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  1. 栃木県議会 2022-08-03
    令和 4年 8月生活保健福祉委員会(令和4年度)-08月03日-01号


    取得元: 栃木県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-28
    令和 4年 8月生活保健福祉委員会(令和4年度)-08月03日-01号令和 4年 8月生活保健福祉委員会(令和4年度)      生活保健福祉委員会会議記録 1 開会日時  令和4年8月3日(水)午前10時12分~午前10時35分 2 場  所  第1委員会室 3 委員氏名   委 員 長    加 藤 雄 次   副委員長    渡 辺 幸 子(欠席)   委  員    相 馬 政 二           加 藤 正 一           青 木 克 明           山 形 修 治           小 林 幹 夫           螺 良 昭 人 4 委員外出席議員    なし 5 執行部出席者 (1)保健福祉部    保健福祉部長            仲 山 信 之    次長兼保健福祉課長         福 田 研 一    保健福祉部参事           塚 田 三 夫
       参事兼生活衛生課長         八木沢 和 夫    医療政策課長            髙 橋 一 貴    高齢対策課長            斎 藤 文 隆    感染症対策課長           林   恭 子    障害福祉課長            篠 崎 岳 彦    こども政策課長           谷田部   貴    薬務課長              小 林 由 典    保健福祉課総務主幹         齋 藤 成 宏 6 出席を求めた参考人  なし 7 会議に付した事件 (1)付託議案の審査及び採決 8 その他の必要事項  なし             ────────────────────                午前10時12分 開会 ○加藤雄次 委員長 改めて、おはようございます。  渡辺副委員長は、都合により欠席する旨連絡がありましたので、ご了承願います。  ただいまから生活保健福祉委員会を開会いたします。  本日の会議録署名委員に、小林委員螺良委員を指名いたします。ご了承願います。  最初に、執行部への出席要求についてです。  本日の委員会において、説明のため出席を求めた者は、配付資料のとおりです。ご了承願います。  これから議事に入ります。  本日は、今臨時会議において議長から本委員会へ付託のありました第1号議案令和4年度一般会計補正予算(第4号)を議題とし、審査を行います。  質疑は全ての説明終了後に行いますので、ご了承願います。  それでは、執行部の説明を求めます。  なお、説明は着席のままで結構であります。  仲山保健福祉部長。 ◎仲山 保健福祉部長 生活保健福祉委員会の委員の皆様には、新型コロナウイルス感染症への対応に当たり、特段のご指導、ご支援を賜りまして厚く御礼を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症につきましては、全国の状況と同様、本県におきましても新規感染者数の急速な増加が継続しており、今後の感染者数のピークが見通せない状況にあります。  県といたしましては、可能な限り感染拡大防止社会経済活動の両立を図ってまいりたいと考えておりますが、病床使用率も直近では50%を超え、医療提供体制の負荷も高まってきていることから、他都道府県状況等も踏まえつつ、感染拡大を防止するための必要な対策を迅速に講じてまいります。  なお、先ほど本会議で知事からも報告がありましたが、国におきましては社会経済活動を維持しながら感染拡大に対応する都道府県への支援を決定し、BA.5対策強化宣言の考え方が示されました。  この宣言は、医療の負荷の増大が認められる場合に、都道府県が宣言を行った上で県民や事業者の皆様に必要な協力要請等を実施するものであり、本県におきましても、有識者会議のご意見等を踏まえ、国と協議を進めつつ、明日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し宣言を行うことを決定してまいりたいと考えております。  また、高齢者施設等の職員に対する頻回検査の実施に加えまして、臨時医療施設の開設など、保健医療提供体制充実強化を図りますとともに、市町等と連携し、ワクチン3回目、4回目の接種を着実に進めてまいりますので、委員の皆様のご支援を賜りますようお願いいたします。  それでは、保健福祉部補正予算関係議案の概要について、ご説明をいたします。 資料1の2ページをお開きください。  今回は、物価高騰等に伴います生活困窮者への新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に関する経費や、新型コロナウイルス感染症に係る転院等を受け入れた医療機関への協力金の支給、高齢者施設等における集中検査に要する経費のほか所要の補正によりまして、補正額の総額は1一般会計補正額B欄の計のとおり22億8,493万5,000円の増で、補正後の額は、その右隣ですが、2,152億3,613万8,000円となります。  