群馬県議会 2017-05-25
平成29年 第2回 定例会-05月25日-01号
平成29年 第2回 定例会-05月25日-01号平成29年 第2回 定例会
群馬県議会会議録 第1号
平成29年5月25日 出席議員 49人 欠席議員 0人 欠員 1人
関根圀男 (出席) 中沢丈一 (出席)
腰塚 誠 (出席) 南波和憲 (出席)
黒沢孝行 (出席)
久保田順一郎 (出席)
星野 寛 (出席) 須藤昭男 (出席)
岩井 均 (出席)
織田沢俊幸 (出席)
狩野浩志 (出席) 新井雅博 (出席)
福重隆浩 (出席) 橋爪洋介 (出席)
岩上憲司 (出席) 萩原 渉 (出席)
星名建市 (出席) 伊藤祐司 (出席)
角倉邦良 (出席) 井田 泉 (出席)
水野俊雄 (出席) 後藤克己 (出席)
中島 篤 (出席) 岸 善一郎 (出席)
大手治之 (出席) 臂 泰雄 (出席)
井下泰伸 (出席) 酒井宏明 (出席)
金井康夫 (出席) 原 和隆 (出席)
金子 渡 (出席) 安孫子 哲 (出席)
│ │ │ 安中総合学園高等学校、大間々高等学校、下仁田高等学校 │
│ │ │ 長野原高等学校、嬬恋高等学校、吾妻高等学校 │
│ │ │ 玉村高等学校、板倉高等学校、館林商工高等学校 │
│ │ │ 西邑楽高等学校、大泉高等学校、盲学校、聾学校 │
│ │ │ 前橋高等特別支援学校、赤城特別支援学校 │
│ │ │ 高崎特別支援学校、高崎高等特別支援学校 │
│ │ │ 二葉特別支援学校、二葉高等特別支援学校 │
│ │ │ あさひ特別支援学校、伊勢崎高等特別支援学校 │
│ │ │ 太田高等特別支援学校、館林高等特別支援学校 │
│ │ │ 藤岡特別支援学校、富岡特別支援学校 │
│ │ │ 渡良瀬特別支援学校、吾妻特別支援学校 │
├──────────────┼────────┼─────────────────────────────┤
│行政監査 │平成29年3月30日 │○監査の対象とした特定の事件(テーマ) │
│(地方自治法第199条) │ │ 工事の監督業務について │
│ │ │○監査の対象とした部局 │
│ │ │ 環境森林部、農政部、
県土整備部、企業局 │
├──────────────┼────────┼─────────────────────────────┤
│随時監査 │平成29年3月8日 │○生活
文化スポーツ部 │
│(地方自治法第199条) │ │ 自然史博物館 │
│ │ │○環境森林部 │
│ │ │ 東部環境事務所 │
│ │ │○産業経済部 │
│ │ │ 前橋産業技術専門校 │
│ │ │○
県土整備部 │
│ │ │ 高崎土木事務所 │
│ │ │○北群馬渋川振興局 │
│ │ │ 渋川土木事務所 │
├──────────────┼────────┼─────────────────────────────┤
│随時監査 │平成29年3月8日 │○吾妻振興局 │
│(地方自治法第199条) │ │ 吾妻保健福祉事務所 │
│ │ │○邑楽館林振興局 │
│ │ │ 館林土木事務所 │
│ │ │○教育委員会 │
│ │ │ 前橋高等学校、藤岡北高等学校、安中総合学園高等学校 │
├──────────────┼────────┼─────────────────────────────┤
│財政的援助団体監査 │平成29年3月8日 │一般財団法人群馬県森林・緑整備基金、上毛電気鉄道株式会社 │
│(地方自治法第199条) │ │社会福祉法人シンエイ会、烏川流域森林組合 │
│ │ │社会福祉法人青和会、碓氷製糸農業協同組合 │
│ │ │公益財団法人群馬県勤労福祉センター、薮塚台地土地改良区 │
│ │
│太田商工会議所、学校法人関東学園、日本精密測器株式会社 │
│ │ │公益財団法人関信越音楽協会、社会福祉法人三晃福祉会 │
│ │ │株式会社東急リゾートサービス、宗教法人曹源寺 │
│ │ │社会福祉法人群馬県社会福祉協議会 │
│ │ │公益財団法人尾瀬保護財団、群馬県住宅供給公社 │
│ │ │公益社団法人前橋市医師会、神流川森林組合 │
│ │ │公益財団法人群馬県農業公社、敷島パークマネジメントJV │
│ │ │公益財団法人群馬県青少年育成事業団 │
│ │ │公益財団法人群馬県児童健全育成事業団 │
│ │ │山梅・ケービックスグループ、学校法人平成学園 │
├──────────────┼────────┼─────────────────────────────┤
│例月現金出納検査 │平成29年2月21日 │○普通会計平成28年度 平成28年12月分 │
│(地方自治法第235条の2) │ │○公営企業会計(企業局所管)平成28年度 平成28年12月分 │
│ │ │○公営企業会計(病院局所管)平成28年度 平成28年12月分 │
│ ├────────┼─────────────────────────────┤
│ │平成29年3月10日 │○普通会計 平成28年度 平成29年1月分 │
│ │ │○公営企業会計(企業局所管)平成28年度 平成29年1月分 │
│ │ │○公営企業会計(病院局所管)平成28年度 平成29年1月分 │
│ ├────────┼─────────────────────────────┤
│ │平成29年3月31日 │○普通会計平成28年度 平成29年2月分 │
│ │ │○公営企業会計(企業局所管)平成28年度 平成29年2月分 │
│ │ │○公営企業会計(病院局所管)平成28年度 平成29年2月分 │
├──────────────┼────────┼─────────────────────────────┤
│包括外部監査 │平成29年3月28日 │○外部監査の対象とした特定の事件(テーマ) │
│(地方自治法第252条の37) │ │ 県単独補助金に関する事務の執行について │
│ │ │○監査の対象とした部局 │
│ │ │ 総務部、企画部、生活
