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  1. 石川県議会 2021-03-18
    令和 3年 3月18日環境農林建設委員会-03月18日-01号


    取得元: 石川県議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-04
    令和 3年 3月18日環境農林建設委員会-03月18日-01号令和 3年 3月18日環境農林建設委員会 ┌──────────────────────────────────────────┐ │              環境農林建設委員会会議記録               │ ├──────────────────────────────────────────┤ │1 日  時  令和3年3月18日(木)午前10時00分 開議           │ │                    午後 0時 5分 閉議           │ ├──────────────────────────────────────────┤ │2 場  所  環境農林建設委員会室                        │ ├──────────────────────────────────────────┤ │3 出席委員  室谷委員長、車副委員長、太田委員横山委員安居委員下沢委員、  │ │        藤井委員紐野委員打出委員一川委員増江委員          │ │        (欠席なし)                            │ ├──────────────────────────────────────────┤ │4 出席職員  中課長補佐、谷場主任主事                      │ ├──────────────────────────────────────────┤ │5 説明委員  安田農林水産部長新谷競馬事業局長金沢競馬対策室長脇田生活環境部│ │        長城ヶ崎土木部長ほか関係次長及び課長               │ │        (欠席なし)                            │ ├──────────────────────────────────────────┤
    │6 会議に付した事件等                               │ │  付託案件及び所管事務調査について                        │ │                                          │ │〔農林水産部競馬事業局関係〕                           │ │(1)付託案件                                   │ │  (農林水産部関係)                               │ │   議案第24号第1条中関係分、第3条及び附則中関係分、同第25号、同第36号ないし  │ │   同第38号                                   │ │   報告第5号                                  │ │(2)詳細審査案件                                 │ │  (農林水産部関係)                               │ │   議案第1号中関係分、同第3条号中関係分、同第9号、同第10号、同第45号中関係分、│ │   同第51号、同第52号                              │ │  (競馬事業局関係)                               │ │   議案第11号、同第53号                             │ │(3)報告事項                                   │ │  (農林水産部関係)                               │ │   石川県産材ロゴマークについて                         │ │                                          │ │〔生活環境部土木部関係〕                             │ │(1)付託案件                                   │ │  (生活環境部関係)                               │ │   議案第30号第3条及び附則中関係分、同第33号、同第34号             │ │   報告第2号                                  │ │   請願第30号                                  │ │  (土木部関係)                                 │ │   議案第24号第1条中関係分及び附則中関係分、同第39号ないし同第42号       │ │   報告第6号                                  │ │(2)詳細審査案件                                 │ │  (生活環境部関係)                               │ │   議案第3号中関係分、同第45号中関係分                     │ │  (土木部関係)                                 │ │   議案第1号中関係分、同第2号、同第3号中関係分、同第12号、同第17号ないし   │ │   同第19号、同第45号中関係分、同第54号、同第59号ないし同第61号         │ │(3)報告事項                                   │ │  (生活環境部関係)                               │ │   令和2年度エコ・リサイクル製品の認定について                 │ │  (土木部関係)                                 │ │ ① 「金沢城二の丸御殿復元整備に向けた基本方針(案)」の概要について      │ │ ②  請負契約の締結について                            │ ├──────────────────────────────────────────┤ │7 議事の経過概要                                 │ │  別紙のとおり                                  │ ├──────────────────────────────────────────┤ │8 特記事項                                    │ │(1)新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、委員会中は常時換気を行うとともに、 │ │  説明員入室人数を絞り、委員及び説明員の間隔を空け、入室していない説明員について│ │  は、必要に応じて、入室及び発言を許可することとした。              │ │(2)本委員会に付託された議案12件を採決した結果、いずれも全会一致をもってそれぞれ原│ │  案どおり可決すべきものと決した。                        │ │(3)本委員会に詳細審査を依頼された議案18件を採決した結果、全会一致をもって妥当と認│ │  めるものと決した。                               │ │(4)本委員会に付託された請願第30号については、賛成少数により不採択すべきものと決し│ │  た。                                      │ │(5)予算委員会での委員長報告及び3月22日の委員長報告の文案については、委員長に一任│ │  された。                                    │ │(6)今年度、この出席者で最後の委員会開催のため、室谷委員長及び安田農林水産部長並び│ │  に城ヶ崎土木部長から挨拶があった。                       │ └──────────────────────────────────────────┘                  石 川 県 議 会                ( 会 議 の 概 要 ) ○室谷弘幸 委員長  ただいまから、環境農林建設委員会を開会します。  お手元に陳情文書表を配付してありますので、審査の参考にしてください。  なお、予算委員会から詳細審査を依頼された本委員会所管予算議案については、さきの予算委員会協議会で説明を聴取していますので、説明を省略します。  また、本日の委員会は最終12時半までと時間が決まっていますので、執行部の皆様方には簡潔なる説明を、委員の皆様方には的を絞った質問をお願いします。  初めに、農林水産部競馬事業局関係の審査を行います。  本日は、お手元に委員会説明員名簿を配付していますが、説明員の入室人数を絞っていることから、入室していない説明員については、必要に応じ、入室及び発言を許可することとしますので御了承願います。  それでは、本委員会に付託された議案及び報告並びにその他の報告事項について説明を求めます。 △(説明:農林水産部競馬事業局関係) (1)付託案件安田秀樹 農林水産部長  ① 議案第24号 石川県手数料条例等の一部を改正する条例について[関係分]  本委員会に付託されている農林水産部関係の案件について説明します。  お手元の令和3年第1回石川県議会定例会議案の(その三)10ページをお開き願います。  議案第24号石川県手数料条例等の一部を改正する条例についてです。このうちの農林水産部の所管の改正内容についてです。  10ページに表と表の間に文章が書いてありますが、表と表の間の1行目中ほどに「同表21の項ロ中(1)を削り、(2)を(1)とし、(3)から(8)までを(2)から(7)までとし、」の部分ですが、農業保険法に基づく医療保険制度である家畜共済診療の点数表に初診料の項目が追加されたことに伴い、県条例でそのような規定がありましたが、それを設ける必要がなくなったため、削除するものです。  それから、その続きになりますが、「同表22の項中「肥料取締法」を「肥料の品質の確保等に関する法律」に改め、」という部分です。これは肥料取締法が改正されて、法律の名称等が変更されたことに伴い改正するものです。  続いて、11ページを御覧願います。大きい表が2つあって、表の次の3行目の上段に「同表29の項1中」からずっとあり、次のページに至って表の続きがあって、表の次の中ほどのところに「別表29の項6を削り、」までのこの一連の改正の部分ですが、これは家畜改良増殖法及び同法施行規則が改正され、家畜人工授精所の開設の許可証の書換交付及び再交付の規定が設けられたことに伴い、新たに手数料の額を定めるとともに、関係規定を整理するものです。 ② 第3条 石川県湖南運動公園条例の一部改正について[関係分]  続いて、22ページを御覧願います。  後ろのほうに第3条で石川県湖南運動公園条例の一部改正というものがあります。  こちらですが、湖南運動公園野球場の照明塔を老朽化に伴い撤去します。それに伴い、夜間の利用を取りやめることから、使用料及び利用時間に係る規定を改正するというものです。 ③ 議案第25条 建設事業に要する経費の一部を市町に負担させることについての議決の一部変更について  続いて、25ページを御覧願います。  議案の第25号 建設事業に要する経費の一部を市町に負担させることについての議決の一部変更についてです。  これは、かんがい排水事業などの農業水利施設整備事業について、これまで新設事業更新事業の区分が設けられていませんでしたが、全国的に更新事業の件数が増加していることを踏まえて、新たに国が更新事業の区分を創設しました。  あわせて、来年度から大日川ダム取水ゲートの改修を行う応急対策事業を国が新規に着手することに伴い、事業実施に係る経費の市町の負担率を国のガイドラインに沿って定めるものです。  続いて、127ページ。 ④ 議案第36号 石川県の特色ある農林水産物を創り育てるブランド化の推進に関する条例の一部を改正する条例について  議案第36号 石川県の特色ある農林水産物を創り育てるブランド化の推進に関する条例の一部を改正する条例についてです。  これは、本県が開発した特色ある農林水産物ブランドを推進するために、そのブランド品目の生産に必要な栽培技術を維持向上・継承するとともに、種苗を厳格に管理し、不正な流出の防止を徹底する旨を規定する改正を行うものです。  続いて、129ページを御覧願います。 ⑤ 議案第37号 石川県国営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について  議案第37号石川県国営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例についてです。  これは、土地改良法の施行令の改正に伴い、地元農家から徴収する分担金の利率をこれまで年5%となっていましたが、農林水産大臣が定める率に変更するものです。 ⑥ 第38号 石川県森林整備地域活動支援基金条例を廃止する条例について  続いて、131ページを御覧願います。
