  今のところ、そういうことは聞いていない。 143 ◯関委員  よく似た話だが、決算審査資料16ページ、17ページと収入未済、相手もいろんな状況があるものだから、高利貸しが取り立てるようなこともできもしないだろうし、そうかといって公は公で帳面上のこともあるだろうし。どういうふうに始末しているのか。 144 ◯児童家庭課長  こちらの母子父子貸付金については、市とか町の福祉事務所のほうに母子父子自立支援員という、いわゆる母子家庭に寄り添っている支援員がいる。その支援員に、1か月ぐらい滞納するとその支援員から「遅れているよ」という声をかけていただいて、それでも駄目な場合はうちから催告書というのを送らせていただいてというような形で、なるべく意見を聞きながら、それでかつ納められないということであれば分納するとか、いろいろ返すための計画を寄り添ってさせていただいて、できる限りで納めていただくようなことはさせていただいている。 145 ◯関委員  分かった。しかし、初めはいいが、何遍にもなると、まともな者でもこのやろうになってくるしね、正直な話が。そのような場合、どうしているのか。 146 ◯児童家庭課長  そういうところがないように、関係性はうまく保ちながら納めていただけるように努力したいと思う。 147 ◯関委員  5年の時効成立により消滅とか書いてあるだろう。こういう処置の仕方はできるということか。もうどうしてもだめだと。 148 ◯児童家庭課長  今の母子福祉貸付金については、法律で何もしないで10年たつと、本人の申立てによって時効が成立するということになっている。あと、違うような児童養護施設の負担金とかは法律で5年というふうに定まっているので、5年たつとここはもう自動的に時効が成立するという形になってしまう。 149 ◯関委員  最終的なやり方は10年とか5年とか大体皆決まっているのか。 150 ◯児童家庭課長  そうである。 151 ◯関委員  それを読んでいたら、それを目がけて延ばしていけば済むということだ、簡単に言うと。 152 ◯児童家庭課長  簡単に言うと、そうなってしまうのであるが、そういうことがないようにできるだけ声かけしながら、少しでも納めていただけるようにということで、努力していっている。 153 ◯関委員  時間がたてば、めでたしめでたしだ、簡単に言うと。 154 ◯児童家庭課長  なるべくそういうことにならないように。 155 ◯関委員  分かった。 156 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようであるから、これで児童家庭課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 158 ◯兼井分科会長  これより、地域医療課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔地域医療課長、資料に基づき説明〕 159 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 160 ◯西畑委員  医師とか看護師に貸付をするだろう。その貸し付けした人は返すまで福井県にいるのか。どちらかというとここへ、貸付までしたんだから福井に残って医者になったり看護師になってほしいと思うがどんな具合か。 161 ◯地域医療課長  医者の貸付金についてだが、そもそも貸し付けるときに誓約書を取り、福井県に9年間、地元で働いていただくということを同意の上、貸し付けている。 162 ◯西畑委員  看護師もそうか。 163 ◯地域医療課長  看護師についてはそこまでの縛りはつけていないが、基本的には、県外へ出ていくということは非常に少ない。 164 ◯西畑委員  貸し付けたのだからできるだけ長いこと、一生いてくださるのが一番いいかなと思うが、9年間でもいてくださるというのは──順番にずっと9年いるっていうことだから。 165 ◯西本(正)委員  部長から、ドクターヘリについて何か聞いてないか。 166 ◯地域医療課長  ドクターヘリの死亡率の高さ、福井県においては18%というふうなことで記載させていただいているが、これが、全国平均についてどうだというお尋ねだったかと思う。  端的に言うと、実は全国平均のデータというのはどこも調べていなくて、古いデータになるが、平成15年である、ドクターヘリという制度は平成13年から実は始まっていて、平成14年度にやっていた5つか6つぐらいの少ない状況ではあったが、そういったところの状況を厚生労働省のほうで調査したというのがあり、そのときは死亡率27%であった。  