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  1. 群馬県議会 2019-03-07
    平成31年第1回定例会ぐんまの雇用戦略特別委員会-03月07日-01号


    取得元: 群馬県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    平成31年第1回定例会ぐんまの雇用戦略特別委員会-03月07日-01号平成31年第1回定例会ぐんまの雇用戦略特別委員会 委員会の名称 ぐんまの雇用戦略特別委員会 開催場所   301委員会室 開議年月日時 平成31年3月7日 午前10時00分 散会年月日時 平成31年3月7日 午前10時32分 会議の目的  平成31年第1回定例会        委員長 中沢丈一  副委員長 大手治之  委員 腰塚 誠 出席委員   委員  狩野浩志  委員   水野俊雄  委員 酒井宏明        委員  髙橋 正  委員   伊藤 清  委員 川野辺達也        員   本郷高明  委員   泉沢信哉 欠席委員   なし 執行部等出席者        【総務部】         人事課長          半田良幸        【健康福祉部】         介護人材確保対策室長    島田和之  保健予防課次長         古沢実知也         障害政策課次長       女屋広之        【環境森林部】         林業振興課きのこ普及室長  石田敏之
           【農政部】         農業構造政策課長      石坂郁夫  農業構造政策課担い手対策主監  大朏 浩        【産業経済部】         産業経済部長        向田忠正  企業誘致推進室長        小沼義晴         商政課長          角田淑江  労働政策課長          坂庭 秀         女性・若者就職支援室長   高澤延之  産業人材育成課長        浅野達朗        【県土整備部】         建設企画課長        清水昭芳  建設業対策室長         尾内文彦        【企業局】         団地課長          髙坂哲朗        【教育委員会】         高校教育課次長       野口和彦  特別支援教育課企画主監     岡田博文 △開議 ○中沢丈一 委員長   ただ今から、ぐんまの雇用戦略特別委員会を開きます。  本日の委員会は、お手元に配付の次第により審査を行います。  なお、本日、保健予防課がん対策推進室長及び、高校教育課長から欠席届が提出されており、代わりに次長が出席しております。 △委員長挨拶  (委員長挨拶) △付議事件の説明 ○中沢丈一 委員長   付議事件に関わる説明を執行部からお願いします。 ◎尾内 建設業対策室長   (資料1により説明した。) △付議事件の質疑 ○中沢丈一 委員長   これより付議事件の質疑に入ります。  ただ今、説明のあった事項について、何か質疑はございますか。 ◆伊藤清 委員   他県にはない取り組みだということだが、一番心配されるのは、一人親方等安全確保と健康の確保である。成果指標として示されている一人親方等労災保険特別加入者数はどのように把握しているのか。 ◎尾内 建設業対策室長   群馬労働局より提供を受けた数値である。 ◆伊藤清 委員   労働局が把握する以外に、一人親方は相当いると考えられる。このような数字はしっかり把握した上で、このような取り組みを進めるべきではないか。労災保険等、各職種によってそれぞれの分野の保険等がある。どの程度把握してこの目標数値を出しているのか。 ◎尾内 建設業対策室長   労災保険特別加入者数目標値については、群馬労働局とも協議の上設定したもので、群馬県の加入率は現在約67%であるが、計画では5年後の加入率全国レベルの71%となるようにした。 ◆伊藤清 委員   明確に分からない部分がある。本県の65歳以上の技能労働者の占める割合が全国平均を上回っている状況の中、一人親方は各職種において一人で切り盛りしている。そのような数字をしっかり把握しなければ、労働事故防止や現場の安全確保につながらないと思うが、それについて一歩踏み込んで考えていただきたいがいかがか。 ◎尾内 建設業対策室長   一人親方等への対処については、計画の策定にあたって「群馬県における建設工事従事者安全健康確保推進会議」の構成員である、一人親方や小規模零細事業主を会員とする群馬県建築業組合連合会とも協議している。 ◆伊藤清 委員   他県と比べて本県の建設業はすばらしい技術力があることを内外に知らしめる意味でも、この課題についてしっかり把握し、早急に安全確保に向けて取り組んでいただくよう要望する。 ◆水野俊雄 委員   この計画の対象になる方がどなたか、再度教えていただきたい。 ◎尾内 建設業対策室長   一人親方等含め、建設工事の現場で働くすべての建設工事従事者である。 ◆水野俊雄 委員   警備業の方々は建設工事従事者に当たるのか。 ◎尾内 建設業対策室長   本計画において、警備業の方も含めている。 ◆水野俊雄 委員   そうだとすれば、計画の中であまりその記述がないが、その点を明確にしていただきたい。例えば、冷房等備えた休憩所の設置の促進という記述があるが、現場で万一、警備業従事者の事故が発生した場合、建設工事現場における死亡事例になり得るという理解でよいか。 ◎尾内 建設業対策室長   委員の発言のとおりである。 ◆水野俊雄 委員   その点、もう少し明確にしておくべきだと考える。しっかりメッセージとして適切な形で示していただきたい。安全衛生経費依頼ベース、積算の中には入れられることになっているから、そのようなことを受注者側にしっかり依頼していくというお願いベースの話でしかないので、そのようなことがしっかり適切に管理されるよう、制度的に担保していくべきと考えるがいかがか。 ◎尾内 建設業対策室長   委員の御提案を踏まえ、本計画は適宜見直していくことになっているので、必要に応じて計画に書き入れていきたい。 ◆水野俊雄 委員   その点はよく再検討していただきたい。  もう一点確認だが、目標値を示したのは画期的であり評価できるが、労働災害死傷者数目標値を 200人以下にするということだが、死亡事故は撲滅を目標にすべきと考えるがいかがか。 ◎尾内 建設業対策室長   死傷者数を200人以下に設定した理由であるが、過去5年で最も少なかった死傷者数である平成28年の209人を下回る数字を目指した。 ◆水野俊雄 委員   死亡数か。 ◎尾内 建設業対策室長   死傷者である。 ◆水野俊雄 委員   亡くなる方はせめてゼロにするということが目標だろう。 ◎尾内 建設業対策室長   死亡者はゼロにすべきと考えており、グラフ上の目標年死亡者を掲げていないのは、死者を出さないことを示したものである。 ◆水野俊雄 委員   そのようなことは計画の中でしっかり明記し、死亡事故をなくすということを、行政としてしっかり旗を掲げるべきだと思う。今後の様々な働きかけの中でも、絶対死亡事故は起こさないということを訴えてただかないと、現場で死亡事故が起こることはあってはならないことであり、当然だから言わないのではなく、当然だから言って、死亡事故をなくしていくという努力をしていただきたい。その決意をもう一度お聞かせいただきたい。 ◎尾内 建設業対策室長   死亡者数が3人から1人になればいいということではない。死亡者数はゼロを目指していく。 ◆水野俊雄 委員   しっかり取り組んでいただきたい。 ○中沢丈一 委員長   以上で付議事件の質疑を終結いたします。 △協議 ○中沢丈一 委員長   それでは、「提言(案)」及び「委員会報告書(案)」について、御協議いただきたいと思います。  「提言」及び「委員会報告書」の案は、あらかじめお手元に配付しておきました。  なお、前回の委員会時にお諮りした提言(案)の1番目の項目につきまして、水野委員からの提案を追加しましたので、御報告いたします。  それでは、はじめに、「提言」についてですが、この最終案について、何かご意見はございますか。 ◆酒井宏明 委員   この提言案については異存はないが、前回の委員会で意見を提出させていただいたので、その事項について、この場で意見を述べたい。  毎月勤労統計調査の偽装問題が問題となっているが、政府の政策判断にも影響を及ぼし、国民の政府への信頼を根底から崩すものであり、影響が甚大であることから、徹底した真相究明とこの偽装データを前提とした消費税増税は中止するよう強く政府に働きかけていただきたい。  前回の委員会でも質問したが、会計年度任用職員制度については、雇い止め、賃金、労働条件の引き下げなど不利益変更は行わないこと、財源確保について国に求めること、労働者派遣委託等アウトソーシング等を行わないことを強調したい。  また、建設業人手不足は大変深刻であり、公共工事設計労務単価引き上げてきたが、それが適切に現場労働者賃金水準引き上げに結びつくよう、県として公契約条例を制定することを求めたい。  外国人労働者の人権が守られていない実態があることから、実態調査を行い、群馬労働局と連携して労働法が厳格に守られるよう指導を徹底していただきたい。
