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令和 2年 第1回 定例会−03月18日-07号

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  1. 群馬県議会 2020-03-18
    令和 2年 第1回 定例会−03月18日-07号


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    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年 第1回 定例会−03月18日-07号令和 2年 第1回 定例会 群馬県議会会議録第7号 令和2年3月18日        出席議員 49人 欠席議員 0人 欠員 1人    中沢丈一  (出 席)       久保田順一郎(出 席)    星野 寛  (出 席)       岩井 均  (出 席)    狩野浩志  (出 席)       福重隆浩  (出 席)    橋爪洋介  (出 席)       星名建市  (出 席)    伊藤祐司  (出 席)       角倉邦良  (出 席)    井田 泉  (出 席)       水野俊雄  (出 席)    後藤克己  (出 席)       中島 篤  (出 席)    萩原 渉  (出 席)       あべともよ (出 席)    岸 善一郎 (出 席)       臂 泰雄  (出 席)    井下泰伸  (出 席)       酒井宏明  (出 席)    金井康夫  (出 席)       金子 渡  (出 席)    安孫子 哲 (出 席)       藥丸 潔  (出 席)    小川 晶  (出 席)       伊藤 清  (出 席)    大和 勲  (出 席)       川野辺達也 (出 席)    本郷高明  (出 席)       穂積昌信  (出 席)
       井田泰彦  (出 席)       加賀谷富士子(出 席)    泉沢信哉  (出 席)       多田善洋  (出 席)    今泉健司  (出 席)       松本基志  (出 席)    斉藤 優  (出 席)       大林裕子  (出 席)    森 昌彦  (出 席)       八木田恭之 (出 席)    入内島道隆 (出 席)       矢野英司  (出 席)    高井俊一郎 (出 席)       相沢崇文  (出 席)    神田和生  (出 席)       金沢充隆  (出 席)    亀山貴史  (出 席)       秋山健太郎 (出 席)    牛木 義  (出 席) 説明のため出席した者の職氏名    知事         山本一太    副知事        津久井治男    副知事        宇留賀敬一    教育長        笠原 寛    選挙管理委員長    宮下智滿    人事委員長      森田 均    代表監査委員     丸山幸男    公安委員長      金子正元    警察本部長      松坂規生    企業管理者職務代理者 松島賢治    総務部長       星野恵一    企画部長       友松 寛    生活文化スポーツ部長 角田淑江    こども未来部長    吉田 誠    健康福祉部長     武藤幸夫    森林環境部長     桑原雅美    農政部長       吉野 努    産業経済部長     鬼形尚道    県土整備部長     岩下勝則    危機管理監      横室光良    会計管理者      入内島敏彦    病院局長       志村重男    財政課長       田中序生 職務のため出席した者の職氏名    局長         吉澤幸夫    総務課長       得地雅彦    議事課長       高田 隆    議事課次長      今泉一幸    議事課係長      川村正洋    議事課主幹      高橋良彦    議事課主幹      大山浩史     令和2年3月18日(水)                   議  事  日  程 第 7 号 第1 常任委員長報告    第1号議案 令和2年度群馬県一般会計予算    第2号議案 令和2年度群馬県母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算    第3号議案 令和2年度群馬県農業改良資金特別会計予算    第4号議案 令和2年度群馬県県有模範林施設費特別会計予算    第5号議案 令和2年度群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計予算    第6号議案 令和2年度群馬県用地先行取得特別会計予算    第7号議案 令和2年度群馬県収入証紙特別会計予算    第8号議案 令和2年度群馬県林業改善資金特別会計予算    第9号議案 令和2年度群馬県公債管理特別会計予算    第10号議案 令和2年度群馬県中小企業振興資金特別会計予算    第11号議案 令和2年度群馬県新エネルギー特別会計予算    第12号議案 令和2年度群馬県国民健康保険特別会計予算    第13号議案 令和2年度群馬県流域下水道事業会計予算    第14号議案 群馬県知事等損害賠償責任の一部免責に関する条例    第15号議案 群馬県公立大学法人の役員等の損害賠償責任の一部免除に関する条例    第16号議案 群馬県公文書等の管理に関する条例    第17号議案 群馬県国民スポーツ大会全国障害者スポーツ大会開催基金条例    第18号議案 群馬県無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例    第19号議案 群馬県流域下水道事業の設置等に関する条例    第20号議案 群馬県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例    第21号議案 群馬県部設置条例及び群馬県地域機関設置条例の一部を改正する条例    第22号議案 群馬県議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例    第23号議案 群馬県高圧ガス保安法関係手数料条例の一部を改正する条例    第24号議案 群馬県総合スポーツセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例    第25号議案 群馬県幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    第26号議案 群馬県医学生修学資金貸与条例の一部を改正する条例    第27号議案 群馬県介護保険法関係手数料条例の一部を改正する条例    第28号議案 群馬県がん対策推進条例の一部を改正する条例    第29号議案 群馬県覚せい剤取締法関係手数料条例及び群馬県薬物の濫用の防止に関する条例の一部を改正する条例    第30号議案 群馬県後期高齢者医療財政安定化基金条例の一部を改正する条例    第31号議案 群馬県食品衛生法施行条例及び群馬県食品衛生条例の一部を改正する条例    第32号議案 群馬県浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例    第33号議案 群馬県立農林大学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例    第34号議案 群馬県肥料取締法関係手数料条例及び群馬県肥料等の大量投与の防止に関する条例の一部を改正する条例    第35号議案 群馬県家畜伝染病予防法関係手数料条例の一部を改正する条例    第36号議案 群馬県立産業技術センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例    第37号議案 群馬県建築基準法施行条例の一部を改正する条例    第38号議案 群馬県県営住宅管理条例の一部を改正する条例    第39号議案 群馬県監査委員に関する条例の一部を改正する条例    第40号議案 群馬県立学校職員定数条例及び群馬県市町村立学校職員定数条例の一部を改正する条例    第41号議案 群馬県義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例    第42号議案 群馬県立学校設置条例の一部を改正する条例    第43号議案 ぐんま子ども若者未来ビジョン2020の策定について    第44号議案 群馬県福祉プラン(令和2年度〜令和6年度)の策定について    第45号議案 第8次群馬県保健医療計画の変更について    第46号議案 群馬県食品安全基本計画2020-2024の策定について    第47号議案 ぐんま県産木材の利用の促進に関する指針の策定について    第48号議案 群馬県イノシシ適正管理計画の策定について    第49号議案 群馬県の教育、文化、学術及びスポーツの振興に関する大綱の変更について    第50号議案 独立行政法人水資源機構法第26条の規定による市町村の負担について    第51号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担について    第52号議案 包括外部監査契約の締結について    第53号議案 令和2年度群馬県電気事業会計予算    第54号議案 令和2年度群馬県工業用水道事業会計予算
       第55号議案 令和2年度群馬県水道事業会計予算    第56号議案 令和2年度群馬県団地造成事業会計予算    第57号議案 令和2年度群馬県施設管理事業会計予算    第58号議案 群馬県公営企業職員定数条例の一部を改正する条例    第59号議案 群馬県水道用水料金徴収条例の一部を改正する条例    第60号議案 令和2年度群馬県病院事業会計予算    第61号議案 群馬県病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例                           以 上 知 事 提 出    ・請願 第2 発議案の付議    ・議第2号議案から議第4号議案について                         以 上 委 員 会 提 出 第3 特別委員長報告 第4 総合計画に関する特別委員会の中間報告 第5 会期の延長     午前10時開議   ● 開     議 ○狩野浩志 議長 これより本日の会議を開きます。   ● 常任委員長報告 ○狩野浩志 議長  △日程第1、第1号から第61号までの各議案及び各請願を議題とし、委員長の報告を求めます。  厚生文化常任委員会大和勲委員長御登壇願います。           (厚生文化常任委員会 大和 勲委員長 登壇 拍手) ◎厚生文化常任委員会(大和勲 委員長) 皆さん、おはようございます。厚生文化常任委員会委員長の大和勲でございます。厚生文化常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。  初めに、付託議案についてでありますが、第1号議案「令和2年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、生活文化スポーツ部関係では、東国文化周知事業について、予算額の減少要因や現在までの事業の成果、新年度の取組などが質疑されました。  次に、国民スポーツ大会に関して、冬季大会の動向や競技会場地の選定、施設の整備方針、基金の積立て状況について質疑されました。また、トップアスリートの就職支援について質疑されました。  次に、犯罪被害者の支援に関して、条例制定に向けた状況や市町村との連携について質疑されました。  次に、DV被害者支援に関して、各学校でのデートDV防止啓発講座の取組や、新たに始めるDV被害者支援等セーフティネット強化支援事業について質疑されました。  次に、女性相談所に関して、外国人の相談状況や婦人相談員の体制について質疑されました。  次に、群馬交響楽団に関して、予定されているベトナム公演の概要や関連する事業の内容が質疑されました。  次に、ぐんま県境稜線トレイルについて、現在の状況や、新たに実施する情報発信事業の内容などについて質疑されました。  次に、ALSOKぐんま総合スポーツセンター空調システム工事については、更新に伴う費用対効果等が質疑されました。  続いて、こども未来部・健康福祉部・病院局関係では、改正健康増進法に関して、新年度の取組や補助制度、説明会の実施状況などについて質疑されました。  次に、障害福祉推進に関して、ヘルプマークの配付状況や周知の取組について質疑されました。  次に、シングルマザー支援のためのシェアハウスモデル事業について、入居状況や今後の事業展開などについて質疑されました。  次に、児童相談所や一時保護所における外国人への対応や、マニュアルへの記載状況について質疑されました。  次に、外国人未払医療費対策に関して、実績や令和2年度で廃止する理由などについて当局の見解が求められました。  次に、特別養護老人ホームの整備方針や大規模修繕費補助の対象について質疑されました。  次に、子どもの居場所づくり事業に関して、補助実績や新年度の方針、マッチングコーディネーター事業の実績や効果、人材育成、また、子ども食堂の周知方法について質疑されました。  次に、保育人材確保に関して、保育士・保育所支援センターの設置が見送られた理由や今後の取組について質疑されました。  次に、介護人材確保に関しては、初任者研修支援など新規事業の内容について質疑されました。  次に、国が実施する子どもの死因究明(CDR)体制整備モデル事業への参加の目的などについて質疑されました。  次に、高齢者の活躍推進に関して、老人クラブへのアンケートの結果や今後の取組などについて質疑されました。  次に、障害者リハビリテーションセンター未利用地の活用方針について質疑されました。  次に、児童養護施設等に配置される家庭支援専門相談員に関して、配置予定や効果について質疑されました。  続いて、第26号議案「群馬県医学生修学資金貸与条例の一部を改正する条例」について、過去の貸与実績や改正の目的などについて質疑されました。  次に、第28号議案「群馬県がん対策推進条例の一部を改正する条例」について、AYA世代のがん患者支援の取組や、県内のがんゲノム医療の実施状況について質疑されました。  以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託された議案については、全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。  このほか、委員会の所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  まず、生活文化スポーツ部関係については、東京2020オリンピック聖火リレーの実施について、新型コロナウイルスに係るイベント中止に伴う補助金等の対応について。  