それに比べると、数字で比べれば確かに福井県、低いのだが、実は福井県はそもそもドクターヘリを入れる前から救急車のほうがしっかり機能していて、まず患者のところへ行って、それから病院に連れて行くと、この時間が今までであれば全国で3位とか、あるいは4位とか、最近ちょっと下がって7位とかそういうときもあるが、基本的には救急車が素早く着くので、全国よりも随分早く着くということもあって、ドクターヘリだと数分の違いを短縮していくというような話の中で、福井県はそもそもドクターヘリではなくても救急車のほうが早く着くということもあって、救命率がそんなには他県よりは上がらないというか、そういうところがある。要は、うまく救急車が機能していたので、ドクターヘリがいてももちろん効果はあるのだが、他県よりは効果が少し低く出るということがある。  それと、他県を調べると、死亡率、確かに他県は、平成15年なので20年ぐらい前になるが、そのときは27%下がって、うちは18%下がったというところなのだが、患者の状況もちょっと違ってくると、非常に死亡率には影響が出てくるので、なかなか状況が同じでないと一律に並べるのは難しいところがある。国のデータだと、そのときは外傷というか交通事故とかそういったものが非常に多いデータの下で27%下がったというような状況なのだが、我々そういう事故みたいなのも多いが、実は心肺停止で運ばれるとか、そういったこともあって、そういう状況だとなかなか死亡率を下げにくいという状況もある。様々な状況もある中で、福井県としては18%下がったというのは非常に喜ばしいことかなと思っている。 167 ◯西本(正)委員  効果があるということで、運行委託費を6億8,000万円余りかけているようだが、それだけお金をかけて人命を守り、後遺症にできるだけならないように効果が出ているという捉え方でいいのであるね。 168 ◯地域医療課長  全くそのとおりである。運行費については、まず半分は国のほうで補助されるし、残りの半分についても基本的にはほとんど交付税で措置されるので、実質的な負担は非常に低いかと思っている。 169 ◯西本(正)委員  ほとんど負担ないのか。6億8,000万円でもほとんど福井県の負担というのも、何千万円程度か。 170 ◯地域医療課長  実質的にはほとんどなくて、格納庫の維持運営費とかそういったところのお金はあるが、基本的なところはもうほとんど国のほうが補填している。 171 ◯西本(正)委員  それでは、質問を変える。  事務事業委託状況調、決算審査資料28ページ以降、これ一般と書いてある、一般競争入札ということでよかったのか。それで、1というのは1社しか応募がなかったということでよいか。 172 ◯地域医療課長  そのとおりである。 173 ◯西本(正)委員  随契だが、随契も1社しか応募がなかったということでいいか。 174 ◯地域医療課長  そのとおりである。 175 ◯西本(正)委員  全国的なことなので、業者ちらばっていくので、なかなか皆さん入ってこないのだね、入ってこれないというか、業者がいないということか。 176 ◯地域医療課長  基本的に、当然入札できるものはさせていただいているし、随契で1社というところもあるが、正直言ってコロナの関係もあったり、それで非常に急いでいる、あるいは、感染をやはり恐れてということもある。なかなか探していても、実は応じていただけるところも少ないような状況も令和3年度はまだまだあり、そういった中できちんと競争性を発揮しなくてはいけないものはさせていただいていると思っている。 177 ◯西本(正)委員  了解した。 178 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 179 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようであるので、これで地域医療課の審査を終わる。  理事者には交代を願う。
          〔理事者交代〕 180 ◯兼井分科会長  それでは、次に、保健予防課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔副部長(保健予防)、資料に基づき説明〕 181 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 182 ◯細川委員  いろいろな担当に分かれて予防対策していただいているが、がんとか結核というのはいろいろあるが、糖尿病とかというのはないのか。 183 ◯副部長(保健予防)  生活習慣病については、もともと健康増進課で一つでやっておれたのだが、課が二つに分かれた関係で、生活習慣病対策については健康政策課のほうで施策を実施している。 184 ◯関委員  決算審査資料19ページに保健所費と出ているが、どの程度のことがこの中に入っているのかよくわからないが、保健所の今後の運営についてコロナのことでいろいろ新聞紙上でも不十分であると、こんなものを保健所が、窓口というか、というようなことをいろいろ云々書いてあった。