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  1. 福井県議会 2010-09-07
    平成22年第366回定例会(第1号 開会日) 本文 2010-09-07


    取得元: 福井県議会公式サイト
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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成22年第366回定例会(第1号 開会日) 本文 2010-09-07 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 67 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長斉藤新緑君) 2 ◯議長斉藤新緑君) 3 ◯3番(田中宏典君) 4 ◯議長斉藤新緑君) 5 ◯議長斉藤新緑君) 6 ◯議長斉藤新緑君) 7 ◯議長斉藤新緑君) 8 ◯議長斉藤新緑君) 9 ◯議長斉藤新緑君) 10 ◯議長斉藤新緑君) 11 ◯議長斉藤新緑君) 12 ◯議長斉藤新緑君) 13 ◯議長斉藤新緑君) 14 ◯議長斉藤新緑君) 15 ◯議長斉藤新緑君) 16 ◯議長斉藤新緑君) 17 ◯副議長渡辺政士君) 18 ◯副議長渡辺政士君) 19 ◯副議長渡辺政士君) 20 ◯副議長渡辺政士君) 21 ◯副議長渡辺政士君) 22 ◯副議長渡辺政士君) 23 ◯副議長渡辺政士君) 24 ◯7番(斉藤新緑君) 25 ◯副議長渡辺政士君) 26 ◯副議長渡辺政士君) 27 ◯副議長渡辺政士君) 28 ◯副議長渡辺政士君) 29 ◯副議長渡辺政士君) 30 ◯副議長渡辺政士君) 31 ◯副議長渡辺政士君) 32 ◯副議長渡辺政士君) 33 ◯事務局長森阪輝次君) 34 ◯副議長渡辺政士君) 35 ◯副議長渡辺政士君) 36 ◯副議長渡辺政士君) 37 ◯副議長渡辺政士君) 38 ◯副議長渡辺政士君) 39 ◯29番(中川平一君) 40 ◯副議長渡辺政士君) 41 ◯議長中川平一君) 42 ◯議長中川平一君) 43 ◯議長中川平一君) 44 ◯議長中川平一君) 45 ◯議長中川平一君) 46 ◯議長中川平一君) 47 ◯28番(渡辺政士君) 48 ◯議長中川平一君) 49 ◯議長中川平一君) 50 ◯議長中川平一君) 51 ◯議長中川平一君) 52 ◯議長中川平一君) 53 ◯議長中川平一君) 54 ◯議長中川平一君) 55 ◯議長中川平一君) 56 ◯事務局長森阪輝次君) 57 ◯議長中川平一君) 58 ◯議長中川平一君) 59 ◯議長中川平一君) 60 ◯議長中川平一君) 61 ◯議長中川平一君) 62 ◯27番(小泉剛康君) 63 ◯議長中川平一君) 64 ◯知事(西川一誠君) 65 ◯議長中川平一君) 66 ◯議長中川平一君) 67 ◯議長中川平一君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長斉藤新緑君) 第366回定例福井県議会は、ここに成立いたしましたので、これより開会し、直ちに本日の会議を開きます。              ─────────────────── 2 ◯議長斉藤新緑君) 議事に先立ち、去る8月8日に行われました福井県議会議員大飯郡選挙区における補欠選挙におきまして、田中宏典君が当選されましたことは、まことに御同慶の至りであります。ここに改めて、一同にかわりお祝いを申し上げます。  この際、田中宏典君を御紹介いたします。  田中宏典君。     〔田中宏典君登壇〕 3 ◯3番(田中宏典君) ただいま御紹介をいただきました、田中宏典でございます。  8月に行われました県議会議員補欠選挙、大飯郡選挙区におきまして、住民の皆様の温かい御支援をいただき、初めて当選をさせていただきました。残された7カ月という短い任期ではございますが、精いっぱい県民の福祉の向上のために努力してまいりたいと考えておりますので、多くの先輩の皆様方、県住民の皆様方の御指導、御鞭撻を心よりお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、ごあいさつといたします。  よろしくお願いいたします。              ─────────────────── 4 ◯議長斉藤新緑君) それでは、書記から諸般の報告をさせます。     〔書 記 報 告〕                                  政 推 第480号                                  平成22年8月31日   福井県議会議長     斉 藤 新 緑  様                                福井県知事 西川 一誠                9月定例県議会の招集について   第366回定例福井県議会を別添のとおり招集することになりましたので、通知します。        (別 添)
     福井県告示第463号   第366回定例福井県議会を平成22年9月7日午後1時福井県議会議事堂に招集する。    平成22年8月31日                                福井県知事 西川 一誠              ───────────────────                                  政 推 第492号                                  平成22年9月6日   福井県議会議長     斉 藤 新 緑  様                                福井県知事 西川 一誠                   議案の送付について   第366回定例福井県議会に提出する議案を別添のとおり送付します。        (別 添)  第54号議案 平成22年度福井県一般会計補正予算(第1号)  第55号議案 平成22年度福井県母子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第1号)  第56号議案 平成22年度福井県中小企業支援資金貸付金特別会計補正予算(第1号)  第57号議案 平成22年度福井県農業改良資金貸付金特別会計補正予算(第1号)  第58号議案 平成22年度福井県沿岸漁業改善資金貸付金特別会計補正予算(第1号)  第59号議案 平成22年度福井県林業改善資金貸付金特別会計補正予算(第1号)  第60号議案 平成22年度福井県駐車場整備事業特別会計補正予算(第1号)  第61号議案 平成22年度福井県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)  第62号議案 平成22年度福井県下水道事業特別会計補正予算(第1号)  第63号議案 平成22年度福井県病院事業会計補正予算(第1号)  第64号議案 福井県県税条例の一部改正について  第65号議案 福井県立学校設置条例の一部改正について  第66号議案 損害賠償額の決定および和解について  第67号議案 県有財産の取得について  第68号議案 県有財産の取得について  第69号議案 平成21年度福井県歳入歳出決算の認定について  第70号議案 平成21年度公営企業会計決算の認定について  報告第16号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)  報告第17号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)  報告第18号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)  報告第19号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)  報告第20号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)  報告第21号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)  報告第22号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定および和解について)  報告第23号 健全化判断比率の報告について  報告第24号 資金不足比率の報告について  報告第25号 平成21年度公立大学法人福井県立大学業務実績評価の結果について              ───────────────────                                  教 政 第231号                                  平成22年9月6日  福井県議会議長    斉 藤 新 緑  様                        福井県教育委員会委員長 禿  了 滉         「平成21年度福井県教育委員会の事務の管理および執行の状況の         点検・評価報告書」の提出について  地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条の規定に基づき、別添のとおり提出します。      