茨城県議会 2006-11-14
平成18年第4回定例会(第4号) 本文 開催日: 2006-11-14
本
委員会においては,本年度こうした観点から,今後,本県が取り組むべき
IT推進のための施策について,鋭意審議を行ってまいりました。
今般,その成果として,現段階において特に
取り組みを進める必要があると考えられる
情報通信格差を是正するための施策やITを活用した一層の
業務改革,
県民サービス向上のための施策を取り
まとめ,
県執行部に対し提言を行ったところでありまして,
執行部におかれましては,提言された事項に対し積極的に取り組まれるよう強く願うものであります。
以上,御報告申し上げまして,本
委員会の審査結果報告を終わります。
18
◯議長(
山口武平君) 次に,
予算決算特別委員会委員長西條昌良君。
〔
予算決算特別委員会委員長西條昌良君登壇〕
19
◯予算決算特別委員会委員長(
西條昌良君) 平成18年第3回
定例会において,
予算決算特別委員会に付託されました認定第1
号平成17年度茨城県公営企業会計決算の認定,及び認定第2
号平成17年度茨城県一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定について,その審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
まず,審査の経過について申し上げます。
本
委員会は,第3回
定例会中の9月21日から,今
定例会中の11月10日までの間に6回の
委員会を開催し,知事を初め代表監査委員,関係部局長など関係者の出席を求め,審査を行ったものであります。
審査は,決算内容について提出された決算書及び関係書類に基づき,各部門ごとに
執行部から詳細に説明を聴取し,また,監査委員の決算審査意見を参考に綿密に行いました。
また,審査に当たりましては,本件認定に係る平成17年度予算が,議会の議決の趣旨にのっとり適正かつ効果的に執行されたかという視点を基本としつつ,必要に応じて今年度予算の執行状況や来年度予算編成の考え方についても説明を求め,審査を進めたところであります。
次に,審査の過程において論議の対象となりました主な事項について申し上げます。
公営企業会計では,水道事業における公庫債の借換状況及び借換枠の拡大や金融公庫廃止後に向けた
取り組み,土地造成事業の売却収益と今後の費用の
見通し,
県立病院における退職金以外の支出増の原因,一般会計からの繰入金の基準と今後の数値目標などであります。
次に,一般会計及び特別会計について申し上げます。
総務部及び知事直轄関係では,ハーモニーフライトいばらき事業,青年のつばさ事業及び青年の船事業の
取り組み,特別会計における県債発行額の動向及び一般・特別会計を合わせたプライマリーバランスの把握の
必要性などであります。
生活環境部関係では,
行政代執行経費に係る収入未済額の状況及び今後の
取り組み,第2次地震防災緊急事業五箇年計画の
進捗状況と第3次計画への
取り組み方針などであります。
保健福祉部関係では,国民健康保険都道府県調整交付金交付の考え方,障害者自立支援法の負担軽減措置等の見直しに向けた考え方などであります。
商工労働部関係では,マグネシウムプロジェクトの
進捗状況,障害者雇用促進支援などであります。
農林水産部関係では,農産物直売所の実態と支援,いばらき農産物サポーターの活用状況などであります。
土木部関係では,使用料の収入超過の理由と県営住宅使用料長期滞納者対策,繰越額の縮減対策などであります。
教育庁関係では,県立学校入学金・授業料等収入未済金の回収方法と滞納解消への
取り組み,みんないっしょにマナーアップ推進運動の成果と地域との連携の
必要性などであります。
警察本部関係では,歩車分離式信号機など信号機設置に対する考え方,単身者や独身者が配置されている駐在所に対する考え方などであります。
また,部門別審査終了後に実施いたしました総括質疑では,県財政の現状と健全性の確保,決算業務の
あり方,高校における必修科目の履修漏れ,介護保険制度の見直しとその影響,学校の耐震化,入札制度の改善,職員への給与カット,前川の防災対策などについて,
執行部との間に活発な
質疑応答が交わされたのであります。
審査の結果,本
委員会に付託されました認定第1
号平成17年度茨城県公営企業会計決算の認定と,認定第2
号平成17年度茨城県一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定について,予算の執行及び決算は,いずれもその内容を適正なものと認め,