それに対して、何か考えはあるのか。担当が違うのかもしれないが。 185 ◯副部長(保健予防)  コロナでは、保健所のほうでは調査から入院まで、いろんな仕事を任せて、大変過重な負担がかかって、そこの機能強化といったところ、今は本庁からの応援という形やら委託で看護師に来ていただく形で機能を充実するというような対応をしてきたが、今後、今回のコロナの発生を受け、さらに保健所のほうの体制の充実といったところは見直していかなければいけないなというような段階である。 186 ◯関委員  今、答弁大変短く簡略におっしゃったけれども、実際のことをいえば、とんでもない話で、我々ももう言葉で表せないような数字が毎日毎晩、テレビでどんどん出ている。保健所というのは、子どものときから注射1本打つぐらいの感覚しかない。それがどだい間違っているのだが。しかし、昔コロナか何かあったときにも何かあったのかも知らないが、今の時代において、そういう何か動きが悪いというか、それだけの体制ができていないというか、簡略に考え過ぎていたとか、いろんな言い方があるけれども。やはりとんでもない形だからとんでもないあることがないように、今後は福井県としても、それは全国であるが、考え直さないといけないのだろうが。そうかといってそれがいつでもあるものではないし、一時的なものというのもまたちょっと語弊があるが、そう簡単なことではないこともよく分かるけれども、国民全部が影響を受けたのだから、担当とすれば並大抵な覚悟で今後やるわけにはいかないと思う。大変だと思う。何かたまにしかないのだからといえばそれまでのことだが、そんな簡単なものではないから。死んでいるのだから。そういう検討も、まだ今途中だから、終わって、ジエンドで改まってこれからだといえばそれまでだが、よっぽど考えないといけないだろうと思うので、ひとつ、よく詰めてほしい。まだ終わりではないものだから。 187 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 188 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようであるので、これで保健予防課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 189 ◯兼井分科会長  それでは、次に、医薬食品・衛生課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔医薬食品・衛生課長、資料に基づき説明〕 190 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 191 ◯長田委員  1点だけ、動物愛護業務の委託について、何か差異があるとかそういうことではなくて、方向性で、実は高齢者が譲っていただきたいとかとなったときに、講習を受けないといけないのと年齢の壁というのがあるわけなのである。年齢の壁というのは、結局、ピンピンコロリ、健康に生きて、すっとそのままお亡くなりいただけるというのが一番いいというのが、健康福祉部としての方向性であるというふうに思うが、動物愛護の目線でいけば、高齢者でちゃんと最期まで面倒を見てくれるというところに目がいくというところもちょっとポイントとしてはそれも理解できるのだけれども、考えてみると、一人の独居老人なんかで相棒が欲しいというようなことになってくると、こと人のほうに目線をもっていくと高齢でもペットを飼いたいと思うというところも大事なポイントなのかもしれないなというところがあるかと思うのである。  その業務の内容と、それとその方が無事でいらっしゃるかどうかというようなところを両方ケアしないといけないところは大変かもしれないが、できればパートナーが、犬猫を飼いたいというところがあったら何かできることがあれば前向きに検討いただけたなと思うのだが、これから先の話でいかがか。 192 ◯医薬食品・衛生課長  本当に、そういう視点というのは必要かなと思う。どうしても、動物をお譲りするとか、飼ってくださいねというときは終生飼養ということで、きちっと最後まで面倒見てくださいというところをお願いした上で、お渡しをしている。高齢者に限らず、若い方であっても次の日何が起きるか分からないというところはあるので、飼い方の一つに自分が何かあったときにはこの人にお願いをすることができるというような体制を一つ考慮していただく中で譲渡を考えていくとか、そういうことも必要になってくるのかなと思う。今後、計画とか立てるときの参考にさせていただく。 193 ◯松田委員  生活衛生同業組合への指導費というのが決算審査資料3ページにあるが、これの内容についてちょっと、補助金だけではなくて県がいろんな事業をやっているわけか。 194 ◯医薬食品・衛生課長  一応、補助という形では、生活衛生関係の同業組合の中で考えて、振興事業をやってほしいというところで事業の補助をさせていただいている。