次に、こども未来部・健康福祉部・病院局関係については、中堅やベテラン医師の確保について、各県立病院における医師確保の取組について、母子家庭減税について、ゲーム依存症対策について、社会的養護自立支援事業について、群馬県手話施策実施計画について、認知症高齢者への病院での対応についてなどが質疑されたほか、新型コロナウイルスに関しては、有効な治療薬について、PCR検査の状況について、帰国者・接触者相談センターへの相談件数や相談体制について、マスクの供給見通しについて、流行のピークや医療提供体制について、調剤薬局への情報提供について、医療機関の職員不足状況について。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上申し上げまして、委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               厚生文化常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち    歳  出  中         第 2 款 知事戦略費中の          第 5 項 地域外交費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第3目旅券発給費         第 4 款 地域創生費                ただし、次の事項を除く                 第1項第2目地域づくり支援費                    第3目土地対策費                    第4目水行政調整費                 第2項ぐんま暮らし・外国人活躍推進費                 第3項第4目世界遺産費                    第10目世界遺産センター費                 第4項文化財保護費         第 5 款 生活こども費                ただし、次の事項を除く                 第2項第2目県民活動支援・広聴費中の                     ・案内業務運営                      予算附属説明書中行政対象暴力対策及び広聴に関連する部分                      ・法人指導                 第4項第2目私学振興費         第 6 款 健康福祉費 第1号議案 第2表 債務負担行為のうち         ・消費生活協同組合の火災共済事業に対する貸付契約         ・統合型医療情報システム及び周産期医療情報システム運用保守業務委託契約         ・難病患者等公費負担システム維持管理及び機器の賃貸借・保守業務委託契約 第2号議案 令和2年度群馬県母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算 第12号議案 令和2年度群馬県国民健康保険特別会計予算 第60号議案 令和2年度群馬県病院事業会計予算       (事 件 議 案) 第17号議案 群馬県国民スポーツ大会全国障害者スポーツ大会開催基金条例 第18号議案 群馬県無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例 第20号議案 群馬県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例       (動物の愛護及び管理に関する法律、覚せい剤取締法に関する部分) 第24号議案 群馬県総合スポーツセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第25号議案 群馬県幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 第26号議案 群馬県医学生修学資金貸与条例の一部を改正する条例 第27号議案 群馬県介護保険法関係手数料条例の一部を改正する条例 第28号議案 群馬県がん対策推進条例の一部を改正する条例 第29号議案 群馬県覚せい剤取締法関係手数料条例及び群馬県薬物の濫用の防止に関する条例の一部を改正する条例
    第30号議案 群馬県後期高齢者医療財政安定化基金条例の一部を改正する条例 第31号議案 群馬県食品衛生法施行条例及び群馬県食品衛生条例の一部を改正する条例 第43号議案 ぐんま子ども若者未来ビジョン2020の策定について 第44号議案 群馬県福祉プラン(令和2年度〜令和6年度)の策定について 第45号議案 第8次群馬県保健医療計画の変更について 第46号議案 群馬県食品安全基本計画2020−2024の策定について 第61号議案 群馬県病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例                               【以上、全会一致可決】          ──────────────────────────               厚生文化常任委員会請願審査報告書 ┌─┬─────────────────────────┬─────────┬─────────┐ │番│件               名        │区   分    │意      見 │ │号│                         ├──┬───┬──┤         │ │ │                         │採択│採択│継続│         │ ├─┼─────────────────────────┼──┼───┼──┼─────────┤ │ 2│令和2年度県当初予算編成における予算措置等について│  │   │○ │         │ │ │の請願〈2項〉                  │  │   │  │         │ ├─┼─────────────────────────┼──┼───┼──┼─────────┤ │ 5│保育の充実を求める請願              │  │   │○ │         │ ├─┼─────────────────────────┼──┼───┼──┼─────────┤ │ 6│私立幼稚園の振興対策についての請願〈2項、3項、 │○ │   │  │願意妥当     │ │ │4項〉(2項、4項趣旨)             │  │   │  │結果の報告を求める│ └─┴─────────────────────────┴──┴───┴──┴─────────┘          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 農林環境常任委員会穂積昌信委員長御登壇願います。           (農林環境常任委員会 穂積昌信委員長 登壇 拍手) ◎農林環境常任委員会(穂積昌信 委員長) おはようございます。農林環境常任委員会委員長の穂積昌信でございます。農林環境常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。  初めに、付託議案についてでありますが、第1号議案「令和2年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、森林環境部関係では、ぐんまの木で家づくり支援事業の予算減少と、ぐんま県産木材の利用の促進に関する指針との整合性について質されるとともに、新たな施策などについて当局の見解が求められました。  次に、県有施設のあり方見直しの対象施設である緑化センター及び憩の森・森林学習センターについて、運営状況等が質疑されました。  また、赤城山の覚満淵の木道整備について、整備手法等について質されました。  さらに、ぐんま再生可能エネルギープロジェクトについて、その内容等が質疑されました。  続いて、農政部関係では、当初予算に係る事業の見直しについて、その内容、理由、対応等が質されました。  以上の質疑を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。  続いて、「CSF(豚熱)ワクチンの接種に関する意見書」の発議についてでありますが、現行制度では、CSFワクチンの接種は都道府県の家畜防疫員に限定されております。しかし、野生イノシシ感染の収束が見えない中、家畜防疫員以外の民間獣医師による接種を可能とすることや、CSFワクチン接種を行う民間獣医師に係る費用を国が支援することを強く要望するものであり、本意見書について、全会一致をもって可決し、本委員会から発議するものであります。  このほか、委員会の所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  まず、森林環境部関係でありますが、野生イノシシ駆除の取組について、県内の一般廃棄物や産業廃棄物の再生利用率や処理状況について、ぐんま5つのゼロ宣言及び宣言の実現プランについて、大規模災害時に派遣する技術職員を県が確保する場合、その人件費を財政支援する国の新たな制度への対応について、東邦亜鉛株式会社安中製錬所から搬出された非鉄スラグについて、高性能林業機械の導入状況及び稼働率について、クビアカツヤカミキリ対策について、林業用苗木における生産技術の開発について。  次に、農政部関係では、肥料取締法の改正による影響等について、米の品種ゴロピカリ及びいなほっこりの生産状況等について、蚕糸振興の対策について、野生鳥獣の食害を受けにくい農作物の栽培について、CSF対策について、野生イノシシの今年度の捕獲対策の実績と来年度の取組について、台風第19号により被災した農地、農業用施設の復旧状況について、県職員獣医師の確保について、日米貿易協定及びTPP11の影響について、主要農作物種子条例の制定の状況について、農薬グリホサートの使用について、農業現場におけるスマート農業の現状と今後の取組について、新規就農者の促進や担い手への支援について、ドローンによる農薬散布について、農林大学校における学生教育以外の取組について、秋冬野菜の鳥による食害対策について、ライスセンターの老朽化について、麦わらの適正な処理について、農業用免税軽油の利用促進について。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上申し上げまして、委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               農林環境常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち    歳  出  中         第 7 款 環境森林費         第 9 款 農政費         第 14 款 災害復旧費中の          第 1 項 農林水産施設災害復旧費          第 2 項 公共土木施設災害復旧費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第1目林地荒廃防止施設災害復旧費 第1号議案 第2表 債務負担行為のうち         ・大気汚染常時監視システム運営委託契約         ・農地中間管理事業の特例事業の融資に対する損失補償契約         ・農業近代化資金融資に対する利子補給契約         ・中山間地域活性化資金融資に対する利子補給契約         ・農業経営負担軽減支援資金融資に対する利子補給契約         ・総合農政推進資金融資に対する利子補給(助成)契約         ・畜産特別支援資金融資に関する利子補給契約         ・災害経営資金等の融通についての市町村利子補給に対する助成 第3号議案 令和2年度群馬県農業改良資金特別会計予算 第4号議案 令和2年度群馬県県有模範林施設費特別会計予算 第8号議案 令和2年度群馬県林業改善資金特別会計予算 第11号議案 令和2年度群馬県新エネルギー特別会計予算       (事 件 議 案) 第20号議案 群馬県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例       (肥料取締法に関する部分) 第32号議案 群馬県浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例 第33号議案 群馬県立農林大学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第34号議案 群馬県肥料取締法関係手数料条例及び群馬県肥料等の大量投与の防止に関する条例の一部を改正する条例 第35号議案 群馬県家畜伝染病予防法関係手数料条例の一部を改正する条例 第47号議案 ぐんま県産木材の利用の促進に関する指針の策定について 第48号議案 群馬県イノシシ適正管理計画の策定について 第50号議案 独立行政法人水資源機構法第26条の規定による市町村の負担について                               【以上、全会一致可決】          ──────────────────────────               農林環境常任委員会請願審査報告書 ┌─┬──────────────────────┬─────────┬──────────┐ │番│件               名     │区   分    │意      見  │ │号│                      ├──┬───┬──┤          │ │ │                      │採択│不採択│継続│          │ ├─┼──────────────────────┼──┼───┼──┼──────────┤ │ 3│日米貿易交渉の大枠合意の撤回等を求める請願 │  │○  │  │実施困難      │ │ │                      │  │   │  │(多数をもって決定)│ ├─┼──────────────────────┼──┼───┼──┼──────────┤ │ 8│令和2年度群馬県林業施策に関する請願    │○ │   │  │願意妥当      │ │ │                      │  │   │  │結果の報告を求める │ ├─┼──────────────────────┼──┼───┼──┼──────────┤ │ 9│CSF(豚コレラ)対策についての請願(趣旨)│○ │   │  │ 〃        │ │ │                      │  │   │  │     〃    │ └─┴──────────────────────┴──┴───┴──┴──────────┘          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 産経土木常任委員会金井康夫委員長御登壇願います。           (産経土木常任委員会 金井康夫委員長 登壇 拍手) ◎産経土木常任委員会(金井康夫 委員長) 皆さん、おはようございます。産経土木常任委員会委員長の金井康夫でございます。産経土木常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告を申し上げます。  初めに、付託議案のうち、第1号議案「令和2年度群馬県一般会計予算」に関して、産業経済部関係では、新型コロナウイルス感染症拡大による各種イベント中止や延期に係る予算の取扱いについて質疑されました。
