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12月21日-16号

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  1. 神奈川県議会 2018-12-21
    12月21日-16号


    取得元: 神奈川県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-16
    平成30年 第三回 定例会 △《本会議録-平成30年第3回-20181221-028414-諸事項-出席議員等議事日程-》         平成30年第3回神奈川県議会定例会会議録第16号〇平成30年12月21日 午後1時開議   ───────────────────────────────────────〇本日の出席議員 議長共102名       出 席 議 員                       綱   嶋   洋   一                       お ざ わ   良   央                       武   田       翔                       田   村   ゆうすけ                       米   村   和   彦                       中   村   武   人                       木 佐 木   忠   晶                       君   嶋   ち か 子                       古   賀   照   基                       高   橋   延   幸                       池   田   東 一 郎                       西   村   く に こ                       田   中   信   次                       川   崎   修   平                       神   倉   寛   明                       石   川       巧                       芥   川       薫                       川   本       学                       市   川   和   広                       山   本       哲                       い と う   康   宏                       斉   藤   た か み                       赤   野   た か し                       京   島   け い こ                       大   山   奈 々 子                       藤   井   克   彦                       佐 々 木   ゆ み こ                       石   川   裕   憲                       楠       梨 恵 子                       谷   口   かずふみ                       亀   井   たかつぐ                       新   堀   史   明                       瀬   戸   良   雄                       田   中   徳 一 郎                       山   口   貴   裕                       藤   代   ゆ う や                       渡   辺   紀   之                       原       聡   祐                       高   橋   栄 一 郎                       あ ら い   絹   世                       浦   道   健   一                       青   山   圭   一                       岸   部       都                       さ と う   知   一                       加   藤   な を 子                       井   坂   新   哉                       飯   田       満                       と う ま   明   男                       佐 々 木   正   行                       髙   橋       稔                       守   屋   てるひこ                       柳   下       剛                       八   木   大 二 郎                       細   谷   政   幸                       河   本   文   雄                       加   藤   元   弥                       内   田   み ほ こ                       長   田   進   治                       国   松       誠                       作   山   友   祐                       松   本       清                       てらさき    雄   介                       長   友   よしひろ                       北   井   宏   昭                       菅   原   直   敏                       杉   山   信   雄                       渡   辺   ひ と し                       小 野 寺   慎 一 郎                       赤   井   かずのり                       杉   本       透                       し き だ   博   昭                       小   島   健   一                       梅   沢   裕   之                       嶋   村   た だ し                       桐   生   秀   昭                       森       正   明                       土   井   りゅうすけ                       山   口   ゆ う 子                       た き た   孝   徳                       近   藤   大   輔                       日   下   景   子                       曽 我 部   久 美 子                       馬   場   学   郎                       中   村   省   司                       相   原   高   広                       藤   井   深   介                       小   川   久 仁 子                       持   田   文   男                       竹   内   英   明                       国   吉   一   夫                       