     議案の第38号石川県森林整備地域活動支援基金条例を廃止する条例についてです。  これは、国の森林整備地域活動支援交付金交付の方式が、一旦県の基金に積み立てて、それを取り崩して市町に交付するのがかつての方式でしたが、毎年度の所要額を基金に積むのではなく、直接市町に交付する方式に変更されたことに伴い、基金が不要になったことで、基金条例を廃止するものです。 ⑦ 報告第5号について  次に155ページを御覧願います。  報告第5号です。損害賠償額決定の専決処分の報告についてです。  令和2年6月に、河北郡内灘町字湖西の交差点において、農林水産部の職員の運転する公用車が、一時停止中の相手方の自動車に追突し損害を与えた事故に関し、その損害賠償額を専決処分したものです。  公用車の運転については、交通法規を遵守し、安全運転に努めるよう機会があるごとに注意喚起を行っているところですが、改めて職員に対し周知徹底を図り、交通事故防止の徹底に努めていきたいと考えています。 (2)報告事項  ・ 石川県産材ロゴマークについて  農林水産部資料1を御覧願います。  続いて、別冊、農林水産部資料の1を御覧ください。  石川県産材のロゴマークについて御報告したいと思います。  県産材のさらなる認知度の向上と利用促進のために、このたび、県内の林業、木材産業住宅関係団体などで構成する石川県木材利用推進協議会が石川県産材ロゴマークを作成しました。  ロゴマークの概要については、石川の森林から生産された木材、木材製品であることを県の形と3本の木で表現し、この3本の木ですが、県産材を育てる人、県産材を加工する人、それから県産材を建物や家具などに利用するが連携して、県産材を消費者へ届けるということを表現しています。  また、色は、県産材を活用することによって育まれる豊かで健全な森林と木のイメージ、これをグリーンとブラウンで表現しています。  なお、石川県木材利用推進協議会においては、このロゴマークを、県産材を使用した柱や住宅のパンフレットに表示するなど、県産材を活用した木製品に親しみを持っていただくツールとして様々な場面で活用することとしています。  県としても、引き続き関係者と一体となり、県産材の利用促進に取り組んでいきたいと考えています。  以上で農林水産部の説明を終わります。 ○室谷弘幸 委員長  以上で説明を終わります。  委員各位で質疑等あれば御発言願います。 (質疑応答) ◆安居知世 委員  今ほど、石川県産材ロゴマークについての御説明が安田部長からありました。石川県産材のロゴマークを作ったらどうかと提案した者としても、この県産材のロゴマークが作成されたことを大変うれしく思うものです。  今ほどの御説明では、このロゴマークは石川県木材利用推進協議会が作成したということですが、運用は、どこがどのように行うのか。また、その利用条件や、どのような方たちが利用することを想定しているのか等、教えていただければと思います。 ◎安田秀樹 農林水産部長  お話のとおり、県もメンバーになっていますが、石川県の木材利用推進協議会で作成したということです。  その木材利用推進協議会では、使用規程を設けて、それに基づき行うこととなっています。  実際、どんなものに使用できるかということですが、まず、森林法に基づいて適切に伐採されて届出された県産の木材であること。それらを使用した木製品及び県産材のPR活動に関連する物品等に使用できることになっています。  使用できる者は、県や協議会、協議会の会員団体、その構成員、その他協議会が認めた者ということになっていまして、協議会の会員団体以外の者は、使用に当たって、協議会に申請を行い、承認を受けることとされています。  あわせて、使用料の話があると思うのですが、基本的に使用料は無料です。無料ですが、印刷することやラベルの作成にお金かかりますが、そのような費用については、当然その使用者で負担することになっています。 ◆安居知世 委員  基本的に協議会のメンバーが使われると。協議会以外の方でも協議会に届出をすれば使えるということですね。それ以外の方にもできるだけ使いやすくなるように、また、周知もしていただきたいと思います。  ロゴマークの利用が広がることで、県民の皆さんに対する県産材の意識が高まることを期待するものですが、先ほど一部柱や住宅のパンフレット等に使うことが予想されるという御説明もありましたが、事業者の皆様にこのロゴマークをどのような形で利用していただこうと考えているのか。また、県として、このマーク自体の周知をどのように図っていかれるのかをお聞かせいただきたいと思います。 ◎安田秀樹 農林水産部長  このロゴマークですが、県民の皆様に県産材に親しみを持っていただくということで、その県産材の利用を促進する有効な手段の一つではないかと思っています。そのため、会員団体や構成員の方、それぞれが取り扱う製品や広告等に表示することで、マーク及び県産材の認知度向上に努めたい。  具体的な話になりますと、川上の森林組合などは、例えば丸太を運ぶトラックや原木市場などに掲示することが考えられますし、川中の製材工場は柱や合板などの製品への表示も考えられると思います。川下の住宅メーカーなどでは、建築現場での掲示や住宅のパンフレット等での活用が想定されるのではないかと思っています。  また、県としましても、主催で森づくりイベント等を行っています。その時におけるロゴマークの表示や普及啓発品には、細々としたものがありますが、そういったものにも掲載する。あるいは、新聞等で広報する場合であれば、その広報媒体の中にもロゴマークを掲載していくことを考えているところです。 ◆安居知世 委員  川上、川中、川下、そして県の取組に関して御説明いただきました。また、力を合わせて石川県産材の利用促進のために努力いただければと思います。 ◆太田臣宣 委員  先ほど議案説明の中で(その三)の22ページ、湖南運動公園照明撤去、老朽化のためという説明ありましたが、これは野球場のことですか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  湖南運動公園の野球場です。夜間利用を行っていたのですが、昭和55年に設置された照明塔で、老朽化が進んでいるということで今年度中に撤去ということです。  夜の利用もそれほど多くはなかったということもあり、今回そのような形にしたということです。 ◆太田臣宣 委員  この説明をこの委員会で受けるのは初めてでしょうか。前に説明を受けたでしょうか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  すみません。委員会で御説明はもしかしたらないかもしれませんが、撤去するという話はこれまで利用されている方には従前から御説明をしているところです。 ◆太田臣宣 委員  大変失礼ですが、少し乱暴ではないでしょうか。  例えば当委員会で撤去することに向けての説明があってしかるべきだと思いますし、使用頻度が少ないとは、どれだけ少ないのかということも含めての説明をした上での撤去であれば理解はできますが、夏場になると結構電気がついているような気がします。私たちに非常に近いところで、使用されている方も多いですし、撤去するのであれば委員会に説明があってしかるべきでしょうし、単純に老朽化だけという説明では理解しがたいところがあります。  今後、新たにつけるという方向性で検討するつもりがあるのかもお聞きしたいと思います。 ◎安田秀樹 農林水産部長  使用頻度ですが、昨年度で32日、今年度が31日。入ってくる電気料として、使用料等の収入も50万円弱、それに対して電気料が250万円。そのような状況です。  当然その撤去に係る予算は、今年のR2年度の予算に計上しているところですが、繰り返しになりますが、撤去するに当たっては、これまで使用されている各種団体の方にも十分御説明をして、御了解を得た上で進めているところです。  確かに議会に個別具体的にお話がなかったことについては、大変申し訳ないことだと思っています。 ◆太田臣宣 委員  年間30回という使用頻度が多いのか少ないのかは分かりません。当初からどれだけの使用があって、毎年減ってきたということであれば理解します。昨年、一昨年、使用頻度30回、31回、大体こういうところの照明を使うというと大体土曜日の夜、金曜日の夜、30回というと非常に使用頻度が多いような気がします。ナイター照明はあくまでも夜間、仕事から帰った後に使用する方たちが使う施設ですし、ナイター照明がついている野球場自体も少ないわけです。そういった中で簡単に撤去ということではなく、もう少しできた当初から、昔は年間100日使用がありました。今現在は30日しかありませんということであれば、理解もできますが、今30回だから少ない、一昨年31回と言われても。もう少し前から遡って使用状況を出していただけませんか。 ◎櫻井豊 農林水産部次長兼畜産振興・防疫対策課長  手元に今資料がないのでお答えできませんが、かつてはナイター野球等が行われていて使用頻度が非常に高かったときもありましたが、現在、どちらかというと使用頻度そのものは下がっていますし、特定の利用者が利用している形になっているのが現状です。 ◆太田臣宣 委員  あくまでも公共施設ですので、電気料という話ではないと思います。多くの方に健康のために、スポーツ振興のためにという部分でも活用していただく施設ですので、きちんとした資料をこの委員会に提出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  過去のどの程度の使用頻度というのは、今すぐ調べさせていただきたいと思います。  あわせて、実は、老朽化というのは古いだけの話ではなくて、少し放っておいたら危険な状況があるもので、いずれにせよ撤去しなければいけないということだけは間違いない状況で、その上で要は建て替えができるかという議論になってくるのです。その建て替えのことを考えると、あまりにも高額だということもあって、今回こういう対応をしたということです。  過去の使用頻度は早急に調べさせていただきたいと思っています。 ◆紐野義昭 委員  皆さんもマスコミ等々で御存じかと思いますが、金沢市出身のJRAの調教師、角居勝彦さんですが、その世界ではレジェンドと言われているわけですが、7年間残してJRAをお辞めになって、いろんな御都合で石川県の能登に帰ってこられると。そして、おじいちゃんのふるさとである珠洲へ。引退した乗馬競技の馬の余生の面倒を見る事業をするということです。最近は全国の日刊紙、スポーツ紙はもちろん、テレビやそのほかでも報道されていますから、多少は御存じだと思います。  