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  1. 福井県議会 2020-09-24
    令和2年厚生常任委員会及び予算決算特別委員会厚生分科会 部局長報告 2020-09-24


    取得元: 福井県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-12
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年厚生常任委員会及び予算決算特別委員会厚生分科会 部局長報告 2020-09-24 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 2 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 安全環境部長報告要旨 2 健康福祉部長報告要旨 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1             厚生常任委員会             安全環境部長報告要旨                            2. 9.24  本常任委員会および本予算決算特別委員会に付託されておりますのは、安全環境部関係予算議案であり、その内容につきましては、さき全員協議会でご説明申し上げたとおりでありますので、よろしくお願いします。  安全環境部報告事項について申し上げます。  まず、原子力行政について申し上げます。  今月18日、関西電力から県に対し、美浜3号機、高浜1号機の安全対策工事が完了したとの報告がありました。  県としては、関西電力への信頼が損なわれている現状では、地元として直ちに再稼働の議論を始められる状況にはないと考えています。7月に新たに判明した子会社の金品受領問題の調査結果や、業務改善計画の現在の実施状況を明らかにするとともに、労働災害対策新型コロナ対策を含め、地元の安全や地域への貢献を第一に考え、行動するよう求めたところです。  次に、原子力防災対策について申し上げます。  先月27日に大飯高浜発電所対象とした原子力防災訓練実施しました。この訓練では、全国初感染症対策を取りながらの住民広域避難に加え、大飯高浜両オフサイトセンターの統合手順確認を行いました。今後、国や関係機関訓練検証を行った上で、感染症対策ガイドラインの見直しを行うなど、原子力防災の更なる充実を図っていきます。  次に、防災対策について申し上げます。  今月4日、嶺北地方を震源とした最大震度5弱の地震発生しました。県では、発生直後に災害対策連絡室を設置したほか、防災ヘリによる上空からの確認を行うなど、迅速な情報収集を行いました。今回の地震では人命にかかわる被害はありませんでしたが、全国的に豪雨などの自然災害発生しています。このため、建物を一時避難場所として利用できるよう、地元企業自主防災組織等との応援協定締結を働きかけるなど、防災力強化に努めているところです。  また、11月14日に総合防災訓練を敦賀市で実施する予定であり、引き続き、防災対策に万全を期していきます。  次に、環境行政について申し上げます。
     年縞博物館については、平成30年9月に開館して以来、来館者数が先月27日に10万人に達しました。今月19日からは、世界各地の地層や岩石などに残された縞模様から、地球の重要な出来事や環境変化を紹介する特別企画展を、隣接する縄文博物館と合同で開催しており、引き続き、博物館魅力向上を図っていきます。  ツキノワグマの被害防止対策については、先月までのクマの出没件数が379件と過去10年で最多となっています。冬眠前の餌となるドングリ類の作柄も不良であり、この秋は人里に大量出没するおそれがあります。このため、今月11日に対策連絡会を開催し、市町に対して、餌となる柿や栗の早めの収穫や伐採、生ごみの撤去等について、住民へ周知徹底するよう求めたところです。  地球温暖化対策については、来年春に福井市内において県内初の商用水素ステーションが開所する予定です。県においても走行時にCO2を排出しない燃料電池自動車FCV)を公用車として率先的に導入して、県内への普及を図り、CO2削減を進めていきたいと考えています。  県廃棄物処理計画については、有識者関係団体などで構成する検討会を7月に設置し、改定に向けた議論を行っています。今後、検討会意見を踏まえながら、廃棄物排出抑制やリサイクルの推進などについて、具体的な施策や新しい目標を設定していきます。  次に、交通安全対策について申し上げます。  9月22日までの交通事故発生状況につきましては、人身事故件数負傷者数は前年同期に比べて減少しています。一方、死者数は前年同数の22人であり、このうち高齢者が約8割の18人となっています。  