松   田   良   昭                       鈴   木   ひ で し                       いそもと    桂 太 郎                       牧   島       功                       堀   江   則   之                       久 保 寺   邦   夫                       松   崎       淳                       高   谷       清                       茅   野       誠                       はかりや    珠   江                       齋   藤   健   夫                       大   村   博   信       説明のための出席者         知事            黒   岩   祐   治         副知事           中   島   正   信         同             浅   羽   義   里         同             首   藤   健   治         理事            山   口   健 太 郎         同             田   代   良   一         政策局長          楯   岡   信   一         総務局長          武   井   政   二         くらし安全防災局長     河   原   知   德         国際文化観光局長兼         拉致問題担当局長      河   合   宏   一         スポーツ局長        平   田   良   徳         環境農政局長        玉   木   真   人         福祉子どもらい局長    香   川   智 佳 子         健康医療局長兼未病担当局長 市   川   喜 久 江         産業労働局長        髙   澤   幸   夫         県土整備局長        鈴   木   祥   一         会計管理者会計局長    小   野       淳         ヘルスケア・ニュー         フロンティア推進統括官   金   井   信   高         労務担当局長        大 久 保   雅   一         マグカル担当局長兼         広報戦略担当局長      木   口   真   治         医務監           中   澤   よ う 子         エネルギー担当局長     花   上   光   郎         教育委員会教育長      桐   谷   次   郎         同  教育局長       田   中   和   久         同  県立高校改革担当局長 久   我       肇         教育監           折   笠   初   雄         警察本部長         古   谷   洋   一         警察本部総務部長      小   田   康   行         人事委員会事務局長     川   合       充         監査事務局長        小   宮   重   寿         労働委員会事務局長     出   口   満   美         公営企業管理者企業庁長   大   竹   准   一         企業庁企業局長       長 谷 川   幹   男   ───────────────────────────────────────       議会局出席者         議会局長          和   泉   雅   幸         議会局副局長兼総務課長   谷   川   純   一         同  議事課長       霜   尾   克   彦         同  政策調査課長     田   中   一   朗   ───────────────────────────────────────           平成30年第3回神奈川県議会定例会議事日程第16号                            平成30年12月21日午後1時開議第1 定県第 106号議案 平成30年度神奈川一般会計補正予算(第3号)   定県第 107号議案 同  年度神奈川水道事業会計補正予算(第1号)   定県第 108号議案 神奈川がん情報等の提供に係る手数料条例   定県第 109号議案 地方税法第37条の2第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例   定県第 110号議案 神奈川県議会議員及び神奈川県知事の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例   定県第 111号議案 事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例   定県第 112号議案 神奈川行政機関設置条例の一部を改正する条例   定県第 113号議案 神奈川文化財保護条例の一部を改正する条例   定県第 114号議案 工事請負契約の締結について(県営万騎ケ原団地公営住宅新築工事(3期-建築-第1工区)請負契約)   定県第 115号議案 工事請負契約の締結について(県営万騎ケ原団地公営住宅新築工事(3期-建築-第2工区)請負契約)   定県第 116号議案 工事請負契約の締結について(県営阿久和団地公営住宅新築工事(3期-建築-第3工区)請負契約)   定県第 117号議案 工事請負契約の変更について(横浜北部方面特別支援学校(仮称)校舎棟新築工事体育館改修工事建築-第1工区)請負契約)   定県第 118号議案 工事請負契約の変更について(横浜北部方面特別支援学校(仮称)校舎棟新築工事体育館改修工事建築-第2工区)請負契約)   定県第 119号議案 指定管理者の指定の変更について(塚山公園)   定県第 120号議案 指定管理者の指定の変更について(保土ケ谷公園)   定県第 121号議案 指定管理者の指定の変更について(三ツ池公園)   定県第 122号議案 指定管理者の指定の変更について(葉山公園及びはやま三ヶ岡山緑地)   定県第 123号議案 指定管理者の指定の変更について(湘南海岸公園)   定県第 124号議案 指定管理者の指定の変更について(相模湖公園及び相模湖漕艇場)   定県第 125号議案 指定管理者の指定の変更について(城ケ島公園)   定県第 126号議案 指定管理者の指定の変更について(恩賜箱根公園)   定県第 127号議案 指定管理者の指定の変更について(辻堂海浜公園及び湘南汐見台公園)   定県第 128号議案 指定管理者の指定の変更について(観音崎公園)   定県第 129号議案 指定管理者の指定の変更について(東高根森林公園)   定県第 130号議案 指定管理者の指定の変更について(相模原公園)   定県第 131号議案 指定管理者の指定の変更について(大磯城山公園)   定県第 132号議案 指定管理者の指定の変更について(七沢森林公園)   定県第 133号議案 指定管理者の指定の変更について(四季の森公園)   定県第 134号議案 指定管理者の指定の変更について(座間谷戸山公園)   定県第 135号議案 指定管理者の指定の変更について(秦野戸川公園及び山岳スポーツセンター)   定県第 136号議案 指定管理者の指定の変更について(津久井湖城山公園)   定県第 137号議案 指定管理者の指定の変更について(茅ケ崎里山公園)   定県第 138号議案 指定管理者の指定の変更について(あいかわ公園)   定県第 139号議案 指定管理者の指定の変更について(相模三川公園)   定県第 140号議案 指定管理者の指定の変更について(おだわら諏訪の原公園)   定県第 141号議案 指定管理者の指定の変更について(境川遊水地公園)   定県第 142号議案 和解について   定県第 143号議案 和解について   定県第 144号議案 