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  1. 茨城県議会 1998-03-17
    平成10年第1回定例会(第6号) 本文 開催日: 1998-03-17


    取得元: 茨城県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 平成10年3月17日(火曜日)午後1時16分開議      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◯議長(川井一郎君) これより本日の会議を開きます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 故武藤彬君に対する追悼 2 ◯議長(川井一郎君) 議事に入るに先立ちまして,3月7日に逝去されました武藤彬君に弔意を表するため,青木來三郎君より発言を求められておりますので,これを許します。  青木來三郎君。             〔66番青木來三郎君登壇〕 3 ◯66番(青木來三郎君) 県議会を代表いたしまして,故武藤彬先生の御逝去を悼み,哀心より哀悼の誠を捧げます。  武藤先生には,3月9日の本会議で議長から御報告がございましたとおり,去る3月7日午後6時2分,脳出血のため,75歳で突然不帰の客となられました。  3月7日午後8時,常陸太田の武藤先生の御自宅から私に電話がありました。そのとき,私は電話口で「どうした」と思わず叫びました。私が,武藤先生の訃報に接しましたのはこのときであり,お慰めの言葉も見つからず,ただ驚愕と悲嘆に暮れたのであります。  今,武藤先生が幽明境を異にすることは,まことに痛恨のきわみであり,先生のいつも変わらぬ毅然として人情味厚いお姿が,ありありと目前に浮かび,哀惜の情,切々として胸に迫るのを禁じ得ません。  御遺族の皆様の御胸中いかばかりかと御推察申し上げる次第であります。  顧みますと,武藤先生は昭和45年1月,地元の熱い期待にこたえ,県議会議員選挙に立候補し,見事初当選を勝ち取り,その後,連続8回の当選を果たされたのであります。  県議会における武藤先生は,文教治安委員会開発企業委員会総務衛生委員会の要職を初め,昭和52年に決算特別委員会委員長,昭和60年には文化・情報通信調査特別委員会委員長の要職を歴任されるなど,県政の発展に大きく貢献をされました。  また,昭和58年12月から59年12月までの1年間,第75代の県議会議長として重責を果たされたのであります。議長時代は,国際科学技術博覧会の開催が目前に迫ったときであり,その開催に向けて万全を期するため,大変御尽力をされたのであります。  ちょうど私は,武藤先生が議長の職を御勇退された後に議長の職につかせていただきましたが,昭和60年3月から開催いたしました国際科学技術博覧会を成功のうちに導くことができました。  いわゆる「つくば科学万博」は,出展参加国48カ国と37国際機関に及ぶ20世紀最後最大イベントでありまして,入場者数は2,000万人に上る記録をいたしました。私は県議会議長として知事とともに,皇室を初め内外の賓客などの接遇に当たりました。「つくば科学万博」が大成功をおさめましたのも,武藤先生を初め関係者が一体となり御尽力を賜ったからであり,今なお感慨新たなところであります。ここに改めて武藤先生に深甚なる敬意を表する次第であります。  振り返りますと,武藤先生と私の出会いは,昭和40年時代,私が古河市助役の職についているときであります。当時,県発注の渡良瀬川の三国橋架橋事業において工事を担当しておりましたのが,武藤建設株式会社であり,その現場責任者として,朝晩現場に寝泊まりしながら作業の陣頭指揮に当たっていた武藤さんの熱心でさっそうたる若い時代のお姿が,今なおまぶたに浮かんでくるのであります。  武藤先生の何事にも熱心に取り組まれるお姿は,県政の推進におきましても変わりなく,世界に開かれた郷土茨城の発展と県民の幸せと繁栄を願い,「明朗闊達な議会運営」をモットーに,その卓越した政治手腕を発揮されるとともに,本県の発展基盤づくりに御尽力され,県民福祉の向上のためにまことに大きな足跡を残されたのであります。
     これから,さらなる御活躍が期待されておりましただけに,このたびの御逝去は,まことに悔やまれてなりません。議員一同,惜別の情を禁じ得ないところであります。  武藤先生の御功績・御遺徳は,永く私たちの模範とするところであり,残された偉業の数々は,私どもの胸中にいつまでも生き続けると確信いたします。  私どもは,郷土発展に取り組まれ邁進されました武藤先生の情熱と不屈の信念,そして,その御遺志を引き継ぎ,県民一人一人が真の豊かさと生きがいを実感できる地域社会の実現のために,最大限の努力を傾注してまいることをお誓い申し上げます。  武藤先生,どうか安らかにお眠りください。  ここに,武藤先生の御生前の御功績をたたえ,ひたすら御霊の御冥福をお祈り申し上げ,追悼の言葉といたします。  平成10年3月17日,自由民主党茨城県議会議員青木來三郎。 4 ◯議長(川井一郎君) 武藤彬君の御功績をしのび,黙祷を捧げたいと思います。  総員御起立をお願いいたします。                〔総員起立〕 5 ◯議長(川井一郎君) 黙祷を始めます。                〔総員黙祷〕 6 ◯議長(川井一郎君) 黙祷を終わります。  御着席をお願いいたします。      ────────────────────────── 諸般の報告 7 ◯議長(川井一郎君) 諸般の報告をいたします。  議員及び知事から議案が提出されましたので,報告させます。議事課長。              