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  1. 福井県議会 2021-10-14
    令和3年予算決算特別委員会産業分科会 本文 2021-10-14


    取得元: 福井県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-12
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和3年予算決算特別委員会産業分科会 本文 2021-10-14 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 275 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯大森分科会長 2 ◯交流文化部長 3 ◯大森分科会長 4 ◯小寺委員 5 ◯交流文化部長 6 ◯大森分科会長 7 ◯大森分科会長 8 ◯大森分科会長 9 ◯大森分科会長 10 ◯渡辺委員 11 ◯主査 12 ◯渡辺委員 13 ◯大森分科会長 14 ◯大森分科会長 15 ◯大森分科会長 16 ◯大森分科会長 17 ◯山本建委員 18 ◯ブランド課長 19 ◯山本建委員 20 ◯ブランド課長 21 ◯山本建委員 22 ◯ブランド課長 23 ◯山本建委員 24 ◯ブランド課長 25 ◯小寺委員 26 ◯ブランド課長 27 ◯小寺委員 28 ◯企画主査 29 ◯小寺委員 30 ◯企画主査 31 ◯小寺委員 32 ◯企画主査 33 ◯山本(芳)委員 34 ◯ブランド課長 35 ◯山本(芳)委員 36 ◯細川委員 37 ◯ブランド課長 38 ◯細川委員 39 ◯ブランド課長 40 ◯大森分科会長 41 ◯大森委員 42 ◯ブランド課長 43 ◯大森委員 44 ◯小寺委員 45 ◯ブランド課長 46 ◯小寺委員 47 ◯ブランド課長 48 ◯力野委員 49 ◯ブランド課長 50 ◯力野委員 51 ◯ブランド課長 52 ◯力野委員 53 ◯ブランド課長 54 ◯大森分科会長 55 ◯大森分科会長 56 ◯大森分科会長 57 ◯大森分科会長 58 ◯渡辺委員 59 ◯定住交流課長 60 ◯渡辺委員 61 ◯定住交流課長 62 ◯渡辺委員 63 ◯定住交流課長補佐 64 ◯渡辺委員 65 ◯定住交流課長 66 ◯渡辺委員 67 ◯定住交流課長 68 ◯渡辺委員 69 ◯定住交流課長 70 ◯細川委員 71 ◯定住交流課長 72 ◯大森分科会長 73 ◯細川委員 74 ◯定住交流課長 75 ◯細川委員 76 ◯定住交流課長 77 ◯山本(芳)委員 78 ◯定住交流課長 79 ◯山本建委員 80 ◯定住交流課長 81 ◯山本建委員 82 ◯定住交流課長 83 ◯大森分科会長 84 ◯大森分科会長 85 ◯大森分科会長 86 ◯大森分科会長 87 ◯細川委員 88 ◯観光誘客課長 89 ◯細川委員 90 ◯小寺委員 91 ◯参事(周遊観光) 92 ◯小寺委員 93 ◯大森分科会長 94 ◯観光誘客課長 95 ◯小寺委員 96 ◯参事(観光誘客) 97 ◯山本(芳)委員 98 ◯観光誘客課長 99 ◯小寺委員 100 ◯参事(周遊観光) 101 ◯小寺委員 102 ◯参事(周遊観光) 103 ◯渡辺委員 104 ◯観光誘客課長 105 ◯渡辺委員 106 ◯観光誘客課長 107 ◯渡辺委員 108 ◯観光誘客課長 109 ◯渡辺委員 110 ◯大森分科会長 111 ◯大森分科会長 112 ◯大森分科会長 113 ◯大森分科会長 114 ◯細川委員 115 ◯副部長(新幹線開業) 116 ◯細川委員 117 ◯副部長(新幹線開業) 118 ◯山本(芳)委員 119 ◯副部長(新幹線開業) 120 ◯大森分科会長 121 ◯大森委員 122 ◯山本建委員 123 ◯副部長(新幹線開業) 124 ◯参事(新幹線開業) 125 ◯大森分科会長 126 ◯大森分科会長 127 ◯大森分科会長 128 ◯大森分科会長 129 ◯渡辺委員 130 ◯文化課長 131 ◯渡辺委員 132 ◯文化課長 133 ◯渡辺委員 134 ◯文化課長 135 ◯大森分科会長 136 ◯大森分科会長 137 ◯大森分科会長 138 ◯大森分科会長 139 ◯小寺委員 140 ◯スポーツ課長 141 ◯小寺委員 142 ◯スポーツ課長 143 ◯山本(芳)委員 144 ◯スポーツ課長 145 ◯山本(芳)委員 146 ◯課長補佐 147 ◯山本(芳)委員 148 ◯スポーツ課長 149 ◯大森分科会長 150 ◯大森分科会長 151 ◯大森分科会長 152 ◯産業労働部長 153 ◯大森分科会長 154 ◯大森分科会長 155 ◯大森分科会長 156 ◯産業労働部長 157 ◯大森分科会長 158 ◯細川委員 159 ◯産業労働部長 160 ◯細川委員 161 ◯産業労働部長 162 ◯細川委員 163 ◯力野委員 164 ◯産業労働部長 165 ◯大森分科会長 166 ◯大森委員 167 ◯大森分科会長 168 ◯大森分科会長 169 ◯大森分科会長 170 ◯定住交流課長 171 ◯細川委員 172 ◯大森分科会長 173 ◯大森分科会長 174 ◯大森分科会長 175 ◯大森分科会長 176 ◯大森分科会長 177 ◯大森分科会長 178 ◯細川委員 179 ◯国際経済課長 180 ◯細川委員 181 ◯国際経済課長 182 ◯山本建委員 183 ◯国際経済課長 184 ◯山本建委員 185 ◯国際経済課長 186 ◯大森分科会長 187 ◯大森委員 188 ◯国際経済課長 189 ◯大森分科会長 190 ◯大森分科会長 191 ◯大森分科会長 192 ◯大森分科会長 193 ◯山本建委員 194 ◯企業誘致課長 195 ◯山本建委員 196 ◯企業誘致課長 197 ◯山本建委員 198 ◯企業誘致課長 199 ◯渡辺委員 200 ◯企業誘致課長 201 ◯渡辺委員 202 ◯企業誘致課長 203 ◯渡辺委員 204 ◯企業誘致課長 205 ◯渡辺委員 206 ◯企業誘致課長 207 ◯参事(企業立地) 208 ◯大森分科会長 209 ◯大森分科会長 210 ◯大森分科会長 211 ◯大森分科会長 212 ◯渡辺委員 213 ◯創業・経営課長 214 ◯渡辺委員 215 ◯創業・経営課長 216 ◯渡辺委員 217 ◯創業・経営課長 218 ◯細川委員 219 ◯創業・経営課長 220 ◯細川委員 221 ◯創業・経営課長 222 ◯細川委員 223 ◯大森分科会長 224 ◯大森委員 225 ◯大森分科会長 226 ◯大森分科会長 227 ◯大森分科会長 228 ◯大森分科会長 229 ◯山本建委員 230 ◯副部長(産業技術) 231 ◯山本建委員 232 ◯副部長(産業技術) 233 ◯山本建委員 234 ◯副部長(産業技術) 235 ◯山本建委員 236 ◯伝統工芸室長 237 ◯山本(芳)委員 238 ◯伝統工芸室長 239 ◯山本(芳)委員 240 ◯副部長(産業技術) 241 ◯大森分科会長 242 ◯大森分科会長 243 ◯大森分科会長 244 ◯大森分科会長 245 ◯渡辺委員 246 ◯副部長(労働政策) 247 ◯渡辺委員 248 ◯副部長(労働政策) 249 ◯渡辺委員 250 ◯副部長(労働政策) 251 ◯渡辺委員 252 ◯副部長(労働政策) 253 ◯渡辺委員 254 ◯大森分科会長 255 ◯大森委員 256 ◯山本(芳)委員 257 ◯副部長(労働政策) 258 ◯山本建委員 259 ◯副部長(労働政策) 260 ◯山本建委員 261 ◯副部長(労働政策) 262 ◯大森分科会長 263 ◯大森分科会長 264 ◯大森分科会長 265 ◯大森分科会長 266 ◯大森分科会長 267 ◯大森分科会長 268 ◯力野委員 269 ◯大森分科会長 270 ◯小寺委員 271 ◯渡辺委員 272 ◯細川委員 273 ◯渡辺委員 274 ◯大森分科会長 275 ◯大森分科会長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                交流文化部関係 ◯大森分科会長  ただいまから、予算決算特別委員会産業分科会を開催する。  委員の席は、ただいま着席のとおりと指定したので了承願う。  なお、福井県議会予算決算特別委員会要綱の第4項の規定により、監査委員である笹岡委員は、決算審査のために開催する当委員会には出席できないこととなっている。  本日の分科会は、新型コロナウイルス感染対策のため、進行状況を考慮しながら換気のための休憩を取ることがあるので了承願う。  なお、マイボトル等による水分補給については、委員会開催中は遠慮いただき、休憩中に願う。  議会運営要綱第26条2項の規定により、パソコン等を使用する委員は、審議の妨げにならないよう節度を持って適切に使用願う。  あわせて、同規定により、説明者及び説明補助者には、パソコン等の使用が認められていないので留意願う。  本日の傍聴人はいない。  本日と明日及び11月4日の分科会は、予算決算特別委員会の継続審査事件である第77号議案、令和2年度福井県歳入歳出決算の認定について、うち産業分科会所管分、並びに第78号議案、令和2年度公営企業会計における剰余金の処分及び決算の認定について、うち産業労働部の所管に属する事業会計分を審査するための開催するものである。  それでは、審査の方法について申し上げる。  お手元に配付の委員会日程表を御覧願う。  本日と明日の審査は、福井県議会予算決算特別委員会要綱第6条に基づき部局ごとに行い、各部局の審査は、初め部局長より部局の総括説明を聴取し、各部局長の退席の後、課室ごとに審査を行う。  次に、審査結果を取りまとめるための本分科会を11月4日に開催し、同要綱第7条に基づき当分科会の審査の結果として、分科会の決算審査の概要及び指摘・要望事項案を予算決算特別委員会に報告することになるので、あらかじめ了承願う。  また、指摘・要望事項案の項目については、案の決定を審査日ごとに行いたいと考えているので了承願う。  また、お手元に配付した令和3年度決算審査方針は、予算決算特別委員会において決定したものであるが、これを踏まえて審査を行うよう予算決算特別委員委員長から要請があったので留意願う。  本日の審査は、交流文化部、産業労働部、労働委員会事務局の順序により行う。  お手元に配付している分科会日程表を御覧願う。  過去の実績等を参考に、あらかじめ予定時間を設定している。できる限り日程表のとおりに進行したいと考えているので協力を願う。
