• "繁殖抑制"(/)
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  1. 群馬県議会 2020-12-08
    令和 2年第3回定例会環境農林常任委員会(農政部関係)−12月08日-01号


    取得元: 群馬県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年第3回定例会環境農林常任委員会農政部関係)−12月08日-01号令和 2年第3回定例会環境農林常任委員会農政部関係) 委員会の名称 環境農林常任委員会 開催場所   403委員会室 開議年月日時 令和2年12月8日 午後1時00分 散会年月日時 令和2年12月8日 午後2時14分 会議の目的  令和2年第3回後期定例県議会における付託議案等の審査       (農政部関係)        委員長 泉沢信哉  副委員長 斉藤 優  委員 久保田順一郎 出席委員   委員  中島 篤  委員   金井康夫  委員 金子 渡        委員  本郷高明  委員   今泉健司  委員 大林裕子 欠席委員   なし 執行部出席者       【農政部】        農政部長           横室光良  蚕糸園芸課長      土屋真志        農林大学校長         桑原雅美  絹主監         岡喜久男        農政部副部長         倉澤政則  ぐんまブランド推進課長 小沼義晴        鳥獣被害対策担当参事     田中貴弘  畜産課長        富田 孝        農政課長           関口博久  家畜防疫対策室長    砂長伸司        農業構造政策課長       相澤 均  農村整備課長      松井秀夫
           技術支援課長         藤井俊弘        普及指導室長         倉本高帆        生産環境室長         平井光浩        鳥獣被害対策支援センター所長 船戸 弘 △再開 ○泉沢信哉 委員長   ただいまから、環境農林常任委員会を再開します。  これより、お手元に配付の次第により、農政部関係の審査を行います。 △委員長あいさつ泉沢信哉 委員長   (委員長あいさつ) △付託議案の説明 ○泉沢信哉 委員長   それでは、本委員会に付託された議案について、説明をお願いします。 ◎横室 農政部長   (第144号議案「令和2年度群馬県一般会計補正予算(第8号)」、第155号議案「群馬県畜産関係手数料条例の一部を改正する条例」、第161号議案「指定管理者の指定について」及び第162号議案「指定管理者の指定の期間の変更について」について、議案書及び資料1から資料3により説明した。) ○泉沢信哉 委員長   以上で付託議案の説明は終わりました。 △付託議案の質疑 ○泉沢信哉 委員長   これより、付託議案の質疑を行います。  なお、所管事項に関わる質疑は、付託議案の質疑が終了した後に行いますのでご了承願います。  委員の質疑及び執行部の答弁におかれましては、簡潔明瞭にお願いします。  質問のある方はいますか。 (「なし」の声あり。) ○泉沢信哉 委員長   以上で付託議案の質疑は終了といたします。 △所管事項の説明 ○泉沢信哉 委員長   次に、所管事項に係る配付資料ついて説明をお願いします。 ◎倉澤 農政部副部長   (「群馬県農業農村振興計画」について、資料4、資料5及び別冊1により説明した。) ◎砂長 家畜防疫対策室長   (「豚熱対応について」について、資料6及び資料7により説明した。) ○泉沢信哉 委員長   以上で説明は終了しました。  なお、基本計画の議決等に関する条例に基づく計画について、ただいま説明のありました「群馬県農業農村振興計画」は最上位計画となり、来年の第1回定例会での議決対象となりますので、ご承知おき願います。 △所管事項の質疑 ○泉沢信哉 委員長   これより、所管事項の質疑を行います。  こちらは通告制となりますので、ご注意願います。  ただし、配付資料に関する質疑は通告なく行えますので、希望する委員は適宜、挙手願います。  なお、委員の質疑及び執行部の答弁におかれましては、簡潔明瞭にお願いいたします。 ◆大林裕子 委員   農産物や果樹に大きな被害を与えている有害獣の殺処分について、市町村や農業生産組合などから檻を借りて捕獲した害獣の殺処分を実施しているが、現状について伺いたい。 ◎船戸 鳥獣対策支援センター所長   動物を殺処分する場合は、「動物愛護法」や「動物の殺処分方法に関する指針」において、できる限り苦痛を与えない方法によって殺処分するよう努めることとされており、捕獲した有害獣についても同様である。  殺処分にあたっては、鳥獣の生命の尊厳性を尊重するほか、捕獲従事者心理的負担の軽減や安全面も考慮する必要がある。  