• 起業(/)
ツイート シェア
  1. 千葉県議会 2019-03-05
    平成31年_総合企画水道常任委員会(第1号) 本文 2019.03.05


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前10時0分開会 ◯委員長小池正昭君) ただいまから総合企画水道常任委員会を開会します。  会議に先立ち申し上げます。朝日新聞千葉総局ほか16者から、本常任委員会取材のため録音したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長小池正昭君) 次に、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員に阿井委員、天野委員を指名します。        ─────────────────────────────        付託案件及び審査順序 ◯委員長小池正昭君) 本委員会に付託されました案件は、総合企画部関係が議案6件、水道局関係が議案6件であります。  なお、審査の順序は、初めに水道局関係、次に総合企画部関係とします。        ─────────────────────────────        審査の開始(水道局関係◯委員長小池正昭君) これより水道局関係の審査を行います。        ─────────────────────────────
           議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長小池正昭君) 初めに、議案の審査を行います。  水道局長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  岡本水道局長◯説明者岡本水道局長) おはようございます。本日、御審議いただきます議案の概要説明並びに諸般の報告を申し上げます。  今回提案しております水道局関係の議案は6議案です。  初めに、議案第21号平成31年度千葉県特別会計上水道事業会計予算について申し上げます。上水道事業では、将来的な人口減少社会の到来等に伴う給水収益の伸び悩みや水道施設の更新需要の増大など、近年大きく変化する経営環境の中、中期経営計画に基づき、各事業に計画的に取り組んでいます。  平成31年度当初予算については、本計画の着実な実施のため、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額として、前年度当初予算に対し約50億円、率にして3.8%増の約1,374億円を計上し、中期経営計画主要経営課題に掲げた水道施設老朽化対策と非常時に備えた危機管理対策について重点的に予算配分を行ったところです。  重点事業について4点申し上げます。水道施設老朽化対策として、1つ目は、鋳鉄管更新工事です。前年度当初予算に対し13億円増の205億円を計上し、東日本大震災による管路破損等の教訓を踏まえ、湾岸埋立地域の管路の更新を優先的に進めていきます。また、工事発注量の平準化を図るため、債務負担行為を増額します。2つ目は、第二木下・柏井導水管整備事業です。安定給水に不可欠な基幹管路である導水管は、河川から取り入れた水を浄水場に送る施設であり、漏水事故発生時の断・減水被害が大きく、復旧に時間を要するなど、万一の場合には甚大な影響があることから、代替管路整備のため、実施設計に着手します。  次に、非常時に備えた危機管理対策として、1つ目は、非常用自家発電設備の増強です。さきの北海道胆振東部地震におけるブラックアウト発生等を踏まえ、災害等による停電時に浄水処理や送配水が継続できるよう、5つの浄給水場で非常用自家発電設備の増強を図るため、実施設計に着手します。2つ目は、浄水施設の覆蓋化です。テロ等違法行為による異物混入などのリスクに備えるため、平成31年度は柏井浄水場、北総浄水場の沈殿池などで覆蓋の設置工事を実施します。  次に、議案第22号平成31年度千葉県特別会計工業用水道事業会計予算について申し上げます。創設から半世紀が経過した工業用水道事業においては、施設の老朽化への対策や大地震の発生に備えた耐震対策が急務となっています。このため、引き続き工業用水を安定的に供給していくことを目的として、平成28年3月に千葉県工業用水道事業施設更新耐震化長期計画を策定しました。平成31年度当初予算については、本計画の着実な実施のため、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額として、前年度当初予算に対し約4億円、率にして2.1%減の約202億円を計上しました。重点事業としては、施設更新・耐震化事業について、前年度当初予算に対し約9億円増の約24億円を計上し、老朽化した人見浄水場袖ケ浦浄水場等の施設や管路・水管橋の更新・耐震化を計画的に実施します。  次に、議案第45号平成30年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、事業費の確定による修繕費や建設事業費の減額等を行うものです。収益的支出資本的支出を合わせた補正額は約77億円の減額で、補正後の支出予算総額は約1,249億円となります。  次に、議案第46号平成30年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、事業費の確定による修繕費や委託料、建設事業費の減額等を行うものです。収益的支出資本的支出を合わせた補正額は約8億円の減額で、補正後の支出予算総額は約199億円となります。  次に、議案第54号使用料及び手数料条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。この条例は、消費税法の一部改正により消費税率が平成31年10月1日に引き上げられることに伴い、関係条例の所要の改正を行うものです。  次に、議案第55号職員の自己啓発等休業に関する条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。この条例は、学校教育法の一部を改正する法律等の施行及び技術士法施行規則の一部を改正する省令の施行に伴い、関係条例の一部を改正するものです。  議案の詳細につきましては担当課長から説明させますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、諸般の報告として2点申し上げます。  まず、神戸市水道局との災害時相互救援に関する覚書の締結について申し上げます。  当局では、首都直下地震など今後起こり得る広域的な災害の発生を想定し、圏域を越えた水道事業体間の連携によって、相互の初動体制のさらなる強化と、より迅速な救援活動の実施を目的として、神戸市水道局と災害時相互救援活動に関する覚書をことし1月8日に締結いたしました。1月下旬には東京都、横浜市などと全国の大都市事業体で初めてとなる首都直下地震対処大都市水道合同防災訓練を実施し、千葉会場であるちば野菊の里浄水場では、災害時の覚書に基づき応急給水訓練などに神戸市にも参加いただき、危機管理体制のより一層の連携強化を図ったところです。  次に、企業土地管理局との統合後の組織体制について申し上げます。  水道局は企業土地管理局と組織統合し、平成31年度から企業局となります。これにより、水道事業及び工業用水道事業に加え、造成土地管理事業を行うこととなり、管理部、水道部、工業用水部及び土地管理部の4部体制となります。なお、土地管理部には土地事業調整課資産管理課及び土地分譲課を設置します。企業局として新たなスタートとなりますが、引き続き円滑な事業運営に努めてまいります。  以上、議案の概要説明並びに諸般の報告を申し上げました。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) ありがとうございました。        ─────────────────────────────        議案第21号関係 ◯委員長小池正昭君) 初めに、議案第21号平成31年度千葉県特別会計上水道事業会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長◯説明者鈴木財務課長) 議案第21号平成31年度千葉県特別会計上水道事業会計予算について御説明いたします。お手元に配付しております議案説明資料の1ページをお開きください。  初めに、予算規模でございますが、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額は1,374億4,500万円を計上しており、前年度に比べ50億1,200万円の増となっております。  下の表上段の収益的収支でございます。収益的収入は812億9,800万円を計上しており、その主なものは給水収益長期前受金戻入などでございます。収益的支出は758億9,400万円を計上し、その主なものは人件費、減価償却費などでございます。この結果、純利益は前年度に比べ32億2,100万円減の29億3,200万円となっております。  次に、表の下のほう、資本的収支でございますが、資本的収入は237億3,000万円を計上し、その主なものは企業債、国庫補助金などです。資本的支出は615億5,100万円を計上し、その主なものは建設事業費企業債償還金などでございます。その結果、資本的収支における収支差、不足額は378億2,100万円となりますが、この不足額は減価償却費等内部留保資金などで補填いたします。  資料2ページをお開きください。議案書写しに沿って御説明いたします。第2条は業務の予定量でございます。給水戸数は150万3,000戸、年間総給水量は3億5,732万6,000立方メートル、一日平均給水量は97万6,000立方メートル、一日最大給水量は113万6,000立方メートルと見込んでございます。第3条収益的収入及び支出及び3ページにございます資本的収入及び支出につきましては、先ほど予算規模で御説明いたしましたので、省略させていただきます。  4ページをお開きください。第5条は債務負担行為でございます。機械警備・施設管理業務委託以下、6ページまで32項目となりますが、これは契約期間が複数年度にわたる業務委託や工事について、期間と限度額を定めるものでございます。  6ページをごらんください。6ページは企業債ですが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還方法を記載のとおり定めるものでございます。第7条一時借入金でございますが、限度額を45億円と定めるものでございます。第8条予定支出の各項の経費の金額の流用ですが、流用することができる場合を営業費用と営業外費用の各項間とするものでございます。  7ページをごらんください。第9条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費ですが、その内容として、職員給与費70億7,235万4,000円としてございます。第10条は他会計からの補助金ですが、内容は水源調整計画の一般会計からの繰出金で、金額は1億3,606万円でございます。第11条はたな卸資産購入限度額ですが、災害等の緊急時に使用する水道資機材購入限度額を895万4,000円と定めるものでございます。  以上が平成31年度千葉県特別会計上水道事業会計予算の説明でございます。  なお、参考として8ページは給与明細書、9ページから13ページまでは当初予算案の概要を添付させていただいております。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  本間委員。 ◯本間 進委員 この議案第21号平成31年度の千葉県特別会計の予算でありますけど、我が国の水道事業は、人口減少に伴う水需要の減少や水道施設の老朽化などの諸問題に直面しており、この課題に対するため、先般の水道法が改正されたところでありますけれども、この上水道事業会計において、平成31年度の当初予算において、純利益が前年度予算に比べ半減しているが、経営上これで問題がないのか、また、今後の見込みはどうか、ちょっとこの1点だけ、ちょっと質問したいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 鈴木財務課長◯説明者鈴木財務課長) 平成31年度当初予算の純利益は、前年度と比べまして32億2,100万円減の29億3,200万円と見込んでいるところでございます。