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令和 5年 2月議会運営委員会(令和4年度)−02月13日-01号

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  1. 栃木県議会 2023-02-13
    令和 5年 2月議会運営委員会(令和4年度)−02月13日-01号


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    最終取得日: 2024-09-28
    令和 5年 2月議会運営委員会(令和4年度)−02月13日-01号令和 5年 2月議会運営委員会(令和4年度)    議会運営委員会会議記録 1 開会日時  令和5年2月13日(月)午前10時58分〜午前11時38分 2 場  所  議会運営委員会室 3 委員氏名   委 員 長    佐 藤   良   副委員長    早 川 桂 子   副委員長    西 村 しんじ   委  員    岡 部 光 子           金 子 武 蔵           塩 田 ひとし           高 山 和 典           吉 羽   茂           中 島   宏           渡 辺 幸 子           松 井 正 一           阿 部 寿 一 4 委員外議員出席者   議 長     山 形 修 治
      副議長     池 田   忠   議 員     野 村 せつ子   議 員     青 木 克 明   議 員     湯 澤 英 之   議 員     横 松 盛 人   議 員     あ べ ひろみ 5 執行部出席者   知 事     福 田 富 一   副知事     北 村 一 郎   副知事     末 永 洋 之   経営管理部長  國 井 隆 弘 6 議会事務局出席者   議会事務局長  大 橋 哲 也   次長兼総務課長 菊 池   薫   議事課長    大 野 光 二   政策調査課長  横 山 泰 治 7 出席を求めた参考人 なし 8 会議に付した事件  (1)第391回通常会議について  (2)知事提出議案等について  (3)人事案件の取扱いについて  (4)予算案及び予算関連議案の取扱いについて  (5)通常会議の日程について  (6)議員提出条例案について  (7)質疑・質問について  (8)議員派遣報告について  (9)議事日程について  (10)執行部への出席要求について  (11)請願・陳情について  (12)意見書案・決議案について  (13)議事堂ホールコンサートについて  (14)本会議等のテレビ・ラジオ放送について  (15)その他 9 その他の必要事項     なし             ────────────────────                午前10時58分 開会 ○佐藤良 委員長 開会に先立ち、ご報告いたします。  今通常会議議員提案による条例が提出される予定でありますので、本日は、その概要について説明していただくため、提出者であります栃木県議会条例作成検討会構成議員を代表いたしまして、関谷議員白石議員にご出席をいただいておりますので、ご了承願います。  定刻前ではありますが、皆さんおそろいになりましたので、ただいまから議会運営委員会を開会いたします。  この会議の会議録署名委員に、松井委員阿部委員を指名いたします。ご了承願います。  それでは、早速、協議事項に入ります。  会議順序3(1)第391回通常会議についてです。  第391回通常会議は、来週2月20日月曜日に開会することとなっております。  また、知事から同日付で、議案等が提出される予定です。  次に、(2)知事提出議案等についてです。  知事から概要を説明していただきます。  説明は着席のままで結構です。  福田知事。 ◎福田 知事 おはようございます。  提出予定議案等についてご説明を申し上げます前に、一言ご報告を申し上げます。  はじめに、新型コロナウイルス感染症感染症法上の位置づけにつきましては、5月8日に新型インフルエンザ等感染症から5類感染症に変更する方針が国から示されました。県といたしましては、国や市町、関係機関十分連携を図りながら、県民の命と健康を守ることを第一に、混乱なく5類感染症への移行が行われるよう、必要な準備を確実に進めてまいります。  次に、本年は、栃木県が誕生して150年の節目の年となります。150年記念行事につきましては、本県の歴史・文化等の再認識や魅力の発信、若者の活躍促進等をコンセプトに準備を進め、郷土愛の醸成につなげてまいりますので、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。  また、G7栃木県・日光男女共同参画女性活躍担当大臣会合につきましては、会合の成功に万全を期すとともに、本県の魅力を国内外に発信していくほか、記念シンポジウムを開催するなど、男女共同参画女性活躍を推進してまいります。  次に、令和5年度の県政運営基本方針について申し上げます。  