群馬県議会 2022-06-15
令和 4年 第2回 定例会-06月15日-06号
令和 4年 第2回 定例会-06月15日-06号令和 4年 第2回 定例会
群馬県議会会議録 第6号
令和4年6月15日 出席議員 45人 欠席議員 1人 欠員 4人
中沢丈一 (出 席)
久保田順一郎 (出 席)
星野 寛 (出 席) 狩野浩志 (出 席)
橋爪洋介 (出 席) 星名建市 (出 席)
伊藤祐司 (出 席) 井田 泉 (出 席)
水野俊雄 (出 席) 後藤克己 (出 席)
中島 篤 (欠 席) 萩原 渉 (出 席)
あべともよ (出 席) 岸善一郎 (出 席)
井下泰伸 (出 席) 酒井宏明 (出 席)
金井康夫 (出 席) 金子 渡 (出 席)
安孫子哲 (出 席) 藥丸 潔 (出 席)
小川 晶 (出 席) 伊藤 清 (出 席)
大和 勲 (出 席)
川野辺達也 (出 席)
本郷高明 (出 席)
穂積昌信 (出 席)
井田泰彦 (出 席)
加賀谷富士子 (出 席)
泉沢信哉 (出 席)
今泉健司 (出 席)
松本基志 (出 席) 斉藤 優 (出 席)
11 令和3年度群馬県
流域下水道事業会計補正予算(第3号)
12 令和3年度群馬県
電気事業会計補正予算(第4号)
13 令和3年度群馬県
工業用水道事業会計補正予算(第3号)
14 令和3年度群馬県
水道事業会計補正予算(第3号)
15 令和3年度群馬県
団地造成事業会計補正予算(第3号)
16 令和3年度群馬県
施設管理事業会計補正予算(第3号)
20 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担の変更について
21 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担の変更について
【以上、
全会一致可決・承認】
──────────────────────────
産経土木常任委員会請願審査報告書
┌──┬────────────────────────┬─────────┬───────┐
│番号│件 名 │区 分
│意 見 │
│ │ ├──┬───┬──┤ │
│ │ │採択│不
採択│継続│ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 8│吉岡町と渋川市を結ぶ道路整備についての
請願 │ │ │○ │ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 9
│県道前橋長瀞線柳瀬橋における渋滞緩和についての
請│ │ │○ │ │
│ │願 │ │ │ │ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 22
│中心市街地活性化対策等の拡充と
街なか居住の推進に
│ │ │○ │ │
│ │ついての請願
│ │ │ │ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 24│市街地再開発事業の更なる推進についての
請願 │ │ │○ │ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 28│「全国一律
最低賃金制度の実現と
中小企業支援の
拡充│ │ │○ │ │
│ │を求める意見書」の採択を求める請願
│ │ │ │ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 30│小企業・
小規模事業者の経営支援を求める
請願 │ │ │○ │ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 36
│東北自動車道館林インターチェンジへの
接続道路整備│ │ │○ │ │
│ │についての請願
│ │ │ │ │
└──┴────────────────────────┴──┴───┴──┴───────┘
──────────────────────────
○星名建市 議長
文教警察常任委員会今泉健司委員長御登壇願います。
(
文教警察常任委員会 今泉健司委員長 登壇 拍手)
◎
文教警察常任委員会(
今泉健司 委員長)
文教警察常任委員長の
今泉健司でございます。
文教警察常任委員会に付託されました案件の
審査経過と結果について御報告申し上げます。
初めに、
付託議案の審査についてでありますが、第94号議案「動産の取得について」に関して、
県立特別支援学校用に取得する
ICT機器に対する取得価格や納期の見直し、既に配備されている
ICT機器の活用の現状について質疑されるとともに、
ICT機器の導入の効果が十分発揮されるよう、学校現場の教員をバックアップするよう要望されました。
次に、承第2号「
専決処分の承認について」に関して、初めに警察本部関係では、交通安全施設整備の具体的な内容や、半導体不足の影響により工期の見直しについて質疑され、また教育委員会関係では慎重に審議されました。
以上の点を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
初めに、警察本部関係については、通学路の交通安全対策について、飲酒運転の発生状況と飲酒運転防止に向けた県警の取組について、可搬式速度違反自動取締装置による取締状況について、サイバーセンターにおける人材育成について、インターネット上における誹謗中傷事案等に関する相談状況と県警の取組について、鉄道施設や列車内における無差別殺傷事案対策について、特殊詐欺の県内の発生状況と県警の具体的な取組について、
降ひょう被害に乗じた詐欺に対する注意喚起について。
次に、教育委員会関係では、通常学級に通う特別な配慮を必要とする児童生徒をサポートする教員の対応状況について、特別な配慮を必要とする児童生徒への合理的配慮に係る事例のデータベース化について、特別支援学校における
