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  1. 栃木県議会 2024-06-06
    令和 6年 6月文教警察委員会(令和6年度)-06月06日-01号


    取得元: 栃木県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-28
    令和 6年 6月文教警察委員会令和6年度)-06月06日-01号令和 6年 6月文教警察委員会令和6年度)    文教警察委員会会議記録 1 開会日時  令和6年6月6日(木)午前9時58分~午前10時33分 2 場  所  第6委員会室 3 委員氏名   委 員 長    小 菅 哲 男   副委員長    琴 寄 昌 男   委  員    渡 邉 典 喜           大 谷 弥 生           池 上 正 美           横 田   誠           螺 良 昭 人           板 橋 一 好 4 委員外出席議員    なし 5 執行部出席者 (1)教育委員会事務局    教育長                 阿久澤 真 理    教育次長管理担当)          大 森   豊    教育次長指導担当)          長   裕 之
       教育政策課長              山 下 和 彦    施設課長                和久井   浩    学校安全課長              小 平 知 久    義務教育課長              髙 野 和 泰    高校教育課長              山 下 拡 男    特別支援教育課長            玉 田 敦 子    生涯学習課長              長 野 辰 男    健康体育課長              角 田 正 史    教育政策課総務主幹           大 岡 史 昭    教育政策課教育DX推進室長       高 橋 伸 輔    教育政策課人権教育室長         早乙女 寿 雄 (2)警察本部    警察本部長               難 波 健 太    警務部長                小 島   隆    生活安全部長              佐 藤 雅 人    地域部長                後 藤 信 寛    刑事部長                谷 島 義 則    交通部長                髙 木 克 尚    警備部長                松 村 宏 政    警務課長                吉 村   孝    生活安全企画課長            篠 原 勝 弘    地域課長                吉 田   学    刑事総務課長              大 森 雄 生    交通企画課長              渡 邊 正 祐    会計課長                井 上 聡 美    総務課長                松 尾 秀 和    交通規制課長              若 林 勝 也 6 出席を求めた参考人  なし 7 会議に付した事件 (1)教育委員会事務局所管事項   ア 付託議案審査及び採決   イ 請願陳情審査   ウ その他 (2)警察本部所管事項   ア 報告事項   イ その他 (3)その他 8 その他の必要事項   なし             ────────────────────                  午前9時58分 開会 ○小菅哲男 委員長 ただいまから文教警察委員会を開会いたします。  本日の会議録署名委員に、渡邉委員大谷委員を指名いたします。よろしくお願いします。  初めに、執行部への出席要求についてであります。  本日の委員会において、説明のため出席を求めました者は、お手元に配付したとおりです。  これより議事に入ります。  本日は、今通常会議において、議長から本委員会付託のありました議案審査等を行います。  初めに教育委員会事務局、次に警察本部の順で行いますので、よろしくお願いします。  まず、教育委員会事務局所管事項のうち、本委員会付託がありました第1号議案令和6年度栃木一般会計補正予算(第2号)第1条歳出、第9号議案及び第10号議案を議題とし、審査に入ります。  なお、質疑については全ての終了後に一括して行いますので、よろしくお願いします。  それでは、執行部説明を求めます。  説明着席のままで結構です。  阿久澤教育長。 ◎阿久澤 教育長 小菅委員長をはじめ、委員皆様には日頃から特段のご理解、ご支援、ご協力を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。  それでは、教育委員会所管付託議案につきましてご説明を申し上げます。  まず、第1号議案ですが、令和6年度栃木一般会計補正予算です。  次に、第9号議案ですが、青少年教育施設整備運営事業に係る特定事業契約変更についてであります。4月1日にオープンした、みかも自然の家の契約変更についてお諮りをするものであります。  