純利益が減少した主な要因は、新たに第2期上下水道料金徴収一元化に向けた水道料金システムの改修を行うほか、浄水処理に必要な薬品単価、それと浄給水場の稼働に必要な燃料費の上昇などによりまして、収益的支出が約37億円増となったことによるものでございます。薬品単価等の上昇につきましては、今後、市況動向について留意していかなければならないと考えてございますけれども、こうした中でも、純利益は約29億円を確保できる見込みでありまして、経営上特に問題ないものというふうに認識してございます。  現時点では比較的堅調な経営状況でございますけども、今後、施設の更新等に多額の経費を要することから、各計画に基づきまして計画的に事業を実施するとともに、事業全般における一層の経費節減、合理化を図るなど、健全な経営に今後とも努めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑ないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第21号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第21号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第22号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第22号平成31年度千葉県特別会計工業用水道事業会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長◯説明者鈴木財務課長) 議案第22号平成31年度千葉県特別会計工業用水道事業会計予算について御説明いたします。先ほどの議案説明資料15ページをお開きください。  初めに、予算規模でございますが、収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額は201億7,300万円を計上しており、前年度に比べまして4億4,000万円の減となってございます。  下の表上段、収益的収支でございますが、収益的収入は137億2,700万円を計上し、その主なものは給水収益長期前受金戻入などでございます。収益的支出は130億8,100万円を計上し、その主なものは人件費、減価償却費などでございます。この結果、純利益は前年度に比べ1億2,900万円増の4億3,800万円となっております。  次に、表の下のほうは資本的収支でございますが、資本的収入は36億9,500万円を計上し、その主なものは企業債、出資金などでございます。資本的支出は70億9,200万円を計上し、その主なものは建設改良費企業債償還金などでございます。この結果、資本的収支における収支差、不足額は33億9,700万円となりますが、この不足額は減価償却費等内部留保資金などで補填いたします。  続いて、資料の16ページ、1枚お開きください。16ページをごらんください。第2条は業務の予定量でございますが、給水企業数は284社、年間総給水量は2億8,741万9,800立方メートル、一日平均給水量は78万5,300立方メートルと見込んでございます。第3条収益的収入及び支出及び19ページから20ページまで第4条資本的収入及び支出につきましては、先ほど予算規模で御説明いたしましたので省略させていただきます。  20ページをお開きください。第5条は債務負担行為でございます。南八幡浄水場包括的業務委託以下、21ページまでの10項目となりますが、これは契約期間が複数年度にわたる業務委託や工事について、期間と限度額を定めるものでございます。  21ページ下のほう、第6条企業債でございます。起債の目的、限度額等を記載のとおり定めるものでございます。  22ページをお開きください。第7条一時借入金でございますが、限度額を40億円と定めるものです。第8条予定支出の各項の経費の金額の流用ですが、流用することができる場合を営業費用と営業外費用の各項間とするものでございます。第9条議会の議決を経なければ流用することのできない経費ですが、その内容は職員給与費10億3,493万3,000円でございます。第10条たな卸資産購入限度額ですが、災害等緊急時に使用する工業用水道資機材購入限度額を80万2,000円と定めるものでございます。  以上が平成31年度千葉県特別会計工業用水道事業会計予算の説明でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑ないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第22号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第22号は可決すべきものと決定しました。
           ─────────────────────────────        議案第45号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第45号平成30年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長◯説明者鈴木財務課長) 議案第45号平成30年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第3号)について御説明いたします。議案説明資料の29ページをお開きください。  補正内容といたしましては、収入は最終の見込み額に、支出は事業の執行状況等に応じた所要額にそれぞれ補正するものでございます。収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額の補正は77億4,400万円の減額で、最終予算額は1,248億6,300万円となります。  表の上段、収益的収支でございますが、収益的収入給水収益給水申込納付金などについて最終の見込み額を計上する結果、全体では7,000万円の減額で、最終予算額は812億1,300万円となります。収益的支出は修繕費や薬品費などについて、事業の執行状況等に応じた所要額に補正する結果、全体では1億7,500万円の減額で、最終予算額は721億3,700万円となります。この結果、純利益は14億9,600万円増の75億3,500万円となります。  次に、資本的収支でございます。資本的収入資金収支状況等を勘案し、企業債を110億円減額するなどの結果、全体では115億7,900万円の減額で、最終予算額は123億7,300万円となります。資本的支出建設事業費などについて、事業の執行状況に応じた所要額に補正する結果、全体では75億6,900万円の減額で、最終予算額は527億2,600万円となります。  1枚おめくりいただきまして、議案書の写しでございます。第2条業務の予定量の補正でございますが、給水戸数を148万5,000戸に、年間総給水量を3億3,744万9,000立方メートルに、一日平均給水量を92万5,000立方メートルに、一日最大給水量を105万立方メートルにそれぞれ補正するものでございます。第3条、第4条にそれぞれ収益的、資本的収支につきましては、先ほど御説明いたしましたので省略させていただきまして、33ページをごらんください。企業債の補正でございます。起債限度額を190億円から80億円に減額するものでございます。次の第6条でございますが、職員給与費を増額することに伴う補正でございます。  以上が平成30年度千葉県特別会計上水道事業会計補正予算(第3号)の説明となってございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第45号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第45号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第46号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第46号平成30年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  鈴木財務課長。着座でどうぞ。 ◯説明者鈴木財務課長) 議案第46号平成30年度千葉県特別会計工業用水道事業会計補正予算(第3号)について御説明いたします。議案説明資料の35ページをお開きください。  補正内容としましては、収入は最終の見込み額に、支出は事業の執行状況に応じた所要額にそれぞれ補正するものでございます。収益的支出資本的支出を合わせた支出予算総額の補正は7億9,200万円の減額で、最終予算は198億9,800万円となります。  下の表の上段、収益的収支でございます。収益的収入給水収益などについて最終の見込み額を計上する結果、全体では2億円の増額で、最終予算額は137億8,500万円となります。収益的支出は修繕費や委託料などについて、事業の執行状況に応じた所要額に補正する結果、全体では2億9,000万円の減額で、最終予算額は128億9,900万円となります。その結果、純利益は5億6,500万円増の7億9,700万円となります。  次に、資本的収支でございますが、資本的収入は企業債や国庫補助金などについて最終の見込み額を計上する結果、1億2,800万円の減額で、最終予算額は40億4,700万円となります。  資本的支出建設事業などについて事業の執行状況に応じた所要額に補正する結果、全体では5億200万円の減額で、最終予算額は69億9,900万円となります。  1枚お開きいただきまして、36ページをお開きください。第2条は業務の予定量の補正でございます。給水企業数を282社に、年間総給水量を2億8,568万立方メートルに、一日平均給水量を78万2,685立方メートルに、それぞれ補正いたします。第3条、第4条につきましては、先ほど御説明いたしました収益的収支資本的収支でございますので、省略させていただきます。  42ページをお開きください。第5条企業債の補正でございます。起債の限度額を6億5,800万円から5億5,930万円に減額するものでございます。第6条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正として、職員給与費の増額に伴う補正を行っております。  済みません。先ほどの企業債の補正ですけども、起債限度額を6億5,800万円と申し上げましたが、これは間違いでございまして、記載のとおり6億5,580万円でございます。失礼いたしました。  以上が工業用水道事業会計補正予算(第3号)の説明でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第46号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第46号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第54号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第54号使用料及び手数料条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  萬谷総務企画課長。 ◯説明者(萬谷総務企画課長) それでは、私からは議案第54号使用料及び手数料条例等の一部を改正する条例について御説明いたします。お手元の議案資料の45ページをごらんいただきたいと思います。  本条例は、消費税が引き上げとなることに伴いまして水道料金などの改定を行うものでございます。  資料に記載の改正箇所がその対象でございます。順次申し上げますと、千葉県水道事業給水条例で規定いたします上水道の料金、それと給水契約申し込み時に納付していただきます給水申込納付金及び大口の利用をしようとするお客様に御負担いただきます開発負担金、そして、千葉県工業用水道条例で規定いたしております工業用水の料金、以上4種類につきまして、適用される税率を8%から10%に改めるものでございます。  施行期日は平成31年10月1日です。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑ないようですので、質疑を終結します。  議案第54号は総合企画部も関係するため、同議案の総合企画部の質疑終結後に討論及び採決を行いますので御了承ください。        ─────────────────────────────        議案第55号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第55号職員の自己啓発等休業に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  長田計画課長。 ◯説明者(長田計画課長) 議案第55号職員の自己啓発等休業に関する条例等の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。議案説明資料の47ページをごらんください。  本条例は、学校教育法の改正及び技術士法施行規則の改正により、県営水道事業の布設工事並びに布設工事監督者及び水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正するものです。  改正の概要についてですが、学校教育法の改正により、新たな教育施設として専門職大学及び専門職短期大学が創設されたことに伴い、当局条例で定めている資格要件に設定するものです。また、技術士法施行規則の改正により、技術士試験の第2次試験について、選択科目が統合されたことに伴い、資格要件を変更するため、条例の一部を改正するものです。その他、今回の一部改正に合わせ文言の整備など、所定の規定の整備を行うものでございます。  なお、施行期日は平成31年4月1日です。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いします。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第55号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手
    ◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第55号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  本間委員。 ◯本間 進委員 近年、国内各地で大規模な災害が発生していることから、災害への対策が重要であります。工業用水部では、災害発生時において適切な業務の継続を行うことを目標とする業務継続計画、いわゆるBCPを策定中であると前回の常任委員会において報告を受けたところだが、現在策定中のBCPの主な内容はどのようなものかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 林施設設備課長。 ◯説明者(林施設設備課長) 業務継続計画、いわゆるBCPは、大規模地震などの災害に備え、あらかじめ災害時優先業務を特定し、必要な資源を配分することなどにより給水業務を継続することを目的とする計画です。策定中の計画には、職員の参集人員予測、災害時の優先業務、応急対策の方針などを盛り込み、復旧業務を円滑に行うための体制を構築することにより、大規模地震の発生から順次施設の復旧を進め、おおむね1カ月以内での復旧を目標としております。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 工業用水の事業では、企業の生産活動には必要不可欠のものである、また、BCPは受水企業にとっても重要な計画であり、十分な協議や説明が必要であると考えておりますので、そこで、BCP策定について、受水企業との協議状況や策定スケジュールはどうなっているのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 林施設設備課長。 ◯説明者(林施設設備課長) 受水企業に対しましては、昨年10月、BCPの案について説明会を開催したところ、4会場で61社の御参加をいただき、貴重な御意見や御要望をいただきました。今後、御意見等を踏まえ、修正したBCPの案について改めて説明会を開催するなど、丁寧に説明し、了解をいただいた上で、年度内にBCPを完成する予定です。  今後も施設の更新、耐震化を着実に推進するとともに、策定したBCPの充実に努めてまいります。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 要望します。大規模な災害発生時においても、工業用水を継続して給水することは重要であるので、今後も受水企業の意見を十分聞きながら、BCPの策定に取り組んでいただきたいと思います。  最後に、これ浄水課で岡戸課長のほうから、東日本の災害時における各浄水場の放射性セシウムの濃度を後で資料いただければいいです。終わります。 ◯委員長小池正昭君) ほかに。  本清委員。 ◯本清秀雄委員 1月の下旬にちば野菊の里で大規模な訓練があったと聞き及んでおりますが、その内容についてお伺いしたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 剣持水道部次長。 ◯説明者(剣持水道部次長) ただいまの御質問に対して申し上げます。今回の訓練は、首都直下地震によりまして首都圏の広域で同時被災をするという想定のもとに、被災想定事業体、5つの水道事業体に対しまして、全国各地より17の水道事業体が応援するという、都合22の水道事業体が参加する合同訓練でございます。当局におきましては、さきに締結をいたしました災害時相互救援に関する覚書に基づきまして、神戸市水道局と合同で千葉県会場でございますちば野菊の里浄水場におきまして、指定避難場所、また病院等への応急給水計画、これの策定の図上訓練、そして、他都県会場4会場を同時に結びますテレビ会議を用いました情報交換訓練などを行いました。また、実地の訓練といたしまして、地元松戸市栗山第一町会、それと第二町会を通じまして、お客様約30名に御協力をいただきまして、お客様が非常用飲料水袋を用いまして、両局の給水車や浄水場の応急給水設備から給水を受けるような、地元町会と連携いたしました応急給水訓練を行ったところでございます。  今後におきましても、今回の訓練や今まで重ねてまいりました訓練から得ました教訓を活用いたしまして、危機管理体制のさらなる充実を図るとともに、県内外の事業体との合同防災訓練などを通じまして、災害時の連携強化に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 本清委員。 ◯本清秀雄委員 要望ですけど、近隣の人たちにもっと多く実践的な指導をしていただきたい。要望いたします。 ◯委員長小池正昭君) ほかにありますか。  矢崎委員。 ◯矢崎堅太郎委員 管路の更新について1点お伺いしたいと思います。東日本大震災から間もなく8年ということで、あのときに浦安も大変な被害に遭いまして、管路についても破損がひどかったということで、その後、水道局においても重点的に取り組んでいただきまして、今度の予算でも増額ということで、大変ありがたいなと思っています。そしてまた、京葉地域を重点的にということでやっていただいておりまして、そこでお聞きしたいんですけども、新年度26.2キロということでございますが、これによってどの程度耐震化が進むのかということを、まずお伺いしたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 渡辺給水課長。 ◯説明者(渡辺給水課長) 平成31年度当初予算におきまして、鋳鉄管更新工事や大口径管路更新工事、公共事業関連工事等行いまして、109キロの耐震管路の布設を計画してございます。この結果、平成31年度末の管路の耐震化は、管路全体で約23%、このうち湾岸埋立地域では約48%まで向上させる見込みでございます。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 矢崎委員。 ◯矢崎堅太郎委員 ありがとうございます。湾岸地域に関しては約半分ほどになるということですけども、今後これを100%にしていくには、あとどのぐらいかかるか、もし数字が出たら教えていただきたいんですけど。 ◯委員長小池正昭君) 長田計画課長。 ◯説明者(長田計画課長) 目標期間を30年とする長期施設整備方針では、今後発生が予想される大規模地震に備えまして、管路の更新に合わせて耐震化を進めていくこととしており、将来的には年間100キロメートル以上の更新を目標としております。方針におきましては、全管路の耐震化率100%を達成できる明確な時期につきましては、目標としてはお示ししてございませんが、目標年度であります平成57年度には、全管路の耐震化率を55.3%とする計画を立てております。管路の更新に当たりましては、湾岸埋立地域や病院などの重要給水施設に給水している管路を優先的に進めているところでございますが、県営水道の総管路延長が約9,100キロメートルにも及ぶことから、現段階において100%に達する時期を明らかにすることは困難であると考えております。しかしながら、今後も更新・耐震化事業の進捗状況等を踏まえ、目標を最大限前倒しして達成できるよう、適宜計画を見直すなど、一刻も早い管路の耐震化率の向上に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) 矢崎委員。 ◯矢崎堅太郎委員 ありがとうございます。確かに膨大な数字ですけども、財源もあることなんで、すぐにはできないと思いますが、今お話があったとおり、計画を前倒しでやっていただいて、なるべく早く交換が進むようにお願いしたいと思います。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) ほかにありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) ないようですので、以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長小池正昭君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「正副委員長に一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。  以上で水道局関係の審査を終了します。  暫時休憩します。        午前10時44分休憩        ─────────────────────────────        午前10時56分再開 ◯委員長小池正昭君) 休憩前に引き続き審査を再開します。        ─────────────────────────────        審査の開始(総合企画部関係◯委員長小池正昭君) これより総合企画部関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長小池正昭君) 初めに、議案の審査を行います。  総合企画部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  今泉総合企画部長。 ◯説明者(今泉総合企画部長) 初めに議案の概要について御説明申し上げます。  本日、御審議いただく総合企画部関係の議案は6議案でございます。