     また、eスポーツに関して、事業推進に至った経緯や組織体制、ゲームの依存症対策等について質疑されました。  また、稜線トレイルに関して、ネットを活用した取組や今後の事業内容について質疑されました。  また、中心市街地・商業活性化推進に関して、クラウドファンディングなどを活用した支援内容や成果、官民連携によるリノベーションまちづくりの推進について質疑されました。  また、障害者雇用促進強化対策について、スマートワーク支援の概要や、企業と就労支援施設の連携促進について質疑されました。  また、離職者等再就職訓練に関して、取組内容について質疑されるとともに、離職者のニーズに合わせて取り組むよう要望されました。  また、千客万来支援事業に関して、市町村等の要望への対応について質疑されました。  また、英語版観光情報サイト新構築に関して、検索エンジンにおいて群馬県を上位表示させるようなSEO対策の必要性について質疑されました。  また、次世代モビリティー産業参入支援に関して、産学官連携や異業種連携による取組について質疑されました。  県土整備部関係では、当初予算の減額要因や、利根川の緊急対策をはじめとする防災・減災対策について質疑されるとともに、住民が必要とする事業については、地元要望も聞きながら、優先順位をつけて進めていただくよう要望されました。  また、利根川(伊勢崎・玉村工区)緊急対策に関して、土のうによる緊急かさ上げについて、止水性と景観に配慮するよう要望されました。  また、官民連携まちづくりのぐんまモデルに関して、事業内容及び民間意見の反映について質疑されました。  また、浄化槽対策について、環境配慮型の浄化槽設置について質疑されました。  また、群馬・埼玉地域連絡道路網検討調査に関して、その内容について質疑されるとともに、千代田町赤岩の利根川新橋建設の早期実施について要望されました。  次に、第10号議案「群馬県中小企業振興資金特別会計予算」に関して、制度融資における借換制度の改善について質疑されました。  次に、第38号議案「群馬県県営住宅管理条例の一部を改正する条例」に関して、連帯保証人制度の廃止や、セーフティーネットとしての役割について質疑されました。  企業局関係では、第53号議案「群馬県電気事業会計予算」に関して、ぐんま未来創生基金の活用の考え方について質疑されるとともに、議会の意見も財政当局にしっかり伝えるよう要望されました。  また、再生可能エネルギーの導入推進に関して、水素エネルギーに着目した次世代電気事業の調査研究や、霧積発電所建設及び四万発電所のリニューアルについて質疑されるとともに、他の発電所についてもリニューアルの検討を行うよう要望されました。  次に、第57号議案「群馬県施設管理事業会計予算」に関して、新玉村ゴルフ場クラブハウスの整備状況や、上武ゴルフ場の今後の見通しについて質疑されました。  以上の質疑を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  引き続き行いました請願の審査結果については、お手元に配付の報告書のとおりであります。  このほか、委員会の所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  初めに、産業経済部及び労働委員会関係については、新年度の組織改正について、湯けむり創造フォーラムについて、新型コロナウイルス感染症に係る県内経済への影響について、河川総合レクリエーション施設について、制度融資におけるSDGs要件について。  次に、企業局関係については、新型コロナウイルス感染症対策に係る対応について、今後の県営ゴルフ場のあり方について。  次に、県土整備部関係については、新型コロナウイルス感染症対策に係る下水道事業継続計画について、新たに配備される予定の排水ポンプ車について、八ッ場ダムの整備効果や水陸両用バス、下流都県との交流について、都市計画区域マスタープランの見直しについて、県土整備プランの見直しについて、県有施設のあり方検討について、前橋・玉村利根川新橋について、UDタクシー車両の導入支援について、鉄道利用促進アクションプログラムについて、被災者の公営住宅への入居資格について、群馬県交通安全条例の改正について。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上申し上げまして、委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               産経土木常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち    歳  出  中         第 2 款 知事戦略費中の          第 2 項 メディアプロモーション費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第2目メディアプロモーション費中の                   ・メディア・コンテンツ推進                     予算附属説明書中の                      ・ぐんま観光おもてなし                      に関連する部分          第 3 項 デジタル改革費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第2目デジタル改革費中の                   ・デジタルトランスフォーメーション推進                    予算附属説明書中の                     ・オープンイノベーション推進                     ・IoT・AI推進研究会運営                     ・スマートものづくりコーディネート                     ・先端ものづくり産業人材育成                     ・ロボット導入促進                     に関連する部分         第 8 款 労働費         第 10 款 産業経済費                ただし、次の事項を除く                 第4項第5目ぐんま総合情報センター費                 第6項第3目ロケ誘致推進費         第 11 款 県土整備費         第 14 款 災害復旧費中の          第 2 項 公共土木施設災害復旧費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第2目土木施設災害復旧費 第1号議案 第2表 債務負担行為のうち         ・失業者緊急教育資金融資の保証に対する損失補償契約         ・失業者緊急教育資金融資の保証に対する損失補償契約         ・再就職者訓練委託契約         ・公共事業等電子入札システム次期開発及び運用保守委託契約         ・公共事業等電子入札システム運用保守委託契約         ・土木総合システム機器リース契約         ・社会資本総合整備(道路管理)工事請負契約         ・道路改築工事請負契約         ・社会資本総合整備(道路整備)工事請負契約         ・八ッ場ダム生活再建対策資金融資に対する利子補給契約         ・社会資本総合整備(住宅)工事請負契約 第5号議案 令和2年度群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計予算 第6号議案 令和2年度群馬県用地先行取得特別会計予算 第10号議案 令和2年度群馬県中小企業振興資金特別会計予算 第13号議案 令和2年度群馬県流域下水道事業会計予算 第53号議案 令和2年度群馬県電気事業会計予算 第54号議案 令和2年度群馬県工業用水道事業会計予算 第55号議案 令和2年度群馬県水道事業会計予算 第56号議案 令和2年度群馬県団地造成事業会計予算 第57号議案 令和2年度群馬県施設管理事業会計予算       (事 件 議 案) 第19号議案 群馬県流域下水道事業の設置等に関する条例 第36号議案 群馬県立産業技術センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第37号議案 群馬県建築基準法施行条例の一部を改正する条例 第38号議案 群馬県県営住宅管理条例の一部を改正する条例 第51号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担について 第58号議案 群馬県公営企業職員定数条例の一部を改正する条例 第59号議案 群馬県水道用水料金徴収条例の一部を改正する条例                               【以上、全会一致可決】          ──────────────────────────               産経土木常任委員会請願審査報告書 ┌─┬──────────────────────────┬─────────┬────────┐ │番│件               名         │区   分    │意      見│ │号│                          ├──┬───┬──┤        │ │ │                          │採択│不採択│継続│        │ ├─┼──────────────────────────┼──┼───┼──┼────────┤ │ 1│「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」│  │   │○ │        │ │ │の採択を求める請願                 │  │   │  │        │ ├─┼──────────────────────────┼──┼───┼──┼────────┤
    │ 8│吉岡町と渋川市を結ぶ道路整備についての請願     │  │   │○ │        │ ├─┼──────────────────────────┼──┼───┼──┼────────┤ │ 9│県道前橋長瀞線柳瀬橋における渋滞緩和についての請願 │  │   │○ │        │ ├─┼──────────────────────────┼──┼───┼──┼────────┤ │10│BRT早期導入による新たな交通・観光の拠点づくりに │  │   │○ │        │ │ │ついての請願                    │  │   │  │        │ └─┴──────────────────────────┴──┴───┴──┴────────┘          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 文教警察常任委員会川野辺達也委員長御登壇願います。           (文教警察常任委員会 川野辺達也委員長 登壇 拍手) ◎文教警察常任委員会(川野辺達也 委員長) おはようございます。文教警察常任委員会委員長の川野辺達也でございます。文教警察常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告を申し上げます。  初めに、付託議案についてであります。  第1号議案「令和2年度群馬県一般会計予算」に関しまして、まず、教育委員会関係では、校庭の芝生化に関して、事業内容やスキームについて質疑されました。  また、学びと家庭のサポートに関して、生徒指導担当嘱託員の仕事内容や配置決定方法等について質疑されたほか、県立学校等におけるICT環境整備に関して、整備状況や国の補助制度等について質されました。  次に、ぐんま昆虫の森の予算に関して、増加理由について質疑されました。  続いて、警察本部関係では、GP−WAN(群馬県警察ワイドエリアネットワークシステム)に関して、事業概要やリース内容について質疑されるとともに、警察官の制服や特殊作業着などの被服関係経費の内訳及びデザインについて質されました。  次に、高齢者講習等管理システムに関して、予算の内訳や課題等について質疑されたほか、航空機の整備、維持管理に関して、ヘリコプターの活動状況や代替ヘリコプターのリース契約等について質されました。  また、IPR形警察移動無線通信システムに関して、予算の内訳や整備内容等について質疑されました。  次に、「NO!詐欺コールセンター」に関して、業務内容や今後の取組等について質疑されたほか、交通安全施設予算に関して、予算が減少した理由について質されました。  次に、第41号議案「群馬県義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例」に関し、勤務時間の上限に対する今後の周知方法と現場の休憩時間の実態について質されるとともに、勤務時間記録の保存期間などについて質疑された後、管理職による徹底した指導や、記録の保存期間を検討するよう要望がなされました。  次に、第42号議案「群馬県立学校設置条例の一部を改正する条例」に関し、桐生・みどり地区新高校の校章、校歌、制服等の進捗状況などについて質疑されたほか、同窓会等の関係者から様々な意見を収れんして、良い方向に進むよう要望がなされました。  以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでございます。  このほか、委員会の所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  初めに、教育委員会関係については、新型コロナウイルス感染症対策のための一斉臨時休業における学校現場での対応について、高校入試における部活動評価について、部活動指導員の配置状況について、伊勢崎特別支援学校の施設老朽化に対する改善について、市立太田養護学校の県立移管に係る現状と今後の予定について、夜間中学開設に関するニーズ調査等について、公立高校の定員割れに対する対応及び高校生の県外流出への対応について、高校の部活動としてのeスポーツの現状と課題について、総合教育センターの義務教育研究事業における研修内容等についてなどが質されました。  続いて、警察本部関係でありますが、現場等における警察官の新型コロナウイルス感染防止対策について、信号機撤去の基準について、緊急事態宣言が行われた場合の対応について、警察本部の組織改正の概要について、警察車両の選定基準について、県内における特殊詐欺被害認知状況について。