高齢者交通事故防止については、秋口の日没時間の早まりとともに事故が多発するため、9月を「高齢者交通安全推進月間」とし、県警察市町等と連携して広報啓発活動を行っています。さらに、今月21日からは「秋の交通安全県民運動」を展開し、反射材着用早めライト点灯などを呼びかけて交通事故の抑止に努めているところです。  また、国は今月2日に「第11次交通安全基本計画」の骨子案を示しており、県においても国の計画に基づいて令和年度からの新たな計画策定することとしています。  次に、安全で安心な地域社会づくりについて申し上げます。  現在検討している犯罪被害者等支援する条例については、有識者による懇話会を7月に設置し、犯罪被害状況支援施策現状などをもとに、幅広く意見を聞いています。引き続き、県警察とも連携しながら条例内容について具体的に検討していきます。  最後に、令和年度政策トライアル枠予算の取組み状況につきましてご説明いたします。お手元の配布資料をご覧ください。  安全環境部では、No18から19の2件の事業を行います。次世代自動車(EV、FCV等)の普及に向けた県民企業への広報意識調査マイボトル普及に関するモデル事業実施でございます。  報告事項は以上でございます。よろしくお願いします。 2        厚生常任委員会        健康福祉部長報告要旨                      令和2年9月24日  本予算決算特別委員会に付託されておりますのは、健康福祉部関係予算議案であり、その内容につきましては、さき全員協議会においてご説明申し上げたとおりですので、よろしくお願いいたします。  それでは、報告事項について申し上げます。  はじめに、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。  県内では、先月下旬以降、急速に感染が拡大し、これまでに244名の方の感染確認されています。お亡くなりになられた方々に対しまして、謹んでご冥福をお祈り申し上げますとともに、感染された方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。  こうした状況を受け、先月27日には、「福井感染拡大警報」を発令し、福井丹南地区のカラオケボックスを除くカラオケを伴う飲食店に対し、昼間の休業を要請いたしました。  現在の状況は、県民のみなさまのご協力により、16日間連続で感染者確認されていないなど落ち着きを見せており、現在発令している感染拡大警報については、本日をもって、予定どおり解除いたします。  今後とも、引き続きマスクの着用や手洗いの励行、感染予防ガイドライン徹底など、感染拡大防止対策徹底を図ってまいります。  医療体制につきましては、県内医療機関関係団体のご協力を得て、感染者用病床を190床から215床まで更に拡大し、軽症者を受け入れる宿泊療養施設と合わせて360床を確保いたします。  検査体制につきましては、インフルエンザ流行期への対応のため、県医師会協力を得て、地域診療所などを対象とした検体採取感染対策に関する会議を実施いたしました。また、県内企業と連携した検査キット備蓄体制整備し、1日最大3,000件の検査能力を確保するなど、体制強化を図ってまいります。  相談体制については、これまで県内保健所において実施していた相談受診調整業務を集約し、新たに「帰国者接触者相談総合センター」を設置いたしました。  感染に関する情報を集約することによりスムーズな対応が可能になるほか、保健所における積極的疫学調査感染者ケアなどの強化を図ってまいります。  医療機関への支援につきましては、患者を受入れる病床確保のため、空き病床確保に対する支援のほか、入院患者受入れに必要な設備整備支援するなど、医療体制強化を図ってまいります。  また、衛生用品の購入や職員研修受講など、感染拡大防止に必要な経費を支援し、医療機関における感染症対策を充実してまいります。  福祉医療機構優遇融資対象とならない新設の医療機関に対しましては、必要となる運転資金が確保できるよう利子補給を行い、借入れ負担の軽減を図ってまいります。  福祉施設における感染拡大防止対策については、障がい福祉施設介護施設職員対象とした動画配信によるオンライン研修感染管理認定看護師によるオンライン勉強会実施いたしました。  また、施設への訪問指導を行い、施設内での感染防止対応ゾーニング手法などについて確認、助言を行い、施設における感染防止対策強化を図ってまいります。  万が一、介護施設クラスター発生した場合の職員不足に備え、施設間相互協力による応援体制に関する覚書を、今月16日に県老人福祉施設協議会と締結いたしました。今月中に応援職員登録を完了し、介護施設での感染対策に万全を期してまいります。  保育士等への慰労金については、感染防止対策を講じながら保育サービスの提供に尽力する職員などに対し、感謝とエールの意を表すため、県独自の施策として慰労金を支給してまいります。  