群馬県議会 > 2020-03-06 >
令和 2年 第1回 定例会−03月06日-06号

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  1. 群馬県議会 2020-03-06
    令和 2年 第1回 定例会−03月06日-06号


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    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年 第1回 定例会−03月06日-06号令和 2年 第1回 定例会 群馬県議会会議録  第6号 令和2年3月6日        出席議員 48人 欠席議員 1人 欠員 1人    中沢丈一  (出 席)       久保田順一郎(出 席)    星野 寛  (出 席)       岩井 均  (出 席)    狩野浩志  (出 席)       福重隆浩  (出 席)    橋爪洋介  (出 席)       星名建市  (出 席)    伊藤祐司  (出 席)       角倉邦良  (出 席)    井田 泉  (出 席)       水野俊雄  (出 席)    後藤克己  (出 席)       中島 篤  (欠 席)    萩原 渉  (出 席)       あべともよ (出 席)    岸 善一郎 (出 席)       臂 泰雄  (出 席)    井下泰伸  (出 席)       酒井宏明  (出 席)    金井康夫  (出 席)       金子 渡  (出 席)    安孫子 哲 (出 席)       藥丸 潔  (出 席)    小川 晶  (出 席)       伊藤 清  (出 席)    大和 勲  (出 席)       川野辺達也 (出 席)    本郷高明  (出 席)       穂積昌信  (出 席)    井田泰彦  (出 席)       加賀谷富士子(出 席)
       泉沢信哉  (出 席)       多田善洋  (出 席)    今泉健司  (出 席)       松本基志  (出 席)    斉藤 優  (出 席)       大林裕子  (出 席)    森 昌彦  (出 席)       八木田恭之 (出 席)    入内島道隆 (出 席)       矢野英司  (出 席)    高井俊一郎 (出 席)       相沢崇文  (出 席)    神田和生  (出 席)       金沢充隆  (出 席)    亀山貴史  (出 席)       秋山健太郎 (出 席)    牛木 義  (出 席) 説明のため出席した者の職氏名    知事         山本一太    副知事        津久井治男    副知事        宇留賀敬一    教育長        笠原 寛    選挙管理委員長    宮下智滿    人事委員長      森田 均    公安委員長      金子正元    警察本部長      松坂規生    企業管理者職務代理者 松島賢治    総務部長       星野恵一    企画部長       友松 寛    生活文化スポーツ部長 角田淑江    こども未来部長    吉田 誠    健康福祉部長     武藤幸夫    森林環境部長     桑原雅美    農政部長       吉野 努    産業経済部長     鬼形尚道    県土整備部長     岩下勝則    危機管理監      横室光良    会計管理者      入内島敏彦    病院局長       志村重男    財政課長       田中序生 職務のため出席した者の職氏名    局長         吉澤幸夫    総務課長       得地雅彦    議事課長       高田 隆    議事課次長      今泉一幸    議事課係長      川村正洋    議事課主幹      高橋良彦    議事課主幹      大山浩史     令和2年3月6日(金)                   議  事  日  程 第 6 号 第1 常任委員長報告    第62号議案 令和元年度群馬県一般会計補正予算(第9号)    第63号議案 令和元年度群馬県県有模範林施設費特別会計補正予算(第1号)    第64号議案 令和元年度群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計補正予算(第1号)    第65号議案 令和元年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第1号)    第66号議案 令和元年度群馬県流域下水道事業費特別会計補正予算(第2号)    第67号議案 令和元年度群馬県公債管理特別会計補正予算(第1号)    第68号議案 令和元年度群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号)    第69号議案 令和元年度群馬県国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    第70号議案 令和元年度群馬県電気事業会計補正予算(第3号)    第71号議案 令和元年度群馬県工業用水道事業会計補正予算(第2号)    第72号議案 令和元年度群馬県水道事業会計補正予算(第2号)    第73号議案 令和元年度群馬県団地造成事業会計補正予算(第3号)    第74号議案 令和元年度群馬県施設管理事業会計補正予算(第2号)    第75号議案 令和元年度群馬県病院事業会計補正予算(第2号)    第76号議案 群馬県地域自殺対策緊急強化基金条例の一部を改正する条例    第77号議案 群馬県旅館業条例及び群馬県公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例    