強度行動障害がある児童生徒への支援について、上毛学舎の入寮基準の現状について、OECDの社会情動的スキルに関する調査(SSES)について、本県の高等学校における日本語指導の状況について、教員免許更新制の廃止への今後の対応について、物価高騰に伴う給食費の状況について、定年引上げに関する検討状況と課題について、降ひょうによる県内学校における被害状況及び復旧状況と見直しについて、医療的ケアが必要な児童生徒への支援について、子どもの
マスク着用に関する国からの通知の周知方法について。
これらの事項につきましても活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして
委員長報告といたします。(拍手)
──────────────────────────
文教警察常任委員会議案審査報告書
(事 件 議 案)
第94号議案 動産の取得について
承第2号
専決処分の承認についてのうち
1 令和3年度群馬県
一般会計補正予算(第19号)中
第1表
歳入歳出予算補正中の
2 歳 出 中
第 12 款 警察費
第 13 款 教育費
(ただし、次の事項を除く▼ 第8項大学費)
第2表
繰越明許費補正中の
1 追 加 中
第 13 款 教育費
2 変 更 中
第 12 款 警察費
第 13 款 教育費
【以上、
全会一致可決・承認】
──────────────────────────
文教警察常任委員会請願審査報告書
┌──┬────────────────────────┬─────────┬───────┐
│番号│件 名 │区 分
│意 見 │
│ │ ├──┬───┬──┤ │
│ │ │採択│不
採択│継続│ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 1│学校給食費の無料化を求める請願
│ │ │○ │ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 4│公立学校に「1年単位の変形労働時間制」を導入する
│ │ │○ │ │
│ │ための条例制定に反対する請願
│ │ │ │ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 11
│教育格差をなくし、
ぐんまの子どもたちにゆきとどい
│ │ │○ │ │
│ │た教育をすすめるための請願〈1項、2項1号・2
│ │ │ │ │
│ │号・4号・5号、3項〉
│ │ │ │ │
└──┴────────────────────────┴──┴───┴──┴───────┘
──────────────────────────
○星名建市 議長 総務企画常任委員会
川野辺達也委員長御登壇願います。
(総務企画常任委員会
川野辺達也委員長 登壇 拍手)
◎総務企画常任委員会(
川野辺達也 委員長) おはようございます。総務企画常任委員会委員長の
川野辺達也でございます。総務企画常任委員会に付託されました案件の
審査経過と結果につきまして御報告を申し上げます。
初めに、
付託議案についてでありますが、第86号議案「令和4年度群馬県
一般会計補正予算」に関しまして、知事戦略部関係では、ウクライナ避難民の支援について、県立女子大学における対応や受入れに当たっての市町村との連携が質されました。
次に、地域創生部関係では、地域おこし協力隊員募集・受入支援モデル事業に関しまして、市町村への支援について当局の見解が質されるとともに、地域おこし協力隊の定着率などについて質疑が行われました。
次に、第98号議案「令和4年度群馬県
一般会計補正予算」に関しまして、OECDの社会情動的スキルに関する調査について、学校現場における負担軽減に向けた当局の見解が質されるとともに、来年度の本調査に係る予算や実施校数、調査結果のフィードバックなどについて質疑が行われました。
次に、承第2号
専決処分の承認につきましては、地域振興調整費及び地域公共事業調整費の執行状況について質されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも
全会一致をもって原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでございます。
続きまして、「緊急事態に対する法令等の見直しを求める意見書」の発議についてでありますが、全国的な影響を及ぼす感染症や激甚化、頻発化する自然災害から国民の命と生活を守るには、従来の法体系では対応できなくなるおそれがあるため、国において緊急時における法令等の整備について促進されるよう強く要望するものであり、採択の結果、
全会一致をもって本委員会から発議することが決定いたしました。
このほか、委員会の所管事項につきまして各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、知事戦略部関係ですが、県庁32階官民共創スペースNETSUGENの利用状況や今後の展開について、ぐんまちゃんの利用許諾制度の円滑な運用や
ブランド化に関する取組について。
次に、総務部関係では、県防災ヘリコプター事故現場までの登山ルートの整備状況について、LPガスバルク供給システムの普及について、セクハラ・パワハラ等の相談状況及び相談しやすい体制整備について、市町村や民間との人事交流について。
最後に、地域創生部関係では、冬季国体の本県開催について、ぐんまちゃんをモチーフにした群馬県版図柄ナンバーについて、障害者の芸術文化活動への支援について、スポーツイベント開催に当たっての県の支援について。
これらの事項につきましても活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして
委員長報告といたします。(拍手)
