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  1. 福井県議会 2020-07-10
    令和2年第411回定例会(第5号 閉会日) 本文 2020-07-10


    取得元: 福井県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-12
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年第411回定例会(第5号 閉会日) 本文 2020-07-10 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 63 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長(畑 孝幸君) 2 ◯議長(畑 孝幸君) 3 ◯議長(畑 孝幸君) 4 ◯議長(畑 孝幸君) 5 ◯議長(畑 孝幸君) 6 ◯議長(畑 孝幸君) 7 ◯22番(大森哲男君) 8 ◯議長(畑 孝幸君) 9 ◯26番(田中宏典君) 10 ◯議長(畑 孝幸君) 11 ◯30番(斉藤新緑君) 12 ◯議長(畑 孝幸君) 13 ◯31番(仲倉典克君) 14 ◯議長(畑 孝幸君) 15 ◯28番(笹岡一彦君) 16 ◯議長(畑 孝幸君) 17 ◯34番(田中敏幸君) 18 ◯議長(畑 孝幸君) 19 ◯議長(畑 孝幸君) 20 ◯議長(畑 孝幸君) 21 ◯27番(佐藤正雄君) 22 ◯議長(畑 孝幸君) 23 ◯27番(佐藤正雄君) 24 ◯議長(畑 孝幸君) 25 ◯議長(畑 孝幸君) 26 ◯議長(畑 孝幸君) 27 ◯議長(畑 孝幸君) 28 ◯議長(畑 孝幸君) 29 ◯議長(畑 孝幸君) 30 ◯議長(畑 孝幸君) 31 ◯議長(畑 孝幸君) 32 ◯議長(畑 孝幸君) 33 ◯議長(畑 孝幸君) 34 ◯議長(畑 孝幸君) 35 ◯議長(畑 孝幸君) 36 ◯知事杉本達治君) 37 ◯議長(畑 孝幸君) 38 ◯議長(畑 孝幸君) 39 ◯議長(畑 孝幸君) 40 ◯議長(畑 孝幸君) 41 ◯議長(畑 孝幸君) 42 ◯議長(畑 孝幸君) 43 ◯議長(畑 孝幸君) 44 ◯30番(斉藤新緑君) 45 ◯議長(畑 孝幸君) 46 ◯議長(畑 孝幸君) 47 ◯議長(畑 孝幸君) 48 ◯議長(畑 孝幸君) 49 ◯議長(畑 孝幸君) 50 ◯議長(畑 孝幸君) 51 ◯議長(畑 孝幸君) 52 ◯議長(畑 孝幸君) 53 ◯議長(畑 孝幸君) 54 ◯議長(畑 孝幸君) 55 ◯田村康夫君 56 ◯議長(畑 孝幸君) 57 ◯議長(畑 孝幸君) 58 ◯議長(畑 孝幸君) 59 ◯議長(畑 孝幸君) 60 ◯議長(畑 孝幸君) 61 ◯議長(畑 孝幸君) 62 ◯議長(畑 孝幸君) 63 ◯議長(畑 孝幸君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(畑 孝幸君) これより、本日の会議を開きます。                ─────────────── 2 ◯議長(畑 孝幸君) 議事に先立ち一言申し上げます。  このたびの豪雨により、九州のほか各地において甚大な被害が発生しております。亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。                ─────────────── 3 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、諸般の報告をいたします。  開会日以降、議会に通知等のあったものについてはお手元に配付のとおりです。                ───────────────                                  財第144号                                  令和2年7月9日   福井県議会議長     畑   孝 幸  様                             福井県知事 杉 本 達 治                  追加議案の送付について   第411回定例福井県議会に提出する追加議案を別添のとおり送付します。      (別 添)  第74号議案 令和2年度福井県一般会計補正予算(第8号)                ─────────────── 発議第13号                 種苗法改正に関する意見書(案)
      会議規則第14条第2項の規定により別紙のとおり提出します。                                    令和2年7月1日   福井県議会議長     畑   孝 幸  様                          提出者 福井県議会産業常任委員会                                 委員長 斉 藤 新 緑      〔別 紙 後 掲〕                ───────────────                                    令和2年7月10日   福井県議会議長     畑   孝 幸  様                                総務教育常任委員会                                 委員長 大 森 哲 男                                厚生常任委員会                                 委員長 田 中 宏 典                                産業常任委員会                                 委員長 斉 藤 新 緑                                土木警察常任委員会                                 委員長 仲 倉 典 克                                議会運営委員会                                 委員長 山 岸 猛 夫                  閉会中の継続審査申出書  本委員会は、下記事件について、閉会中もなお審査を要するものと決定したので、会議規則第74条 の規定により申し出ます。                       記  1 事 件    別紙「閉会中の継続審査事件の申出一覧」のとおり  2 理 由    ・各常任委員会      所管事務の調査のため    ・議会運営委員会      付議事件の調査のため  3 申出期間      令和3年6月定例会まで      〔別 紙 後 掲〕                ───────────────                                  福監第7-7号                                  令和2年7月8日   福井県議会議長  様                            福井県監査委員  力 野   豊                                     長 田 光 広                                     江 川 権 一                                     平 鍋 順 一             例月出納検査の結果に関する報告について   地方自治法第235条の2の規定に基づき実施した例月出納検査の結果を、次のとおり提出します。                       記  1 検査年月日  令和2年6月26日  2 検査の対象  令和2年5月分           一般会計 特別会計 公営企業会計  3 検査の着眼点 普通会計           (1)月次計数に誤りはないか。           (2)現金の保管は適正か。           (3)主要収入は順調に経過しているか。           (4)支出は計画的に行われているか。           (5)収支差引不足額の補てんとして一時借入金は適正か。           (6)前月までの出納事務で是正を要する事項については適正に処理されて              いるか。           公営企業会計           (1)月次計数に誤りはないか。           (2)企業経営に不合理な傾向は現れていないか。           (3)経理方法に不適当なものはないか。           (4)業務動向はどうか。           (5)前月までの出納事務で是正を要する事項については適正に処理されて              いるか。  4 検査の内容  福井県監査委員監査基準に準拠し、提出を求めた検査資料、関係帳票および証          拠書類について照合、検査および関係者からの聴取を行った。  