     介護労働者の問題でも再三質問してきたが、職員の賃金水準引き上げに向けて、介護報酬引き上げることを国に求めるとともに、県としても独自の策を行っていただきたい。  いずれにせよ、このような提言をしっかり受け止めていただきたい。 ○中沢丈一 委員長   ただいま、酒井委員から意見がございました。  他にございますか。  (「なし」の声あり)  それでは、お諮りいたします。  「提言」について、本案に賛成の委員の挙手を求めます。  (挙手)  挙手全員であります。  よって、本提言は案文のとおり、知事あてに提出することに決定いたしました。  次に、議長あてに提出する「委員会報告書」についてです。  2月26日にお示しした素案に、2月26日の皆さんの質疑を追加してあります。  何かご意見はございますか。  (「なし」の声あり)  それでは、お諮りいたします。  「委員会報告書」について、本案に賛成の委員の挙手を求めます。  (挙手)  挙手全員であります。  よって、さよう決定しました。  なお、報告書には、先程決定した提言書を添付するとともに、本日の審議内容追加記載いたしますが、追加記載の内容及び字句等の整理については、正副委員長に御一任願います。  また、この報告書は、議長への提出と併せて、全議員に配付する予定ですので、御承知おき願います。 △その他 ○中沢丈一 委員長   委員長報告については、正副委員長に御一任願いますが、よろしいですか。  (「はい」の声あり)  ここで委員会審査終了にあたり、執行部を代表しまして、産業経済部長から御挨拶を願います。 ◎向田 産業経済部長   (挨拶) ○中沢丈一 委員長   また、説明者のうち、向田産業経済部長髙坂団地課長が、今年度末をもって退職されると伺っております。  お二人につきましては、県政進展のために、県民福祉向上のために、長い間、御尽力いただいて感謝申し上げる次第でございます。  それでは、退職されるお二人には、一言ずつ挨拶をいただければと思いますが、よろしくお願いいたします。 ◎向田 産業経済部長   (挨拶) ○中沢丈一 委員長   髙坂団地課長、お願いします。 ◎髙坂 団地課長   (挨拶) ○中沢丈一 委員長   ありがとうございました。  最後でありますが、委員長である私から、一言御礼の挨拶を申し述べさせていただきます。  審査を終了するにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。  ぐんまの雇用戦略特別委員会は、昨年第2回定例会で設置されて以来、委員の皆様には、熱心に慎重な審議をいただきまして、誠にありがとうございました。  また、向田産業経済部長をはじめ、執行部の皆様にも、大変丁寧な説明や答弁をしていただき、改めて感謝を申し上げます。  この一年間、特別委員会として、本県の「雇用」に特化して、大変有意義な議論や調査を行ってまいりましたが、特別委員会としても、今回の定例会をもって廃止ということになります。  雇用の確保、障害者雇用、働き方改革等の対策につきましては、県の部局を横断する幅の広い分野であります。取り組むべき課題も非常に多岐に渡りました。その重要性もますます増してくるものと考えております。  当委員会としても、これまでの審査・調査に対する集大成として、先程、14項目に及ぶ提言書を取りまとめさせていただきました。  今後、執行部におきましても、こうした議会側の考えを真摯に受け止めていただきまして、本県の雇用に係る諸課題の解決に向け、慎重に検討、また対処されますよう御期待を申し上げるところであります。  以上、申し上げて、簡単ではありますが審議終了に当たりまして挨拶とさせていただく次第です。  一年間お世話になりました。御苦労様でした。ありがとうございました。 △散会 ○中沢丈一 委員長   それでは、以上をもって本委員会で審議すべき案件はすべて終了しました。  これをもって散会いたします。  大変お疲れ様でした。ありがとうございました。  (10:32終了)   委員会記録署名委員    ぐんまの雇用戦略特別委員会     委員長 中沢 丈一...