     理事者の説明及び質疑に対する答弁は、着席して行うので了承願う。  それでは、第77号議案、令和2年度福井県歳入歳出決算の認定について、うち交流文化部所管分を議題とする。  これより交流文化部関係の審査に入る。  初めに総括説明の聴取に入る。  理事者より説明を求める。 2 ◯交流文化部長  交流文化部関係の令和2年度決算について審査をお願いする。  日頃から、大森分科会長をはじめ各委員の皆様には、交流文化部の政策推進に当たり特段の理解と協力を賜り、厚くお礼を申し上げる。  それでは、交流文化部の所管事項に関する令和2年度の主要施策の成果について説明する。  お手元の令和2年度主要施策の成果に関する報告書の29ページをお開きいただきたい。  まず、令和2年度の主な取組について申し上げる。  恐竜博物館の基本設計や実施設計、土地造成工事を実施した。  テイクアウト・デリバリー宣伝サイト、おうちdeレストランの利用者への特典キャンペーンを展開し、新型コロナの影響を受けている飲食店を支援した。  ふるさと福井移住定住促進機構において京都オフィスの開設をはじめ、オンラインによる移住フェアや多様なセミナーを開催してUIターンを促進した。  新型コロナの影響を受けた学生支援などのプロジェクト応援型事業やクラウドファンディングによる新事業創設支援を実施することにより、寄附額を拡大した。  県内観光事業者を支援するため、県独自の宿泊料金割引や国のGo To トラベルキャンペーンに合わせた上乗せ補助などを行い、期間中14万人の旅行につなげた。  首都圏を中心にウェブやメディアを活用した誘客プロモーションの実施や新幹線開業効果を高める優れたプロジェクトを実施する市町や民間団体を支援した。  一乗谷朝倉氏遺跡博物館(仮称)の建築・展示工事を実施した。  競技団体などが実施するイベント開催支援や県内トップスポーツチームの育成、魅力発信などの実施により、コロナ禍により停滞しているスポーツ活動を支援した。  続いて、今後の取組について今年度の状況を申し上げる。  都市圏のターゲット層に対して売りとなるよう、料理をブラッシュアップするとともに、高品質な料理やサービスを提供できる人材を育成する。  先輩移住者である移住サポーターの人脈や視点を生かした、人が人を呼ぶ活動を展開するとともに、子育て世代をターゲットに子育て環境のよさや教育力の高さの発信、県内企業とのマッチングの強化など移住定住を促進する。  北陸新幹線福井・敦賀開業時の重要な交流拠点となる三方五湖エリアの誘客促進を図るため、レインボーライン山頂公園観光施設、遊覧船などの整備を支援するとともに、新たな誘客の柱として嶺南全市町を結ぶ広域サイクリングルートを整備する。  町なかで誰もが芸術文化活動を発表できる、まちなかステージを開設し、芸術文化を身近に感じる機会を創出する。  大規模な施設見学会などの機運醸成イベントの開催、首都圏などでの多様なプロモーションなど、北陸新幹線福井・敦賀開業に向けた準備を促進する。  県内17市町の公道において、東京オリンピック聖火リレーを実施した。  続いて、令和2年度の交流文化部決算の概要について説明する。  30ページの令和2年度課別決算額調を御覧いただきたい。  一般会計の歳入歳出については、交流文化部6課で、歳入の収入済額C欄の合計で28億3,736万7,000円、歳出の支出済額B欄の合計で92億601万2,000円となっている。  本日の指摘・指導を踏まえて、なお一層の努力をしたいと考えているので、何とぞよろしく審議を賜るようお願い申し上げる。  なお、交流文化部各課の決算の詳細については、この後、担当課長などから説明申し上げるので、以上で説明を終わらせていただく。よろしくお願いする。 3 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより審議に入る。  各委員より発言願う。 4 ◯小寺委員  大変なときに頑張っていただいてありがたいと思う。  先ほどの説明の中で、ふくい de お泊りキャンペーンとふくい de お得キャンペーンの報告をいただいた。人数も書いていただいたが、お泊りキャンペーン、お得キャンペーンはどういうようなところが多かったか、ベスト3に入ったところが分かったら教えていただきたいと思う。 5 ◯交流文化部長  今手元に数字がないので、観光誘客課の報告の際に説明させていただきたいと思う。 6 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯大森分科会長  ほかにないようであるので、これで総括説明に対する質疑を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 8 ◯大森分科会長  次に、交流文化部政策推進グループの審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔副部長、資料に基づき説明〕 9 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 10 ◯渡辺委員  決算審査資料の1ページの第5表に参考として、会計年度任用職員の給与費があるのだが、令和2年度は実績としては206名で約1億6,100万円、今年度は318名で約1億7,900万円となっている。昨年度の206名から今年度は318名と、100名分ほど人数が伸びているのだが、金額的にはあまり伸びていない理由を教えていただきたい。 11 ◯主査  206名というのは実績で、予算上では269名分を持っていた。恐竜博物館では夏場、特に休みの期間などに大学生など短期の発掘調査のアルバイトを雇っているが、新型コロナウイルスの影響で中止になり、短期でたくさん来る人たちの支出がなかったので、その分が落ちている。 12 ◯渡辺委員  学生の短期のアルバイト分ということで、金額はこのぐらいの差額だと、人数は今年度それだけ見込んでいるということか。分かった。 13 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯大森分科会長  ほかに発言はないようであるから、これで交流文化部政策推進グループの審査を終わる。  理事者に交代願う。       〔理事者交代〕 15 ◯大森分科会長  次に、ブランド課の審査に入る。  理事者より説明願う。       〔ブランド課長、資料に基づき説明〕 16 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより審議に入る。  各委員より発言願う。 17 ◯山本建委員  主要施策の成果に関する報告書の33ページ、おうち de レストラン利用拡大キャンペーン事業の割引券利用枚数が2万8,534枚という記載があるのだが、発行枚数と使用率というのはどんな感じであるか。 18 ◯ブランド課長  配付は5万枚した。お店からお客様に配付した枚数は約4万1,000枚で、実際にお店が回収した分は2万8,534枚という数字になっている。 19 ◯山本建委員  キャンペーン参加店舗が444店と、ちょっと少ないというイメージがあったが、これはテイクアウト・デリバリーだから少なかったということであるのか。飲食店全体で見ると、ごく一部かなと思うのである。 20 ◯ブランド課長  デリバリーをやっているお店ということもあって、もともとテイクアウトデリバリー宣伝サイトを立ち上げたときは40店舗ぐらいであった。緊急で立ち上げたサイトだったが、その後1か月ぐらいで一気に10倍ぐらいの数に増えた。サイトに掲載しているお店としては600店舗ぐらいある時期もあったが、キャンペーンに参加したお店というのは444店舗ということになっている。 21 ◯山本建委員  店舗や利用のエリアとして、全県的に使われたのか、福井市が中心だったのか、そういう分析はされているのか。 22 ◯ブランド課長  店舗は全県でやっている。バランスとしては、お店が集まっているとか、そういうバランスに近いものがあると思うのだが、一部の地域だけとか、そういうようなやり方でやっているわけではない。 23 ◯山本建委員  補助金のところで、恐竜ホテルに補助をしていて、恐竜ホテルとか恐竜バスとか恐竜列車とか、恐竜博物館の魅力アップにいろいろ取り組まれていて、いい取組だと思っている。実際に恐竜ホテルはもうできていると思うのだが、お客さんの反応、例えば、普通の部屋よりも恐竜の部屋に泊りたいとか、恐竜ホテルの評判というか、その辺はどうなのか。 24 ◯ブランド課長  恐竜ホテルであるが、個別のホテルの話になるので、あまり多く言えないところもあるのだが、例でいうと勝山市にある勝山ニューホテルには4部屋ある。去年補助金を使ってやっていただいたのだが、宿泊予約の割合はほかの部屋よりもかなり高いことになっている。料金設定も、ほかの部屋よりも1万円ぐらい高く設定をしても、その部屋から埋まっていくというような、稼働率が90%を超えるような月もあったというふうにホテルのほうから伺っている。 25 ◯小寺委員  決算審査資料の1ページであるが、大河ドラマ主人公明智光秀を活用したPR事業とあるが、どのような事業を指しているのか。
    26 ◯ブランド課長  この事業であるが、主には新聞とか雑誌の広告を使って、歴史好きな方に明智光秀と福井の関係が分かるようPRしている。 27 ◯小寺委員  称念寺とか明智光秀と関連性がある場所があるのだが、そういうPRはなかったということであるか。 28 ◯企画主査  雑誌のほうで、明智光秀と本県のゆかりの地を紹介するという形でさせてもらっていて、委員がおっしゃった称念寺も雑誌で紹介させていただいている。 29 ◯小寺委員  令和3年度の事業計画のところに、大河ドラマ「青天を衝け」情報発信事業とあるが、今年度はどのようなことをされるのか。 30 ◯企画主査  今年度、大河ドラマ「青天を衝け」が放送されていて、5月、6月ぐらいに、県にゆかりがあるところとして、水戸天狗党が最後、敦賀市で降伏したというところが描かれた部分があったので、雑誌のほうで、水戸天狗党の最後になったところなど、敦賀市のゆかりの地を中心に紹介させていただいている。 31 ◯小寺委員  その雑誌は、どこにあるのか。 32 ◯企画主査  書店で売っている。今年度だと、「男の隠れ家」とか、旅行好きな男性が読むような雑誌などで紹介させていただいている。 33 ◯山本(芳)委員  大河ドラマ主人公明智光秀を活用したPR事業に1,900万円もかけているが、成果はあったと思うか。本来の姿というものは、どこにあったのか。  大河ドラマを福井県でやってほしいということで議連もある。そういうことで、大河ドラマの誘致についての努力を続けている。発信事業の予算が上がっているが、大河ドラマに対しての本来の目的、ブランド課として、これからの姿として、どういうものを思っているのか。 34 ◯ブランド課長  大河ドラマについては、福井県にぜひという気持ちを私どもも持っているので、議会の皆様にも協力いただいて、毎年、大河ドラマとか朝ドラの誘致、NHKとかに要望に行ったり、そういったことをやらせてもらっている。  それと福井が舞台になることもあり、昨年は、明智光秀は越前ということで10回程度、福井の言葉で流れたし、今年も水戸天狗党ということで、主に敦賀を舞台に2回程度やっていただいた。そういうことがあるときには、地元だけではなく福井県としてもいろいろとPRしていくことが大事だと思っている。今後、来年は鎌倉で、再来年がまた家康ということで、また福井に絡みのある方々がたくさん出てくると思う。大河そのものも当然、誘致していきたいと思ってるし、福井が関連するところは積極的に福井の出番をつくってほしいとか、そういったこともお願いしていきたいと思っている。 35 ◯山本(芳)委員  よく分かった。福井県として何が何でも一度、大河ドラマをと思うため、対応に力を入れて頑張ってほしいと思う。 36 ◯細川委員  不用額のことで伺いたいのだが、全て新型コロナウイルス感染拡大の影響ということで、8,381万円の不用額が出ている。予定していたものが8,000万円分できなくなった影響というのを伺いたいのであるが、額の大きいところでは、映画が制作できなかったというのは発注しなかったわけだから、これだけの不用額が出たのは分かる。恐竜博物館費の不用額が3,428万円、コロナ拡大に備えて予算を確保していたけど執行しなかったという、この辺がどういうような性質の不用額なのか教えていただきたい。 37 ◯ブランド課長  博物館の運営費が主で、コロナの感染拡大に備えて、検温とか監視の人数を増やすとか、入館制限もしており、お客さんが並ばないように間を取らせるといったことによる人員を確保していたが、結果として、少し余ったということがあった。あと閉館していたときに、光熱費がちょっと下がるとか、水道代が下がるとか、そういったような影響もあって、こういった不用額が出ている。 38 ◯細川委員  人員確保で3,000万円は、結構大きいと思った。では、当てにしていた人員というのは、どういったところで確保しようとしていたのか。シルバー人材センターとかそういうところか。  