• "健康被害者救済"(/)
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  1. 東京都議会 1991-01-23
    1991-01-23 平成元年度_各会計決算特別委員会(第5号) 本文


    取得元: 東京都議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    午後一時十分開議 ◯清原委員長 ただいまから平成元年度各会計決算特別委員会を開会いたします。  本日は、局別審査のうち、中央卸売市場労働経済局、衛生局、清掃局の順で説明聴取及び資料要求を行います。  なお、質疑は後日行いますので、ご了承願います。  これより決算の審査を行います。  平成元年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  これより局別審査を行います。  中央卸売市場関係に入ります。  初めに、中央卸売市場長よりあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。 ◯青山中央卸売市場長 中央卸売市場長の青山和夫でございます。日ごろ、市場行政につきましてご指導、ご支援を賜っておりますことを厚く御礼申し上げます。  今後とも、事務事業の執行に当たりましては、職員一同、全力を尽くしてまいる所存でございますので、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。  引き続きまして、市場の幹部職員を紹介させていただきます。  管理部長小山孝之助君、業務部長の畠中勇君、築地市場再整備担当部長の村尾榮一君、整備計画担当部長の歌田和幸君、調整担当部長の西尾成就君です。最後に、当委員会との連絡に当たります総務課長の長沼友兄です。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。    〔理事者あいさつ◯清原委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。      ───────────── ◯清原委員長 次に、中央卸売市場関係決算について、理事者の説明を求めます。 ◯青山中央卸売市場長 平成元年度東京都と場会計決算の概要について、ご説明申し上げます。  中央卸売市場の会計は、中央卸売市場会計及びと場会計の二つに分けて経理しておりますが、このうち中央卸売市場会計につきましては、公営企業会計決算特別委員会でご審議いただきますので、当委員会では、と場会計の決算についてご審議をお願いするものでございます。
     このと場会計は、都民に対する食肉の安定供給を確保するため、屠畜解体事業を行う屠場の管理運営に要する経費を経理するものでございます。平成元年度決算額の総計といたしましては、歳入が四十二億六千六百七十三万余円、歳出が四十一億百六十六万余円となっており、差し引き一億六千五百七万余円を平成二年度に繰り越しております。  次に、決算額を予算現額に比べますと、歳入におきましては、予算現額四十九億六千四百二十九万余円に対し、収入済額は四十二億六千六百七十三万余円となり、差し引き六億九千七百五十六万余円の収入減で、予算現額に対する収入済額の割合は八五・九%となっております。収入減となりましたのは、主として使用料及び手数料の減及び国庫補助金、都債を翌年度に繰り越したことによるものでございます。  歳出におきましては、予算現額四十九億六千四百二十九万余円に対して、支出済額は四十一億百六十六万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は八二・六%となっております。なお、執行残額は、施設整備費の翌年度への繰越額六億五千六十六万余円及び不用額二億一千百九十七万余円でございます。  実施いたしました事業の主な内容について、ご説明いたします。  まず、屠畜解体事業でございますが、処理実績は、牛など大動物が八万三千六百余頭、豚など小動物が三十二万四千三百余頭、合計四十万八千余頭となっております。  次に、屠場施設整備についてでございますが、施設を安全で衛生的なものに建てかえるため、年度計画に従って整備を実施しております。平成元年度は、昭和六十三年度に引き続いて小動物施設の第二期工事を実施したほか、大動物係留所増設等の工事を行いました。  以上が平成元年度と場会計決算の概要でございます。  引き続きまして、管理部長から具体的な決算状況をご説明いたさせますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ◯小山管理部長 それでは、お手元の平成元年度東京都と場会計決算説明書によりご説明申し上げます。  一ページから三ページまでは決算の総括でございますが、ただいま市場長からご説明申し上げましたので、私からは決算の内容についてご説明申し上げます。  四ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、歳入でございますが、使用料及び手数料につきましては、予算現額八億六千七百七十九万余円に対し、収入済額は七億七千六百八万余円で、収入率は八九・四%となっております。このうち屠畜使用料は、大動物及び小動物の屠畜解体事業に係る使用料で、収入済額は七億七千五百二十三万余円でございます。収入率が八九・四%となりましたのは、屠畜解体処理実績の減によるものでございます。次の、屠場手数料は、家畜の屠畜証明に係る手数料収入等でございまして、収入済額は八十四万余円となっております。  五ページをごらんいただきたいと思います。  まず、国庫支出金でございますが、これは屠場施設整備に対する国庫補助金収入でございます。収入済額は四千四百八十万円で、収入率は二二・七%となっております。収入率が低かったのは、後ほど歳出のところでご説明申し上げますが、施設整備費の一部を次年度に繰り越したこと及び実績による減でございます。  次の、繰入金でございますが、これは屠場事業に対する一般会計からの繰入金でございまして、収入済額は三十一億八千八百九十五万余円で、収入率は一〇六・七%となっております。  六ページをお開きいただきたいと思います。  諸収入でございます。収入済額は四百八十六万余円でございます。内訳は、ごらんのとおり、預金利子、不用品売り払い代金及び次のページにございます雑入となっております。  次は、都債でございますが、施設整備費に対する屠場債収入で、収入済額は二億五千二百万円、収入率は二七・七%となっております。  なお、収入率が低くなりましたのは、主として施設整備費の予算の繰り越しによるものでございます。  八ページをお開きいただきます。  繰越金でございます。収入済額は三万余円となっております。  以上で、歳入の説明を終わり、引き続いて、歳出に入らせていただきます。  九ページをごらん願います。まず、管理費でございますが、これは屠場事業管理運営に要した人件費でございます。支出済額は二十億九千八百九万余円で、執行率は九九・三%となっております。  一〇ページをお開き願います。運営費でございます。これは屠場施設の維持管理及び屠畜解体作業に要した経費でございまして、支出済額は十億七千五百三十一万余円で、執行率は九一・八%となっております。  一一ページをごらん願います。施設整備費でございます。これは屠場施設の整備に要した経費でございまして、支出済額は四億六千三百万余円で、執行率は三九・四%となっております。屠場施設につきましては、年次計画に従って整備を実施しておりますが、平成元年度は、小動物棟建設第二期工事を行いました。その他の工事といたしまして、大動物係留所の増設工事及び汚水処理場設備改修工事等を実施いたしました。  なお、小動物棟建設工事の実施に当たりましては、関係団体との協議に日時を要したため、六億五千六十六万余円を平成二年度へ繰り越しいたしました。  次の、公債費会計繰出金は、屠場事業に係る都債の元金償還及び利子等の支払いに要した経費でございます。支出済額は四億六千五百二十四万余円で、執行率は九二・三%となっております。  