5 検査の結果  各会計の収支計算書等の計数は、関係諸帳簿および指定金融機関の預金現在高          証明書等と符合し、正確であることを認めた。      〔別添資料省略〕                ─────────────── 4 ◯議長(畑 孝幸君) また、田村君から議員の辞職願の提出がありましたので、御報告いたします。                ━━━━━━━━━━━━━━━ 5 ◯議長(畑 孝幸君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。                ━━━━━━━━━━━━━━━                   第1から第21まで 6 ◯議長(畑 孝幸君) まず、日程第1から日程第21までを、会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。  これらの案件につきましては、各委員会に付託し、既に審査、調査を願っておりますので、ただいまから各委員長より、その経過及び結果について報告を求めることといたします。  よって、報告は、総務教育、厚生、産業及び土木警察の各常任委員会、予算決算特別委員会、福井県長期ビジョンに関する特別委員会の順序に願います。  総務教育常任委員会委員長大森君。     〔総務教育常任委員会委員長大森哲男君登壇〕 7 ◯22番(大森哲男君) 総務教育常任委員会は、6月29日に委員会を開催し、本委員会に付託されました案件について慎重に審査を行いました。その結果を報告いたします。  議案について申し上げます。  第54号議案、第56号議案及び第69号議案から第71号議案までの計5件につきましては、全員一致で、それぞれ原案のとおり可決または承認をいたしました。  以上、総務教育常任委員会の委員長報告といたします。 8 ◯議長(畑 孝幸君) 厚生常任委員会委員長田中宏典君。     〔厚生常任委員会委員長田中宏典君登壇〕 9 ◯26番(田中宏典君) 厚生常任委員会は、6月30日に委員会を開催し、本委員会に付託されました案件について慎重に審査を行いましたので、その結果を報告いたします。  請願について申し上げます。  請願第13号につきましては継続審査を求める意見があり、採決の結果、賛成少数で否決されましたので、続いて採決の結果、賛成少数で不採択と決定いたしました。  次に、請願第14号につきましては、賛成少数で不採択と決定いたしました。  以上、厚生常任委員会の委員長報告といたします。 10 ◯議長(畑 孝幸君) 産業常任委員会委員長斉藤君。     〔産業常任委員会委員長斉藤新緑君登壇〕 11 ◯30番(斉藤新緑君) 産業常任委員会は、7月1日に委員会を開催し、本委員会に付託されました案件について慎重に審査を行いましたので、その結果を報告いたします。  議案について申し上げます。  第57号議案につきましては、全会一致で原案のとおり可決いたしました。  なお、農林水産部の所管事務調査において、種苗法の改正について論及があり、種苗法改正に関する意見書案を全会一致で可決し、議長宛てに提出いたしました。  以上、産業常任委員会の委員長報告といたします。 12 ◯議長(畑 孝幸君) 土木警察常任委員会委員長仲倉君。     〔土木警察常任委員会委員長仲倉典克君登壇〕
    13 ◯31番(仲倉典克君) 土木警察常任委員会の委員長報告をさせていただきます。  土木警察常任委員会は、7月2日に委員会を開催し、本委員会に付託をされました案件について慎重に審査を行いましたので、その結果を報告いたします。  議案について申し上げます。  第60号議案から第62号議案までの合計3件につきましては、全会一致で、それぞれの原案のとおり可決いたしました。  以上、土木警察常任委員会の委員長報告といたします。 14 ◯議長(畑 孝幸君) 予算決算特別委員会委員長笹岡君。     〔予算決算特別委員会委員長笹岡一彦君登壇〕 15 ◯28番(笹岡一彦君) 予算決算特別委員会は、6月25日の本会議において付託を受けました議案等の審査を行いましたので、その結果を報告いたします。  議案については、付託後、各分科会において部局別審査を行い、その審査結果の報告を受けて、7月8日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました。  審査の結果、付託された第52号議案、第53号議案の2件及び第63号議案から第68号議案までの6件、計8件については、全会一致で、それぞれ原案のとおり可決または承認いたしました。  以上、予算決算特別委員会の委員長報告といたします。 16 ◯議長(畑 孝幸君) 福井県長期ビジョンに関する特別委員会委員長田中敏幸君。     〔福井県長期ビジョンに関する特別委員会委員長田中敏幸君登壇〕 17 ◯34番(田中敏幸君) 福井県長期ビジョンに関する特別委員会は、7月3日に委員会を開催し、6月25日の本会議において付託を受けました議案の審査を行いましたので、その結果を報告します。  付託された議案については、知事の出席を求め、慎重に審査を行いました。  まず、第58号議案福井県長期ビジョンの策定については、これまでの審査経過を踏まえた上で、さらに委員から意見、提言等がなされ、十分審査を行った上で採決を行い、賛成多数で原案のとおり可決いたしました。  その後、委員から提案のあった附帯決議案についての採決を行い、全会一致で可決され、委員会として附帯決議を付すことを決定いたしました。  附帯決議は、今回の新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえ、「長期ビジョンの最終案では、都市部への人口集中と過密が感染症リスクを拡大することや国土政策の見直しの必要性、関連する施策等について触れているが、新しい生活様式の定着をはじめ、今回の感染拡大が我が国や本県における社会経済活動に将来にわたって具体的にどのような影響をもたらすのか、現時点では全てを見通すのは難しい状況にある。よって県は、今後の社会経済情勢の変化を注視するとともに、適宜、長期ビジョンについて検証と見直しを行い、政策、施策に反映するよう」求めたものであります。  次に、第59号議案第二期ふくい創生・人口減少対策戦略の策定についても、これまでの議論を踏まえた上で審査を行い、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決いたしました。  以上、福井県長期ビジョンに関する特別委員会の委員長報告といたします。                ───────────────                                  令和2年6月29日   福井県議会議長     畑   孝 幸 様                             総務教育常任委員会                              委員長  大 森 哲 男                  委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第76条の規定に より報告します。                     記 ┌──────┬───────────────────────────┬─────┐ │ 議案番号 │       件          名        │審査の結果│ ├──────┼───────────────────────────┼─────┤ │第54号議案 │福井県県税条例の一部改正について           │原案可決 │ │第56号議案 │福井県個人番号の利用等に関する条例の一部改正について │原案可決 │ │第69号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(福井県県税条例│原案承認 │ │      │の一部改正について)                 │     │ │第70号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(特定地域等の振│原案承認 │ │      │興を促進するための県税の課税の特例に関する条例の一部改│     │ │      │正について)                     │     │ │第71号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(福井県一般職の│原案承認 │ │      │職員等の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について) │     │ └──────┴───────────────────────────┴─────┘                ───────────────                                  令和2年7月1日   福井県議会議長     畑   孝 幸 様                             産業常任委員会                              委員長  斉 藤 新 緑                  委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第76条の規定に より報告します。                     