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令和 4年 第1回 定例会−03月08日-06号

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  1. 群馬県議会 2022-03-08
    令和 4年 第1回 定例会−03月08日-06号


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    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年 第1回 定例会−03月08日-06号令和 4年 第1回 定例会 群馬県議会会議録 第6号 令和4年3月8日        出席議員 46人 欠席議員 1人 欠員 3人    中沢丈一  (出 席)       久保田順一郎(出 席)    星野 寛  (出 席)       岩井 均  (出 席)    狩野浩志  (出 席)       橋爪洋介  (出 席)    星名建市  (出 席)       伊藤祐司  (出 席)    井田 泉  (出 席)       水野俊雄  (出 席)    後藤克己  (出 席)       中島 篤  (出 席)    萩原 渉  (出 席)       あべともよ (出 席)    岸善一郎  (出 席)       井下泰伸  (出 席)    酒井宏明  (出 席)       金井康夫  (出 席)    金子 渡  (出 席)       安孫子哲  (欠 席)    藥丸 潔  (出 席)       小川 晶  (出 席)    伊藤 清  (出 席)       大和 勲  (出 席)    川野辺達也 (出 席)       本郷高明  (出 席)    穂積昌信  (出 席)       井田泰彦  (出 席)    加賀谷富士子(出 席)       泉沢信哉  (出 席)    今泉健司  (出 席)       松本基志  (出 席)
       斉藤 優  (出 席)       大林裕子  (出 席)    森 昌彦  (出 席)       八木田恭之 (出 席)    入内島道隆 (出 席)       矢野英司  (出 席)    高井俊一郎 (出 席)       相沢崇文  (出 席)    神田和生  (出 席)       金沢充隆  (出 席)    亀山貴史  (出 席)       秋山健太郎 (出 席)    牛木 義  (出 席)       追川徳信  (出 席)    鈴木敦子  (出 席) 説明のため出席した者の職氏名    知事         山本一太    副知事        津久井治男    教育長        平田郁美    警察本部長      千代延晃平    企業管理者      中島啓介    知事戦略部長     田子昌之    総務部長       友松 寛    財政課長       下山 正 職務のため出席した者の職氏名    局長         星野恵一    総務課長       井坂雅彦    議事課長       木暮和巳    議事課次長      新井俊宏    議事課係長      井手由喜    議事課主幹      大山浩史    議事課主任      黒沢成康     令和4年3月8日(火) 議  事  日  程 第 6 号 第1 委員長報告    第55号議案 令和3年度群馬県一般会計補正予算(第18号)    第56号議案 令和3年度群馬県県有模範林施設費特別会計補正予算(第1号)    第57号議案 令和3年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第1号)    第58号議案 令和3年度群馬県公債管理特別会計補正予算(第1号)    第59号議案 令和3年度群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)    第60号議案 令和3年度群馬県国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    第61号議案 令和3年度群馬県流域下水道事業会計補正予算(第2号)    第62号議案 令和3年度群馬県電気事業会計補正予算(第3号)    第63号議案 令和3年度群馬県工業用水道事業会計補正予算(第2号)    第64号議案 令和3年度群馬県水道事業会計補正予算(第2号)    第65号議案 令和3年度群馬県団地造成事業会計補正予算(第2号)    第66号議案 令和3年度群馬県施設管理事業会計補正予算(第2号)    第67号議案 令和3年度群馬県病院事業会計補正予算(第2号)    第68号議案 群馬県こども活躍応援基金条例    第69号議案 二千五十年に向けた「ぐんま5つのゼロ宣言」実現条例    第70号議案 群馬県特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める例の一部を改正する条例    第71号議案 群馬県指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    第72号議案 群馬県新型コロナウイルス感染症対策関連制度融資基金条例の一部を改正する条例    第73号議案 群馬県県営住宅設置条例の一部を改正する条例    第74号議案 指定管理者の指定の期間の変更について    第75号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について    第76号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について    第77号議案 