新潟県議会 > 2004-09-27 >
09月27日-委員長報告、討論、採決、閉会-06号

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  1. 新潟県議会 2004-09-27
    09月27日-委員長報告、討論、採決、閉会-06号


    取得元: 新潟県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    平成16年  9月定例会 本会議平成16年9月27日(月曜日)  議事日程 第6号    午後1時 開議第1 第117号議案から第171号議案まで第2 請願第11号から第13号まで第3 陳情第15号第4 請願平成15年第4号、 第6号、 第9号、 第10号、 第16号、 第17号、 第19号、 第20号、 平成16年第4号、    第6号、 第8号及び第10号、 陳情平成15年第13号、 第16号から第18号まで、 第23号、 平成16年第3号、    第4号、 第6号から第10号まで、 第13号及び第14号第5 第172号議案及び第173号議案第6 第20号発議案第7 第21号発議案及び第22号発議案第8 第23号発議案第9 第24号発議案第10 第25号発議案及び第26号発議案第11 第27号発議案から第31号発議案まで第12 議員の派遣   ―――――――――――――――――本日の会議に付した案件 日程第1  第 117 号議案 平成16年度新潟県一般会計補正予算  第 118 号議案 平成16年度新潟県地域づくり資金貸付事業特別会計補正予算  第 119 号議案 平成16年度新潟県災害救助事業特別会計補正予算  第 120 号議案 平成16年度新潟県中小企業支援資金貸付事業特別会計補正予算  第 121 号議案 平成16年度新潟県農業改良資金貸付事業特別会計補正予算  第 122 号議案 平成16年度新潟県林業振興資金貸付事業特別会計補正予算  第 123 号議案 平成16年度新潟県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計補正予算  第 124 号議案 平成16年度新潟県有林事業特別会計補正予算  第 125 号議案 平成16年度新潟県流域下水道事業特別会計補正予算  第 126 号議案 平成16年度新潟県港湾整備事業特別会計補正予算  第 127 号議案 平成16年度新潟県電気事業会計補正予算  第 128 号議案 平成16年度新潟県工業用水道事業会計補正予算  第 129 号議案 平成16年度新潟県工業用地造成事業会計補正予算  第 130 号議案 平成16年度新潟県病院事業会計補正予算  第 131 号議案 魚沼市及び南魚沼市の設置に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について  第 132 号議案 新潟県核燃料税条例の制定について  第 133 号議案 新潟県職員定数条例の一部改正について  第 134 号議案 新潟県手数料条例の一部改正について  第 135 号議案 新潟県立学校条例の一部改正について  第 136 号議案 新潟県奨学金貸与条例の一部改正について  第 137 号議案 新潟県消防法関係手数料条例の一部改正について  第 138 号議案 新潟県食品衛生法に基づく公衆衛生上必要な基準等に関する条例の一部改正について  第 139 号議案 新潟県旅館業法施行条例の一部改正について  第 140 号議案 新潟県興行場の設置場所及び構造設備並びに衛生措置の基準等に関する条例の一部改正          について  第 141 号議案 新潟県公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置の基準等に関する条例の一部改正について  第 142 号議案 新潟県理容師法施行条例の一部改正について  第 143 号議案 新潟県美容師法施行条例の一部改正について  第 144 号議案 新潟県クリーニング業法施行条例の一部改正について  第 145 号議案 新潟県化製場等に関する法律施行条例の一部改正について  第 146 号議案 新潟県障害者施策推進協議会条例の一部改正について  第 147 号議案 新潟県港湾管理条例の一部改正について  第 148 号議案 新潟県接客飲食店等営業に係る不当な勧誘、 料金の取立て等の規制に関する条例の制定          について  第 149 号議案 財産の取得について(除雪車)  第 150 号議案 財産の取得について(除雪車)  第 151 号議案 財産の取得について(除雪車)  第 152 号議案 財産の取得について(凍結防止剤散布車)  第 153 号議案 契約の締結について(一般国道351号橋りょう大手大橋上部工事請負契約)  第 154 号議案 知事専決処分について(平成16年度新潟県一般会計補正予算)  第 155 号議案 知事専決処分について(平成16年度新潟県災害救助事業特別会計補正予算)  第 156 号議案 損害賠償額の決定について  第 157 号議案 市の廃置分合について(新潟市、 新津市)  第 158 号議案 市町村の廃置分合について(新井市、 中頸城郡妙高高原町・妙高村)  第 159 号議案 市町の廃置分合について(糸魚川市、 西頸城郡能生町・青海町)  第 160 号議案 市町の廃置分合について(柏崎市、 刈羽郡高柳町・西山町)  第 161 号議案 町村の廃置分合について(東蒲原郡津川町・鹿瀬町・上川村・三川村)  第 162 号議案 市町村の廃置分合について(新発田市、 北蒲原郡紫雲寺町・加治川村)  第 163 号議案 市町村の廃置分合について(十日町市、 中魚沼郡川西町・中里村、 東頸城郡松代町・松之          山町)  第 164 号議案 市町村の廃置分合について(上越市、 東頸城郡安塚町・浦川原村・大島村・牧村、 中頸城          郡柿崎町・大潟町・頸城村・吉川町・中郷村・板倉町・清里村・三和村、 西頸城郡名立          町)  第 165 号議案 市の境界変更について(長岡市・見附市)  第 166 号議案 新潟県土地開発公社定款の一部改正について  第 167 号議案 決算の認定について(平成15年度電気事業会計工業用水道事業会計工業用地造成事業          会計)  第 168 号議案 決算の認定について(平成15年度新潟東港臨海用地造成事業会計)  第 169 号議案 決算の認定について(平成15年度病院事業会計)  第 170 号議案 新潟県電気事業利益剰余金の処分について  第 171 号議案 決算の認定について(平成15年度新潟県一般会計・特別会計) 日程第2  第11号  「食料・農業・農村基本計画」 見直しについての意見書提出に関する請願  第12号 2005年度の公立高校募集学級計画案に関する請願  第13号 私学助成についての意見書提出に関する請願 日程第3  第15号 中魚沼郡津南町・同中里村及び東頸城郡松之山町を同一請求関係市町村とする合併協議会設置協議      についての住民投票実施を求めることに関する陳情 日程第4   平成15年  第4号 新潟市におけるスケート競技場整備に関する請願  第6号 WTO農業交渉に対する意見書提出に関する請願  第9号 現在ある定時制の存続と、 定時制・通信制教育の充実に関する請願  第10号 義務教育費国庫負担制度の現行維持を求める意見書提出に関する請願  第16号 すべての子どもにゆきとどいた教育、 30人学級の早期実現、 教育予算の大幅増額、 教職員定数増を      求めることに関する請願  第17号 新規中学・高校卒業者の雇用確保に関する請願  第19号 子どもたちにゆきとどいた教育と30人以下学級実現を求めることに関する請願  第20号 子どもたちにゆきとどいた教育をすすめることに関する請願   平成16年  第4号 盲学校の機能を現高田盲学校内に残すことに関する請願  第6号 義務教育費国庫負担制度の見直しについて慎重審議を求める意見書提出に関する請願  第8号 村上養護学校寄宿舎指導員の増員に関する請願  第10号 義務教育費国庫負担制度の取り扱いについて慎重審議を求める意見書提出に関する請願   平成15年  第13号 認定職業訓練校の活性化を求める意見書提出等に関する陳情  