以上をもちまして平成元年度と場会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ◯清原委員長 説明は終わりました。  この際、資料要求のある方は、発言を願います。 ◯野村委員 屠場施設整備の全体計画を見せていただきたいと思います。  それから、各年度ごとに、もう既に済んでおりますところの実績もあわせてお願いいたします。  以上です。 ◯清原委員長 ただいま野村委員から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯清原委員長 異議なしと認めます。  理事者においては委員と調整の上、提出願います。  以上で中央卸売市場関係を終わります。      ━━━━━━━━━━ ◯清原委員長 労働経済局関係に入ります。  初めに、労働経済局長より、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。 ◯中山労働経済局長 労働経済局長の中山でございます。  委員長初め諸先生方には、当局の事務事業につきまして、平素から特段のご指導を賜りまして、厚く御礼申し上げます。今後とも、事務事業の推進に当たりましては、一層の努力をいたす所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。  続きまして、お手元の名簿に従いまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。  まず、次長の大貫浩良君でございます。総務部長の赤木博君でございます。労政部長の中村弘君でございます。高齢者対策室長の大川亮君でございます。職業安定部長小倉修一郎君でございます。職業能力開発部長の岡崎邦吉君でございます。雇用保険部長の和田八十二君でございます。商工計画部長の徳永春雄君でございます。商工振興部長の町田實君でございます。農林水産部長の稲垣明郎君でございます。同和対策担当参事の上野学君でございます。家内労働対策担当参事の吉松峰男君でございます。中小企業振興対策担当参事の大高常雄君でございます。農林漁業技術改善担当参事の中島嗣郎君でございます。さらに、当委員会との連絡に当たります企画室企画担当課長の島田峯紀君でございます。総務課長の長沼知行君でございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。    〔理事者あいさつ◯清原委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。      ───────────── ◯清原委員長 次に、労働経済局関係決算について理事者の説明を求めます。 ◯中山労働経済局長 お手元に配布申し上げおります平成元年度決算概要に基づいて説明をさせていただきます。  平成元年度決算の審議に当たり、労働経済局事務事業並びに決算の概要についてご説明申し上げます。  平成元年度の我が国経済は、設備投資、個人消費に牽引され、景気は前年に引き続き拡大傾向の中で推移したものの、内需主導型産業構造への転換や市場開放、労働時間の短縮など、中小企業の経営や勤労者を取り巻く環境は大きな転換期にありました。このような状況を踏まえ、都政の重要課題であるマイタウン東京構想の実現にとって重要な分野を担う労働経済局といたしましては、経済社会環境の変化に適切に対応した雇用の安定と勤労者の地位の向上及び中小企業農林水産業育成振興を図るため、多岐にわたる施策を積極的に推進いたしました。  以下、実施いたしました施策の概要について申し上げます。  第一に、労働対策でございます。まず、勤労者の地位の向上と福祉の推進を図る施策としては、労働相談、労働教育を初め中小企業勤労者福祉サービスセンターに対する助成のほか、労働時間短縮の普及啓発を図り社会的機運の醸成と合意の形成に努めました。職業能力の開発、向上のための施策としては、ニーズを踏まえた多様な職業訓練を実施するとともに、品川校の改築や八王子校の調査設計を行いました。安定した職業の確保を図るための施策としては、厳しい雇用環境にある中高年齢者、障害者、婦人等の雇用の確保を図るため、高齢者職業相談所の運営を初め、求人開拓や迅速、的確な職業紹介に努めました。高齢者就業対策としては、区市町村のシルバー人材センターに対する助成とともに、高齢者就業総合センター、仮称でございますが、の設置に向けて、就業システムの開発を促進いたしました。  第二に、中小企業対策でございます。産業構造転換円滑化対策としては、技術、デザイン開発や新販路開拓事業に対する助成を初め、下請企業の自立化、専門化事業に対する助成、さらに中小企業振興基金を活用して融合化事業を支援するなど、中小企業の経営の安定に努めました。地場産業振興施策としては、環境の変化に適応した地場産業伝統工芸品産業を育成するための指導助成を行うとともに、食品技術センターの建設工事を平成二年度の開設に向けて促進してまいりました。地域産業振興施策としては、東京の産業の活力を維持発展させるため、地域産業振興ビジョンの策定を行うとともに、葛西地域の産業拠点の形成に向けて、基本計画の策定を進めてまいりました。  また、中小企業の総合的な相談指導や異業種交流等の拠点となる地域中小企業振興センターにつきましては、城東センターの建設に着手いたしました。小規模企業経営安定施策としては、商工会等の経営指導員を増員するなど、経営指導体制の充実を図るとともに、財団法人東京中小企業振興公社を通じて、下請企業の仕事の確保と取引条件の改善、向上に努めました。経営、技術の改善指導の施策としては、経営の診断や研修、試験研究指導技術者養成等を実施して、中小企業の経営、技術の向上に努めました。また、中小企業の総合的な情報提供体制の充実を図るため、中小企業情報ネットワークの整備を推進いたしました。小売商業対策としては、モデル商店街づくりや区市町村が行うコミュニティ商店街事業への助成を初め、新たに、中小企業振興基金を活用して、未組織商店街が行う環境整備事業に助成するなど、商店街の活性化を推進いたしました。  また、東京テレポートタウン有明南地区に整備する国際展示場につきましては、地質調査や基本設計等を実施いたしました。金融の円滑化のための施策としては、制度融資につきましては、融資目標を拡大するほか、貸付期間の延長や融合化資金消費税事務改善資金の創設を図り、一兆七千五百三十九億円の融資を行いました。施設改善資金につきましても、融資枠や対象業種の拡大を図り、百六十三億円の融資を行いました。  第三に、農林水産対策についてでございます。まず、農業経営の安定を図るための施策といたしましては、都市農業基本構想の策定を進めるとともに、野菜生産対策都市地域農業生産団地育成事業を引き続き実施いたしました。また、山村、島しょ地域につきましても、農業基盤整備事業や施設の近代化を推進いたしました。林業経営の安定を図る施策としては、造林、間伐に対する助成、林道の整備とともに、都民の森の建設や林業体験林の整備を促進してまいりました。また、財団法人東京森林整備公社に森林を守る都民基金を創設し、都民の貴重な財産である森林の保全育成に努めました。水産業経営の安定を図る施策としては、漁場改良や施設の近代化を進めるとともに、大島町に設置する栽培漁業センターについて、用地造成等を行ってまいりました。  以上の諸施策にかかわる一般会計歳入歳出決算総額は、歳入では、収入済額千三百三十八億千七百三万六千百二十六円、収入率八二・二%、歳出では、支出済額二千六百九億五千八百三十四万三千五百八十五円、翌年度繰越額八千五百六十四万五千円で、執行率九七・五%となっております。翌年度繰越額は、積雪等により工事が遅延した林道整備事業等の一部を翌年度に継続実施するために要する経費でございます。  次に、特別会計でございますが、中小企業近代化資金助成会計では百六十億千七百三万円、農業改良資金助成会計では一億二千九十八万六千円、林業改善資金助成会計では三千四百万円、沿岸漁業改善資金助成会計では四千万円の貸付を、それぞれ実施いたしました。  