あとは、公衆浴場みたいなところ、自分たちで値上げできないようなところについては施設の整備とかそういうところについて、一部補助を行っているというものである。 195 ◯松田委員  そうすると、お金だけ出して自由に使ってくれと。  要するに、ここ数年、我々も年に一回、生活衛生同業組合から懇談会ということでいろんな要望、非常に会員が減って苦しいとか、規制が緩和されて非常にやりにくいとかそういう話を受けるわけだが、こういう補助的なものについて近年の推移というか、ちゃんと増やしていただいているのか、それともずっと同じなのか。ここ2、3年はどのような状況か。 196 ◯医薬食品・衛生課長  この振興事業の補助の金額については、なかなか300万円というところから増やしていくのは難しい、ここを維持していくのが精一杯というような状況にある。 197 ◯松田委員  これ、300万円というか2,200万円なのであるね。全部だと2,200万円ぐらいになっていると。  あと、一つコロナの最近の影響でもっと増やしてほしいとか、こういうとこに必要だとかそういう突発的なものとかはないか、要望とか。 198 ◯医薬食品・衛生課長  確かに、原油高とか、電気・ガス、重油の高騰でというところでお話も伺ったりとかはしている。6月の予算の中で、6月以降トライアルという形で公衆浴場の振興事業とかもさせていただいているのと、公衆浴場については重油の値上げの高騰分というところで補助をするような予算をつけさせていただいた。 199 ◯松田委員  明日3時からパレスホテルで衛生組合の方々との懇談会ということで、県の方も来られると思う。いろんな意見も出ると思うのだが、厳しい中なのでひとつよろしく、支援をお願いしたいと思う。 200 ◯関委員  聞いたって駄目だろうが、医薬分業であっちこっち何とか、昔の薬局ではなくて新しいスタイルでどんどんできた。町から見るとさびしい点もなきにしもあらず。そうかといって、薬のほうから見ればより多い種類から選ばれる。県の行政としては、どんな感覚か。 201 ◯医薬食品・衛生課長  薬局の数からすると、今、全県で300ちょっとある。そのほか、多分皆さんの目についているところというのは、いわゆるドラックストアというところだとは思う。医薬分業というところからすれば、まだ福井県の医薬分業率というのは50%をちょっと超えたぐらいのところである。まだまだ増えていかないと、全国の平均にも満たしていないという状況なので、薬の重複とか多剤という面からもそういうところは増やしていかないといけないのだろうと思っているところである。 202 ◯関委員  福井県は全国より低いのか、現在でも。 203 ◯医薬食品・衛生課長  医薬分業率は低い。 204 ◯関委員  どれぐらい低いのか。 205 ◯医薬食品・衛生課長  全国平均は7、80%ある。 206 ◯関委員  そんなに高いのか、ほかの県は。 207 ◯医薬食品・衛生課長  そうである。医薬分業率だけからいうと一番最下位である。 208 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 209 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようであるので、これで医薬食品・衛生課の審査を終わる。  これで、第75号議案の審査は全て終了した。  理事者には交代を願うが、ここで一旦休憩をし、14時55分に再開する。       〔理事者交代〕                               ~休  憩~ 210 ◯兼井分科会長  それでは、第76号議案「令和3年度公営企業会計における剰余金の処分および決算の認定について(うち病院事業会計分)」を議題とする。  理事者より、議案の説明を求める。 211 ◯健康福祉部長  委員各位には、日頃から病院運営について深い理解と温かい指導を賜り、心から厚くお礼を申し上げる。  では、令和3年度の病院事業会計の概要について説明を申し上げる。本県の病院事業会計については、これまで県立病院とすこやかシルバー病院の会計を一本として運営しているので、令和3年度決算についても、県立病院とすこやかシルバー病院の決算を一括して審議頂くよう、お願い申し上げる。  最初に県立病院についてだが、平成16年5月に新病院本棟で診療を開始し、平成19年3月に心の医療センター病棟を開院、平成23年3月からは陽子線がん治療センターでの治療を開始した。本県における基幹病院として救命救急、周産期母子医療、がん診療連携拠点としての機能を担っており、地域の医療機関との連携強化、患者の立場に立ったサービスの提供などに努めている。  次に、すこやかシルバー病院についてだが、平成18年度から一般財団法人認知症高齢者医療介護教育センターが指定管理者として病院の運営を行っている。認知症高齢者の診断、治療及び介護教育を行う病院として、高齢化社会の進展などによる医療ニーズの高度化、多様化に対応した医療の提供を行っている。両病院については今後も新型コロナウイルス感染症に対応しながら、質の高い医療の提供に努めていくので、引き続き指導を賜るよう、よろしくお願い申し上げる。       〔県立病院事務局経営管理課長、資料に基づき説明〕       〔長寿福祉課長、資料に基づき説明〕
