恐れ入ります。二六
ページをお開きいただきたいと存じます。イの
資本的支出でございます。
決算額は百三十四億八千三百九十四万余円でございますが、その大半は、二段目の
建設改良費九十二億一千六百四万余円でございます。この内訳は、まず三行目の
工事費でございますが、
決算額は五十二億九千五百三十九万余円でございます。
主な
工事内容を申し上げますと、まず二八
ページ、一番上にございます
駒込病院の
非常電源設備改修工事二億七百三十五万余円、次の二九
ページ、
豊島病院のやはり一番上にございます
非常電源設備改修工事二億七千六百五十一万余円、それから次の三〇
ページ、
府中病院の
病棟増築工事の昭和六十三年度
施行分でございまして、二十八億七千百八十二万余円、三三
ページの
松沢病院の
専門病棟改修工事一億八千八百五十二万余円などでございます。
次に、三五
ページをお開きいただきたいと存じます。
器械及び
備品購入費でございますが、
決算額は三十四億三千四百九十八万余円でございます。
広尾病院以下各
病産院別に品名、数量、単価、金額を四二
ページまでの間に記載をさせていただきておりますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。
少し大きく飛びまして、四三
ページをお開きいただきたいと存じます。
建設改良諸費でございますが、
決算額は四億八千五百六十六万余円でございます。これは、工事に伴います
設計委託料や
監理委託料などでございます。
次の四四
ページをお開きいただきたいと存じます。
企業債償還金でございますが、
決算額は四十二億六千七百九十万余円でございます。これは
病院建設等に
当たりまして発行いたしました
企業債の償還に要した経費でございます。
右側の四五
ページを
ごらんいただきたいと存じます。3の昭和六十三年度東京都
病院事業剰余金計算書でございます。
まず、
欠損金の部でございますが、前年度未
処理欠損金は二億三千四百七十七万余円でございます。
3の
当年度純利益は十億六千三百七十一万余円でございましたので、
当年度末
処分利益剰余金は、
差し引き八億二千八百九十三万余円となっております。
次に、
資本剰余金の部でございますが、
資本剰余金は、I、
受贈財産評価額と、それから恐縮でございますが、次の四六
ページをお開きいただきたいと存じますが、IIにございます
国庫補助金、III、その他
資本剰余金から成っているものでございまして、翌年度へ繰り越します
資本剰余金の合計は、四六
ページの一番下にございますが、十八億二千百四十万余円でございます。
四七
ページを
ごらんいただきたいと存じます。
4の昭和六十三年度東京都
病院事業剰余金処分計算書でございます。
当年度末
処分利益剰余金八億二千八百九十三万余円につきましては、
全額減債積立金として処分をいたしました。
次の四八
ページを
ごらんいただきたいと存じます。5の昭和六十三年度東京都
病院事業貸借対照表でございます。
まず、資産の部でございますが、1、
固定資産に、次の右側四九
ページの2の
流動資産を加えました
資産合計は、四九
ページの一番下にありますように、昭和六十三年度末におきまして一千百八十七億四百十一万余円となっております。
恐れ入ります。次の五〇
ページを
ごらんをいただきたいと思います。
負債の部でございますが、3の
流動負債のみでございまして、
負債合計は昭和六十三年度末で、表の中ほどにございますように百四億八千五百九十六万余円となっております。
次に、資本の部でございますが、4の
資本金と、次の右側の
ページにございます5の
剰余金を加えました
資本合計は、五一
ページの下から二行目にございますように、昭和六十三年度末で一千八十二億一千八百十四万余円となっております。この
資本合計と
負債合計とを合わせますと、一番下の行にございますが、一千百八十七億四百十一万余円でございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、昭和六十三年度東京都
病院事業会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
◯尾崎委員長 説明は終わりました。
この際、
資料要求のある方は発言を願います。
◯植木委員 病院ごとの
看護婦定数の推移を、十一年間にわたしましてお願いします。
二つ目は、
労検法対象の患者の
入院状況の推移を
病院ごとにお願いしたいと思います。
三点目は、
病院ごと、
事務事業ごとの
民間委託の状況を十一年間お願いしたいと思うのです。
民間委託により削減した
職員定数を、あわせて
病院ごと、
事務事業度とにお願いしたいと思います。
◯橋立委員 都立病院を中核として、地域の医療、保健、
福祉機関との連携が従来よりもとめられているのですけれども、
衛生局はどのような構想で、この
ネットワーク構築に臨まれ、現状はどうなっているのかについての資料を出していただきたいと思います。
それと、昭和五十九年の東京都病院構想懇談会報告書を受けて、六十二年度に東部
地域病院の建設に着手して、六十三年には財団法人東京都保健医療公社を設立していますけれども、従来の
都立病院と公設民営病院の違い、長所、短所を比較したものの資料をいただきたいと思います。
それから、
都立病院は、行政的医療や高度
専門医療の供給を基本的役割としているわけですけれども、各病院を実際に利用している患者の移住区について、上位五区程度をあらわした資料をいただきたいと思います。
また、行政的医療、高度
専門医療を受けている患者と一般患者、特に紹介による患者もあると思いますけれども、そういった患者の推移について、過去五年分の対比したものをいただきたいと思います。
一般会計から負担区分に応じた
補助金を受けているわけですけれども、その内訳と推移を、過去五年程度いただきたいと思います。
それから、従来より高度
専門医療等に対する診療報酬の適正化を国に求めてきているわけでございますが、これまでに改善された点と、今後に残されている点、これについてわかる資料をいただきたいと思います。
以上です。
◯島田委員 各病院の
入院患者及び職員、従業員別の給食施設の直営、委託施設の概要。特に、使用食器の種類の資料をお願いをいたします。
◯尾崎委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯尾崎委員長 ただいま植木、橋立、島田委員から
資料要求がありましたが、これを
委員会の
資料要求とすることにご異議がございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯尾崎委員長 異議なしと認めます。
理事者においては、発言者と調整の上提出願います。
以上で
衛生局関係を終わります。
これをもちまして本日の
委員会を閉会いたします。
午後一時四十三分散会...