文化スポーツ部、こども未来部 │
│ │ │ 健康福祉部、環境森林部、農政部、産業経済部 │
│ │ │
県土整備部、教育委員会、警察本部 │
└──────────────┴────────┴─────────────────────────────┘
──────────────────────────
●
会議録署名議員の指名
○星野寛 議長
△日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において髙橋正議員、山﨑俊之議員、
加賀谷富士子議員を指名いたします。
● 会 期 の 決 定
○星野寛 議長
△日程第3、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月16日までの23日間といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○星野寛 議長 御異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。
●
特別委員会の設置
○星野寛 議長
△日程第4、議第4号の発議案を議題といたします。
発議案は、あらかじめお手元に配付しておきました。
──────────────────────────
議第4号議案
特別委員会の設置について
上記の議案を別紙のとおり、
地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
平成29年5月25日
群馬県議会議長 星 野 寛 様
提出者
議会運営委員長 狩 野 浩 志
議第4号議案
特別委員会の設置について
群馬県議会委員会条例第4条の規定により、次のとおり
特別委員会を設置する。
┌──────┬────┬────────────────┬─────────────────────┐
│委員会名称 │委員定数│設置目的 │付 議 事 件 │
├──────┼────┼────────────────┼─────────────────────┤
│発議条例等の│11人 │議員発議及び委員会発議等により │・森林環境の保全に係る県民税の特例に関する│
│検証に関する│ │成立した条例について、施行後の │ 条例及びぐんま緑の県民基金条例の検証に関│
│
特別委員会 │ │施策及びその効果について、一体 │ すること │
│ │ │的、横断的、集中的に審査を行う │・議員発議及び委員会発議により成立した条例│
│ │ │ため │ *の検証に関すること │
│ │ │ │ *審査対象とする条例は、委員会で検討の │
│ │ │ │ 上、選定する │
├──────┼────┼────────────────┼─────────────────────┤
│ぐんまの魅力│12人 │観光、文化、農林畜産物等、ぐん │・ぐんまの魅力ある観光地づくりに関すること│
│づくりに関す│ │まの魅力を活かした観光誘客(イ │・ぐんまの農林畜産物のブランド力強化に関す│
│る │ │ンバウンドを含む。)、文化振興、│ ること │
│
特別委員会 │ │農林業振興施策及び効果的な情報 │・ぐんまの文化資産の活用に関すること │
│ │ │発信方策について、一体的、横断 │・ぐんまの魅力の国内外への発信力強化及びそ│
│ │ │的、集中的に審査を行うため │の手法に関すること │
├──────┼────┼────────────────┼─────────────────────┤
│ぐんまの暮ら│12人 │ぐんまの暮らしの環境を確保する │・地方創生を踏まえた中山間地域※及び限界集│
│し │ │ための対策について、「地方創生 │ 落の再生に関すること │
│づくりに関す│ │を踏まえた中山間地域や限界集落 │・公共交通の再生、交通弱者対策及び高齢者の│
│る │ │の再生施策、当該地域を含む交通 │ 運転免許に関すること │
│
特別委員会 │ │面でのセーフティーネット施策 │・貧困家庭及び貧困児童生徒への支援(福祉及│
│ │ │等、貧困家庭等の支援及び在住外 │ び教育)に関すること │
│ │ │国人との共生等」に焦点を当て、 │・県内在住外国人との共生及び在住外国人への│
│ │ │一体的、横断的、集中的に審査を │支援に関すること │
│ │ │行うため │ ※中山間地域とは、特定農山村法、山村振興│
│ │ │ │ 法、過疎法に指定されている地域 │
├──────┼────┼────────────────┼─────────────────────┤
│労働力確保・│12人 │県内企業等の労働力不足に対する │・県内企業等における労働力の確保に関するこ│
│働き方改革に│ │支援及び様々な環境にある労働者 │ と │
│関する特別委│ │に対する支援について、一体的、 │・大学生及び高校生の県内企業等への就職の推│
│員会 │ │横断的、集中的に審査を行うため │ 進及びその支援に関すること │
│ │ │ │・長寿社会における高齢者の働き方に関するこ│
│ │ │ │ と │
│ │ │ │・ハンデを持つ労働者(障害者、闘病、子育 │
│ │ │ │ て、介護等)の労働環境に関すること │
│ │ │ │・ワークライフバランスの実現に関すること │
└──────┴────┴────────────────┴─────────────────────┘
──────────────────────────
● 提 案 説 明
○星野寛 議長 ただいま議題となっております議第4号の発議案について、提出者の説明を求めます。
議会運営委員会狩野浩志委員長御登壇願います。
(
議会運営委員会 狩野浩志委員長 登壇 拍手)
◎
議会運営委員会(狩野浩志 委員長) 議第4号議案「
特別委員会の設置について」、議案提出者を代表して御説明申し上げます。
本県議会においては、県政の特に重要なテーマについて、議会としての意見や提案をまとめるため、