以上をもちまして、簡単ではございますが、平成元年度決算概要の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。  なお、詳細につきましては引き続き総務部長からご説明申し上げます。 ◯赤木総務部長 それでは、私からは資料に基づきましてご説明申し上げます。  お手元にお配りいたしてございます労働経済局にかかわる決算関係資料は、一般会計と四つの特別会計決算説明書、合計五冊でございます。  まず、一般会計からご説明申し上げますが、事項が多岐にわたりますので、重点的に説明させていただきます。  資料の東京都一般会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。三ページから五ページまでは決算の総括でございますが、ただいま局長からご説明申し上げましたので、七ページの歳入からご説明を申し上げます。  まず、九ページから一三ページにわたりましては、使用料及び手数料でございます。これは、向上訓練授業料等の使用料及び一一ページから一三ページに記載してございますような各種手数料を収入したもので、収入率は七〇・八%、六億九百余万円の収入減となっております。収入減の大部分は、一二ページの下段の増減額説明欄に記載してございますように、輸出信用補償におけるてん補契約の実績減によるものでございます。  次に、一四ページから一七ページは国庫支出金でございます。収入率八八・六%で、十三億七千四百余万円の収入減となっておりますが、これは、失業対策事業等事業実績減林道整備事業等国庫補助金の減額、生涯能力開発給付事業等事業実績による減などによるものでございます。  一八ページから二〇ページにかけましての財産収入は、地所賃貸料や利子及び配当金等を収入したもので、収入率は一一一・八%でございます。  次に、二一ページは繰入金でございます。これは、中小企業近代化資金助成会計などの特別会計及び中小企業振興基金から一般会計への繰入金を収入したもので、収入率は九九・一%でございます。  二二ページから三一ページにわたりましては、諸収入でございまして、収入率は八一・六%、二百六十九億六千九百余万円の収入減となっております。この主なものは、二三ページの貸付金元利収入のうち中小企業融資資金の収入減によるものでございまして、これは、消費税対応資金及び消費税事務改善資金融資実績が計画を上回ったため、原資の預託期間を延長したことによるものでございます。  以上が歳入の状況でございます。  引き続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  三五ページをごらんいただきたいと存じます。第八款、労働経済費でございまして、歳出予算現額二千六百七十五億九千三百万五千円に対しまして支出済額は二千六百八億二千百七十五万三百八十八円、翌年度繰越額八千五百六十四万五千円、不用額六十六億八千五百六十万九千六百十二円でございまして、執行率は九七・五%となっております。  以下、事項別にご説明申し上げます。  まず、三五ページから三六ページにかけての労働経済管理費でございます。労働経済行政管理事務及び職員費等に要した経費でございまして、執行率は九六・二%でございます。  次に、三七ページから三九ページにかけての労政費でございますが、執行率九四・四%で、不用額は三億二千八百余万円となっております。  三八ページの労使関係費は、労使関係の近代化を助長するために要した経費で、執行率は九一・二%でございます。  三九ページは、勤労者福祉対策中小企業従業員融資等に要しました労働福祉対策費で、執行率九二・七%となっております。不用額の主なものは、北京市側の事情により、勤労青年洋上セミナーの派遣を取りやめたことによるものでございます。  四〇ページから四四ページまでは高齢者対策費で、執行率八五・八%、不用額六億一千九百余万円となっております。このうち、四一ページは一局齢者就業対策費で、シルバー人材センターの指導、助成等に要した経費でございまして、執行率九四・二%でございます。  また、四二ページの失業対策事業費は、執行率八五・三%、四三ページの簡易失業対策事業費は七五・二%の執行率となっておりますが、不用額は、いずれも就労人員の実績による残等でございます。  次に、四五ページから四八ページは職業能力開発費でございまして、執行率九一・九%、不用額九億四千二百余万円となっております。このうち、四六ページの公共職業訓練費は、養成訓練など公共職業訓練事業等に要した経費でございまして、執行率は八八・六%、不用額は、訓練実績による残等でございます。  四八ページの能力開発振興費は、民間における職業能力開発の振興を図るために要した経費でございまして、執行率八四・六%でございます。不用額五億七百余万円の主なものは、能力開発給付金等の給付実績による残でございます。  次に、四九ページから五一ページまでは職業安定費でございまして、執行率八六・七%となっております。  五〇ページの雇用調整費は、中高年齢者障害者等就職促進対策に要した経費で、執行率は八〇・七%でございます。不用額一億三千六百余万円の主なものは、第三セクター方式による重度障害者多数雇用事業所につきまして、民間企業との調整が整わず設立できなかったことによるものでございます。  五一ページの雇用奨励費は、旦雇い労働者の雇用の安定を図るために要した経費で、執行率九七・七%でございます。  次に、五二ページから五七ページにかけましては商工業振興費でございます。支出済額二百九十六億九千六百余万円、執行率九五・三%となっております。  まず、五三ページから五四ページにわたりましては経営指導費でございまして、産業構造転換円滑化支援指導など中小企業の経営の安定を図るための事業に要した経費でございまして、執行率は九六・九%となっております。  五五ページの技術指導費は、中小企業の技術の向上を図るため、技術の開発研究、指導及び助成に要した経費でございますが、執行率は八四・五%となっております。不用額は、工業技術センター等国庫支出金の減額による残等でございます。  五六ページは、中小企業組織化指導等に要しました組織化指導費で、執行率九八・九%でございます。  五七ページの販路対策費は、中小企業製品の販路拡張を図ろため、各種見本市への参加等に要した経費でございまして、執行率は八七・三%、不用額は、国際展示場整備に係る経費の実績による残などでございます。  次に、五八ページから六一ページは金融事業費でございまして、支出済額一千八百十六億九千八百余万円、執行率九九・三%となっております。  まず、五九ページの融資促進費でございますが、中小企業の金融の円滑化を図るため、制度融資等に要した経費で、執行率九九・七%でございます。  六〇ページの設備資金貸付費は、中小企業の設備等の改善を図るため、融資あっせん事業に要した経費で、執行率は九七・五%でございます。  六一ページは中小企業近代化資金助成会計繰出金でございまして、高度化資金の貸付実績により、八三・〇%の執行率となっております。  次は、六二ページから六八ページまでの農林水産費でございます。執行率九三・二%、不用額十一億三千五百余万円となっております。  まず、六三ページの農業費は、農業団体の指導、農業基盤整備事業等に要した経費でございまして、執行率は九四・〇%となっております。  六四ページの林産費は、林産業の振興を図るため、林道の開設、改良、造林奨励等に要した経費で、八九・六%の執行率となっております。不用額は、森林の雪害復旧事業等国庫支出金の減額等によるものでございます。  なお、翌年度繰越額八千五百余万円は、積雪等により遅延した林道の開設、改良等の工事の一部を平成二年度に継続実施するため繰り越しするものでございます。