詳細につきましては、次長兼保健福祉課長及び所管課長からご説明を申し上げますので、ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○加藤雄次 委員長 福田次長保健福祉課長。 ◎福田 次長兼保健福祉課長 保健福祉課です。  お手元の資料1の3ページをお開きください。  国の経済対策に呼応しました各事業についてご説明いたします。  まず1フードバンク活動促進支援事業費です。  コロナ禍におきまして物価高騰等に直面する生活困窮者を支援するため、食料、生活必需品の支援を行うフードバンク活動等実施団体に対しまして、食料品や日用品の購入費等を助成するものです。  補助額は、県内でフードバンク活動を実施する団体に対し1か月10万円、3か月分の30万円を上限として緊急的に支援することとします。  続きまして2物価高騰生活困窮者自立支援金支給事業費です。  新型コロナウイルス感染症の影響により、生活困窮世帯に対しては、これまで国が創設しました新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金により経済的支援を行ってきたところですが、今般の物価高騰等の影響で、より生活が厳しいものとなっている世帯に対し、新たに県独自の支援金を支給することとし、その経費を計上するものです。  支給対象新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の再支給を終えた世帯、すなわち新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金初回支給と再支給合わせて6か月間受給を受けた世帯で、1世帯当たり5万円を支給するものです。  プッシュ型による迅速な支給を可能とするため、実施主体新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金と同様、福祉事務所を設置しております県と市で、町分は県が対象者に直接支給、市分は県から10分の10の割合で補助しまして、市から交付というスキームとなっております。  続きまして、5ページにお進みください。  各課共通する事業の8社会福祉施設等車両燃料費高騰対策事業費です。  介護施設医療施設等が事業に利用する車両の燃料費に対する助成経費です。  社会福祉施設等において、自宅訪問サービス利用者送迎等に車両を使用しておりますが、原油価格高騰等により燃料費の負担が増大していることから、サービスの安定的な提供が継続できますよう、資料に記載の各種施設、およそ5,500の施設に対しまして補助金を交付することとします。  補助額は、訪問等利用車両1台につき6,000円、通所等利用車両1台につき1万円として、施設の種類ごとに台数に上限を設定しております。  保健福祉課の説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○加藤雄次 委員長 髙橋医療政策課長。 ◎髙橋 医療政策課長 医療政策課です。  資料の3ページにお戻り願います。  3新型コロナウイルス感染症転院等対応医療機関協力金です。  この事業は、新型コロナウイルス感染症患者転院等を受け入れた医療機関に対し、患者の受入れ実績に応じて協力金を支給するものです。  協力金の内訳として3種類あります。  1つ目は入院受入れ体制の確保を図るため、重症患者妊婦等の特別な配慮が必要な患者の入院を受け入れた医療機関に1床当たり100万円を上限に支給するものです。  2つ目は、新型コロナウイルス感染症病床回転率の向上を図るため、回復傾向にある患者の転院を入院受入医療機関から受け入れた医療機関に対しまして、1床当たり20万円を支給するものです。  3つ目は2つ目と同様に、新型コロナウイルス感染症病床回転率の向上を図ることを目的に、新型コロナウイルス感染症から回復した後も引き続き入院管理を要する患者の転院を入院受入医療機関から受入医療機関に、1人につき10日を上限として1日1床当たり2万円を支給するものです。  医療政策課の説明は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○加藤雄次 委員長 林感染症対策課長。 ◎林 感染症対策課長 資料4ページをお開きください。  4新型コロナウイルス感染症高齢者施設等集中的検査事業費です。  この事業は、急速な感染拡大に対応するため、重症化リスクの高い高齢者が入所する施設や、ワクチンの対象にならない未接種の子供たちが通う幼稚園等において集中的に検査を実施するもので、経費として14億円を計上しております。  説明欄の1高齢者施設等職員検査事業費は、高齢者施設及び障害者施設におけます新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、これらの施設の職員に対して毎週1回の抗原定量検査を実施するものです。  2幼稚園等感染発生検査事業費は、幼稚園保育所等陽性者が発生した場合に、希望する幼稚園等に対しクラスなど一定の範囲を対象に抗原定量検査を実施するものです。  