特別委員会を設置して、一体的・横断的・集中的に審査を行っております。こうした中、新たに4つの
特別委員会を設置しようとするものであります。
以下、各
特別委員会の設置目的などについての概要を申し上げます。
初めに、発議条例等の検証に関する
特別委員会についてであります。これまで議員発議及び委員会発議等により成立した条例について、施行後の施策及びその効果を検証するとともに、森林環境の保全に係る県民税の特例に関する条例及びぐんま緑の県民基金条例について検証を行おうとするものであります。
次に、ぐんまの魅力づくりに関する
特別委員会についてであります。ぐんまの魅力を活かした観光誘客及び魅力の効果的な情報発信方策について審査を行うものであります。より具体的には、ぐんまの魅力ある観光地づくり、ぐんまの農林畜産物のブランド力強化、ぐんまの文化資産の活用など魅力づくりに関わる施策について審査を行います。さらに、国内外の方々にさらにぐんまの魅力を知っていただけるよう発信力の強化及びその手法についても審査を行います。
次に、ぐんまの暮らしづくりに関する
特別委員会についてであります。ぐんまの暮らしの環境づくりの対策について広く審査するもので、地方創生を踏まえた中山間地域や限界集落を再生するための施策、公共交通機関の再生をはじめとする交通弱者対策、貧困家庭等への支援、県内在住外国人との共生及び在住外国人への支援に焦点を当て、審査を行います。
最後に、労働力確保・働き方改革に関する
特別委員会についてであります。県内企業等の労働力不足に対する支援及び様々な環境にある労働者に対する支援について審査を行うものであります。県内経済も回復基調に向かう中、県内企業も労働力不足の傾向にあることから、労働力の確保対策、県内に在学する大学生及び高校生の県内企業等への就職の推進と支援について審査を行います。また、長寿社会に伴い高齢者の働き方、障害や闘病中、子育て中など、多様なハンデを持った労働者も働きやすくなるような労働環境づくりについて審査を行います。そして、働き方改革において重要なワークライフバランスの実現に向けた方策について審査を行います。
以上、御提案させていただきます。議員各位には、設置の趣旨を御理解いただき、御賛同賜りますようお願い申し上げて、提案説明といたします。(拍手)
○星野寛 議長 提出者の説明は終わりました。
● 採 決
○星野寛 議長 これより採決いたします。
議第4号の発議案について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○星野寛 議長 起立全員であります。よって、本発議案は原案のとおり可決いたしました。
● 議 長 の 辞 職
○星野寛 議長 議長の辞職をお諮り願うため、副議長と交代いたします。
(星野 寛議長、橋爪洋介副議長と交代)
○橋爪洋介 副議長 ただいま星野寛議員から議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。
この際、本件を本日の日程に追加し、議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○橋爪洋介 副議長 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。
まず、辞職願を職員に朗読させます。
職 員 朗 読
──────────────────────────
辞 職 願
平成29年5月25日
群馬県議会副議長 橋 爪 洋 介 様
群馬県議会議長 星 野 寛
今般、一身上の都合により議長を辞職したいから許可されるよう願い出ます
──────────────────────────
○橋爪洋介 副議長
地方自治法第117条の除斥の規定により、星野寛議員御退席願います。
(星野 寛議員 退席)
○橋爪洋介 副議長 お諮りいたします。
本件を願い出のとおり許可することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○橋爪洋介 副議長 起立多数であります。よって、許可することに決定いたしました。
星野寛議員御着席願います。
(星野 寛議員 着席)
● 議長退任のあいさつ
○橋爪洋介 副議長 星野寛議員、退任の挨拶をお願いします。
(星野 寛議員 登壇)
◆星野寛 議員 議長の職を辞するに当たり、一言御挨拶を申し上げます。
昨年5月の第2回定例県議会におきまして、議員各位の御推挙を賜り、第90代群馬県議会議長の要職に就任させていただきました。おかげさまにて皆様の温かい御支援、御協力を賜り、何とか議長の重責を果たすことができたのではないかと思っております。厚く御礼を申し上げます。
顧みますと、昨年度は、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、本県関係選手を含む日本選手団が大活躍いたしました。さらに、全国高校サッカー選手権や全国都道府県対抗駅伝で好成績をおさめるなど、県勢のすばらしい成果が県民に大きな感動と勇気を与えてくれました。県民生活に直結する県内経済は、堅調な
自動車関連産業や雇用情勢の改善等により緩やかな回復基調を維持する中、県政では
人口減少対策を土台に据えた第15次総合計画がスタートし、魅力あふれる群馬の実現に向けた取り組みを全力で進めているところであります。
こうした中、二元代表制の一翼を担う県議会においては、本会議はもとより、各
常任委員会、
特別委員会においても活発な議論が展開をされました。また、昨年、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを契機として、県議会においても、若者に政治や議会への関心を高めてもらうため、大学生のみならず高校生にも対象を広げ、本会議の傍聴や議員との意見交換を行うなど、積極的に働きかけてまいりました。こうした取り組みは、すぐに若者の投票率の大幅な改善につながるものではないかもしれませんが、今後も継続して取り組んでいく必要性を実感した次第であります。