他都道府県への職員派遣については、感染者が急増している東京都の感染拡大を防止する「東京エール」の取り組みとして、積極的疫学調査等を行うための職員を派遣いたしました。また、全国知事会を通じ要請のあった沖縄県に対しても看護師を派遣いたしました。全国感染拡大を抑えることが、本県への感染を防ぐことにつながるため、今後も、様々な形の協力実施してまいります。  感染拡大の第1波の検証については、専門家のご意見を伺いながら、これまでの取り組みや今後に向けての課題の整理、対策方向性について取りまとめを行いました。  今後とも県内医療関係者などと連携し、さらに対策を充実させ、県民のみなさまとともに感染拡大防止へ取り組んでまいります。  次に、高齢者福祉について申し上げます。  認知症施策については、9月21日の世界アルツハイマーデーにあわせ、一乗谷朝倉遺跡唐門オレンジ色にライトアップするなどの「オレンジハート運動」を福井東ロータリークラブ認知症の人と家族の会と共催で展開しました。認知症の人が住み慣れた地域で安心して生活を送ることができるよう、認知症に対する一層の理解促進に努めてまいります。  来年度から3年間の高齢者福祉介護保険基本方針施策を定める「第8期老人福祉介護保険事業支援計画」の策定に向け、有識者方々からなる策定懇話会を開催し、住み慣れた地域での医療介護予防生活支援をトータルで支援する次世代包括ケアシステムづくりなどについて協議してまいります。本委員会でも12月県議会において計画骨子、2月県議会では計画案についてご意見をいただき、年度内に策定してまいります。  次に、子ども・子育て支援について申し上げます。  本県令和2年4月時点での待機児童は、平成29年4月以来、3年ぶりにゼロとなりました。昨年10月に開設した県保育人材センターにおける潜在保育士への就労の働きかけやマッチング支援市町保育ニーズを踏まえた計画的な定員拡充が進んだ成果と考えており、今後とも、市町とともに保育受け皿整備を進めてまいります。  児童相談所・一時保護所強化については、児童が安心して過ごせる環境づくりと一時保護所機能強化のため、県内の一時保護所を集約するとともに、中央児童相談所および婦人相談所を再整備いたします。今年度より基本設計に着手し、令和年度完成を目指してまいります。  次に健康づくりについて申し上げます。  糖尿病などの生活習慣病は、新型コロナウイルス感染症重症化リスクを高めると言われています。コロナ禍においては、生活習慣病予防はさらに重要であり、職場や地域における運動習慣定着や食生活改善などに取り組んでまいります。  健康づくりに積極的に取り組む「健康づくり実践事業所」については、本年11月の募集開始に向け、経済界保険者との調整を進めております。認定事業所を増やすことにより、働き世代の生活習慣病予防を後押ししてまいります。  また、県民の「歩く」習慣定着を進めるため、昨年度から開始したショッピングセンターウオーキングについては、登録者数が833人となり、参加者数は毎月増加しております。今年度は新たに店舗を増やし、日常的に「歩く」機会を増やすことにより、健康づくりがさらに進むよう環境整備に努めてまいります。  次に、動物愛護行政について申し上げます。  動物愛護センターにおける飼育環境をより向上させるため、動物愛護棟の増設や屋外広場およびドックラン芝生養生実施いたします。来月中に着工し、来年3月上旬の完成予定しております。整備後は、しつけに関する相談収容動物とのふれあいの場などとして活用し、動物愛護思想の浸透を図っていきます。  次に、拉致問題について申し上げます。  拉致問題は北朝鮮による重大な人権侵害であり、国民が一致団結して、北朝鮮に対し全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現へ強い意志を示す必要があります。  7月には、拉致被害者を救出するための活動に長年に渡りご尽力いただいた、本県拉致被害者地村保志さんの父、地村保さんがお亡くなりになりました。心からお悔やみ申し上げますとともに、残された拉致被害者の一刻も早い帰国実現に向け、全力で取り組んでまいります。  本年度健康福祉部では、宿泊療養施設検体採取センター整備保健師OBを活用した相談体制強化、また、研究課題に取り組む大学などへの支援など、新型コロナウイルスに関連した新たな課題にいち早く対応してまいりました。これらは予めコロナ対策のために計上された予備費を活用し実施いたしております。  今後とも、必要な対策については躊躇なく実施するとともに、健康福祉部関係の諸課題につきましても、次年度政策立案につながるチャレンジについて実施してまいります。  報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 発言が指定されていません。 Copyright © Fukui Prefecture, All rights reserved. ↑ ページ先頭へ...