• 784(/)
ツイート シェア
  1. 千葉県議会 2020-03-06
    令和2年_総合企画企業常任委員会(第1号) 本文 2020.03.06


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前10時0分開会 ◯委員長(實川 隆君) それでは、ただいまから総合企画企業常任委員会を開会します。  会議に先立ち申し上げます。朝日新聞千葉総局ほか15者から、本常任委員会取材のため録音したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員に宍倉委員、秋葉委員を指名します。        ─────────────────────────────        付託案件及び審査順序 ◯委員長(實川 隆君) 本委員会に付託されました案件は、総合企画部関係が議案3件、請願1件、企業局関係が議案12件であります。  なお、審査の順序は、初めに企業局関係、次に総合企画部関係とします。        ─────────────────────────────        審査の開始(企業局関係) ◯委員長(實川 隆君) これより企業局関係の審査を行います。        ─────────────────────────────
           議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、議案の審査を行います。  企業局長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  玉田企業局長。 ◯説明者(玉田企業局長) おはようございます。本日、御審議いただきます議案の概要説明並びに諸般の報告について申し上げます。  今回提案しております企業局関係の議案は12議案でございます。  初めに、議案第20号令和2年度千葉県特別会計上水道事業会計予算について申し上げます。上水道事業では、将来的な人口減少社会の到来等に伴う給水収益の伸び悩みや、水道施設の更新需要の増大など、経営環境が大きく変化していく中で、中期経営計画に基づき各事業に計画的に取り組んでいるところでございます。令和2年度当初予算では、本計画の最終年度であることを踏まえ、目標の達成に向け、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額として、前年度当初予算に対し87億円増の1,461億円を計上したほか、令和元年台風15号及び19号、10月25日の大雨などの教訓を踏まえ、停電対策や浸水対策など、非常時に備えた危機管理対策に重点的に予算配分を行ったところでございます。  重点事業のうち、主なもの3点について申し上げます。1つ目は、鋳鉄管更新工事でございます。前年度当初予算に対し14億円増の219億円を計上し、東日本大震災による管路破損等の教訓を踏まえ、湾岸埋立地域の管路の更新を優先的に進めてまいります。2つ目は、ちば野菊の里浄水場(第2期)施設整備事業でございます。老朽化が進んだ栗山浄水場から近接するちば野菊の里浄水場に機能を移転し、あわせて高度浄水処理機能を導入するため、引き続き必要な工事を実施し、令和5年度の稼働を目指します。3つ目は、危機管理体制の強化でございます。浄水場、給水場等における非常用自家発電設備の増強等を図る停電対策、河川の氾濫等で浸水のおそれがある取水場、浄水場等における土のう袋や防水扉等の設置などによる浸水対策を実施いたしまして、危機管理体制のさらなる強化を図ります。  次に、議案第21号令和2年度千葉県特別会計工業用水道事業会計予算について申し上げます。創設から半世紀が経過した工業用水道事業は、施設の老朽化への対策や大地震の発生に備えた耐震対策が急務となっております。このため、引き続き工業用水を安定的に供給していくことを目的として、平成28年3月に千葉県工業用水道事業施設更新耐震化長期計画を策定いたしました。令和2年度当初予算では、本計画の具体化を図る中期経営計画の着実な実施のため、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額として、前年度当初予算に対して10億円増の211億円を計上いたしました。  重点事業のうち、主なもの2点について申し上げます。1つ目は、施設更新・耐震化事業でございます。前年度当初予算に対し12億円増の35億円を計上し、老朽化した浄水場等の施設や管路、水管橋の更新、耐震化を計画的に実施してまいります。2つ目は、危機管理体制の強化でございます。上水道事業会計と同様に、停電対策や浸水対策を実施し、危機管理体制のさらなる強化を図ります。  次に、議案第23号令和2年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計予算について申し上げます。今年度からは、企業局として、従前のとおり地方公営企業法の規定の全部を適用し、土地及び施設の譲渡、貸し付け、管理等を行っております。令和2年度当初予算では、引き続き保有する資産の分譲、処分を着実に進めるため、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額として、前年度当初予算に対し14億円減の168億円を計上いたしました。  重点事業としては、収入では、幕張C地区などの土地分譲収入59億円を計上し、保有資産の処分等を進めてまいります。また、支出では、幕張新都心の交通利便性の向上や活性化につながる新駅設置に向け、建設工事等に要する費用の一部を負担するほか、保有資産の管理や公共施設の引き継ぎ工事などを実施いたします。  次に、議案第45号令和元年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、事業費の確定による修繕費や建設事業費の減額等を行うものでございます。収益的支出資本的支出を合わせた補正額は126億円の減額で、補正後の支出予算総額は1,250億円となります。  次に、議案第46号令和元年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、事業費の確定による動力費や委託料、建設事業費の減額等を行うものでございます。収益的支出資本的支出を合わせた補正額は5億円の減額で、補正後の支出予算総額は197億円となります。  次に、議案第48号令和元年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、土地の分譲収入の減にあわせ、土地分譲原価の減額等を行うものでございます。収益的支出資本的支出を合わせた補正額は37億円の減額で、補正後の支出予算総額は142億円となります。  次に、議案第85号千葉県と市川市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について申し上げます。内容といたしましては、令和3年1月から上下水道料金の徴収一元化を実施するに当たり、市川市が下水道使用料の徴収事務を当局に委託する際、当局と市川市との間で規約を制定する必要がありますが、そのための協議について、地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2の2第3項の規定により、議会の議決に付すものでございます。  なお、次の議案第86号から90号までの5議案は、市川市と同様の内容の協議を船橋市、松戸市、浦安市、印西市及び白井市との間で行おうとするものでございます。  詳細につきましては担当課長から説明させますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。  続いて、諸般の報告を申し上げます。  台風15号等の対応を踏まえた災害対策につきまして、先ほど当初予算案の議案の概要説明において、危機管理体制の強化として、施設、設備の整備といったハード面に関して申し上げたところですが、その他の取り組み状況について申し上げます。  上水道事業では、給水区域11市と、被災時の状況や課題等について情報共有を図るための意見交換を行ったところであり、引き続き各市と当局の役割分担等を含めた応急給水や、迅速な情報共有等の具体的な方法について検討を進めてまいります。また、工業用水道事業造成土地管理事業についても、局内で災害対応の検証を行っているところでございます。今後は、給水区域11市等の意見も踏まえ、当局の災害対応に係る各種計画やマニュアルなどの見直しを行うとともに、訓練等を通じて、関係機関との連携や職員のさらなる災害対応力の強化に努めてまいります。  以上、議案の概要説明並びに諸般の報告を申し上げました。よろしくお願い申し上げます。        ─────────────────────────────        議案第20号関係 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、議案第20号令和2年度千葉県特別会計上水道事業会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) それでは、議案第20号令和2年度千葉県特別会計上水道事業会計予算について御説明いたします。  お手元の議案説明資料の1ページをお開きください。初めに、1の予算規模でございますが、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額は、表の一番下にございますけれども1,461億3,800万円を計上しており、前年度に比べ86億9,300万円の増となっております。  表の上段、収益的収支でございますが、収入は836億7,800万円を計上し、その主なものは給水収益、長期前受金戻入などでございます。収益的支出は782億6,800万円を計上し、その主なものは減価償却費や修繕費でございます。この結果、純利益につきましては、前年度に比べ4億8,000万円減の24億5,200万円となっております。  次に資本的収支でございますが、収入は245億6,700万円を計上し、その主なものは企業債及び国庫補助金になってございます。資本的支出は678億7,000万円を計上し、その主なものは建設事業費、企業債の償還金などでございます。この結果、資本的収支における収支差、不足額でございますが433億300万円となりますが、この不足額につきましては、減価償却費等内部留保資金で補てんいたします。  2ページをごらんください。議案の写しに沿って御説明いたします。第2条は業務の予定量でございます。給水戸数は153万2,000戸、年間総給水量は3億5,412万3,000立方メートル、一日平均給水量は97万立方メートル、一日最大給水量は113万立方メートルと見込んでいるところでございます。  次に、第3条及び第4条の収入、支出でございますが、先ほど御説明させていただきましたとおりでございます。  4ページをお開きください。債務負担行為でございます。機械警備・施設管理業務委託以下5ページに至るまで21項目となりますが、契約期間が複数年度にわたる業務委託や工事につきまして、期間と限度額を定めるものでございます。次に、6条企業債でございますが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を記載のとおり定めるものでございます。  次に、6ページをごらんください。第9条でございますが、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費75億6,039万5,000円を上げてございます。10条は他会計からの補助金でございますが、内容としまして水源調整計画分の一般会計からの繰出金でございます。金額は1億4,189万7,000円でございます。11条はたな卸資産限度額でございますが、災害等緊急時に使用する水道資機材の購入限度額を1億2,278万1,000円と定めるものでございます。  以上が上水道会計当初予算の説明でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  本間委員。 ◯本間 進委員 局長の議案の説明では、上水道事業会計の重点事業のうち主なもの3点について説明がありましたけれども、令和2年度における鋳鉄管工事の更新延長は今年度と比べてどのようになっているのかお聞きしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 密本給水課長。 ◯説明者(密本給水課長) 令和2年度における鋳鉄管更新工事の更新延長は今年度に比べてどうなっているかとの御質問ですが、小中口径管路を対象としている鋳鉄管更新工事における令和2年度の更新延長については、令和元年度の77.1キロメートルに対して、3.8キロ増の80.9キロメートルを予定しております。また、令和2年度の湾岸埋立地域の布設延長については、令和元年度の26.2キロメートルに対し、3.7キロメートル増の29.9キロメートルを予定しております。管路の更新及び耐震化については早急に進める必要があると認識しておりまして、今後とも事業量を上積みできるよう検討し、可能な限り更新延長をふやしてまいります。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 これは要望です。今後、いつ大きな地震が起こるかわからないので、早期に更新を進めるとともに、管路工事に関して施工時期の平準化に取り組み、効率的に進めていただきたいと思います。  次に、ちば野菊の里浄水場の2期施設整備の進捗状況はどうか。また、今後の見込みはどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 渡辺計画課長。 ◯説明者(渡辺計画課長) 計画課でございます。  ちば野菊の里浄水場(第2期)施設整備事業につきましては、平成28年度に浄水場施設の建設に着手いたしまして、これまでに主要施設である急速ろ過池や高度浄水処理施設等の構造物が完成いたしました。現在、薬品沈殿池などの土木工事やオゾン注入設備などの設備工事を進めているところでございます。令和2年2月末時点の進捗率でございますが、事業費ベースで約65%となっております。事業はおおむね順調に進んでおります。また、今後も電気や機械などの設備工事や場内連絡管布設工事などの発注を計画しており、令和5年度の稼働に向けて引き続き整備を進めてまいります。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 これも要望です。県営水道の安定給水に向けた非常に重要な施設の整備事業であることから、着実に事業の執行に努めてもらいたいと思います。  はい次、最後に、危機管理体制の強化についてお聞きしたいと思います。今年度の災害の教訓を踏まえ、さらに危機管理体制を強化していくことが重要です。  そこでお伺いしますけれども、浄給水場等における停電対策、浸水対策において、令和2年度の当初予算はどのように取り組もうとしているのかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 秋場浄水課長。 ◯説明者(秋場浄水課長) 浄水課でございます。  令和元年の台風や大雨の教訓を踏まえまして、上水道事業に係る令和2年度当初予算案では、浄給水場等における停電対策と浸水対策のさらなる強化に取り組むこととしております。具体的には、停電対策として、浄給水場等における非常用自家発電設備の増強等を行うこととしておりますが、令和3年度以降に行う予定としていた設計業務委託3件を令和2年度に前倒しして実施するなど、さらなる対策の強化を図ります。また、浸水対策として、河川の氾濫等で浸水のおそれのある印旛取水場ほか3カ所について、土のう袋や防水扉等を設置いたします。このうち浸水のおそれが最も高い印旛取水場については、他の施設に優先して取り組みます。  お客様への給水に影響が生じないよう、引き続き、浄給水場等の停電対策や浸水対策に取り組んでまいります。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 要望です。災害時においてもお客様に安定給水を継続できるよう、停電対策、浸水対策に今後もしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  終わります。 ◯委員長(實川 隆君) ほかに。  坂下委員。 ◯坂下しげき委員 予算委員会でもちょっと提案をしたんですけれども、ガソリンやLPガスを使用できるハイブリッド型の発電機というものがありますけれども、上水道の非常用自家発電設備等において、ハイブリッド型の導入についてどう考えるのか、お答えいただければと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 秋場浄水課長。 ◯説明者(秋場浄水課長) 浄水課でございます。  県営水道では、配水ポンプなどを稼働するための大型の非常用発電機から計測機器などの電源となる小型のものまで、さまざまな規模の発電機を保有しております。今御質問のありましたハイブリッド型の発電機については、発電能力や燃料の確保、コスト面などから導入できるかについて今後検討いたしまして、総合的に判断していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 いろいろなものが新しく出てきたり、使い勝手等々もあると思いますので、ぜひいろんなものを検討していただいて、よりよいものを導入し、県民が困らないようにしていただきたいということを要望して終わります。 ◯委員長(實川 隆君) ほかに。  秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 私は1月30日発表の予算案の概要の2ページの3に上水道事業の資金残高の状況というのが載っていたんですけれども、それによりますと、令和元年度末の見込みが約301億円で、令和2年度中に147億600万減少して、令和2年度末の見込みは154億円程度という数字が載っておりましたが、それ以前の平成30年度末決算以前の5カ年分の状況について教えていただきたいと思います。