地方財政法第27条の規定による市の負担について    第78号議案 地方財政法第27条の規定による市町の負担について    第79号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について    第80号議案 地方財政法第27条の規定による市の負担について    第81号議案 土地改良法第91条の規定による市町村の負担について    第82号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担の変更について    第83号議案 権利の放棄について    第84号議案 和解について    承第1号 専決処分の承認について    諮問第1号 退職手当支給制限処分に対する審査請求に関する諮問について                           以 上 知 事 提 出 第2 発議案の付議    ・議第1号議案について                               議 員 提 出 第3 追加議案の上程    ・第85号議案について                               知 事 提 出                             (提 案 説 明)     午前10時開議  ● 開     議 ○井田泉 議長 おはようございます。これより本日の会議を開きます。  ● 委員長報告井田泉 議長  △日程第1、第55号から第84号までの各議案及び承第1号並びに諮問第1号を議題とし、委員長の報告を求めます。  健康福祉常任委員会泉沢信哉委員長御登壇願います。           (健康福祉常任委員会 泉沢信哉委員長 登壇 拍手) ◎健康福祉常任委員会泉沢信哉 委員長) おはようございます。健康福祉常任委員会委員長泉沢信哉でございます。健康福祉常任委員会に付託されました案件のうち、令和3年度関係の議案の審査経過と結果について御報告申し上げます。  初めに、第83号議案「権利の放棄について」に関して、県立病院診療等に係る債権放棄基準等について質疑されました。  次に、第70号議案「群馬県特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」及び第71号議案「群馬県指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」に関して、基準を緩和する改正内容考え方について質されました。  以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、第70号及び第71号は多数をもって、その他の議案は全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  このほか、委員会所管事項に関して、新型コロナワクチン追加接種に係るインセンティブやひきこもりに関する実態調査の結果と今後の取組について質疑されました。  以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               健康福祉常任委員会議案審査報告書        (予 算 議 案) 第55号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 5 款 生活こども費         第 6 款 健康福祉費 第55号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 5 款 生活こども費 第60号議案 令和3年度群馬県国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第67号議案 令和3年度群馬県病院事業会計補正予算(第2号)       (事 件 議 案) 第68号議案 群馬県こども活躍応援基金条例                                【以上、全会一致可決
    第70号議案 群馬県特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 第71号議案 群馬県指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例                              【以上、多数をもって可決】 第83号議案 権利の放棄について                                   【全会一致可決】          ────────────────────────── ○井田泉 議長 環境農林常任委員会今泉健司委員長御登壇願います。           (環境農林常任委員会 今泉健司委員長 登壇 拍手) ◎環境農林常任委員会今泉健司 委員長) 皆様、おはようございます。環境農林常任委員長今泉健司でございます。環境農林常任委員会に付託されました案件のうち、令和3年度関係議案審査経過と結果について御報告を申し上げます。  初めに、第55号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関して、まず環境森林部関係では、県立赤城公園施設整備に関して、改修される啄木鳥橋の形状や材質、耐用年数等について質疑されるとともに、維持管理等ランニングコストがかからない工法、材質とするよう要望されました。  次に、尾瀬の県管理木道の再整備について、整備される木道の距離及び整備箇所について質疑されました。  続いて、農政部関係では、主要農作物原種生産施設拠点整備に関して、低温貯蔵室の現状と整備による効果、在庫管理デジタル化などについて質疑されました。  次に、畜産競争力強化に関して、申請状況及び申請に対する県の支援、自給飼料関係機械導入申請状況について質疑されました。  