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  1. 栃木県議会 2023-05-18
    令和 5年度栃木県議会第393回招集会議−05月18日-01号


    取得元: 栃木県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-28
    令和 5年度栃木県議会第393回招集会議−05月18日-01号令和 5年度栃木県議会第393回招集会議 (1)出席及び欠席議員議席番号及び氏名 5月18日(木曜日)  出席議員 50名   1 番      土 屋 晃 子   2 番      渡 邉 典 喜   3 番      大久保 ゆ み   4 番      大 谷 弥 生   5 番      大 木 英 憲   6 番      佐 藤 晴 彦   7 番      杉 田   光   8 番      沼 田 邦 彦   9 番      池 上 正 美   10 番      小 池 篤 史   11 番      湯 澤 英 之   12 番      星   雅 人   13 番      横 田   誠   14 番      石 坂   太   15 番      岡 部 光 子
      16 番      加 藤 雄 次   17 番      金 子 武 蔵   18 番      小 菅 哲 男   19 番      小 林 達 也   20 番      平 池 紘 士   21 番      塩 田 ひとし   22 番      中 屋   大   23 番      あ べ ひろみ   24 番      野 村 せつ子   25 番      横 松 盛 人   26 番      西 村 しんじ   27 番      野 澤 和 一   28 番      高 山 和 典   29 番      池 田   忠   30 番      琴 寄 昌 男   31 番      白 石 資 隆   32 番      関 谷 暢 之   33 番      中 島   宏   34 番      早 川 桂 子   35 番      日向野 義 幸   36 番      渡 辺 幸 子   37 番      保 母 欽一郎   38 番      松 井 正 一   39 番      山 田 みやこ   40 番      青 木 克 明   41 番      山 口 恒 夫   43 番      阿 部 寿 一   44 番      佐 藤   良   45 番      山 形 修 治   46 番      岩 崎   信   47 番      神 谷 幸 伸   48 番      五月女 裕久彦   50 番      螺 良 昭 人   51 番      木 村 好 文   52 番      板 橋 一 好 (2)説明のため出席した者の職氏名  地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者   知事       福 田 富 一   副知事      北 村 一 郎   副知事      末 永 洋 之   総合政策部長   笹 川 正 憲   経営管理部長   仲 山 信 之   生活文化スポーツ部長            野 原 恵美子   保健福祉部長   岩 佐 景一郎   環境森林部長   小野寺 一 行   産業労働観光部長 石 井 陽 子   農政部長     熊 田 欽 丈   県土整備部長   坂 井 康 一   危機管理防災局長 渡 辺 順 一   会計管理者会計局長            中 谷 一 彦   企業局長     北 條 俊 明   総合政策部次長総合政策課長            小 林 宣 夫   財政課長     岩 田 知 也   教育長      阿久澤 真 理   代表監査委員   森 澤   隆   人事委員会事務局長            萩 原 英 樹   労働委員会事務局長            桐 渕 ゆ か   警察本部長    難 波 健 太 (3)職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   事務局長     柏 瀬   仁   次長兼総務課長  菊 池   薫   議事課長     大 野 光 二   政策調査課長   横 山 泰 治   議事課課長補佐  小田部   秀   課長補佐     小 材 忠 宏   係長       手 塚 英里子   主査       長谷川 寛 和   主査       桐 原 毅 充   主査       荒 川 尚 子   主査       榎 本 和 也 ◎柏瀬仁 事務局長 ご起立願います。礼。    (総員起立 黙礼) ◎柏瀬仁 事務局長 ご着席願います。  申し上げます。今会議は一般選挙後初めての会議でありますので、議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定により、年長の議員が臨時に議長の職務を行うこととなっております。出席議員中、板橋一好議員が年長の議員でございます。  それでは、板橋一好議員、議長席にお願いいたします。    (板橋一好議員 議長席に着く) ○板橋一好 臨時議長 ただいまご紹介いただきました板橋一好でございます。地方自治法第107条の規定によりまして、臨時に議長の職務を行います。よろしくお願いいたします。  開会に先立ち、事務局長出席議員数を報告させます。 ◎柏瀬仁 事務局長 出席議員数を報告いたします。  ただいまの出席議員数は50名であります。       ―――――――――――――――――――――――――――――     午前10時 開会 ○板橋一好 臨時議長 ただいまから令和5年度栃木県議会第393回招集会議を開会いたします。  これから本日の会議を開きます。  初めに、議員の議席を仮指定いたします。議席はただいまご着席のとおり仮指定いたしますので、ご了承願います。  次に、日程に入ります。  日程第1 これから議長の選挙を行います。議場の出入口を閉鎖いたします。    (議場閉鎖) ○板橋一好 臨時議長 ただいまの出席議員数は50名であります。  栃木県議会会議規則第31条第2項の規定により、立会人に小池篤史議員並びに石坂太議員を指名いたします。ご了承願います。  次に、投票用紙を配付させます。    (職員、投票用紙配付) ○板橋一好 臨時議長 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  投票用紙配付漏れはありませんか。――配付漏れはないと認めます。投票箱を改めさせます。