     六五ページの水産費は、島しょを中心とする水産業の振興等に要した経費でございまして、執行率は九四・一%となっております。  六六ページの緑化推進費につきましては、緑化を推進するため、苗木の生産配布等に要した経費でございまして、九五・七%の執行率となっております。  六七ページの農林災害復旧費は、農地、農業用施設等の災害復旧に要した経費で、七三・二%の執行率となっております。不用額は、治山施設災害復旧事業等の実績による残などでございます。  六八ページの小笠原振興費は、小笠原諸島の農林水産業の振興を図るため、農業基盤整備事業漁業振興施設整備事業等に要した経費で、執行率九七・二%となっております。  次に、六九ページから七〇ページの施設整備費でございますが、これは、当局所管の職業技術専門校、農業試験場など試験研究機関等の諸施設の整備に要した経費でございまして、支出済額八十五億九千余万円、執行率は九二・六%となっております。  次は、七一ページの、第十九款、諸支出金でございますが、これは、輸出信用補償てん補金回収金の過誤納分の返還金等でございます。  以上が一般会計でございます。  引き続きまして、特別会計についてご説明申し上げます。  まず、東京都中小企業近代化資金助成会計でございます。  お手元の資料、東京都中小企業近代化資金助成会計決算説明書の二ページをごらんいただきたいと存じます。  左側の歳入でございますが、本会計の歳入は、ごらんいただきますように、六つの款から成っておりまして、二十七億二千百余万円の収入減で、収入率八八・七%でございます。収入減となった主な理由は、高度化資金の貸付実績に伴う都債の減等によるものでございます。  三ページは歳出でございます。高度化資金の貸付実績が計画を下回ったことなどによりまして、執行率は八七・六%となっております。  次は、東京都農業改良資金助成会計でございます。  決算説明書の二ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございますが、本会計の歳入は五つの款から成っておりまして、収入率は一〇〇・一%でございます。  三ページの歳出につきましては、執行率九九・四%となっております。  次に、東京都林業改善資金助成会計でございます。  決算説明書の二ページをお開きいただきたいと存じます。まず歳入でございますが、本会計の歳入は五つの款から成っておりまして、収入率は一一四・二%でございます。  三ページの歳出につきましては、執行率九九・八%となっております。  最後に、東京都沿岸漁業改善資金助成会計でございます。  決算説明書の二ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございますが、本会計の歳入も、ごらんいただきますように、五つの款から成っておりまして、収入率は一一七・一%でございます。  三ページの歳出につきましては、執行率九九・九%となっております。  以上、まことに簡単な説明でございますが、平成元年度労働経済局関係の決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ◯清原委員長 説明は終わりました。  この際、資料要求のある方は発言を願います。 ◯宮尾委員 一点だけお願いしたいと思うのですが、事業転換円滑化助成ということで、これを見ますと、執行率が六十二年度一五%、六十三年度三・三、平成元年度がちょうど六・七%というふうになっているんですけれども、かなり低調に推移をしている。その原因と対策につきまして、わかりやすい資料がございましたら、お願いしたいと思います。 ◯野村委員 今のと同じ事業転換円滑化事業の実績について、六件ございますが、その事例を具体的にお示しいただきたいと思います。  それから、同和対策事業のおのおのの実績を、一般施策との対比でお示しいただきたいと思います。  次に、女性労働ですが、夜間に及ぶものも含めて、夜間就業実態と子供の処遇実態のわかるものをできましたらお示しいただきたいと思います。  最後に、労働委員会委員の名簿、前回と今回について、選出の基準も含めてお示しいただきたいと思います。 ◯鈴木委員 ご面倒をかけますけれども、伊豆諸島、伊豆七島のいわゆる漁業の振興ということで、水産業の振興対策ですね、これ具体的に説明できるような資料をお願いしたいと思います。  それから、小笠原振興費の方ですけれども、農業、漁業の振興施設整備費ということで出ておりますが、これも実績を具体的に説明できるものを出していただきたいと思います。  あわせて、小笠原の場合、林道を開発整備をやってますが、現状大体どの程度まで終わったのか、この辺を説明できる資料をぜひご提出願いたいのです。 ◯清原委員長 ただいま、鈴木副委員長、宮尾理事、野村委員から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯清原委員長 異議なしと認めます。理事者においては各委員と調整の上、提出願います。  以上で労働経済局関係を終わります。      ━━━━━━━━━━ ◯清原委員長 衛生局関係に入ります。  初めに、衛生局長よりあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。 ◯大坪衛生局長 衛生局長の大坪でございます。清原委員長を初め委員の先生方には、当局の事務事業につきまして、常日ごろからご指導、ご鞭撻を賜りまして、まことにありがとうございます。  また、本日からは、平成元年度の一般会計決算につきましてご審議をいただくことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、私から、衛生局の幹部職員を紹介させていただきます。  まず、技監の長崎護君、理事の小山幸孝君、総務部長の樋口正明君、健康推進部長の石館敬三君、生活環境部長の松本淳君、医療計画部長の村田篤司君、医療福祉部長の高橋邦夫君、薬務部長の角田和也君、病院事業部長の片岡裔君、企画担当参事の日高由央君、環境衛生技術担当参事の吉田義夫君、地域病院、リハビリテーション病院担当参事の海老江成治君、経営改善、病院建設整備、病院情報システム担当参事の内田信雄君、本委員会との連絡に当たります総務課長の大矢實君でございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。    〔理事者あいさつ◯清原委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。      ───────────── ◯清原委員長 次に、衛生局関係決算について、理事者の説明を求めます。 ◯大坪衛生局長 平成元年度東京一般会計決算のうち、衛生局所管分につきまして、その概要をご説明申し上げます。  衛生局は、都民の生命と健康を守ることを使命として、都民の日常生活に密着した広範な分野にわたる各種施策を実施しております。  まず、決算の状況でございますが、歳入におきましては、収入済額が百七十四億四千八百万余円で、予算現額百八十九億八千二百万余円に対し、収入率は九一・九%でございます。また、歳出におきましては、支出済額が一千二百四十七億一千四百万余円で、予算現額一千三百四十四億三千七百万余円に対し、執行率は九二・八%となっております。  それでは、衛生局事業の執行概要につきまして、健康の保持増進、生活環境面の安全確保、保健医療の提供、保健医療を支える基盤の四分野に分類してご説明申し上げます。  第一に、健康の保持増進の分野に関する事業についてでございますが、まず、健康づくり対策といたしまして、土地信託方式により新宿区歌舞伎町に建設を進めております東京都健康プラザの基本設計等を行いました。本施設は、都民の健康づくりを総合的に推進するための中核施設として平成五年度に開設する予定となっております。  次に、高齢保健対策といたしましては、多摩地域におけるがん対策を充実するため、府中病院敷地内において多摩がん検診センターの建設工事を行うとともに、区市町村が行う老人保健事業に対する補助などの事業を実施いたしました。なお、多摩がん検診センターは、昨年七月に開設いたしました。  また、心身障害児対策といたしましては、重症心身障害児の受け入れと在宅援護の充実を図るため、東大和市桜ケ丘に建設工事を進めております重症心身障害児施設の用地取得、基本設計などを行いました。  さらに、精神保健対策といたしましては、多摩地域における精神保健対策を充実するため、多摩市落合に建設工事を進めております多摩総合精神保健センター(仮称)の用地取得、基本設計を行いました。  