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  1. 福井県議会 2022-09-22
    令和4年土木警察常任委員会及び予算決算特別委員会土木警察分科会 部局長報告 2022-09-22


    取得元: 福井県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-12
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和4年土木警察常任委員会及び予算決算特別委員会土木警察分科会 部局長報告 2022-09-22 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 2 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 土木部長報告要旨 2 警察本部長説明 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            土木警察常任委員会            土木部長報告要旨                       令4.9.22  本常任委員会および予算決算特別委員会に付託されております土木部関係議案は、第72号議案から第74号議案令和4年度の一般会計補正予算案でございます。その内容につきましては、先の全員協議会において説明させていただいたとおりです。  次に報告事項を申し上げます。  まず、災害対応についてでございます。  先月4日から5日にかけ、奥越や嶺北南部嶺南東部で猛烈な雨が降り、記録的な大雨となりました。勝山市や南越前町などで洪水や土砂崩れなどが発生し、多くの家屋や道路等に、浸水や土砂流入道路損壊などの被害が生じました。県では、被災した河川堤防道路などについて、速やかに土嚢の設置や堆積した土砂の撤去、迂回路設置などの応急復旧工事を行いました。  また、南越前町と敦賀市の間で、北陸自動車道国道8号などの幹線道路土砂流入道路損壊等により通行不能となり、嶺北嶺南交通の分断が生じたことから、国や中日本高速道路株式会社警察等と連携して、広域迂回を呼びかけるとともに、北陸自動車道国道8号において災害緊急バス緊急車両として運行し、5千人を超える方々の通勤・通学などの移動手段確保しました。さらに、お盆期間中に交通が集中した国道8号の渋滞を緩和するため、国道365号の規制の早期解除に取り組むととともに、中日本高速道路株式会社の協力を得て南越前町・敦賀市間の北陸自動車道を無料化するなど、円滑な交通確保に努めました。  今後の本格的な復旧工事に必要な事業費を9月補正予算に計上しており、早期復旧に努めてまいります。なお、特に被害の大きかった鹿蒜川については、現在、改良復旧整備内容について南越前町と協議しているところであり、速やかに復旧方針を定め必要な事業費について改めて県議会にお諮りいたします。 また、勝山市および南越前町に対して、被災直後から土木部の職員を派遣しており、引き続き、災害査定業務を含めて技術的な支援をしてまいります。さらに、国土強靭化5か年加速化対策を活用し、敦賀防災を始めとした国道8号などの早期完成等を国に強く求めるとともに、県としても道路防災対策など災害に強い道路整備河川改修ダム整備などを一層進めてまいります。  また、14日に先行して議決いただいた「被災者住宅再建支援事業」については、市町において申請受付が開始されております。この事業により、被災者生活再建支援法に基づく支援金に上乗せして最大で400万円を補助するとともに、同法の適用がない市町において被災した世帯や、支援金対象とならない半壊・床上浸水被害を受けた世帯に対しても、県と市町が連携し、独自の支援を行います。さらに、住宅再建のための借入に対して5年間利子補給を行い、被災された方々が一日も早く日常生活を取り戻せるよう住宅再建を後押ししてまいります。  次に、高速交通ネットワーク整備についてでございます。  中部縦貫自動車道大野油坂道路については、和泉トンネルが7月に貫通し、掘削の進捗が遅れていた荒島第2トンネルが貫通間近となるなど、着実に工事が進められております。先月2日には、櫻本副知事が議長および沿線市町長とともに、国や与党幹部に対し、全線開通に必要な予算確保工事推進を要望したところです。引き続き、県選出国会議員県議会沿線市町と協力し、一日も早い全線開通を国に強く働きかけてまいります。  舞鶴若狭自動車道については、7月に、県議会、京都府、舞鶴市および県内沿線市町とともに、4車線の事業化区間早期工事着手と残る区間事業化について、国土交通省および高速道路会社へ要望いたしました。引き続き、早期の全線4車線化を強く働きかけてまいります。
     福井丸岡インター連絡道路については、現在、I期区間である坂井坂井福島から丸岡町八ツ口までの区間において、埋蔵文化財調査橋梁下部工等工事を進めており、先月には農道アンダーボックス工事を発注いたしました。測量および道路設計を行っているII期区間坂井市春江町西長田から坂井福島までとあわせて、地元坂井市と連携しながら着実に事業を進めてまいります。  福井外環状道路については、先月5日、櫻本副知事福井市長坂井市長とともに渡辺国土交通副大臣に対し、国において計画の具体化を進めるよう要望したところであり、国からは、「県や関係市としっかりと連携しつつ取り組んでいく」との回答がありました。県としては、今後、国や沿線市などと連携して検討を進めてまいります。  次に、主な道路整備状況についてでございます。  国道8号について、敦賀市挙野から田結間の「敦賀防災」は、赤崎地区において工事用道路や本線の道路改良工事などが進められております。