富山県議会 2023-11-01
令和5年11月定例会 委員長報告、討論、採決
↓ 最初の
ヒットへ(全 0
ヒット) 1
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午後1時00分開議
◯議長(
山本 徹)ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
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決算特別委員会の
審査報告
2
◯議長(
山本 徹)日程第1、
議案第94号から
議案第100号までを議題といたします。
以上の
案件に関し、
決算特別委員長の
審査結果の
報告を求めます。
渡辺守人決算特別委員長。
〔
渡辺守人決算特別委員長登壇〕
3
◯決算特別委員長(
渡辺守人)
決算特別委員会に付託されました各
会計の
決算等について、
審査の経過と結果を御
報告いたします。
付託案件は、
議案第94
号令和4年度
富山県
歳入歳出決算認定の件から、
議案第100
号令和4年度
富山県
流域下水道事業会計利益の
処分及び
決算認定の件までであります。
本
委員会におきまして、
決算関係書類及び
執行部から提出されました資料を基に、
総括説明、
分科会に分かれての
書面審査、そして
総括質疑において、知事をはじめ
執行部から説明を求め慎重に
審査をいたしました。
審査内容は、お手元に配付されている
審査報告書のとおりでありますが、その概要を申し上げます。
まず、
令和4年度
富山県
歳入歳出決算についてであります。
一般会計は、
歳入総額が6,792億4,000万円、
歳出総額が6,534億7,500万円で、
形式収支は257億6,500万円、
実質収支は7億1,400万円の黒字となっております。また、
特別会計は、14の
特別会計を合算した
歳入総額が2,745億2,600万円、
歳出総額が2,590億3,700万円となっております。
今後の課題といたしまして、歳入では、
エネルギー価格・
物価高騰対策など、
財源確保に最大限の努力を傾注するとともに、県債の管理に十分に配慮する必要があります。
歳出では、
事業自体の廃止も含めた
抜本的見直しや再構築を実施し、財源を重点的、効率的に配分することが重要であります。また、
行財政改革に不断に取り組み、質の高い
行財政運営に努める必要があります。
次に、
病院事業会計の
決算についてでありますが、
中央病院の
事業収支は4億8,800万円の純
利益を計上しております。また、
リハビリテーション病院・
こども支援センターの
事業収支は5,500万円の純
利益を計上しております。
今後の課題といたしまして、
中央病院では、本県の基幹・
中核病院として高度・専門的な医療の提供及び地域の病院などとの
連携強化と
機能分担に一層取り組む必要があります。
また、
リハビリテーション病院・
こども支援センターでは、高度・先進的な
リハビリ医療の提供と
重症心身障害児者等に対する支援の充実に努める必要があります。
次に、
電気事業会計等の
決算についてであります。
事業収支は、
電気事業会計については11億500万円の純
利益を、
水道事業会計については1億200万円の純
利益を、
工業用水道事業会計については5億7,100万円の純
利益を、
地域開発事業会計については2,500万円の純
利益をそれぞれ計上しております。
今後の課題といたしまして、
電気事業会計では、
電力自由化の進展など
電気事業を取り巻く
環境変化を踏まえ、一層の
収益確保に努めるとともに、
次期売電先選定方法などについて検討を進める必要があります。
水道事業会計では、
西部水道用水供給事業において、安全かつ安定的な
水供給のため、管路や施設の耐震・
老朽化の対策に計画的に取り組むこと、
東部水道用水供給事業において、
関係機関と
十分協議を行い、適切な
事業運営に努めることが必要であります。
工業用水道事業会計では、さらなる
水需要の開拓と経営の
効率化などに一層努力する必要があります。
また、
地域開発事業会計では、
駐車場事業において、利用の拡大と経費の節減に努めるとともに、
スキー場事業の債務の着実な解消に向けて一層努力する必要があります。
次に、
流域下水道事業会計の
決算についてでありますが、
事業収支は2億900万円の純
利益を計上しております。
今後の課題といたしまして、
流域関係市と連携しながら、一層の経営の
効率化や
事業の展開を図る必要があります。
以上のような課題を踏まえ、本
委員会では、
審査の過程において意見、
要望等があったもののうち、「
ビヨンドコロナ時代の安定的で活力ある
行財政運営について」をはじめ19件について
要望指摘事項として取りまとめたところであります。
知事をはじめ
執行部におかれましては、これらの
要望指摘事項を十分に検討の上、適時適切な措置を速やかに講じられますよう要望いたします。
よって、
付託案件については、これらの
要望指摘事項を付して、
令和4年度
富山県
歳入歳出決算については、賛成多数により認定すべきものと、
令和4年度
富山県
工業用水道事業会計利益の
処分及び
決算については、賛成多数により可決及び認定すべきものと、
令和4年度
富山県
電気事業会計利益の
処分及び
決算、
令和4年度
富山県
水道事業会計利益の
処分及び
決算並びに
令和4年度
富山県
流域下水道事業会計利益の
処分及び
決算については、
委員全員の一致により可決及び認定すべきものと、
令和4年度
富山県
地域開発事業会計決算及び
令和4年度
富山県
病院事業会計決算については、
委員全員の一致により認定すべきものと決しました。