国は、総合経済対策の実行により、物価高を克服しつつ、デジタルトランスフォーメーション等成長分野への計画的で大胆な投資を官民連携の下で推進していくとともに、少子化対策こども政策の充実などに取り組むこととしております。  本県といたしましても、こうした国の動きに呼応しながら、とちぎの輝く未来を切り開く施策を積極的に推進してまいりたいと考えております。  このため、令和5年度は、政策経営基本方針に基づき、いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会のレガシー等の未来への継承、若者、女性に選ばれる魅力あるとちぎづくり、新型コロナウイルス感染症の克服とポストコロナにおける本県産業の競争力の強化、デジタルトランスフォーメーション及びカーボンニュートラルの実現に向けた取組の推進の4点を重点事項として、全庁一丸となって取り組んでまいります。  令和5年度当初予算の編成に当たりましては、中期的な視点に立った財政運営を基本としつつ、選択と集中を図りながら必要な財源を確保し、栃木県誕生150年及びG7男女共同参画女性活躍担当大臣会合の開催を契機とした郷土愛の醸成や本県の魅力発信をはじめ、ただいま申し上げました政策経営基本方針に掲げた重点事項の積極的な展開、とちぎ未来創造プランやとちぎ創生15(いちご)戦略(第2期)の着実な推進を図ることといたしました。  このような考え方により編成いたしました結果、令和5年度一般会計予算の総額は、前年度比3%減の9,786億円となりました。  また、令和4年度一般会計補正予算は、国の物価高克服経済再生実現のための総合経済対策に呼応し、本県産業競争力強化に取り組むとともに、社会福祉施設防災力強化のための施設整備等を支援するなど、必要な対策を適切に講じるほか、予算の執行状況を精査の上、今後の安定的な財政運営の確保に配慮して編成したものであります。  次に、提出予定議案等についてご説明申し上げます。  今回提出を予定しております議案等は62件です。  内訳としましては、令和5年度当初予算案関係が令和5年度栃木県一般会計予算など16件、条例案が栃木県カーボンニュートラル実現条例の制定についてなど17件、その他の議案が栃木県教育委員会委員任命同意についてなど8件です。  次に、令和4年度補正予算案関係が令和4年度栃木県一般会計補正予算(第10号)など8件、条例案が栃木県国民健康保険広域化等支援基金条例の廃止について1件、その他の議案が市町村が負担する金額についてなど11件、報告が知事の専決処分事項について1件です。  以上のうち、第34号議案は、栃木県教育委員会委員工藤敬子氏の任期が来る2月24日に満了いたしますので、その後任として永島朋子氏を任命することについて議会の同意を求めるものですが、人事に関する案件ですので、会議の初日において議決いただきますようお願いいたします。  以下、提出予定議案等の概要につきましては、経営管理部長に説明をさせます。 ○佐藤良 委員長 國井経営管理部長。 ◎國井 経営管理部長 それでは、提出予定議案の概要につきまして、資料に基づいてご説明を申し上げます。  3ページをお願いいたします。  第1号議案令和5年度一般会計予算ですが、予算規模及び予算編成の考え方は、ただいま知事からご説明を申し上げましたとおりです。  3予算構造でございますが、(1)の歳入は、企業業績の回復等により、県税が80億円の増、地方消費税清算金も106億円の増となっております。  一方で、地方交付税臨時財政対策債を合わせました額が91億円の減となるほか、医療福祉関係経費の増等によりまして引き続き財源不足が生じましたため、県債管理基金の活用などにより所要の財源の確保を図ったところです。  4ページをお願いいたします。  (2)歳出ですが、投資的経費は、補助事業河川改良復旧事業費の増等により増加した一方、単独事業那須庁舎整備費の減等により減少したところです。  義務的経費は、退職手当公債償還費が減となった一方、医療福祉関係経費税交付金等が増となっているところです。  その他の経費は、いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会の開催経費が皆減となるほか、新型コロナウイルス感染症対策経費が減となるなど、全体として減少しているところです。  なお、令和5年度末の県債残高は、資料下部に記載のとおり、1兆1,668億円となる見込みです。  続く5ページから8ページは、計数を整理した表ですので、説明は省略させていただきます。  続きまして、9ページをお願いいたします。  第2号議案から第10号議案特別会計9会計の予算案となっております。  特別会計の予算額の総額は、B欄の合計で、2,181億6,917万円となっております。  続きまして、10ページをお願いいたします。  第11号議案から第16号議案につきましては、企業会計6会計の予算案となっております。  予算額の合計は、276億2,100万円です。  11ページをお願いいたします。  第42号議案令和4年度の補正予算案です。  冒頭の四角囲みに記載いたしましたとおり、国の物価高克服経済再生実現のための総合経済対策に呼応しまして、本県産業競争力強化に取り組むとともに、社会福祉施設防災力強化のための施設整備等を支援するなど、必要な対策を適切に講じるものです。  