    212 ◯兼井分科会長  以上で説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 213 ◯西本(正)委員  予算決算特別委員会なので細かい話になるが、決算審査資料15ページ以降の事務事業委託状況調だが、収益的支出、資本的支出両方とも、一般競争入札にしてもWTOにしても随契にしても、ほとんど1社である。中には3社、5社、15社というのもあるが、これはやはりあれか、業者が応募してこないのか、それとも出す範囲が狭いのか、その辺どうお考えか。 214 ◯県立病院事務局長  決して、範囲が狭いということではなくて、型式とかいろいろあるので、入札に対応できる業者が限定されるということだと思っている。 215 ◯西本(正)委員  そうするとそれは、どう広げてもないということだね。  というのは、県民の目から見たときにこの状況を見ていると、一体どうなっているのだろうということ、中身が分からないから。普通、入札というと複数で、最低でも2社とか3社以上とかである。そんな中で競争していただいて、県民の税金というものをしっかり執行しているという感覚で捉えられると思うのだけれど、そのあたり業者がWTOですら1社しかないので、状況は分からないでもないのだが。これ、状況はどうか。 216 ◯県立病院事務局長  仕様をつくる際は、できるだけ汎用的な仕様にしており、決してメーカーを限っているわけではないのだが、やはり機械が特殊であったり、ちょっと接続とかいろいろあって、結果的にあとの保守のことを考え、県内に保守拠点があって、ということも考えて、なかなか業者が広がらないというのが実態である。  今後も、仕様については、各一定の業者に偏らないようになるべく汎用性のあるような仕様にしていきたいとは考えている。 217 ◯西本(正)委員  分かった。 218 ◯関委員  分からないので質問にもならないが。4、5年前だったか、ある人から、その頃は県立病院が赤字だったかもしれないが、「何で県立病院が赤字になるのか分かるか」と言われた。5年ぐらい前だったか、忘れてしまったが。そんなの分かりっこない、これだけ桁が多いの。私は土木屋なので、さっぱり分からない。「分からない」と言ったら、「分からないですむか、県議会議員が」と怒られた。「そんなことを言ったってどうしようもない。分からないものは分からない。難しいことを言うな」と言って、もうあれしてしまったのだが、しかし相当言われた。医者である。具体的なことはさっぱり薬の一つも分からない者がそんなこと言ったって分からないよと言ったが、それから言うと、数字的なことだけだが、格好よくなってきたということが言えると思う。これ、簡単に言うとどういうことか。 219 ◯県立病院事務局経営管理課長  近年の数字を説明すると、県立病院は平成29年度から今年で5年連続経常黒字を計上している。ちなみに数字を申し上げると、平成29年度が経常収支だが7,900万円の黒字、30年度4億5,000万円、令和元年度3億7,000万円、令和2年度5億5,000万円、で、今年が11億3,700万円と。令和2年度と令和3年度はコロナの病床確保料の影響もかなりあるが、ここ5年、安定して経常黒字を計上していると考えている。  これには、やはり病院のほうもかなり近年頑張ったというのがあり、例えば、急性期病院であるとDPCの特定病院群というカテゴリーがあるのだが、全国で180しかこのカテゴリーに選ばれないのだが、このカテゴリーに選ばれると、診療報酬も何パーセントか高くなるのである。診療報酬自体が、同じ診療をやってもそのDPC特定病院群だと高くなる。それはより高度で、丁寧な医療をしているというカテゴリーなのだが。県立病院は、今、そのDPC特定病院群というものになっているのである。初めてなったのが平成30年で、令和2年度に1回落としたが、今回令和4年度でまた復活した。  そういうことで、今、DPC特定病院群というカテゴリーを取って、経営的にも非常に努力してやってきたから、5年続けて経常収支黒字計上できているというふうに考えている。 220 ◯関委員  診療報酬が上がるということは、ほかの病院はその率が低いということか。県立だけが高いというのは理解できないのだが。 