     まず、議案第1号平成31年度千葉県一般会計予算について御説明いたします。総合企画部と人事委員会事務局を合わせた歳出予算として105億5,970万9,000円を計上いたしました。平成30年度当初予算と比較いたしますと1億6,635万1,000円の増となっております。  主な事業について申し上げます。新規事業として、UIJターンによる起業・就業者創出事業に関係市町とともに取り組み、過疎地域や半島地域等への移住、就業等を加速させます。また南房総地域の関係市町と連携し、来訪者の属性や移動ルート等についての調査、分析を行う半島振興のための来訪者実態調査事業に取り組みます。  また、東京2020大会への機運醸成に向けた情報発信事業では、新たに本県のプロモーション動画を制作するとともに、プレイベントのオープニングセレモニー等の場を活用し、本県の魅力を発信します。  成田空港周辺の地域づくりについては、昨年3月に四者協議会で決定された成田空港周辺の地域づくりに関する「基本プラン」に基づき、平成31年度中に(仮称)実施プランを策定するための調査等を行います。  市町村水道総合対策事業としては、県内の水道料金格差を是正するとともに、事業体の経営健全化を図るため、市町村等が経営する水道事業に対し補助を行います。  また、いすみ鉄道に対する支援として、関係市町とともに線路等のインフラ部分の維持修繕費に加え、安全輸送やサービスのさらなる向上を図るため、運行経費の一部を助成します。  さらに、広報事業として、県の施策やさまざまな魅力を広く県内外に効果的に伝えるため、各種メディアを活用し、戦略的な情報発信を行います。  このほか、ICTの利活用を推進するため、千葉県ICT利活用戦略推進事業により、波及効果の高いプロジェクトについて、費用対効果やシステム設計内容の検討、実証試験等を行います。  次に、議案第25号平成30年度千葉県一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。平成30年度予算について、事業費の確定に伴う減額を行うことなどにより、合計で4億3,191万6,000円を減額し、総合企画部と人事委員会事務局を合わせた既定予算を98億1,575万5,000円としようとするものでございます。  次に、議案第53号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、県民の利便性向上を図るため、旅券事務を住民に身近な窓口である市町村に移譲するものでございます。  次に、議案第54号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてですが、消費税率の引き上げに伴う使用料及び手数料の見直しを行うため、条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に、議案第71号君津広域水道企業団の解散に関する協議について及び第72号君津広域水道企業団の解散に伴う財産処分に関する協議についてですが、本年4月1日からかずさ水道広域連合企業団が事業を開始することに伴い、君津広域水道企業団を3月31日に解散すること及び同企業団の財産の全てをかずさ水道広域連合企業団に帰属させる財産処分を行うことについて、議会の議決に付するものでございます。  各議案の詳細につきましては、それぞれの担当課長から御説明いたしますので、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。  次に、諸般の情勢等について2点御報告申し上げます。  まず、成田空港のさらなる機能強化等について申し上げます。  2月4日に開催した成田空港に関する四者協議会において、昨年3月に実施が合意されていたA滑走路の夜間飛行制限変更を本年10月末からとすることが確認されました。また、本年度末に期限を迎える成田財特法については10年延長し、成田用水の改築事業も加える改正案が、現在国会で審議されております。県では、引き続き地域住民の生活環境対策や地域づくりを含め、さらなる機能強化の早期実現に向け、4者で連携して取り組んでまいります。  次に、東葉高速鉄道への支援について御報告します。  平成28年度に終了している集中支援期間後の支援のあり方については、東葉高速自立支援委員会において、関係者で協議しているところですが、去る1月18日に開催された委員会において、運輸収入の増加等により資金状況が改善することを受け、来年度に20億円の繰り上げ償還を実施することを合意しました。また、1月30日には多額の長期債務の元利償還金の負担に対する抜本的な支援を求め、県と船橋市、八千代市の連名で、国に対して要望書を提出したところです。今後とも自立支援委員会において支援のあり方について協議を継続していくとともに、国に対する働きかけについても粘り強く行ってまいります。  以上、諸般の情勢等について御報告申し上げました。よろしくお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) ありがとうございました。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長小池正昭君) 初めに、議案第1号平成31年度千葉県一般会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。説明は着座で結構です。  中村政策企画課長。 ◯説明者(中村政策企画課長) 政策企画課でございます。  議案第1号平成31年度千葉県一般会計予算のうち政策企画課関係について御説明いたします。お手元に配付の議案説明資料の7枚目、右上に四角い囲みで2月定例県議会議案説明資料(抜粋)と記載のある資料で、下に49ページとある資料をお開きください。  第2款第2項第1目企画総務費は予算額20億7,065万9,000円で、このうち主なものを御説明いたしますと、1の人件費は、女性サポートセンターを除く総合企画部全体の職員人件費で、20億3,838万1,000円でございます。3の地域づくり総合支援事業の移住・定住促進事業は、県内の移住・定住に関する情報を効果的、効率的に発信するとともに、市町村等が行う広域的な取り組みを支援するもので、1,420万円でございます。  次に、50ページをお開きください。第2款第2項第2目計画調査費は予算額9,649万7,000円で、その内容は表に記載のとおりでございますが、5の千葉県ICT利活用戦略推進事業につきましては、平成31年度中に千葉県ICT利活用戦略を策定するとともに、波及効果の高いプロジェクトについて、費用対効果やシステムの設計内容の検討、実証試験等を行うもので、1,300万円でございます。8の半島振興広域連携促進事業につきましては、地理的な制約のもとにある南房総地域において、関係市町とともにビッグデータを活用して観光スポット等への来訪者の属性や移動ルート等の調査、分析などを行い、効果的な施策立案につなげるもので、1,355万円でございます。9のUIJターンによる起業・就業者創出事業につきましては、県内の条件不利地域において中小企業等へ就業し、または特定分野で起業して移住した場合、移住に要する費用の一部を助成するもので、5,250万円でございます。  次に、51ページをごらんください。第2款第7項第2目委託統計費は、予算額331万3,000円で、国の委託統計事業に係る職員の時間外勤務手当でございます。  次に、52ページをごらんください。第3款第1項第1目社会福祉総務費は、予算額1億6,995万9,000円で、女性サポートセンター職員の人件費でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) 冨沢国際課長。 ◯説明者(冨沢国際課長) 国際課でございます。  国際課の平成31年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の53ページをお開き願います。  第2款第1項第15目諸費、予算額9億3,765万1,000円で、その内容は以下に記載のとおりでございますが、主なものといたしまして、1、国際化推進事業ですが、アメリカ・ウィスコンシン州やドイツ・デュッセルドルフ市、台湾・桃園市を初めとした国際交流のほか、通訳ボランティアの養成を行うものでございます。また、外国人県民にも暮らしやすい地域づくりを推進するため、新たに(仮称)千葉県多文化共生推進プランを作成し、多文化共生に向けた取り組みを体系的に整理し、さらに効率的、効果的に行うものでございます。2の旅券発給事業ですが、旅券事務所等の嘱託人件費及び運営費、旅券発給事務の市町村権限移譲に係る経費及び収入印紙等の販売に係る経費でございます。  次に、54ページをごらんください。第2款第2項第1目企画総務費、予算額882万2,000円で、その内容は国際課の運営費でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) 相葉報道広報課長。 ◯説明者(相葉報道広報課長) 報道広報課でございます。  報道広報課の平成31年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の55ページをごらんください。  第2款第1項第3目広報費、予算額8億6,279万5,000円でございます。その内容は以下に記載のとおりでございますが、主なものといたしまして、まず、1の広報事業でございますが、1つ目の企画広報は県のブランドイメージの向上等を図るため、各種メディアやSNS、県のマスコットキャラクターチーバくん等を効果的に活用し、観光や農水産物など多種多様な千葉の魅力を積極的に情報発信する事業でございます。来年度は東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、県内でプレ大会等の開催も本格化するため、国内外から注目を集めるこの絶好の機会を捉えた効果的な情報発信に努めてまいります。このほか、「ちば県民だより」、新聞等による刊行物広報や、テレビ、ラジオ等による放送広報、インターネット、ホームページ広報など各種メディアの特徴を生かして、県の施策や情報を県民にわかりやすく丁寧に広報してまいります。次に、2の広聴事業でございますが、県政に関する世論調査は県民の生活意識や県政の各分野に対する関心、要望等を調査し、県政推進の基礎資料とさせていただくものでございます。最後に、4の債務負担行為でございますが、第3期千葉県ホームページリニューアル事業は、県のホームページ運営システムであるCMSを定期更新するものでございます。平成36年度までの一括契約となるため、1億900万円の債務負担行為を設定するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) 笹生統計課長。 ◯説明者(笹生統計課長) 統計課でございます。  統計課の平成31年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の56ページをお開きください。  第2款第7項第1目統計調査総務費の予算額は2,095万6,000円でございます。その主な内容は、統計年鑑などの統計資料を発行する統計資料整備事業及び嘱託職員の人件費などの運営費でございます。  次に、57ページをごらんください。第2款第7項第2目委託統計費の予算額は6億1,622万7,000円でございます。その内容は、国から委託を受けて実施する労働力調査を初めとした統計調査19事業にかかわる統計調査員手当、市町村委託費などの経費でございます。なお、平成31年度予算は全国消費実態調査や農林業センサスが行われるため、前年度と比較して6,008万5,000円の増となっております。  次に、58ページをお開きください。第2款第7項第3目県単統計費の予算額は355万8,000円でございます。その内容は、毎月常住人口調査などの県独自の統計調査や統計調査結果報告書の作成に要する経費でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) 金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) 水政課の平成31年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の59ページをお開き願います。  第2款第2項第6目水政費、予算額45億4,459万5,000円でございます。その内容は、表に記載のとおりでございますが、主なものといたしまして、項目の3、水道事業対策の上から5つ目にございます末端給水事業体の統合・広域化の合意形成に向けた事業ですが、これは末端給水事業体の統合・広域化を促進するため、関係市町村間で行われます調査検討業務に対し、その経費の一部を補助するものでございます。次に、同じ項目の7つ目にございます生活基盤施設耐震化等交付金でございますが、これは水道事業者等の運営基盤の強化を図るため、水道施設の耐震化、老朽化対策に係る経費や水道事業体の統合・広域化における施設整備に必要な経費につきまして、国の補助制度を活用して支援するもので、財源は全額国費となっております。次に項目の4、経営健全化対策の1つ目にございます市町村水道総合対策事業補助金ですが、これは水道料金の格差を是正し、あわせまして住民負担の軽減を図るとともに経営の健全化を促進するため、市町村等が経営します水道事業に補助するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 空港地域振興課でございます。  空港地域振興課の平成31年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の60ページをお開きください。  