当せん金付証票の発売について   定県第 145号議案 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所定款の変更について   定県第 147号議案 平成30年度神奈川一般会計補正予算(第4号)   定県第 148号議案 知事及び副知事の給与等に関する条例等の一部を改正する条例   定県第 149号議案 職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例   定県第 150号議案 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例   定県第 151号議案 学校職員給与等に関する条例等の一部を改正する条例   定県第 152号議案 任期付研究員採用等に関する条例及び任期付職員採用等に関する条例の一部を改正する条例   定県第 153号議案 職員の修学部分休業に関する条例及び職員の高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例   定県第 154号議案 県議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例   定県第 155号議案 介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例第2 請願第66号 「核兵器禁止条約の締結を求める意見書」採択についての請願   請願第67号 核兵器禁止条約推進について請願   請願第75号 神奈川県議会政務活動費領収書等県議会ホームページでの公開を求める請願   請願第76号 神奈川県議会政務活動費の指針」の見直しについての請願   請願第79号 神奈川県議会政務活動費指針見直しについての請願   請願第80号 神奈川県議会政務活動費の指針」の見直しについての請願   請願第81号 神奈川非核兵器県宣言の普及と核兵器禁止推進事業強化についての請願   請願第83号 神奈川県議会政務活動費の執行に当たっての請願   請願第84号 車両ナンバーを記載するよう「政務活動費の指針」を見直すことについての請願   請願第85号 請願陳情審議審査結果の取り扱いについての請願   請願第88号 医療ツーリズムの健全な発展と地域医療の確保について、国への意見書提出等を求める請願   請願第89号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」等の提出を求める請願   請願第90号-1 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願   請願第90号-2 同    件   請願第91号 教育費公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願   請願第92号 公立中学校完全給食の実施に向け、施設・整備等の補助を求める請願第3 委員会の調査について第4 定県第 156号議案 公害審査会委員の任命について第5 議員派遣について第6 青山圭一議員外12名提出 河川ごみ清掃促進のための制度整備に関する意見書案第7 田中徳一郎議員外12名提出 医療ツーリズムの健全な発展と地域医療の確保に係る国の総合的な取組を求める意見書案第8 田中徳一郎議員外12名提出 電話リレーサービス公的制度の創設を求める意見書案第9 田中徳一郎議員外12名提出 幼児教育・保育の無償化を踏まえた更なる質の確保・向上等を求める意見書案第10 田中徳一郎議員外12名提出 私立高等学校助成の一層の充実を求める意見書案第11 井坂新哉議員外3名提出 消費税増税の中止を求める意見書案第12 てらさき雄介議員外6名提出 廉価で良質な水道水安定供給の維持を求める意見書案第13 渡辺ひとし議員外4名提出 認知症施策の推進を求める意見書案   ─────────────────────────────────────── △《本会議録-平成30年第3回-20181221-028415-諸事項-諸報告-》    〔議会局長報告〕  出席議員 議長共100名 ○議長(桐生秀昭) ただいまから、本日の会議を開きます。   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) 本職あて文書が提出されておりますので、書記に朗読させます。  〔書記朗読〕   ───────────────────────────────────────                                 政総第1446号                               平成30年12月21日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                         神奈川県知事 黒 岩 祐 治議案の提出について 公害審査会委員の任命についての案件を別冊のとおり提出します。   ───────────────────────────────────────                                  人委第155号                                平成30年12月11日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                   神奈川人事委員会委員長 山 倉 健 嗣            条例案に対する意見について(回答) 平成30年12月10日付け神議第2051号により意見を求められました条例案について、次のとおり意見を申し述べます。                            〔本会議録別冊211頁参照〕   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) この際、申し上げます。  お手元にございますとおり、意見書案8件が提出されておりますので、ご了承を願います。  お手元にございますとおり、北井宏昭議員文書質問に対する答弁書の提出がありましたので、ご了承を願います。                            〔本会議録別冊192頁参照〕  地方自治法第199条第9項等の規定により、監査委員報告書が提出されておりますので、あらかじめ配付してありますから、ご了承を願います。  陳情審査結果報告書につきましては、お手元にございますので、ご了承を願います。   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) これより日程に従い、審議を行います。  日程第1、定県第106号議案 平成30年度神奈川一般会計補正予算外48件及び日程第2、請願第66号 「核兵器禁止条約の締結を求める意見書」採択についての請願外15件について、以上一括して議題といたします。  所管委員会から審査結果報告書が提出されておりますので、書記に朗読させます。                      〔請願審査結果 本会議録別冊168頁参照〕  〔書記朗読〕   ───────────────────────────────────────防災警察常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、平成30年12月10日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                   防災警察常任委員会委員長 佐々木 正 行   ───────────────────────────────────────国際文化観光・スポーツ常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、平成30年12月10日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿            国際文化観光・スポーツ常任委員会委員長 高 橋 栄一郎   ───────────────────────────────────────環境農政常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、平成30年12月10日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                   環境農政常任委員会委員長 青 山 圭 一   ───────────────────────────────────────厚生常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、平成30年12月10日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、次のとおり議決したので報告する。