賛成者多数をもって原案を認定すべきものと決定した次第であります。
以上,付託案件について,その審査の経過並びに結果を御報告いたしましたが,
執行部におかれましては,本
委員会において論議された事項や監査委員の所見などに配慮して,今年度の予算執行や今後の予算編成に当たられますよう求めるものであります。
最後に,決算審査に御協力をいただきました関係各位に感謝申し上げますとともに,本
委員会の決定に対し,
議員各位の御賛同を賜りますようお願いいたしまして,報告を終わります。
20
◯議長(
山口武平君) 以上で,
委員長報告を終わります。
なお,各
委員会の審査報告書の写しをお手元に配付してあります。ごらんおき願います。
──────────────────────────────
21
◯議長(
山口武平君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので,これを許します。
大内久美子さん。
〔13番大内久美子君登壇,拍手〕
22 ◯13番(大内久美子君) 日本共産党の大内久美子です。通告した議案について討論を行います。
第143
号議案は,
認定こども園の本県の
認定基準に関する条例です。
認定こども園は,教育・保育を一体的に提供する,子育て支援を行うという,2つの機能を持つとされています。
第1の問題点は,現在でも不十分な保育所の最低基準や幼稚園の設置基準を,さらに切り下げていることです。職員の配置は,保育所では3歳児は子供20人に1人,4,5歳児は30入に1人です。
認定こども園では,3歳児も短時間の保育では,35人に1人としています。
さらに,3歳から5歳児に限り,給食の外部搬入を認めるとしています。食育基本法に基づく推進やアレルギーを持つ子供への対応など,拡充策が求められていることに逆行しています。
第2は,
認定こども園への入所は,施設と親との直接契約で,保育料は施設側が自由に設定することになり,所得の少ない家庭では十分な保育や教育が受けられない事態になりかねません。
第3は,子育て
支援策として,子育て相談室や一時保育室などの施設整備,職員配置について何も示さず,財政措置も不明瞭です。
6月に法律が成立し,10月から施行,本条例提案となりました。なぜ,急がなければならないのでしょうか。保育事業への民間株式会社などの参入を,さらに進めるための規制緩和が目的です。保育所に対する国と自治体の責任を明確にした児童福祉法の原則をゆがめ,なし崩しにするものです。
10月1日付で,本県では668人の保育所待機児童がおり,解消策は不十分で,この3年間で2倍もふえているのです。認可保育所増設を初め幼稚園,保育所の制度の拡充こそ必要です。よって,この条例には同意できません。
第147
号議案は,工事
請負契約の締結です。
第3回定例議会では,指名停止になった東急建設と共同企業体2社が辞退して,議案が撤回されました。本議案は,再入札で同事業を辞退した2社と地元建設会社のJVで請負うというもので,5,800万円も増額となりました。この会社は,いずれも現職
県議会議員と元
県議会議長が関連をしております。地方自治法第92条の2による議員の
兼業禁止規定の厳格な適用からすると,社会的道義的責任が問われます。よって同意できません。
報告第4
号別記1は,県立心身障害者施設診療料等徴収条例の改定です。
医療法の改悪により,70歳以上の療養病床に入院する患者の食事,居住費負担が月3万円もふえ,2年後には65歳から69歳も対象になるのです。日本経団連,財界が提案をし,政府が忠実に制度化したものであり,弱者切り捨て,社会保障改悪であり,認められません。
認定第2号は,平成17年度一般会計の決算認定です。
国が大増税路線に踏み出し,
県民生活を守る地方自治体の役割が改めて問われました。
ところが,県立医療大学や職業能力校,県立農業大学校の授業料を値上げしてしまいました。乳幼児医療費助成制度は,年齢を入学前に拡大したものの,外来と入院の自己負担をふやしました。さらに,重度障害者と母子家庭への新たな負担を押し付け,社会的弱者への冷たい姿を浮き彫りにしました。
一方,常陸那珂港,百里基地民間共用化事業など大型開発は推進,借金をふやし,誘致企業には,3年間で41億8,000万円の県税を免除したのです。
県政世論調査に示された県民の願いは,福祉や医療の充実です。この願いにこたえず,県民に一層痛みを押しつけた決算には同意できません。
18年第12号は,私学助成の拡充を求める請願です。