また、今まで議員個人や議員連盟によって国際交流を行い、それぞれ交流を深め、関係を築いてきたところでありますが、ひとつ県議会として形にしたい、また、執行部で行っている海外交流と重層的に取り組むことで、より厚みのある関係にしたいと考えてきました。現在、県議会では、台湾の彰化県の議会との友好交流協定について検討を始めているところであります。ぜひとも形になることを期待しております。
この1年は、私にとって誠に意義深い1年であったと感じております。今後も引き続き議長在任中の貴重な経験を活かし、県民が安全・安心に暮らし、未来に夢と希望を持てる豊かな群馬県を目指し、微力ではありますが、努めてまいりたいと考えております。
最後に、議員各位、大澤知事をはじめ執行部の方々、そして報道機関の皆様に賜りました御厚情に深く感謝を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○橋爪洋介 副議長 退任の挨拶は終わりました。
● 議 長 の 選 挙
○橋爪洋介 副議長 お諮りいたします。
ただいま欠員となりました議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと存じますが、これに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○橋爪洋介 副議長 起立全員であります。よって、直ちに選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議 場 閉 鎖)
○橋爪洋介 副議長 ただいまの出席議員数は49人であります。
開票の立会人には、会議規則第31条第2項の規定により、井田泉議員、藥丸潔議員、金井秀樹議員を指名いたします。
投票用紙を配付させます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
(投票用紙配付)
○橋爪洋介 副議長 投票用紙の配付漏れはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○橋爪洋介 副議長 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○橋爪洋介 副議長 異状なしと認めます。
投票を行います。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼を命じます。
(氏名点呼 投票)
○橋爪洋介 副議長 投票漏れはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○橋爪洋介 副議長 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。
立会人の方は立ち会いをお願いします。
(立会人 井田 泉議員 藥丸 潔議員 金井秀樹議員 立ち会い 開票)
○橋爪洋介 副議長 選挙の結果を御報告いたします。
投票総数 49票
有効投票 49票
無効投票 0票
有効投票中
織田沢 俊 幸 議員 47票
伊 藤 祐 司 議員 2票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は12.25票であります。よって、
織田沢俊幸議員が議長に当選されました。(拍手)
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○橋爪洋介 副議長 ただいま議長に当選されました
織田沢俊幸議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
● 議長就任のあいさつ
○橋爪洋介 副議長
織田沢俊幸議員、就任の挨拶を願います。
(
織田沢俊幸議長 登壇 拍手)
○
織田沢俊幸 議長 議長就任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
この度、議員皆様の御推挙を賜り、第91代群馬県議会議長の重責を担うこととなり、光栄に思いますとともに、身の引き締まる思いでございます。これまで諸先輩方が築いてこられた群馬県議会の歴史と伝統を踏まえ、公正かつ円滑な議会運営に取り組んで参りたいと存じます。
現在、本県を取り巻く情勢は、景気は緩やかに回復しつつあるとはいえ、世界経済における不安定要因の影響も懸念される中、人口減少に歯止めをかけ、地域の経済社会活動の基盤を守っていく取り組みを進めていく必要等、多くの課題が山積しております。これらの課題解決のために群馬県議会が果たす役割は極めて重要であり、県民の安全・安心な暮らしを守り、本県の持つ恵まれた環境を最大限に活かした群馬の未来を創生するため、県議会の総力を挙げての取り組みが求められております。
また、投票率の低下傾向が続くなど政治離れが進んでいることに対して、県議会の活動への県民の理解促進を図る努力をしていかなければならないと考えております。18歳選挙権がスタートしたことを契機に、議会として力を入れてきた若者に政治への関心を高めてもらうための活動の継続など、一層力を入れて取り組んでいく所存であります。さらに、外国議会との交流につきましても、相互の訪問を通じ、一層の交流を促進し、友好交流協定等の締結に向けて取り組みを進めたいと考えております。
県議会の議長として、県民から負託された責任の重さを自覚し、県民の信頼に応えるべく、誠心誠意、多くの課題に全力で取り組むとともに、積極的に政策提言や情報発信を行うことにより、さらなる議会の活性化にも最大限の努力をいたす所存であります。何とぞ議員各位並びに大澤知事をはじめとする執行部各位、そして報道機関の皆様方の一層の御支援、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
○橋爪洋介 副議長 就任の挨拶は終わりました。よって、議長と交代いたします。