第16号 地方自治の充実・強化を求める意見書提出に関する陳情  第17号 新潟市におけるスケート競技場の整備に関する陳情  第18号 アトピーなどアレルギー疾患学校病指定を求める意見書提出に関する陳情  第23号 拡大生産者責任デポジット制度導入を求める意見書提出に関する陳情   平成16年  第3号 性同一性障害をかかえる人々が、 普通に暮らせる社会を実現することに関する陳情  第4号 性同一性障害をかかえる人々が、 普通に暮らせる社会を実現することに関する陳情  第6号 ILO第175号条約及びILO第111号条約の早期批准を求める意見書提出に関する陳情  第7号 パートタイム労働者及び有期契約労働者の適正な労働条件の整備と均等待遇を確保する法律の制定      を求める意見書提出に関する陳情  第8号 乳幼児医療費国庫負担制度の創設を求める意見書提出に関する陳情  第9号 生活保護国庫負担削減基準引き下げ中止を求める意見書提出に関する陳情  第10号 寒冷地手当見直し改悪を行わず地方交付税の充実を求める意見書提出に関する陳情  第13号 寒冷地手当制度の維持を求める意見書提出に関する陳情  第14号 日米地位協定の抜本修正を求める意見書提出に関する陳情 日程第5  第 172 号議案 教育委員会委員の任命について  第 173 号議案 公安委員会委員の任命について 日程第6  第20号発議案 森林吸収源対策の推進による森林・林業・山村の活性化を求める意見書 日程第7  第21号発議案 新潟県議会議員の選挙区の特例に関する条例  第22号発議案 新潟県議会議員選挙区配当条例の一部を改正する条例 日程第8  第23号発議案 北方領土問題の早期解決に関する決議 日程第9  第24号発議案 私学助成の充実に関する意見書 日程第10  第25号発議案 介護保険制度の見直しに関する意見書  第26号発議案 介護保険制度改正に関する意見書 日程第11  第27号発議案 農林水産関係三位一体改革に関する意見書  第28号発議案 治山関係の三位一体改革に関する意見書  第29号発議案 河川・砂防関係の三位一体改革に関する意見書  第30号発議案 日米地位協定抜本的見直しに関する意見書  第31号発議案 関西電力美浜原発事故の徹底的な原因究明と原子力安全規制体制の更なる充実・強化を求め         る意見書 日程第12 議員の派遣 常任委員会、 議会運営委員会及び特別委員会の閉会中継続調査   ――――――――☆――――――――出 席 議 員 (59名)          小島 義徳 君  佐藤  純 君  桜井 甚一 君  小林 林一 君          西川 洋吉 君  佐藤 莞爾 君  岩村 良一 君  沢野  修 君          皆川 浩平 君  斎藤 隆景 君  金谷 国彦 君  江口 俊一 君          早川 吉秀 君  木村 一男 君  尾身 孝昭 君  中原 八一 君          柄沢 正三 君  中野  洸 君  小川 和雄 君  小野  忍 君          目黒 正文 君  村松 二郎 君  小野 峯生 君  帆苅 謙治 君          三林 碩郎 君  上村 憲司 君  長津光三郎 君  天井  貞 君          渡辺 惇夫 君  種村 芳正 君  西川  勉 君  石井  修 君          東山 英機 君  高橋  正 君  三富 佳一 君  星野伊佐夫 君          嵐  嘉明 君  布施 康正 君  大渕  健 君  竹山 昭二 君          杉田 弘美 君  佐藤 信幸 君  市川 政広 君  近藤 貞夫 君          塚野  弘 君  長部  登 君  桝口 敏行 君  米山  昇 君          小山 芳元 君  佐藤 浩雄 君  松川キヌヨ 君  青木太一郎 君          宮原 典子 君  志田 邦男 君  五十嵐完二 君  宮越  馨 君          内山 五郎 君  中川カヨ子 君  片野  猛 君   ―――――――――――――――――議員以外の出席者 知事           平山 征夫 君 副知事          高橋 正樹 君 副知事          川上 忠義 君 出納長          関根 洋祐 君 総務部長         佐藤  衛 君 総合政策部長       牧野 正博 君 県民生活・環境部長    渡邉平八郎 君 危機管理監        大口 弘人 君 福祉保健部長       神保 和男 君 産業労働部長       久住 和裕 君 農林水産部長       森  邦雄 君 農地部長         本間 泰造 君 土木部長         木下 惠夫 君 港湾空港局長       森川 雅行 君 病院局長         山田 武直 君 企業局長         武藤 克己 君 教育長          板屋越麟一 君 人事委員会事務局長    萩原 一郎 君 警察本部長        渡邉  晃 君 地方労働委員会事務局長  井上 敬一 君 監査委員事務局長     落田 真一 君   ――――――――☆―――――――― △午後1時1分開議 ○議長(種村芳正君) これより本日の会議を開きます。   ――――――――☆―――――――― △発言の訂正について ○議長(種村芳正君) 9月14日の一般質問における五十嵐完二君の発言中、一部の言辞について本人より訂正を求める旨の申し出がありましたので、議長において速記録を調査の上、措置いたしますから、御了承願います。   ――――――――☆――――――――普通会計決算審査特別委員会正副委員長の互選結果報告 ○議長(種村芳正君) 御報告いたします。 普通会計決算審査特別委員会において、同委員会の委員長に  小 野   忍 君 副委員長に  中 原 八 一 君がそれぞれ互選されました。御了承願います。   ――――――――☆―――――――― △諸般の報告 ○議長(種村芳正君) 次に、諸般の報告をいたします。 地方自治法第199条第9項の規定により、監査委員から諸君のお手元に配付のとおり安塚地区振興事務所等に関する監査結果報告がありました。御了承願います。   〔報告書は付録に掲載〕   ――――――――☆―――――――― △日程第1 第117号議案から第171号議案まで △日程第2 請願第11号から第13号まで △日程第3 陳情第15号 △日程第4 請願平成15年第4号、第6号、第9号、第10号、第16号、第17号、第19号、第20号、平成16年第4号、第6号、第8号及び第10号、陳情平成15年第13号、第16号から第18号まで、第23号、平成16年第3号、第4号、第6号から第10号まで、第13号及び第14号 ○議長(種村芳正君) 日程第1、第117号議案から第171号議案まで、日程第2、請願第11号から第13号まで、日程第3、陳情第15号、日程第4、請願平成15年第4号、第6号、第9号、第10号、第16号、第17号、第19号、第20号、平成16年第4号、第6号、第8号及び第10号、陳情平成15年第13号、第16号から第18号まで、第23号、平成16年第3号、第4号、第6号から第10号まで、第13号及び第14号を一括して議題といたします。 まず、建設公安委員長の報告を求めます。早川吉秀。   〔早川吉秀君登壇〕 ◆早川吉秀君 建設公安委員会における付託案件の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、土木部関係として 1、三位一体改革については、国において都道府県が事業主体となっている河川・砂防関係の国庫補助金の大幅な削減が議論されているが、河川改修などの社会資本の整備に必要な補助金の削減に見合う財源の補てんが難しいと仄聞するので、国民の生命や財産を守るために必要不可欠な河川改修などの整備に係る税財源のあり方について、幅広い議論が十二分に行われるよう国に強く働きかけるべきとの意見。 2、県民参加型の公共事業の実施に当たっては、利用者の満足度の高い社会資本の整備の実現のため、構想段階から住民が参加する計画づくりを推進しているところであるが、新潟県財政健全化計画骨子(案)で示された公共事業の抑制基調のため、事業計画の完成後において事業着工のおくれが懸念されるので、地域の期待を裏切らない仕組みを検討すべきとの意見。 