年末に、そういう報告も兼ねて知事のところへ行きましたら、知事からは近辺に養護学校もありますし、養護学校の生徒のホースセラピーにも非常に有効ではないか。もちろん一般の方は当然ですが。加えて、全国から引退した馬に会いに来るとか、乗馬体験をしに来るとか、そういう人たちに来てもらえば、珠洲のいろいろな意味での観光対策とか、ビーチホテルのお客の対応にもつながるのかなということを言われていました。  珠洲市長も、非常に前向きに取り組んでいただいていますし、牧場用地は全面的な協力をすると直接言われているようですが、それでも馬が入る厩舎等の設備その他には相当なお金がかかるわけです。しかし、御自身もあらゆるつてを頼ったり、クラウドファンディングを立ち上げて全国から資金を集めているということですが、それでもこれは経費については切りがないわけです。  したがって、私は、先ほど申し上げたホースセラピー等々、それから観光対策にもつながるのではないかと思いますので、珠洲は一生懸命やるということですから、石川県も協力、支援をするべきではないかと思っているのですが、いかがでしょうか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  私どもも新聞でそういった記事も拝見しています。  私どもの持っているツールで、果たしてどんなことができるかということですが、まず思いついたのが里山振興ファンドの活用ということができないかということです。里山振興ファンドでは、その地域資源を活用した新しい商品やサービスの開発や交流人口を図るためのイベントの開催、美しい景観などを生かしたスローツーリズムなどはそうですが、その際の多様な滞在メニューの開発などが対象となっています。  具体的にどんなことをされたいのかということまで、まだよくお聞きしていませんが、取りあえず今すぐ思いつくのは里山振興ファンドの活用ですので、一度御相談をいただければ、またいろいろとお力添えができる部分もあると思っているところです。 ◆紐野義昭 委員  里山振興ファンドには、幾つかメニューがあるのですが、どれが該当するか分かりませんが、もう既に3月8日にこちらに帰ってこられて、行ったり来たりされているみたいですが、ぜひ県としてもそのことも含めて珠洲の振興、石川県の観光面にもつながるホースセラピーで、そういう面でもいろいろと有効だということであるならば、ぜひ御本人と直接連絡していただいて、御相談いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  もう1点は、競馬ですが、ここ数年、老朽化した競馬場にお金を入れて改修をしています。今年はJBCがありますから、人が非常に集まるときもあるわけですが、今、コロナ禍がたとえ終わっても、以前から見ると来場者は半分以下ですよね。来場者が、今の建物をそのまま直すという感覚ではなく、来場者がすでに半分くらいしかいないという思いの中で改修が行われているのか、その点についてお聞きします。 ◎新谷和幸 競馬事業局長兼金沢競馬対策室長  今、お話がありましたように、金沢競馬場の施設や設備もかなり老朽化が進んでいる部分があります。ここ5年ぐらい前から、耐震改修をはじめとして、取りあえずは、お客様が利用される施設を優先的に、改修等を進めています。  今、お話があったとおり、入場者数が、今年度、昨年度の一部がコロナの影響で無観客ということもありまして、かなり落ち込んでいます。ただ、その前は長期的には減少傾向にはありましたが、5年間程度、ほぼ横ばいの時期もありました。コロナの後、どの段階からどう推移していくかというのはまだ見えていない状況ですが、お客様が利用される施設については、最低限の必要な改修については、ほぼできると思っています。  長期的な展望については、コロナの状況も踏まえながら、時間をいただいた上で検討せざるを得をないと考えています。 ◆紐野義昭 委員  スタンド全体は耐震化が必要なのだろうと思いますが、随分昔から比較をして、今のスタンドの大きさのままで、実際に来られる人はかつての数分の1だと思います。ここ数年は横ばいであっても。  そうであれば、改修されるのも大変なことですし、やっていただければ結構なのですが、めり張りをつけて、お客様が非常に使われるところをよくして、そこにお客さんに集まってもらっていい環境で競馬を見てもらったほうがいいのではないかと思うので、人が来ないのに、必要ないところまで、トイレを直したり、スタンドを直したり、ほかの施設に手を入れたりということは必要ないのではないか。めり張りをつけてお金を使って、今の身の丈に合った改修をしてくださいというお願いですので、それさえ理解していただければ結構です。 ◆横山隆也 委員  豚熱の関係です。  国会でもこの豚熱の感染確認区域で捕獲された野生イノシシのうち、陰性が確認された個体については、一定の状況を満たせばジビエとして利用できるようにするということですし、また農水省は現在、感染した個体の発見場所から半径10キロで捕獲されたイノシシ肉の出荷自粛を要請している一方、陰性だった個体の利用に向けては、簡易検査や処理に関する実証実験を小松市など全国の獣肉処理加工施設7か所で進めているということです。多分捕獲して検査をしているのだと思いますが、県内で捕獲して実証実験したイノシシの肉は、陽性だったのか陰性だったのか、その頭数が分かれば教えていただけますか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  頭数は不明ですが、たしか捕まえたものについては全て陰性だったと聞いています。 ◆横山隆也 委員  一昨年8月からイノシシの肉が入ってこなくて大変苦労しています。一般質問でもジビエ加工施設の事業者がどんな影響を受けているかという質問をしましたが、経営的な内容までしっかり調べられているのか。果たして今、県内には8つの獣肉加工施設があると思いますが、今、イノシシの肉を扱えて入れられる施設はどれだけあるのか。経営的にもどうなっているのか、しっかり調べているのですか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  細かなところまでは聞いていませんが、お話は聞いていて、今まだ残っている肉で、冷凍、冷蔵されている肉でやっているというところもあれば、能登のほうについては、まだ捕まえられますのでそれを使っているとか、もうほとんど底をついてしまい、今は供給できるイノシシがないとか、そういった個別の話はお聞きしていますが、その経営状態がどうなっているか、そこまでは申し訳ありませんが、把握してないところです。  その上で、委員からも今御紹介がありましたが、先般も衆議院の委員会で御質問があったようです。それに対する国の答弁を見ると、豚熱陰性のイノシシの出荷を可能とする枠組みの構築に向けて、検討を進めているということです。可能な限り、早期の陰性個体の利用につなげていきたいという答弁が国からありました。それがいつ頃になるのかという御質問もありました。それに対しての政府の答えは、できれば年度内を目指して現在進めています、とお答えされているようですので、我々も年度内ということになれば、もうあと少ししかありませんので、それほど遠くないうちに、何らかの豚熱陰性イノシシの利用の枠組みが公表されるのではないかと期待しているところです。 ◆横山隆也 委員  先ほど言いましたように、一昨年8月からです。実はそのときから農水省も多分春までにはできるかもしれない。春になったら春になったで、まだ全然していないので、秋頃になったら出荷できるのではないですかと。秋頃になって期待していたその加工施設の皆さんが聞くと、年内にはできるのではないかと。また今回、年度内なのですよ。  例えばできたとしても、すぐに供給できるのか、そもそもスケジュールや枠組み、どのような処理をしていくのかをしっかりと把握してやってもらわないと。イノシシの肉が全くないのです。今やっと食いつないでいるのは、鹿の肉と熊の肉でやっているのです。これももう底をついてしまうのです。  だから、その経営状況までしっかり把握しているのですかと言ったら、今、部長が冷たく、いや、そこまで把握していませんと。では、その人たちがせっかく今までジビエ肉を利用しようと地道にやってきて、ようやくよくなりかけたときにこんな状況になった。それで、経営状況、そこまで把握していませんとは、そんな冷たい言い方がありますか。現実に大変悲惨な思いをしているのです。  部長は、この3月で替わるかもしれませんが、その人たちは替われないのですよ。そのことをしっかり把握してもらわないと御飯を食べていけない状況になっています。  2日ほど前、輪島のほうで豚熱の感染イノシシが出ている。では、石川県内どこで捕れるのですか。捕れる場所はあるのですか。その把握はされていますか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  先般、門前のほうで発見されたことで、またそこから半径10キロが駄目になったということです。  感染確認区域が地図にきちんとプロットされていて、門前のほうは駄目ですが、輪島市の北部のほう、珠洲市、能登町、その辺りについて、市町のエリア全域がオーケーというわけではないですが、今、感染確認区域ではない区域があるというところです。 ◆横山隆也 委員  今回、ジビエ普及促進の新規事業として、この豚熱の感染確認区域外からのイノシシの広域調達支援の予算を計上していて、これに対して、どのような事業で、どのような効果を期待していますか。また、関係者にとって有意義なものになるのですかという質問をさせていただきました。  内容を聞くと、感染している加賀地域から、能登だったら捕れるということで、そこへ捕りに行くために、肉が腐らないために、冷蔵庫と発電機を用意しているという。現実問題として、白山麓や加賀、小松で扱っている人がそこまで行って捕りに行きますか。2時間も3時間もかけて捕りに行かないです。  担当者にもお話ししましたが、やはりその地域で、処理する人たちは何が一番必要かといったら、消毒する施設が必要なのです。いわゆる酸性水が必要だと言うのです。そこで処理する上において。屠殺してから大体1時間半から2時間の間に内臓も全部出さなければ、その肉は使えなくなるということです。  現実問題として、本当にこれに有効性があるのかというのは甚だ疑問です。本当に有効なものをつくってほしい、きちんとした手当てをしてほしいし、これに有効性がないとは言えないと思いますが、本当に関係者にとって有意義なものになるのですか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  私どもも事前に獣肉処理施設の方々にお話を聞いています。全てのところではないですが、ぜひとも利用したいという獣肉処理施設、具体的なお名前は差し控えますが、ぜひとも取り組みたいとおっしゃる施設もありますので、お話のとおり冷蔵庫や、遠距離になると運搬に係る燃料費などを対象にしていますので、希望される方にはぜひとも使っていただきたいと考えているとろです。 ◆横山隆也 委員  全ての獣肉加工施設に聞いたわけではないですよね。全部に聞いたのですか。私の聞いているところは、それよりもどちらかというと酸性水とか処理するものが欲しいと言われるのです。全てに対応してくれとは言いませんが、実効性あるものをしてほしいし、そうしてもらわないと本当に経営的に厳しいです。実態をしっかり把握してください。そして、その人たちに寄り添うような形で対応してもらうということが大変重要だと思いますし、その対応をしていただけますか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  広域処理に関しては、全部の獣肉処理施設について、これを利用する意向があるかどうかということについてはお伺いしているところです。  その上で、処理施設によってはいろんな御意見がある中で、そもそもジビエを副業でやっているからそんなところまで要りませんというところもあれば、ぜひとも使いたいというようなところも実際はあるというのが状況です。  獣肉処理施設の経営の支援そのものについては、難しい部分あるのですが、例えば制度融資の御紹介はこれまでもさせていただいているところです。