    ◯委員長(實川 隆君) 鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) 財務課でございます。  過去の資金残高でございますが、26年度末が491億円、27年度末が489億円、28年度末が554億円、29年度末が536億円、30年度末が507億円となってございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。では、そうなりますと30年度末から元年度末見込みにかけて約200億円強の減少、それから令和2年度中、今回の当初予算で300億から154億円へと半減、147億円も減というのはかなり大幅な減、それ以前の5カ年が500億前後だということと考え合わせますと、かなり急激な減に見えるのですが、その2つの変動の要因等がわかりましたらお願いします。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) 基本的なトレンドといたしましては、施設の更新・耐震化事業等、本格化して進めているというところがあって、資金残高につきましては減少という流れになってございます。ただし、この急激な減少等につきましては、これは、2月補正予算も含めまして予算編成する際に若干の癖と申しますか、そういうものでございます。2月補正予算、当初予算を編成して、特に2月補正予算を編成するのは旧年度中に編成する形となります。その後、実際に事業を執行して2月補正予算になるわけでございますが、現実には不用額が発生する。さらに、その中では繰り越し等が最終的には発生するという形になりますので、今年度、令和元年度末の数字につきましては、不用額の発生については予算ベースで積算しており、見込んでいないので金額が下がる。さらに、令和2年度になりますと、令和元年、それから令和2年の不用額に、令和2年度から3年度への繰り越しが実務的には発生するため、その分が予算ベース上は反映されませんので大きく減るように見えるということでございます。  今までも予算編成の段階では大体100億とか大きな金額が減るような形で出てきておりますけれども、実際決算する段階になりますと相当程度回復してくるというトレンドでございます。ただ、こういう流れがあったとしても、今後事業の進捗に伴いまして資金残高はだんだん減っていくというのが流れになってくると思います。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。  では最後に、ちょっと関連すると思われるのが純利益だと思うんですが、今回の予算案では期末の見込みが24億5,000万、その前の年度、令和元年度が29億だったということですが、平成30年度当初予算段階でも純利益の見込みというのは、こういう20億だったんでしょうか。もうちょっと多かったんでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) 平成30年度当初予算の段階では、純利益は61億5,300万と見込んでおったところでございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。2年前と比べると、当初予算段階での純利益の見込みが半分以下になっているようですので、効率的な財政運営を要望して終わります。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第20号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第20号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第21号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第21号令和2年度千葉県特別会計工業用水道事業会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) 議案第21号令和2年度千葉県特別会計工業用水道事業会計予算について御説明いたします。議案説明資料の15ページをお開きください。  初めに、1の予算規模でございますが、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額は、表の一番下にございますけれども211億4,100万円を計上しており、前年度に比べ9億6,800万円増となっています。  表の上段、収益的収支でございますが、収入は137億5,900万円を計上し、主なものは給水収益、長期前受金戻入などでございます。支出は129億1,100万円を計上し、その主なものは委託料、減価償却費などでございます。その結果、純利益は前年度に比べ1億7,000万円減の2億6,800万円となっております。  次に、資本的収支でございますが、収入は33億9,700万円を計上し、その主なものは国庫補助金や出資金でございます。資本的支出は82億3,000万円を計上し、その主なものは建設事業費や企業債の償還金でございます。この結果、資本的収支における不足額は48億3,300万円となりますが、この不足額につきましては減価償却費等内部留保資金で補てんいたします。  16ページをごらんください。第2条業務の予定量でございますが、給水企業数は286社、年間総給水量は2億8,663万4,500立方メートル、一日平均給水量は78万5,300立方メートルと見込んでございます。  次に、第3条、第4条につきましては、先ほど御説明いたしました収入、支出でございます。  20ページまで行っていただきまして、債務負担行為でございます。佐倉浄水場運転管理業務委託以下、次の21ページに至るまで17項目となりますが、これは契約期間が複数年にわたる業務委託や工事について期間と限度額を定めるものでございます。  21ページ下段の6条、企業債でございます。次のページに行っていただきますと内容がございますが、記載のとおり、目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでございます。2つ飛ばしまして、第9条でございます。議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費11億919万6,000円でございます。第10条はたな卸資産購入限度額でございますが、災害等緊急時に使用する工業用水道資機材の購入限度額を78万6,000円と定めるものでございます。  以上が工業用水道事業会計当初予算の説明でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  本間委員。 ◯本間 進委員 先ほども言いましたけれども、上水道事業危機管理体制の強化について伺いましたが、工業用水事業についても同様にお伺いしたいと思います。浄給水場等における停電対策、浸水対策について、令和2年度当初予算ではどう取り組もうとしているのかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 林施設設備課長。 ◯説明者(林施設設備課長) 施設設備課でございます。  令和元年の台風や大雨の教訓を踏まえ、令和2年度当初予算案では浄給水場等における停電対策と浸水対策のさらなる強化を図ることとしております。具体的には、まず停電対策としまして、浄給水場等における非常用自家発電設備増強の設計業務委託を2件、燃料タンクの増設5カ所などを実施してまいります。また、浸水対策としましては、河川の氾濫等で浸水のおそれがある浄給水場等7カ所について、土のう袋の設置や防水扉等の設計を実施してまいります。  受水企業への安定給水に支障を来さないよう、引き続き浄給水場等の停電対策と浸水対策に取り組んでまいります。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 要望。上水道事業と同様に、受水企業に安定給水を継続できるよう、停電対策、浸水対策にも今後もしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  終わります。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。──質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第21号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第21号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第23号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第23号令和2年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) それでは、議案第23号令和2年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計予算について御説明いたします。議案説明資料の31ページをごらんください。  まず初めに、1の予算規模でございますが、表の一番下にございますけれども、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額は167億8,200万円となっており、前年度に比べ13億6,300万円減となっています。  表の上段、収益的収支でございますが、収入が103億700万円を計上し、その主なものは土地分譲収入や土地貸付収入でございます。支出は124億9,500万円を計上し、その主なものは土地の分譲原価と委託料などでございます。その結果、純利益につきましては、前年度に比べ6億9,200万円増でございますが、昨年度もマイナスで純損失でございましたので、純損失の幅が減少という形ですが、21億8,800万円の純損失となっております。  次に、資本的収支でございますが、収入は工業用水道事業会計への貸付金の返還金として8億5,000万円を計上します。資本的支出は42億8,700万円を計上し、その主なものは工水会計への出資金及び公益施設負担金などでございます。この結果、資本的収支における収支差は34億3,700万円となりますが、この不足額につきましては土地分譲原価等の内部留保資金で補てんいたします。  資料の32ページをお開きください。第2条業務の予定量でございますが、土地の分譲は6万681平方メートルと見込んでおります。第3条、第4条につきましては、先ほど御説明をさせていただいたところでございます。  次に33ページでございますが、債務負担行為でございます。豊砂地区下水道引継補修工事について、契約期間が複数年にわたるため、期間と限度額を記載のとおり定めるものでございます。
     次に、1枚おめくりいただきまして34ページでございます。第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、これを職員給与費10億9,069万3,000円といたします。第9条は、重要な資産の取得及び処分でございます。幕張C地区において、(仮称)千葉県総合救急災害医療センター用地として処分を予定しているため、議案として提出するものものでございます。  以上が造成土地管理事業会計の当初予算でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) 補足ありますか。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) 済みません。先ほど議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして10億9,069万3,000円と申し上げましたけれども、正しくは10億9,693万円でございます。失礼しました。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第23号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第23号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第45号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第45号令和元年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) それでは、議案第45号令和元年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第3号)について御説明いたします。議案説明資料の43ページをお開きください。  補正内容といたしましては、収入は最終の見込み額に、支出は事業の執行状況に応じた所要額にそれぞれ補正するもので、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額の補正額は、表の一番下に記載のとおり126億1,800万円の減額で、最終予算は1,249億7,200万円となります。  表の上段、収益的な収支でございますが、収入につきまして、給水収益などにつきまして最終の見込み額を計上する結果、全体では5億3,900万円の減額で、最終予算は807億5,900万円となります。支出につきましては、修繕費や委託料などについて、事業の執行状況に応じた所要額に補正する結果、全体では17億8,400万円の減額で、最終予算額は742億1,200万円となります。その結果、純利益は19億8,000万円増の48億1,000万円となります。  次に、資本的収支でございますが、資本的収入につきまして資金収支状況等を勘案いたしまして、企業債を90億円減額するなどの結果、全体で100億1,600万円減額し、最終予算は137億1,300万円となります。支出につきましては、建設事業費などについて事業の執行状況に応じた所要額に補正する結果、全体で108億3,400万円の減額で、最終予算額は507億6,000万円となります。  44ページをお開きください。第2条の業務の予定量の補正でございます。給水戸数を151万1,000戸に、年間総給水量を3億3,674万7,000立方メートルに、一日平均給水量を92万立方メートルに、一日最大給水量を105万1,000立方メートルにそれぞれ補正いたします。3条及び4条につきましては、先ほど御説明させていただきましたとおりでございます。  次に、47ページをごらんください。第5条継続費の補正でございます。総額及び年割額を事業の執行状況に応じて記載のとおり補正するものでございます。  48ページをごらんください。第6条債務負担行為の補正でございますが、浄給水場施設更新・整備調査委託につきまして、事業の進捗状況に応じ限度額を6,400万円に増額するものでございます。第7条は企業債の補正でございますが、先ほどちょっと触れましたけれども、起債限度額を190億円から100億円に減額するものでございます。  49ページをごらんください。第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費の増額に伴う補正を行うものでございます。最後に他会計からの補助金の補正でございますが、上水道事業に対する繰出金を1億2,159万7,000円に減額するものでございます。  以上が上水道事業会計の補正予算の状況でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第45号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第45号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第46号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第46号令和元年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) 議案第46号令和元年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第3号)について御説明いたします。議案説明資料の51ページをお開きください。  補正内容といたしましては、上水道事業会計と同様、収入につきましては最終の見込み額に、支出につきましては事業の執行状況に合わせた所用額に補正するものでございます。収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額補正額は、表の一番下に記載のとおり4億8,700万円の減額でございます。最終予算額は196億9,200万円となります。  上段、収益的収支につきましては、収入は給水収益、長期前受金戻入などについて最終の見込み額を計上する結果、全体では4,200万円の減額で、最終予算額は136億8,500万円となります。支出につきましては、動力費や委託料などについて事業の執行状況に応じた所用額に補正いたしまして、全体では3億2,600万円の減で、最終予算額は127億6,500万円でございます。この結果、純利益につきましては2億9,800万円増の7億2,600万円となります。  次に、資本的収支でございますが、収入につきましては、事業費の減額に合わせ企業債を2,900万円減額するなどの結果、全体では6,600万円の減額で、最終予算は36億2,900万円となります。支出につきましては、建設事業費などについて事業の執行状況に応じた所要額に補正する結果、全体では1億6,100万円の減額で、最終予算額は69億2,700万円となります。  52ページをお開きください。第2条業務の予定量の補正でございます。年間総給水量を2億8,542万4,100立方メートルに、一日平均給水量を77万9,847立方メートルにそれぞれ補正いたします。第3条、第4条につきましては、先ほど御説明させていただきましたとおりでございます。  59ページをごらんください。第5条企業債の補正でございますが、先ほど申し上げましたとおり、起債限度額を3億8,860万円から3億6,010万円に減額するものでございます。次に第6条でございますが、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正として、職員給与費の増額に伴う補正を行います。  以上が工業用水道事業会計補正予算の説明でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第46号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第46号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第48号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第48号令和元年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) それでは、議案第48号令和元年度千葉県特別会計造成土地管理事業会計補正予算(第3号)につきまして御説明をいたします。議案説明資料の61ページをごらんください。  補正内容としましては、収入は最終の見込みに、支出は執行状況に応じた所用額にそれぞれ補正するものでございます。収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額の補正額は、表の一番下にございますとおり37億3,000万円の減額で、最終予算は142億2,900万円でございます。  上段、収益的収支でございますが、収入では土地分譲収入、土地貸付収入などについて最終の見込み額を計上する結果、全体では32億1,500万円の減額で、最終予算は74億9,500万円でございます。支出は、分譲収入に合わせて土地分譲原価の補正を行うほか、修繕費や委託料につきまして執行状況に応じた所用額に補正する結果、全体では37億1,700万円の減額で、最終予算額は96億8,700万円でございます。その結果、純利益は5億200万円の増となりますが、利益でなく純損失が21億9,200万円という形でございます。  次に、資本的収支ございますが、収入の補正はございません。支出につきましては、公益施設負担金につきまして最終額に補正する結果、全体で1,300万円の減額で、最終予算は45億4,200万円となります。  62ページをお開きください。第2条業務の予定量の補正でございますが、土地分譲を3万9,886平方メートルに補正いたします。3条及び4条につきましては、先ほど御説明したとおりでございます。  次に、64ページをごらんいただきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございますが、職員給与費の減額に伴う補正を行うものでございます。  以上が造成土地管理事業会計補正予算の説明でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第48号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第48号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第85号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第85号千葉県と市川市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) 業務振興課長の鈴木でございます。  それでは、議案第85号の千葉県と市川市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について御説明いたします。お手元の議案説明資料の67ページをごらんください。  なお、議案説明資料の67ページから72ページでございますが、議案85号から議案第90号の6つの議案につきましては、相手先の市が違うだけで同一の内容であることをあらかじめ御承知おきいただければと思っております。  それでは、議案説明資料の表の左側の提出理由の欄をごらんください。本議案は、ここに記載のとおり、令和3年1月から市川市において上下水道料金の徴収一元化を実施するに当たり、地方自治法に基づく手続を行うものです。  表の中ほどの議案の概要をごらんください。議案の具体的な内容ですが、県が市川市の公共下水道の使用料等の徴収事務を受託するため、県と市川市との間の協議により規約を制定することについて、地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2の2の第3項の規定により議会の議決に付すものです。