第78号議案 群馬県動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例    第79号議案 群馬県都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例    第80号議案 群馬県建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例    第81号議案 群馬県風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例    第82号議案 群馬県古物営業法関係手数料条例の一部を改正する条例    第83号議案 群馬県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例    第84号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について    第85号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について    第86号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について    第87号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について    第88号議案 地方財政法第27条の規定による市の負担について    第89号議案 土地改良法第91条の規定による市町村の負担について    第90号議案 土地改良法第91条の規定による市の負担について    第91号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担の変更について    第92号議案 請負契約の変更について    第93号議案 請負契約の変更について    第94号議案 河川法第4条第1項の水系に係る一級河川の指定の変更について    第95号議案 和解及び財産の交換について    第96号議案 損害賠償の額を定めることについて    第97号議案 群馬県工業用水道事業会計利益積立金目的外使用について    承第1号 専決処分の承認について                           以 上 知 事 提 出 第2 発議案の付議    ・議第1号議案について                             委 員 会 提 出     午前10時開議   ● 開     議 ○狩野浩志 議長 これより本日の会議を開きます。   ● 常任委員長報告 ○狩野浩志 議長  △日程第1、第62号から第97号までの各議案及び承第1号を議題とし、常任委員長の報告を求めます。  厚生文化常任委員会大和勲委員長御登壇願います。           (厚生文化常任委員会 大和 勲委員長 登壇 拍手) ◎厚生文化常任委員会(大和勲 委員長) 皆さん、おはようございます。厚生文化常任委員会委員長の大和勲でございます。厚生文化常任委員会に付託されました案件のうち、令和元年度関係議案の審査経過と結果について御報告申し上げます。  初めに、第76号議案「群馬県地域自殺対策緊急強化基金条例の一部を改正する条例」について、基金残高や相談支援事業の実績について質疑されました。  次に、第78号議案「群馬県動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例」に関して、改正により設置される動物愛護管理職員の役割や犬の苦情件数について質疑されました。  最後に、第96号議案「損害賠償の額を定めることについて」に関して、今後の再発防止策について質疑されるとともに、被害者や家族へのケアについて要望されました。  以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託された各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
     このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  まず、生活文化スポーツ部関係については、1月に実施した埼玉県での近県調査に関連して、パナソニックワイルドナイツに係る太田市と熊谷市との地域連携について、民有地にある古墳の取扱いについて、歴史博物館収蔵品の活用について。  次に、こども未来部健康福祉部病院局関係については、新型コロナウイルス感染症に関して、医療機関受診までの流れについて、PCR検査を実施する条件や検査処理能力、検査実績について、マスク等の着用の効果について、マスクの供給状況について、市町村との連携体制について、クルーズ船下船患者の状況について、小中学校等の臨時休業に伴う医療機関への影響について質疑されました。  以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               厚生文化常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第62号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 4 款 生活文化スポーツ費         第 5 款 こども未来費         第 6 款 健康福祉費 第62号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 4 款 生活文化スポーツ費         第 5 款 こども未来費         第 6 款 健康福祉費 第69号議案 令和元年度群馬県国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第75号議案 