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12月17日-16号

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  1. 神奈川県議会 2020-12-17
    12月17日-16号


    取得元: 神奈川県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-16
    令和 2年 第三回 定例会 △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028789-諸事項-出席議員等議事日程-》         令和2年第3回神奈川県議会定例会会議録第16号〇令和2年12月17日 午後1時開議   ───────────────────────────────────────〇本日の出席議員 議長共105名       出 席 議 員                       大   村       悠                       桝       晴 太 郎                       永   田   磨 梨 奈                       加   藤   ご   う                       永   田   て る じ                       菅   原   あきひと                       須   田   こうへい                       す と う   天   信                       上   野   た つ や                       石   田   和   子                       松   長   泰   幸                       山   口   美 津 夫                       高   橋   延   幸                       武   田       翔                       田   村   ゆうすけ                       田   中   信   次                       川   崎   修   平                       神   倉   寛   明                       お ざ わ   良   央                       た め や   義   隆                       飯   野   まさたけ                       望   月   聖   子                       佐 々 木   ナ オ ミ                       柳   瀬   吉   助                       市   川   さ と し                       佐   藤   圭   介                       大   山   奈 々 子                       君   嶋   ち か 子                       池   田   東 一 郎                       石   川       巧                       芥   川       薫                       川   本       学                       市   川   和   広                       山   本       哲                       綱   嶋   洋   一                       新   堀   史   明                       田   中   徳 一 郎                       山   口   貴   裕                       野   田   治   美                       脇       礼   子                       米   村   和   彦                       栄   居       学                       小   林   大   介                       京   島   け い こ                       石   川   裕   憲                       井   坂   新   哉                       佐 々 木   ゆ み こ                       さ と う   知   一                       楠       梨 恵 子                       西   村   く に こ                       谷   口   かずふみ                       藤   代   ゆ う や                       渡   辺   紀   之                       原       聡   祐                       高   橋   栄 一 郎                       あ ら い   絹   世                       柳   下       剛                       細   谷   政   幸                       河   本   文   雄                       加   藤   元   弥                       中   村   武   人                       古   賀   照   基                       斉   藤   た か み                       赤   野   た か し                       浦   道   健   一                       青   山   圭   一                       亀   井   たかつぐ                       佐 々 木   正   行                       渡   辺   ひ と し                       小 野 寺   慎 一 郎                       内   田   み ほ こ                       国   松       誠                       杉   本       透                       し き だ   博   昭                       小   島   健   一                       いそもと    桂 太 郎                       梅   沢   裕   之                       嶋   村   た だ し                       桐   生   秀   昭                       市   川   よ し 子                       岸   部       都                       松   本       清                       長   友   よしひろ                       北   井   宏   昭                       菅   原   直   敏                       相   原   高   広                       鈴   木   ひ で し                       藤   井   深   介                       森       正   明                       土   井   りゅうすけ                       杉   山   信   雄                       小   川   久 仁 子                       持   田   文   男                       竹   内   英   明                       作   山   ゆうすけ                       長   田   進   治                       松   田   良   昭                       牧   島       功                       堀   江   則   之                       てらさき    雄   介                       た き た   孝   徳                       松   崎       淳                       近   藤   大   輔                       く さ か   景   子                       曽 我 部   久 美 子       説明のための出席者         知事            黒   岩   祐   治         副知事           武   井   政   二         同             小 板 橋   聡   士         同             首   藤   健   治         政策局長          髙   澤   幸   夫         総務局長          和   泉   雅   幸         国際文化観光局長兼         拉致問題担当局長      香   川   智 佳 子         環境農政局長        石   渡   美 枝 子         福祉子どもらい局長    橋   本   和   也         健康医療局長        前   田   光   哉         産業労働局長兼         エネルギー担当局長     山   田   健   司         県土整備局長        上   前   行   男         教育委員会教育長      桐   谷   次   郎         同  教育局長       田   代   文   彦         警察本部長         大   賀   眞   一         同  総務部長       和   智       勉         公営企業管理者企業庁長   長 谷 川   幹   男         企業庁企業局長       池   田   雅   夫   ───────────────────────────────────────       議会局出席者         議会局長          谷   川   純   一         議会局副局長兼総務課長   霜   尾   克   彦         同  議事課長       小 野 関   浩   人   ───────────────────────────────────────           令和2年第3回神奈川県議会定例会議事日程第16号                            令和2年12月17日午後1時開議第1 議員提出第3号議案 神奈川県議会基本条例の一部を改正する条例第2 定県第 118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算(第8号)   定県第 119号議案 同  年度神奈川水源環境保全再生事業会計補正予算(第1号)   定県第 120号議案 