3、中小河川の改修については、治水安全度の将来目標と当面の整備目標を策定して段階的な改修に努めてはいるものの、県全体の整備率が目標の5割未満と低い状況にあるので、災害から県民を守るためにも早急な改修に取り組むべきとの意見。 4、7.13新潟豪雨災害に伴う河川改修に当たっては、五十嵐川を初めとした信濃川の中流域で合流する河川の災害復旧が完成した場合に、信濃川の下流域で合流する河川における災害発生が懸念されるので、中ノ口川を初めとする未改修河川の危険箇所を早急に整備すべきとの意見。 次、港湾空港局関係として 1、新潟空港出入国管理については、アメリカ同時多発テロ事件を契機として一層の警備体制の強化が求められている中で、出国手続や搭乗手続での警備体制が不十分と思われるので、国際空港として利用の促進を図っている本県としても、利用者の安全確保やテロの未然防止のため、緊急時に対応できる体制の充実強化を国に強く働きかけるべきとの意見。 2、朱鷺メッセ連絡デッキの復旧に当たっては、利用者のアンケート結果などを踏まえ、落下部分の速やかな復旧が必要と判断したところであるが、財政健全化に向けた公共事業の見直しの状況を踏まえ、経済的で安全性の高い工法の採用が最も重要なので、再発防止のため設計図書の内容などを慎重に検討すべきとの意見。 次、公安委員会関係として 1、新潟空港の警備に当たっては、新潟東警察署新潟空港警備派出所を設置し、空港内のパトロールや出発・到着ロビーなどの警戒警備に当たってはいるものの、空港内におけるトラブルや事件に対し速やかな対応が必要とされているので、入国管理局を初めとした関係機関との緊密な連携のもとで、利用客の安全確保に一層努めるべきとの意見。 2、繁華街における環境浄化対策については、今定例会に提案されている環境浄化に向けた条例に、繁華街における不当な勧誘・料金の取立てなどの違反に対する罰則が設けられていることから、条例の制定による効果が期待されるところであるが、より安全で安心な地域とするためにも関係業界や県民の理解が最も重要なので、積極的な条例の周知に努めるべきとの意見。 3、児童虐待の防止に当たっては、児童虐待の防止等に関する法律の改正において、児童の安全の確認または一時保護などのため、知事から警察署長に対する援助の要請により、警察署として組織的な対応が可能となったので、県警察の専門的な知識や経験が生かされるよう関係機関との連携に一層努めるべきとの意見。 以上が審査の過程で述べられた主な要望、意見の概要であります。 次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、自由民主党、新潟らい、社会民主県民連合並びに公明党からは、全議案いずれも原案賛成。 無所属の会からは、第117号議案については、朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故復旧対策費が計上されているが、本件については係争中であり、瑕疵担保責任及び行政責任が不明確であり、また隣接する連絡デッキの補強に係る安全性がいまだ確認されず、さらに、県民から落下した連絡デッキの再建の声が上がっていないため、再建は時期尚早であるという見地から反対。その他の議案については、いずれも原案賛成というものであります。 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。 以上をもって報告といたします。   ――――――――――――――――― ○議長(種村芳正君) 次に、産業経済委員長の報告を求めます。木村一男。   〔木村一男君登壇〕 ◆木村一男君 産業経済委員会における付託案件の審査並びに調査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、産業労働部関係として 1、7.13新潟豪雨により被災した中小企業の支援に当たっては、7.13梅雨前線豪雨災害対策資金の創設や県制度融資の既貸付金の償還期限の延長など、あらゆる対策を講じているとはいうものの、手形決済や従業員の賃金支払いの時期を目前に控えて、なお資金調達のめどが立たず、地場産業を支える高い技術力を持つ企業が廃業等に追い込まれることが懸念されるので、融資要件の緩和や手続の簡素化とともに企業訪問による個別相談の実施など、よりきめ細かく対応すべきとの意見。 2、若年者の就業対策に当たっては、求人数の激減などにより若年者の失業率が全国平均を上回る状況の中、昨年、県内で開催された技能五輪の成功に見られるように、若者のものづくりに対する関心は高いと思われることから、意欲を持つ若者に対して技術を習得させることが重要であるので、技術者の育成に重要な役割を果たしているテクノスクールの一層の利活用に努めるべきとの意見。 3、海外進出を検討している企業に対する支援に当たっては、企業が事前に情報収集を行っているにもかかわらず、進出先の電力供給不足などトラブルに見舞われる事例があることから、現地の正確な情報が把握しづらい状況にあると思われるので、県の海外事務所が収集した現地情報の提供に積極的に取り組むべきとの意見。 次、農林水産部関係として 1、いもち病に強いコシヒカリの一斉導入に当たっては、一部の生産者に導入への不安があることや、他県において同様の取り組みが、消費者への周知不足により受け入れられなかった事例があることから、導入する品種の特性の周知徹底が重要と思われるので、生産者と消費者双方の導入に対する理解促進に一層取り組むべきとの意見。 2、食料自給率の向上に向けては、地産地消運動を進める中で望ましい食生活の実践の促進に努めるとともに、輸入農産物とのバランスをとりながらの国内生産量の増産が必要と思われるので、農産物の消費者ニーズや需要実態を踏まえた計画的な食料生産に取り組むべきとの意見。 3、農業改良普及センターについては、米政策改革の実施など農業を取り巻く環境が大きく変わる中、その存在は欠かせないものであるが、農業改良助長法の改正による交付金の削減に伴う普及事業の縮小から、農業者への指導が不十分となり、本県農業へ多大な影響を及ぼすことが懸念されるので、市町村や農業協同組合との関係も含めた今後の指導体制を検討すべきとの意見。 4、森林の保全対策については、土砂の流出防止や水源の涵養に重要な役割を果たしているので、7.13新潟豪雨において、河川上流からの土砂や流木による被害が多かったことからも、樹木の特性を生かした品種の選定や保育など、災害防止に向けて積極的に推進すべきとの意見。 次、農地部関係として 1、災害に対する体制整備に当たっては、河川と農業水利施設の一体的な管理による災害の拡大防止や河川堤防の決壊時における農地、農業用施設の被害の早期復旧のため、関係機関相互の連携が重要と思われるので、災害発生を想定した施設の管理システムや連絡体制の構築など、土木部や市町村等の関係機関との連携強化に一層努めるべきとの意見。 2、環境との調和に配慮した農業農村整備事業については、環境負荷の軽減を図った圃場整備や農業集落排水事業における蛍やメダカの生育環境の整備により生態系が復活するなど、農村環境の改善に効果を上げているので、安全・安心な農産物の生産に取り組む農家を支援する観点からも積極的に実施すべきとの意見。 以上が審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。 次に、議案採決に先立ち各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。 次に、請願、陳情の審査結果について申し上げます。 請願第11号、継続中の請願平成15年第6号、第17号、継続中の陳情平成15年第13号、平成16年第6号及び第7号については、継続審査すべきものと決した次第であります。 以上をもって報告といたします。   ――――――――――――――――― ○議長(種村芳正君) 次に、厚生環境委員長の報告を求めます。江口俊一君。   〔江口俊一君登壇〕 ◆江口俊一君 厚生環境委員会における付託案件の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、県民生活・環境部関係として 1、地域の防災体制については、行政機関の対応のみならず、地域住民の長い経験を生かした防災活動も重要であるものの、住民の相互扶助の意識が希薄になってきていることから、7.13新潟豪雨災害による防災意識の高まりを契機に、市町村と連携して住民に対する防災意識の啓発に努め、地域防災体制の一層の強化に努めるべきとの意見。 