令和元年度群馬県病院事業会計補正予算(第2号)       (事 件 議 案) 第76号議案 群馬県地域自殺対策緊急強化基金条例の一部を改正する条例 第77号議案 群馬県旅館業条例及び群馬県公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例 第78号議案 群馬県動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第96号議案 損害賠償の額を定めることについて                                【以上、全会一致可決】          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 農林環境常任委員会穂積昌信委員長御登壇願います。           (農林環境常任委員会 穂積昌信委員長 登壇 拍手) ◎農林環境常任委員会(穂積昌信 委員長) おはようございます。農林環境常任委員会委員長の穂積昌信でございます。農林環境常任委員会に付託されました案件のうち、令和元年度関係議案の審査経過と結果について御報告申し上げます。  初めに、第62号議案「令和元年度群馬県一般会計補正予算」に関して、まず、森林環境部関係では、台風第19号の災害復旧に関する地元の要望と進捗状況について質されました。  次に、ライフル射撃場施設整備について、繰越額の内訳などについて質疑されました。  続いて、農政部関係では、畜産クラスター事業について、事業活用に向けた県の取組と事業要望の状況について質されました。  次に、繰越明許費補正について、漁場環境対策のうち、人見堰魚道工事の今後の対応について、当局の見解が求められました。  また、台風第19号の災害復旧について、復旧が田植えに間に合うか質されるとともに、市町村や各団体と協力して、復旧に鋭意努力願いたいとの要望がなされました。  以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。  このほか、委員会の所管事項に関して、新型コロナウイルス感染症対策による本県農業への影響について質されるとともに、対策の影響により実害が出たところにはしっかりと補償するよう、国に対して働きかけてほしいとの要望がなされました。  以上、申し上げまして委員長報告とさせていただきます。(拍手)          ──────────────────────────               農林環境常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第62号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 7 款 森林環境費         第 9 款 農政費         第 14 款 災害復旧費中の          第 1 項 農林水産施設災害復旧費          第 2 項 公共土木施設災害復旧費                 歳入歳出補正予算事項別明細書中                  第1目林地荒廃防止施設災害復旧費 第62号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 7 款 森林環境費         第 9 款 農政費         第 14 款 災害復旧費  2 変  更  中         第 7 款 森林環境費 第63号議案 令和元年度群馬県県有模範林施設費特別会計補正予算(第1号)       (事 件 議 案) 第84号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について 第85号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について 第86号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について 第89号議案 地方財政法第91条の規定による市町村の負担について 承第1号 専決処分の承認についてのうち 1 令和元年度群馬県一般会計補正予算(第8号)中  第1表 債務負担行為補正中の  1 追  加  中         ・補助公共治山委託契約         ・補助公共治山工事請負契約         ・浅間牧場草地施設整備工事請負契約  2 変  更  中         ・単独公共治山工事請負契約                             【以上、全会一致可決・承認】          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 産経土木常任委員会金井康夫委員長御登壇願います。           (産経土木常任委員会 金井康夫委員長 登壇 拍手) ◎産経土木常任委員会(金井康夫 委員長) 皆さん、おはようございます。産経土木常任委員会委員長の金井康夫でございます。産経土木常任委員会に付託されました案件のうち、令和元年度関係議案の審査経過と結果について御報告を申し上げます。  初めに、付託議案のうち、第62号議案「令和元年度群馬県一般会計補正予算」に関して、産業経済部関係では、コンベンション施設整備費の繰越事業に係る内容について質疑されました。  また、職業訓練振興費の減額補正について、離職者等再就職訓練における定員未達の理由について質疑されました。  また、産業技術センター及び繊維工業試験場の機器整備について質疑されました。  県土整備部関連では、都市計画費に係る金山総合公園の整備内容について質疑されました。  次に、第68号議案「群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算」に関して、新型コロナウイルス感染症に対する事業者支援について質疑されました。  