       (職員、投票箱を改め異状のないことを示す) ○板橋一好 臨時議長 異状はないと認めます。事務局長の点呼により、順次投票願います。    (事務局長点呼――投票) ○板橋一好 臨時議長 私もこの席から投票いたします。  投票漏れはありませんか。――投票漏れはないと認めます。投票を終了いたします。  開票を行います。立会人の立会いを願います。    (立会人の立会いの下に、職員投票を計算) ○板橋一好 臨時議長 これから投票の結果をご報告いたします。      投票人数             50人      投票総数             50票    投票総数中      有効投票             50票      無効投票             0票  有効投票中得票数を申し上げます。      佐 藤   良 議員       49票      野 村 せつ子 議員       1票  以上のとおりであります。  したがって、佐藤良議員が議長に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。    (議場開鎖) ○板橋一好 臨時議長 この際、佐藤良議員の発言を許します。佐藤良議員。    (44番 佐藤 良議員登壇) ◆44番(佐藤良議員) 議長就任に当たり一言ご挨拶を申し上げます。  ただいまは会派を超えて多くの議員の皆様からご推挙を賜り、栄えある第110代栃木県議会議長に就任することができました。皆様方には、心から感謝、御礼を申し上げます。  改めて栃木県議会の歴史を振り返りますと、初代議長から第109代山形修治議長に至るまで、各先輩方が、ふるさとの将来を思い、栃木県の発展を願い、その職務を果たされてこられました。栃木県誕生から150年の節目を迎える中、戦後、県政史上最年少の議長として就任できましたことは身に余る光栄であり、改めて責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いでございます。先人が築かれてきた歴史と伝統を胸に刻み、おごることなく、公正・公平で活気あふれる議会運営を行ってまいる決意であります。  さて、3年以上にわたって猛威を振るった新型コロナウイルス感染症も5類感染症位置づけが変更され、県民の命と健康を守ることは念頭に置きつつも、コロナ禍前の日常を取り戻し、社会経済活動の回復に向かって重点的に取り組む時期を迎えています。また、現在、多くの地方自治体が人口減少や自然災害、物価高騰など、様々な課題に直面しており、本県もまた例外ではありません。このような中、我々県議会が果たす役割はますます大きくなっているものと考えております。県民の皆様が安心して生活できる日常を一日も早く取り戻し、明るい未来に向かって進むことができるよう、これら山積する課題に対し全力で取り組んでまいる所存であります。  今年6月には、G7男女共同参画女性活躍担当大臣会合が本県で開催されます。本県の魅力と実力を国内外に広く発信することができるこの機会を逃すことなく、本県の力強い発展につながるよう、執行部の皆さんと積極的に取り組んでまいります。  結びになりますが、新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、ICTツールを導入して議会のデジタル化を進めるなど、迅速かつ発展性のある議会運営にご尽力されました山形修治前議長のご功績に対し心から敬意を表しますとともに、県議会議員各位福田富一知事をはじめとする執行部の皆様、そして報道関係の皆様の温かいご指導、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、議長就任のご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○板橋一好 臨時議長 これにて私の職務は終わりましたので、議長と交代いたします。ご協力ありがとうございました。    (臨時議長退席議長着席) ○佐藤良 議長 初めに、今議会の会議録署名議員3名を指名いたします。  土屋晃子議員大木英憲議員佐藤晴彦議員、以上、指名いたしました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○佐藤良 議長 日程第2 議席の指定を行います。栃木県議会会議規則第5条第1項の規定により、議員の議席は、ただいまご着席のとおり指定いたします。ご了承願います。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○佐藤良 議長 日程第3 これから副議長の選挙を行います。議場の出入口を閉鎖いたします。    (議場閉鎖) ○佐藤良 議長 ただいまの出席議員数は50名であります。  栃木県議会会議規則第31条第2項の規定により、立会人に湯澤英之議員並びに岡部光子議員を指名いたします。ご了承願います。  次に、投票用紙を配付させます。    (職員、投票用紙配付) ○佐藤良 議長 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  投票用紙配付漏れはありませんか。――配付漏れはないと認めます。投票箱を改めさせます。    (職員、投票箱を改め異状のないことを示す) ○佐藤良 議長 異状はないと認めます。事務局長の点呼により、順次投票願います。    (事務局長点呼――投票) ○佐藤良 議長 私もこの席から投票いたします。  投票漏れはありませんか。――投票漏れはないと認めます。投票を終了いたします。  開票を行います。立会人の立会いを願います。    (立会人の立会いの下に、職員投票を計算) ○佐藤良 議長 これから投票の結果をご報告いたします。      投票人数             50人      投票総数             50票    投票総数中      有効投票             50票      無効投票             0票  有効投票中得票数を申し上げます。      関 谷 暢 之 議員       41票      山 田 みやこ 議員       9票  以上のとおりであります。  したがって、関谷暢之議員が副議長に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。    (議場開鎖) ○佐藤良 議長 この際、関谷暢之議員の発言を許します。関谷暢之議員。    (32番 関谷暢之議員登壇) ◆32番(関谷暢之議員) 議長から発言のお許しをいただきましたので、副議長就任に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。  ただいまは会派を超えて多くの議員の皆様方からご推挙をいただき、栄えある栃木県議会第117代副議長の職を拝命することとなりましたこと、身に余る光栄であります。心から感謝を申し上げますとともに、その職責の重さに身の引き締まる思いであります。  私たちは、この4月30日から新しい任期をいただいたのであります。この地方統一選挙の中では、人口減少少子高齢化や物価高への対応、そして新型コロナウイルス感染症により大きく落ち込んだ地域経済の再生やデジタル化、脱炭素社会の実現などが主要テーマとされており、時代の変化とともに県政の課題も刻々と変化する中、迅速な対応が求められております。今まさに時代の大きな転換期に当たり、県議会の果たすべき役割は極めて重要であり、県民の負託に応えるべく、誠心誠意かつ果敢に、活発な議論を展開しながら積極的に政策提言に努めるべきであります。  こうした中、本年は栃木県が誕生してから150年という大きな歴史の節目を迎えることとなっております。先人たちが時代時代の中で遭遇してきた幾多の困難を乗り越え、今日の豊かな栃木県があること、この歴史に思いをはせながら、県民の皆さんとともに、さらなる郷土愛の醸成、そして次なる栃木県の未来像を描く機会としながら次世代へとつないでいくこと、これが私たちの使命だと考えております。栃木県議会史上最年少となる議長となりました佐藤良議長とともに、こうした歴史の節目に立ち会いますこと、その大きな使命感とともに感謝の気持ちを胸に刻みながら、二元代表制の一翼を担う県議会副議長として、もとより浅学非才の身ではありますけれども、佐藤良議長をしっかりとお支えし、公平・公正な議会運営はもとより、常にスピード感を持った議会運営、そしてさらなる活性化に努める所存であります。  結びとなりますけれども、山形修治前議長、そして池田忠前副議長のご労苦に対し心から敬意を申し上げますとともに、議員各位はもとより、福田富一知事をはじめといたします執行部の皆様、そして報道機関の皆様方の温かいご支援、ご協力を心からお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○佐藤良 議長 次に、諸般の事項を事務局長に報告させます。 ◎柏瀬仁 事務局長 報告いたします。  1 議場における説明のための出席要求について  地方自治法第121条の規定により説明のため議場に出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付のとおりであります。                             〔配付資料は巻末に掲載〕  1 例月現金出納検査結果の報告について  監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査結果の報告がありました。この報告の内容は、さきに送付しました書類のとおりであります。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○佐藤良 議長 日程第4 これから常任委員の選任を行います。  お諮りいたします。各常任委員会の委員については、栃木県議会委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付の常任委員選任名簿のとおり、それぞれ常任委員に指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤良 議長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。                             〔配付資料は巻末に掲載〕       ――――――――――――――――――――――――――――― ○佐藤良 議長 日程第5 議会運営委員の定数及び選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。栃木県議会委員会条例第3条の2第2項の規定により、議会運営委員の定数は13人としたいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤良 議長 ご異議がないと認めます。  したがって、議会運営委員の定数は13人と決定いたしました。  次に、お諮りいたします。