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総務企画常任委員会議案審査報告書
(予 算 議 案)
第86号議案 本文
第86号議案 第1表
歳入歳出予算補正のうち
1 歳 入
第 9 款 国庫支出金
第 12 款 繰入金
第86号議案 第1表
歳入歳出予算補正のうち
2 歳 出 中
第 2 款 知事戦略費
第 4 款 地域創生費
第98号議案 本文
第98号議案 第1表
歳入歳出予算補正のうち
1 歳 入
第 9 款 国庫支出金
第98号議案 第1表
歳入歳出予算補正のうち
2 歳 出 中
第 2 款 知事戦略費
第 13 款 教育費中の
第 8 項 大 学 費
(事 件 議 案)
第89号議案
群馬県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
第90号議案 群馬県県税条例の一部を改正する条例
承第2号
専決処分の承認についてのうち
1 令和3年度群馬県
一般会計補正予算(第19号)中
本 文
第1表
歳入歳出予算補正中の
1 歳 入
第 1 款 県税
第 2 款 地方消費税清算金
第 3 款 地方譲与税
第 5 款 地方交付税
第 6 款 交通安全対策特別交付金
第 7 款 分担金及び負担金
第 8 款 使用料及び手数料
第 9 款 国庫支出金
第 10 款 財産収入
第 11 款 寄附金
第 12 款 繰入金
第 13 款 繰越金
第 14 款 諸収入
第 15 款 県債
第1表
歳入歳出予算補正中の
2 歳 出 中
第 1 款 議会費
第 2 款 知事戦略費
第 3 款 総務費
第 4 款 地域創生費
第 7 款
環境森林費中の
第 2 項
気候変動対策費
第 13 款 教育費中の
第 8 項 大学費
第 15 款 公債費
第 16 款 諸支出金
第2表
繰越明許費補正中の
1 追 加 中
第 4 款 地域創生費
2 変 更 中
第 3 款 総務費
第3表 県債補正
5 令和3年度群馬県収入証紙特別会計補正予算(第1号)
7 令和3年度群馬県公債管理特別会計補正予算(第2号)
9 令和3年度群馬県新エネルギー特別会計補正予算(第1号)
17 群馬県県税条例等の一部を改正する条例
18 群馬県地方活力向上地域における県税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例
【以上、
全会一致可決・承認】
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総務企画常任委員会請願審査報告書
┌──┬────────────────────────┬─────────┬───────┐
│番号│件 名 │区 分
│意 見 │
│ │ ├──┬───┬──┤ │
│ │ │採択│不
採択│継続│ │
├──┼────────────────────────┼──┼───┼──┼───────┤
│ 23│国に米軍基地負担の軽減と日米地位協定の抜本改定を
│ │ │○ │ │
│ │求める請願
│ │ │ │ │
└──┴────────────────────────┴──┴───┴──┴───────┘
──────────────────────────
○星名建市 議長 以上で
常任委員長報告は終了いたしました。
● 討 論
○星名建市 議長 これより討論に入ります。
通告がありますので、発言を許します。
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本 日 の 発 言 通 告
┌─────────────────┬───────────────────────────┐
│氏名 │発言通告内容 │
│ (所属会派) │ │
├─────────────────┼───────────────────────────┤
│酒 井 宏 明 │第90号議案、承第2号 │
│(日本共産党) │健康福祉 厚文第5号、厚文第12号、第2号 │
│ │産経土木 第28号、第30号 │
│ │文教警察 第1号、第4号、第11号 │
│ │総務企画 第23号 の各請願の
委員長報告に対する反対討論│
│ │ │
├─────────────────┼───────────────────────────┤
│今 泉 健 司 │各議案及び各請願の
委員長報告に対する賛成討論 │
│(自由民主党) │ │
└─────────────────┴───────────────────────────┘
──────────────────────────
○星名建市 議長
委員長報告に対する反対討論者酒井宏明議員御登壇願います。
(酒井宏明議員 登壇 拍手)
◆酒井宏明 議員 日本共産党の酒井宏明です。会派を代表して、通告してあります議案及び請願について、
委員長報告に反対の立場で討論を行います。
新型コロナ対策関連や物価高騰の影響を受けた事業者支援などを含む補正予算案には賛成です。反対するのは議案2件です。
以下、理由を述べます。
まず、第90号議案は県税条例の一部を改正する条例です。住宅ローン控除の特例措置の適用期限延長など、消費税10%増税の際に導入した需要喚起策です。
コロナ禍で格差と貧困が広がる下で、地方税でも生計費非課税、所得の再分配機能を高めることが求められていますが、改定内容はそれに応えるものとなっておらず、賛成するわけにはいきません。
続いて、承第2号のうち県税条例の一部改正、中でも賃上げ促進税制への対応についてです。
前年度から継続して雇っている人の給与の総額を3%以上増やせば、給与総額の増加額などの一部を法人税額から控除できるというものです。賃上げ促進税制が導入されたのは2013年度ですが、この間、賃上げ効果も検証せず、ただただ制度の見直しと減税額の拡充が行われてきました。
厚生労働省の毎月勤労統計によると、同年以降、現金給与総額の上昇率は最大1%台前半にとどまっており、賃上げ税制の実効性は見通せないとの指摘もあります。