次に、第70号議案「群馬県電気事業会計補正予算」に関して、既設発電所の設備改良事業の見直しについて質疑されました。  次に、第83号議案「群馬県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」に関して、群馬コンベンションセンター太陽光発電所の建設費の回収見込みや、企業局が設置した理由について質疑されました。  次に、第92号議案「請負契約の変更について」、その内容について質疑されました。  次に、第97号議案「群馬県工業用水道事業会計利益積立金目的外使用について」、今後の建設改良積立金への積立てに関して質疑されました。  以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。  なお、議案に対する質疑のほかにも、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  まず、産業経済部及び労働委員会関係でありますが、新型コロナウイルス感染症に係る県内経済に及ぼす影響や観光地におけるキャンセル状況、企業のBCP策定支援について、はばたけ群馬観光プランについて、ふっこう割における被災地域への支援について、Gメッセ群馬に係る稼働率の状況や関連する事業者への支援について。  続いて、企業局関係については、新型コロナウイルス感染症に係る職員の休暇制度について。  続いて、県土整備部関係については、鉄道利用促進アクションプログラムの今後の進め方について、交通系ICカードの導入状況について、職員へのモビリティマネジメントについて、パーソントリップ調査について、東毛広域幹線道路BRT構想について、休泊川の改修工事について。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               産経土木常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第62号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中
            第 8 款 労働費         第 10 款 産業経済費         第 11 款 県土整備費         第 14 款 災害復旧費中の          第 2 項 公共土木施設災害復旧費                 歳入歳出補正予算事項別明細書中                  第2目土木施設災害復旧費 第62号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 10 款 産業経済費         第 11 款 県土整備費  2 変  更  中         第 11 款 県土整備費         第 14 款 災害復旧費 第64号議案 令和元年度群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計補正予算(第1号) 第65号議案 令和元年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第1号) 第66号議案 令和元年度群馬県流域下水道事業費特別会計補正予算(第2号) 第68号議案 令和元年度群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号) 第70号議案 令和元年度群馬県電気事業会計補正予算(第3号) 第71号議案 令和元年度群馬県工業用水道事業会計補正予算(第2号) 第72号議案 令和元年度群馬県水道事業会計補正予算(第2号) 第73号議案 令和元年度群馬県団地造成事業会計補正予算(第3号) 第74号議案 令和元年度群馬県施設管理事業会計補正予算(第2号)       (事 件 議 案) 第79号議案 群馬県都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例 第80号議案 群馬県建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例 第83号議案 群馬県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 第87号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について 第88号議案 地方財政法第27条の規定による市の負担について 第90号議案 土地改良法第91条の規定による市の負担について 第91号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担の変更について 第92号議案 請負契約の変更について 第93号議案 請負契約の変更について 第94号議案 河川法第4条第1項の水系に係る一級河川の指定の変更について 第97号議案 群馬県工業用水道事業会計利益積立金目的外使用について 承第1号 専決処分の承認についてのうち 1 令和元年度群馬県一般会計補正予算(第8号)中  第1表 債務負担行為補正中の  1 追  加  中        ・単独橋りょう予防保全委託契約        ・単独河川改修委託契約        ・単独河川改修工事請負契約        ・単独砂防維持管理工事請負契約        ・単独砂防施設委託契約        ・単独砂防施設工事請負契約        ・特定ダム環境対策工事請負契約  2 変  更  中        ・単独道路維持修繕委託契約        ・単独地域道路管理委託契約        ・道路改築工事請負契約                             【以上、全会一致可決・承認】          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 文教警察常任委員会川野辺達也委員長御登壇願います。           (文教警察常任委員会 川野辺達也委員長 登壇 拍手) ◎文教警察常任委員会川野辺達也 委員長) 皆さん、おはようございます。文教警察常任委員会委員長川野辺達也でございます。文教警察常任委員会に付託されました案件のうち、令和元年度関係議案の審査経過と結果について御報告申し上げます。  第62号議案「令和元年度群馬県一般会計補正予算」に関し、初めに、教育委員会関係では、県立学校ICT環境整備及び教職員退職手当の増額理由について質疑されました。  次に、警察本部関係では、運転免許費の減額理由について質疑されました。  次に、第95号議案「和解及び財産の交換について」に関し、藤岡市から譲り受ける財産等について質疑されました。  以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、議案に対する質疑のほかにも、令和元年度に係る委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  教育委員会関係でありますが、新型コロナウイルス感染症に係る一斉休業等に関して、国からの要請等に対する県教育委員会の検討について、学校を休業にする権限について、独自判断を行った自治体に対する県教育委員会の認識について、県から学童保育への教員派遣について、放課後等デイサービスを利用している発達障害の子どもたちへの対応について、県立高校生徒の居場所の対応について、公益財団法人群馬学校給食会などの運営における救済措置について、高校や社会教育施設における休業期間の短縮の可能性について、次年度に補習を行うことについて、時給ベースで勤務している職員への対応について、市町村の給食調理に関わる職員への対応について、スクールバス運行に関わる各委託先への対応についてなどが質されました。  続いて、警察本部関係でありますが、刑法犯認知件数の減少理由について、防犯カメラの設置台数及び今後の拡充に向けた取組について、嬬恋村地内発生の元警察官による事後強盗事件について、県内の道路標示の箇所数及び補修の必要な箇所について、警察職員に対する新型コロナウイルス感染防止対策について。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               文教警察常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案) 第62号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 12 款 警察費         第 13 款 教育費                ただし、次の事項を除く                 第8項大学費 第62号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 12 款 警察費         第 13 款 教育費       (事 件 議 案) 第81号議案 群馬県風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例 第82号議案 群馬県古物営業法関係手数料条例の一部を改正する条例 第95号議案 和解及び財産の交換について                                【以上、全会一致可決】          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 総務企画常任委員会井下泰伸委員長御登壇願います。           (総務企画常任委員会 井下泰伸委員長 登壇 拍手) ◎総務企画常任委員会(井下泰伸 委員長) おはようございます。総務企画常任委員会委員長の井下泰伸でございます。総務企画常任委員会に付託されました案件のうち、令和元年度関係議案の審査経過と結果について御報告を申し上げます。  初めに、付託議案について、第62号議案「令和元年度群馬県一般会計補正予算」に関して、総務部関係では、元前橋労働基準監督署跡地の利活用について質疑されました。  また、県庁舎32階フロアの整備について質されました。  企画部関係では、移住支援金事業の減額理由について質疑されました。  以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、第62号議案は多数をもって、その他の議案は全会一致をもって、原案のとおり可決、承認すべきものと決定いたしました。  このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。  企画部関係については、県庁舎32階フロアの活用について。  総務部関係については、新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する県有施設等の対応について、動画による県の情報発信について、旧安中高等学校跡地の売払いについて。  これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。  以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────               総務企画常任委員会議案審査報告書       (予 算 議 案)