〔別添資料省略〕              ───────────────────                                  福監第5-7号                                  平成22年7月1日   福井県議会議長  様                           福井県監査委員 笠 松 泰 夫                                   大久保  衛                                   辻 岡 俊 三                                   朝 山 美樹雄              例月現金出納検査の結果に関する報告について   地方自治法第235条の2の規定に基づき実施した例月現金出納検査の結果を、次のとおりに提出  します。                       記  1 検査年月日  平成22年6月29日  2 検査の対象  平成22年5月分           一般会計 特別会計 公営企業会計  3 検査の結果  各会計の収支計算書等の計数は、関係諸帳簿および指定金融機関の預金現在高          証明書等と符合し、正確であることを認めた。      〔別添資料省略〕              ───────────────────                                  福監第5-8号                                  平成22年8月5日   福井県議会議長  様                           福井県監査委員 笠 松 泰 夫                                   大久保  衛                                   辻 岡 俊 三                                   朝 山 美樹雄              例月現金出納検査の結果に関する報告について   地方自治法第235条の2の規定に基づき実施した例月現金出納検査の結果を、次のとおりに提出  します。                       記  1 検査年月日  平成22年7月29日  2 検査の対象  平成22年6月分           一般会計 特別会計 公営企業会計  3 検査の結果  各会計の収支計算書等の計数は、関係諸帳簿および指定金融機関の預金現在高          証明書等と符合し、正確であることを認めた。      〔別添資料省略〕              ───────────────────                                  福監第5-9号                                  平成22年9月3日   福井県議会議長  様                           福井県監査委員 笠 松 泰 夫                                   大久保  衛                                   辻 岡 俊 三                                   朝 山 美樹雄              例月現金出納検査の結果に関する報告について   地方自治法第235条の2の規定に基づき実施した例月現金出納検査の結果を、次のとおりに提出  します。                       記  1 検査年月日  平成22年8月27日  2 検査の対象  平成22年7月分
              一般会計 特別会計 公営企業会計  3 検査の結果  各会計の収支計算書等の計数は、関係諸帳簿および指定金融機関の貯金現在高          証明書等と符合し、正確であることを認めた。      〔別添資料省略〕              ───────────────────     欠 席 届       谷 出 晴 彦 議員 所用のため              ─────────────────── 5 ◯議長斉藤新緑君) 次に、今議会提案事件の説明等のため、地方自治法第121条の規定により、会期中お手元に配付の者の出席を求めておきましたので、御了承願います。              ───────────────────                  説 明 者 名 簿                                第366回定例会  知       事                      西  川  一  誠  (委任を受けた者)     副    知    事      旭     信  昭                総  務  部  長       瀬  脇     一                総 合 政 策 部 長      森  近  悦  治                安 全 環 境 部 長      石  塚  博  英                健 康 福 祉 部 長      小  竹  正  雄                産 業 労 働 部 長      林     雅  則                観 光 営 業 部 長      五十嵐   嘉  也                農 林 水 産 部 長      山  田  義  彦                土  木  部  長       近  藤  幸  次                会 計 管 理 者        吉  村     治  教育委員会委員長                       禿     了  滉  (委任を受けた者)     委         員      稲  山  幹  夫                     〃           津  田  さとみ                     〃           林     逸  男                     〃           清  川     肇                教    育    長      広  部  正  紘  公安委員会委員長                       鎌  谷  忠  雄  (委任を受けた者)     委         員      三  浦  將  司                     〃           松  本  幸太郎                警 察 本 部 長        尾  崎     徹  人事委員会委員長                       川  上  賢  正  (委任を受けた者)     委         員      山  本  正  敏                     〃           木  村  洋  子  監 査 委 員                        辻  岡  俊  三 (各行政委員会の委員長または委任を受けた委員のうちそれぞれ各1名が出席するものとする)              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 6 ◯議長斉藤新緑君) なお、第365回定例会において可決されました意見書6件につきましては、関係当局に提出し、その実現方について強く要請するとともに、採択されました請願1件について、その処理経過及び結果の報告を求めておきましたところ、お手元に配付のとおり報告がありましたので、御了承願います。      〔別添資料後掲〕              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 7 ◯議長斉藤新緑君) また、地方自治法第100条第13項及び会議規則第121条の規定に基づき、お手元に配付いたしましたとおり、緊急を要するものとして議員の派遣を決定し、派遣を行いましたので、御了承願います。              ───────────────────                 議員の派遣について(報告)  地方自治法第100条第13項及び福井県議会会議規則第121条第1項ただし書きの規定に基づき、下 記のとおり緊急を要する議員の派遣を決定したので報告する。                      記 1 ブラジル技術研修員制度30周年記念式典への出席  (1)派遣の目的  ブラジル技術研修員制度30周年記念式典に参加するとともに、ブラジル移住           福井県人会等を慰問激励し、今後の本県とブラジルの友好交流の推進に寄与           する。  (2)派 遣 地  ブラジル連邦共和国  (3)派遣期間   平成22年8月5日(木)~11日(水)  (4)派遣議員名  山岸猛夫 議員  鈴木宏治 議員  (5)派遣の内容  8月5日(木)移動日            8月6日(金)開拓者慰霊碑参拝                   サンパウロ州議会表敬                   在伯文化協会訪問                   在伯日系3団体訪問            8月7日(土)福井村訪問            8月8日(日)研修員制度30周年記念式典への参加                   研修員OBとの意見交換会            8月9日(月)サンパウロ市内視察            8月10日(火)移動日            8月11日(水)移動日 2 北陸地方開発促進協議会理事会への出席  (1)派遣の目的  北陸地方の経済の拡大と高度化により、その住民の生活の安定と向上を図           るため組織された北陸地方開発促進協議会の理事会に参加することにより、           県政の発展に資することを目的とする。  (2)派 遣 地  金沢市  (3)派遣期間   平成22年8月6日(金)  (4)派遣議員名  石川与三吉 議員  田中敏幸 議員            渡辺政士  議員  谷口忠応 議員            仲倉典克  議員  玉村和夫 議員  (5)派遣の内容  北陸地方開発促進協議会理事会への出席 3 北陸地方開発促進協議会総会への出席  (1)派遣の目的  北陸地方の経済の拡大と高度化により、その住民の生活の安定と向上を図る           ため組織された北陸地方開発促進協議会の総会に参加することにより、県政           の発展に資することを目的とする。  (2)派 遣 地  東京都  (3)派遣期間   平成22年8月9日(月)  (4)派遣議員名  石川与三吉 議員  前田康博 議員            田中敏幸  議員  渡辺政士 議員            谷口忠応  議員  仲倉典克 議員            玉村和夫  議員  (5)派遣の内容  北陸地方開発促進協議会総会への出席 4 北陸新幹線建設促進大会への出席  (1)派遣の目的  北陸新幹線建設促進北信越五県議会協議会会長からの要請による北陸新幹線           の県内延伸実現に向けた活動を行うため。  (2)派 遣 地  東京都  (3)派遣期間   平成22年8月9日(月)  (4)派遣議員名  山本文雄 議員  前田康博 議員            山本正雄 議員  田中敏幸 議員            渡辺政士 議員  宮本 俊 議員  (5)派遣の内容  北陸新幹線建設促進大会への出席
    5 北陸新幹線建設促進北信越五県議会協議会への出席  (1)派遣の目的  北陸新幹線建設促進北信越五県議会協議会会長からの要請による北陸新幹線           の県内延伸実現に向けた活動を行うため。  (2)派 遣 地  東京都  (3)派遣期間   平成22年8月9日(月)  (4)派遣議員名  渡辺政士 議員  (5)派遣の内容  北陸新幹線建設促進北信越五県議会協議会への出席              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 8 ◯議長斉藤新緑君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            第1 会議録署名議員の指名について 9 ◯議長斉藤新緑君) まず、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、鈴木宏治君、鈴木宏紀君、関君を指名いたします。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  第2 会期の決定について 10 ◯議長斉藤新緑君) 次に、日程第2 会期決定についてを議題といたします。  本定例会の会期を、本日より来る10月4日までの28日間と定めたいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と叫ぶ者あり〕 11 ◯議長斉藤新緑君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             第3 議席の指定及び一部変更について 12 ◯議長斉藤新緑君) 次に、日程第3 議席の指定及び一部変更についてを議題といたします。  今回、補欠選挙及び一部会派役員の改選等に伴い、会議規則第4条第3項の規定により、ただいま御着席のとおり、議席の指定及び一部変更をいたしましたので、御了承願います。              ───────────────────                    新 議 席 表    1番  西  本  正  俊           21番  山  本  正  雄    2番  玉  村  和  夫           22番  吉  田  伊三郎    3番  田  中  宏  典           23番  田  村  康  夫    4番  鈴  木  宏  紀           24番  松  田  泰  典    5番  大  森  哲  男           25番  仲  倉  典  克    6番  大久保      衞           26番  東  角     操    7番  斉  藤  新  緑           27番  小  泉  剛  康    8番  欠        員           28番  渡  辺  政  士    9番  宇  野  秀  俊           29番  中  川  平  一    10番  糀  谷  好  晃           30番  石  橋  壮一郎    11番  藤  野  利  和           31番  山  田  庄  司    12番  笠  松  泰  夫           32番  野  田  富  久    13番  谷  出  晴  彦           33番  山  岸  猛  夫    14番  宮  本     俊           34番  田  中  敏  幸    15番  笹  岡  一  彦           35番  前  田  康  博    16番  谷  口  忠  応           36番  石  川  与三吉    17番  松  井  拓  夫           37番  屋  敷     勇    18番  欠        員           38番  関     孝  治    19番  鈴  木  宏  治           39番  山  本  芳  男    20番  四  谷  昌  則           40番  山  本  文  雄              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          第4 常任委員会委員及び特別委員会委員の選任について 13 ◯議長斉藤新緑君) 次に、日程第4 常任委員会及び特別委員会委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。  委員会条例第5条第1項の規定により、厚生常任委員会委員及び新幹線・地域鉄道調査特別委員会委員に、田中宏典君を指名したいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と叫ぶ者あり〕 14 ◯議長斉藤新緑君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 第5 行財政構造改革について 15 ◯議長斉藤新緑君) 次に、日程第5 行財政構造改革についてを議題といたします。  去る7月29日に行財政構造改革特別委員会を開催いたしましたので、その審査の状況について、会議規則第40条第3項の規定により、報告書をお手元に配付しておきましたので、これによって御了承願います。              ―──────────────────               行財政構造改革特別委員会審査報告書 1 審査期日及び場所   平成22年7月29日(木)第3委員会室 2 出席委員   笹岡 一彦 委員長 外9名 3 付議事件審査の概要   本委員会は、閉会中の7月29日に委員会を開催し、付議事件である「外郭団体等のあり方」につ  いて審査を行った。組織・団体評価として、調査対象3団体に対し参考人及び理事者の出席を求め、  各団体の運営状況及び諸課題について意見を聴取した。   その過程において各委員より論及のあった主な内容は、次のとおりである。 (1) 財団法人福井県企業公社の運営状況について   委員より、「公社の予算について、前期繰越金を全額支出に充当するような記載になっているが、  非常にわかりにくい。記載方法を改め、適切な予算管理を行うことにより、経営管理の発想も転換  する必要がある」との意見が出されたのに対し、参考人及び理事者より、「今後、収支予算書の作  成に当たっては、実態を反映したわかりやすい記載に改善する。また、経費の一層の精査を行うな  ど、予算管理も適切に行っていく」との見解が示された。   また、委員より、「テクノポート総合公園は、利用者が一部に限られ、施設利用料収入が上がっ  ていない。今後の方向性を見きわめながら公社の経営を行う必要がある」、「総合公園には、県民  サービスとして広く利用されるべき施設と採算性を考えるべき施設がある。公社は1企業として、  県からの受託事業収入に頼るのではなく、積極的な営業活動を行うなど一層の企業努力が必要であ  る」との意見が出されたのに対し、参考人より、「収入源として大きなサッカー場に他県のチーム  を呼び込むほか、芝生広場等の施設について、県内だけでなく石川県においても遠足等の利用をP  Rするなど一層の営業活動に取り組む。また、イベント的なものも検討したい。」との見解が示さ  れた。   また、委員より、「基本財産を定期預金で運用しているが、運用期間が短く、利回りも低い。も  う少し利回りが高く、単年度ごとに運用益が平均して生じるような運用方法を検討すべきではない  か」との意見が出されたのに対し、参考人より、「定期預金以外の有利な運用方法も今後検討す  る」との見解が示された。 (2)財団法人認知症高齢者医療介護教育センターの運営状況について   委員より、「すこやかシルバー病院は先進的な認知症専門病院であり、介護教育も行うという理  由で政策医療交付金が交付されているが、他の民間病院には交付されていない。財団に対する単な  る支援であれば、交付を見直すべきではないか」との意見が出されたのに対し、参考人及び理事者  より、「一定の治療を行い在宅や施設に戻すという通過型の専門医療施設であるほか、採算がとれ  ない研修部門を企画も含めて運営しており、それらに対する政策的な支援は必要と考えている」と  の見解が示された。   また、委員より、「採算がとれない認知症医療部門や研修部門を担うために設立された病院であ  るにもかかわらず、指定管理の対象とすることは無理があるのではないか。指定管理者が財団の指  定席になっているのであれば、公平性に疑問が生じる」、「入院患者をふやすためには医師の確保  が必要であるが、財団は指定管理者という不安定な立場にあるため、医師や看護師の確保が進まな  いのではないか」との意見が出されたのに対し、理事者より、「設立当時は、運営形態として財団  が適当という判断があったが、地方自治法改正で民間での運営が可能になり、法的にも指定管理者