(橋爪洋介副議長、
織田沢俊幸議長と交代)
● 副議長の辞職
○
織田沢俊幸 議長 橋爪洋介議員から副議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。
この際、本件を本日の日程に追加し、議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
織田沢俊幸 議長 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。
まず、辞職願を職員に朗読させます。
職 員 朗 読
──────────────────────────
辞 職 願
平成29年5月25日
群馬県議会議長 織田沢 俊 幸 様
群馬県議会副議長 橋 爪 洋 介
今般一身上の都合により副議長を辞職したいから許可されるよう願い出ます
──────────────────────────
○
織田沢俊幸 議長
地方自治法第117条の除斥の規定により、橋爪洋介議員御退席願います。
(橋爪洋介議員 退席)
○織田沢俊幸 議長 お諮りいたします。
本件を願い出のとおり許可することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○織田沢俊幸 議長 起立多数であります。よって、許可することに決定いたしました。
橋爪洋介議員御着席願います。
(橋爪洋介議員 着席)
● 副議長退任のあいさつ
○
織田沢俊幸 議長 橋爪洋介議員、退任の挨拶を願います。
(橋爪洋介議員 登壇)
◆橋爪洋介 議員 副議長を辞職するに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
議員各位の御推挙によりまして、昨年5月に副議長に就任して以来、県政発展のため、星野議長とともに議会の円滑で充実した運営に務めてまいりました。本日までの重責を無事全うすることができましたのも、議員各位はもとより、大澤知事はじめ執行部の皆様、報道機関の皆様の御支援、御協力のたまものであり、心から厚く御礼を申し上げます。
時代の大きな転換期に当たり、議会の役割が重要性を増す中で、議会が真の機会を発揮し、県民の声を正しく県政に反映させ、その負託に応えていくことができるよう、各般にわたり全力で取り組んできたところであります。今後も、副議長在任中の貴重な経験を活かし、この群馬県がさらなる発展を遂げられるよう努力を重ねてまいる所存でありますので、皆様方のなお一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう心よりお願いを申し上げまして、退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○
織田沢俊幸 議長 退任の挨拶は終わりました。
● 副議長の選挙
○
織田沢俊幸 議長 お諮りいたします。
ただいま欠員となりました副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと存じますが、これに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
織田沢俊幸 議長 起立全員であります。よって、直ちに選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○
織田沢俊幸 議長 ただいまの出席議員数は49人であります。
開票の立会人には、会議規則第31条第2項の規定により、角倉邦良議員、大手治之議員、安孫子哲議員を指名いたします。
投票用紙を配付させます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
(投票用紙配付)
○
織田沢俊幸 議長 投票用紙の配付漏れはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
織田沢俊幸 議長 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○
織田沢俊幸 議長 異状なしと認めます。
投票を行います。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼を命じます。
(氏名点呼 投票)
○
織田沢俊幸 議長 投票漏れはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
織田沢俊幸 議長 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。
立会人の方は立ち会いを願います。
(立会人 角倉邦良議員 大手治之議員 安孫子 哲議員 立ち会い 開票)
○
織田沢俊幸 議長 選挙の結果を報告いたします。
投票総数 49票
有効投票 49票
無効投票 0票
有効投票中
萩 原 渉 議員 41票
黒 沢 孝 行 議員 6票
酒 井 宏 明 議員 2票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は12.25票であります。よって、萩原渉議員が副議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
(議 場 開 鎖)
○
織田沢俊幸 議長 ただいま副議長に当選された萩原渉議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
● 副議長就任のあいさつ
○
織田沢俊幸 議長 萩原渉議員、就任の挨拶を願います。
(萩原 渉副議長 登壇 拍手)
○萩原渉 副議長 皆さん、おはようございます。この度は、多くの議員の皆様方の御推挙を賜り、伝統ある群馬県議会の副議長に就任しました。吾妻郡選出の萩原渉でございます。大変身に余る光栄とともに、責任の重さを痛感しているところでございます。