第2款第2項第3目国際空港対策費ですが、予算額は2億5,374万2,000円でございまして、その内容は表に記載のとおりですが、主なものといたしまして、3の航空機騒音対策事業でございますが、これは住宅防音工事の助成など、航空機騒音等の障害から住民の生活環境を保全するための補助事業並びに公益財団法人である成田空港周辺地域共生財団への出捐金でございます。4の成田空港活用協議会負担金でございますが、これは成田空港を活用した県経済の活性化を図るため、官民が連携して立ち上げた成田空港活用協議会の事業費等の一部を負担するものでございます。5の成田空港周辺の地域づくりに関する「(仮称)実施プラン」策定に係る調査事業でございますが、これは平成31年度中に(仮称)実施プランを取りまとめるに当たり、空港の施設整備計画や関係市町のまちづくり計画の検討状況に合わせた調査等を行う必要があり、高度な専門的知見を要するため、民間調査機関に委託して必要な調査等を実施するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  それでは、交通企画課の平成31年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の62ページをお開きください。  第2款第2項第9目交通計画費でございますが、予算額4億3,554万6,000円でございます。その内容は以下に記載のとおりでございますが、主な内容につきまして御説明いたします。まず、1の鉄道網整備事業ですが、東葉高速鉄道利子補給金につきましては、東葉高速鉄道の経営安定化に資するため、国、関係市とともに利子補給を行うものでございます。いすみ鉄道基盤維持費補助につきましては、線路等のインフラ部分の維持、修繕等に対して関係市町とともに助成を行うものでございます。いすみ鉄道運行経費補助につきましては、安全輸送の徹底やサービスのさらなる向上のため、新たに運行経費の一部について関係市町とともに助成を行うものでございます。鉄道輸送対策事業費補助につきましては、中小の鉄道事業者が行う安全輸送のための施設整備に対しまして、国、関係市町とともに助成を行うものでございます。続きまして、鉄道施設耐震対策事業補助につきましては、鉄道施設の耐震化に要する経費に対して、国、沿線市とともに助成を行うものでございます。次に、2のバス対策事業につきましては、地域住民の日常生活に必要なバス路線のうち、広域的、幹線的な路線の維持を図るため、国とともに運行経費の一部について助成を行うものとなっております。次に、3の交通バリアフリー対策事業につきましては、高齢者や障害者等の利便性、安全性の向上を図るため、ホームドアやエレベーターなどの鉄道駅のバリアフリー設備の整備やノンステップバス等の導入に対して助成を行うものとなっております。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) 福田男女共同参画課長。 ◯説明者(福田男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。  私からは男女共同参画課の平成31年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の63ページをお開きください。  第2款第2項第7目男女共同参画費、予算額5,775万円でございます。その内容は以下に記載のとおりでございますが、主なものといたしまして、1、計画の策定及び推進につきましては、次期男女共同参画計画の策定に向けた県民意識調査の実施や民間団体の自主的な取り組みを促進し相互連携を図るための男女共同参画推進連携会議の開催などに係る経費でございます。2、DV被害者等の支援につきましては、DV防止に関する広報啓発やDV被害者の早期の社会的自立を支援するための経費でございます。3、千葉県男女共同参画センター事業につきましては、相談事業、広報啓発及び研修などに係る各種事業費でございます。また、平成30年10月に都町合同庁舎への移転が完了したため、移転前の庁舎の維持管理費用及び移転に係る費用が皆減となったことから、平成30年度当初予算と比べて大幅に減額となっております。  次に、64ページをごらんください。第3款第1項第7目婦人対策費、予算額1億6,389万3,000円でございます。その内容は以下に記載のとおり、配偶者暴力相談支援センターに係る経費でございますが、主なものといたしまして、項目内の1番目にございます嘱託職員人件費につきましては、女性サポートセンターの電話相談員及び生活支援員等の人件費でございます。4番目にあります一時保護委託事業につきましては、DV被害者へのきめ細やかな支援を行うため、一時保護業務を民間団体等に委託する経費でございます。次の5番目にあります地域配偶者暴力相談支援センターにつきましては、各健康福祉センターに配置されているDV専門相談員の人件費等でございます。最後の6番目にあります女性サポートセンター運営費等につきましては、入所者の一時保護に要する経費や施設の維持管理に要する経費等でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) 田中人事委員会事務局任用課長。 ◯説明者(田中任用課長) 人事委員会事務局任用課でございます。  人事委員会事務局の平成31年度当初予算案について御説明いたします。同じ資料の414ページをごらんください。  第2款第8項第1目委員会費の予算額は899万9,000円で、その内容は人事委員会の委員に係る報酬等でございます。  次に、415ページをごらんください。第2款第8項第2目事務局費の予算額は3億474万7,000円で、その内容は以下に記載のとおりですが、主なものは事務局職員の人件費、職員採用試験費及び警察官採用試験費等でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  本間委員。 ◯本間 進委員 広報課にちょっと質問したいと思います。国内外に向けた千葉の魅力の発信を取り組んでいるとのことですが、これに加え、平成31年度の当初予算では東京2020大会に向けた情報発信事業の予算を計上しています。
     そこでお伺いします。東京2020大会の機運醸成に向けた情報発信事業では、具体的にどのような取り組みを行うのでしょうか、お聞きしたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 川崎千葉の魅力発信担当課長。 ◯説明者(川崎千葉の魅力発信担当課長) 千葉の魅力発信担当でございます。  東京2020大会への機運醸成に向けまして、国内外の本県への関心を高めるため、平成31年度は、本年度から実施しておりますちばの魅力発信隊事業に加えまして、新たに動画の制作・放映事業、そしてプレイベント等でのPR事業、2つの事業を実施いたします。東京2020大会に向けたプロモーション動画制作では、開催競技や会場周辺の魅力、ボランティアの育成の取り組みなどをおさめた動画を制作しまして、インターネットなどで国内外、県内外に向けて放映、配信し、大会期間中、そして大会後の本県への誘客を目指してまいります。また、プレイベント等における千葉の魅力発信事業におきましては、プレイベントのオープニングセレモニーや記者会見等の場を利用いたしまして、海外から訪れる有力選手やメディアに県内の特産品や観光地等を紹介することで、本県の魅力を広く発信してまいります。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 要望でございます。大会が成功するには、県民の盛り上がりとともに、大会時に県外、海外からたくさんの方々が観戦に訪れていただけなければなりません。そのためには、本県でも競技開催をさらに周知し、大会に関心を持っていただくとともに、特に県外、海外においては、訪れた本県でどのようなことが楽しめるのか、千葉の魅力をしっかりと伝えていくことが重要と考えていますので、引き続き大会を契機とし、千葉の魅力をしっかりと発信をしていただくことを要望いたします。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑ほかにありませんので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第25号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第25号平成30年度千葉県一般会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  中村政策企画課長。 ◯説明者(中村政策企画課長) 政策企画課でございます。  説明は着座にて失礼いたします。議案第25号平成30年度千葉県一般会計補正予算(第3号)のうち、総合企画部及び人事委員会事務局関係につきまして、一括して御説明をいたします。お手元の議案説明資料の3ページをごらんいただければと思います。  総合企画部と人事委員会事務局を合わせました2月補正予算における補正額の合計は、一番下の合計欄にございますとおり、4億3,191万6,000円の減額でございます。  次に、4ページをごらんいただければと思います。4ページにお示ししました科目別資料に沿いまして、主な内容を御説明いたします。初めに、第2款総務費第1項総務管理費の補正額は5,110万4,000円の減額でございます。主な内容といたしましては、3目広報費につきまして、「県民だより」の発行などの事業費の確定に伴う減額などを行うものでございます。次に、第2項企画費の補正額は2億7,738万9,000円の減額でございます。主な内容といたしましては、6目水政費につきまして、市町村水道総合対策事業補助金などの額の確定に伴いまして1億6,252万3,000円を減額するものでございます。また、第9目交通計画費につきましては、鉄道駅のバリアフリー化やノンステップバスの導入に係る補助金の額の確定などに伴い5,780万3,000円の減額を行うものでございます。次に、第7項統計調査費の補正額は9,214万1,000円の減額でございまして、国の委託統計事業等の事業費の執行見込み額の減によるものでございます。  次に、5ページをお開きください。繰越明許費でございますが、生活基盤施設耐震化等交付金事業において、埋蔵文化財の調査に不測の日数を要したことなどにより1億5,026万6,000円の繰越明許費を設定するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑ないようですので、質疑を終結します。  討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第25号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第25号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第53号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第53号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  冨沢国際課長。 ◯説明者(冨沢国際課長) 着座にて失礼いたします。議案第53号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。お手元にございます議案説明資料の6ページをお開きください。  本条例は、県民の利便性の向上を図るため、旅券事務を住民に身近な窓口である市町村に移譲しようとするものです。内容は、旅券法及び旅券法施行規則に基づく旅券の発給申請受理及び交付等の事務について、平成31年度において4市へ権限を移譲するものです。  施行期日は、富津市及びいすみ市が平成31年10月1日、八千代市が平成31年10月7日、山武市が平成32年1月14日となります。  なお、これまで条例改正を行った26団体と合わせますと、県内30団体に権限が移譲されることとなります。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑ないようですので、質疑を終結します。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  採決を行います。  議案第53号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第53号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第54号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第54号使用料及び手数料条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  福田男女共同参画課長。 ◯説明者(福田男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。  続きまして、議案第54号使用料及び手数料条例等の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。お手元の議案説明資料の7ページをお開きください。  本条例は、平成31年10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げられることに伴い、千葉県男女共同参画センターの会議室の利用料金の引き上げを行うものでございます。  施行期日につきましては平成31年10月1日でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑ないようですので、質疑を終結します。  議案第54号は、水道局長同席の上で討論及び採決を行います。  水道局長が入室しますので、しばらくお待ちください。     (岡本水道局長入室)