     制度が原則になったため、公募することになった。矛盾点はあるが、他県にも多くの事例があり、  特殊なケースではない」との見解が示された。 (3)財団法人福井県国際交流協会の運営状況について   委員より、「協会の予算について、前期繰越金を全額支出に充当するような記載になっており、  実態を反映していない。単に予算書の記載方法を見直すだけでなく、経営管理の発想を転換し、一  層の経営努力に取り組んでほしい」との意見が出されたのに対し、参考人より、「今後、経費の内  容を一層精査し、実態に合った予算編成に心がけていく」との見解が示された。   また、委員より、「県や国は観光面に力を入れているが、その点に協会はどのようにかかわって  いるのか」との意見が出されたのに対し、理事者及び参考人より、「基本的には県内居住の外国籍  の方に対する支援を目的に活動しており、観光目的で来県された外国人に対する事業は行っていな  いが、協会の多文化共生や外国人への相談支援などの機能と連携しながら、来県した外国人が快適  に過ごせるよう努めている」との見解が示された。   また、委員より、「基本財産の運用利回りは他の財団に比べてよいが、どのように運用している  のか」との質問が出されたのに対し、参考人より、「財団の資金運用規定や方針があり、安全第一  に効率的な運用に努めている。国債と地方債、政府保証債のみの運用が認められている」との見解  が示された。   また、委員より、「知事経験者や県OBが役員になっているが、指定管理者の公平性は確保され  ているのか」との意見が出されたのに対し、理事者より、「公平中立に能力で判断しており、指定  管理者の選定については一切問題ない」との見解が示された。   以上のとおり中間報告をいたします。                                  平成22年9月7日    福井県議会議長      斉 藤 新 緑 様                             行財政構造改革特別委員会                               委員長  笹 岡 一 彦              ─────────────────── 16 ◯議長斉藤新緑君) ここで、議事の都合により休憩いたします。   午後1時10分 休 憩              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後1時11分 再 開                 会議に出席した議員(37名)    1番  西  本  正  俊          22番  吉  田  伊三郎    2番  玉  村  和  夫          23番  田  村  康  夫    3番  田  中  宏  典          24番  松  田  泰  典    4番  鈴  木  宏  紀          25番  仲  倉  典  克    5番  大  森  哲  男          26番  東  角     操    6番  大久保      衞          27番  小  泉  剛  康    7番  斉  藤  新  緑          28番  渡  辺  政  士    8番  欠        員          29番  中  川  平  一    9番  宇  野  秀  俊          30番  石  橋  壮一郎    10番  糀  谷  好  晃          31番  山  田  庄  司    11番  藤  野  利  和          32番  野  田  富  久    12番  笠  松  泰  夫          33番  山  岸  猛  夫    14番  宮  本     俊          34番  田  中  敏  幸    15番  笹  岡  一  彦          35番  前  田  康  博    16番  谷  口  忠  応          36番  石  川  与三吉    17番  松  井  拓  夫          37番  屋  敷     勇    18番  欠        員          38番  関     孝  治    19番  鈴  木  宏  治          39番  山  本  芳  男    20番  四  谷  昌  則          40番  山  本  文  雄    21番  山  本  正  雄              ───────────────────                 会議に欠席した議員(1名)    13番  谷  出  晴  彦              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 17 ◯副議長渡辺政士君) それでは、休憩前に引き続き、議会を開きます。              ─────────────────── 18 ◯副議長渡辺政士君) 斉藤君から議長の辞職願が提出をされております。  お諮りをいたします。  この際、議長の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯副議長渡辺政士君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、議長の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                追加第1 議長の辞職について 20 ◯副議長渡辺政士君) それでは、議長の辞職についてを議題といたします。  まず、辞職願を書記から朗読をさせます。     〔書 記 朗 読〕                    辞 職 願  今般、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。   平成22年9月7日    福井県議会副議長  渡辺 政士 様                            福井県議会議長 斉藤 新緑              ─────────────────── 21 ◯副議長渡辺政士君) お諮りをいたします。  会議規則第97条第2項の規定により、斉藤君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯副議長渡辺政士君) 御異議なしと認めます。  よって、斉藤君の議長の辞職を許可することに決定をいたしました。     〔斉藤新緑君着席〕              ─────────────────── 23 ◯副議長渡辺政士君) ただいま議長を辞職されました斉藤君よりごあいさつを願うことにいたします。  斉藤君。     〔斉藤新緑君登壇〕 24 ◯7番(斉藤新緑君) 議長退任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  昨年9月定例議会におきまして、議員各位の御推挙を賜りまして、第91代の議長に就任させていただきまして、1年が経過をしてきておるところでありますが、まさに政権交代の期、非常に日本経済を取り巻く環境も大変大きく、目まぐるしく変わった激動の1年であったかというふうに思っておりまして、大変そういった面では難しい時代でありましたけれども、議員各位の御指導、御鞭撻によりまして、この1年、何とか無事に任務を果たしてきたかなというふうに思っているところでございまして、文字どおり足らない部分もいっぱいあったかというふうに思いますが、本当にお世話になりましたことを心から厚くお礼申し上げるところでございます。  また、あわせて理事者各位におかれましても、本当にこの間、さまざまな面で御指導、御鞭撻をいただきましたことをあわせてお礼を申し上げるところでございます。  貴重な経験をさせていただきましたので、しっかりと今後も福井県政発展のために、あるいは福井県議会発展のために頑張っていく決意でございますので、どうか引き続きの御指導を賜りますようにお願い申し上げまして、一言お礼のごあいさつとさせていただきます。  どうもありがとうございました。(拍手)              ─────────────────── 25 ◯副議長渡辺政士君) お諮りをいたします。  この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯副議長渡辺政士君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定をいたしました。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                追加第2 議長の選挙について 27 ◯副議長渡辺政士君) これより、議長の選挙を行います。  選挙は、投票により行います。  議場を閉鎖いたします。