〔柳橋議事課長報告〕  初めに,議員提出議案を報告いたします。 議第1号  茨城県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条の規定により提出します。    平成10年3月10日   茨城県議会議長 川 井 一 郎 殿                  提出者 茨城県議会議員 山 口 武 平                         同    関   宗 長                         同    青 木 來三郎                         同    佐 川 清 一                         同    横 田 栄 一                         同    川 口 三 郎                         同    黒 部 博 二                         同    香 取   衛                         同    鈴 木 正 義                         同    柴 沼 弘 道                         同    今 橋 孝 行                         同    鈴 木 孝 治      …………………………………………………………………… 議第2号      平成10年度畜産・酪農政策価格及び政策に関する意見書  上記議案を別紙のとおり茨城県議会会議規則第14条の規定により提出します。    平成10年3月12日   茨城県議会議長 川 井 一 郎 殿                  提出者 茨城県議会議員 桜 井 富 夫                         同    磯 崎 久喜雄                         同    加 藤 浩 一                         同    鈴 木 正 義                         同    小 川 栄次郎                         同    関   宗 長                         同    佐 川 清 一                         同    本 澤 昭 治                         同    横 田 修 平                         同    飯 岡 英 之      ……………………………………………………………………  次に,知事提出議案を報告いたします。                           財  第 69 号                           平成10年3月17日   茨城県議会議長 川 井 一 郎 殿                       茨城県知事 橋 本  昌           議 案 の 送 付 に つ い て  平成10年第1回茨城県議会定例会に下記の議案を提出するため,説明書を添え て別添のとおり送付します。                   記  第 89号議案 副知事の選任について  第 90号議案 出納長の選任について  第 91号議案 公安委員会委員の任命について      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第1 第1号議案=ないし=第23号議案,第48号議案=ないし=第88号議案,      報告第1号 8 ◯議長(川井一郎君) これより議事日程に入ります。  日程第1,第1号議案ないし第23号議案,第48号議案ないし第88号議案及び報告第1号を一括して議題といたします。  これより,各委員会の審査の経過並びに結果について,順次,委員長の報告を求めます。  環境商工委員会委員長半村登君。        〔環境商工委員会委員長半村登君登壇,拍手〕 9 ◯環境商工委員会副委員長(半村登君) 環境商工委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係議案5件につきまして,審査の経過並びに結果を御報告いたします。  まず,議案の内容を申し上げます。  第1号議案平成10年度茨城県一般会計予算のうち生活環境部関係は,129億5,783万8,000円であり,その主な内容は,霞ヶ浦環境センター整備計画策定費大好きいばらき県民運動推進事業ダイオキシン対策費放射線監視対策費防災情報ネットワーク整備事業などであり,債務負担行為は,公害防止施設資金利子補給外1件,地方債は,大気汚染監視機器整備事業外2件であります。  同じく,商工労働部関係は492億2,884万4,000円であり,その主な内容は,中心商店街再生支援事業障害者雇用支援センター整備事業水戸産業技術専門学院移転整備事業,大河ドラマ「徳川慶喜」推進事業漫遊空間いばらきづくり融資事業筑波西部地域石材産地活性化事業などであり,債務負担行為は,緊急対策資金融資損失補償外8件,地方債は,創造的企業育成事業1件であります。  地方労働委員会関係は,報酬等1億3,583万1,000円であります。  第9号議案平成10年度茨城県中小企業近代化資金特別会計予算は,40億8,802万6,000円であり,中小企業設備近代化などを図るための貸し付けに要する経費であります。  第48号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第4号のうち本委員会所管事項は,信用保証協会基本財産出えん金の増額による補正のほか事務事業の確定等に伴う補正でありまして,生活環境部関係は14億4,468万8,000円を,商工労働部関係は9億6,793万5,000円を,地方労働委員会関係は178万8,000円を,それぞれ減額補正しようとするものであります。  