いずれの事業も、現在の感染拡大への対応として8月から9月に実施するものです。  感染症対策課の説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○加藤雄次 委員長 篠崎障害福祉課長。 ◎篠崎 障害福祉課長 障害福祉課です。  5障害者就労継続支援事業所生産活動機能強化事業費です。  この事業は、原油価格物価高騰等により経費が増大する中で、障害者就労継続支援事業所が行う生産活動機能強化に要するための経費に対し助成するものです。  物価高騰等により商品等への価格転嫁がなされ、これにより事業所からの受注や収益の減少につながり、ひいては働く障害者の工賃への影響や事業継続が困難になるおそれがあります。このため、事業の高効率化や商品の高品質化のために必要となる設備導入経費等の補助を通じ事業を下支えすることで、物価高騰等負担軽減及び障害者の就労の維持確保を図るものです。  障害福祉課の説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○加藤雄次 委員長 谷田部こども政策課長。 ◎谷田部 こども政策課長 こども政策課です。  6私立幼稚園等給食費保護者負担軽減事業費です。  この事業は、原油価格や物価の高騰の影響により私立幼稚園などにおける給食費食材価格が高騰していることから、子供たちに提供する給食の質の確保や保護者経済的負担の軽減を図ることを目的とするものです。  その内容としては、給食の食材費高騰分として1人当たり月375円を私立幼稚園などに助成するもので、この金額は、国で定める公定価格を参考に、食材の物価上昇分を算出し、その一部として算出したものです。  対象とする施設は、県内に所在地がある私立幼稚園認定こども園私立保育所など721施設としており、対象とする期間は、今月8月から来年の令和5年3月までとしております。  こども政策課の説明は以上です。 ○加藤雄次 委員長 八木沢参事生活衛生課長。 ◎八木沢 参事兼生活衛生課長 生活衛生課です。  7一般公衆浴場燃料価格高騰対策事業費です。  この事業費は、一般公衆浴場いわゆる銭湯に対して原油価格の高騰に伴う燃料費高騰分について助成するものです。  一般公衆浴場は、住民の入浴の機会を確保するため日常生活において欠くことのできない施設として、現在県内には7施設ありますが、これらの施設の入浴料金は、物価統制令によって最高限度額が制限されているため、事業者はその料金を自由に引き上げることができません。  このため、燃料費高騰分入浴料金に転嫁することができない上、支出に占める燃料費の割合が高いこともあり、このたびの原油価格の高騰が経営に大きな影響を与えている状況にあります。  このような現状を踏まえ、一般公衆浴場の経営の安定化を図ることにより、住民の入浴の機会を確保できるよう支援してまいりたいと考えております。  説明は以上です。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○加藤雄次 委員長 以上で説明は終了いたしました。  委員の質疑をお願いいたします。  加藤委員。 ◆加藤正一 委員 説明の中で、感染症対策課の事業についてお伺いします。  4新型コロナウイルス感染症高齢者施設等集中的検査事業ですけれども、この内容については先月26日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で示されたものに基づいて予算措置されたものと理解しております。  実施時期は8月から9月と示されながら、本議会で議決後速やかにその実施に向けて進むと思うのですが、高齢者施設等幼稚園等感染者が発生した場合という想定をされていますけれども、それぞれどの程度の規模を想定した上で予算化をしたものなのか、まずそこから教えてください。 ○加藤雄次 委員長 林感染症対策課長。 ◎林 感染症対策課長 まず高齢者施設等の職員の検査については、宇都宮市を除く高齢者施設障害者施設従事者5万人を対象として算定したものです。
     また、幼稚園は発生した都度と考えており、第6波のときに、子供たちの施設の中で一番多いときに1週間で98施設ぐらいが発生していますので、それを基に1クラス大体30人くらいのところが1週間に100施設出るということが2か月続くというような想定等をいたしまして、大体5万人ということを見込んで算定したものです。 ○加藤雄次 委員長 加藤委員。 ◆加藤正一 委員 続けてお伺いをします。  例えば高齢者施設で、週1回検査を実施するということですけれども、その検査の実施方法について、お聞かせいただきたい。  週1回、例えば、あるAという施設で職員等がこれだけいるというと、週1回の中で何曜日かに分けてやっていくのか、1回当たりの人数を、ある程度目安をつけてやっていくのか。ついては、検査をどのように行っていくのか、続けてお聞かせをいただきたいと思います。 ○加藤雄次 委員長 林感染症対策課長。 ◎林 感染症対策課長 実施方法についてですが、検査のための採取容器に唾液を取りますので、採取容器を施設にお送りしておいて、1週間に1度、職員全員分の検査を毎週やっていく想定です。 ○加藤雄次 委員長 加藤委員。 ◆加藤正一 委員 これだけの規模の検査を実施していく上で、また、全国的に検査を拡大していく中で、必要な資機材の確保、試薬を含めて、しっかり確保するめどがあるのかどうか。  