1 定県第106号議案、定県第111号議案及び定県第155号議案については、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した。2 その他の議案については、原案のとおり可決すべきものと決した。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                     厚生常任委員会委員長 田 中 徳一郎   ───────────────────────────────────────産業労働常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、平成30年12月10日の本会議において付託された定県第145号議案 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所定款の変更について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                   産業労働常任委員会委員長 赤 野 たかし   ───────────────────────────────────────建設・企業常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、平成30年12月10日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、次のとおり議決したので報告する。1 定県第106号議案、定県第119号議案、定県第120号議案、定県第121号議案、定県第122号議案、定県第123号議案、定県第124号議案、定県第125号議案、定県第126号議案、定県第127号議案、定県第128号議案、定県第129号議案、定県第130号議案、定県第131号議案、定県第132号議案、定県第133号議案、定県第134号議案、定県第135号議案、定県第136号議案、定県第137号議案、定県第138号議案、定県第139号議案、定県第140号議案及び定県第141号議案については、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した。2 その他の議案については、原案のとおり可決すべきものと決した。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                  建設・企業常任委員会委員長 藤 代 ゆうや   ───────────────────────────────────────文教常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、平成30年12月10日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                     文教常任委員会委員長 細 谷 政 幸   ───────────────────────────────────────総務政策常任委員会審査結果報告書 当常任委員会は、平成30年12月10日の本会議において付託された諸議案について慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                   総務政策常任委員会委員長 国 松   誠   ───────────────────────────────────────総務政策常任委員会請願審査結果報告書 当常任委員会は、本会議において付託された請願1件について慎重審査の結果  不採択とすべきもの      1件 以上別表のとおり議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                   総務政策常任委員会委員長 国 松   誠   ───────────────────────────────────────国際文化観光・スポーツ常任委員会請願審査結果報告書 当常任委員会は、本会議において付託された請願3件について慎重審査の結果  継続審査とすべきもの     3件 以上別表のとおり議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿            国際文化観光・スポーツ常任委員会委員長 高 橋 栄一郎   ───────────────────────────────────────厚生常任委員会請願審査結果報告書 当常任委員会は、本会議において付託された請願3件について慎重審査の結果  採択すべきもの        1件  不採択とすべきもの      1件  継続審査とすべきもの     1件 以上別表のとおり議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                     厚生常任委員会委員長 田 中 徳一郎   ───────────────────────────────────────文教常任委員会請願審査結果報告書 当常任委員会は、本会議において付託された請願2件について慎重審査の結果  継続審査とすべきもの     2件 以上別表のとおり議決したので報告する。  平成30年12月18日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                     文教常任委員会委員長 細 谷 政 幸   ───────────────────────────────────────議会運営委員会請願審査結果報告書 当委員会は、本会議において付託された請願7件について慎重審査の結果  継続審査とすべきもの     7件 以上別表のとおり議決したので報告する。  平成30年12月20日 神奈川県議会議長 桐 生 秀 昭 殿                    議会運営委員会委員長 いそもと 桂太郎   ─────────────────────────────────────── △《本会議録-平成30年第3回-20181221-028416-諸事項-討論-木佐木忠晶議員》 ○議長(桐生秀昭) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  木佐木忠晶君。  〔木佐木忠晶議員登壇〕(拍手) ◆木佐木忠晶議員 日本共産党神奈川県議団を代表して、本定例会に提案された定県第106号 平成30年度神奈川一般会計補正予算(第3号)を初め、29議案に対する所管常任委員会の審査結果に反対の立場から討論します。  まず、定県第106号 平成30年度一般会計補正予算(第3号)についてです。  この議案には、もみじ坂景観改善工事費が含まれています。景観改善が図られることについて、住民や利用者の意見や要望に基づいて行われるのであれば理解できます。しかし、今回の事業については、約2億円もかける事業にもかかわらず、利用者や関係者の意見・要望を聞くことなく進められており、進め方について甚だ疑問です。  また、緊急性という点からも、2019年ラグビーワールドカップに間に合わせるためにと、人件費や資材費が高騰しているこの時期に急いで工事を行うことが、税金の使い方として真に県民のためと言えるのか納得いく説明はなされていません。急坂の上にあるという立地も踏まえ、障害者や高齢者に対する配慮についても、じっくりと検討することが必要ではないでしょうか。  さらに、施策の優先順位という点からも問題があります。  今回、建設・企業常任委員会に、改修費に約2億円かかることから廃止の方針が示されている横浜市港北区の篠原園地のプールの存続を求める36団体から2,549筆の陳情が提出されました。  