また、第74号議案指定管理者の指定の期間の変更」に関して、ぐんまフラワーパークあり方見直しについて、現在の検討状況及び今後のスケジュール、民間事業者からの事業提案の内容、要望等反映状況、結論の見通しなどが質疑されるとともに、慎重に検討を進めるよう要望されました。  そのほかの議案に対しても、慎重に審議の上、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。  このほか、委員会所管事項に関して、「2050年に向けた『ぐんま5つのゼロ宣言』実現条例」による義務づけに対する支援措置の財政的な裏づけなどについて質疑されました。   以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               環境農林常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第55号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 7 款 環境森林費         第 9 款 農政費         第 14 款 災害復旧費中の          第 1 項 農林水産施設災害復旧費          第 2 項 公共土木施設災害復旧費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第1目林地荒廃防止施設災害復旧費 第55号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 7 款 環境森林費         第 9 款 農政費         第 14 款 災害復旧費  2 変  更  中         第 7 款 環境森林費         第 9 款 農政費 第56号議案 令和3年度群馬県県有模範林施設費特別会計補正予算(第1号)       (事 件 議 案) 第74号議案 指定管理者の指定の期間の変更について 第75号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について 第76号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について 第77号議案 地方財政法第27条の規定による市の負担について 第78号議案 地方財政法第27条の規定による市町の負担について 第81号議案 土地改良法第91条の規定による市町村の負担について 承第1号 専決処分の承認についてのうち 1 令和3年度群馬県一般会計補正予算(第17号)中  第1表 債務負担行為補正中の  1 追  加  中         ・補助公共林道工事請負契約         ・浅間牧場草地施設整備工事請負契約  2 変  更  中         ・単独公共治山工事請負契約                             【以上、全会一致可決・承認】          ────────────────────────── ○井田泉 議長 産経土木常任委員会大和勲委員長御登壇願います。           (産経土木常任委員会 大和 勲委員長 登壇 拍手) ◎産経土木常任委員会大和勲 委員長) 皆さん、おはようございます。産経土木常任委員会委員長大和勲でございます。産経土木常任委員会に付託されました案件のうち、令和3年度関係議案審査経過と結果について御報告を申し上げます。  初めに、第55号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関して、都道府県版新たなGoToトラベル事業について、国の事業との違いが質されるとともに、事業の具体的な内容について今後の委員会で説明を行うよう要望されました。  次に、第65号議案「令和3年度群馬県団地造成事業会計補正予算」に関して、産業団地分譲の収益が減額となる理由や分譲の状況について質疑されました。  次に、第84号議案「和解について」、これまでの和解の状況と、交渉中案件の進捗や和解への見通しについて質疑されました。  以上を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。  このほか、委員会所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  初めに、産業経済部関係では、まん延防止等重点措置の効果や課題の検証について、また措置の延長に至った検討状況考え方について、営業時間短縮要請協力金支給単価と協力店の現状について、飲食店以外の事業者に対する支援策について、愛郷ぐんまプロジェクトの成果と今後の対応について、温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録について、tsukurun─GUNMA CREATIVE FACTORY─について、中小企業におけるサイバー攻撃への対策について、原油価格高騰による事業者への影響や県の対応について。  県土整備部関係では、住宅への県産材の活用と建築物の木造化について、県営住宅空き住戸の利活用について、ローカル線の維持に対する考え方利用促進について、鉄道駅のパーク&ライド整備について、道の駅の防災拠点としての役割と情報発信機能等の強化について、交通事業者への燃料高騰対策について。