また、地域の自主防災組織として消防団が重要な役割を担っているが、後継者の不足により組織力の低下や、消防署の管轄区域の広域化により消防団に対する住民の認識が低下している状況が見受けられるので、市町村と連携した消防団員の確保対策や、その重要性に対する住民の啓発に積極的に取り組むべきとの意見。 2、震度情報ネットワークについては、国と県が地震計を設置しているとはいうものの、システムの老朽化を起因として地震情報がテレビ放送に表示されない地域があるので、早急な改善に努めるとともに、国と連携して情報が確実に伝達されるよう複数経路の情報網の構築に努めるべきとの意見。 次に、福祉保健部関係として 1、社会福祉施設における災害時の安全確保対策に当たっては、地域防災計画に基づく対応がとられているとはいうものの、高齢者や障害者の避難誘導には困難が伴うので、7.13新潟豪雨災害における防災体制を検証した上で、一層の防災教育と防災訓練の実施を指導すべきとの意見。 2、特別養護老人ホーム等の施設整備に当たっては、施設設置者が補助基準額を超えて整備した施設の維持管理や補修に係る費用が増加して、関係市町村の財政を圧迫する懸念があるので、施設設置者に対し、施設整備の計画段階から将来の維持管理費等を考慮するよう指導をすべきとの意見。 3、看護大学大学院については、平成18年4月の設置に向けて準備が進められているが、より安全な医療サービスの提供には、看護師の技術と資質の向上が求められているので、充実した教育課程に向けた講師の確保等、設置に向けた着実な取り組みに努めるべきとの意見。 4、医療費の縮減対策については、健康診断実施後の要指導者に対して早期指導等により健康状態の改善を図ることが有効と思われるので、生活習慣病の改善例の紹介や健康の大切さを啓発するなど、事後指導の一層の取り組み強化に努めるべきとの意見。 次に、病院局関係として 1、県立病院の経営改善に当たっては、新・県立病院中長期構想に基づいた取り組みなどが実施されているものの、平成16年度の赤字は13億円の見込みであり、平成19年度に単年度収支を均衡させるという収支計画の目標の実現には、依然として困難な状況があると思われるので、人件費の見直し等による経費の節減や、紹介患者の増加等による収益増加策の検討などに積極的に努めるべきとの意見。 2、県立病院における医療の提供に当たっては、臓器移植など高度な医療が一部の病院で実施されているものの、今後多くの地域の患者から高度な医療の提供を求められると思われるので、高度で専門的な医療が可能な病院への勤務を望む医師が多いと仄聞しており、充実した医療設備の整備により医師の確保が期待できることからも、各基幹病院において先端的な医療が実施できる設備等の環境整備に積極的に取り組むべきとの意見。 以上が審査の過程で述べられた主な要望、意見の概要であります。 次に、議案採決に先立ち各党党議結果の報告を求めたところ、自由民主党、新潟みらい、社会民主県民連合、公明党並びに無所属片野委員からは、全議案いずれも原案賛成。 無所属の会からは、第117号議案については、朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故復旧対策費を含んでおり、この問題がまだ係争中であること、また瑕疵担保責任及び行政責任が不明確であること、さらに、県民から落下した連絡デッキの再建の声が上がっておらず、時期尚早であるため反対。その他の議案については、いずれも原案賛成というものであります。 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。 次に、陳情の審査結果について申し上げます。 継続中の陳情平成15年第23号、平成16年第4号、第8号及び第9号については、継続審査すべきものと決した次第であります。 以上をもって報告といたします。   ――――――――――――――――― ○議長(種村芳正君) 次に、総務文教委員長の報告を求めます。小川和雄君。   〔小川和雄君登壇〕
    ◆小川和雄君 総務文教委員会における付託案件の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、総務部関係として 1、財政健全化に向けた財産処分については、副知事公舎を初めとした公舎等の売却を打ち出しているものの、災害など緊急時等における速やかな対応を図ることも公舎の設置の目的と考えられるので、老朽化等による耐久性の低下や代替施設の必要性なども考慮しつつ、さらなる検討を行い実施すべきとの意見。 また、新潟市美咲町の未利用県有地については、今後の県政運営に有効活用できるとして保有されているが、売却処分による財政的効果も多大と思われるので、早期処分を視野に入れた検討の俎上にのせるべきとの意見。 次に、総合政策部関係として 1、東頸城農業特区計画の推進に当たっては、過疎化、農業後継者の不足等を起因とした耕作放棄地等の拡大等を防ぐため、特区を活用した地域活性化の実現に向け、認定を受け取り組んでいるところであるが、上越地域の市町村合併を控えた安塚地区振興事務所の統合がさらなる県民サービスの向上や、より地域に密着した横断的業務の遂行の手段であることは理解できるものの、特区における事業推進の重要な時期に当たり、担い手の確保による農地の遊休化防止など4つの事業目標の推進に多大な影響を及ぼすことが懸念されるので、特区計画の円滑な事業実施に向けた安塚地区振興事務所における事業推進の機能を残すべきとの意見。 次に、総務部及び総合政策部共通事項として 1、財政健全化に当たっては、本県の危機的財政状況改善の抜本的対策として新潟県財政健全化計画骨子案が提示されたが、長引く不況による県税収入の落ち込みや地方交付税の削減に加え、7.13新潟豪雨災害の復旧費等により、今後も大幅な収支不足が予測され、財政再建団体への転落につながることも懸念されるので、巨額な歳出を伴う県営野球場やダム建設などを含めた大規模施設の建設の見直しを行うとともに、歳入に見合った歳出構造を図り、均衡ある財政収支の実現に向けて計画の着実な実行に取り組まれたいこと。 2、三位一体改革については、国において改革の推進が行われ、国庫補助金の一律削減という地方公共団体に対する負担増の議論がなされているが、削減に伴う税源移譲の内容が不明確であり、全国知事会においても精力的に協議が実施され、関係6団体の意見の集約により国への要望を行っているものの、災害予防と災害復旧の一体不可分である砂防や地すべり関係事業なども補助の廃止対象となっていることから、三位一体の改革とはほど遠い現状であり、県民の安全・安心な社会生活の確保にも多大な影響を及ぼすことが懸念されるので、単に補助金の削減にとどまることなく、確実な税財源の確保のもとに、地方自治の自立に向けた自主性と裁量性が高められるよう国に強く働きかけるべきとの意見。 次に、教育委員会関係として 1、二巡目国体に向けての競技力の向上に当たっては、アテネオリンピックでの日本選手団の活躍が国民に数々の感動を与えたことから、本県で開催される国体での優勝が県民に自信と勇気を与え、県の活力向上に大きく寄与すると思われるので、団体優勝への機運の醸成に努めるとともに、県体育協会による選手の強化策と優勝に対する強い意識を持った指導者による指導に積極的に取り組むべきとの意見。 2、校内暴力の防止に当たっては、平成12年をピークに減少傾向にあるものの、三条市内の小学校で発生した傷害事件に見られるように深刻な暴力事件の発生も想定できるので、児童の視点に立った指導を行うとともに、児童相談所等を初めとして、ハートフル相談員やスクールカウンセラーなど教職員以外の者とも連携した指導体制の充実に努めるべきとの意見。 以上が審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。 次に、議案採決に先立ち各党党議結果の報告を求めたところ、自由民主党並びに新潟みらいからは、全議案いずれも原案賛成。 社会民主県民連合からは、第163号議案については、市町村議会での議決は尊重しなければならない一方、いわゆる合併特例法の精神に基づく住民運動も起こっているとともに、今定例会に陳情も提出されている現状を踏まえ、住民総意に基づく合併が本来の姿であるとすれば、関係地域の総意をもう少し見きわめる必要があるため、継続審査。