私立高校は,県内高校生の約4分の1を占めるなど,本県の公教育を支える重要な役割を果たしています。しかし,学費は公立の約5倍にもなり,経済的理由で退学せざるを得ない生徒もふえております。この請願には,7万を超える署名と500人もの意見が添えられました。ある保護者の方は「我が家は普通のサラリーマン家庭,2人が私立高校です。家計も火の車で,次男はバイトしながら高校へ行く始末です」と,私学助成の増額を切実に求めています。
この請願は,18年第11号と同主旨であり,採択すべきことを申し上げ,私の討論を終わります。(拍手)
23
◯議長(
山口武平君) 以上で,通告による討論は終わりました。
これをもって討論を終了いたします。
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24
◯議長(
山口武平君) これより採決に入ります。
まず,第143
号議案茨城県
認定こども園の
認定基準に関する条例ないし第145
号議案当せん金付証票の発売の変更について,報告第4
号地方自治法第179条第1項の規定に基づく
専決処分について,認定第1
号平成17年度茨城県公営企業会計決算の認定について,及び認定第2
号平成17年度茨城県一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定についてを一括して問題といたします。
お諮りいたします。本件は,原案のとおり可決,承認及び認定するに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
25
◯議長(
山口武平君) 挙手多数であります。よって,本件は,原案のとおり可決,承認及び認定されました。
次に,第147
号議案工事請負契約の締結についてを問題といたします。
お諮りいたします。本件は,原案のとおり可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
26
◯議長(
山口武平君) 挙手多数であります。よって,本件は,原案のとおり可決されました。
次に,第140
号議案職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例ないし第142
号議案茨城県
生活環境の
保全等に関する条例の一部を改正する等の条例,第146
号議案工事請負契約の締結についてを一括して問題といたします。
お諮りいたします。本件は,原案のとおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
27
◯議長(
山口武平君) 御異議なしと認め,本件は,原案のとおり可決されました。
次に,
委員長より報告がありました請願で,
総務企画委員会に付託されておりました18年第12号すべての
子どもに,ゆきとどいた教育をすすめ心のかよう学校をつくるための請願を問題といたします。
お諮りいたします。本件についての
委員長報告は,不採択であります。本件は,
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
28
◯議長(
山口武平君) 挙手多数であります。よって,本件は,
委員長報告のとおり不採択と決しました。
次に,
委員長より報告がありました請願で,
総務企画委員会に付託されておりました18年第11
号平成19年度
私立中学校・
高等学校経常費等助成に関する請願を問題といたします。
お諮りいたします。本件についての
委員長報告は,採択であります。本件は,
委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異義なし」と呼ぶ者あり〕
29
◯議長(
山口武平君) 御異議なしと認め,本件は,
委員長報告のとおり採択と決しました。
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日程第2 請願継続審査の件
日程第3 閉会中事務調査の件
30
◯議長(
山口武平君) 日程第2,請願継続審査の件,日程第3,閉会中事務調査の件を一括して議題といたします。
本件は,お手元に配付してありますとおり,各
委員会から,閉会中の継続審査または事務調査の申し出があったものであります。
お諮りいたします。本件は,それぞれ閉会中の継続審査または事務調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
31
◯議長(
山口武平君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
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32
◯議長(
山口武平君) 以上で,今期