今回制定しようとする規約の概要でございますが、公共下水道の使用料等の徴収事務のうち、公共下水道の使用の開始、中止等の受け付け、使用料の調定に係る調査、算定、請求及び収納、使用料の納付の勧奨などに関する事務について県に委託するものでございます。施行日は、令和3年1月1日としています。  なお、備考欄に記載のとおり、市川市においては令和元年12月議会において同様の議案が可決されているところでございます。  以上、説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 きょうの議案説明資料の13ページの下から2番目に、6市分の経費の合計だと思うんですけれども、10億1,200万でこれの一元化を行うということですが、令和3年1月からこの一元化を始めて、受託収入とかで10億1,200万というのは何年続ければ、これは元が取れるというか、効率化によって総事業費10億1,200万というのはいつの日か回収できるものなのか、その辺の見通しについてお教えください。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) 10億1,200万につきましては、まず、これは県と市で折半するような形で負担をするものでございます。県におきましては、数年でその費用については回収できるものと考えております。各市におきましては、各市の状況もございますので一概には言えませんが、やはり数年で回収できるものというふうに伺っております。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 終わります。 ◯委員長(實川 隆君) よろしいですか。  ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第85号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第85号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第86号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第86号千葉県と船橋市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) それでは、議案第86号の千葉県と船橋市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について御説明いたします。お手元の議案説明資料の68ページをごらんください。  県と船橋市との間において、上下水道料金の徴収一元化を実施するに当たり、地方自治法に基づく手続を行うもので、具体的な内容につきましては、議案85号で説明した内容と同様でございます。  以上、説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第86号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第86号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第87号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第87号千葉県と松戸市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) それでは、議案の第87号千葉県と松戸市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について御説明いたします。お手元の議案説明資料の69ページをごらんください。  先ほど来同様、県と松戸市において、上下水道料金徴収一元化の実施をするに当たり、地方自治法に基づく手続を行うもので、具体的な内容につきましては、先ほど説明した内容と同様でございます。  以上、説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第87号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第87号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第88号関係
    ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第88号千葉県と浦安市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) それでは、議案第88号千葉県と浦安市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について御説明いたします。お手元の議案説明資料の70ページをごらんください。  これも先ほど来同様、県と浦安市との間で上下水道料金の徴収一元化を実施するに当たり、地方自治法に基づく手続を行うもので、具体的な内容につきましては、先ほど来説明をさせていただいたとおりでございます。  以上、説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第88号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第88号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第89号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第89号千葉県と印西市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) それでは、議案第89号千葉県と印西市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について御説明いたします。お手元の議案説明資料の71ページをごらんください。  これも県と印西市との間において、上下水道料金の徴収一元化を実施するに当たり、地方自治法に基づく手続を行うものでございまして、具体的な内容につきましては、先ほど説明したとおりでございます。  以上、説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第89号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第89号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第90号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第90号千葉県と白井市との間における公共下水道の使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木業務振興課長。 ◯説明者(鈴木業務振興課長) それでは、議案第90号千葉県と白井市との間における公共下水道使用料等の徴収等に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について御説明をいたします。お手元の議案説明資料の72ページをごらんください。  これも同様、県と白井市との間において、上下水道料金の徴収一元化を実施するに当たり、地方自治法に基づく手続を行うもので、具体的な内容につきましては、先ほど説明した内容と同様でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第90号に賛成の方は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第90号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  本間委員。 ◯本間 進委員 私から2点お伺いしたいと思います。  私も24年前からかねがね言っていました、また今回行われました本会議で自民党の代表質問に対して、新都市ビル跡地に企業局の本局庁舎を建設するという答弁がありました。本局庁舎建設に向けて今後どのように進めていくのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木財務課長。 ◯説明者(鈴木財務課長) 今後、本局庁舎建設に向けまして、庁舎の規模、事業費、スケジュール等についての具体的な検討を進め、早急に基本計画を策定することとしております。災害対応の強化を図るという点からも、少しでも早く本局庁舎が建設できるよう取り組んでまいります。なお、知事部局との合同庁舎となることから、検討に当たっては知事部局の関係部署と十分に調整を行ってまいります。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 庁舎を移転するというのは、一日も早く実現できるように頑張ってもらいたいと思います。  次に入ります。先ほど諸般の報告において台風15号等の対応を踏まえた災害対策の取り組み状況について説明がありました。給水区域11市と意見交換を行ったということだが、検討状況はどうか、宇内次長に質問したいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 宇内水道部次長。 ◯説明者(宇内水道部次長) ただいまの質問についてお答えいたします。台風15号等の対応を踏まえまして、連携の強化が特に必要であった千葉市と市原市とは12月に、また給水区域11市全体とは2月に会議を開催し、課題とその対応策について意見交換を行いました。  課題といたしましては、停電により多くの集合住宅で断水となったんですけれども、県営水道の給水状況が把握できなかったため、その原因がわからず対応に時間を要してしまった。それから、市と県営水道との情報共有や連携が不足していたなどの意見が出されました。その対応策といたしまして、当局施設の状況、例えば県営水道の管が断水しているのかしていないのかなどの情報を積極的に提供する、それから市災害対策本部に速やかに連絡調整員を派遣し情報の共有化を図る、それから、各市との合同訓練を定期的に実施し役割分担を再確認するなどについて協議したところでございます。11市とは今月下旬にも意見交換を予定しており、対応案を年度内に取りまとめ、各市と共有したいと考えてございます。  今後も迅速かつ効果的な応急給水方法等について、意見交換や合同訓練を行いながら、お互いに顔の見える関係を構築し、さらなる連携強化に取り組んでまいります。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 水道は、今や災害時においても県民になくてはならないライフラインであります。今回の台風の経験や教訓を踏まえ、引き続き給水区域11市との連携強化を深め、県民に寄り添った災害時の応急給水対策にしっかりと取り組んでもらいたいと思います。  終わります。
    ◯委員長(實川 隆君) ほかに。  鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 それでは、水道事業について3点お伺いいたします。  まず、直結給水についてお伺いします。貯水槽方式では、停電時ポンプが動かないことで送水ができません。しかし、直結増圧式給水ポンプ方式であれば、停電によりポンプがとまっても、およそ2回までは送水が可能となり、避難所となる学校の体育館等への給水も可能となります。また、直結給水であれば、おいしい水をそのまま届けることができます。東京都や大阪市などは教育庁等と連携し、直接蛇口から水道局のおいしい水を生徒に飲んでいただく取り組みを行っています。学校の直結給水化を推進するべきではないかと考えます。  そこでお伺いします。千葉県企業局として教育委員会等と連携し、停電等の災害に強く、またおいしい水道水を直接県民に届けられる直結給水化を推進すべきと考えるが、どうでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 密本給水課長。 ◯説明者(密本給水課長) 給水課でございます。  小中学校等の給水方式は貯水槽給水方式を採用している施設が多くありまして、おいしい水の観点や災害時の対策等も含め、直結給水方式に転換するかどうかにつきましては、学校施設を管理している関係部署が判断するものと考えております。また、災害時には貯水槽給水方式のストック機能も有効な手段の一つでありますので、これもあわせて停電時等に活用できる直結給水栓等の有効性も積極的にPRしております。また、企業局として学校施設の関係部署が直結給水方式を希望する場合には、技術的に考慮すべき点などについて引き続き丁寧に説明してまいりたいと思います。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 2点目で、発注・施工時期の平準化についてお伺いいたします。鋳鉄管更新工事について、現場の事業者の皆様からは、空白期間となる第1・四半期に工事ができるよう12月から1月に発注し、3月ごろには契約、4月から事業者が仕事ができるよう発注・施工時期の平準化を行っていただきたいとの切実な声が寄せられております。県土整備部等では具体的な推進計画に基づき発注・施工時期の平準化に取り組んでいるようですが、企業局としてもより一層の取り組みを図るべきと考えております。  そこでお伺いします。企業局として、鋳鉄管更新工事においても目標を掲げ、発注・施工時期等の平準化を図るべきと思うが、企業局の現状と今後の方針についてお伺いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 密本給水課長。 ◯説明者(密本給水課長) 給水課でございます。  工事の平準化につきましては、施工時期等の平準化に向け、切れ目のない発注に効果がある債務負担行為予算の増額などに取り組んでおり、平成30年度が約51億円、令和元年度が約82億円であり、令和2年度予算案では85億円とさらに増額しております。その一方で、小中口径管路を対象としている鋳鉄管更新工事には、道路整備や下水道整備等に合わせて水道管の移設を依頼される工事など、当局で発注・施工時期を決めることができない工事があります。目標設定については、引き続き他事業体の取り組みを調査してまいります。  今後も債務負担行為予算を適切に活用することにより、第1・四半期の工事本数をふやすことなど、より一層平準化に努めてまいります。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 要望です。施工時期の平準化については、発注者それから受注者の双方に効果があることから、引き続き債務負担行為予算を適切に活用し、平準化に取り組むよう要望いたします。  最後に、県営水道事業における民間委託についてお伺いいたします。千葉県企業局において、水道検針事業をヴェオリア・ジェネッツ株式会社が行っております。当社は2006年に広島県広島市下水道局、埼玉県下水道公社の下水処理場の運転維持管理を受託、2012年には愛媛県松山市公営企業局の浄水場運転維持管理の受託に成功。その後、千葉、浜松などで下水道事業受注にも成功しました。全世界において上下水道事業から原子力発電所の解体作業まで、環境に関するさまざまなノウハウを持ち、漏水など災害対応も可能な当社の参入は、千葉県において将来的にコンセッション方式の導入促進につながるのではないかと思います。  しかし、忘れてはならないことは、水道事業は県民の生活に欠かせないライフラインであり、水の供給がとまることは、住民への負担、それから影響が甚大な事態に直結するということであります。そして、3・11東日本大震災の大規模な液状化の際には、水道局エリア内において、その復旧の実に99%が県内水道事業者によるものであったという事実であります。  そこでお伺いいたします。大規模地震やその他自然災害の場面にあっても、必要最低限の水の供給が可能となるよう、水道事業の本質にかかわる事業の委託先は千葉県に本社を持つ会社とすべきと考えます。千葉県企業局の御見解をお伺いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 横山経理課長。 ◯説明者(横山経理課長) 経理課でございます。  水道事業に関する契約につきましては、工事に関するものから業務委託までさまざまなものがございますが、地域要件につきましては、予定価格や業務の内容等に応じまして、それぞれ要件を設定しているところでございます。そうした中で、当局は水道事業者として24時間365日、安全な水を安定的にお客様に供給する責務を有しており、災害時にあっても必要最低限の水の供給ができるよう対応する必要がございます。そのため、現場における応急対応を迅速に実施することが不可欠でございまして、地域の状況に精通していることは重要な要件の一つであるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 漏水調査のような災害時に迅速に対応する必要がある業務について、千葉県に本社を持たない企業が参入する可能性はどうでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 密本給水課長。 ◯説明者(密本給水課長) 給水課でございます。  漏水調査は、漏水を早期に発見することによる水資源の有効利用や、漏水に起因した道路陥没等による二次災害を防止するため重要な業務でございます。また、大規模災害時にも漏水箇所を特定するために必要となります。そのため、災害の発生時に即応できる給水区域内の事業者を育成する観点から、漏水調査業務委託の入札参加資格要件は、これまでも水道事務所管内に本社を有する者と定めており、今後ともこの考え方を踏まえていきたいと考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。 ◯鈴木和宏委員 それでは、今後も企業局においては上水道事業の民営化はないとの見解で間違いないかお伺いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 川島総務企画課長。 ◯説明者(川島総務企画課長) 総務企画課でございます。  コンセッション方式についての御質問というふうに受けております。県営水道の経営につきましては、現時点におきまして比較的良好な状況にございます。また、老朽化した水道施設の更新、それから整備等につきましては、長期施設整備方針や中期経営計画に基づきまして主体的に実施をすることとしてございます。このことから、当局におきましてはコンセッション方式につきましては現在検討する状況にはないというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 鈴木委員。よろしいですか。 ◯鈴木和宏委員 以上です。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。  守屋委員。 ◯守屋貴子委員 では、よろしくお願いいたします。  今、鈴木委員のほうから直結給水栓というお話があったんですけれども、私のほうからは災害時に活用できる直結給水栓及び非常用給水栓の普及促進についてお伺いしたいと思います。  私ども、我が党の代表質問で、直結給水栓及び非常用給水栓の普及のため県として支援策を講じるべきと考えるが、どうかというふうにお伺いをさせていただいて、その際の危機管理課の御答弁では、非常用の給水栓や直結給水栓の設置による災害時の水の確保について御紹介し、普及を促進していくといったような御答弁をお伺いしました。台風15号等の影響によって千葉県内では長期的な停電が発生しましたけれども、企業局では、この非常用自家発電設備を活用することなどにより給水を継続できたというふうにお伺いしています。そのため、停電した地域の集合住宅等の居住者は、増圧ポンプや貯水槽以降のポンプが作動しなくても、この直結給水栓や非常用給水栓があれば水道水を使用できたということでありました。  そこでお伺いしたいんですけれども、企業局では、ホームページで停電時にも活用できるこの直結給水栓あるいは貯水槽に設置する非常用給水栓についても広報されていますけれども、この普及促進について具体的にどのように取り組んでいくのか、まず第1点としてお伺いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 密本給水課長。 ◯説明者(密本給水課長) 給水課でございます。  企業局としては、直結給水栓等について、「県水だより」やホームページ等を通じて幅広くお客様に広報を行っております。また、公営集合住宅等の管理者に対しても、有効性の説明及び居住者への周知もお願いしております。今後も、県や市の関係部署への説明、周知の協力依頼や当局業務委託実施時に資料配布を行うなど、積極的に周知を図ってまいります。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 守屋委員。 ◯守屋貴子委員 ありがとうございました。積極的な周知を図られているということだったんですけれども、この直結給水栓とか非常用給水栓、非常に災害時に有効な手段だというふうに考えます。実際、これらの給水栓が集合住宅にどの程度現在設置されているのか、そのあたりをお伺いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 密本給水課長。 ◯説明者(密本給水課長) 給水課です。  増圧ポンプや貯水槽ポンプを使用している集合住宅の直結給水栓設置状況については現在調査中でありますが、県営、市営及び都市再生機構の住宅においては約7割程度設置されております。引き続き設置状況の把握に努め、積極的に周知を行ってまいります。 ◯委員長(實川 隆君) 守屋委員。 ◯守屋貴子委員 ありがとうございました。では、調査中のところは引き続き把握に努めていただきたいと思います。  再度なんですけれども、この県営とか市営とか都市再生機構の住宅においては7割程度の設置状況ということで、この有効性というものを考えると、設置を企業局としても促進していこうとしていること、これは共通の認識だということはわかりました。県営住宅などは県として直結給水栓の設置をできるわけですから、市町村や民間に周知するだけではなくて、まずは県としてできるところから積極的に設置していくべきと考えますが、このあたりはいかがでしょうか、お伺いします。 ◯委員長(實川 隆君) 密本給水課長。 ◯説明者(密本給水課長) 給水課です。  企業局としては、県営住宅を管理している県関係部署に直結給水栓や非常用給水栓の有効性などを積極的に説明し、設置に向けた検討を進めていただくよう引き続き働きかけていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 守屋委員。 ◯守屋貴子委員 ありがとうございました。それでは要望させていただきたいと思います。  まずは、居住者の方々がこの直結給水栓あるいは非常用給水栓について、住んでいる集合住宅に設置されているのか、あるいは利用するにはどうすればいいのかということを知ってもらうことが非常に重要だというふうに考えます。引き続き居住者の皆様への周知を図るとともに、集合住宅管理者にも積極的に働きかけていただいて、この給水栓の設置、直結給水栓、非常用給水栓の設置に向けた広報活動を行い、普及活動につなげてもらいたいと思います。同時に、まずは県で設置できるところについては、例えば今お話しさせていただいた県営住宅などですけれども、設置を進めていっていただきたいと思いますし、民間住宅等には設置者がより設置しやすくなる工夫、例えば、設置に際して助成する等の県としての支援策、これを講じていただくように強く要望させていただいて、私の質問を終わります。
    ◯委員長(實川 隆君) よろしいですか。 ◯守屋貴子委員 はい。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございますか。  宍倉委員。 ◯宍倉 登委員 済みません、それでは1つ、先ほど鈴木委員のほうからお話しあった民間委託なんですけれども、コンセッションでよく公共の施設をこれからは民間に委託してという流れらしいんですけれども、水道のコンセッションというのは諸外国で取り組んできて、そういう経緯があるらしいんですけれども、民間に委託して、水道料金が高くなっちゃって、また公的な形でということで戻してということが諸外国ではあるというようなことで、やっぱり一番この問題は料金だと思うんですよね。料金が高くなっちゃってということで。  今、やっぱりそういう問題、合理的に運営、水道事業の運営をどうしたらいいかということで、やっぱり大阪市なんかもこれに取り組んでいるんですけれども、例えば全体の取水から浄水から配水から、そしてまた配水管の管理とかいろいろあるんですけれども、全部を公でやるというよりも、ある一部分を合理的に取り組んでくれるということを、それが管理費が安くなるということになれば、官民連携ということもあり得るのかなと。  ですから、言いたいことは、コンセッションはだめですよということよりも、やっぱり利用者である水道料金が安定的に安ければ安いほどいいわけですから、それにはどうしたらいいかという視点から、ひとつこれからも柔軟に考えていってもらいたいなというふうに思うんですけれども、いかがですか。 ◯委員長(實川 隆君) 川島総務企画課長。 ◯説明者(川島総務企画課長) 総務企画課でございます。  委員おっしゃるように、コンセッション方式につきましてはそのメリットの面と、民間事業者と責任分担とかデメリットの部分と、いろいろあろうかと思います。他の団体につきましても検討をいろいろしているところがあるというふうに聞いておりますので、そういったところもまたこちらのほうでも研究しながら考えていくということはございますけれども、現時点におきましては、先ほど御答弁したとおり検討する状況にはないということで御理解いただければというふうに思います。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) よろしいですか。  それでは、以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長(實川 隆君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「委員長、副委員長一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。  以上で企業局関係の審査は終了となりますが、最後に私から一言申し上げます。  皆様方には、大変1年間お世話になりました。この場をかりてお礼を申し上げる次第であります。  その中で、玉田企業局長と倉持管理部長におかれましては、3月末をもって定年退職ということで、これが最後の常任委員会となりましたわけですけれども、お2人には30年以上の長きにわたり、県勢の発展と県民福祉の向上のために御尽力をいただきましたこと、まことにありがとうございました。今後の御健康と新天地での御活躍をお祈りしたいと思います。大変お疲れさまでございました。(拍手)  また、これからの新年度以降になろうかと思いますけれども、新天地におかれましても皆様方の御活躍をお祈り申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。  玉田企業局長。 ◯説明者(玉田企業局長) ただいま委員長から過分なお言葉をいただきまして、まことにありがとうございます。また、委員の皆様にはこの1年、あるいはもっと前から、企業局の事業につきまして日ごろから御理解あるいは御指導いただきまして、深く感謝申し上げる次第でございます。  私、それから倉持を初め、ほかにも多くの職員が今月で県を退職することになります。ただ、いずれにせよ、形がどうあれ今後も企業局あるいは千葉県とかかわり、あるいは応援するという、そうしてまいる所存でございますので、引き続き企業局をよろしくお願い申し上げます。  きょうはどうもありがとうございました。(拍手) ◯委員長(實川 隆君) 暫時休憩します。        午前11時25分休憩        ─────────────────────────────        午前11時34分再開 ◯委員長(實川 隆君) それでは、休憩前に引き続き審査を再開します。        ─────────────────────────────        審査の開始(総合企画部関係) ◯委員長(實川 隆君) これより総合企画部関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、議案の審査を行います。  総合企画部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承を願います。  石川総合企画部長。 ◯説明者(石川総合企画部長) 初めに、議案の概要について御説明申し上げます。  本日御審議いただく総合企画部関係の議案は3議案でございます。それでは、着座にて失礼させていただきます。  まず、議案第1号令和2年度千葉県一般会計予算について御説明いたします。総合企画部と人事委員会事務局を合わせた歳出予算として136億2,973万5,000円を計上いたしました。前年度当初予算と比較いたしますと30億7,002万6,000円の増となっております。  主な事業といたしましては、広報事業として、県の施策やさまざまな魅力を広く県内外に効果的に伝えるため、各種メディアを活用し、戦略的な情報発信を行います。特に、東京2020大会を活用して積極的に情報発信を行うため、首都圏向けテレビ番組で競技開催地などに関連した地域の話題を取り上げるとともに、大会観覧イベント等において千葉県の魅力をPRし、大会期間中及び大会後の誘客につなげてまいります。  成田空港のさらなる機能強化を最大限生かした周辺地域の活性化を実現するため、民間事業者の参入しやすい地域づくりを目指し、国家戦略特区制度などの活用に向けた具体的な規制緩和の検討を行います。  水道事業については、市町村水道総合対策事業として、県内の水道料金格差を是正するとともに、事業体の経営健全化を図るため、市町村等が経営する水道事業に対し補助を行います。新規事業として、県内事業体の統合、広域連携の効果等を示す水道広域化推進プランの策定に当たり必要な調査、分析などを行います。  公共交通については、鉄道の安全性向上に資する設備整備に対する補助において、新たに小湊鉄道を対象に加え支援してまいります。路線バスを取り巻く環境が厳しさを増す中で、持続可能な地域公共交通の確保に向け、路線バスの再編等につながる市町村の実態調査等の取り組みに対して、広域的な観点から新たに支援いたします。  このほか、令和2年は5年に1度の国勢調査の年に当たることから、我が国の人口及び世帯数並びに男女別、年齢別等の項目について、各種行政施策その他の基礎資料を得ることを目的に調査を実施いたします。  次に、議案第25号令和元年度千葉県一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。  令和元年度予算について、事業費の確定に伴う減額を行うことなどにより、合計で10億6,294万4,000円を減額し、総合企画部と人事委員会事務局を合わせた既定予算を95億497万9,000円としようとするものでございます。  次に、議案第51号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、県民の利便性向上を図るため、旅券事務を新たに2つの市町に移譲するものでございます。  各議案の詳細につきましては、それぞれの担当課長から御説明いたしますので、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。  次に、諸般の情勢等について2点御報告申し上げます。  まず、新型コロナウイルス感染症への総合企画部における取り組みについてですが、県民の皆様への広報として、感染拡大防止に向けた知事からのメッセージや、正しい手洗いの方法を動画で配信しています。また、感染症の発生状況、予防策、電話相談窓口等の情報を県のホームページや「県民だより」、テレビ、ラジオの広報番組などで繰り返し周知しております。引き続き感染の拡大防止に向け、情報提供や注意喚起に努めてまいります。  次に、成田空港のさらなる機能強化に関して御報告いたします。  一昨年の四者協議会での合意を受け、事業実施などの前提となる航空法に基づく空港等変更許可に係る手続が進められてまいりましたが、去る1月31日、国土交通大臣により変更許可が行われました。また、騒音地域からの移転が可能となる騒特法の地区設定に関しては、2月3日の県都市計画審議会で可決されたところでございます。今年度末には四者協議会を開催し、空港周辺の地域づくりに関する実施プランを策定するとともに、騒特法に基づく地区設定の結果、集落のうち数戸だけが移転対象とならない、いわゆる1戸残しへの対策など、残された課題の対応策について合意が得られるよう進めてまいります。  県といたしましては、住民の生活環境の保全を図りながら、さらなる機能強化の実現と空港周辺の地域づくりに向けて4者で連携して取り組んでまいります。  以上、諸般の情勢等について御報告申し上げました。よろしくお願い申し上げます。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長(實川 隆君) 初めに、議案第1号令和2年度千葉県一般会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。  野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  政策企画課の令和2年度当初予算案について御説明いたします。お手元に配付の議案説明資料の7枚目、2月定例県議会議案説明資料49ページをお開きください。  第2款第2項第1目企画総務費は予算額20億2,384万1,000円で、このうち主なものを御説明いたしますと、1の人件費は女性サポートセンターを除く総合企画部全体の職員人件費で19億9,256万円でございます。3の地域づくり総合支援事業の移住・定住促進事業は、県内の移住、定住に関する情報を効果的、効率的に発信するとともに、市町村等が行う広域的な取り組みを支援するもので、1,420万円でございます。  次の50ページをお開きください。第2款第2項第2目計画調査費は予算額1億500万3,000円で、その内容は表に記載のとおりでございますが、5の千葉県ICT利活用戦略推進事業につきましては、人間が行うキーボードやマウス等の端末操作を自動化するRPAの本格導入や、県民からの質問にあらかじめ用意された答えを人工知能が自動で回答するAIチャットボットの導入など、ICTを活用して庁内の業務改革や県民サービスの向上を図るもので、3,500万円でございます。8のUIJターンによる起業・就業者創出事業につきましては、県内の条件不利地域において中小企業等へ就業し、または特定分野で起業して移住した場合、移住に要する費用の一部を助成するもので、5,250万円でございます。  52ページをごらんください。第2款第7項第2目委託統計費は予算額1,374万1,000円で、国の委託統計事業に係る職員の時間外勤務手当でございます。  次の53ページをごらんください。第3款第1項第1目社会福祉総務費は予算額1億6,784万9,000円で、女性サポートセンター職員の人件費でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 国際課でございます。  令和2年度当初予算案について御説明をさせていただきます。同じ資料の54ページをごらんください。  第2款第1項第15目諸費、予算額6億7,617万8,000円で、その内容は以下に記載のとおりでございますが、主なものといたしまして、1つとして国際化推進事業ですが、米国・ウィスコンシン州やドイツ・デュッセルドルフ市、台湾・桃園市を初めとした国際交流のほか、外国人県民にも暮らしやすい地域づくりとして外国人総合相談窓口の設置などを行うものでございます。2つとして旅券発給事業ですが、旅券事務所等の会計年度任用職員人件費及び運営費、旅券発給事務の市町村権限移譲に係る経費及び収入印紙等の販売に係る経費でございます。なお、最後の収入印紙販売経費は前年度に比べ大幅な減額となっておりますが、これは葛南地域振興事務所における旅券業務の終了によるものでございます。  次に、55ページをごらんください。第2款第2項第1目企画総務費で、予算額977万5,000円でございます。その内容は、国際課の運営費でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) 添谷報道広報課長。 ◯説明者(添谷報道広報課長) それでは、続きまして報道広報課の令和2年度当初予算案について御説明をさせていただきます。同じ資料、56ページをごらんいただけますでしょうか。  第2款第1項第3目広報費でございます。予算額は9億3,097万4,000円でございます。主な内容といたしまして、1番広報事業でございますが予算額8億5,084万3,000円でございます。内容としましては、企画広報といたしまして千葉県のブランドイメージ向上のための各種メディアを活用した広報あるいは観光、農林水産物を初めとする千葉の魅力を発信していくという事業でございます。特に、来年度は東京2020大会、それからアクアラインマラソンもございますので、注目を集める絶好の機会ということで、国家的な情報発信に努めてまいりたいと考えております。ポツの2つ目以降、「県民だより」を初めとする刊行物広報、テレビ、ラジオの放送広報、それからホームページの広報、こういった広報媒体を活用しまして、県の施策あるいはイベント情報等について広報してまいりたいというものでございます。  番号2番でございますが、広聴事業としまして4,795万7,000円を計上してございます。このうち県政に関する世論調査につきましては、年2回、県内の方を対象に抽出を行いまして、県政に対する関心、要望等についてお伺いをし、県政の基礎資料とするものでございます。