それと、仮に週1回検査をした結果、職員に複数陽性者が出た場合に、施設間でスタッフサポート、応援みたいな何か仕組みを整えたと思うのですが、仮に施設で感染者が複数出た場合に、スタッフサポートというのはどうやってしていくのか、その辺りについてもお聞かせください。 ○加藤雄次 委員長 林感染症対策課長。 ◎林 感染症対策課長 まず1点目のご質問の試薬についてです。こちらは今、PCR検査の試薬が少ないというお話もありますし、抗原定性検査キットも少し品薄だという情報はありますが、それは国がメーカーと調整し確保していると聞いております。  この検査に関しては、その2つではなくて抗原定量検査で、抗原定性検査よりは精度が高く、ほぼPCR検査に近い精度のものにさせていただいております。この試薬等の不足は確認されておりませんので、確保できるものと思っております。  それから2点目の、週1回の検査で陽性になった場合は、まずは嘱託医、協力医と連携しまして、施設での感染拡大を抑え込むとか、また発生施設支援チームを送りましてゾーニングであるとか、感染の対策については今もやっているところです。  また、1人発生したときには、相談にもすぐ乗れるように、24時間の間にきちんとその施設と連絡を取りながら、情報をしっかりと把握した上で、どうやっていくかなどの相談もしているところです。 ○加藤雄次 委員長 加藤委員。 ◆加藤正一 委員 ぜひ、今の説明内容感染拡大の抑止、特に高齢者等で感染が多数見られるということもありますので、その対策の効果が見られるように期待をしておりますので、お願いいたします。 ○加藤雄次 委員長 ほかにありますか。  青木委員。 ◆青木克明 委員 今、感染症対策課長から定量検査の概略の説明がありましたが、今のBA.5は感染の速度が速い、潜伏期間も短い、ということもあって、このBA.5向きの検査の方法、これが定量検査ではないかなと思っております。今回は高齢者障害者施設幼稚園等に限って、予算を計上していますが、学校でも、医療機関でも、早く一定の量が出れば、基準が20だとすれば、その基準を超えない5とか10とかという数字から、25とか30とかという微妙なときに、もう一度、2日後に検査することが、さらに検査の効果、要するにPCR検査定性検査よりは使いやすのではないかと思うのです。今後の定量検査の使い方について、感染症対策課長からも資機材の量的な問題はあまりない、心配しなくてもいいようなお話も含めて、今後どのように考えていくのか、BA.5に対応するためのことも含めて、お聞きをしたいと思います。 ○加藤雄次 委員長 林感染症対策課長。 ◎林 感染症対策課長 PCR検査は精度が高く、また抗原検査キットも、今のような感染状況の中で発熱がある場合には、非常に精度は高くなっていくものだと思っております。  定量検査はその中間で、それぞれの、例えば抗原検査キットであれば、まず簡単に、15分なり30分待てば結果が出るということもありますし、PCR検査抗原定量検査だと半日ぐらいかかるので、検体を送ったりすれば1日とか、2日後に検査結果が出る場合もありますので、それぞれの検査をうまく組み合わせた上で、今の、またこれから起こる株の特性に合わせながら、それぞれの検査をうまく使っていくことかと理解しております。 ○加藤雄次 委員長 青木委員。 ◆青木克明 委員 これからどのように株が変異をしていくか分かりませんので、感染症対策課長が説明をされたように、状況を見極めながらというのは非常に重要だと思います。ただ定量検査は、状況を見て何回も続けて検査することによって、数値が増えていくことによって陽性に変わっていくので、学校とか医療機関とか、場所によっては定量検査を有効に使える可能性があると思います。定量検査を扱っている機械を通して検査をしなくてはいけないので、定性検査とは違い時間はかかるようですが、感染症対策課長半日程度と言いましたけれども、30分ぐらいで対応できると言っている医療機関もあるようなので、私は戦略的に定量検査を多用して、そういったものをそろえることによって感染の拡大を防ぐという大きなテーマに向け、定量検査を最大に活用すべきところはたくさん出てくるのではないかなと感じたのでお聞きしたのです。ぜひ、感染拡大を止めるための1つの手段として、この定量検査をうまく活用していただきたいと思います。  以上です。 ○加藤雄次 委員長 ほかにありますか。                 (「ありません」と呼ぶ声あり)  それでは、ないようですので、以上で質疑を終了いたします。よろしいですか。                  (「はい」と呼ぶ声あり) ○加藤雄次 委員長 それでは、付託議案の採決を行います。  本案は原案のとおり決定することにご賛成の委員の挙手を求めます。                    (賛成者挙手) ○加藤雄次 委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案どおり可決されました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして生活保健福祉委員会閉会といたします。                午前10時35分 閉会...