その他の議案については、いずれも原案賛成。 無所属の会からは、第117号議案については、議案の中に朱鷺メッセ連絡デッキの設計費が含まれており、朱鷺メッセ連絡デッキ崩落事故に対し係争中である。また、瑕疵担保責任などの問題も不明確のままになっている。さらに、構造計算書がなかったことが明確になっており、構造計算書なしに計画通知をしたことは、安全確認が不明確であったことから行政責任があるということははっきりしており、その内容が処理をされず不明確のままである。加えて、落下した連絡デッキを再建してほしいという県民の声がほとんど聞こえてこない。しかも、財政的に厳しい折、現時点で再建していくことは時期尚早であると判断するため、反対。その他の議案については、いずれも原案賛成。 日本共産党からは、第117号議案については、未曾有の県財政危機のもと、補助金のゼロベースでの見直しや施設建設の見直しの方向を示しながら、6億円の不要不急の事業となる朱鷺メッセ連絡デッキ復旧のための予算を計上されていることは、著しく整合性を欠くものであり、設計費である連絡デッキ落下事故復旧対策費は容認できないため、第157号議案、第158号議案、第159号議案、第160号議案、第161号議案、第162号議案、第163号議案及び第164号議案については、いずれも住民の声を無視ないし軽視したものであるため、反対。その他の議案については、いずれも原案賛成というものであります。 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。 次に、請願、陳情の審査結果について申し上げます。 請願第12号、継続中の請願平成15年第4号、第9号、第10号、第16号、第19号、第20号、平成16年第4号、第6号、第8号、第10号、継続中の陳情平成15年第16号から第18号、平成16年第3号、第10号及び第13号については、継続審査。 継続中の陳情平成16年第14号については、同様な趣旨の意見書が今定例会で提出されるため、保留。 陳情第15号については、今までの市町村議会での経過を否定できないため、不採択。 残りの請願第13号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。 以上をもって報告といたします。   ――――――――――――――――― ○議長(種村芳正君) 第117号議案に対して討論の通告がありますので、これを許します。 五十嵐完二君の発言を許します。五十嵐完二君。   〔五十嵐完二君登壇〕 ◆五十嵐完二君 私は、第117号議案、平成16年度新潟県一般会計補正予算について反対討論を行います。 7.13水害等の早期災害復旧を図るための経費の補正での計上は必要であり、当然賛成であります。反対する理由は、事故デッキの復旧のための基本設計、実施設計等を行うために朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故復旧対策費4,190万円が計上されているからにほかなりません。 平山県政の財政運営の失敗と小泉内閣の三位一体の改革によってもたらされた財政再建団体転落目前という未曾有の県財政危機のもと、補助金のゼロベースでの見直しや施設建設の凍結・延伸など見直しの方向を示しながら、事業費が約6億円となる連絡デッキ復旧のための基本設計、実施設計の予算が計上されていることは、著しく整合性を欠くものであり、断じて容認できません。 9月20日付新潟日報紙に掲載された読者の声は、県の財政が一段と悪化し、国の指導のもとに県税の引き上げと県民サービスの低下を余儀なくされる財政再建団体転落への懸念が現実性を帯びている現在、あえて復旧を急ぐ緊急性を見出せないのは私一人だけであろうかというものでした。 私も本会議の一般質問で述べたように、信号機などを含めた交通安全対策を速やかに行うことが県の財政状況を踏まえた賢明な対応であり、この9月定例会の補正で予算を計上しなければならない理由はどこにあるのでしょうか。 まさに不要不急の事業、立体駐車場から佐渡汽船までは不急の事業であり、立体駐車場からコンベンションセンターまでは入江側の連絡通路を利用すれば不要の事業であり、財政再建団体転落目前に行う事業でないことは明白であります。 我が党は、県民に痛みを求めながら、不要不急の事業の着手である朱鷺メッセ連絡デッキ落下事故復旧対策費は容認できず、撤回すべきだということを主張し、反対討論といたします。   ――――――――――――――――― ○議長(種村芳正君) これにて討論は終局いたしました。 これより第117号議案を採決いたします。 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。   〔退場する者あり〕 次に、第163号議案を採決いたします。 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、第157号議案から第162号議案まで及び第164号議案を一括して採決いたします。 7案の委員長の報告はいずれも可決であります。7案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。   〔入場する者あり〕 次に、第134号議案を採決いたします。 議案のうち、まず別表第5号関係を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本件は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、同じく第134号議案のうち、別表第6号関係を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、特別会計及び企業会計関係予算13件、すなわち第118号議案から第130号議案までを一括して採決いたします。 13案の委員長の報告はいずれも可決であります。13案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、13案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、残りの条例17件、すなわち第131号議案から第133号議案まで及び第135号議案から第148号議案までを一括して採決いたします。 17案の委員長の報告はいずれも可決であります。17案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、17案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、残りの事件議決10件、すなわち第149号議案から第156号議案まで、第165号議案及び第166号議案を一括して採決いたします。 10案の委員長の報告はいずれも可決または承認であります。10案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、10案は委員長報告のとおり可決または承認いたしました。 お諮りいたします。 企業会計決算審査特別委員会において、第167号議案から第170号議案までについて、閉会中審査いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 お諮りいたします。 普通会計決算審査特別委員会において、第171号議案について、閉会中審査いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、請願平成15年第4号及び陳情平成15年第17号を一括して採決いたします。 これらの請願1件、陳情1件を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、2件は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願平成15年第6号、第10号、第17号、第20号、平成16年第6号、陳情平成16年第3号、第4号、第6号及び第7号を一括して採決いたします。 これらの請願5件、陳情4件を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、9件は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願平成15年第9号及び陳情平成15年第16号を一括して採決いたします。 