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               産経土木常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第55号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 8 款 労働費         第 10 款 産業経済費         第 11 款 県土整備費         第 14 款 災害復旧費中の          第 2 項 公共土木施設災害復旧費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第2目土木施設災害復旧費 第55号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 10 款 産業経済費         第 11 款 県土整備費  2 変  更  中         第 11 款 県土整備費         第 14 款 災害復旧費 第57号議案 令和3年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第1号) 第59号議案 令和3年度群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号) 第61号議案 令和3年度群馬県流域下水道事業会計補正予算(第2号) 第62号議案 令和3年度群馬県電気事業会計補正予算(第3号) 第63号議案 令和3年度群馬県工業用水道事業会計補正予算(第2号) 第64号議案 令和3年度群馬県水道事業会計補正予算(第2号) 第65号議案 令和3年度群馬県団地造成事業会計補正予算(第2号) 第66号議案 令和3年度群馬県施設管理事業会計補正予算(第2号)       (事 件 議 案) 第72号議案 群馬県新型コロナウイルス感染症対策関連制度融資基金条例の一部を改正する条例 第73号議案 群馬県県営住宅設置条例の一部を改正する条例 第79号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
    第80号議案 地方財政法第27条の規定による市の負担について 第82号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担の変更について 第84号議案 和解について 承第1号 専決処分の承認についてのうち 1 令和3年度群馬県一般会計補正予算(第17号)中  第1表 債務負担行為補正中の  1 追  加  中         ・単独橋りょう予防保全委託契約         ・単独河川改修委託契約         ・特定ダム環境対策工事請負契約         ・単独砂防維持管理委託契約         ・単独砂防施設工事請負契約         ・緊急防災減災工事請負契約  2 変  更  中         ・単独道路維持修繕委託契約         ・単独地域道路管理委託契約                             【以上、全会一致可決・承認】          ────────────────────────── ○井田泉 議長 文教警察常任委員会伊藤清委員長御登壇願います。           (文教警察常任委員会 伊藤 清委員長 登壇 拍手) ◎文教警察常任委員会伊藤清 委員長) 皆さん、おはようございます。文教警察常任委員会委員長伊藤清でございます。文教警察常任委員会に付託されました案件のうち、令和3年度関係議案審査経過と結果について御報告申し上げます。  付託されました第55号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関して、初めに、教育委員会関係では、学校施設長寿命化推進における増額補正について、長寿命化工事予定等が質疑されるとともに、特別支援学校空調設備及びトイレ改修工事内容等について質されました。  次に、学校等における感染症対策等支援事業における増額補正について、保健衛生用品等購入方法が質疑されるとともに、将来的には経費削減を視野に入れた購入方法を検討するよう要望されました。  続いて、警察本部関係では、交通安全施設整備における増額補正の内容及び通学路点検の結果により実施することとした対策のうち、今回の補正予算で対応できる割合について質疑されるとともに、道路の交通規制上の危険箇所地域住民から行政に伝えることができるシステムの検討についても要望されました。  次に、警察施設長寿命化計画事業増額補正について、その内容等が質されました。  以上の点を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  このほか、令和3年度に係る委員会所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  初めに、教育委員会関係については、教育長の1年間を振り返った所感について、新型コロナウイルス感染症対応の影響による臨時休業状況調査における調査結果について、新型コロナウイルス感染症の影響による学級閉鎖等が多く発生している地域について、学校での生理用品の配布について、群馬県立妙義青少年自然の家の廃止に伴う利用者への対応及び今後の利活用方法に関するサウンディング型市場調査について。  次に、警察本部関係については、リベンジポルノの現状と警察の取組について、リベンジポルノ及びSNSに起因する犯罪に対する啓発活動について。  これらの事項につきましても活発な議論が行われました。  以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               文教警察常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第55号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 12 款 警察費         第 13 款 教育費                ただし、次の事項を除く                 第8項大学費 第55号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 12 款 警察費         第 13 款 教育費                                   【全会一致可決】          ────────────────────────── ○井田泉 議長 総務企画常任委員会穂積昌信委員長御登壇願います。           (総務企画常任委員会 穂積昌信委員長 登壇 拍手) ◎総務企画常任委員会穂積昌信 委員長) 総務企画常任委員会委員長穂積昌信でございます。総務企画常任委員会に付託されました案件のうち、令和3年度関係議案審査経過と結果について御報告申し上げます。  第55号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算」に関してですが、県庁舎31階フロアマルシェ及びキッチンが整備されることについて、まず、整備後の31階からの眺望がどのようになるのか質されました。  また、今回整備するマルシェが、今年度、県庁舎1階で実施されたマルシェと同様のものとなるのか質されました。  さらに、県庁舎入口に31階、32階フロアの案内を掲示するなど、31階、32階の利用促進を図るための取組について、当局の見解が求められました。  次に、31階フロア整備成果指標について、どのように考えているのか質されました。  次に、31階整備により、親子の来場などが想定されることから、授乳室等設置状況が質されるとともに、父親も入ることができるベビー休憩室の設置について、当局の見解が求められました。  次に、マルシェ及びキッチン民間利用に係る考え方が質されました。  また、定休日の統一など、31階と32階の施設の一体感ある運営について質疑が行われました。  このほか、キッチンで調理できる食材や調理設備に係る消防法上の対応等についても質疑が行われました。  諮問第1号「退職手当支給制限処分に対する審査請求に関する諮問について」に関しては、本県及び他県における類似事案に対する退職手当取扱状況について質されました。  また、今回の処分対象となったような行為が二度と起こらないよう、しっかり取組をすることが要望されました。  以上の点を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました第55号議案、第58号議案の各議案及び承第1号は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。  また、諮問第1号については、全会一致をもって、「本諮問に係る審査請求については、これを棄却すべきである」との意見とすることに決定いたしました。  以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               総務企画常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第55号議案 本文 第55号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  1 歳     入         第 1 款 県税         第 2 款 地方消費税清算金         第 3 款 地方譲与税         第 4 款 地方特例交付金         第 5 款 地方交付税         第 7 款 分担金及び負担金         第 8 款 使用料及び手数料         第 9 款 国庫支出金         第 10 款 財産収入         第 11 款 寄附金         第 12 款 繰入金         第 14 款 諸収入         第 15 款 県債 第55号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 1 款 議会費         第 2 款 知事戦略費         第 3 款 総務費         第 4 款 地域創生費         第 13 款 教育費中の          第 8 項 大学費         第 15 款 公債費         第 16 款 諸支出金 第55号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 3 款 総務費 第55号議案 第3表 県債補正 第58号議案 令和3年度群馬県公債管理特別会計補正予算(第1号)       (事 件 議 案) 承第1号 専決処分の承認についてのうち
    1 令和3年度群馬県一般会計補正予算(第17号)中  本     文 諮問第1号 退職手当支給制限処分に対する審査請求に関する諮問について       意見       本諮問に係る審査請求については、これを棄却すべきである。                           【以上、全会一致可決・承認・決定】          ────────────────────────── ○井田泉 議長 脱炭素社会・新エネルギーに関する特別委員会中沢丈一委員長御登壇願います。           (脱炭素社会・新エネルギーに関する特別委員会 中沢丈一委員長 登壇 拍手) ◎脱炭素社会・新エネルギーに関する特別委員会(中沢丈一 委員長) 脱炭素社会・新エネルギーに関する特別委員会委員長の中沢です。脱炭素社会・新エネルギーに関する特別委員会に付託された第69号議案「2050年に向けた『ぐんま5つのゼロ宣言』実現条例」の審査経過と結果について御報告申し上げます。  本委員会は、「ぐんま5つのゼロ宣言」に関すること、SDGs17ゴールのうち、ゴール7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」、ゴール13「気候変動に具体的な対策を」、ゴール15「陸の豊かさも守ろう」に関すること、脱炭素社会づくりに関することについて、一体的、横断的、集中的に審査を行うことを目的として、昨年5月に設置されました。  