このため、二酸化炭素を使用したハクビシン等中型動物向けの殺処分器具捕獲動物全般に活用できる電気止め刺し器の導入について、国の交付金や県単事業で経費を支援し、有害鳥獣の捕獲を推進している。  また、これらの器具を使用した殺処分方法を普及するため、昨年度は、電気止め刺し器現地研修会を県内3か所で開催したほか、今年度は、二酸化炭素を使用した殺処分方法の研修会を開催してきたところである。  鳥獣害の軽減に向けた捕獲を推進するためには、県、関係機関、市町村、猟友会等が連携し、各種研修会等を通じて、今後とも適正な殺処分の実施に向けた啓発指導に努めて参りたい。 ◆大林裕子 委員   二酸化炭素の殺処分器具電気止め刺し器の導入について経費を支援し、現地研修会も実施しているとのことだが、自治体によっては徹底されていない。  経費が掛からない方法で殺処分をしているところも現実にある。  愛護団体から、苦しまずに最後を迎える殺処分の浸透をお願いされた。  害獣といえど大切な命なので、苦しみなく最後を迎えるよう啓発をお願いしたい。 ◆今泉健司 委員   カワウの被害の現状と対策について伺いたい。  地元の大間々町の高津戸にカワウのコロニーがあり、漁業被害を受けている。  先月、地元のフィッシングカルチャースクールに参加した。水生生物の生態や環境問題について学んだが、内水面漁業者や市の担当者からカワウの被害について県に要望があった。  最近の県内におけるカワウのコロニーと個体数について伺いたい。 ◎船戸 鳥獣被害対策支援センター所長   県内では、夜間にカワウが休息するねぐら10か所が確認されている。  繁殖を集団で行うコロニーについては、4か所が確認されている。  県では、これらの14か所のうち、現在、使用されているねぐら及びコロニー11か所の生息状況調査を7月、12月、3月の年3回実施しており、令和元年度の年平均個体数は811羽であった。  平成25年度の1,154羽をピークにやや減少傾向となっている。 ◆今泉健司 委員   11か所の生息状況調査結果を県ホームページで確認したが、増減を繰り返しながら推移している。  漁業関係者から、内水面漁業被害が深刻で、魚を放流したと同時にカワウに食べられることから、最優先で取り組まなければならない問題であると聞いた。  生態系への影響や経済的損失もあり、放流した魚が目の前でカワウに食べられることは惨劇で精神的苦痛でもある。  昨年度の被害額について伺いたい。 ◎土屋 蚕糸園芸課長   県では、漁場でのカワウの被害状況を把握するため、県漁業協同組合連合会に委託して、7月、9月、12月に県内30か所の河川、湖沼で調査を実施し、年間平均で446羽のカワウの飛来を確認している。  カワウが1日当たりに捕食する量は500グラムであり、魚種ごとの捕食割合から被害額を算定すると、令和元年度の被害量は97トン、被害額が9,200万円という試算が出ている。  この被害額は、ピークであった平成27年の被害量197トン、被害額1億8,800万円と比較すると、数字上では半減している。  各漁協が現場で苦労しており、被害の減少が実感できないことや魚を放流して管理する作業が減っていないことは承知している。  今後も、漁業協同組合情報収集や連携を図りながら、引き続き、対策に努めて参りたい。 ◆今泉健司 委員   被害額のピーク1億8,800万円と比較すれば半減であるが、1億円近い金額の被害が発生しており、現場の組合員から見れば、半減してよかったという数字ではない。  組合員と情報収集や連携を図りながら、改善に向けて取り組んでいただきたい。  続いて、本県は、カワウの適正管理計画を推進しているが現実と乖離がある。  カワウの生息数が少なくなっていることは承知しているが、現実の数字が計画と乖離している。  カワウの適正管理計画の現状について伺いたい。 ◎船戸 鳥獣対策支援センター所長   群馬県カワウ適正管理計画は、内水面漁業被害の軽減により、人とカワウの軋轢解消を図ることを目的にしている。現在は、第二期で令和元年から5か年の計画である。  漁業被害軽減のためには、河川等被害地における防除対策のほか、カワウの個体数の削減が求められている。  このため、この計画では、年平均個体数を平成24年度水準の960羽から国が示した「カワウ被害対策強化の考え」に準じて、10年後の令和4年までに480羽まで半減させることとしている。  令和元年度の年平均個体数は811羽まで減少したが、目標である令和4年度の480羽には到達していない。
