保健福祉部次長 髙 橋 一 貴
保健福祉部参事 林 恭 子
医療政策課長 谷田部 貴
高齢対策課長 斎 藤 文 隆
健康増進課長 廣 瀬 友 紀
感染症対策課長 田野邉 一 徳
障害福祉課長 上 野 治 久
こども政策課長 天 海 則 仁
生活衛生課長 小 島 敏
薬務課長 永 井 伴 幸
国保医療課長 金 子 哲 男
指導監査課長 荒 井 一 浩
保健福祉課総務主幹 齋 藤 成 宏
(2)
生活文化スポーツ部
生活文化スポーツ部長 野 原 恵美子
次長兼
県民協働推進課長 篠 崎 岳 彦
文化振興課長 鏡 淳 子
スポーツ振興課長 山 形 信 之
くらし安全安心課長 中 村 美津子
人権男女共同参画課長 石 田 健 也
統計課長 吉 田 恵 子
県民協働推進課総務主幹 松 原 由 智
県民協働推進課協働・多
文化共生室長 梁 木 三惠子
くらし安全安心課消費者行政推進室長 髙 山 美 幸
人権男女共同参画課人権施策推進室長 卯 柳 昭 教
6 出席を求めた参考人 なし
7 会議に付した事件
(1)
保健福祉部所管事項
ア
付託議案の審査及び採決
イ その他
(2)
生活文化スポーツ部所管事項
ア
付託議案の審査及び採決
イ その他
(3)その他
8 その他の
必要事項 なし
────────────────────
午前 9時57分 開会
○
高山和典 委員長 ただいまから
生活保健福祉委員会を開会いたします。
本日の
会議録署名委員に、
土屋委員、星委員を指名いたします。ご了承願います。
初めに、執行部への
出席要求でありますが、本日の委員会において、説明のための出席を求めた者はお手元に配付のとおりです。
それでは、これより議事に入ります。
本日は、今
通常会議において、議長から本委員会に付託のありました議案の審査等を行います。
初めに
保健福祉部、次に
生活文化スポーツ部の順で行いますので、ご了承願います。
まず、
保健福祉部所管事項のうち、本委員会に付託のありました第64号議案第1条歳出中
所管関係予算、第3条中
所管関係予算及び第4条中
所管関係予算、並びに第65号議案を議題とし、審査に入ります。
なお、質疑につきましては、全ての
説明終了後に一括して行うことといたしますので、ご了承願います。
それでは、執行部の説明を求めます。
説明は着席のままで結構です。
岩佐保健福祉部長。
◎岩佐
保健福祉部長 生活保健福祉委員会の委員の皆様方には、日頃から
保健福祉行政の推進に当たり、特段のご指導、ご支援を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
今
通常会議に提出しております
保健福祉部の
補正予算関係議案の概要につきまして、ご説明申し上げます。
令和5年度
補正予算案につきましては、
医療機関、
社会福祉施設等における
電気料金等の高騰分に対する助成に要する経費のほか、所要の補正により、お手元の資料1の2ページ、
課別集計表の1
一般会計のB欄の最下段の計のとおり298億4,613万4,000円の減でありまして、補正後の額はA+B欄の最下段の計のとおり1,803億438万7,000円となっています。
詳細につきましては、次長兼
保健福祉課長並びに
所管課長から説明を申し上げますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長
福田次長兼
保健福祉課長。
◎福田 次長兼
保健福祉課長 保健福祉課です。
令和5年度
補正予算案につきましてご説明申し上げます。
一般会計につきましては、国の
総合経済対策に呼応した事業並びにいわゆる
感染症法の改正への対応に要する事業となっております。
初めに、所管課が複数にまたがる
共通事項についてご説明を申し上げます。
お手元の資料1の4ページをお開きください。
1
医療機関・
社会福祉施設等エネルギー価格等高騰対策支援事業費は、
医療機関や
社会福祉施設等における
電気料金等の高騰分に対する
助成経費です。
医療機関や
社会福祉施設等においては、
物価高騰による
電気料金等の負担が依然として大きいにもかかわらず、
公定価格であるため料金に価格転嫁することができない状況です。
今年度は既に5月及び12月に
補正予算案を編成し、2度の支援を行ってまいりましたが、今回の補正では、
物価高騰の影響を受けた施設等の実情をより正確に把握して、さらなる支援を行うこととしたものです。
続きまして、事業名2
医療福祉職員処遇改善支援事業費は、国の
総合経済対策に呼応し、
看護補助者や
介護職員等の
賃金引上げに要する経費の助成を行うものです。
医療や介護の業界では、他業界に対して賃上げが低水準でありますことから、
診療報酬並びに
介護報酬の改定が予定される6月の前の2月から5月までの間、月額6,000円の
賃上げ相当分を助成するものです。
続きまして、6ページをご覧ください。
繰越明許費の補正です。
こちらも所管課が複数にわたりますので、一括してご説明申し上げます。
