×
あなたは過去24時間に
回アクセスしました。
たくさんご利用していただき、大変ありがとうございます! 地方議会議事録検索システム chiholog, yonalog, ... は、無料で提供され、その運営費は広告収入によって賄われています。 このシステムを継続するためには、たくさんの人にアクセスしてもらい、広告収入を維持しなければなりません。 そこでなのですが、もしよろしければ、SNSでシェア・拡散していただき、このサービスの知名度を上げるのに協力していただけませんでしょうか。 何卒、よろしくお願いいたします。 (この画面は、ウインドウの外をクリックするか、右上のxボタンをクリックすることで消えます。)
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
yonalog - 全国47都道府県議会議事録横断検索
chiholog - 地方議会議事録横断検索
群馬県議会
>
2021-03-08
>
令和 3年第1回定例会総合計画に関する特別委員会-03月08日-01号
←
令和 3年第3回定例会文教警察常任委員会(教育委員会関係)−12月06日-01号
令和 2年 第3回 定例会-09月30日-04号
→
前
KPI(
/
)
次
ツイート
シェア
群馬県議会 2021-03-08
令和 3年第1回定例会総合計画に関する特別委員会-03月08日-01号
取得元:
群馬県議会公式サイト
最終取得日: 2023-05-03
令和
3年第1回
定例会総合計画
に関する
特別委員会-
03月08日-01
号令和
3年第1回
定例会総合計画
に関する
特別委員会
委員会
の名称
総合計画
に関する
特別委員会
開催場所
201
委員会室
開議年月日
時
令和
3年3月8日 午前 9時29分
散会年月日
時
令和
3年3月8日 午前11時30分 会議の
目的
令和
3年第1回
定例会
委員長
中沢丈
一 副
委員長
井下泰伸
委員
橋爪洋介
出席委員
委員
星名建
市
委員
水野俊雄
委員
あべともよ
委員
小川 晶
委員
伊藤 清
委員
松本基志
委員
入内島道隆
委員
相沢崇文
委員
神田和生
欠席委員
なし
執行部等出席者
【
知事戦略部
】
知事戦略部長
田子昌之
戦略企画課長
新井
薫
未来創生室長
古
仙孝一
【
総務部
】
総務課長
吉田功幸
危機管理課長
坂田達也
【
地域創生部
】
地域創生課長
船引忠雄
文化振興課長
髙橋正也
スポーツ振興課長
高原啓成
【
生活こども部
】
生活こども課長
宮川博之
【
健康福祉部
】
健康福祉課長
中島高志
【
環境森林部
】
環境政策課長
藤巻 敦
林政課長
多胡正洋
【
農政部
】
農政課長
関口博久
【
産業経済部
】
産業政策課長
山田浩樹
観光魅力創出課長
堀越正史
【
県土整備部
】
監理課長
森田 徹
建設企画課長
大塚雅昭
【
企業局
】
経営戦略課長
浦部賢徳
【
病院局
】
総務課長
内田信也
【
教育委員会
】
総務課長
上原克之
【
警察本部
】
警察本部警務統括官
桑原信彦
△開議 ○
中沢丈
一
委員長
ただ今から、
総合計画
に関する
特別委員会
を開きます。本日の
委員会
は、お手元に配付の次第により審査を行います。 △
委員長あいさつ
○
中沢丈
一
委員長
(
委員長あいさつ
) なお、本日の
委員会
では、本
委員会
に付託されました第53議案「新・
群馬
県
総合計画
(
基本計画
)の策定について」に係る審査を行いますが、議案に対する討論・採決は、次回17日の
委員会
で行います。基本的に本日の
委員会
でもって質疑は終了としたいと考えておりますので、質疑のある
委員
は、本日、質疑していただきますよう、よろしくお願いします。 △
付託議案
及び
配付資料
の説明 ○
中沢丈
一
委員長
はじめに、
付託議案
及び
配付資料
の説明をお願いします。 ◎田子
知事戦略部長
(第53
号議案
「新・
群馬
県
総合計画
(
基本計画
)の策定について」
概要説明
) ◎古仙
未来創生室長
◎山田
産業政策課長
(「新・
群馬
県
総合計画
(
基本計画
)」の