記 ┌──────┬───────────────────────────┬─────┐ │ 議案番号 │       件          名        │審査の結果│ ├──────┼───────────────────────────┼─────┤ │第57号議案 │福井県森林整備地域活動支援基金条例の廃止について   │原案可決 │ └──────┴───────────────────────────┴─────┘                ───────────────                                  令和2年7月2日   福井県議会議長     畑   孝 幸 様                             土木警察常任委員会                              委員長  仲 倉 典 克                  委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第76条の規定に より報告します。                     記 ┌──────┬───────────────────────────┬─────┐ │ 議案番号 │       件          名        │審査の結果│ ├──────┼───────────────────────────┼─────┤ │第60号議案 │県有財産の取得について                │原案可決 │ │第61号議案 │県有財産の取得について                │原案可決 │ │第62号議案 │県有財産の取得について                │原案可決 │ └──────┴───────────────────────────┴─────┘                ───────────────                                  令和2年7月8日   福井県議会議長     畑   孝 幸 様                             予算決算特別委員会                              委員長  笹 岡 一 彦                  委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第76条の規定に より報告します。                     記 ┌──────┬───────────────────────────┬─────┐ │ 議案番号 │       件          名        │審査の結果│ ├──────┼───────────────────────────┼─────┤ │第52号議案 │令和2年度福井県一般会計補正予算(第7号)      │原案可決 │ │第53号議案 │令和2年度福井県病院事業会計補正予算(第2号)    │原案可決 │ │第63号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(令和元年度福井│原案承認 │ │      │県一般会計補正予算(第8号))            │     │ │第64号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度福井│原案承認 │ │      │県一般会計補正予算(第2号))            │     │ │第65号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度福井│原案承認 │ │      │県一般会計補正予算(第3号))            │     │ │第66号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度福井│原案承認 │ │      │県一般会計補正予算(第4号))            │     │ │第67号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度福井│原案承認 │ │      │県一般会計補正予算(第5号))            │     │
    │第68号議案 │専決処分につき承認を求めることについて(令和2年度福井│原案承認 │ │      │県病院事業会計補正予算(第1号))          │     │ └──────┴───────────────────────────┴─────┘                ───────────────                                  令和2年7月3日   福井県議会議長     畑   孝 幸 様                        福井県長期ビジョンに関する特別委員会                              委員長  田 中 敏 幸                  委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第76条の規定に より報告します。                     記 ┌──────┬───────────────────────────┬─────┐ │ 議案番号 │       件          名        │審査の結果│ ├──────┼───────────────────────────┼─────┤ │第58号議案 │福井県長期ビジョンの策定について           │原案可決 │ │第59号議案 │第二期ふくい創生・人口減少対策戦略の策定について   │原案可決 │ └──────┴───────────────────────────┴─────┘                ───────────────                                  令和2年6月30日   福井県議会議長     畑   孝 幸 様                             厚生常任委員会                              委員長  田 中 宏 典                   請願審査報告書  本委員会に付託を受けた請願を審査の結果、下記のとおり決定したので会議規則第93条第1項 の規定により報告します。                         記 ┌───────┬────────────────────────┬────┬─────────┐ │ 請願番号  │      件          名      │審査結果│経過及び結果の報告│ ├───────┼────────────────────────┼────┼─────────┤ │ 請願第13号 │日本政府に「核兵器禁止条約」への賛同と批准を求め│不採択 │    -    │ │       │る意見書の提出に関する請願           │    │         │ │ 請願第14号 │新型コロナウイルスの影響を大きく受ける医療機関・│不採択 │    -    │ │       │介護事業所の昨年度収益を確保し安全・安心の医療・│    │         │ │       │介護を存続していくために新たな公的資金の導入を求│    │         │ │       │める意見を国に提出することを求める請願     │    │         │ └───────┴────────────────────────┴────┴─────────┘                ─────────────── 18 ◯議長(畑 孝幸君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。                ─────────────── 19 ◯議長(畑 孝幸君) これより、各委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告者はありませんので、ないものと認め、各委員長報告に対する質疑は終結いたしました。                ─────────────── 20 ◯議長(畑 孝幸君) これより、討論に入ります。  佐藤君より反対討論の通告がありますので、許可することにいたします。  佐藤君。     〔佐藤正雄君登壇〕 21 ◯27番(佐藤正雄君) 日本共産党の佐藤正雄です。  最初に、今回の九州はじめ各地の豪雨被災にお見舞いを申し上げます。  