委員会では、これらの付議事件に関し議論を行うとともに、今定例会で提案された付託議案についても、素案の段階から活発な議論が行われてまいりました。以下、その主な内容について申し上げます。  まず、第3回前期定例会では、執行部から条例案の骨子が示され、送配電や蓄電池の課題対応を条例に盛り込むことについて、充電ステーションや水素ステーションの整備を条例に規定する必要性について、再生可能エネルギー設備の設置を義務づける建築物の年間新築件数及び設置に係る支援策について、関係機関や事業者等からの意見聴取の状況及び県民への周知・広報の方法についてなどの質疑が行われるとともに、条例の制定に当たっては、県民や事業者等の理解を得ると同時に、再生可能エネルギーの普及拡大に向け、送配電網の増強に取り組むよう要望されました。  また、令和4年1月31日に開催いたしました閉会中審査においては、執行部から条例案の概要が示され、再生可能エネルギー設備の導入義務規定に対する負担軽減のための支援制度について、事業者への周知方法について、電動車の充電設備の整備について、電動自転車の分類について、温室効果ガス排出量削減の進捗管理の方法についてなどの質疑が行われるとともに、条例名及び条例前文について、群馬県らしさを打ち出したものとなるよう要望されました。  今定例会では、議案として条例案が示され、3月4日開催の委員会においては、再生可能エネルギー設備の設置を義務づける企業等への支援策について、県の考えが質されるとともに、負担軽減のため、今後より一層支援策を検討するよう要望されました。  そして、同日付の委員会において、これまでの審査を踏まえ、第69号議案を採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────         脱炭素社会・新エネルギーに関する特別委員会議案審査報告書       (事 件 議 案) 第69号議案 二千五十年に向けた「ぐんま5つのゼロ宣言」実現条例                                   【全会一致可決】          ────────────────────────── ○井田泉 議長 以上で委員長報告は終了いたしました。  ● 討     論 ○井田泉 議長 これより討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。          ──────────────────────────                 本 日 の 発 言 通 告 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │氏名     │発言通告内容                          │ │(所属会派) │                                │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │伊 藤 祐 司│議第55号議案、第70号議案、第71号議案委員長報告に対する反対討論│ │(日本共産党)│                                │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │川野辺 達 也│各議案の委員長報告に対する賛成討論               │ │(自由民主党)│                                │ └───────┴────────────────────────────────┘          ────────────────────────── ○井田泉 議長 委員長報告に対する反対討論者伊藤祐司議員御登壇願います。           (伊藤祐司議員 登壇 拍手) ◆伊藤祐司 議員 日本共産党の伊藤祐司です。通告した3つの議案に反対する立場で討論いたします。  第55号「令和3年度補正予算」ですが、反対理由は1つだけ、新たなGoToトラベル事業に異議があります。予算の受皿だけつくってほしいと国に言われて計上したものだそうですけれども、会派で慎重に検討をいたしました。  GoToトラベルは、この間、3度実施されましたが、いずれも失敗に終わっています。実施時期を誤り、感染を拡大させて中断に追い込まれています。愛郷ぐんまプロジェクトも、1回目は成功しましたが、2回目は中止を余儀なくされました。この種の人流を増やしてしまう施策がいかに難しいかを浮き彫りにしています。オミクロン株の感染力から考えて、それこそ県内の感染が1桁になるくらいにならなければ実施できないのではないでしょうか。  コロナ第6波の感染はピークを過ぎたと言われても、感染者数は高止まりしています。群馬県もまん延防止措置を延長せざるを得ませんでした。オミクロン株が変異種のBA.2に置き換わり始め、感染が再拡大し始めた県も出ています。より慎重な対応が必要です。そう考えれば、かなり長期にわたってGoToは実施できない可能性があります。特効薬ができて、ウィズコロナという状況になるまでは無理かもしれません。  ましてGoToトラベルは、窓口が大手旅行業者となるため、中小の旅館には届きにくかったり、制度の粗さを利用した不正が横行したり、また病院や保育園の職員など、感染すると影響の大きいエッセンシャルワーカーや、アレルギー体質などでワクチンが打てない人たちには、利用する気にならないという本質的な欠陥を持っています。今、観光業を救うとすれば、売上減に応じた給付こそ求められているのではないでしょうか。  今回の予算は100億円を超えるにもかかわらず、国庫補助制度が未確定なため、事業内容の検討すらされていないものです。政府は、この大型予算を給付型の施策にも使えるようにするとは一言も言っていません、名称がGoToトラベルと書かれているわけですから。