    ◯委員長小池正昭君) それでは、議案第54号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第54号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第54号は可決すべきものと決定しました。  水道局長ありがとうございました。     (岡本水道局長退室)        ─────────────────────────────        議案第71号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第71号君津広域水道企業団の解散に関する協議についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) 水政課でございます。  着座にて失礼させていただきます。議案第71号君津広域水道企業団の解散に関する協議について御説明いたします。お手元資料の8ページをごらん願います。  まず、資料中段にございます参考1、君津広域水道企業団の概要をごらん願います。君津広域水道企業団につきましては、県及び君津地域の4市が構成団体となり、県水道局及び4市水道事業への水道用水供給事業を処理するために、昭和53年2月7日に設置されたものでございます。  次に、資料下段の参考2、かずさ水道広域連合企業団の概要をごらん願います。かずさ水道広域連合企業団につきましては、県及び君津地域4市が構成団体となりまして、4市の水道事業を統合し、君津広域水道企業団が行っております水道用水供給事業とあわせて経営するものでございます。この広域連合につきましては、平成30年9月定例県議会におきまして設置に関する議決をいただき、本年1月21日に総務大臣から設置許可を得まして、同日設置したところでございます。  なお事業開始につきましては平成31年4月1日からを予定しておるところでございます。  それでは、資料上段の議案の趣旨にお戻り願います。平成31年4月1日からのかずさ水道広域連合企業団の事業開始に伴いまして、平成31年3月31日をもって君津広域水道企業団を解散することについて、構成団体と協議する必要がございますが、この協議に当たっては、地方自治法第290条の規定によりまして、構成団体の議決を要するとされておることから、今回御提案をさせていただくものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第71号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第71号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第72号関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、議案第72号君津広域水道企業団の解散に伴う財産処分に関する協議についてを議題とします。  説明を求めます。  金子水政課長。 ◯説明者(金子水政課長) 水政課でございます。  着座にて失礼いたします。議案第72号君津広域水道企業団の解散に伴う財産処分に関する協議について御説明いたします。同じ資料の9ページをごらん願います。  まず、資料中段にございます協議の内容をごらん願います。議案第71号で提案させていただきました君津広域水道企業団の解散に伴い、同企業団が保有します財産の全てを本年4月1日をもってかずさ水道広域連合企業団に帰属させようとするものでございます。  次に、資料上段の議案の趣旨をごらん願います。この財産処分を行うことにつきましては、構成団体と協議する必要がありますが、この協議に当たりましては、地方自治法第290条の規定により、構成団体の議会の議決を要するとされていることから、今回御提案させていただくものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長小池正昭君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 質疑ないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 討論ないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第72号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 挙手全員。よって、議案第72号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        「9条改憲」に反対する意見書(案)関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、意見書案3件が提出されておりますので、御協議願います。  意見書文案はお手元に配付してあります。  初めに、共産党から提出されております「9条改憲」に反対する意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        沖縄辺野古の新基地建設の即時中止を求める意見書(案)関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、共産党、立憲民主党及び千翔会から提出されております沖縄辺野古の新基地建設の即時中止を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 御発言がないようですので、それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないことといたします。        ─────────────────────────────        統計不正問題の徹底解明と再発防止を求める意見書(案)関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、共産党から提出されております統計不正問題の徹底解明と再発防止を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手◯委員長小池正昭君) 意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないことといたします。        ─────────────────────────────
           諸般の報告・その他の関係 ◯委員長小池正昭君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  本間委員。 ◯本間 進委員 3件お伺いします。まず1つ目、超高齢化社会に対応した移動困難者調査対策についてお伺いしたいと思います。本年度に実施した移動困難者に関する実態調査の結果はどうだったかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 中村政策企画課長。 ◯説明者(中村政策企画課長) 政策企画課でございます。  移動困難者に関する実態調査につきましては、65歳以上の高齢者約1万2,000名を対象にアンケート調査を実施しましたところ、約25%の方が日常の買い物で不便さを感じているということが判明いたしました。特に高齢者のみが居住する世帯、車を運転しない世帯、商業施設への距離が遠い世帯等について、不便さを感じる方の割合が高くなっております。また、市町村だけでなく、小売事業者や介護事業者等も買い物や移動の支援を行っているものの、いずれも個々の取り組みにとどまるなど、関係者間の連携が不十分であるということがわかったところでございます。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 答弁では、関係者間の連携が不十分であるということでしたが、この問題については、移動困難者を地域全体で支える仕組みづくりが進むように、県がしっかりとして市町村に働きかけてもらいたいと考えています。  そこでお伺いしますけども、今後、県は調査結果をどのように活用し、移動困難者を地域全体で支える仕組みづくりにつなげていくのかどうかを質問したいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 中村政策企画課長。 ◯説明者(中村政策企画課長) 移動困難者を地域全体で支える仕組みづくりを進めるためには、地域住民や民間事業者、あるいは支援機関等のさまざまな主体を取り込んでいくということに加えまして、次世代技術を活用した取り組みを促していくことが必要であるというふうに考えております。そのため、さまざまな主体の連携やICTを活用した取り組みなど、他県の先進事例について調査いたしまして、調査報告書の中で提言として取りまとめるということにしております。調査結果につきましては、来年度、県内の全市町村を対象とした説明会を開催いたしまして、広く周知を図るなど、市町村における取り組みを促すようにしてまいりたいと考えております。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 この件に関しては要望します。人口減少や高齢化が進むと移動困難の問題はますます深刻になると思いますので、県がしっかりリードして、市町村だけでなくて、民間や関係機関をうまく取り込んで地域全体で支える仕組みづくりに進めることを要望します。  2問目。羽田空港の問題についてお伺いします。国は羽田空港の機能強化を2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催までに実現するとしていますが、いよいよ残りあと1年余りと迫ってまいりました。この機能強化に伴い、南風時の新到着ルートとなる都心上空ルートが導入されますが、この新ルートをめぐってアメリカ側が管理する横田空域の通過に関する日米調整が合意に達したと先日報道がありました。私の地元千葉市は南風好天時に羽田空港への到着ルートが交差するため、騒音影響の大きい地域ですが、この新ルートにより一定の効果があると期待しているところであります。そのような中、先月1日に県や千葉市などの関係市町村が国交省に対して申し入れを行ったと聞いております。  そこで質問しますが、2月1日に連絡協議会として国に対し申し入れを行ったとのことですが、どのような申し入れをしたのかお聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 空港地域振興課でございます。  2月1日の連絡協議会の国に対する申し入れについての御質問でございます。羽田空港の機能強化については、首都圏全体での騒音共有の実現と本県の騒音影響の軽減を前提として、羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会と国との間で議論してきたところでございます。県では、これまでの議論を踏まえ、先月1日、連絡協議会として国土交通省航空局長宛てに機能強化に際しての千葉県側の騒音軽減に向けた対応などを求める申し入れを行いました。