また、歳入歳出は、現段階における見込みにより精査を行い、今後の財政運営の安定に資するため、財政調整的基金の涵養を図ることとし、編成したものです。  補正額は、1に記載いたしましたとおり、268億7,613万円の減額となっております。  内訳としましては、国経済対策追加分として35億3,889万円を計上する一方、通常分として、239億9,365万円の減額となっているところです。  2補正後累計は、1兆767億5,030万円です。  3補正の財源、4歳出の主な内容は、記載のとおりです。  なお、13ページ、14ページは、計数を整理した表ですので、説明は省略させていただきます。  続きまして、15ページをお願いいたします。  第43号議案は、特別会計補正予算案です。国民健康保険特別会計につきまして、補正を行うものです。  続いて、16ページをお願いいたします。  第44号議案から第49号議案までは、企業会計補正予算案で、企業会計6会計につきまして、それぞれ備考欄記載の内容の補正を行うものです。  17ページをお願いいたします。  このページから条例案についてご説明を申し上げます。  第17号議案は、カーボンニュートラルの実現に関する施策及び取組の基本となる事項を定めること等により、地球温暖化の防止及び持続可能で活力ある本県の経済社会の構築を図るため、新たに条例を制定するものです。
     第18号議案は、いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会レガシー基金を設置するため、新たに条例を制定するものです。  第19号議案は、旅券法の一部改正等に伴いまして所要の改正をするものです。  第20号議案は、フグに関する知識及び技術等の認定に係る試験の手数料を定めること等のため、所要の改正を行うものです。  第21号議案は、栃木県林業センターが新たに実施いたします栃木県林業大学校研修に関し必要な事項を定めるため、所要の改正を行うものです。  第22号議案は、質の高い自然体験活動の促進のための協議会の設置及び計画の認定に係る制度を創設すること等のため、所要の改正をするものです。  18ページをお願いいたします。  第23号議案は、栃木県立衛生福祉学校保健看護学部看護学科専科夜間課程を廃止するため、所要の改正をするものです。  第24号議案は、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、所要の改正をするものです。  第25号議案は、栃木県動物の愛護及び管理に関する条例に基づく犬の抑留に係る事務等を新たに宇都宮市に移譲すること等のため、所要の改正を行うものです。  第26号議案は、県営住宅のうち改良住宅の建て替えに関し必要な事項を定めるため、所要の改正を行うものです。  第27号議案は、学校職員の定数について所要の改正をするものです。  第28号議案は、公立小中学校統廃合等に伴い、僻地学校等について所要の改正を行うものです。  19ページをお願いいたします。  第29号議案は、非常勤教育職員等報酬日額の限度額を4万円に改定するため、所要の改正をするものです。  第30号議案は、博物館法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。  第31号議案は、栃木県総合運動公園北中央エリアテニスコートの夜間の利用時間区分を設けることに伴い、新たにその利用料金の基準額を定めること等のため、所要の改正を行うものです。  第32号議案は、道路交通法の一部改正に伴い、特定自動運行許可申請手数料を定めること等のため、所要の改正を行うものです。  第33号議案は、栃木県県南高等看護専門学院を廃止するため、条例を廃止するものです。  次に、その他の議案関係について説明いたします。  第34号議案は、先ほど知事からご説明を差し上げました人事案件です。  第35号議案は、宇都宮市と日光市の境界を変更するため、議会の議決を求めるものです。  20ページをお願いいたします。  第36号議案及び第37号議案は、指定管理者の指定について、第38号議案は、県道路線の変更について、第39号議案は、包括外部監査契約の締結について、それぞれ議会の議決を求めるものです。  第40号議案は、一級河川の指定の変更に関し、同意する旨の意見を述べることについて議会の議決を求めるものです。  21ページをお願いいたします。  第41号議案は、地方独立行政法人栃木リハビリテーションセンター中期計画を認可することについて議会の議決を求めるものです。  22ページをお願いいたします。  第50号議案は、栃木県国民健康保険広域化等支援基金を財源とする事業の終了に伴い、基金条例を廃止するものです。  第51号議案から第53号議案は、県の行う建設事業に対し、市町村が負担する金額の変更について、それぞれ議決を求めるものです。  以降23ページにかけてですが、第54号議案から第56号議案は、工事請負契約の締結について、第57号議案から第59号議案は、特定事業契約の変更について、それぞれ議決を求めるものです。  24ページをお願いいたします。  第60号議案及び第61号議案は、工事請負契約の変更について、それぞれ議決を求めるものです。  