そもそも、賃上げ分の一部を法人税から差し引く仕組みのため、日本の企業の約6割を占める赤字企業には適用できず、その従業員には恩恵が及びません。一部の企業の賃上げ支援をする結果にしかならないのであれば、本制度自体が賃金格差を助長することになりかねません。
多くの赤字企業にも恩恵が及ぶ支援制度に変えることが必要であることから、本条例改正には反対です。
次に、請願についてです。
健康福祉、厚文5号は保育の充実を求める請願です。
保育所職員配置基準は1948年につくられましたが、4歳、5歳児の基準は30対1のまま70年以上、一度も変わっていません。1歳、2歳児は6対1のまま50年以上、改善されていません。自治体や保育所が独自に保育士を増やして対応していますが、それでも休憩時間が取れない、事務の時間が取れないなどの声が上がっております。
保育の質を低下させないよう、国の配置基準の2倍近くの職員を配置しているため、2月から9,000円程度の上乗せ支給があっても、実際の支給額は半分以下になると懸念されております。
保育士の賃金は全産業平均より月8万円以上も下回っています。全産業平均並みに引き上げられる公定価格と実態に見合う配置基準への抜本的な改定が求められております。
保育現場は、コロナ禍においても原則開所が求められ、感染予防対策を図りながら、保育環境の維持、充実に努めています。こうした現場の声を県議会としてきちんと受け止めるべきではありませんか。
前橋市議会でも同様の意見書を3月に
全会一致で可決しました。よって、本請願の採択を強く求めます。
産経土木28号全国一律
最低賃金制度の実現と
中小企業支援の拡充を求める請願です。
労働者の実質賃金は、1997年から2021年まで平均で年収61万円も減りました。この30年間に日本の平均賃金は4.4%しか伸びていません。一方、同時期にアメリカやイギリスは50%近く伸びています。日本は世界でも異常な賃金が上がらない国になってしまいました。
現在の最低賃金は全国加重平均で930円、群馬県は865円です。地域間の格差は最大221円、年間40万円にもなります。
コロナ危機やインフレの中で、イギリスは円換算で1,520円、ドイツは1,683円、フランス1,521円など、最低賃金の大幅な引上げが行われ、アメリカでもバイデン大統領が1,950円への引上げを打ち出しています。日本はここでも完全に取り残されています。
中小企業への賃上げ支援を抜本的に強化しながら、最低賃金を全国一律時給1,500円、月給だと22万5,000円程度に引き上げることが緊急に求められております。
よって、本請願の採択を強く求めます。
産経土木30号
小規模事業者の経営支援を求める請願です。
新型コロナの影響もあり、群馬県では、廃業を検討している事業者が都道府県別では最も多い調査結果になっています。
昨今の物価高騰がさらに追い打ちをかけています。休廃業が今後も増え続ければ、雇用維持と地域経済に深刻な影響を及ぼすことになります。
消費税の連続増税をはじめ弱肉強食の新自由主義を進めてきたことが、中小零細業者の営業と暮らしが苦しい根本にあるのではないでしょうか。
今こそ消費税を直ちに5%に減税し、インボイスの導入は中止すること、コロナ危機と物価高騰から営業を守るため、事業復活支援金を拡充し、家賃支援給付金を復活することを国に強く求めます。それと併せて、県独自の支援をさらに強化する必要があります。
よって、本請願は当然の願いであり、採択を求めます。
最後に、文教警察1号学校給食費の無料化を求める請願です。
この間、群馬県は、市町村レベルでは無料化が進みました。全国的に見ても最先端を行っています。
太田市が遂に10月から中学校で、来年4月から小学校で給食費完全無料化を実施することを明らかにしました。人口20万人規模の自治体では初めてです。
これで、予定も含め、完全無料化は15市町村、一部補助、条件付補助は14市町村に上ります。未実施の自治体は6市町村を残すのみとなりました。
県民の幸福度向上を言うのなら、群馬県として無料化に踏み切るべきではありませんか。子どもの医療費無料化と同様、市町村と折半で行えば十分実現できます。よって、本請願の採択を強く求めるものであります。
以上で私の反対討論を終わります。(拍手)
○星名建市 議長
委員長報告に対する賛成討論者
今泉健司議員御登壇願います。
(
今泉健司議員 登壇 拍手)
◆
今泉健司 議員 本日2度目の登壇をさせていただきました自由民主党、
今泉健司でございます。会派を代表し、上程中の各議案及び請願について、
委員長報告に賛成の立場から討論を行います。
討論に先立ち、一言御挨拶申し上げます。
まず初めに、新型コロナウイルス感染症が国内で発見され3年目を迎え、県民の皆様方には、毎日のように本当に御不安と御不便をおかけしていることと存じます。
また、そのような中、医療関係者の皆様方をはじめ、エッセンシャルワーカーの皆様方のたゆまぬ御尽力、そして県民の皆様方お一人おひとりの不断の御協力により、現在、新型コロナウイルスの感染拡大をしっかりと抑え込むことができておりますことに対し、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
また、今議会中に
降ひょう被害が2度も発生し、ひょうが当たりけがをされた児童生徒の皆様方におかれましては、けがが回復し、全員が登校をしていると聞き安心をしているところではございますが、しかし一方では、多くの農作物や農業用施設、そして教育施設にも被害が発生しております。
被害を受けた方々にはしっかりと寄り添っていただき、一日でも早い復旧と県の手厚い支援を衷心より願う次第でございます。
それでは、本題に入ります。
まず、第86号議案の「令和4年度群馬県
一般会計補正予算(第1号)」についてですが、ウクライナ
