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  1. 千葉県議会 2018-03-08
    平成30年_県土整備常任委員会(第1号) 本文 2018.03.08


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前10時1分開会 ◯委員長(小路正和君) ただいまから県土整備常任委員会を開会いたします。  会議に先立ち申し上げます。朝日新聞千葉総局ほか16者から、本常任委員会取材のため録音したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可いたしましたので、御了承願います。        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長(小路正和君) 初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員に西田委員、高橋委員を指名いたします。        ─────────────────────────────        付託案件 ◯委員長(小路正和君) 本委員会に付託されました案件は議案22件であります。よろしく御審議をお願いいたします。        ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長(小路正和君) 初めに、議案の審査を行います。  県土整備部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。
     野田県土整備部長。 ◯説明者(野田県土整備部長) 議案の御説明を申し上げます前に、安房土木事務所発注工事の契約解除につきまして、関係者の皆様へ大変な御迷惑をかけ、また、県民の皆様の信頼を損なうものであり、深くおわび申し上げます。  このようなことが二度と起こらないよう、再発防止に向け部内各所属に対し、契約事務の適正な執行と法令順守の徹底を図ったところであり、一日も早い信頼回復に努めてまいります。  それでは、今回提案いたしました県土整備部関係の議案について御説明いたします。本日御審議いただく議案は、予算関係が8件、条例関係が3件、その他11件、合わせて22議案でございます。  初めに、議案第1号、第17号、第18号及び第19号は、平成30年度当初予算に関するものですので、県土整備部予算につきまして一括して御説明いたします。  まず、議案第1号平成30年度千葉県一般会計予算の主な内容について御説明いたします。県土整備部の平成30年度一般会計当初予算案は1,226億9,275万1,000円で、前年度6月現計予算額に比べ8.7%の増加となっております。このうち投資的経費は932億4,224万9,000円で、前年度比9.4%の増加となり、特に県単独事業については41.0%と大きく増加しております。平成30年度予算案は、新たな総合計画を策定後、初めての通年予算となることから、計画に掲げた施策の着実な推進を図るため、県土整備部では、「災害に強いまちづくりの推進」、「交流基盤の強化」、「社会資本の適正な維持管理」、「人と環境にやさしい住まい・まちづくりの推進」の4つの方針に沿った事業を計上したところです。  それでは、当初予算案に計上した主な事業について、その概要を申し上げます。  「災害に強いまちづくりの推進」については、河川海岸津波対策事業や浸水・土砂災害対策の事業を進めていくほか、住宅・建築物の耐震化サポート事業において、新たに緊急輸送道路沿道建築物の耐震診断への補助事業を創設するための予算を計上しております。  次に、「交流基盤の強化」としては、県内において、外環道の開通が予定されているほか、圏央道、北千葉道路など基幹的な道路の整備が進む中、道路ネットワーク事業予算を大幅に増額計上しております。基幹となる道路整備の進捗にあわせ、その効果を県内に波及させるためのアクセス道路や、市町村の要望が多い、地域に密着した道路についても整備を強力に推進し、平成32年度までに52カ所の供用開始を目指すとともに、平成30年度、新たに30カ所の事業に着手していくための予算を計上しております。  また、「社会資本の適正な維持管理」としては、道路維持管理事業や長寿命化・耐震化対策事業を推進するための予算を計上しております。  さらに、「人と環境にやさしい住まい・まちづくりの推進」については、公営住宅建設事業費を計上するとともに、サービス付き高齢者向け住宅整備補助事業の事業費を計上しております。  次に、議案第17号平成30年度千葉県特別会計流域下水道事業予算ですが、これは、印旛沼、手賀沼及び江戸川の3流域下水道事業費として364億8,434万5,000円を計上いたします。  次に、議案第18号平成30年度千葉県特別会計港湾整備事業予算ですが、これは、千葉港、木更津港等の港湾施設の運営費、整備費及び公債費等として21億5,592万4,000円を計上いたします。  次に、議案第19号平成30年度千葉県特別会計土地区画整理事業予算ですが、これは、県施行の金田西地区及びつくばエクスプレス沿線3地区の土地区画整理事業費として154億3,357万5,000円を計上いたします。なお、これらの事業については、施工時期の平準化を図るため、12月補正予算において設定した債務負担行為なども活用し、切れ目のない迅速な執行に努めてまいります。  次に、議案第25号、議案第40号、議案第41号及び議案第42号については、平成29年度補正予算に係るものであるため、県土整備部関係予算につきまして一括して御説明いたします。  まず、議案第25号平成29年度千葉県一般会計補正予算(第7号)については、道路橋梁、河川海岸施設等の災害に備えた防災減災事業に係る国の補正予算に係る予算の増額と事業費の確定等に伴い19億8,916万1,000円の減額、議案第40号平成29年度千葉県特別会計流域下水道事業補正予算(第3号)については、事業費の確定により14億8,455万7,000円の減額、議案第41号平成29年度千葉県特別会計港湾整備事業補正予算(第3号)については、事業費の確定により5,758万7,000円の減額、議案第42号平成29年度千葉県特別会計土地区画整理事業補正予算(第3号)については、事業費の確定により3億9,991万8,000円の減額をいたします。  なお、議案第25号、40号、41号及び42号については、年度内に終了しないことが見込まれる事業について、適正な工期を確保するため、繰越明許費を設定いたします。  議案第49号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、租税特別措置法施行令の改正に伴い、知事が認定する特定民間再開発事業に係る地区外転出事情認定事務の根拠条文に項ずれが発生したことから、所要の規定の整備を行うものでございます。  議案第51号千葉県立都市公園条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、都市緑地法等の一部を改正する法律による都市公園法等の改正により、千葉県立都市公園条例、使用料及び手数料条例、建築基準法施行条例及び千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の所要の規定の整備を行うものでございます。  議案第75号から議案第78号の契約の締結についてでございますが、この4議案は、江戸川第一終末処理場の整備に係る工事請負契約を締結するに当たり、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第79号契約の締結についてでございますが、これは国府台県営住宅建替事業のA工区78戸及び集会室を建築しようとするための請負契約を締結するに当たり、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第80号契約の変更についてでございますが、(仮称)新実入トンネル工に係る請負契約について、地盤を強固にするための追加対策の必要が生じたことから契約金額の変更を行うため、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第83号千葉県道路公社の定款の一部変更についてでございますが、千葉県道路公社が管理している東総有料道路の料金徴収期間が平成30年4月20日に満了することに伴い、定款の一部変更を行うことから、地方道路公社法第5条第6項の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第84号訴えの提起についてございますが、現在、千葉中央埠頭においてコンテナヤードが不足していることから、県有地の賃貸借契約の満了に伴い、賃借人に対し、県有地上に存在する各建物を全て収去し同土地の明け渡しを求めるとともに、賃料相当損害金を請求する旨及び建物使用者に対し建物からの退去を求める旨の訴えを提起するものでございます。  議案第86号から議案第87号の権利の放棄についてでございますが、議案第86号は、離職等により住居を失った者に対する県営住宅の一時使用許可により発生した使用料債権のうち、回収が不可能と認められる債権について、議案第87号は、県営住宅の家賃債権のうち回収が不可能と認められる債権について、権利の放棄を行うものでございます。  議案第89号市町村が負担すべき金額についてですが、これは、県が行う急傾斜地崩壊対策等の事業に対し、平成29年度において地元市町村が負担すべき金額を定めるため、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第91号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正により、使用料、手数料を改定するほか、所要の規定の整備を行うものでございます。  続きまして、県土整備部が当面する諸課題について1件御報告いたします。  県立幕張海浜公園における(仮称)JFAナショナルフットボールセンターの設置について御報告いたします。  9月議会では、公益財団法人日本サッカー協会が設計施工者を決定した旨、御報告いたしましたが、その後、12月に同協会から都市公園法に基づく公園施設設置許可の申請がありました。県といたしましては、来年度4月に着工できるよう、設置許可の手続を進めているところでございます。  以上、提案いたしました議案の概要説明と県土整備部が当面する諸課題等について御報告させていただきました。議案の詳細については担当課長から説明いたします。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(小路正和君) ありがとうございました。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長(小路正和君) 初めに、議案第1号平成30年度千葉県一般会計予算を議題といたします。  当局に説明を求めます。  生稲県土整備政策課長。 ◯説明者(生稲県土整備政策課長) 県土整備政策課長の生稲でございます。私から県土整備政策課に係る予算について御説明させていただきます。 ◯委員長(小路正和君) 説明は着席のままで結構でございます。答弁は起立していただいて……。 ◯説明者(生稲県土整備政策課長) まず、皆様のところに県土整備部、下に271と書いた議案説明資料の抜粋版があろうかと思います。こちらのほうをごらんいただければと思います。着座にて説明させていただきます。  こちらの資料の273ページをごらんください。第9款第1項第1目土木総務費、予算額86億2,562万9,000円でございますが、これは県土整備部職員の人件費として82億2,740万8,000円を計上するとともに、本庁、出先機関の運営費といたしまして3億9,822万1,000円を計上しているものでございます。  続きまして、274ページをお開きください。第9款第1項第2目土木事務所費ですが、予算額1億6,175万4,000円でございます。こちらは事務所庁舎の改修や取り壊しのための庁舎建設事業といたしまして4,887万8,000円を計上するほか、出先事務所の維持補修費等の庁舎管理費として1億1,287万6,000円を計上しているものでございます。  続きまして、275ページをお開きください。第9款第2項第2目道路維持費、こちらから279ページの公園費までは同様の内容となっておりますので、あわせて説明させていただきます。これらにつきましては、公共事業に係ります人件費、事務費を計上しているほか、災害復旧事業に係る測量委託等の災害関連事業費、さらには、国が行う災害復旧事業に対する県負担金を計上するものでございます。各予算額につきましては、275ページの上段、道路維持費につきましては3億3,235万5,000円、275ページの下のほうの段、道路新設改良費につきましては4億9,640万8,000円、次のページへ参りまして276ページ、河川改良費につきましては5億6,127万6,000円、次の277ページの上段、砂防費4,490万2,000円、下段の海岸保全費が1億7,009万円、次のページへ参りまして、278ページの上段、港湾建設費につきましては8,684万8,000円、下段の街路事業費につきましては4億2,739万6,000円、279ページの公園費につきましては4,311万5,000円でございます。  続きまして、280ページをごらんください。280ページは第12款第2項第1目道路橋りょう災害復旧費から282ページの下段の都市施設災害復旧費まで、あわせて御説明させていただきます。これらは被災した道路橋梁施設等を原形に復旧する事業でございまして、補助事業として、その経費を計上するほか、補助事業の対象とならない小規模な災害復旧事業を実施するため、単独事業費を計上しようとするものでございます。各予算額につきましては、280ページの道路橋りょう災害復旧費につきましては1億900万円、281ページの河川海岸災害復旧費については8億4,409万2,000円、282ページ上段、港湾災害復旧費5000万円、282ページの下段、都市施設災害復旧費1,000万円でございます。  以上で県土整備政策課の説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 神作技術管理課長。 ◯説明者(神作技術管理課長) 技術管理課の平成30年度一般会計当初予算について御説明いたします。議案説明資料の283ページをお開きください。  第9款第1項第1目土木総務費、予算額1億1,212万5,000円でございます。予算の内容は、土木積算システムの運用に係る経費や積算関係の各種調査委託などの運営費でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 萬谷建設・不動産業課長。 ◯説明者(萬谷建設・不動産業課長) 建設・不動産業課の平成30年度一般会計の当初予算について御説明いたします。着座で失礼いたします。同じ資料の284ページをごらんください。  第9款第1項第1目土木総務費、予算額6,459万4,000円でございます。この予算の主な内容でございますが、1つ目といたしまして、建設業法に基づく建設業の許可及び建設工事の入札契約指導事務等に係ります建設業指導監督費6,059万5,000円、2つ目といたしまして、建設業法の規定により設置されます千葉県建設工事紛争審査会に係ります建設業委員会費227万2,000円、3つ目といたしまして、国から委託される統計調査に係ります建設統計調査費172万7,000円をそれぞれ計上するものでございます。  次に、その下段でございますが、第9款第6項第1目宅地総務費、予算額2,785万7,000円でございます。これは、宅地建物取引業法に基づく宅地建物取引業免許及び宅地建物取引士の登録等に係る費用でございます宅地運営費2,785万7,000円を計上するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 鈴木用地課長。 ◯説明者(鈴木用地課長) 用地課の平成30年度一般会計当初予算について御説明いたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の285ページをごらんください。  初めに、第9款第1項第5目用地対策費ですが、予算額1億5,595万9,000円、その主な内容は、人件費として非常勤嘱託職員51人の報酬、共済費等で1億2,244万3,000円、運営費として廃道敷、廃川敷など県有地の管理処分に要する経費、未登記県有地の登記に要する経費等で3,351万6,000円でございます。  続きまして、286ページをごらんください。第9款第6項第1目宅地総務費ですが、予算額12億7,307万3,000円、その主な内容は、1、地籍調査費として市町村の行う地籍調査に対する補助金で12億173万2,000円、2、国土利用計画費として土地取引届け出の審査等に要する経費等で948万円、3、地価調査費として地価調査に要する経費等で6,186万1,000円でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) 道路計画課の平成30年度一般会計当初予算の概要について御説明いたします。着座にて説明させていただきます。議案説明資料287ページをお開きください。  第9款第2項第1目道路橋りょう総務費の当初予算額は1,506万9,000円でございます。これは、道路諸費として道路関係諸団体に対する負担金等でございます。  議案説明資料の288ページをお開きください。第9款第2項第3目道路新設改良費の当初予算額は121億4,090万円でございます。内訳といたしまして、補助事業の1,020万円につきましては、道路調査事業として地域高規格道路等に関する調査費でございます。次に、単独事業の4億9,470万円につきましては、県単道路改良事業として幹線道路網に関する調査費でございます。また、北千葉道路関連などの調査において、平成31年度まで5,100万円の債務負担行為の設定をいたします。次に、道路直轄事業負担金として90億1,000万円でございます。これは、道路法第50条等の規定に基づく平成30年度県負担金の見込みでございます。主なものとしては、圏央道、外環道、北千葉道路等の新設、改築などに対する負担金でございます。次に、南房総地域交通円滑化対策事業として1億7,600万円、東京湾アクアライン料金割引事業として5億円、有料道路料金徴収期間満了に伴う補助金として19億5,000万円を計上しております。次に、千葉県土地開発公社の借入金に対する債務保証として、首都圏中央連絡自動車道関連で10億円、国道51号大栄拡幅事業関連で2億円でございます。次に、千葉県道路公社の借入金に対する債務保証として6億3,300万円でございます。  以上で道路計画課の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 平成30年度一般会計当初予算、道路整備課分について御説明いたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の289ページをお開きください。  第9款第2項第3目道路新設改良費の当初予算額は191億7,527万6,000円でございます。初めに、補助事業が103億6,227万6,000円でございます。この主な内容としましては、地域高規格道路の整備について国庫補助事業を活用して実施する国道道路改築事業が16億5,000万円、住宅・宅地事業に関連した道路の整備を実施する社会資本整備総合交付金事業(住宅)が5億6,500万円、国県道の改築及び橋梁整備等を実施する社会資本整備総合交付金事業が75億4,727万6,000円、南房総・外房地域における主要な観光地を結ぶ幹線道路の整備を実施するふさのくに観光道路ネットワーク事業(広域連携)が6億円でございます。次に、単独事業が88億1,300万円でございます。この主な内容としましては、県単道路改良事業が88億500万円、県単道路調査事業が800万円でございます。次に、債務負担行為の設定が144億900万円でございます。これは、北千葉道路や銚子海上線の新設事業等に伴い工事債務負担行為の設定をお願いするもの、また、県単道路改良事業の用地取得及びその債務保証に債務負担行為の設定をお願いするものでございます。  続きまして、290ページをお開きください。第9款第2項第5目橋りょう新設改良費ですが、予算額8億円でございます。この主な内容としましては、道路改良工事や河川改修工事などに伴う橋梁のかけかえを行う県単橋りょう架換事業が4億1,000万円、橋梁の耐震対策としてかけかえを実施する県単耐震橋りょう緊急架換事業が3億9,000万円でございます。次に、債務負担行為の設定が1億5,100万円でございます。これは、豊橋及び里見橋のかけかえ工事を実施するため、工事債務負担行為の設定をお願いするものでございます。  続きまして、291ページをごらんください。第9款第5項第2目街路事業費ですが、予算額115億1,996万6,000円でございます。初めに、補助事業が104億2,941万8,000円でございます。この主な内容としましては、新京成線及び東武野田線の連続立体事業を実施する社会資本整備総合交付金事業(公共街路)が63億1,565万4,000円、都市計画道路の整備を実施する社会資本整備総合交付金事業(交付金街路)が26億6,224万円、住宅・宅地事業に関連した都市計画道路の整備を実施する社会資本整備総合交付金事業(補助街路)が14億5,152万4,000円でございます。次に、単独事業が10億8,968万5,000円でございます。内容は、街路の補助事業を補完して実施する県単独事業でございます。次に、街路事業に係る事務的経費である運営費が86万3,000円でございます。最後に、債務負担行為の設定が30億5,300万円でございます。これは、新川南流山線の街路事業に伴い工事債務負担行為の設定をお願いするもの、また、都市計画道路事業用地の取得及びその債務保証に債務負担行為の設定をお願いするものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いします。 ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 平成30年度一般会計当初予算、道路環境課分について御説明いたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の292ページをごらんください。  第9款第2項第1目道路橋りょう総務費の当初予算額は50万4,000円でございます。これは、主に道路愛護思想の普及促進等を図るための経費でございます。  続きまして、293ページをお開きください。第9款第2項第2目道路維持費ですが、208億7,395万6,000円でございます。初めに、補助事業としまして70億2,840万5,000円でございます。この主な内容としましては、防災・安全交付金事業の69億9,695万円で、交通安全、舗装補修、橋梁の修繕や耐震補強、災害防除、無電柱化、道路施設の点検等を実施するものです。次に、単独事業としまして108億7,430万1,000円でございます。この主な内容としましては、舗装道路修繕事業65億円、交通安全対策事業20億円等で、補助事業とあわせて県が管理する道路の維持修繕や安全対策等を適切に実施し、安全で安心して利用できる道路環境整備を進めていくものでございます。次に、道路維持管理費として29億7,125万円でございます。この主な内容としましては、道路照明等の道路施設の維持修繕及び道路除草等に係る経費でございます。  続きまして、294ページをごらんください。第9款第2項第4目橋りょう維持費ですが、27億5,000万円でございます。この主な内容としましては、橋梁の耐震化を進めるほか、橋梁の長寿命化対策について実施するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 岩船河川整備課長。 ◯説明者(岩船河川整備課長) 河川整備課の平成30年度一般会計当初予算について御説明いたします。着座にて説明させていただきます。お手持ちの別冊議案説明資料の295ページをお開きください。  第9款第3項第1目河川総務費の予算額は278万円でございます。これは、全国なぎさシンポジウムの開催費用などを計上したものでございます。  続きまして、296ページをごらんください。第9款第3項第2目河川改良費の予算額は121億8,505万1,000円でございます。主な内訳として、補助事業では広域河川改修事業で13億8,802万円、河川津波対策事業で42億4,400万円でございます。単独事業では、河川改良事業で6億500万円でございます。また、国が実施する直轄事業に係る県負担金として、治水直轄事業負担金32億800万円を計上しております。債務負担行為につきまして、低地対策河川事業1,200万円を新規設定いたします。これは、一級河川旧江戸川において樋管を改築するに当たり、非出水期間に実施する必要があることから債務負担行為を設定するものでございます。