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上申し上げまして、委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               文教警察常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち    歳  出  中         第 4 款 地域創生費中の          第 4 項 文化財保護費         第 12 款 警察費         第 13 款 教育費                ただし、次の事項を除く                  第8項大学費 第1号議案 第2表 債務負担行為のうち         ・警察本部電子計算機等リース契約         ・給与等計算システム構築運用保守委託契約         ・給与入出力システム設定機器リース契約         ・更新免許証即日交付(安中・渋川)機器リース契約         ・警察本部免許系汎用電子計算機リース契約         ・運転者管理システムネットワーク機器等リース契約         ・動体視力計・夜間視力計リース契約         ・高崎北警察署(仮称)庁舎建設工事請負契約         ・高崎北警察署(仮称)建設工事監理業務委託契約         ・警察本部庁舎消防設備機器更新工事請負契約         ・警察本部加入電話機等リース契約         ・鉄砲技能講習委託契約         ・証拠品適正保管委託契約         ・駐車違反車両確認事務委託契約         ・給与等計算システム構築運用保守委託契約         ・教職員健康診断等業務委託契約         ・県立高等学校ICT環境整備リース契約         ・県立高等学校用パソコン等リース契約         ・県立高等学校用パソコン等リース(延長分)契約         ・県立高等学校基本ソフトウェアライセンス契約         ・県立特別支援学校ICT環境整備リース契約         ・県立特別支援学校用パソコン等リース契約         ・県立特別支援学校用パソコン等リース(延長分)契約         ・県立特別支援学校基本ソフトウェアライセンス契約         ・藤岡特別支援学校体育館新築工事請負契約         ・藤岡特別支援学校体育館新築工事監理業務委託契約       (事 件 議 案) 第40号議案 群馬県立学校職員定数条例及び群馬県市町村立学校職員定数条例の一部を改正する条例 第41号議案 群馬県義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例 第42号議案 群馬県立学校設置条例の一部を改正する条例 第49号議案 群馬県の教育、文化、学術及びスポーツの振興に関する大綱の変更について                               【以上、全会一致可決】          ──────────────────────────               文教警察常任委員会請願審査報告書 ┌─┬─────────────────────────┬─────────┬─────────┐ │番│件               名        │区   分    │意      見 │ │号│                         ├──┬───┬──┤         │ │ │                         │採択│採択│継続│         │ ├─┼─────────────────────────┼──┼───┼──┼─────────┤ │ 1│学校給食費の無料化を求める請願          │  │   │○ │         │ ├─┼─────────────────────────┼──┼───┼──┼─────────┤ │ 2│嬬恋村田代地区の国道144号古永井交差点への信号機設 │○ │   │  │願意妥当     │ │ │置についての請願(趣旨)             │  │   │  │結果の報告を求める│ └─┴─────────────────────────┴──┴───┴──┴─────────┘          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 総務企画常任委員会井下泰伸委員長御登壇願います。           (総務企画常任委員会 井下泰伸委員長 登壇 拍手) ◎総務企画常任委員会(井下泰伸 委員長) おはようございます。総務企画常任委員会委員長の井下泰伸でございます。総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告を申し上げます。  初めに、付託議案について、第1号議案「令和2年度群馬県一般会計予算」に関して、総務部関係では、ぐんまちゃんのブランド力強化について質疑されました。  次に、CDOの役割について質疑されました。  次に、グラフぐんまの廃刊理由について質疑されました。  次に、県の情報発信におけるインターネットと既存のメディアとの関係について質疑されました。  次に、知事記者会見での手話通訳の導入について質疑されました。  次に、県と市町村のフィルムコミッションの役割分担について質疑されました。  次に、災害対策本部実施室整備について質疑されました。  次に、防災ヘリコプターの新機体の導入について質疑されました。
     次に、消防団員の確保対策について質疑されました。  次に、ぐんま地域防災アドバイザーの実績について質疑されました。  次に、ぐんま広報の紙面のリニューアルについて質疑されました。  続いて、企画部関係では、ぐんま暮らし支援センターの業務及び相談体制について質疑されました。  次に、県庁舎32階フロアの運営について質疑されました。  次に、奨学金返還支援事業について質疑されました。  次に、新年度に策定予定の多文化共生に関する条例について質疑されました。  次に、SDGsイニシアティブの新年度における取組について質疑されました。  次に、多文化共生、共創の取組について質疑されました。  次に、世界遺産に関連して、世界遺産センターの今後の予定及び学校との連携、来訪者動向調査の状況、世界遺産絹の国発信事業について質疑されました。  第16号議案「群馬県公文書等の管理に関する条例」に関して、条例施行日以前の文書の取扱いについて質疑されました。  第21号議案「群馬県部設置条例及び群馬県地域機関設置条例の一部を改正する条例」に関して、総合計画策定と組織改正との関係、知事戦略部の位置づけ、eスポーツ・新コンテンツ創出課、デジタルトランスフォーメーション課、ぐんま暮らし・外国人活躍推進課の業務内容、設置目的等について質されました。  以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました議案は、第1号議案は多数をもって、その他の議案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。  このほか、委員会の所管事項について各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  初めに、企画部関係については、総合計画及び総合戦略について、地方創生関係交付金の活用状況について、リース期間満了後の行政事務用パソコンのハードディスクの処理について、ぐんま外国人総合相談ワンストップセンターへの新型コロナウイルスに関する相談状況について。  次に、総務部関係については、県有未利用地の利活用について、ぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家」について、県有施設のあり方見直しについて、地域防災計画への性的少数者の規定について、行政対象暴力について、防災ヘリコプター墜落事故殉職者の御遺族への対応等について。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上申し上げまして、委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               総務企画常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第1号議案 本文 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち    歳     入         第 1 款 県     税         第 2 款 地方消費税清算金         第 3 款 地方譲与税         第 4 款 地方特例交付金         第 5 款 地方交付税         第 6 款 交通安全対策特別交付金         第 7 款 分担金及び負担金         第 8 款 使用料及び手数料         第 9 款 国庫支出金         第 10 款 財産収入         第 11 款 寄附金         第 12 款 繰入金         第 13 款 繰越金         第 14 款 諸収入         第 15 款 県債 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち    歳  出  中         第 1 款 議会費         第 2 款 知事戦略費                ただし、次の事項を除く                 第2項第2目メディアプロモーション費中の                     ・メディア・コンテンツ推進                       予算附属説明書中の                        ・ぐんま観光おもてなし                        に関連する部分                 第3項第2目デジタル改革費中の                     ・デジタルトランスフォーメーション推進                       予算附属説明書中の                     ・オープンイノベーション推進                     ・IoT・AI推進研究会運営                     ・スマートものづくりコーディネート                     ・先端ものづくり産業人材育成                     ・ロボット導入促進                     に関連する部分                 第5項第3目旅券発給費         第 3 款 総務費         第 4 款 地域創生費中の          第 1 項 地域創生費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第2目地域づくり支援費                  第3目土地対策費                  第4目水行政調整費          第 2 項 ぐんま暮らし・外国人活躍推進費          第 3 項 文化振興費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第4目世界遺産費                  第10目世界遺産センター費         第 5 款 生活こども費中の          第 2 項 県民活動支援・広聴費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第2目県民活動支援・広聴費中の                   ・案内業務運営                    予算附属説明書中行政対象暴力対策及び広聴に関連する部分                   ・法人指導          第 4 項 私学・子育て支援費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第2目私学振興費         第 10 款 産業経済費中の          第 4 項 観光魅力創出費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第5目ぐんま総合情報センター費          第 6 項 eスポーツ・新コンテンツ創出費                 歳入歳出予算事項別明細書中                  第3目ロケ誘致推進費         第 13 款 教育費中の          第 8 項 大学費         第 15 款 公債費         第 16 款 諸支出金         第 17 款 予備費 第1号議案 第2表 債務負担行為のうち         ・庁内ネットワーク用パソコン等リース契約         ・共通仮想化基盤構築運用保守業務委託契約         ・給与等計算システム構築運用保守委託契約         ・群馬会館警備業務委託契約         ・公共施設マネジメントシステム改修及びシステム保守管理委託契約