内容説明
) ◎古仙
未来創生室長
◎
新井
戦略企画課長
(
配付資料
1から3により順次説明) ○
中沢丈
一
委員長
以上で説明は終わりました。 △
付託議案
及び
配付資料
の質疑 ○
中沢丈
一
委員長
これより質疑に入ります。本日は、
議会広報用
に
写真撮影
を行いますので、御承知おき願います。 ◆
水野俊雄
委員
基本計画
の最後の
資料編
に
KPI
一覧が掲載されているが、
目標値
に2023年度と2025年度の2つの
目標年度
がある理由は何か。また、2023年度の
目標値
が記載されている部分と空欄のままの部分についての
考え方
も伺いたい。 ◎古仙
未来創生室長
2023年度と2025年度を両方記載するのが理想だと考えるが、2025年度でないと把握できないもの等があり、
指標
の性質により、各部局の判断で2023年度と2025年度の両方を記載、またはどちらかを記載している。 ◆
水野俊雄
委員
中間的な
目標
を設定した方が、
行政
としてはやりやすいだろうと思う。各部局においては、
KPI
の
中間値
についても
年度ごと
に把握しながら
事業
を進めてもらいたい。
資料
1について伺うが、新・
総合計画
の普及・啓発の
目的
と
目標
は何か。 ◎古仙
未来創生室長
目的
は、
群馬
県が目指す20年後の姿と目指す姿の実現に向けた県の
取組
を
県民
に知っていただくことであり、
目標
はこのことを多くの
県民
に普及していくことである。
県民幸福度アンケート
の実施により、例えば、「
始動人
」の
認知度
、
県民
が抱く誇りや自慢、
幸福感等
を把握することで
目標
の
達成度
を測り、「新・
総合計画
」
ポータルサイト
への
アクセス数
にも配慮しながら、
目的
の達成に向けて全力で取り組んでいきたい。 ◆
水野俊雄
委員
達成度
の
指標
に位置づけているものはあるか。 ◎古仙
未来創生室長
県民幸福度アンケート
の各
指標
により、総合的に判断することを考えている。 ◆
水野俊雄
委員
目的
については、室長から答弁いただいたように、最終的には、
県民
の
幸福度
にコミットしていくということを表現していただけるとありがたい。 20年後の目指す姿を達成するためには、
行政
の
取組
が変わるだけでなく、
県民
の行動が変わることが必要である。新・
総合計画
の内容や
取組
を
県民
が知ることが
目的
ではない。何が
目的
なのかを意識しながら、これからの
事業
に取り組んでいただきたい。
資料
2の
官民共創コミュニティ育成事業
については、こういった新しい動きが
県民
の皆さんに希望を与えるものだと思うので、積極的に進めていただきたいが、
事業
の
目的
と
評価指標
について伺いたい。 ◎古仙
未来創生室長
基本計画
132ページに
KPI
として「
地域ビジョン
から生まれた共創の
取組件数
(累計)」を記載しているが、その先が重要であると考えている。これで
ビジョン
は完成ではなく、順次アップデートしていく。
官民共創コミュニティ
の
育成
においては、
地域
で
ワークショップ
を展開し、例えば、
商店街
の振興、文化的な振興などの
取組
に住民の方が参画し、さらには民間の知恵、学の知恵を
行政
がコーディネートしていくという活動を通じて、
ビジョン
の理念を理解していただくことを目指している。 ◆
水野俊雄
委員
1つ1つ
の
事業
を進める中で、そこを意識することは意外と大変なことだと思う。今までの延長で、フォアキャスト的に各年度の
事業
を進めていくことになりがちなので、20年先まで見通した眼差しの中で進めるということを忘れないで取り組んでいただきたい。
行政
の「
始動人
」については積極的に取り組んでいただきたいが、どのくらいの人数を輩出することを
目標
としているか。 ◎古仙
未来創生室長
市町村ごと
に
キーマン
となるような人を輩出し、
キーマン
に協力するような志を持った人をなるべく多く輩出できるよう取り組んでいきたい。 ◆
水野俊雄
委員
県職員
に限らず、
市町村職員
の中にも、
行政
の単位を超えて何か新しい
取組