計上しております16の事業につきましては、工事の遅れにより年度内の完了が見込めない事業や国の
総合経済対策に呼応した事業など、次年度まで継続して実施する必要のある事業で、それぞれ資料に記載の金額を繰り越すものです。
共通事項の説明は以上となります。
続きまして、8ページをご覧ください。
債務負担行為の補正です。
保健福祉部所管の公の2つの施設の管理を
指定管理者に行わせるため、その契約のための
債務負担行為を追加する必要がありますことから、補正をするものです。
まず、とちぎ
健康づくりセンター・とちぎ
生きがいづくりセンターにつきましては、令和6年度から令和15年度までの10年間の
指定期間に係る限度額を53億3,848万8,000円とするものです。
続きまして、とちぎ
福祉プラザですが、令和6年度から令和10年度までの5年間の
指定期間に係る限度額を8億4,577万5,000円とするものです。
これらの
施設ごとの限度額につきましては、
利用料金収入の実績や施設の
維持管理に直接携わる職員の人件費、
維持管理費などを勘案して算出したものです。
補正予算に係る
保健福祉課からの説明は以上です。
よろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長
田野邉感染症対策課長。
◎田野邉
感染症対策課長 感染症対策課です。
同じ資料の5ページをお願いいたします。
補正予算案の3
新興感染症対
応力強化事業費です。
この事業は、
新興感染症の発生に備えた
協定締結医療機関の
対応力強化に要する経費になります。
説明欄の1
協定締結医療機関施設・
設備整備事業費は、県と
医療措置協定を締結する病院、診療所、
訪問看護事業所及び薬局を対象に、感染症に対応するための多床室の個室化や病棟のゾーニング、
個人防護具の保管庫の設置など、
施設整備、
設備整備に対し補助するものです。
説明欄の2
協定締結医療機関等研修会開催費は、
新興感染症発生時における円滑な
医療提供体制の確保に向け、
協定締結医療機関の
医療従事者等を対象に
感染対策等の研修会を開催するものです。
なお、本事業につきましては、令和6年度に繰り越して執行する予定としております。
説明は以上です。
よろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長
金子国保医療課長。
◎金子
国保医療課長 国保医療課です。
3ページをお開きください。
特別会計の一番下、
国民健康保険です。
1人当たりの医療費が伸びておりますことから、
保険給付費等の増加に対応するため95億1,000万円余の
増額補正をお願いするものです。
保健福祉部からの説明は以上となります。
よろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長 以上で説明は終了いたしました。
委員の質疑をお願いいたします。
あべ
ひろみ委員。
◆あべひろみ 委員 ご説明ありがとうございます。
2
医療福祉職員処遇改善支援事業費に関して2月から6月分といったところで、その後は、新たに充てられるとの見通しの中で期限が切られているのか、その点教えてください。
○
高山和典 委員長
福田次長兼
保健福祉課長。
◎福田 次長兼
保健福祉課長 今回、2月から5月までの
予算措置をお願いすることにつきましては、6月以降は
診療報酬や
介護報酬等の改定が予定されており、それらで対応されるため、それまでの間の臨時的な対応を今回求めさせていただくものです。
よろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長 あべ
ひろみ委員。
◆あべひろみ 委員 次の感染症の協定を締結している病院等というところで、対象はどのぐらいの病院数で、これからも広げていくものなのか、固定として締結しているのか、その点も教えてください。
○
高山和典 委員長
田野邉感染症対策課長。
◎田野邉
感染症対策課長 医療措置協定につきましては、
新型コロナウイルス感染症の対応を踏まえていわゆる
感染症法が改正されて、令和6年4月から施行になり、国から令和6年9月までを目途に
協定締結を進めるとされていますが、私どもは今年度中から
医療機関と協議を進めております。病院や診療所については5つほどの役割がございまして、それぞれについて、現在策定中の
予防計画に
数値目標を定めることになっており、
流行初期と
流行初期以降に時期を分け、入院であれば、
流行初期については270床、
流行初期以降については600床と定めております。
外来もありますが、入院から各
医療機関との
協議調整を進めており、おおむね今申し上げた
数値目標は達成できる状況になっておりまして、実際には今後、協定を締結していく流れになっております。
よろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長 あべ
ひろみ委員。