同  年度神奈川水道事業会計補正予算(第1号)   定県第 121号議案 同  年度神奈川公営企業資金等運用事業会計補正予算(第1号)   定県第 122号議案 同  年度神奈川酒匂川総合開発事業会計補正予算(第1号)   定県第 123号議案 地方税法第37条の2第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例   定県第 124号議案 神奈川県固定資産評価審議会条例の一部を改正する条例   定県第 125号議案 事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例   定県第 126号議案 神奈川県統計調査条例の一部を改正する条例   定県第 128号議案 神奈川県行政機関設置条例の一部を改正する条例   定県第 131号議案 収入証紙に関する条例の一部を改正する条例   定県第 132号議案 神奈川県手数料条例の一部を改正する条例   定県第 133号議案 行政財産の用途又は目的を妨げない限度における使用に係る使用料に関する条例の一部を改正する条例   定県第 134号議案 神奈川県漁港管理条例の一部を改正する条例   定県第 135号議案 神奈川県ふぐ取扱い及び販売条例の一部を改正する条例   定県第 136号議案 食品衛生法に基づく営業の施設基準等に関する条例の一部を改正する条例   定県第 137号議案 神奈川県食の安全・安心の確保推進条例の一部を改正する条例   定県第 138号議案 神奈川県法定外公共用財産使用料徴収条例の一部を改正する条例   定県第 139号議案 神奈川県都市公園条例の一部を改正する条例   定県第 140号議案 神奈川県道路占用料徴収条例の一部を改正する条例   定県第 141号議案 神奈川県流水占用料等徴収条例の一部を改正する条例   定県第 142号議案 港湾の設置及び管理等に関する条例の一部を改正する条例   定県第 143号議案 神奈川県海岸占用料等徴収条例の一部を改正する条例   定県第 144号議案 神奈川県砂防指定地の管理に関する条例の一部を改正する条例   定県第 145号議案 特定事業契約の変更について(衛生研究所特定事業契約)   定県第 146号議案 指定管理者の指定の変更について(湘南港)   定県第 147号議案 指定管理者の指定の変更について(葉山港)   定県第 148号議案 和解について   定県第 149号議案 和解について   定県第 150号議案 当せん金付証票の発売について   定県第 151号議案 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所定款の変更について第3 請願第13号 神奈川県議会政務活動費の指針」に政務活動と他の活動が混在する場合のあん分率の基準と上限を決め、按分方法(例)として私的活動を含めた合理的な目安を例示することを求める請願   請願第19号 ネット公開された政務活動費を閲覧する際、議員名で検索することができ、使用した支出伝票を閲覧できるようにする事を求める請願   請願第24号 議会承認案件の工事の軽易な変更についての請願   請願第25号 悪質商法による消費者被害をなくすために、預託法の改正及び執行強化、並びに特定商取引法の改正、同法指針の改正及び執行強化を求める請願   請願第26号 政務活動費で作成した県政報告書等を議員のホームページに掲載することを求める請願   請願第27号 委員会等の終了後傍聴者に配布された資料を持ち帰ることが出来るようにすることを求める請願   請願第28号-1 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願   請願第28号-2 同    件   請願第29号 県の小児医療費助成制度の拡充についての請願   請願第30号 県立高校改革実施計画(Ⅱ期)で計画されている逗葉高校逗子高校の統廃合についての請願   請願第31号 教育費の公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願第4 委員会の調査について第5 定県第 152号議案 収用委員会委員の任命について第6 選挙管理委員及び補充員の選挙第7 山口貴裕議員外12名提出 新型コロナウイルス感染症対策に係る地方財政措置拡充に関する意見書案第8 原聡祐議員外12名提出 税関における人員確保等を求める意見書案第9 原聡祐議員外12名提出 犯罪被害者等支援の充実を求める意見書案第10 原聡祐議員外12名提出 預託法等の改正及び執行強化を求める意見書案第11 小林大介議員外12名提出 林野関係予算の確保を求める意見書案第12 高橋栄一郎議員外12名提出 不妊治療等への支援拡大を求める意見書案第13 柳下剛議員外12名提出 中小企業支援策の更なる拡充を求める意見書案第14 井坂新哉議員外3名提出 核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書案   ─────────────────────────────────────── △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028790-諸事項-諸報告-》    〔議会局長報告〕  出席議員 議長共104名 ○議長(嶋村ただし) ただいまから、本日の会議を開きます。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 本職あて文書が提出されておりますので、書記に朗読させます。  〔書記朗読〕   ───────────────────────────────────────                 条例案提出書神奈川県議会基本条例の一部を改正する条例案 上記条例案神奈川県議会会議規則第12条の規定により、別紙のとおり提出します。  令和2年12月4日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿               提出者  神奈川県議会議員 し き だ  博  昭                    同        菅  原  あきひと                    同        石  田  和  子                    同        武  田     翔                    同        石  川  裕  憲                    同        楠     梨 恵 子                    同        藤  代  ゆ う や                    同        中  村  武  人                    同        亀  井  たかつぐ                    同        内  田  み ほ こ   ───────────────────────────────────────                                 政総第1671号                               令和2年12月17日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                         神奈川県知事 黒 岩 祐 治議案の提出について 収用委員会委員の任命についての案件を別冊のとおり提出します。   ───────────────────────────────────────                                  人委第165号                               令和2年12月16日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 様                   神奈川県人事委員会委員長 山 倉 健 嗣 神奈川県人事委員会は、地方公務員法第8条及び第26条の規定に基づき、職員の給与等について別紙のとおり報告します。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) この際、申し上げます。  意見書案8件が提出されておりますので、御了承を願います。  北井宏昭議員文書質問に対する答弁書の提出がありましたので、御了承を願います。                            〔本会議録別冊164頁参照〕  地方自治法の規定により、監査委員報告書が提出されておりますので、あらかじめ配付してありますから、御了承を願います。  陳情審査結果報告書を配付してありますから、御了承を願います。   ─────────────────────────────────────── △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028791-諸事項-提案説明-議員提出第3号議案》 ○議長(嶋村ただし) これより、日程に従い、審議を行います。  日程第1、議員提出第3号議案 神奈川県議会基本条例の一部を改正する条例を議題といたします。  議案の朗読は省略いたします。                            〔本会議録別冊90頁参照〕  提出者の説明を求めます。  しきだ博昭君。〔しきだ博昭議員登壇〕 ◆しきだ博昭議員 ただいま上程されました議員提出第3号議案 神奈川県議会基本条例の一部を改正する条例につきまして、議会改革検討会議の委員10名を代表いたしまして、私から提案理由の説明をさせていただきます。  神奈川県議会基本条例は、平成20年12月に制定し、議員や議会の使命、役割はもとより、議員間討議、知事等の反問、予算調製時や基本計画等策定過程での議会への説明努力義務を明記するなど、より充実し、開かれた議会を実現するための内容が盛り込まれています。  その中で、第18条は、県議会は、社会情勢の変化、県民の意見等を踏まえ、必要に応じて、この条例の見直しを行うと規定しています。  一方で、昨年の台風15号や19号など、県内各地に甚大な被害をもたらす災害が立て続けに発生し、また本年には、新型コロナウイルス感染症が県内でも感染拡大するなど、近年、県民の生命、身体、財産を脅かすような危機的事象が連続して発生しています。  そこで、本年7月9日に開催された団長会において、議長から議会改革検討会議に対し、今後も発生が懸念される危機的事象にどのように対処していくべきか、県議会として、神奈川県議会基本条例にどう位置づけ、どのような備えをしておくべきか、これを契機に検討を依頼するとの御発言がございました。  議長のこの御発言を受け、議会改革検討会議では、議会基本条例見直し等について、7月10日から12月4日まで、8回にわたり検討を重ねてまいりました。  このたびの条例改正案は、こうした経緯を踏まえ、議会改革検討会議の委員である6会派の議員10名により提出するものでございます。  それでは、この改正案の概要について御説明申し上げます。  まず、議会基本条例は、県議会のあるべき姿を定めるものでございますが、現行の条例には、大規模な災害その他の緊急事態が発生した際の県議会の在り方については、定めがございません。  そこで、この改正案は、新たに第11条として、大規模な災害その他の緊急事態への対応についての条項を追加するものでございます。  次に、第1項ですが、緊急事態発生時には、初動時の状況把握や迅速な意思決定など、平時とは異なる対応が求められることから、県議会として、迅速かつ的確に状況の把握その他の調査活動を行うとともに、県議会の役割を踏まえた必要な対応に努めるものとすることを定めるものでございます。  次に、第2項ですが、緊急事態発生時において、第1項で定める調査活動及び対応を迅速かつ的確に行うためには、そのための備えが必要でございますので、業務継続計画、いわゆるBCPの策定なども視野に入れながら、県議会として必要な体制の整備その他の措置を講ずるものとすることを定めるものでございます。  また、新たな条項の追加に伴い、目次の改正など、所要の改正を行います。  なお、施行期日については、速やかに施行すべきと考えますので、公布日としております。  