次に、報告関係について説明いたします。  報告第1号は、知事の専決処分事項の報告で、26ページにかけてですが、工事請負契約の変更についてが5件、損害賠償の額の決定及び和解についてが17件です。  以上が提出を予定しております議案等の概要です。よろしくお願いいたします。 ○佐藤良 委員長 ただいまの説明に対し、議事運営に関しまして質疑があればお願いしたいと思います。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 質疑がないようですので、これをもって質疑を終了いたします。  知事以下執行部の皆様は退席していただいて結構です。お疲れさまでした。                 (知事以下執行部退席) ○佐藤良 委員長 次に、(3)人事案件の取扱いについてです。  お諮りいたします。  先ほど説明がありました第34号議案栃木教育委員会委員任命同意については、人事に関する案件でございますので、今通常会議初日に、質疑及び委員会付託を省略し、採決することでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 委員外議員の皆さんはいかがですか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  次に、(4)予算案及び予算関連議案の取扱いについてです。  申合せにより、予算特別委員会総括質疑の実施の有無等については、予算特別委員会理事会の意見を踏まえ、当委員会で決定することとなっております。  予算特別委員長から議長宛てに、「今回の令和4年度補正予算案は、不用額の整理などにより、約268億円の減額で、増額される部分は、財政調整的基金への積立金、市町への税交付金国直轄事業への負担金のほか、生活福祉資金貸付事業費の積み増しなどにより、既存事業の継続によるものが大半であり、常任委員会で十分な審査が可能であることから、補正予算案等について総括質疑を実施しない判断をした。なお、令和5年度当初予算案等については、総括質疑を実施する。」旨、報告がありました。  それでは、お諮りいたします。  補正予算案等についての総括質疑を実施せず、補正予算案及び補正予算関連議案である第42号議案から第50号議案までについては、予算特別委員会に付託しないことでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 委員外議員の皆さんはいかがですか。               (「異議があります」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 野村議員。 ◆野村せつ子 議員 日本共産党栃木県議団は付託すべきと考えます。総括質疑の機会は、県民の皆さんにテレビ等で放映されることによって、県議会で審査されている議案の中身を広くお知らせする重要な機会でもあると思います。以上の理由から付託を希望いたします。 ○佐藤良 委員長 ほかにございますか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ただいま野村議員からご意見がありました。  それでは、改めてお諮りいたします。  予算案等につきまして、総括質疑は実施せず、予算特別委員会に付託しないことでご異議はありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  なお、予算案及び予算関連議案は、所管常任委員会に付託されることとなりますので、ご了承願います。  次に、予算特別委員会に付託される当初予算案及び当初予算関連議案についてです。  資料1ページの選定基準に基づき、資料2ページの議案付託表(案)のとおり選定いたしました。  この案のとおり、本会議において付託の議決を行うことといたしますので、ご了承願います。  次に、(5)通常会議の日程についてです。  資料3ページのとおり、第391回通常会議日程案を作成いたしました。  お諮りいたします。  この案のとおりでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  次に、(6)議員提出条例案についてです。  資料4ページから7ページのとおり、整理の都合上、仮の番号を付しておきましたので、ご了承願います。  それでは、議第11号栃木県ケアラー支援条例の制定について、提出議員を代表いたしまして、関谷議員白石議員に説明をお願いしたいと思います。  説明は着席のままで結構です。  関谷議員。 ◆関谷暢之 議員 それでは、提出者を代表いたしまして、栃木県ケアラー支援条例案の概要について説明させていただきます。  資料4ページをご覧ください。  二元代表制の一翼を担う議会は、執行機関とはまた別の視点から県民の多様なニーズを県政に反映させることが求められており、本県ではこれまで8本の議員提案条例を成立させるなど政策立案に取り組んできたところです。  今回のケアラー支援条例は、2年ぶり9本目の議員提案による政策条例であり、これまで関係団体などから意見聴取も行いながら検討を重ねてまいりました。  今般、パブリックコメントの手続も終了いたしましたので、今通常会議条例案として提出させていただくものです。  