    今泉健司 委員   令和元年度の実際の個体数は811羽であり、1億円近い被害が発生しているため、現場の人たちは、カワウが減少している実感がない。  カワウは、飛来してくるので広域的な取組が必要である。  令和4年度に向けて、群馬県カワウ適正管理計画を達成するための施策が必要であるが、どのように考えているのか。 ◎船戸 鳥獣対策支援センター所長   群馬県カワウ適正管理計画の目標については、内水面漁業被害の軽減とそれを実現させるための手段の一つである個体数の半減である。  漁業被害の軽減を図るためには、被害の現場である河川等のほか、ねぐら・コロニーにおいて、被害対策の三本柱である被害防除対策生息環境管理個体群管理を総合的に実施する必要がある。  県では、漁協等の関係団体等と連携して対策を推進するため、漁場でのカワウ捕獲に係る経費支援を行っているほか、全国内水面漁業協同組合連合会が補助する追い払い、テープ張り等食害防除対策を推進している。  また、カワウの拡散が懸念されるコロニーでの個体数削減に向け、ドローンで巣の中にドライアイスを投入し卵のふ化を停止させるなどの新たな繁殖抑制技術の研究や捕獲等の管理を担う人材の育成にも取り組んでいる。  カワウについては、広域で行動することから近隣県との連携が重要であるため、関東広域11都県の関係行政機関で構成する「関東カワウ広域協議会」等で効果的な対策の実施に向けて情報を共有している。  市町村や関係団体と連携し、これらの対策を総合的に推進することで適正管理計画の目標である内水面漁業被害軽減が実感できるように努めて参りたい。 ◆今泉健司 委員   食害防除対策ドライアイスによる繁殖抑制技術の研究に取り組んでいるが成果が出ていない面もあり、組合の方から実感が湧かないという声もある。  お互いが一生懸命やっているのにもったいない。  お互いに協力していただき、意見を合わせてカワウが計画どおりに半減できるように要望する。 ◆久保田順一郎 委員   今年の米の作況状況はどうか。 ◎倉本 普及指導室長   本年の米の作柄は、7月の長梅雨の影響による低温、日照不足、梅雨明け後の8月は一転して猛烈な高温小雨となり、米の作柄が心配される諸条件であった。  7月の低温、日照不足の影響で収穫量がやや少ない圃場が散見されたが、農林水産省が発表した10月15日現在の作況指数では、北毛が102、中毛が100、東毛が99、県全体の作況指数は100となり平年並みの収穫量となった。  また、品質の状況は、8月の高温の影響により、東毛地域の早場米のコシヒカリで白未熟粒が多く、平年より品質が劣ったが、その他の地域では著しい品質低下はなかったため、10月30日現在の県全体の一等米比率は82.3%であった。 ◆久保田順一郎 委員   長雨と日照不足がどの程度影響するか懸念された年だった。  果樹系は、日照不足で甘さが出ないため、桃は不良であった。  作況状況について伺ったが、昨年並みで一安心である。  米の需要に応じた生産は、品種や利用先を考慮し年明けに作付け準備をする必要がある。  品種や利用先について、飼料米、食用米などの状況を伺いたい。 ◎土屋 蚕糸園芸課長   弁当屋や給食などの中食事業者、牛丼やファミリーレストランの外食事業者に利用される米が食用の中で一般的に業務用と呼ばれている。  本県で作付けされている食用米の面積は、約1万4,000ヘクタールであり、このうち約60%が中食、外食向け業務用米として販売されている。  業務用米の割合については、平成30年度は全国で3位、29年及び28年は全国1位の割合で重要な位置を占めている。  また、飼料用米は、水田を有効活用し、国産の自給飼料の確保や養豚農家等と連携した資源循環に資する取組である。県内の飼料米は、現在、約1,000ヘクタールで米の作付けの中の約6%を占めている。  今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、外食向け業務用米が売れないため、在庫が積み上がっている。  県としては、農家が安心して営農を継続できるように全農と様々な意見を交換し、国庫事業の活用等も相談し対応したい。今後も業務用を含めた需要に応じた米の生産を推進するとともに、国の経営所得安定対策等の交付金を活用し、飼料米、麦との二毛作などバランスのとれた水田フル活用を推進して参りたい。 ◆久保田順一郎 委員   飼料米のサイレージについて伺いたい。 ◎富田 畜産課長   飼料米のうち、養豚は玄米を粉砕し、養鶏はそのまま与えている。  また、牛は、穂がついている状態でロールに巻くホールクロップサイレージを乳牛や肉用牛に与えている。 ◆久保田順一郎 委員   飼料米生産者は、畜産と兼業が多いので補助等の支援をお願いしたい。  業務用米については、コロナ禍で売行きが心配である。  流通も含めて指導をお願いしたい。  次に、中部農業事務所伊勢崎農業指導センターから、水田農業におけるスマート農業活用検討の資料を頂いた。  米麦研究センターの協力を得て、水田農業にドローンを使用しているがどのような内容か。 ◎倉本 普及指導室長   伊勢崎地区農業指導センター農業技術センターが協力し、ドローンで上空から水田を可視光で撮影した。