続きまして、第10号議案ですが、これは那須雪崩事故に関して、ご遺族から示談に応じていただける旨の意思表示をいただきましたことから、県の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解についてお諮りをするものです。  事業の詳細については所管課長からご説明を申し上げます。どうぞよろしくお願いします。 ○小菅哲男 委員長 山下教育政策課長。 ◎山下 教育政策課長 それでは、第1号議案令和6年度栃木一般会計補正予算(第2号)につきましてご説明いたします。  資料の2ページをご覧ください。  補正前の額1,607億9,196万8,000円に対して、今回、学校安全課及び生涯学習課所管事業として合計7,925万円の増額補正をしようとするものです。  続きまして、資料の3ページをご覧ください。  初めに、1那須雪崩事故損害賠償費は、平成29年3月27日に発生した雪崩事故に係る損害賠償に要する経費として4,443万7,000円を計上しているものです。  次に、2みかも自然の家整備運営費は、みかも自然の家の整備運営等に要する経費として3,481万3,000円を計上しております。  なお、詳細につきましては、この後、関係課長から個別議案において説明申し上げますので、よろしくお願いします。 ○小菅哲男 委員長 長野生涯学習課長。 ◎長野 生涯学習課長 それでは、資料の4ページをご覧ください。  第9号議案青少年教育施設整備運営事業に係る特定事業契約変更について、説明いたします。  先ほど補正予算について説明があったところですが、みかも自然の家の整備運営費に係る契約変更議案です。  この施設建設費については、事業契約書において、建設期間内に急激なインフレが生じて契約額が著しく不適当となりましたときは契約額改定の申入れを行うことができると規定しております。また、この施設PFI方式整備を行っておりますが、事業者建設費に係る分の借入れを行っております。その基準となる金利についても事業契約書において、施設引渡し日、今年の2月15日に当たりますが、その2営業日前の金利をもって確定すると規定しております。今般、物価高騰により建築工事で3%以上の変更が生じたこと、また、基準金利の確定に伴い1%以上の金利の変動が生じたことから、契約額変更を行うものです。  変更額は、5億2,215万746円の増額で、改定前の契約額69億5,368万3,572円を74億7,583万4,318円に変更するものです。 ○小菅哲男 委員長 小平学校安全課長。 ◎小平 学校安全課長 資料の5ページをご覧ください。  第10号議案損害賠償の額の決定及び和解について、ご説明いたします。  平成29年3月27日に那須湯本地内で発生した雪崩事故により、県高等学校体育連盟主催春山安全登山講習会学校部活動として参加しておりました生徒48名、教員9名のうち、生徒7名、教員1名が死亡したほか、生徒39名が重軽傷を負いました。令和2年3月に1名の生徒遺族和解し、昨年6月の民事裁判判決により4名の生徒遺族及び1名の教員遺族への賠償を行い、また、本年3月に1名の生徒遺族和解しましたことから、賠償が済んでいないご遺族は1名の生徒遺族のみとなっておりました。  今般、このご遺族から和解に応じていただける旨の意思表示がありましたことから、記載のとおり、県の義務に属する損害賠償の額を決定し、和解することについて、お諮りするものです。  記載の損害賠償額については、昨年6月の民事裁判判決を基に算定しているものですが、ご遺族に対しては、死亡見舞金など、独立行政法人日本スポーツ振興センターからの給付金2,800万円余を既に支払っていることから、この金額を損害賠償額から控除し、4,400万円余を支払うこととしております。この4,400万円余について、先ほど教育政策課長から説明しましたとおり、補正予算案として計上しているところです。 ○小菅哲男 委員長 以上で説明は終了いたしました。  質疑がありましたらお願いいたします。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○小菅哲男 委員長 質疑がないということで、質疑を終了いたします。  これより付託議案採決を行います。  第1号議案、第9号議案及び第10号議案について、一括して採決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○小菅哲男 委員長 異議がないと認めます。一括して採決することといたします。  本案は原案のとおり決定することにご賛成委員挙手を求めます。                    (賛成者挙手) ○小菅哲男 委員長 挙手全員ということで、本案は原案のとおり可決されました。  次に、教育委員会事務局関係請願陳情を議題といたします。  今通常会議において本委員会に新規付託されました請願陳情は、受理番号13番那須特別支援学校寄宿舎廃止計画白紙撤回を求める陳情書です。  それでは、審査参考とするため、執行部説明を求めます。  説明着席のままで結構です。  玉田特別支援教育課長。 ◎玉田 特別支援教育課長 那須特別支援学校寄宿舎廃止計画白紙撤回を求める陳情書について、説明させていただきます。  資料2の2ページをご覧いただきたいと思います。  陳情の趣旨ですが、1にあるように、遠距離による通学困難対策が実施されておらず、障害児及び家族の負担が大きいため、那須特別支援学校寄宿舎は存続が必要。