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平成31年 1月環境農林常任委員会(環境森林部関係・農政部関係)-01月24日-01号

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  1. 群馬県議会 2019-01-24
    平成31年 1月環境農林常任委員会(環境森林部関係・農政部関係)-01月24日-01号


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    最終取得日: 2023-05-03
    平成31年 1月環境農林常任委員会環境森林部関係農政部関係)-01月24日-01号平成31年 1月環境農林常任委員会環境森林部関係農政部関係委員会の名称 環境農林常任委員会 開催場所   403委員会室 開議年月日時 平成31年1月24日 午前9時30分 散会年月日時 平成31年1月24日 午前10時10分 会議目的  群馬鳥獣被害対策推進に関する条例仮称)の検討について        委員長 髙橋 正   副委員長 山﨑俊之    委員 久保田順一郎 出席委員   委員  織田沢俊幸  委員   後藤克己    委員 酒井宏明        委員  大和 勲   委員   加賀谷富士子 欠席委員   委員  関根圀男 執行部出席者       【環境森林部】        環境森林部長         須藤雅紀   副部長          山崎信明        環境政策課長         松下 克   自然環境課長       井坂雅彦        林政課長           田中貴弘       【農政部】        農政部長           塚越昭一   参事鳥獣被害対策担当) 土屋秀明        農政課長           吉野 努   技術支援課長       倉澤政則        蚕糸園芸課長         土屋真志   農村整備課長       片山 茂
           鳥獣被害対策支援センター所長 中里見信章開議髙橋正 委員長   ただいまから環境農林常任委員会を開きます。  本日の委員会は、お手元に配付の次第により、委員間討議及び関係執行部との意見交換を行います。 △委員長あいさつ髙橋正 委員長   (委員長あいさつ)  なお、本日の審査風景について、「県議会リポート2019」の放送のため、群馬テレビから撮影の申し出があり、許可しましたので、ご承知おきください。 △委員間討議髙橋正 委員長   それでは早速、意見交換に移りたいと思います。  本日、机上に配付した資料は、「群馬鳥獣被害対策推進に関する条例仮称)第3版(31.1.24)」、「新旧対照表 群馬鳥獣被害対策推進に関する条例仮称)」、資料1「鳥獣被害対策推進に関する条例素案に対する意見について(平成31年1月17日現在)」、資料2「鳥獣被害対策に関するアンケート」の4点です。  はじめに条例案ですが、県の法規担当部署執行部に照会し、文言等を精査した修正案について説明させていただきます。山﨑副委員長お願いします。 ○山﨑俊之 副委員長   (「新旧対照表 群馬鳥獣被害対策推進に関する条例仮称)」、資料1「鳥獣被害対策推進に関する条例 素案に対する意見について(平成31年1月17日現在)」、資料2「鳥獣被害対策に関するアンケート」について説明) ○髙橋正 委員長   以上で説明は終わりました。  ただいま説明のあった条例案意見等について、ご意見のある方はご発言願います。 ◆織田沢俊幸 委員   捕獲隊実施隊について、両者の相違はなにか。 ◎土屋 鳥獣被害対策担当参事   捕獲隊実施隊の違いは、根拠法目的の違いである。根拠法について、捕獲隊鳥獣保護管理法に基づくものであり、実施隊鳥獣被害防止特措法に基づいている。目的については、捕獲隊は「捕獲」、実施隊は「捕獲を含む対策全般」である。また、実施隊員の身分は市町村非常勤職員となっている。 ◆織田沢俊幸 委員   市町村役割条例で規定するかどうかについて、また、みどり市からツキノワグマニホンカモシカも入れるべきではないかとの意見が届いていることについて、十分に議論した上で、最終案を作ることが必要だと思う。 ◆後藤克己 委員   素案に対する意見として、「警察との連携」に関する意見があるが、どのように考えるか。 ◎土屋 鳥獣被害対策担当参事   警察は、県鳥獣被害対策本部会議構成員であることから、連携はとれるものと考えている。 ◆織田沢俊幸 委員   関係団体警察を含めてほしいという意見であるが、銃器使用等判断は、なかなか簡単に行えるものではないと思う。  先ほど申し上げた2点については、委員皆さん意見はどうか。 ◆後藤克己 委員   市町村役割役割記載するかどうかについては、「県としてリーダーシップを取ってほしい」との意見があるので、「県はこのように取り組む」というシンプルな記載でよいと思う。 ◆織田沢俊幸 委員   動物の名前を列挙している中に、ツキノワグマニホンカモシカを加えるかどうかについて、皆さん意見はどうか。それぞれ列挙していてはキリがない。有害であれば捕獲するが、あえて記載する必要が果たしてあるのか。 ◆久保田順一郎 委員   保護対象であるニホンカモシカツキノワグマは、どの程度駆除対象となるのか。 ◆織田沢俊幸 委員   有害であれば、ニホンカモシカツキノワグマ捕獲対象となるので、あえて列挙するかどうかの判断となる。 ◆久保田順一郎 委員   天然記念物であるニホンカモシカは、イノシシ等、他の動物とは所管省庁は異なるのか。 ◎土屋 鳥獣被害対策担当参事   ニホンカモシカについては、県で管理計画を策定し、文化庁に申請している。 ◆久保田順一郎 委員   次に資料2の鳥獣被害対策に関するアンケートにあった人材育成についてであるが、条例に盛り込むにあたり、県が主体となって行う形の記載となるか。 ◆織田沢俊幸 委員   県が主導権を持ってやるべきだと思う。県所有射撃場人材育成をしていくことになる。 ◆酒井宏明 委員   事故防止対策について伺いたい。県として取り組んでいる事故防止対策はどのようなものか。 ◎井坂 自然環境課長   わなの安全な設置等について講習会開催している。また、銃猟については、射撃場で猟期前に猟友会が中心となって安全講習を行っている。 ◆酒井宏明 委員   その他の予算計上されている事業はどうか。 ◎井坂 自然環境課長   わな猟初心者講習に加え、今年度から実践者講習会開催し、安全対策の充実を図っており、今後も継続していきたい。また、農政部でも実施隊への研修を行っている。 ◆後藤克己 委員   第9条の調査研究及び普及啓発についてであるが、鳥獣捕獲後の処理については「調査研究」よりも踏み込んだ表記としてはどうか。 ◆織田沢俊幸 委員   踏み込んだ表記にしてもよいと思う。 ◆後藤克己 委員   他県の例でも「調査研究」という表現よりも踏み込んでおり、「必要な措置を講ずる」、「有効活用促進する」等の表記となっている。 ○髙橋正 委員長   それでは第9条第3項については、「有効活用促進」とするのがよいか。 ◆後藤克己 委員   あるいは「適正な処理促進」等の表記がよいと思う。 ○髙橋正 委員長   執行部から、何か意見はあるか。 ◎土屋 鳥獣被害担当参事   対象獣種の例示(第2条1項関係)については、国が捕獲推進を明確に定めている獣種記載されていると思われる。また、修正案で削除された「市町村役割」については、特措法の中で「鳥獣害対策市町村主体となって進めていく」ことから、従前の案では記載されていたものと理解している。 ◆織田沢俊幸 委員   条例案を検討する過程で、様々な動物名を列挙することも考えたが、アライグマハクビシン等、新たな有害鳥獣が出てきている状況にあり、条例記載されていないものについてはどうか、ということにもなる。これらのことを踏まえ、土屋参事意見にあったような整理のもと、現在の案となったものである。 ◆久保田順一郎 委員   アライグマについては、獣医師会から、注意喚起を促すような表現の要望があったが、いかがか。 ◆織田沢俊幸 委員   先ほどの説明のとおりであり、「等」で読むこととするのが適切であると思う。 ◆久保田順一郎 委員   嬬恋村からの意見の関連で、警察官の判断が必要となるケースの一例として、猟場の区域をまたいで撃ったかどうかというものがある。このような細かい部分についても、今後検討していくこととなるか。 ◆織田沢俊幸 委員   現状、現場で臨機応変に様々なケースに対応しており、条文として規定していくのは難しいように思うが、今後、現場実施隊意見を吸い上げ、フォローしていくことも必要であると思う。  なお、委員長には、次の常任委員会開催前に、本日の議論を踏まえた修正案を示してほしいと思う。 ○髙橋正 委員長   常任委員会前に委員に集まっていただき、最終案を示したいと思う。  最後に全体を通して、執行部から意見があれば伺いたい。 ◎土屋 鳥獣被害担当参事   施策を推進していく上で、なにより人材育成が重要と考えている。所管課だけでなく、関係者全体で取り組んでいきたい。引き続き、委員の御指導をお願いしたい。 ○髙橋正 委員長   以上で、委員間討議及び意見交換は終了いたします。 △今後の予定について
    髙橋正 委員長   本日の委員会の内容を原案に反映して、第1回定例会開会日直後の議案調査日勉強会開催し、最終案をお示しし、案を決定いたします。詳細については、後日通知します。 △その他  その他、何かありますか。  (「なし」の声あり) △散会髙橋正 委員長   以上をもちまして、本委員会で討議すべき案件は終了しました。これにて散会いたします。  (午前10時10分終了)  委員会記録署名委員   環境農林常任委員会    委員長 髙橋 正...