◆あべひろみ 委員 見通しが立っているということ、これまでの
新型コロナウイルス感染症の状況もあり、このような締結がなされると、皆さんきっと喜ばれると思います。どうぞよろしくお願いします。
○
高山和典 委員長 星委員。
◆星雅人 委員 1点お伺いさせていただきます。
国民健康保険の
補正予算のことなのですが、95億円は大きい額の補正かと思います。私、経年で見ていないものですから、いつも大体この時期にこのような増額の補正が出てくるのか分からないのでお聞きするのですが、今年、独自でこのような大きい補正が出てくる要因、先ほどは1人当たりの医療費ということだったのですが、今年独自の何かがあったのか、それとも何か読み違いがあったのかお伺いできればと思います。
○
高山和典 委員長
金子国保医療課長。
◎金子
国保医療課長 昨年度の同時期の補正額が164億円ということで、昨年度よりは額は減っております。毎年度この時期に
年間医療費等の実績を踏まえ、補正を行っています。医療費の伸びを推計して保険給付費試算した上で予算額を設定していくのですが、実際には増減があります。昨年度より補正額が減っているのは
コロナ禍での
受診控えの影響等によるものと思っております。
また、現状の
受診状況を見ますと、少しずつ受診が増えている状況にありますので、来年度につきましては、医療費は増加していくのものと思っております。
一般的に増加の要因としては、医療の高度化であったり、高齢化の進行に伴う
重症患者の増加によるものと分析しております。
説明は以上となります。よろしくお願いします。
○
高山和典 委員長 ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○
高山和典 委員長 なければ、これで質疑を終了いたします。
それでは、これより
付託議案の採決を行います。
第64号議案第1条歳出中
所管関係予算、第3条中
関係予算及び第4条中
所管関係予算、並びに第65号議案について一括して採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
○
高山和典 委員長 ご異議なしと認め、一括して採決することといたします。
本案はそれぞれ原案のとおり決定することにご賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
高山和典 委員長
挙手全員であります。
したがって、本案はそれぞれ原案のとおり可決されました。
次に、その他、
保健福祉部所管事項について、何かありましたらお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○
高山和典 委員長 なければ、以上で
保健福祉部関係の議事を終了いたします。
保健福祉部職員の皆様は退席されて結構です。
お疲れさまでした。
生活文化スポーツ部職員が入室するまで、暫時休憩いたします。
午前10時13分 休憩
────────────────────
午前10時14分 再開
○
高山和典 委員長 委員会を再開いたします。
生活文化スポーツ部所管事項のうち、本委員会に付託のありました第64号議案第1条歳出中
所管関係予算及び第4条中
所管関係予算、第75号議案並びに第82号議案を議題とし、審査に入ります。
なお、質疑につきましては、全ての
説明終了後に一括して行うことといたしますので、ご了承願います。
それでは、執行部の説明を求めます。
説明は着席のままで結構です。
野原生活文化スポーツ部長。
◎野原
生活文化スポーツ部長 生活保健福祉委員会の委員の皆様には、日頃から
生活文化スポーツ行政の推進に当たり、特段のご指導、ご支援を賜り、厚くお礼を申し上げます。
このたび、
通常会議に提出しております議案の概要についてご説明いたします。
資料2の2ページをご覧ください。
第64
号議案令和5年度栃木県
一般会計補正予算について、各課別の
補正内容を記載しております。
表の一番下、計の欄をご覧ください。
部全体としては、補正前の総額100億1,041万2,000円に対して7億100万7,000円を増額し、補正後の額を107億1,141万9,000円とするものです。
続きまして、3ページをご覧ください。
8事業につきまして、新たに
債務負担行為を設定させていただきます。
続きまして、予算以外の議案の概要です。
資料4ページをご覧ください。
第75号議案ですが、
県有財産、具体的には絵画の取得についてです。
続きまして、資料5ページ、第82号議案は、
特定事業契約の変更についてお諮りするものです。
詳細につきましては、次長兼
県民協働推進課長及び
所管課長からご説明いたしますので、ご審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長
篠崎次長兼
県民協働推進課長。
◎篠崎 次長兼
県民協働推進課長 県民協働推進課です。