避難民受入れのための生活セットアップ支援や、新型コロナウイルス感染症対策として救急等医療機関の感染防止対策等を実施しようとするものであり、賛成いたします。
次に、第98号議案の「令和4年度群馬県
一般会計補正予算(第1号・
追加提案分)」についてですが、政府において決定されたコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策について、これを群馬県として活用し、生活に困窮する方々への支援や、中小企業等への支援を実施しようとするもの、さらにOECDが進める先端的な調査に参加し、群馬県の教育イノベーションの施策立案に活用しようとするものであり、賛成いたします。
残余の議案につきましても、会派内で慎重に審議した結果、全て
委員長報告のとおり賛成をいたします。
続いて、請願の審査についてでございます。
まず、健康福祉、厚文第5号「保育の充実を求める請願」ですが、1歳児の保育士の配置基準については、国基準の6対1から5対1に充実させるため、県単独で補助を実施していること、副食費については、低所得者や多子世帯への副食費免除は国において実施されているほか、32の市町村が単独事業として免除等の軽減措置を行っていることなど、様々な施策が講じられる中で、必要性や優先順位を十分に検討していくことが必要であることから、審査を継続することに賛成いたします。
次に、厚文第12号「加齢性難聴者の
補聴器購入に対する公的補助制度の充実を求める意見書の提出についての請願」ですが、現在、一定の聴力レベルの障害者に対し、
補聴器購入等の公的補助が存在すること、また加齢による身体の機能低下に伴う各種福祉用具については、介護保険による貸与制度などが整備されていることから、審査を継続することに賛成いたします。
最後に、健康福祉第2号「教育格差をなくし、
ぐんまの子どもたちに行き届いた教育を進めるための請願」ですが、本県の学校教育に果たす私立高校の役割や、学校に対する支援と保護者への支援のバランス等を考慮しながら、引き続き私学助成について検討する必要があることから、審査を継続することに賛成いたします。
残余の請願につきましても、会派内で慎重に審査した結果、全て
委員長報告のとおりに賛成をいたします。
結びに、来週に参議院議員選挙が公示予定と聞いております。現在、原油価格の上昇やウクライナ情勢、円安の影響により物価が高騰し続けております。岸田政権も総合緊急対策に基づき、原油高、物価高騰に迅速かつきめ細やかに対応し、国民生活を守り抜く決意で様々な対策を着実に講じているところでもございます。
このようなときだからこそ、参議院議員選挙を通じて自公政権が継続をし、持続的かつ安定的な政権運営を担うことこそが希望と歓喜に満ちた群馬県を築き、何よりも県民の幸福度を向上させるための着実な県政運営につながると確信をいたしているところでもございます。
だからこそ、我々自民党県議団も、群馬県が日本で一番のブライテストでアトラクティブな場所になるために、しっかりと支持を訴えていくことをお約束させていただき、会派を代表しての賛成討論とさせていただきます。ありがとうございます。(拍手)
○星名建市 議長 以上で討論を終結いたします。
● 採 決
○星名建市 議長 これより採決いたします。
まず、第90号議案及び承第2号、健康福祉、厚文第5号、厚文第12号、第2号、産経土木第28号、第30号、文教警察第1号、第4号、第11号、総務企画第23号の各請願について採決いたします。
これを
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○星名建市 議長 起立多数であります。よって、各議案及び各請願は
委員長報告のとおり可決、承認及び決定いたしました。
次に、ただいま採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願につきましては、いずれも
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○星名建市 議長 起立全員であります。よって、各議案及び各請願は
委員長報告のとおり可決及び決定いたしました。
● 発議案の付議
○星名建市 議長
△日程第2、議第5号及び議第6号の各発議案を議題といたします。
各発議案はあらかじめお手元に配付しておきました。
──────────────────────────
議第5号議案
降ひょう被害に対する支援の充実を求める決議
上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
令和4年6月7日
群馬県議会議長 星 名 建 市 様
環境農林
常任委員長 岸 善一郎
議第5号議案
降ひょう被害に対する支援の充実を求める決議
5月27日の降ひょうにより、県東部地域では麦類の被害が甚大なものとなっているほか、農業用施設が破損する被害が発生している。その後、6月2日には県西部地域においても降ひょうによって、ウメ等の農作物に被害が及んでいる。度重なる
降ひょう被害による営農意欲の低下が危惧されるところである。
ついては、
降ひょう被害に対して、下記のとおり支援の充実を図るよう強く要望する。
記
1 被害状況を速やかに把握するとともに、県農漁業災害対策特別措置条例に基づき、早期に被災農業者へ肥料・防除薬剤等のかかり増し経費が助成されるよう、市町村と連携し、速やかな事務を進めること。
2 被害を最小限に抑え、今後の栽培に影響が出ないよう、個々の農業者の状況に合わせた支援を徹底するとともに、農業用施設の修繕に係る資材等の確保など、経営再建に向けた支援を講じること。
3 施設の被害や農業者の収入を補填する農業共済・収入保険等のセーフティネットへの加入促進を図ること。
以上、決議する。
令和4年6月15日
群 馬 県 議 会
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第6号議案 緊急事態に対する法令等の見直しを求める意見書