地域で障害児や幼児、小学校低学年の子供たちが安心して遊べるかけがえのない水場であるプールの廃止はすべきではありません。存続させるべきです。  地域住民からの切実な要望よりも、この事業が優先して進められることについて、到底賛成できません。優先性が不明な事業を優先するお金の使い方を改めるべきと考えますので、本議案には反対いたします。  次に、定県第119号から141号の23議案についてです。  これらは定県第106号議案とあわせて、都市公園法の改定で創設された公募設置管理制度、いわゆるPark-PFIを活用するために、準備期間が2年必要であるとして、現指定期間を2年間延長するというものです。  Park-PFIは、都市公園において、飲食店等の収益施設の設置・管理を行う民間事業者を公募により選定し、その収益を園路、広場等の公園施設の整備・管理に還元する制度とされています。  これについては、民間事業者が収益を追求し、公共施設である都市公園を都市開発の一部として自由に使用し、公園本来の機能が損なわれるような施設の設置や運営が懸念されています。住民の意見を反映するための仕組みもありません。  都市公園の設置目的から言っても、公が責任を持って住民に提供すべきものであり、公園の維持管理を利用者負担で賄おうとすることは、法の趣旨をゆがめることにつながります。こうした制度は神奈川県の県立公園に導入すべきではないと考えますので、反対いたします。  次に、定県第148号議案 知事及び副知事の給与等に関する条例等の一部を改正する条例、定県第154号議案 県議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例についてです。  これらの議案は、知事、副知事や議員などの特別職における期末手当の引き上げを行うものです。人事委員会の勧告に基づき一般職員の期末手当などが引き上げられますが、特別職については、既に十分な報酬や手当が現在も支払われており、一般職員と同じように考えるべきではありません。  県は、財政難を理由に住民の切実な要望を後回しにしておきながら、特別職の手当の引き上げを行うことは県民の理解を得られません。よって、これらの議案については反対いたします。  以上、主な理由を述べ、定県第106号、111号、119号から141号、147号、148号、154号、155号の29議案についての所管常任委員会における審査結果に反対する討論といたします。                               〔拍 手〕 △《本会議録-平成30年第3回-20181221-028417-諸事項-討論-柳下剛議員》   〔柳下 剛議員発言の許可を求む〕 ○議長(桐生秀昭) 柳下剛君。  〔柳下 剛議員登壇〕(拍手) ◆柳下剛議員 自由民主党神奈川県議会議員団を代表し、今定例会に提案された定県第106号議案 平成30年度神奈川一般会計補正予算案ほか諸議案等に対し、所管常任委員会における審議並びに審査結果を踏まえ、討論を行います。  初めに、教育委員会における障害者雇用対策の取り組みについてです。  我が会派は、教員の障害者雇用促進に係る総合的な環境整備について、議論の過程の中で意見書の提出を検討し、その趣旨及び内容について、全ての会派の賛同を得て、正副委員長に案文の調整が一任となりました。  しかし、その後、立憲民主党・民権クラブが、賛同を得た含意を根本的に覆すような文言の修正を求めてきた結果、意見書の件名及び案文に関して一致が見られず、提出に至りませんでした。  国への意見書は、その機を失することなく提出することが我々議会の使命でありますが、立憲民主党・民権クラブの不誠実な対応により、不調となったことは極めて遺憾であります。  我が会派としましては、障害者が能力や適性を発揮できるように適切な環境整備を進め、障害者雇用の旗振り役として積極的に対応していくことが重要であるという思いを強く持っているだけに、このような結果に至ったことは、返す返すも大変残念であります。  特に、教育現場における障害者雇用を拡充していくには、例えば、バリアフリーのさらなる推進や災害時の対応など、さまざまな工夫が必要です。  今後、県教育委員会は、教育現場の実態を国に伝えていくことを含め、障害者雇用のあり方について、どのように対応していくのか、しっかりと検討していく必要があるという我が会派の認識を改めて申し上げます。  次に、キャッシュレス都市(シティ)KANAGAWA宣言についてです。  現金による決済からキャッシュレス化が進めば、短時間でスムーズな買い物が可能となり、消費者にも、事業者にも会計上、効果・メリットが期待できます。その一方で、スマートフォンを利用しない高齢者や、小規模事業者には手数料等の面でデメリットが懸念され、配慮も欠かせません。  今後、民間企業、県民等をサポートしながら、県庁の内外にかかわらず、キャッシュレス化を着実かつ積極的に推進していくよう要望します。  また、今回の宣言に限らず、県民に大きな影響を及ぼす取り組みを行うときは、事前に議会に対し、丁寧な説明を行った上で議論を重ねることが重要です。県民にとって、よりよい取り組みとなるよう、しっかりと手続を踏んで進めていくことを要望します。  次に、NET119導入に向けた県の対応についてです。  我が会派から、電話リレーサービス公的制度の創設を求める意見書案を提案しましたが、聴覚や言語機能に障害のある方の安全・安心の確保を図ることは大変重要な取り組みです。県としても、共生社会の実現に向け、全庁的に取り組むべき課題です。  県内の全消防本部が早期に導入するよう働きかけるとともに、一日も早い登録を進める周知徹底をしていくことを要望します。  次に、東京2020オリンピック競技大会に向けた取り組みについてです。  本県で行われるセーリング競技大会を成功に導くには、艇の移動が重要課題の一つであり、既存艇を所有する湘南港利用者の協力が不可欠です。来年のテストイベントやワールドカップ、そして再来年の本大会を見据え、良好な信頼関係を今からしっかりと築くことが何よりも重要です。  そのような中、9月に行われたセーリングワールドカップシリーズ江の島大会の開催に当たって、江の島かもめ駐車場に艇を移動し、台風24号の被害を受けた大学等の皆さんは、日ごろから湘南港におけるセーリング活動の中核を担っている方々です。県として、支援する方針を明らかにしています。こうした方々の気持ちに寄り添い、しっかりと対応していくことを求めます。  次に、城ヶ島大橋無料化についてです。  水産業の振興と観光は車の両輪であり、地域の水産業に魅力があるからこそ、現地に行ってみたいという行動意欲が喚起されます。そうしたことにより、観光客数は増加し、ひいては将来の水産業の振興にもつながっていきます。  早期に城ヶ島大橋無料化を実現し、今後は地元と県がしっかり意思疎通を図り、一枚岩となって地域全体の活性化を進めていくことを強く要望します。  また、無料化が実現されると交通量がふえることが想定されます。施設の安全管理には、万全を期すことをあわせて要望いたします。  次に、医療ツーリズムに伴う地域医療への配慮についてです。  医療ツーリズムの推進が外国人の来日を誘引し、その後の観光による経済効果、あるいは日本の高度な医療システムを海外に展開していくための追い風となるなど、さまざまな面でプラスも多いと期待しているところです。  しかし、地域に必要な医師や看護師などの医療資源が医療ツーリズムの診療に割かれてしまうと、地域医療からはマイナスの影響を懸念する声もあります。  県では、昨年度末に「県保健医療計画」を改定し、現在、2025年に向けて、地域の医療提供体制をどのように築いていくのか、医療関係者を中心に活発に検討が進められています。地域医療の体制づくりにマイナスの影響を及ぼさないよう、慎重に地域の医療関係者の声を聞くことが重要です。  我が会派から、医療ツーリズムの健全な発展と地域医療の確保に係る国の総合的な取組を求める意見書案を提案したとおり、医療ツーリズム地域医療の両者を調和させるルールづくりについて、国と連携を図り、しっかりと取り組むよう要望します。  次に、待機児童対策と幼児教育無償化についてです。  待機児童の解消に向け、保育対策協議会で効果的な具体策を議論しているところですが、可能なものから速やかに実施していくことが重要です。  