        〔議 場 閉 鎖〕 28 ◯副議長渡辺政士君) ただいまの出席議員数は、37人であります。  あらかじめお諮りをいたします。  会議規則第31条第2項の規定により、3人の立会人に宇野君、仲倉君、田中敏幸君を指名をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯副議長渡辺政士君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定をいたしました。  書記から、所定の投票用紙を配付させていただきます。     〔投票用紙配付〕 30 ◯副議長渡辺政士君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯副議長渡辺政士君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせていただきます。     〔投票箱点検〕 32 ◯副議長渡辺政士君) 異状なしと認めます。  なお、念のため申し上げます。  投票は、単記無記名であります。  これより、投票に移ります。  事務局長の点呼に応じて、順次投票をお願いいたします。  なお、記載場所を設けておきましたので、そこにおいて記載をお願いいたします。  点呼を命じます。     〔事務局長点呼〕 33 ◯事務局長森阪輝次君) 西本議員、玉村議員、田中宏典議員、鈴木宏紀議員、大森議員、大久保議員、斉藤議員、宇野議員、糀谷議員、藤野議員、笠松議員、宮本議員、笹岡議員、谷口議員、松井議員、鈴木宏治議員、四谷議員、山本正雄議員、吉田議員、田村議員、松田議員、仲倉議員、東角議員、小泉議員、中川議員、石橋議員、山田議員、野田議員、山岸議員、田中敏幸議員、前田議員、石川議員、屋敷議員、関議員、山本芳男議員、山本文雄議員、渡辺議員。(投票) 34 ◯副議長渡辺政士君) 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯副議長渡辺政士君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  直ちに開票を行います。  宇野君、仲倉君、田中敏幸君、立ち会いをお願いいたします。     〔開   票〕 36 ◯副議長渡辺政士君) 選挙の結果を報告いたします。    投票総数      37票      有効投票    37票      無効投票    0票    有効投票中      中川君     37票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は、10票であります。  よって、中川君が議長に当選をされました。  会場の閉鎖を解きます。     〔議 場 開 鎖〕 37 ◯副議長渡辺政士君) ただいま議長に当選されました中川君が議場におられますので、会議規則 第32条第2項の規定により告知をいたします。     〔当 選 告 知〕 38 ◯副議長渡辺政士君) ただいま告知をいたしました結果、承諾をされましたので、早速就任のごあいさつを願うことにいたします。  中川君。     〔中川平一君登壇〕 39 ◯29番(中川平一君) 議長就任に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいまは、まことにありがとうございました。緊張いたしますとともに、感激をいたしております。議員各位の御推挙によりまして、第92代の福井県議会議長に選ばれました。まことに身に余る光栄でございまして、心から深く深く感謝を申し上げる次第でございます。  現在、本県には北陸新幹線の早期整備を初め、原子力問題、経済雇用対策など、多くの課題が山積しておりまして、このような時期に議長の職責を担わせていただくことに責任の重さを痛感しているところであります。  一方、地方分権を実現する上で、大きな節目となる地域主権改革関連法案が国会に提出されておりまして、地方行政もまた大きな変革期を迎えております。このような中、本県議会におきましては、これまで議論の活発化や議会活動の透明化、政策立案能力の向上など、県民にわかりやすい開かれた議会づくりに務め、さまざまな改革が行われてきたところであります。  私も、これまでの改革の方向性を踏襲し、公平・公正な議会運営に努め、県民の声を県政に的確に反映させるべく努めてまいる所存であります。  もとより、微力ではございますが、本県議会が県民の皆様の負託にこたえることができますよう、活力ある議会運営に最善を尽くす覚悟であります。今後とも、議員各位並びに理事者各位におかれましては、一層の御指導、御鞭撻、御支援を賜りますよう、心からお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。  まことにありがとうございました。(拍手) 40 ◯副議長渡辺政士君) 中川議長議長席にお着きいただきます。  直ちに議長を交代させていただきます。     〔副議長退席、議長着席〕              ─────────────────── 41 ◯議長中川平一君) 副議長渡辺君から、副議長の辞職願が提出されております。  お諮りいたします。  この際、副議長の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長中川平一君) 異議なしと認めます。  よって、この際、副議長の辞職についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                追加第3 副議長の辞職について 43 ◯議長中川平一君) それでは、副議長の辞職についてを議題といたします。  まず、辞職願を書記から朗読させます。     〔書 記 朗 読〕                    辞 職 願  今般、一身上の都合により福井県議会副議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。   平成22年9月7日    福井県議会議長  様                            福井県議会副議長 渡辺 政士              ─────────────────── 44 ◯議長中川平一君) お諮りいたします。  会議規則第97条第2項の規定により、渡辺君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長中川平一君) 異議なしと認めます。  よって、渡辺君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。     〔渡辺政士君着席〕              ─────────────────── 46 ◯議長中川平一君) ただいま副議長を辞職されました渡辺君よりごあいさつを願うことといたします。  渡辺君。     〔渡辺政士君登壇〕 47 ◯28番(渡辺政士君) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。  昨年の9月9日、光陰矢のごとしと言いますけれども、大変1年がたつのが早うございました。皆様方の大変な御協力によりまして、何とか1年が過ぎ去りました。斉藤議長を補佐しながら、そしてまた、知事、部局の皆さん、そして議員の皆さん、本当に浅学非才の渡辺に対して御協力いただきましたことを心から厚くお礼を申し上げたいと思っております。  これからは、この県政も大変な時代を迎えるわけでありますけれども、新幹線問題とか中部縦貫道路とか、あるいはまたいろんな山積する問題があろうかと思いますけれども、一議員になって県政発展のために全力を尽くしてまいりたいと思いますので、従来にも増して御協力いただきますことを心からお願いを申し上げたいと思っております。  本当に1年間ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)              ─────────────────── 48 ◯議長中川平一君) お諮りいたします。  この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長中川平一君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                追加第4 副議長の選挙について 50 ◯議長中川平一君) これより、副議長の選挙を行います。  選挙は、投票により行います。  議場を閉鎖いたします。     〔議 場 閉 鎖〕