議会運営委員については、栃木県議会委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付の議会運営委員選任名簿のとおり指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤良 議長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。                             〔配付資料は巻末に掲載〕       ――――――――――――――――――――――――――――― ○佐藤良 議長 日程第6 五月女裕久彦議員から特別委員会の設置に関する動議がお手元に配付のとおり提出されております。                             〔配付資料は巻末に掲載〕 ○佐藤良 議長 本動議は、所定の賛成者がありますので成立しております。  五月女裕久彦議員提出特別委員会の設置に関する動議を議題といたします。  お諮りいたします。本動議は、提出者の説明、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○佐藤良 議長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  これから五月女裕久彦議員提出特別委員会の設置に関する動議を採決いたします。本動議にご賛成の議員の起立を求めます。    (賛成者 起立) ○佐藤良 議長 起立全員であります。  したがって、五月女裕久彦議員提出特別委員会の設置に関する動議は可決されました。  よって、予算特別委員会は設置されました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○佐藤良 議長 日程第7 これから予算特別委員の選任を行います。  お諮りいたします。予算特別委員については、栃木県議会委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付の予算特別委員選任名簿のとおり指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤良 議長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。                             〔配付資料は巻末に掲載〕 ○佐藤良 議長 次に、申し上げます。ただいま選任した各常任委員会議会運営委員会及び予算特別委員会の委員は、お手元に配付した開催順序に従い、それぞれ委員会を開き、委員長及び副委員長の互選をして、その結果を議長まで報告願います。                             〔配付資料は巻末に掲載〕 ○佐藤良 議長 委員会開催のため、暫時休憩いたします。     午前10時48分休憩       ――――――――――――――――――――――――――――― ◎柏瀬仁 事務局長 出席議員数を報告いたします。  ただいまの出席議員数は50名であります。       ―――――――――――――――――――――――――――――     午前11時26分 開議 ○佐藤良 議長 ただいまから会議を開きます。   各常任委員会議会運営委員会及び予算特別委員会それぞれの委員長及び副委員長の互選の結果について事務局長に報告させます。 ◎柏瀬仁 事務局長 報告いたします。  県政経営委員会   委員長  琴 寄 昌 男 議員    副委員長  小 菅 哲 男 議員  生活保健福祉委員会   委員長  高 山 和 典 議員    副委員長  平 池 紘 士 議員  農林環境委員会   委員長  岡 部 光 子 議員    副委員長  中 島   宏 議員  経済企業委員会   委員長  早 川 桂 子 議員    副委員長  石 坂   太 議員  県土整備委員会   委員長  金 子 武 蔵 議員    副委員長  池 田   忠 議員  文教警察委員会   委員長  加 藤 雄 次 議員    副委員長  渡 辺 幸 子 議員  議会運営委員会   委員長  渡 辺 幸 子 議員    副委員長  日向野 義 幸 議員                      副委員長  野 澤 和 一 議員  予算特別委員会   委員長  山 形 修 治 議員    副委員長  石 坂   太 議員       ――――――――――――――――――――――――――――― ○佐藤良 議長 日程第8 知事から議案が提出されております。                                〔議案は巻末に掲載〕 ○佐藤良 議長 第1号議案を議題といたします。  上程議案について知事の説明を求めます。福田富一知事。    (福田富一知事登壇) ◎福田富一 知事 ただいま上程されました議案のご説明を申し上げます前に、一言ご報告を申し上げます。  議員各位には、さきの選挙におきまして、多くの県民から信任を受けられ、めでたく当選の栄誉を得られました。ここに改めまして、深く敬意を表する次第であります。  さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、今月8日、感染症法上の位置づけが5類感染症に移行し、大きな転換点を迎えたところであります。県といたしましては、県民に対し引き続き適切な情報提供等を行うとともに、身近な医療機関で必要な医療を受けられる体制の構築を進めるなど、県民の命と健康を守ることを最優先に、国や市町、関係機関等と連携し、感染状況等を踏まえながら必要な対策を講じてまいります。  次に、栃木県誕生150年の節目となる本年におきましては、記念式典等を6月10日に開催するとともに、栃木県の歩みをたどり多彩な魅力を体感できるイベントや、若者未来デザインフォーラムなど本県の未来を担う若者に焦点を当てた企画等を年間を通して展開し、県民の郷土愛の醸成や地域の新たな活力の創出につなげてまいります。市町や企業・団体等にも様々な協賛行事を実施していただきながら、多くの県民の記憶に残る1年にしてまいりたいと考えております。  また、本県初の閣僚級国際会議であるG7栃木県・日光男女共同参画女性活躍担当大臣会合の開催まで1か月余となりました。