また、幼児教育無償化については、実施自体には異論はないものの、我が会派から、幼児教育・保育の無償化を踏まえた更なる質の確保・向上等を求める意見書案を提案したとおり、地方に過度の負担を強いることのないよう、また、認可外保育施設の質の確保など、実施に当たっての課題や対応について、市町村や保育現場の実情を踏まえて進めるよう、国に伝えることを要望します。  次に、産業技術短期大学校への外国人材の受け入れについてです。  現在、中小企業では専門能力を持った人材が不足し、中小企業が発展するチャンスをみすみす逃してしまいかねません。産業技術短期大学校の外国人材の受け入れに関して、県が制度改正に尽力されたことは高く評価します。  本年度、省令が改正され、同校の専門課程へ外国人材の受け入れが実現すれば、留学生が実践技術者として育成され、外国人という目線を生かしながら、将来は中核的人材として、中小企業の持続的発展に貢献するという重要な転換となります。  産業技術短期大学校で学ぶ留学生が、異国の地でなれない生活を送り、不安を抱えることなく、充実した学生生活を送れるよう、支援体制を整備することを要望します。  最後に、「県営住宅ストック総合活用計画」の見直しについてです。  県営住宅を新しく健康団地として再生する意義があり、厳しい財政状況の中で、国の支援や未利用地の売却等、さまざまな工夫をし、当活用計画を着実に進めることが最も重要です。  各団地が地域の核となる健康団地として再生されるよう、入居者や周辺地域住民、市町村等と連携して取り組んでいくことを要望します。  以上、意見・要望を申し上げ、今定例会に提案された諸議案等に関し、所管常任委員会の審査結果報告のとおり、賛成することを表明し、討論を終わります。                               〔拍 手〕 △《本会議録-平成30年第3回-20181221-028418-諸事項-討論-作山友祐議員》   〔作山友祐議員発言の許可を求む〕 ○議長(桐生秀昭) 作山友祐君。  〔作山友祐議員登壇〕(拍手) ◆作山友祐議員 立憲民主党・民権クラブ神奈川県議会議員団を代表し、本定例会に提案されました定県第106号議案 平成30年度神奈川一般会計補正予算ほか諸議案につきまして、所管常任委員会の審査結果を踏まえ、討論を行います。  まず、本県の財政状況についてです。  これまで我が会派は、中期的な財政計画や県債管理目標の必要性を訴えるなど、財政問題について数々の提言を行ってまいりました。それを受け、中期財政見通しの策定が進み、県債管理目標の改定が行われ、県債残高も減少に向かうなど、財政健全化の取り組みは一定の進展があったと認識しております。  一方、本県の平成31年度当初予算編成に向けては、約600億円の財源不足が見込まれており、財政運営の厳しさは変わっておりません。  県債管理目標の進捗状況につきましては、現時点でおよそ400億円強の規模で抑制のペースがおくれているとのことであります。  さらに、本県は多額の臨時財政対策債を発行しているほか、ここ2年は減収補填債も発行しているなど、このままでは目標達成は困難ということが、当該委員会での質疑を通じて明らかとなりました。  県債管理目標の達成は、今後の財政運営において、公債費の縮減を図っていく上でも大変重要なことでありますので、ぜひ、その達成に向けて努力を重ねていくよう求めます。  次に、高津県税事務所の移転についてです。  県の合同庁舎などがあった土地に新たな施設ができるということは、その地域にとっては大きな関心事であります。また、本事業は、県費負担実質ゼロで新たな施設が設置され、県民サービスを提供するとともに、地域の活性化にもつながるものと期待されておりますが、今回さまざまな要因で工期におくれが生じ、繰越明許費が設定されたことは残念であります。  今後は今まで以上に事業者との連携を密にし、近隣の状況やニーズにも配慮しながら、スムーズな県税事務所の移転に向け、引き続きしっかりと取り組んでいくよう求めます。  次に、水道法改正に関連することについてです。  水道法改正については、民間に売却できる運営権の範囲や内容が明確でないことや、その事業を請け負う主体が日本では目ぼしいことなど、詳細な制度設計を今後に委ねる内容になっています。  また、我が会派としては、コンセッション方式について、その制度の安全・安定性について議論がし尽くされたとは思えず、法制度として措置するには課題があるものと感じています。  健康医療局、企業庁双方が連携し、今後の状況を注視しつつ、安易に民間資本の導入には走ることなく、引き続き、県民に対する廉価な水の安定的な供給に努めるよう求めます。  次に、外国人専用の自由診療病院を川崎市内に設置する計画があることについてです。  医療ツーリズム自体を否定するものではありませんが、それは医療分野の国際貢献という視点で行われるもので、産業振興や経済政策に一貫して受けとめることには違和感があります。  特に、今回計画されている病院は、外国人専用かつ自由診療ということであり、日本と本県の医療にさまざまな影響を与える懸念もあります。ついては、地元の医療関係者や市民の懸念を受けとめ、川崎市と連携しながら、当該医療法人としっかり協議するよう求めます。  次に、平成30年度11月補正予算案(台風第24号関係)についてです。  台風のような自然災害の影響は農家のみならず、新鮮な地場産農畜産物の供給を受ける消費者にも及びます。安全・安心な農畜産物の安定供給のためにも、今定例会で計上した補正予算を有効に活用し、被災した農畜産業者の経営再建を着実に進めていくよう求めます。  また、農業用水は水田農家にとりまして最も大事な資源でありますから、来年の営農に支障を来すことのないように、国との調整を図りながら、着実にしっかりと復旧工事を実施していただくことをあわせて求めます。  次に、サテライトオフィスの設置促進についてです。  我が会派の代表質問で取り上げましたサテライトオフィスの設置促進について、知事からは、地元への経済効果や従業員の生産性の向上といった企業のメリットについて分析を進め、その結果やサテライトオフィスの具体的な活用事例などを示すことで、企業に設置を促していくとの前向きなご答弁をいただきました。  サテライトオフィスの設置促進は、働き方改革、ワーク・ライフ・バランス、多様な人材の活躍といった観点からも、重要な取り組みであります。サテライトオフィス導入のメリットの分析を進めるとともに、成功事例やモデル事業をわかりやすく発信していくよう求めます。  また、実際にサテライトオフィスを設置する可能性が高いのは、県内から通勤している方が多い東京の企業と考えられますので、県内だけではなく、東京の企業に対しても効果的な働きかけをされるよう求めます。  最後に、LINEを活用したSNSいじめ相談@かながわの実施結果についてです。  今回、試行的にSNSを使って中学生・高校生への相談事業を始めましたが、実施結果から見ますと、この事業が本当に必要としている子供たちに届いているとは思えません。  子供たちの小さな声を拾っていくためには、従来の顔と顔を合わせたやりとりや、電話相談だけではなく、SNSのような文字と文字のやりとりなど、時代に合わせてさまざまなツールを用いることが必要であります。  今回のSNS相談は、周知のやり方も含めて、まだまだ改善の余地があると考えます。子供たちにとって、使いやすく、気軽に利用できる相談ツールであると考えられますので、より充実した事業となるよう努めることを求めます。  以上、意見・要望を申し上げ、本定例会に付託されました諸議案について、賛成を表明し、討論を終了いたします。                               〔拍 手〕 △《本会議録-平成30年第3回-20181221-028419-諸事項-討論-日下景子議員》   〔日下景子議員発言の許可を求む〕 ○議長(桐生秀昭) 日下景子君。  〔日下景子議員登壇〕(拍手) ◆日下景子議員 本定例会に付託された定県第106号議案ほか諸議案について、かながわ国民民主党・無所属クラブ県議団を代表し、所管委員会の審査結果を踏まえて討論を行います。  初めに、定県第106号議案 一般会計補正予算案についてです。  県議会議員及び知事選挙に要する経費並びに選挙啓発推進費についてです。  来年は、12年に1度、統一地方選挙と参議院選挙が行われる年となります。言うまでもありませんが、選挙は住民が政治に参加し、主権者としてその意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会です。  しかしながら、昨今の投票率の低迷は、私たちに多くの問いを投げかけております。  