    51 ◯議長中川平一君) ただいまの出席議員数は、37人であります。  あらかじめお諮りいたします。  会議規則第31条第2項の規定により、3人の立会人に宇野君、仲倉君、田中敏幸君を指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長中川平一君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  書記から、所定の投票用紙を配付させます。     〔投票用紙配付〕 53 ◯議長中川平一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 54 ◯議長中川平一君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 55 ◯議長中川平一君) 異状なしと認めます。  なお、念のため申し上げます。  投票は、単記無記名であります。  これより、投票に移ります。  事務局長の点呼に応じて、順次投票願います。  なお、記載場所を設けておきましたので、そこにおいて記載願います。  点呼を命じます。     〔事務局長点呼〕 56 ◯事務局長森阪輝次君) 西本議員、玉村議員、田中宏典議員、鈴木宏紀議員、大森議員、大久保議員、斉藤議員、宇野議員、糀谷議員、藤野議員、笠松議員、宮本議員、笹岡議員、谷口議員、松井議員、鈴木宏治議員、四谷議員、山本正雄議員、吉田議員、田村議員、松田議員、仲倉議員、東角議員、小泉議員、渡辺議員、石橋議員、山田議員、野田議員、山岸議員、田中敏幸議員、前田議員、石川議員、屋敷議員、関議員、山本芳男議員、山本文雄議員、中川議員。(投票) 57 ◯議長中川平一君) 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長中川平一君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  直ちに開票を行います。  宇野君、仲倉君、田中敏幸君、立ち会いを願います。     〔開   票〕 59 ◯議長中川平一君) 選挙の結果を報告いたします。    投票総数      37票      有効投票    36票      無効投票    1票    有効投票中      小泉君     36票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は、10票であります。  よって、小泉君が副議長に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。     〔議 場 開 鎖〕 60 ◯議長中川平一君) ただいま副議長に当選されました小泉君が議場におられますので、会議規則 第32条第2項の規定により告知いたします。     〔当 選 告 知〕 61 ◯議長中川平一君) ただいま告知いたしました結果、承諾されましたので、早速就任のごあいさつを願うことにいたします。  小泉君。     〔小泉剛康君登壇〕 62 ◯27番(小泉剛康君) 副議長の就任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  ただいまは、議員各位の御賛同をいただきまして、伝統・権威ある福井県議会副議長に当選させていただきました。まことにありがたく、心から感謝を申し上げますと同時に、心の引き締まる思いでございます。ありがとうございました。  中川議長を補佐いたしながら、円滑な議会運営と県政の発展のために、浅学非才、微力ではございますが、誠心誠意務めてまいりたいと思いますので、議員各位、理事者各位の皆様方の変わらぬ御指導、御鞭撻のほどを心からお願いを申し上げまして、一言就任のお礼とごあいさつにかえさせていただきます。  ありがとうございました。よろしくお願いします。(拍手)              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    第6 第54号議案から第70号議案まで(17件)及び報告第16号から報告第25号まで(10件) 63 ◯議長中川平一君) 次に、日程第6の27件を議題といたします。  これより、知事から提案理由の説明を求めることにいたします。  知事西川君。     〔知事西川一誠君登壇〕 64 ◯知事(西川一誠君) 提案理由を御説明申し上げるに先立ちまして、ただいま行われました県議会議長及び副議長の改選に対しまして、この機会に一言ごあいさつを申し上げます。  昨年9月以来、斉藤新緑氏には県議会議長として、また、渡辺政士氏には県議会副議長として、県政発展と県民福祉の向上のため、終始御努力いただきました。ここに、この間の御労苦と御協力に対し、深く感謝の意を表する次第であります。  また、このたび新たに中川平一氏が県議会議長に、小泉剛康氏が県議会副議長に就任をされました。県民を代表いたしまして心よりお祝い申し上げますとともに、当面している幾多の重要案件を解決するため、一層の御活躍と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、ここで第366回定例県議会の開会に当たりまして、県政運営の所信の一端を申し述べますとともに、県政の諸課題及び平成22年度9月補正予算案等の概要につきまして、御説明を申し上げます。  まず初めに、7月11日の参議院議員通常選挙において、当選されました山崎正昭氏に対し、県民とともに心からお祝い申し上げます。選挙で寄せられました県民の思いを国政に反映していただき、北陸新幹線や高速道路の早期整備、地方分権の推進など、本県の諸課題の解決に向け、一層御尽力いただきますようお願い申し上げます。  また、8月8日に行われました福井県議会議員選挙において当選されました田中宏典氏に対し、心からお祝い申し上げますとともに、県政発展のため、御活躍いただきますよう念願しております。  さて、10年後を見通して、福井県の進むべき方向はどうあるべきか、各界の方々の知恵を結集し、「将来ビジョン」の策定を進めております。  策定に当たりましては、複雑な社会・経済的課題がふえる中、まず昨年11月から、各分野の第一線の専門家と検討会議を実施しました。また4月からは、県内六つの地区において地域の課題を直接お聞きし、さらに産業や福祉、教育など、各分野の団体の方々との意見交換会を開きながら、県議会議員を初め、多くの県民の御意見を、構想の段階から取り入れてまいったところであります。  甚だ、先の見えにくい今の時代でありますが、福井県の持つすぐれた可能性を掘り起こし、誇りと自信を持って前進するため、県議会との御議論を得て、県民、団体、企業、行政が将来への考え方を共有しながら、行動につなげていくビジョンにしたいと考えております。  では、最近の経済、雇用情勢について申し上げます。  国が先月16日に発表いたしました4月から6月期の実質GDPは、年率換算で0.4%増と、伸び率は前四半期の4.4%より縮小をしております。  県内では、外需などにより、電子部品、あるいは化学等の業種で生産を大幅に伸ばした企業に支えられて、製造業の生産動向を示す鉱工業生産指数は、平成17年を100といたしまして、6月は94.5となりまして、前年同月比で13ポイント増加をいたしております。しかし、繊維、あるいは一般機械、眼鏡など、県内企業の多くを占めます地場産業ごとの鉱工業生産指数を見ますと、それ以下に、残念ながら低水準にとどまっております。  消費動向につきましても、7月の大型小売店販売額は前年同月比で7.4%ということでありまして、1年10カ月連続で前年を下回る状況にあります。  また、雇用情勢でありますが、7月の有効求人倍率は0.82倍でありまして、3カ月連続して上昇をし、レベルとしては全国第1位でありますが、依然として1倍を下回っていることは事実であります。今も約1万5,000人の求職者があるわけであります。  このように県内経済は、持ち直しの動きが進展しているのでありますが、中小企業の多くは依然として厳しい状況が続いており、最近の円高によりまして、先行きへの懸念も強まっております。  こうした情勢に対応いたしまして、今回、経済・雇用対策を重点的に追加実施することとし、「雇用対策」、「中小企業対策」、「県内経済の活性化」、「県民生活の安心確保」の四つの視点から補正予算を編成し、今議会に提案をいたしているところであります。  まず第一に、雇用対策でありますが、今年度、雇用基金を用いて3,000人の雇用創出を計画し、8月末で既に2,535名の雇用を確保しています。しかし、雇用情勢が依然として厳しいことから、昨年度の実績等も勘案しながら、さらに300名の新たな雇用創出を目指します。  また、来春の高校卒業予定者の就職は厳しい環境にあり、そのため緊急就職説明会を、10月と12月に追加開催し、支援してまいります。  第二に、中小企業の事業展開を促進するため、新たな事業にチャレンジする中小企業の設備資金に対し、借入時から3年間、年1%の利子補給を行い、設備投資を支援します。  また、県内の漆器、和紙等の伝統的工芸品産業は、生産、売り上げの落ち込みが続いていますことから、緊急的な対策としてふくいブランド工芸品として購入し、PRに協力する飲食店、あるいは旅館などに対しまして購入費の助成をし、販売拡大を図ります。  第三の県内経済の活性化であります。  まず、国の直轄事業、補助事業の減少による県内経済への影響を考え、今回の補正予算においては、単独公共事業を21億円増額し、またゼロ県債による事業を15億円設定をいたしております。今年度の県単独公共事業の予算合計を149億円とし、昨年度を上回る規模を確保したことになります。  また、ふるさと商品券に続く年末・年度末に向けたさらなる消費拡大策として、商工会議所や商工会が行う販売促進キャンペーンや、地域の逸品等を一堂に集めて販売する「ふるさと市場」の開催等を支援してまいります。  さらに、一戸建て住宅を新築する際の住宅ローンに対しまして、子育て世帯を対象にして、1%を限度に金利の2分の1の利子補給を行う制度を設け、400戸分を予算措置をいたしております。  経済・雇用対策の四つ目としては、県民生活の安心確保のため、昨年度、国の経済対策により造成した基金を財源に、子育て支援や小児救急医療の体制整備などの事業を実施します。  