また,地方債補正は8件であります。  第56号議案平成9年度茨城県中小企業近代化資金特別会計補正予算第1号は,貸付先の減等に伴い,3億3,184万円を減額補正しようとするものであります。  第83号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第5号は,生活環境部関係生活排水対策推進費外2件について,6,380万8,000円を繰り越ししようとするものであります。  次に,質疑を通じて論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,産業廃棄物不法投棄対策原子力安全対策ダイオキシン対策環境保全率先実行計画の目標達成への取り組み,中小企業金融円滑化対策観光施設整備促進についての考え方,労働福祉対策などでありまして,執行部との間に活発な質疑応答が交わされたのであります。  審査の結果,各案件ともその内容を適切なものと認め,全会一致をもって,原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上,審査の経過並びに結果を申し上げまして,報告を終わります。(拍手) 10 ◯議長(川井一郎君) 次に,福祉衛生委員会委員長白田信夫君。       〔福祉衛生委員会委員長白田信夫君登壇,拍手〕 11 ◯福祉衛生委員会副委員長(白田信夫君) 福祉衛生委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係議案14件につきまして,審査の経過と結果を御報告いたします。  まず,議案の内容を申し上げます。  第1号議案平成10年度茨城県一般会計予算のうち福祉部関係は,718億8,099万2,000円であり,その主な内容は,子育て広場推進事業費補助,妊産婦,父子家庭医療費助成事業費介護保険計画策定準備事業費,ゆうあいピック茨城大会開催事業費などであります。  同じく,衛生部関係は374億6,352万8,000円であり,その主な内容は,行方地域中核病院整備費補助地域がんセンター施設整備事業費補助日立献血ルーム整備費補助療養環境等整備資金融資事業などであり,地方債は,上水道事業出資金外1件であります。  第7号議案平成10年度茨城県母子・寡婦福祉資金特別会計予算3億1,348万3,000円は,母子・寡婦福祉貸付金に要する経費であります。  第8号議案平成10年度茨城県立医療大学付属病院特別会計予算22億7,069万7,000円は,県立医療大学付属病院の運営等に要する経費であります。  第19号議案平成10年度茨城県病院事業会計予算は,県立病院業務予定量及び収入,支出等を定めようとするものであります。  第20号議案ないし第22号議案は,企業局の平成10年度事業の予算でありまして,水道事業会計工業用水道事業会計及び地域振興事業会計業務予定量及び収入,支出等を定めようとするものであります。  第48号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第4号のうち福祉部関係は4億9,461万2,000円を,衛生部関係は20億2,288万2,000円を,事務事業の確定等に伴い,それぞれ減額補正しようとするものであり,地方債補正は,ひたちなか保健所施設整備事業など3件であります。  第54号議案平成9年度茨城県母子・寡婦福祉資金特別会計補正予算第1号は,歳出の確定に伴い,13万5,000円を減額補正しようとするものであります。  第55号議案平成9年度茨城県立医療大学付属病院特別会計補正予算第1号は,患者数の実績等の確定に伴い,2億5,617万4,000円を減額補正しようとするものであります。  第66号議案ないし第68号議案は,平成9年度の病院事業会計水道事業会計工業用水道事業会計及び地域振興事業会計における業務量及び国庫補助金等の確定等により,それぞれ補正しようとするものであります。
     第83号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第5号は,繰越明許費であり,老人ホーム整備費補助ケアハウス整備費補助など8件について,3億1,718万5,000円を翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。  次に,審査の過程におきまして,論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,特別養護老人ホーム老人保健施設等の他県からの入所状況とその対応策,介護保険制度実施に向けた本県の取り組み状況,ゆうあいピック茨城大会の「いばらきらしさ」の演出,やさしさのまち「桜の郷」整備事業進捗状況地域医療支援病院の整備の考え方と病院,診療所等の役割分担,県立中央病院経営改善と県民の期待にこたえられる医療の実施,企業局地域振興事業における効率的な事業執行と入札方法の改善,企業局の新たな事業への取り組みなどでありまして,執行部との間で活発な質疑応答が交わされたのであります。  審査の結果,第1号議案,第20号議案ないし第22号議案,第48号議案,第67号議案及び第68号議案については,賛成者多数をもって,その他の議案については,全会一致をもって可決すべきものと決定した次第であります。  以上,本委員会の審査の経過と結果を申し上げ,報告を終わります。(拍手) 12 ◯議長(川井一郎君) 次に,農林水産委員会委員長磯崎久喜雄君。       