コロナ禍での経済対策のあり方を根本から問い直す意味でも、あえて反対をいたします。  70号、71号は、特養ホームや指定介護老人福祉施設などの10人を超えるユニットの数を半分以下としていた制限を取り払うものです。これは、かなりの事業者が赤字経営に陥っている問題を、利用者の定員基準の緩和だけに求めるやり方です。今でさえ、夜になれば、1ユニットを1人の職員が見なければならないような過酷な勤務状況に拍車をかけるつもりでしょうか。同意できません。経営悪化、人手不足の原因は基本報酬額の低さにあり、国の責任で、介護報酬と労働条件等の処遇改善を求めることこそ唯一の解決の道です。  以上で討論を終わります。(拍手) ○井田泉 議長 委員長報告に対する賛成討論者川野辺達也議員御登壇願います。           (川野辺達也議員 登壇 拍手) ◆川野辺達也 議員 おはようございます。自由民主党、川野辺達也でございます。  新型コロナオミクロン株対策におきましては、山本知事をはじめ、県の職員の皆様には、一日も早い収束に向けて多大な御尽力をいただいていますことに感謝いたします。また県民の皆様におかれましては、まん延防止等重点措置延長により大変御不便をおかけいたしますけれども、引き続きの御協力のほどをよろしくお願い申し上げます。  それでは、会派を代表いたしまして、各議案につきまして、委員長報告に賛成の立場から討論を行います。  まず初めに、第55号議案「令和3年度群馬県一般会計補正予算(第18号)」、国補正関連分、生活福祉資金の特例貸付でありますが、新型コロナ感染拡大の影響による休業などにより、一時的に資金が必要な県民に対し、無利子貸付けの原資などを県社会福祉協議会へ補助しようとするものであり、賛成をいたします。  続きまして、都道府県版新たなGoToトラベル事業についてですが、現在、新型コロナの感染者数は徐々に減少しておりますが、依然として感染収束が見通せない状況にあります。このような中、収束した際の迅速な経済対策に向けて、国で検討されている都道府県版新たなGoToトラベル事業を実施しようとするものであり、賛成するものであります。  財政調整基金につきましては、財源不足に対応するため、107億円の取崩しを当初予定しておりましたが、県税や地方譲与税などの増額に伴い、取崩しを中止するとともに、新たに143億円を積み立てるというもので、結果、残高が456億円まで戻されることで、財政健全化がある程度進む点においても評価をいたします。  第69号議案「2050年に向けた『ぐんま5つのゼロ宣言』の実現条例」についてでありますが、この条例を制定することは、県行政の方向性を示すとともに、施策の継続性、予見可能性を高めて取組を加速させるということを狙いとしております。災害に強く持続可能な社会の構築に向け、1、自然災害による死者ゼロ、2、温室効果ガス排出量ゼロ、3、災害時の停電ゼロ、4、プラスチックごみゼロ、5、食品ロスゼロを達成するための努力規定のほか、再生可能エネルギー設備などの設置など義務規定を定めるものであり、賛成をいたします。  第70号議案「群馬県特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」及び第71号議案「群馬県指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」は、国の特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準などの一部改正に伴い、運用通知が改正されることから、所要の改正を行うものであります。  本改正によって、1ユニット当たりの職員が増えることによるスケールメリットもあり、業務協力体制や緊急対応などの向上に加え、研修機会の確保や休暇の取得しやすさも見込めるものと考えます。生産年齢人口の減少が続く中、介護施設においても人材確保に困難さを抱えております。ユニット型施設の人材確保や職員定着を目指す観点からも必要な改正であります。施設運営に当たり、柔軟な人員配置を可能とするための基準改正であり、賛成をいたします。  令和3年度も残り僅かとなりました。引き続き山積している課題に取り組んでいただき、さらなる県民の皆様の幸福度が向上しますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手) ○井田泉 議長 以上で討論を終結いたします。  ● 採     決 ○井田泉 議長 これより採決いたします。  まず、第55号、第70号及び第71号の各議案について採決いたします。  これを委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○井田泉 議長 起立多数であります。よって、各議案は委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、ただいま採決いたしました各議案を除く上程中の令和3年度関係の各議案につきましては、いずれも委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○井田泉 議長 起立全員であります。よって、各議案は委員長報告のとおり可決、承認及び決定いたしました。  ● 発議案の付議 ○井田泉 議長  △日程第2、議第1号の発議案を議題といたします。  発議案は、あらかじめお手元に配付しておきました。          ────────────────────────── 議第1号議案 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議  上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第1項の規定により提出します。  