また、精神科救急、痴呆性老人精神科専門病棟の整備、共同作業所及び福祉ホームに対する運営費補助などの事業を実施いたしました。  このほか、妊産婦、乳幼児健康診査等の母子保健対策、大気汚染健康障害者に対する医療費公費負担等の公害保健対策、在宅難病患者に対する訪問診療等の特殊疾病対策などの事業を実施いたしました。  第二に、生活環境面の安全確保の分野に関する事業についてでございますが、食品保健対策といたしまして、飲食店や食品製造、販売業等に対する許認可、監視指導、残留農薬検査及び放射能検査等の輸入食品対策、生鮮食品の検査などの事業を実施いたしました。  また、環境衛生対策といたしまして、理美容業、公衆浴場業等の各種営業施設に対する許認可、監視指導、動物愛護活動などの事業を実施いたしました。  さらに、薬事衛生対策といたしまして、薬局、医薬品、麻薬、覚せい剤等に係る許認可、監視指導などの事業を実施いたしました。  第三に、保健医療の提供の分野に関する事業についてでございますが、救急医療対策といたしまして、休日診療、夜間診療、脳神経外科や熱傷等の特殊救急医療、救命救急センター等の運営、整備に対する補助などの事業を実施いたしました。  また、医療対策といたしましては、リハビリテーション医療の確保を図るため、墨田区の白鬚東防災拠点内においてリハビリテーション病院の建設工事を行うとともに、民間病院の専門病床整備に対する補助などの事業を実施いたしました。なお、リハビリテーション病院は、昨年五月に開設いたしました。島しょ医療につきましては、医師の確保に努め、巡回診療班を派遣するなどの事業を実施いたしました。地域医療の中核的役割を担う地域病院の整備につきましては、葛飾区亀有において東部地域病院の建設工事を行うとともに、平成五年度に多摩市落合に開設を予定しております多摩南部地域病院(仮称)の用地取得、実施設計などを行いました。なお、東部地域病院は、昨年七月に開設いたしました。さらに、血液対策といたしまして、献血組織の育成、血液センターの整備に対する補助などの事業を実施いたしました。  最後に、保健医療を支える基盤の分野に関する事業でございますが、保健所の運営、整備につきましては、多摩、島しょ地域の十七保健所におきまして、地域住民の日常生活に密着した保健衛生事業を実施いたしました。また、多摩市永山において多摩保健所の建設工事を行いました。なお、当保健所は、多摩市及び稲城市を所管区域として、昨年八月に開設いたしました。  看護婦確保対策といたしましては、保健医療体制を支える医療従事者の確保を図ろため、資質の高い医療技術者の養成を目指した医療技術短期大学及び看護専門学校九校の運営を行うとともに、看護婦養成施設に対する運営費補助、修学資金の貸与などの事業を実施いたしました。  衛生局所管の児童福祉施設の運営事業といたしましては、肢体不自由児施設四、虚弱児施設一、重症心身障害児施設一の計六カ所の運営を行いました。  研究所の運営につきましては、衛生研究所におきまして、公衆衛生に関する行政検査、調査研究等の事業を実施したほか、財団法人の神経科学総合研究所、精神医学総合研究所及び臨床医学総合研究所の医学系三研究所に対し運営費の助成を行いました。  以上が、平成元年度東京一般会計決算のうち、衛生局所管分の概要でございます。今後とも都民の生命と健康を守るため、衛生局職員一同全力を挙げて施策の推進に取り組んでまいる所存でございます。  なお、決算の詳細につきましては、引き続き総務部長からご説明を申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ◯樋口総務部長 引き続きまして、お手元に配布してございます平成元年度東京一般会計決算説明書によりましてご説明申し上げます。  一ページをお開き願います。右上にページを振ってございます。  まず、決算の総括でございますが、上から二行目にございますように、歳入で百七十四億四千八百万余円、歳出で一千二百四十七億一千四百万余円でございます。歳入の予算現額に対する収入済額の割合は、中ほどに記載してございますが、九一・九%となっております。歳出の予算現額に対する支出済額の割合は、下から五行目にございますが、九二・八%となっております。  なお、歳出におきましては、下から七行目にございますように、翌年度繰越額が四億七千六百万余円ございます。これは事故繰越でございます。  二ページをお開き願います。歳入の科目別総括でございます。分担金及び負担金以下六科目でございます。  計欄にございますように、収入済額は百七十四億四千八百万余円でございまして、予算現額に対し十五億三千四百万余円の収入減となっております。収入減の主な理由でございますが、一番下の説明にございますように、国庫支出金のうち、児童福祉措置に係る保護実績の減などによるものでございます。  次に、三ページをごらん願います。歳出の科目別総括表でございます。衛生費及び諸支出金でございます。  計欄にございますように、支出済額は一千二百四十七億一千四百万余円、翌年度繰越額が四億七千六百万余円となっておりまして、予算現額から支出済額及び翌年度繰越額を差し引きました不用額は九十二億四千六百万余円でございます。翌年度繰越額が生じました理由でございますが、下から二行目に説明がございますように、多摩保健所の建設につきまして、わき水等により工事が遅延したことによるものでございます。  また、不用額が生じました主な理由といたしましては、児童福祉措置の実績減などによるものでございます。  以上が決算の総括でございます。  次に、歳入、歳出決算の科目別内訳につきましてご説明申し上げます。  初めに、歳入についてでございますが、五ページをお開き願います。分担金及び負担金でございます。  収入済額は二億七千五百万余円、収入率は一〇七・二%となっております。収入増の主な理由といたしましては、収入済額内訳の表の上段に記載してございます母子衛生費の実績増によるものでございます。  次に、六ページをお開き願います。使用料及び手数料でございます。  収入済額は二十九億九千七百万余円、収入率は九三%となっております。収入減の主な理由でございますが、八ページをお開き願います。3の児童福祉施設の表の上段にございます北療育医療センターにおける収入が予定を下回ったことなどによるものでございます。  次に、二四ページをお開き願います。国庫支出金でございます。  収入済額は百十一億六千八百万余円、収入率は八九・三%となっております。収入減の主な理由でございますが、収入済額内訳の表の二番目にございます母子衛生費につきまして、児童福祉措置児童の保護実績等が少なかったことなどによるものでございます。  次に、三五ページをお開き願います。財産収入でございます。  収入済額は一億三千万余円、収入率は八四・一%となっております。  次に、三七ページをお開き願います。繰入金でございます。  収入済額は二億百万余円、収入率は五七・六%となっております。収入減の理由といたしましては、福祉施設整備基金を使用いたしまして行う民間児童福祉施設等整備費補助の実績が少なかったことにより収入減となったものでございます。  次に、三八ページをお開き願います。諸収入でございます。  収入済額は二十六億七千五百万余円、収入率は一〇七・六%となっております。収入増の主な理由でございますが、五三ページをお開き願います。収入済額内訳の表の上段にございます長寿社会づくりソフト事業費交付金、これは、財団法人地域社会振興財団から、長寿社会づくりを目的といたしまして、元年度から交付されたものでございますが、この収入が当初予定していなかったことにより増となったものでございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出についてでございますが、五七ページをお開き願います。衛生費でございます。  支出済額は一千二百四十六億五百万余円、翌年度繰越額は四億七千六百万余円、不用額は九十二億四千六百万余円、執行率九二・八%となっております。  まず、衛生管理費でございますが、局管理事務及び統計調査に要する経費を支出いたしまして、支出済額は十六億七千六百万余円、執行率は九三・八%となっております。  次に、六一ページをお開き願います。保健所費でございます。保健所の管理運営に要する経費を支出いたしまして、支出済額は七十八億五千万余円、執行率は九七・七%となっております。  次に、六四ページをお開き願います。公衆衛生費でございます。結核感染症対策、高齢保健対策、母子保健対策、心身障害児対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百五億六千二百万余円、執行率は八四・五%となっております。  公衆衛生費で不用額が生じました主な理由でございますが、七四ページをお開き願います。児童福祉措置費で十三億七千万余円の不用額が生じておりますが、これは、支出済額内訳の表の上段にございます、児童の保護委託の実績が少なかったことなどによるものでございます。  次に、七七ページをお開き願います。環境衛生費でございます。食品保健対策、環境衛生対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は四十五億九千三百万余円、執行率は九七・二%となっております。