            ・給与等計算システム構築運用保守委託契約         ・総務事務人材派遣委託契約         ・防災情報通信ネットワークシステム地上回線更新整備工事請負契約         ・防災情報通信ネットワークシステム整備工事施工監理業務委託契約         ・防災ヘリコプター運航管理業務委託契約 第1号議案 第3表 県債                                【多数をもって可決】 第7号議案 令和2年度群馬県収入証紙特別会計予算 第9号議案 令和2年度群馬県公債管理特別会計予算       (事 件 議 案) 第14号議案 群馬県知事等損害賠償責任の一部免責に関する条例 第15号議案 群馬県公立大学法人の役員等の損害賠償責任の一部免除に関する条例 第16号議案 群馬県公文書等の管理に関する条例 第21号議案 群馬県部設置条例及び群馬県地域機関設置条例の一部を改正する条例 第22号議案 群馬県議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 第23号議案 群馬県高圧ガス保安法関係手数料条例の一部を改正する条例 第39号議案 群馬県監査委員に関する条例の一部を改正する条例 第52号議案 包括外部監査契約の締結について                               【以上、全会一致可決】          ──────────────────────────               総務企画常任委員会請願審査報告書 ┌─┬────────────────────────┬─────────┬──────────┐ │番│件               名       │区   分    │意      見  │ │号│                        ├──┬───┬──┤          │ │ │                        │採択│不採択│継続│          │ ├─┼────────────────────────┼──┼───┼──┼──────────┤ │ 2│日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求め│  │   │○ │(多数をもって決定)│ │ │る意見書提出に関する請願            │  │   │  │          │ ├─┼────────────────────────┼──┼───┼──┼──────────┤ │ 3│日米地位協定の抜本的改定を求める意見書を国に提出│  │   │○ │    〃     │ │ │することを求める請願              │  │   │  │          │ ├─┼────────────────────────┼──┼───┼──┼──────────┤ │ 4│「憲法9条改憲の国会『発議』を行わない」意見書採│  │   │○ │    〃     │ │ │択を求める請願                 │  │   │  │          │ ├─┼────────────────────────┼──┼───┼──┼──────────┤ │13│「消費税率を5%に引き下げ、複数税率・インボイス│  │○  │  │実施困難      │ │ │制度廃止を求める意見書」提出を求める請願    │  │   │  │(多数をもって決定)│ └─┴────────────────────────┴──┴───┴──┴──────────┘          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 以上で常任委員長報告は終了いたしました。   ● 討     論 ○狩野浩志 議長 これより討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。          ──────────────────────────                 本 日 の 発 言 通 告 ┌────────┬────────────────────────────────────────┐ │氏名      │発言通告内容                                  │ │(所属会派)  │                                        │ ├────────┼────────────────────────────────────────┤ │酒井宏明    │第1号議案、第6号議案、第12号議案、第13号議案、第25号議案、第40号議案、第41号議│ │(日本共産党) │案、第44号議案、第51号議案、第53号議案〜第56号議案               │ │        │厚生文化 第2号、第5号                            │ │        │農林環境 第3号                                │ │        │産経土木 第1号                                │ │        │文教警察 第1号                                │ │        │総務企画 第2号〜第4号、第13号の各請願の委員長報告に対する反対討論      │ ├────────┼────────────────────────────────────────┤ │星名建市    │各議案及び各請願の委員長報告に対する賛成討論                  │ │(自由民主党) │                                        │ ├────────┼────────────────────────────────────────┤ │加賀谷富士子  │各議案                                     │ │(リベラル群馬)│総務企画 第13号を除く各請願の委員長報告に対する賛成討論            │ ├────────┼────────────────────────────────────────┤ │福重隆浩    │各議案及び各請願の委員長報告に対する賛成討論                  │ │(公明党)   │                                        │ └────────┴────────────────────────────────────────┘          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 委員長報告に対する反対討論者酒井宏明議員御登壇願います。           (酒井宏明議員 登壇 拍手) ◆酒井宏明 議員 日本共産党の酒井宏明です。会派を代表して、通告してあります議案及び請願について、委員長報告に反対の立場から討論をいたします。  まず、新型コロナウイルス問題について一言申し上げます。  WHO(世界保健機関)がついにパンデミックを宣言し、群馬県内でも感染拡大が止まらない状況です。この点で、感染者の情報提供に関する県の対応がどうだったのか問われております。大泉町で住民の感染の一報が14日午後3時頃には県から入っていたのに、午後9時からの知事の記者会見終了まで公表を控えるよう、ストップがかかったといいます。そのため、防災無線による注意喚起の放送もできず、多くの職員が待機を強いられ、ホームページ上で情報発信できたのも記者会見後になったそうです。住民への一刻も早い周知や対策が求められる中で、疫学調査が長引いたとはいえ、県の都合で対応が後手に回ったとすれば、重大なことではないでしょうか。  また、安倍首相による一斉休校の要請に対し、県として、子どもの健康と安全を守る観点で、専門的な知見に基づく科学的な検証がなされたのでしょうか。濃厚接触でより感染の危険が大きい学童保育や保育園を開所させている一方で、感染予防措置を徹底すれば、一定の安全装置として機能する学校が休校となりました。一部の子どもが学校にいるより危険な状態にさらされ続けております。日本共産党県議団は今月9日に知事と教育長などに対して、休校の意味や必要性を専門家も交えてしっかり議論、検証し、地域の実情に応じて判断するよう申し入れました。休校を継続する場合でも、人権と安全が守られた子どもの居場所を確保し、希望者への学校給食を再開することなども要請してきましたが、こうした見地で改めて一斉休校を見直すよう求めます。  さて、第1号議案、一般会計予算についてです。  投資的経費は前年度比23%減少しておりますが、それは八ッ場ダムやGメッセ群馬の建設完了が主な理由です。依然として上信自動車道など7つの交通軸には7億円増の178億円が計上されるなど、大型開発偏重の姿勢は変わりません。工期を延長してでも、緊急なコロナウイルス対策などに予算を振り向けるべきです。  また、県庁32階の動画・放送スタジオに加え、イノベーション・ハブやカフェスペースなどのフロア整備に対して、県民から拙速ではないかとの批判が寄せられております。  さらに、県立図書館や県民会館など、10の県有施設が見直しの対象に上げられておりますが、施設利用者や専門家などの意見を十分聞き、納得と合意のうえで慎重に判断すべきです。県民共通の財産を安易に指定管理者や民間に移行することは許されません。検討はこれからといいますが、唐突感を否めません。  これらの理由から、第1号議案には反対です。  次に、第12号、国民健康保険特別会計についてです。日本共産党は全国調査を実施し、約8割を占める市区町村で国保税値上げの危険が迫っていることを明らかにしました。年収400万円の4人世帯のモデルで計算した場合、群馬県では値上げの自治体は33に上ります。率で言うと、東京都に次いで2番目に多くなります。実際には、県の激変緩和措置や独自の公費繰入れで国保税軽減を行う市町村もありますが、国はそうした自治体に対し、保険者努力支援制度の交付金を減らすペナルティーなどの圧力を強めております。群馬県の国保税滞納率は約15%、保険証の取上げは約4,500件に上ります。払いたくても払えないのが実態です。甘楽町では、18歳未満1人3万3,200円を補助し、事実上、子どもの均等割をなくしました。全国知事会が求めているように、公費1兆円の投入で国保税の値上げを抑えるとともに、県独自の軽減策に踏み出すよう、強く求めます。  第41号、教職員の給与等に関する条例改正についてです。教職員等の時間外勤務時間を原則月45時間、年間360時間以内を上限とするよう、条例等の整備を進めようとするものです。長時間労働の是正に向けた取組はもとより重要ですが、国が狙う変形労働時間制の導入は、問題の解決につながらないどころか、長時間労働を容認し、過労死を招きかねません。教育長も、メリット、デメリットについて、現場の実情を踏まえて検討すると答弁せざるを得ませんでした。まずは給特法を抜本的に改正して、残業手当をしっかり払うことが必要です。教員の増員で多忙化解消を図ることこそ必要であり、変形労働時間制導入への道を開く本条例改正には反対です。  第44号、福祉プランについてです。国の社会保障費削減政策に従い、自立支援や互助をうたっておりますが、権利としての福祉や公的責任を後退させるものです。今求められているのは、きめ細かな施設整備や介護職員の処遇改善であり、本プランに賛成できません。  続いて、請願についてです。  厚生文化2号及び5号は、幼児教育・保育の無償化に伴って生じる副食費の負担について、県が補助するよう求める請願です。一部の保護者が無償化前より経済的負担の増える逆転現象を解消するためにも必要な措置であり、継続でなく、採択を求めます。  農林環境3号は、日米貿易交渉の合意撤回を求める請願です。TPP11、日欧EPAに続き、日本の農業を一方的に売り渡した日米貿易協定は、さらなる自由化協議の開始も含んでおり、際限のない自由化は必至であります。本県農業に対して50億円もの影響が予想されております。よって、本請願の不採択に反対し、趣旨採択を主張します。  総務企画13号は、消費税を5%に引き下げ、複数税率、インボイス制度の廃止を国に求める請願です。2019年10月から12月期の国内総生産改定値が年率換算で7.1%もの大幅減となりました。消費税増税の強行が家計を冷え込ませ、設備投資を落ち込ませたことを示すものにほかなりません。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大で、日本と世界の経済が大きな打撃を受けています。緊急に消費税率を5%に戻すとともに、働く人の雇用と所得を支え、苦境に陥っている中小企業やフリーランスへの緊急で抜本的な支援を行うことが求められております。よって、本請願の不採択に反対し、採択を求めます。  最後に、知事は熟慮断行とかスピーディーさを強調しますが、独断専行型のそしりを免れません。「急いては事を仕損じる」ということわざもあります。県民の合意を尊重し、行き過ぎたと思えば、引き返す勇気も大切であることを申し上げて、私の討論といたします。(拍手) ○狩野浩志 議長 委員長報告に対する賛成討論者星名建市議員御登壇願います。           (星名建市議員 登壇 拍手) ◆星名建市 議員 おはようございます。自由民主党の星名建市です。会派を代表して、本定例会に上程中の各議案及び各請願について、各委員長報告に賛成の立場から討論を行います。  その前に、今、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスが猛威を振るっております。知事をはじめ県の関係部局や医療関係者、そのほか、対応に当たっておられる多くの皆様方に心から感謝を申し上げますとともに、一日も早い収束を願いつつ、討論に入りたいというふうに思います。  初めに、第1号議案「令和2年度群馬県一般会計予算」についてであります。  令和2年度当初予算案は、山本知事就任後初めての本格的な予算編成であり、今までとは違った事業見直しにより、財政の健全性の確保に向けた一歩を踏み出しつつ、県民の幸福度の向上に向けた新たな取組を推進するため、改革+創造予算、新群馬創生始動予算、前例踏襲脱却予算として編成が行われました。  予算額は7,451億2,800万円で、前年度当初予算に比べて0.8%の減となり、予算規模は縮小しておりますが、防災・減災対策をはじめとした県民の安全・安心を支えるための取組や、本県に富を生み出すための新たな取組など、県民の幸福度の向上を考えた施策が盛り込まれた予算となっております。  また、社会保障関係費が大きく増加するなど、厳しい財政状況下にあって、我が自由民主党がそれぞれの地域の県民や多岐にわたる各種団体の声を直接聞いて取りまとめた215項目の要望に対しても真摯に向き合い、それを踏まえた予算であると受け止めており、感謝を申し上げる次第であります。  それでは、令和2年度当初予算案について示された4つの重点施策に沿って、意見を申し述べたいと思います。