をしてみようと、自発的に
勉強会
を実施したり、横の連携を図りながら、新しいことを始めてみようと考えている
職員
は意外といると思う。
行政
の「
始動人
」の輩出に関して、どのように
目標
を達成していくのか。 ◎古仙
未来創生室長
行政
の
始動人
には、「対話の場をつくる技術」、「声を聞く技術」、「地図を描く技術」が最低限必要であると考えており、来年度実施する「
ファシリテーター養成研修
」を全
市町村
の
職員
に受講していただき、多くの方にこれらの技術を習得していただき、自ら動き出すことを期待している。 ◆
水野俊雄
委員
行政
だけでなく議会の方がそういった
考え方
になっていないと空回りになってしまうので、
地方自治
の車の両輪である議会にもアプローチしていただけるとありがたい。 「
始動人
」が周りから浮いてしまうことなく活躍するためには、
市町村長
や周囲の理解が必要だと考えるがどうか。 ◎田子
知事戦略部長
来年度は9つの
振興局
を設置し、
地域創生部
で
市町村支援
の体制を強化することとしており、
知事戦略部
だけではなく、
地域創生部
、各
振興局
としっかり連携し、県全体として
市町村
の
取組
を支援できるよう工夫していきたい。 ◆
水野俊雄
委員
これを進めた先に、
県民幸福度
の
向上
を達成するため、他県でやっていないことにも積極的に取り組み、色々チャレンジして
行政
を進めるという、貪欲に
職員
が動いていくような
組織体
になっていくことを期待したい。
資料
3について、それぞれの
プロジェクト
の
所管課
を教えていただきたい。 ◎
新井
戦略企画課長
STEAM教育推進PJ
については、
教育委員会
の
義務教育課
と
高校教育課
、
戦略企画課
、
自然環境課
である。
ICT活用スキル育成PJ
については、
教育委員会
の
総合教育センター
、
義務教育課
、
高校教育課
、
特別支援教育課
である。
オンライン教育推進PJ
と教員の
指導力向上PJ
については、
教育委員会全般
で対応し、
ICT化
・DXの
推進
による学校の
業務改善
・
効率化PJ
にも取り組んでいくと聞いている。
始動人輩出
に関しては、自由な
発想育成PJ
、
大学連携
による
産業人材育成PJ
については、
産業政策課
が所管し、
グローバル始動人育成PJ
については、
戦略企画課
と
地域外交課
、
高校教育課
が所管する。
ICTリテラシー向上PJ
は、
戦略企画課
が所管している。 ◆
水野俊雄
委員
教育イノベーション
・
プロジェクト
の個々の
プロジェクト
に関心があり、改めて個別に伺いたいと思っている。 これまで国ではアクティブラーニングやDXを
推進
してきたところであるが、最新の国の動向について伺いたい。 ◎上原
教育委員会総務課長
国の
取組
については、新
学習指導要領
の中で、「主体的・対話的で深い学び」を掲げている。自ら課題を設定し、主体的に学ぶということは、
始動人
の
ベース
となるものと考えている。また、
令和
3年1月26日の
中央教育審議会
において、「『
令和
の
日本型学校教育
』の構築を目指して」という答申が出されている。この中で、新
学習指導要領
の着実な実施と
ICT
の活用を目指し、一人一人の
児童生徒
が自分のよさや
可能性
を認識すること、あらゆる他者を価値ある存在として尊重すること、多様な人々と協働し、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることなどが掲げられていることからも、国の
教育
の
方向性
と、新・
総合計画
で掲げる「
始動人
」の
考え方
は一致していると認識している。 ◆
水野俊雄
委員
国の
教育
の
方向性
と「
始動人
」の
コンセプト
が、軌を一にしているということで安心した。
学校教育
の現場では、
学習指導要領
を超えたことはできないはずなので、「
始動人
」の
コンセプト
は
教育委員会
が目指しているものと同じだということで、自信を持って進めていただきたい。
吾妻中央高校
で
モデル事業
として実施した
STEAM教育