撮影した画像は、業者に委託し、画像から生育状況の判断に取り組んだ事例である。  画像によって解析された生育状況に基づいて、施肥、田植作業の改善について、試験的に実施している。 ◆久保田順一郎 委員   作柄についても、ドローンで解析が可能である。  カワウのドローンによる対応や園芸関係施肥効率化など、生産者も巻き込んだスマート農業が進んでいる。  ドローンの導入費用の相場はどの程度か。 ◎倉本 普及指導室長   ドローンは、水田での病害虫防除への活用が進んでおり、業者へ委託して実施している。  令和元年は、約70ヘクタールの水田で防除作業が行われたが、具体的な委託料の金額は把握していない。 ◆久保田順一郎 委員   ドローンを活用した消毒費用について伺いたい。 ◎倉本 普及指導室長   ドローンでの米麦防除では、薬剤を別として10アール当たり2,000円で委託できる。 ◆久保田順一郎 委員   時間単価ではなく、面積単価でよいか。 ◎倉本 普及指導室長   面積当たりの金額である。 ◆久保田順一郎 委員   人間の時給単価と比べるとどうか。  高齢化で少しでも手間を省きたいが、対人件費として安価であるのか。 ◎倉本 普及指導室長   水田の防除については、ドローンを使用しない場合、2人1組で1時間10アールの防除はできない。 ドローンを使用した防除は、経済的にも理にかなっている。 ◆久保田順一郎 委員   DXの試みととも振興面も含め、新しい技術の導入をお願いしたい。 ◆金井康夫 委員   豚熱の対応について、主な対策の概要の4項目は、ワクチン接種体制防鳥ネット防犯カメラ野生動物侵入防止柵設置であるが、経口ワクチン散布効果について伺いたい。 ◎砂長 家畜防疫対策室長   来年度以降も、国は、経口ワクチンを使用して野生イノシシ対策を実施する。  今後も、国の計画に基づいて経口ワクチンを散布し、野生イノシシへの免疫付与を継続する。 ◆金井康夫 委員   全国的には、岐阜県から豚熱が発生し、長野県や群馬県が突破され豚熱の感染が拡大している。  群馬県は、自衛隊が国有林を中心に経口ワクチンを隙間なく散布してワクチンベルトを構築しているが、群馬県の森林面積に対する民有林は5割以上あり、民有林に経口ワクチンは散布できない。  例えば、マツタケやタケノコが自生する林に経口ワクチンを散布すれば、野生イノシシに食べられてしまう。  昨年、群馬県が散布した経口ワクチンの範囲について、散布できていない場所があるのではないか。 ◎砂長 家畜防疫対策室長   自衛隊の協力を得て、栃木県境や藤岡方面の国有林を中心に経口ワクチンを散布した。  林野庁の協力もあり、円滑に経口ワクチン散布の許可を取得できた。また、散布範囲野生イノシシが多く出没する地域で、かつ、効果的な地域を国と協議して決定した。 ◆金井康夫 委員   先日、群馬県選出の国会議員と面会し、家畜防疫員以外のワクチン接種を要望した際に経口ワクチン散布の見直しも要望した。  これだけワクチンベルトが突破されているのは、経口ワクチンの散布の仕方について、中身を精査する必要があると考えている。  国有林に散布し、県関係では林道に散布したが、散布地域を地図上で見ると相当な穴がある。経口ワクチンに予算措置するより、捕獲奨励金に予算措置する方が効果があると考えるので、野生イノシシを捕獲するための捕獲奨励金の予算確保をお願いしたい。 ◎横室 農政部長   豚熱の対策については、現状、この対策が最も効果的であるというものはないが、経口ワクチンも一定の効果があると考えている。  また、捕獲奨励金も効果はあるが、豚熱の対策はどちらか一方ではない。  野生イノシシといえども、絶滅させるわけにはいかないので、実際には、農場付近に野生イノシシが現れないことが一番の対策である。  12月から一斉に農場周辺の野生イノシシ捕獲を市町村と協力して実施している。  国への要望も含め、県としては、今後も総合的な対策を推進して参りたい。 ◆金井康夫 委員   豚は多産で乳房が14個あり、最大で14頭生まれる。  野生イノシシを全頭捕獲することは不可能であり、今回の豚熱発生対応では各業界団体の協力で収束した。  それらも踏まえて、今後対応していただきたい。