逆に、人の予定というか、そこにバイトに行くと当て込んでいたが、要らなくなったということで、当てが外れて悪影響があったというような人たちが出たわけではないのか。その辺だけもう少しお願いする。 39 ◯ブランド課長  博物館は事業者に委託をしていて、そういった中で人員がこれぐらい、例えば100人と予定していたものが、結果的に80人で済んだというようなところで、雇用しなくなったということではなく、これぐらい必要かもしれないと予算は確保したが、実際はこれだけだったというような形である。 40 ◯大森分科会長  ここで、分科会長を交代する。       〔分科会長交代〕 41 ◯大森委員  ブランド化とか、キャンペーンという形のものは、その結果、やはり目標があってほしい、数値化してほしいと思っている。例えば、キャンペーンを打って、こういう状態からどのぐらいお客さんが増えたとか、何パーセント増えたとか、そういうものがないと、ずるずると流れてしまう。予算の成果というのは、企業でもそうであるが、宣伝を打ったことで結果がどう変わったかである。やったおかげでこういうふうになったという目標に対しての結果というのは、内部ではいろいろ持っているのではないかと思うが、いかがだろうか。 42 ◯ブランド課長  実際のところ、数値的な目標としては、例えば観光ビジョンとか、そういったところで観光客数を増やすといったようなところがある。それ以外に1個1個のプロモーションでどれだけ増えたかということになると、先ほどの雑誌でも全部で150万部ぐらいあるが、その辺はちょっと難しいところがあるなと思っている。  ただ2024年の春、北陸新幹線が来るということで、我々としても総動員、全力をかけてそういったところをPRしていかなければいけないなと思っており、その目標と、我々のやることでしっかり頑張っていきたいと思っている。 43 ◯大森委員  こういう目標を持ってやって、結果が出ていると。それで予算をつぎ込んでも値打ちがあるなと。会社でもネット販売をやっていて、ネット販売の企画会社にお金を出したけど売上が上がらないと、これはどうなっているんだということである。群馬県が今、ブランドイメージで訴訟問題、こういうことになる可能性がある。だから、やるほうもそういう目標を持って、結果こうだったということをやれば、やり方ももっと練度が上がってくると思うし、ぜひそういう形で実行を、やっているとは思うけど、なお一層奮闘してほしい。       〔分科会長交代〕 44 ◯小寺委員  決算審査資料の1ページ、恐竜ブランドビジネス化推進事業は、どのようなことをされたのか。令和3年度の予算額を下げており、あまり実績がなかったということを指すのか。 45 ◯ブランド課長  この事業は「Juratic(ジュラチック)」を使った販売促進というような事業である。着ぐるみが大分古くなってので、昨年度作らせてもらい、その分で今年度の金額が少し下がっているが、プロモーションとしての金額は下がっていない。 46 ◯小寺委員  先ほども話にあったが、効果がなかったということではないのであるね。特にどういうことをされたのか。 47 ◯ブランド課長  本来であれば、ショッピングセンターとか県内のいろいろなところに行って、福井をPRしてくることが目的であるが、昨年度はコロナということで、外に出るということが半分以上、もっとできなかったかもしれない。その分をSNSとかツイッターの活用により行った。「Juratic」は2万人ぐらいフォロワーがいて、ちょっと影響力もあるので、いろいろ動画を流すとか、そういうようなところにお金をシフトしてやらせていただいたところである。 48 ◯力野委員  18ページの事務委託状況調の中の、恐竜博物館の機能強化整備にかかる基本・実施設計業務であるが、黒川紀章氏の設計で請負率が98.1%である。そこの事務所が設計したものの増築なので、そこになったのだと思う。請負率98.1%ということは、積算したわけであるが、こういう建築物の設計で、県として積算基準というのはあるのか。 49 ◯ブランド課長  県の公共建築課のほうで、土木部としての積算の単価はあるので、それに基づいて設計をして、結果、この金額で入ってきたというような形になる。 50 ◯力野委員  今の件は分かった。  事務事業委託状況調の恐竜ランドマーク設置業務では、南条サービスエリアに恐竜モニュメントを設置している。委託先は、株式会社ココロという会社になっている。随意契約で2社が出たということであるが、どこが出たのか。株式会社ココロは、どこの会社なのか教えてほしい。 51 ◯ブランド課長  2社のうち、1社が株式会社ココロで、もう1社は県内の事業者で、株式会社マルキヤ宣広社というところだった。株式会社ココロは東京の会社である。恐竜ロボットとなると、かなり特殊なところもあって、そういうものを専門的に作っている会社である。 52 ◯力野委員  幾つか会社がある中で、県内企業では質の問題でちょっと無理だったというふうに捉えればいいのか。プロポーザルでは、同じようなものなら県内企業に有利な点数とかつくが、そういうようなことがあったのか。それとも最初からこの内容ではできないということだったのか、その辺どうなのか。 53 ◯ブランド課長  どちらかといえば、非常に専門的なもので、作れる会社自体がそんなにたくさんないというところもあって、1社は県内ではあったが、プロポーザルの中では、こちらの会社を選ばせていただいた。 54 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯大森分科会長  ほかに発言はないようであるから、これでブランド課の審査を終わる。  理事者に交代願う。       〔理事者交代〕 56 ◯大森分科会長  次に、定住交流課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔定住交流課長、資料に基づき説明〕 57 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言をお願いする。 58 ◯渡辺委員  決算審査資料の3ページ、理系就活支援事業だが、具体的にどのような内容だったのか教えてほしい。 59 ◯定住交流課長  ものづくり産業が中心の会社が多いので、業界研究会という企業を知ってもらう会の開催、あるいは企業見学のバスツアーの開催、それとUIターンの奨学金の返還支援で構成されている。 60 ◯渡辺委員  UIターンの奨学金返還についてお聞きししたいが、これはずっと継続してやっているが、理系の学生が対象ということでよろしいのか。 61 ◯定住交流課長  理系学生を対象にしている。 62 ◯渡辺委員  理系のところに就職したのではなくて、理科系の大学を卒業したということでよろしいのか。 63 ◯定住交流課長補佐  理科系の学部でそういう勉強をした上で、それを生かすような県内企業に就職した場合に、支援の対象になっている。 64 ◯渡辺委員  昨年度の人数を教えてほしい。 65 ◯定住交流課長  令和2年度は認定者が52人で、そのうち実際に補助を出している人数は49人である。
    66 ◯渡辺委員  これは伸びてきているのか、あるいは横ばいなのか、状況を教えていただけるか。 67 ◯定住交流課長  制度自体は平成28年度からやっていて、平成30年度には製造業とか医療福祉など対象の職種を増やしている。令和元年度には対象の学年についても、3年生も申請ができるようにした。平成30年度に枠を40人に増やして、今の枠は50人、申請もほぼ50人という形になっている。 68 ◯渡辺委員  これの恩恵にあずかっている学生は多いのだろうなという感じがしている。来年度はもうちょっと枠を増やすというような方向でよろしいか。 69 ◯定住交流課長  人手不足がどういう職種で深刻になっているかというのを調査して、予算に反映してまいりたいというふうに思っている。 70 ◯細川委員  今の理系の就活支援事業でバスツアーとか言われていたけれど、女子学生というか、男女比はどうなのか。 71 ◯定住交流課長  数字まで把握していないが、女性のほうが少ないという感覚ではある。 72 ◯大森分科会長  分かったら、その数字を出していただけるか。 73 ◯細川委員  高校時代、私も理系のクラスにいて、女4人、男42人というクラスだったが、10倍ぐらいで大きな差だと思うのである。  理系就活支援事業のほかに、女性就活支援事業いう事業があるのだが、金額的には二桁ほど違っている。女性就活支援事業というのは、どういうことをされているのか。 74 ◯定住交流課長  就活のいろいろな事業は男女問わずであるが、女性が積極的に安心して参加できる機会を増やしたいということで、企業に就職している女性社員との交流会を企画したりと、別出しで女性限定の交流会などを開催する事業である。 75 ◯細川委員  いろいろなことをされているが、トータルとして、県外の大学に出ていった女子に対しての引き戻しというものが、バランス的にどうなのかなとちょっと心配だった。若い女性が減ると人口が減るので、しっかり引き戻しをよろしくお願いしたいと思う。 76 ◯定住交流課長  今年のUターン率が27.2%という中で、京都というか関西圏から帰ってきた女性が今年は非常に多かったという状況がある。それで、女性の就活支援も福井と京都を会場に交流会をやるようにしている。女性の進学先は京都が一番多いので、そこを重点的に施策を打っているという状況である。 77 ◯山本(芳)委員  決算審査資料の12ページ、UIターン移住就職等支援事業負担金であるが、福井市ほか5市と書いてあるけど、中身を教えてほしい。 78 ◯定住交流課長  福井市ほか5市と書いてあるが、二つあって、東京から帰って来られる東京圏型というのが、福井市、勝山市、鯖江市、越前市の四つ。東京以外のところから福井に帰ってこられる全国型は、福井市、敦賀市、勝山市、あわら市、越前市。全部で6市になる。 79 ◯山本建委員  決算審査資料の11ページの不用額調で教えてほしいのであるが、先ほどの成果のところで、目標を大きく上回って、執行率も高いのだが、不用額が出るというのは、そもそも目標よりも幅を持って予算を取っていたからだろうか。 80 ◯定住交流課長  労政総務費の4,400万円が大きいのであるが、移住支援金の話で、東京から帰ってこられる方への移住支援金は、半分国庫が入っている。2月、3月になって移住の相談がなくなるわけではないので、移住につながっていく可能性がある分は、補正で減額せずに執行残とする形で対応している。 81 ◯山本建委員  UIターン学生就活交通費応援事業とかも、似たような理由であるか。 82 ◯定住交流課長  こちらも学生が福井に帰ってこられるときに、上限1万4,000円で交通費を補助するというものであるが、それも2月、3月にも動きがあるので、全体の中で明らかに不用と思われるもの以外は残して対応できるようにしている。 83 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯大森分科会長  ほかに発言はないようであるので、これで定住交流課の審査を終わる。  理事者に交代願う。       〔理事者交代〕 85 ◯大森分科会長  次に、観光誘客課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔観光誘客課長、資料に基づき説明〕 86 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 87 ◯細川委員  福井県観光連盟機能強化事業のほうで伺いたいのだが、新幹線開業に向けてということで、県内に4つの駅があり、観光を強化するのは本当に大事なことだと思っている。嶺南では今サイクリングロードを中心にして、嶺南市町で連携を取りながら活発に、盛り上がっているイメージがあるが、それ以外の市町の観光については、県はDMO化したのは分かるけれども、例えば越前市の観光協会とか、その辺りがまだばらばらなイメージもあったりもする。