申し入れの具体的な内容は、いわゆる都心上空ルートについて確実にその実現を図ること、将来の管制技術等の進展に合わせた騒音軽減策の検討を着実に進めること、機能強化や騒音軽減に関する県民に対する情報公開について適切に取り組むことなどを申し入れたところでございます。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 都心上空ルートの確実な実現は、千葉市の騒音軽減につながることから、地域住民もその行方を注視しており、今回の申し入れは時宜にかなったものと考えております。申し入れは国土交通省航空局航空ネットワーク部長に面談し、実施したと聞いております。  そこでお伺いしますけども、この申し入れを受けて、国はどう対応していくのでしょうか、質問します。 ◯委員長小池正昭君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 連絡協議会の申し入れを受けて、国はどう対応していくかとの御質問でございます。今回の申し入れの際、国土交通省航空局の久保田航空ネットワーク部長からは、都心上空ルートについては、東京都側で第5巡目の住民説明会を実施しており、住民の理解の増進に努めていく、富津沖海上ルートについて、本年3月に海ほたるの航空灯火の光度を上げるので、運用比率の向上をしっかりと確認していきたい、将来の管制技術等の進展に合わせた騒音軽減策について引き続き検討していきたい、情報公開について丁寧に行っていきたいなどとの国の対応についての発言がありました。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 今回の羽田沖の強化に伴う都心上空ルートの導入により、千葉県側の騒音は軽減すると聞いております。国の部長の発言は、今回の申し入れを踏まえ、千葉県側の羽田の騒音軽減につながるように取り組んでいくという考えを改めて示したものであると感じました。県においては、国のそうした取り組みが確実に実施されるよう、千葉市を初めとした関係市町村と引き続き連携し、本県の騒音軽減に向け、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  最後に1点。先ほど1号議案でも説明がありましたけども、千葉県男女共同参画センター移転後の利用状況についてお伺いします。男女共同参画センターが移転して約4カ月が経過しましたが、移転後の男女共同参画センターの利用状況はどうなっているのか質問したいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 福田男女共同参画課長。 ◯説明者(福田男女共同参画課長) 男女共同参画課でございます。  移転後の男女共同参画センターの利用状況についてでございますけれども、会議室の利用状況は、移転前直前の半年間である平成30年4月1日から9月末までの間と移転した平成30年10月20日から平成31年1月末までを比べますと、利用件数で月平均約5.8件に対して、月平均12.0件、利用人数は、月平均111人に対して、月平均219人となっておりまして、青少年関係団体を中心に利用されているところでございます。  一方、情報コーナーの利用状況は移転前の月平均利用者数、こちらが94人に対しまして、移転後の月平均利用者数、こちらが92人となっておりまして、若干減少しているところでございます。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 情報コーナーの利用者は移転後は若干減少しているとのことですが、男女共同参画センターの利用者の増加に向け、今後どのような取り組みを行っていくのでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) 福田男女共同参画課長。 ◯説明者(福田男女共同参画課長) 利用者の増加に向けまして、来館者向けのアンケートを配置して利用者のニーズの把握に努めますとともに、女性リーダー養成講座を初めさまざまな一般県民向けの講座ですとか、それからイベントに反映させることにより、幅広く県民の皆様が御参加いただけるように、各種事業を展開してまいります。また、これらの各種事業については県のメールマガジンですとか県の男女共同参画センターが発行する情報誌でのPRを初め、各市町村の広報媒体の活用に努めるなど、一層の幅広い周知を図ってまいります。 ◯委員長小池正昭君) 本間委員。 ◯本間 進委員 まだ移転してから4カ月程度ということがありますが、男女共同参画センターが地域にしっかり根差した施設となり、県全体の男女共同参画の推進拠点として、多くの県民に幅広く利用されるよう、今後とも県民ニーズに沿った事業を着実に展開されていくよう要望しまして、私の質問は終わります。 ◯委員長小池正昭君) ほかにありますか。  阿井委員。 ◯阿井伸也委員 成田空港に関する質問をしたいと思います。2月4日に開催した四者協議会で、いわゆる皆さん来年の夏ダイヤだと思っていたのが、ことしの冬ダイヤからA滑走路の時間変更をしたいということで、当初、山武市、横芝光町は反対をしておられました。2月4日に合意をしたんですけれども、今回の2月議会の本会議で、我が党の成田に関係する議員からも質問があったときに、いわゆる環境対策、騒音対策の中で、内窓工事が全然進んでいないと。対象区域874戸のうち103軒が申請をしたということでありますけれども、ある意味では,A滑走路の運用を変えるに当たって、騒音対策の事業は進んでいないにもかかわらず、ことしの10月から時間変更をするということは、見切り発車ではないかというふうに私は思いますし、周辺の反対している方々もそういう声があるんですけれども、県も四者協議会の中でそこにかかわっているんですけれども、その点について、千葉県としてはどういう考えで合意をしたんでしょうか。 ◯委員長小池正昭君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 内窓設置工事が進んでいない中で、四者協議会で合意した理由というようなお話だと思います。内窓設置工事に関しては、A滑走路の夜間飛行制限変更の実施に先立ちまして、住民の生活環境の保全を図るために、騒音対策として昨年10月からスタートしているところでございます。申請いただければ対策をとる体制は整えたところと考えておりまして、空港会社では、制度や内窓による騒音軽減効果などを住民の方々に周知することにより、騒音対策の進捗が図られるよう努めていくこととしておりまして、県としても今後、申請件数が増加して対策が進んでいくものというふうに考えているところでございます。 ◯委員長小池正昭君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 今の答弁って人ごとなんだけど、結局共生財団に委託しているわけじゃないですか。県からも出費をしているという意味では、私は責任があるというふうに思うんですけど、実際にまだ11.8%しか申請すらされてないわけで、じゃあ、ことしの10月までにどれぐらいの工事が進むと考えているんですか。 ◯委員長小池正昭君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) ことしの10月までに工事がどのくらい進むというふうに考えているかという御質問ですが、直接的にどのくらい進むかという数字としては、このくらいというお答えはないんですけれども、実際、その対策区域の住民の方々、内窓の申請がなかなかふえない要素としましては、現在住んでいる住宅を工事することに対する抵抗感ですとか、その内窓の効果について実感がなかなか湧いてこないという部分があるというふうに聞いております。そういったことを踏まえて、1月下旬から2月上旬にかけて、市町においては対象となる住民の方々にダイレクトメールを送るなどしまして、空港会社では、その対策区域から体験住宅への無料マイクロバスを運行するなどして、制度の周知と理解に努めているところでございます。申請いただければ、その対策がとられるような体制にはなっていますので、県としてもそうした周知と理解が進んで、申請がふえるように取り組んでいきたいと思っております。 ◯委員長小池正昭君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 ありがとうございます。そういった意味では、ことしの冬ダイヤからでなく、やっぱり私は来年でも別によかったんではないかなというふうに思っていますけれども、今回はNAA、また、航空会社の事情によってそうなったのかなというふうに思っています。  あと、2月4日の四者協議会の中で、A滑走路とB滑走路の発着回数を平準化に努めるというNAAの説明があったそうですけども、実際には航空会社もパイロットも、やはりA滑走路で離着陸したいという要望が多くて、どうしてもB滑走路との偏在があるというふうに聞いているいるんですけれども、この平準化というのは可能なんでしょう。 ◯委員長小池正昭君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) A滑走路とB滑走路の発着の状況なんですけども、大まかなところでいいますと、現在A滑走路が15万回弱、B滑走路のほうが10万回強という状況で、少しAのほうに数字が多いという状況でございます。2月4日の四者協議会では、国の首都圏空港課長さんもA滑走路とB滑走路の平準化に努めていくということをおっしゃっておりましたので、運用方法などによりまして平準化が図られていくものというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯委員長小池正昭君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 実際には安全性を考えると、やっぱり4,000メートルあるA滑走路を使いたいというのが航空会社、それからパイロット等の方々なんで、そう簡単に私はいかないのかなというふうに思っています。  それと、オリンピック、これ平行滑走路のときもワールドカップで利用者がふえるっておっしゃったんだけど、それで平行滑走路できたんだけど、変わってなくて、今回オリンピックで、どれぐらい便数がふえるというふうに考えているの。 ◯委員長小池正昭君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) どのくらいという具体的な便数については承知しておりません。
    ◯委員長小池正昭君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 だから、要は、機能拡大するための理由であって、実際には多分それほどふえない。オリンピック、ワールドカップのときもそうですけども、料金が上がるんで一般観光客は減るんですよね。オリンピックで来る方がふえても、ほかは減ると。宿泊も全て料金が上がるんでというのが多分事実だというふうに思うので、もう少し周辺住民のことを考えて、NAAとか航空会社優先ではなくて、ぜひ取り組んでいただきたいというのを要望したいなというふうに思います。  それと、基本プランですけど、各市町の実務担当者からいろいろ御要望すると、簡単に県のほうからはねられるという声がある。余り聞いてくれないと。県のほうからはねられちゃうと、こういうふうにしたい、ああいうふうにしたいって言っても。それに対して、県はどこまで本当に取り組む気があるのか、空港地域の基本プランに対して。非常にそういう声が多いんだけど、担当者の方、どうなんでしょう。 ◯委員長小池正昭君) 松尾空港地域振興課長。 ◯説明者(松尾空港地域振興課長) 今、委員御指摘の市町の担当者から、県からはねられてしまうという事例が、具体的なイメージがあれなんですけども、私どもの実施プラン策定に向けて各市町を回ったり、あるいは全体集まってもらったりして実務者会議をやっております。そうした中で実施プランを取りまとめるに当たって、当面、実現可能性が高いものはどんなものなのかとか、今後やっていくものにどのくらいの需要があるんだろうかとか、そういったことを市町と議論しているというふうに理解しているところでございます。 ◯委員長小池正昭君) 阿井委員。 ◯阿井伸也委員 前にもお話ししたんだけど、例えば林地開発や農地転用、そういうものをしなければいけない地域じゃないですか。本会議の答弁でも、特区等を活用してとかっておっしゃってるけど、実現可能じゃないわけでしょ、正直言えば。