また、予算案では杉本県政のもとで、県民の苦難改善ですね、コロナウイルス感染症に対する負担軽減に対する予算は評価をいたします。  反対討論ですが、第56号議案福井県個人番号の利用等に関する条例の一部改正については、マイナンバー事務の拡大であり反対です。マイナンバーの課題は、さきの国民1人10万円給付金事務でも、県内含め全国で混乱が起きたことは御承知のとおりであります。  次に、第58号議案福井県長期ビジョンの策定についてです。コロナウイルス感染症が引き続き世界を席巻しております。コロナ後の社会がどうなるか不透明な下で、決め打ち的な将来の社会像を土台とした2040年を目指す長期ビジョンを策定するには、時期が悪過ぎると思います。  また、新幹線推進はこれまでも指摘してきましたが、福井県民にとっては、北陸新幹線沿線自治体の中で実質的に最大の負担金となります。さらに北陸の中でも、交直両用車両導入など一番負担の重い並行在来線、第三セクター鉄道の運行を担わされることになります。一番小さい福井県が、新幹線の建設費用負担でも在来線の三セク化でも一番重い負担を担うことになります。明るいばら色だけのビジョンとは裏腹に、県財政や市町財政にとっても、さらには新幹線や在来線利用の県民一人一人にとっても、旅行や通勤・通学の際の負担が増えることになります。  さらに2040年まで原発推進を続けることは県民理解を得られません。現在、県内の全ての原発は40年を超え、老朽化していくわけです。将来にわたって原発依存に県民を拘束するような長期ビジョンの議決には賛成できません。  次に、請願についての委員長報告に反対の討論を行います。  請願第13号日本政府に核兵器禁止条約への賛同と批准を求める意見書の提出に関する請願は採択を求めます。この請願を出された実行委員会の皆さんは、コロナ禍の下でも様々な工夫をされて、福井県内の全ての自治体で平和行進をされました。今年の全日程参加の通し行進者は、福井県史の編さんにも携わられた松浦義則福井大学名誉教授御夫妻でした。行進の皆さんは各自治体を訪問されたわけですが、各地で歓迎を受けました。ある役所では、町長、議長、職員等、四十数名が出迎え歓迎されたとか、ある役所ではヒバクシャ国際署名を50名分集めて待っていてくれたなど、お聞きをいたしました。元教員の、ある教育長さんは、「教員時代は非核三原則がありながら核兵器に依存している日本のことを生徒に話すのが苦しかった」と挨拶をされたそうです。福井県民は核兵器廃絶を強く願っております。  さて、人類史上初めて核兵器を違法なものとして定めた核兵器禁止条約が国連で採択されて3年がたちました。81か国が署名し、39か国が批准し、条約発効まであと11か国と迫っております。核保有国9か国は、昨年1年間に日本円で約7.8兆円もの財政を核兵器関連予算に充てています。核兵器禁止が実現すれば、このような予算が世界の貧困問題の解決や新興感染症対策に回せることにもつながります。福井県内の被爆者数も、高齢化に伴い44人にまで減っております。新たな核兵器の犠牲者を絶対に生み出してはなりません。肉親や友人たちを瞬時に木の葉のように焼き殺され、生きながらも原爆症の苦しみを与え続けた原爆の一日も早い廃絶を願い続けながら、県内でも多くの原爆被爆者の皆さんが亡くなられております。県内44名の被爆者と県民の皆さんの元へ福井県議会の意見書採択と核兵器禁止条約発効の朗報を届けるために、採択をお願いするものであります。  最後に、請願第14号新型コロナウイルスの影響を大きく受ける医療機関・介護事業所の昨年度収益を確保し安全・安心の医療・介護を存続していくために新たな公的資金の導入を求める意見を国に提出することを求める請願の採択を求めます。この請願を提出した福井県社会保障推進協議会には、福井県内各地から98もの医療機関・介護事業者から賛同署名が寄せられております。ぜひ党派を超えて、全会一致での採択をお願いいたします。  さて、先日、社会保険診療報酬支払基金から重大な事実が公表されました。4月中の診療に対する社会保険診療報酬支払基金の医療機関への支払額が前年同月比で10%減少し、延べ患者数も23%減少したとのことです。減少のトップは東京都の18%減少、次は福井などの15%減少です。外来では東京都が23%減少、次が福井県の22%減少です。歯科では東京が26%減少、次が福井県の20%減少であります。人口比でコロナ患者数が東京に次いで多いなどと報道されていた時期でもあり、それが反映した数字とも言えます。  しかし、東京などではテレワークなどで都外から都内へ通勤の方々の医療機関利用も減少した面も強いでしょうから、福井県の減少状況はより深刻と見るべきでしょう。国民健康保険については、厚生常任委員会の質疑では理事者も承知していないとの答弁でしたが、高齢者加入も考慮すれば社会保険同様かそれ以上の減少と考えられます。つまり、この事実は何を示すのでしょうか。福井県の歯科を含む医療機関では、コロナ禍の下で…… 22 ◯議長(畑 孝幸君) 佐藤君に申し上げます。  今の討論は議案とは関係ありませんので終了してください。 23 ◯27番(佐藤正雄君) (続)全国トップレベルでの減収が起こっているということではありませんか。このような結果を受け、全国で最も被害の大きくなっている福井県の県議会としては、全国に先駆けて医療機関支援を国に強く求めて当然であり、医療機関と命がけで働く皆さんの御苦労を踏みにじる不採択などは許されません。あわせて、かかる福井県の状況を踏まえた県独自の支援策も強く求めて討論を終わります。 24 ◯議長(畑 孝幸君) 以上で、通告による討論は終了いたしましたので、ほかにないものと認め、日程第1から日程第21までの各案件に対する討論は終結いたしました。                ─────────────── 25 ◯議長(畑 孝幸君) これより、議案の採決に入ります。  その方法は、2回に分けて起立によって行います。  まず、日程第1及び日程第2の2件を一括して採決いたします。  本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 26 ◯議長(畑 孝幸君) 起立多数であります。  よって、日程第1及び日程第2の2件につきましては、委員長報告のとおり決定いたしました。                ─────────────── 27 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、日程第3から日程第19までの17件を一括して採決いたします。  本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。     〔全 員 起 立〕 28 ◯議長(畑 孝幸君) 起立全員であります。  よって、日程第3から日程第19までの17件につきましては、委員長報告のとおり決定いたしました。                ─────────────── 29 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、請願を採決いたします。  日程第20及び日程第21の請願2件を一括して採決いたします。  本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。     〔賛成者起立〕 30 ◯議長(畑 孝幸君) 起立多数であります。  よって、日程第20及び日程第21の請願2件につきましては、委員長報告のとおり決定いたしました。                ━━━━━━━━━━━━━━━             第22 予算決算特別委員会の中間報告について 31 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、日程第22を議題といたします。  予算決算特別委員会から中間報告がなされております。報告書をお手元に配付しておきましたので、それによって御了承願います。                ───────────────                予算決算特別委員会審査報告書  1 審査期日及び場所    令和2年7月8日(水) 全員協議会室  2 出席委員    笹岡一彦委員長 外34名  3 付議事件審査の概要    本委員会は、付議事件である「一般会計、特別会計および事業会計の予算に係る議案に関す   ること」、「県財政の運営上および県政上の重要な案件」について審査を行った。    その審査の過程において、各委員より論及のあった主な内容は、次のとおりである。