     次に、八四ページをお開き願います。医務費でございます。医療対策、精神保健対策、看護婦確保対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百三十五億八百万余円、執行率は九三・三%となっております。  医務費で不用額が生じました主な理由でございますが、九〇ページをお開き願います。精神保健費で五億四千四百万余円の不用額が生じております。これは、支出済額内訳の表の上段にございます医療費公費負担の実績が少なかったことなどによるものでございます。  次に、九九ページをお開き願います。医療福祉費でございます。公害保健対策、特殊疾病対策、原爆被爆者対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は七十億一千万余円、執行率は八五・七%となっております。  医療福祉費で不用額が生じました主な理由でございますが、一〇三ページをお開き願います。特殊疾病対策費で八億四千九百万余円の不用額が生じております。これは、支出済額内訳の表の上段にございます医療費公費負担の実績が少なかったことなどによるものでございます。  次に一〇五ページをお開き願います。薬務費でございます。薬事衛生対策、血液対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は十七億五千二百万余円、執行率は八六・一%となっております。  薬務費で不用額が生じました主な理由でございますが、一〇七ページをお開き願います。医薬品等指導取締費で、二億七千七百万余円の不用額が生じております。これは、次の一〇八ページの表の上段にございます血液センター整備費補助の実績減などによるものでございます。  次に、一〇九ページをごらん願います。児童福祉施設費でございます。  肢体不自由児施設、虚弱児施設、重症心身障害児施設の管理運営などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は七十二億二百万余円、執行率は九五%となっております。  児童福祉施設費で不用額が生じました主な理由でございますが、一一一ページをお開き願います。表に実績を記載してございますように、入園児童等の実績減などによるものでございます。  次に、一一四ページをお開き願います。研究所費でございます。  衛生研究所の管理運営財団法人東京都神経科学総合研究所などの医学系三研究所に対します運営費の助成などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は八十七億五千五百万余円、執行率は九二・二%となっております。  研究所費で不用額が生じました主な理由といたしましては、一一八ページに記載してございますが、医学系研究所助成費の実績によるものでございます。  次に、一一九ページをごらん願います。施設整備費でございます。  保健所、地域病院、リハビリテーション病院、多摩がん検診センター、重症心身障害児施設などの施設整備に要する経費を支出いたしまして、支出済額は四百十六億九千四百万余円でございます。また、翌年度繰越額が四億七千六百万余円ございまして、執行率は九七%となっております。  施設整備費で翌年度繰越額が生じました理由につきましては、先ほど科目別総括のところでご説明いたしましたとおり、多摩保健所の建設につきまして、わき水等により工事が遅延いたしましたためでございます。  以上が衛生費の決算概要でございます。  次に、一二五ページをお開き願います。諸支出金でございます。  過誤納金の還付及び受け入れ超過となった国庫支出金の返納に要する経費を支出いたしまして、支出済額は一億八百万余円、執行率は九九・五%となっております。  以上、簡単でございますが、平成元年度東京一般会計決算のうち、衛生局所管分につきましてご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ◯清原委員長 説明は終わりました。  この際、資料要求のある方は発言を願います。 ◯佐藤委員 一点だけお願いします。  昨今の東京の国際化に伴いまして、都立病院で受診をする、あるいは受診を希望する外国の方が非常にふえてきていると思いますが、そこら辺の過去三年間ぐらいの推移がわかるような数字をお示しいただきたい。そしてまた、国別というわけにはいかぬでしょうから、ヨーロッパの関係何人とか、アジア系何名とか、そういうのがわかったものとあわせましてこれは、漏れ伺うところによりますと、外国の入院患者、あるいは受診する中で料金を踏み倒して不払いをしていく人が多いというようなことを聞いておりますので、差し支えのない範囲でわかるような数字をパーセンテージでも教えていただければありがたいと思います。 ◯阿部委員 何点かお願いいたします。  第一は、児童福祉法、母子保健法、精神保健法に基づく各施設の自己負担金の問題についてその推移、十年分について、階層別の金額と、この間の引き上げ率もあわせてお示しを願いたいと思います。  二つ目は、使用料、手数料の金額と、この間の引き上げ率等についてもあわせてお示しいただきたいと思いますが、過去十年分をお願いいたします。  三つ目は、各種国庫補助金の補助率の削減の実態とその影響額について。  四つ目は、予防接種による健康被害者救済措置の実態と人員、そして主なその内容について、過去十年間にわたってお示しをいただきたいと思います。  五つ目は、乳がんの自己検診事業の区市町村の実態、実施状況をお願いをしたいと思いますが、実施以来今日に至るまでの問題で、おのおののPRの方法についてお示しをいただきたいと思います。  六番目は、老人精神保健の相談の指導の問題について、この事業について、各保健所での実施状況、これも同じく、開始後今日までの問題について実施状況をお示しいただきたいと思います。  次は、婦人の健康づくり推進事業の実施状況、この点についても、十年間の推移についてお願いをします。  八番目は、各施設における職員の配置について、定員と現員、欠員、この十年間の推移と、あわせて委託事業についての内容と、同時にまた、委託先についてわかるものをお示しいただきたいと思います。  次は、保健医療計画の策定にかかわる、いわゆる駆け込み増床の実態がわかるものについてお示しをいただきたいと思います。  最後ですけれども、在宅の重症心身障害者訪問の看護事業の実施について、各市町村別、その実施内容と、この間の実績の低い理由と思われるものについてお示しをいただきたいと思います。  以上です。 ◯渡辺(み)委員 それではお願いを申し上げます。乳がんの自己検査事業の中で今阿部委員からもございましたけれども、私の方は、胃がん、子宮がん、乳がん、肺がん等、がん患者数の年度別推移というのを六十年からいただければありがたいと思います。  それから、八王子小児病院の昭和六十年度から元年度に至ります患者数の推移。  それから、エイズ対策の関連予算を一覧表でお示しいただきたいと存じます。  