については、非常に成果が上がったとの評価も聞いているが、手応えはどうか。 ◎古仙
未来創生室長
知事戦略部
と
教育委員会
が連携して、
STEAM教育推進プロジェクト
としてモデル的に行ったものだが、
モデル事業
では、
地元中之条
で行われている
健康寿命延伸
の研究である「
中之条研究
」の学習や、
地域
の
観光資源
である四万温泉における
フィールドワーク等
を行った。その後、生徒は歩くことと健康の関係や地元の
観光資源
の
PR方法等
について、自ら課題を設定した。
課題解決方法
の検討に当たっては、新・
総合計画策定懇談会
の
構成員
である
中島さち子
氏にご協力をいただいたが、生徒の発言を否定せずに認めることで、生徒は自信を持って発言するようになり、意見をぶつけ合うようになった。3月5日の
発表会
は、知事、副知事が出席し、
報道機関
がいる前で実施したが、堂々と発表を行っていた。この
モデル事業
を通じて、「
始動人
」は決して
エリート教育
ではなく、「
始動人
」のかけらは誰もが持っていて、誰でも「
始動人
」になれるということを確信した。 ◆
水野俊雄
委員
話を聞いて、
子供たち
の持つ
可能性
と成長を目の当たりにするような喜びを感じた。全ての
子供たち
に
可能性
があることを信じて、
モデル事業
は全県をカバーできるくらいたくさん実施してもらいたい。
モデル事業
を投入することで、少しでも多くの教員が生徒に関わる時間を確保できるようにしていただけるとありがたい。
教育委員会
と
知事戦略部
で、「
始動人
」輩出の
取組
を加速してほしい。
◆
橋爪洋介
委員
過日の
新聞報道
において、
令和
2年度第3次
国補正予算
の
国土交通省関東地方整備局管内
における各都県への
補助事業等配分額
が掲載されているが、9都県のうち
群馬
県のみが前年度より減少している。新・
総合計画
の政策の柱として「
災害レジリエンスNo
.1の実現」を掲げている中で、
計画
と整合を図った
予算要求
をすべきではないかと考えるがどうか。 ◎大塚
建設企画課長
令和
2年12月に策定した「
ぐんま
・
県土整備プラン
2020」においても、「
災害レジリエンスNo
.1の実現」を最
重点政策
としており、厳しい
財政状況
の中ではあるが、
県土整備プラン
の着実な
推進
に向け、各
事業
の
進捗状況等
を踏まえ必要な
予算額
が配分されていると考えている。 ◆
橋爪洋介
委員
群馬
県への
補正予算
の
配分額
は、
関東地方整備局管内
の他県に比べて圧倒的に少ない。前年度比で
唯一マイナス
となっている。防災・
減災対策
に必要な額は確保しているということだが、他県では、
新型コロナウイルス等
の影響により
財源状況
が厳しい中でも、これだけの
補正予算
を確保しており、
群馬
県も
補正予算
を確保しないと、防災・
減災対策
以外の
県土整備予算
にも影響が出かねないと考えるがどうか。 ◎大塚
建設企画課長
他県の
補正予算
に関する
方針等
は把握していないが、本県としては、
県土整備プラン
の
計画
的な
推進
に必要な
予算
の確保に努めているところである。 ◆
橋爪洋介
委員
県議会議員
への地元からの要望や陳情で、一番多いのは
県土整備関係
である。新・
総合計画
は
県民
との約束であり、われわれ
県議会議員
も
県民
と約束しながら選挙を戦い抜いてきている。
行財政改革
の中で理解しなければいけない部分もあると思うが、こういった点をしっかり踏まえ、
県当局
には、
県土整備予算
の確保に努めていただきたい。次の
予算
にどう反映されるか、しっかりと見ていきたい。 ◆あべともよ
委員
新・
総合計画
の
普及啓発
の
予算要求額
18,805千円は、何にどのくらい使う予定か。 ◎古仙
未来創生室長
紙媒体
を活用した普及については、
ビジョン
と
基本計画本体
の印刷で約3,000千円、
ビジョン
の論文は約3,000千円、副読本は約4,000千円、
ダイジェスト版
とフライヤー合わせて約1,500千円、
ポータルサイト構築費
については約5,000千円、
若者向け