     続きまして、297ページをお開きください。第9款第3項第3目砂防費の予算額は13億6,130万円でございます。主な内訳として、補助事業では土砂災害防止事業で10億3,030万円でございます。単独事業では、砂防整備事業で1億4,000万円でございます。  続きまして、298ページをごらんください。第9款第3項第4目海岸保全費の予算額は52億9,200万円でございます。主な内訳として、補助事業では、海岸津波対策事業で42億5,200万円でございます。単独事業では、海岸整備事業で2億6,200万円でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 渡邉河川環境課長。 ◯説明者(渡邉河川環境課長) 河川環境課、平成30年度一般会計当初予算の概要について御説明いたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の299ページをお開きください。  第9款第3項第1目河川総務費の予算額は7億6,628万5,000円でございます。これは、河川、砂防、海岸の管理事業で、主に排水機場等の運転管理などに要する経費及び印旛沼開発施設管理負担金等でございます。  次に、300ページをごらんください。第9款第3項第2目河川改良費の予算額は24億2,019万円でございます。この内訳ですが、河川の除草、浄化に要する経費6億1,069万円です。次に、補助事業として12億400万円でございます。この内容は、長寿命化計画に基づく排水機場等の設備の更新や印旛沼、手賀沼の水質改善及び環境整備に要する経費でございます。次に、単独事業として6億550万円でございます。この内容は、堤防や護岸の補修、河川の流れを阻害する堆積土砂の撤去、親水護岸や河川沿いの通路などの整備に要する経費でございます。  次に、301ページをごらんください。第9款第3項第3目砂防費の予算額は5億円でございます。これは、土砂災害警戒区域等の指定に係る基礎調査等に要する経費でございます。  次に、302ページをごらんください。第9款第3項第4目海岸保全費の予算額は500万円でございます。これは、平成27年7月の水防法改正に伴い高潮浸水想定区域図の策定に要する経費でございます。  次に、303ページをごらんください。第9款第3項第5目水防費の予算額は3億9,896万円でございます。この内容は、水位、雨量を観測する水防テレメーターシステムの整備、洪水浸水想定区域図の策定、5月に開催する利根川水系連合・総合水防演習、排水機場、水門等の修繕などに要する経費でございます。  以上で河川環境課の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 港湾課の平成30年度一般会計当初予算について御説明いたします。着座で失礼いたします。議案説明資料304ページをお開き願います。  第9款第4項第1目港湾管理費で、予算額は16億2,303万4,000円でございます。その内容ですが、港湾管理事業運営費11億4,004万7,000円については、港湾施設等の維持管理及び港湾の運営に係る経費でございます。また、港湾維持事業4億8,298万7,000円については、航路、泊地等の維持しゅんせつ及び施設の補修等を行う経費でございます。  次に、305ページをごらんください。第9款第4項第2目港湾建設費で、予算額は28億9,140万円でございます。その内容ですが、補助事業17億7,610万円については、津波高潮危機管理対策緊急事業として排水機場設備の更新を行う経費や、港湾環境整備事業として千葉みなと港湾緑地の整備を行う経費等でございます。単独事業5億4,200万円については、港湾施設や海岸保全施設の改修等を行う経費でございます。港湾直轄事業負担金5億7,330万円については、国が千葉港や木更津港で実施する港湾整備事業や港湾海岸整備事業に対する負担金でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議のくださるようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 小湊営繕課長。 ◯説明者(小湊営繕課長) 営繕課の平成30年度一般会計当初予算について御説明いたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の307ページをごらんください。  第9款第1項第4目営繕諸費、予算額は1,208万9,000円でございます。予算の内容は、知事部局、教育委員会などから依頼されます建築工事の設計、監督等に要する事務経費として運営費を計上するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 古山施設改修課長。 ◯説明者(古山施設改修課長) 施設改修課の平成30年度一般会計当初予算について説明いたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の308ページをごらんください。  第9款第1項第4目営繕諸費で、予算額は943万4,000円でございます。内容は、知事部局、教育委員会及び病院局から依頼されます施設改修工事の設計、監督等に要する事務経費として運営費を計上するものでございます。  よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 立木都市計画課長。 ◯説明者(立木都市計画課長) 都市計画課の平成30年度一般会計の当初予算について御説明をいたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の309ページをごらんください。  第9款第1項第1目土木総務費は、予算額280万円でございます。内容は、関係市町村の国庫補助事業を指導及び監督するための事務経費でございます。  次に、310ページをごらんください。第9款第5項第1目都市計画総務費は、予算額1億3,777万6000円でございます。主な内容といたしまして、1の都市計画諸費372万2,000円は、当課の運営経費でございます。2の都市計画審議会費260万1,000円は、千葉県都市計画審議会の運営経費でございます。3の都市計画推進事業1億3,145万3,000円は、都市計画に関する各種調査経費でございます。  次に、311ページをごらんください。第9款第6項第1目宅地総務費は、予算額841万2,000円でございます。内容は、千葉県開発審査会の運営経費等でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 市街地整備課の平成30年度一般会計の当初予算について御説明いたします。着座にて御説明いたします。お手元の議案説明資料の312ページをごらんください。  初めに、第9款第6項第2目土地区画整理費でございますけれども、予算額28億1,734万3,000円でございます。主な内容といたしましては、1の組合施行土地区画整理事業補助3,160万円は、土地区画整理組合1組合への補助金でございます。2の県単つくばエクスプレス沿線整備事業824万5,000円は、県有地の管理費でございます。3の繰出金27億7,749万8,000円は、一般会計から特別会計土地区画整理事業への繰出金でございます。  次に、313ページをごらんいただきたいと思います。第9款第6項第3目都市再開発費でございますけれども、予算は1,230万3,000円でございます。主な内容といたしまして、1の都市再開発諸費1,000万3,000円は、物件費等でございます。2の土地区画整理指導監督事務費230万円は、関係市町村の国庫補助事業を指導監督する事務費でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) 公園緑地課、平成30年度一般会計予算について御説明いたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の315ページをお開きください。  第9款第5項第1目都市計画総務費は、予算額981万6,000円でございます。その内容ですが、1の屋外広告物規制費172万5,000円は、屋外広告物審議会の開催経費や屋外広告業の適正化に係る普及啓発等に要する経費でございます。また、2の景観形成事業費809万1,000円は、県民や市町村の景観形成に係る主体的な取り組みを促進するための普及啓発等に要する経費でございます。  続きまして、316ページをお開きください。第9款第5項第3目公園費は、予算額24億8,660万6,000円でございます。主な内容ですが、1の公共公園整備事業8億9,506万円は、市野谷の森公園など3公園の整備、また、富津公園など7公園において公園施設長寿命化計画に基づき実施する公園施設の改修等に要する経費でございます。2の県単公園整備事業5億8,748万円は、青葉の森公園など12公園の改修等に要する経費でございます。3の公園管理費9億9,455万2,000円は、柏の葉公園など15公園等の管理業務に要する経費でございます。4の公園諸費951万4,000円は、課の運営費でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 下水道課の平成30年度一般会計当初予算につきまして御説明申し上げます。着座にて失礼いたします。議案説明資料の317ページをお開きください。  第9款第5項第4目下水道事業費ですが、予算額が22億3,127万7,000円でございます。主な内容でございますが、人件費や下水道関係諸団体への負担金等である運営費が2,675万9,000円、市町村が実施する下水道事業に対する指導監督事務費が1,301万円、また、特別会計流域下水道事業に要する経費として一般会計から繰り出す繰出金が21億9,150万8,000円でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 川上建築指導課長。 ◯説明者(川上建築指導課長) 建築指導課の平成30年度一般会計当初予算について御説明いたします。着座にて失礼します。議案説明資料の319ページをお開きください。  第9款第1項第3目建築指導費は1億8,691万9,000円でございます。主な内容として、1の運営費5,133万2,000円は、建築審査会等の委員及び嘱託職員に係る人件費並びに建築確認事務に要する経費などでございます。2の総合防災対策事業1億3,558万7,000円は、緊急輸送道路の沿道建築物の耐震診断や戸建て木造住宅の耐震改修などの補助を行う住宅・建築物の耐震化サポート事業の実施及び「わが家の耐震相談会」の開催など、既存建築物の耐震化の促進に要する経費でございます。  以上で建築指導部の説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いします。 ◯委員長(小路正和君) 岡田住宅課長。 ◯説明者(岡田住宅課長) 住宅課の平成30年度一般会計当初予算について御説明いたします。着座にて失礼いたします。同じ資料の320ページをごらんください。  第9款第7項第1目住宅管理費、当初予算額24億4,121万3,000円でございます。その内容ですが、1の人件費7,932万4,000円は、住宅課の家賃徴収事務を補助する嘱託及び滞納家賃の特別徴収員の人件費でございます。2の県営住宅管理費23億6,188万9,000円は、県営住宅の管理代行費などの維持管理等に要する経費でございます。  次のページをごらんください。第9款第7項第2目住宅建設費、当初予算額27億1,363万2,000円でございます。その主な内容ですが、1の公営住宅建設事業23億1,070万5,000円は、国府台県営住宅第1期A棟の建設工事及び県営住宅の改善事業として行う住居改善工事、屋上断熱防水改修工事などに要する経費でございます。2の特定優良賃貸住宅家賃補助事業4,216万6,000円及び3の高齢者向け優良賃貸住宅家賃補助事業1,723万円は、それぞれ特定優良賃貸住宅、高齢者向け優良賃貸住宅の入居者のための家賃補助に要する経費でございます。4のサービス付き高齢者向け住宅整備補助事業3億円は、介護事業所等と連携したサービス付き高齢者向け住宅の整備に対する補助に要する経費でございます。2つ飛びまして7の被災者住宅再建資金利子補給事業1,492万5,000円は、東日本大震災の被災者対応のために要する経費でございます。8の空き家等対策推進事業930万円は、市町村が国の補助事業を活用して行う空き家等対策計画の策定等に必要な実態把握調査に対する補助に要する経費でございます。10の債務負担行為は、1の公営住宅建設事業で31年度以降に支出する経費でございます。  次のページ、322ページをごらんください。第13款第1項第4目繰出金、当初予算額10億467万2,000円でございます。これは、千葉県住宅供給公社に係る特定調停に基づく県から住宅供給公社への貸付金の返還額を、貸し付けの際、原資として発行した転貸債の償還金として特別会計県債管理事業に繰り出すものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 鈴木収用委員会事務局長。 ◯説明者(鈴木収用委員会事務局長) では、着座にて説明させていただきます。収用委員会事務局の平成30年度の一般会計予算案について説明いたします。議案説明資料の417ページをごらんください。  第9款第1項第1目土木総務費でございますが、予算額は3億31万5,000円でございます。この内容は、収用委員と事務局職員の人件費1億512万円及び委員会の事務の執行に要する運営費1億9,519万5,000円でございます。  説明は以上です。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 御苦労さまでした。これより質疑を行います。質疑はありませんか。  阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 よろしくお願いします。平成30年度予算、全体的に千葉県の社会的基盤の整備ということで、すごい力を入れてくださったこと、本当に高く評価したいと思っています。ただ、道路整備のまた入札とか執行に当たっては、さまざまあろうかと思うんですけども、絶対無事故で行われますようお願いしたいと思います。  1点だけお尋ねしたいと思います。用地課への質問です。286ページのところですが、本会議でも私も質問させていただいたんですけども、地籍調査の額です。ここで12億173万2,000円が計上されてますけども、これは前年度と比べて市町村は減っているんですけれども、これは市町村の要望をしっかり受けとめているんでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 鈴木用地課長。 ◯説明者(鈴木用地課長) 地籍調査費についてですが、平成30年度当初予算案では、地籍調査における新技術の導入により、工程省略に伴う経費節減が図られたことなどから減額となったものです。予算編成に当たっては、市町村へ要望額の調査を行っており、平成30年度当初予算案では、市町村要望額満額を計上しているところです。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 わかりました。ありがとうございます。これは、この地籍調査そのものは災害時に進んでいるところは非常に復旧にも役立てるということで、東日本大震災以降、非常に評価されてるわけですけども、この東日本大震災以降は千葉県の実績というのはどういう変化っていうか、どういう実績を上げてるでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 鈴木用地課長。 ◯説明者(鈴木用地課長) 東日本大震災以降の実績についてですが、東日本大震災を契機に、地籍調査の重要性、再認識されたところであります。本県の地籍調査着手済み市町村、平成23年度の20市町から11市町村ふえ、29年度には31市町村となり、着手率は37%から57%となっています。また、面積ベースでの進捗率は、平成23年度末13.5%から28年度末で15.5%となっております。  以上です。
    ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 本当に御努力で前進してるかと思うんですけど、見なくちゃいけないのは面積ベースかと思いますので、15.5%ということで、まだまだこれからやっていかなきゃならないなと思うんですけど、今後、市町村にどういう働きかけをされていくのか確認したいんですけど。 ◯委員長(小路正和君) 用地課長。 ◯説明者(鈴木用地課長) まず、未着手市町村への働きかけについてですが、今年度から新たに1市が地籍調査に着手したところであり、現在未着手は23市町となっております。未着手市町に対しては、各種講習会の開催や直接訪問により事業の着手を促しているところであり、今後も引き続き地籍調査の重要性や財政支援制度、そして、調査の作業を一括して民間法人へ委託できる制度などについて周知説明を行い、地籍調査の促進に取り組んでまいります。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 ありがとうございます。次世代に本当につなげていかなければならない事業でありますので、また、市町村の思い、満額今回も予算計上したという事実もしっかり周知しながら、さらに進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) その他質疑ありませんか。  西田委員。 ◯西田三十五委員 我が党の代表質問や予算委員会で質問でもありましたが、来年度当初予算では道路予算が大幅にふえております。外環道も6月に開通の見込みとなり、圏央道の県内最後の未開通区間である大栄─横芝間についても、2024年度までに開通する見通しとなり、来週の3月17日には成田市において起工式も予定されているなど、県内の高速道路の整備が着実に進んでおるところです。これらの効果を県内全域に波及させるためには、基幹となる道路へのアクセスの向上や各地域における交通の円滑化を進める必要があると考えます。  そこでお伺いいたします。当初予算では道路予算を大幅にふやしているが、その内容についてもう少し具体例を示して教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯委員長(小路正和君) 生稲県土整備政策課長。 ◯説明者(生稲県土整備政策課長) 部長の概要説明にもございましたが、当初予算案におきます道路事業につきましては、高速道路ネットワークが着実に整備されていく中、その整備の効果を県内に広く波及させていくために、銚子連絡道路や、あるいは長生グリーンラインなどアクセス道路の整備を進めるとともに、県内各地の市町村の要望が多い地域に密着した道路の、そういった道路の整備についても推進していくための予算を計上してるところでございます。今回の予算案では、道路ネットワーク事業といたしましては約577億円、特に投資的経費の県単独の道路事業を中心に、前年度から約87億円増額と大幅に増額してるところでございます。  主な内容といたしましては、来年度新たに国道465号刈谷新田野バイパスなど道路改良9カ所のほか、歩行者の安全な交通の確保のために、国道356号の安食交差点の交差点改良、歩道整備など21カ所の事業に着手するとともに、平成32年度までに52カ所の供用開始を目指すための予算を計上してるところでございます。  また、道路環境の保全といたしましては、舗装道路の修繕事業について、補助事業と県単独の事業を合わせまして、前年度からですと約11.5億円の増額になります約72.5億円を計上しているほか、橋梁等の長寿命化対策のための予算についても増額して計上してるところでございます。さらに、快適な道路空間を確保、創出していくために、道路の除草などの道路環境保全事業についても、前年度から約4億円の増となります約21億円を計上したものになっているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(小路正和君) 西田委員。 ◯西田三十五委員 ありがとうございました。しっかり頑張って進めてほしいと思います。また、これまでよりも予算がふえたということは、早期執行や進捗管理が重要となってくるので、事業が進むよう、しっかり取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) ほかに。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 よろしくお願いいたします。今までいろいろ論議されましたけれども、本当にこの道路予算、大きくふえているなと思います。私たちは本会議の代表質問で予算の組みかえを要求いたしました。県土整備予算は、今年度98億円の増額予算。福祉や教育予算は横ばいから減らしているという中で突出した予算増であり、不要不急のものは先送り、または減額するべきだと主張させていただきました。道路予算、それもその1つだと思います。  質問いたしますが、まず288ページ、3項の直轄事業負担金90億円です。圏央道や外環道路、北千葉道路、それからその他の県負担額、示していただければと思います。お願いします。 ◯委員長(小路正和君) 北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) 平成30年度の3道路の県負担額でございますけれども、外環道で約6,700万円、圏央道で約33億3,000万円、北千葉道路の国施行区間分でございますけれども、約8億4,000万円となっております。 ◯委員長(小路正和君) 相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 北千葉道路県施行区間の予算でございますが、平成30年度当初予算では約21億7,000万円を計上しており、その財源としましては、国庫補助などを除く県負担は約11億6,000万円でございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 北千葉道路の県負担分も御答弁いただきました。そうすると、外環道、圏央道、北千葉道路、国施行分と県施行分合わせて幾らになりますか。 ◯委員長(小路正和君) 北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) 残事業費の御質問でございますが……     (岡田幸子委員、「残事業費じゃなくて県負担分」と呼ぶ) ◯説明者(北岡道路計画課長) 県負担分の御質問でございますが……。 ◯委員長(小路正和君) では、後ほどで、計算してよろしいですか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 計算してくださってる間に、県負担分として、外環道路がもう終わるということで、少し50億円ぐらい減らされてるのかなと思いますけれども、その3本、圏央道、北千葉道路、外環道路、これの県負担分っていうのが、やっぱり大きくなるんじゃないかと思います。今計算してくださってると思います。さらにまだ北千葉道路の建設費、外環道は終わるわけなんですけども、この建設費が今後ふえるわけですね。そうすると、この3本の残事業費、これは幾らになるでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) 3路線の残事業費でございますけれども、外環道につきましては約9億6,000万円、北千葉道路の国施行区間につきましては約23億7,500万円となっております。あと、圏央道につきましては、現段階では茨城県区間もあわせて国のほうで示されてることから、圏央道につきましては残事業費を把握することはできない状況でございます。  それと、先ほどの質問でございますけれども、道路計画課と道路整備課、合わせた金額でございますけれども、53億9,700万円という額でございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 今回、今年度の県の負担分が約54億ということですよね。それだけの県費が投入されるということになります。それで、今、残事業費なんですけれども、北千葉道路国施行分だけを教えていただきましたけれども、県施行分も合わせるとどうですか。 ◯委員長(小路正和君) 相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 北千葉道路県施行区間の残事業費でございますが、平成31年度以降の残事業費は約422億1,000万円となっております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 四百数十億円ということで、そうしますと、これからもまだ北千葉道路、それから圏央道合わせると450億円ぐらいになるのかなと思います。それに、さらに圏央道が茨城県と一緒になるのでわからないという形で教えていただけません。とすると、もっともっと多くの額になるわけですね。これは国と県との負担割合があって、それによって県の負担分というのは変わってくると思いますけれども、膨大な額になるということになることは間違いありません。そして、さらに今、大型道路に付随してインターチェンジへのアクセス強化事業があるんですね、今も西田委員などからお話がありましたけれども。そうすると、圏央道関連と外環道路関連がある──北千葉道路はまだこれからだと思いますけれども、あると思いますが、それぞれどのようになっておりますでしょうか。この記者発表資料、これには圏央道のことだけは書いてあるんですが、外環道については書いてないんですよ。ですから、このインターチェンジのアクセス強化事業、本年度予算、どれくらいになるんでしょうか。この圏央道については34億って書いてあるんですね。外環道もまだ残ってると思うんですが、わかりませんか。じゃあ、それについても後で教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 後ほどお願いします。 ◯岡田幸子委員 これは単独事業で、ここにも大きな予算がかかります。こういった大型道路と、それに関連した予算が、これからまだまだ膨らんでくると言えると思います。また、今後も膨らんでくるんではないかと懸念するところです。  一方なんですけども、県民の要望が高い生活道路の改善に対してはどうかという、これ毎回取り上げさせていただいてるんですけれども、舗装道路の修繕費用、交通安全対策費用、これは293ページ、ここに掲載をされていると思います。ここで、舗装道路修繕、来年度の予算額、各土木事務所から、こんなところを改善してほしいっていうのが多々来てると思いますが、まず舗装道路修繕について教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 舗装道路修繕の来年の補助事業と県単事業を合わせた予算額ですが、72億5,100万円でございます。また、事務所からの要望額は99億1,600万円であり、要望額に対する予算額は73%となっております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 これも少しふえているということで、少しは改善が進むのかなと思いますけれども、それでも特に県民からの要望、本当に直してほしいっていうような道路保守なわけですよね。これについては、前回もそうだったんですけど、70%台ということになっているわけです。やっぱりこういうところにしっかりと予算をつけることが必要だと思います。  さて、もう1つの交通安全対策、これについては、これほとんどが通学路ということになっているということを前にもお聞かせいただきました。その改善がどれだけ進んでいるのかということを毎年毎年、毎回取り上げさせていただいているんですけれども、やっぱりこれについては、子供たちが安全に通行できると、学校に通学できるという保証になるわけですから、本当にこれは次々と進めていただかなければならないということになると思います。これについてはどうでしょうか。要望数や予算、当初予算に関してはいかがでしょうか、関連。 ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 交通安全対策事業につきましては、補助と県単事業を合わせました来年度の予算額につきましては58億8,200万円で、事務所からの要望額につきましては82億6,900万円となっており、要望額に対する予算額は約71%となっております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 これもやっぱり70%ということで、土木事務所から要望というのは、やっぱり緊急な改善要求ばかりだと思うんですよね。通学路の安全ということなんですけれども、これは交通安全指定道路として対策をとることが求められているわけであります。千葉県の通学路の総延長3,100キロメートル、そのうち1日40人以上の児童生徒が使用し、校門から1キロメートル以内の通学路は1,154.1キロメートル、6月の段階で整備できていないのは335キロメートルという数字が出てまいりました。今年度どれだけ進んだかという数字がまだ出てきませんということなんですけれども、これまで年間大体5キロから9キロの、たった1年間でこれくらいなんですよね。それぐらいの整備が進んできたということなのです。まだ320キロ、全体の約4分の1強が残っていると思われます。来年度、予算額増額されているみたいですけれども、どれくらい進むと考えるのか、目標はどうでしょうか。
    ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 来年度の通学路の整備延長につきましては、県の予算上で約4.7キロを予定しております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 前回聞いたときには年間5キロから9キロの延長って言われたんですけれども、今お聞きすると10億円ぐらいふやしたからもっと進むのかなと思ったんですけれども、4.7キロということで、さらに短くなってしまうのかなと思って大変残念に思うんですけれども、その辺は何か理由があるんでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 平成30年度につきましては、用地取得と、また、橋梁とか構造物につきまして、単年度で終わらない工事等もありますので、このような延長になります。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 大変残念な中身だなっていうふうに思います。しかし、とにかく予算をしっかりつけていただいて、本当に通学路の安全対策については、今後ゆっくりやるなんていうことには絶対ならないと思いますので、ぜひともこの辺は、もう本当に一生懸命やっていただきたいと思います。  次は305ページの港湾環境整備事業2億4,280万円とみなと振興交付金事業1億4,000万円について伺いたいと思います。それぞれこれは何の予算なのか、具体的にお示しいただければと思います。 ◯委員長(小路正和君) 勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 平成30年度の港湾環境整備事務とみなと振興交付金事業の内容ということでよろしいでしょうか。     (岡田幸子委員、「はい」と呼ぶ) ◯説明者(勝股港湾課長) 港湾環境整備事業では、千葉みなと港湾緑地のポートタワー側へつながります緑地プロムナードの仕上げとなります平板ブロック舗装や、千葉みなと駅側で一部未整備の緑地護岸工事等を予定しております。また、みなと振興交付金事業では、既に発注済みの2基目となる小型船桟橋の製作据えつけ工事となり、これについては、さきの6月議会で御承認をいただいた債務負担の平成30年度分となります。  以上でございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 もともとこの千葉みなとの緑地整備事業というのは、千葉県事業として1992年から千葉市と一緒に海と陸との一体的なまちづくりとして大型の区画整理事業が行われてきた、その一環です。その全体事業費は国と県と市の負担分を合わせて47億3,000万円。2007年、事業が開始されてからこれまで40億円以上つぎ込んできたものです。今年度も4億円近く投入するということになるわけですね。その事業そのものが膨大な大型開発だったと言わざるを得ません。これ以上の税金投入はやめるべきだと思います。今回の桟橋、プロムナード事業、これは認められないということを申し上げます。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) 相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 先ほど岡田委員からの質問に対しての回答でございますが、まず、圏央道関連のアクセス関係の予算でございますが、約24億2,000万円でございます。また、外環関連につきましては後ほど御説明させていただきたいと思います。     (岡田幸子委員、「はい。了解です」と呼ぶ) ◯委員長(小路正和君) 補足ありますか。大丈夫ですか。  平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 先ほどの来年度の歩道整備の延長ですが、4.7キロにつきましては全体の延長でございまして、通学路につきましては4.2キロを予定しているということでございます。 ◯委員長(小路正和君) よろしいでしょうか。     (岡田幸子委員、「はい」と呼ぶ) ◯委員長(小路正和君) そのほか質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 県民が強く望んでいる生活道路や通学路の整備、歩道の整備、これは後回しにしているっていうことを感じます。大型道路に国の言いなりでどんどんお金を出す。本当にやり方、やることが逆さまだというふうに思います。よって、1号議案には反対します。 ◯委員長(小路正和君) そのほか討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第1号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第17号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案17号平成30年度千葉県特別会計流域下水道事業予算を議題といたします。  当局に説明を求めます。  高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 議案第17号平成30年度千葉県特別会計流域下水道事業予算につきまして御説明いたします。着座にて失礼いたします。議案説明資料の318ページをお開きください。  流域下水道事業予算の総額は364億8,434万5,000円でございます。この主な内容ですが、印旛沼流域下水道事業の予算額が108億481万円であり、内訳といたしまして、建設費が14億1,547万8,000円で、花見川終末処理場などの長寿命化対策工事などを行うものでございます。管理費が77億6,797万5,000円で、花見川終末処理場などの維持管理に要する経費でございます。公債費が16億2,135万7,000円で、建設費の財源として発行した下水道事業債の元利償還金等でございます。債務負担行為の68億5,300万円は、花見川第二終末処理場の維持管理の包括委託等に係るものでございます。  次に、手賀沼流域下水道事業の予算額が71億7,066万7,000円であり、内訳といたしまして、建設費が18億6,742万7,000円で、手賀沼終末処理場の施設の耐震化対策工事などを行うものでございます。管理費が42億2,171万3,000円で、手賀沼終末処理場などの維持管理に要する経費でございます。公債費が10億8,152万7,000円でございます。債務負担行為の5億9,400万円は手賀沼終末処理場の設備の更新工事等に係るものでございます。  次に、江戸川流域下水道事業の予算額が185億886万8,000円であり、内訳といたしまして、建設費が95億1,509万5,000円で、江戸川第一終末処理場及び江戸川幹線管渠などの施設整備を行うものでございます。管理費が73億779万7,000円、公債費は16億8,597万6,000円でございます。  債務負担行為の24億5,800万円は、江戸川第一終末処理場の整備などに係るものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 江戸川左岸流域下水道について質問させていただきます。  私たちは常に、人口にしても、1日1人当たりの使用料、要するに原単位の数字からも見積もりが過大過ぎると、江戸川左岸だけではないんですけれども、もっと見直すべきだと毎回指摘をさせていただいております。さて、確かに下水道の整備は、特に市川市はおくれていて、いまだに60%台で、市民の皆さんには待たれています。しかし、だからといって過大なものをつくってはいけないと警鐘を鳴らしているわけです。  さて、質問ですが、現在の処理人口、それと接続人口、教えていただければと思います。5年前と比べると、どれだけふえているか減っているか、その辺も教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 江戸川左岸流域下水道の平成28年度末の処理人口は約114万6,000人、現在稼働している江戸川第二終末処理場に汚水が流入している接続人口は約100万9,000人でございます。5年前の平成24年度末と比べまして、処理人口は約6万6,000人、接続人口は約7万4,000人増加しております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 接続人口、処理人口ともに6万人から7万人ふえているということがわかりました。1人当たりの日量──原単位ですけれども、これはどのくらいで、この間、推移はどうでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 1人1日当たりの汚水量は平成24年度から平成28年度までの5年間では約360リットルから約349リットルの間で変動しているところでございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 平成7年、ずっと横ばいだというようなことをおっしゃられたと思います。平成7年時の原単位は、江戸川左岸流域下水道は560リットルというふうにおっしゃっていたと思います。平成13年と平成23年、見直しをしたときに、その原単位が375リットルとしたわけですよね。その後、原単位は横ばい。実際にはその数字よりも低いわけです。その理由としてはどんなことが考えられますか。 ◯委員長(小路正和君) 高橋下水道課長。
    ◯説明者(高橋下水道課長) 平成7年度の計画の見直しにおきまして560リットルから375リットルに変えたときにつきましては、水道の給水量の伸びを見た中で、上向きという予測に対しまして横ばいというところで375リットルに変更したところでございます。また、平成23年度の見直しにおきましては、委員おっしゃる汚水量原単位についてはおおむね横ばいという傾向が見られたことから、23年度の見直しでは375リットルを変更はせず、同じままとして使用してるところでございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 そういう形で小水力が進んでいるというようなことではないかなと思います。全体計画を見ますと、36年度完成目標で処理水量が日量56.5万トン、そこから計算されている原単位が375リットル、1日1人当たりですよね。実態の原単位は、先ほどもおっしゃられたように350から360、日量、1人ですよね。ということで25ないし20リットルぐらい少ないということになります。ここ数年横ばいだと先ほども御答弁がありまして、これからも余りふえないことがうかがわれます。目標としている原単位よりも少ないのが今の状況なわけですね。ほぼ10年ごとに見直しをすると言っているんですけれども、もう見直しの時期ではないかと思いますけれども、平成27年に国勢調査があったわけですから、人口の推移とか、そういった原単位がちょっと目標よりも少ないということもあわせて、見直しを行うべきではないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 現在の汚水量原単位につきましては、計画値の375リットルとの差は約5%で、現時点では大きな乖離はないものというふうに考えてございます。人口や処理水量につきましては、今後の推移を見ながら適切に対応してまいりたいと考えております。     (岡田幸子委員、「終わります」と呼ぶ) ◯委員長(小路正和君) その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 今もお話ししましたが、人口も今後減る傾向と言われておりますし、節水効果があって1人当たりの日量も減ってきている状態です。全体計画はまだまだ過大で、見直しが必要だと思います。過大な見積もりの上に行う予算案には反対をしたいと思います。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第17号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第17号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第18号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第18号平成30年度千葉県特別会計港湾整備事業予算を議題といたします。  当局に説明を求めます。  勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 議案第18号平成30年度千葉県特別会計港湾整備事業予算について御説明いたします。着座で失礼いたします。議案説明資料の306ページをお開き願います。  特別会計港湾整備事業の予算額は21億5,592万4,000円でございます。その内容ですが、港湾整備事業費17億1,105万5,000円については、港湾施設運営費として港湾施設の維持管理及び運営を行う経費や、港湾施設整備費として上屋や埠頭用地、荷役機械の耐震化及び老朽化などに対応する経費でございます。公債費4億4,486万9,000円については、港湾施設整備に係る公債費であり、元金の返済や利子の支払い等を行う経費でございます。  債務負担行為18億3,000万円については、葛南中央地区上屋改良事業において、事業期間が2カ年度にわたることから、平成31年度までの債務負担行為を設定するものや、千葉中央地区荷役機械事業において、事業期間が3カ年度にわたることから、平成32年度までの債務負担行為を設定するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 今年度の特別会計予算、ちょっとお聞きしましたところ、特にここについては問題ないと思いますけれども、長期構想を断念しないままなので賛同することはできないということで、反対いたします。 ◯委員長(小路正和君) そのほか討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第18号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第18号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第19号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第19号平成30年度千葉県特別会計土地区画整理事業予算を議題といたします。  当局に説明を求めます。  小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 議案第19号平成30年度千葉県特別会計土地区画整理事業の当初予算について御説明いたします。着座で失礼いたします。議案説明資料の314ページをお開きください。  県施行4地区の予算額は154億3,357万5,000円でございます。主な内容でございますけれども、1の金田西地区の予算が28億9,168万9,000円で、内訳といたしまして、土地区画整理事業費として28億6,100万8,000円、移転補償、道路整備、造成工事に要する費用でございます。また、公債費が3,068万1,000円、これは事業費の財源として発行いたしました地域開発事業債の元利償還金でございます。次に、2の運動公園周辺地区の予算額が52億2,708万円で、そのうち土地区画整理事業費が49億2,628万3,000円、また、土地区画整理事業関連事業費です。それが1億8,800万でございます。これは地区内の下水道事業等、市から受託しているものの事業費でございます。公債費は1億1,279万7,000円でございます。