それが十分かというと、決してそういうことではないのかもしれませんが、引き続き処理施設の方々からもお話を聞くとともに、一方で、国も早々に感染確認区域内の豚熱の利用に向けた枠組みを出していただけると聞いていますので、そこを非常に期待するとともに、その枠組みに応じて、私どもとしてどんなことができるのかを速やかに考えていきたいと思っているところです。 ◆横山隆也 委員  厳しい環境であることは間違いない事実なので、融資と言ったってこれは借金ですから。部局を超えてでもその辺をしっかり対応していただくことを望んで質問を終わります。 ◆下沢佳充 委員  横山委員は、幾つかの業者があって、そこから意見聴取をしたのかという質問がありました。部長は、それはしっかりやっていますという答弁でした。そこに大きな行き違いがあるように感じます。  私もこの前、予算委員会で質問した内容ですと、少しずれますが、時短をやることは結構だ。片町商店街あるいは片町タウン、11の商店街の連合会がありますが、そこに意見を聞いたのですか。聞いていません。いきなり突然重要性のあるものをするということで、このような質問をしたのですが、それと似て非なるものですが、そこでそごがあってはいけないし、せっかく皆さんも一生懸命していることが、その関連業者の皆さんから評価されないと、それほど悲しいことはないです。  横山委員が幾つかの業者のうちの特定の業者としゃべっているのかどうか知りませんが、何となく最近、皆さんいろいろ板挟みになって大変だろうということもお察ししますが、上ばかり見ていてあまり下を見ていないような気がします。  もう一つは、一般論で申し上げて、業界が部長なり知事に陳情する。よくあることですよね。ただ、そのときはお願いばかりで何となく意見が言いにくいような空気感があるように聞きます。行ったら、とにかくこれもお願いします、あれもお願いしますばかりになってしまうと、必ずしも言いたいことが100点、何が100点か難しいのですけど、言いにくいことがあるような、そのような話も聞きます。今、これは何業界というのですか。ジビエ業界というのですか。 ◆横山隆也 委員  業界というのはないです。 ◆下沢佳充 委員  それでは、どうやって意見聴取をしたかもわからないわけですが、その協会とか地域でも業界でもいいですが、その辺の苦衷をストレートに言いにくい空気感というのを安田部長は感じられたことありますか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  私どものところにも農業の関係の方や漁業の関係の方が来られたりすることがあります。  私自身、その方々から我々に対して物が言いにくいというような雰囲気は特に感じたことはありませんが、もしそういうお話があるようでしたら、ここは心して気をつけていきたいと思いますし、そういったお話がある際には、発言を誘導するような対応もとっていかなければならないのかと思っているところです。 ◆下沢佳充 委員  最近のコロナ問題にしても何にしても、国が全て正しいとも思ってないし、行政もこれは全知全能の神とも思っていません。いわんや県議会議員において、おやっとなるわけですが、何となく一部のよくテレビに出るような方、知事などは別として、何かあると国が国がという、昔、安倍が安倍がという立憲民主党などありましたが、何かあると我が県の知事もそうでしょうし、他県の知事もそういう傾向があるのですが、国が国がという話をよく聞きます。それも現実あるのだろうと私は思いますが、それであれば、ジビエの同じような悩みの、富山にイノシシはいないのか、福井はいますね。その辺同じようななりわいをしている方がいると思います。まさしく国がと言うならば、その関連県の連携があって、それで国を総攻撃というのも変ですが、関連県で協調をとってやるということは、ある意味有効だと思います。今、ジビエばかりだと世間が狭い話になるのかもしれませんが、今、安田部長農林水産部で、他県連携で国に申し上げるというのは、結構あるのですか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  北陸農政局というところがありまして、富山、石川、福井、新潟も入った話で、打合せに行くこともあります。そのような中で、他県の方々ともいろいろお話をすることも実際にあります。
     その上で、実際、今年1年間の間に4県が足並みそろえて国に要望に行ったということはなかったのですが、政策的な話合いをすることはあります。 ◆下沢佳充 委員  我々、地方議員も含めてなぜそういうものが存在するかという問題。そして、皆さんは役所、役人、官僚と言われる立場です。ここで一番大事なことは何かというと、少なくとも我々議員や協会、地域、いわゆる現場に関しては、皆さん方よりも場合によっては知識があり、その現状をよく分かっていることに我々はその存在意義があると思っています。  皆さんが何も知らないということではないけれど、時には机上の空論になる場合もあるわけですよね。その辺をもう少ししんしゃくしていただいて、この手の問題に百点満点はないのです。だから、その辺をもう少し役所側の皆さんも心配りをしていただくことが、この種の問題を解決というわけにはいかないかもしれないが、よりお互いの納得がいくようになると思います。いろんなことをやっていても、PCRでも、感染症の問題でも、例の片町問題でも、地元の人たちがあまり喜ばなかったり、その周りが不満を持つことをやっていても仕方がないですよ。その辺を十分、皆さんこれから何年間役人をやっているかは知りませんが、十分留意をしてやっていきたいと思います。要望です。 ◆一川政之 委員  横山委員の質問に関連して、私からも1点だけ、要望に似た質問をさせていただきたいのですが、先ほども出されましたが、小松市でイノシシの加工工場を新しくオープンしたのですが、その途端、豚熱が発生して通常の営業ができなくなったというところです。  そういった中で、陰性のイノシシであれば流通できるような実証実験を小松市でも、その施設でも参加して協力をしていました。恐らく年度内にはどうするかという方針は国から示されるだろうと思っています。それをきっかけに、しっかりとジビエを普及していただきたいと思うのですが、怖いのは風評被害です。豚熱というのは、陽性のイノシシを食べたといって人の体に影響はないということです。流通しても買ってもらえる人がいなければ、それはこれからのジビエの普及には大きなマイナスになると思いますので、これまでもジビエの普及に県としてもいろいろと取り組んでいただいたと思うのですが、それ以上に風評被害対策や、ジビエの普及対策ですね。流通し始めるそのタイミングでしっかりと県として取り組んでいただきたいと思うのですが、部長としての考えをお聞かせください。 ◎安田秀樹 農林水産部長  お話のとおりだと思っています。  私どもも、今、コロナ禍でなかなかイベントの開催自体は難しい部分があるのですが、これまでも県内の調理師学校と連携して、ジビエ肉を活用した新しいメニューの開発や、ジビエ料理フェアもやっています。今の豚熱も国の陰性イノシシの活用に向けた枠組みができれば、私どもとしても、実際動かすに当たって必要なサポートをするとともに、利用促進に向けた対応もしっかりやっていきたいと考えているところです。 ◎櫻井豊 農林水産部次長兼畜産振興・防疫対策課長  先ほど湖南運動公園野球場のナイターの利用状況ですが、手元に用意されましたのは平成26年以降しか資料がなかったので、その間の使用状況については、平成26年から平成30年の5か年については平均で40回となっていますが、元年が32回、今年度が31回という利用になっています。 ◆太田臣宣 委員  あまり変化がないような気がします。先ほどの説明と整合性が取れていないと思いますが、まず、この湖南運動公園ナイター照明つけた当初の目的は何だったのでしょうか。 ◎櫻井豊 農林水産部次長兼畜産振興・防疫対策課長  昭和48年に湖南運動公園ができて、当時、競馬場が今の場所に移った際に、あわせて県民に親しみのあるものをつくっていこうというのが趣旨だったと理解しています。 ◆太田臣宣 委員  今の説明だと撤去する理由が見当たらなくなります。  やはり撤去するということになると、当初の目的、何でここにナイター照明をつけたのか、いろんな方に来ていただいて、この場所を活用していただこうということで、競馬場も含めて、グラウンドも造り、ナイター照明もつけ、多くの方に来ていただいたということだと思うのです。  今、知事が県立野球場を造るとおっしゃいましたよね。先ほど、野球の人口が減っているというような答弁もおっしゃいました。確かにチーム数も減っているかもしれません。昔から見ると使用頻度も当然減るわけです。そういった中で、小さい自治体でも野球場を抱えている自治体はたくさんあるのです。苦労してナイター照明をつけて、少ないチームでも活用していただこうと、スポーツの裾野を広げるために頑張っているわけです。  県民文化スポーツ部とも話をする必要もあったでしょうし、当初の目的から含めて撤去の説明もこの委員会でしていただきたかったと思います。いきなり値段を変える条例が出てきて、予算についていましたよと言われても、なぜ撤去したのかという説明が全くない。今の説明で撤去の理由を私は理解できませんが、どういった議論があったのでしょうか。 ◎安田秀樹 農林水産部長  そもそもその老朽化で、立っていたものが上から物が落ちてきたり、非常に危険な状況にあるということで、まず撤去そのものは必要だということでスタートしているということです。  そういった意味では、新しく立てればいいのではないかという議論に次はなってくるのだろうと思うのですが、それはその現在の利用状況からするとあまりにも新しくナイター設備を造るのは高額過ぎるということから、結果的に夜間利用もそれほど多くないということ、実際今まで利用されている方が固定化されているということもあって、そういった方々にも十分お話をした上で、ナイターの利用を取りやめるということにしたということです。 ◆太田臣宣 委員  例えば、使用頻度が少ないだけで取りやめということになると、テニスコートはどうですか。いろいろな施設があるわけですよね。使用頻度が少ないから、新しいナイターをつけられませんという話だけだと、その時々でスポーツの人気は変わるわけですし、昔は野球が一番人気、バスケット、サッカーとありましたが、今はサッカー場がどんどん新しいものができてきています。ふんだんに利用もされていますが、野球場はどんどん縮小していっているのではないでしょうか。野球場の整備にしても、なかなか後回し。地方のグラウンドに行っても、石川県内を見ると整備しているグラウンドが少ないように感じます。サッカー場ばっかり新しいものができている中で、簡単にナイター照明を撤去するという話は少し乱暴たったかとも思いますし、今後もしっかり説明いただきたいですし、当初の目的が何であったのかも含めて撤去に向けた議論をするのであれば分かります。もともと老朽化しているのも数年前から分かっていた話でしょうし、いろいろな場所で話は出せたと思います。 ○室谷弘幸 委員長  ほかに質疑等はありませんか。  〔「なし」と言う者あり〕 ○室谷弘幸 委員長  ほかにないようですので、以上で農林水産部競馬事業局関係の審査を終わります。  暫時休憩します。  〔執行部交代〕 ○室谷弘幸 委員長  委員会を再開します。  引き続き、生活環境部、土木部関係の審査を行います。  本日は、お手元に委員会説明員名簿を配付していますが、説明員の入室人数を絞っていることから、入室していない説明員については、必要に応じ、入室及び発言を許可することとしますので、御了承願います。  それでは、本委員会に付託された議案及び報告並びにその他の報告事項について説明を求めます。 △(説明:生活環境部、土木部関係) (1)付託案件 ◎脇田明義 生活環境部長  本委員会に付託されました生活環境部関係の案件について説明します。 ① 議案第30号 石川県食品衛生法施行条例等の一部を改正する条例について[関係分]  お手元の令和3年第1回石川県議会定例会議案(その三)の、99ページを御覧願います。  