の発信については約1,700千円である。 ◆あべともよ
委員
官民共創コミュニティ育成事業
の14,000千円の内容はどうか。 ◎古仙
未来創生室長
委託料で積算している。
企画立案部分
は我々が主導して行うが、プロポーザルで
委託先
を選定し民間の力を借りて展開していきたい。 ◆あべともよ
委員
教育イノベーションプロジェクト
について、それぞれの
プロジェクト
の
対象者数
はどのくらいか。 ◎
新井
戦略企画課長
対象者数
をはっきり示せるものと示せないものとがある。
STEAM教育推進PJ
については、「健康×新しいもの」は
普通高校
2、3校、「
STEAM×ロボティクス
」は
農業高校
5校程度を想定している。
STEAM教育推進PJ
の
ワークショップ
は、親子20組程度を考えており、
教職員向け
の
オンライン研修
は、できるだけ多くの人に聞いてもらおうと考えている。
ICT活用スキル育成PJ
については、
先進プログラミング
を小学校4校程度で実践するが、
集中セミナー
の
対象者
については、まだ未定である。
学習支援ソフト
やDXについては、広く一般を
対象
としている。
オンライン教育推進PJ
については、今年度36名が参加しており、来年度はもう少し増やす予定になっている。教員の
指導力向上PJ
については、全教員が
対象
となる。
始動人ジュニアキャンプ
、自由な
発想育成PJ
については、今年は約20名を募集した。サマースクールについては40名程度、
群馬グローバル始動人テイクオフ事業
については、高校、大学、
大学生
、
一般社会人
それぞれに応じて
事業
を組んでおり、内容はフォーラムや
動画配信
のため、人数を限らずに実施できると考えている。
ICTリテラシー向上PJ
については、来年度の教材は主に小中学生を
対象
に考えている。
誹謗中傷
については、高校生以上の全世代型をイメージしている。 ◎山田
産業政策課長
大学連携
による
産業人材育成PJ
は、
大学生
と大学院生を
対象
にしており、今年は56名が参加した。 ◆あべともよ
委員
新・
総合計画
の普及・啓発を何のためにやるかが重要なポイントだと思う。県がいくら知ってもらいたいと思っても、
メリット
がなければ、
県民
も興味がわかないと思う。新・
総合計画
の内容を知ることで、
県民
にとってどのような
メリット
があるのか。 ◎古仙
未来創生室長
官民共創コミュニティ
の展開は、
地域住民
に直接的な
メリット
が多いと考えている。
県民
自らが具体的な
取組
に参画することで、例えば、住みやすい
まちづくり
を進めることができる。また、
始動人
の
育成
は、
子供たち自身
はもちろん、親にとってもそして
地域
にとっても
メリット
がある。さらに、
始動人
の定着には
県民
の
マインドセット
を変える必要があり、新・
総合計画
を理解することで、
県民
に
多様性
を認める意識が定着し、
始動人
が活躍できる環境が整うという
メリット
があるのではないかと考えている。 ◆あべともよ
委員
資料
を作り単に
計画
の理念を伝えるだけでなく、具体的な
事業
に、
ビジョン
につながるどういう意味があり、生活にどう影響し、どういう
メリット
があるのかを
県民
に具体的に伝えられるような
普及啓発
に取り組んでほしい。
官民共創コミュニティ育成事業
について、参加する35
市町村
の
職員
は、ボランティア的に参加するのか、それとも業務として参加するのか。 ◎古仙
未来創生室長
両方あると考えている。35
市町村
の
職員
が参加する研修については、業務として参加していただくが、そこから先は、自発的な意志に基づく
官民連携
の活動も想定される。 ◆あべともよ
委員
行政主導
で作られて動き出す人は、「
始動人
」ではないのではないか。
市町村
の
職員
が仕事で派遣される場合は、
自発性
がどの程度確保されるか難しいし、無報酬でボランティア的に参加する人との差も出てくる。私も、議員になる前に太田市のこういった
取組
に参加し、良い経験をさせてもらったが、民間の方と
行政
の方の
温度差
の大きさも感じた。