強化したからエリアごとに連携が取れるようになってきたのか、その辺りの評価を教えてほしい。 88 ◯観光誘客課長  委員がおっしゃるとおり、今嶺南の6市町ではサイクリングルートということで、ようやくそういう連携ができるようになってきたと思う。  嶺北については、まだ嶺北全体というところまでは至っていないが、主要施策の成果に関する報告書の33ページにある、周遊・滞在型観光推進事業では、6つのエリアに分けて、丹南エリアとか、坂井・あわらエリアとか、そういったエリアごとには市町を超えた連携で周遊バスを使って体験の場を巡ったり、市町を超えた取組というのはかなり進んできていると思っている。  観光連盟のほうでも地域で活躍しているプレイヤーの支援などを積極的に行っていて、そういう方たちを交えながら、より幅広いエリアで進めていく。あとマネジャーとか、スーパーバイザーのような専門家も配置して、その方たちの意見を取り入れながら、今後に向けてもやっていきたいと思っている。現在そういう段階であるが、大分整ってきたという状況にあると思っている。 89 ◯細川委員  私のイメージでは、観光連盟は放っておくと内向きになってしまうところがあると思うので、この事業にかこつけてでも何でもいいから、新幹線エリアということで、県のほうから連携の働きかけをよろしくお願いする。 90 ◯小寺委員  決算審査資料の27ページの六呂師高原スキー体験施設物品購入だが、株式会社ミルコンで、既設マットの廃棄ということが書いてある。どういう撤去をされたのか。 91 ◯参事(周遊観光)  六呂師高原に夏場にやる人工スキーのマットが置いてあったのだが、それが大雨で大分壊れたので、修繕をして使えないものを廃棄した経費になっている。 92 ◯小寺委員  これを造ることが、昔、産業常任委員会にいたときの一番大きな目標だった。これをするためにすごく汗をかいたのだけど、壊すというと寂しいなと。何年活躍したのかなと思うぐらい寂しいので伺った。 93 ◯大森分科会長  先ほどの小寺委員から質問があった、おでかけキャンペーンのベスト3の説明をお願いする。 94 ◯観光誘客課長  昨年度、お泊りキャンペーンとお得キャンペーンと2種類やっていて、お泊りキャンペーンの上位三つは、グランディア芳泉、まつや千千、清風荘になっている。お得キャンペーンは、グランディア芳泉、まつや千千、青雲閣になっている。 95 ◯小寺委員  そのほかに若狭地区で、特に目立って多いところはどこか。 96 ◯参事(観光誘客)  お泊りキャンペーンで申し上げると、小浜のせくみ屋が6番目、若狭町のホテル水月花が8番目であった。 97 ◯山本(芳)委員  主要施策の成果に関する報告書の34ページ、新型コロナウイルス感染症収束に向けた県内観光推進事業は、国のGo To トラベルキャンペーンに合わせて実施したと。成功したように書いてあるが、その内容、そして今後どういうふうにつなげていくのか、その方法を教えていただきたい。 98 ◯観光誘客課長  昨年度は11月1日からGo To トラベルの上乗せ割引をお得キャンペーンという形でさせていただいた。  今後については、今、県民割ということで県民を対象に上限1万円の割引を行っており、11月、12月に向けては、9月補正でも予算を付けさせていただいているが、カニシーズンということで、宿泊について1万円の割引を考えている。  Go To トラベルの再開がいつになるかという情報は、まだ聞こえてはこないが、もし早く始まるようなことがあったら、9月補正で予算を付けさせていただいているので、前倒しとか、そういうことも検討しながら進めていきたいと思っている。 99 ◯小寺委員  決算審査資料の10ページの繰越額調、北陸新幹線開業に向けた東尋坊活性化支援事業で坂井市と書いてあるが、ほとんど予算が使われなかったと、話が膠着しているということであるが、何でこうなっているのか。 100 ◯参事(周遊観光)  昨年度の9月補正で東尋坊の駐車場一元化とか、県道拡幅工事の基本設計と測量業務への補助の予算を持たせていただいている。そのうち測量業務の部分については、時間を要したということで繰越しにさせていただいた。 101 ◯小寺委員  令和3年度は、協力してもらえるのだろうか。 102 ◯参事(周遊観光)  地元の方にも協力いただきながら、今進めているところである。 103 ◯渡辺委員  福井県の活力人口100万人に向けて、教育旅行にも力を入れていただきたいということで質問させていただくが、決算審査資料の3ページの福井を学ぶ体験旅行推進事業は、教育旅行も含めてということでよろしいのか。 104 ◯観光誘客課長  令和2年度は合宿の誘致とか、そういうものに対する助成を行っていて、令和3年度は額もちょっと増えていると思うが、受入体制の強化とか、関西や中京方面への教育旅行の営業強化ということで、予算がついている事業である。 105 ◯渡辺委員  大学の合宿、あるいは高校の修学旅行とか、そういうのも含めてということであるね。これは平成22年からの事業であるが、伸びてきているのか。 106 ◯観光誘客課長  合宿誘致に関しては、平成22年と令和元年を比べると10倍ぐらい増えているということだったが、令和2年はコロナの影響もあって、通常の4%ぐらいまで落ち込んでいるという状況になっている。 107 ◯渡辺委員  令和2年は、全然気にしなくても全国的にそういうふうなレベルかなと。合宿などで、ここがいいなと思ったり、観光も含めて福井のよさを知っているから、だんだん伸びてきているということだが、令和3年度の目標はどのようなものなのか。 108 ◯観光誘客課長  明確な目標というのは決まっていないのだが、令和元年に5万5,000人ぐらいの合宿利用があったので、それ以上になるように頑張っていきたいと思う。
    109 ◯渡辺委員  県内の修学旅行生は、今まで福井を選んでいなかったのだが、県内の修学旅行で高校生が福井の魅力をすごく感じて、こんなにいいところだったのかと言っているので、そこら辺も力を入れて取り組んでいただきたいなと思う。 110 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯大森分科会長  ないようであるから、これで観光誘客課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 112 ◯大森分科会長  次に、新幹線開業課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔副部長(新幹線開業)、資料に基づき説明〕 113 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 114 ◯細川委員  北陸新幹線開業アイデアコンテスト実行支援事業について、アイデアを事業化する市町への支援事業であるが、どういう実績だったか、具体的に教えてほしい。 115 ◯副部長(新幹線開業)  アイデアコンテストについては、市町や民間団体が実施するものであって、市町では令和2年度は2件、福井市と高浜町である。令和3年度は5件、小浜市、大野市、越前町、高浜町、若狭町が実施予定である。 116 ◯細川委員  これは寂しいなと、丹南がないと思うのだが、バランスよくやっていきたいというような思いなのか、それともアイデアが出てきたら、そこに支援するという感じのか、その辺りはどうなのか。 117 ◯副部長(新幹線開業)  私どもとしては、17市町でやっていただきたいと考えている。事業年度として令和2年度から5年間の中で、2か年連続で事業をやってほしいという話をさせていただいている。早く申請をしているところはプロモーションという感じでやっているし、後のほうでも開業後イベントという形で使いたいという要望が来ており、戦略的にこの補助金を使っていただいていると思う。丹南のほうからも相談を受けているので、ぜひ実現させていただきたいと思う。 118 ◯山本(芳)委員  主要施策の成果に関する報告書の35ページ、北陸新幹線開業に向けたふくいブーム創出事業ということで、ふくいの認知度を目標40位としていたが45位となったことを、どう反省されているのか。 119 ◯副部長(新幹線開業)  福井の認知度が昨年45位であったが、今年の魅力度は順番が上がって39位というところまでになった。そのほかの統計でも、行ってみたいという意欲度は33位とどんどん上がってきている。あと2年半あるので、もっと上げていかなくてはいけないと思う。おっしゃるように福井ブームができているかというのは、まだまだ足りないと思うので、もっとやらせていただきたいと思っている。 120 ◯大森分科会長  ここで、分科会長を交代する。       〔分科会長交代〕 121 ◯大森委員  熱い意気込みを持って、目標を持ってやっていただきたい。       〔分科会長交代〕 122 ◯山本建委員  決算審査資料の事務事業委託状況調、福井テレビジョン放送株式会社に委託しているユーチューブを活用した福井の観光動画配信業務であるが、約2,200万円かけており、結構立派な動画だと思うが、結局つくった後が大事で、いかに首都圏を中心に見てもらうか、PRするかというところである。つくった後の現在の再生回数と、どのような活用をされているかを教えてほしい。 123 ◯副部長(新幹線開業)  動画であるが、福井の魅力をどうやって首都圏に届けるかを考えて、令和2年度は奇抜なアイデアを持って事業をやった。やり方としては、テレビ番組で、「YOUは何しに日本へ?」という番組があるが、あれをちょっとパロディ化して、外国の登場人物が福井にやってきて、いろいろなものを体験してもらうというのを5作品ほど作った。例えば鯖江とか武生では、刃物の里へ行って実際に刃物を作ってもらったり、眼鏡オリンピックを体験してもらったり、越前海岸へ行ってカニを食べてもらったり、永平寺で修行をしてもらったりという形で実施した。また、御当地ものとして「きてみね~の」という方言を活用したり、例えばそばの里の方が出たり、福井鉄道の社長さんや朝倉氏遺跡の岸田会長さんが登場したり、それをラップ調で紹介するビデオを作って、新幹線開業課のチャンネルの中で再生している。多いのでは、5,000から6,000回くらいの再生があったと思う。あと首都圏への届け方として、それを15秒のコマーシャルにもう一度作り直して、東京、埼玉、栃木と新幹線沿線の方がスマホを開くと広告が入るような、プッシュ型であるが、そういったことで何度も見ていただけるようにしている。栃木の人は、何でこんなにいっぱい広告が入ってくるのかよく分からないと思うが、そういった活動をしながら広げていこうと思う。  「福いいネ!」のほうは、この前ハピリンでイベントをした。大型のスクリーンで見ていただいて、地元の方にも大変好評で、たくさんの方に馴染んでていただいたので、これをもっとやっていければなというふうに思っている。 124 ◯参事(新幹線開業)  回数のほうは、800万回の配信を目標としていたところ、昨年度の実績としては1,000万回配信している。それだけの実績はあったものと思っている。 125 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126 ◯大森分科会長  ないようであるから、これで新幹線開業課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 127 ◯大森分科会長  次に、文化課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔文化課長、資料に基づき説明〕 128 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより審議に入る。  各委員より発言を願う。 