99ページは議案第30号 石川県食品衛生法施行条例等の一部を改正する条例についてですが、生活環境部の所管分は、112ページをお開きいただき、112ページの中ほどに記載の第3条ふるさと石川の環境を守り育てる条例の一部改正です。  これは食品衛生法施行令において、飲食店営業に関する規定が改正されたことに伴い、ふるさと石川の環境を守り育てる条例の関係規定を整備するものです。 ② 議案第33号 ふるさと石川の環境を守り育てる条例の一部を改正する条例について  それでは次に、119ページをお開き願います。  議案第33号 ふるさと石川の環境を守る育てる条例の一部を改正する条例についてです。  これは、水質汚濁防止法施行令において、排水規制に関する規定が改正されたことなどに伴い、関係規定を整備するものです。 ③ 議案第34号 石川県犯罪被害者等支援条例について  次に、121ページをお開き願います。  議案第34号 石川県犯罪被害者等支援条例についてです。  これは犯罪被害者等を社会全体で支え、再び平穏な生活を営むことができる社会の実現に資するため、犯罪被害者等の支援のための施策の基本となる事項を定めるものです。 ④ 報告第2号について  次に、149ページをお開き願います。  報告第2号 損害賠償額決定の専決処分の報告です。  昨年12月に、金沢市幸町の県消費生活支援センター駐車場において、職員の運転する公用車が、駐車中の相手方の自動車に接触し、損害を与えた事故に関して、その損害賠償額を専決処分したものです。  公用車の運転については、交通法規を遵守し、安全運転に努めるよう機会があるごとに注意喚起を行っているところですが、改めて職員に対し周知徹底を図り、事故の防止に努めていきたいと考えています。 (2)報告事項  ・ 令和2年度エコ・リサイクル製品の認定について  生活環境部資料1を御覧ください。  令和2年度エコ・リサイクル製品の認定についてです。  この認定制度は、「1.趣旨」にありますように、廃棄物の減量化と再生利用を推進するとともに、リサイクル製品利用促進を図るため、県内で発生した廃棄物を再生利用した製品を認定するものです。  「2.認定製品」の「(1)新たに認定した製品の概要」です。  本年度は、認定審査委員会による審査を経て、2企業3製品を認定したところです。  資料の表にありますように、①と②は株式会社中島商店の紙製飛沫感染防止パネルと紙製マスクケースです。こちらの製品は、パネルやマスクケースをプラスチック製から古紙を再生利用した紙製に切り替えることでプラスチックの削減を図るとともに、新型コロナウイルス感染防止にも配慮したものとなっています。  次に、③は株式会社クリエイターズの海を汚さない食器洗いクロスです。こちらの製品は、不要となったコーヒー豆の麻袋を再生利用したもので、プラスチック性の食器洗いスポンジから麻製のクロスに切り替えることで、スポンジから出るプラスチック繊維による海洋汚染の防止を図るものとなっています。  「(2)認定製品総数」ですが、今回の認定も含め46企業80製品を認定しています。  「3.認定製品への支援」としては、認定ロゴマークの使用、パンフレットの作成などに加えて、認定製品を広くPRするため、環境フェア等のイベントで製品紹介コーナーを設けて来場者にPRしているほか、県内自治体や民間企業を対象とした製品説明会を開催し、利用を促しているところです。  今後とも様々な機会を捉えて認定製品の普及に努めていきたいと考えています。  以上で生活環境部関係の報告を終わります。 (3)付託案件 ◎城ヶ崎正人 土木部長  それでは、本委員会に付託された土木部関係の案件について御説明します。 ① 議案第24号 石川県手数料条例等の一部を改正する条例について[関係分]  石川県議会定例会議案(その三)の9ページを御覧願います。  議案第24号石川県手数料条例等の一部を改正する条例についてです。  土木部の該当部分を飛ばして言います。  11ページの右から1行目にあります「別表26の項7」及び「別表26の項37」、それから12ページ中ほどの「別表83の8」及び18ページの一番左の「別表83の10」の関係です。  これらの内容ですが、建築基準法の一部改正に伴い、居住環境向上用途誘導地区内の建築物における建ぺい率などの特例許可に係る規定が追加されたことで、許可申請に係る手数料を新設するものです。  また、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、建築物の新築時などに、省エネ基準に適合する建築物であることを判定する建築物エネルギー消費性能適合性判定制度において、判定義務が300平米以上の住宅以外の建築物に拡大されることなどから、これらに係る手数料を設定するものです。 ② 議案第39号 国家賠償請求事件に係る訴訟の和解について  続いて、133ページをお開きください。  議案第39号 国家賠償請求事件に係る訴訟の和解についてです。  訴訟の概要についてですが、口頭で説明します。  令和元年10月10日、一般県道瀬戸春木線の鹿島郡中能登町瀬戸地内にいて、道路上に垂れ下がった枯れ枝に走行中の第1当事者の運転するトラックの右側のドアミラーが接触して、同車に損害を与えるとともに、その枝が反対車線に飛び出して、走行中の第2当事者の運転する小型乗用自動車のフロントガラスに衝突して、同車に損害を与えたところで、令和2年6月29日に第2当事者が、県と第1当事者に損害賠償を連帯して支払うことを求める訴訟を提起したものです。  先般、令和2年12月10日、裁判所から県及び各当事者に和解条項案が提示されたことから、これを受け入れて、133ページに書いてある和解条項をもって和解するため、地方自治法の規定に基づきお諮りするものです。  続いて、135ページをお開きください。 ③ 議案第40号 損害賠償額の決定について  議案第40号 損害賠償額の決定についてです。  「3の賠償責任発生の事案」を御覧いただき、令和元年6月26日、主要地方道小松鳥越鶴来線の白山市別宮町地内において、道路上の落石に軽自動車が衝突し、同車に損害を与えたものであり、4万円余の損害賠償を行うため、地方自治法の規定に基づきお諮りするものです。 ④ 議案第41号 石川県が管理する港湾の臨港地区内の分区における構築物の規制について  続いて、137ページをお開きください。  議案第41号 石川県が管理する港湾の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例についてです。  金沢港において、貨物、クルーズ、にぎわいの各機能を最大限に発揮させるため、港湾法に基づく分区制度を導入し、商港区、工業港区、漁港区、クルーズ港区として指定する各分区における構築物の規制について定めるものです。  本条例に基づく分区制度を活用して、金沢港のさらなるにぎわい創出につなげていきたいと考えているところです。 ⑤ 議案第42号 石川県バリアフリー社会の推進に関する条例の一部を改正する条例について  続いて、141ページをお開きください。  議案第42号 石川県バリアフリー社会の推進に関する条例の一部を改正する条例についてです。  高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行令が一部改正され、バリアフリー基準への適合が義務づけられる建築物として、公立の小中学校等が追加されることから、条例の追加に関する規定を整備するものです。  続いて、157ページを御覧願います。 ⑥ 報告第6号 委託契約の締結について」の議決の一部変更の専決処分の報告について  報告第6号「委託契約の締結について」の議決の一部変更の専決処分の報告についてです。  平成29年第2回石川県議会定例会において議決された委託契約一般県道向粟崎安江町線乙丸跨線橋りょう補修工事について、作業工程の見直しにより、委託先である西日本旅客鉄道株式会社が、当該業務に係る費用を削減できたことから、契約金額5億3,626万円余を5億1,467万円余に、減額して変更契約したものです。 (2)報告事項 ①「金沢城二の丸御殿の復元整備に向けた基本方針(案)」の概要について  別紙の「土木部資料1」を御覧ください。  「金沢城二の丸御殿の復元整備に向けた基本方針(案)」の概要についてです。
     二の丸御殿については、1月の本委員会で復元整備に向けた今年度の取り組み状況を報告したところです。  これらも踏まえて、復元整備の方針や調査・整備の進め方などについて、おおむねの取りまとめができてきたので、その概要を報告します。  初めに、「1.復元の意義」ですが、金沢城の中枢といえる二の丸御殿を史実に沿って復元することは、金沢城の城郭全体としての機能や役割の理解を深めるとともに、金沢城公園の価値や魅力、ひいては本県の誇る質の高い文化の魅力を大きく高めるものと考えているところです。  また、伝統的な建造技術や工芸技術により、御殿の建築や内外装を再現することは、本県の匠の技や、全国に誇る伝統工芸の技を発揮し、次代に継承する上でも大きな役割を果たすことが期待されるものと考えているところです。  次に、「2.復元の目的」ですが、二の丸御殿の復元により、県民共有の財産である金沢城の価値や魅力を格段に高め、本県の新たなシンボルとして、県民をはじめとする多くの方々に、より親しんでいただくとともに、魅力を国内外に発信すること。調査研究に基づく質の高い取り組みを通じ、金沢城への理解をより深めていただき、史跡の確実な保存・継承に資すること。藩政期から息づく伝統的建造技術や伝統工芸の研鑽・継承の場としての活用を図ることの3つを挙げているところです。  資料右側を御覧ください。  これらの意義、目的を踏まえて、「3.復元整備の方針」として5つの項目を掲げています。  1つ目は、史実性の高い復元整備です。史料や埋蔵文化財調査の結果などに基づき、外観だけでなく内部も含め、史実性の高い復元整備を目指すこととし、時代設定はこれまでと同様に、現存する石川門等と整合する江戸後期とします。  2つ目は、伝統工法、伝統工芸の活用です。木造の伝統工法による復元整備を基本とし、利活用のため必要な範囲内で構造補強、防災設備、バリアフリー等の現代工法を用いることとしています。  また、内外装の仕上げや装飾には伝統工芸を活用し、史料等の情報に基づく質の高い再現を目指すところです。  3つ目、御殿ならではの特徴の再現です。御殿建築の特徴といえる飾金具や唐紙等について、新たに確認された史料により、使用された場所や寸法・意匠・技法等が明らかになっており、史実を尊重した復元整備を目指します。  また、御殿の豪華絢爛さを特徴づける障壁画や天井画、欄間等については、再現範囲を検討の上、史料から明らかになる情報を参考に、史実を尊重した制作方法による再現を目指しているところです。  4つ目です。技術の研鑽、継承の場としての活用です。御殿の復元整備を伝統的建造技術や伝統工芸技術の研鑽・継承の場と捉え、技能者が技を磨き、次代に継承できる場として活用を図ります。  5つ目、県民参加による復元整備です。復元整備作業の公開など情報発信の取り組みや県民参加による取り組みを積極的に実施していきます。  これら復元整備の方針に基づき、今後の取り組みを進めていきたいと考えているところです。  資料の2ページ目をお開きください。  「4.調査・整備の進め方」ですが、資料の左側、「①復元整備の対象とする範囲」として、復元整備は、「表向」の全体約1,800坪のうち、左上の図にて赤色で着色された主要部約1,000坪を先行して進めることとして、「表向」の台所、「御居間廻り」「奥向」については、史実の調査研究を継続するということとしています。  左下の図は、復元整備を先行する「表向」の主要部のイメージ図で、五十間長屋側から眺めたものです。  資料右側、「②段階的な整備の区分(案)」として、今後の調査状況等を踏まえて、全体で3~5期程度に区分し、段階的に整備を進めることとしているところです。  まず、図の右側の赤色の文字で記載のある範囲、御殿の正面の顔とも言えます玄関や式台の周辺を最初の復元整備対象とし、その後、順次復元に向けた取り組みを進めていきたいと考えているところです。  