     説明は以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 笹生統計課長。 ◯説明者(笹生統計課長) 続きまして、統計課の令和2年度当初予算について御説明申し上げます。同じ資料の57ページをお開きください。  第2款第7項第1目統計調査総務費の予算額は2,643万3,000円でございます。その主な内容といたしましては、統計年鑑などを発行する統計資料整備事業及び会計年度任用職員の人件費などの運営費でございます。  次に、58ページをごらんください。第2款第7項第2目委託統計費の予算額は30億7,924万円でございます。その内容は、国から委託を受けて実施いたします労働力調査を初めとした統計調査14事業にかかわります統計調査員手当、市町村委託費などの経費でございます。なお、令和2年度当初予算は、令和2年国勢調査が行われることなどによりまして、前年度と比較して24億6,301万3,000円の増となっております。  次に、59ページをお開きください。第2款第7項第3目県単統計費の予算額は444万4,000円でございます。その内容は、毎月常住人口調査などの県独自の統計調査や統計調査結果報告書の作成に要する経費でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) 水政課でございます。  令和2年度当初予算案につきまして御説明いたします。同じ資料の60ページをごらん願います。  第2款2項第6目水政費、予算額52億5,425万1,000円でございます。内容は以下の表に記載のとおりとなりますが、主なものといたしまして、まず3の水道事業対策の下から2つ目にございます水道広域化推進プラン策定事業についてですが、これは県内水道事業体の経営基盤強化に向け、統合、広域連携を推進するため、効果ですとか進め方等を示すプランの策定に当たり必要な調査分析などを行うため、新たに計上させていただいたものでございます。次に、すぐ下の事業、生活基盤施設耐震化等交付金でございます。これは、水道事業体の運営基盤の強化を図るため、施設の耐震化・老朽化対策に係る経費や水道事業体の広域化における施設整備に必要な経費につきまして、国の補助制度を活用し支援するもので、財源は全額国費となっております。最後に、4の経営健全化対策の1つ目でございます市町村水道総合対策事業補助金ですが、こちらにつきましては、県内水道の料金の格差を是正し住民負担の軽減等を図るため、各事業体に対し補助をするものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 空港地域振興課でございます。  令和2年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の61ページをごらんください。  第2款第2項第3目国際空港対策費ですが、予算額は2億5,569万円でございまして、その内容は表に記載のとおりですが、主なものといたしまして、3の航空機騒音対策事業でございますが、これは住宅防音工事の助成など航空機騒音等の障害から住民の生活環境を保全するための補助事業並びに公益財団法人である成田空港周辺地域共生財団への出捐金でございます。4の成田空港活用協議会負担金でございますが、これは成田空港を活用した県経済の活性化を図るため、官民が連携して立ち上げた成田空港活用協議会の事業費等の一部を負担するものでございます。5の成田空港周辺の地域づくりに向けた検討事業についてでございますが、これは空港のさらなる機能強化に合わせ、日本最大の国際空港である成田空港の恩恵を周辺地域に最大限波及させていくため、民間活力の導入も視野に入れた規制緩和案などの検討に当たり、高度に専門的な知見を必要とすることから、民間コンサルティング会社に委託するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通企画課でございます。  それでは、交通企画課の令和2年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の63ページをお開きください。  第2款第2項第9目の交通計画費でございますけれども、予算額4億8,284万2,000円でございます。その内容は以下に記載のとおりでございますけれども、主なものについて御説明いたします。まず、1の鉄道網整備事業ですが、鉄道輸送対策事業費補助につきましては、中小の鉄道事業者が行う安全輸送のための設備整備に対して、国、関係市町とともに助成を行うものでございます。なお、この中で小湊鉄道については新たな支援の実施を、銚子電鉄についても銚子市と連携した支援の強化に取り組むこととしております。次に、鉄道施設耐震対策事業費補助ということでございますけれども、これは鉄道施設の耐震化に要する経費に対して、国、沿線市とともに助成を行うものでございます。次の東葉高速鉄道利子補給金については、東葉高速鉄道の経営安定化に資するため、国、関係者とともに利子補給を行うものです。そして、次にいすみ鉄道基盤維持費補助については、線路等のインフラ部分の維持、修繕等に対して関係市町とともに助成を行うものでございます。最後、いすみ鉄道運行経費補助でございますけれども、これは安全輸送の徹底やサービスのさらなる向上のため、運行経費の一部について関係市町とともに助成を行うというものでございます。次に、2の地域公共交通活性化事業でございますけれども、この最初のバス運行対策費補助につきましては、地域住民の日常生活に必要なバス路線のうち、広域的幹線的な路線の維持を図るため、国とともに運行経費の一部について助成を行うものです。次の持続可能な地域公共交通の確保支援事業については、市町村を対象に、公益的な公共交通に関する計画の策定、バス路線の見直しを目的とした実態調査、実証運行について、新たに助成をするものでございます。次に、3の交通バリアフリー対策事業というものでございますけれども、これについては高齢者、障害者等の利便性、安全性の向上を図るため、ホームドア、エレベーターなどのバリアフリー設備の整備やノンステップバス等の導入の助成を行うというものでございます。最後に5の債務負担行為でございますけれども、鉄道駅バリアフリーの設備整備事業について、補助を予定しているホームドアやエレベーターの設置工事が完了まで複数年を要するため、令和5年度までの債務負担行為を設定しているというものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。  男女共同参画課の令和2年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の64ページをお開きください。  第2款第2項第7目男女共同参画費、予算額は9,368万4,000円で、その内容は以下に記載のとおりでございますが、主なものといたしまして、1の計画の策定及び推進につきましては、男女共同参画計画に基づき、広報啓発や市町村の支援、事業所表彰などを実施するための経費でございます。2のDV被害者等の支援につきましては、県のDV専門相談員や市町村職員などの資質向上を図るためのDV職務関係者等研修や、DVの早期発見、未然防止に向けてDV相談カードやパンフレットの配布、DV防止街頭キャンペーンなどを行う広報啓発に係る経費などでございます。広報啓発につきましては、今年度の9月補正において、ラジオCMや地域紙の広告を行うための予算等を増額したところですが、令和2年度からは、それらに加え新たにインターネット広告等を行うこととしたところでございます。3の男女共同参画センター事業につきましては、相談事業、広報啓発及びシンポジウムや各種講座の開催などに係る経費でございます。  次に、65ページをごらんください。第3款第1項第7目婦人対策費、予算額は1億9,316万3,000円で、その内容は、配偶者暴力相談支援センターに係る経費でございますが、主なものといたしまして、女性サポートセンターの婦人相談員及び生活支援員等の会計年度任用職員等人件費でございます。一時保護委託事業につきましては、DV被害者へのきめ細やかな支援を行うため、一時保護業務を民間団体等に委託する経費でございます。地域配偶者暴力相談支援センター事業につきましては、各健康福祉センターに配置されておりますDV専門相談員の人件費等でございます。また、令和2年度より新たにDV専門相談員による児童相談所への出張相談を実施するため、相談員を2名増員しました。女性サポートセンター運営費等につきましては、入所者の一時保護に要する経費や施設の維持管理に要する経費等でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 田中人事委員会事務局任用課長。 ◯説明者(田中任用課長) 人事委員会事務局任用課でございます。  人事委員会事務局の令和2年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の418ページをごらんください。  第2款第8項第1目委員会費は予算額896万円であり、その内容は人事委員会の委員に係る報酬等でございます。  次に、419ページをごらんください。第2款第8項第2目事務局費は予算額3億366万7,000円であり、その内容は以下に記載のとおりですが、主なものといたしましては事務局職員の人件費、職員採用試験費及び警察官採用試験費等でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 審査途中でありますけれども、暫時休憩します。        午前11時59分休憩        ─────────────────────────────        午後0時58分再開 ◯委員長(實川 隆君) 休憩前に引き続き審査を再開します。  これより質疑を行います。質疑はありますか。  礒部委員。 ◯礒部裕和委員 では、予算に関して伺いたいと思いますが、まず、政策企画課における超高齢社会に対応した移動困難者対策促進事業について、その概要等について教えていただきたいと思います。  それから、交通計画課で、先ほど少し御説明がありましたが、持続可能な地域公共交通の確保支援事業ということで、ほかの市町村の支援を行うということでしたけれども、具体的にこちらについては市町村が策定している地域公共交通網形成計画について、これの策定について支援をするということでよろしいでしょうかということで伺いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  議案説明資料50ページの6の移動困難者対策の関係の御質問でございますが、今後想定される超高齢社会では、病院への通院や商店への買い物が困難ないわゆる移動困難者への総合的な取り組みが不可欠だということでございまして、市町村を含むさまざまな主体が連携して効率的に事業を実施できる体制づくりが必要となっております。  そこで、来年度は移動困難者を地域で支えていくための仕組みづくりに向けて、他県での取り組み事例や国の動向等を学ぶためのセミナーの開催などを行うこととしております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  御質問のあった持続可能な地域公共交通の確保支援事業のうち、事業内容にある計画策定の支援の部分に関する御質問でございますけれども、これについては御指摘のとおり、現行の地域公共交通網形成計画の策定を支援するものでございますけれども、名称はちょっと法改正で変わるかもしれませんが、その計画を対象としておりまして、ただ、広域的な複数市町等で策定する広域なものに限って支援をするというような形になってございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。 ◯礒部裕和委員 ちょっと諸般のほうでもまた触れさせていただきたいと思うんですが、超高齢社会におけるその移動困難者の対策ということと、今、市町村でそれぞれ策定をしている地域公共交通網形成計画、それから、今課長の御答弁であった広域的な計画、これらは恐らく連動してくる可能性があるのかなと。やはり地域ごとにさまざまな課題があって、その地域ごとにそれぞれに応じた形での対応が必要になる一方で、何かちょうど政策企画課と交通計画課とで、ある意味では似たような中身なんだけれども違う事業みたいな印象を受けるので、これらの事業を進めるに当たって、きちんと連携を進めていっていただきたいということで、今のところはそれで要望したいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 要望でよろしいですか。 ◯礒部裕和委員 はい。 ◯委員長(實川 隆君) ほかに。  秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 では、最初にDV関係でお尋ねします。  1月30日発表の令和2年度当初予算案についての42ページのほうで、DV等の防止及び被害者支援の推進、一部新規のうちの新規が児童相談所におけるDV相談等の実施の517万円となっておりますが、これの主な内訳をお願いします。 ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 児童相談所におけるDV相談等の実施につきましての内訳ということでございますけれども、まず、児童相談所等におけますDV相談といたしまして、健康福祉センターのほうから県の児童相談所にDV専門相談員を派遣いたしまして出張相談を行う、こちらの経費が517万円でございます。それ以外に、関係機関との合同研修による職員の資質向上といたしまして166万6,000円、合わせまして683万6,000円を計上させていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 この予算は今後も、令和2年度以降、健康福祉部に移った後も、おおむねこの規模の予算をつけ続ける方針というふうに理解してよろしいですか。 ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 令和2年度におきましては、こちらの公表資料の中にございますDV等の防止及び被害者支援の推進ということで2億2,943万8,000円計上させていただいておりますが、こちらの経費につきましては全て健康福祉部のほうに移管しまして、引き続き業務のほうは実施する予定となっております。平成3年度以降につきましても、DV防止計画に基づきまして引き続き実施していくことになるというふうに考えているところでございますが、各年度、また予算編成は個々に行われるものでございますので、それは健康福祉部さんのほうでまた別途お考えになることかなというふうに考えております。  以上でございます。
    ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 あとこの関係で2問ほどお尋ねしたいんですが、日本の全都道府県中全てのデータはないと思うんですが、健康福祉部門でDV担当を置いている都道府県、主な都道府県、調査した範囲でどの程度健康福祉部に置いているのかお願いします。 ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) その件数につきましてちょっと確認をさせていただければと思いますので、少しお時間をいただけますでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 では、それは後でお願いした上で、今回DV担当を健康福祉部に移すに当たってさまざまな検討をされたと思うんですが、メリットが大きいから移すということですけれども、想定の範囲内ないしは協議中に見つかったデメリットがあったのかどうか、あるいはそのデメリットを解消する策もあわせて打つ予定となっているのか、そのあたりをお願いします。 ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 移管に当たりましては、総合企画部と健康福祉部のほうと協議を進めてきたところでございます。その中で、移管によりまして特段デメリットがあるとは考えてはおりません。DV等の防止等につきましては、児童虐待と連携した取り組みがより推進されることが期待できるというふうに考えているところでございます。また、DVにつきましては重大な人権侵害でもございまして、男女共同参画社会を形成する上でも克服すべき重要な課題であるというふうに考えているところでございますけれども、そういった観点からも、これまで男女共同参画課におきましてDV対策を実施してきたところでございます。DV対策につきましては、男女共同参画計画においても重点的な取り組みとして位置づけているところでございまして、引き続きこれについては男女共同参画課においても健康福祉部と連携しながらしっかりと取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。では、2点目は後で伺うとして、その次に水道広域化推進プラン策定事業についてお尋ねします。  こちらは予算額3,100万と債務負担行為2,600万、合わせて5,700万円を2カ年で使う事業かと思うんですけれども、特に北千葉ブロックと京葉ブロックといった人口密集地域についても、この2カ年の中で何らかの計画を策定していくのか、時期的に、着手する時期も含めて、そのあたりを教えていただければ。よろしくお願いします。 ◯委員長(實川 隆君) 金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) 水政課でございます。  広域化推進プランに関してお答え申し上げます。人口減少が進んでいる現状におきましては、都市部におきましても、将来にわたって安全な水を安定して住民に届けるためには、水道事業の経営健全化ですとか技術職員の確保、また施設の更新といった課題の解決に向け取り組む必要があると考えております。このため、北千葉ブロックや京葉ブロックなどの都市部におきましても、水道事業体の基盤強化に向け統合・広域連携に係る検討を進めていただきたいと考えておりまして、今後は関係する市の意見を十分伺いながら本プランに位置づけてまいりたいと考えております。動き出しに関しましては、来年度、既に各団体の状況調査のほうは今年度から行っておりますので、それをもとに各地域に対しまして御意見のほうを順次伺ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。当初、パブリックコメントを最終的にどこかの段階でやる予定が想定されているのかどうかについてを伺ってから、当初予定していた2番目の質問をしたいと思いますので、この広域化推進プランの何らかの素案等ができる段階では県民へのパブリックコメントというのは予定しているんでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) 水政課でございます。  プランの策定に関しましては、委員今御発言のとおり素案を策定した段階でパブリックコメントのほうを実施してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 はい、わかりました。素案の段階でも当然パブリックコメントは必要だと思うんですけれども、その手前の段階でも何らかの、もちろん自治体の御意見を聞きながら進めていただいているというのは承知しておりますが、一般の住民、県民、水道ユーザーの皆さんも途中の段階で何らかの形で、例えば会議を傍聴するなり意見を表明したりできる場があるのかどうか、そこをお願いします。 ◯委員長(實川 隆君) 金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) まず、水道広域化推進プランについてですけれども、これは県内の統合・広域連携を推進していくために、各地域における統合等の効果ですとか進め方などを示すものでございまして、各水道事業体等との会議につきましては、この効果等を算出するために具体的な施設の統廃合ですとか事務の広域化処理の方策など、専ら技術的な事項を主に検討することを考えております。このため、現時点におきましては、例えばプラン策定過程におきます各事業体との会議の公開は考えておりません。また、プランに対する県民の皆様の御意見につきましても、先ほど御答弁申し上げましたようにプラン策定の段階で、素案を策定した段階でパブリックコメントを実施し、広く伺ってまいりたいと考えております。  なお、実際の統合協議につきましては、こういったプランをもとに統合主体となる各事業体や市町村におきまして最終的な枠組みを決定した上で本格議論を進めていくことになりまして、その際には当然住民の方々の御理解を得ながら行われていくことが必要であるというふうに考えております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。そういう内容の性質上、余り住民参加の場を設定しにくいのかもしれませんが、極力情報提供の機会をふやすなどの取り組みは普段より拡充していただくことを要望いたします。  あと2点、きょういただいた議案説明資料の50ページの2番に千葉県総合計画政策評価事業として予算36万2,000円ということで、前年度、令和元年度より12万円増となっておりますが、これは総合計画策定に向けてどのような何か新しい取り組みがあるのか教えていただきたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 総合計画政策評価事業の12万増額の理由でございますけれども、こちらは職員の事務負担の軽減から速記料、会議の速記に係る料金を新たに計上したものでございます。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。新しい総合計画の策定の1年ちょっと前の時期でありますので、なるべく新しいというか補正予算でも検討していただけたらという要望もさせていただきます。  最後に、同じ資料の54ページの旅券発給事業についてお尋ねします。  2番の一番最後のところで、収入印紙販売経費については葛南地域振興事務所での取り扱い終了によることが主な予算に、2億5,000万ぐらいですか、減の要因というふうに伺いました。船橋エリアにおいては、この葛南地域振興事務所をこの時点で、この時点というのは、まず何月ごろ終了させる予定となっているのでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 国際課でございます。  葛南地域振興事務所の業務につきましては、2年度の9月25日までの旅券事務所における申請分につきまして葛南地域振興事務所で交付をするという、そういう予定をしております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 そういたしますと、9月26日以後は受け取りも申請もできなくなるというふうに理解しますけれども、船橋区域内においては、その9月25日の直後から新たな旅券事務は行われる場所はない、しばらくないということでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 葛南地域振興事務所につきましては、今現在交付業務だけでございまして、申請業務はもともと行っておりません。それ以降の申請・交付業務につきましては、船橋市さんのほうで来年度予算に窓口を整備する予算を計上したというお話を伺っております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 ということは、切れ目なくか、あるいは終了前から船橋市さんのほうで始められる予定があるということでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 申しわけございません、ちょっと説明が不十分でございましたが、交付業務の、要は空白期間が生じるか否かというお尋ねかと思いますけれども、船橋市さんでの実務の開始はまだちょっと先になろうかというふうに聞いておりますので、しばらくの間、船橋地区で受け取りをする新たな窓口はございません。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。  では、最後にそういう一定期間のラグが生じる状況となったというふうに理解しますけれども、そうならないように船橋市さんと協議してきたんじゃないかと思うんですが、切れ目なくいけなくなってしまった主な要因というのはどういうことなんでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 確かに、今、現状よりも窓口が遠くなって御不便をおかけするケースが生じることは認識しておりますけれども、権限移譲に関しましては、平成28年度から丁寧に説明をして徐々に進めてきたという経緯がございますので、この時点ではちょっとしばらく御容赦をいただきたい。ただ、今後とも県としては丁寧に市町村さんのほうに説明をしていきたいと思っております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員、よろしいですか。 ◯秋葉就一委員 はい。