129 ◯渡辺委員  決算審査資料の2ページの芸術文化振興費、ふくい文化の担い手育成事業だが、これはたしか令和2年度は5,000万円ぐらいの予算だったと思う。コロナの関係だと思うが、実績は約2,800万円で、どのような事業ができなかったのか教えてほしい。 130 ◯文化課長  主なものとしては、ふれあい文化子どもスクールであるが、これは県内の全小学5年生を音楽堂に集めてオーケストラを鑑賞いただくものである。コロナ禍でもあったので、DVDを制作して、各学校に配付するといったやり方に変えたので、全小学校から音楽堂に来るバス輸送費などが減ったため、このような結果となっている。 131 ◯渡辺委員  非常にいい取組だとは思うのだが、学校現場にはいろいろなものが入ってきて、もう膨れ上がっている状況になっている。小学5年生全体というと、教育委員会も絡むのかなと思うが、こういうふうに学校に下ろす事業というのは、教育委員会とのすり合わせというか、精査というか、そういうふうなものは行われないのか。 132 ◯文化課長  もちろん学校現場との調整は重要だと思っていて、毎年、義務教育課と年度当初から打合せを始めている。基本的に全小学校に案内するのだが、希望を聞いて、行きたいという学校に来ていただくといったようなことにしている。 133 ◯渡辺委員  これは全ての学校ではないのか。調査して希望ということであるのか。 134 ◯文化課長  全ての学校に案内はするが、基本的には希望を聞いて、参加したいというところに集まっていただいている。実績としては、ほぼ全校に近い180数校の小学校、7,600人の子どもたちが参加している。 135 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯大森分科会長  ないようであるので、これで文化課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 137 ◯大森分科会長  次に、スポーツ課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔スポーツ課長、資料に基づき説明〕 138 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 139 ◯小寺委員  決算審査資料の17ページ、ふくい県民応援チーム・全国魅力発信事業のところに福井ユナイテッドと書いてあるが、今年度はこれだけだったのか。 140 ◯スポーツ課長  県民応援チームの全国魅力発信事業であるが、今年度も同じ予算を持っている。
    141 ◯小寺委員  毎年度ずっと同じでいくのか。 142 ◯スポーツ課長  そうである。 143 ◯山本(芳)委員  決算審査資料4ページの県立武道館の5,100万円であるが、これは運営費で5,100万円なのか。床を直したとか、そういうお金なのか。 144 ◯スポーツ課長  運営費で5,100万円である。 145 ◯山本(芳)委員  以前、床がちょっと上がって、直していただきたいということがあったが、それは直っているのか。 146 ◯課長補佐  全体は直してはいないが、弓道に支障はない程度で運営というか、整っていると思っている。 147 ◯山本(芳)委員  膨れ上がって危険性があるから、早く修理していただきたい。 148 ◯スポーツ課長  状況を確認しながら適切に対応させていただきたいと思う。 149 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯大森分科会長  ほかにないようであるので、これでスポーツ課の審査を終わる。  以上で、交流文化部関係の審査を終了する。  ここで休憩する。                               ~休  憩~               公営企業会計関係 151 ◯大森分科会長  休憩前に引き続き分科会を開く。  次に、第78号議案、令和2年公営企業会計における剰余金の処分及び決算の認定について、うち産業労働部所管に属する事業会計分を議題とする。  審査は、工業用水道事業会計、水道用水供給事業会計、臨海工業用地等造成事業会計、臨海下水道事業会計の4事業会計を一括して行う。  理事者より議案の説明を求める。 152 ◯産業労働部長  本日は、令和2年度の公営企業会計における剰余金の処分及び決算について審議いただきたいと思う。よろしくお願いする。  事業ごとの説明をする前に昨日の総括審査で使用した産業労働部と記載した、令和2年度公営企業会計決算資料に基づき、もう一度簡略に工業用水事業会計等、4会計の決算概況について説明する。  1ページをお願いする。  令和2年度の損益収支の状況については、工業用水道事業会計以下4会計とも黒字を計上した。  表の中ほどの純利益の欄を御覧いただくと、4会計の合計額は8億275万円となった。この純利益については、表の中の利益剰余金処分案のとおり企業債の償還に充てる減債積立金と、施設の更新などに充当する建設改良積立金に処分したいと考えている。  まず、工業用水道事業会計の純利益1億935万円余は、建設改良積立金に全額積み立てたいと考えている。  次に、水道用水供給事業会計の純利益5億3,900万円余りについては、減債積立金に3億4,059万8,000円を積み立てるほか、建設改良積立金に1億9,876万5,000円を積み立てたいと考えている。  次に、臨海工業用地等造成事業会計については、企業債の償還がなく、施設の更新及び改良も想定していないため、全額、翌年度繰越しとする。翌年度繰越利益剰余金は、10億4,500万円余りとなった。  最後に、臨海下水道事業会計の純利益1億3,600万円余りは、これも企業債の償還がないので、全額、建設改良積立金に積み立てたいと考えている。  その他未処分利益剰余金変動額という欄があるが、これは平成26年度の会計制度の見直しにより、一旦未処分利益剰余金に計上することになったものであり、事業運営に必要な資産の取得に使用した額であるので、従来どおり資本金に組み入れたいと思う。  決算審査資料の内容については、この後、課長及び課長補佐から説明するので、よろしくお願いする。       〔公営企業課長、資料に基づき説明〕       〔公営企業課長補佐、資料に基づき説明〕 153 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 154 ◯大森分科会長  ないようであるので、以上で第78号議案の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕            産業労働部及び労働委員会関係 155 ◯大森分科会長  次に、第77号議案、令和2年度福井県歳入歳出決算認定について、うち産業労働部及び労働委員会事務局関係分を議題とする。  これより産業労働部関係の審査に入る。  初めに総括説明の聴取に入る。  理事者より説明を求める。 156 ◯産業労働部長  引き続き、産業労働部の一般会計特別会計に係る令和2年度決算について審査を願う。  それでは、産業労働部の総括説明に入る。お手元の主要施策の成果に関する報告書71ページをお願いする。  産業労働部総括である。  まず、令和2年度の主な取組についてである。  新型コロナウイルス対策として、新たな制度融資の創設による円滑な資金繰り支援、雇用維持に努める事業主への応援金や固定費支払いに対する助成金の支給など、雇用の維持・確保を支援した。さらに電子クーポン、ふく割の発行であるとか、Go To イート、Go To トラベルに合わせた眼鏡、伝統工芸品の販売促進キャンペーンの実施、商店街・商業施設へのイベント開催、テイクアウト・デリバリーの参入支援など、地域経済の回復に向けた消費喚起に努めてきた。  また、アフターコロナを見据えた事業展開を図るため、オンラインビジネスに関するポータルサイト「オンフク」を開設したほか、遠隔商談や越境ECの活用など、新しいスタイルの営業活動や販路開拓、新商品開発等に取り組む企業を支援した。  新型コロナウイルス対策以外では、企業におけるAI、IoTの先端技術の活用を進めるため、「ふくいAIビジネス・オープンラボ」を中心に、IoT導入の相談対応や次世代ITに関するセミナー等の実施、導入費用の支援等を行い、新たに9社においてIoT、AI技術が導入されたところである。  県民衛生プロジェクトとしては、今年3月、地方自治体として全国で初めて県民衛生「すいせん」の打上げに成功して、衛星画像利用システムの施行利用を開始したところである。  次に、今後の取組について主なものを申し上げる。  新型コロナウイルス対策としては、緊急事態宣言の発出等の影響を強く受けた事業者に対して、各種給付金の支給であるとか、小口資金の融資等により事業継続を支援するほか、雇用維持を図る企業への県独自の助成制度や人手不足の業種に就職した方々への奨励金等により、失業者の抑制を図る。  また、金融機関が経営行動計画の作成や融資後のフォローアップなどの伴走支援を行う制度融資や、前向きな事業展開を目指す事業者に対する給付金を創設するなど、中小企業者の経営改善に向けた取組を支援する。  地域経済の回復に向けては、小規模店舗や地場産業を応援する、ふく割やGo Toイート食事券の発行、イベント会社と商店街・商業施設等が連携した消費喚起キャンペーンを引き続き実施する。  新型コロナウイルス対策以外では、県内企業のDXを推進するため、産業支援センター内に「ふくいDXオープンラボ」を開設し、相談対応や専門家派遣等により、デジタル技術導入を支援する。さらに有識者や外国人エンジニアを中心としたDX推進チームにより、IT人材の育成を進める。  アンテナショップについては、令和4年度中のリニューアルオープンに向けて、新物件の契約であるとか、運営事業者の公募、設計などの準備を進めていく。  伝統工芸の振興については、伝統工芸ブランド「FUKUI TRAD」の新商品開発に加えて、福井駅周辺における工芸体験等の拠点施設の整備を支援して、伝統工芸の認知度向上と誘客につなげていく。  企業誘致については、支援制度の新たなメニューを活用して、高い付加価値を生み出す都市圏同様の好待遇であるといった、魅力ある企業の誘致を進めるほか、IT企業以外にも幅広く対象としてサテライトオフィスを誘致する。  続いて、令和2年度の産業労働部決算の概要について説明する。  72ページをお開き願う。  令和2年度課別決算額調である。一般会計の歳入合計は、収入済額444億8,570万7,000円、収入未済額、不納欠損額はない。  歳出合計は、支出済額487億9,539万円、翌年度繰越額180億5,868万2,000円、不用額11億8,435万5,000円である。  次に、中小企業支援資金貸付金特別会計である。  これは、小規模企業者に機械等の設備を貸与する設備貸与資金貸付金や、中小企業が組合組織等により、事業の近代化を進めるために必要な資金を貸し付ける高度化資金貸付金等の特別会計である。特別会計の歳入合計は、収入済額4億3,525万9,000円、収入未済額21億6,845万2,000円、不納欠損額はない。  歳出合計は、支出済額3億7,966万8,000円、不用額9,791万7,000円、翌年度繰越額はない。  予算については、常に適正な執行に努めているところであるが、本日の指摘・指導を踏まえて、なお一層の努力をしたいと考えているので、何とぞよろしく審議賜るようお願い申し上げる。  なお、各課の決算の詳細については、総括説明の後、担当課長から説明するのでよろしくお願い申し上げる。 157 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 158 ◯細川委員  コロナの対応で、いろんなところに支援していただいているのはありがたいことだと思うが、不用額が12億近く出ている。せっかくの支援するための予算だったので、多くの不用額が出ているのはもったいないというか、これでいいのかなと思っている。これまでも議会などで伝えているように、いろんな支援制度の線引きは難しいと思う。線引から漏れるところ、しゃばは一律ではないというか、そういうところに行き届かないところがあるのではないかという部分の検証などをしていただきたいと思っているが、そのあたりはいかがか。 159 ◯産業労働部長  御指摘のとおりで予算を組む時、給付金とかが多い状況であるが、一定の売上減少幅とか、例えば30%の減少幅という形で予算を持つわけで、そういった時に、大体の社数、3割減少した企業の率を全国のデータから引っ張ってくるので、県内ではちょっと見込みと違いが生じる可能性があるとともに、そのように見込んでも申請してこない企業もある。今までの給付金の支給データから支給率が60%とか70%とかいっているが、出してこられないところもあって不用額が生じているところである。そこは、なかなか難しいと言ってしまうとあれだけれども、一方で売り上げの減少幅を20%に切って予算を組むと、金額がちょっと大きいのではないかとか、そういったこともあって、その線引きが非常に難しいところがある。今後とも見込みについては、より一層精査に努めていくしかないかなというふうに思っている。