    本郷高明 委員   殺処分等の防疫措置の対応を検証するためのアンケートを実施し、2,558人の動員者のうち、721件の意見を取りまとめたが、アンケートの実施方法は郵送か。  また、アンケート項目について、自由記述式であったのか伺いたい。 ◎砂長 家畜防疫対策室長   県関係の動員者については、総務事務システムアンケート調査を実施し、自由記載で様々な意見を集約した。  また、関係団体は聞き取りによるほか、団体によっては自由形式で問題点の回答を頂いた。 ◆本郷高明 委員   アンケートを実施して次につなげることは良いことであるが、アンケート数は動員者すべてに近い方が様々な検証ができる。  防疫作業に携わった当事者である畜産関係者は、断腸の思いでいたたまれないと思う。  殺処分に普段から慣れている人はいいが、コロナ禍の気持ちが沈んでいる中で、アンケートに協力できない人もいたのではないか。  防疫措置に携わった人たちのストレス対策は、農政部だけでなく健康福祉部とも連携を図らなければならない。  ストレス対策に関する記載がなかったので、検討をお願いしたい。 ◎関口 農政課長   防疫措置の課題や問題点のほか、防疫業務終了後に健康状態のフォローを実施した。  県職員を対象として、防疫業務従事者695人に確認したところ、9割を超える方から特に問題がないと回答があり、不調であると回答したのは、56人、約8%であった。  不調であると回答した方については、県の産業医や保健師が相談を受け、その結果、健康障害が認められる者はいなかった。 ◆本郷高明 委員   健康面での異常がなくてよかったが、業務に差し支えないようにストレスチェックなどを実施していただきたい。 ○泉沢信哉 委員長   以上で、所管事項の質疑は終了いたしました。 △付託議案の討論・採決 ○泉沢信哉 委員長   これより付託議案の採決に入ります。  議案の採決に先立ち討論される委員は挙手をお願いします。 (「なし」の声あり。) ○泉沢信哉 委員長   討論がありませんので、本委員会に付託された議案のうち農政部関係の議案について採決いたします。  はじめに、第144号議案について、これを原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手を願います。 (挙手全員) ○泉沢信哉 委員長   挙手全員であります。  よって、第144号議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第155号議案について、これを原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手を願います。 (挙手全員) ○泉沢信哉 委員長   挙手全員であります。  よって、第155号議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第161号議案について、これを原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手を願います。 (挙手全員) ○泉沢信哉 委員長   挙手全員であります。  よって、第161号議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第162号議案について、これを原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手を願います。 (挙手全員) ○泉沢信哉 委員長   挙手全員であります。  よって、第162号議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △請願の審査 ○泉沢信哉 委員長   次に、請願の審査に入ります。  本委員会に付託された請願のうち、農政部関係の請願は、継続1件であります。  それでは、第12号について、執行部から説明願います。 ◎平井 生産環境室長   (第12号「利根沼田地域の総合開発についての請願<1項>」について説明した。) ○泉沢信哉 委員長   説明は終わりました。  第12号の取扱いについて、いかがいたしますか。  (「趣旨採択」の声あり。) ○泉沢信哉 委員長   それでは、挙手により賛否を問います。  趣旨採択に賛成の委員は挙手願います。  (挙手全員) ○泉沢信哉 委員長   挙手全員であります。  よって、趣旨採択と決定いたします。  以上で請願の審査は終了しました。 △閉会中継続審査(調査)特定事件の決定 ○泉沢信哉 委員長   次に委員会が閉会中審査又は調査する案件については、お手元に配付てある(案)のとおりとしてよろしいでしょうか。  (「はい」の声あり。) ○泉沢信哉 委員長   さよう決定いたします。 △その他 ○泉沢信哉 委員長   委員長報告については、正副委員長にご一任願います。
    泉沢信哉 委員長   次に、来月、1月の月いち委員会についてですが、今回は当委員会にバスの優先権がないため、1月下旬に調査を実施したいと考えております。  日程・調査先等については、正副委員長にご一任いただくことで、よろしいでしょうか。  (「はい」の声あり。) ○泉沢信哉 委員長   さよう決定いたします。  最終的な内容については、別途、通知いたします。 △散会 ○泉沢信哉 委員長   以上で、農政部関係の審査を終了いたします。  これにて散会いたします。 (午後2時15分終了)   委員会記録署名委員    環境農林常任委員会     委員長 泉沢 信哉...