このうちの子育て支援でありますが、小学校入学前の幼児期が、子供たちの体力・知力の基礎をつくる大事な時期であるということから、これら指導者の地域別での研修会を開き、指導力の向上を図ります。また、園内等での読み聞かせ、遊びや運動を通した体力づくりなどを応援します。  それから、小児救急医療につきましては、夜間・休日でも安心して受診できるよう、開業医が中心となり診療する「小児初期救急センター」を、福井市休日急患センターに整備することといたします。  9月補正予算案において計上した以上のような経済・雇用対策につきましては、先ほどの県単独公共事業21憶円を合わせまして、予算規模で32億円でございます。今年度累計で407億円となりました。これまでの対策も含めまして、十分な効果が発揮できるよう早期執行に努めてまいります。  なお、最近の円高の進行により、今後、回復基調にある県内経済に悪影響をもたらすことが懸念されますので、県といたしましては、県民生活の実態、あるいは県内企業の状況などの把握に努めるとともに、国の今後の追加経済対策の動向も見ながら、必要な対策を機動的に講じていきたいと考えております。  それでは次に、当面いたします県政の主な課題について申し上げます。  まず、整備新幹線の新規着工についてでありますが、政府はこの夏までに方針を決めるとしていたにもかかわらず、またも先延ばしされたことは、まことに遺憾と言わねばなりません。  いわゆる整備3線の中でも、国土軸を形成する上で重要となる北陸新幹線の整備につきましては、「敦賀まで」の整備を優先することが合理的であり、整備を進める上で地元として障害となる課題はなく、早急に国土計画上の観点から国において検討を進め、整備方針を決定すべきであります。  言うまでもなく、福井県にとりまして新幹線は、将来にわたって県土発展の骨格となるものであります。政府の新幹線問題検討会議などでの議論を迅速に進めていただき、年末の予算編成を待つことなく、「敦賀まで」の認可・着工方針を明確に示すとともに、来年度予算に確実に盛り込まれることが必要であります。県民の御理解をいただきながら、必ず実現するよう、県議会並びに県内各界ともに、さらに粘り強く努力していきたいと考えていますので、一層の御支援、御協力をお願い申し上げます。  次に、原子力行政について申し上げます。  「もんじゅ」につきましては、5月6日に開始いたしました炉心確認試験が7月22日に終了をいたし、来年予定されております40%出力プラント確認試験に向けまして、水・蒸気系設備の点検や機能確認試験、また屋外排気ダクト取りかえ工事等が実施される計画であります。8月26日に原子炉容器内でつり上げ作業中に発生しました炉内中継装置の落下調査状況も含め、県原子力安全専門委員会の審議等を通じ、プラントの安全性を厳正に確認してまいります。  また、今年11月に運転開始後40年となります美浜発電所1号機につきましては、6月に国が長期保守管理方針を認可し、関西電力は、今後の運転期間を最長で10年程度とし、後継機の設置可能性については、調査を実施しながら具体的検討を進めたいという方針を示しています。  県といたしましては、美浜1号機の安全性について、国の審査結果なども含めまして、県原子力安全専門委員会において厳正に審議・確認をいたすとともに、県議会の議論や地元美浜町の意見等を十分お聞きし、慎重に対応を検討してまいりたいと考えております。  次に、高浜発電所3、4号機のプルサーマル計画であります。  6月にフランスからMOX燃料が到着をし、先月、MOX燃料の健全性について国から合格証が交付をされております。関西電力は、国の工事計画認可を得た後、10月中旬から開始予定の高浜3号機の定期検査において、MOX燃料を装荷する計画であります。  県としては、MOX燃料の到着時に、現地において輸送容器の安全性を確認し、また、国が実施しました輸入燃料体検査に立ち会うなど、独自に安全を確認しており、今後さらに、県原子力安全専門委員会において、国の検査結果等について審議をし、安全性を厳正に確認してまいります。  次に「エネルギー研究開発拠点化計画」についてであります。  国を初め、電力事業者、大学、産業界などと一体となりまして、推進方針の重点政施策を中心に事業を進めております。  まず、産業の創出・育成を図るため、関西電力が進める電子線照射施設につきましては、先月30日に美浜町に開所しました。来年春には国内最大級の電子線照射設備を設置をし、県内企業等との研究開発や事業展開を積極的に進めることになっています。  それから、福井大学国際原子力工学研究所につきましては、原子力分野等の教育・研究機能を充実するため、来年度の敦賀キャンパス開設に向けまして、10月中旬、建設工事に着手する予定であります。  また、日本原電の原子力安全研修施設については、海外の研修生も受け入れる人材育成の拠点として、本年度中に敦賀市沓見において建設工事に着手し、平成24年度の運用開始を目指します。
     来年2月または3月に、アジア10カ国が参加する「第12回アジア原子力協力フォーラム(FNCA)コーディネーター会合」を福井県で開き、国際原子力人材育成センターを初めとする拠点化計画についてもアピールしてまいります。  それでは、次に「新元気宣言」に沿って、分野ごとに主な施策について以下、申し上げます。  まず、「元気な社会」のうち、教育であります。  7月末に発表しました「全国学力・学習状況調査」において、福井県は4年連続で全国最上位の成績をおさめたところであります。さらに、体力についても、全国トップクラスにあります。学力、体力はもとより、サイエンス教育、外国語教育、さらには心の豊かさを育てる家庭教育の充実など、特色ある福井の教育を一層充実させるよう、進めてまいります。  県立高校の再編でありますが、奥越地区に開校する総合産業高校につきましては、来年4月の開校に向け、入学者選抜業務を進めるとともに、平成25年4月開校を目指します奥越地区の特別支援学校については、勝山南高校の用地や施設等の一部を利用し、校舎の基本設計に着手をいたします。  白川静先生の生誕百年に当たる白川文字学について、4月のフォーラムに続きまして、7月に漢字の未来を考えるシンポジウムと漢字教育を考える「漢字スタジアム」を開き、県内外から多くの参加者を得まして、「文字の国」福井を全国に発信しました。  また、今回、御家族から、先生が愛用された机やいす、万年筆などの遺品が寄贈、寄託されたところであります。県立図書館の「白川文字学の室(へや)」に、先生の書斎を復元展示し、人柄をしのぶとともに功績をたたえてまいりたいと考えております。  次に、平成30年に開く予定の国民体育大会であります。  8月30日に県議会の御出席をいただき、国会議員、市町長、経済界、教育界、スポーツ界からなる準備委員会を設立いたしました。  第1回総会におきましては、「福井国体ビジョン」をもとに、大会開催基本方針を決定をいたしたところであります。これから、開会式や競技会場地の選定、施設整備などについて、具体的な検討を進めてまいります。  次に、「健康長寿ふくい」の推進についてであります。  本県の健康長寿をさらに伸ばすには、死亡原因の第1位でありますがんの早期発見・早期治療につながる検診受診率の向上が重要だと考えます。全国でがん検診の普及に活躍している医療関係者約1,200人が会する「がん征圧全国大会」が、今月10日に本県で開催されます。この機会に、県民にがん予防、がん検診の重要性を広く呼びかけるとともに、全国に「健康長寿ふくい」を発信してまいります。  「陽子線がん治療センター」につきましては、来年3月の治療開始を目指し準備を進めております。治療費につきましては、全国で最も低い料金に設定することにいたしましたが、しかしまだ健康保険の適用がなされず、経済的負担が大きいことから、治療費の軽減、それから嶺南地域の交通費助成などを行い、県民が治療を受けやすい環境をつくってまいります。  次に、「元気な産業」であります。  本県の新たな経済戦略については、本年1月から、経済新戦略検討会議において、市場が拡大している中国への県内企業が進出するために必要な支援策や環境・エネルギー産業など、成長分野の研究開発、ふくいブランドの情報発信などについて議論を進めております。次回での検討会議において、具体的なプロジェクトについて新たな経済戦略の提言を受けることにより、本県経済の活性化をこれによって図ってまいりたいと考えます。  次に、観光振興についてであります。  今回、6月末からの舞鶴若狭自動車道の無料化に合わせたイベントを実施したこともございまして、この7、8月の夏の期間の主な観光地の入込状況は、県全体で前年に比べますと、その期間17万人増加し290万人になっています。経済情勢の厳しい中、観光入込数を増加させることは重要でありまして、さまざまな機会をとらえながら観光誘客を推進してまいります。  また、県境を越えた広域的な観光を積極的に進める必要があります。  その第1弾として、石川県との県境地域の観光誘客を進めるため、今月1日に開きました「福井・石川県境サミット」において、県境の市や町、観光団体、経済団体等による広域観光推進協議会の設立に合意をいたしました。「温泉」「恐竜」など、共通の観光資源を生かしながら、一つのまとまった観光地域としてPRをするとともに、小松空港を利用した首都圏や海外からの誘客を促進をしてまいります。  さらに、来年1月からのNHK大河ドラマ「江(ごう)~姫たちの戦国~」の放映に向けまして、「お江」関連の観光素材を生かした誘客活動を展開します。小浜・常高寺の墓所までの遊歩道の整備や、敦賀・金ケ崎城跡の歴史案内板などを本年度中に整備し、周辺の食べ物、土産品、歴史・文化とともに、新たな観光スポットとして誘客を図ります。また、「お江列車」の運行や、大手旅行会社にゆかりの地をめぐる旅行商品の開発を働きかけ、観光誘客の拡大を推進します。  