補正予算案につきまして、部全体の概要を一括してご説明申し上げます。
引き続き、資料2の2ページをお願いいたします。
各課別の
予算額一覧ですが、
備考欄に記載しております主な事業についてご説明いたします。
まず、
県民協働推進課の
地域少子化対策強化事業費につきましては、事業の
実績見込みに伴い減額するものです。
次に、輝くとちぎの
人づくり推進基金等積立金につきましては、寄附金の増加に伴い、積立金を増額するものです。
また、
県民協働推進課職員費につきましては、今年度の
組織改編に伴い職員費の減額を、同様に、
文化振興課及び
スポーツ振興課職員費につきましては増額するものです。
続きまして、3ページをお願いいたします。
債務負担行為の補正についてご説明いたします。
栃木県
総合文化センター等の計8施設について、5か年または10か年の
指定管理者の指定を行うことに伴う
債務負担行為の設定につきまして議決をお願いするものです。
これらは年度を越える契約を締結することになるため、それぞれ
債務負担の期間と限度額を定めようとするものであります。
なお、これら8施設の
指定管理者の指定に係る議案につきましては、来月
開催予定の
常任委員会においてご審議いただく予定です。
補正予算案に関する説明は以上です。
よろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長
鏡文化振興課長。
◎鏡
文化振興課長 文化振興課です。
資料の4ページをお願いいたします。
第75
号議案県有財産の取得について、ご説明いたします。
この議案は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の第3条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。
取得する財産は、
栃木県立美術館の
美術資料で、アルフレッド・
シスレーの「冬の夕日(サン=マメスの
セーヌ河)」という絵画です。
取得金額は3億6,000万円で、栃木県
美術作品等取得基金を活用して購入させていただくものです。
県立美術館では、令和4年、2022年11月に開館50周年を迎えておりますが、県民に多彩な
美術作品に触れていただくため、日頃から魅力的な作品がないか
情報収集に努めていたところです。そのような中、今般、この作品の購入について上程させていただいたものです。
シスレーは
フランス印象派の最
重要画家の一人で、
資料右下にあります
県立美術館の
美術作品収集方針の、③18世紀後半以降の
世界美術史を理解する上で重要な
美術作品に合致するとともに、
県立美術館が既に所蔵しておりますターナーやコンスタブルなどの
イギリス絵画とも関係性が深く、これらの作品と関連づけた展示も可能となるなど、新たな活動の展開が期待できる作品です。
また、那須塩原市には明治期に総理大臣を務めました
松方正義の別邸がありますが、この作品は、かつて
松方正義の三男である
松方幸次郎の
コレクション、旧
松方コレクションと呼ばれておりますが、この
コレクションの中の1点であったという歴史的な背景がございまして、本県とのゆかりも深く、話題性が高い作品でもあります。
作品の取得の
タイミングとしても、県誕生150年の節目の年を締めくくるのにふさわしいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
文化振興課からは以上です。
○
高山和典 委員長
山形スポーツ振興課長。
◎山形
スポーツ振興課長 スポーツ振興課です。
同じ資料の5ページをお願いいたします。
第82号議案についてご説明させていただきます。
本議案は
総合スポーツゾーン東エリア整備運営事業の実施に係る
特定事業契約につきまして、
契約内容の一部を変更するものです。
今回の変更は、
備考欄の
変更理由にありますとおり、
事業契約に基づき、
前回契約額改定時から3%以上の
物価変動が生じた場合、
変更契約が必要となることから、
賃金指数の変動に伴う運営・
維持管理費及び
修繕業務費の増額と
物価変動に伴う
光熱水費の対価の増額をお願いするものです。
今回の改定により、
前回契約金額329億7,639万1,796円から今回
契約金額339億5,283万7,868円に増額するものです。
なお、
事業期間の変更はなく、今回、変更増となります9億7,644万6,072円は、令和6年4月から
事業期間終了までの12年間の支払額に反映するものです。
説明は以上です。
よろしくお願いいたします。
○
高山和典 委員長 以上で説明は終了いたしました。
委員の質疑をお願いいたします。
星委員。
◆星雅人 委員 質問させていただきます。
まず、
県民協働推進課ですが、
地域少子化対策強化事業費が減額になっておりますが、実績、どのようなものが伸びなかったのか、
予定どおりに行かなかったのかということについてお伺いします。
○
高山和典 委員長
篠崎次長兼
県民協働推進課長。