    第62号議案 本文 第62号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  1 歳     入         第 2 款 地方消費税清算金         第 3 款 地方譲与税         第 4 款 地方特例交付金         第 5 款 地方交付税         第 7 款 分担金及び負担金         第 8 款 使用料及び手数料         第 9 款 国庫支出金         第 10 款 財産収入         第 11 款 寄附金         第 12 款 繰入金         第 13 款 繰越金         第 14 款 諸収入         第 15 款 県債 第62号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち  2 歳  出  中         第 1 款 議会費         第 2 款 総務費         第 3 款 企画費         第 13 款 教育費中の          第 8 項 大学費         第 15 款 公債費         第 16 款 諸支出金 第62号議案 第2表 繰越明許費補正のうち  1 追  加  中         第 2 款 総務費 第62号議案 第3表 県債補正                                 【多数をもって可決】 第67号議案 令和元年度群馬県公債管理特別会計補正予算(第1号)       (事 件 議 案) 承第1号 専決処分の承認についてのうち 1 令和元年度群馬県一般会計補正予算(第8号)中  本文                             【以上、全会一致可決・承認】          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 以上で常任委員長報告は終了いたしました。   ● 討     論 ○狩野浩志 議長 これより討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。          ──────────────────────────                 本 日 の 発 言 通 告     ┌───────┬─────────────────────────┐     │氏名     │発言通告内容                   │     │(所属会派) │                         │     ├───────┼─────────────────────────┤     │伊 藤 祐 司│第62号議案の委員長報告に対する反対討論      │     │(日本共産党)│                         │     ├───────┼─────────────────────────┤     │大 和   勲│令和元年度関係の各議案の委員長報告に対する賛成討論│     │(自由民主党)│                         │     └───────┴─────────────────────────┘          ────────────────────────── ○狩野浩志 議長 委員長報告に対する反対討論者伊藤祐司議員御登壇願います。           (伊藤祐司議員 登壇 拍手) ◆伊藤祐司 議員 日本共産党の伊藤祐司です。令和元年度補正予算案に対して反対の立場から討論をいたします。  討論に入る前に、急激に展開しているコロナウイルス問題について一言言わせていただきたい。群馬県は政府の一斉休校要請をいち早く受け入れました。知事は、その理由として、ブログの中で、新型コロナウイルス対策に関する行政の方針や政策を決定する際、最も重視すべきは専門家の知見だ、現時点でそれをフルに活用し、的確な判断を下せるのは政府だけと書きました。しかし、一斉休校は安倍総理が専門家の意見も聞かずに独断で決めたことだったではありませんか。このような理屈は、施策の是非についての科学的な判断を政府に丸投げする、地方自治体として極めて情けない態度だと言わざるを得ません。しかも、知事はブログで、知事就任以来、政府の協力を仰ぎ、力を借りてきた、今度はこちらが国の政策を後押しする番だ、我々は義理人情を重んじる上州人なのだとも書きました。このような施策を義理人情で決めないでいただきたい。もっと冷静で科学的な政策判断をされるよう強く求めます。  本題に入ります。補正予算の反対理由は、県庁舎32階フロア整備の1点です。山本知事は、情報の発信、IT技術の活用、イノベーションの推進など、やりたいことがたくさんあるのはわかります。しかし、県民の理解はほったらかしにして一人で突っ走り過ぎです。私たちも通常ならば、新しい知事が力を入れようという施策には、それがひど過ぎるものでなければあまり口を差し挟まないのですが、今回私たちが反対しなければ、県民からは知事の性急な施策に県議会全員がもろ手を挙げて賛成しているように見えてしまいます。なので、あえて反対討論いたします。  動画スタジオのときもそうでしたが、知事は物事を始めるのに形から入る嫌いがあります。イノベーションの推進も多彩な人々との交流も悪いことではないのですから、まずは今あるインフラで始めればいいではありませんか。県民の理解もそこから広がるのではないでしょうか。議会への説明を聞いても説得力がありません。先日の総務企画常任委員会では、32階整備について、企業の人に聞くと、密閉された会議室で考えていてもいいアイデアが出ない、このような非常に景色がいい開放的なところで考えることがポイントだと聞いていると説明があったそうです。すてきな子ども部屋じゃなきゃ勉強ができないと駄々をこねている子どものようです。良い場所でやるにこしたことはないけれど、そこが本質ではない。ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんは、お風呂の中でアイデアを思いついたと語っていたではありませんか。  