次に、3の柏北部中央地区は57億2,551万6,000円で、土地区画整理事業費が49億477万2,000円、土地区画整理関連事業費が8億940万円、公債費が1,134万4,000円でございます。最後に、4の木地区の予算でございますけれども、15億8,929万、土地区画整理事業費が14億4,706万4,000円、関連事業費が3,000万円、公債費が1億1,222万6,000円でございます。  また、債務負担行為でございますけれども、お手元の常任委員会資料の7ページをごらんいただきたいと思います。お手数で申しわけございません。こちらにありますとおり、柏北部中央地区の都市計画道路十余二船戸線の整備事業による工事が複数年度にわたる大工事になるということから、38億100万円の債務負担行為を設定するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  高橋委員。 ◯高橋 浩委員 それでは、ちょっと質問させていただきたいと思います。  先ほど来、大きな道路が必要か必要じゃないかというお話がございます。私は、人が住むには、そこに雇用を創出しなければならない。そのためには、企業に来ていただかなければならないということを考えた場合には、外環道も圏央道も北千葉道路も必要な道路だと思っております。アクアラインが値下げになったことによって、袖ケ浦の椎の森の工業団体、茂原のにいはるの工業団地も1区画をのかしてある程度売れた。それに関して、値段としては最低価格より、袖ケ浦椎の森の場合には1期で10億円余りのプラスにもなったという状況であります。ですから、やはりこのインフラというのは必要なんだろうなというふうに考えるわけであります。でも、人口がこれから減少するという中で、私はこういう公共事業に関しては、早く進めなければならないというふうに考える1人であります。その中において、4地区で県は区画整理を行っていただいているわけでありますが、今の時点でこの4地区において、事業ベースで何%進んでいる状況にあるのかということをお聞かせください。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 御答弁申し上げます。  まず、つくばエクスプレス沿線の3地区での進捗率でございますけれども、事業費ベースで、平成29年度末でございますけれども、柏北部中央地区、運動公園周辺地区ともに約6割、60%でございます。そして、木地区が約9割、90%程度となっております。また、木更津金田西地区につきましては、同じく事業費ベース、29年度末で約8割程度というふうな進捗となっております。 ◯委員長(小路正和君) 高橋委員。 ◯高橋 浩委員 ありがとうございます。ここまで進んでいるということではありますが、ですから、私なんかは金田の近くに住んでおりますけども、やはり工事が進んで、やはり概成ができてきれいになっていくことによって、その地域の価値が上がっていくという状況が見られます。そこで、各地域で4地区で保留地を売り出していると思いますが、保留地の販売状況がどのような状況なのか。また、売り出しても残っている物件などはあるのかをお聞かせください。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) まず、つくばエクスプレス沿線の地区における保留地の販売状況でございますけれども、順調に売却が進んでいるというふうに認識しております。中には、初めの公募で残念ながら申し込みがない場合もございますけれども、その後の再公募や先着順による販売では完売されており、売り出しても残ってしまう物件はございません。  例えば、柏北部中央地区、駅の周辺の地区でございますけれども、4年前に公募いたしましたが、その際には申し込みが残念ながらございませんでしたけれども、その後、周辺整備も進み、先月、再度公募した結果、予定の販売価格の約2倍近くの価格で売れるなど、整備の進捗に伴い保留地処分も順調に進んでいくと、そのように認識しております。  また、金田の西地区につきましては、2街区の6.7ヘクタールを昨年12月に公募いたしましたけれども、広いこともございまして、残念ながら入札には至りませんでした。今後は、購入希望者の相談などに乗りまして、また、周辺の整備も、さらに早急にいたしまして、早期に販売していきたい、そのように考えております。 ◯委員長(小路正和君) 高橋委員。 ◯高橋 浩委員 ありがとうございます。つくばのほうはそれなりに、でも、バブルのときから値段というのは幾分か評価額としては下がってるという状況ではあるとは思いますので、でも、それが売れてるということはありがたいことだと思います。それもやはり全体の形ができ上がってきている──交通の便もそうだ思いますが──ことによって必要な方が出てきてるということだと思います。しかし、ちょっと金田のほうに関しては、確かにまだ全体像がほとんどの方が見えないという感じのまだ区画整理の状況であります。その中で、保留地の販売というのは大変な状況ではあるとは思うんですが、1つ、ちょっと御提案したいのが、今回6.7ヘクタールという大区画を売り出してはいただいたわけですが、希望者がいなかったと。その区画に関しては、できたら少しでも小さな区画で、いろんな切り方があると思うんで、難しいとは思うんですが──も考えなきゃいけないとは思うんですが、もう1つあるのが、やはりそこにある高速バスが停車している金田バスターミナル、チバスタアクア金田のところの保留地を先に1つでも売りに出して、ちょっとランドマーク的な形で、どこか大手企業でも購入をしていただくような形になると、やはりちょっと全体の雰囲気が変わるかなというふうに考えたりしますが、どのようにお考えでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。
    ◯説明者(小川市街地整備課長) 金田西地区につきましては、委員御指摘のとおり人気の非常に高い金田バスターミナルの周辺の街区について販売を進めてまいりたいと、そのように考えております。ただ、バスターミナルに隣接する保留地につきましては、事業に御理解いただけない地権者さんがおりますので、その説得に十分努め、早期販売できるように努力してまいりたい、そのように考えております。 ◯委員長(小路正和君) 高橋委員。 ◯高橋 浩委員 できるだけ努力をお願いしたいと思います。こういうふうに投資をしていただけるというのは大変ありがたいことです。しかし、その投資していただいた資金をいかに、できるだけ県にお返しできるか。やっぱりその方法をみんなで探っていかなければならないなと、一番いい方法をぜひみんなで御検討していっていただけたらなというふうに考えます。  以上でございます。 ◯委員長(小路正和君) そのほか質疑はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 今いろいろお話がありました。私たちは土地区画整理事業については、大型の開発であり、今後も税金投入が、さらに行われるのではないかと心配をしております。伺いますが、今、保留地処分が順調に進んでいますよというお話でしたけれども、4地区の保留地の処分状況、その比率、それから、保留地処分金のこれまでの収入額をそれぞれ教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) お答え申し上げます。  まず金田西地区でございますけれども、計画の保留地面積約28.2ヘクタールに対しまして約1.3ヘクタールを販売し、約5億円の収入を得ております。進捗率につきましては、面積、金額ベースともに約1割程度ということになります。  次に、つくばエクスプレス沿線の運動公園周辺地区につきましては、計画保留地面積約23.8ヘクタールに対しまして約2.9ヘクタールを販売し、47億円の収入を得ております。進捗率は面積、金額ベースともに約1割強となっております。  次に、柏北部中央地区は、計画の保留地面積約34.1ヘクタールに対しまして11.3ヘクタールを販売いたして、319億円の収入を得ております。進捗率は面積ベースで約3割、金額ベースでは約5割というふうになっております。  最後に木地区でございますけれども、計画保留地面積約12ヘクタールに対しまして4.8ヘクタールを販売し、約80億円の収入を得ております。進捗率は面積、金額ベースともに約4割程度というふうになっております。  以上でございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 保留地の処分なんですけれども、それぞれ金田西、運動公園などは1割ぐらい、それから柏北部、そして木地区などは3割、4割っていうところまで進んでるというふうに伺いました。今、保留地処分の比率っていうのはどれくらいなのかっていうのをお聞きしたつもりなんですけれども、その1割とか3割、4割っていうことでよろしいんでしょうか、保留地処分のどれぐらい処分されてるんですかっていうことなんですけど。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 処分というのは、先ほど申し上げましたとおり設定しました保留地の予定面積、もしくは保留地処分価格、それに対して現在の処分の比率、また金額でございますので、先ほど御答弁させていただいたとおりで間違いないということでございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 それぞれ目標年次が34年、35年というふうに聞いておりますけれども、あと5年とか6年っていう形なんですけれども、その辺の見通しというのはどうなんでしょうか。特に1割ぐらいしかまだ売れてないっていうところなんかについては、3割、4割でもどうなのかなって心配があるんですけれども、その辺はいかがですか。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 御心配のとおりの部分もあるかとは思いますけれども、先ほど高橋委員の御質問に御答弁させていただいたとおり、かなり事業的には進んできてございます。また、つくばエクスプレスの人気も大変高まっているということで、これから販売促進をいたしまして、早目に処分できるように進めてまいりたいというふうに思っております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 それでは、個別にお聞きしたいんですけれども、木地区について伺いますけれども、ことし3月末に第3回目の事業計画の変更、これを行うとお聞きしましたけれども、その内容はどんなもんでしょうか、教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 事業計画の変更内容についてお話し申し上げます。  まず、事業期間でございますけれども、一部の地権者との交渉に時間を要したため、現在の事業完了年度、平成31年3月末を2年6カ月延伸いたしまして平成33年9月末までというふうにしたいというふうに考えております。  また、総事業費につきましても、御存じのとおり東日本大震災以降、資材費、人件費の高騰が続いております。また、当地区につきましては不測の地盤改良の工事の必要が発生したことから、約26億円増額する必要が生じております。地元流山市につきましては、事前に説明した上、先月の25、26日、2日間にわたりまして地元説明会を開催しております。今、流山市に対しまして、法に基づく意見照会をしておりまして、回答が得られ次第、事業計画の変更を行ってまいりたいと、そのように考えております。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 木地区は目標年次が34年までというふうになっておりまして、来年度含めて5年間ですよね。全てこの借入金というのが、今また事業計画変更で、またふえると思うんですけれども、返済しなければならない額っていうのは、これによってどれぐらいになるんですか。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 現在、木地区における起債残額、今年度末でございますけど、120億円ということになります。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 そうすると、流山市と半分半分で13億円。26億円っておっしゃったので13億円ですよね、プラス。この分は起債はしないということなんでしょうか。それとも、起債すると返済額っていうのはふえますよね。その辺はどうでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 増額する金額につきましては、県、市ともに折半ということで13億ずつということになりますけれども、この財源につきましては、今後、国費、また県市単独費、また起債ということで検討させていただきたいというふうに考えております。ただ、起債につきましてはある程度の限度がございますので、やれる範囲内ということになると思います。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 また借入金がふえ、その返済額もふえるということになるんではないかなと思います。そうすると、あと5年なんですけれども、全て返済できる見通しというのはどうなるんでしょうか。できない場合は期間を延ばすとか、それ以上の県費投入なども考えられるのかなと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 先ほどの保留地の処分のあれに関連するかなと思いますけれども、事業年度があと3年ということで、また、清算期間もございますけれども、つくばエクスプレス沿線、先ほど申し上げましたように大変人気が出ておって、また、南流山駅周辺につきましてもかなりの需要が見込まれるということで、今後とも販売を促進して、完全に売り切るよう努力してまいりたい、そのように考えております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 県費投入はないと言い切れるかどうか、その辺はいかがでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 県費投入ということでございますけれども、今回の事業計画の変更につきましては、事業の終盤ということで難航地権者対策も含めた上で、十分に精査した上で変更となってございます。また、保留地の販売につきましても、つくばエクスプレス沿線の需要というものもある程度見込んだ上でのことでございますので、これ以上の投入ということは今のところ考えてございません。また、少しでも節約いたしまして、事業費のコスト縮減に向けまして努力してまいりたい、そのように考えております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 県費投入はないというふうに解釈をしたいと思います。  運動公園についてはどうなんでしょうかね。事業の進捗率は先ほど御答弁がありました。保留地の処分、それについても1割ぐらいだと、借入金の返済率、返済の見通し、これも木地区と同じように御答弁いただければと思います。この事業計画はやっぱり平成35年末までで、来年度含めて6年間ということになると思いますが、事業規模の見直しなどは検討してるかどうか、お聞きします。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) お答え申し上げます。  運動公園周辺地区におきまして、29年度の起債残高は162億円ということでございます。事業につきましては、今進めているところでございますけれども、事業の状況、経済状況の変化に応じまして、必要に応じて事業の見直しを適切に行ってまいりたいと、そのように考えております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 やっぱりここも162億円というようなことで、大変大きな返済しなければならない額が残っているというのがわかります。販売に努力していくということでありますけれども、やっぱり事業規模の見直しということをしっかりやっていってほしいと思います。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。
     岡田委員。 ◯岡田幸子委員 たくさんの税金を注ぎ込んで事業を行っているんですけれども、借入金の返済、これもなかなか見通しがつかないと。頑張って販売していきますよということをおっしゃられたわけなんですけれども、やっぱりこのような開発事業は、本当に大型開発で間違いだったと申し上げざるを得ません。事業計画の見直し、これをしっかりと行うことが必要だと思います。よって、本議案には反対をさせていただきます。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第19号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第19号は可決すべきものと決定いたしました。  暫時休憩します。        午後0時0分休憩        ─────────────────────────────        午後0時59分再開 ◯委員長(小路正和君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 午前中の第1号議案に関する岡田委員からの御質問ございました圏央道インターチェンジへのアクセス強化事業等2問につきまして、訂正及び御報告させていただきます。  圏央道インターチェンジへのアクセス強化事業における平成30年度当初予算額につきましては、約24億2,000万円と申し上げましたが、正しくは約32億4,000万円でございました。訂正しておわび申し上げます。  また、外環道インターチェンジへのアクセス強化事業における平成30年度当初予算額につきましては、7億1,000万円でございます。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 議案第17号の岡田委員への答弁におきまして、ちょっと誤りがありましたので訂正させていただきます。  汚水量原単位を560リットルから375リットルに見直した時期を平成7年度と説明いたしましたが、平成13年度の誤りでございました。おわびして訂正させていただきます。申しわけございませんでした。 ◯委員長(小路正和君) ありがとうございました。        ─────────────────────────────        議案第25号関係 ◯委員長(小路正和君) それでは、引き続き議案第25号平成29年度千葉県一般会計補正予算(第7号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  生稲県土整備政策課長。 ◯説明者(生稲県土整備政策課長) 議案第25号平成29年度千葉県一般会計補正予算(第7号)について御説明させていただきます。皆様のお手元に常任委員会資料、こういったものの中の8ページをごらんいただきたいと思います。着座にて失礼いたします。  資料8ページでございますが、県土整備部の一般会計分における29年度2月補正予算案の概要となっております。補正額の総額は資料8ページの一番上の行にあります19億8,916万1,000円の減額となっております。その結果、県土整備部の平成29年度一般会計予算は、合わせまして1,121億900万4,000円となるものでございます。  その内容といたしましては、9ページと10ページにかけまして性質別の内訳になります。2月補正予算の主な内容は、国の補正予算として、主に道路や河川などの災害復旧、減災に対応した事業費について増額するもののほか、事業費の確定による減額となっているところでございます。  また、11ページにつきましては、今年度内に終了しないことが判明した事業につきまして、適正な工期を確保し事業を進めていくため、繰越明許費を設定しようとするものでございます。  以上が平成29年度一般会計における県土整備部関係の2月補正予算でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 よろしくお願いします。昨年の当初予算に基づいての補正であるということで、事業費の確定ということが主な中身かなと思います。その当初予算も反対しているので、反対の立場ということになります。  1点だけ、ちょっとわからないなと思うものがありまして、この記者発表資料の3番の4ページにあるんですけれども、減災防災という項目の中の港湾事業の部分なんですけれども、クルーズ船の受け入れ環境整備に1億2,600万円が計上されていますが、これはどんなものなんでしょうか。何人ぐらいの人が乗れるクルーズ船なのか、年間何回くらいの寄港を予定しているのか、その場所はどんな場所なのか、減災防災になるというのはどんなことなのかということでお聞かせいただければと思います。 ◯委員長(小路正和君) 勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) クルーズ船についての内容と、あと減災防災に当たるのかっていう御質問でございますが、まず、これやっているところなんですが、木更津港木更津南部地区の水深12メートル岸壁では、既存の岸壁を活用して係船柱や防舷材などの改良を行うことで、一般の貨物船に加え、クルーズ船の受け入れにも対応できるように進めているところでございます。今回の補正ですが、台風による高波等により岸壁の附属施設の被災を防止するための改良に加え、破損した車どめの取りかえ、沈下したエプロン舗装の補修などを行うことから、防災減災に資する事業として予算の割り当てを受けたということで国から伺ってるところでございます。  何人くらい乗れる船かということですが、この事業ですが、平成30年度を目途に完成をお願いしてるところなんですが、まだクルーズ船社に寄港を要望してるところでございますけども、どのくらいの規模の船が来るかは今のところわかっておりません。ただ、大体今つけられる船としては、10万トン以上の船がつけられるんじゃないかと、水深と延長クラスではそういった船を考えてるところでございます。  また、年間の寄港回数ということですけども、これもまた相手のあることで、なかなか想定ができないんですが、木更津市さんが中心となって、南房総と中房総の観光資源を活用した地域間連携による地域活性化ということで、皆さん頑張ってるところでございますので、年間何隻というのはちょっとわからないんですが、多くの船に来ていただけるように努力していきたいと考えております。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 まだどれぐらい乗れるかわからない。10万トンってどれくらいの大きさなのか、私もちょっとよくわからないんですけれども、ここは一般の貨物がこれまでは使っていたわけなんですよね。そこに何人乗りかわからないんだけれども、割と大きな船が来るのかなと思うんですが、それで安全の体制というか、多くの方々がそこで乗りおりされるわけですよね。そうすると、一般貨物の寄港場所だったというところを整備しないとならないのかなっていうふうに思うんですけども、そこら辺の安全対策だとか、どういうふうにするのかなどということは、もうもちろん考えられているんですよね。そういったことも、また、この後の予算にはつけられるのかなと思うんですけども、その辺はいかがですか。 ◯委員長(小路正和君) 勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 安全対策等につきましても、今現在、木更津市が中心となって立ち上げましたみなとまち木更津プロジェクト推進協議会において検討しているところでございます。  それから、何人くらいっていうことですけども、今考えてるのが3,000人くらい乗れる船が入れるような規模はあるということで、期待してるところでございます。     (岡田幸子委員、「はい。結構です」と呼ぶ) ◯委員長(小路正和君) ありがとうございます。その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 先ほども申し上げましたように当初予算の事業費の確定ということなので、当初予算に反対しております。それから、このクルーズ船についても、本当に一般の貨物船で、そこに人々が乗ってくる観光用ですよね、要するに。本当に大丈夫なのかな。それも、よくわからない中でのこの整備っていうのは、これもいかがなものかなと思うところです。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第25号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第25号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第40号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第40号平成29年度千葉県特別会計流域下水道事業補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 議案第40号平成29年度千葉県特別会計流域下水道事業補正予算(第3号)につきまして御説明いたします。着座にて失礼いたします。お手元の常任委員会資料の12ページをお開きください。  流域下水道事業予算の補正額は14億8,455万7,000円の減額で、補正後の予算額は327億1,740万円となります。補正は事業費確定による減額でございます。  繰越明許費につきましては、年度内に終了しないことが判明した事業について、適正な工期を確保するため、3流域下水道事業費合計で52億5,521万4,000円を設定するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 これも事業費の確定ということでありますので、当初予算にも反対してるので反対します。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第40号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第40号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第41号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第41号平成29年度千葉県特別会計港湾整備事業補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 議案第41号平成29年度千葉県特別会計港湾整備事業補正予算(第3号)について御説明いたします。着座で失礼いたします。常任委員会資料の13ページをお開き願います。  事業費の確定により5,758万7,000円を減額いたします。その結果、予算額は20億4,755万1,000円となります。また、年度内に終了しないことが判明した事業について、適正工期を確保するため、繰越明許費を設定いたします。  以上で説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 やっぱり同じように事業費の確定ということでありました。当初予算に反対しておりますことから、これも反対させていただきます。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第41号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第41号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第42号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第42号平成29年度千葉県特別会計土地区画整理事業補正予算(第3号)を議題といたします。  当局に説明を求めます。  小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 議案第42号平成29年度特別会計土地区画整理事業の補正予算について御説明いたします。着座にて失礼いたします。お手元の常任委員会資料の14ページをお開きください。  県施行4地区の補正額は3億9,991万8,000円の減額で、総予算は153億2,064万6,000円となります。これは、事業費の確定による補正でございます。具体的な地区ごとの変更額でございますが、金田西地区で4,369万5,000円の減額、運動公園周辺地区が2億5,605万3,000円の減額、柏北部中央地区が2億6,181万7,000円の減額、木地区で1億6,164万7,000円の増額となっております。  また、年度内に終了しないことが判明した事業について、適正な工期を確保するため、44億8,928万9,000円の繰越明許費の設定を行っております。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 今までと同じように、当初予算に反対しておりますことから、反対させていただきます。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第42号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第42号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第49号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第49号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  小川市街地整備課長。 ◯説明者(小川市街地整備課長) 議案第49号千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、市街地整備課分の改正について御説明申し上げます。着座にて失礼いたします。お手元の常任委員会資料15ページをお開きください。  初めに、改正の理由でございますが、租税特別措置法施行令の改正に伴い、特定民間再開発事業に係る知事の認定事務について、根拠条文に項ずれが発生したことから、所要の改正を行うものでございます。  具体的な改正の内容でございますけれども、次の16ページをごらんいただきたいと思います。別表の第50号のロにおいて、「政令第25条の4第16項」を「第25条の4第17項」に改めるものでございます。  なお、施行の期日につきましては公布の日としております。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。──質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第49号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手全員。よって、議案第49号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────
           議案第51号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第51号千葉県立都市公園条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) 議案第51号の千葉県立都市公園条例等の一部を改正する条例の制定について、公園緑地課所管分を説明させていただきます。着座にて失礼いたします。常任委員会資料17ページをお開きください。  本議案は、都市緑地法等の一部を改正する法律の制定に伴い、関係する条例について所要の規定の整備を行うため、議会の議決を得ようとするものでございます。  改正内容ですが、千葉県立都市公園条例について、都市公園法の一部改正により、都市公園内で飲食店や売店等、公園利用者の利便の向上に資することを目的とした公募設置管理制度が創設され、この公募対象公園施設の建築面積の割合について、政令で定められた参酌する基準と同じ100分の12以下といたします。  また、都市公園の敷地面積に対する運動施設の敷地面積の総計の割合について、条例で定めることとされたことにより、政令で定められた参酌する基準と同じ100分の50以下とします。  あわせて、法改正による条項のずれに対応するものでございます。  次に、使用料及び手数料条例についてですが、都市公園法の一部改正により保育所等の社会福祉施設が新たに都市公園を占用できる施設となったことから、都市公園占用料を行政財産の土地使用料と同額の1平方メートル、一月につき土地評価価格の1000分の3円といたします。また、都市公園を占用できる施設となった環境の負荷の低減に資する発電施設の都市公園占用料を燃料電池発電施設として規定されたものと同額の1平方メートル、一月につき30円で改めるものでございます。  施行日は平成30年4月1日を予定してございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 川上建築指導課長。 ◯説明者(川上建築指導課長) 議案第51号千葉県立都市公園条例等の一部を改正する条例の制定についてのうち、建築指導課の所掌事務に関する部分について御説明いたします。着座にて失礼します。お手元の常任委員会資料の20ページをお開きください。  改正の理由ですが、都市緑地法等の一部を改正する法律による都市計画法及び建築基準法の一部改正に伴い、新たな用途地域として田園住居地域が追加されたことから、関係条例について所要の改正を行うものでございます。  改正の内容ですが、建築基準法施行条例の改正は、田園住居地域について、農業と調和した低層住宅の良好な住環境を保護する地域とされたことから、既存の低層住居専用地域と同様に、建築基準法に基づいて日影による建築物の高さの制限、いわゆる日影規制を行う対象区域に指定しようとするものでございます。  また、建築基準法に田園住居地域における建築物の用途制限の特例許可に係る申請手続が新たに設けられたことから、千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例及び使用料及び手数料条例を改正し、申請の受け付け権限や申請手数料について必要な規定を整備するものでございます。  その他法改正に伴う文言の修正を行います。なお、許可手数料の額は規定の用途制限の特例許可と同額としております。  施行期日につきましては、改正法の施行日と同じ平成30年4月1日からとします。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いします。 ◯委員長(小路正和君) 立木都市計画課長。 ◯説明者(立木都市計画課長) 議案第51号千葉県立都市公園条例等の一部を改正する条例の制定についての都市計画課分について御説明いたします。座って失礼いたします。お手元の常任委員会資料の26ページをお開きください。  都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴い、都市計画法第41条の建蔽率の表記が漢字に改められるため、千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例別表第42号上段の「建ぺい率等」の「ぺい」の文言を漢字表記に改めるものです。  施行期日は平成30年4月1日でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 今回、法改正に伴っての条例の一部改正っていうことなんですが、当然この条例によって民間の資金やノウハウをすごく活用しやすくなっていくわけです。それで、都市公園の民間活力導入に向けて、県も昨年の6月以降いろんな検討をしてきたと思うんですけども、その検討状況をちょっと教えていただけますでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) 民間活力導入に向けた検討状況ですが、昨年6月の法改正後に国から示された都市公園の質の向上に向けたPark─PFI活用ガイドラインに基づき、各公園の現状や課題の整理に加え、公園利用者へのアンケート、公園周辺の土地利用などの調査を行っているところです。今後は地元市の意見や全国的な先行事例も参考にしながら、民間活力の導入に向けた方針の整理を進めてまいります。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 議会でも我が党の質問もさせてもらったりもしてきましたけども、県財政にプラスにしていけるものとして柏の葉公園野球場とか公園のネーミングライツ等とかについて、民間活力導入とあわせて積極的に検討してもらいたいと思いますけど、これはどうでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) これまでネーミングライツにつきましては、具体的な引き合い等があれば導入を検討するということとしておりました。公園施設へのネーミングライツの導入は、公園の管理運営費の確保にもつながることから、民間活力導入に向けた方針の整理の中であわせて検討を行ってまいります。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 引き合いということで、幾つかそういう動きがあったのも御紹介してきましたけども、これからも、これ非常に民間の方たちも期待してるところでありますので、また、県の知恵の出しどころだと思いますので、非常に職員の方もやりがいのある事業に展開できるかと思いますので、期待しておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) その他質疑はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 なかなかわかりづらいもので、今までとどこが変わるのかなっていうのがなかなかわからないでおります。都市公園の敷地面積に対する公募対象公園施設の建築面積の割合について定めるというようなことなんですけども、敷地面積の12%ということは、例えば青葉の森公園の図面などいただいたんですけれども、こんな大きな公園だと、その敷地面積の12%ということになると、5ヘクタールぐらいになったりもするところもあるようなんですね。全ての建築面積ということですが、どのような建物の全ての敷地面積になるのか。青葉の森公園などで具体的に教えてくださるといいなと思います。  そして、その面積は、青葉の森公園では今ではどれぐらいのパーセントになっているのか教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) 青葉の森公園ですが、現在、中央博物館、芸術文化ホール、陸上競技場、野球場等の建築物がございます。その他、管理施設等もございます。これらを足しますと1万7,158平米ございまして、公園の面積53万7,026平米に対しまして3.2%の率になってございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 今は3.2%、かなりいろいろなものが建っているわけなんですけども、その中で3.2%。それが12%までいいですよというようなことなんですよね。今後、公募で民間の事業者が参入できるということになるわけですけれども、これまで県が建てて指定管理者が管理運営をしてきたわけですけれども、それが公募で民間の事業者が入るということになると何が違ってくるのか、今後どうなるのか、その辺を教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) まず、民間の活力が期待できるということで、公園の整備費のみならず管理費について期待できるというところが大きいところでございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 要するに、県がその建物を建てなくてもよくなる。民間の方が建てる。それから、管理費用、先ほども公園管理費用って出てきてたんですけども、その管理費用もなくなるということでよろしいんですね。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) 設置許可をとっていただいたところは、そのようなことになります。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 そうしますと、これまで何かその場所でふぐあいが起こったとき、例えば遊具などで事故が起きたとき、けがをしたときなどは県が責任を負ったわけですよね。そうすると、管理運営もその業者が行うというようなことになると、その部分については、公募したその事業者が責任を負うということになるんですよね。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) 一義的にはそのようになりますが、私どもも公募に当たりまして、施設の安全・安心に配慮した管理計画を提出してもらうこととしておりますので、その上で、学識経験者の意見を聞いた上で選定をしていきたいと考えております。  また、選定後、その事業の開始後につきましても、その計画書に基づいて公園が適切に管理されてるか、きちんと確認するとともに、必要に応じて公園法に基づいた指導、助言等を行って、適切な管理運営に努めていくと。一緒になって努めていきたいというふうに考えております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 そうすると、一義的っていうのはどの辺のことなのかってのはよくわかりませんけれども、要するに、苦情がそこに寄せられる、それで、一義的には責任を負うというようなことになると、そういったことができる事業者でないと参入できないというようなことにもなると思います。それから、公募選定の際に公園周辺の商店だとか商店街の方々、住民の皆さんの声、こういったものを聞く住民参加の仕組みなどはありますか。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) 当然、公募に際しては、私どもも管理者として何が必要かということが、当然把握してないといけませんので、まずは近所の住民の方、あるいは利用者アンケート含めまして、あるいは既存の指定管理者の意見も含めまして、何が必要かを確認した上で募集をかけるということで考えております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 その際には、何か審議会なり何なり、そういう会議か何かを持たれるんでしょうか。その住民の方々も含めたそういった会議になるのかどうかはいかがでしょうか。
    ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) 会議といいますか、先ほども申しましたが、そのアンケート、あるいは意見聴取の上で専門家の意見を聴取することは想定してございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 そうすると、この法律にも書いてあるんですけども、学識経験者の意見を聞くような場はつくるというようなことは書かれております。だけども、やっぱり周りの方々のアンケート、それから意見聴取、それなりの施設が入るということになると、とにかく周りの商店などは痛手を受ける可能性も出てくるわけですよね。それが学識経験者っていうのはきちっと書かれているんだけれども、今のお答えだと、アンケートをとったりだとか意見を聞くというようなことは言われておりますけれども、その仕組み自体はないということで判断してよろしいんでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 澤公園緑地課長。 ◯説明者(澤公園緑地課長) これからそういう、まだ私ども公募まで至ってないものですから、仕組みも含めて検討していきたいというふうに考えております。     (岡田幸子委員、「はい。結構です」と呼ぶ) ◯委員長(小路正和君) その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 これまで指定管理者についても、私たちは株式会社など営利を上げる業者の参入には反対をしてまいりました。そして、今回は、さらに民間の営利企業の参入というところに道を開くと考えます。それが地域住民にとって影響があるかもしれないというところにありますけれども、アンケートなどをとるということもありますけれども、その保証はなかなかないかなというふうに思います。その場所にとって県の管理責任、これも曖昧になるのではないかと。一義的にはそこの業者が責任をとるというようなことを言われました。大変曖昧になるし薄くなるんではないかなという懸念もあります。都市公園のあり方を大きく変える本条例案、これは本当に反対したいと思います。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第51号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第51号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第75号ないし議案第78号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第75号、議案第76号、議案第77号、議案第78号契約の締結についての4議案については関連する議案ですので、一括議題といたします。  当局に説明を求めます。  高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 議案第75号、第76号、第77号及び第78号について説明いたします。お手元の常任委員会資料30ページから33ページをごらんください。  本4議案は、江戸川第一終末処理場の一部供用開始に向け、汚泥処理施設の工事を実施するものでございます。  初めに、議案第75号江戸川第一終末処理場汚泥処理施設建築工事は、汚泥処理施設の上屋部分の建築工事を行うものでございます。  次に、議案第76号江戸川第一終末処理場汚泥濃縮機機械設備工事は、汚泥処理に係る汚泥濃縮機等の機械設備工事を行うものでございます。  次に、議案第77号江戸川第一終末処理場汚泥脱水機機械設備工事は、汚泥処理に係る汚泥脱水機等の機械設備工事を行うものでございます。  最後に、議案第78号江戸川第一終末処理場汚泥処理電気設備工事は、汚泥処理棟の設備の稼働に係る電気設備工事を行うものでございます。  