以上をもちまして、
決算特別委員長報告といたします。
───────────────────
4
◯議長(
山本 徹)これより
委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。
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討 論
5
◯議長(
山本 徹)これより討論に入ります。
通告がありますので、発言を許します。
火爪弘子議員。
〔32番
火爪弘子議員登壇〕
6 ◯32番(
火爪弘子)ただいま議題となっております
令和4年度
決算認定案件のうち、
日本共産党は、
議案第94
号令和4年度
富山県
歳入歳出決算認定の件及び
議案第97
号富山県
工業用水道事業会計利益の
処分及び
決算認定の件の2
議案に反対をいたしますので、その
反対理由を申し上げます。
令和4年度は、夏の第7波をはじめ
新型コロナ感染の拡大が続き、さらに
原油価格・
物価高騰が県民の暮らしや
地域経済を襲いました。
県は数次にわたる
国補正予算や
国交付金を使って対策に当たりましたが、
実質賃金の引下げと医療や介護などの
負担増が続きました。
ケア労働者の賃上げも僅かで、一部の
対象者にしか届きませんでした。県に配分された約145億円に上る
地方消費税収も、ほとんどこれまでの
施策経費の穴埋めに使われてしまいました。
その上で、
決算報告書の中で同意できない項目は4点であります。
まず、
マイナンバーカード取得促進経費など6,272万7,000円です。
行政の
デジタル化にとって一番大切なのは、国民の
政府行政に対する信頼と、徹底した
個人情報保護の
システムです。この信頼がないまま国民にマイナポイントをばらまき、
取得率で市町村をあおるやり方の
問題点を、我が党は繰り返し
指摘してきました。
一昨日公表された政府の
マイナンバー情報総点検結果でも、情報ひもづけの誤りが1万5,907件、
マイナ保険証データの誤りが約139万件、しかも
調査対象はごく僅かであり、氷山の一角と言わなくてはなりません。政府は、
日本情報システム学会による今の
マイナンバーカードの
制度設計自体に欠陥ありとの
指摘を真摯に受け止めるべきです。
2つ目は、
新川こども施設民間活力導入可能性調査事業の999万5,000円です。
総括質疑でも述べたように、今回の調査結果では、
PFI-BTO方式採用の
優位性も、VFM1億7,651万円の
算定根拠も定かとは言えません。それよりも、安上がりの雇用や業務による
民間サービスへの不安、
情報公開や
県民参加の保障、
長期契約による業者との癒着などを回避する保障が見えません。
3つ目は、
富山市
中心市街地再
開発補助金です。
今回は
中央通りD北地区、総曲輪3丁目、桜町1丁目4番の3地区の再開発への
補助金22億200万円余りのうち、2億2,700万円余が支出されております。
例えば、地上24階の
マンション220戸と店舗、スケートリンクなどが入る計画の
中央通りD北地区の再開発では、
地権者28人のうち、ビルに入居できるのは僅か1店舗です。地元の業者が姿を消し、歴史ある
商店街を壊し、
マンションが幅を利かす
まちづくりでいいのか、改めて問われなければなりません。
4つ目は、
利賀ダム建設費負担金です。
一般会計から17億4,000万円、
工業用水道事業会計からは4,961万4,000円が支出されております。
総括質疑でも述べたように、庄川本川の最上流に位置する
御母衣ダムは
発電ダムでありながら、
洪水調節可能容量1,422万トンを有しています。
2010年からの国による
利賀ダム再
検証作業の際に、
洪水調節代替案として挙げられながら、
電力事業者の不同意によって採用の道が閉ざされていました。
しかし、2020年から
発電ダムを
洪水調整に使える仕組みが始まっています。このダムを庄川の治水に活用できれば、
利賀ダムは要りません。巨額の
地滑り対策費も要らなくなると考えます。
以上、4点を挙げました。
最後に、県が今後の
予算執行に当たっても、これらの
指摘に十分留意されることを強く要望し、
日本共産党の
反対討論といたします。
7
◯議長(
山本 徹)これをもって討論を終了いたします。
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採 決
8
◯議長(
山本 徹)これより採決いたします。
まず、
議案第94号を採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は、その中で述べられました意見及び
要望指摘事項を付して認定すべきであるとするものであります。
本案は
委員長の
報告のとおり認定することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
9
◯議長(
山本 徹)
起立多数であります。よって、本案は
委員長の
報告のとおり認定することに決定いたしました。
次に、
議案第97号を採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は、その中で述べられました意見及び
要望指摘事項を付して可決及び認定すべきであるとするものであります。
本案は
委員長の
報告のとおり可決及び認定することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
10
◯議長(
山本 徹)
起立多数であります。よって、本案は
委員長の
報告のとおり可決及び認定することに決定いたしました。
次に、
議案第95号、
議案第96号及び