    ◯委員長(實川 隆君) 板倉男女共同参画課長。 ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。  先ほど秋葉委員のほうから御質問いただきましたDV担当の所管部局の件でございますけれども、全国の都道府県におきますDV対策の所管部局といたしましては、健康福祉部系が約6割となっているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員、よろしいですか。 ◯秋葉就一委員 はい。 ◯委員長(實川 隆君) そのほか質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第25号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第25号令和元年度千葉県一般会計補正予算(第5号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  議案第25号令和元年度千葉県一般会計補正予算(第5号)のうち、総合企画部及び人事委員会事務局関係につきまして一括して御説明いたします。お手元の議案説明資料の3ページをごらんください。  総合企画部と人事委員会事務局を合わせました2月補正予算における補正額の合計は、一番下の合計欄にございますとおり10億6,294万4,000円の減額でございます。  次に、右側の4ページにお示ししました科目別資料に沿いまして主な内容を御説明いたします。  初めに、第2款総務費第1項総務管理費の補正額は1億8,885万1,000円の減額でございます。主な内容といたしましては、15目諸費につきまして、旅券発給業務などの事業費の確定に伴う減額などを行うものでございます。次に、第2項企画費の補正額は7億2,389万4,000円の減額でございます。主な内容といたしましては、第6目水政費につきまして、市町村水道総合対策事業補助金などの額の確定に伴いまして5億4,987万6,000円を減額するものでございます。また、第9目交通計画費につきまして、鉄道駅のバリアフリー化やノンステップバスの導入に係る補助金の額の確定などに伴い、7,275万4,000円の減額を行うものでございます。次に、第7項統計調査費の補正額は1億3,271万7,000円の減額でございまして、国の委託統計事業等の事業費の執行見込み額の減によるものでございます。  次に、5ページをお開きください。繰越明許費でございますが、生活基盤施設耐震化等交付金事業及び鉄道駅バリアフリー設備整備事業補助において、年度内に終了しないことが見込まれる補助対象事業につきまして、必要な工期を確保するため繰越明許費を設定するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第25号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第25号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第51号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、議案第51号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 国際課でございます。  議案第51号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。お手元にございます常任委員会議案説明資料の6ページをお開きください。  本条例は、県民の利便性の向上を図るため、旅券事務を住民に身近な窓口である市町村に移譲するものです。内容は、旅券法及び旅券法施行規則に基づく旅券の発給申請受理及び交付等の事務について、令和2年度において匝瑳市及び横芝光町へ権限を移譲するものです。施行期日は、匝瑳市が令和2年9月28日、横芝光町が令和2年10月1日となります。  なお、これまで条例改正を行った30団体と合わせますと、県内32団体に権限が移譲されることとなります。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長(實川 隆君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第51号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手全員。よって、議案第51号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        請願第14号関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、請願の審査を行います。  請願第14号を議題とします。  書記に請願文書表を朗読させます。     (書記朗読) ◯委員長(實川 隆君) 当局に状況の説明を求めます。  野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  請願第14号に係る状況につきまして御説明いたします。  日米貿易協定による県内への影響につきましては、県の農林水産部におきまして、県農林水産物の産出額が約15億から30億円の減少との試算を本年2月7日に発表したところでございます。  県では、国際的な経済連携について、農林水産業の体質強化対策の継続的実施などを昨年6月の重点提案要望において政府に要望してきたところでございます。日米貿易協定の最終合意を踏まえ、改めて昨年10月に全国知事会を通じて予算の継続的な確保や産地への支援の拡充などを政府に要望したところでございます。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 意見等がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) なければ、これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ◯委員長(實川 隆君) 討論がないようですので、討論を終結します。  それでは、本請願の取り扱いはいかがいたしましょうか。     (「採決」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) これより採決を行います。  請願第14号を採択することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 挙手少数。よって、請願第14号は不採択と決定しました。  以上で請願の審査を終了します。        ─────────────────────────────        選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(案)関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、意見書案が7件提出されておりますので、御協議願います。  意見書の文案はお手元に配付してあります。  千葉民主の会から提出されております選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(案)について、御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) 意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        米国の小型核弾頭の実戦配備に抗議し、核密約の廃棄を求める意見書(案)関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、共産党及び市民ネットワークから提出されております米国の小型核弾頭の実戦配備に抗議し、核密約の廃棄を求める意見書(案)について、御意見がありましたら御発言願います。──それでは、本趣旨の意見書案を当委員会と提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        「緊急事態条項」新設の憲法「改正」に反対し、改憲発議の断念を求める意見書        (案)関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、共産党及び市民ネットワークから提出されております「緊急事態条項」新設の憲法「改正」に反対し、改憲発議の断念を求める意見書(案)について、御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        日米自由貿易協定(FTA)交渉中止を求める意見書(案)関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、共産党及び市民ネットワークから提出されております日米自由貿易協定(FTA)交渉中止を求める意見書(案)について、御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        「日米地位協定」の見直し・改訂を求める意見書(案)関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、市民ネットワーク、共産党、平和の党、社民党、北総ダッシュの会、リベラル民主から提出されております「日米地位協定」の見直し・改訂を求める意見書(案)について、御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        防衛費の一方的拡大を進める防衛省当初予算案の見直しを求める意見書(案)関        係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、市民ネットワーク、共産党、平和の党、社民党、北総ダッシュの会、リベラル民主から提出されております防衛費の一方的拡大を進める防衛省当初予算案の見直しを求める意見書(案)について、御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        長崎県「石木ダム」建設強行の見直しを求める意見書(案)関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、市民ネットワーク、共産党、平和の党、北総ダッシュの会、リベラル民主から、長崎県「石木ダム」建設強行の見直しを求める意見書(案)が提出されておりますが、本意見書案は当委員会の所管に属する部分がありますので、所管部分について御協議願います。  なお、本意見書案は2つ以上の委員会にわたりますので、協議結果は参考意見として議会運営委員会に報告することとなります。  本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) それでは、本趣旨の意見書案を発議すべきものとして議会運営委員会に報告することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(實川 隆君) それでは、意見の一致が見られませんので、発議することに意見の一致が見られなかった旨、議会運営委員会に参考意見として報告することにします。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長(實川 隆君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  本間委員。 ◯本間 進委員 私からは大きく4点お聞きしたいと思います。  まず初めに、イベントの自粛、学校の休校など、国民不安と恐怖を与えている新型コロナウイルスについてお聞きしたいと思います。新型コロナウイルス感染症に関する先ほど部長から話がありましたけれども、広報について私から、具体的にどのように取り組んでいるのかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 添谷報道広報課長。 ◯説明者(添谷報道広報課長) 報道広報課です。お答えいたします。  新型コロナウイルスの広報の関係でございますけれども、まずは県のホームページに患者の発生状況ですとかさまざまなQアンドA、ここのところイベントの中止もございますので、そういった情報に加えまして外国人向けの注意喚起、こういった情報を随時掲載しております。また、トップページにこれらの項目を一覧にした形でまとめまして、県民の方にアクセスしやすいような工夫をさせていただいているところです。それから、千葉テレビ、ベイエフエム、「県民だより」等、既存の広報媒体も活用しまして、相談窓口の御案内、手洗いやうがいなどの予防策、こういった注意喚起も繰り返し行っているところです。今後も正しい情報がお知らせできるように広報に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。
    ◯本間 進委員 今回のような危機管理事案が発生した際には、県民が知りたい情報や相談窓口などを速やかに周知するため、日ごろから部局間の連携を十分に図り、有事に備え、安全にしていただくよう要望します。  次に、私の地元であります羽田空港の問題、騒音についてお聞かせ願いたいと思います。我が党の代表質問でも取り上げましたが、羽田空港では今月29日から国際線増便に向け新飛行ルートを実際の航空機、飛行する実機飛行確認が行われるなど、最終的な準備作業が進められてきました。新飛行ルートのうち南風時の新到着ルート、いわゆる都心上空ルートについては、私の地元、千葉市に集中している羽田空港の到着ルートの分散につながるものと期待しております。  そこでお伺いしますけれども、羽田空港の南風時の新到着ルートの飛行確認の結果はどうだったのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 空港地域振興課でございます。  南風時の新到着ルートの実機飛行確認につきましては、2月の2日から12日のうちの7日間行われまして、合計で520機がそのルートを使用しました。国土交通省によれば、これにより管制官が新飛行ルートの運用の手順等を確認するなど所要の目的を達成したとのことでございまして、今月29日から予定どおり新飛行ルートの運用を開始すると聞いているところでございます。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 新到着ルートの7日間の実機飛行確認について、520機が千葉市側ではなく東京都側から着陸したことになります。これは千葉市を初めとする県内の騒音軽減に一定の効果が期待できるものでありますが、その一方で、比較的高い高度ではあるものの、新到着ルートに新たに県内を通過する部分があります。  そこでお伺いしますけれども、実機飛行の実施に際し、県民からどのような声が寄せられているのかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 新到着ルートの県内の飛行高度については6,000フィート以上の比較的高い高度ではございますけれども、国が行った今回の実機飛行確認に関連して、新たに到着ルート下となる県北西部の住民などから、県内の飛行ルートや飛行高度などについて問い合わせなどがあったところでございます。県としては、関係市町と連携し、国に対して引き続き住民への丁寧な情報提供に努めるよう求めてまいります。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 要望。県内における新到着ルートの飛行高度は比較的高いとはいえ、新たに飛行ルート下となる地域の皆さんに心配もあると思います。県においては、市町ともにこうした地域の皆様にしっかりと耳を傾け、国に対し情報提供のみならず、さらに騒音軽減に取り組むことを強く要望いたします。  3問目、地方創生総合戦略についてお伺いしたいと思います。現行の千葉県地方創生総合戦略は、今年度末で計画期間の終期を迎えると周知しておりますが、今議会における我が会派からの質問に対し、第2期戦略は本年度中に骨子を作成した上で、来年度早い時期に策定を目指すという答弁がありました。  そこでお伺いします。第2期戦略の策定へ向けて具体的なスケジュールはどうかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  昨年秋の台風、大雨により県内各地域で深刻な被害が生じていることから、第2期戦略の策定に当たっては、各地域の実情を把握しながら丁寧に進めていく必要があります。このため、改めて市町村や外部有識者の御意見を伺いながら検討を深めるとともに、6月には議員の皆様やパブリックコメントにより、県民の皆様の御意見も伺った上で、本年7月ごろの策定を目指してまいりたいと考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 第2期戦略については7月ごろの策定を目指すということですが、4月以降においても現在の地方創生の取り組みは継続的に進めていく必要があると考えます。  そこでお伺いしますけれども、第2期戦略が策定されるまでの間はどのような対応をとるのかか。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 国では、昨年12月20日に第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定することに合わせて、各地方公共団体に対しまして、第2期総合戦略を策定するなど切れ目ない取り組みを進めるよう通知を発出しております。  そこで、本県では第2期戦略が策定されるまでの間は、現行戦略の期間を延長し、地方創生の充実強化に向けて切れ目なく継続的に取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 地方創生について切れ目なく取り組んでいくということですが、第2期戦略策定に当たっては、拙速にならないよう丁寧に進めていただくようお願いを申し上げます。  最後に、令和2年度国勢調査について質問したいと思います。部長の挨拶でもありました、令和2年は5年に1度の国勢調査が実施されます。