特区とか申請するんであれば、もう何年もかかるわけで、現時点で実現可能なのしか多分拾ってくれないから、市町からはそういう意見が出てくるんだと思うんだよね。でも、その意見を実現させるために、多分約束をしたんでしょう。地域活性化、空港周辺地域の活性化をすると約束して4者合意したわけだから、その手法について、もっと早く、特区申請するなら特区申請する、そういうことを明確にしないと、市町は期待してて、住民も同意したのに、結局ふたをあけたら何もできないと。結局今までの規制の範囲内でしか物事ができないというふうになるんじゃないかと思うんですけど、部長、どう。最後ですので。 ◯委員長小池正昭君) 今泉総合企画部長。 ◯説明者(今泉総合企画部長) 地域づくりについては非常に悩ましい部分はあります。今、阿井委員のほうからいろいろとおっしゃっていただきましたけれども、地元には地元の、やはりいろいろな考えがあって、ただ、それを町として、市としてどういうプランを考えてやっていくのかというところを、やはり町としても真剣に考えていただきたい。県としては、それをしっかりサポートしていくし、道路関係で必要があれば、それをまた道路部局とも協議いたしますし、だから、特区の話ありましたけれども、特区も、おっしゃるとおり、何もないところからいきなり特区というのは、これは難しい話なので、まず、どういうことで、どういう規制をとってほしいのかと、そういうことを一緒に考えていかなくちゃいけないと、そういうふうに考えております。 ◯阿井伸也委員 よろしくお願いします。以上です。 ◯委員長小池正昭君) ほかに。  矢崎委員。 ◯矢崎堅太郎委員 東葉高速鉄道について質問させていただきたいというふうに思います。私がこの常任委員会でも要望しておりました自立支援委員会が1月に開催されて、先ほど部長の報告からもありましたけれども、そこで20億円の繰り上げ償還が決まりました。これについては一定の評価をさせていただきたいというふうに思います。3億円ですけども、金利の利払いが軽減をされるということですが、また、これは本当に全体からすると、一部改善されたということで、抜本的な改善としては、もう1つ、このときに確認事項ということで決まったということがありますけれども、それはその県並びに関係自治体で支援をしていくことについて決まったということなんですけども、その内容が今後の金利動向等により資金ショートの可能性があると見込まれる場合には、速やかに支援策の実施に移行できるよう、継続して協議をしていくということなんですが、これですと、当面は支援の協議はしていかないとも読み取れるんですが、この点についてのお考えをお聞きしたいというふうに思います。 ◯委員長小池正昭君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 交通計画課でございます。  今回の自立支援委員会で決まったその支援のあり方に関する協議の継続というところで、関係者で確認したという点について、どういう趣旨なのかというふうな御質問だと思っております。今回ローリング等にもございますように、収益が増加したことで足元の資金状況が好転したということは確かだと思っております。しかしながら、依然として委員御存じのとおり、金利動向によって不安定な状況に置かれているということは変わりないというところでございます。また、金利の動向についてもなかなか予測しにくいという特性もあるというところでございます。なので、協議をしないというわけではございませんで、毎年の経営状況とか金利動向、そして長期収支推計のローリング結果を踏まえた資金状況なども確認しながら、資金不足がまさに早期に見込まれるという状況になった場合には、支援策をしっかりと実施する。必要な対応が図れますように、今このタイミング、今この時期から関係者間で丁寧に協議を重ねていきたいということで、確認事項として自立支援委員会で決めたというふうなところでございます。 ◯委員長小池正昭君) 矢崎委員。 ◯矢崎堅太郎委員 今、課長から協議をしないことではないという答弁でしたけども、これまで私も何度も、何年もやりとりさせていただいて、結局、そうは言っても進んでないことが多いので、今回もそうは言うけども、本当にこういう事態が発生するまではしないんじゃないかなという懸念を持っております。ですので、この支援を今していない状況の中で、かつてのような県や関係市で支援をしていくということを決めるのは大変時間がかかることだというふうに思います。県だけでは決められないし、八千代や船橋のこともあります。一部、余り積極的でないところもあるというふうにも聞いておりますので、そういう意味では、いずれ私が試算したところでも、長期的に見れば支援がなければ資金ショートする可能性が極めて高いわけですから、ですので、今のうちからもっと積極的に枠組みを検討していただきたいということを、要望を強くさせていただきたいというふうに思います。  そして、もう1つなんですけども、関連して、報告にもありましたけれども、1月30日に国のほうに要望されたということでございますが、これについて、国からの何らかの返事というか反応はあったんでしょうか。 ◯委員長小池正昭君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 1月30日に実施した国に対する要望においての国からの御返答というようなことだと思っておりますが、今回、直接宛て名としては大臣も含めた政務三役、そして関係局長等に要望するという形でございまして、直接要望書を手交いたしましたのは工藤大臣政務官ということになってございます。その場では工藤政務官のほかにも本件の所管課長も同席しておりまして、今回の要望書にもかなり丁寧に書きましたけども、東葉高速の建設の経緯でありますとか、支援の必要性、そして県と沿線市の思いというところを、こちらからも説明して、その場で政務官、そして関係課長等に改めて、そのような重要性について再認識していただけるような機会となったのではないかというふうに考えてございます。今後も沿線市と連携して、適切なタイミングで国に対して働きかけたいというふうに思っていますし、並行して支援のあり方についても、いろんな関係者の状況がございますけれども、それを丁寧に確認しながら、国も含めた関係者間で協議を重ねていきたいというふうに考えております。 ◯委員長小池正昭君) 矢崎委員。 ◯矢崎堅太郎委員 ということは、今のところ要望に対しては国からは反応ないということですよね。 ◯委員長小池正昭君) 三林交通計画課長。 ◯説明者(三林交通計画課長) 先ほど申し上げましたように、支援の意向に関する具体的な言及というものはございませんでした。ただ、丁寧にこちらの思いというのは聞いていただけたというふうに思っております。 ◯委員長小池正昭君) 矢崎委員。 ◯矢崎堅太郎委員 今そういうお話ありましたけども、先ほど部長もおっしゃっておりましたが、粘り強く交渉していただきたいというふうに思います。とにかく、もし国がこれに応じてくれれば、これはもう抜本的な解決策になることは間違いないと思いますので、粘り強く交渉していただきたいということを要望して、終わりたいと思います。 ◯委員長小池正昭君) ほかに。  天野委員。 ◯天野行雄委員 私、質問じゃなくて、ちょっと1点要望させてもらいます。この前も予算委員会の中で人口問題についてお話をさせてもらいました。千葉県というのは本当に地域によって全く人口の構成も、また、いろんな産業構造も違うということで、その中でこの千葉県の中に、日本における人口問題が縮図的に顕在化しているのが事実だというふうに思っています。懸案は基本的には地域、基礎自治体が中心になって、もちろん取り組む。私もそれはもう理解はしておりますが、私の田舎の銚子であったり、2015年と2030年で比べると、3割から4割ぐらい人口が減ってしまうという、そのような現状もありますから、そういう中で、地域だけの努力では今なかなか状況を改善できる状況にはないというようなふうに受けとめています。そういう中で、県が今、千葉県全体の人口が減るのは来年、次年度ぐらいからピークに減っていくんでしょうが、本当に周辺部の部分をしっかりと見ていただいて、その中で生活をし、暮らしている方が大勢いるわけでありまして、きちんと全体を見た中で、県がどういう役割をするかどうか、それについてしっかりと議論していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) ほかに。  塚定委員。 ◯塚定良治委員 1点お願いします。今も人口の問題という話がありました。私も統計について一言ちょっとお話ししてみたいと思います。  厚生労働省による毎月勤労統計調査が誤った手法で行われた問題が発覚して2カ月がたつわけですけど、その後も別の基幹統計で誤りが見つかるなど、行政に対する信頼を損なうような実態が生じています。統計は行政の施策を進める上で非常に重要な業務でありまして、統計データを使って、そこで何が言えるかを分析、検証し、さらに理論を積み上げ、それに基づいて施策を展開するということでは、統計業務の重要性は言うまでもないことだというふうに思います。そこで、県としても統計の大切さを啓発したり、統計調査員の士気高揚を図っていくことも大事なことではないかと思います。  そこで伺いますけども、千葉県では統計業務について、どのように取り組んでいるのか。 ◯委員長小池正昭君) 笹生統計課長。 ◯説明者(笹生統計課長) 統計課でございます。  委員御指摘のように、統計は行政の施策の方向性を決める基礎資料となるものでございまして、統計の有意義な活用を図るとともに、統計調査の円滑な実施を図るためには、統計の社会的意義に対します県民の理解と信頼が極めて重要だと考えているところでございます。統計課では、国からの法定受託事務といたしまして、労働力調査などの経常調査、あるいは国勢調査などの周期調査を実施しておりますほか、県独自の統計でございます産業連関表など、施策の指標となるさまざまな統計を実施しているところでございますが、県民の皆様に、特に小さいころから統計の大切さを理解していただくための取り組みの1つといたしまして、昭和32年から千葉県統計グラフコンクールを実施しているところでございまして、今年度も県内の小中学校及び高等学校などから多数の作品の応募があったところでございます。  また、ことし1月23日には統計功労者表彰式及び統計調査員研修会を千葉県統計協会創立90周年ということで大々的に開催いたしまして、この千葉県統計グラフコンクールの受賞者であるとか優秀な統計調査員の表彰を行うとともに、研修会を行いまして、統計に最前線でかかわる関係者の士気高揚を図ったところでございます。統計に対する風当たりが強い中ではございますが、というより、統計に対する風当たりが強い中であるからこそ、逆にさまざまな機会を通じまして、今後とも広く統計の重要さをPRしていきたいと考えているところでございます。 ◯委員長小池正昭君) 塚定委員。 ◯塚定良治委員 今お話しいただきましたように、そういう面では統計課というのは非常に大事な部署であろうというふうに思っております。今後ともしっかりと責任を持った統計の取り組み、社会的需要を鑑みまして、責任ある取り組みを今後ともお願いしたいというふうに思っております。  以上です。 ◯委員長小池正昭君) ほかにありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長小池正昭君) 次に、本日の委員会終了後、県営水道における浄水施設の覆蓋化に関する調査のため委員の派遣を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) それでは、そのように決定いたします。  なお、詳細については正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長小池正昭君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「正副一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長小池正昭君) 特に御発言がないようですので、正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        閉  会 ◯委員長小池正昭君) 以上で総合企画水道常任委員会を閉会いたします。        午後0時13分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....