また、2にあるように、全ての課題を公平な判断で行うため、那須特別支援学校寄宿舎廃止計画白紙撤回を求めるというものです。  今回の陳情に関連して、状況について説明させていただきます。5ページの資料2-1をご覧ください。  1寄宿舎設置の経緯、2の栃木那須寄宿舎に係る経緯等の(1)閉舎考え方まではこれまでも説明させていただいておりますので、省略させていただきます。  2(2)経過からご覧ください。令和3年11月に、令和5年3月末の閉舎を公表いたしました。その後、那須栃木特別支援学校について県議会陳情書が提出され、文教警察委員会において、現地調査参考人招致等により様々な観点からご議論がなされた上で、閉舎のスケジュールの再検討などを求められたことを踏まえ、令和4年12月に閉舎の延期を公表しております。
     その後、昨年8月には、障害のある幼児・児童生徒の自立と社会参加に向け、寄宿舎を含め、特別支援教育在り方について検討を行うため、教育福祉関係者有識者等から成る特別支援教育在り方に関する検討会を設置し、検討会は計8回実施されました。そして、今年3月には、その検討会からの報告書県教育委員会に提出されております。  3対応状況ですが、現在、検討会報告書を踏まえ、特別支援教育全体の充実に向けた対応方針検討を進めているところです。陳情にある、遠距離による通学困難者に対する対応についても、スクールバス適正配置運行ルートの見直しなど、改善について検討しているところです。  また、検討に当たっては、寄宿舎入舎生保護者をはじめ、全特別支援学校保護者等に対する意見聴取説明を行うなど、丁寧に進めてまいります。  6ページには、参考として、一昨年度から県議会に提出された関連する陳情の概要を記載しましたので、ご覧ください。那須特別支援学校寄宿舎については、令和4年9月と令和5年9月に同様の提出者から陳情が出されており、今回は3回目の提出となっております。  説明は以上です。よろしくお願いします。 ○小菅哲男 委員長 以上で説明は終了いたしました。  委員質疑並びにご意見をお願いします。  渡邉委員。 ◆渡邉典喜 委員 こちらに関しては、採択が妥当だと考えております。  会派としては、長らく寄宿舎必要性を訴えてまいりました。こちらの陳情書に記されているような課題が現状では解消されていないことから、今回のこの陳情書に関しては、私は採択するのが妥当だと考えております。  以上です。 ○小菅哲男 委員長 ほかにありますか。  池上委員。 ◆池上正美 委員 今、説明がありましたように、特別支援学校教育全体の方針案検討ということでありますので、我が会派としては継続が妥当ではないかと思います。 ○小菅哲男 委員長 ほかにありますか。  横田委員。 ◆横田誠 委員 意見の前に質疑を何点かさせていただきたいと思います。  1つ目ですが、その検討会において、教育委員会寄宿舎閉舎廃止方針前提とせずに、フリーな立場特別支援教育全体の未来像検討いただいていると認識しております。その結果として、寄宿舎については発展的解消という報告がなされているという認識でよいか、まず確認をしたいと思います。 ○小菅哲男 委員長 阿久澤教育長。 ◎阿久澤 教育長 ただいまのご質問にお答えいたします。  先ほど特別支援教育課長からもご説明させていただきましたように、検討会を昨年の8月に立ち上げました。検討会委員には、教育福祉それぞれの知見を有する方に選任をお願いして、それぞれ皆さんの知見を生かした専門的な立場から自らのお考え議論を進めていただいたということで、教育委員会として閉舎ありき、閉舎前提とした検討会での議論ではなかったと考えております。  その結果として、検討会からは発展的解消というご意見をいただいたところであります。 ○小菅哲男 委員長 横田委員。 ◆横田誠 委員 2つ目として、教育長令和5年6月の第395回通常会議一般質問において、検討会からの意見の取扱いに対しては、検討会で様々なご意見をいただき、それを踏まえて県教育委員会としまして、また県としての対応方針を決定していきたいという答弁をされております。現在についてはどのような姿勢で検討を進めているのか、伺いたいと思います。 ○小菅哲男 委員長 阿久澤教育長。 ◎阿久澤 教育長 ただいまのご質問ですが、今通常会議の答弁でもお話をさせていただいたところですが、我々としては、3月に検討会から報告書をいただきましたので、それを踏まえ、特別支援教育全体の在り方の向上を目指した検討をすることで今議論を進めているところであります。議論に当たっては、丁寧な議論をしていくことをこれまでも議会からも求められておりますので、保護者皆様からアンケート調査などでご意見をいただくなど、きめ細かな対応をしながら検討を進めている状況であります。 ○小菅哲男 委員長 横田委員。 ◆横田誠 委員 ここで意見を述べさせていただきたいと思います。今回の那須特別支援学校寄宿舎廃止計画白紙撤回を求める陳情書については、不採択にすべきとの立場から意見を申し上げたいと思います。  まず、本陳情の趣旨は大きく2点あると思います。1つ目は、寄宿舎通学保障の観点から存続が必要という主張。もう一つは、那須特別支援学校寄宿舎廃止計画白紙撤回を求める。その2つにあると思います。  