民間中心
で既に活動している
取組
と
行政主導
で進める
官民共創コミュニティ
の
取組
に差が付いてしまうことを懸念しているが、どのように調整を図るのか。 ◎古仙
未来創生室長
ベース
になる研修については全
市町村
に参加していただく。来年度実施を予定している3
地域
については、意欲のある
地域
になると思う。民間の
取組
の巻き込みについては、NETSUGENを活用したり、
市町村等
を通じて情報を収集しコーディネートするなど、個別に対応したい。 ◆あべともよ
委員
太田市の前例なども見て進めていただきたい。
多様性
を生かすということであれば、県の
事業
とは別に活動している民間の
取組
が疎外されないように配慮してほしい。 私は、人は生まれたときは、みんな「
始動人
」であり、今ある
教育
の中で、自分の生き方や
考え方
を捨てざるを得なかった経験が、自分の価値を否定することにつながっているのではないかと考えている。自ら動くことのできない人がいるのであれば、その原因を突き詰め、そうならないために何をすべきか考えてほしい。「
始動人
」について、
教育イノベーション
・
プロジェクト
は、限られた人が
対象
となるが、全ての
子供たち
は自ら動く力のある存在である。ある
一定程度
の
子供たち
に対する働きかけではなく、全ての
子供たち
を
対象
とするべきと思うがどうか。 ◎
新井
戦略企画課長
教育イノベーション
・
プロジェクト
は、学校以外の場等で様々な体験をすることで、気づきを促す
可能性
を用意している。国の
教育
の
方向性
は、「
始動人
」の考えと合致しており、
個別最適
で多様な学びを、全児童・生徒に提供している。
こども未来部
が策定した「
ぐんま子ども
・
若者未来ビジョン
」では、様々な体験を通じて非
認知能力
を高めることで
自己肯定感
を高める、としているが、これも「
始動人
」につながる考えであり、
教育イノベーションプロジェクト
に限らず、全ての子供を
対象
に考えている。
エリート教育
という考えではない。 ◆あべともよ
委員
教育イノベーション
・
プロジェクト
に反対しているわけではないが、この
取組
をしていれば十分だということにはならないと思う。自分が考えていることを否定されないことなど、色々な理念を基に
総合計画
を作っていただいたと思うので、それを生かすために具体的に何をしたらいいかをよく研究していただきたい。
県民幸福度
について、
指標
はいつ公表する予定なのか。 ◎
新井
戦略企画課長
12月の
委員会
でも
資料
を配付したが、11月~12月で
アンケート
を実施し、6月頃には集計結果を公表する予定である。その後各部局にフィードバックした上で秋頃に
幸福度
の
報告書
としてまとめる予定である。 ◆あべともよ
委員
そもそも
県民幸福度
の
向上
が
目標
で、そのために
幸福度
の客観的な
指標
を作り、それを
向上
させる
総合計画
を策定するという話だったと思うが、
幸福度
がどういうものかを判断する
指標
がない中で、新・
総合計画
(
基本計画
)の
KPI
が先に出てしまっている。
KPI
と
県民幸福度
との
関連性
について、今年の秋に公表される
幸福度
の
指標
と策定時期がずれるが、新・
総合計画
を進める上で支障はないか。 ◎
新井
戦略企画課長
12月の
委員会
でも、項目については説明させていただいた。新・
総合計画
は作って終わりではなく、当然、
進行管理
を行う。
ベース
となる新・
総合計画
の
KPI
と、
県民幸福度
の
アンケート調査
結果をリンクさせて、
進捗状況
を把握することとしている。 ◆あべともよ
委員
どこまで進んだかは分かるが、どこまで進めるのかという
目標
は、数値がなければ分からないのではないか。どこまで進んだかが分かれば良いということか。 ◎
新井
戦略企画課長
アンケート
では、現在の
幸福感
、現在の幸福に重要なもの、10年後の幸福に重要なもの等を把握するが、10年後に向けて必要なものがしっかり取り組まれているかリンクさせている。今回の
アンケート
が
ベース