これらの請願1件、陳情1件を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、2件は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願平成15年第16号、第19号、陳情平成15年第23号、平成16年第8号及び第9号を一括して採決いたします。 これらの請願2件、陳情3件を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、5件は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願平成16年第4号、第10号、陳情平成15年第13号、平成16年第10号及び第13号を一括して採決いたします。 これらの請願2件、陳情3件を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、5件は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願第11号を採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本請願は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願第12号を採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本請願は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願平成16年第8号を採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本請願は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情平成15年第18号を採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり継続審査とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本陳情は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情第15号を採決いたします。本陳情を委員長報告のとおり不採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本陳情は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情平成16年第14号を採決いたします。 本陳情を委員長報告のとおり保留とするに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本陳情は委員長報告のとおり決しました。 次に、請願第13号を採決いたします。 本請願を委員長報告のとおり採択とするに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は委員長報告のとおり決しました。   ――――――――☆―――――――― △日程第5 第172号議案及び第173号議案 ○議長(種村芳正君) 日程第5、第172号議案及び第173号議案を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。平山知事。   〔知事平山征夫君登壇〕 ◎知事(平山征夫君) ただいま上程されました議案2件は、いずれも人事に関する案件であります。 第172号議案は、教育委員会委員を任命するため、第173号議案は、公安委員会委員を任命するため、それぞれお諮りいたしました。 よろしく御審議の上、同意を賜りますようお願い申し上げます。   ――――――――――――――――― ◆皆川浩平君 ただいま議題となっております第172号議案及び第173号議案は、人事問題でありますので、委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(種村芳正君) 皆川君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより採決いたします。 まず、第172号議案、教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 議案のうち、まず皆川容子君について採決いたします。 皆川容子君を教育委員会委員に任命することについて同意するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本件は同意いたしました。 次に、伊藤正一君を教育委員会委員に任命することについて同意するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 総員起立。よって、本件は同意いたしました。 次に、第173号議案、公安委員会委員の任命についてを採決いたします。 本案に同意するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本案は同意いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第6 第20号発議案 ○議長(種村芳正君) 日程第6、第20号発議案を議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕   ――――――――――――――――― ◆皆川浩平君 ただいま議題となりました第20号発議案は、提出者のほか全員賛成でありますので、趣旨弁明及び委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(種村芳正君) 皆川君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより第20号発議案、森林吸収源対策の推進による森林・林業・山村の活性化を求める意見書を採決いたします。 本案を可決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第7 第21号発議案及び第22号発議案 ○議長(種村芳正君) 日程第7、第21号発議案及び第22号発議案を一括して議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕   ――――――――――――――――― ○議長(種村芳正君) 第21号発議案について、小野峯生君の趣旨弁明を許します。小野峯生君。   〔小野峯生君登壇〕 ◆小野峯生君 私は、自由民主党を代表し、ただいまの第21号発議案についての趣旨弁明を行います。 御承知のとおり、公職選挙法においては、都道府県議会の議員の選挙は郡市の区域によるものとされているところでありますが、合併特例法において、合併により郡市の区域が変更を生ずる場合、次の一般選挙で選挙される議員の任期が終わるまでの間は従前の選挙区で選挙をすることが認められているところであります。これは、急激な選挙区の変更によって選挙民に混乱を招かないようにすると同時に、合併がより円滑に行われるよう配慮されたものであります。 我が党は、現議員の任期が満了するまでに市町村合併により郡市の区域に変更が生じた場合、従前の選挙区による選挙を行い、選挙期日の3カ月後に原則に戻すことにより、地域住民との一体感にも配慮をした一括の特例条例案を提案いたしました。 以下、その理由について申し上げます。 選挙区区域に変更が生じた場合、そのことを周知させる時間が必要であります。その期間がどの程度が適当かという判断は、合併する選挙区の大きさやその市町村数によって大きく変わってくるのであります。今後約2年間にわたり五月雨式に行われる合併について、公職選挙法の原則を適用すれば、このことに関係なく、周知期間の長短が選挙区ごとに機械的に決まることから、著しく不合理になるのであります。 