本4議案は、当該工事に係る一般競争入札により決定した落札者との契約締結に当たりまして、千葉県県有財産及び議会の議決に付すべき契約に関する条例第2条の規定により議会の議決を得ようとするものでございます。  それでは、おのおのの議案について具体的な内容を御説明いたします。前方にあります図面をごらんください。すいません。マイクの通りの関係で、ちょっと立ったまま説明させていただきます。  初めに、議案第75号江戸川第一終末処理場汚泥処理施設建築工事です。江戸川第一終末処理場ですが、市川市の南部、江戸川右岸の河口部、市川市本行徳地先に建設しております。汚水は終末処理場の水処理施設で浄化されます。浄化に伴い発生した汚泥は、赤枠で囲った汚泥処理施設で濃縮や脱水により水分を減らした後に焼却処分されます。本工事では、汚泥の濃縮や脱水を行う汚泥処理施設の上屋部分、地上部分でございますが、それを建築するものでございます。  工事内容でございます。場所は水色の箇所、規模は鉄筋コンクリート造4階建て、延べ面積4,760平方メートルの汚泥処理棟と緑色の箇所、延べ面積24平方メートルの汚泥濃縮タンクの階段室を建築します。  続きまして、契約の内容について、お手元の提出議案の概要下の部分をごらんください。契約事項は江戸川第一終末処理場汚泥処理施設建築工事請負、契約の相手方は市川市若宮3丁目1番18号、上條建設株式会社、代表取締役上條憲司です。契約金額は6億8,040万円、工期は契約の締結の日の翌日から平成31年3月25日まででございます。  続きまして、議案第76号江戸川第一終末処理場汚泥濃縮機械設備工事でございます。前方にあります図面をごらんください。本工事は、汚泥処理施設のうち、後に続く脱水を効率よく行うために水処理施設で発生した低濃度の汚泥を濃縮する汚泥濃縮機などを設置する工事です。主な機器は、ろ過により汚泥を濃縮する汚泥濃縮機のほか、汚泥ポンプ、汚泥スクリーンです。  続きまして、契約の内容について、お手元の提出議案の概要下の部分をごらんください。契約事項は江戸川第一終末処理場汚泥濃縮機機械設備工事請負、契約の相手方は東京都中央区新川1丁目23番5号、株式会社フソウ東京支社、支社長亀田浩、契約金額は5億4,194万4,000円、工期は契約の締結の日の翌日から平成32年3月25日まででございます。  続きまして、議案第77号江戸川第一終末処理場汚泥脱水機機械設備工事でございます。前方にあります図面をごらんください。本工事は、後に続く焼却を効率よく行うために濃縮した汚泥を脱水して水分を減らす汚泥脱水機などを設置する工事です。主な機器は、圧力を加えて汚泥を絞る汚泥脱水機のほか、スクリューコンベヤ、外部搬出ホッパです。  続きまして、契約の内容について、お手元の提出議案の概要下の部分をごらんください。契約事項は、江戸川第一終末処理場汚泥脱水機機械設備工事請負、契約の相手方は東京都千代田区丸の内1丁目6番5号、株式会社石垣、代表取締役石垣真、契約金額は8億1,864万円、工期は契約の締結の日の翌日から平成32年3月25日まででございます。  最後に、議案第78号江戸川第一終末処理場汚泥処理電気設備工事でございます。図面をごらんください。本工事は、先ほど御説明いたしました汚泥濃縮機や汚泥脱水機など汚泥処理棟に設置される機器に電気を供給するための高圧受電・変電設備、機器を操作するための運転操作設備及び流量や濃度などの計測を行うための計装設備を設置する工事です。主な機器は、高圧受変電設備である受電盤や変圧器盤、運転操作設備であるコントロールセンターや現場操作盤、計装設備である流量計や濃度計です。  続きまして、契約の内容について、お手元の提出議案の概要下の部分をごらんください。契約事項は江戸川第一終末処理場汚泥処理電気設備工事請負、契約の相手方は東京都港区海岸1丁目16番1号、株式会社安川電機東京支社、取締役東京支社長高宮浩一、契約金額は6億6,096万円、工期は契約の締結の日の翌日から平成32年3月25日まででございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) それでは、4議案一括して質疑を行います。質疑はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 特別会計予算のときにも論議をしましたけれども、今回、これも過大な見積もりのもとでの事業なので反対したいと思います。  1つだけお聞きしたいことがあるんですけども、この4議案の中で1者応札だったのが2つあるんですね。入札制度があるのは、複数の応札業者の中で正当な競争によって県民の税金を使っての支出を少しでも少なくし、かつ適正な工事ができるために行われていると私は解釈しています。しかし、このような1者応札がたびたび出てきております。談合事件が発覚したばかりで、契約に関しては県民の関心、大変高いと思います。1者応札を認めていいとは思いませんが、まず当局の考えを伺います。  それから、落札率なんですけれども、75号は1者入札、それから、76号は9者が応札をしております。それから、77号は、ここも1者です。78号は5者の応札です。この落札率、それから対象の業者さんなんかはどれぐらいいらっしゃったのか教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 1者応札についてということでございますが、1者応札につきましては、本工事は平成32年度の一部供用開始に向け鋭意整備を進めております江戸川第一終末処理場の工事でございまして、工期を厳守する必要があるということから、1者応札の場合でも入札を執行することとしております。応札業者数でございますが、先ほど委員おっしゃったとおりになっております。落札率も委員おっしゃったとおりということでございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 落札率は私言ってないですよね。それから、その対象の業者がどれぐらいあって、それで1者になっちゃうのかっていうのを知りたいんですよ。それぞれ教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 第75号の応募対象業者数でございますが、40者あったところでございます。75号が40者でございます。76号でございますが、76号の応募可能業者数につきましては21者でございます。77号につきましては23者でございます。78号につきましては25者の応募可能業者数となっております。     (岡田幸子委員、「すいません。落札率もお願いします」と呼ぶ) ◯説明者(高橋下水道課長) 落札率でございます。議案第75号につきましては、落札率は94.82%、76号は90.31%、77号は99.42%、78号は92.36%でございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 落札率をお聞きし、そして応募できる会社の数もお聞きしました。やっぱり1者応札だった75号と、それから77号なんですけれども、75号については落札率95%近くですよね。77号については99%を超えているというようなことなわけですね。9者あったところは90%ぐらいでしょうかね。それから、5者あったところは92%ぐらいということで、やっぱり1者応札ということは、大変落札率も高いということになっておりまして、やっぱり一般競争入札の持っている意味ということをちゃんと行えば、それだけ県民からの税金が安く済むというようなことになるんじゃないかと、ここの中でも言えるんじゃないかなっていうふうに思います。やっぱり1者応札というのは、もう本当に改善をして、本当に競争入札にふさわしいようなやり方をやるべきだと思います。これは本当に改善を要望します。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で質疑を終結します。  これより討論及び採決を行います。  討論及び採決は分割して行います。  初めに、議案第75号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第75号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第75号は可決すべきものと決定しました。
     次に、議案第76号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第76号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第76号は可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第77号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第77号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第77号は可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第78号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第78号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第78号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第79号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第79号契約の締結についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  岡田住宅課長。 ◯説明者(岡田住宅課長) 議案第79号契約の締結について説明させていただきます。着座にて失礼いたします。常任委員会資料の34ページをごらんください。  本議案は、国府台県営住宅の建てかえのため、新棟を建築する工事請負契約を締結するに当たりまして、千葉県県有財産及び議会の議決に付すべき契約に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  それでは、工事の概要について説明をさせていただきます。前方にあります図面もあわせてごらんください。工事名は国府台県営住宅A工区建築工事です。工事場所は市川市国府台でございます。京成線国府台駅より北北東に約600メートルの位置にあります。  続いて、全体配置図になります。赤線で囲まれた箇所が全体の敷地で、青の破線で囲まれた箇所が今回の工事範囲となります。緑色の斜線で示した箇所が今回の工事建物となります。国府台県営住宅は建てかえ事業として、平成28年度よりA工区に着手いたしまして、既存の建物の3棟を解体しております。本議案は、A工区の鉄筋コンクリート造の居住棟である新棟1棟を建築しようとするものです。延べ面積は4,700.82平方メートルです。  続いて立面図です。建物は5階建てであり、住戸は1DK29戸、2DK35戸、3DK14戸の計78戸でございます。1階の住戸については、玄関ドアを引き戸にするなど、高齢者、または車椅子対応としています。また、1階東側に集会室を配置いたします。  それでは、資料に戻っていただきまして、この契約の内容について御説明いたします。2の契約の内容ですが、契約事項は国府台県営住宅A工区建築工事請負です。契約相手は大城・上條特定建設工事共同企業体であり、代表者は市川市真間3丁目10番23号、株式会社大城組、代表取締役社長佐々木建雄、他の構成員は市川市若宮3丁目1番18号、上條建設株式会社、代表取締役上條憲司です。契約金額は10億7,568万円です。契約期間は契約締結の日から平成31年5月31日まででございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 国府台県営住宅で、私も市川なんですけれども、この建てかえということで、本当に期待されて待たれているところです。しかし、今回の請負契約、先ほどの下水道関係のところでも言ったんですけども、これも1者の応札なんですよね。1者の応札しかなかったわけ、何がありますか。それから、対象の事業者、何者ぐらいあったのか。また、落札率はどうなのか教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 岡田住宅課長。 ◯説明者(岡田住宅課長) まず落札率ですが、98.9%です。今回の工事につきましては、大規模な建築物であるため、県内企業2者で構成する特定建設工事共同企業体、いわゆるJVを対象として一般競争入札で実施しました。その結果、応募可能となります県内のA等級の業者数は48業者。このため、最大で24者、24組の共同企業体の応募が可能でした。結果としまして、応札があったのは1者の共同企業体となったものです。  今回、1者入札であった要因として考えられますのは、国府台県営住宅は狭小な敷地内での建てかえのため、工事ヤードが狭いことですとか、県道から敷地に至る市道の道幅が狭く、搬出入作業の効率が悪いことなど、他の工事に比べまして施工条件が悪いことなどが理由として挙げられると考えています。  以上です。     (岡田幸子委員、「はい。結構です」と呼ぶ) ◯委員長(小路正和君) ありがとうございます。その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 県営住宅の建てかえについては、これは本当に、先ほども言いましたように期待され、待たれているということで賛成したいところなんですが、やっぱり1者応札というのは、これはやっぱり改善していかなければならないし、本当の意味での一般競争入札にはなっていないのではないか。その必要性というか、それには当てはまらないんじゃないかなっていうふうに思っております。ですから、この1者応札であったと、それでよしとしてしまったというところに関して反対をしたいと思います。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第79号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第79号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第80号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第80号契約の変更についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 議案第80号契約の変更について御説明します。着座にて失礼させていただきます。  今回御審議いただきますのは、平成29年2月定例県議会の議決を経て契約を締結しました社会資本整備総合交付金工事(内浦・(仮称)新実入トンネル工)の契約変更でございます。  まずは事業概要から説明させていただきます。前方の図面をごらんください。場所は安房土木事務所管内の鴨川市内浦でございます。国道128号は外房地域の観光や物流を支える幹線道路であり、緊急輸送道路1次路線にも指定されている重要な道路です。しかしながら、現在の実入トンネル付近は大きくカーブしている上に幅員が狭く、加えて平成15年、平成16年において道路脇ののり面が崩落し、たびたび通行どめとなっていたところです。そこで、これらを解消するために、平成20年度から延長0.9キロメートルの実入バイパスを整備しており、(仮称)新実入トンネルは、その主要な構造物となるものです。  次に、工事の概要について御説明します。工事延長は730メートル、そのうちトンネル工は約700メートルで、断面としまして幅員3.25メートルの車線が2車線です。下の写真はトンネルの入り口、鴨川側と勝浦側から見たところで、鴨川側から掘削し始め、現在はトンネル部分につきましては貫通しております。  次に、変更内容について御説明いたします。本工事は着工前にトンネル掘削位置の地質状況を調査して、トンネルの掘削面や壁面を安定させる構造を決定して発注しております。トンネルの掘削を進めたところ、掘削箇所の地盤に亀裂が見られたことから、地盤を強固にするため、トンネル掘削面上部にアンカーボルトということで鉄筋でできた棒を打ち込み、掘削した面を安定させる追加対策が必要となったものです。  お手元の常任委員会資料をもって議案の概要説明をさせていただきます。35ページをお開きください。工事概要ですが、工事名、社会資本整備総合交付金工事(内浦・(仮称)新実入トンネル工)、路線名、一般国道128号、工事箇所、鴨川市内浦、工事内容、(仮称)新実入トンネル、工事延長、Lイコール730メートル、幅員、車道6.5メートル、路肩も合わせまして8メートルでございます。契約の内容でございますが、契約事項、社会資本整備総合交付金工事(内浦・(仮称)新実入トンネル工)請負、契約相手、東急・白幡特定建設工事共同企業体、東急建設株式会社千葉支店、支店長関邦夫、白幡興業株式会社、代表取締役白幡賢、契約金額、変更前18億6,065万8,560円、変更後20億7,982万9,440円で、2億1,917万880円の増額です。工期は平成27年12月19日から平成30年3月22日まで。  以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第80号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手全員。よって、議案第80号は可決すべきものと決定しました。
     高橋下水道課長。 ◯説明者(高橋下水道課長) 先ほどの議案第75号から78号の岡田委員の質問の中で、応募可能業者数、改めてチェックしまして、ちょっと訂正させていただきます。  議案第76号につきましては、応募可能業者数21業者とお答えしたところですが、20者に訂正させていただきます。第78号につきましては、25者とお答えしたところですが、27者に訂正させていただきます。申しわけございませんでした。        ─────────────────────────────        議案第83号関係 ◯委員長(小路正和君) それでは、議案第83号千葉県道路公社の定款の一部変更についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) 議案第83号千葉県道路公社の定款の一部変更についてを御説明いたします。着座にて説明させていただきます。図面をごらんください。  東総有料道路は東総地域の東西を横断する幹線道路として、有料道路事業を活用して千葉県道路公社が整備した延長11.4キロメートルの有料道路であり、早期整備により東総地域の発展に寄与してきたところでございます。  委員会資料の36ページをごらんください。千葉県道路公社が管理する東総有料道路、路線名、県道大栄栗源干潟線ですが、料金徴収期間の満了に伴い無料化するに当たり、千葉県道路公社の定款第15条に規定される道路の整備に関する基本計画から削除することから、地方道路公社法第5条第6項の規定により、あらかじめ議会の議決を得ようとするものであります。  定款の変更の内容につきましては、千葉県道路公社の定款第15条に規定する道路のうち、路線名、県道大栄栗源干潟線、管理区間、成田市所から香取市大角までを削除するものです。なお、本有料道路の料金徴収期間は、昭和63年4月21日の供用開始から平成30年4月20日までの30年間であり、本年4月21日以降、無料化後は千葉県が管理することとなります。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第83号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手全員。よって、議案第83号は可決すべきものと決定いたしました。        ─────────────────────────────        議案第84号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第84号訴えの提起についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 議案第84号訴えの提起について御説明いたします。着座で失礼いたします。常任委員会資料の37ページをごらんください。  本件は、県有地の賃貸借契約の満了に伴い、賃借人に対し、県有地上に存在する各建物を全て収去し同土地の明け渡しを求めるとともに、賃料相当損害金を請求する旨、及び建物使用者に対し、建物からの退去を求める旨の訴えを提起することについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  その内容ですが、1の事件名は建物収去土地明渡し等請求事件です。2の訴えの相手方は東京都中央区京橋2丁目4番12号、株式会社泰正、代表取締役正木崇司及び東京都千代田区六番町6番地28、住友大阪セメント株式会社、代表取締役社長関根福一です。3の本件土地の所在地等ですが、所在地は千葉市中央区中央港1丁目176番地で、面積は4,000.01平方メートルです。  提訴に至った経緯ですが、現在、千葉中央埠頭においてコンテナヤードが不足していることから、株式会社泰正に対して、旧借地法により賃貸借契約をした本件土地の契約満了日である平成29年12月14日をもっての返還を求め、協議をしてまいりました。この中で、泰正は契約の更新、または金銭面の補償を伴う返還を希望し、いまだ返還が行われておりません。また、住友大阪セメント株式会社も建物の使用を継続しております。このようなことから、県では旧借地法に基づき泰正及び住友大阪セメントに対して訴訟を提起するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  高橋委員。 ◯高橋 浩委員 では、ちょっと御質問させていただきます。千葉市の中央港のコンテナヤードのことでありますが、全体のコンテナヤードが8万平米あられるということの中の4,000平米ということでありますが、30年前には使っていただけるということで、それによって仕事場ができた人もいるわけでございますので、必要なものであったとは思うんですが、今回のやつは、何しろ旧借地法で返していただく場合には相当な補償というのは法律上は必要になってきてしまうんじゃないかなとは思うんですが、ここの路線価による土地の評価と借地権の割合、そして現在の賃料はお幾らなのかお聞かせください。 ◯委員長(小路正和君) 勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 路線価による土地の評価と借地権割合、それと現在の賃料ということでございます。まず、路線価による土地の評価についてですけども、本件土地は路線価が登録されておりませんけども、千葉市による固定資産評価額の参考価格としては、1平方メートル当たり3万6,000円ということになっております。また、借地権割合ということでございますが、国税庁が公開している財産評価基準によれば、千葉中央埠頭は60%となってるとこでございます。そして、現在の賃料でございます。年間約600万円ということでございます。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) 高橋委員。 ◯高橋 浩委員 ありがとうございます。