まず1点目について、通学保障については、県から閉舎方針が出された当初から、通学保障としてスクールバス適正配置した上で個々のご家族の状況などをきめ細かく把握して対応していくという方針が示されております。そして、2点目ですが、陳情書最終段陳情者の思いが集約されていると思いますので、その中身を1つずつ整理していきたいと思います。  まず、寄宿舎教育的役割有用性については、これまでも県教育委員会から、寄宿舎については、学校と家庭の連携により入舎した児童生徒の成長が見られた例も把握しているといった旨の発言がありました。県教育委員会がその有用性について認めていることについては、県議会としても確認済みです。  また、寄宿舎役割検証については、検討会の設置とその議論報告を受け、検証、検討を進めているところであると思っております。  最後に、公平な判断を導くための計画の白紙撤回が求められておりますが、寄宿舎廃止方針の発表以来、その唐突感説明不足に対する県議会からの苦言をはじめ、県民からの様々な意見県議会からの提言を踏まえて、閉舎時期を延期し、検討会を設置するなどして検討を重ねているところです。  寄宿舎の存廃を議論する上で、今後の本県特別支援教育の全体像を明確にすることが前提であるべきことはこれまでの議論の過程で共通の認識になっているのではないかと考えています。  また、先ほど質疑にもありましたように、県は検討会報告書本県特別支援教育の全体像を踏まえた上で、保護者意見聴取説明など、丁寧にプロセスを踏まえながら、寄宿舎在り方も含めた特別支援教育全体の充実に向けた検討を改めて進めているとのことであります。  これまで我が会派が求めてきたことが今まさに実行されていることを確認させていただきました。こうした結論ありきではない検討の結果をもって最終的に県教育委員会考えを示すべきとの考えから、本陳情は不採択にすべきと考えます。  最後に申し述べますが、寄宿舎の存廃については、本県特別支援教育在り方未来像を明確にした中で、子供たちが一時的にでも惑うことなく、そして県内特別支援学校児童生徒、誰もがひとしく教育の機会を得られるよう、引き続き保護者への丁寧な説明意見交換を重ねながら結論を導き出すことを改めて強く求めまして、発言とさせていただきます。  以上です。 ○小菅哲男 委員長 ほかに意見等はありますか。  大谷委員。 ◆大谷弥生 委員 まず、1点確認をさせていただきたいところがあります。  私は自身の一般質問でも申し上げたとおり、特別支援教育については、教育側福祉側が今後連携していく必要があると思っているところであります。福祉側についても、様々な地域サービス事業が拡大しているのですが、この那須地域において放課後等デイサービスがどの程度設置されていて、特別支援学校にお迎えに来ていただくことや、ご自宅まで送迎をしてくださる制度があるのかどうか、ご存じでしたら教えていただければと思います。 ○小菅哲男 委員長 玉田特別支援教育課長。 ◎玉田 特別支援教育課長 昨年度のデータになりますが、放課後等デイサービスについて、那須特別支援学校通学圏は大田原市と矢板市と那須塩原市と那須町の4市町ですが、放課後等デイサービスがある施設は42と調査しております。 ○小菅哲男 委員長 大谷委員。 ◆大谷弥生 委員 福祉事業所放課後等デイサービスについては国でもだんだんと拡大して、これからは預かるのではなく療育ということで、今年度からは報酬改定制度改定も行われています。より充実するように、ということを本当に厳しく言われてきているところで、私はその点については本当に期待をしているところです。これから本当に教育側福祉側の連携についてはもっともっと、課題もあるかと思うのですが、よりよくしていかなければならないと思っています。  また、私は本当に地域の子供は地域で育ててほしいという思いがあります。ですから、なるべくでしたら、足利中央特別支援学校でも取り組まれているように、特別支援学校子供たちを外に出していただいて、地域の方々と一緒に育てていくという風土づくりはこれからも続けていってほしいと思っております。  特別支援教育在り方に関する検討会報告書を読ませていただいたのですが、特別支援教育とくくりますと、特別支援学校のことだけではなくて、公立の小中学校でも通級教室などもあるので、今後話し合うようであれば、やはり特別支援学校の今後の在り方という狭めたところでもう少し議論をしなければ、なかなかこういった寄宿舎のところまで細かな議論ができないのかなと思っております。そのときは、委員の方はやはり福祉事業所の方をもう少し充実させて、今どのように福祉事業が変わりつつあるのかという点も議論しないと、教育者側がたくさんいる中で議論をしていくことも今回すごくよく行われていたと思うのですが、福祉側でも、今、地域でどのような福祉事業があって、どのように行われていくのかを議論しなければならないのかなと思っています。この場では意見でとどめたいと思います。  以上です。 ○小菅哲男 委員長 ほかに意見等はありますか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○小菅哲男 委員長 ないようであれば、採決に移ります。  ただいま、継続審査採択及び不採択の3つの意見がありました。  初めに、継続審査についてお諮りいたします。  継続審査賛成委員挙手を願います。                    (賛成者挙手) ○小菅哲男 委員長 挙手少数であります。  したがって、継続審査とすることは否決されました。  次に、採択についてお諮りいたします。  採択賛成委員挙手を願います。                    (賛成者挙手) ○小菅哲男 委員長 挙手少数であります。  したがって、採択とすることは否決されました。  次に、不採択についてお諮りいたします。  不採択賛成委員挙手を願います。                    (賛成者挙手) ○小菅哲男 委員長 挙手多数であります。  したがって、不採択とすることに決定いたしました。  以上で請願陳情審査は終了いたします。  なお、請願陳情結果表に記載する審査結果の理由につきましては、正副委員長にご一任願います。よろしいですか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○小菅哲男 委員長 次に、その他、教育委員会事務局所管事項について何かありましたらお願いいたします。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○小菅哲男 委員長 なければ、以上で教育委員会事務局関係の議事を終了いたします。  それでは、ここで執行部の入替えを行います。  教育委員会事務局の職員の皆様は退席されて結構です。お疲れさまでした。                  午前10時24分 休憩             ────────────────────                  午前10時27分 再開 ○小菅哲男 委員長 委員会を再開いたします。  警察本部所管事項についてでありますが、今回は審査事項がないので、報告事項からになります。  栃木県警山岳警備隊運用状況についてです。  なお、質疑については報告終了後に行いますので、ご了承願います。  説明着席のままで結構です。  それでは、報告願います。  後藤地域部長。 ◎後藤 地域部長 警察本部地域部から、栃木警察山岳警備隊運用状況についてご説明いたします。  お手元の資料文教警察委員会説明資料の2ページをご覧ください。  まず、1概要ですが、県内における山岳遭難については、これまで主たる山岳地帯を管轄する9つの警察署に編成している山岳警備隊警備部警備第二課航空隊警備部機動隊のほか、消防等関係機関、団体と連携して対応してまいりました。近年は登山ブームの高まりなどにより山岳遭難事案の発生が増加傾向にあり、迅速、的確な対応とともに人材育成を図り、救助体制を維持、向上、強化する必要性から、4月1日付で地域地域課に山岳警備隊を編成したところです。  次に、2体制ですが、隊員は6人で、山岳遭難救助に関する知識、技能を持つ者のほか、登山歴を有する機動隊経験者等を地域地域課兼務で地域部機動警察隊に配置しております。平時は、宇都宮市野沢町にある機動センターを拠点に、パトカーでの機動警らや初動対応等、各種警察活動を行いながら、山岳遭難事案を認知した場合には、発生警察署や地元の消防等と連携して遭難者の捜索、救助に当たっております。  次に、3ページをご覧ください。  発生状況については、5月末現在で発生件数23件、昨年と比べて1件減少し、遭難者は27人、昨年と比べて1人増加となっております。  4月1日付で編成した栃木警察山岳警備隊運用状況については、部隊発足後に発生した山岳遭難は12件で、7回出動しております。道迷いのため下山できなくなったケースや、滑落して負傷したため動けなくなった事案等で出動し、地元の消防や発生警察署山岳警備隊と連携するなどして遭難者を発見、救助しました。出動以外では、警察署山岳警備隊と合同で訓練や広報啓発、山岳パトロールを実施しております。  説明は以上となりますが、今後も迅速、的確な対応とともに人材育成を図り、救助体制の維持、向上、強化に努めてまいりますので、引き続き委員皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。 ○小菅哲男 委員長 以上で説明は終了しました。  質疑がありましたらお願いいたします。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○小菅哲男 委員長 質疑はないということで、質疑を終了いたします。  報告事項についても終了いたします。  次に、その他で何かありましたらお願いいたします。
                    (「ありません」と呼ぶ声あり) ○小菅哲男 委員長 なければ、以上で警察本部関係の議事を終了いたします。  次に、その他の所管事項について何かありましたらお願いします。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○小菅哲男 委員長 なければ、その他についても終了いたします。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次回の委員会は、7月19日金曜日に県内調査を実施する予定です。  なお、6月12日木曜日に予定されていた委員会は開催しませんので、ご了承願います。  それでは、これをもちまして文教警察委員会を閉会いたします。                  午前10時33分 閉会...