それから、エイズ関連の電話相談員の方の人件費についてお示しをいただきたいと思います。 ◯渡辺(康)委員 一点だけお願いしますが、在宅介護と在宅看護、これらを一体化してシステム化させるということについて取り組んできていると思うんですが、その実績というか、それらがわかるようなものをひとついただきたいと思います。 ◯清原委員長 ただいま渡辺副委員長、渡辺理事、佐藤委員、阿部委員から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯清原委員長 異議なしと認めます。  理事者においては各委員と調整の上、提出願います。  以上で衛生局関係を終わります。      ━━━━━━━━━━ ◯清原委員長 清掃局関係に入ります。  初めに、清掃局長より、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。 ◯原清掃局長 清掃局長の原達人でございます。  委員長初め委員の先生方には、日ごろから清掃事業の運営につきまして特段のご配慮を賜り、まことにありがとうございます。この機会に厚くお礼を申し上げる次第でございます。  当局の事務事業の執行に当たりましては、今後とも、効率的な運営に努めてまいる所存でございますので、一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。  平成元年度決算のご審議をお願いいたしますのに先立ちまして、お手元にお配りしてございます名簿によりまして、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。  理事の植野正明君でございます。総務部長の篠原勝一君でございます。ごみ問題緊急対策室長の今澤時雄君でございます。作業部長の津下惇基君でございます。工場管理部長の山岸隆史君でございます。環境指導部長の藤野周三君でございます。施設部長の市川正君でございます。工場建設部長の谷地元次君でございます。調整担当部長の永井貞夫君でございます。工場技術管理担当部長の寺嶋均君でございます。参事で広報リサイクル担当の大久保幸則君でございます。参事で処理技術開発担当の福井一男君でございます。参事で産業廃棄物対策担当の榎本粛雄君でございます。参事で工場建設推進調整担当の秋元英二郎君でございます。また、当委員会との連絡を担当いたします総務課長の今泉進君でございます。同じく経理課長の立花壯介君でございます。  以上で幹部職員のご紹介を終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。    〔理事者あいさつ◯清原委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。      ───────────── ◯清原委員長 次に、清掃局関係決算について理事者の説明を求めます。 ◯原清掃局長 平成元年度決算の概要につきましてご説明を申し上げます。  清掃局が所管している主な事業は、特別区の存する区域内におけるごみ、し尿の処理及び清掃工場、埋立処分場、その他諸施設の建設整備、並びに産業廃棄物の処理にかかわる規制指導及び市町村に対する財政援助等でございます。  平成元年度の主要事業の実績は、次のとおりでございます。  まず第一に、清掃局で収集したごみの量は三百六十四万余トン、事業系等の持ち込みごみを含めた一般廃棄物の収集量は四百九十万余トンでございました。また、産業廃棄物等を含めた処分量は五百五十六万余トンでございました。  主な処分の内訳は、焼却処分が二百九十六万余トン、焼却残灰を含め、埋立処分したものが三百二万余トンでございます。  第二に、清掃局で収集いたしましたし尿の量は十八万七千余キロリットル、浄化槽汚泥を含めた収集量は四十三万一千余キロリットルであり、海洋投入等により処分を行いました。  第三に、施設整備関係では、目黒清掃工場及び大田清掃工場の主体工事、中央防波堤内側、外側、羽田沖拡張部埋立処分場、京浜島船舶輸送基地の建設工事、並びに東品川清掃作業所など中継施設及び清掃事務所、清掃事業所等の建設整備を進めました。  第四に、市町村の廃棄物処理施設の建設整備に対する財政援助といたしましては、粗大ごみ処理施設、埋立処分地施設の建設等につきまして合計六件の補助を行ったところでございます。  以上の諸事業にかかわる歳入歳出決算は次のとおりでございます。  歳入は、予算現額二百二十四億六千六百余万円、収入済額二百十五億五百余万円、収入率九五・七%となっております。歳出は、予算現額二千三百二十三億九千七百余万円、支出済額二千二百二十五億五千余万円、翌年度繰越額十億四千二百余万円、差引不用額八十八億五百余万円、執行率九五・八%となっております。  不用額を生じました主な理由は、その他実績による残等でございます。  引き続き詳細につきましては、総務部長よりご説明を申し上げます。 ◯篠原総務部長 それでは、引き続きまして、お手元にお配りしてございます平成元年度東京一般会計決算説明書によりまして、ご説明申し上げます。  一ページから四ページまでは総括説明でございますが、ただいま局長から説明がございましたので、五ページ以降に記載の決算内訳につきまして説明をさせていただきます。  初めに、歳入についてご説明申し上げます。  恐れ入りますが、説明書の五ページをお開き願います。分担金及び負担金でございますが、これは光が丘団地の電波障害対策として、関係する官公署が実施した工事の負担金収入でございます。  六ページをお開き願います。使用料及び手数料でございます。説明欄に記載のとおり、収入率は九七・六%となっております。  まず使用料でございますが、これは当局所管の公有財産の使用許可に伴います収入でございます。次に、七ページの手数料でございますが、これは、収入概要説明の区分の欄に記載してございますように、廃棄物処理など七項目の手数料でございまして、収入済額は百二十六億七千四百余万円となっております。手数料別収入の内訳につきましては、八ページ及び九ページに記載のとおりでございます。  次に、一〇ページの国庫支出金でございますが、これは、廃棄物処理施設整備費等への国庫補助金収入でございます。収入済額は六十四億六千三百余万円となっております。  この他の歳入といたしましては、一一ページから一四ページに財産収入、一五ページに繰入金、並びに一六ページから二九ページにわたりまして記載してあります諸収入がございます。  諸収入のうち、二七ページに記載してございますとおり、清掃工場における余剰電力及び熱エネルギーの売り払いに伴います収入は十四億八千六百余万円で、収入率は一一一・四%となっております。これらを合わせました歳入の合計は二百十五億五百余万円でございまして、収入率は九五・七%となっております。  次に、歳出についてご説明申し上げます。清掃局所管の事業全体の支出済額及び執行率につきましては先ほど局長からご説明申し上げましたので、各事項について概略をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、三一ページをお開きいただきたいと存じます。清掃事業費のうち、まず清掃管理費でございます。  これは、管理業務に従事いたしました職員の給料、諸手当のほか、一般管理事務、職員の安全衛生、普及調査、指導業務、清掃事務所、事業所の管理業務、清掃事業の科学研究、産業廃棄物対策及び市町村におきます廃棄物処理施設の整備を促進するための補助に要しました経費でございます。執行率は九四・五%となっております。  なお、各事項の予算現額、執行済額につきましては、三一ページから四〇ページにわたりましてそれぞれ記載してあるとおりでございます。  次に、四一ページの廃棄物対策費につきましてご説明申し上げます。  廃棄物対策費は、二十三区内で排出されますごみの収集、運搬、処分及び主要道路、河川の清掃並びに動物の死体処理及びし尿の収集、運搬、処分等に要しました経費等でございまして、執行率は九六・九%となっております。  これらの内容につきまして概略をご説明申し上げます。  まず、管理費でございますが、これは廃棄物処理作業に従事いたしました職員の給料、諸手当等に要した経費でございます。  