最後に5の利活用の方針・情報発信ですが、完成後は、建物内部を公開し、見学していただく他、金沢城の歴史を学ぶ講座・体験など様々な活動の場として活用していくこととしています。  また、復元整備の工事現場や製作の様子を公開する機会を設けるなど、完成を待つことなく、節目節目で県民の皆様方に整備の状況を御覧いただくなど、情報発信に努めていきたいと考えているところです。  以上が金沢城二の丸御殿の復元整備に向けた基本方針(案)の概要です。  こうした方針案に基づき、来年度は最初の復元整備の範囲についての基本設計を進めることとしているところです。 ② 請負契約の締結について  次に、「土木部資料2」を御覧ください。  請負契約の締結について御報告をします。  工事名は、石川県水道用水供給事業送水管埋設工事(不断水分岐工)(ゼロ県債)です。  工事場所は、白山市鶴来大国町地内で、資料一番下の平面図に示す国道157号の天狗橋近くにある駐車スペースです。  具体の工事内容は、中段右側の詳細平面図で、黒色で示す埋設している既設の送水管の水を止めずに、赤色で示す2系統化事業のための分岐管を新たに設置するもので、契約金額3億5,200万円で、日豊・大栄・慶伊特定建設工事共同企業体と今月3日に請負契約を締結したものです。  最後に、今年の観桜期における兼六園・金沢城公園での対応について、口頭にて御報告します。  無料開園、ライトアップについては例年どおり実施していますが、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すという観点から、屋外での飲食を自粛いただくこととしています。  また、例年、混雑する兼六園の桂坂や茶店通り、金沢城公園の内堀通りなどについて、中央分離帯を設置し、左側通行を徹底いただくなど、混雑緩和対策を実施することとしているところです。  御不便をおかけする部分もありますが、県民の皆様方には御協力をお願いしたいと思っているところです。  以上で土木部の報告を終わります。 ○室谷弘幸 委員長  以上で説明を終わります。  委員各位で質疑等がありましたら発言願います。 ◆安居知世 委員  今ほど部長のほうから、金沢城二の丸御殿の復元整備についての御説  明がありました。私もこの二の丸御殿の復元には大変期待するところが大きいものを持っています。  一方、さきの議会で答弁がありましたが、事業費については今後の検討作業について定まっていくとの答弁でした。豪華けんらんな神殿を史実に沿って復元するということは、事業費についてもこれまでの復元整備よりは大きなものになるのではないかということが予想されます。貴重な税金で整備されることから、県民の理解が得られるようにしっかりと説明することが求められると思いますが、まずは事業に対する県の考え方をお聞かせください。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  金沢城の復元整備自体は、当初より一貫して史実に沿った本物志向の姿勢で進めてきたということが全国的にも高い評価をいただいていると思っているところです。  二の丸御殿についても、これまでと同様、史実を尊重して復元整備するということで、先ほど御説明したとおりですが、これまでの伝統的継続技術に加え、内装のしつらえなど伝統工芸技術に合わせた伝統技術の発展や継承という面でも大きな役割を果たすと考えています。  基本方針にはこうした姿勢で進める復元整備に向けた基本的な取組方針ということで、これに従って実施される基本設計を踏まえて、復元整備の事業費を具体的に進めるものが結果的に具体化するとしての必要な事業費になると考えているところです。 ◆安居知世 委員  事業費に関しても今後検討して報告するという答弁だと思います。  ただ、今後、多くの県民の皆様に復元の意義や目的を理解していただくこと、また、経済効果を感じていただくこと、こういうことが大きなプロジェクトへの賛同を得る上で大変大事なことと考えます。  復元への期待感を皆さんに持っていただくことが大変で、興味がある人は賛成なのです。問題は、やはり県民の中で興味がない方に対しても、きちんと県として事業費を含めて説明することで納得していただく、応援していただく、そういう努力や働きかけが大事だと思っています。  これだけのパースが出ながら、事業費もまだ今後ですと言われると、県民としては、私たちの税金大丈夫かと思わざるを得ないところもありますので、ぜひその辺に対して県としてしっかりと取り組んでいただきたいと思いますがいかがでしょうか。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  県民の皆様方にしっかりと御理解いただく過程が非常に重要だという御指摘で、おっしゃるとおりだと思います。  この金沢城公園については、史実に沿った本物志向で進めてきたというのが全国的に高い評価だと思っていまして、例えば、平成27年の北陸新幹線の金沢開業後、開業前の平成26年度と比べて来園者が1.7倍になるといった経済的効果を踏まえて本県の観光交流拠点としての役割を発揮してきていると思います。  それが今後の復元整備にもつながると思いますし、こうした復元整備自体が多くの観光客を呼び込むという経済効果だけではなく、金沢城の魅力、価値、ひいては本県の質の高い文化を格段に高めるということと、さらには後世に残る石川の新たなシンボルということになると思うところです。  そのようなことを事業への理解ということと、意識醸成を図るために、今後はこうしたものについて、県民の皆様方に分かりやすく伝えられるよう工夫しながら、様々な機会を捉えて情報発信を行って、県民の皆様方と御殿に対する思いを共有できるように、しっかりと取り組んでいきたいと考えているところです。 ◆安居知世 委員  復元整備の方針の中で、技術の研さん・継承の場としての活用ということを挙げていました。  昔、市議会議員をしていたときに、当時市長だった山出市長が、職人大学校をつくられて、職人さんがいろいろ一生懸命技術を学ばれた。市長に言われて、技術だけではないと、そのバックにあるものも学ばなければということで、謡やら、能やら、こんなものも勉強して、私たちは一生懸命頑張ったよと。しかし、せっかくそうやって学んだものを仕事として活用できる場がないというふうに言われていたのだと。そんなときに、知事がこの金沢城を造る中で、その職人大学校で学ばれた職人さんたちの、それを力として発揮できる場をつくってくれた。これは大変すばらしいことだと言われまして、私、8年間市議会にいた中で、市長が知事をあんなに大絶賛したのはあのときだけだったと思うくらい、私としてもそれはすばらしい事業になると思っていたところです。  ただ、気になったのが、せっかくそう書いたにもかかわらず、技術者の確保については、県内の状況の把握に努めるという答弁でした。把握に努めるだけではなく、仮に、現状、技術者の確保が難しかったとしても、この事業は息の長い事業であることが予想されますし、新たな人材を育成するということも大変大事だと思いますので、御殿を造るとともに人をつくるという思いで、そのような事業として活用していただきたいと思いますが、この人材の育成に関しての県の考えをお聞かせください。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  委員お話のとおり、金沢城においてはこれまで伝統的建造技術による復元整備が継続的に続けられたということで、多くの職人が技を磨いて、優れた技が世代を超えて継承されてきたということが評されていると思っています。  御殿の復元整備においても、県内の技術者の皆様が携わっていること、これはこれまで同様、重要なことと考えています。  伝統的建造技術はもとより、内装のしつらえなどの伝統工芸技術については、二の丸御殿において、どのようなものを、どのような手法で進めていくのかというのを来年度の基本設計の中で検討することとしていて、こうした技術を担う県内の技術者の活用、育成を念頭に置きながらしっかりと取り組んでいきたいと思っています。 ◆安居知世 委員  県民の皆様に広く理解していただけるように、また応援していただけるように、今後も部局一致として頑張っていただきたいと思います。  次に、これも先般の議会、予算委員会で不破議員が質問されたことですが、南井商工労働部長に日本学生支援機構の奨学金に関して建設業が入っていないので、入れてほしいと質問していました。そのとおりだと思いつつ、これを言うのは南井部長ではなくて、土木部の城ヶ崎部長ではないかと思いながら聞いていました。  商工労働部長からも、ものづくりの基幹産業からの要望があって、商工労働部の働きかけがあって、ものづくりの人たちのUターン、Iターン、Jターン等の一助としていると。なおかつ、例えば保育士や看護師、技師が足りません。これはこれで、健康福祉部が石川県で働いてもらえるように、過疎とか人がいないところで働いてもらえるようにいろいろな制度をつくって、人材の定着を図っていると。するならば、確かにここにいる皆さんも建設業、土木業の人手不足に関しては共通の理解だと思います。とするならば、ここは城ヶ崎部長はじめ土木部の皆さんが力を合わせて、協会の皆さんと力を合わせて、この土木部に係る人材の定着のために、土木部として、何らかの制度を検討していくようにするべきではないかと思うのですが、御所見をお伺いしたいと思います。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  さきの議会で、商工労働部で支援助成制度の紹介があったことは承知しています。南井部長が答弁されていましたが、機械、繊維、食品、ITの4業種の方々たっての要望ということ。イメージするといわゆる実験室で、研究開発とか新商品を開発するというニーズがあって、どうしても理系の大学修了者に助成してほしいというニーズだったと思います。  一方、建設業者の方を考えると、災害とか除雪などの地域の安全・安心の確保という観点で、どうしても現場での施工なり管理なりというところが求められると思っていまして、その観点では少しコンセプトが違うかもしれないという気がしているのですが、若者、いわゆる建設業を将来担うという方々が不足しているのはおっしゃるとおりです。  したがって、これまでは高校生を対象に建設業関係団体と共に進路相談を選択するときに、建設業の魅力、やりがいを伝える出前講座、現場見学会などを実施してきました。  また、商工労働部が毎年実施していますが、大学生、大学院生にインターンシップへの参加を働きかけてきたところですが、いずれにしても若者についてぜひ建設業に入っていただきたいということはおっしゃるとおりですので、建設業関係団体と意見交換しながら、担い手確保に積極的に取り組んでいきたいと考えているところです。 ◆安居知世 委員  出前講座とか現場見学会をしているというのは、私も今までの議会や委員会の説明でお伺いしています。今までそういうことに取り組んでいなかったと言うつもりは全くありません。いろいろな取組をしていたと思います。  ただ一方、商工労働部や、健康福祉部がしているような、いわゆる何らかの金銭的な援助を含む人材の定着という制度が土木部にはないということ、これは事実なので、今言って、今というのは難しいのはよく分かります。今後、現場の皆さん、業界の皆さん等々の意見も聞きながら、土木部ではどういう支援策が構築できるのかということをぜひ検討していただきたいと思います。  最後に、先般、金沢港の分区条例に関して、今も制定されるという御説明がありました。今後、今回の分区制度の導入によって、飲食や物販も可能になるという説明があったと思いますが、クルーズターミナルの周辺でも可能になるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  委員お話のとおり、今回の分区条例施行により、クルーズ港区となるクルーズターミナル周辺においては飲食や物販が可能となるということです。 ◆安居知世 委員  とはいえ、いろいろな議員の皆様の質問を聞くところによると、ほとんどが県の土地なので、実際、新しくそこに何か箱物が造れるかというとそうでもないと。そうは言っても、皆さん御案内のとおりクルーズターミナルはたくさんの人でにぎわっていて、レストランは混雑時1時間や2時間待ちです。