国勢調査は、我が国の人口や世帯の姿を明らかにする、国の最も基本的な重要な統計調査であり、多くの法令においてはその利用が規定されております。国勢調査において正確な結果を得るために、回答しやすい調査であることは重要であります。社会的要請に応え、1つはオンライン回答の推進をしっかり進めていく必要があると考えます。  そこでお伺いしますけれども、令和2年度国勢調査においては、オンライン回答の推進にどのように取り組むのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 笹生統計課長。 ◯説明者(笹生統計課長) 統計課でございます。  国勢調査におけるオンライン回答に関する御質問でございますが、オンライン回答を推進することは、回答のしやすさにつながるだけでなく、結果精度の確保、審査、集計の効率化、行政コストの削減などの観点から大変重要と考えております。そこで、今回の国勢調査では、オンライン回答率向上のため、市町村ごとの創意工夫によりましてオンライン回答ブースの設置などを行うほか、企業、団体、地域への協力依頼、あるいはチラシ、ポスターなどを初め、さまざまな媒体による広報の実施などを予定しているところでございます。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 国勢調査において、市町村の創意ある取り組みによりオンライン回答推進に進んでいくことはよくわかりました。  そこで1点要望します。今後、国勢調査の実施に向けた準備に取り組んでいくものと思いますが、オンライン回答の利点を生かし、市町村とも連携し、回答しやすく効果的な調査を実施していただくことを要望します。  次に、国勢調査における外国人への対応についてお伺いします。本県では、近年外国人が継続的に増加していることは御承知のとおりであります。国勢調査では外国人世帯も調査対象となりますが、言葉の問題も、適切に調査を進める上でさまざまな工夫が必要となることだと思います。  そこでお伺いします。令和2年度国勢調査における外国人世帯に対する取り組みはどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 笹生統計課長。 ◯説明者(笹生統計課長) 国勢調査における外国人世帯対応に関する御質問でございますが、外国人世帯への対応につきましては、27言語に対応した外国語調査票を用意いたしますほか、オンライン調査票を、従前の英語に加えまして中国語、韓国語など新たに5カ国語を追加いたします。また、コールセンターにおきましても外国人向けの対応を行うなど、回答をサポートする支援体制を整備することとしております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 本間委員。 ◯本間 進委員 今後、外国人世帯に対しても、外国人に適したいろいろな工夫により調査を進めていくことがわかりました。  そこで1点要望します。国勢調査は全数調査であり、全ての世帯の動きを把握することが重要で、これからの方法を生かし、外国人についてもしっかりと把握していくことに取り組んでいただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。1年間御苦労さまでした、ありがとうございました。 ◯委員長(實川 隆君) 伊豆倉副委員長。 ◯伊豆倉雄太副委員長 それでは、1点の質問と2点の要望をしたいと思います。  まず1点目の質問としましては、鉄道及びバス事業者において、新型コロナ対策はどのように行われているのでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  今御指摘のあった公共交通の事業者の新型コロナウイルス対策というところでございますけれども、このコロナウイルスの対応につきましては、鉄道やバス事業者では、国からの指導に基づきまして、従業員のマスク着用や手洗い励行などの感染予防策の徹底であるとか、あと一般利用者に対しまして、感染予防策やテレワーク、時差通勤の呼びかけ、多くの人が集まる主要駅、バスターミナル等での消毒液の設置などによる感染予防対策の実施などに取り組んでいるところでございます。また、従業員に感染が判明した際には速やかに国へ報告するよう要請をされているという状況でございまして、感染の拡大が懸念される中で、県としましても引き続き国の動向を注視するとともに、交通事業者の対応状況等につきまして、適切なタイミングで必要な確認を行ってまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 伊豆倉副委員長。 ◯伊豆倉雄太副委員長 それでは要望を2点。1点目は、まずヘビーな要望をしたいと思います。  まず、先ほど課長のお話があったとおり、新型コロナ対策をやっていただけるということで、一番今正しい情報がしっかりと届かないというのが皆さんの不安をあおっているような状況だと思います。特に、消毒液が足りなかったりマスクが足りない状況で予防もしっかりとできないというようなことで、その不安が助長されていると思います。また、デマもネットで、ニュース等で拡散してしまうということで、千葉県もやはり一生懸命取り組んでいると私は認識しています。しかしながら、やはり知事のネット上のコメントは評価いたしますが、やはり他県の知事、また首長がしっかりと会見をしているというところで、我が千葉県の知事はなかなか会見をされていない、そこら辺はやはり県民の方の厳しい意見もある中で、どういうことを千葉県として取り組んでいるのか、またどういうような状況なのかというのをしっかりと知事の口から、幹事長も知事の会見を要望しておりますが、やはり遅くなってもしっかりと知事の対応をしていただくということが重要であるというふうに私は思います。それがヘビーな要望。  2点目はライトなやつで。これは特にコロナで外国人観光客がかなり減ってきていると思います。木更津のアウトレットなんかも本当に人が少ないというような、それはアウトレットだけじゃなくていろんなところがそうで、特に、人が集まるようなところは休館をしていて、インバウンド、また観光客に対してのお金に対しても、経済効果もかなり打撃があると思います。特にインバウンドに焦点を当てますと、ウェルカム・トゥー・チバというユーチューブでありますよね。あれは非常にできがいいと思います。ただ、ちょっと思ったのが、私も見てみて、外国人の方がモデルのほうがより何か親近感がわくんじゃないかなと。あと、ターゲットが外国人向けにやっているんですけれども、例えばアジア圏なのか、欧米なのかというのを、ある程度何か幾つか複数そのターゲットを絞ってつくってみるともっといいんじゃないかなと思いました。  それと、英語圏だとよく、私も成田に住んでたことがありましてロンリープラネットというウエブ上と、あと日本のガイドブックがあるんです。これはかなり英語圏の中では皆さん読まれる確率がかなり高いということなので、ここに載っけてもらうと、すごいマイナーなところにお客さん、外国人の方が来たりということもあるので、そこら辺もちょっと勉強してみるといいんじゃないかなと。  もう一つ、3点目の要望として、ミシュランガイド千葉って、これはいろんなところで都道府県ごとにミシュランガイドのやつがやっているんです。予算は大体1,000万円ぐらいかかるらしいんですが、やはり観光って食事も非常に重要な1つの魅力だと思いますので、三方を海に囲まれて海の幸、山の幸がある千葉県ならではのミシュランガイド千葉というのもぜひ御検討いただければありがたいなと思います。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 今副委員長からもありましたし、コロナウイルス系のことですね。本当に正しい情報をしっかりと提供していただきたいんですが、こういったときに、予算委員会でも申し上げましたが、ホテル三日月さんや、あと柏の葉の研修センターや、また千葉市内の中学校を消毒した専門家御自身たちで行った方々がいらっしゃるわけです。そういった方々に陽性者が出た場合、どういう対応をとったらいいかということを伺って、そういったきちんとした正しい学術的なところだけじゃなくて実際こうなっているんだよということもしっかりと公表していただくと、より適切な対応をとって、かからなくて済む方がかかってしまうということがないような公表の仕方をしていただきたい。  そういった中で、陽性者の郡市名の公表について、県のホームページでは非常にわかりづらいということがありました。本間委員からもありましたけれども、部局間の連携というところでやってほしいということを要望しておきましたが、その後、どのようになったでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 添谷報道広報課長。 ◯説明者(添谷報道広報課長) 報道広報課でございます。  委員から御指摘いただいたとおり、コロナウイルスの陽性の方の発生状況、現状、これまでは発表の日ごとのファイルになっていまして、一覧性のない状態になっておりました。我々もちょっと見にくいという認識を持っておりまして、関係部局と調整した結果、きょうから一覧で見ていただけるように対応させていただいたところです。
    ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 ありがとうございます。非常に早い対応で、全てにおいてそういうふうにやっていただければお役所仕事と言われないので、ぜひ皆さんも早い対応をよろしくお願いをしたいと思います。  続いて、以前からお願いをしておりましたが、パスポートの関係でございますが、市川市行徳地区で新たに開設するパスポートセンターの窓口について、窓口の具体的な設置場所等について市川市議会でも答弁等あったと思いますので、どのようになっているかお答えいただきたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 国際課でございます。  市川市の新たなパスポートセンターにつきましては、私どものほうには本年1月に市のほうから協議がございまして、その後市議会でも答弁等あったということは伺っておりまして、設置場所につきましては、妙典地区のイオン市川妙典店での整備を検討しているというふうに伺っております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 そして、近隣の状況や市川市民の今までの申請状況を踏まえた新窓口での申請件数の見込みと、市川市の合計申請見込みについてはいかがでございましょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 市川市さんから伺った範囲でのお答えになりますけれども、新しい窓口での申請件数は約1万2,000件程度、市の窓口での合計の件数としては約3万8,000件程度を見込んでいるというふうに伺っております。 ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 そうしますと、県全体に占める申請件数の割合について伺いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 令和元年度の1月末時点の数字でお答えいたしますが、済みません、県全体では20万241件の申請があったんですが、市川市の件数は2万907件でございます。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 昨年の実績ベースでいくと、約24万件のうち、これで3万8,000件になるわけですね。そうすると、四捨五入すると約2割となります。それだけ県の窓口事務負担が軽減されるのでありますから、ぜひ補助をしっかりやっていただきたいなということ、これは要望しておきます。  そして、最後にハイブリッド型の発電機についてでございますけれども、水道事業体において、災害時の停電に備え、ガソリンやLPガスを使用できるハイブリッド型の発電機の備蓄を進めるよう働きかけるべきだと思うが、どうか。 ◯委員長(實川 隆君) 金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) 水政課でございます。  ハイブリッド型の発電機の御質問についてお答え申し上げます。現在、各水道事業体におきましては、非常用発電設備に必要な重油等の燃料の優先的な確保、これに向けた体制を整えているところでございますが、一方、災害時におきましては、給油施設の損傷ですとか交通の途絶等により、実際には燃料の確保が困難となる場合も生じると考えております。こうした場合に備えまして、さまざまな燃料に対応できる非常用発電設備の導入は有効であるというふうに認識しておりまして、今後、各事業体に対しまして、現在当課のほうで取り組んでおります台風等による災害を踏まえた対策等の検討を行う場、こういった場等を通じまして情報の提供を行い、検討を促してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) 坂下委員。 ◯坂下しげき委員 これで最後になります。LPガスだと持ち運びもできるし機能性がありますので、ぜひ御検討いただいて、県民を守っていただくようお願いいたします。  私からも1年間お疲れさまでございました。  以上です。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。  今井委員。 ◯今井 勝委員 では私から、石川部長、また交通計画課長からも御説明がありました交通バリアフリー対策について、1問質問をお願いをさせていただきたいなと思っています。  それは、我孫子駅から成田駅までの成田線ですね。通称成田線、これが10の駅がありまして、そのうちの9つの駅が全部橋上駅でバリアフリー化を随時進められております。しかし、東我孫子という1つの駅がありまして、この東我孫子駅はいまだ線路を渡らないとホームに行かれないというような昔ながらの駅であります。が、しかし、最近利用者もふえておりまして、過去には事故などがありまして、今は一般の方が通れないように柵でとめてあります。しかし、御多分に漏れず高齢者や障害者の方が鉄道を利用するのには、そこの駅を渡っていかなければなりません。その駅に入るのに、スロープではなく今階段でおりるようになっているんです。その階段をスロープ化していただいて、また成田の空港を使う方がいらっしゃいまして、大きなスーツケースを持ってその階段をおりている方もいらっしゃいます。そういったものを考えると、スロープ化をして障害者や高齢者が安心してホームに入れるようなバリアフリーを進めていただけるのが一番いいのではないかなというふうにお願いしております。  これはあくまでも我孫子市がJRと何回か交渉させていただいておりますけれども、なかなか実現がされていないということで、県からもJRにお願いをしていただいて、やっぱり一番は高齢者、ましてや障害者の方が安心して鉄道を利用できるバリアフリー化を掲げているんですから、それに基づいて進めていただければ。  もう1点は、それに進めるに当たり、自治体が工事費を何か出さなければいけないというような話がありまして、それに対してどういった設備の整備の補助金があるのか、そういったものをちょっと教えてもらえればありがたいなというふうに思います。答えられる範囲で結構ですから、お願いしたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  今、委員から御指摘のあった東我孫子駅の階段、線路上に近づくための階段というところの状況についてはJRと我孫子市さんからもお聞きしておりまして、写真等で確認をしているところでございます。ここのスロープ化につきましては、かねてよりJR線の複線化促進期成同盟でJRさんに対して働きかけを行っているところでございますので、引き続き一般利用者等々との安全確保の兼ね合いなどいろいろあるようでございますけれども、引き続き働きかけを行ってまいりたいというふうに考えてございます。  また、先ほどのスロープ、例えば階段をスロープにするような場合の支援の仕組みというところでございますけれども、現状では財政支援のような、何というか措置は今存在しないというような状況だと思っております。 ◯委員長(實川 隆君) 今井委員、よろしいですか。 ◯今井 勝委員 そこを何とか考えてもらわないと、この全部自治体にお願いするというのはなかなか難しいので、ぜひその辺のところ、いろいろな方法論をちょっと、知恵を授けてもらえればありがたいなと思います。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 課長、よろしいですか。 ◯説明者(三林交通計画課長) いろいろ研究はしてまいりたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 宍倉委員。 ◯宍倉 登委員 今の話にちょっと関連するんですけれども、今のような要望というかそういうのを、各市町村で困っている、全県下で。ほかの県でもそうなんだろうけれども、とにかく市町村は、JRがそういう問題について真剣に取り組んでもいないというようなことがいつも聞かれるんですよ、千葉市ともいろいろやりとりしていると。でもこれだけ、先ほどもちょっと話をしたけれども、今回新型のコロナウイルスということで改めて脚光を浴びているけれども、総武線だとか常磐線新線だとか、もう通勤地獄ですよね。物すごい、たまに出張なんかで行くと、よくこれだけみんな我慢して通勤通学しているなというぐらい込んでいると思うんですよ。人口減少とかそういう問題もあると思うんですけれども、やっぱりもう少しJRとそういう協議の場、協議の場ってどういう形でやっているんでしょうか。県とその協議の場ですよね。JRとか、ほかの鉄道事業者でもいいんですけれども、一番混雑するところに鉄道があるわけですから、協議はどういう場所でやっているんでしょうかね。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 今、混雑問題について御指摘ございましたけれども、混雑問題に限らず、JRさんと協議する場合、路線別に期成同盟の下に対策部会というのがございまして、そこでJRと市町村と県が入っていろんな課題についてどうしたら課題を解決できるかということを話し合わせていただいております。混雑率につきましては、常磐線などを見ますと、若干近年減ってはきて、解消はしております。あと、総武線は横ばいないしは微減ぐらいの感じなんですけれども、引き続き混雑度合いがございますので、そこら辺の状況は注視していきたいと思っております。 ◯委員長(實川 隆君) 宍倉委員。 ◯宍倉 登委員 JRとの今お話があったように、みんなやっぱりどこでどういうふうになっているのか、JRなんかは民営化されているわけなんですけれども、いろんなエレベーターだとかホームドアだとかみんな、やっぱり行政が負担していますよね。それで、駅に無人駅みたく何万人乗りおりしてもいない状況ですよね。だから、経営がそんなに悪いのかどうか、いつも不思議に思っているんです。ですから、もっと行政が強くその辺を、JRだとかそういうところに対して話し合いを密にしたり、要望を実現させるようにしていってもらわないと、今回のようなコロナウイルスなんかになったときに、もうとにかく接近しちゃいけませんというけれども、接近どころじゃないですよね。もうくっついて通勤地獄しているわけですから、そういう問題をやっぱり解消するように、県として真剣に取り組んでもらわないと。また、国に対してそういう要望を出してもらえるようにお願いします。 ◯委員長(實川 隆君) これは要望でよろしいですか。 ◯宍倉 登委員 要望です。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。  礒部委員。 ◯礒部裕和委員 大きく3点伺わせていただきたいと思います。  1点目は県民の公聴制度についてということで、どうやって若い方々の意見というのを酌みとって県政に反映させるかという観点で伺いたいと思います。  まず、2問まとめてですけれども、県が行っているインターネットアンケート調査及び県政に関する世論調査、これらについて、その対象者及びその対象となった方のうちの回答者、有効回答率みたいなのがあると思うんですけれども、対象となっている方と、その対象者の中で回答された方について、その属性であるとか、その状況についてわかっていることを教えていただきたいと思います。  それから、各調査の回答者の平均年齢というか中央値というか、そういったものと県全体の平均年齢が離れているんじゃないかというようなちょっと懸念があるんですけれども、そこの状況について、もしわかれば教えてください。 ◯委員長(實川 隆君) 添谷報道広報課長。 ◯説明者(添谷報道広報課長) それでは、インターネット調査、それから世論調査についてお答えいたします。  まず、インターネット調査ですけれども、これは登録制になっておりまして、登録時に年齢、性別等の属性をいただいていないんで、これについては回答者についての属性についてお答えをさせていただきます。男女別で申しますと、男性が77.5%、女性が22.5%です。これは令和元年度の3回目の調査の結果です。年齢構成を見ますと、冒頭委員から御指摘あったとおり大分高齢の方が多くなっていまして、50代の方が25.1%、60代が19.3%、それから70歳以上というとそこから上が全部入っちゃうんですけれども、70以上の方が41.2%という、かなり高齢に偏っている状況でございます。  それから世論調査のほうですけれども、これは実施する回ごとに県民の中から無作為に3,000名を無作為抽出していますので、こちらはある程度ばらけていまして、まず、対象となった方の属性としては18歳以上ということですので、10代が2.2%、20代が12.2、30代14.4、40代が19.4、50代が15.5、60歳以上という大きなくくりでこれが36.3%、こちらはある程度散らばっております。回答者のほうは、ここからやや高齢者が若干ふえるんですが、20代が7.9、30代10.5、40代17.1、50代が15.7、60以上が46.4というような構成になりまして、やはりこれも高齢者向けの偏りがあるということです。  あわせて県の平均年齢との比較で見てどうなんだという御質問なんですが、平成31年4月現在の平均年齢が46.5歳ということでございます。我々の調査は10代、20代、30代というような何十代のくくりで調査していますんで、正確な平均年齢を出せないんですけれども、ざくっと20代を25として仮に計算をしてみると、インターネットアンケートの平均は約61歳ぐらい、それと世論調査のほうは約53歳ぐらいというような結果になっております。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。