県議会では、今般の新型コロナウイルス感染症対策について申し上げれば、本会議での議論はもちろんのこと、各常任委員会における議論に加え、さらに特別委員会を設置し、議論を重ねるとともに、議会災害等対策会議を開催し、対策を協議するなど、緊急事態の発生に際しては、これまでも必要な対応を行ってまいりました。  しかしながら、このコロナ第3波襲来とも言われる現下の状況にあって、より一層の取組が求められている今、我々議員は改めて議会の責任や役割を認識し、決意を新たに県民の皆様と共に、この未曾有の国難に立ち向かっていかなければなりません。  そのためにも、緊急事態発生時における県議会としての基本的な対応を議会基本条例に定めておくことは、極めて重要であると考えておりますので、議員各位におかれましては、何とぞ、改正案の趣旨を御理解いただき、本議案に御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上をもちまして、議員提出第3号議案 神奈川県議会基本条例の一部を改正する条例の提案理由の説明といたします。 △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028792-諸事項-採決・諸報告等-》 ○議長(嶋村ただし) お諮りいたします。  日程第1につきましては、委員会の審査を省略することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋村ただし) 御異議がないと認めます。  よって、日程第1につきましては委員会の審査を省略することに決しました。  お諮りいたします。  日程第1につきましては、この程度で採決いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋村ただし) 御異議がないと認めます。  よって、採決いたします。  日程第1、議員提出第3号議案 神奈川県議会基本条例の一部を改正する条例について、原案に御賛成の方は御起立を願います。〔総員起立〕 ○議長(嶋村ただし) 総員起立により、原案のとおり決しました。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 次に、日程第2、定県第118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算外30件及び日程第3、請願第13号 神奈川県議会政務活動費の指針」に政務活動と他の活動が混在する場合のあん分率の基準と上限を決め、按分方法(例)として私的活動を含めた合理的な目安を例示することを求める請願外10件について、以上一括して議題といたします。  所管委員会から審査結果報告書が提出されておりますので、書記に朗読させます。                      〔請願審査結果 本会議録別冊137頁参照〕  〔書記朗読〕   ───────────────────────────────────────防災警察常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、令和2年12月7日の本会議において付託された定県第118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算(第8号)について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                   防災警察常任委員会委員長 原   聡 祐   ───────────────────────────────────────国際文化観光・スポーツ常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、令和2年12月7日の本会議において付託された定県第118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算(第8号)について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿            国際文化観光・スポーツ常任委員会委員長 赤 野 たかし   ───────────────────────────────────────環境農政常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、令和2年12月7日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                   環境農政常任委員会委員長 小 林 大 介   ───────────────────────────────────────厚生常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、令和2年12月7日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                     厚生常任委員会委員長 高 橋 栄一郎   ───────────────────────────────────────産業労働常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、令和2年12月7日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、次のとおり議決したので報告する。1 定県第151号議案 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所定款の変更についてについては、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した。2 定県第118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算(第8号)については、原案のとおり可決すべきものと決した。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                   産業労働常任委員会委員長 柳 下   剛   ───────────────────────────────────────建設・企業常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、令和2年12月7日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                  建設・企業常任委員会委員長 栄 居   学   ───────────────────────────────────────文教常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、令和2年12月7日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                     文教常任委員会委員長 河 本 文 雄   ───────────────────────────────────────総務政策常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、令和2年12月7日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                   総務政策常任委員会委員長 山 口 貴 裕   ───────────────────────────────────────総務政策常任委員会請願審査結果報告書 当常任委員会は、本会議において付託された請願1件について慎重審査の結果  採択すべきもの        1件 以上別表のとおり議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                   総務政策常任委員会委員長 山 口 貴 裕   ───────────────────────────────────────防災警察常任委員会請願審査結果報告書 当常任委員会は、本会議において付託された請願1件について慎重審査の結果  採択すべきもの        1件 以上別表のとおり議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                   防災警察常任委員会委員長 原   聡 祐   ───────────────────────────────────────厚生常任委員会請願審査結果報告書 当常任委員会は、本会議において付託された請願3件について慎重審査の結果  不採択とすべきもの      3件 以上別表のとおり議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                     厚生常任委員会委員長 高 橋 栄一郎   ───────────────────────────────────────文教常任委員会請願審査結果報告書 当常任委員会は、本会議において付託された請願2件について慎重審査の結果  不採択とすべきもの      1件  継続審査とすべきもの     1件 以上別表のとおり議決したので報告する。  令和2年12月14日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                     文教常任委員会委員長 河 本 文 雄   ───────────────────────────────────────議会運営委員会請願審査結果報告書 当委員会は、本会議において付託された請願4件について慎重審査の結果  不採択とすべきもの      1件  継続審査とすべきもの     3件 以上別表のとおり議決したので報告する。  令和2年12月16日 神奈川県議会議長 嶋 村 ただし 殿                     議会運営委員会委員長 長 田 進 治   ─────────────────────────────────────── △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028793-諸事項-討論-君嶋ちか子議員》 ○議長(嶋村ただし) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  君嶋ちか子君。  〔君嶋ちか子議員登壇〕(拍手) ◆君嶋ちか子議員 日本共産党の君嶋ちか子です。  日本共産党を代表して反対討論を行います。  私は、定県第151号議案、請願第28号-1、請願第28号-2、請願第29号及び請願第31号についての常任委員会審査結果に反対する立場から、討論を行います。  最初に、知事提出議案についてです。  定県第151号議案を除く他の議案については賛成いたしますが、定県第151号議案については、次に述べる理由により反対いたします。  この議案は、地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所の定款に、同研究所が株式または新株予約権を取得・保有することができるように変更を加えるというものです。この目的は、共同研究成果活用事業所の立ち上げ時の財政的支援とのことです。  これについては、損害を被る仕組みにはなっていないとのことです。新株予約権を行使して株式を取得するのは、対象企業が上場企業となってからであり、その後すぐ売却するので、売却益が出ることはあっても損害は出ないという説明がされています。  しかし、これでは対象企業が立ち上げ困難な時期に、経済的支援を行うとする目的と矛盾します。  また、同研究所は、研究開発等における技術的な支援を行う機関であり、その支援に徹するべきであると考えます。新規に立ち上げる企業に対する経済的支援は、融資制度をはじめとした産業支援策に委ねるべきであり、研究開発機関が定款を変えてまで対応することではありません。  さらに、今回の変更は公的研究機関の在り方にも関わるものです。  