     まず1点目の重点施策は、「災害に強く、安心な暮らしと安定した経済活動の実現」であります。今年度においては、台風19号が昨年、本県をはじめ全国各地に甚大な被害をもたらしましたが、頻発、激甚化する水害等の気象災害に対応するための防災・減災対策は急務であり、県民の安全・安心を支えるとともに、災害が比較的少ないという本県の強みをさらに磨いていくため、本予算における積極的な対応や取組に期待すると同時に、その実行や実施について強く要望するところであります。また、そのほか、環境問題対策や医師確保対策、健康寿命延伸や児童虐待への対応強化などは、県民の安全・安心な暮らしの実現に向けての大変重要な施策であり、評価をするところであります。  次に2点目、「群馬県の魅力とブランド、ライフスタイルの構築と発信」であります。本県の魅力を最大限に高め、世界に向けて発信していくため、ぐんまちゃんのブランド力強化や、トップ外交、観光誘客や、「多文化共生・共創『群馬モデル』」を推進することについて、県民が知事に期待しているのは、その発信力であり、こうした事業を通じて、観光客や移住者、外国人など、多様な人々が群馬に魅力を感じ、強く引きつけられていくように期待をしたいというふうに思います。  3点目は、「共創とデータ活用による新しいリソースの創出」であります。これは、民間企業等と連携し、データやICTを活用しながら、地域課題の解決や本県産業の振興、農畜産物の販売促進に向けた様々な仕掛けを行っていくというものであり、こうした取組により、本県に新たな富が生み出されることに大いに期待するものであります。  そして4点目、「財政の健全性の確保」であります。県民の幸福度を向上させるために必要な事業を進めるとともに、災害時に万全の対応ができるようにしておくためには、財政の健全性の確保は極めて重要であり、事業の見直し等により、災害等への備えとして重要な財政調整基金の残高について、前年度当初予算編成時の残高37億円を上回る52億円を確保するとともに、臨時財政対策債等を除く県債について、発行額や残高を削減し、財政の健全性にも配慮すると同時に、事業の見直しに当たっては、激変緩和などの配慮をされたことについて評価するところですが、今後もこういった対応をしっかりと取っていただくよう要望しておきたいと思います。  以上により、第1号議案について賛成であります。  第21号議案は、今ある県組織の3つの部をはじめとした組織全体の改編を行い、知事戦略部、地域創生部、生活こども部の3部を新設するものであります。知事の思いがあり、今までにない大規模な組織編成ではありますが、全員協議会での知事自らの、その狙いについての説明があり、その中で、知事戦略部は、キャプテンとして、部局横断的な課題について、他の部局をまとめ、引っ張っていくとの説明をいただきました。また、片仮名表記の組織についても注文をつけるなど、丁寧に対応するとの説明もありました。知事のリーダーシップにより、新しい組織の下、県民の幸福度が向上することを期待し、賛成をいたします。  残余の議案につきましても、委員長報告に賛成をいたします。  引き続き、請願の審査結果についてであります。  総務企画第13号ですが、少子高齢化などにより、社会保障関係の経費が年々増加するなど、地方財政は非常に厳しく、財源の確保が必要な状況です。そこで、消費税率の引上げは社会保障の安定財源を確保すること等を目的に行われたものであり、増収分は、年金、医療、介護など社会保障施策に充てるものとされております。軽減税率の導入により複数税率制度が実施されておりますが、これは所得の低い方への配慮から導入されたものであり、また、インボイス制度では、複数税率制度における適正な課税を確保するためのものと考えれば、不採択に賛成であります。  農林環境第3号については、日米貿易協定が令和元年10月7日に両政府で正式に署名され、その後、国会での審議を経て、令和2年1月1日に既に発効しており、我が国経済のさらなる成長に寄与するのみならず、自由で公正なルールに基づく世界経済の発展にも大きく貢献するものと考えます。国も、地域農業を支える多様な担い手が将来展望を持って安心して経営に取り組めるよう、総合的なTPP等関連政策大綱を定め、各種対策を行うこととしており、不採択に賛成をいたします。  残余の請願につきましても、委員長報告に賛成であります。  以上申し上げまして、私の会派を代表しての賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手) ○狩野浩志 議長 各議案及び総務企画第13号を除く各請願の委員長報告に対する賛成討論者加賀谷富士子議員御登壇願います。           (加賀谷富士子議員 登壇 拍手) ◆加賀谷富士子 議員 リベラル群馬の加賀谷富士子です。会派を代表して、総務企画第13号を除く各議案及び各請願について、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。  初めに、新年度予算案について評価をさせていただきたい点ですが、まずは前年度と比較して大幅に財政健全化を進めたことです。そのために、前例にとらわれず、トップのリーダーシップによって、事業の抜本的な見直しを行った手腕は評価できるものですし、引き続き、その姿勢を緩めることなく、見直しに取り組むことを大いに期待いたします。  また、そのような中で、地域課題解決ラボラトリーや、スマート農業推進など、ICTを活用した新たな取組や、5つのゼロ宣言のように、挑戦的な目標を掲げて事業を進めようという姿勢には、これまでにない期待感を抱いております。  一方で、私どもの視点から、何点か注文もさせていただきたいと思います。  まず、公共事業については、防災・減災対策を優先しつつ、事業全体にメスを入れたことは評価できますが、交通まちづくり戦略のアクションプログラムに基づくパークアンドライド駐車場等のハード事業や、県警予算も含めた交通安全対策予算も削減されていることは残念です。交通安全施設整備は、道路での安全確保に必要な信号機、横断歩道や停止線、黄色の中央線、交通標識などの整備費用で、毎年多くの県民要望があります。しかし、対応できるのは要望の7割程度とされています。このような現状の中、令和2年度予算では、前年度比1億円の減、前々年度当初予算からは約2億円の減少となっており、道路での安全確保への影響が懸念されます。県民の生活に密着した事業については、むしろ優先度を高めるべきと要望いたします。  また、動画による配信を強化して、アナログ媒体やイベント等によるPRを見直す考え方そのものは理解できますが、東国文化等の歴史資源や観光資源については、不特定多数への発信のみでは不十分で、資源の磨き上げと、特定のジャンルに関心の高い層へ効果的に働きかける体験イベント等を継続的に行うための予算は必要であると指摘をさせていただきます。  また、外国人未払医療費対策についてですが、「多文化共生・共創『群馬モデル』」を掲げ、外国人住民を県民として受け入れていこうという時期に、この事業が廃止されることは大変残念に思います。この事業は、群馬県が全国に先駆けて取り組んだ、群馬県はこれほどまで外国人のことを考えているという象徴的な制度であります。この事業が廃止されることにより、一部の難民申請中、また、仮放免中などの外国人の方が医療機関で受診拒否をされる可能性があり、命の問題にもつながります。難民申請中などの外国人の方を見捨てることなく、より一層の人道的な配慮を要望いたします。  予算案の最後に、知事肝煎りの事業である県庁32階の再整備に動画スタジオを含め3億2,000万円、ぐんまちゃんのブランド力強化に1億2,000万円という巨額の予算が投じられることになります。本県の持つ資源を活かすために、前例にない発想で取り組む姿勢は理解できますが、県民から厳しい意見が寄せられていることも事実です。そのような懸念を払拭するためにも、県民に分かりやすい、明確な成果指標を示すことを要望いたします。  最後に、新型コロナウイルス対策についてです。  コロナウイルス感染拡大に当たり、様々な取組を知事主導で行っていることに敬意を表したいと思います。そのうえで、第1に、感染者を早期に発見するために、PCR検査をより多く、かつ、迅速に行える体制を確立していただくことを要望いたします。感染拡大を止めるためには、感染者を早い段階で発見することが不可欠です。  第2に、新型コロナウイルス特措法が13日に制定されました。今後、コロナウイルス感染がさらに拡大することを考えれば、首相が緊急事態宣言を発令することが可能となります。緊急事態宣言が発令された場合は、対象地域の都道府県知事が強制を伴う様々な措置を行うことになります。山本知事には、強制を伴う様々な措置を決定する前に、必ず県議会を招集し、県議会での承認を得ることも強く要望させていただきます。  以上をもちまして、リベラル群馬を代表しての賛成討論とさせていただきます。(拍手) ○狩野浩志 議長 委員長報告に対する賛成討論者福重隆浩議員御登壇願います。           (福重隆浩議員 登壇 拍手) ◆福重隆浩 議員 皆さん、おはようございます。公明党の福重隆浩です。令和2年第1回定例会の議決に当たり、会派を代表して、上程中の各議案及び各請願について、委員長報告に賛成の立場から討論を行います。  まず冒頭、今回の新型コロナウイルスに感染された方々に心からのお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い御回復をお祈り申し上げます。  さて、今定例会において、改革+創造予算などと銘打たれた7,451億2,800万円余の当初予算案や、知事戦略部などを設置する県庁組織の大幅なる再編など、山本知事の思いの込められた、新たな群馬県のスタートを予感させるものとなっております。  まず、第1号議案、当初予算案について、SDGsイニシアティブや、公立小学校校庭の芝生化事業、中高生への自転車安全対策とヘルメット着用率向上モデル事業、さらには、被虐待児童支援のための弁護士等による子どもシェルターへの支援、ユニバーサルデザインタクシー導入など、公明党がかねてより主張してきた件が本予算案に計上されており、委員長報告に賛成をいたします。  また、動画スタジオの設置や県庁32階フロア整備についても、当初予算及び令和元年度補正予算に計上され、多様な方の交流とイノベーションの場、さらには発信拠点として期待をいたします。私たち公明党としても、動画を使いこなせる職員が次々と輩出され、発信を重視した群馬県庁になるという方向性について、大いに賛意を示すものであります。新たなツールを使いこなせるよう、職員の研修、技術の習得に力を入れていただきたいと思います。  さらに、今回の当初予算の重点施策として、災害レジリエンスNo.1の実現の予算が計上されており、昨年の台風19号など、昨今の災害の激甚化を踏まえた緊急措置に取り組むこととしています。公明党はかねてより、防災、減災を政治や社会の主流にすべく政策提言を重ねてきたところであり、この予算についても全面的に賛成をいたします。  ぜひとも、予算執行を着実に行い、インフラの長寿命化とともに、災害に強い強靱な郷土を整備していただきたいと願うとともに、県政のあらゆる分野において、ソフト、ハードの両面にわたり防災、減災を事前に織り込んでいく発想が重要になると思います。また、現在取り組んでいるビジョンや総合計画の策定においても、方針を打ち立てていただきたいことを要望いたします。  次に、交通まちづくり戦略について申し上げます。  山本知事が県政運営の柱に据えるSDGsにおいて、ゴールの11番目に「住み続けられるまちづくりを」とあり、公共交通機関の重要性もうたわれており、賛成いたします。  あわせて、群馬県においては、自動車以外の移動手段を選択できる持続可能な社会を構築すべく、平成30年に策定された群馬県交通まちづくり戦略について、IoTやAI、自動運転などの新たな技術も積極的に取り入れたうえで事業実施を進めていただきたいと思います。とりわけ、コミュニティーバスなどを運営している市町村との役割分担を踏まえ、県として、BRTの選択肢も含めた都市間交通のあり方など、広域的な公共交通のあり方について、今後もしっかりと検討を続けていただきたいと思います。  次に、外国人未払医療費対策事業制度について申し上げます。  この事業につきましては、令和2年度末をもって終了することとなっております。これは2月に示された「『多文化共生・共創県ぐんま』共同宣言」の趣旨と異なる対応ではないかと思います。このままでは、外国人の皆さんとの共生、共創に逆行するメッセージとなるだけではなく、外国人への医療という難しい事業に従事していただいている医療関係者の負担が増加することとなります。今後の運用に当たっては、激変緩和措置を検討するなど、医療関係者をはじめとする県民とのコミュニケーションを密に取っていただくことを強く要望させていただきます。  次に、議案第21号、群馬県部設置条例及び群馬県地域機関設置条例の一部を改正する条例において、新・群馬を創造し、県民の幸福度向上と新たなプライドの醸成を図り、群馬県をさらに輝かせるために3つの部を新設するなど、組織の大幅な再編が提案をされております。  我が会派として、2点指摘をさせていただきます。  1点目は、知事戦略部の設置についてであります。知事の提案説明にもあるとおり、県庁の司令塔として、政策立案や情報発信、トップセールスなどについて強力に推進する部であり、機動的な県庁組織構築という山本知事の意気込みを強く感じます。一方で、トップダウン型組織にありがちな、閉塞感のある組織運営に陥らないためにも、心理学用語で言うところの心理的安全性の高い、すなわち、安心して何でも言い合えるチームだと感じる状態を心がけていただくよう要望いたします。  2点目は、eスポーツ・新コンテンツ創出課についてであります。山本知事に全員協議会に出席いただき、組織改正について丁寧に説明をいただいた中で、eスポーツについても、知事の思いを聞かせていただきました。eスポーツの聖地を目指すことは、群馬において新しい産業を興すきっかけにもなりますが、一方で、昨今、ゲーム依存やネット依存が取り沙汰される中にあって、ひきこもりなどの支援策強化が重要な課題になると思っております。知事の御説明の中で、宇留賀副知事がラスベガスを訪問され、依存症対策に力を入れている実態を把握されたこともお伺いいたしました。ぜひとも知事には、依存症対策の先進地としての群馬モデルを構築すべく、力強い取組を進めるよう要望いたします。  次に、議案第16号、群馬県公文書管理条例について、今後1年間をかけて、本条例の運用に必要となる施行規則などを制定するとされております。今後の議論の中で、職員や公文書の範囲などを明確に規定し、政策決定の透明性の確保と、後世の教訓となるような文書の保管が進むよう、適切な運用をお願いいたします。  議案第38号、群馬県県営住宅管理条例の一部を改正する条例についてです。県営住宅の入居要件の緩和、とりわけ連帯保証人の確保を要件から外すことには、私たち公明党が長きにわたり主張してきた点であり、委員長報告に賛成いたします。今後も、県営住宅のセーフティーネットとしての役割を踏まえ、県民目線に立った柔軟な運用に努めていただくよう要望いたします。  最後に、現在、県は、新型コロナウイルス感染症対策のため、県内企業への支援策や検査体制の強化のための補正予算を編成する予定と聞いております。議会としても速やかに審議し、議決できるよう、会期を延長することとなりました。今後、執行部からの議案の提出に当たっては、経済の下支えとなる予算を期待するものであります。  あわせて、感染拡大防止については、県民皆様の御協力が不可欠であります。県民一人ひとりが正しく恐れるためにも、正しい情報をいち早く的確に県民に届けることを求めるとともに、見えない新型コロナウイルスと闘っていただいている医療従事者の皆さんに心から敬意を表し、私の討論を終わります。(拍手) ○狩野浩志 議長 以上で討論を終結いたします。    採     決 ○狩野浩志 議長 これより採決いたします。  まず、第1号、第6号、第12号、第13号、第25号、第40号、第41号、第44号、第51号、第53号から第56号の各議案及び厚生文化第2号、第5号、農林環境第3号、産経土木第1号、文教警察第1号、総務企画第2号から第4号の各請願について採決いたします。  これを委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立多数であります。よって、各議案及び各請願は委員長報告のとおり可決及び決定いたしました。  次に、総務企画第13号の請願について採決いたします。  これを委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、ただいま採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願につきましては、いずれも委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立全員であります。よって、各議案及び各請願は委員長報告のとおり可決及び決定いたしました。   ● 発議案の付議 ○狩野浩志 議長  △日程第2、議第2号から議第4号の各発議案を議題といたします。  各発議案は、あらかじめお手元に配付しておきました。          ────────────────────────── 議第2号議案 CSF(豚熱)ワクチン接種に関する意見書  上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により、提出します。  令和2年3月11日  群馬県議会議長 狩 野 浩 志 様                      提出者 農林環境常任委員長 穂 積 昌 信 議第2号議案             CSF(豚熱)ワクチン接種に関する意見書  豚へのCSFワクチン接種については、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」において、家畜伝染病予防法第6条に基づき、都道府県が家畜の所有者に対し、家畜防疫員による接種を命ずるとされているため、現行の制度では接種が都道府県の家畜防疫員に限定されている。  野生いのしし感染の収束が見えない中、県内の養豚農家は、今後も接種を継続していかなければならず、その数は県内全体で年間120万頭以上となる。接種を円滑に進めるためには、民間獣医師の協力が必要不可欠である。  ついては、CSFワクチン接種に係る下記の事項について、強く要望する。                       記 1 CSFワクチン接種は、家畜防疫員以外の民間獣医師による接種を可能とすること。 2 CSFワクチン接種を行う民間獣医師にかかる費用を国が支援すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年3月18日                            群馬県議会議長 狩 野 浩 志  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  あて  総務大臣  財務大臣  農林水産大臣          ────────────────────────── 議第3号議案 群馬県議会委員会条例の一部を改正する条例  上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により、提出します。  令和2年3月17日  群馬県議会議長 狩 野 浩 志 様                       提出者 議会運営委員長 橋 爪 洋 介 議第三号議案             群馬県議会委員会条例の一部を改正する条例  群馬県議会委員会条例(昭和三十一年群馬県条例第三十号)の一部を次のように改正する。
     別表総務企画常任委員会の項中「総務部」を「知事戦略部」に、「企画部」を「総務部」に改め、同表厚生文化常任委員会の項中「生活文化スポーツ部」を「地域創生部」に、「こども未来部」を「生活こども部」に改め、同表農林環境常任委員会の項中「農林環境常任委員会」を「環境農林常任委員会」に、「森林環境部」を「環境森林部」に改める。    附 則 (施行期日) 1 この条例は、令和二年四月一日から施行する。 (経過措置) 2 この条例の施行の際現に改正前の群馬県議会委員会条例の規定により置かれた常任委員会は、その委員の任期中は、改正後の群馬県議会委員会条例の規定により置かれたものとみなし、その所管は、次の表の上欄に掲げる常任委員会の区分に応じてそれぞれ同表の下欄に掲げる事項とする。 ┌─────────┬───────────────────────────────┐ │名 称      │所 管 事 項                        │ ├─────────┼───────────────────────────────┤ │総務企画常任委員会│一 知事戦略部の所管に関する事項(旅券の発給に関する事項を除 │ │         │ く。)                           │ │         │                               │ │         │二 総務部の所管に関する事項                 │ │         │                               │ │         │三 地域創生部の所管に関する事項(地域振興に関する事項、移住、│ │         │ 定住及び外国人活躍推進に関する事項並びに世界遺産に関する事項│ │         │ に限る。)                         │ │         │                               │ │         │四 生活こども部の所管に関する事項(私学振興に関する事項に限 │ │         │ る。)                           │ │         │                               │ │         │五 産業経済部の所管に関する事項(ぐんま総合情報センターに関す│ │         │ る事項に限る。)                      │ │         │                               │ │         │六 会計局、選挙管理委員会、人事委員会及び監査委員の所管に関す│ │         │ る事項                           │ │         │                               │ │         │七 他の常任委員会の所管に属しない事項            │ ├─────────┼───────────────────────────────┤ │厚生文化常任委員会│一 知事戦略部の所管に関する事項(旅券の発給に関する事項に限 │ │         │ る。)                           │ │         │                               │ │         │二 地域創生部の所管に関する事項(地域振興に関する事項、移住、│ │         │ 定住及び外国人活躍推進に関する事項、文化財の保護に関する事項│ │         │ 並びに世界遺産に関する事項を除く。)            │ │         │                               │ │         │三 生活こども部の所管に関する事項(私学振興に関する事項を除 │ │         │ く。)                           │ │         │                               │ │         │四 健康福祉部の所管に関する事項               │ │         │                               │ │         │五 病院局の所管に関する事項                 │ ├─────────┼───────────────────────────────┤ │環境農林常任委員会│一 環境森林部の所管に関する事項               │ │         │                               │ │         │二 農政部の所管に関する事項                 │ │         │                               │ │         │三 内水面漁場管理委員会の所管に関する事項          │ ├─────────┼───────────────────────────────┤ │産経土木常任委員会│一 産業経済部の所管に関する事項(ぐんま総合情報センターに関す│ │         │ る事項を除く。)                      │ │         │                               │ │         │二 県土整備部の所管に関する事項               │ │         │                               │ │         │三 企業局の所管に関する事項                 │ │         │                               │ │         │四 労働委員会及び収用委員会の所管に関する事項        │ ├─────────┼───────────────────────────────┤ │文教警察常任委員会│一 地域創生部の所管に関する事項(文化財の保護に関する事項に限│ │         │ る。)                           │ │         │                               │ │         │二 教育委員会の所管に関する事項               │ │         │                               │ │         │三 公安委員会及び警察本部の所管に関する事項         │ └─────────┴───────────────────────────────┘  提案理由  常任委員会の所管事項を変更しようとするものである。          ────────────────────────── 議第4号議案 群馬県議会会議規則の一部を改正する規則  上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により、提出します。  令和2年3月17日  群馬県議会議長 狩 野 浩 志 様                        提出者 議会運営委員長 橋 爪 洋 介 議第四号議案              群馬県議会会議規則の一部を改正する規則  群馬県議会会議規則(昭和三十一年群馬県議会規則第一号)の一部を次のように改正する。  目次中「第百十二条(禁煙)」を「第百十二条 削除」に改める。第二条中「出産」の下に「、家族の弔事、家族の看護又は介護、配偶者の出産補助」を加える。  第百十二条を次のように改める。 第百十二条 削除    附 則  この規則は、令和二年四月一日から施行する。          ──────────────────────────   ● 提案説明の省略 ○狩野浩志 議長 お諮りいたします。  ただいま議題といたしました議第2号から議第4号の各発議案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提出者の説明を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。   ● 採     決 ○狩野浩志 議長 これより採決いたします。  まず、議第2号の発議案を採決いたします。  これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立全員であります。よって、本発議案は原案のとおり可決いたしました。  次に、議第3号の発議案を採決いたします。  これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立全員であります。よって、本発議案は原案のとおり可決いたしました。  次に、議第4号の発議案を採決いたします。  これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
              (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立全員であります。よって、本発議案は原案のとおり可決いたしました。   ● 条項、字句、数字、その他の整理 ○狩野浩志 議長 お諮りいたします。  ただいま可決されました議第2号の発議案について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと存じますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。   ● 特別委員長報告 ○狩野浩志 議長  △日程第3、特別委員長報告の件を議題とし、委員長から報告を求めます。  各委員会の報告書は、あらかじめお手元に配付しておきました。   ● 報     告 ○狩野浩志 議長 防災・減災対策特別委員会星野寛委員長御登壇願います。           (防災・減災対策特別委員会 星野 寛委員長 登壇 拍手) ◎防災・減災対策特別委員会(星野寛 委員長) 防災・減災対策特別委員会委員長の星野寛でございます。防災・減災対策特別委員会における審査経過と結果について御報告を申し上げます。  本委員会は、危機管理体制に関すること、地域防災対策に関すること、災害時における関係機関との連携・協力体制に関すること、災害に強い県土を築く防災・減災対策に関すること、以上を付議事件として、昨年5月に設置されました。以来、委員会においては、これらの付議事件に関し、活発な議論を行ってまいりました。  また、県外調査では、兵庫県において、阪神・淡路大震災の教訓、広域防災拠点の整備、防災情報システムの整備などの取組について調査を行うとともに、県内調査では、八ッ場ダム建設工事現場で台風第19号による集中豪雨時の対応について調査を実施し、今後の取組への参考にすべく認識を深めてまいりました。  なお、3月4日の委員会におきまして、今定例会をもって本委員会における付議事件の審査を終了するとともに、3月13日の委員会において、知事宛てに提言書を提出することを確認いたしました。  提言書については、これまでの審議や調査などにおける議論を踏まえ、全9項目から成る「防災・減災対策に資する諸施策の推進に関する提言」を取りまとめ、これを全会一致をもって決定したところであります。  その項目について申し上げます。  災害関連死を減らすため、避難所となる施設の空調設備やライフライン確保のためのガスバルク設備等の整備を進めること。また、避難生活中の環境改善に資する備蓄物資の導入やTKB(トイレ・キッチン・ベッド)の改革を進めること。  自助の意識を高めるため、スマートフォンアプリ等を活用したマイ・タイムラインなどの取組を検討し、災害が発生するおそれがあるときに、自分自身が時系列でどのような行動を取ればいいのかを県民一人ひとりがしっかりと把握できるよう取り組むこと。  豪雨災害時の基礎情報となる河川の水位情報や雨量の状況等については、SNSを活用した情報発信を検討すること。また、災害情報の収集についてもSNSの活用を検討すること。  共助の取組を促すため、自主防災組織の立ち上げや活動充実を支援する取組を強化すること。  災害時要配慮者支援については、避難行動要支援者名簿や避難行動要支援者避難支援プラン個別計画の早期作成を支援するとともに、地域防災計画等へ要配慮者の意見を反映させることや、避難訓練等を促す取組を行うこと。  ハード対策として、堤防整備の加速化や、激甚化している水害に対応するための堤防のかさ上げや河道のしゅんせつ、増水時の流木などを減らすための河川の草木の除去などについても、費用対効果を見極めながら、効果的な対策に取り組むこと。  