    160 ◯細川委員  そのあたりの検証はされるとは思うけれども、私の周りを見ていても、支援金のおかげで休んだ方がいいのよと遊んでいるところもあれば、申請しないところは事業者の判断でしないだけで、申請してもどうしても始めたばかりの事業所とか、苦しんでいるが漏れ落ちてしまうところがある。その辺を救うのに、こういう不用額を使っていただくとか、何かそういうことができないのかなと。そのはざまと言うか、残念だなと思うところである。しかも差別しているわけではないが、若い方で、せっかく地元で創業してくれたのに苦しんでいるところがあるので、余らせるぐらいなら給付をお願いしたいというようなところがある。そのあたりは検証していただきたいと思う。 161 ◯産業労働部長  いつも思うけれども、地方自治体の予算制度の限界かなと思っていて、予算を組んで、2月で不用額を落とすけれども、それまでに大体を見込んで、これだけ余ったからと次の予算で組むときには、執行期間が短いとか、そういうふうになってしまう。余るという時に、予算も組まずに、議会の承認も得ずに使っていいよということで臨機応変にできるならいいけれども、そこは民間と自治体との違いかなと、予算制度の限界かなと。なかなか臨機応変に余りそうな額を使えないというところかなというふうには理解している。 162 ◯細川委員  結局、その線引きのところの問題だと思う。全体的な企画というのはいいと思うけれども、そこら辺の線引きを多少緩和するとか、個別事情に応じるようなことができるとか、何か融通が効くというか、担当の裁量が効くような形を持つことができると本当はいいのかもしれない。そのあたり、まだこの先何があるかわからないので、よろしくお願いしたいと思う。 163 ◯力野委員  これは令和2年度の話で、コロナの影響で言えば、令和2年度は影響がある期間は少なかったが、令和3年度になってくると、細川委員が言われたような影響というのが、大きく出てくるのではないかなと思われる。まだ令和3年度の決算をしたわけではないが、令和2年度でこういう状況である中で、令和3年度は、今どのような具合であるか。持っている予算をどれくらい有効に使えるかという話になってくる。 164 ◯産業労働部長  見込みはまだ出していないので、なかなか難しいところはあるが、令和3年度のほうがコロナの影響ということで、業種で限ると大きく出ているのかなというふうな理解はしている。特に飲食、宿泊、アパレル、こういったところは非常に大きい影響を受けている。答えになっていないかもしれないが、そういった業種については、令和3年度も引き続きフォローしていかないといけないし、翌年度の予算でも、それは必要かなというふうな理解はしている。 165 ◯大森分科会長  ここで、分科会長を交代する。       〔分科会長交代〕 166 ◯大森委員  いろいろ現在進行形の問題もある。令和2年度の決算を見ながら、令和3年度の補正もあるので、よろしくお願いしたいと思う。       〔分科会長交代〕 167 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 168 ◯大森分科会長  ないようであるから、これで総括説明の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 169 ◯大森分科会長  産業政策課の審査の前に、午前中の定住交流課の審査における細川委員からの質疑に対して、説明したい旨の申出があったので、説明を求めるものとする。 170 ◯定住交流課長  女性の参加率の話である。  決算審査資料の3ページ、理系就活支援事業であるが、大きく三つあって、業界研究会ということと企業への見学ツアー、UIターン奨学金の返還支援とある。  イベントのほうは、女性の参加が14名で率にして25%、奨学金の返還のほうは、理系専門にしてはちょっと高いかなという数字で、今までの支給者の実績であるが、女性は49名で45%となっている。  参考までに女性就活支援事業だが、福井での女子会では、学生16人と先輩社会人4人の合計20名が顔を合わせてお話ができた。京都のほうはオンラインで、3年生と4年生の学生5名と、社会人1名の6名がオンラインでお話をすることができたという実績である。 171 ◯細川委員  一安心というわけではないけど、思ったよりは女性が多かった。 172 ◯大森分科会長  以上である。理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 173 ◯大森分科会長  次に、産業政策課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔産業政策課長、資料に基づき説明〕 174 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 175 ◯大森分科会長  ないようであるから、これで産業政策課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 176 ◯大森分科会長  次に、国際経済課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔国際経済課長、資料に基づき説明〕 177 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 178 ◯細川委員  外国人が暮らしやすい環境づくり事業であるが、災害時における支援というのもあるが、今回まさにコロナということがあった。越前市はブラジル人が多く、文化が違うというか、生活習慣とか衛生環境とか、そのあたりもこの事業で広めていただくということが、物すごく期待されるところであると思った。  村田製作所でたくさん働いているけど、村田製作所の社員ではなくて下請などで、村田製作所に言ったところで、どうにもならないという状況もある。そういうことを考えたときに、これは拡充にはなっているけれど、もうちょっと拡充したほうがいいのかなとか、そのあたりどう思われるか。 179 ◯国際経済課長  委員指摘のとおり、今回コロナ禍において、日本人の方々に対する情報発信と同じように、各国の言語でいろいろと情報発信をさせていただいた。文化が違うということで、お集まりになったときの親密度であるとか、それぞれの国で記念日とかいろいろある。なるべく密にならないようにという注意喚起は、国のほうから通知が出ていて、そういうのを基に私どもも各国語にして、例えば、コミュニティリーダーという方々を通して情報発信をした。あるいは、外国人相談体制強化事業とも関わってくるのだが、コロナに関してワクチンサポートのデスクということで相談窓口を開設させていただいたが、そういったところにも外国の方から相談があるので、注意を申し上げたり、外国人の方を多く雇用されている企業に対して、相談窓口のポスターを作って、配付させていただいた。あらゆる方面から、情報をきちんとお届けしようということでやっている。今のところ、そうした窓口とかサポートセンターデスクのほうで何とか対応させていただいており、今のところはこのまま継続させていただきたいと思っている。 180 ◯細川委員  クラスターなども発生したが、そういうのを含めて、今の人数で何とか頑張ってみるということでよろしいのか。 181 ◯国際経済課長  相談窓口の人数は、このままというふうに考えている。一方で、その人数だと対応する言語というのは限られてくる。これは今もしているが、多言語16か国語での電話対応、業者にお願いすることになるのだが、間に入って通訳をさせていただくというのもある。  先ほどおっしゃったクラスターの発生に関して、例えば村田製作所に社員を送っている企業には、労働政策課とも協働・連携して、注意喚起の情報を伝えていただくようお願いをして、そこから、さらにその社員の方に伝えていただいた。引き続き必要に応じて、そういったことも続けてまいりたいというふうに考えている。 182 ◯山本建委員  主要施策の成果に関する報告書の86ページ、中国における福井プロモーション強化事業であるが、参加県内企業数の目標40社に対して実績は18社ということであった。事業評価として、越境ECに初めて取り組む企業は多くと書いてあるのだが、どういうところが壁で伸び悩んでいるのか。  あと、中国で販売される県産品の品目数の実績が170品目ということだが、主にどういう品目があって、福井館での売行きというか、中国の方にどのぐらい売れているかという実績があれば教えてほしい。 183 ◯国際経済課長  まず、数として若干伸び悩んでいるというところであるが、コロナというものが大きく入ってきたと思う。コロナだから越境ECという考え方もできるのであるが、仮にECに参入して、これから海外へ展開していこうと考えていた企業であっても、日本の顧客というか、そちらの販売実績がコロナで芳しくないとなると、企業の考えとか判断にはなるけれども、なかなか海外への投資というのは苦しいところであったのではないかというふうに分析している。  それと170品目であるが、この中で実績として一番多かったのは、補正下着であった。福井館全体で昨年度は約4,000万円の売上げがあったのだが、そのうちの約4分の3、約3,000万円は補正下着の金額であった。あと眼鏡とか、そういったものも若干あった。また、チョコレートを製造している会社に参入いただいた。一つ一つの単価が小さいので合計金額はあまり大きくないのだが、数としては約2,000個であった。数としてはそういった食品、チョコレートも売れたというような実績であった。 184 ◯山本建委員  ちょっと意外な売れ筋だった。サイト名は何であるか。 185 ◯国際経済課長  インアゴーラという会社が運営しているワンドウという越境ECサイトがある。ワンドウという越境ECサイトの中の福井館である。いわゆる商店街みたいなものになるが、そういったものを構築させていただいて、そこに参入した福井県の企業全体の情報発信とか、PRを一丸となってしていくというような仕掛けを取らせていただいている。 186 ◯大森分科会長  ここで分科会長を交代する。       〔分科会長交代〕 187 ◯大森委員  いわゆるチャイナリスクという問題も今年に入ってから出てきた。中小企業に対して、取引に関する注意事項というか、相手方の信用調査も含めた、ある程度のインフォメーションというのはしているのか。 188 ◯国際経済課長  一般的な情報については、中国であると上海事務所を通じて、現地の報道とか政府機関から発表されている情報などを基に、まとめたものをこちらにも情報をいただいて、中身にもよるが、各企業に提供させていただいている。  