定例会に付議されました案件は,すべて議了いたしました。
ここで,暫時休憩をいたします。
議員各位におかれましては,自席にてお待ち願います。
午後1時47分休憩
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午後1時48分開議
故
香取衛君に対する追悼
33
◯議長(
山口武平君) 休憩前に引き続き,会議を開きます。
この際,
香取衛君に弔意を表するため,海野透君より発言を求められておりますので,これを許します。
海野透君。
〔60番海野透君登壇〕
34 ◯60番(海野透君)
県議会を代表いたしまして,故
香取衛先生の御逝去を悼み,衷心より哀悼のまことをささげます。
議長から御報告がございましたとおり,
香取衛先生には,去る11月10日午前3時33分,77歳を一期といたしまして,その生涯を閉じられました。
本日,私どもの任期中最後となる
定例会の最終日に,先生の哀悼の言葉を述べることになろうとは,私は夢想だにしませんでした。
去る9月13日,前回
定例会の常任
委員会で登庁された先生と「また,11月」と別れて以来,わずか2カ月。ここから見える先生の座席には,白い花が飾られているばかりであります。この議場で,議会勤続20年の表彰等をお受けになるはずであった先生の胸の内を思いますと,生者必滅が世の習いとは申しましても,いかに無念であったかと,寂寥感に胸ふさがれる思いであります。
先生は温厚にして誠実,清廉潔白なお人柄であり,深い知性と広範な視野に裏打ちされた強固な信念のもと,精力的に県勢発展のために尽くされましたが,突然不帰の客となられましたことは,まことに痛恨のきわみであり,哀惜の情切々として胸に迫る,この悲しい思いを禁じ得ません。御遺族の皆様方の御心中,いかばかりかと拝察し,衷心よりお悔やみ申し上げます。
顧みますと,先生は若くして政治の道を志し,国会議員秘書を長く務められたのち,昭和61年12月,地元の熱い期待にこたえ,
県議会議員選拳に立候補し,見事初当選をかち取られ,以来,運続5回の当選を果たされました。
県議会における先生は,
土木委員会,
文教治安委員会,
総務企画委員会,決算特別
委員会,予算特別
委員会の各
委員長を歴任されるなど,長年にわたり,本県の地方自治発展のため御貢献をなされました。
また,平成14年3月から翌年1月までの間,第92代の
県議会議長として重責を果たされました。
議長時代には「明日を語り未来を拓く
県議会」をモットーに,地方分権の時代のもとで,明るく活力に満ちたいばらきづくりを目指されました。
特に,サッカーワールドカップと全国
高等学校総合体育大会が相次いで開催され,来県した国内外の選手団や賓客の応対をなされましたが,先生の紳士的な対応は,まさに本県のおもてなしを代表するまことの心あふれるものでありました。この2つの大会が成功をおさめ,国内や世界に本県の評価が高まった理由の一つに,先生の御尽力があったことは間違いないものと信じます。
さらに会派におきましても,政務調査会会長,総務会会長等の要職につかれ,名実ともに会派の良識を体現された方でございました。
香取先生と私の出会いは,昭和62年,私が初めて
県議会議員としての第一歩を踏み出したとき以来であり,ことしで20年目を迎える同期であります。それまでの先生は,若くして故橋本登美三郎先生の秘書となり,戦後日本の国政の流れを知り尽くす立場におられ,政治的には大変経験豊富な方でありました。
しかし,そのような世界から
県議会議員となってからも,人に接する態度は穏やかで丁寧,だれとでも分け隔てなく接する人格者であり,私も含め,先生とお話ししたことのある人は皆,尊敬と信頼の念を抱いていたのであります。
また,先生が,茨城県トライアスロン協会会長として,鉄人レースといわれるトライアスロンを茨城の地に根づかせたことも特筆に値することであります。ことしで20回を迎えた潮来トライアスロン全国大会は,毎回先生の放つ号砲のもと,各地の鉄人たちが激しいレースを繰り広げてきたのでありますが,スタート時の先生のあの晴れやかなお顔も,今や思い出となってしまったのであります。
このように,先生は常日ごろから「県民に夢とロマンを与える政治」を進めていらっしゃいましたが,支援を必要とされる方々にもよく目配りをされ,福祉や医療分野にも細かな配慮を怠りませんでした。物腰は柔らかでありましたが,議会の質問質疑においては,本県の将来を見据え,静かでありながら物事の真髄をつく発言をされておりました。
霞ヶ浦の浄化や行方地域における総合病院の整備など,地域の抱える
重要課題には,一般質問において一貫してただすなど,議員生活を通し,不屈の信念を持って取り組まれたのであります。