      (1)新型コロナウイルス感染症対策について     新型コロナウイルス感染拡大による県内経済への影響についてただしたのに対し、「県内    の約8割の企業で売上げが減少しており、こうした影響は半年から1年程度続くと予想する    企業が半数を占めるなど、経済の落ち込みは非常に厳しい状況にある」との見解が示された。     また、今後の休業要請の在り方と経済活動の両立をどのように進めていくのか、との質問    に対し、「新しい生活様式を取り入れ、業種ごとに作成されているガイドラインを事業者に    守っていただくことが大事であり、万一、クラスターが発生した場合には、早々に大規模な    検査を実施し、休業要請は一部の業種、地域に絞るなど感染症対策と経済活動が両立できる    よう対策を講じたい」との見解が示された。     さらに、第2波に向け、PCR検査や抗原検査などの検査体制について、どのように進め    ていくのか、との質問に対し、「唾液の検体採取については、一般の病院や診療所でも可能    であることから、実施の呼びかけを、抗原検査については、鼻咽頭拭い液を用いるため完全    防御が必要ではあるが、実施可能な医療機関に呼びかけをしており、県内で検体採取できる    ところをさらに増やしていきたい」との見解が示された。     加えて、医療や介護分野での人材不足に拍車がかかるのではないかと懸念するが、人材確    保にどのように取り組むのか、との質問に対し、「募集に対する応募は昨年並み、またはそ    れ以上となっているが、例えば新型コロナウイルス感染症に立ち向かう医療従事者の姿をD    VD化し見ていただく、また、医療機関が個別に看護専門学校などを訪問するような仕組み    により、人材確保に努めている」との見解が示された。     委員からは、全国初となった県民向けのマスクの購入券の配布などの独自の政策を打ち出    したことへの評価の声と、第2波に向けて、医療、産業、あらゆる分野での第1波の分析を    もとにした対策を立てるべきであり、休業要請の対象業種や補償などについて、県民の声を    取り入れた県独自の柔軟な対応を求める意見が多くあった。   (2)教育行政について     新型コロナウイルス感染症対策としての学校休業の開始と学校再開のタイミングについて    どのように総括するのか、また、第2波では一斉休校とせず、市町の感染リスクに合わせる    など柔軟に対応すべきではないか、とただしたのに対し、「今回の再開時には市町の教育長、    校長および首長の意見を伺い、6月1日を前提とするが、登校日を設けられるなど柔軟にで    きるようにした。第2波に向けては、県下一律全ての学校を休ませるというのは現実的でな    く、学校ごとに判断していくという基準にのっとって実施したい」との見解が示された。     また、部活動の在り方について、令和3年度重点提案・要望書において、部活動を学校教    育活動以外のものとするよう国に求めているが、生徒や保護者の意見は調査・確認したのか、    という質問に対し、「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の改    正を受けて、学校現場を知る市町の教育長や県立学校長の意見を聞いてまとめたものであり、    生徒等の意見は調査していないが、部活動が学校教育の内外にかかわらず時間や場所が確保    され、思い切り活動できるよう、県として生徒のことを第一に考え、支援していきたい」と    の見解が示された。   (3)北陸新幹線の整備について     コロナ禍においても、敦賀以西の建設財源確保を速やかに進めることが必要であるとして    今後の対応をただしたのに対し、「京都府、大阪府など関西との連携を強化し、一日も早く    大阪まで整備すべく、速やかな財源確保を引き続き政府・与党に求めていきたい」との見解    が示された。     また、北陸新幹線大阪開業の予定ははっきりしないとして、開業の目標年次についてただ    したのに対し、「2030年度末までに北海道新幹線ができるならば、北陸新幹線の方が経済性    が高いため、敦賀からの切れ目のない着工と2030年度末までの大阪までの全線開通を沿線の    自治体、関西の経済界とともに目指していきたい」との見解が示された。     さらに、北陸新幹線を関西国際空港まで延伸するための検討を行ってはどうか、とただし    たのに対し、「北陸新幹線が関西国際空港まで直接乗り入れられれば、利便性が非常に向上    し、インバウンドの増加などが見込まれるが、新大阪までの一日も早い着工を目指しながら、    関西の自治体や経済界などの動向を注視していきたい」との見解が示された。   (4)災害対策について     浸水が想定される要配慮者利用施設について、令和3年度までに作成を義務付けられた避    難確保計画の作成状況を問われ、「対象施設1,445施設のうち、今年3月末現在の累計で571    施設で計画作成が完了しており、市町における講習会プロジェクトの実施を引き続き支援し    ていきたい」との見解が示された。     また、避難所の管理・運営体制や、体育館以外の避難所について問われ、「市町の指定す    る体育館などの避難所、ホテル等の新たな避難所も含め、市町の災害対策本部が一元管理し    ており、先月から運用を開始した「福井県防災ネット」において広く県民に対して避難所等    の情報を提供する体制とした。さらに、新たな避難所についても運営訓練に含めるよう働き    かけていきたい」との見解が示された。     このほか、チャレンジ2020、県都福井駅前のまちづくり、エネルギー政策、サンドーム福    井の利活用策、警察行政など広範多岐にわたり、それぞれ理事者の見解と対応をただした。     以上のとおり、中間報告する。                                  令和2年7月10日     福井県議会議長      畑   孝 幸 様                              予算決算特別委員会                               委員長 笹 岡 一 彦                ━━━━━━━━━━━━━━━         第23 福井県長期ビジョンに関する特別委員会の審査報告について 32 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、日程第23を議題といたします。  福井県長期ビジョンに関する特別委員会から、審査が終了した旨の報告がなされております。報告書をお手元に配付しておきましたので、会議規則第40条第3項の規定により、委員長報告を省略いたします。                ───────────────            福井県長期ビジョンに関する特別委員会審査報告書  1 審査期日、場所および出席委員    令和元年 9月27日(金)、全員協議会室 委員長ほか34名    令和元年 12月13日(金)、全員協議会室 委員長ほか33名    令和2年 3月5日(木)、全員協議会室 委員長ほか34名    令和2年 7月3日(金)、全員協議会室 委員長ほか35名  2 付議事件審査の概要    本委員会は、令和元年第408回(9月)定例会において「福井県長期ビジョンの策定に関する   こと」、「「ふくい創生・人口減少対策戦略」の策定に関すること」についてを付議事件とし、   全議員で構成する委員会として設置された。    設置後、定例会ごとに委員会を開催し、慎重に審査を行った。    なお、委員会の模様は、広く県民の方々に見ていただけるようインターネット中継による配   信を行った。    審査の経過は、次のとおりである。   〔9月、12月、3月に開催された委員会〕     福井県長期ビジョン、ふくい創生・人口減少対策戦略について、段階に応じて案が示され、    それに対し、委員からは次のような意見、提言がなされた。     長期ビジョンについては、特に、長期ビジョンの内容がすべてを網羅し過ぎて総花的で目    玉がなくインパクトに欠ける。もっと福井らしさを出して、県民と夢を共有し、県民すべて    が希望をもてるような内容にすべきであるという意見が多く述べられた。     このほか、ビジョンの推進体制、SDGsの取り組み、個別計画との整合性、5年間の実    行プランの予算規模等について、様々な意見が述べられた。     ふくい創生・人口減少対策戦略については、人口減少こそ最も優先すべき課題であり、何    とかして福井県の人口を減らさない努力をしなければならない。「2040年に68万人」という    推計値に対しては、人口を80万人に戻すぐらいの計画を立てて取り組むべきとの提言がなさ    れた。   〔7月3日の委員会〕