また、信用調査ということだが、上海事務所、それからバンコクにも事務所があるが、両方で県内企業からの依頼を受けて、信用調査にかかる予算も持たせていただいているので、こちらは個別になるが、そういった調査もさせていただいている。       〔分科会長交代〕 189 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    190 ◯大森分科会長  ないようであるので、これで国際経済課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 191 ◯大森分科会長  次に、企業誘致課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔企業誘致課長、資料に基づき説明〕 192 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 193 ◯山本建委員  主要施策の成果に関する報告書の86ページの産業団地整備事業補助金において、令和2年度は大野市とおおい町の産業団地整備を支援したということであるが、産業団地を整備する段階で、どのぐらい進出企業が決まっているのか。 194 ◯企業誘致課長  産業団地を整備する時点では、決まった企業というのはなくて、造って、それをPRしながら呼んでくるという流れでやっている。 195 ◯山本建委員  見込みも考えずに、取りあえず造ってから考えるというパターンなのか。 196 ◯企業誘致課長  ほとんどそういう状況である。ある程度、高速交通の整備、大野市もおおい町も、中部縦貫自動車道の開通とか舞鶴若狭自動車道とか、そういったことで利便性が上がるということで、呼べるのではないかという見込みを持って産業団地の整備を進めているというふうに聞いている。 197 ◯山本建委員  実は造ったはいいけど、入る企業がないから何か情報はないかとか、いろいろ話が来るので、せっかく造ったところであるため有効的に活用していただかないといけないと思う。  例えば、農林水産部だと集成材の活用工場を令和6年度ぐらいをめどに誘致していくとか、いろいろな部署で誘致活動をされてると思う。投資したところを有効活用できるように横の連携をしていくのも大事かなと思うのだが、そういう横の連携というのはされているのか。 198 ◯企業誘致課長  農林水産部では、木材加工の工場とか植物工場などに取り組んでいるが、そういったところの用地の提案などは、我々も一緒になって進めており、連携しながらやっている。 199 ◯渡辺委員  決算審査資料の2ページの企業立地促進補助金であるが、7億7,000万円の使い道としては、施設整備費の補助とUIターン者雇用促進補助と書いてある。UIターン者雇用促進補助について、昨年はどのぐらいの支出で、補助件数は3件と書いてあるが、実際に何人ぐらいに対しての補助だったのか教えていただきたい。 200 ◯企業誘致課長  企業に対するそれぞれの補助金額は分かるのだが、内訳として、整備投資が幾らで、人件費というか雇用に対する補助が幾らというものは、すぐに出てこない。 201 ◯渡辺委員  Uターン者が何人いたのかなというのが知りたいので、また教えてほしい。  あとUターン者に対する補助額の50万円は会社に支払われるものだと思うが、会社にはこういう人に使ってほしいというふうな規定みたいなのはあるのか。 202 ◯企業誘致課長  UIターン者の雇用をするために、企業は普通は県内で採用活動をするのだが、例えば東京とか、ほかの県でやらないといけないといった際、それにかかる、かかり増しの経費を支援するといった意味で、UIターン者を雇用した場合に1人当たり50万円という補助をしており、ストックして何かに使うとか、そういった趣旨のものではない。 203 ◯渡辺委員  主要施策の成果に関する報告書では、社宅建設費も対象経費になっているが、これも1人50万円という使途の中に入っているのか。 204 ◯企業誘致課長  社宅建設費は、UIターン者で住む家がない方のために、企業が社宅を造った場合、その建設費用に対して支援するもので、UIターン者の雇用の50万円とは、また別のものである。 205 ◯渡辺委員  福井県に移住する、UIターンをするということを勧めるための非常にいい施策だと思う。令和3年度に倍の予算もつけており、積極的にやろうとしているということだと思うので、しっかりとやっていただきたいなと思う。  県内企業には、こういったことがあるという周知は、しっかりとやっているのか。 206 ◯企業誘致課長  企業立地セミナーということで、県内外問わず、県の施策について紹介する機会を設けていて、そこでPRをさせていただいている。今、訪問活動ができない中で、今年、去年はオンラインを活用した形で発信している。 207 ◯参事(企業立地)  先ほど質問があった件だが、企業立地促進補助金及び県内成長企業拠点拡大促進補助金は、いずれも申請があった企業に対して補助をしているが、合計で108名のUIターン者の雇用につながっている。 208 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 209 ◯大森分科会長  ないようであるから、これで企業誘致課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 210 ◯大森分科会長  それでは、創業・経営課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔創業・経営課長、資料に基づき説明〕 211 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 212 ◯渡辺委員  報告書78ページの小規模事業者等再起応援金であるが、10万円の支給ということで、昨年の約半年間、2月から6月までということであった。昨年は申請から支給されるまでに時間がかかるとか、手間な作業があったとかが問題になっていたと思う。それを大分頑張っていろいろ改善されたというふうに聞いているが、どういうふうなところを改善したのか、支給を早めたとか改善点について教えてほしい。 213 ◯創業・経営課長  もともと大体2週間から3週間で支給しようという形で再起応援金のほうは進めており、それについては概ねそれぐらいで実行できたというふうに考えており、時間的な遅れでそれほど問題になったということはなかったというふうに認識している。一方で、これをもらえる人たちがどういう方かというところで、我々は事業者という定義で線引きしたために、国の持続化給付金は確定申告の事業をやっている方はもらえるというところの違いがかなり出たため、そこの部分を、その後の県版持化給付金とか事業継続支援金の方では改善して、そのあたりについての苦情等も現在は特に出ていない。 214 ◯渡辺委員  かなり頑張って支給されたんだなと。他の都道府県の情報を聞くと、大分遅れているとか、何ヶ月後とかいろいろある中で、福井県はスムーズに支給されたんだろうなというふうなことを思った。支給事業者数は2万98件ということだが、小規模事業者全体に占める割合はどのくらいか分かるか。 215 ◯創業・経営課長  事業者と言っても、確定申告まで入れると何者とか定義によっていろいろ違うが、確か3万者から4万者ぐらいの間だったと思う。そのうち2万者ぐらいから出てきたということである。 216 ◯渡辺委員  かなりの割合で、10万円をもらっているということで、頑張っていただいているが、何か漏れている人がいたというようなことはあったのか。 217 ◯創業・経営課長  先ほども申したように、確定申告ベースで出されている方で、我々は中小企業基本法上の事業者という定義にしたために、一部、事業収入をもらっているため対象にならない方とかがいらっしゃった。当時は、我々はそこで線引きをしたので、それはそういうふうにさせていただいたが、その後はいろいろ改善を進めている。 218 ◯細川委員  小規模事業者等再起応援金、今線引きをいろいろ改善したという話があったが、それによって救われたところというのは結構あるのか。 219 ◯創業・経営課長  先ほども申したように、応援金のときは大体3万者から4万者ぐらいが対象だったが、今は5万者ぐらいが対象になっている。その中では保険外交員の方も、当時の山浦議員が質問されたけども、そういう方々も今対象という形である。 220 ◯細川委員  総括のところでも言わせていただいたが、若い方であるとか、事業の形式を変えた直後の人達で、やはりライン漏れするという人が結構いた。片や、ぬくぬくとは言わないけれども、休んで支援金をもらっている人もいるし、そこら辺の差が物すごく目に付いていた。不用額が多かったので、できるだけその線引きというのは弾力的とか、拡大解釈をしてあげて、あれだけ不用額があるのだから、この機会に十分支援していただきたいなと。不用額の金額を見ても思う。それで大体救われたのか、それとも漏れ落ちができたのかというところは常に検証しながら、さらに線引きというのは考えていただきたいと思うが、いかがか。 221 ◯創業・経営課長  例えば創業者の方が当時漏れていたとか、そういうのも結構あったので、その辺も今いろいろ改善している。コールセンターやっているので、そこでいろんな疑問点とか、我々は当たらないという情報は得ているので、その辺はまた改善しながらやっていきたいと思う。 222 ◯細川委員  現在も、例えばガソリンのチェーン店とは何かとかある。実態を見ていただいてというのが願うところなので、ぜひよろしくお願する。 223 ◯大森分科会長  ここで、分科会長を交代する。       〔分科会長交代〕 224 ◯大森委員  これからもあるため、前例を大事にしながら反省もして、きめ細かにお願いしたいと思う。       〔分科会長交代〕 225 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    226 ◯大森分科会長  ないようであるので、これで創業・経営課の審査を終わる。  ここで休憩をする。                               ~休  憩~ 227 ◯大森分科会長  休憩前に引き続き分科会を開く。  次に、産業技術課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔副部長(産業技術)、資料に基づき説明〕 228 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 229 ◯山本建委員  決算審査資料の4ページ、福井県産マスク等生産設備導入支援事業で約9,600万円と、1億円ほどあるのだが、実際に福井県内でマスクは製造されているのか。 230 ◯副部長(産業技術)  この事業は、昨年度は防護服の件が3件、アルコール製造が1件、それとマスクが1件あって、実際に県内でマスクは製造されている。 231 ◯山本建委員  眼鏡・伝統工芸品販売促進事業は、いわゆる倍返しキャンペーンのことであるか。 232 ◯副部長(産業技術)  そうである。いわゆる倍返しキャンペーンの部分である。 233 ◯山本建委員  資料に倍返しキャンペーンの執行額が出ているが、倍返しなので、単純に2倍した金額が、実際に眼鏡とか伝統工芸が売れた金額になるのか、。 234 ◯副部長(産業技術)  倍返しキャンペーンは、クーポンで実際の金額の一部しか補助していないため、実際の売上額はもっと大きい金額になる。実際の売上額の合計の数字は持っていないが、内訳で申すと、眼鏡だと401件で300万円ほど支援している。伝統工芸品は2,460件で750万円ほど支援しているという状況である。 