次に、四二ページのごみ収集費は、ごみの収集、運搬に要した経費でございまして、収集作業経費及び車両船舶の雇い上げ費並びに車両船舶の運転経費等が主なものでございます。その作業実績につきましては、次の四三ページに記載のとおり、年間収集量は三百六十四万五千余トンで、一日当たりの平均収集量にいたしますと一万一千八百三十五トンとなっております。  次の四四ページは、ごみ焼却等処分費でございます。これはごみの焼却処分等に要しました経費でございまして、焼却作業経費及び焼却施設の維持補修費並びに電気、水道等の諸料金が主なものでございます。作業実績につきましては、四五ページ記載のとおり年間処分量は二百九十六万五千余トンで、一日当たりの平均処分量にいたしますと九千六百二十九トンとなっております。  次に、四六ページのごみ埋立処分費は、ごみの埋立処分に要しました経費でございまして、埋立作業、粗大ごみ破砕処理作業及び分別ごみ前処理作業経費並びに電気、下水道等の諸料金が主なものでございます。埋立作業の実績につきましては、次の四七ページに記載のとおり、年間の処分量は三百二万五千余トンでございまして、一日当たりの平均処分量は九千八百二十二トンでございます。  次に、四八ページの道路河川清掃費は、二十三区内の主要道路及び主要河川の清掃等に要した経費でございます。その作業実績は、四九ページから五一ページに記載のとおりでございます。  次の五二ページは、動物死体処理費でございます。これは、二十三区内におきます、犬、猫などの死体処理に要した経費でございまして、経費の内訳及び作業実績は記載のとおりでございます。  次に、五三ページのし尿収集費でございますが、これは二十三区内で排出されますし尿の収集、運搬に要した経費でございまして、その主なものは、収集作業経費及び車両船舶の雇い上げ費等でございます。作業実績につきましては、五四ページに記載のとおり、年間収集量十八万七千余キロリットルで、一日当たりの平均収集量は六百八キロリットルとなっております。  次の五五ページは、し尿処分費でございます。これは収集いたしましたし尿の海洋投入処分等に要した経費で、その主なものは海洋投入用船舶の雇い上げ費等でございます。作業実績は、五六ページに記載のとおりでございます。  次の五七ページは、浄化槽費でございますが、これは二十三区内に設置されておりますし尿浄化槽の所有者に対しまして、その清掃経費の負担軽減を図るため、浄化槽汚泥の収集、運搬経費相当額を都が負担しており、それに要した経費でございます。  次に、五八ページ以降に記載してございます施設整備費につきましてご説明いたします。施設整備費は、清掃工場、埋立処分場、清掃事務所等の清掃施設の建設整備に要した経費でございます。  初めに、五八ページの清掃工場建設整備費についてでございますが、五九ページから六〇ページに記載してございますように、目黒清掃工場及び大田清掃工場の主体工事、北清掃工場の地元説明用のスライド作成委託、江戸川清掃工場の建てかえに伴う環境調査、練馬清掃工場改修の主体工事、千歳清掃工場の建設に伴う環境調査、破砕ごみ処理施設の建設に伴う地質調査、臨海副都心地区清掃施設の建設に伴う環境影響評価委託並びに分別ごみ処理実験施設の主体工事及び既設清掃工場における公害防止対策工事など記載のとおりの工事を実施したものでございます。  また、先ほど局長からもご説明いたしましたとおり、大田清掃工場建設のうち、請負者の履行遅滞により工事等が遅延したため、その関連予算として平成元年度当局予算のうち十億四千二百五十五万二千円を平成二年度に繰越いたしております。  六一ページに移らせていただきます。埋立処分場等整備費でございますが、施行実績につきましては、六二ページに記載してございますとおり、中央防波堤内側埋立処分場及び外側処分場の環境保全施設等整備工事、羽田沖拡張部埋立処分場の建設工事、京浜島船舶輸送基地建設工事、東品川清掃作業所等のごみ中継基地の建設整備など、記載の工事を実施したものでございます。  次に、六三ページの清掃事務所等整備費についてでございますが、この施工実績につきましては、次の六四ページに記載してございますとおり、調布清掃事務所外十一カ所の建設整備及び清掃事務所、事業所等の施設整備を実施したものでございます。
     以上の結果、当局が所管いたしました歳出は、予算現額二千三百二十三億九千七百余万円、それに対します支出済額は二千二百二十五億五千余万円で、翌年度繰越額十億四千二百余万円を差し引いた不用額は八十八億五百余万円、執行率は九五・八%と相なっております。  甚だ雑駁ではございますが、以上をもちまして平成元年度東京一般会計決算清掃局所管分の説明を終わらせていただきます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ◯清原委員長 説明は終わりました。  この際、資料要求のある方は発言を願います。 ◯市川委員 それでは、六点ばかりお伺いをいたします。  一点目は、各年度別の処理作業計画とその実績値。六十年から元年度まで。  第二点は、清掃工場の建設費の推移ということで、杉並、光が丘、目黒、大田、この各工場の年次別歳出事項をわかりやすくお示しをいただきます。  三番目は、各清掃工場の年次別稼働状況及び焼却容量に対する、現実に焼却された実績の推移。  四番目は、廃棄物処理原価の推移ということで、収集、運搬、処理処分、これにかかわる処理原価について、昭和五十九年度以降お示しをいただきます。  五番目は、廃棄物の減量化対策の政策的な推移と、その政策に基づく実績。  六番目は、五番目と関連をいたしますが、資源ごみの回収状況の年次別の推移をお示しいただきたいと思います。  以上、六点でございます。 ◯渡辺(康)委員 何点かお願いします。  一つは、都心における清掃工場、あるいはまた地下清掃工場建設に当たっての最大の問題点は何か。  もう一つは、全量焼却達成期限。そのための清掃工場の建設年次計画、こういうものを示していただきたい。  それから、企業責任と行政責任、それに都民が努力するものにどのようなものがあるのか。それぞれ区別して列挙して、わかるような一覧表をいただきたいと思います。  それから、分別収集の実施内容と世帯数。これは何分別収集を行って、それがまた何世帯あるのかというようなことがわかるようなもの。これ、五年間の推移でお願いをします。  それから、分別収集事業のモデル地区の実績がわかるような資料。この分別収集でどれくらい処理量が減量しているのか。五年間の推移をお願いしたい。  それから、二十三区全地域での分別収集、これは燃えるごみと燃えないごみ、あるいは瓶、缶、少なくもこのくらいですが、これを実施した場合の清掃職員の不足数というのはどれくらいになるか。  それから、ごみ排出量に占める資源ごみの割合。これは回収されて利用されている、そういうものですが、これを紙と瓶と缶、こういうものに分けてお願いしたい。  それから、古紙の消費量と紙生産量に対する比率を、新聞紙とかあるいは業務用紙とか、こういうふうな種別で分けて、わかるような一覧表。これも五年間の推移でお願いしたいと思います。  それから、リサイクル運動団体の数とその内訳のわかるもの。これも五年間の推移でお願いいたします。  最後に、分別とかリサイクルとかそういうものをやっているところの沼津市、東京では町田市、それから埼玉の川口市の分別ごみ収集の内容の一覧表をお願いしたいと思います。  以上です。 ◯野村委員 清掃工場でのダイオキシンの発生のメカニズムと、それから検出実態。初めにそれが検出をされてから今日までの状況をお示しいただきたいと思います。  以上です。 ◯清原委員長 ただいま渡辺理事、市川委員、野村委員から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯清原委員長 異議なしと認めます。理事者においては各委員と調整の上、提出願います。  以上で清掃局関係を終わります。  これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。    午後二時五十二分散会...