今回、公職選挙法の一部改正に伴い、条例改正案が提出され、選挙運動のためのビラの作成費用の公費負担が認められることになります。  議員、知事、行政がともに有権者の投票参加を促進するために邁進しなければなりません。私たちも危機感を持ち、取り組んでまいりたいと思います。  次に、補正予算にある県立相模湖公園に関連して申し上げます。  県立相模湖公園内に設置されている県立相模湖漕艇場は、現在、コースの改修・整備を行っています。コースの規格を変更することにより、東京2020大会の事前キャンプの誘致など、本県のボート競技の振興が図られるとともに、相模湖周辺地域の活性化につながるものと期待しています。  今後は、ボート関係の大規模大会の誘致なども、今まで以上に地域と連携しながら、県としても主体的に取り組まれることを求めます。  あわせて、代表質問で取り上げました相模ダムの大規模改修事業に対する取り組みについてですが、大規模改修については、電気事業の役割や、ダムの歴史、重要性について、より多くの方々に理解を深めていただける開かれたダムとしての活用と地元の声を聞きながら、地域振興につながる取り組みとなるように求めておきます。  次に、農業経営体育成支援事業費についてです。  近年、台風が大型化し、さまざまな被害をもたらすとともに、本年は多くの台風が本土に上陸をするという脅威にさらされました。  今回の補正予算に提案された台風24号により被災された農業者に対して、農畜産物の生産に必要な施設の再建・修繕などを緊急的に支援することで、速やかな経営再建を後押しすることは極めて重要なことです。  本県を襲う台風によって漁業者も大きな被害を受けていることから、一次産業全体の対策強化を一層進めるように求めます。  次に、定県第144号議案 当せん金付証票の発売についてです。  本県財政は、平成31年度財政見通しにおいて、現段階でおおむね600億円もの財源不足が見込まれております。そのような中にあって、宝くじの収益金は本県の貴重な財源であり、31年度の販売総額を250億円以内とする内容です。  全国的に売り上げ、収益金ともに減少傾向でありますが、10月末から全面的にインターネットで宝くじが販売されるようになりました。宝くじの販売が低迷している中で、起爆剤となり得るものであり、宝くじ事務協議会と連携し、販売促進に取り組むよう求めます。  次に、定県第113号議案 神奈川文化財保護条例の一部を改正する条例についてです。  昨今、文化財の損壊などが全国的に報告される中、今回の条例改正にある罰則の強化は抑止効果があると考えます。改めて文化財保護の重要性について、子供たちや県民への周知を行うことを忘れずに、今後とも貴重な文化財の損壊などの防止に努めるように求めておきます。  最後に、文教常任委員会で審査された教員の障がい者雇用促進に係る総合的な環境整備を求める意見書案の不調について申し上げます。  提案者の説明と委員会内での議論を踏まえまして、私たちもその趣旨と内容について賛同したところです。  本県の教育現場の実情を鑑みると、障害のある教員に対応する地方への支援の仕組みの創設や、学校施設へのさらなるバリアフリー化の促進など、適切な環境整備の課題は枚挙にいとまがありません。なおかつ、神奈川県議会として、国への意見書を時期を逸することなく、早期に提出することは、私たち県議会の責務であります。  今回、委員会での全委員の賛同を受けて、意見書案文の一致を見るべく調整された正副委員長の対応は非常に真摯であり、一致に向けた熱意と尽力を感じました。  しかしながら、一致を見られなかった結果は極めて遺憾であります。政策の推進を求めることから、政局的な事態が生じたとするなら、県民不在のそしりは免れません。  改めて、教員の障害者雇用促進に係る総合的な環境整備の必要性が急務であることを強く主張しておきます。  以上、意見を申し上げ、ただいま提案されました諸議案のうち、請願第85号を除き、所管委員会の審査結果に賛成を表明し、討論といたします。  以上です。                               〔拍 手〕 △《本会議録-平成30年第3回-20181221-028420-諸事項-採決等-》
    ○議長(桐生秀昭) 以上で討論を終わります。  採決いたします。  採決は区分して行います。  まず、日程第1のうち、定県第154号議案について、所管委員会の報告どおり、原案にご賛成の方はご起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立多数により、原案のとおり決しました。  次に、定県第148号議案について、所管委員会の報告どおり、原案にご賛成の方はご起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立多数により、原案のとおり決しました。  次に、定県第106号議案、定県第111号議案、定県第119号議案から定県第141号議案まで、定県第147号議案及び定県第155号議案について、以上一括して所管委員会の報告どおり、原案にご賛成の方はご起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立多数により、以上、原案のとおり決しました。  次に、定県第149号議案及び定県第151号議案について、以上一括して所管委員会の報告どおり、原案にご賛成の方はご起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立多数により、原案のとおり決しました。  次に、ただいま議決になりました31件を除く日程第1の諸議案について、所管委員会の報告どおり、原案にご賛成の方はご起立を願います。  〔総員起立〕 ○議長(桐生秀昭) 総員起立により、以上、原案のとおり決しました。  次に、日程第2のうち、まず、請願第89号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」等の提出を求める請願について採決いたします。  本請願に対する所管委員会の報告は不採択でありますが、採択についてお諮りいたします。  請願第89号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」等の提出を求める請願について、採択することにご賛成の方はご起立を願います。  〔起立少数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立少数により、本請願は不採択と決しました。  次に、日程第2のうち、請願第91号 教育費公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願について採決いたします。  本請願に対する所管委員会の報告は不採択でありますが、採択についてお諮りいたします。  請願第91号 教育費公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願について、採択することにご賛成の方はご起立を願います。  〔起立少数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立少数により、本請願は不採択と決しました。  次に、日程第2のうち、請願第85号 請願陳情審議審査結果の取り扱いについての請願について、所管委員会の報告どおり決することにご賛成の方は、ご起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立多数により、所管委員会の報告どおり決しました。  次に、日程第2のうち、請願第66号、請願第67号、請願第75号、請願第76号、請願第79号から請願第81号まで、請願第83号、請願第84号、請願第90号-1、請願第90号-2及び請願第92号の各請願について、所管委員会の報告どおり決することにご賛成の方は、ご起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立多数により、所管委員会の報告どおり決しました。  次に、ただいま議決になりました請願15件を除く日程第2の請願について、所管委員会の報告どおり決することにご賛成の方は、ご起立を願います。  〔総員起立〕 ○議長(桐生秀昭) 総員起立により、所管委員会の報告どおり決しました。   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) 次に、日程第3、委員会の調査についてを議題といたします。  