議案第100号を採決いたします。
以上の
案件に対する
委員長の
報告は、その中で述べられました意見及び
要望指摘事項を付して可決及び認定すべきであるとするものであります。
以上の
案件は
委員長の
報告のとおり可決及び認定することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
11
◯議長(
山本 徹)
起立全員であります。よって、以上の
案件は
委員長の
報告のとおり可決及び認定することに決定いたしました。
次に、
議案第98号及び
議案第99号を採決いたします。
以上の
案件に対する
委員長の
報告は、その中で述べられました意見及び
要望指摘事項を付して認定すべきであるとするものであります。
以上の
案件は
委員長の
報告のとおり認定することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
12
◯議長(
山本 徹)
起立全員であります。よって、以上の
案件は
委員長の
報告のとおり認定することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
常任委員会の
審査報告
13
◯議長(
山本 徹)次に日程第2、
議案第102号から
議案第128号まで及び
報告第21号を議題といたします。
以上の
案件に関し、
常任委員長の
審査結果の
報告を求めます。
八嶋浩久教育警務委員長。
〔
八嶋浩久教育警務委員長登壇〕
14
◯教育警務委員長(
八嶋浩久)本
定例会において、
教育警務委員会に付託されました諸
案件の
審査結果を御
報告いたします。
付託案件は、
議案第102
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第5号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額12億7,874万2,000円、第3条
繰越明許費の
補正中本委員会所管分、第4条
債務負担行為の
補正中本委員会所管分、
議案第124
号富山県呉羽青少年自然の家の
指定管理者の
指定に関する件、
議案第125
号富山県砺波青少年自然の家の
指定管理者の
指定に関する件、
議案第127
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第6号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額1,322万円及び
報告第21
号地方自治法第179条による
専決処分の件のうち
専決処分第48
号損害賠償に係る和解に関する件であります。
本
委員会におきまして、これらの諸
案件について慎重に
審査いたしました結果、
全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
以上をもちまして、
教育警務委員長報告といたします。
15
◯議長(
山本 徹)
澤崎豊厚生環境委員長。
〔澤崎
豊厚生環境委員長登壇〕
16
◯厚生環境委員長(澤崎 豊)本
定例会において、
厚生環境委員会に付託されました諸
案件の
審査結果を御
報告いたします。
付託案件は、
議案第102
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第5号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額1億8,448万3,000円、第3条
繰越明許費の
補正中本委員会所管分、第4条
債務負担行為の
補正中本委員会所管分、
議案第104
号令和5年度
富山県
病院事業会計補正予算(第2号)、
議案第116
号富山県
教育文化会館の
指定管理者の
指定に関する件から
議案第119
号富山県
利賀芸術公園の
指定管理者の
指定に関する件まで、
議案第121
号富山県立乳児院の
指定管理者の
指定に関する件及び
議案第127
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第6号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額21億3,735万4,000円、第2条
繰越明許費の
補正中本委員会所管分、第3条
債務負担行為の
補正中本委員会所管分であります。
本
委員会におきまして、これらの諸
案件について慎重に
審査いたしました結果、
全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、
厚生環境委員長報告といたします。
17
◯議長(
山本 徹)
針山健史地方創生産業委員長。
〔
針山健史地方創生産業委員長登壇〕
18
◯地方創生産業委員長(
針山健史)本
定例会において、
地方創生産業委員会に付託されました諸
案件の
審査結果を御
報告いたします。
付託案件は、
議案第102
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第5号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額4,863万2,000円、第3条
繰越明許費の
補正中本委員会所管分、第4条
債務負担行為の
補正中本委員会所管分、
議案第110
号富山県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例一部改正の件及び
議案第127