235 ◯山本建委員  コロナで厳しい中で、眼鏡とか伝統工芸品とか落ち込んだところを支援していただいたが、途中でGo To トラベルは止まった。Go To トラベルが再開したら、倍返しはどうなるか。予算的には年度をまたいでいるが。 236 ◯伝統工芸室長  令和3年度についても、倍返しキャンペーンの予算を持たせていただいていたが、国のGo To トラベルキャンペーンがまだ動いてないということで、代わりに県のふくい de お得キャンペーンのほうに相乗りさせていただく形で、ふくい de お得キャンペーンで発行されたクーポンを使うと倍返しできるというふうな仕組みでさせていただいている。 237 ◯山本(芳)委員  陶芸館は、指定管理者が入っているのか。 238 ◯伝統工芸室長  今は株式会社エイチ・アイ・エスという旅行会社が、指定管理を受けている。 239 ◯山本(芳)委員  分かった。サンドームはどうか。 240 ◯副部長(産業技術)  こちらは一般財団法人福井県産業会館である。産業会館に入っているところであるが、そこがサンドーム福井の指定管理をしている。 241 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 242 ◯大森分科会長  ないようであるので、これで産業技術課の審査を終わる。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 243 ◯大森分科会長  次に、労働政策課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔副部長(労働政策)、資料に基づき説明〕 244 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 245 ◯渡辺委員  主要施策の成果に関する報告書の74ページ、障がい者等雇用促進支援事業であるが、いろいろ頑張っていただいたなという感じがしている。これは福祉事業団体に所属する支援員が、自分が担当している人と企業をマッチングさせるという、非常にエネルギーが要るようなことだろうなと思うけれども、80名が体験して、そのうち51名が就職に至ったと。これは一般企業にという認識でいいのか。 246 ◯副部長(労働政策)  一般企業である。 247 ◯渡辺委員  障がい者の種別は、知的とか肢体不自由、聴覚、視覚などあるが、51名の内訳というか、大体どういう障がいの方が就職に至っているかを教えてほしい。 248 ◯副部長(労働政策)  大体のパーセンテージで申すと、4割が身体、残りそれぞれ半分ずつで、精神、知的の障がいをお持ちの方になっている。 249 ◯渡辺委員  主な職種はどのような感じなのか。 250 ◯副部長(労働政策)  ビル管理の清掃あるとか、割と単純な仕事に就いていることが多いが、身体障がいの方は、能力を生かして事務の仕事などもしていただいているところである。 251 ◯渡辺委員  この中には発達障がいの人たちも含まれているという認識でよろしいか。 252 ◯副部長(労働政策)  この中に発達障がいの方が何人というデータはないが、手帳をお持ちの方を含めて発達障がいの方も対象である。 253 ◯渡辺委員  令和3年度の予算も、昨年度の2倍まではいかないが、かなりついてるということで、ぜひ頑張っていただきたいと思う。 254 ◯大森分科会長  ここで、分科会長を交代する。       〔分科会長交代〕 255 ◯大森委員  発達障がい児者への福井型就労支援プロジェクトにおいてチャートがあるが、本当はここが中心になってくれたほうが、成果が出るのではないかと思っている。いずれはよろしくお願いする。       〔分科会長交代〕 256 ◯山本(芳)委員  決算審査資料の18ページ、職業能力開発協会補助金だが、協会は県からの派遣を受け入れていると思うのだが、そういう人件費も入っているのか。 257 ◯副部長(労働政策)  職業能力開発協会の事業自体が、令和2年度だと7億7,000万円の歳入に対して、8億円、同等程度の歳出がある。この中には、いろいろな事業があるのだが、県から派遣したOB、専務理事であるが、この給与分も入っている。 258 ◯山本建委員  主要施策の成果に関する報告書の80ページの雇用支援の部分で、雇用シェア、マッチング件数が6件で、23名の方が異業種に出向して活躍されたということである。農業法人から製造業への出向ということでは、単純作業で、ここで人手が足りないから行ってという形をイメージしているが、例えば、製造業から建設業とか、畑違いな業種も結構あるのか。あと出向している期間は、平均どのくらいなのか。また、本人の意思であるが、本人が望んで行くのか、例えば出向元の企業が、今はちょっと余裕があるから、あなたどこどこの会社に行きなさいといって行かせているのか、実態が分からないので説明してほしい。 259 ◯副部長(労働政策)  1点目の他業種から別の業種への出向であるが、昨年度の実績を見ると、宿泊業から観光業へ、具体的には、あわら温泉の方が、株式会社まちUPいけだのほうへ出向されたケースがある。また運輸業では、日本航空が全国展開の中で福井県に縁があって恐竜博物館の売店のほうに出向いただいた例がある。そういう形で、単純作業だけではなく、スキルを持った方が別のところでスキルを生かすというような事例もある。  もう一つ、非常に重要な点も指摘いただいたけれども、本人の気持ちが非常に大切になっている。この制度を利用されるに当たっては、対象者一人一人に納得して行っていただくということを前提にしていると企業からも聞いている。  出向期間であるが、大体、福井県の場合は2か月から3か月と聞いている。先ほどの農業法人から製造業に行ったのは、冬場の間は仕事がないので、製造業のほうで仕事をしたというようなケースである。 260 ◯山本建委員  今回のところは、スキルアップにもつながっていて、単純労働として出向させられたというわけではないが、今後、雇用シェアをどんどん増やしていこうという中で、本人が望まない仕事を強制的にさせるのではなく、出向先でスキルを伸ばして将来の選択として伸びるような形になればいいと思う。単に人手が足りないからと、人間はロボットではないので、単純作業だけさせるようなことにならないように気をつけていただき、雇用シェアをどんどん拡大するような形で進めていただけたらと思うので、よろしくお願いする。 261 ◯副部長(労働政策)  その点は非常に重要であるので、しっかり企業に伝えながら、それを守っていただくということで進めさせていただく。 262 ◯大森分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    263 ◯大森分科会長  ないようであるから、これで労働政策課の審査を終わる。  以上で、産業労働部関係の審査を終了する。  理事者には交代願う。       〔理事者交代〕 264 ◯大森分科会長  次に、労働委員会事務局の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔労働委員会事務局長、資料に基づき説明〕       〔労働委員会事務局次長、資料に基づき説明〕 265 ◯大森分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 266 ◯大森分科会長  発言はないようなので、以上で、労働委員会事務局の審査を終わる。  理事者には退席願う。       〔理事者退席〕           指摘・要望事項案の項目についての協議 267 ◯大森分科会長  それでは、次に、指摘・要望事項案の項目について協議願う。  なお、本分科会としての最終的な指摘・要望事項案の項目については、明日の分科会において、全ての部局の審査を終了後に2日分を総括して決定していただきたいと思う。  それでは、本日の審査において指摘・要望事項案として、適当と考えられる項目はあったか。 268 ◯力野委員  先ほど細川委員が言われたコロナ関係であるが、新年度の予算に上手に反映してほしいと、事業効果が出るようにということで発言があった。それが適当かと思う。 269 ◯大森分科会長  個別ケースの相談窓口を含めて、ケース・バイ・ケースで協議してほしいと、相談窓口を広くしてほしいというのを予算決算特別委員会でも言った。非常に複雑であり、事情に対応する報告を上げてくれれば。特殊なケースを助けてあげないと、助かるべきものが助からないと思う。なかなか簡単ではないのだが、そのようなことを指摘していくということである。  それともう一つ、ちょっと感じるのが、ブランドという、この目標値が数値化できないかなという思いがある。いろんな事業をやるが、これでどうなったかと言うと、やってもやっていなくても一緒かもしれないということがある。やはり数値化する目標を持って、どういう数字を目標にするのがいいかはわからないが、他の機関のそういう評価を受けるのが目標かもしれないし、いろんな雑誌に何回取り上げられたとか、そういうものかもしれないが、何か目標がないと、やってもなんとなくイメージが上がってきたわということになってしまう。事業をやった結果として、何か目標を持ってほしいというのはちょっと感じている。要望である。 270 ◯小寺委員  観光とかでは、認知度という部分で福井県を知らないという話が出てくる。一生懸命やっているのだろうが、数字的に少しずつ上がってきたとか、そういう目安は行政として持っていないといけないかなと思う。やっていればいいではない、バラマキをしてもよくないため、1年1年上積みするような、そういうことになっていかないといけないと思う。 271 ◯渡辺委員  私も全く同感で、フィードバックは絶対必要で、やりっ放しでは困る。しかも2年半後には北陸新幹線が来るので、認知度とか魅力度とか、さっき山本建委員も言われた再生回数とか、いろんなKPIという指数があるので、そういうふうなものを上げていきながら、それが前年度と比べて上がってきたという、総体的に上がってくるだけでも福井の魅力度、認知度は上がっていくという目標にもなる。そういったことを一つの指標として出すということで、非常に大切かなと。 272 ◯細川委員  県の認知度、44位というのはダイヤモンド社が出している。そういうのを行政の目標にしていいのかどうか。 273 ◯渡辺委員  訴訟の問題もあったが、信憑性ということもある。 274 ◯大森分科会長  例えば、ネット販売をするとランキングが出る。お金を払うと出してくれるが、売り上げが伸びず効果があるのかなと。宣伝はやってもやっても、何かやり切れないので、何かの指標を目標にして客観的にわかるような手法を作ってほしい。そこを工夫して行政もやる気がでるように、というのが要望である。いくら予算を使ってもわからない。  ほかには、ないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 275 ◯大森分科会長  ないようであるので、本日の審査における指摘・要望事項については、ブランド推進の事業に数値的な目標設定をするということと、もう一つは、コロナに対する補助制度について、不用額が出ないような、弾力性を持った制度なり、きめ細やな対応をしてほしいということにさせていただく。  本日の審査における指摘・要望事項の項目は、このように決定した。  明15日は、午前10時より分科会を開催する。  本日は、分科会を散会する。                               ~以  上~                  予算決算特別委員会産業分科会                        会 長   大 森 哲 男 発言が指定されていません。 Copyright © Fukui Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...