        付議事件とあわせて、今回付託された第58号議案「福井県長期ビジョンの策定について」、    第59号議案「第二期ふくい創生・人口減少対策戦略の策定について」、知事に出席を求め    慎重に審査を行った。審査の結果、議案2件については可決された。     まず、知事から議案の説明、地域戦略部長から「福井県長期ビジョン」、「第2期ふくい    創生・人口減少対策戦略」の最終案について説明があった。     今回、特に、「新型コロナウイル感染症拡大による影響」を踏まえた意見、提言がなされ、    委員からは、「コロナ禍により、日本の国土計画というものも変わってくる。我々が想像し    得ない社会へ変貌を遂げていこうとする中で、2040年の姿を正確に反映していくというのは    なかなか難しい。いかなる事態が起こるかわからない。ビジョンもそれに合わせて、ある程    度柔軟に見直して実行していくということが必要ではないか」     「新型コロナウイルス感染症のような無視できないような大きな変化、生活様式や社会の    在り方の変化があった場合には、20年後のビジョンそのものを見直す必要があるのではない    か」     「アフターコロナ時代を迎える数年後に向け大きな成長の芽を見つけ、福井の位置を大き    く変えるための強気の戦略が求められる。2年後をめどにより進化したビジョン策定に取り    組むべきではないか」との意見が述べられた。     それらの意見に対し知事からは、「新型コロナウイルス感染症の拡大ということも踏まえ    た上で、長期ビジョン案を策定している。長期ビジョンであるので、大きくは将来像を県民    の皆さんと共有するものであり、頻繁に見直す性格のものではないと思っているが、地震や    コロナ以外のさらに大きな感染症の発生など、今、想定できないようなことが起こるという    ことは十分にあり得る。そのような社会構造の変化があった場合には、議会に相談をさせて    いただきながら、必要に応じて将来構想を見直すなど柔軟に対応していきたい」との答弁が    なされた。     これらの議論を踏まえて、「第58号議案」に対し、「県は、今後の社会経済情勢の変化を    注視するとともに、適宜、長期ビジョンについて検証と見直しを行い、政策・施策に反映す    るよう求める」旨の附帯決議を付すことを決定した。     次に、これまでの議会での議論を踏まえて新たに示された基本目標「活力人口100万人ふく    い」については、「定住人口の確保に加えて、交流人口、さらには新しい概念である関係人    口を組み合わせて100万人を目指していくということである。目標として掲げる以上は数値的    達成状況の把握、検証、政策的な見直しは必要であるが、手法について伺う」とただしたの    に対し、知事から、「基本は定住人口であるが、人の数と活動量で社会の活力がはかれると    いう考え方で、交流人口、関係人口も重要と考えている。100万人という目標は、数字で毎年    検証していくものではないが、学生キャンプのように活動量の大きいものもあり、また、ふ    るさと納税の額等で換算も可能であるので、そういったものを見ながら、2040年に活力人口    100万人となるよう目指していきたい」との答弁がなされた。     このほか、コロナ禍による田園回帰、分散型社会への機運の高まりによる移住定住政策推    進、世界が目指す「福井モデル」の確立、自然減対策等について意見、提言がなされた。    なお、令和元年9月定例会において設置されて以降、上記のとおり付議された事件の審査を   行い、7月3日の委員会において、付議事件に基づき付託された第58号議案「福井県長期ビジ   ョンの策定について」、第59号議案「第二期ふくい創生・人口減少対策戦略の策定について」   を採決し可決されたことにより、当委員会に付議された事件の審査は終了する。    以上、福井県長期ビジョンに関する特別委員会の報告とする。                                  令和2年7月10日     福井県議会議長      畑   孝 幸 様                            福井県長期ビジョンに関する特別委員会                               委員長 田 中 敏 幸                ─────────────── 33 ◯議長(畑 孝幸君) お諮りいたします。  福井県長期ビジョンに関する特別委員会は、報告のとおり審査を終了したことから、本日をもって廃止することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(畑 孝幸君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。                ━━━━━━━━━━━━━━━       第24 第74号議案 令和2年度福井県一般会計補正予算(第8号) 35 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、日程第24を議題といたします。  これより、知事から提案理由の説明を求めることにいたします。  知事杉本君。     〔知事杉本達治君登壇〕 36 ◯知事杉本達治君) 提案理由説明に先立ち一言申し上げます。  九州地方や東海地方など各地を襲った令和2年7月豪雨により、土砂災害や河川の氾濫など甚大な被害が発生しております。亡くなられた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。  本県では昨日から岐阜県に職員2名を派遣したところであり、被災地の一日も早い復旧、復興に向けて応援してまいります。また、本県といたしましても、さらなる防災意識の向上と防災対策の強化に取り組んでまいります。  それでは、ただいま追加上程されました議案につきまして御説明申し上げます。  今回の補正予算案は、多くの皆様から好評をいただいた「ふくいdeお泊りキャンペーン」の第2弾を追加実施するとともに、売上げが減少した小規模事業者等に対する応援金を増額するものなどであります。  以上の結果、6月追加補正予算案の規模は21億円、一般会計の累計額は5,360億円となります。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。                ─────────────── 37 ◯議長(畑 孝幸君) これより、本件に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告者はありませんので、ないものと認め、本件に対する質疑は終結いたしました。                ─────────────── 38 ◯議長(畑 孝幸君) お諮りいたします。  本件につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託は省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 39 ◯議長(畑 孝幸君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。                ─────────────── 40 ◯議長(畑 孝幸君) これより、本件に対する討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告者はありませんので、ないものと認め、本件に対する討論は終結いたしました。                ─────────────── 41 ◯議長(畑 孝幸君) これより、採決に入ります。  その方法は、起立によって行います。  日程第24 第74号議案 令和2年度福井県一般会計補正予算(第8号)を原案のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。     〔全 員 起 立〕 42 ◯議長(畑 孝幸君) 起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                ━━━━━━━━━━━━━━━            第25 発議第13号 種苗法改正に関する意見書(案)                ───────────────                種苗法改正に関する意見書(案)   現在、国において、品種登録をした農産物の国外流出の防止を図ること等を目的とした種苗法  の改正が検討されている。   日本の優良品種の国外流出を防止し、今後の新品種の開発を加速化するためにも育成者権者に  無断で増殖、譲渡することを制限するなどの措置を講ずることは知的財産の保護という観点からも  必要である。   本県においても、種子法の廃止を受けて新たに条例を定め、優良な種子を安定的に生産供給で  きる体制を整えている中で、県が育成した品種の地域外での不正な栽培を防止することは有用であ  る。   しかしながら、今回の種苗法の改正によって登録品種を作付用の種苗として使う自家増殖が許  諾制となり、一部の農家からは事務手続や費用負担の増加などにつながるのではないかとの不安の  声が上がっている。