上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により、提出します。
令和4年6月8日
群馬県議会議長 星 名 建 市 様
総務企画
常任委員長 川野辺 達 也
議第6号議案
緊急事態に対する法令等の見直しを求める意見書
新型コロナウイルス感染症は、既に2年以上に渡り国民の日常生活、社会経済活動に多大な影響を及ぼしている。
全国で新規感染者数が減少傾向にあるものの、今なお感染収束の見通しは立っておらず、保健医療体制の厳しい状況が続いている。
また、度重なる緊急事態宣言等の発出等による経済活動の停滞は、地域経済を支える中小企業・
小規模事業者の経営や雇用に計り知れない打撃を与えている。
一方、近年自然災害は激甚化・頻発化しており、突然の集中豪雨等により各地が甚大な被害に見舞われている。加えて、今後30年以内に高い確率で「南海トラフ巨大地震」や「首都直下地震」の発生が予想されており、甚大な被害が危惧されている。
我が国はこれまで、感染症の拡大や大規模自然災害に対して、新型インフルエンザ等対策特別措置法や災害対策基本法などにより対処してきたが、今後、より重大な緊急事態が発生した場合は、従来の法体系では対応できなくなるおそれがある。
感染症は全国的に影響を及ぼし、巨大地震や豪雨災害などの自然災害はどこの自治体でも被災地となりえる状況で、こうした感染症や自然災害に強い社会をつくっていくことが全国的な喫緊の課題となっている。
緊急事態において国民の命と生活を守るため、法令等のあり方について、多岐にわたる論点を整理し、国民に分かりやすく提示し、国民との対話によって理解を広め、法令等の整備を促進する取組が必要である。
よって国においては、緊急時における法令等の整備について、促進されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和4年6月15日
群馬県議会議長 星 名 建 市
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
法務大臣
厚生労働大臣 あて
経済産業大臣
国土交通大臣
防衛大臣
内閣官房長官
内閣府特命担当大臣(防災)
内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
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● 提案説明の省略
○星名建市 議長 お諮りいたします。
ただいま議題といたしました議第5号及び議第6号の各発議案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提出者の説明を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○星名建市 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
● 討 論
○星名建市 議長 これより討論に入ります。
通告がありますので、発言を許します。
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本 日 の 発 言 通 告
┌─────────────────┬─────────────────┐
│氏名 │発言通告内容 │
│ (所属会派) │ │
├─────────────────┼─────────────────┤
│酒 井 宏 明 │議第6号議案に対する反対討論 │
│(日本共産党) │ │
└─────────────────┴─────────────────┘氏名
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○星名建市 議長 ただいま議題となっております各発議案のうち、議第6号の発議案に対する反対討論者酒井宏明議員御登壇願います。
(酒井宏明議員 登壇 拍手)
◆酒井宏明 議員 日本共産党の酒井宏明です。本日2回目の登壇となります。会派を代表して、緊急事態に対する法令等の見直しを求める意見書発議案に反対の立場から討論を行います。
意見書案は、感染症の拡大や大規模自然災害に対して、今後、より重大な緊急事態が発生した場合は、従来の法体系では対応できなくなるおそれがあるなどとして、緊急事態における法令等の整備を促進することが必要だとしています。
しかし、東日本大震災や原発事故、新型コロナ感染拡大に関して、現行法に問題があるのではなく、政府の対応にこそ重大な多くの問題点があったことを指摘しないわけにはいきません。
例えば今回の新型コロナに関して言えば、根拠の乏しかった学校一斉休校、アベノマスク、GoToトラベル、そして東京オリンピックの開催強行、こうした政府の無為無策、逆行ぶりが感染拡大を招いたのではないでしょうか。
私たちは当初から、ワクチンの安全、迅速な接種とともに、いつでもどこでも無料で受けられるPCR検査の拡充、飲食店だけでなく、広範な中小事業者への十分な補償、医療機関や保育、福祉、障害者施設への支援、生活困窮者への支援、そして東京オリンピックの中止、入国停止の措置を含む水際対策の強化など、感染拡大防止策の実施を強く訴えてまいりました。こうしたことは現行法でも十分可能です。
確かに一定の私権制限をすることはあり得ます。しかし、その際には、自由を制約することが正当化できるほどの事態の重大性と制限の方法に関する科学的根拠、それに基づく市民の納得と自発的な協力、さらにそれに見合う十分な補償が必要不可欠であります。
こうした検討なくして、一たび私権の制限を許してしまえば、その目的を超えて、国民の正当な権利行使への不当な制限につながりかねません。
