• 訪日外国人(/)
ツイート シェア
  1. 群馬県議会 2019-06-03
    令和 元年第2回定例会総務企画常任委員会(企画部関係)-06月03日-01号


    取得元: 群馬県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 元年第2回定例会総務企画常任委員会企画部関係)-06月03日-01号令和 元年第2回定例会総務企画常任委員会企画部関係委員会の名称 総務企画常任委員会 開催場所   401委員会室 開議年月日時 令和元年6月3日 午前09時58分 散会年月日時 令和元年6月3日 午後0時01分 会議の目的  令和元年第2回定例県議会における付託議案等の審査(企画部関係)        委員長 井下泰伸    副委員長 伊藤 清   委員 星野 寛 出席委員   委員  酒井宏明    委員   安孫子哲   委員 藥丸 潔        委員  加賀谷富士子  委員   高井俊一郎  委員 相沢崇文        委員  金沢充隆 欠席委員   なし 執行部等出席者        企画部長          友松 寛        企画課長          延命敏勝        企画課未来創生室長     古仙孝一        総合政策室長        髙橋正也        外国人活躍推進課長     西 和一        地域政策課長        服部 裕        地域政策課土地水対策室長 桒原宏政
           情報政策課長        山口和也        統計課長          船引忠雄        世界遺産課長        上原克之 △開議 ○井下泰伸 委員長   ただいまから、総務企画常任委員会を開きます。  本日の委員会は、お手元に配付の次第により、企画部関係の審査を行います。 △委員長あいさつ井下泰伸 委員長   (委員長あいさつ) △座席の指定 ○井下泰伸 委員長   次に、座席の指定を行います。  委員会室の座席は、ただいまご着席のとおり指定したいと思いますが、ご異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり。)  さよう決定いたします。 △委員自己紹介井下泰伸 委員長   今回は、委員改選後はじめての委員会でありますので、委員の皆様の自己紹介をお願いします。  (伊藤副委員長から順次、自己紹介) △執行部あいさつ井下泰伸 委員長   次に、企画部長からあいさつをお願いします。 ◎友松 企画部長   (あいさつ) △執行部自己紹介井下泰伸 委員長   次に、執行部自己紹介を順次お願いします。  (延命企画課長から順次、自己紹介) △付託議案概要説明及び内容説明井下泰伸 委員長   それでは、本委員会に付託された議案の説明をお願いします。 ◎友松 企画部長   (承第2号について、「第2回定例県議会議案」により概要を説明した。) ◎延命 企画課長  ◎西 外国人活躍推進課長  ◎服部 地域政策課長  ◎山口 情報政策課長  ◎船引 統計課長  ◎上原 世界遺産課長   (以上、承第2号について、「令和元年度補正予算説明書」により説明した。) ◎服部 地域政策課長  ◎上原 世界遺産課長  ◎西 外国人活躍推進課長   (以上、承第2号について、「第2回定例県議会議案」により説明した。) ○井下泰伸 委員長   以上で、付託議案の説明は終わりました。 △付託議案の質疑 ○井下泰伸 委員長   これより付託議案の質疑を行います。  委員の質疑及び執行部の答弁におかれましては、簡潔明瞭にお願いいたします。  なお、所管事項に関わる質疑は、付託議案の質疑が終了した後に行いますので、ご了承願います。  付託議案につきまして、質疑ございますか。  (質疑なし)  なしでよろしいでしょうか。 ○井下泰伸 委員長   以上で付託議案の質疑は終了いたしました。 △所管事項の説明 ○井下泰伸 委員長   次に所管事項と併せ配付資料の説明を簡潔明瞭にお願いします。 ◎友松 企画部長  ◎延命 企画課長  ◎髙橋 総合政策室長  ◎西 外国人活躍進課長  ◎服部 地域政策課長  ◎山口 情報政策課長  ◎船引 統計課長  ◎上原 世界遺産課長   (以上、議会資料No.2により説明した。) ◎古仙 未来創生室長  ◎西 外国人活躍進課長  ◎服部 地域政策課長  ◎上原 世界遺産課長  ◎延命 企画課長   (以上、配付資料により説明した。) ○井下泰伸 委員長   以上で説明は終了いたしました。 △所管事項の質疑 ○井下泰伸 委員長   これより所管事項の質疑に入ります。  星野委員お願いいたします。 ◆星野寛 委員   国際戦略についてお聞きしたい。国際戦略課発展的解消をしたものと捉えており、外国人活躍推進課外国人の増加に対応することは、非常に重要なことと認識しているが、国際戦略課が担ってきた役割は今後はどうなるのか。
    ◎延命 企画課長   国際戦略課が発足した平成24年度当初はまだ各部局の国際展開が十分ではなかったが、現在は、誘客の促進については観光物産課農畜産物等県産品販路拡大についてはぐんまブランド推進課、企業の海外展開の支援については工業振興課海外ビジネス支援室が、それぞれ専門的に取り組んでいる。従来の国際戦略課が担ってきた戦略的業務企画課国際係がしっかり引き継いでいる。  組織再編はあったが、国際化はあらゆる面でさらに進むと認識しており、今後もしっかり取り組んで参りたい。 ◆星野寛 委員   平成24年度の発足当時は海外進出は敷居が高かったけれども、国際戦略課は、開拓し大きな役割を果たしたと認識している。各担当課が、通常業務の中に国際化の業務を行えるようになったからこそ、より専門的に行っていただきたい。新しくやりたいことある場合の相談窓口は、企画課で対応していただけるということで、今後の動向も見ながら、体制整備もしっかりしていただきたい。  台湾の3つの自治体との協定はどうなっているか。 ◎延命 企画課長   台湾の3つの自治体とはパートナーシップ協定を結んでいる。いずれも歴史のある協定であり、さらに関係性を進めて参りたい。また、例年通り台湾フェアを夏に実施する予定である。台湾フェア企画課国際係が担当である。 ◆星野寛 委員   海外自治体との交流及び民間国際交流団体の窓口はどの部署になるのか。 ◎延命 企画課長   海外自治体との窓口は企画課国際係となる。民間国際交流団体との窓口は外国人活躍推進課となるが、分かりにくい部分などあれば、企画課国際係がまずは窓口となり、担当等の部門に繋ぐので、ご安心いただきたい。 ◆星野寛 委員   よろしくお願いしたい。予測通りにいかないのが海外の国との交流なので、情報収集もしっかりお願いしたい。我々議会でも、今後も交流をしていきたいと考えているので、その際の情報提供をお願いする。昨年度は、台南で田んぼアートで「ぐんまちゃん」を作っていただいた。  次に、温泉文化について質問する。総合政策室を中心に温泉文化研究会を作って研究をしていただいているが、群馬の温泉文化研究会の取組の状況はどうか。 ◎髙橋 総合政策室長   県では、「群馬の温泉文化研究会」を昨年8月に設置し、これまでに4回研究会を開催した。温泉文化の定義づけ、温泉文化に関する資産等の再確認や地域に受け継がれている風習などの洗い出しを行うとともに、ユネスコ無形文化遺産の仕組みや現状などについても研究を進めている。  今年度も引き続き、温泉文化に関する研究を進めるとともに、温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会としっかり情報共有・連携を図って取組を進めてまいりたい。 ◆星野寛 委員   しっかりと研究を続けていただき、情報収集をお願いしたい。  「温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会」と群馬の温泉文化研究会の今後の交流について伺いたい。 ◎髙橋 総合政策室長   (6月25日の)指宿における日本温泉協会の総会の後に、情報共有意見交換をさせていただく予定である。 ◆星野寛 委員   先年、和食がユネスコ無形文化遺産に登録された。温泉文化の研究にとっても参考になると考えるがどうか。 ◎髙橋 総合政策室長   日本におけるユネスコ無形文化遺産については、和食以前は、(文化財保護法上の)保護措置がある案件のみであった。和食は、そういった保護措置のないケースとして初めてユネスコ無形文化遺産に登録された。和食のケースは、温泉文化と共通する部分があると考えており、参考にしていきたい。 ◆星野寛 委員   いろいろな可能性をいろいろなところの情報を収集しながら、登録を目指すべく、研究をお願いしたい。温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会では、指宿の日本温泉協会の総会において、温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録を呼びかける予定である。県としても、足並みを揃えて、気運の醸成に取り組んでもらいたい。 ◆安孫子哲 委員   上海事務所について質問したい。平成25年4月1日の開設から7年目ということで、上海事務所の運営について、7年間の実績と成果を伺いたい。 ◎延命 企画課長   平成30年度の実績で、特に観光誘客について、訪日ツアー造成件数73件でこれは前年の10件から飛躍的に増加している。県産品取引成立件数は13件であり、ぐんまちゃんの引き合いも増えており、高崎だるま実演販売なども好評を得るなど、地道な努力が成果に表れてきている。 ◆安孫子哲 委員   7年間いろいろ紆余曲折した結果、非常にいい場所になって良かったと思う。その後、輸出規制の問題で群馬県の農産物が販売出来ないこともあるが、群馬県のブランド力のある野菜や畜産をPRしたら良いと思うが、上海事務所の今後の目指すところを伺いたい。 ◎延命 企画課長   上海は中国における流行の発信拠点であり、情報発信にも有効な立地である。その強みを活かして、今年度の目指すところとしては、好調な観光誘客で温泉とスキーを中心に取り組み、更なる誘客につなげたい。すき焼きやフルーツ狩りなどの自然体験型のアクティビティで、群馬らしさも前面に出してPRする。  未だに輸入規制が解除されない食品分野については、今後も動向を注視して参りたい。 ◆安孫子哲 委員   上海事務所が頑張っているのは理解した。今後も目標を持ってしっかり取り組んでいただきたい。  例えば台湾やベトナムに事務所があったらどうかという観点も持ちながら、今後も国際戦略を進めていただきたい。  次に、移住支援事業について伺う。群馬県移住支援金事業の内容はどういうものか。 ◎服部 地域政策課長   東京への一極集中是正と地方の担い手確保を目的として、国の地方創生推進交付金を活用し、市町村と連携して行うものである。国は、各年度1万の支給を目標としている。全国では37道府県が実施し、本県では全市町村が実施する。移住以外の要件は2つあり、一つが6月1日にオープンしたマッチングサイトに掲載された求人に応募して採用されることである。もう一つが、現在募集中の起業支援金交付決定を受けることであり、7月下旬から8月上旬に交付決定が行われる予定である。 ◆安孫子哲 委員   お金をあげるから来てくれ、ではなく、群馬の魅力を周知して欲しい。  ぐんまの暮らし支援事業について伺う。広報課で東京からの近さや医療費無料化など、県の様々な魅力を発信している。ぐんま暮らし支援事業について、広報課情報発信とタイアップした取組を行ってはどうか。 ◎服部 地域政策課長   移住希望者に本県の魅力をしっかり発信していくことは大事だと認識しており、冊子やポータルサイトで子育て環境の良さや住宅取得の容易さなどを発信しているところである。 ◆安孫子哲 委員   移住相談を通じて移住しているはどれくらいいるか。 ◎服部 地域政策課長   県の相談窓口を利用し、その後実際に移住した方は、県で把握している限りでは平成30年度が55、平成29年度が44、平成28年度が31で、着実に増加している。 ◆安孫子哲 委員   都会のにとって、南牧村などで伸び伸びと田舎暮らしが出来ることは魅力があると思うが、群馬に移住したがなぜ群馬に来たのか、主な理由が分かれば教えて欲しい。 ◎服部 地域政策課長   詳細な分析はしていないが、個々の相談内容を見ると、豊かな自然があり、伸び伸び働けることを理由にしているが多い印象である。 ◆安孫子哲 委員   地域おこし協力隊について、制度の概要等を聞きたい。 ◎服部 地域政策課長   地域おこし協力隊制度は、地方自治体都市住民を受け入れ、様々な活動に従事してもらいながら定着を図るもので、3年間を上限とし、財源については国の特別交付税措置がある。 ◆安孫子哲 委員   ぜひ、今後も継続してやっていただきたい。 ◆酒井宏明 委員   大規模土地開発について質問する。赤城のメガソーラー計画について、19haの大規模開発事業が計画されている。地元の住民からは不安の声があがっており、5月28日には県と地元との懇談会も行われ、さまざまな意見が出された。再生可能エネルギー自体は推薦推進すべきと考えるが、自然環境を破壊する様な乱開発に繋がることや、防災上の観点からも疑問になるようなものはやるべきではないと考えている。県の手続きは、どうなっているか。 ◎桒原 土地・水対策室長   大規模条例に基づく手続きには、3つの段階があり、第1段階は事業のあらましを記載した構想書の提示、第2段階は関係法令に基づき、防災計画などを具体的に記載した開発事業計画書の提示、第3段階は個別法に基づく許認可の手続きであるが、現在は、構想書が提示されている段階である。前橋市では地元の意向を確認した上で、受け入れの判断をしたところである。 ◆酒井宏明 委員   構想書が提出されこれから有識者による検討が行われる段階になるが、その前に県の担当課が、どういう規模のどのような開発がされ防災上の対策がされているかを検討していただき、対策がしっかりできていない場合、許可を取り下げる指導も必要かと思う。県は今後の手続きのなかで、改善させるということが出来るかどうか説明をお願いしたい。 ◎桒原 土地・水対策室長   災害の防止や簡易水道の水源への影響、赤城山環境への影響など、住民が心配していることは承知している。法令に基づきしっかり審査し、適正に事業者を指導して参りたい。 ◆酒井宏明 委員   景観が非常に悪くなる、また、大雨によって森林で土砂災害が起きてしまう等、懸念の声があがっている。砂防上の防災的な措置がされなければ、開発を認めないという立場で望むべきと思うがいかがか。 ◎桒原 土地・水対策室長   繰り返しになるが、法令に基づいて適正に審査して参りたい。 ◆酒井宏明 委員   県は事業者に対し、住民説明会の開催を求めるべきではないか。 ◎桒原 土地・水対策室長   住民説明会については、前橋市が独自の再生可能エネルギーの条例を施行し、その条例に基づき既に開催されている。県としても引き続き事業者に対して、地元の意向を組んで開発行為にあたるよう指導して参りたい。 ◆酒井宏明 委員   前橋市任せにせず、しっかりと県で指導し、住人の不安に答えて注視していただきたい。 ◆藥丸潔 委員   Wi-Fiプロジェクトについて伺いたい。ぐんまWi-Fiプロジェクト推進事業進捗状況はどうか。 ◎山口 情報政策課長   文化施設スポーツ施設等県有施設Wi-Fi環境整備を進め、現在16施設が整備済みとなっている。また、Wi-Fi機器を設置した事業者で、プロジェクトに参加を希望した施設・店舗に対しては、「FREE Wi-Fiステッカー」を配布し、Wi-Fiを使える場所のPRを行ってもらっている。平成30年度からは、セブンイレブン及びイオンモールの協力により、県内店舗ステッカーを掲示していただいている。事業に協力をいただいているところは、平成30年度末現在で、836か所となっている。 ◆藥丸潔 委員   Wi-Fi環境の整備を防災や教育の観点から総合的に推進していくため、企画部情報政策課旗振り役となることを視野に入れて欲しいが、今後の事業の方向性についてどう考えるか。 ◎山口 情報政策課長   防災等に関するWi-Fi環境整備については、総務省が「防災等に資するWi-Fi環境整備計画」を策定し、整備を促進している。情報政策課では、市町村に対し、国庫補助事業情報提供活用調査を行い、平成28年度から平成30年度に3町村が整備を行い、今年度は1市が申請を行っている。また、県立学校Wi-Fi環境の整備にあたっては、情報セキュリティ問題等に課題があると承知している。災害時対応にWi-Fi環境整備が必要であると認識しており、技術的な支援を含め、関係機関と連携して、環境整備を推進していきたい。 ◆藥丸潔 委員   情報政策課旗振り役となっていただけるということでよろしいか。企画部長にお聞きしたい。 ◎友松 企画部長   5G(第5世代移動通信システム)を視野にいれていくと、今後、Wi-Fi環境は当然の基盤となると考えられる。企画部情報政策課では先進的な取り組みや技術的な問題を研究していく必要がある。問題意識を持ち、関係部局と連携して研究していきたい。 ◆藥丸潔 委員   部長から重要性を認識しているとの答弁をいただいた。よろしくお願いしたい。  ぐんま暮らし支援について伺う。移住してきたや移住を検討しているを対象に、何を求めて移住して来たのか、移住する上で一番のネックになっていることは何か、調査をしてはどうか。群馬への移住を諦めた原因を把握すれば、支援のポイントが浮き彫りになるのではないか。移住相談会来場者移住者へのアンケート調査を実施していればどんな状況なのか伺いたい。 ◎服部 地域政策課長 
     アンケートは現在、10市町村が実施しており、どこから移住してきたのか、どういう理由かなどを聞いている。また、東京のぐんま暮らし支援センター移住相談窓口では移住相談者の生の声を聞いており、このほか、全国的な移住アンケート調査の結果などを踏まえ、施策を実施している。 ◆藥丸潔 委員   市町村アンケートを実施しているのが10ということだが、住民課などの窓口でアンケートを行えば、窓口が混雑することもあり、やりにくいこともあるかと思う。県でアンケート用紙ひな形を配布するなど市町村アンケート実施の協力を求めているとのことだが、移住者を増やすことは県と市町村共通の課題であるので、アンケート調査に協力する自治体が増えることを要望したい。 ◆加賀谷富士子 委員   外国人活躍推進課の目指すものについて伺いたい。星野委員からもご質問があったが、外国人活躍推進課の役割、人権男女・多文化共生課との違い、労働政策課との連携はどうか。 ◎西 外国人活躍推進課長   役割は受入れ促進受入れ環境整備、それに係る総合調整である。人権男女・多文化共生課との違いについては、同課が定住者中心の多文化共生に対し、当課は技能実習生特定技能などの新たに来日する外国人を含め、受入れから支援まで一元的に対応することである。労働法制などは労働政策課が担当する。 ◆加賀谷富士子 委員   外国人留学生技能実習生等実態調査の内容は何か。 ◎西 外国人活躍推進課長   大学や日本語学校等外国人留学生技能実習生に対し、生活や就労について対面調査を行う。また技能実習監理団体受入れ企業にも調査を行い、課題や現状を把握する。 ◆加賀谷富士子 委員   技能実習生受入れ企業の中にはブラックな企業もあると聞く。地域の日本語教室には技能実習生も受講しており、日本語教室がグチのはけ口だと言うことも聞いており、本音が聞けると思うので、日本語教室でも調査したらどうか。 ◎西 外国人活躍推進課長   今回の調査では日本語教室は対象ではないが、別途、日本語教室からも意見を聞きたい。 ◆加賀谷富士子 委員   移住希望者への支援について伺いたい。移住希望者が現地を見学する場合、どのような支援があるか。 ◎服部 地域政策課長   平成28年度より行政県税事務所単位移住体験ツアーを実施している。これまで、富岡甘楽多野藤岡利根沼田で開催している。また、今年度はこども未来部関連施設を見学するバスツアーを実施することになっている。市町村ではお試し体験住宅を設置し、一定期間、安価に現地での暮らしが体験できるところもある。 ◆加賀谷富士子 委員   群馬県は公共交通が不便であり、特に中山間地は厳しい。移住希望者の見学の際の移動の支援はあるか。 ◎服部 地域政策課長   移住希望者はいろいろな不安を感じており、移住の実現のためには実際に足を運んで目で見て感じてもらえることが大切である。現地見学を希望する方のニーズに応えるため、移住コーディネーター市町村移住担当者支援チームを作ってサポートしており、先立っての10連休でも2組の方を案内している。 ◆加賀谷富士子 委員   自分の周りにも移住希望者がいるが、自由が多い。コーディネーターに頼るより、自分で自由にレンタカーなどで見て回りたいも居る。こうした向けにレンタカー代の支援などもよいと思うが、どうか。 ◎服部 地域政策課長   移住希望者には様々な方が居ると思う。引き続き現地を体験していただくための支援をしっかり行っていきたい。 ◆加賀谷富士子 委員   行きたいところを自由に回れる支援の検討をお願いしたい。  次に世界遺産センターについて伺いたい。展示物はどのようなものを考えているのか。 ◎上原 世界遺産課長   「富岡製糸場絹産業遺産群」は、産業遺産であり、日光や法隆寺などの社寺と比べると見るだけではその価値がわかりづらい。また、各構成資産の現地では、それぞれの資産の紹介はしているが、構成資産全体での価値やその連携などあまり紹介できていないことが課題である。世界遺産センターの展示では、「富岡製糸場絹産業遺産群」の価値や特徴などを分かりやすく伝えていきたい。 ◆加賀谷富士子 委員   富岡製糸場を見た際に感じたのが、実際に働いているの工女さんの生活が見えてこない。富岡製糸場の工女の生活の様子なども紹介した方がよいと考えるがいかがか。 ◎上原 世界遺産課長   工女の生活の様子などは、現在、研究途上である。世界遺産センターの展示では、映像などを用いて、それぞれの資産で働いていた人々の様子を紹介していきたい。 ◆加賀谷富士子 委員   当時の生活の様子が伝わる様にお願いしたい。 ◆高井俊一郎 委員   安孫子委員加賀谷委員からご質問があったが、重複しないように移住について質問したい。ぐんま暮らし支援について、田園回帰指向が強まっており、都内の若年世代は4割近くが移住を希望しているとのことだが、実際に移住しているは1%台であり、その溝を埋めることが大切である。加賀谷委員現地体験のサポートの話をしていたが、その手前の段階の支援施策が必要であると考えているがどうか。 ◎服部 地域政策課長   今年度、移住希望を実際の移住につなげるために3つの取組を行う。一つは「地域体験見本市」で、本県の移住先としての魅力を体感してもらう内容の移住相談会を行う。また「地域体験イベント情報発信」では、県内の地域体験イベント情報を集約発信して、本県へ足を運んでもらうきっかけ作りとする。さらに「地域の顔育成研修」により、移住の受け皿作りとして、住まいや人間関係など移住にまつわる課題をきめ細かくサポートする人材を養成する。 ◆高井俊一郎 委員   移住支援については「場所」と「」が重要であると考えている。「場所」については、リノベーションやシェアリングエコノミーなど、他部局と連携して拡張することが大切である。また広報も重要であり、部局横断的に取り組んで欲しい。「」については、移住希望者の希望をしっかり把握し、それに対応した支援を行うことが必要である。世代やライフスタイルでもアプローチが違うと思うので、それぞれにふさわしい取り組みをお願いしたい。  「マッピングぐんま」について、県民に活用してもらうことを目的として公開しているのか。 ◎山口 情報政策課長   県は、各種の地図情報を共同で利用することにより事務処理の効率化を図る統合型GISシステムを運用しており、マッピングぐんまは、統合型GISの公開可能データを県民に利用してもらうことを目的として、インターネット上に公開している。  また、オープンデータの観点では、県のホームページに平成28年度から「オープンデータサイト」を開設しており、マッピングぐんまの情報を含め、公開している。 ◆高井俊一郎 委員   再度確認するが、県民に使ってもらいたいという認識でよろしいか。 ◎山口 情報政策課長   県民に利用してもらうため公開している。 ◆高井俊一郎 委員   「マッピングぐんま」はよい取り組みであるが、現状は動作が重い、見づらい等利用しにくいので、見直してほしい。  次に、アプリ「きぬめぐり」について質問する。「きぬめぐり」の入口(ゲートウェイ)はどのようになっているか。 ◎上原 世界遺産課長   きぬめぐりは、文化財に主眼を置いたアプリだが、観光の要素も強まってきていることから、観光のホームページと連携している。また、多くの方へ周知するため県のホームページとも連携を図っている。 ◆高井俊一郎 委員   「マッピングぐんま」やアプリなど個々の取り組みは素晴らしいが、分断されていて使いにくい。埼玉県で作成したアプリ「まいたま」などを参考にしてもらいたい。 ◆金沢充隆 委員   移住について質問する。ぐんま暮らし支援の移住プロモーションについて、昨年、動画やポスターを制作したとのことだが、こういったものを活用して群馬への関心を高め、そこを間口に移住というのが大切であると思う。動画については、どのようなものを制作したのか。 ◎服部 地域政策課長   ライフスタイルごとに、群馬の魅力を伝えるものを制作した。 ◆金沢充隆 委員   どのくらいのが視聴しているか。 ◎服部 地域政策課長   YouTubeアカウント再生回数が、5月末現在で16,367ビューとなっている。 ◆金沢充隆 委員   目標設定と実際の数、また、閲覧数の推移はどうか。 ◎服部 地域政策課長   ポータルサイトについてはデータがあるが、動画についてはデータがない。推移も把握していない。 ◆金沢充隆 委員   自分も動画を見てみたが、制作には予算やマンパワーがかかっていると感じた。一でも多くのに見てもらい、移住の入り口にして欲しい。一方、移住相談者については、どういう経緯で移住相談に来たのかなど、属性の把握は行っているか。 ◎服部 地域政策課長   今後、効果的に移住施策を進めるためには、移住希望者のニーズを把握することは大変重要である。これまで、ぐんま暮らし支援センターにおける相談状況や全国的な分析などを基に、施策を組み立てている。今後、他県の事例なども参考に、しっかり研究していきたい。 ◆金沢充隆 委員   ある程度ターゲットを絞ることも必要である。現状分析をしっかり行い、効果的な移住支援をお願いしたい。 ○井下泰伸 委員長   以上で、所管事項の質疑を終了いたします。 △付託議案の討論・採決 ○井下泰伸 委員長   これより付託議案の採決に入ります。  議案の採決に先立ち、討論される委員は挙手をお願いいたします。  (「なし」の声あり。)  討論がありませんので、本委員会に付託された企画部関係の議案について、採決いたします。  承第2号について、これを原案のとおり、承認することに賛成の委員は挙手願います。  (挙手全員)  挙手全員であります。  よって、承第2号は、原案のとおり承認することに決定いたしました。 △基本計画の議決等に関する条例に基づく計画の説明 ○井下泰伸 委員長   次に、基本計画の議決等に関する条例に基づく計画等について、執行部より説明をお願いします。 ◎古仙 未来創生室長 
    ◎服部 地域政策課長   (参考資料「計画等一覧表」により、「第16次群馬県総合計画」「群馬県過疎地域自立促進計画」について説明した。) ○井下泰伸 委員長   以上で説明は終わりました。  なお、ただいま説明のありました計画等については、今後、概要書の提出を受けて条例の適用に係る調査を行い、議決対象として決定した計画については、質疑を経て令和2年第1回定例会での議決を目指すこととなりますので、ご承知おき願います。 △散会 ○井下泰伸 委員長   以上で、企画部関係の審査を終了いたします。次回は、6月4日(火)午前10時から再開して、総務部関係の審査を行います。  本日はこれにて散会いたします。  (午後0時01分散会)   委員会記録署名委員    総務企画常任委員会     委員長 井下 泰伸...