令和4年3月4日  群馬県議会議長 井 田   泉 様                          群馬県議会議員 安孫子   哲                                     中 沢 丈 一                                     星 野   寛                                     星 名 建 市                                     後 藤 克 己                                     中 島   篤                                     萩 原   渉                                     あ べ ともよ                                     金 井 康 夫                                     川野辺 達 也                                     泉 沢 信 哉    議第1号議案            ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議  去る2月24日、ロシアはウクライナへの侵攻を開始し、首都キエフを攻撃するなど、ウクライナ全土への軍事攻撃を行っている。このことは、国際社会ひいては我が国の平和と安全を脅かし、明らかに国連憲章に違反する暴挙である。  このような軍事力を背景とした一方的な侵攻は、国際秩序の根幹を揺るがすものであり断じて容認することができない。よって、群馬県議会は、ロシア軍による攻撃やウクライナの主権侵害に強く抗議するとともに、ロシア政府に対し即時の攻撃停止と完全撤退を強く求めるものである。
     また、政府においては、ウクライナ在留邦人の安全確保及び我が国への影響対策に万全を尽くすとともに、国際社会と緊密に連携し、制裁措置を含む迅速かつ厳格な対応を行い、ウクライナの平和を取り戻すことを強く要請する。  以上、決議する。  令和4年3月8日                                群 馬 県 議 会             ──────────────────────────  ● 提案説明及び委員会付託の省略 ○井田泉 議長 お諮りいたします。  ただいま議題といたしました議第1号の発議案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提出者の説明及び委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○井田泉 議長 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ● 採     決 ○井田泉 議長 直ちに採決いたします。  議第1号の発議案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○井田泉 議長 起立全員であります。よって、本発議案は原案のとおり可決いたしました。  ● 条項、字句、数字、その他の整理 ○井田泉 議長 お諮りいたします。  ただいま可決されました議第1号の発議案について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと存じますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○井田泉 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ● 追加議案の上程 ○井田泉 議長  △日程第3、第85号議案を議題といたします。  議案はあらかじめお手元に配付しておきました。  ● 提 案 説 明 ○井田泉 議長 知事から提案理由の説明を求めます。           (山本一太知事 登壇) ◎山本一太 知事 本日追加提出いたしました議案について御説明を申し上げます。  追加提出議案は、教育長の選任についてです。  これは、現在、教育長であります渡辺郁美氏の任期が3月31日をもって満了となりますので、再任しようとするものです。  なお本件は、事案の性質上、早急に御議決いただきますようお願いを申し上げます。 ○井田泉 議長 知事の提案説明は終わりました。  ● 委員会付託の省略 ○井田泉 議長 お諮りいたします。  ただいま議題となっております第85号議案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○井田泉 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ● 採     決 ○井田泉 議長 直ちに採決いたします。  第85号議案について、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○井田泉 議長 起立全員であります。よって、議第85号議案は原案に同意することに決定いたしました。  ● 休会の議決 ○井田泉 議長 お諮りいたします。  明9日から11日及び14日から17日の7日間は、委員会審査等のため、本会議を休会にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○井田泉 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  以上をもって本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は、18日午前10時から再開いたします。  ● 散     会 ○井田泉 議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時36分散会...