中には1時間、2時間待って食事を楽しまれる方もいらっしゃると思います。ただ、利用者の中にはそうではない方がいらっしゃるのです。  実は先般、障害のあるお子さんの保護者の方から、クルーズターミナルビルに遊びに行ったが御飯を食べることができなかったというお話を伺いました。障害のあるお子さんの中には、長時間待つことが難しい方もいらっしゃいますし、クルーズターミナルに遊びに来られる方の中にはいろんな方がいらっしゃる。逆に言えば、いろんな方に来ていただくためにも、より多くの方にターミナルビルを楽しく利用していただくために、箱物飲食店が無理であるならば、例えば、キッチンカー等を利用できるようにして利便性を高めるということも検討できないのかと思いますが、この検討に関してのお考えと、もしできるとしたら、どのような場所だったら可能だとお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  ただいまクルーズターミナルでの利便性の向上ということで、キッチンカー等というお話がありました。  キッチンカー等の設置場所については、クルーズ船の来ない日などに、利用の支障のない範囲であれば、ターミナル前広場や駐車場での利用が想定されるところです。  商工労働部と連携して、今後、設置について具体の相談がありましたら、クルーズ客やターミナル利用者の安全対策の措置を求めた上で、利用者の利便性の向上に向けて適切に対応していきたいと考えているところです。 ◆安居知世 委員  利用に支障のない範囲でということは最もだと思いますが、ルールをつくった上で、ぜひこういう利用もこれからできるようになるということを周知していただいて、より皆さんに楽しんでいただけるクルーズターミナルを目指していただきたいと思います。 ◆一川政之 委員  電動車椅子についてお聞きしたいのですが、特に過疎地域の公共の交通機関が不十分な場所においては、電動車椅子の活用も有効かと思っています。  昨年、経産省で、高齢者の運転免許返納が増え、新型コロナウイルス感染症が拡大し、公共交通機関の利用を控える方々が増えている中で、電動車椅子が高齢者の移動手段として有効かどうか調べる実証実験も行われたと聞いています。  いろんなメーカーから高齢者の電動車椅子が出ていると思うのですが、高齢者の移動手段として注目されている電動車椅子とその特徴をお聞かせください。 ◎脇田明義 生活環境部長  電動車椅子の特徴です。  電動車椅子は、道路交通法においては歩行者として扱われ、最高速度は大人の歩行速度と同程度の時速6キロメートル以下に制限されています。また、利用に当たっては、運転免許を必要とせず、操作が簡単であり、小さな段差であれば乗り越えが可能という特徴があると認識しています。 ◆一川政之 委員  今般、この電動車椅子が登録制度を創設するということをお聞きしていますが、具体的な登録制度とはどういったものかお聞かせください。 ◎脇田明義 生活環境部長  電動車椅子は、運転免許を必要とせず、操作が簡単ということで、免許返納者でも利用可能と考えており、近年、高齢者の移動手段として利用が増加しているところです。  一方で、電動車椅子の利用者が被害者となる交通事故も発生していることから、利用者の交通安全意識の向上を図ることが必要であると考えています。  しかし、電動車椅子は免許制度や車検制度もなく、利用者を把握する方法がないことから、今般、全国に2例目となる登録制度を創設して、県内全ての電動車椅子取扱店の協力を得て、購入者や点検、修理で来店した利用者に登録を促し、利用者に対して利用時の注意すべき場面を想定した安全講習を実施したいと考えているところです。 ◆一川政之 委員  今ほど部長からも安全講習というお話もありました。  この電動車椅子、被害者にもなるが加害者にもなる可能性もあるのだろうと思います。安全講習というのは、どなたが、どういった形で行われるのかお聞かせください。 ◎脇田明義 生活環境部長  電動車椅子利用者の交通安全意識の向上を図るために、日頃から交通安全指導を行っている交通事故の発生原因にも詳しい警察官を講師として、電動車椅子利用時の注意すべき場面を想定し、安全な道路の横断方法などを実際の交通事故の発生状況も踏まえた指導を行っていただくこととしています。  また、各警察署管内で開催している高齢者向け安全運転相談会に合わせて実施することとしているところです。 ◆一川政之 委員  警察と一緒に協力しながらの講習ということだと思うのですが、今ほども横断の際の事故ということもありました。去年、石川県でも電動車椅子で事故が起きてお亡くなりになった事故があったと思うのですが、こういった電動車椅子はどういった事故が多いのかというか、発生しやすいのかお聞かせいただけますか。 ◎脇田明義 生活環境部長  県警察からお聞きしているところによると、県内における電動車椅子の利用者が当事者となる交通事故については、過去10年間で13件発生していると聞いています。その内訳は、道路横断中に車両にはねられた事故が6件、道路通行中が6件、その他1件と聞いているところです。 ◆一川政之 委員  利用者が増える中で、事故も増えてくると思いますので、ぜひ、警察と協力しながら安全に走行していただけるような講習にしてもらえればと思います。  土木部長にも1点お聞きしたいのですが、電動車椅子は歩行者扱いということで、電動車椅子が通る場所は歩道になります。そういったこともあって、電動車椅子というのはどちらかというと歩行者と自転車の間ぐらいのものだということをよく言われる方がいます。先ほど生活環境部長からも、ちょっとした段差だったら乗り越えられるというお話もあったのですが、私も以前、電動車椅子を試乗したことがあるのですが、少し段差があると怖いですね。横転してしまえば、私であれば起こせますが、乗っている方は高齢者や障害者になるのだろうと思います。そういった意味では、これから電動車椅子の利用促進をしていくということであれば、環境もしっかりと整えていけなければと思っています。  今まで以上にバリアフリーも考慮しなければいけないと思うのですが、今後の見解、考え方を土木部長にお聞きします。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  電動車椅子については、平成9年3月に制定しました石川県バリアフリー社会の推進に関する条例に基づきまして、高齢者、障害者等が安全かつ的確に道路を利用できる歩行空間を整備することにより、電動車椅子の利用環境を確保できると考えているところです。つまり、先ほど歩行者と自転車の間という話がありましたが、高齢者、障害者が安全かつ的確に道路利用ができるバリアフリー対策をすれば、電動車椅子の利用環境が整えられることになっています。  今後とも電動車椅子を含む全ての歩行者の安全確保に、しっかりと取り組むことによって、電動車椅子の利用環境を確保していきたいと考えています。 ◆一川政之 委員  どういった方でも安全に歩行できるような環境をということだと思いますので、しっかりとこれから取り組みを進めていただきたいと思うのと、生活環境部長にも要望になりますが、当然、今、安全講習というお話もありましたし、今後、電動車椅子を活用される方も増えてくると思います。先ほどは、時速6キロ以下というお話もありましたが、6キロというのはまあまあ速いです。ちょっとした早歩きぐらいのスピードになります。そういった電動車椅子が歩道を走っていると、ほかの歩行している方にも危険が及ぶ可能性もありますので、ぜひ電動車椅子というのは歩道を走るものだということもあわせて皆さんに知っていただくことも大事なのかと思いますので、そういった周知もこれからしていただければと思います。 ◆打出喜代文 委員  本議会の一般質問で、警察本部長から例年よりも道路標示の磨耗が激しいことが予想されたことから、債務負担行為に係る契約手続自体を例年より2週間程度前倒しし、先月下旬には全ての契約手続を完了しているという答弁がありました。  土木部では、今年度の大雪による除雪後の舗装や路面標示の補修についてどのように対応されたのか、お聞きしたいと思います。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  県においては、これまでの経験や現地パトロールにより、除雪後の翌年度早々に、舗装や路面標示を補修する必要がある路線については、12月補正予算でゼロ県債を設定し、これまでに国道359号の金沢市小坂町地内や国道157号の白山市白峰地内などにおいて実施するために、おおむね工事を発注したところです。  加えて、この冬は大雪となったことで、例年に比べ、除雪により舗装や路面標示の損傷が多いことから、令和3年度当初予算の成立後、速やかに補修が行えるよう、現在、県下全域でパトロールを実施して、損傷箇所の把握に努めているところです。  工事に当たっては、除雪により損傷した箇所を含め、幹線道路や市街地など緊急性の高い箇所から順次補修を行うこととしています。
     道路の維持管理にしっかりと努めていきたいと考えているところです。 ◆打出喜代文 委員  今委員会に提案されている石川県バリアフリー社会の推進に関する条例にも関連しますが、県道の歩道には視覚障害者誘導用ブロック、いわゆる点字ブロックが整備されている路線があります。ただ、整備されている場所と、整備されてない場所があって、私の地元には県立盲学校がありますが、その地元であっても同じ路線の中で整備されているところと、進んでいくと途切れてしまうところもあるのですが、先ほども御紹介があった条例施行規則によれば、「視覚障害者の歩行が多い歩道等の区間には、視覚障害者誘導用ブロックを設置すること」とされています。視覚障害者誘導用ブロックが整備されている歩道の割合と、具体的な整備基準について、お示しいただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  県においては、先ほどお話のとおり、平成9年の3月に制定した石川県バリアフリー社会の推進に関する条例に基づき、視覚障害者の歩行が多い歩道におい視覚障害者誘導用ブロックを設置することとしています。  割合のお尋ねですが、視覚障害者の歩行が多い歩道という定義自体がかなり定性的な定義になっていて、母集団を定めることが難しいところですが、県では、これまで、石川県の視覚障害者協会などの意見も聞きながら、横断歩道のある交差点部、バス停や病院、公共施設までの経路などにおいて設置をしてきたところです。具体的には視覚障害者がよく利用される視覚障害者情報文化センター、県立盲学校からの最寄りのバス停までの経路を示すことや、横断歩道のある交差点部で、境が分かるように設置してきたところです。  先ほど不足しているという話がありましたので、その場所については、また教えていただければありがたいと思いますが、そのほか、国では、バリアフリー化を進める必要のある特定道路ということで、金沢駅など主要な5駅の周辺について指定されています。こちらについては、歩道のバリアフリー化に合わせて、ブロックの設置が完了しているところです。  加えて、市街地の無電柱化、道路整備に合わせて、視覚障害者誘導用ブロックの設置を進めているところで、今後とも、石川県の視覚障害者協会などの意見を聞きながら、しっかりとバリアフリー社会の推進に向けて努めていきたいと考えているところです。 ◆打出喜代文 委員  ぜひ積極的にお願いしたいと思います。  除雪後を含む車道の維持管理については、先ほど部長から道路パトロールも充実させているという答弁がありましたが、道路パトロールで路面状況を把握されて、適切に対応いただいているものと思っていますが、歩道について、除雪によって視覚障害者誘導用ブロックが破損したり、磨耗したりということが生じる可能性は、県民、市民の方が一生懸命歩道も除雪するので、これは起こり得ることですが、実際にそうなっている箇所も見かけることがあります。  土木部では、歩道の路面状況についてはどのように把握されているのかお聞かせください。