さて、ただいま議長のほうからお話がありましたとおり、我が県を取り巻く情勢というものは、内外に、また国際的にも大変厳しいものがあると認識をしております。このような状況の中で群馬県議会が一体となって、県民福祉の向上、県民生活の向上、県民の安心・安全のために頑張っていかなければなりません。織田沢議長をしっかりと補佐して、誠心誠意取り組んでいく所存でございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
また、議員各位、そして大澤知事をはじめとする執行部の皆様方、そして関係者、報道機関の皆様方には、これまで以上に御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げまして、私の就任の挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○
織田沢俊幸 議長 就任の挨拶は終わりました。
● 常任委員、
議会運営委員及び特別委員の選任
○
織田沢俊幸 議長
△日程第5、常任委員、
議会運営委員及び特別委員の選任を行います。
常任委員及び
議会運営委員の各委員から委員辞任願が提出されましたので、委員会条例第11条の規定により、議長において許可することといたします。
お諮りいたします。
常任委員、
議会運営委員及び特別委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、あらかじめお手元に配付の名簿のとおり、それぞれ指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
織田沢俊幸 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
──────────────────────────
常 任 委 員 名 簿
総務企画
常任委員会(10人)
中 沢 丈 一 黒 沢 孝 行 星 野 寛
福 重 隆 浩 井 田 泉 井 下 泰 伸
酒 井 宏 明 安 孫 子 哲 川 野 辺 達 也
泉 澤 信 哉
厚生文化
常任委員会(10人)
南 波 和 憲 須 藤 昭 男 橋 爪 洋 介
金 井 康 夫 伊 藤 清 山 﨑 俊 之
大 和 勲 本 郷 高 明 井 田 泰 彦
(欠員1人)
環境農林
常任委員会(10人)
久 保 田 順 一 郎 狩 野 浩 志 中 島 篤
岸 善 一 郎 臂 泰 雄 清 水 真 人
藥 丸 潔 小 川 晶 本 間 惠 治
穂 積 昌 信
産経土木
常任委員会(10人)
腰 塚 誠 岩 井 均 岩 上 憲 司
萩 原 渉 角 倉 邦 良 大 手 治 之
金 子 渡 髙 橋 正 荒 木 恵 司
加 賀 谷 富 士 子
文教警察
常任委員会(10人)
関 根 圀 男 織 田 沢 俊 幸 新 井 雅 博
星 名 建 市 伊 藤 祐 司 水 野 俊 雄
後 藤 克 己 原 和 隆 金 井 秀 樹
多 田 善 洋
──────────────────────────
議 会 運 営 委 員 名 簿
議会運営委員会(13人)
南 波 和 憲 黒 沢 孝 行 岩 井 均
狩 野 浩 志 新 井 雅 博 福 重 隆 浩
井 田 泉 後 藤 克 己 臂 泰 雄
井 下 泰 伸 原 和 隆 安 孫 子 哲
山﨑俊之
──────────────────────────
特 別 委 員 名 簿
発議条例等の検証に関する
特別委員会(11人)
南 波 和 憲 黒 沢 孝 行 須 藤 昭 男
橋 爪 洋 介 岩 上 憲 司 中 島 篤
金 井 康 夫 金 子 渡 本 間 惠 治
山 﨑 俊 之 川 野 辺 達 也
ぐんまの魅力づくりに関する
特別委員会(12人)
腰 塚 誠 星 野 寛 狩 野 浩 志
福 重 隆 浩 角 倉 邦 良 井 田 泉
岸 善 一 郎 大 手 治 之 原 和 隆
荒 木 恵 司 井 田 泰 彦 加 賀 谷 富 士 子
ぐんまの暮らしづくりに関する
特別委員会(12人)
関 根 圀 男 久 保 田 順 一 郎 新 井 雅 博
伊 藤 祐 司 後 藤 克 己 井 下 泰 伸
清 水 真 人 藥 丸 潔 小 川 晶
金 井 秀 樹 大 和 勲 泉 澤 信 哉
労働力確保・働き方改革に関する
特別委員会(12人)
中 沢 丈 一 岩 井 均 星 名 建 市
水 野 俊 雄 臂 泰 雄 酒 井 宏 明
安 孫 子 哲 髙 橋 正 伊 藤 清
本 郷 高 明 穂 積 昌 信 多 田 善 洋
──────────────────────────
● 諸 般 の 報 告
○
織田沢俊幸 議長 次に、諸般の報告をいたします。
図書広報委員につきましては、あらかじめお手元に配付の委員名簿のとおり指名いたしましたので、御了承願います。
──────────────────────────
図 書 広 報 委 員 名 簿
図書広報委員会(10人)
関 根 圀 男 須 藤 昭 男 水 野 俊 雄
大 手 治 之 酒 井 宏 明 小 川 晶
髙 橋 正 金 井 秀 樹 荒 木 恵 司
川 野 辺 達 也
──────────────────────────
議会基本条例推進委員名簿
議会基本条例推進委員会(12人)
◎須 藤 昭 男 狩 野 浩 志 ◎角 倉 邦 良
井 田 泉 ◎臂 泰 雄 井 下 泰 伸
◎金 井 康 夫 ◎清 水 真 人 ◎藥 丸 潔
小 川 晶 山 﨑 俊 之 ◎大 和 勲
注:◎は、新任者
──────────────────────────
● 正副委員長互選のための委員会開催
○
織田沢俊幸 議長 ただいま選任されました各委員及び議会基本条例推進委員は、あらかじめお手元に配付の部屋割表により御会合のうえ、正副委員長を互選して、議長のもとに報告願います。
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正副委員長互選部屋割表
総 務 企 画 常 任 委 員 会 401委員会室