石川県境部の「牛ノ谷道路金津道路」については、用地測量物件調査が進められており、今後、用地取得着手予定です。  国道417号「冠山峠道路」については、現在、岐阜県境の(仮称)冠山峠号トンネル(約4.8km)の舗装工事設備工事が進められております。明かり部においては、橋梁工事道路改良工事が進められております。引き続き、岐阜県、沿線市町とともに、令和5年内の確実な開通を国に強く求めてまいります。  次に、防災減災対策についてでございます。  足羽川ダムについては、今年度予定されているダム本体コンクリート打設開始に向け、ダム本体基礎掘削コンクリート打設設備設置工事などが進められております。引き続き、国と連携して池田町の地域振興を進めるとともに、令和8年度完成に向け、ダム本体工事水海川導水トンネル工事等の着実な推進を国に求めてまいります。  吉野瀬川ダムについては、ダム本体基礎掘削工事コンクリート打設用クレーン基礎工事などを進めております。引き続き、令和7年度の完成に向けて着実に工事を進めてまいります。  また、ダム放流水を活用する小水力発電について、発電所設置・運営する事業者を10月から募集する準備を進めているところであり、ダム供用開始と合わせて発電を開始できるよう取り組んでまいります。  次に、敦賀港についてでございます。  鞠山南地区ふ頭用地造成工事については、埋立土砂搬入は年内に完了予定であるものの、海底地盤が想定よりも軟弱で圧密沈下の収束に時間を要する見込みであるため、予定していた年度内完成が困難な状況となっており、今後、ふ頭用地部分使用など有効な活用策検討してまいります。  また、同地区のさらなる整備に向けて、7月に県選出国会議員県議会地元敦賀市とともに国への要望活動を行ったところであり、引き続き、岸壁延伸新規事業化次世代高規格ユニットロードターミナル実現など港湾機能高度化を強く働きかけてまいります。  鞠山北地区において6月に故障した多目的クレーンについては、早急に機能を復旧するため、8月に修繕工事に着手しました。修繕工事は来年9月までかかる見込みですが、できる限りの工期短縮に努めるとともに、鞠山南地区も含めて、クレーンの2基体制についての検討を行ってまいります。  次に、福井空港についてでございます。  県庁内に設置したタスクフォースにおいて、福井空港に関心を持つ航空事業者などから、観光やビジネスで利用する際の課題などを聴取し、多様な視点から利活用策検討しております。また、今月2日には、定期便が就航していない岡山県の岡南飛行場を訪問し、再整備した空港ビルや格納庫などの空港施設を視察するとともに、空港を利用する航空事業者との意見交換を行いました。  今後、県議会や地元の方々などのご意見等をいただきながら、年度内福井空港に求められる機能空港ビルのあり方などの将来像を取りまとめてまいります。  次に、都市づくりについてでございます。  市街地再開発について、「福井駅前電車通り北地区A街区」については、再開発組合が5月からホテル棟鉄骨組み立てを開始しており、現在は、27階建てのうち13階に相当する地上約56m付近の組み立てを行っております。  「B街区」については、再開発組合が7月より本格的な解体作業に着手しております。  また、「南通り地区」については、7月に再開発組合が設立され、現在、組合において権利変換計画の作成や建築設計などを進めております。  これらの再開発事業が円滑に進むよう、福井市とともに、引き続き支援してまいります。  福井市の中央大通りの再整備については、3月に歩行者利便増進道路ほこみち)に指定しており、福井市が6月までに3回実施した社会実験の結果を踏まえ、北側の歩道について、今月、キッチンカーなどが利用しやすいスペースとなるよう歩道工事に着手したところです。  今後、再開発事業が進められている南側の歩道も含め、北陸新幹線福井敦賀開業に合わせ、令和6年3月の完成に向けて事業を進めてまいります。  次に、建設産業への支援についてでございます。  建設産業担い手の育成については、7月に「知事一般社団法人福井建設業協会建設青年委員会との意見交換会」を開催し、担い手確保や働き方改革などをテーマに若手経営者意見交換を行いました。また、今月7日から8日には、県内の高校生を対象専門工事業体験PR会を開催し、6校から昨年の2倍を超える208名の参加がありました。引き続き建設業界と連携し、人材確保に取り組んでまいります。  最後に、令和4年度の土木部政策トライアル枠予算取組状況をご説明いたします。政策トライアル枠予算資料をご覧ください。  土木部としては、現在1事業(2ページ28番)に取り組むこととしており、県内の空き家や古民家の有効活用を図るためのアイデアの掘り起こし、実現可能性検証等を行う予定です。  報告は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 2                         令和4年9月22日                         土木警察常任委員会            警察本部長説明  委員長をはじめ委員皆様方には、日頃から、県警察の運営につきまして深い御理解と多大な御支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。  本常任委員会及び予算決算特別委員会に付託されております、警察本部関係議案としまして、予算議案があり、その内容につきましては、先の全員協議会で御説明申し上げたとおりでありますので、御審議のほど、よろしくお願いいたします。  