神奈川県は、同研究所の目的として、産業技術その他の科学技術に関する研究開発、技術支援等の業務を総合的に行うことにより、産業技術その他の科学技術の向上及びその成果の普及を図り、もって県内産業の発展及び県民生活の向上に資するとしています。  この目的に照らしても、一部の企業の株式を取得することはふさわしくありません。  株式取得で売却益などが得られるとなれば、将来的に、利益に重点が置かれる傾向が生じないとも限らず、その場合には、公的研究機関の在り方そのものにもゆがみを生じかねません。  これらの点から、定県第151号議案について反対いたします。  次に、請願についてです。  請願第28号-1、第28号-2、第29号及び第31号については、所管常任委員会で不採択となりましたが、主に次の理由から採択すべきと考えます。  まず、請願第28号-1及び第28号-2 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願についてです。  ここでは、第1に、県の教育予算を増やし、正規教員を大幅に増やすことを求めています。  第2に、教育の無償化を目指しながら、保護者負担を軽減していくことを求め、私学助成の拡充、私立幼稚園児家庭への補助制度の新設を求めています。  第3に、教育条件の整備改善を求めています。少人数学級の実現、公立全日制高校の定員増、学校規模の拡大につながる県立高校の統廃合をやめることなどが、主な内容として挙げられています。  請願第31号 教育費の公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願においても、私立学校への経常費補助、施設設備助成、私立中学学費補助、私立幼稚園への助成などが要請されています。  これらの請願内容は、いずれも教育環境を整えるための切実な願いです。お金がないために希望を諦めざるを得ないという悔しい経験を、子供たちにさせたくないというのは、誰しもが願うことではないでしょうか。  経済力によって教育格差を生じさせない、という憲法上の要請に応えるための前提でもあります。コロナ禍の下で、少なからぬ世帯で経済的困難が深刻となっています。学ぶ権利を保障する前提ともなる要請には、今こそ応えるべきです。  また、行き届いた教育に関わってですが、従来から過労死を伴うほどの教師の多忙化が問題とされているところに、コロナ感染症が加わり、教師の多忙は極まっています。従来からの、少人数学級で教師と生徒がじっくりと向き合い、確かな学力を身につけるという意義に加え、感染予防という観点からも、有効な方策となる少人数学級は実現させなければなりません。  分散授業で図らずも経験した少人数の運営は、生徒にも教師にも手応えのある授業を実感させてくれたと多くの方から伺っています。  また、政府も少人数学級の意義を認め、小学校35人学級については、財務省との折衝も一定の結論を得たと報じられています。今こそ地方からも、その具体的歩みを促進させるべきです。  正規教員として採用することも行き届いた教育の前提です。教育内容の点からも、教師の生活上も、先々の見通しを持てることが必要です。  また、高校の過大規模化を生じさせない、県内各地に県立高校を存在させる、少人数学級に進んだ場合の教室の確保という点からも、県立高校の統廃合はやめるべきです。さらに、統廃合の見直しを求める請願は、ほかにも提出されています。  これらの点から、この3件の請願は採択すべきと考えます。  続いて、請願第29号 県の小児医療費助成制度の拡充についての請願です。  請願要旨は、対象年齢の拡大をはじめとして、小児医療費助成制度の拡充・改善を求めるものです。  こちらも長い間の根強い住民要求です。全国の3割の都道府県が小学校卒業以上、うち10都府県が中学校卒業までを助成対象としています。市町村では、全国の約9割が中学校卒業までを対象としています。  県内でも、31市町村は、やりくりをしながら独自財源を用いて、中学校卒業以上の通院費補助を実現しています。  県が、現在の小学校入学前までとしている通院費補助の拡充を行うことは、県内各自治体を励まし、全体の水準をさらに引き上げることにつながります。  子供の貧困が社会問題となっていることは、皆さんも御存じのことと思いますが、経済的理由により、受診を差し控え重篤化する、費用がかかる歯科においては、口腔崩壊に至るなどの例が現実にあり、さらなる拡充が求められています。  教育環境の整備とともに、次世代を担う子供たちに健やかな未来を手渡したいと、多くの人がこの希望ある施策を求めています。  これらの点から、この請願もぜひ採択されるべきと考えます。  以上、主な理由を述べて、定県第151号議案、請願第28号-1、請願第28号-2、請願第29号及び請願第31号に対する所管常任委員会の審査結果に反対することを表明し、日本共産党の反対討論といたします。  以上です。                               〔拍 手〕 △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028794-諸事項-討論-田中信次議員》   〔田中信次議員発言の許可を求む〕 ○議長(嶋村ただし) 田中信次君。  〔田中信次議員登壇〕(拍手)
    ◆田中信次議員 自由民主党神奈川県議会議員団を代表し、今定例会に提案された定県第118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算案ほか諸議案に対し、所管常任委員会における審議並びに審査結果を踏まえ、討論を行います。  初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてです。  まず、県が運営する新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養施設において、療養中の方がお亡くなりになりました。哀悼の意を表するとともに、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。  この事案は、今後の神奈川県のコロナ対策、さらには、国のコロナ対策にも影響を与える極めて重大な事案と認識し、原因究明、再発防止に取り組み、検証結果を必ず報告するよう強く求めます。  また、療養者の集計にミスがありました。公表データの誤りは、神奈川県の出すデータは本当に正しいのかと不安に直結してしまいます。当事者意識、危機感があるのかと疑問も残ります。  いまだ新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、冬場が風邪の流行のピークであることを考え合わせると、年末年始であっても、万が一のとき、確実に適切な医療を提供できるよう、県として、あらゆる施策を適切かつ迅速に実施し、万全の体制を整えるよう強く求めます。  そして、コロナ感染者の急増が雇用に与える影響が懸念される中での就労支援の取組についてです。  これまで県が行ってきた、中小企業に対する資金繰り支援や事業継続のための支援、需要喚起に向けた支援は、雇用の下支えという意味から効果があったと考えます。  雇用調整助成金は、県下でも多くの企業が活用しており、延長を求める声も多くありますので、国へ働きかけることを求めます。  企業の声にしっかりと耳を傾け、今後の失業者の増加に備え、どのような支援が必要か、しっかりと検討し、取り組むよう求めます。  また、「地元かながわ再発見」推進事業についてですが、コロナ感染の状況を注視しつつ、臨機応変に対応することが重要です。  現時点までの検証として、再発見エリアの誘客が進んでいることは、地元かながわ再発見という施策目的と合致しているものと評価しますが、発売後すぐ売り切れ状態になったことや、高価格帯商品に人気が集中したことは、改善が必要です。  そして、先日、国のGo To トラベルの全国一時停止を受けて、当事業も一時停止しました。コロナの状況を注視しながら、慎重な姿勢で臨んでいただくよう求めます。  さらに、SDGsアクションフェスティバルについてですが、多くの方々が新型コロナウイルス感染症の影響によりイベントを自粛する中、県は国との共同で、SDGsアクションフェスティバルを3月に開催するとしています。県主催のイベントは原則中止のはずです。  そもそもSDGsの理念に関しては、マスメディア等を通じて、既に周知がかなり進み、普及啓発はもはや地方自治体の責務から離れつつあります。地方自治体がSDGsの推進をしていく、これからの役割は、地域の特徴に合った、すぐにでも行動に移せる具体的な取組を提唱することと考えます。  コロナ禍で様々な我慢を強いられる中、県民の理解を得るのは難しい状況と言えます。あえて開催するのならば、県民の皆様に御納得いただける必然性を示すことが大切です。早めに延期あるいは中止を判断することも、十分視野に入れて検討するよう求めます。  次に、薬物犯罪の根絶についてです。  薬物の乱用を防止するには、供給の遮断と需要の根絶の二つの柱から、警察だけでなく、様々な機関と協力して取り組むことが必要です。  今回、我が会派から、全国に先駆けて、税関における人員確保等を求める意見書案を提出したとおり、税関は水際での取締りとして、特に大きな役割を果たしています。コロナ後の訪日外国人増加も見込み、業務を充実させた税関との連携強化が極めて重要です。  また、広報啓発活動などにより、薬物の危険性や有害性について、正しい知識の周知を一層図り、薬物を拒絶する規範意識の醸成が不可欠です。  今後も、違法薬物の蔓延阻止に向けた取締り等、諸対策を引き続き強力に推進し、県民が安全・安心に暮らせる社会の実現へ向けて尽力するよう求めます。  次に、第4期かながわ水源環境保全・再生実行5か年計画骨子案についてです。  森林や河川の保全・再生を図るためには、基本的にこれまでの事業を継続する必要がありますが、水源環境の保全・再生の取組は自然を対象としたものであり、常に状況の変化を捉え、柔軟な対応も大切です。  現在の水源環境保全・再生施策は、相模川・酒匂川水系取水堰の県内集水域を中心に施策が展開されています。広義な意味で、集水域と捉えられる河川・水路も、水環境の保全・再生が必要な地域として対象に位置づけ、当該市町村の意見を踏まえ、施策を進めるよう求めます。  また、近年頻発している台風等の自然災害に対応する取組も重要です。自然災害への対策も含め、全体的、一体的に対応を考え、実効性のある整備としていかなければなりません。  検討に当たっては、将来にわたり良好な水源環境を保全していくため、計画終了後を見据え、次につながる実効性のある計画とするよう求めます。  次に、地籍調査事業の促進についてです。  地籍調査事業は大規模災害等が発生した際、早期の復旧・復興を支える重要な事業であります。県が、実施主体である市町村をしっかりと支援するなど、地籍調査の促進を図るよう求めます。  さらに、国に対して、事業に対する補助策などを検討するよう求めます。  次に、ゼロ県債の設定についてです。  ゼロ県債などによる平準化の取組は、建設業の処遇改善による担い手の確保のため喫緊の課題です。特定の時期に集中する仕事を分散させることは、発注者の働き方改革にも資するものです。  さらに、余裕期間制度の活用による効果を見つつ、今後も工事発注や施工時期の平準化に対して、業界の意見、要望を十分に踏まえ、ゼロ県債等を活用するなど、着実に平準化の取組を進めるよう求めます。  次に、未来志向で考える県立施設の在り方についてです。  津久井やまゆり園事件のあった本県だからこそ、障害をお持ちの方でも、本人の可能性を生かして、その人らしく暮らしていける社会を目指し、取り組むことが重要です。  そのため、県立障害者支援施設自体がどうあるべきなのか、通過型施設という言葉も含めて、未来志向でしっかりと議論する時期と考えます。  まずは、今年度中に検討部会で報告書をまとめ、その先にある県立障害者支援施設の在り方自体の検討を進めることを求めます。  次に、今後の県立特別支援学校の施設整備の方向性についてです。  共生社会の実現を目指すインクルーシブ教育を推進していく中で、特別支援教育を必要とする子供たちへのさらなる対応は欠かせません。  人口増加など、地域の実情を踏まえ、県立特別支援学校の必要な整備を推進することはもちろん、今後取りまとめる指針についても、市町村教育委員会等と連携し、特別支援教育の充実につながるよう、しっかりと取り組むことを求めます。  