◎篠崎 次長兼
県民協働推進課長 地域少子化対策強化事業費につきましては、
事業内容としては国の交付金を活用した市町における結婚や
子育て支援に対する
助成事業で、主に市町で実施する
婚活イベント等の
地域少子化対策重点推進事業と呼んでおりますが、その事業が1つ。もう1つが結婚新
生活支援事業ということで、新たに結婚した方に、所得制限などありますが、住居を新築したり、
引っ越し費用だったり、それから
リフォーム費用等に市町が助成した場合に助成するもので、この結婚新
生活支援事業については、当初、
予算計上に当たって市町の要望等を聞いて見込んだものに至らず、今回、
減額補正となっております。
以上です。
○
高山和典 委員長 星委員。
◆星雅人 委員 続きまして、
文化振興課です。
シスレー作品の財産の取得についてですが、
基金総額が8億円あり、そこから購入とのことですが、この中に
現物財産2点と下の参考に書いていただいているのですが、今回はこの現金を使って購入ということでよいのかということと、またその後、何か県の美術館で買うべき作品が現れたときに、その残高が減っている状況になると思うのですが、この
現物財産はすぐに現金化できるものとして基金の中に置かれているのかという点をお伺いします。
○
高山和典 委員長
鏡文化振興課長。
◎鏡
文化振興課長 この基金の総額についてのお尋ねでしたが、今回の絵画の作品につきましては、この基金の現金部分5億8,000万円の中から3億6,000万円を使わせていただく内容です。
また、
現物財産2点、2億9,900万円余ですが、通常、買戻しという言い方をしておりますが、
一般会計から現金を入れて、それで財産を買戻しして、この基金の中で現金化するという
やりくりをしております。買戻しの時期につきましては、全庁的な調整の中で検討していくものと考えております。
○
高山和典 委員長 星委員。
◆星雅人 委員 私が不理解なのですが、
一般会計から買うというのはどのような仕組みなのか、そこを教えてください。
○
高山和典 委員長
鏡文化振興課長。
◎鏡
文化振興課長 以前は基金にある現金により作品を購入し、
現物財産となったその作品を年度中に
一般会計により買戻して現金化していくという
やりくりをしていましたがが、前回、この5億8,000万円まで買戻しをし、現金化したのが、2年前の令和3年度2月
補正予算であり、ちょうど
美術館開館50周年という
タイミングでもありましたので、何か作品を購入するとよいのではないかということで現金化していただいており、現金化する
タイミングが以前よりも遅れていますが、いつ現金化するといったところは全庁の
予算組みの中で検討されていくのが実情です。
○
高山和典 委員長 星委員。
◆星雅人 委員 理解がこれで正しいのか、基金の中で美術品を買って、基金の中で財産として置いているものがあるという理解でよいのでしょうか。
○
高山和典 委員長
鏡文化振興課長。
◎鏡
文化振興課長 ご説明が不足して申し訳ありません。そのとおりです。
○
高山和典 委員長 ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○
高山和典 委員長 なければ、これで質疑を終了いたします。
それでは、これより
付託議案の採決を行います。
第64号議案第1条歳出中
所管関係予算及び第4条中
所管関係予算、第75号議案並びに第82号議案について一括して採決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
○
高山和典 委員長 ご異議ないと認め、一括して採決することといたします。
本案はそれぞれ原案のとおり決定することにご賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○
高山和典 委員長
挙手全員であります。
したがって、本案はそれぞれ原案のとおり可決されました。
次に、その他、
生活文化スポーツ部所管事項について、何かありましたらお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○
高山和典 委員長 なければ、以上で
生活文化スポーツ部関係の議事を終了いたします。
次に、その他について何かありましたらお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○
高山和典 委員長 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
次回の
生活保健福祉委員会は、さきに送付しました招集通知のとおり、3月12日火曜日午前10時から、令和6年度当初予算関係議案の調査等を行う予定であります。
なお、3月6日水曜日に予定されておりました委員会は開催いたしませんので、ご了承願います。
それでは、これをもちまして
生活保健福祉委員会を閉会いたします。
午前10時29分 閉会...