以下、少しお時間をいただきまして、お手元の配布資料福井県の治安情勢[7月末現在]」に基づき、当県の最近の治安情勢につきまして御説明させていただきます。  資料ページ目を御覧ください。  刑法犯についてです。  1(1)にありますように、本年7月末の刑法犯認知件数は1,434件で、前年同期と比べて41件減少しております。  検挙件数は980件で、前年同期と比べて23件減少しています。検挙率は68.3%で、前年同期と比べて0.3ポイント上昇しています。  次に、2ページ目下段を御覧ください。  子どもを犯罪から守る対策についてです。  2(1)にありますように、本年7月末の児童虐待事案認知対応件数は311件で、前年同期と比べて6件減少しております。また、児童虐待の疑いがあるとして警察児童相談所に通告した児童の人数は348人で、前年同期と比べて16人減少しております。  県警察では、児童相談所との24時間体制による情報共有と確実な児童通告を実施するとともに、児童相談所と定期的に検討会を実施するなどして、児童安全確保を最優先とした対応を徹底してまいります。  次に、4ページ目下段を御覧ください。  女性犯罪から守る対策についてです。  県警察で独自に統計をとっております、「女性被害者となる犯罪」の認知件数は104件で、前年同期と比べて22件減少しております。  続いて、5ページ目上段を御覧ください。  (2)にありますように、本年7月末のストーカー事案相談等件数は75件で、前年同期と比べて8件減少しております。  また、中段の(3)にありますようにDV事案相談等件数は126件で、前年同期と比べ6件減少しております。  県警察では、下段の(4)主な施策にありますように、行為者に対する指導・警告、検挙措置の徹底、女性を巡る犯罪情勢や時節に応じた防犯指導についての情報発信などの対策推進してまいります。  次に、6ページ目を御覧ください。  特殊詐欺対策についてです。  中段の表にありますように、本年7月末の特殊詐欺認知件数は11件で、前年同期と比べて1件減少し、被害金額は約1,819万5千円で、前年同期と比べて約458万円減少しております。  表の少し上に「被害の特徴」を記載してありますが、被害者の7割が65歳以上の高齢者であり、手口別では架空料金請求詐欺の割合が高くなっております。  県警察では、引き続き、検挙と被害防止の両面で、実態に即した対策を強力に推進してまいります。  次に、少し飛びまして10ページ目を御覧ください。  サイバー犯罪対策についてです。  本年7月末現在のサイバー犯罪関連相談受理件数は1,268件で前年同期と比べて287件増加しております。  相談区分別に見ますと、詐欺悪質商法インターネットオークション関係を除く。)が501件で最も多く、次いで、不正アクセス、コンピュータ・ウイルスに関するものが279件となっております。  県警察では、サイバー犯罪捜査の知識・技能を有する捜査員の育成、産学の有識者と連携したサイバー犯罪対処能力向上、若者に対するインターネット利用のルールやマナー遵守に向けた広報等被害防止対策を強力に推進してまいります。  次に、11ページ目を御覧ください。  交通事故から県民を守る対策についてです。  本年7月末の死者数は17人で、前年同期比で6人増加しています。  なお、資料に記載はありませんが、昨日現在の死者数は21人で、前年同期比7人増加となっております。  続いて、12ページ目を御覧ください。  (2)アにありますように、7月末現在の死者数17人のうち、高齢者死者数は11人で全死者数の6割を超えています。  さらに、13ページ目の(3)アにありますように、交通死亡事故のうち、高齢運転者が第1当事者となる死亡事故は6件で、前年同期に比べて4件増加しております。  県警察では、合い言葉「運転は、集中力と思いやり」を活用した広報啓発高齢歩行者に対する街頭指導運転技能自動評価システム等を活用した交通安全指導悪質性危険性の高い違反に重点を置いた取締りなどを推進してまいります。  最後に、令和4年度の県警察政策トライアル枠予算取組状況について御説明いたします。警察本部では、お手元の配布資料に記載の事業のうち、No.31から35の5件の事業に取り組んでおります。
     No.31については、令和3年度からの継続となりますが、横断歩道を渡る歩行者の安全を確保するため、停止線の位置を交差点に近づけるとともに、道路に減速を促す段差舗装設置して注意喚起を行うことにより、停止線の手前で車両が停まる率の向上を図るものであります。  No.32については、大学生の防犯ボランティアと連携した広報啓発活動を行うことにより、サイバー犯罪被害防止および違法・有害情報通報促進を図るものであります。  No.33については、重要インフラ事業者模擬標的型メール攻撃による訓練を行い、サイバー攻撃への対処能力向上させることで、システム機能不全などの未然防止を図るものであります。  No.34については、交通事故を疑似体験できるVR動画を活用した交通安全講習を行うことで、危険予測能力を高め、交通事故抑止を図るものであります。  No.35については、地域の防犯力向上を目的として、自主防犯活動団体に対して活動物品支援することで、新規団体設立促進や、活動低調な既存団体活性化を図るものであります。  以上5件の事業につきましては、効果を検証した上で、令和5年度当初予算要求に反映させたいと考えております。  説明は以上です。  県警察では、安全で安心な福井実現に向け、引き続き、幅広い方々と連携しながら、情報発信を含め、各種治安対策に取り組んでまいります。 発言が指定されていません。 Copyright © Fukui Prefecture, All rights reserved. ↑ ページ先頭へ...