その結果,
霞ヶ浦の浄化問題は,その後,世界湖沼会議の開催,そして
霞ヶ浦環境科学センターの整備へ,また,総合病院の問題については,なめがた地域総合病院の整備へとつながったのであります。私ども同期の議員は皆,この結果が先生の地道な努力,飽かずにまいた種がようやく花開いた執念の果実であるということを,よく存じております。
御逝去の報を受け,御自宅に駆けつけましたところ,先生のお顔は穏やかで安らかな,いつもと変わらぬやさしい御様子でありました。
先生は体調を崩され,心ならずも今期限りでの引退を表明された後も,最期まで鹿行地域や茨城県の将来を案じておられました。私どもは,一日も早い御回復を心からお祈りし,元気なお姿で登庁されますことを待ち望んだのでありますが,医療を尽くし,御家族も介護を尽くされた中,不帰の人となってしまったのであります。先生のその無念の気持ちを思いつつ,一方で,みずからを律したかのような穏やかなお顔を拝見いたしますと,時あたかも議会中に現職のまま倒れられたことは,まさに議会人として本望であったものと思われ,惜別の情をますます禁じ得ないのであります。
香取先生の御功績は,末永く私たちの模範とするところであり,先生がさまざまな課題に正面から誠実に対応され,道理を踏まえてじゅんじゅんと説かれた言葉の一言一言は,その穏やかなお顔とともに,私どもの胸の奥底に深く刻み込まれております。
私どもは,香取先生が郷土茨城発展のために尽くされましたとうとい情熱と信念をしっかり引き継ぎ,300万県民が安心して暮らすことのできる茨城づくりのために,最大限の努力を傾注してまいることをお誓い申し上げます。
香取先生,どうか先生が愛された郷土茨城の将来を見守っていただき,声なき督励をくださいますよう,お願い申し上げます。
ここに,改めて香取先生の御生前の数々の御功績をしのび,心からの御冥福をお祈り申し上げまして,追悼の言葉といたします。
平成18年11月14日,自由民主党
茨城県議会議員,海野透。
35
◯議長(
山口武平君) ここで,
香取衛君の御功績をしのび,黙祷をささげます。
総員,御起立をお願いします。
〔総員起立〕
36
◯議長(
山口武平君) 黙祷を始めます。黙祷。
〔黙 祷〕
37
◯議長(
山口武平君) 黙祷を終わります。御着席ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
橋本知事の挨拶
38
◯議長(
山口武平君) この際,知事から発言を求められておりますので,これを許します。
橋本知事。
〔橋本知事登壇〕
39 ◯橋本知事 ただいまは提出議案等につきまして,適切な御議決を賜り厚く御礼を申し上げます。
さて,このたびの
定例会は,皆様の任期中における最後の議会となったわけでございますが,顧みますとこの4年間は,国,内外ともに激動の時期であり,県政運営も厳しい財政状況など,大変困難なものがございました。
こうした中,
議員各位には多大な御尽力を賜り,おかげをもちまして,つくばエクスプレスの開業など着実に県政を進めてまいることができました。ここに改めて,深甚なる謝意を表する次第でございます。
終わりに,寒さに向かいます折から,皆様には健康に十分に留意され,御健闘なされますことを御祈念申し上げ,お礼のあいさつにかえさせていただきます。
どうもありがとうございました。
議長山口武平君の挨拶
40
◯議長(
山口武平君) 今任期最後の
定例会を閉会するに当り,一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては,平成14年1月に県民の負託を受けて県政に参画されて以来,はや4年の歳月が過ぎようとしております。この間,
議員各位の御精励に対し,心より感謝いたします。
さて,再び県民の審判を受ける日が近づいてまいりました。
議員各位におかれましては,健康に十分御留意の上健闘され,県民の厚い信託を得て,再びこの本会議場に相まみえ,県勢発展のために再び御活躍いただけるようお祈りします。
なお,今任期をもって後進に道を譲られることとなりました
議員各位には,これまでの御功績と御労苦に対し,深く謝意を申し上げます。今後とも茨城県勢発展のため,御指導を賜りますようお願い申し上げます。
終わりに,これまでの議会審議に当たり,御協力をいただきました知事初め
執行部各位並びに報道関係各位に対し,衷心より感謝と御礼を申し上げます。
これをもって,平成18年第4回
茨城県議会定例会を閉会いたします。
午後2時8分閉会
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