厚 生 文 化 常 任 委 員 会 402委員会室
環 境 農 林 常 任 委 員 会 403委員会室
産 経 土 木 常 任 委 員 会 301委員会室
文 教 警 察 常 任 委 員 会 302委員会室
《各
常任委員会終了後》
発議条例等の検証に関する
特別委員会 401委員会室
ぐんまの魅力づくりに関する
特別委員会 403委員会室
ぐんまの暮らしづくりに関する
特別委員会 301委員会室
労働力確保・働き方改革に関する
特別委員会 402委員会室
《各
特別委員会終了後》
議 会 運 営 委 員 会
議会運営委員会室
図 書 広 報 委 員 会 303委員会室
《
議会運営委員会・図書広報委員会終了後》
議 会 基 本 条 例 推 進 委 員 会 302委員会室
──────────────────────────
● 休 憩
○
織田沢俊幸 議長 暫時休憩いたします。
午前10時58分休憩
午前11時48分再開
● 再 開
○
織田沢俊幸 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
● 諸 般 の 報 告
○
織田沢俊幸 議長 諸般の報告をいたします。
委員会条例第11条の規定により、私は文教警察常任委員を辞任しましたので、御報告いたします。
次に、各委員会の正副委員長の互選結果につきましては、お手元に配付の正副委員長名簿のとおりそれぞれ決定いたしましたので、御報告いたします。
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常任委員会正副委員長名簿
┌───────────────────────┬───────┬────────┐
│委 員 会 名 │委 員 長│副委員長 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│総務企画
常任委員会 │安孫子 哲│川野辺 達 也 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│厚生文化
常任委員会 │金井康夫 │大和 勲 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│環境農林
常任委員会 │清水真人 │穂積昌信 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│産経土木
常任委員会 │髙橋 正 │荒木恵司 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│文教警察
常任委員会 │原 和隆 │金井秀樹 │
└───────────────────────┴───────┴────────┘
──────────────────────────
議会運営委員会正副委員長名簿
┌───────────────────────┬───────┬────────┐
│委 員 会 名 │委 員 長│副委員長 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│
議会運営委員会 │岩井 均 │井下泰伸 │
└───────────────────────┴───────┴────────┘
──────────────────────────
特別委員会正副委員長名簿
┌───────────────────────┬───────┬────────┐
│委 員 会 名 │委 員 長│副委員長 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│発議条例等の検証に関する
特別委員会 │南波和憲 │岩上憲司 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│ぐんまの魅力づくりに関する
特別委員会 │星野 寛 │岸 善一郎 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│ぐんまの暮らしづくりに関する
特別委員会 │久保田 順一郎│井下泰伸 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│労働力確保・働き方改革に関する
特別委員会 │中沢丈一 │臂 泰雄 │
└───────────────────────┴───────┴────────┘
──────────────────────────
図書広報委員会正副委員長名簿
┌───────────────────────┬───────┬────────┐
│委 員 会 名 │委 員 長│副委員長 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│図書広報委員会 │関根圀男 │大手治之 │
└───────────────────────┴───────┴────────┘
──────────────────────────
議会基本条例推進委員会正副委員長名簿
┌───────────────────────┬───────┬────────┐
│委 員 会 名 │委 員 長│副委員長 │
├───────────────────────┼───────┼────────┤
│議会基本条例推進委員会 │須藤昭男 │藥丸 潔 │
└───────────────────────┴───────┴────────┘
──────────────────────────
● 議案の上程
○
織田沢俊幸 議長
△日程第6、第84号から第92号までの各議案及び承第2号を一括して議題といたします。
議案はあらかじめお手元に配付しておきました。
● 提 案 説 明
○
織田沢俊幸 議長 知事から提案理由の説明を求めます。
(大澤正明知事 登壇)
◎大澤正明 知事 平成29年第2回定例県議会の開会に当たり、提案説明に先立ち、一言申し上げます。