30年間で賃料がずっと一緒だったのかどうかはちょっとわかりませんけど、600万円ということですので、1億8,000万円の30年間の収入がある中で、借地権割合が60%ということでございますので、全体の評価を考えると8,000万円とか9,000万円の借地権割合の権利があるということになってしまうわけでありますが、この裁判を考えるに、どのぐらいの期間を想定してますでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 裁判の期間ということでございますが、同種の裁判例を見ますと、長くても1年程度と見込んでるとこでございます。 ◯委員長(小路正和君) 高橋委員。 ◯高橋 浩委員 それと、では、賃料が600万円ということであって、返った場合にはそれが減収にはなるわけでありますが、これが返ってくることによって、どれだけ県の収入というものは何か出てくるのかというのをお聞かせください。 ◯委員長(小路正和君) 勝股港湾課長。 ◯説明者(勝股港湾課長) 敷地が戻ってくることによる県の収入の見込みというか、そういうことでございますが、現在のコンテナヤードは8ヘクタールございます。この用地に関する県の年間の使用料収入額は約2億円でございます。返還を求めている土地4,000平方メートルは8ヘクタールですから、8万平方メートルの5%ということで、本件土地をコンテナヤード化することによる収入は、大づかみではございますが、2億円の5%として、おおむね年間1,000万円程度ということで見込んでおるとこでございます。 ◯委員長(小路正和君) 高橋委員。 ◯高橋 浩委員 返ってきたら1,000万円という収入になる可能性があるということであります。今までお貸ししてるのが600万円でありますから、400万円ぐらいはプラスになる可能性があるということでありますけど、借地権割合を考えると、そこでお金も出るよねということであるわけなんですが、やはり8万平米の中の4,000平米でございますので、やはり不動産の感覚を考えると、そういう機会があるときに、できるだけ土地というのはまとめたほうが後々のためには絶対いいことになるというふうに私は考えますので、ぜひ早目に解決できるようにお願いできればなというふうに考えます。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第84号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手全員。よって、議案第84号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第86号、議案第87号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第86号、議案第87号権利の放棄についての2議案については関連する議案ですので、一括議題とします。  当局に説明を求めます。  岡田住宅課長。 ◯説明者(岡田住宅課長) 議案第86号権利放棄について御説明をいたします。資料の38ページをごらんください。  離職等により住居を失った者に対する県営住宅の一時使用許可により発生した使用料債権のうち、回収が不可能と認められる債権について権利の放棄を行うため、議会の議決を得ようとするものです。  今回、放棄の対象となる債権は、平成21年度に発生した1名分、小市泰助で、金額は3万3,209円及び遅延損害金ですが、既に消滅時効が完成しており、権利の相手方が所在不明となっていることから、回収が不可能と認められるものです。  続きまして、87号につきまして御説明いたします。次のページ、39ページをごらんください。  県営住宅家賃の未収債権のうち、回収が不可能と認められる債権について権利の放棄を行うため、議会の議決を得ようとするものです。  今回、放棄の対象となる債権は、平成17年度から19年度に発生した1名分、須賀義一で、金額は24万5,800円及び遅延損害金ですが、債務者の破産免責許可決定が確定し、回収が不可能と認められるものです。
     以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論及び採決を行います。  討論及び採決は分割して行います。  初めに、議案第86号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第86号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手全員。よって、議案第86号は可決すべきものと決定しました。  次に、議案第87号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第87号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手全員。よって、議案第87号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第89号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第89号市町村が負担すべき金額についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  生稲県土整備政策課長。 ◯説明者(生稲県土整備政策課長) 資料の40ページをごらんください。議案第89号市町村が負担すべき金額についてでございます。  これは、県が行っております下水道管理事業などの事業に対しまして、平成29年度において地元市町村が負担すべき金額を定めるために議会の議決をいただこうとするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 市町村への負担金なんですけども、これは課すべきではないという立場ですので、反対をさせていただきます。 ◯委員長(小路正和君) その他討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第89号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第89号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第91号関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、議案第91号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  川上建築指導課長。 ◯説明者(川上建築指導課長) 議案第91号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてのうち、建築指導課の所掌事務に関する部分について御説明いたします。着座にて失礼します。お手元の常任委員会資料の41ページをお開きください。  改正の理由ですが、建築士法に基づく二級建築士または木造建築士試験手数料について、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い手数料額の見直しを行うほか、所要の規定の整備を行うものでございます。  改正の内容ですが、1として、二級建築士または木造建築士試験手数料を1万6,900円から1万7,700円に改定します。また、2として、建築基準法改正に伴う条項のずれを改正します。  施行期日は、1については平成30年4月1日からとし、2については公布の日からとします。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 渡邉河川環境課長。 ◯説明者(渡邉河川環境課長) 議案第91号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定のうち河川環境課所掌事務について御説明いたします。常任委員会資料については44ページとなります。  本案件につきましては、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正により、砂利採取計画の認可に係る審査時に徴収する砂利採取計画認可申請手数料及び計画変更認可申請手数料の金額が改定されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  具体的内容につきましては、砂利採取計画認可申請手数料を1件当たり3万7,000円から3万3,900円に、砂利採取計画変更認可申請手数料を1件当たり1万7,000円から1万5,000円に改めることとし、別表第1を改正するものです。  なお、施行期日につきましては、政令の施行日に合わせて平成30年4月1日としております。  以上で説明を終わります。よろしく御審議をお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 議案第91号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、道路環境課分を御説明いたします。着座にて失礼いたします。常任委員会資料の47ページをお開きください。  改正の理由ですが、道路法に基づく道路占用料については、道路法施行令の一部が改正されたことに伴い、使用料及び手数料条例の一部を改正し道路占用料の額の見直しを行うものです。  改正の内容ですが、1の占用料の額の改定につきましては、地価水準及び地価に対する賃料の水準等を踏まえた単価の改正を行うものです。2の占用物件の区分の新設につきましては、食事施設等のうち、「地下に設けるもの」の区分を新たに設けるものです。3の占用面積等の端数処理方法の精緻化につきましては、占用物件の面積及び長さについて、従来は小数点未満の端数を切り上げていたものを、0.01平方メートル、または0.01メートル未満の端数を切り捨てる計算とするものです。4のその他につきましては、占用の期間が翌年度以降にわたる場合の翌年度の占用料の納入時期が、現行4月1日ですが、4月30日となるように改めるものです。  施行時期につきましては、占用料の改定については平成30年4月1日とし、納入時期については公布日としております。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 鈴木用地課長。 ◯説明者(鈴木用地課長) 議案第91号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてのうち、用地課の所掌事務に関する部分について御説明いたします。着座にて失礼いたします。常任委員会資料76ページをお開きください。  まず、改正の理由ですが、国土交通省所管公共用財産使用料に係る納入期限を、道路占用料と同様に道路法施行令の規定に合わせ改正するものです。  改正の内容ですが、使用料の納入時期を、使用の許可を受けた日から1月以内、使用の期間が翌年度以降にわたる場合における翌年度以降の使用料については毎年度、当該年度分は4月30日までと改めるものです。  施行期日につきましては公布の日としております。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 萬谷建設・不動産業課長。 ◯説明者(萬谷建設・不動産業課長) 議案第91号使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についての建設・不動産業課所管部分について御説明いたします。着座で失礼いたします。お手元の資料は78ページをお開きください。  こちらは宅地建物取引業者の営業保証金規則の改正によりまして、条例で引用しております法令に条ずれが生じたことに伴い、資料に記載の所要の改正を行おうとするものでございます。  施行の期日につきましては公布の日としております。  以上で説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 小川市街地整備課長。
    ◯説明者(小川市街地整備課長) 続きまして、市街地整備課分の改正について御説明申し上げます。着座で失礼いたします。常任委員会資料の80ページをお開きください。  初めに、改正の理由でございますけれど、租税特別措置法施行令の改正に伴い、特定民間再開発事業に係る知事の認定事務について、根拠条文に項ずれが発生したことから、所要の改正を行うものでございます。  改正の内容でございますけれども、81ページをお開きいただきたいと思います。別表の第1租税特別措置法施行令に基づくもののうち地区外転出事情認定申請手数料について、「第25条の4第16項」を「第25条の4第17項」に改めるものでございます。  なお、施行の期日につきましては公布の日としております。  説明は以上でございます。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ◯委員長(小路正和君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 幾つかありましたけれども、2点のところでお願いします。まず、一番最初の二級建築士、それから木造建築士の試験手数料、この改定なんですけれども、これはなぜそうなったのかということと、それぞれどれぐらいの人たちが毎年受けられるのか、それを教えてください。  もう1つが砂利採取についてなんですけども、これは値下げなんですよね。それはなぜなのか。それから毎年の件数など、わかったら教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 川上建築指導課長。 ◯説明者(川上建築指導課長) まず、二級建築士、木造建築士の手数料がなぜこうなったかというお話でございますけども、まず、試験手数料につきましては、全国的に統一して定めることが特に必要とされて、この当該政令で標準額が定められております。国において、今回その標準額が見直されたことから、本県においても改正を行うものでございます。  試験の実施している状況でございますけども、二級・木造建築士試験は建築士法に基づきまして、千葉県を含めて全都道府県が指定試験機関として公益財団法人建築技術教育普及センターを指定しておりまして、同センターにより、毎年全都道府県で同一試験問題、同日程で試験が実施されるとともに、全国一律の手数料で実施されているところでございます。この標準額が根上がりした理由としまして、国の説明になりますけども、全国における二級・木造建築士試験の受験者数が、前回標準額、現在の標準額を決定した平成21年では約4万5,000人だったものが、平成29年においては約3万人となるなど、近年大幅に受験者数が減少していることに伴いまして、受験者1人当たりのコストが増大しているため、手数料を引き上げる必要があるということでございます。  それと、2点目の近年の受験者数の状況ということでございますが、試験の申し込み者数の推移ということでよろしいでしょうか。まず、昨年、平成29年の申し込み者数、二級、木造それぞれというお話だったと思いますが、二級が1,370名、木造が15名の申し込みでございます。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) 渡邉河川環境課長。 ◯説明者(渡邉河川環境課長) 河川環境課でございます。  使用料、手数料に係る砂利採取許可に関する部分の御質問にお答えいたします。まず、手数料の変更になる理由でございますけれども、河川砂利の認可申請に係る手数料につきましては、地方自治法第228条第1項の規定により、全国的に統一して定めることが特に必要な事務の1つとされて、その手数料については国が地方公共団体の手数料の標準に関する政令により標準額を定め、それをもとに地方公共団体が条例で定めることとなっております。今回、国が定めます標準額が定期的に見直しが行われておりますことから、当該政令が一部改正されたこと、また、これに伴いまして関東近県でもそれぞれ改正するということでございまして、千葉県におきましても手数料の改正を行うことといたしたものでございます。  また、額の引き下げの理由でございますけれども、国に聞き取りしましたところ、審査に係る職員の人件費などを積み上げたということでございまして、認可処理に係る人件費単価の減によるものというふうに聞いてございます。  次に、県内での実施例でございますけれども、河川における砂利採取におきましては、平成2年以降、許可して実施されてる事例はございません。  以上でございます。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 特に二級建築士試験、それから木造建築士試験ですよね。これは、やっぱり若い人が受けられることが多いんじゃないかなと思うんですけれども、こういった若い方々の夢、建築業で頑張ろうとする若い人たちの負担増はするべきではないと思います。それでなくても建築業界は人手不足ということが言われておりまして、だから、こうやって受験生も4万5,000人から3万人台に減っているというようなことがあるわけですよね。これは国のやり方ですよということなんですけども、やっぱりこういった負担増にすることはやってはいけないなっていうふうに思います。  砂利採取のほうは、これは今回、平成2年以降ないということなんですけども、でも、引き下げはしておかなければならないということなんでしょうかね。ということですけれども、特に二級建築士、木造建築士の試験に対しては、これは減っているということもあるし、やっぱりこれは値上げをするべきではないというふうに思います。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) その他質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 討論がないようですので、討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第91号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) 挙手多数。よって、議案第91号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        施設で暮らす災害弱者を守る体制整備に関する国の支援を求める意見書(案)関        係 ◯委員長(小路正和君) 次に、意見書案が2件提出されておりますので、御協議願います。  意見書の文案はお手元に配付してあります。  初めに、民進・立憲、千翔会から提出されております施設で暮らす災害弱者を守る体制整備に関する国の支援を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 意見がないようですので、それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないことといたします。        ─────────────────────────────        洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求        める意見書(案)関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、公明党から提出されております洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(小路正和君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないことといたします。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長(小路正和君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  宇野委員。 ◯宇野 裕委員 質問する前に、先ほどの予算の関係で西田委員が発言したことと少し関連するんですが、予算についての少し要望をさせていただきたいと思います。部長の挨拶の中で、投資的経費9.4%増、その中で特に県単については41%対前年比で伸びてるということで、大変心強く思っているところでございます。30年度はそういう流れができる、元年というふうに思っているんですが、来年度以降もこの流れを継続をしていただきたい。30年度だけ伸ばせばいいってことではなくて、今までずっと曇りがちだった予算も、少しずつ晴れ間が見えてくるように思っておりますので、31年、32年と継続をして、この流れをつくっていただきたいと、これは要望でございます。  それでは、質問に入らせていただきたいと思います。道路問題について4点、海岸津波対策について1点お伺いをしたいと思います。  まず、何度かこの問題についてはお聞きしてるわけでございますけども、銚子連絡道についてであります。この道路は圏央道の松尾横芝インターチェンジから横芝光インターチェンジまでの6キロメートルが1期区間として供用しており、現在、2期区間として横芝光インターチェンジから私の地元の匝瑳市に至る5キロメートルの整備が進められております。前回の12月常任委員会において、昨年度末にようやく事業に対する理解が得られた匝瑳市時曽根地区と笹曽根地区においては、今年度内に用地取得に着手する予定との御答弁をいただきました。このような中、先ほど来お話が出ておりました昨年12月に国から圏央道の大栄─横芝間が用地取得が順調に進んだ場合、平成36年度供用見込みとの発表がありました。この発表を受けて、地元の皆さんから、圏央道に接続している銚子連絡道路の一日も早い完成を望む声が一段と高まっております。そのためには、2期区間の早期完成と同時に、本道路の未事業化区間であります匝瑳市から旭市に至る約12キロメートル区間の早期事業着手が必要であります。平成30年度予算では、ついに匝瑳市から旭市までの区間の関連調査に必要な予算が計上され、今後の展開に大変期待をしているところであります。  そこでお伺いいたします。第1点として、銚子連絡道路2期区間の進捗状況と今後の見通しはどうか。  第2点といたしまして、銚子連絡道路の匝瑳市から旭市までの12キロメートル区間に計上した予算の内容と今後の見通しはどうか。  道路問題の3点目でありますが、県道飯岡片貝線、匝瑳市長谷地先周辺のバイパス整備についてであります。本道路は国道126号線と九十九里海岸に並行して走り、旭市方面と横芝光町方面を結ぶ大変重要な道路であります。しかしながら、長谷地先周辺においては、道路が屈曲しながら家屋密集地を通過するため見通しが悪く、円滑な交通に支障を来しているところであります。また、この県道は共興小学校の通学路にもなっておりますが、幅員も狭く歩道も整備されていないことから、歩行者の安全確保が問題となっているところであります。  そこでお伺いいたします。県道飯岡片貝線長谷バイパスの進捗状況はどうか。  道路問題の4点目でありますが、圏央道と成田空港を結ぶ規格の高い道路についてであります。この問題については、昨年の9月、当委員会において圏央道と空港南側を結ぶ規格の高い道路の検討状況について質問させていただきました。この道路は圏央道と成田空港を有機的に結びつけ、成田空港のさらなる機能強化による波及効果を空港周辺地域のみならず、圏央道を通じて県内外へ波及させるため、必要不可欠の道路であります。  そこでお伺いいたします。圏央道と成田空港を結ぶ規格の高い道路の検討状況はどうか。  最後でありますが、東日本大震災の発生から間もなく7年目となるわけであります。この間、県では九十九里沿岸における津波対策に取り組み、新川、栗山川及び木戸川の3河川や九十九里有料道路の堤防かさ上げ工事が完了するなど、事業の進捗が図られております。復興・創生期間事業も終盤を迎える中、匝瑳市域における安全・安心を確保するためにも、対策工事を望む声が地元から多く寄せられているところであります。  そこでお伺いをいたします。匝瑳市域における海岸津波対策工事の進捗と今後の予定はどうか。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯委員長(小路正和君) 北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) 私のほうからは道路の1番目と4番目の質問についてお答えさせていただきます。  銚子連絡道路の匝瑳─旭市間の予算の内容と今後の見通しということでございますけれども、圏央道の整備効果を東総地域へ広く波及させるためには、銚子連絡道路約30キロメートルの全線の早期開通が重要であることから、匝瑳市から旭市までの約12キロメートルの未事業化区間の早期事業化が必要であると考えております。このため、事業化に必要な調査・設計を進めるため、平成30年度は新たに環境調査などに必要な予算を計上したところであり、順次調査を進め、早期事業化を目指してまいります。  引き続きまして、圏央道と成田空港を結ぶ規格の高い道路の検討状況でございます。圏央道と空港を結ぶ規格の高い道路につきましては、現在、成田空港のさらなる機能強化に伴う国道などの既存道路のつけかえ計画の検討とあわせて、成田国際空港株式会社と検討を進めてるところでございます。成田国際空港株式会社と緊密に連携しながら、計画の具体化に向け、引き続き検討してまいります。  2番目と4番目ということで失礼いたしました。 ◯委員長(小路正和君) 相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 私からは1問目と3問目につきましてお答えさせていただきます。