となる。 ◆あべともよ
委員
分析については、いつまでにどのくらいの位置を目指すかが定まらないと進捗は測れないのではないかと思うが、そういう測り方ではなく、現状の
指標
の値を見て判断していく
評価方法
になるのかと思う。
KPI
についても、これから
幸福度
の
指標
が出されるわけで、現状もまだ分かっていないので、今後も新しい情報や決定が出てくるのだと思うし、次の
知事選
での新しい公約を
総合計画
に反映しなければならないことも考えられる。毎年
進行管理
を行っていく中で、現状に合わせてブラッシュアップしてほしいがどうか。 ◎田子
知事戦略部長
山本県政最大
の
目標
である「
県民幸福度
の
向上
」を図るためには、まずスタートラインを把握する必要があるため、
アンケート調査
と
各種統計調査
の結果を秋に公表する。新・
総合計画
の
KPI
は
現状値
が把握できるため、
幸福度
の上下の動きと
KPI
との
相関関係
を、各部局とも連携して分析し、秋に
報告書
としてまとめたい。分析については工夫しながら柔軟に考えていきたい。 ◆
小川晶
委員
KPI
については、2025年に達成することが厳しい数値もあるように思うが、今回の
総合計画
は
バックキャスト方式
で作っていただいているので、2025年度の数値を達成することが20年後の姿を実現するための大前提として作られているという認識でよいか。 ◎古仙
未来創生室長
KPI
の達成に向けて最大限努力するという認識である。20年後の
KPI
を設定することは不可能に近いので、
基本計画
は5年で見直すことを想定した中で設定している。達成できたもの、できなかったもの、
幸福度
との関係も含めて、総合的に判断していく。 ◆
小川晶
委員
例えば、男女の地位の平等感は2025年度の
目標値
が35%となっているが、この5年間で3.3%しか伸びていない数字を1年間で伸ばさないと達成できない
目標
であり、かなり難しいのではないか。5年後の見直し時に達成できていなかった場合に、その後の
目標値
をどうするのかも曖昧である。また、1人あたり
県民
所得の
目標値
についても、現在の金額から30万円近く上げなくてはならず、現実的な数字なのか疑問に思うが、2025年の
KPI
を達成できたとして、その後、どこまでを目指していくのか。20年後の姿というのが、2025年までの数値からは見えにくい。今後の見直しなども踏まえて、次の
計画
に反映してほしい。 この短期間で
計画
をまとめていただいた各部局の皆さんの努力に感謝するが、パブコメの件数が7件しかないことから、
県民
の皆さんには伝わっていないのかなとも感じている。
計画
を作った後の普及・啓発が非常に大切なので、
県民
の皆さんが興味を持っていただけるように工夫しながら、
普及啓発
をしていただきたい。学生を巻き込んだ
普及啓発
については、
ワークショップ
的なものを学生と一緒にやるような機会をどんどん増やしていってもらいたいと考えているが、今後どのように進めていくのか。 ◎古仙
未来創生室長
学生との
取組
は、
ビジョン
を読んでもらうという形ではなく、例えば、
商店街
の振興という
官民共創コミュニティ
の
取組
に参加してもらい、その中でSDGsを知ってもらったり、皆さんが参画していること自体が「
始動人
」に繋がっていることや、実はそれを描いているのが
ビジョン
であるというような手法で、段階を踏んで周知していくなど、創意工夫して色々な手法を試していきたいと考えている。 ◆
小川晶
委員
日頃から興味があって動いている学生は、放っておいても動いてくれるが、そうでない人たちにどう届け、どう巻き込んでいくかがポイントになる。全
県民
で
幸福度
を上げていくということなので、巻き込み方が大事である。最初は「動いている学生」を連れてくればいいが、そうでない普通の学生に着目して、県内の
大学生
や高校生と連携した形を作っていただきたい。 今年1年間は県も色々と動いていただき、特に県庁の32階はこれからの「
官民共創コミュニティ