221 ◯県立病院事務局経営管理課長  ある治療をして、1日1万円と診療報酬で決まっているとすると、こういう県立病院みたいな急性期の医療をやっている病院は、3つのカテゴリーに分かれていて、大学病院と、それから我々が今属している特定病院群、それから、残りの多くは標準病院という部類に属するのである。DPC特定病院群というのは、全国で1,800ぐらいある急性期病院のうちのわずか180病院で、その病院には高い診療報酬が与えられるという制度になっているのである。  ただ、単に高いということではなくて、それは非常に丁寧な治療をし、質の高い治療をしているからこそ与えられるカテゴリーになっているのである。 222 ◯県立病院長  今、病院は全国に8,300あるが、DPCというこの支払制度で急性期をしている病院というのが1,800ぐらいあるということで、普通にこの治療をするとこの入院だったら100万円だという治療をしたときに、県立病院は150万円近くのものがもらえるのである。 223 ◯関委員  150万円、もらえるのか。 224 ◯県立病院長  150万円はちょっと言い過ぎだが、何パーセント、何パーセントをずっと積み重ねていって、例えば、110万円しか診療報酬が支払われない病院もあれば、120万円支払われる病院もある。その一つが特定病院群というのに入ると非常にパーセントが上がる。実は、本当に数パーセントなのだが、それをたくさん積み重ねていくのである。特定病院になったので2%増しとか、それとか、ある条件を満たしているので0.5%増しになるとか、それをたくさん積み重ねていくと150はちょっと言い過ぎだが、一番高いところはそのぐらいいくのだが、県立病院はかなり高いところにいる。  特定病院は180あるが、県立病院は今、上から20番ぐらいなのである。点数が高い、つまり、100万円の治療をしたときに、どれだけ支払われるかというのは病院ごとに違うのだが、県立病院はその180ある病院の中では20番ぐらい、非常に高い位置に今いる。これは、ふだんの経営とか、診療の努力を数値に出して、認定される。それを、今、年に一遍、実は今月、10月から来年の9月まで、この間の診療の実績を出して、その病院群というのが決められる。なので、どの病院も今頃一生懸命努力をしているところである。  本当に、点数が低いとか、そういう病院は非常に診療収支は悪くなる。例えば、この病院では、この点数を積み重ねるというのは、例えばいろんな病気の人を必ず診ているとか、それとかたくさんの病気の種類を診ているとか、難しい病気を診ているとか、そういうので全部得点というか、パーセントが割り振られていて、それを全部足してくると、それで病院の収入が全然違うのである。その中で、先ほど経営管理課長が説明した特定病院群というのが非常に大きくて、それを今、目指すように──。実は、この病院はその制度ができたときからは余りそれを目指していなかった。それよりは、今、病院は、大学病院本院82ある。その次に、180の特定病院。その後に1,600近くの標準病院というのがあるのだが、標準病院で県立病院は医療をしようという、実はそういう考えであった。ただ、このままでは急性期医療をやっていく、それから、収支の面でも難しいということで、特定病院を目指そうというふうに、病院の意識改革を行ったわけである。それが、積み重なってきて、いよいよ黒字になるようになったと。全く同じ医療をしても、病院の収益が違うのである。それが、病院の評価になる。県立病院は、今のところ、かなりいい評価をいただいているのではないかというふうに考えている。ただ、ふだんの診療をおろそかにすると、またその評価は下がって、またひょっとしたら赤字になるかもしれないというふうに考えている。 225 ◯関委員  そうか。ではその分、患者への請求は高いということか。それは言えないか。 226 ◯県立病院長  病院に支払われる支払い基金から入ってくる収益である。同じ医療をしても、ほかの病院より高い収益が入ってくると。 227 ◯関委員  患者には一緒か。 228 ◯県立病院長  そうである。患者が払うのは一緒である。 229 ◯関委員  なるほど、そんな特典があったのか。 230 ◯県立病院長  そうである。それを本当に病院全体で意識を統一して、目指して、しかもほかの外部からもいろんな意見を入れたりして、いろんな病院を視察に行ったりして変えてきたということである。 231 ◯関委員  やっと謎が解けた。皆目分かりもしないしね、分からないと言ったのだけれど。 232 ◯松田委員  関連で、1点だけ。今の話の経営努力について、大変すばらしいと思うし、利益が出るようになった事実も認識したが、コロナで先ほど2020年、2021年は少し厳しいものがあったが、今年は11億円、収支が大きく改善しているというのは、やはり国等が最前線で戦っている、非常に県に対しての補助が手厚くなってきたということなのか。 233 ◯県立病院事務局経営管理課長  おっしゃるとおりであり、令和3年度は病床確保料32億円頂いた。