ゴールデンウイーク期間中には、主な観光施設や温泉地において1日当たりの入り込み客数や宿泊客数が増加するなど、観光分野は好調な状況にあります。こうした中、本年度のググっとぐんま観光キャンペーンは、これまでの秋開催から夏開催とし、7月1日から9月30日にかけて実施いたします。水源県ならではの水と、谷川岳などの稜線トレイルや上毛三山などの山をコンセプトに、夏の群馬の魅力を最大限にPRして、さらなる誘客促進に努めてまいります。
こうした誘客の取り組みに加え、人口減少が本格化する中においては、出生率の低下に歯止めをかけ、若者の県外流出を抑えられるよう、未来創生に向けた取り組みを着実に進めていくことが重要であります。人づくりや仕事づくりをはじめ、群馬らしさを活かし、ぐんまの未来創生予算として編成した平成29年度当初予算の効果的な執行に引き続き努めてまいります。
なお、6月24日に県道林長野原線を開通させます。これにより、八
ッ場ダム建設事業に伴い付け替え道路として整備を進めてきた国道、県道の全てが開通することとなります。県として、今後も、地元の方々の生活再建対策にしっかりと取り組んでまいります。
それでは、本日提出いたしました議案の大要について御説明申し上げます。
今回の提出議案は、予算関係1件、事件議案9件の合計10件であります。
初めに、予算関係であります。
一般会計の補正予算額は3億6,731万円であり、現計予算額と合算いたしますと、補正後の予算額は7,249億6,836万円となります。
主な内容ですが、まず、障害のある子どもたちが身近な地域で安心して教育が受けられるよう、平成30年4月の受け入れ開始に向けて、県立特別支援学校の高等部の整備や、重複障害のある児童・生徒の受け入れに必要な環境整備に係る経費を計上しております。また、稜線トレイル整備の一環として、谷川岳「肩の小屋」について、利用者の利便性向上のため、老朽化した設備の改修等を実施いたします。このほか、喫緊の課題である鳥獣害被害の軽減に向けたライフル射撃場の実施設計費用や、当初予算編成後に内示があった国庫補助事業など、早期の予算化が必要な事業を計上しております。債務負担行為については、来年度以降にわたる契約の締結が必要な事業の追加に伴い、補正しようとするものであります。
次に、事件議案のうち、主なものについて申し上げます。
第87号議案は、家庭的保育事業等への民間事業者の参入を促進するため、これらの事業に係る不動産取得税について、地域決定型地方税制特例措置を活用し、課税標準の控除割合を拡大するほか、自動車取得税のエコカー減税について、適用対象を見直したうえで、期限を1年延長するなどの改正を行おうとするものであります。
第89号議案は、指定管理者に管理を行わせることができる県立公園に多々良沼公園を追加するなどの改正を行おうとするものであります。
以上、提出議案の大要について御説明申し上げました。何とぞ、慎重御審議のうえ、御議決くださいますようお願い申し上げます。
なお、第91号及び第92号議案の監査委員の選任につきましては、事案の性質上、早急に御議決くださいますようお願い申し上げます。
○
織田沢俊幸 議長 知事の提案説明は終わりました。
議案の末尾に報第2号の報告書が記載されておりますので、御一覧願います。
● 意 見 聴 取
○
織田沢俊幸 議長 ただいま上程された議案のうち、第86号及び第90号の各議案につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定により、群馬県人事委員会に意見の聴取を行います。
● 委員会付託の省略
○
織田沢俊幸 議長 お諮りいたします。
ただいま議題となっております第91号及び第92号の各議案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
織田沢俊幸 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
● 採 決
○
織田沢俊幸 議長 直ちに採決いたします。
まず、第91号議案について採決いたします。
地方自治法第117条の除斥の規定により、橋爪洋介議員御退席願います。
(橋爪洋介議員 退席)
○
織田沢俊幸 議長 第91議案について、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
織田沢俊幸 議長 起立多数であります。よって、第91号議案は原案に同意することに決定いたしました。
橋爪洋介議員御着席願います。
(橋爪洋介議員 着席)
○
織田沢俊幸 議長 次に、第92号議案について採決いたします。
地方自治法第117条の除斥の規定により、星名建市議員御退席願います。
(星名建市議員 退席)
○
織田沢俊幸 議長 第92号議案について、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
織田沢俊幸 議長 起立多数であります。よって、第92号議案は原案に同意することに決定いたしました。
星名建市議員御着席願います。
(星名建市議員 着席)
● 請願の
常任委員会付託
○
織田沢俊幸 議長 次に、5月18日までに受理した請願は、あらかじめお手元に配付の請願文書表のとおり、所管の
常任委員会に付託いたします。
● 休 会 の 議 決
○
織田沢俊幸 議長 お諮りいたします。
26日、29日及び30日は、議案調査のため本会議を休会にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
織田沢俊幸 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
以上をもって本日の日程は終了いたしました。
次の本会議は、31日午前10時から再開し、上程議案に対する質疑及び一般質問を行います。
● 散 会
○
織田沢俊幸 議長 本日はこれにて散会いたします。
午前11時58分散会...