なお、パブリックコメントを昨年12月16日から本年1月16日まで実施したところですが、8名の方から14件のご意見が寄せられました。いずれも条例の趣旨にご賛同いただいたものでした。  それではまず、条例制定の背景について申し上げます。  我が国では、介護サービスをはじめとした様々な支援が講じられてきたところでありますが、援助を提供する方、いわゆるケアラーに対しては、社会的認知度や支援策は十分とは言い難い状況であり、ケアラーへの支援は大きな社会課題となってきております。そのため、社会全体でケアラーを支えていく必要性があることから、この条例案を提出することといたしました。  次に、条例案について説明いたします。  資料の5ページをご覧ください。  この条例は、全17条で構成されており、第1条は条例の目的を定めております。ケアラー支援に関し、基本理念や県の責務等を定め、全てのケアラーが個人として尊重され、社会から孤立することなく、安心して生活することができる地域社会の実現に寄与することを目的としております。  続いて、第2条で用語の定義、第3条では基本理念について定めております。 基本理念では、ケアラー支援は、全てのケアラーが個人として尊重されること等を規定しております。  第4条は県の責務、第5条は市町村との連携について定め、第6条から第9条までは、県民、事業者、関係機関支援団体等の役割を規定しております。  続いて、第10条では、県が策定すべき基本計画について規定をしております。  第11条以降は、県が行う普及啓発や人材の育成及び確保、教育機関等への助言などを規定しております。  施行期日については、令和5年4月1日としております。  以上が条例案の概要であります。よろしくお願いいたします。 ○佐藤良 委員長 ただいまの説明に対し、議事運営に関しまして質疑があればお願いしたいと思います。ありませんか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 委員外議員の皆さんはいかがですか。
     野村議員。 ◆野村せつ子 議員 この場で、議案の内容に関する質疑が保障されていないというのは大変残念に思っております。ぜひ1人会派の質疑を保障する機会というのをつくっていただきたいと思います。議会運営委員会で、それが難しいのであれば、知事提出議案等と同じように議案調査などの機会をぜひつくっていただきたいと要望したいと思います。 ○佐藤良 委員長 それでは、議員提出議案についても説明会を実施してほしいというご質問だったと思いますが、ただいまの質問に関しまして、検討会では、どのようにお考えなのか、関谷議員にお答えいただければと思います。  関谷議員。 ◆関谷暢之 議員 質疑の機会をということですが、当検討会といたしましては、検討過程、そして条例案の骨子案等々ができたところから、パブリックコメントを開始する折、そしてパブリックコメントのご意見等の報告等含めて、各会派、1人会派の皆さんにも情報提供については行ってきたという認識でおります。知事提出の案件でもそうかと思いますが、それぞれの会派あるいは議員個人としても、それぞれに議案調査として個別のお問合せ等々をされているものと思いますので、そうした機会については検討会として一切拒むものではありませんので、直接のお問合せには応じるということについては行ってまいりたいと考えておりますので、そうしたことでご理解いただければと思っております。 ○佐藤良 委員長 野村議員。 ◆野村せつ子 議員 ご回答ありがとうございました。ただ、議案提出に当たっての改めての質疑ということは、やはり保障されてしかるべきだろうと思います。その点はぜひ今後のご検討をお願いしたいということで、重ねて要望させていただきたいと思います。 ○佐藤良 委員長 要望ということですか。                  (「はい」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ほかに議事運営に関しまして質疑があればお願いいたします。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 それでは質疑がないようですので、これをもって質疑を終了いたします。  関谷議員白石議員は退席していただいて結構です。お疲れさまでした。                  (関谷議員白石議員退席) ○佐藤良 委員長 それでは、この条例案の取扱いについてお諮りいたします。  議第11号については、資料のとおり、今通常会議の初日の本会議に議案として提出することで、また、生活保健福祉委員会に付託することでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 委員外議員の皆さんはいかがですか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  なお、議案の番号は、仮の番号のとおりといたしますので、ご了承願います。  また、議案の趣旨説明者は関谷議員です。ご了承願います。  次に、お諮りいたします。  本議案の常任委員会の審査における説明のため、提出議員が3月2日木曜日に生活保健福祉委員会に出席することとなります。