令和2年度も29億円頂いた。その上で出した利益である。ただ、2年度、3年度は、非常に特殊な年度であるというふうに考えている。 234 ◯松田委員  もちろん、苦労した分を賄ってもらったわけなのでそれはそれでいいと思うのだが、どちらにしてもほかの県内の医療機関についても、大体同じような状況か、やはり、苦労が報われているという状況なのか。 235 ◯地域医療課長  県内の病院についても、同じようにコロナ患者を受け入れているところについては施設の整備、補助もあるし、今ほど経営管理課長から申し上げたように、1床当たり幾らという形で病床確保料をきちっとお支払いしているので、そういったところはしっかり補填していると考えている。 236 ◯松田委員  分かった。 237 ◯西本(正)委員  県立すこやかシルバー病院だが、過去赤字が続いていたように、私は記憶しているのだが、そのときに、医師の確保ができれば必ず黒字に転換できるというようなことを記憶しているが、今回黒字計上されているが、医師の確保というのは3年度、進んできたのでこの結果が出ているということか。 238 ◯長寿福祉課長  おっしゃるとおり、医師の確保ができ、5年前の平成29年から申し上げると、常に黒字で、今年は純利益3,200万円ということだが、その前の年もここ5年、ずっと黒字である。 239 ◯西本(正)委員  それはやはり医師が確保できたということか。 240 ◯長寿福祉課長  もちろん、医者があっての病院であるので、そういうことかと思う。 241 ◯西本(正)委員  分かった。 242 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 243 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようであるから、これで第76号議案の審査を終わる。  以上で、健康福祉部関係の審査を終了する。  先ほどの西本正俊委員からの質疑に対して、地域福祉課より説明したい旨の申出があったので、説明を求めることとする。 244 ◯地域福祉課長  午前中の地域福祉課の説明の際に、事務事業の委託状況についてお答えできなかった部分について、追加で説明させていただく。  それでは、決算審査資料30ページの事務事業委託状況調を見ていただきたい。  まず、1番のほうから順に説明をさせていただく。  まず、1番の社会福祉センター環境衛生管理業務委託については、予定価格が100万円未満のため、財務規則の165条に基づき、三業者の見積もりによって随意契約をした。  それから、2番の社会福祉センター施設管理業務委託と3番のふくい健康の森管理運営業務委託については、指定管理者に指定しているため随意契約となっている。  それから、4番目の福祉人材センター運営事業委託については、平成5年度より社会福祉法に基づき、福井県社会福祉協議会のほうに福祉人材センターを指定している。こちらの規定により福井県社会福祉協議会と随意契約をしている。  それから、5番目の人権啓発活動市町再委託事業だが、こちらのほうは法務省の要綱に基づき、県から全市町のほうに再委託をすることになっている。金額の関係上、50万円以上で福井市のみが記載があるが、あと残りの16市町については50万円未満のほうの42件の中に含まれている。  それから、6番の人権啓発フェスティバル開催業務委託、こちらのほうはプロポーザルを実施し、エムディエスに決定している。ちなみに、令和2年度は福井FM放送株式会社であった。  それから、7番目の地域生活定着支援センター運営委託だが、こちらは保護観察所とか刑務所、司法機関との連携体制を整えて高齢または障がいにより自立が困難な矯正施設退所者ということで、特殊な支援が必要な方に対する事業であり、この事業については福井県済生会のほうでないとできないということで、こちらと随意契約を結んでいる。こちらも、国庫10分の10である。  それから、8番のAIシステムを活用したインターネット上の誹謗中傷対策事業、こちらのほうは一般競争入札で、ピットクルー株式会社と契約をしている。  それから、9番目、民生委員児童委員資質向上事業委託ということで、民生委員児童委員の研修等を行う業務だが、こちらのほうは民生委員児童委員の服務に精通しており、知識や技術などの専門性を有している福井県民生委員児童委員協議会のほうと随意契約をさせていただいている。  それから、10番目、福井県災害派遣福祉チーム事務局運営業務だが、こちらは災害福祉に精通している福井県社会福祉協議会に事務局を委託しているところである。  続いて11番だが、県内ホテル・旅館における災害時要配慮者受入れ調査事業である。