今後、県内で予定されている市町村合併はいまだ固定化せず、どのような組み合わせになるのか流動的な市町村も数多くあること、また公職選挙法の原則を適用すれば、一度決めた選挙区を、区域の変更が生ずる都度、選挙区のパターンを変えていかなければならず、地域住民に大変な混乱を招くのであります。 例えば新潟市の政令指定都市としての選挙区割りの決定が、次期県会議員選挙の直前である平成18年秋ごろに予定をされており、西蒲原郡内の町村の取り扱いなどによっては合区のあり方も大きく変わるなど、極めて流動的であることから、合併特例法の一括適用により、地域住民や本議会での十分な議論を行うための時間を確保する必要があります。 また、公職選挙法の原則どおりに条例改正が行われるとすれば、単にその選挙区の人口に比例した議員数の配当がその都度行われる可能性が高くなり、結果として新潟市を中心とした大都市圏の議員の割合が高くなることも懸念をされるところであります。 県議会議員は、地域住民の代弁者としての性格を有すると同時に、本来、県議会が目標としなければならない広く全県民生活の向上を追求していく責務があるのであります。 しかるに、第22号発議案は、県議会の本来の責務を理念的に追求することなく、いわば場当たり的に新市の誕生を追認するという姿勢に立つものであり、あるべき県議会の姿を考えるとき、極めて偏った議員構成となり、将来に禍根を残すものであります。 こうしたことから、我が党は、市及び町村議会議長会からの御要望にも一定の評価をいたしておりますが、本県議会が将来にわたり県民の期待にこたえられる姿を構築することが望ましいと判断いたした次第であります。 何とぞ各党会派の御賛同をお願い申し上げ、私の趣旨弁明といたします。ありがとうございました。(拍手)   ――――――――――――――――― ◆皆川浩平君 ただいま議題となっております第21号発議案及び第22号発議案は、委員会の審査を省略することを望みます。 ○議長(種村芳正君) 皆川君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 第21号発議案に対して討論の通告がありますので、順次これを許します。 まず、大渕健君の発言を許します。大渕健君。   〔大渕健君登壇〕(拍手) ◆大渕健君 私は、新潟県を発展させるみらいの会を代表いたしまして、ただいまの第21号発議案、新潟県議会議員の選挙区の特例に関する条例に反対する立場から討論をさせていただきます。 変化する社会情勢に対応し、よりよい住民サービス、地域福祉の向上、さらなる自治の発展を目指して、現在県内においても市町村の鋭意な取り組みがなされ、合併が進んでおります。市町村が大きく変わろうとする今、県民を代表する県議会が旧態依然としたままでは許されません。 市町村合併が行われ、住民みずからの意識も変わる、市町村行政も変わる、市町村議会も変わる、当然それに合わせて県政、県議会も変わっていかなくてはならないわけですが、真っ先に対応を迫られるのが選挙であるとも言えます。そのような中、次回の県議選、つまり平成19年4月に行われる予定の県議選は合併後の市町村単位で行うこと、これが今、圧倒的多数の県民世論、県民の声であると考えます。私たち県議会は、この声に真摯に耳を傾け、判断していくことが、今まさに求められているのです。 合併後の新しい市町村に基づく区割りで県議選を行うことは、自分たちの代表を選ぶという住民意識と合致するとともに、住民にとっては新しい市町村の住民であるとする意識が醸成されていくことから、県議会議員の選挙区も合併後の新しい市町村の枠組みと一致させることが県民の理解を得られると考えます。 また、県議会議員には、県全体を考え行動することが求められる一方、地域代表としての役割も期待されており、地域の発展を望む住民意識としても、新しい行政区と一体となって地域課題に対応する代表を選ぶことを望む、そう考えるのが自然です。また、市町村の立場から考えても、合併後の円滑な行政を運営していくためには同様でありましょう。 既に御承知のように、県市議会議長会、県町村議長会からは同様の趣旨で要望書、申し入れも本県議会になされております。県は、合併に関してあくまでも市町村の自主性を尊重してまいりましたが、この間市町村におかれては、この合併に将来の希望を見出し、困難を乗り越えながら、みずから血と汗を流して努力されてきております。決して県議会だけがお手盛りの対応だと批判され、後世に汚点を残すようなことになってはなりません。 時間的には次期選挙まで2年半も残しており、新しい区割りで選挙を行うことは、十分対応可能であると判断いたします。今後、次々と合併が進んでいく中、今任期中の補選の対応等については、統一した対応が必要という検討はあり得るのかもしれませんが、次期県議選にまで及ぶという特例の適用は必要ないと判断いたします。 「信なくば立たず」、論語にある有名な言葉です。私たち政治に携わる者一人一人がかみしめていかなくてはならない言葉でありますが、議員個人のみならず、県政の発展に尽くす本県議会全体の誇りと名誉にかけて、今ここに改めてとらえ直していかなくてはならない言葉であると私は思います。 議員全員の賢明なる御判断を切に切にお願い申し上げまして、反対討論とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(種村芳正君) 次に、五十嵐完二君の発言を許します。五十嵐完二君。   〔五十嵐完二君登壇〕 ◆五十嵐完二君 私は、日本共産党の立場から、ただいま議題とされました第21号発議案、新潟県議会議員の選挙区の特例に関する条例に対する反対討論を行います。 新潟県市議会議長会が平成16年度秋季定期総会で満場一致で決議し、議長あてに出された要望書には、「合併特例法の特例により選挙区が決定される場合、合併して実体のなくなる市町村から議員が選ばれることや、合併後の同一市町村内で選挙区が分かれることなど、地域住民の一体化を図る上で大きな支障となります」としています。そして、新聞紙上に掲載された県民の声は、区割り特例県議は保身やめよなど、区割り変更は当然とするものです。 日本共産党は、今任期中は一括の特例条例を制定する、平成19年の一般選挙は公職選挙法の原則どおり合併後の郡市の区域を選挙区とするとの立場をとってきました。今任期中は一括の特例条例を制定するのは、平成15年の選挙では、合併前の自治体の有権者がまさに4年間を託すという判断で投票したものであり、そうした意思やつながり等を考慮して、合併したからといって直ちに原則を適用して分けるやり方、とりわけ選挙後わずか1年や2年で投票した有権者とのきずなを断ち切るやり方はふさわしくないという立場からでした。そして、平成19年の選挙は原則どおり行うという、有権者から見ても当然の立場を主張してきました。 議論の過程で、平成19年の選挙の直前の1月や4月の合併という事態を考慮して、特別の事情があれば従前の選挙区でとの主張も行いましたが、現状ではそうした合併がないもとで、態度をより鮮明にさせました。現在予定されている市町村合併の時期は、すべてが平成17年度内、すなわち平成18年3月31日までの間のものであり、多くは平成17年4月で、平成19年の一般選挙まで2年間、最低でも1年間の周知期間があることから、公職選挙法の原則どおり選挙を行うことに何の問題もありません。 新潟県議会議員の選挙区の特例に関する条例案は、有権者の区割り変更は当然とする多くの声に背を向けるばかりか、選出された地域や有権者から3カ月後には切り離されるという事態になるという、二重に県民を愚弄する最悪のものと言わねばなりません。こうした党利党略むき出しの条例案は撤回すべきであることを強く求め、反対討論といたします。   ――――――――――――――――― ○議長(種村芳正君) これにて討論は終局いたしました。 これより採決いたします。 まず、第22号発議案、新潟県議会議員選挙区配当条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立少数。よって、本案は否決いたしました。 次に、第21号発議案、新潟県議会議員の選挙区の特例に関する条例を採決いたします。 