イノベーション・ハブについても、女性3人でやっていた経理事務が1人でできるようになった場合、女性2人が空く、そうなると育児休暇が取りやすくなる、非常にワークライフバランスも取りやすくなるという効果が期待できるとか、32階のイノベーション・ハブで行政の課題をまず解決し、その手法を民間に活用する形で、県の産業界全体のワークライフバランス、女性の活躍推進、産業競争力の強化まで展開していく想定とか、人口減少対策の観点にもつながるとまで言っています。そんな風が吹けば桶屋がもうかるようなことを言われても、とても納得できるものではありません。  32階整備でもう一つ言っておきたいのが、スタジオで収録・放送する内容です。知事は一般質問の答弁で、月一で閣僚を呼んできて対談する旨のことを言いましたが、今、県民を苦しめているのは国の悪政ですよ。消費税増税、下がる年金、上がる国保税、そんな政府の閣僚と何の話をするのか。自民党の知事が自民党の閣僚と月一で対談する、政府の広報番組じゃないですか。知事個人のブログでならまだしも、県民の税金でやるべきことではない。釘を刺しておきたいと思います。  さて、知事は一般質問の答弁でも、政策決定はストーリーベースによるものではなく、科学的なデータに基づかなければならない旨を強調されています。夢のようなストーリーベースでの性急な政策推進はいかがなものでしょうか。  いずれにしても、県民の理解をほったらかしにして補正で進めるべきものではないと考えます。補正で計上したのは地方創生拠点整備交付金を活用するためと言いますが、別の県民向け施策に回せばいい。県民理解を得ながら進める施策にすることを強く求めて、討論といたします。(拍手) ○狩野浩志 議長 委員長報告に対する賛成討論者大和勲議員御登壇願います。           (大和 勲議員 登壇 拍手) ◆大和勲 議員 自由民主党の大和勲でございます。新型コロナウイルス感染症に対しては、山本知事を先頭に、国の方針に基づき、市町村や関係部局と連携を図り、感染防止に最大限の御尽力をいただいていることに感謝申し上げます。また、感染症によりお亡くなりになられた方、罹患された方に対しましては、お悔やみを申し上げるとともに、お見舞いを申し上げます。我々自由民主党県議団も、県民の皆さんのニーズに耳を傾け、執行部に情報を提供するとともに、一日も早くこの感染症の鎮静化、終息を図るため、執行部と連携強化し取り組む所存であります。また、この感染症により経済に与えるダメージも相当な事態が予測されます。産業経済部をはじめ関係部署の皆様には、支援体制の充実をお願い申し上げます。  それでは、会派を代表して、上程中の各議案について、委員長報告に賛成の立場から討論をさせていただきます。  第62号議案「令和元年度群馬県一般会計補正予算」のうち、県庁舎32階フロア整備については、県庁舎32階にカフェスペースやイノベーションエリアを整備することで、4月稼働予定の動画・放送スタジオと併せて、多様な人が集まり、交流する魅力的な空間、にぎわいの場をつくるため、2億600万円余を計上するものであります。これにより、県庁舎32階は新しい資源が次々に生まれる拠点とともに、魅力的でわくわくする空間になることが期待されます。  具体的には、若手経営感覚を持った人々が集まり起こすなりわい、つまり起業による新規業態の展開、女性を含めた働く場の確保による税収の確保、自治体の課題を解決し、さらにその手法を民間に広げて経済の活性化を図ろうとするものであります。また、この事業は国の地方創生拠点整備交付金事業を活用し、さらに補正予算債を活用することにより、実質的な県負担は4分の1と財政的な措置も工夫されております。過日、北村地方創生担当大臣が県庁32階を視察し、山本知事自ら事業説明いただいたことが実を結ぶと確信しているところであります。  次に、最新ロボット搾乳施設等整備については、前橋市にある県畜産試験場に搾乳ロボット及び最先端牛群管理システムなどを導入するため、2億7,400万円余を計上するものです。この設備の導入により、酪農家の総労働時間、年間1人当たり2,259時間の約半分を占める搾乳時間を軽減し、さらなる飼養頭数の増加や品質の向上で、高品質な生乳の安定供給が図れます。また、この設備導入により、群馬スマート酪農経営モデルの見本となることになり、酪農農家への最新設備の普及・導入の一助となることが期待されます。  また、畜産競争力強化整備については、畜産・酪農の収益性の向上、生産基盤・競争力強化のため、10億600万円余を計上するものです。この事業の背景には、TPP11やEPA交渉の大筋合意に基づくものであり、補助率は国が2分の1、事業者が2分の1となっております。具体的には、昭和村に堆肥処理施設が1件、長野原町に酪農牛舎施設など5件が整備される予定になっており、収益性や競争力の向上が期待されます。  このほか、予算の減額については、主に事業における不用額を減額するものであり、効率的な予算執行に努めた結果であり、予算の増額、減額ともに、県民ニーズや国の動向に対応した補正でありますので、賛成をいたします。  次に、事件議案でありますが、第83号議案「群馬県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」は、本年4月開業予定のGメッセ群馬本体屋根南側に太陽光発電所が運転開始されるのに伴い、名称として群馬コンベンションセンター太陽光発電所、位置、高崎市、最大出力490キロワットと条例に加えられるものです。この発電所は、年間発電電力量が約59万1,000キロワットアワーで、一般家庭の160軒分相当であり、FITを活用し、年間170万円を共用費として県予算へ繰り入れられる計画になっており、当該議案に賛成いたします。  その他の議案については、各会派において慎重に審議をした結果、全て委員長報告に賛成いたします。  令和元年度も残りわずかとなりました。引き続き、各課題に取り組んでいただき、さらなる県民の皆さんの幸福度が向上できるようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。