これは昨年トライアル予算でさせていただいた事業だが、福祉避難所に精通しており、県内における福祉避難所の現地調査とか、災害時の要配慮者のヒアリング、それから避難所の開設とか、運営主体である市町に対する後援とか、研修を実施している福井大学のほうに随意契約をさせていただいたところである。  それから、12番の援護システム運用支援業務委託である。こちらのほうは、国が実施する一般競争入札の結果、この株式会社ヒロケイが決定されている。援護システムのほうは、厚労省とつないで業務を行うシステムになっており、47都道府県全てこの株式会社ヒロケイのほうと契約をしているものである。  続いて13番、嶺北忠霊場松伐採・枝搬出作業委託だが、こちらのほう予定価格が100万円未満のために、財務規則165条に基づき、三者の見積りによって随意契約をさせていただいた。  それから、14番の「レセプト点検強化事業」に係るレセプト点検業務委託だが、こちらは一般競争入札をさせていただいている。  それから、15番の福井県生活保護等版レセプト情報管理システム改修業務と書いてあるが、運用保守業務の間違いである。訂正させていただきたい。こちらのほうは、国が指定しているシステムであり、平成30年から株式会社法研と随意契約をしている。  それから、16番の福井県生活保護等版レセプト管理システム用機器等の調達および機器保守業務だが、こちらのほうは令和2年度に一般競争入札を行い、長期継続契約のため今年も三谷コンピュータ株式会社と契約をさせていただいている。  それから、17番、生活保護審査支払事務委託ということだが、こちらのほうは国の通知により、生活保護の診療報酬の審査機関は社会保険診療報酬支払基金審査委員会、支払機関は支払基金というふうに決められているので、こちらのほうと随意契約をさせていただいている。  それから、続いて、18番、生活保護ネットワークシステム運用保守業務委託だが、こちらも令和2年度に一般競争入札をさせていただき、北日本コンピュータサービスが落札をしている。令和7年5月31日までの長期継続契約に基づき、北日本コンピュータサービスと契約を結ばせていただいている。  それから、19番の生活保護ネットワークシステム仮想基盤再構築業務、こちらのほうは今ほどの18番のネットワークシステムを使った業務なので、北日本コンピュータサービス株式会社と随意契約をさせていただいたものである。  以上であり、国から指定されているシステムであって、そちらのほうを扱っている業者というのも限られた業者、または国が指定した業者、こういったところと契約を結んでいるものというのがどうしても生活保護とか、援護システムとか、そういった特殊なシステムを扱っているので、そういった関係で随意契約というふうな書き方をさせていただいているものが目につくような状況になっているところであり、それ以外の業務に関して、必要なものはきちっと入札をさせていただいているという状況である。
    245 ◯西本(正)委員  分かった。 246 ◯兼井分科会長  それでは、退席願う。       〔理事者退席〕          指摘・要望事項案の項目についての協議 247 ◯兼井分科会長  それでは、指摘・要望事項案の項目について協議を行う。  なお、昨日の審査で選定された項目は、鳥獣害対策の強化についてとなっている。  それでは、本日の審査において、指摘・要望事項案として適当と考えられる項目があったか。 248 ◯西本(正)委員  今日はなかった。 249 ◯兼井分科会長  それぞれ解決していったような気もするのである、質疑して。 250 ◯西本(正)委員  突っ込んだものはなかった。 251 ◯兼井分科会長  では、特にないようなので、本日の審査における指摘・要望事項の項目はなしとさせていただく。  それでは、本日の分科会における指摘・要望事項の項目については、昨日提案いただいた鳥獣害対策の強化についての1件でよろしいか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 252 ◯兼井分科会長  特に異議もないようであるから、そのように決定をする。  ただいま項目の決定を頂いたので、この項目に基づいて指摘・要望事項案を私のほうで作成し、11月7日の当分科会において協議願い、委員会に報告する指摘・要望事項案の取りまとめを行うので、了承願う。  これで、本日の日程は全て終了した。  なお、11月7日は午前10時より、分科会を開催する。  以上で、予算決算特別委員会厚生分科会を散会する。                               ~以  上~                予算決算特別委員会厚生分科会                    分科会長   兼 井  大 発言が指定されていません。 Copyright © Fukui Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...