本案を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第8 第23号発議案 ○議長(種村芳正君) 日程第8、第23号発議案を議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕   ――――――――――――――――― ◆皆川浩平君 ただいま議題となりました第23号発議案は、提出者のほか全員賛成でありますので、趣旨弁明及び委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(種村芳正君) 皆川君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより第23号発議案、北方領土問題の早期解決に関する決議を採決いたします。 本案を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 総員起立。よって、本案は可決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第9 第24号発議案 ○議長(種村芳正君) 日程第9、第24号発議案を議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕   ――――――――――――――――― ◆皆川浩平君 ただいま議題となりました第24号発議案は、提出者のほか全員賛成でありますので、趣旨弁明及び委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(種村芳正君) 皆川君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより第24号発議案、私学助成の充実に関する意見書を採決いたします。 本案を可決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第10 第25号発議案及び第26号発議案 ○議長(種村芳正君) 日程第10、第25号発議案及び第26号発議案を一括して議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕   ――――――――――――――――― ◆皆川浩平君 ただいま議題となりました第25号発議案及び第26号発議案は、趣旨弁明及び委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(種村芳正君) 皆川君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより採決いたします。 まず、第25号発議案、介護保険制度の見直しに関する意見書を採決いたします。 本案を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。 次に、第26号発議案、介護保険制度改正に関する意見書を採決いたします。 本案を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立少数。よって、本案は否決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第11 第27号発議案から第31号発議案まで ○議長(種村芳正君) 日程第11、第27号発議案から第31号発議案までを一括して議題といたします。   〔発議案は付録に掲載〕   ――――――――――――――――― ◆皆川浩平君 ただいま議題となりました第27号発議案から第31号発議案までは、提出者のほか全員賛成でありますので、趣旨弁明及び委員会の審査を省略し、直ちに採決することを望みます。 ○議長(種村芳正君) 皆川君の動議に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。 これより第27号発議案、農林水産関係三位一体改革に関する意見書、第28号発議案、治山関係の三位一体改革に関する意見書、第29号発議案、河川・砂防関係の三位一体改革に関する意見書、第30号発議案、日米地位協定抜本的見直しに関する意見書、及び第31号発議案、関西電力美浜原発事故の徹底的な原因究明と原子力安全規制体制の更なる充実・強化を求める意見書を一括して採決いたします。 5案を可決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、5案は可決いたしました。   ――――――――☆―――――――― △日程第12 議員の派遣 ○議長(種村芳正君) 日程第12、議員の派遣について、目黒正文君ほか11名から、お手元に配付のとおり、議員の派遣3件についての動議が提出されておりますので、これを議題といたします。   〔配付文書は付録に掲載〕   ――――――――――――――――― ○議長(種村芳正君) これより採決いたします。 本動議のうち、まず平成16年度秋期欧州地方行政視察への派遣及び平成16年度南米地方行政視察への派遣についてを採決いたします。 2件を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(種村芳正君) 起立多数。よって、2件は動議のとおり決しました。 次に、第4回都道府県議会議員研究交流大会への派遣についてを採決いたします。 本件を可決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、本件は動議のとおり決しました。   ――――――――☆―――――――― △平山知事のあいさつ ○議長(種村芳正君) この際、平山知事から発言を求められておりますので、これを許します。平山知事。   〔知事平山征夫君登壇〕 ◎知事(平山征夫君) お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 平成16年の9月定例会も、皆様方の御熱心な御審議を経て、提出いたしました諸議案すべて可決していただきました。心から厚く御礼を申し上げます。 そして、私の12年間の知事としての議会もこれで終わるわけであります。本議場を去るに当たりまして、これまで12年間、この議場において幾多の議題について、幾多の先生と、そしてふるさとの発展を思う同じ気持ちのもとで議論を重ねてまいりました。議論を重ねながら、それぞれその問題に熱心に取り組んだ12年間の一こま一こまが、今思い出されます。そのことはまた、私にとりまして、ふるさと新潟を少しでもよくしたいという私の夢へのチャレンジの12年間でありました。その機会を与えていただきました県民の皆さん並びに県議会での御一緒させていただいた多くの議員の先生方に、この場をおかりして心から感謝を申し上げたいと思います。 私自身、知事の職を退きます。そして、その後、ふるさと新潟県を愛し、県民の幸せを願う心はいささかも変わりませんが、一県民の立場で、今後は県政の発展に何らかの形で資するような活動をできればと思いますけれども、あくまで一県民の立場であります。そして、皆さんのさらなる御活躍を陰ながら願う次第であります。 新潟県の一層の発展と県民の福祉の向上、そのことを一番に願います。そして、そのために、引き続きこの本県の議会が県民に信頼され、そして県民の幸せの向上のために、さらには民主主義を守り、平和を守る力強い存在であっていただくことを希望しながら、最後のお礼のごあいさつとさせていただきたいと思います。 12年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手)   ――――――――☆――――――――常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の閉会中継続調査 ○議長(種村芳正君) お諮りいたします。 総務文教委員会、厚生環境委員会、産業経済委員会及び建設公安委員会については、所管事項の調査のため、また、議会運営委員会については、12月定例会の会期日程の協議等のため、また、地方分権推進対策特別委員会、少子高齢・青少年対策特別委員会、産業活性化・雇用対策特別委員会及び生活安全対策特別委員会については、その性格上、設置目的が終了するまで、それぞれ閉会中も継続調査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(種村芳正君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。   ――――――――☆―――――――― ○議長(種村芳正君) 提出案件全部議了いたしました。 これにて9月定例会は閉会いたします。 △午後2時18分閉会...