(拍手) ○狩野浩志 議長 以上で討論を終結いたします。   ● 採     決 ○狩野浩志 議長 これより採決いたします。  まず、第62号議案について採決いたします。  これを委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立多数であります。よって、第62号議案は委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、ただいま採決いたしました第62号議案を除く上程中の令和元年度関係の各議案につきましては、いずれも委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立全員であります。よって、各議案は委員長報告のとおり可決及び承認いたしました。   ● 発議案の付議 ○狩野浩志 議長  △日程第2、議第1号の発議案を議題といたします。  議案は、あらかじめお手元に配付しておきました。          ────────────────────────── 議第1号議案 新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書  上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により、提出します。  令和2年3月6日  群馬県議会議長 狩 野 浩 志 様                          議会運営委員長 橋 爪 洋 介 議第1号議案
              新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書  新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、国は新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、帰国者等への支援、水際対策の強化、国内感染対策の強化に取り組んでいるが、依然として国内のみならず世界各国においても収束の気配はない。  2月27日、安倍晋三内閣総理大臣は記者会見において、全国すべての小中高、特別支援学校に3月2日から春休みまで一斉臨時休業を要請した。今後、2週間程度、国内の感染拡大を防止するため、あらゆる手を尽くすべきであると総理が判断をされた。感染拡大を抑制し、国民生活や経済への影響がある中で、国、地方自治体、関係機関が連携して更なる対策を講じる必要がある。  よって、次の事項について必要な措置を講じられるよう強く要望する。                       記 1 感染者の早期発見及び重症化防止のため、地方における検査・医療体制の強化に向けた支援を充実させるとともに、ワクチン及び簡易検査キットの早期開発を図ること。 2 感染症指定医療機関などにおける医療機器の整備、医療物資の確保に対する支援を行うとともに、医療従事者や救急隊員等搬送従事者が安心して業務に従事できるよう、院内感染防止のための医療機関に対する相談支援や構造設備の変更に対する支援を速やかに行うこと。 3 小中高、特別支援学校の一斉臨時休業に伴う保護者負担や収入減少、経済的影響を受ける事業者に対して十分な支援や財政対策を講じること。 4 その他、関連・連鎖倒産を防ぐために必要な支援や財政対策を講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年3月6日                          群馬県議会議長 狩 野 浩 志  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  財務大臣    あて  文部科学大臣  農林水産大臣  経済産業大臣  厚生労働大臣          ──────────────────────────   ● 提案説明の省略 ○狩野浩志 議長 お諮りいたします。  ただいま議題といたしました議第1号の発議案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提出者の説明を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。   ● 採     決 ○狩野浩志 議長 直ちに採決いたします。  議第1号議案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○狩野浩志 議長 起立全員であります。よって、議第1号議案は原案のとおり可決いたしました。   ● 条項、字句、数字、その他の整理 ○狩野浩志 議長 お諮りいたします。  ただいま可決されました発議案について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと存じますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。   ● 休会の議決 ○狩野浩志 議長 お諮りいたします。  9日から13日及び16日、17日の7日間は、委員会審査等のため、本会議を休会にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○狩野浩志 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  以上をもって本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は、3月18日午前10時から再開いたします。   ● 散     会 ○狩野浩志 議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時32分散会...