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第6号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額54億300万円、第2条
繰越明許費の
補正中本委員会所管分であります。
本
委員会におきまして、これらの諸
案件について慎重に
審査いたしました結果、
全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、
地方創生産業委員長報告といたします。
19
◯議長(
山本 徹)
安達孝彦県土整備農林水産委員長。
〔
安達孝彦県土整備農林水産委員長登壇〕
20
◯県土整備農林水産委員長(
安達孝彦)本
定例会において、
県土整備農林水産委員会に付託されました諸
案件の
審査結果を御
報告いたします。
付託案件は、
議案第102
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第5号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額3億5,344万7,000円、第3条
繰越明許費の
補正中本委員会所管分、第4条
債務負担行為の
補正中本委員会所管分、
議案第103
号令和5年度
富山県
港湾施設特別会計補正予算(第1号)、
議案第105
号令和5年度
富山県
流域下水道事業会計補正予算(第2号)から
議案第109
号令和5年度
富山県
地域開発事業会計補正予算(第1号)まで、
議案第112
号富山県
道路占用料条例一部改正の件から
議案第115
号工事請負契約変更に関する件(
主要地方道高岡環状線道路改築橋梁上部工(5-1)工事)まで、
議案第122
号富山県
立山カルデラ砂防博物館の
指定管理者の
指定に関する件、
議案第123
号伏木富山港
新湊地区国際物流ターミナルの
指定管理者の
指定に関する件、
議案第127
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第6号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額246億8,985万4,000円、第2条
繰越明許費の
補正中本委員会所管分、第3条
債務負担行為の
補正中本委員会所管分、
議案第128
号令和5年度
富山県
流域下水道事業会計補正予算(第3号)、
報告第21
号地方自治法第179条による
専決処分の件のうち
損害賠償に係る和解に関する件である
専決処分第49号及び第52号であります。
本
委員会におきまして、これらの諸
案件について慎重に
審査いたしました結果、
全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
以上をもちまして、
県土整備農林水産委員長報告といたします。
21
◯議長(
山本 徹)
川上浩経営企画委員長。
〔川上
浩経営企画委員長登壇〕
22
◯経営企画委員長(川上 浩)本
定例会において、
経営企画委員会に付託されました諸
案件の
審査結果を御
報告いたします。
付託案件は、
議案第102
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第5号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中歳入全部、
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額7億1,769万6,000円、第2条
継続費の
補正全部、第3条
繰越明許費の
補正中本委員会所管分、第4条
債務負担行為の
補正中本委員会所管分、第5条
地方債の
補正全部、
議案第111
号富山県
一般職の
職員等の給与に関する
条例等一部改正の件、
議案第120
号富山県民共生センターの
指定管理者の
指定に関する件、
議案第126
号当せん金付証票の発売に関する件、
議案第127
号令和5年度
富山県
一般会計補正予算(第6号)のうち、第1条
歳入歳出予算の
補正中歳入全部、
歳出中本委員会所管に係る
歳出予算総額2億52万1,000円、第4条
地方債の
補正全部及び
報告第21
号地方自治法第179条による
専決処分の件のうち
専決処分第43
号富山県知事及び副知事の給料その他の給与及び
旅費支給条例一部改正の件であります。
本
委員会におきまして、これらの諸
案件について慎重に
審査いたしました結果、
全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
以上をもちまして、
経営企画委員長報告といたします。
23
◯議長(
山本 徹)以上をもって
常任委員長の
審査結果の
報告を終わります。
───────────────────
24
◯議長(
山本 徹)これより
委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。
次に、これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
採 決
25
◯議長(
山本 徹)これより
議案第102号から
議案第128号まで及び
報告第21号を採決いたします。
以上の
案件に対する各
委員長の
報告は可決または承認であります。
以上の
案件は各
委員長の
報告のとおり決することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
26
◯議長(
山本 徹)
起立全員であります。よって、以上の
案件は各
委員長の
報告のとおり可決または承認されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議 案 第 129 号