かつて国の誤った強制隔離政策の下で、ハンセン病患者やその家族の自由と人生を奪ってきた、戦後も長く差別と偏見の下に置かれてきた、こうした歴史的事実を忘れてはなりません。こうしたことに鑑みれば、より慎重な議論が求められます。
コロナ以前にも、新自由主義的な改革で地方自治体は疲弊しています。保健所機能は縮小され、医師や看護師の少なさもOECD諸国の中で際立っています。
社会保障の貧弱さに加え、ルールなき資本主義、すなわち大量生産、大量消費、乱開発が地球温暖化や環境破壊、そして新たな感染症を招いたとも言われております。小手先の法改正よりも、こうした根本原因にメスを入れることこそ重要ではないでしょうか。
自民党と岸田政権がコロナ危機を口実に、憲法に緊急事態条項の創設を狙う中で、今回の意見書の提出は、まさに改憲への地ならしを地方から進めるものだとの批判を免れません。
今やるべきは、激甚化する災害への対応や感染症対策のための予算をしっかり確保し、人的、物的体制を確立、強化することではありませんか。こうした視点のない本意見書に賛成するわけにはまいりません。
以上、申し述べて私の反対討論といたします。(拍手)
○星名建市 議長 以上で討論を終結いたします。
● 採 決
○星名建市 議長 これより採決いたします。
まず、議第5号の発議案を採決いたします。
これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○星名建市 議長 起立全員であります。よって、本発議案は原案のとおり可決いたしました。
次に、議第6号の発議案を採決いたします。
これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○星名建市 議長 起立多数であります。よって、本発議案は原案のとおり可決いたしました。
● 条項、字句、数字、その他の整理
○星名建市 議長 お諮りいたします。
ただいま可決されました議第5号及び議第6号の各発議案について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○星名建市 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
● 特定事件の継続審査
○星名建市 議長
△日程第3、特定事件の継続審査の件を議題といたします。
会議規則第74条の規定により、各委員会の閉会中の継続審査特定事件について、あらかじめお手元に配付の一覧表のとおり申出がありました。
お諮りいたします。
本件は、申出のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○星名建市 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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閉会中継続審査(調査)特定事件申出書
総務企画常任委員会
第23号 国に米軍基地負担の軽減と日米地位協定の抜本改定を求める請願
1 新たな重要施策の企画・立案について
2 情報発信について
3 デジタル技術の利活用の推進について
4 グリーンイノベーションの推進について
5 地域外交について
6 総合行政の推進について
7 自主財源の伸長について
8 公有財産の維持管理について
9 危機管理・防災対策について
10 市町村の振興について
11 地域振興について
12 移住、定住及び外国人活躍推進について
13 芸術文化の振興と文化づくりの推進について
14 スポーツの振興について
健康福祉常任委員会
厚文第5号 保育の充実を求める請願
厚文第12号 加齢性難聴者の
補聴器購入に対する公的補助制度の充実を求める意見書の提出についての請願
第2号 教育格差をなくし、
ぐんまの子どもたちにゆきとどいた教育をすすめるための請願〈2項3号〉
1 県民生活・消費者行政・県民防犯の推進について
2 県民の自発的な活動との連携について
3 人権・男女共同参画政策の推進について
4 私学振興・児童福祉について
5 少子化対策・青少年健全育成の推進について
6 保健・医療・福祉の総合調整について
7 社会福祉・社会保障の充実について
8 保健医療対策の充実について
9 食品の安全確保・安心の提供について
10 生活衛生対策の充実について
11 県立病院の充実について
環境農林常任委員会
1 環境対策について
2 林業振興対策について
3 食料・農業・農村振興対策について
4 農林漁業災害対策について
産経土木常任委員会
第8号 吉岡町と渋川市を結ぶ道路整備についての請願
第9号 県道前橋長瀞線柳瀬橋における渋滞緩和についての請願
第22号 中心市街地活性化対策等の拡充と
街なか居住の推進についての請願
第24号 市街地再開発事業の更なる推進についての請願
第28号 「全国一律
最低賃金制度の実現と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願
第30号 小企業・
小規模事業者の経営支援を求める請願
第36号 東北自動車道館林インターチェンジへの接続道路整備についての請願
1 中小企業の振興について
2 企業誘致の推進について
3 観光物産の振興について
4 労働者支援と労働環境整備について
5 雇用対策の推進について
6 MICE推進・イベント産業の振興について
7 コンテンツ産業の振興について
8 道路・橋梁の整備促進について
9 交通対策について
10 河川・砂防対策の促進について
11 八ッ場ダム周辺地域の生活再建について
12 都市計画・建築・住宅・下水対策について
13 災害復旧対策について
14 公営企業の推進について
文教警察常任委員会
第1号 学校給食費の無料化を求める請願
第4号 公立学校に「1年単位の変形労働時間制」を導入するための条例制定に反対する請願
第11号 教育格差をなくし、