今月27日には、30日前記念イベントとして、G7栃木県・日光こども未来サミットを開催し一層の機運醸成を図るとともに、国際社会に貢献できる人材の育成にもつなげてまいります。さらに、本県の魅力を伝える歓迎レセプションやエクスカーションなど、会合当日に向けた準備も鋭意進めているところであり、引き続き大臣会合の成功に積極的に役割を果たしていくとともに、開催を契機として、「男女が共に輝く“とちぎ”づくり」に取り組んでまいる考えであります。  次に、計画期間の中間年を迎えたとちぎ未来創造プランにつきましては、本県の目指す将来像「人が育ち、地域が活きる 未来に誇れる元気な“とちぎ”」の実現に向け、重点戦略に掲げた各プロジェクトを着実に推進してまいります。  また、今年度は、県政を取り巻く新たな行政課題に効率的かつ効果的に対応すべく、組織改編を行ったところであります。いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会を契機としたスポーツツーリズムの推進や共生社会の実現に努めるとともに、若者や女性のニーズを捉えた選ばれるとちぎづくりや、ポストコロナにおける本県産業競争力強化、様々な分野におけるデジタルトランスフォーメーションの推進、条例制定を契機としたオール栃木でのカーボンニュートラルの実現などに全庁一丸となって取り組んでまいります。  結びに、県政運営に当たりましては、市町や企業等とも連携・協働しながら、県民の負託に応えるべく、栃木県の輝く未来創生に向けて、県民益の最大化に全力を傾注してまいる所存であります。加えて、デジタル時代を踏まえた県政情報の積極的な発信等により、県政に対する県民の理解と参加が一層進み、県政がより身近なものとなるよう県議会とともに取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位のご理解とご支援をお願い申し上げます。  次に、議案の概要についてご説明申し上げます。今回提出いたしました議案は、第1号議案栃木県監査委員の選任同意についてであります。監査委員のうち県議会議員から選任される委員2名が欠員となっておりますので、白石資隆氏及び阿部寿一氏が最も適任と考え、その選任について同意を求めるものであります。  何とぞよろしくご審議の上、議決されますようお願い申し上げます。 ○佐藤良 議長 この際、お諮りいたします。ただいま上程中の第1号議案については、人事に関する案件でありますので、質疑及び委員会付託を省略して直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤良 議長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  初めに、第1号議案中、監査委員に白石資隆議員を選任することについて審議に入ります。この際、地方自治法第117条の規定により、白石資隆議員の退席を求めます。    (白石資隆議員 退席) ○佐藤良 議長 採決いたします。白石資隆議員の監査委員選任について同意することにご賛成の議員の起立を求めます。    (賛成者 起立) ○佐藤良 議長 起立多数であります。  したがって、白石資隆議員の監査委員選任については、同意することに決定いたしました。白石資隆議員の出席を求めます。    (白石資隆議員 出席) ○佐藤良 議長 次に、第1号議案中、監査委員に阿部寿一議員を選任することについて審議に入ります。この際、地方自治法第117条の規定により、阿部寿一議員の退席を求めます。    (阿部寿一議員 退席) ○佐藤良 議長 採決いたします。阿部寿一議員の監査委員選任について同意することにご賛成の議員の起立を求めます。    (賛成者 起立) ○佐藤良 議長 起立多数であります。  したがって、阿部寿一議員の監査委員選任については、同意することに決定いたしました。阿部寿一議員の出席を求めます。    (阿部寿一議員 出席)       ――――――――――――――――――――――――――――― ○佐藤良 議長 日程第9 五月女裕久彦議員ほか11名の議員から議案が提出されております。                                〔議案は巻末に掲載〕 ○佐藤良 議長 議第1号を議題とし、審議に入ります。  この際、お諮りいたします。議第1号は、提出者の説明、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤良 議長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  これから議第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決定することにご賛成の議員の起立を求めます。    (賛成者 起立) ○佐藤良 議長 起立全員であります。  したがって、議第1号は原案のとおり可決されました。  以上で今招集会議の議事は全て終了いたしました。  第393回招集会議の閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。  今会議は、私ども議員にとりましては、当選後初めての会議であり、新しい議会構成のための重要な議事が審議されるなど、極めて意義深い会議でありました。議員各位には、終始格別なるご協力を賜り、ここに全ての議事が終了し、閉会の運びとなりましたことは、誠に喜びに堪えない次第であります。  また、今会議において、議会活動のための体制が整いましたので、誕生150年を迎えます本県のさらなる発展のため、一層の研さんを重ねまして、県民の負託に応えられますよう念願いたします。  結びに、知事をはじめ執行部並びに報道関係各位のご協力とご支援を賜りましたことに対し厚くお礼を申し上げまして、ご挨拶といたします。  これをもちまして散会いたします。 ◎柏瀬仁 事務局長 ご起立願います。礼。    (総員起立 礼)     午前11時38分 散会...