27
◯議長(
山本 徹)次に、お諮りいたします。
ただいま知事から
議案第129号が提出されました。
この際これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
これより
議案第129号を議題といたします。
知事から提案理由の説明を求めます。
新田知事。
〔新田八朗知事登壇〕
29 ◯知事(新田八朗)ただいま上程になりました
議案について御説明申し上げます。
議案第129号は、収用
委員会委員大浦清和氏及び彼谷環氏が12月22日をもって任期満了となりますので、大浦清和氏を再任し、彼谷環氏の後任として予備委員の豆本泰子氏を新しく委員として任命いたしたく、また、予備委員の後任として神山智美氏を任命いたしたいと存じ、御同意を得ようとする
案件であります。
何とぞ御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。
───────────────────
30
◯議長(
山本 徹)お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第129号については、事案の性質上、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
31
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
これより採決いたします。
議案第129号はこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
32
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議員提出
議案第17号及び第18号
33
◯議長(
山本 徹)次に、日程第3、議員提出
議案第17号及び議員提出
議案第18号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
川島国議会運営副
委員長。
〔川島 国議会運営副
委員長登壇〕
34 ◯議会運営副
委員長(川島 国)議会運営
委員会として提出する議員提出
議案第17号の決議及び第18号の意見書について、提案理由を説明いたします。
初めに、議員提出
議案第17号パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦を求める決議についてであります。
ハマスのイスラエルに対する攻撃を直接的な契機として、
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区に対する無差別爆撃と地上侵攻が続いています。
国連では、10月に「人道目的の休戦を求める決議」が採択されました。
その後、11月22日にはハマスとイスラエル間で一時的な戦闘停止が合意され、人質の解放が行われましたが、12月1日には戦闘が再開されるに至っています。
こうした中、12月12日の国連総会の緊急特別会合では、「人道目的の即時停戦を求める決議」が採択され、同決議は、ガザ地区の状況に深刻な懸念を表明した上で、人道目的の即時停戦及び全ての人質の解放や人道支援の確保等を求めています。
よって、本県議会は、同国連総会決議の早急かつ完全な履行を強く求めるものであります。
次に、議員提出
議案第18号個に応じたきめ細かな教育の充実に向けた教職員定数改善等を求める意見書についてであります。
本年5月に開催されたG7
富山・金沢教育大臣会合において、「全ての子どもの可能性を引き出す教育の実現」等について議論が交わされ、子供たち一人一人のウェルビーイングを実現するための教育の重要性が再認識されたところであります。
少子化の進行による学校の再編統合も含め、学校教育を取り巻く複雑化、多様化する課題に対応し、個に応じたきめ細かな教育を一層充実させるため、教職員定数の改善等を求めるものであります。
以上をもちまして、提案理由の説明といたします。
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議員提出
議案第17号
パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦を求める決
議
上記の
議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提案理由を
付け提出します。
令和5年12月14日
富山県議会議長 山 本 徹 殿
提出者
富山県議会議員
渡 辺 守 人
川 島 国
火 爪 弘 子
武 田 慎 一
永 森 直 人
岡 崎 信 也
藤 井 大 輔
瀬 川 侑 希
澤 崎 豊
庄 司 昌 弘
佐 藤 則 寿
パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦を求める決
議
10月7日のイスラム抵抗運動(以下、「ハマス」という。)のイスラ
エルに対する攻撃を直接的な契機として、
イスラエル軍によるパレス
チナ自治区ガザ地区に対する無差別爆撃と地上侵攻が続いている。
国連総会は、10月に緊急特別会合を開き「人道目的の休戦を求める
決議」を採択した。
その後、11月22日にはハマスとイスラエル間で一時的な戦闘停止が
合意され、人質の解放が行われたが、12月1日には戦闘が再開される
に至っている。
こうしたなか、12月12日の国連総会の緊急特別会合では、「人道目
的の即時停戦を求める決議」が採択されたところである。同決議は、
ガザ地区の状況に深刻な懸念を表明した上で、人道目的の即時停戦を