     まず1問目でございますが、銚子連絡道路2期区間の進捗についての御質問でございます。銚子連絡道路2期につきましては、横芝光町から匝瑳市に至る延長5キロメートルの整備を実施しているところでございます。用地取得の進捗状況につきましては、面積ベースで約7割となっております匝瑳市時曽根地区におきましては、昨年の7月から説明会を開催いたしまして、現在順調に用地を取得しているところでございます。また、笹曽根地区におきましても、昨年の7月から用地の説明会を開催し、現在、早期用地の取得に向け、鋭意地元の地権者と交渉しているところでございます。また、まとまった用地が確保できている横芝光町や匝瑳市八日市場地区などでは工事を進めており、来年度は引き続き盛り土や排水路の工事などを実施してまいります。今後とも地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら、残る用地の取得を進め、平成35年度までの供用に向け、一日も早い完成を目指してまいります。  続きまして、3問目の県道飯岡片貝線長谷バイパスの進捗状況についての御質問でございます。県道飯岡片貝線につきましては、匝瑳市吉崎地先から野手地先までの1.8キロメートルにおいてバイパス整備を進めているところでございます。これまでに約2割の用地を取得しており、一部区間におきまして歩道整備などを実施しているところでございます。今年度は、起点側の吉崎地区におきまして道路詳細設計を実施しており、来年度は用地取得に向け地元説明会や測量などを実施する予定でございます。今後とも地元の理解と御協力をいただきながら、事業の進捗に努めてまいります。 ◯委員長(小路正和君) 岩船河川整備課長。 ◯説明者(岩船河川整備課長) 私のほうからは海岸津波対策の工事の進捗と今後の予定についてお答えいたします。  匝瑳市域の海岸津波対策工事につきましては、野手海岸におきまして堤防のかさ上げ工事を3.0キロメートル予定しております。また、普通河川の開口部対策として、工事箇所を3カ所予定してるとこでございます。このうち平成30年1月現在で堤防のかさ上げ工事は0.7キロメートルが完了してるところでございます。平成30年度につきましては、この堤防の高さの確保を図るため、残り2.3キロメートルの堤防かさ上げ工事を実施しまして、あわせて開口部の対策工事1カ所を実施する予定でございます。引き続き地域の安全・安心を確保できますよう、津波対策の推進に努めてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ◯委員長(小路正和君) 宇野委員。 ◯宇野 裕委員 ありがとうございます。心強いいろいろな御答弁をいただきました。要望させていただきたいと思います。  銚子連絡道についての要望であります、まずは。これについて、匝瑳市から旭市までの区間については新たに取り組んでいただけるということで、本当に旭市方面、銚子方面の方にも朗報ではないかなと思っております。この区間については、2期区間の35年までの完成を待つことなく事業着手できるように、今年度予算をつけていただいたということでございますけども、着実に環境調査を進めていただくとともに、新規事業化に当たっては、匝瑳市から旭市まで12キロメートルあるわけでございますけども、これを6キロ、6キロで分けるようなことなく、12キロメートルを一気に進めていただくように、これは強く要望したいと思います。  それから、規格の高い道路についてでありますけども、この道路につきましては、空港周辺自治体からもさらなる機能強化に伴う地域振興の観点から要望が出てると聞いております。空港のさらなる機能強化と整合を図りつつ、関係機関と検討を進めていただきたいと思います。  最後の要望でございますけども、かさ上げ工事と河川の開口部対策工事について、大変心強いい期待の持てる御答弁をいただきました。感謝をしたいと思います。そこで要望でありますが、せっかく予算をつけていただいた予算が繰り越さないように、工事発注前の準備作業については万全の体制で臨めるように、出先機関に対して県土整備部を挙げて応援体制をしいていただくように強く要望をいたします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯委員長(小路正和君) ほかに質疑はございませんか。  松戸委員。 ◯松戸隆政委員 私からは大きく2点質問させていただきたいと思います。  まず、1点目は公営住宅の問題であります。先日の予算委員会等々でも取り上げられておりましたけれども、この公営住宅、住宅のセーフティーネットで非常に重要であるとは思いますが、やはり今の財源の問題であるとか人口減少社会の中で、それほど大幅にふやすというのはなかなか難しいのかなと思っております。ただ、一方で高齢者であるとか低所得者層、子育て世帯等、住宅の確保に配慮が必要な方というのは今後も増加をするのではないかと見込まれております。そうした中で、現在増加をしている民間の空き家、空き部屋を活用した新たなセーフティーネット制度が、昨年、平成29年の10月25日からスタートいたしました。この活用状況と今後の方針、どのように活用していくのかということを、まずお聞かせいただければと思います。 ◯委員長(小路正和君) 岡田住宅課長。 ◯説明者(岡田住宅課長) 増加傾向にあります空き家や空き室を活用しまして居住のセーフティーネット機能の強化を目的といたしまして、昨年、住宅セーフティネット法が改正されたところです。これによりまして、単身の高齢者や若年層の低額所得者など、住宅の確保に特に配慮を要する方に対して入居を拒まない賃貸住宅の登録制度が創設されました。本県では、改正法施行と同時に登録業務を開始しまして、現時点では県内25戸の住戸を登録しております。今後なんですが、要配慮者の方々の居住の実態や賃貸住宅の供給の状況について把握をしました後に、賃貸住宅供給促進計画、これを作成いたしまして、空き家、空き室を有効に活用した賃貸住宅の供給を促進してまいりたいというふうに考えております。 ◯委員長(小路正和君) 松戸委員。 ◯松戸隆政委員 現段階では25戸ということでありますので、まだ実際に必要とされてる方の人数と比較すると、まだまだ圧倒的に少ないのかなと思っております。ぜひ早急に実態調査、来年度からスタートということでありますので、早急に調査をしていただいて促進をしていただきたい。既存のストックの活用も含めて促進をしていただきたいと思っております。  それともう1点、地元の問題でありますが、これまでも何度も取り上げてきた問題として、松戸市の美野里交差点の改良の問題を取り上げてまいりました。地元の小学校であるとか中学校の保護者の方からも、この美野里交差点、スクランブル化をしてほしいという要望が上がっております。このスクランブル化に当たっては交差点改良が必要だということで言われておりまして、これまでも交差点改良のお願いをしてまいりましたが、この進捗状況をお聞かせください。 ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 国道464号の美野里交差点につきましては、自動車交通量や歩行者数も多く交通事故も多発していることから、安全な交通の確保が必要であると考えております。当該交差点は交差点内に交通島があるなど変則な交差点で、歩行者数も多いことから、スクランブル化を含めた交差点形状について、関係機関と協議を行いながら比較検討を現在実施しておりますが、渋滞の増加や歩行者の滞留場所の確保などの課題が確認されておりますので、引き続き検討を進めてまいります。 ◯委員長(小路正和君) 松戸委員。 ◯松戸隆政委員 やはり国道464号ということで、非常に交通量の多い交差点であるということは重々承知をしております。ただ、地元の小学校の通学路でもありますし、非常に危険だということで要望もありますので、特に交通島、先ほどおっしゃいましたけど、非常にいびつな構造になっておりますので、引き続きぜひ御検討いただければと思っております。要望でございます。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) ほかにありませんか。  阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 ちょっと地元の柏の道路問題についてお尋ねしたいと思いますので、柏市の市民、県民の皆さんから要望いただいたことでございますけども、まず、本会議で何度か取り上げてさせてもらってますけども、柏市の沼南町との合併したときに、旧沼南町と柏市南部をつなぐ基幹道路ということで、幹線道路である経済と、あと防災の観点からも、今柏市2署体制とかいろいろ警察の問題もいろいろ出てますけども、この道路ができることでいろんな面がクリアしていけるということで、一体性を図る都市計画道路箕輪青葉台線の問題です。残り833メートルということになってるんですけども、この都市計画道路の用地取得の状況と来年度の事業内容はどうか確認させてもらいたいんですが。 ◯委員長(小路正和君) 相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 都市計画道路箕輪青葉台線の用地の取得状況との御質問でございます。箕輪青葉台線につきましては、大津ケ丘団地から大津川までの区間の用地交渉を現在先行しておりまして、今年度中でございますが、3件の取得を見込んでおります。また、来年度につきましては引き続き用地取得を進めるとともに、設計などを進めながら早期工事着手を目指してまいります。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 これ32年度までに終わらせるという事業だったわけですけど、さらにスピードアップが必要だと思いますけども、この点はどういうふうに取り組んでいるんですか。 ◯委員長(小路正和君) 相澤道路整備課長。 ◯説明者(相澤道路整備課長) 用地取得につきましては、用地のノウハウを有しております千葉県土地開発公社の協力をいただきながら、現在進めているところでございますが、県もみずから直接用地の取得に取り組み、積極的な用地取得に努めてまいります。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 しつこくて申しわけないですが、ぜひ当初は32年度3月を目標としておりましたので、それに近づけるように、特に大津川っていうところに、また69メーターくらいの橋もかけるということになってると思うんですけども、本当に早く用地取得のほう、お願いしたいなと思います。  もう1つは、県道285号白井流山線と県道51号市川柏線が交差する逆井3丁目の交差点についての、これも地元、夕方、物すごい渋滞してるっていうことで要望いただいて、今、県のほうもその解消のために交差点改良を行ってるっていうことですけども、この進捗状況はどうでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 県道市川柏線の逆井3丁目交差点では交通量が多く、渋滞が発生し、また事故が多発していることから、交通の円滑化や安全確保を図るため、交差点改良を実施しております。これまでに測量や設計などを実施し、今年度から用地取得に着手したところでございます。平成30年度も引き続き地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら用地の取得を進めてまいります。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 これについては何度かお話しさせてもらってますけど、用地確保、本当に重要だと思いますので、実はこの場所は近年建設された戸建て住宅がひっかかってるんですね。ここも丁寧に折衝していただきたいなと思いますので、また、私も地元からそういう相談もいただいてるので、一緒にいい形になるように応援していきたいなと思いますので、よろしくお願いします。  もう1つだけお願いします。横断歩道橋のことです。県内に歩道橋が107あるということで、あと数年もたつと、その71%が設置から50年以上になると言われております。かけかえ費用よりも修繕することが長寿命化を図る大事な視点であるということで、そうした中で、県のほうが横断歩道橋長寿命化修繕計画を策定しておりますけども、具体的に今後どのように取り組んでいくのか教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 平野道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 横断歩道橋につきましては、平成28年11月に長寿命化修繕計画を策定し、損傷が顕在化してから修繕を行うこれまでの事業保全型から、損傷が顕在化する前に計画的に対策を講じる予防保全型へ転換することにより、長寿命化による維持管理費の縮減や平準化を図ることとしております。本計画では、県が管理する横断歩道橋107橋のうち、早期に対策が必要とされる56橋については、短期的対策として計画策定後5年間で修繕を完了させることを予定しており、その後、中長期対策として計画的な維持管理を行ってまいります。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 存続が必要な歩道橋も、本当に幾つもあるというのは周知されておりますけども、県の計らいで、今、歩道橋をなくすっていう動きもありますけど、絶対必要だっていうところに立派な歩道橋をつくっていただいて、そこに名前はつけられなかったんですけども、地元の小学生の毛筆で銅板っていうか名前を書いてもらって、それを歩道橋に設置してもらったっていう、これは本当に県のお計らいでやっていただいたこともあるんですけども、そういった歩道橋については、本当に地元の子供たち、住民にとっても非常にありがたい施設というか、ある面、歩道橋から見える風景であったりとか、ある面、複合的な価値もあろうかと思います。こうした中で、歩道橋の確かな点検と修繕をしっかり行ってもらいたいなと思うんですが、その修繕とか管理に充てていく上で新たな財源確保にもなる、これ要望ですけども、歩道橋のネーミングライツというのを最近各地で検討しております。千葉市では既に3つで行ってます。近隣ではさいたま市とか、遠くは大阪、愛知、宮城、仙台、あと三重県とか兵庫でも歩道橋へのネーミングライツをやって結構好評で、1つのところに30万とか、それが数を重ねれば、千葉市の場合は3つだけですけども、重ねていくと大きな修繕の財源確保になるんではないかなと思いますので、これはぜひ御検討していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、最後もう1点だけ、地元からの要望いただいて、自分も歩道橋を渡ってその場に立って、現場に立って人数の調査とか重ねてきました。設置から40年ほどたつ柏市の藤ケ谷の歩道橋の撤去を要望してきたんですけども、昨年、30年度に形になるといただいたんですけど、現在の状況を教えていただければと思います。 ◯委員長(小路正和君) 道路環境課長。 ◯説明者(平野道路環境課長) 藤ケ谷地先の藤ケ谷歩道橋につきましては、建設後40年以上が経過し、老朽化が進んでいる状況にあります。また、近年、利用者数の減少や通学路でなくなったことなどの歩道橋を取り巻く環境の変化にも加え、地元自治会からの撤去についての強い要望もあります。これらを総合的に勘案して、今後、撤去に向けて地元柏市など関係機関と具体的な協議を行い、平成30年度末までに実施する予定で、今後進めてまいります。 ◯委員長(小路正和君) 阿部委員。 ◯阿部俊昭委員 よろしくお願いします。撤去のタイミングで警察の方とも話をしたんですが、押しボタン信号機の設置とか、ぜひ地元の皆様、柏市との協議をしていただいて、交差点の安全対策をしっかり講じていただくことを強く要望して終わりたいと思います。ありがとうございます。 ◯委員長(小路正和君) ほかに。  岡田委員。 ◯岡田幸子委員 1点だけですけれども、よろしくお願いします。市川市内の外環道路周辺の信号機を取り外すということについてお伺いします。大和田地域では、突然看板で、3月3日にここの信号を取り外しますっていう警告が出されまして、住民はびっくりしてしまったわけです。外かんの開通によって、地域に迷惑をかけないとか、しっかり説明するっていうことが前々から言われていたわけですけれども、守られていないなっていうことを感じます。県はどこまで把握していたのか。警察にお聞きしましたら、道路の形状が変わるから、信号機がその道路にぶつかるから信号機を動かすんだと言っておりましたが、ここの地域はどういうふうに変わるのか把握していたら教えてください。 ◯委員長(小路正和君) 北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) 大和田地先の交差点の信号撤去の件で、どこまで把握していたかという件でございますけれども、御指摘の大和田地先の市川市道の当該交差点でございますけれども、事業者であります国土交通省とNEXCO東日本、こちらのほうと交通管理者であります県警のほうと協議において、当該交差点が外環道の新設交差点と近接するということから、協議の結果、当該交差点の信号を撤去するということとなり、今月3日に信号機を撤去したというふうに聞いております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。
    ◯岡田幸子委員 これまであった信号機がなくなるということなんですよね。近くに外環道路との交差部があるので、そこに信号を設置するから、ちょっと離れたところにあった既存の信号機はなくすというようなことだと思います。要するに、車のことしか考えてないのかなというふうに思います。歩行者は、やっぱり今まで使っていた信号機がなくなるということで、やっぱり危険にさらされるし、また、信号機を渡るとしたら遠回りをしなければならないという格好になるわけですよね。これで本当に地域に迷惑をかけないと言えるのかどうか、いかがでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) 信号機の撤去に当たりましては、昨年8月に事業者と地元警察のほうと自治会長のほうに説明して、その後、2月上旬に改めて信号の撤去を含む工事方法等について、事業者のほうから自治会長のほうに説明したと。そういうふうな中で、現地のほうに事業者が看板を設置し、地元住民への周知を図ったというふうに聞いておるところでございます。しかしながら、県としまして、一部の住民が不安に思ってるというようでございますならば、住民の不安を解消するため丁寧な周知に努めるよう、事業者に申し入れをしたいと思っております。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 8月にそれを自治会長さんなり、お知らせされたのかもしれないんですけども、周辺の住民の皆さんはやっぱり知らないで、突然看板が立って、3月3日には撤去するよと。本当にびっくりしたわけですよ。こういうやり方っていうのは、やはり県のほうもしっかり注視をしながら、住民にはしっかりとした説明責任があると思いますから、よろしくお願いしたいと思います。それで、これからさらに6カ所ぐらい信号を外すということなんですけども、どこで、今どんなふうな形になってるでしょうか。 ◯委員長(小路正和君) 北岡道路計画課長。 ◯説明者(北岡道路計画課長) そのほかの6カ所の信号機でございますけれども、現在事業者と道路管理者、交通管理者において協議が進められており、このうち2カ所については協議が調ってるところですよ。その2カ所につきましては、外環道路の本線交差点、これに隣接する位置にあることから、外環道路交差点の信号に取り込まれるような形になります。それで、残り4カ所については、今まだ協議中というふうに聞いております。  いずれにしましても、今後は信号機を撤去するというような形になれば、住民の不安解消に向け丁寧な周知に努めるよう、事業者と連携し協力してまいります。 ◯委員長(小路正和君) 岡田委員。 ◯岡田幸子委員 2カ所については外環道路の中に入るという御説明、それは14号の交差点なんでしょうかね。そこで、あとのところは割と離れたところなんですよ、外環道路とは。そうなると、今まであったところ、いわゆる生活道路ですよね。そこの信号がなくなるということで、やっぱり今でも狭いところだったり、それから交通量が大変多いところだったりするわけですから、これがなくなるということは、やっぱり大変不安なんですよね。だから、やっぱり外環関連のところは、そこはそこで設置をする。既存のものを取り払うなどということは、やっぱりやめてもらうというのが多くの皆さんの要望でもあるし、ぜひそこを考えていただければと思います。大きな犠牲を払わせないという観点で、よろしくお願いします。  以上です。 ◯委員長(小路正和君) 以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長(小路正和君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「一任」と呼ぶ者あり) ◯委員長(小路正和君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        閉  会 ◯委員長(小路正和君) 以上で県土整備常任委員会を閉会いたします。        午後3時2分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....