ぐんまの子どもたちにゆきとどいた教育をすすめるための請願〈1項、2項1号・2号・4号・5号、3項〉
1 教育施設の整備促進について
2 教育体制の確立について
3 社会教育の推進について
4 学校体育・保健について
5 警察体制の確立について
6 警察署等の整備促進について
7 交通事故防止対策について
8 災害救助対策について
9 高齢者犯罪対策について
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会
1 新型コロナウイルス感染症に係る「社会経済活動再開に向けたガイドライン」等に関すること
2 新型コロナウイルス感染症関連の経済対策に関すること
3 新型コロナウイルス感染症の相談・検査・医療体制に関すること
4 新型コロナウイルス感染症対策に係る教育環境に関すること
子育て・障害者支援に関する特別委員会
1 ヤングケアラーに関すること
2 子育て支援に関すること
3 少子化対策に関すること
4 教育イノベーションに関すること
5 障害者の雇用・就労支援、農福連携に関すること
6 障害者の芸術文化活動に関すること
環境・エネルギー対策特別委員会
1 グリーンイノベーションに関すること
2
再生可能エネルギーに関すること
3 脱炭素化に関すること
4 ぐんま5つのゼロ宣言に関すること
5 本県の
再生可能エネルギーを活用した企業誘致に関すること
地域活性化・魅力発信に関する特別委員会
1 移住促進に関すること
2 リトリート推進に関すること
3 ぐんまの魅力ある観光地づくりに関すること
4 多様な移動手段、MaaSに関すること
5 デジタル田園都市構想に関すること
6 ぐんまの魅力発信に関すること
議会運営委員会
1 定例会・臨時会の開催に関すること
2 会期に関すること
3 会議における質問者の数、時間及び順序並びに緊急質問に関すること
4 委員その他役員の各党派又は会派の割り振りに関すること
5 常任委員会の調査に関すること
6 特別委員会の設置及び廃止に関すること
7 議長の諮問に関すること
8 その他議会運営上必要とする事項に関すること
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● 閉会の宣告
○星名建市 議長 以上をもって、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。
よって、ただいまをもって令和4年第2回定例会を閉会いたします。
● 閉会のあいさつ
(星名建市議長 登壇)
○星名建市 議長 閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。
5月24日に開会した今期定例会は、ただいまをもちまして、上程された全ての案件を議了し、ここに閉会の運びとなりました。議員各位をはじめ、執行部並びに報道機関の皆様の御協力に対し、厚く御礼を申し上げます。
さて、今期定例会開会後の5月27日及び6月6日、県内は2度の降ひょうに見舞われ、県東部及び西部地域において、人的被害、住家・非住家被害のほか、幅広い品種の農作物被害や農業用施設被害など、多方面にわたる甚大な被害が発生をいたしました。被害に遭われた県民の皆様に対し、改めてお見舞いを申し上げる次第です。
県議会では、
降ひょう被害に対する支援の充実を求める決議を可決し、県執行部に対し、被害状況の速やかな把握と被災農業者に対する迅速な支援を要望したほか、今後もできる限りの被害の補と支援に向け、全力で取り組んでまいる所存であります。
一方、県内の新型コロナウイルス感染症の状況については、このところ1日当たりの新規感染者数や病床使用率をはじめとして、ほとんどの指標で改善傾向が見られておりますが、依然として1日に100人を上回るレベルの新規感染者が確認されていることもあり、引き続き、基本的な感染防止対策の徹底が求められているところであります。
県議会といたしましても、各党会派の協力の下、引き続き、感染拡大に歯止めをかけるための対策や3回目、4回目の
ワクチン接種の促進、医療提供体制の整備を進めるとともに、力強い経済の再生とさらなる飛躍に向け、県執行部並びに関係機関との連携を図りながら、全力で取り組んでまいります。
さて、今期定例会では、新型コロナウイルスとの長期戦に備えるための各種施策や、コロナ禍において原油価格、物価高騰等の影響を受けた生活者、事業者を支援するため、各種施策を盛り込んだ令和4年度補正予算が議決となったほか、県立森林公園の設置及び管理に関する条例の改正など、県政全般にわたり活発な議論が交わされました。
また、国の関係機関に対し、感染症や自然災害などの緊急時における法令等の整備を求める緊急事態に対する法令等の見直しを求める意見書を提出する運びとなり、前日の
降ひょう被害に対する支援の充実を求める決議も可決をされました。
他方、県政が直面する重要な課題に対応するため、新型コロナウイルス感染症対策、子育て・障害者支援、環境・エネルギー対策、地域活性化・魅力発信に関する4つの特別委員会が新たに設置をされ、早速、活発な議論が展開されているところであります。
県議会といたしましては、今後も県の施策に対する提言を積極的に行うとともに、議員一人ひとりが高い使命感と強い責任感を持って自己研さんに精励し、県民の誰もが安心して暮らせる豊かな群馬の創造に向けて、不断の努力を続けてまいる決意であります。
梅雨入りしたとは申せ、例年にも増してぐずついた天気となる日が続いております。議員各位におかれましては、閉会後の委員会調査をはじめ、時節柄、御多忙のことと存じますが、健康には十二分に御留意いただきますとともに、引き続き、本県の発展のため御活躍されますことを祈念いたしまして閉会の挨拶といたします。お疲れさまでした。(拍手)
午前10時54分閉会
会議録署名議員
議長 星 名 建 市
副議長 井 下 泰 伸
金 沢 充 隆
亀 山 貴 史
秋 山 健太郎...