求めているほか、全ての人質の解放や人道支援の確保等を求めている。
よって、本県議会は、同国連総会決議の早急かつ完全な履行を強く
求める。
以上、決議する。
令和5年12月14日
富 山 県 議 会
提 案 理 由
ハマスのイスラエルに対する攻撃を直接的な契機として、イスラエ
ル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区に対する無差別爆撃と地上侵攻
が続いている。
国連では、10月に「人道目的の休戦を求める決議」を採択した。そ
の後、11月22日にはハマスとイスラエル間で一時的な戦闘停止が合意
され、人質の解放が行われたが、12月1日には戦闘が再開されるに至
っている。
こうしたなか、12月12日の国連総会の緊急特別会合では、「人道目
的の即時停戦を求める決議」が採択され、同決議は、ガザ地区の状況
に深刻な懸念を表明した上で、人道目的の即時停戦を求めているほか、
全ての人質の解放や人道支援の確保等を求めている。
よって、本県議会は、同国連総会決議の早急かつ完全な履行を強く
求める。
───────────────────
議員提出
議案第18号
個に応じたきめ細かな教育の充実に向けた教職員定数改
善等を求める意見書
上記の
議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提案理由を
付け提出します。
令和5年12月14日
富山県議会議長 山 本 徹 殿
提出者
富山県議会議員
渡 辺 守 人
川 島 国
火 爪 弘 子
武 田 慎 一
永 森 直 人
岡 崎 信 也
藤 井 大 輔
瀬 川 侑 希
澤 崎 豊
庄 司 昌 弘
佐 藤 則 寿
令和5年12月14日
提 出 先
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣 あて
総務大臣
財務大臣
文部科学大臣
内閣官房長官
富山県議会議長 山 本 徹
個に応じたきめ細かな教育の充実に向けた教職員定数改
善等を求める意見書
本年5月、本県において開催された「G7
富山・金沢教育大臣会合」
において、「全ての子どもの可能性を引き出す教育の実現」等につい
て議論が交わされ、子どもたち一人ひとりのウェルビーイングを実現
するための教育の重要性が再認識された。
学校教育を取り巻く複雑化・多様化する課題に対応し、個に応じた
きめ細かな教育を一層充実させることが求められているが、その原動
力は教員の力であり、小学校、中学校及び高等学校全学年での少人数
学級のさらなる前進と教職員定数の改善は必須といえる。
また、本県では、少子化が進行し、小学校、中学校及び高等学校の
再編・統合の動きも活発になっているが、閉校・新設双方の学校にお
いて学びの機会の確保や教員の負担軽減の仕組みの充実が必要である。
よって、国会及び政府におかれては、個に応じたきめ細かな教育の
実現のために、国の責任において、下記の事項について、適切に措置
されるよう強く要望する。
記
1 国の責任で、小学校、中学校及び高等学校の全学年で少人数学級
をさらに前進させること。
2 少人数学級実現のため、義務標準法・高校標準法を改正して教職
員定数改善計画を立てること。
3 高校再編等により閉校、新設双方の学校における充実した学びの
機会の保障や学校運営業務の負担軽減のため、加配による教員定数
の確保を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
提 案 理 由
本年5月に開催された「G7
富山・金沢教育大臣会合」において、
「全ての子どもたちの可能性を引き出す教育の実現」等について議論
が交わされ、子どもたち一人ひとりのウェルビーイングを実現するた
めの教育の重要性が再認識された。
少子化の進行による学校の再編・統合も含め、学校教育を取り巻く
複雑化・多様化する課題に対応し、個に応じたきめ細かな教育を一層
充実させるため、教職員定数の改善等を求めるものである。
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35
◯議長(
山本 徹)お諮りいたします。
ただいま説明がありました
議案については、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
36
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
これより採決いたします。
まず、議員提出
議案第17号パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦を求める決議を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
37
◯議長(
山本 徹)
起立全員であります。よって、本案は可決されました。
次に、議員提出
議案第18号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
38
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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請願第8号の1、第8号の2及び第10号から第13号まで
39
◯議長(
山本 徹)次に日程第4、請願第8号の1、請願第8号の2及び請願第10号から請願第13号までを議題といたします。
請願の
審査結果は、お配りした
報告書のとおりでありますので、この際直ちに採決いたします。
まず、請願第10号を採決いたします。
本請願に対する議会運営