次に、少人数学級の拡充についてです。  少人数学級の拡充は、コロナ禍における子供たちの安全・安心の確保と、子供たち一人一人の特性に応じた多様な学びの保障や、インクルーシブ教育の推進のためにも、ぜひとも必要な取組であります。  我が会派としましても、少人数学級の更なる拡充を求める意見書に賛成、去る10月に可決したところであります。  そうした中、国は、公立小学校の全学年の学級規模について、来年度から段階的に35人以下に引き下げる方向で、本日午前、財務大臣と文部科学大臣による折衝で合意しました。  県教育委員会としましても、少人数学級の拡充による効果が、児童・生徒、教員まで実感できるよう、市町村教育委員会と連携し、しっかりと取り組んでいただくよう求めます。  最後に、県内経済の回復についてです。  コロナ禍にあって、我が国経済は先が見通せない不透明な状況にあります。県内の中小企業も、非常に厳しい状況に置かれています。経済回復まで長期化するシナリオも想定するなど、中長期的な視点を持ちながら、回復に向けた施策にしっかりと取り組むよう求めます。  以上、意見、要望を申し上げ、今定例会に提案された諸議案に関し、所管常任委員会の審査結果報告どおり、賛成することを表明し、討論を終わります。  御清聴ありがとうございました。                               〔拍 手〕 △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028795-諸事項-討論-古賀照基議員》   〔古賀照基議員発言の許可を求む〕 ○議長(嶋村ただし) 古賀照基君。  〔古賀照基議員登壇〕(拍手) ◆古賀照基議員 立憲民主党・民権クラブ神奈川県議会議員団を代表し、今定例会に提案された定県第118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算(第8号)ほか諸議案に対し、所管常任委員会における審議並びに審査結果を踏まえ、討論を行います。  討論に入る前に、一言申し上げます。  県内における新型コロナウイルスの感染者数は依然として多く、予断を許さない状況です。厳しい財政状況の中、医療体制を維持しつつ、地域経済を回すことは容易ではないと考えますが、県民生活に直結する諸課題には適時適切に対応し、県民の安全・安心の確保に努めていただきますことを求め、討論に入ります。  初めに、新型コロナウイルス対応部署の勤務についてです。  新型コロナウイルス対応部署で、過酷とも言える時間外勤務の実態があります。職員一人一人の心と体が健康でなければ、県民への新型コロナウイルス対策を十分に行うことはできません。職員の採用や応援の拡大など、あらゆる手段を結集して、万全な体制で対策に当たっていただくことを要望します。  また、全国知事会の要請を受けての医療逼迫下の大阪府への看護職員派遣に当たっては、感染防止対策や勤務状況の管理に十分配慮することを要望します。  次に、コロナ禍における給付金詐欺等への取組についてです。  時短営業要請や休業要請などに関連した各種給付金等の制度は、必要不可欠なものであります。本来受け取るべき方々に迅速かつ確実に給付されるよう、給付金詐欺行為の厳正な取締りを強く要望します。  また、特殊詐欺については、新型コロナウイルスの感染拡大が収束しても、様々な手口を用いて県民の財産を狙ってくるものと予想されるため、悪質・巧妙化する犯行手口に対応し、特殊詐欺を封じ込めていただくことを要望します。  次に、「地元かながわ再発見」事業についてです。  感染症の拡大を受け、新規販売を一時停止しておりますが、今回、第2弾として補正予算が計上され、実施時期については、感染状況を見極めて決定するとのことです。  しかし、第1弾もすぐに完売し、結果として、大手事業者に偏り、中小事業者にまで届く支援となっていないなど、課題も指摘されています。  感染拡大の状況を鑑み、国のGo To トラベル事業の実施状況や、県民割第1弾の検証をしっかり行った上で、この事業の目的を達成するため、より効果的な再開時期と事業内容になるよう、検討することを要望します。  次に、県の宿泊療養施設における入所者の死亡についてです。  県の施設で新型コロナウイルス陽性患者が亡くなったことは、深刻かつ重大な事態です。  県のコロナ対策と行政全体に対する信頼を損なわないために、現地の体制がどうであったのか、入所者に対するフォローが十分であったのか、もともと軽症・無症状と他を区分する神奈川モデルが適切であったのか、真摯な批判的検証が必要であり、早急に行うことを要望いたします。  次に、入院基準の見直しについてです。  1,939床の確保病床の準備が早期には難しいという認識が示され、高齢者や基礎疾患のある方の入院基準の見直しが行われました。これは本県独自の取組であるため、万全を期していただくとともに、モニタリング体制については、早急な検証を行い、人員体制の補強、入所時の医療的チェックの強化等を要望します。  加えて、年末年始は、医療体制が薄くなる時期であり、救急医療などに影響が出ないよう対応いただくとともに、今後、感染者の急増が止まらない場合、病床の少ない地域には、緊急包括支援交付金を活用した既存病院の増床を働きかける等、検討を要望します。  次に、神奈川県ギャンブル等依存症対策推進計画(仮称)の策定についてです。  ギャンブル等依存症対策推進計画は、依存症の専門家である精神科医の意見を踏まえて、メンタル面における発症防止の取組も盛り込むなど、県としての特徴を打ち出した計画となっているとのことですが、今後、横浜市にカジノを含むIRが誘致された場合、未成年者をはじめとする県民のギャンブル等依存症の大幅増加が懸念されます。  対策推進計画を策定する県として、多くの県民の方々に、ギャンブル等依存症が及ぼす大きなリスクについても明らかにしていただくことを要望します。  次に、神奈川県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金(第4弾)についてです。  先日の新型コロナウイルス感染症神奈川県対策本部会議において、横浜市及び川崎市の酒類を提供する飲食店とカラオケ店に対し、時短営業要請の延長が決定しました。  これについては、事業者から見れば、横浜市、川崎市だけが対象なことや、これまで県がその重要性を主張してきた感染防止対策取組書の登録は必須でないことなど、今後も、詳細について議論を深めていく必要があると考えております。  時短要請に協力していただいた事業者に対する速やかな協力金の支給に努めることはもちろんのこと、県内全ての対象業種の皆様が納得していただける運営に努めることを要望します。  次に、県立産業技術総合研究所─KISTECの定款変更についてです。  株式や新株予約権の取得を通じ、KISTECがサービスをベンチャー企業に提供することは、資金力の弱い、立ち上げ期のベンチャー支援として、また、KISTECの研究成果の社会実装と地域におけるイノベーション創出につながる取組として、意義のあるものと考えます。  こうした取組が効果的かつ適切に運用されるよう、規程の整備にもしっかりと取り組むことを要望します。  最後に、新型コロナウイルス感染症への県教育委員会の対応についてです。  新型コロナウイルス感染症は、学校現場はもとより、入試選抜や高校卒業後の就職といった多くの場面で影響を与えているものと考えます。  複数の視点から評価・検討及び対策を立て、これを機に入試願書のデジタル化など、現場の負担軽減につながる改善策も進めていただくことを要望します。  以上、意見、要望を申し上げ、今定例会に提案された諸議案に対し、賛成することを表明し、討論を終わります。                               〔拍 手〕 △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028796-諸事項-討論-西村くにこ議員》   〔西村くにこ議員発言の許可を求む〕 ○議長(嶋村ただし) 西村くにこ君。  〔西村くにこ議員登壇〕(拍手) ◆西村くにこ議員 私は公明党神奈川県議会議員団を代表して、今定例会に提案された定県第118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算並びにその他諸議案に対し、意見、要望を交え、賛成の立場から討論を行います。  初めに、新型コロナウイルス感染症宿泊療養施設における入所者の死亡事故について申し上げます。  先日、県の宿泊療養施設で療養中だった方がお亡くなりになりました。お亡くなりになられた方に哀悼の意を表するとともに、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。  当局には、徹底した原因究明と再発防止を早急に行うことを求めます。  次に、薬局薬剤師慰労金事業費について申し上げます。  県は、9月補正予算で薬局薬剤師慰労金として1人当たり3万円を計上しましたが、薬剤師以外の薬局従事者は対象外としていました。  我が会派からは、10月の予算委員会で、直接、患者と対面する機会の多い薬局従事者も対象とするよう要望しており、11月補正予算で薬局従事者も支給対象となったことを評価いたします。速やかに対象者に支給されるよう求めます。  次に、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。  社会福祉施設にスマートアンプ法の簡易パッケージ機器が導入され、実証試験が行われた結果、施設利用者や従事者の安心につながったとの報告がありました。今後は、他の福祉・介護施設でも同様の体制を整えるべきと考えます。  また、県民の抗体保有状況を把握することは、これから展開されるワクチン接種の体制整備やスケジューリングにおいて、非常に有益であると考えます。抗体検査の活用も早急に展開されますよう、要望いたします。  次に、かながわSDGsアクションファンドについて申し上げます。  投資を呼び込むには、SDGsへの貢献、いわゆるSDGsインパクトを可視化する必要があると考えます。  例えば、再生可能エネルギー事業では、太陽光発電量というのがアウトプットとして考えられますが、その先のCO2排出量の削減量や地元雇用者数の増加などをインパクトとして提示することで、個人投資家の判断材料となります。  SDGsへの貢献を見える化し、理解を広げながら、募集を進めていただくことを要望します。  次に、部局を横断したデジタル化の取組についてです。  本県では、国に先駆け、11月1日に体制を強化し、総務局ICT推進部を再編し、新たにデジタル戦略本部室を設置しました。  今後は、県庁内のデータ形式の標準化を進め、部局を横断したデータの連携、利活用を促進していただくことを要望します。  次に、交通安全施設整備費について申し上げます。  今回、議案として、交通安全施設整備費のゼロ県債が提案されています。  ここ数年、信号機や道路標示等の整備・維持管理に要する予算は、毎年積み増しされておりますが、摩耗により見えなくなった横断歩道や老朽化した信号機は、まだまだ多く残されています。  コロナ禍の影響で、税収の減収も見込まれる中ではありますが、県民からの要望の多い交通安全施設の整備を伴う予算については、引き続き確実に確保していただくとともに、限られた予算を効率的に執行されるよう求めておきます。  次に、県立施設における新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。  南紀白浜空港では、搭乗待合室に3密可視化システムを導入し、二酸化炭素の濃度等の測定値が一定の値を超えた場合、窓を開けて換気をするなど、対策の可視化に努めています。  本県においても、横浜スタジアムで技術実証をしているのですから、そこで得られたノウハウを庁内で共有し、県立施設においても、感染症対策に活用されますよう要望いたします。  次に、特別養護老人ホームの居室の定員に係る基準について申し上げます。  多床室が認められてきた経過措置期限を、今後は延長しないとする報告がありましたが、個室と多床室では、利用料金が大きく異なります。既存の多床室が当面は維持されると言っても、施設の老朽化が進めば使用できなくなることも考えられます。  