そこで、先例を踏まえ、同日の生活保健福祉委員会以外の常任委員会の開始時刻を30分繰り下げ、10時30分とすることでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 委員外議員の皆さんはいかがですか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認めそのように決定いたしました。  次に、(7)質疑・質問についてです。  お諮りいたします。  質疑と質問は、併せて行うことでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  質疑・質問者数、会派別の質疑・質問順序等は、資料8ページから9ページのとおりです。  それでは、質疑・質問者の氏名を明日14日火曜日までに議長宛てに報告願うとともに、申合せにより、発言通告書を質問を行う2日前までに議長宛てに提出願います。  次に、(8)議員派遣報告についてです。  第390回通常会議散会後に実施をされました議員派遣につきましては、10ページの資料のとおり、今通常会議初日の本会議に報告することとなります。ご了承願います。  次に、(9)議事日程についてです。  資料11ページから14ページのとおり、2月20日、22日、27日及び28日の議事日程案を作成いたしましたので、ご協議願います。  それでは、お諮りいたします。  この案のとおりでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  次に、(10)執行部への出席要求についてです。  お諮りいたします。  今通常会議において、議場における説明のため出席を求める者は、資料15ページ、案のとおりとすることでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  次に、(11)請願・陳情についてです。  今通常会議では、2月17日金曜日午後5時15分までに提出されました請願・陳情を審査対象としますが、陳情につきましては、会派からの申出により、委員会に付託されることとなります。委員会付託の申出期限を21日火曜日午後5時15分といたしますので、周知をお願いいたします。  次に、(12)意見書案・決議案についてです。  意見書案・決議案の提出期限は、申合せにより、今通常会議最終日前日に開催されます議会運営委員会の3日前、3月9日木曜日午後5時15分といたします。ご了承願います。  次に、(13)議事堂ホールコンサートについてです。  コンサートの概要は、資料16ページから17ページのとおりとなっておりますが、その内容につきまして事務局次長から説明させます。  菊池次長。 ◎菊池 次長兼総務課長 議事堂ホールコンサートにつきましてご説明いたします。  資料16ページ、議事堂ホールコンサート開催要領をご覧ください。  2月議会の開議日であります2月20日月曜日に、議事堂1階エントランスホールにおきまして、議事堂ホールコンサートを実施する予定です。  新型コロナウイルス感染症の影響により、3年ぶりの開催となりますが、座席数を従来の144席から半数の72席に減らすなど、感染防止策を講じることとしております。  今回の内容は、栃木県交響楽団と鹿沼市出身のアルト歌手である城守香さんとの共演です。演奏曲目は、記載のとおりです。  なお、コンサートの実施に伴いまして、2月20日の本会議は午前10時45分に開会となりますので、ご承知おき願います。  説明は以上です。 ○佐藤良 委員長 ただいまの説明につきまして質疑があればお願いしたいと思います。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 委員外議員の皆さんはいかがですか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 先ほど説明にもありましたが、2月20日月曜日は本会議の開会時刻が午前10時45分となりますので、周知をお願いいたします。  次に、(14)本会議等のテレビ・ラジオ放送についてです。  お諮りいたします。  今通常会議本会議等のテレビ・ラジオ放送については、資料18ページ、案のとおりとすることでご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ご異議がないと認め、そのように決定いたしました。  用意した議題は以上となりますが、その他何かございますか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 ありませんか。  委員外議員の皆さんはいかがですか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり) ○佐藤良 委員長 それでは、次回の委員会についてです。  先ほどの日程に基づき、3月14日火曜日午前11時に招集する予定でありますので、よろしくお願いいたします。  それでは、これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。                  午前11時38分 閉会...