海外からの誘客につきましては、7月から中国人への個人観光ビザの発給要件が緩和されたことや、台湾からの訪日観光客の75%以上がリピーターとなっていることなどから、福井を売り込むよいタイミングであると思っております。  外国人に人気の「温泉」「食べ物」を中心に、東尋坊、永平寺、三方五湖など本県の魅力ある観光資源を組み込んだ観光コースについて、現地の大手旅行社やメディア関係者に対し営業活動を強化します。あわせて、台北市のビルに巨大壁面広告を実施し、福井県の知名度アップを図ります。  次に、農林水産業の振興であります。  まず、農業については、今年度から本格的に「五月半ばの適期田植え」を実施したコシヒカリが収穫時期を迎えており、今後、コシヒカリを出荷するすべての集落において食味検査を行います。また、全国に先んじて水稲農家のエコファーマー化を進めることにより、卸業者や消費者に品質のよさや環境への優しさをアピールし、福井米の販売を促進します。  地産地消の推進については、その拠点である農産物直売所の魅力を高めていくことが重要です。6月に、「ふるさと知事ネットワーク」を活用し、初めて山形県との間で農産物の相互販売を実施し好評を得たところであります。今月11日には、山梨県との間で相互販売を行い、その後、奈良県、高知県、熊本県へと交流を拡大してまいります。  また、来月、管理栄養士の合格者数が日本一の栄養学の教育の中心となっています「女子栄養大学」と提携協定を行います。本県の食育活動や健康長寿の源である食材への関心を深める交流事業を行い、「食育先進県福井」の認知度向上を図ります。  次に、鳥獣害対策であります。  まず、イノシシにつきましては、11月までに特定鳥獣保護管理計画を新たに策定し、狩猟期間の延長を行います。また、ニホンジカにつきましては、平成20年に策定した計画を変更し、狩猟期間の延長や、嶺南地域での捕獲目標頭数の引き上げなどを実施いたします。さらに、新たに金網さくよりも安価で維持管理が容易なネットさくの整備を支援してまいります。  次に、「元気な県土」について申し上げます。  中部縦貫自動車道につきましては、勝山・大野間において、新たに中津川高架橋工事が着工されるなど、平成24年度開通に向けた工事が進捗をいたしております。また、油坂峠道路の大野東から和泉間では、調査設計が進められており、地元設計協議に入る予定であります。  舞鶴若狭自動車道のうち小浜西・小浜間については、平成23年夏の開通を目指し、舗装工事に着手しています。また、平成26年度完成予定の小浜・敦賀間につきましては、先日、中日本高速道路株式会社会長から「できる限り早期の開通を目指したい」との発言を得たところであり、今後とも一日も早い開通を強く求めてまいります。  次に、敦賀港の利活用の推進について申し上げます。  7月27日から、敦賀と韓国釜山を直接結ぶ国際定期RORO船が週2便就航しました。韓国航路は既存航路と合わせて週5便となり、利便性が飛躍的に向上しております。さらに、10月12日からは、鞠山南地区多目的国際ターミナルが本格供用を開始する予定であり、大型コンテナ船の貨物の積みおろしや、貨物量の増加に対応できるようになります。  今後、国際定期RORO船とJR貨物を組み合わせた国際一貫輸送を検討するなど、県内外への集荷活動を強化し、敦賀港国際ターミナル株式会社と連携しながら、取扱貨物量の拡大を図ります。  また、先月、敦賀港は、国が新規整備を続ける「重点港湾」に選定されました。国は、国際競争力を強化する「日本海側拠点港」の選定を、来年春ごろに行う予定であります。県としては敦賀港の拠点化計画を策定し、優位性をアピールして、この「日本海側拠点港」に選定されるよう国に強く要請してまいります。  次に、福井駅西口中央地区の再開発であります。  これまで、県施設の内容について幅広く検討を進め、県議会での議論のため、「サイエンスプラザ」、「暮らしの中のバイオ科学館」、「ふるさと文学館」の3案を提示しております。今後、県議会を初め、事業委員会、有識者等からの意見をお聞きし、さらに検討を深めた上で施設案を決定したいと考えています。  一方、再開発の事業化につきましては、観光関連施設など市が実施する施設の具体化やNHKの誘致、事業全体の採算性、事業パートナーの選定等について、福井市としての課題が残されております。市や準備組合を中心に速やかにこうした課題を解決するよう、引き続き求めてまいります。  福井鉄道とえちぜん鉄道との相互乗り入れにつきましては、来年度から事業に着手し25年度から運行を開始できるよう、両鉄道が接続する田原町駅での工事内容や事業費などを精査するため、10月から概略設計を行います。福井市が進めます田原町駅周辺の調査事業と連携し、公共交通機関を生かしたまちづくりを後押しします。  次に、「元気な県政」について申し上げます。  まず、環境政策であります。  地球的な課題であります温暖化対策につきましては、学識経験者、産業界、県民で構成する検討委員会を7月に設置しました。今後、国の動向なども見ながら、再生可能エネルギーの導入、家庭・事業所での排出削減対策などについて議論を進め、今年度内を目途に、新しい「地球温暖化対策地域計画」を策定したいと考えています。  また、本年6月に採択されましたAPECエネルギー大臣会合「福井宣言」を受け、開催県として、原子力に加え、再生可能エネルギーの導入や、エネルギーの効率的な利用についても、全国のトップランナーを目指したいと考えています。このため、低炭素化社会実現のための検討会を設け、県民がメリットを実感できるよう、太陽光発電や電気自動車の導入促進、街灯のLED化など、クリーンエネルギー先進県にふさわしい事業展開を図ってまいります。  生物多様性の保全の分野につきましては、福井の田園にコウノトリがたびたび飛来するなど、環境再生への県民の機運が高まっております。これを機に、コウノトリを自然再生のシンボルとして位置づけ、兵庫県の協力も得ながら、地元関係者とともに生息環境の整備を進め、来年度、県内での放鳥、定着を目指します。  また、企業等から資金の提供を受け、自然環境団体等の活動を支援する仕組みを創設したいと考えております。  次に、ブランドの創造であります。  恐竜につきましては、本県のトップブランドの一つとして、全国への発信をさらに強化する必要があります。恐竜博物館は、開館10周年記念特別展を始めました7月9日以降、来館者数は前年同時期と比べ、3割以上増加をいたしております。さらにその魅力を高めるため、記念貨幣の収益金を活用しながら、子供たちに人気の高い恐竜の骨格複製を購入し、県外での出張展示等に活用することにより、発信力を強化します。  次に、「ふるさと政策」であります。  「ふるさと納税」につきましては、来月、ふるさと納税情報センターの主催により推進フォーラムを開き、寄附金の活用事例の報告等を行い、制度普及につなげていきたいと考えております。  また、新ふくい人の招致でありますが、ふるさと帰住センターや県内の市や町を通して、本年7月末現在で77家族、92人に新ふくい人がふえております。昨年より12家族多くなっております。これからも社会人に対するUターンセミナーや、帰省時にあわせた個別相談会を実施するなど、積極的に進めてまいります。  以上のとおり、今回提案いたしました補正予算案につきましては、県内経済の着実な回復と成長を図るため追加実施する経済・雇用対策、また「福井新元気宣言」の実現に向けての予算など、必要なものについて、所要額の補正を行うものであります。  その結果、補正予算案の規模は、一般会計79億4,011万円余、特別会計13億1,940万円余、企業会計1,395万円余、計92億7,347万円余となり、本年度予算額の累計は、一般会計5,076億745万円余、特別会計134億2,867万円余、企業会計287億1,233万円余、計5,497億4,846万円余となった次第であります。  歳入予算につきましては、国庫支出金23億383万円余のほか、前年度からの繰越金25億9,737万円余を計上し、財政調整基金の取り崩しを減額した次第であります。  最後に、第64号議案について御説明を申し上げます。  福井県県税条例について、法人県民税法人税割の税率特例の適用期間を5年間延長するなど、所要の改正を行うものであります。  その他の議案につきましては、それぞれ記載の理由に基づき提案いたした次第であります。  以上、私の県政に対する所信の一端と県政の重要課題等について申し上げました。何とぞ御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 65 ◯議長中川平一君) 以上をもって、本日の議事日程は全部終了いたしました。  この際、お諮りいたします。  明8日は休会にいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長中川平一君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  なお、来る9日は午前10時より開議することとし、議事日程は当日お知らせいたしますから、御了承願います。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 67 ◯議長中川平一君) 本日は、以上で散会いたします。                               午後2時38分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Fukui Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...