多床室に係るニーズ調査を実施するとともに、県民の納得の上で取組を推進されることを求めます。  次に、湘南イノベーションパークに設置した施設について申し上げます。  中等症患者を受け入れて使用するこの施設は、5棟あるうち3棟が、病床は180床のうち109床が使用されているとのことです。  県は、感染者の増加に伴い、県民に対し、病床が逼迫していることを訴えていますが、現在2棟が使用できていない状況で、理解、納得を得ることは難しいと思います。  人員確保や医療体制の整備を進め、利用されていない2棟についても、早期の活用を目指されますよう求めておきます。  次に、代表質問で取り上げた県の人権施策の方針について申し上げます。  インターネット上の誹謗中傷、性的マイノリティーへの偏見や差別、また最近では、コロナ禍における医療従事者等への差別といった様々な形の人権侵害が発生しています。  我が会派の代表質問に対し、知事は、現状の人権侵害の状況を踏まえ、かながわ人権施策推進指針の令和3年度中の改定を目指して作業を進めると答弁されました。また、新たな視点を加え、できるだけ早期に改定されることを求めます。  さらに、社会情勢の変化に対応しつつ、先々に生じるであろう課題も見据えて、条例の検討に取り組んでいくとも答弁されました。ぜひとも実効性のある条例制定に取り組んでいただけますよう、要望します。  次に、中学校夜間学級の設置について申し上げます。  中学校夜間学級、いわゆる夜間中学の設置については、相模原市に令和4年4月の開設を目指すこと、市域外からも通いやすい県立神奈川総合産業高等学校の施設の一部を活用できるよう検討すること、教員配置や費用負担など、検討・調整を進めることなど、我が会派の代表質問に対し、教育長からは、大変に具体的で前向きな御答弁を頂きました。  今後は、関係団体との連携を深めるとともに、横浜、川崎の両市教育委員会並びに両市夜間中学との連携・協力についても進めるべきと考えます。  あわせて、活用が考えられている神奈川総合産業高等学校の定時制との交流プログラムなども検討し、全国に範を示す夜間中学の開設を目指されるよう要望します。  次に、ロボットの実装に向けた取組について申し上げます。  ロボットの導入を提言した我が会派として、県民の利益となる具体的なロボットの実装に向けた取組を、一般質問で取り上げました。  県は、県立産業技術総合研究所殿町支所において、工業系公設試験研究機関としては、全国で初めて、抗ウイルス性能の評価サービスを開始するとのことです。  また、今後は、ロボットの実装に意欲的な施設を公募、選定し、実用段階のロボットのマッチング等の支援を行っていくと御答弁いただきました。  いずれの取組も、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、時期を得たものと考えます。分かりやすく県民に広報していただき、一刻も早く、ロボットの実装を実現されますよう要望します。  以上、意見、要望を申し添え、本定例会に提案されました諸議案に対し、賛成することを表明し、討論を終わります。                               〔拍 手〕 △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028797-諸事項-討論-くさか景子議員》   〔くさか景子議員発言の許可を求む〕 ○議長(嶋村ただし) くさか景子君。  〔くさか景子議員登壇〕(拍手) ◆くさか景子議員 かながわ県民・民主フォーラム神奈川県議会議員団を代表して、上程されております定県第118号議案 令和2年度神奈川一般会計補正予算ほか諸議案に対し、所管常任委員会の審査結果を踏まえ、賛成の立場から討論を行います。  初めに、県内では、連日、新型コロナウイルスの感染者数が200人を超え、感染拡大が続いています。  県では、11月14日、医療アラートを発動し、11月27日には、ステージⅢ警戒宣言を発しました。  このような中、12月11日には、県の宿泊療養施設にて、50代の方の死亡が確認されました。お亡くなりになられた方に哀悼の意を表するとともに、御遺族に心よりお悔やみを申し上げます。  それでは、順次意見を述べてまいります。  初めに、令和2年度11月補正予算についてです。  今定例会に提案されました令和2年度11月補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策等、総額約309億円となっております。  主な内容として、福祉施設におけるマスクや消毒液の購入、薬局事務員慰労事業費、生活福祉資金貸付事業費補助、県立学校空調設備整備費などであります。  新型コロナウイルスとの闘いは長期戦となっております。各事業の迅速な執行を求めます。  また、湘南国際村の事業再開に向けた予算が計上されておりますが、新型コロナウイルスの感染状況をしっかりと見極めるよう求めておきます。  次に、県有地の売却に伴う副申書の取扱いについてであります。  平成26年、県が所有していた元常盤台公舎の売却に際し、本来、公募で行われる土地売却を、横浜市から保育所を整備願いたいとの副申書があり、随意契約で民間業者に土地が売却されました。  しかし、土地の購入後、県は当該市からの申出を誠実に承諾したにもかかわらず、当該市の建築基準により、保育所設置が不可能となってしまいました。  県は、副申書の内容の確認が不足だったと述べていますが、副申書を提出した自治体にも、一定の責任があったと考えます。  質疑では、今後、副申書の内容を、より精査するとともに、その取扱いについてルール化を図り、市町村へ改めて周知していきたい旨の答弁がありました。速やかな対応を求めます。  次に、県警察における感染症防止対策についてです。  新型コロナウイルス感染症が拡大する中でも、犯罪の取締りや相談受理など、多岐にわたる警察業務は、人との接触を避けられない機会も多く、県民の安心と安全を守るためにも、県警察においては、有効な感染症防止策を講じていただくとともに、平素の免疫力を維持するためにも、職員の健康維持・増進、さらにはメンタルヘルス対策に十分留意することを求めておきます。  次に、かながわの名産100選を活用した魅力発信についてであります。  県では、11月にふるさと納税の返礼品に、かながわの名産100選ギフトセットを追加しました。県内観光がコロナ禍において制限がある今だからこそ、その魅力を全国に発信する手段として、返礼品のギフトセットは効果が高いと考えます。  オンライン販売についても併せて進め、将来的な観光客の誘致につなげるとともに、販路減少で苦境に立たされている事業者への支援にもつなげられますよう、市町村とも連携して取り組むよう求めておきます。  次に、地球温暖化対策についてです。  国は、本年10月に、2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロにするというカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す方針を出しました。これまで地球温暖化対策に消極的と批判がある中、大きく前進し、評価をするところであります。  本県では、国の表明に遡ること1年前の本会議にて、黒岩知事は、2050年の脱炭素社会の実現を目指して全力で取り組むと力強く述べていらっしゃいました。また、その後の、かながわ気候非常事態宣言においても、同様でした。  しかしながら、この間、表明だけにとどまり、具体的な内容は全く進展していません。本県の現時点の所見は、法定計画なので、国の計画改定に合わせるということですが、これでは、知事が単なる表明をしただけで、国が決めなければ、具体的に進めないということなのでしょうか。  同計画の見直し項目では、国が見直した際に検討とあります。ほかにも、社会状況の変化などを踏まえ、必要があると認められる場合には、適宜見直すとあります。少なくとも、行政計画をどの時期に、どのように考えていくのかを示す必要があり、再考を求めておきます。  次に、新型コロナウイルス感染症の医療提供体制についてです。  現在確保している即応病床数の利用率は、重症者病床、中等症病床ともに70%になっており、さらなる病床確保が急がれる一方、知事からは、確保病床として目指す最大1,939床の実現は難しいとの見解も示されました。  私たちは、今後の医療提供体制の堅持は非常に厳しいものになってきていると認識しております。  県はこれまで、軽症や無症状であっても、65歳以上の方や基礎疾患のある方を無条件で入院対象としていたのを見直し、入院優先度判断スコアを参考に、医師が入院対象とするかを決めることといたしました。  このことからも、今後は、宿泊療養施設や自宅療養をする人が増えることが予想されます。宿泊療養施設にて、50代の方の死亡が確認されました。現在、死亡事故の検証と今後の対応を検討しているとのことですが、宿泊療養施設での経過観察と安全性を高める取組の拡充を求めます。  次に、5Gの環境整備を踏まえた産業振興の取組についてです。  KISTECにおける、ローカル5Gの環境整備を踏まえた産業振興については、県内企業による5Gを活用した新たな商品・サービスの開発、工場のスマート化を促し、県内産業の振興を図っていく県の方針の中で、まずは、KISTECに整備したローカル5Gの実証環境について、企業への周知、利用を積極的に働きかけ、KISTECが県内の企業の牽引役となるよう求めておきます。  次に、教職員の不祥事防止対策についてであります。  約2万9,000人の教職員の中の、ごく一部の教職員による不祥事事案だと理解はしておりますが、昨年度は懲戒処分案件の中で、わいせつ行為が4割以上となっています。  様々な対策を行ってきたと報告がありましたが、不祥事がなくならない今、例えば、教職員に対して公用携帯電話を貸し出し、児童・生徒に対し、公私混同になりにくい状況をつくるといった具体的な対策も強く求めたいと思います。  被害を受けた児童・生徒の精神的影響は計り知れません。今後も、安心して学校生活が送れる環境をつくる具体的な不祥事防止対策を重ねて求めます。  以上、上程されました諸議案に対し、所管常任委員会の審査結果報告に賛成を表明し、討論といたします。  ありがとうございました。                               〔拍 手〕 △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028798-諸事項-討論-池田東一郎議員》   〔池田東一郎議員発言の許可を求む〕 ○議長(嶋村ただし) 池田東一郎君。  〔池田東一郎議員登壇〕(拍手) ◆池田東一郎議員 私は県政会神奈川県議会議員団を代表し、本定例会に提案された日程第2の諸議案に関する所管常任委員会審査結果に対して、賛成の立場から討論を行います。  初めに、日程第2の令和2年度一般会計補正予算(第8号)ほかの諸議案に関して申し上げます。  新型コロナウイルス感染症は第3波とされる猛威を振るっており、本県の県民生活は危機的な状況を迎えつつあります。  こうした中、県民生活の安心につながる幾つかの分野に迅速な予算措置等をしていただいたことは、大いに評価いたします。  新型コロナウイルス感染症については、本県でも、医療崩壊が目前に迫っていると指摘する専門家もおり、これからも予断を許さぬ状況が続くと考えられますが、県民の命と健康、そして暮らしを守るため、補正予算の執行等について、関係各位の引き続きの御尽力を切にお願いいたします。  では、以下に具体的事項を申し上げます。  まず、先日の我が会派代表質問でも取り上げた、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に200億円を超える不足額がある問題については、その不足額の配分や、もう一つの国からの交付金である新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の増額、そして、両交付金の来年度における措置継続など、全国知事会と連携し、国へしっかりと働きかけていただくよう要望いたします。  また、新型コロナウイルス感染症対策については、先日の我が会派代表質問における質問も踏まえ、飲食店や店舗における冬場の換気と加湿対策として、サーキュレーター、加湿器に加えて、CO2濃度測定器の無償貸付けが開始されたことは評価いたしますが、貸出台数が大幅に不足しています。  