集中豪雨による河川増水が予想される場合に、ダムにおける放流量を事前に調整する仕組みを設け、洪水調節のための取組を行うとともに、万が一、調整能力を超える量の降雨が発生した場合の対応についても、周知と訓練を行うこと。  災害ボランティアへの参加を増やすことにより、県民の災害対応力を強化するため、ボランティアバス等への財政支援を行うなど、より参加しやすい環境づくりを行うとともに、実際に被災地で活動した経験豊富な災害ボランティアの知見を活かす取組を行うこと。  令和元年台風第19号など、災害対応後の検証と情報共有を部局横断的に行い、他県への支援活動で得た知見なども参考に、必要に応じたマニュアル等の修正や、組織・実施体制などの見直しを行い、県全体の災害対応力向上に努めること。  以上のとおりであります。  なお、審査終了に伴う委員会報告書につきましても内容審査を行い、全会一致をもって決定し、過日、議長宛てに提出したところであります。  以上申し上げまして、委員長報告といたします。ありがとうございました。(拍手) ○狩野浩志 議長 外国人との共生に関する特別委員会岩井均委員長御登壇願います。           (外国人との共生に関する特別委員会 岩井 均委員長 登壇 拍手) ◎外国人との共生に関する特別委員会(岩井均 委員長) 外国人との共生に関する特別委員会における審査経過と結果について御報告申し上げます。  本委員会は、県内の外国人労働者への対応、外国人住民の生活支援、外国人材の活躍推進及び外国人児童・生徒の教育に関することについて、一体的、横断的、集中的に審査を行うことを目的に、昨年5月に設置されました。以来、委員会においては、付議事件に関し、多くの活発な議論が行われました。  また、県外調査では、岐阜県と静岡県において、外国人留学生の日本語能力習得支援の取組や、外国人住民への生活支援及び外国人児童・生徒の教育に関する取組について調査を行うとともに、東京都において、総務省や法務省をはじめとする5つの省庁から、国の外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策における様々な施策について意見交換を行い、今後の本県における外国人との共生に関する取組への参考にすべく認識を深めてまいりました。  こうした取組の結果、今定例会をもって本委員会における付議事件の審査を終了するとともに、知事宛てに提言書を提出することを確認しました。  提言書は、全16項目から成る「外国人との共生に関する提言」とし、これを全会一致をもって決定したところであり、以下、その主な項目を申し上げます。  初めに、外国人労働者への対応に関することでは、外国人材の受入れ等の専門相談について、他県では、行政書士会等との連携により相談窓口を開設し、受入れ側の企業等からの相談に対応していることから、本県でも設置を検討すること。また、中小企業が外国人材を積極的に活用できるよう、外国人材の受入れを検討している中小企業の実態調査を行うこと。  技能実習生受入れの監理団体の情報交換の場について、他県の事例を参考にしながら、本県での設置を検討すること。  次に、外国人住民の生活支援に関することでは、医療通訳に関して、本県は先進的な取組をしているリーダーとして、国に対して現状の様々な課題を伝えるとともに、統一的な基準創設をするよう働きかけに努めること。また、県内病院の連携や事業実施主体のNPO法人との調整に取り組むこと。  外国人住民の生活支援に関して、外国人にとって分かりやすい日本語のリーフレットやパンフレットの作成を検討すること。また、生活文化交流を図っている県内の各種団体の支援に努めること。  次に、外国人材の活躍推進に関することでは、多文化共生推進月間について、県内で生活している外国人や県民にとって、共生が最重要であると知っていただくことをはじめ、本県が外国人との共生を重視していることを県内外に発信していくためにも、効果的な活用を検討すること。  国際化や情報化の進展など、社会情勢の変化に伴い、県民総参加による、共に支え合う社会づくりを目指す必要があることから、外国人も権利を有し、義務を負っていると認識したうえで、「多文化共生・共創『群馬モデル』」において、執行部で条例制定に向けた検討を行っていく中で、全県民が同じ船に乗っている仲間であるという共生の理念を恒常的に共有できるような条例を制定すること。  次に、外国人児童・生徒の教育に関することでは、夜間中学について、2016年の教育機会確保法で、国は少なくとも各都道府県1校の設置を促しており、既に全国で設置が進み、関東でも本県を含む2県以外で設置されている。「多文化共生・共創『群馬モデル』」の実現に向けて、学齢期を超えた外国籍の方への教育の充実を図るため、設置に向けた取組を進めること。  県教育委員会で開催された外国人の子供等の就学に関する検討会について、結果を市町村に広く周知するとともに、今後も、県内外国人児童・生徒の支援については、県教育委員会が中心的役割を担い、必要な取組を行うこと。  以上のとおりであります。  なお、審査終了に伴う委員会報告書につきましても内容審査を行い、全会一致をもって決定し、過日、議長宛てに提出したところであります。  以上申し上げまして、委員長報告といたします。(拍手) ○狩野浩志 議長 まちづくり戦略特別委員会久保田順一郎委員長御登壇願います。           (まちづくり戦略特別委員会 久保田順一郎委員長 登壇 拍手) ◎まちづくり戦略特別委員会(久保田順一郎 委員長) まちづくり戦略特別委員会委員長の久保田順一郎でございます。まちづくり戦略特別委員会における審査経過と結果について御報告を申し上げます。  本委員会は、公共交通及び本県への移住促進等について、一体的、横断的、集中的に審査を行うことを目的として、昨年5月に設置されました。以来、委員会においては、これらの付議事件に関し、活発な議論を行ってきました。  また、昨年11月には、茨城県において、次世代交通システムの取組や、日立市のBRT、栃木県においては、ネットワーク型コンパクトシティによるまちづくりや、移住、定住の取組について調査を実施するとともに、12月には群馬大学における路線バスの自動運転実証実験の調査を行い、今後の本県における取組への参考にすべく認識を深めてまいりました。  これまでの調査や審査の結果、今定例会をもって本委員会における付議事件の審査を終了するとともに、知事宛てに提言書を提出することを確認いたしました。  提言書は、全13項目から成る「まちづくり戦略に資する諸施策の推進に関する提言」とし、これを全会一致をもって決定したところであります。  県内には、運転免許証がなく、自動車以外の移動手段しかない県民が多く存在しており、特に免許証を返納した高齢者が利用できる移動手段を確保することは公共部門の責務でもあり、社会インフラとして公共交通網の整備が重要であります。また、本県は都市間を結ぶ公共交通が不足していることから、今後、基幹公共交通軸の構築が求められます。なお、邑楽町や玉村町などでは、新たな基幹公共交通軸の整備と連携した周辺施設開発の積極的な検討が既に行われており、関係市町村の期待に応える必要もあります。  それでは、提言項目について、以下申し述べます。  まず、公共交通に関することでは、県内の都市間を結ぶ新たな基幹公共交通軸の構築を図るために、市町村や事業者等の協議会における具体的な議論を十分に活かしながら、地域内二次交通の整備について緊密な連携を図るとともに、今後、設置する停留所周辺の開発において、様々な施設、機能をベストミックスさせることによって、公共交通を軸としたまちづくりを進めること。  ぐんま乗換コンシェルジュに係るデータの維持管理、メンテナンスを着実に行う体制を整えるとともに、バスロケーション情報やバリアフリー対応の情報もアップすることによって、利用者の利便性向上を図ること。  中小3鉄などの鉄道路線網は必要不可欠な社会インフラであるが、年々、利用者が減少しており、厳しい経営環境に置かれていることから、県が利用者に対する運賃補を行うための調査を含めた検討を図ること。  東武桐生線利用促進社会実験を踏まえて、県や沿線周辺自治体が事業者に直接補助するなどの形態によって、通年運行の可能性を検討すること。  次に、次世代都市交通システムに関することでは、新たな交通システムを導入する際には、詳細な需要調査を実施し、関係機関と綿密な調整を図ること。  次に、主要幹線道路の沿線開発に関することでは、都市計画区域マスタープランに関して、人口減少社会を見据えた、まちのまとまりを維持するためにも、非線引き都市計画区域などの郊外への無秩序な開発は抑制されるべきであることから、土地利用方針の厳格化の原則は堅持すること。  非線引き都市計画区域内のいわゆるバラ建ちについては、土地利用規制などを活用しながら、現実に即した柔軟な対応を取るよう市町村に助言すること。  本県への移住促進に関することでは、過疎・山村地域等に他県から移住者を呼び込むためには、魅力ある地域づくりを行うことが重要であることから、ぐんま未来創生基金を活用し、新たな地域磨きに資する施策を構築すること。  特定地域づくり事業協同組合に対する支援を行うことによって、本県への移住者が働きやすい環境の整備を行うとともに、地域内事業者と連携した地域づくりを進めること。  市町村では、特定空家等の解体に対する補助制度や利活用に対する助成制度などの様々な取組を実施していることから、県も公的資金を投入することによって、制度拡充の支援及び全県的な空き家情報のデータ化の検討を進めること。  ほか3項目であります。  なお、同日、審査終了に伴う委員会報告書につきましても内容審査を行い、全会一致をもって決定し、過日、議長宛てに提出いたしました。  以上申し上げまして、委員長報告といたします。どうもありがとうございました。(拍手) ○狩野浩志 議長 以上で特別委員長報告は終了いたしました。   ● 廃止の決定 ○狩野浩志 議長 次に、防災・減災対策特別委員会、外国人との共生に関する特別委員会、まちづくり戦略特別委員会の廃止についてお諮りいたします。  付議事件の審査の終了に伴い、本日をもって各特別委員会を廃止することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。   ● 総合計画に関する特別委員会の中間報告 ○狩野浩志 議長  △日程第4、特別委員会の中間報告の件を議題といたします。  総合計画に関する特別委員会から、会議規則第46条第2項の規定により、中間報告をいたしたいとの申出がありました。  お諮りいたします。  本件について、申出のとおり報告を受けることに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  総合計画に関する特別委員会中沢丈一委員長御登壇願います。           (総合計画に関する特別委員会 中沢丈一委員長 登壇 拍手) ◎総合計画に関する特別委員会(中沢丈一 委員長) 総合計画に関する特別委員会委員長の中沢丈一です。総合計画に関する特別委員会におけるこれまでの審査経過について御報告申し上げます。  本委員会は、総合計画の策定に関することを付議事件として、令和元年第3回前期定例会に設置されました。以来、本委員会においては、県総合計画の策定に関し、各般にわたり審査、調査を行い、検討してまいりました。  まず、第3回前期定例会においては、計画策定作業に関して、県民アンケートの実施方法及び内容について質疑され、様々な要素が含まれている計画に対する当局の見解が質されました。また、策定のための組織、体制について質疑されました。現行計画の検証に関しては、検証、評価及び目標値に対する現状について質疑されました。策定のための有識者会議に関しては、スケジュール及び内容について質疑され、若者や産業や環境の関係者も会議に参加されるべきとの提案も行われました。長期のビジョンとして、20年後を見据えたことに関しては、その理由について質疑されました。さらに、外国人との共生及びSDGsの取組について、次期総合計画に取り入れるよう要望されました。  続いて、令和元年11月に実施した県外調査では、内閣府から同年7月にSDGs未来都市に選ばれた滋賀県において、滋賀県基本構想の調査を行うとともに、ぐんま総合情報センターにおいて、都心での群馬の情報発信の取組について調査を行いました。また、内閣府において、地方創生の取組について調査を行い、本県の総合計画策定の審査の参考にすべく認識を深めてまいりました。  第3回後期定例会においては、計画の策定と実行を同時に行うべきとの意見が出され、また、新年度予算との整合性について質されました。県内外の有識者から意見を聞く策定懇談会に関しては、意見交換の状況について質疑されました。また、県民からの意見集約に関しては、その時期及び方法について質疑されました。SDGsに関しては、総合計画の取組状況、再生可能エネルギーの活用方法、366プランで示されている「地域との共生」との関係について質疑されました。県民幸福度に関しては、ビジョンへの反映について質疑されました。また、スポーツ、農業、教育の各分野の将来ビジョンに関して、それぞれの内容を確認いたしました。特に農業分野での地球温暖化の影響について懸念が指摘され、農業被害に対する支援制度の整備が行われるよう要望されました。  今定例会においては、まず、県民アンケートの実施手順及び方法について質疑されました。新総合計画ビジョンの検討状況に関しては、スポーツの位置づけ、内外の才能・異能の受入れ、県民の自立及び群馬の自立などについて、詳細な説明が求められました。また、県行政の各分野における最上位計画の進捗状況について質疑されました。そのほかにも、県民幸福度の向上について質疑が行われ、多様な県民の考え方をビジョン及び計画に反映されるべきという意見が出されるなど、各般の議論が行われたところであります。  新年度からは策定作業も大詰めに入ってまいります。今後の工程においても、県民の代表である議会の議論を尊重していただきますよう、強く要望いたします。  以上申し上げて、中間報告といたします。
     終わります。(拍手) ○狩野浩志 議長 以上で総合計画に関する特別委員会の中間報告は終了いたしました。   ● 会期の延長 ○狩野浩志 議長  △日程第5、会期の延長の件を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は3月18日までと議決されておりますが、新型コロナウイルス感染症対策について、引き続き審議する必要があるため、会期を3月26日まで延長したいと存じます。これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、会期は3月26日まで延長することに決定いたしました。   ● 休会の議決 ○狩野浩志 議長 お諮りいたします。  明19日、23日から25日の4日間は、議事の都合のため、本会議を休会にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  以上をもって本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は3月26日午前10時から再開いたします。   ● 散     会 ○狩野浩志 議長 本日はこれにて散会いたします。     午前11時41分散会...