委員長の
報告は不採択であり、採択しないことに決しております。
本請願は
委員長の
報告のとおり決することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
40
◯議長(
山本 徹)
起立多数であります。よって、本請願は
委員長の
報告のとおり不採択とし、採択しないことに決定いたしました。
次に、請願第8号の1のうち、7の1の1及び10の1を採決いたします。
本件に対する経営企画
委員長の
報告は不採択であり、採択しないことに決しております。
本件は
委員長の
報告のとおり決することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
41
◯議長(
山本 徹)
起立多数であります。よって、本件は
委員長の
報告のとおり不採択とし、採択しないことに決定いたしました。
次に、同じく請願第8号の1のうち、2の1、7の3及び8の1を採決いたします。
本件に対する経営企画
委員長の
報告は採択であります。
本件は
委員長の
報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
42
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、本件は
委員長の
報告のとおり採択することに決定いたしました。
したがって、請願第8号の1は
委員長の
報告のとおり一部採択とすることに決定いたしました。
次に、請願第8号の2のうち、3から5まで、7の1の2、7の2及び10の2を採決いたします。
本件に対する教育警務
委員長の
報告は不採択であり、採択しないことに決しております。
本件は
委員長の
報告のとおり決することに賛成の議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
43
◯議長(
山本 徹)
起立多数であります。よって、本件は
委員長の
報告のとおり不採択とし、採択しないことに決定いたしました。
次に、同じく請願第8号の2のうち、1、2の2、6、7の4、7の5、8の2及び9を採決いたします。
本件に対する教育警務
委員長の
報告は採択であります。
本件は
委員長の
報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
44
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、本件は
委員長の
報告のとおり採択することに決定いたしました。
したがって、請願第8号の2は
委員長の
報告のとおり一部採択とすることに決定いたしました。
次に、請願第11号から請願第13号までを採決いたします。
以上の請願に対する各
委員長の
報告は採択であります。
以上の請願は各
委員長の
報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、以上の請願は各
委員長の
報告のとおり採択することに決定いたしました。
なお、本
定例会に受理いたしました陳情は、お配りした
報告書のとおりでありますので、御了承願います。
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議 員 の 派 遣
46
◯議長(
山本 徹)次に日程第5、議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。
会議規則第129条の規定に基づき、お配りしたとおり議員を派遣することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
47
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、議長において決定した議員の派遣については、お配りしたとおり御
報告いたします。
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常任委員会及び議会運営
委員会の閉会中継続
審査
48
◯議長(
山本 徹)次に日程第6、
常任委員会及び議会運営
委員会の閉会中継続
審査の件を議題といたします。
常任委員長及び議会運営
委員長から、
審査中の事件につき、会議規則第74条の規定により、お配りいたしました申出一覧のとおり閉会中の継続
審査の申出があります。
お諮りいたします。
各
委員長からの申出のとおり、閉会中の継続
審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
49
◯議長(
山本 徹)御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
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50
◯議長(
山本 徹)以上で本日の日程は終了いたしました。
これをもって本
定例会に付議されました諸
案件の審議は全て終了いたしました。
終わりに、本
定例会中は終始熱心に御審議いただきました議員各位に対し、また、知事はじめ
執行部並びに報道機関各位の御協力に対し、感謝を申し上げる次第であります。
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閉 会 の 宣 告
51
◯議長(
山本 徹)これをもって
令和5年11月
富山県議会
定例会を閉会いたします。
午後1時41分閉会
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