引き続き、この制度の拡充を図り、冬場の換気と加湿対策に万全を期していただくことを要望いたします。  湘南国際村センター感染症対策費については、新型コロナウイルス感染症の状況を見ながらの判断になると考えますが、事業再開の際、利用者が安心できる施設となるよう、予算執行していただくよう要望いたします。  今回、補正予算のゼロ県債については、設定額が過去最大の約95億円となっており、県内中小企業の端境期における仕事量を確保、平準化するとともに、災害対策や老朽化設備の更新など、県民生活に直結する事業を速やかに発注できるものでもあり、高く評価しています。  今後の予算編成においても、ゼロ県債の増額をさらに進められるよう要望いたします。  本県行政機関設置条例の一部改正で実施される厚木児童相談所と中央児童相談所の所管区域見直し等については、児童相談所における相談体制について、LINEなどSNSを活用したオンライン相談、そしてAIを活用した相談対応など、相談体制の一層の充実を図るよう要望いたします。  続いて、今年度予算の執行状況に関し、気づきの点を申し上げます。  まず、未病コンセプトの普及については、未病の認知度自体は徐々に上がって来ていると感じるところですが、県民ニーズ調査の結果からも、20代、30代の若い世代に、いかに未病の考え方を浸透させていくかが重要であると考えます。  今後は、年代別・地域別に見て、認知度が低いところにターゲットを絞って周知していただくよう要望いたします。  また、未病産業の振興については、未病産業研究会会員同士の交流の機会を県が提供することで、会員同士のマッチングが図られるよう、後押ししていただくよう要望いたします。  東京2020大会のホストタウンにおける新型コロナウイルス感染症対策に係る費用については、去る12月10日に開催された、橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣とホストタウン首長とのオンライン会議において、大臣から、ホストタウンにおける新型コロナウイルス感染症対策に係る費用については国が負担し、国の今年度第3次補正予算で必要額を計上するという方針が表明されています。  今後、国から具体的な内容が示される予定でありますので、情報収集に努め、遺漏なきよう準備を進めていただくよう要望いたします。  津波災害警戒区域指定については、このたび、藤沢市、大磯町及び二宮町が指定に向けて取り組むこととなりました。区域指定がさらに安全・安心のまちづくりにつながっていくよう、県の支援を要望いたします。  また、津波災害の危険なエリアについては、くらし安全防災局からの補助金が十分活用できるよう、市町に対して情報発信も併せて要望いたします。  相鉄いずみ野線の延伸と健康と文化の森地区については、この鉄道延伸の事業を実現化するには、慶應大学周辺にある健康と文化の森地区の再開発をスムーズに進めていくことが重要です。組合施行による区画整理事業がいよいよ具体化されて来ていますので、地元市との連携を図りながら支援していただくよう、要望いたします。  津久井やまゆり園等の県立障害者支援施設における指定管理者選定については、先日の我が会派代表質問で、令和5年度の指定管理者公募について、複数の社会福祉法人による共同提案についても検討を行うとの前向きな答弁があったところです。  利用者目線に立った新しい障害福祉の実現へ向けて、知事の御英断を強く要望いたします。  さて、令和2年は新型コロナウイルス感染症に不安を抱える1年でありましたが、報道によると、早ければ来年3月にも日本国内での新型コロナウイルスワクチンの接種が始まるようです。  去る12月10日には、厚生労働省厚生科学審議会の部会に、ワクチン接種をどのように進めるかが厚生労働省から示されました。  それによると、海外メーカーから供給されたワクチンは、国から都道府県を通じて市町村に必要人数分が配付され、県民の皆様は、原則お住まいの市町村内の医療機関か、市町村が用意する接種会場でワクチン接種を、無料で受けていただくことになります。  県民の皆様には、お住まいの市町村からワクチン接種券─クーポン券が郵送され、接種券が届いた方は、市町村のコールセンター等へ連絡し、予約を取ってから接種会場等へ行っていただくということです。  この進め方では、住民や医療機関との連絡、接種会場の準備など、市町村の事務負担が非常に大きなものとなります。  ワクチン接種に関連する市町村への支援を十分に行い、一日も早く、希望される県民の方全員にワクチンが行き渡るよう、取り組んでいただくことを強く要望いたします。  以上、意見、要望を申し上げ、賛成討論といたします。  御清聴、誠にありがとうございました。                               〔拍 手〕 △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028799-諸事項-採決・提案説明等-》 ○議長(嶋村ただし) 以上で討論を終わります。  採決いたします。  採決は区分して行います。  まず、日程第2のうち、定県第151号議案 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所定款の変更について、所管委員会の報告どおり、原案に御賛成の方は御起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(嶋村ただし) 起立多数により、原案のとおり決しました。  次に、ただいま議決になりました1件を除く日程第2の諸議案について、所管委員会の報告どおり、原案に御賛成の方は御起立を願います。  〔総員起立〕 ○議長(嶋村ただし) 総員起立により、以上、原案のとおり決しました。  次に、日程第3のうち、まず、請願第26号、請願第28号-1、請願第28号-2及び請願第29号について採決いたします。  以上、4件の請願に対する所管委員会の報告は不採択でありますが、採択についてお諮りいたします。  請願第26号、請願第28号-1、請願第28号-2及び請願第29号の各請願について、採択することに御賛成の方は御起立を願います。  〔起立少数〕 ○議長(嶋村ただし) 起立少数により、以上、4件の請願は不採択と決しました。  次に、請願第31号 教育費の公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願について採決いたします。  本請願に対する所管委員会の報告は不採択でありますが、採択についてお諮りいたします。  請願第31号 教育費の公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願について、採択することに御賛成の方は御起立を願います。  〔起立少数〕 ○議長(嶋村ただし) 起立少数により、本請願は不採択と決しました。  次に、請願第13号、請願第19号、請願第27号及び請願第30号の各請願について、所管委員会の報告どおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(嶋村ただし) 起立多数により、以上、所管委員会の報告どおり決しました。  次に、ただいま議決になりました請願9件を除く日程第3の各請願について、所管委員会の報告どおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。  〔総員起立〕 ○議長(嶋村ただし) 総員起立により、以上、所管委員会の報告どおり決しました。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 次に、日程第4、委員会の調査についてを議題といたします。  お諮りいたします。  日程第4につきましては、各委員会の報告どおり、今後、閉会中も引き続き調査を願うことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋村ただし) 御異議がないと認めます。  よって、そのように決しました。  各委員会におかれましては、慎重調査の上、その結果の御報告を願います。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 次に、日程第5、定県第152号議案 収用委員会委員の任命についてを議題といたします。  議案の朗読は省略いたします。                            〔別冊134頁参照〕  知事の説明を求めます。  黒岩知事。  〔知事(黒岩祐治)登壇〕 ◎知事(黒岩祐治) ただいま提案しました収用委員会委員の任命についてですが、現委員の野呂芳子君が12月24日をもって任期満了となりますが、引き続き同君を再任したく、土地収用法第52条第3項の規定により、同意を求めるものです。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(嶋村ただし) お諮りいたします。  日程第5につきましては、この程度で採決いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋村ただし) 御異議がないと認めます。  よって、採決いたします。  日程第5、定県第152号議案 収用委員会委員の任命について、原案に御同意の方は御起立を願います。  〔総員起立〕 ○議長(嶋村ただし) 総員起立により、原案のとおり同意することに決しました。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) お諮りいたします。  休憩いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋村ただし) 御異議がないと認めます。  よって、休憩いたします。  なお、再開は20分後といたします。                  午後2時30分 休憩        ───────────── ◇ ───────────── △《本会議録-令和2年第3回-20201217-028800-諸事項-選挙・採決-》                   午後2時50分 再開   〔議会局長報告〕  出席議員 議長共105名 ○議長(嶋村ただし) 休憩前に引き続き、会議を開きます。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 日程に従い、審議を行います。  日程第6、選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  まず、選挙管理委員の選挙を行います。  選挙すべき数は4人であります。  選挙は投票により行います。  議場の出入口を閉鎖いたします。  〔出入口閉鎖〕 ○議長(嶋村ただし) 議会局長出席議員数を改めて報告させます。  〔議会局長報告〕  出席議員 議長共105名 ○議長(嶋村ただし) 次に、投票並びに開票立会人を御指名申し上げます。        田  村  ゆうすけ 議員        小  林  大  介 議員        佐々木  正  行 議員        青  山  圭  一 議員        池  田  東一郎 議員        井  坂  新  哉 議員  以上、6名の方々にお願いいたします。  次に、書記に投票用紙を配付させます。  〔投票用紙配付〕 ○議長(嶋村ただし) ただいま配付いたしました用紙をもって投票用紙といたします。  念のため申し上げます。  投票用紙の配付漏れはございませんか。─配付漏れはないと認めます。  次に、投票記入の方法を申し上げます。  これは単記無記名投票であります。  投票用紙には被選挙人1名の氏名を自ら記載し、投票箱に投入願います。  立会人の方は、どうぞお立会いを願います。  次に、投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○議長(嶋村ただし) それでは、これから投票を行います。  議会局長の点呼によりまして、御投票を願います。  なお、本職も選挙権がありますので、最後にこの席から投票いたします。  点呼を行います。  