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  歩道の路面状況については、道路パトロールによる目視に加えて、特に歩行者の多い50メーター道路などにおいては、歩いて現地を確認する歩道パトロールも実施しているところです。  また、県が委嘱している道路モニターや市町からの情報、地域住民の方々から道の相談室などへ寄せられた情報なども活用しながら、状況の把握に努め、損傷が確認された場合には、速やかに補修を行っているところです。  歩道状況を把握する上では、特に日常的に道路を利用される地域住民の方々からの情報が大変重要だと思いますので、今後とも、電話やメールでの住民相談の窓口となる道の相談室のPRなど、情報をより収集できるよう努めていきたいと考えているところです。 ◆打出喜代文 委員  土木部の職員の皆さんが、実際、歩行して全ての歩道を把握するのは非現実的ですから、地域住民の力をお借りする取り組みを進めていただきたいと思います。  一川委員からもありましたが、高齢者電動車椅子だけではなく、ベビーカーの安全な利用や、視覚障害者の安全な歩行のために、歩道についても車道同様、適切に維持管理していただくこと、また、バリアフリー化を一層推進することが必要だと思いますので、条例施行規則の道路に係る整備基準に基づいた歩道整備を、スピード感を持って進めていただくことを求めておきたいと思います。  12月の委員会で、土木部長から、「いまだ耐震診断がなされていないところもあるという指摘ですので、総務部が主催する説明会等、機会を捉えて、耐震化の必要性について説明して周知していきたい」という旨の答弁をいただきました。  あれから3か月が経過し、年度末を迎えているわけですが、各所管部局に対する耐震化の必要性についての説明、周知は既に行ったのか、行われたのであれば、各所管部局の反応もあわせてお聞かせいただきたいと思います。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  県有施設の耐震化については、各所管部局にいて、施設の利用状況や老朽化の度合いなどに応じて判断されていると思っているところですが、委員お話の各所管部局に対する耐震化の必要性の周知については、その実施について総務部と共有したところで、例年、新体制となる年度当初の5月に開催が予定されている、総務部主催の各所管部局の施設管理者に対する説明会において、建築物の耐震改修の促進に関する法律の趣旨や耐震化の必要性について周知することとしているところです。  また、昨年、委員から12月10日の一般質問、12月16日の本委員会において質問があったことを受けて、各所管部局から問合せがありました。建築物の耐震改修の促進に関する法律、耐震診断の進め方について問合せもありまして、改めて認識が深まったものではないと思っているところです。今後とも機会を捉えて、耐震化の必要性を周知していきたいと考えているところです。 ◆打出喜代文 委員  5月に御説明、周知を予定されているということなので、それはさらっと説明するのではなくて、しっかり時間を取って理解が得られるように説明いただきたいと思いますし、やはり県民の安全・安心を守るために、県有施設の耐震診断は絶対必要だと思いますので、ぜひ積極的に取り組んでいただくことを求めて、発言を終えたいと思います。 ◆紐野義昭 委員  先ほどから説明、質問がありました金沢城二の丸御殿ですが、これは壮大なこれからの事業だろうと思います。  お話にありましたが、一体幾らかかるのかというところについては、曖昧な気がしますが、県民の皆さんからは、このコロナ禍でこのような事業をやるのかという意見が私にも何件も来ていますし、多分、ここにおられる皆さん全てそういう話を聞いているのではないかと思います。  したがって、やめろとは言いませんが、しっかりと県民の皆さんに理解を深めながら事業を進めていただきたいと思っています。  素朴な疑問ですが、復元はわかるのですが、この資料にあるとおり、中村神社や尾山神社には本物があるわけですよね。元の二の丸から移設したものをまた元に戻すという、そういう考えはあり得ないものなのですか。 ◎田村功司 土木部次長兼公園緑地課長  今、お話にありましたように、中村神社や尾山神社の唐門、当時の二の丸御殿にあったものは今も現存しています。ただし、今回の復元に関しては、現在、登録文化財にもなっているという点もあり、移築するという判断は今のところはしていません。 ◆紐野義昭 委員  これは素朴な疑問なので、相手もいることですから、簡単にいかないことは十分わかっていますが、少しお聞きしただけです。  それから、先ほど部長から付け足しのように口頭で報告ありましたが、県管理の公園の花見期間中の宴会自粛です。これは16日の新聞に先に出ていましたが、県管理の公園は17あります。日本人は、桜が好きですから、この7公園以外の10公園にも多かれ少なかれ、当然、桜の木がありますが、なぜ17公園のうち7公園なのかということ、どうして兼六園や金沢城はじめ7つを選んだのかという根拠についてお聞きしたいと思います。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  7公園というお話があったところですが、今回、飲食につながるお花見は自粛を働きかけるという国の通知も踏まえて、私どもが御案内することになっていますが、この7公園については、桜の見どころのある公園という具体例ということで取り上げられたということで、必ずしもその7公園に限って実施するというものではなく、県の所管する公園全てにおいて、同様のことを実施するということで、委員の御質問の直接の回答ではないのですが、「飲食につながるお花見は自粛」を全県営都市公園で求めていきたいと考えているところです。 ◆紐野義昭 委員  白山麓テーマパークは、指定管理者のホームページ見ていたら、花見の期間、自粛だとはっきり書いてありました。  確認させていただきますが、県管理の17都市公園については、全て宴会は自粛していただきたいということになるわけですね。 ◎城ヶ崎正人 土木部長  桜の本数の大小にかかわらず、飲食につながるお花見は自粛いただくということで、委員お話のとおり、ホームページや現地の看板、パトロールなどで周知していきたいと考えているところです。 ◆紐野義昭 委員  花見期間は、これから決まると思いますが、全ての公園で同じ時期になるか分かりませんが、1週間ぐらいずれて、遅く咲くところもありますから、そういう花見期間は自粛をするということになるという理解をしておきたいと思います。いずれにしても、今、県の公園緑地課のホームページを見ていても、詳しく書いていないわけですから、ここをしっかりと県民の皆様に周知することが必要だと思います。そのことがトラブルを減らすということになろうかと思いますし、兼六園や金沢城については、コロナの対策会議の中でも議論されたということでありますから、17公園について、重ねて申し上げますが県民に周知をしていただきたいということです。  七尾でいうと小丸山公園が桜で有名ですが、七尾城跡も桜の花があると思います。新聞を見ていましたら、太陽光パネルの工事のために通行規制を行うということですが、一般論でいいのですが、中能登土木総合事務所では「説明会は業者がやるものだと、そして、迂回路を設定していたら、交通規制は法的に問題ない」というようなコメントが載っているわけですが、聞くところによると、地元で業者さんから説明会をして、地元の人が最後まで納得しなかったら、こういうことは迂回路があっても許されないということだと思うのです。その辺はどうなのですか。 ◎駒田秀一 道路整備課長  七尾の城山線の規制のことで御質問ですが、工事のやり方としてもいろんな対応ができると思っていますので、今回の規制は昼間の通行止めということで、地元のほうで意見が出たと聞いています。ただ、工事のやり方として、夜間やるとか、いろいろなやり方もありますので、その辺は地元の方とよく調整していただいて、工事のやり方も含めて調整をした上で、また協議していただきたいと思っています。 ◆紐野義昭 委員  一般論として、地元の人と業者だけだとなかなか難しい。話というのはまとまらない。そして、話がまとまらなかったら工事もできないということになると面白くないところもたくさんあるのだろうと思います。県のほうも、こういう場合が発生したら、県との対話、関わり合いを深めていただきたいと思います。  ましてや今、桜の花見の話をしましたが、そういう時期だと当然問題がまた余計に増えてくるのだろうと思いますので、関わり合いをしっかり考えながらやっていただきたいというお願いです。 ○室谷弘幸 委員長  ほかにございませんでしょうか。  〔「なし」と言う者あり〕 ○室谷弘幸 委員長  ほかにないようですので、次に請願の審査を行います。  本委員会に付託されました請願第30号について、審査の参考とするため執行部の意見を求めます。 ◎脇田明義 生活環境部長  請願第30号能登中風力発電事業及び中能登ウインドファーム事業についての請願についてです。  初めに、(1)の現況です。  一定規模以上の風力発電所整備事業計画に関しましては、環境影響評価法においては、県は3段階にわたって環境保全の見地から意見を述べるものとされています。第1段階の配慮書では事業者に対し、第2段階の方法書及び第3段階の準備書では国に対して意見を述べることとなっています。  これら2つの事業は法の対象で、第1段階の配慮書手続の中で、騒音等に関して配慮が必要な住居等に対しては、関係市町と協議し、風力発電施設から十分な距離を確保するよう、既に事業者に対して意見を述べたところです。  (2)の今後の対応ですが、現在、第2段階の方法書の手続が進められていまして、具体的には事業者から風力発電機等の位置、環境影響に係る調査・予測・評価の方法を記載した方法書が示されたところです。  今後、県では、国に対し事業者が示した調査等の方法について、調査地点の不足がないか、国が示した予測手法と整合性があるかなど、環境保全の見地から市町の意見を勘案するとともに住民等の意見に配慮し、環境審議会で審議の上、県としての意見を述べていくこととしています。  以上で説明を終わります。 ○室谷弘幸 委員長  委員各位で質疑等がございましたら御発言をお願いいたします。  〔「なし」と言う者あり〕 ○室谷弘幸 委員長  ほかにないようですので、以上で生活環境部、土木部関係の審査を終わります。  委員の方はしばらくお待ちください。  〔執行部退席〕 ○室谷弘幸 委員長  これより採決します。  本委員会に付託されました議案及び報告並びに予算委員会から詳細審査を依頼されました議案については、お手元の一覧表のとおりです。  このうち、報告3件については、議決不要です。  まず、本委員会に付託されました議案12件について、一括して採決します。以上の各案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○室谷弘幸 委員長  御異議なしと認めます。よって、以上の各案は、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、予算委員会から詳細審査を依頼されました本委員会の所管に属する予算議案18件について、委員会の意思を確認するため、一括して採決します。以上の各案を妥当と認めることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○室谷弘幸 委員長  御異議なしと認めます。よって、以上の各案は、全会一致をもって妥当と認めることと決しました。  次に、請願の審査を行います。  本委員会に付託されました請願第30号について御意見ありませんか。  〔「なし」と言う者あり〕 ○室谷弘幸 委員長  それでは、請願第30号について採決します。本請願を採択することに賛成の方の挙手を求めます。  〔賛成者挙手〕 ○室谷弘幸 委員長  賛成少数と認めます。よって、本請願は、不採択とすべきものと決しました。  次に、本日午後に予定されている予算委員会での委員長報告及び3月22日月曜日に予定されている本会議での委員長報告の文案については、私に一任願います。  〔「はい」と言う者あり〕 ○室谷弘幸 委員長  以上で本日の委員会を終わります。...