お諮りいたします。  日程第3につきましては、お手元にございます各委員会の報告どおり、今後、閉会中も引き続き調査を願うことにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桐生秀昭) ご異議がないと認めます。  よって、そのように決しました。  各委員会におかれましては、慎重調査の上、その結果のご報告を願います。   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) 次に、日程第4、定県第156号議案 公害審査会委員の任命についてを議題といたします。  議案の朗読は省略いたします。                            〔本会議録別冊164頁参照〕  知事の説明を求めます。  黒岩知事。  〔知事(黒岩祐治)登壇〕 ◎知事(黒岩祐治) ただいま提案しました公害審査会委員の任命についてですが、全委員が12月24日をもって任期満了となりますので、髙田礼子君を新たに任命するとともに、大島正寿君外10名については再任したく、公害紛争処理法第16条第1項の規定により、同意を求めるものです。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(桐生秀昭) お諮りいたします。  日程第4につきましては、この程度で採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桐生秀昭) ご異議がないと認めます。  よって、採決いたします。  さらに、お諮りいたします。  本件につきましては、一括して採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桐生秀昭) ご異議がないと認めます。  よって、一括して採決いたします。  日程第4、定県第156号議案 公害審査会委員の任命について、原案にご同意の方はご起立を願います。  〔総員起立〕 ○議長(桐生秀昭) 総員起立により、原案のとおり同意することに決しました。   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) 次に、日程第5、議員派遣についてを議題といたします。                            〔本会議録別冊237頁参照〕  お諮りいたします。  日程第5につきましては、この程度で採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桐生秀昭) ご異議がないと認めます。  よって、採決いたします。  日程第5につきましては、お手元にございます議員派遣案第56号及び第57号のとおり、派遣することにご賛成の方は、ご起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立多数により、そのように決しました。   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) 次に、日程第6から日程第13までの意見書案を一括して議題といたします。  意見書案の朗読は省略いたします。                            〔本会議録別冊183頁参照〕  お諮りいたします。  日程第6から日程第13までにつきましては、この程度で採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(桐生秀昭) ご異議がないと認めます。  よって、採決いたします。  採決は区分して行います。  まず、日程第6、青山圭一議員外12名提出 河川ごみ清掃促進のための制度整備に関する意見書案、日程第7、田中徳一郎議員外12名提出 医療ツーリズムの健全な発展と地域医療の確保に係る国の総合的な取組を求める意見書案、日程第8、田中徳一郎議員外12名提出 電話リレーサービス公的制度の創設を求める意見書案、日程第9、田中徳一郎議員外12名提出 幼児教育・保育の無償化を踏まえた更なる質の確保・向上等を求める意見書案、日程第10、田中徳一郎議員外12名提出 私立高等学校助成の一層の充実を求める意見書案、以上の各意見書案にご賛成の方はご起立を願います。  〔総員起立〕 ○議長(桐生秀昭) 総員起立により、原案のとおり決しました。  次に、日程第11、井坂新哉議員外3名提出 消費税増税の中止を求める意見書案にご賛成の方は、ご起立を願います。  〔起立少数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立少数により、本案は否決されました。  次に、日程第12、てらさき雄介議員外6名提出 廉価で良質な水道水安定供給の維持を求める意見書案にご賛成の方は、ご起立を願います。  〔起立少数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立少数により、本案は否決されました。  次に、日程第13、渡辺ひとし議員外4名提出 認知症施策の推進を求める意見書案にご賛成の方は、ご起立を願います。  〔起立多数〕 ○議長(桐生秀昭) 起立多数により、原案のとおり決しました。   ─────────────────────────────────────── △《本会議録-平成30年第3回-20181221-028421-諸事項-議長あいさつ・閉会-》 ○議長(桐生秀昭) 以上で、全日程を終了いたしました。  会議の結果につきましては、本職から関係方面に手続をいたします。   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) 平成30年第3回定例会の閉会に当たりまして、高い席からではございますが、一言ご挨拶を申し上げます。  本日の議事をもちまして、本年の会議は全て終了する運びとなりました。議員の皆様方におかれましては、諸議案並びに県政の諸課題につきまして、真剣かつ精力的にご審議を尽くされたことに対し、心より感謝と敬意を表します。  また、黒岩県知事を初めとする執行機関の皆様方におかれましても、ご尽力を賜りましたことを感謝申し上げます。  ここで、本年を顧みますと、全国各地でさまざまな自然災害に見舞われ、改めて自然の脅威とその影響の大きさを認識させられた年でありました。  被害に遭われた多くの方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、県議会としても、災害対策の機能強化を図り、自然災害から県民の生命と財産を守るために、今後も万全を期して取り組んでまいります。  一方、スポーツ競技においては、9月にセーリングワールドカップシリーズ江の島大会が開催され、日本チームが男女で金銀銅メダルを獲得するなど、大いに盛り上がりました。オリンピックの本番でのご活躍を期待しております。  こうした中、東京2020大会の開催まで残すところ1年半余りとなりました。県議会としても、大会の成功に向けて、できる限りの支援を行ってまいる所存でございます。  さて、県議会に目を向けますと、本年は県議会の憲法ともいうべき「神奈川県議会基本条例」が施行されて10周年を迎える極めて意義深い年でありました。  このような年に、ともに生きる社会の実現に向けて、議員みずからが先頭に立ち、障害者の立場に立って考え、行動できる技術を習得するため、県議会としてユニバーサルマナー研修を実施いたしました。ご協力ありがとうございました。  引き続き、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の浸透を図り、真の共生社会が実現できるよう、全力を尽くしてまいります。  本年も残すところ、あとわずかとなりました。時節柄、大変お忙しい時期とは思いますが、ご自愛の上、ご家族ともども新春を笑顔でお迎えくださいますようご祈念申し上げ、閉会に当たっての私の挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。                               〔拍 手〕   ─────────────────────────────────────── ○議長(桐生秀昭) これをもちまして、平成30年第3回神奈川県議会定例会を閉会いたします。  まことにご苦労さまでした。                  午後1時57分 閉会...