    ◯礒部裕和委員 済みません、いろいろ細かく教えていただいてありがとうございます。やはり若干上振れているなという印象があって、それからインターネットアンケート調査であるとか県政に関する世論調査で、これは県のことですというふうに出てきてしまうと、若干その県民の意識とずれる、やらなくちゃいけない施策と実際の調査結果と、必ずしもうのみにできないんだなというところがあるのかなという印象があります。  そこで、今後若い年代の意見というのをどうやって酌みとっていくのかということについて伺いたいと思います。 ◯委員長(實川 隆君) 添谷報道広報課長。 ◯説明者(添谷報道広報課長) 御指摘のとおり、年代構成の偏りについては我々も問題意識を持っておりまして、まず世論調査のほうですけれども、こちらは抽出段階である程度の年代はばらけさせていますんで、若い方にもお答えいただきやすいように、パソコンとかスマートフォンで回答していただくようなオンライン調査、オンライン回答できるような仕組みを導入したり、チーバくんのデザイン入りのボールペンを送るときに同封して、気持ちつけているというような状況です。  それと、もう1個のほうのインターネット調査なんですが、これはやはりそもそも登録されている方の状況が、非常に年代に偏りがあるということで、非常に問題意識は持っているんで、どういう方に登録していただくのかという方法論から今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。 ◯礒部裕和委員 ありがとうございます。いろんな形で進めていっていただくということで、やっぱり、特にそのインターネットは登録制というのは存じ上げておりますので、やっぱり若い人が登録しやすいインセンティブがあると多分登録しやすいのかなと思いますし、また、千葉県の情報システム自体も今後更新が行われていくと思いますので、その中でうまくそのアンケート機能というのもぜひ拡充をしていただければなというふうに思います。  2点目が、やはり添谷課長で申しわけないのですが、ホームページ上における情報公開について伺いたいと思います。県が主になって開催をしている会議や審議会、協議会等について、それぞれ開催通知、それから実際に会議が行われて配付資料、それから会議が終了した後に議事録等公開をされていたりいなかったりといった問題がありますけれども、この開催通知、配付資料、議事録の公開に関して、何らかの規則というのもあるのでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 添谷報道広報課長。 ◯説明者(添谷報道広報課長) 会議の公開についてのルールにつきましては、まずルールがあるのが、審議会等の附属機関に関しましては附属機関の設置及び運営等に関する指針という内規がありまして、これに基づいて会議の概要等をホームページに載っけるようにというルールがございます。ただし、この指針は純然とした県の内部の職員だけの会議とかそういったものは除かれておりますんで、附属機関に属するものということについてのルールです。これに基づいて県のホームページには開催日時、場所とか出席者の氏名、会議の資料、それからちょっと時間をおいて会議の議事録ですか、そういったものも載るというようなルールになっています。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。 ◯礒部裕和委員 これは要望でありますけれども、まず開催の通知、これは県の新着情報の一覧のところに載るものと、特に出先でやっているようなものは載ったり載らなかったりというのがあるので、このルール化をしていただきたいということと、ぜひ県民に情報を公開するといった意味で、そういった審議会等を開催して、例えばその3日とか1週間とかある程度区切りを切った上で、配付資料の公開については公開できるものは公開したほうがいいと思いますので、ぜひそういった内規の部分も検討していただきたいということと、議事録について、先ほど何か速記みたいな話がありましたけれども、例えば、今AIで、もう録音したやつを聞き取ってそのまま文章化するようなソフトもあると思いますので、ぜひそういったものも活用して、速やかにどういった議論が行われたとかということも県民に伝わるように、ぜひ御検討いただきたいというふうに思います。  済みません、あと1点だけお願いします。3点目は、交通計画について伺いたいと思います。ちょっと先ほどの予算の中でも少し伺わせていただいたのですけれども、市町村が策定をしている地域公共交通網形成計画、これについて、事前にいただいた資料ですと16市町が既に策定をしているということでありますけれども、今後の策定の状況はどうか。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  交通網形成計画に関する今後の見込みというか状況ということでございますけれども、策定済み16市町ということで御指摘いただきましたが、現在7つの計画が策定に向けて協議を進められておりまして、これらの計画については協議に我々も参画するとともに、引き続き計画の策定を促してまいりたいなと思っております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。 ◯礒部裕和委員 2025年問題ということで、高齢者が多くなるということで、当初、医療や福祉を充実しなくちゃいけないというところが主な論点だったように思うんですけれども、やはり最近のさまざまな事件、事故を見ていると、移動できなくなってくるという方をどうやって移動できるようにするのかというのも大変大きなところ。それからさらに、人口減少社会の中でコンパクトシティーということで、町をきゅっと、できるだけ長い期間をかけながらもコンパクトなまちづくりをしていくという意味で、各市町村が定めているそういった計画というのは、ぜひ多くの団体につくっていただきたい。それはぜひ支援をしていただきたいと思いますが、一方で、やはり広域的な視点、県としての計画というのも必要なんじゃないかなというふうに思います。  特に広域的な観点というのと、あと、例えばこの前、常任の皆様と視察に行かせていただいたコミュニティバスのICT運行、ああいった形で新しい技術をどうやって取り入れて、それをどうやってその市町村の皆さんに使っていただくかといったこともこれから県として考えていっていただきたいなというふうに思うわけでありまして、県としてのビジョンの策定、それについての御見解を伺いたいと。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  広域であるとか、あと県全体の重要な御指摘だというふうに考えてございます。ただ、県全体となりますと、なかなか北西部であるとか東部、南部などの地域間でいろいろ状況が異なってくるというところがございますので、まずは施策としての実効性の観点から、通院とか買い物、通学など利用者の移動実態を踏まえた交通圏というベースで考えていきたいと今考えております。こうした考えの中、今、南房総市と館山市で、今委員御指摘の広域という観点で、2市合同で地域公共交通の計画の策定を今協議しているというところでございますので、こうした取り組み、協議会に積極的に我々も参画するよういたしますとともに、このような同一交通圏単位の広域の計画みたいなところを促していきたいなと思っております。また、先端技術の活用についても念頭に置きながら、交通圏単位での取り組み、公共交通の維持、活性化に向けて取り組みを進めてまいりたいなというふうに思っております。 ◯委員長(實川 隆君) 礒部委員。 ◯礒部裕和委員 ありがとうございます。今、先端技術ということでお話をいただいて、本当に先日の福岡の視察で大変勉強になりまして、九州産業大学でICTを活用して、コミュニティバスをきちんとデジタル上に表示をさせる、非常に勉強になりました。ああいったものというのは千葉県でもぜひ行っていただきたいなというふうに思うんですけれども、ぜひお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 野溝政策企画課長。 ◯説明者(野溝政策企画課長) 政策企画課でございます。  2月に実施されました常任委員会の視察に私も同行させていただきました。視察された常任委員会の委員の皆様方も大変熱心に聞き入っていただいて、活発な質疑や意見交換があり、大変有意義な視察であったと思っております。県庁に戻りまして、即座にそのICT推進の立場としての政策企画課、それから公共交通の立場として交通計画課の両課で情報の共有を図ったところでございます。まず、政策企画課としては、このオープンデータの推進を図る上で大変示唆に富んだ取り組みであったと認識しております。 ◯委員長(實川 隆君) はい、どうぞ。 ◯礒部裕和委員 近日中にできてくることを要望したいと思います。  その上で、千葉民主の代表質問でMaaSということで、モビリティー・アズ・ア・サービス、これを要望させていただきました。今後どうやって研究をしていくのか、それから今のようなコミュニティバスのICT化であるとか、さらには、自治体、バスだけではなくて民間の交通事業者、また研究機関、行政、本当に多様な主体が参加をして進めていかなくちゃいけないということで御答弁をいただいたところでございます。  MaaSは本当にこれから大きな可能性があると思っております。また自分の一般質問でやればいいのかなと思いますけれども、ぜひこの研究について進めていっていただきたいということで、改めて要望します。 ◯委員長(實川 隆君) ほかに。  秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 交通計画課の事業のうち鉄道に関する事業、施策ということで、東葉高速鉄道に関して4点質問したいんですが、ちょっと2点ずつにまとめて質問いたします。  3月3日の予算委員会の茂呂委員の質疑に対する答弁で、今年度上半期の東葉高速鉄道の経営状況を勘案して20億円の繰り上げ償還を決めたという答弁がありましたが、そのときに恐らくシミュレーションで保有資金、留保資金の令和元年度の残高見込みをはじいた上で20億円の繰り上げ償還を決めたんじゃないかと思いますので、令和元年度末の留保資金の見込みがどのように変わったのかを1点目。  それから2点目としては、その計算をはじいた後の出来事として新型コロナウイルスの発生が起きていると思うんですけれども、例えば1月の月間の乗降客数の対前年度比とか数字がもし出ていれば、それを2点目としてお伺いいたします。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  東葉高速鉄道の関係で、令和2年度に20億円の償還をするということで、繰り上げ償還を東葉高速鉄道はすることに自立支援委員会において決まりましたけれども、この際、令和元年度末保有資金として264億円を見込んでございます。ただ、この単年度の令和元年度末の保有資金だけをもとに決定したわけではなくて、中長期で資金状況の推移を見ながら決定をしているというところでございます。  また、引き続きましてコロナウイルスの感染が拡大してきている状況の中で、今1月の状況はどうかということでございますけれども、月別の収支などについては会社から報告を受けていない状況でございます。また、令和2年1月の輸送人員についても会社で取りまとめ中ということでございますので、ちょっとまだ報告は受けていないという状況でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。それはなるべく早目に情報収集していただけたらと思います。  あと2点が提案型の質問になるんですが、先日、千葉モノレールに乗ったところ、駅の構内アナウンスだったと思いますけれども、沿線の高校生の録音テープだったような音声でありました。そういう地元の高校生の活用で地元に身近な公共交通機関というイメージをさらにアピールできれば、通学定期券等の販売増につながるのではないかと思うんですが、東葉高速鉄道では沿線の高校や大学の高校生、大学生をそうしたアナウンス等に活用するとか、インターンを積極的に受け入れるとか、そういった取り組みはなされているのかというのを3点目として。  それから、最後4点目は企画乗車券が東葉高速鉄道は非常にアピールの高いものだと思っておるんですが、新型コロナウイルスの関係で、春休みとかゴールデンウィークに向けて大量に販売すべきかどうかというのはちょっとちゅうちょするところなんですが、夏休みですね。令和元年度の夏休みの企画乗車券は大体1カ月ぐらい販売期間だったと伺っておりますが、大学生とか高校生等の夏休みの期間はもう少し長いですので、例えば40日間ぐらいの販売期間に延長することを検討していないのか、これを4点目として伺います。 ◯委員長(實川 隆君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) まず、東葉高速鉄道でインターンの受け入れなどをしていないのかということでございましたが、現在のところインターンの受け入れや、今委員から御指摘のあった学生の車内放送みたいなことは今行っていないという状況でございます。  また、企画切符の期間の拡大については1つの御意見として御拝聴させていただきながら、利用促進につながるように関係者でいろいろどんな取り組みがよいか検討していきたいと思っております。  以上でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。ぜひ前向きな検討を東葉高速鉄道に促していただけたらと思いますが、あともう1点だけ。  先ほどちょっと葛南地域振興事務所の旅券発給のことを伺いましたが、2億5,000万円というのは相当な費用の減ということなので、もし手元にあればお伺いしたいんですけれども、葛南地域振興事務所の年間の、例えば30年度の受け付け件数というのは何件ぐらいだったんでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 国際課でございます。  30年度の葛南地域振興事務所、交付件数だけでございます。3万5,196件でございます。 ◯委員長(實川 隆君) 秋葉委員。 ◯秋葉就一委員 わかりました。それだけの件数を受け付けていたところがなくなるということですので、今年度の10月から八千代市も始めさせていただきましたが、今年度の10月以降の、例えば月間とかの受け付け件数は調査されていますか。この葛南地域振興事務所を使われていた方が八千代とかほかのところにも行っている可能性があると思うんですが、3万5,000件というのは月間にすると3,000件弱だと思いますけれども、その月間の3,000件弱が市川、鎌ケ谷、八千代の旅券事務が始まったことに伴ってどのぐらい減っているかというのはリサーチされているでしょうか。 ◯委員長(實川 隆君) 加賀谷国際課長。 ◯説明者(加賀谷国際課長) 申しわけございません、ちょっと今手元に詳細なものがお示しできないんですが、今年度に入りましてから月ごとに、今年度だけでなくて以前からなんですけれども、市町村別の申請件数、どこの方がどこの事務所で受け付けたかということは、月別に集計はしてございます。申しわけありません、ちょっと元年度につきましては、その月別、事務所別の件数が済みません、今手元にございません。 ◯委員長(實川 隆君) 後ほど資料をよろしいですか。  ほかに。  板倉男女共同参画課長。
    ◯説明者(板倉男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。大変申しわけございません、1点答弁の訂正をさせていただきます。  議案第1号の審議において、秋葉委員から御質問いただきました今後のDV予算の見込みについての答弁の中で、令和3年度と申し上げるべきところ、平成3年度と答弁いたしました。おわびして訂正いたします。 ◯委員長(實川 隆君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長(實川 隆君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「一任」、「正副委員長一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長(實川 隆君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。  以上で総合企画企業常任委員会を閉会となりますけれども、今年度最後の常任委員会ということでございますので、私のほうから一言御挨拶申し上げます。  まず、皆様方には大変1年間お世話になりました。ありがとうございました。本年度は9月の台風の影響で、県外視察においては日程を2月に変更したところでございますけれども、それにもかかわらず、新型コロナウイルスの関係で、石川部長には参加できなく非常に残念に思っておりますけれども、非常にまれに見る困難な状況の中で、委員会運営に皆様方には御協力いただきましたことを、この場をおかりして改めて御礼を、感謝を申し上げる次第であります。  また、長い間県政発展のために御尽力いただきました藤田局長におかれましては、この3月で定年退職ということでございます。大変長い間御苦労さまでございました。また新天地に行かれましても、御活躍、御健康をお祈り申し上げる次第であります。  我々委員は次の6月議会まで委員会の任期があるわけでございますけれども、中の皆様方におかれましては、4月の人事異動がありまして、次は違う部局に行かれる方もいらっしゃると思いますけれども、ぜひ引き続きよろしくお願いを申し上げまして、私からの御礼の御挨拶とさせていただきます。本日は大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。(拍手)        ─────────────────────────────        閉  会 ◯委員長(實川 隆君) 以上をもちまして総合企画企業常任委員会を閉会とさせていただきます。        午後2時30分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....