〔議会局長 氏名を点呼・投票〕   ───────────────────────────────────────大  村     悠議員  桝     晴太郎議員  永  田  磨梨奈議員加  藤  ご  う議員  永  田  てるじ議員  菅  原  あきひと議員須  田  こうへい議員  すとう  天  信議員  上  野  たつや議員石  田  和  子議員  松  長  泰  幸議員  山  口  美津夫議員高  橋  延  幸議員  武  田     翔議員  田  村  ゆうすけ議員田  中  信  次議員  川  崎  修  平議員  神  倉  寛  明議員おざわ  良  央議員  ためや  義  隆議員  飯  野  まさたけ議員望  月  聖  子議員  佐々木  ナオミ議員  柳  瀬  吉  助議員市  川  さとし議員  佐  藤  圭  介議員  大  山  奈々子議員君  嶋  ちか子議員  池  田  東一郎議員  石  川     巧議員芥  川     薫議員  川  本     学議員  市  川  和  広議員山  本     哲議員  綱  嶋  洋  一議員  新  堀  史  明議員田  中  徳一郎議員  山  口  貴  裕議員  野  田  治  美議員脇     礼  子議員  米  村  和  彦議員  栄  居     学議員小  林  大  介議員  京  島  けいこ議員  石  川  裕  憲議員井  坂  新  哉議員  佐々木  ゆみこ議員  さとう  知  一議員楠     梨恵子議員  西  村  くにこ議員  谷  口  かずふみ議員藤  代  ゆうや議員  渡  辺  紀  之議員  原     聡  祐議員高  橋  栄一郎議員  あらい  絹  世議員  柳  下     剛議員細  谷  政  幸議員  河  本  文  雄議員  加  藤  元  弥議員中  村  武  人議員  古  賀  照  基議員  斉  藤  たかみ議員赤  野  たかし議員  浦  道  健  一議員  青  山  圭  一議員亀  井  たかつぐ議員  佐々木  正  行議員  渡  辺  ひとし議員小野寺  慎一郎議員  内  田  みほこ議員  国  松     誠議員杉  本     透議員  しきだ  博  昭議員  小  島  健  一議員いそもと  桂太郎議員  梅  沢  裕  之議員  桐  生  秀  昭議員市  川  よし子議員  岸  部     都議員  松  本     清議員長  友  よしひろ議員  北  井  宏  昭議員  菅  原  直  敏議員相  原  高  広議員  鈴  木  ひでし議員  藤  井  深  介議員森     正  明議員  土  井 りゅうすけ議員  杉  山  信  雄議員小  川  久仁子議員  持  田  文  男議員  竹  内  英  明議員作  山  ゆうすけ議員  長  田  進  治議員  松  田  良  昭議員牧  島     功議員  堀  江  則  之議員  てらさき  雄  介議員たきた  孝  徳議員  松  崎     淳議員  近  藤  大  輔議員くさか  景  子議員  曽我部  久美子議員  嶋  村  ただし議員   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 投票漏れはございませんか。─投票漏れはないと認めます。  投票箱を閉鎖いたします。  〔投票箱閉鎖〕 ○議長(嶋村ただし) それでは、ただいまから開票いたします。  書記に投票を計算させます。  〔開  票〕  〔書記 投票を計算〕 ○議長(嶋村ただし) 開票の結果を御報告申し上げます。    投票総数 105票    有効投票 105票    無効投票  0票    有効投票中 國吉 一夫君 39票          平本  敏君 32票          服部 圭助君 16票          保阪  努君 13票          宮下  泉君 5票  以上の結果、地方自治法第118条の規定により、國吉一夫君、平本敏君、服部圭助君、保阪努君、以上4名の方々が選挙管理委員に当選されました。  議場の出入口の閉鎖を解きます。  〔出入口閉鎖解除〕   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 次に、補充員の選挙を行います。  選挙すべき数は4人であります。  選挙は投票により行います。  議場の出入口を閉鎖いたします。  〔出入口閉鎖〕 ○議長(嶋村ただし) 議会局長出席議員数を改めて報告させます。  〔議会局長報告〕  出席議員 議長共105名 ○議長(嶋村ただし) 次に、投票並びに開票立会人を御指名申し上げます。        田  村  ゆうすけ 議員        小  林  大  介 議員        佐々木  正  行 議員        青  山  圭  一 議員        池  田  東一郎 議員        井  坂  新  哉 議員  以上、6名の方々にお願いいたします。  次に、書記に投票用紙を配付させます。  〔投票用紙配付〕 ○議長(嶋村ただし) ただいま配付いたしました用紙をもって投票用紙といたします。  念のため申し上げます。  投票用紙の配付漏れはございませんか。─配付漏れはないと認めます。  次に、投票記入の方法を申し上げます。  これは単記無記名投票であります。  投票用紙には被選挙人1名の氏名を自ら記載し、投票箱に投入願います。  立会人の方は、どうぞお立会いを願います。  次に、投票箱を改めさせます。  〔投票箱点検〕 ○議長(嶋村ただし) それでは、これから投票を行います。  議会局長の点呼によりまして、御投票を願います。  なお、本職も選挙権がありますので、最後にこの席から投票いたします。  点呼を行います。  〔議会局長 氏名を点呼・投票〕   ───────────────────────────────────────大  村     悠議員  桝     晴太郎議員  永  田  磨梨奈議員加  藤  ご  う議員  永  田  てるじ議員  菅  原  あきひと議員須  田  こうへい議員  すとう  天  信議員  上  野  たつや議員石  田  和  子議員  松  長  泰  幸議員  山  口  美津夫議員高  橋  延  幸議員  武  田     翔議員  田  村  ゆうすけ議員田  中  信  次議員  川  崎  修  平議員  神  倉  寛  明議員おざわ  良  央議員  ためや  義  隆議員  飯  野  まさたけ議員望  月  聖  子議員  佐々木  ナオミ議員  柳  瀬  吉  助議員市  川  さとし議員  佐  藤  圭  介議員  大  山  奈々子議員君  嶋  ちか子議員  池  田  東一郎議員  石  川     巧議員芥  川     薫議員  川  本     学議員  市  川  和  広議員山  本     哲議員  綱  嶋  洋  一議員  新  堀  史  明議員田  中  徳一郎議員  山  口  貴  裕議員  野  田  治  美議員脇     礼  子議員  米  村  和  彦議員  栄  居     学議員小  林  大  介議員  京  島  けいこ議員  石  川  裕  憲議員井  坂  新  哉議員  佐々木  ゆみこ議員  さとう  知  一議員楠     梨恵子議員  西  村  くにこ議員  谷  口  かずふみ議員藤  代  ゆうや議員  渡  辺  紀  之議員  原     聡  祐議員高  橋  栄一郎議員  あらい  絹  世議員  柳  下     剛議員細  谷  政  幸議員  河  本  文  雄議員  加  藤  元  弥議員中  村  武  人議員  古  賀  照  基議員  斉  藤  たかみ議員赤  野  たかし議員  浦  道  健  一議員  青  山  圭  一議員亀  井  たかつぐ議員  佐々木  正  行議員  渡  辺  ひとし議員小野寺  慎一郎議員  内  田  みほこ議員  国  松     誠議員杉  本     透議員  しきだ  博  昭議員  小  島  健  一議員いそもと  桂太郎議員  梅  沢  裕  之議員  桐  生  秀  昭議員市  川  よし子議員  岸  部     都議員  松  本     清議員長  友  よしひろ議員  北  井  宏  昭議員  菅  原  直  敏議員相  原  高  広議員  鈴  木  ひでし議員  藤  井  深  介議員森     正  明議員  土  井 りゅうすけ議員  杉  山  信  雄議員小  川  久仁子議員  持  田  文  男議員  竹  内  英  明議員作  山  ゆうすけ議員  長  田  進  治議員  松  田  良  昭議員牧  島     功議員  堀  江  則  之議員  てらさき  雄  介議員たきた  孝  徳議員  松  崎     淳議員  近  藤  大  輔議員くさか  景  子議員  曽我部  久美子議員  嶋  村  ただし議員   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 投票漏れはございませんか。─投票漏れはないと認めます。  投票箱を閉鎖いたします。  〔投票箱閉鎖〕 ○議長(嶋村ただし) それでは、ただいまから開票いたします。  書記に投票を計算させます。  〔開  票〕  〔書記 投票を計算〕 ○議長(嶋村ただし) 開票の結果を御報告申し上げます。    投票総数 105票    有効投票 105票    無効投票  0票    有効投票中 古澤 時衛君 39票          計屋 珠江君 30票          此村 善人君 16票          向笠 茂幸君 15票          高橋 克雄君 5票  以上の結果、地方自治法第118条の規定により、古澤時衛君、計屋珠江君、此村善人君、向笠茂幸君、以上4名の方々が補充員に当選されました。  議場の出入口の閉鎖を解きます。  〔出入口閉鎖解除〕   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 次に、日程第7から日程第14までの意見書案を一括して議題といたします。  意見書案の朗読は省略いたします。                            〔別冊154頁参照〕  お諮りいたします。  日程第7から日程第14までにつきましては、この程度で採決いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋村ただし) 御異議がないと認めます。  よって、採決いたします。  採決は区分して行います。  まず、日程第7、山口貴裕議員外12名提出 新型コロナウイルス感染症対策に係る地方財政措置拡充に関する意見書案、日程第8、原聡祐議員外12名提出 税関における人員確保等を求める意見書案、日程第9、原聡祐議員外12名提出 犯罪被害者等支援の充実を求める意見書案、日程第10、原聡祐議員外12名提出 預託法等の改正及び執行強化を求める意見書案、日程第11、小林大介議員外12名提出 林野関係予算の確保を求める意見書案、日程第12、高橋栄一郎議員外12名提出 不妊治療等への支援拡大を求める意見書案、日程第13、柳下剛議員外12名提出 中小企業支援策の更なる拡充を求める意見書案、以上の各意見書案に御賛成の方は、御起立を願います。  〔総員起立〕 ○議長(嶋村ただし) 総員起立により、以上、原案のとおり決しました。  次に、日程第14、井坂新哉議員外3名提出 核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書案に御賛成の方は、御起立を願います。  〔起立少数〕 ○議長(嶋村ただし) 起立少数により、本案は否決されました。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) 以上で、全日程を終了いたしました。  会議の結果につきましては、本職から関係方面に手続をいたします。   ─────────────────────────────────────── ○議長(嶋村ただし) これをもちまして、令和2年第3回神奈川県議会定例会を閉会いたします。  誠に御苦労さまでした。                  午後3時49分 閉会...