      また、国は農産物の大半を占める一般品種には規制が及ばず影響は限定的としているが、現行  法においても育成者権の効力がおよぶ植物は年々増加しており、法改正後も登録品種が拡大すれば、  外資を含む一部の大規模な種苗企業が許諾権を独占することが懸念され、家族農業によって支えら  れてきた日本の農業の根幹を揺るがしかねない。   よって、国においては、種苗法の改正にあたり、下記の項目について対策を講じるよう求める。                       記  1 知的財産の保護を最優先とするのみではなく、農業者が営農を継続するために必要な法改正と   すること。  2 農業者が登録品種の自家増殖を行う際の許諾制については、その手続や費用等が農業者にとっ   て負担とならないような制度設計を行うこと。   以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    令和2年7月10日                                   福 井 県 議 会                ─────────────── 43 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、日程第25を議題といたします。  これより、斉藤君から提案理由の説明を求めることにいたします。  斉藤君。     〔斉藤新緑君登壇〕 44 ◯30番(斉藤新緑君) それでは、本意見書案の趣旨説明を行います。  種苗法は新品種の育成者権利を保護するものですが、これまで生産者には自家採種・増殖が原則自由として認められてきました。しかし、今般の種苗法改正案では、農業者は登録された品種の育種権利者から自家増殖の対価を払い許諾を得るか、許諾が得られなければ全ての苗を新しく購入するしかなくなります。つまり、登録品種は自家増殖が一律禁止になり、違反すると10年以下の懲役、1,000万円以下の罰金、共謀罪の対象になります。また、法改正なくとも農水省の省令によって登録品種と定められれば生産者の自家採種を禁止することが可能となっており、その省令による自家採種禁止植物の推移を見ますと、1998年以前は自家増殖・採取には制限はなかったものの、2016年では82種、2017年には一気に289種に急増し、今年3月には387種に増やされています。  こうした方向性は、公的機関による種子の保全、育成及び供給を困難にし、種子開発生産の民間企業支配と独占に道を開くことになりかねず、農家の経済的負担が増大することや農家による種苗の自家採種・増殖の権利を奪う可能性もあり、育成者権者からの権利侵害を理由とした訴えなどを懸念して営農意欲をそがれ、後継者不足も重なって、伝統的な日本の農業のさらなる衰退をもたらすおそれがあります。ひいては食料の安全保障、種の多様性、環境の保全、地域の存続といった持続可能な経済社会の確立にとって大きなマイナス要因ともなりかねないことが危惧されます。よってここに、農業者が営農を継続するために必要な法改正となるよう国に求めるものであります。  産業常任委員会、全会一致で採決したものでございますので、議員各位の御理解を賜り、御賛同いただきますよう申し上げ、提案理由の説明といたします。                ─────────────── 45 ◯議長(畑 孝幸君) これより、本件に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告者はありませんので、ないものと認め、本件に対する質疑は終結いたしました。                ─────────────── 46 ◯議長(畑 孝幸君) 本件につきましては、委員会からの提出のため、会議規則第38条第2項の規定により、委員会に付託せず直ちに討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告者はありませんので、ないものと認め、本件に対する討論は終結いたしました。                ─────────────── 47 ◯議長(畑 孝幸君) これより、採決に入ります。  その方法は、起立によって行います。  日程第25 発議第13号 種苗法改正に関する意見書案を原案のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。     〔全 員 起 立〕 48 ◯議長(畑 孝幸君) 起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  可決されました本意見書につきましては、直ちに関係当局に提出し、その実現方について強く要請いたしますので御了承願います。                ━━━━━━━━━━━━━━━        第26 常任委員会および議会運営委員会の閉会中の継続審査について                ───────────────                閉会中の継続審査事件の申出一覧 ┌─────┬─────────────────────────────────────┐ │委員会名 │              件       名              │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │1 広報および広聴に関すること                      │ │     │2 県の歳出歳入予算、税その他の財務に関すること             │ │     │3 職員の人事および研修に関すること                   │ │     │4 県政の総合的企画および調整に関すること                │ │     │5 地方分権および市町行政一般に関すること                │ │     │6 交通対策に関すること                         │ │総務教育 │7 統計および情報に関すること                      │ │常   任│8 男女共同参画および県民活動に関すること                │ │     │9 出納の審査、歳出歳入決算事務に関すること               │ │     │10 教育委員会の所管に関すること                     │ │     │11 選挙管理委員会の所管に関すること                   │ │     │12 人事委員会の所管に関すること                     │ │     │13 監査委員の所管に関すること                      │ │     │14 前各号のほか他委員会の所属に属しないこと               │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │1 消防および防災に関すること                      │ │     │2 原子力安全対策に関すること                      │ │厚   生│3 県民の安全に関すること                        │ │常   任│4 環境保全に関すること                         │ │     │5 社会福祉に関すること                         │ │     │6 社会保障に関すること                         │ │     │7 保健衛生に関すること                         │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │1 県の魅力の向上に関すること                      │ │     │2 観光に関すること                           │ │     │3 文化に関すること                           │ │     │4 スポーツに関すること                         │ │     │5 産業(農業、林業および水産業を除く。)に関すること           │ │     │6 海外との人および経済の交流に関すること                │ │産   業│7 企業立地に関すること                         │ │常   任│8 科学技術に関すること                         │ │     │9 労働に関すること                           │ │     │10 公営企業に関すること                         │ │     │11 労働委員会の所管に関すること                     │ │     │12 農業、林業および水産業に関すること                  │ │     │13 農地関係の調整に関すること                      │ │     │14 土地改良に関すること                         │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │     │1 道路および河川に関すること                      │ │土木警察 │2 都市計画に関すること                         │ │常   任│3 住宅および建築に関すること                      │ │     │4 港湾その他土木に関すること                      │ │     │5 公安委員会の所管に関すること                     │ ├─────┼─────────────────────────────────────┤ │議会運営 │1 次期定例会の会期日程等、議会運営に関すること             │ └─────┴─────────────────────────────────────┘  ただし、「福井県の部制に関する条例」の改正等に伴い部局等の分掌事務等に変更があった場合は、当該件名も同時に変更されたものとみなすこととする。                ─────────────── 49 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、日程第26を議題といたします。  各委員会委員長から、会議規則第74条の規定により、お手元に配付のとおり閉会中の継続審査の申出がなされております。  お諮りいたします。  本件を、各委員会委員長からの申出のとおり決定することに、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長(畑 孝幸君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。     〔田村康夫君退席〕                ━━━━━━━━━━━━━━━                 第27 議員の辞職について 51 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、日程第27 議員の辞職についてを議題といたします。
     まず、辞職願を書記から朗読させます。     〔書 記 朗 読〕                    辞 職 願  今般、一身上の都合により議員を辞職したいので許可されるよう願い出ます。                                   令和2年7月10日  福井県議会議長    畑   孝 幸 様                               福井県議会議員 田村 康夫                ─────────────── 52 ◯議長(畑 孝幸君) お諮りいたします。  田村君の議員の辞職を許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 53 ◯議長(畑 孝幸君) 御異議なしと認めます。  よって、田村君の議員の辞職を許可することに決定いたしました。     〔田村康夫君着席〕                ─────────────── 54 ◯議長(畑 孝幸君) ここで、田村君より発言したい旨の申出がありますので、これを許可することにいたします。  田村君。     〔田村康夫君登壇〕 55 ◯田村康夫君 お許しをいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。  平成15年4月に当選来17年と3か月、大変お世話になりました。振り返りますと、平成25年に第100代目の副議長を拝命いたしました。翌年、続けて第96代の県議会議長を拝命し、大変すばらしい経験をさせていただきました。また、近年の議会を考えますと、ちょうど一昨年、第8番目の議員発議による手話言語条例が検討委員会を通じて初めて成立をいたしました。これも大変有意義であったと思っております。また、現在は、私の提案により家庭教育支援条例を委員の皆さん方と一緒に積み上げてまいりました。ただ、今議会で成立の運びでありましたが、コロナ禍の中で9月に持ち越されます。委員の皆さん、そして議員の皆さんにバトンを渡したいと思っております。  また、いいことばかりでなく、大変残念なこともありました。同期の同僚が2人、任期途中で亡くなりました。大好きな二人が亡くなりました。小泉剛康議員が亡くなって9年、そして谷出晴彦議員が亡くなって8年、これは忘れられない寂しい出来事でありました。  17年間、大変すばらしい経験と、代えがたいたくさんの人たちと出会うことができました。これは私の財産であり、宝であります。大事にしていきたいと思います。  今般、私のわがままで、地元に帰り新しいステージで汗をかきたい、そういった思いで、任期途中で辞任することを本当に申し訳なく思います。  そして、昨年新しい杉本知事の下、スタートいたしました。福井県は変わってきたな、私自身も大変わくわくどきどきしております。どうか杉本知事はじめ理事者の皆さん方、御健康には十分注意され、御多幸をお祈り申し上げたいと思いますし、そして、この伝統ある福井県議会、通い慣れた福井県議会を去るのは非常に寂しくもありますが、議員の皆さんの頑張りでなお一層発展されることを心から念じております。  長きにわたりましてお世話になりました。私の感謝とお礼の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)     〔田村康夫君退場〕                ─────────────── 56 ◯議長(畑 孝幸君) お諮りいたします。  ただいま議員の辞職が許可されたことに伴い、議会運営委員会の委員及び副委員長が欠員となることから、その選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(畑 孝幸君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。                ━━━━━━━━━━━━━━━          追加第1 議会運営委員会委員及び副委員長の選任について 58 ◯議長(畑 孝幸君) それでは、追加日程第1 議会運営委員会委員及び副委員長の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。  まず、議会運営委員会の委員については、委員会条例第5条第1項の規定により兼井君を指名したいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59 ◯議長(畑 孝幸君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。                ─────────────── 60 ◯議長(畑 孝幸君) 次に、議会運営委員会の副委員長については、委員会条例第6条第2項の規定により私の指名により選任したいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯議長(畑 孝幸君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  議会運営委員会の副委員長に仲倉君を指名したいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯議長(畑 孝幸君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。                ━━━━━━━━━━━━━━━ 63 ◯議長(畑 孝幸君) 以上で、議事全部を終了いたしました。  閉会に当たり、一言申し上げます。  会期中、議員各位には終始熱心に審議を重ねられ、県民の負託に応え得る結論を見出されたことに対し、深く感謝を申し上げます。  また、理事者各位におかれましては、会期中指摘をいたしました点について、十分留意し尊重されるとともに、執行に当たっては真に県民の福祉向上のため万全を期されるよう特に要望いたしまして、第411回定例県議会を閉会いたします。                               午後2時34分 閉 会                          会議録署名議員                            議  長 畑   孝 幸                            副議長  島 田 欽 一                            前議長  田 中 宏 典                            前副議長 小 寺 惣 吉                            議  員 辻   一 憲                             〃   仲 倉 典 克                             〃   長 田 光 広 発言が指定されていません。 Copyright © Fukui Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...