」の拠点になってくると思う。1月から動き始めたNETSUGENについては、利用者からよい感想を聞いているが、まだ足を運んだことがない、何をする場か知らないという人が多いと思うので、大事な拠点になるのであればこそ、広報の仕方を工夫してほしい。 ◆
相沢崇文
委員
県民幸福度
の
指標
化に関してだが、
幸福度
アンケート
は、長期間続けていくのであれば調査項目を変更しない方がよいと思う反面、もう少し深く調査したい項目がある場合には、追加や修正などで対応する必要もあると思うが、今後どう対応していくのか。 ◎
新井
戦略企画課長
色々な議論をして、あまり項目が多すぎても
アンケート
に回答しにくくなるということで、ここまで絞ったものである。数回調査を実施していく中で、変更が適当である項目があれば、柔軟に検討していく。 ◆
相沢崇文
委員
県民幸福度アンケート
には、現在の主観的な
幸福感
についてもかなり
指標
が細かく出ており、
群馬
への気持ちや施策の実感ということで、この新・
総合計画
(
基本計画
)の19分野ごとの項目を設定して調査していただき、新・
総合計画
にもフィードバックしていただけるということなので、大変期待している。 パブリックコメントで多文化共生・共創に関し、事例などを出してかなり具体的に反対している意見があったが、ざっくりとした回答ではなく、きちんとした対応をするべきと考えるがどうか。 ◎田子
知事戦略部長
地域創生部
の方で多文化共生・共創
推進
条例の趣旨に則って進めていくと回答していると思う。
ビジョン
があっての多文化共生・共創
推進
条例である。パブリックコメントの対応については、
委員
からの意見を踏まえ、各部でしっかり対応していただくよう再度確認をする。 ◆
相沢崇文
委員
そういった一つ一つに対応していただくことが、
県民
みながこの
総合計画
を自分のものとして感じていただく第一歩となると思うので期待したい。 ○
中沢丈
一
委員長
以上で質疑を終了します。 △
委員会
審査終結に向けた協議について ○
中沢丈
一
委員長
それでは、ここで
委員会
の審査終結について、改めてお諮りしたいと思います。次回3月17日の
委員会
をもちまして、本
委員会
における審査を終結したいと思いますが、御異議ございませんか。 (「なし」の声あり) それでは、さよう決定いたします。 ついては、3月17日(水)の
委員会
では、
付託議案
に関しての最終確認と採決を行いますので、ご承知おき願います。 △
委員会
報告書
について ○
中沢丈
一
委員長
次に、
委員会
審査の終結に当たり、これまでの審査内容等をまとめて、議長あてに提出する「
委員会
報告書
」について、予め原案を配付させていただきました。何か現時点でご意見等がありますか。 (「なし」の声あり)
特にないようですので、
委員会
報告書
は、本日の追加記載分を含め、次回、17日の
委員会
において最終決定いたしますので、ご承知おき願います。それまでの間に、改めて何かご意見等がありましたら申し出ください。 △県内調査について ○
中沢丈
一
委員長
次に、すでに通知しているとおり、あさって10日の午後に太陽誘電株式会社の県内調査を行います。議事堂出発は12時45分ですので、それまでに議事堂正面入口に集合してください。現地集合の方は、13時30分までに太陽誘電R&Dセンターに集合してください。 △散会 ○
中沢丈
一
委員長
以上で本日の審査を終了いたします。次回は、来週3月17日(水)の午前10時から開催しますので、よろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。 (午前11時30分散会)
委員会
記録署名
委員
総合計画
に関する
特別委員会
委員長
中沢 丈一...
地方議会議事録
全都道府県市区町村議会
47都道府県議会
東京23区議会
政令指定都市議会
各都道府県内市区町村議会議事録
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
静岡県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
国会議事録
国会