〔農林水産委員会委員長磯崎久喜雄君登壇,拍手〕 13 ◯農林水産委員会副委員長(磯崎久喜雄君) 農林水産委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係議案など16件につきまして,その審査の経過並びに結果を御報告いたします。  まず,議案の内容を申し上げます。  第1号議案平成10年度茨城県一般会計予算中本委員会所管事項は,農林水産部関係では468億1,341万3,000円で,その主な内容は,新たな国際環境に対応した農業構造の実現,先進技術地域資源を活用した新たな農業の展開,生産性の高い林業の確立と担い手の育成・確保,水産物の安定供給と水産加工業の振興などに要する経費であり,債務負担行為は,農業近代化資金利子補給など新規分14件,地方債は,治山事業など8件であります。  農地局関係では545億9,222万3,000円で,その主な内容は,優良農地の確保と農地流動化の促進,農業生産基盤の整備,農村生活環境の整備,中山間地域総合整備土地改良団体等の組織強化と維持管理対策などに要する経費であり,債務負担行為は,湛水防除事業工事委託契約など新規分3件,地方債は,湛水防除事業など6件であります。  第10号議案ないし第14号議案は,農業改良資金林業改善資金県有林事業沿岸漁業改善資金及び霞ヶ浦開発事業用水負担金償還円滑化事業に係る平成10年度特別会計予算で,合わせて32億7,622万5,000円であります。  第48号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第4号中本委員会所管事項は,事業計画の変更,国庫補助金の確定等に伴い,農林水産部関係で32億2,061万3,000円,農地局関係で12億9,703万3,000円をそれぞれ減額補正するものであり,債務負担行為補正は,畜産試験場建設工事請負契約など新規分14件,地方債補正は,土地改良事業など14件であります。  第57号議案ないし第61号議案は,農業改良資金林業改善資金県有林事業沿岸漁業改善資金及び霞ヶ浦開発事業用水負担金償還円滑化事業に係る平成9年度特別会計補正予算で,合わせて1億5,485万7,000円を減額するものであります。  第74号議案県有財産の取得については,水郷県民森整備事業用地として,約15.6ヘクタールを,予定価格9億8,446万2,000円で取得しようとするものであります。  第76号議案県が行う建設事業等に対する市町村の負担額については,平成9年度において県が行う漁港修築事業等に対する市町村の負担額を変更しようとするものであります。  第78号議案国及び県等が行う土地改良事業に対する市町村の負担額については,平成9年度において,国及び県等が行う土地改良事業に対する市町村の負担額を変更しようとするものであります。  第83号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第5号中本委員会所管事項は,国の経済対策ウルグァイ・ラウンド対策の追加,用地交渉の難航等に伴い,農林水産部関係で42億3,176万4,000円,農地局関係で61億5,988万6,000円を,それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。  審査の過程におきまして,論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,農地流動化の促進と大規模農家の育成,農業協同組合の合併の状況と将来の見通し,農林水産部と農地局が統合した場合のメリット及びデメリット,各種施策に対する評価の必要性,土地改良後の営農指導の重要性などでありまして,執行部との間に活発な質疑応答が交わされたのであります。  審査の結果,各案件は,いずれもその内容を適切なものと認め,全会一致をもって,原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  なお,この際,意見書の発議について申し上げます。  先ほど議長から報告がありました平成10年度畜産・酪農政策価格及び政策に関する意見書につきましては,請願10年第4号を審査いたしました結果,出席委員全員により意見書を発議することと決定したものであり,国の畜産振興審議会の各部会の開催日程等の関係から早急に提出する必要がありますので,本日,議決されますようお願いいたす次第であります。  以上,審査の経過と結果について申し上げまして,報告を終わります。(拍手) 14 ◯議長(川井一郎君) 次に,土木委員会委員長木本信男君。        〔土木委員会委員長木本信男君登壇,拍手〕 15 ◯土木委員会副委員長(木本信男君) 土木委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係議案等20件につきまして,審査の経過並びに結果を御報告いたします。  まず,議案の内容について申し上げます。  第1号議案平成10年度茨城県一般会計予算中本委員会所管事項は,1,926億8,874万3,000円であります。その主な内容は,都市公園や下水道の整備など環境と調和した地域社会づくり,生活道路の整備や震災対策など安全で快適に暮らせる地域社会づくり,幹線道路や港湾の整備など交流による活力ある地域社会づくりのために要する経費であります。  また,債務負担行為は,公共土木事業建物移転資金利子補給など新規12件,地方債は,河川事業など24件であります。  第15号議案ないし第18号議案は,公共用地先行取得事業,港湾事業,都市計画事業土地区画整理事業及び流域下水道事業に係る平成10年度特別会計予算でありますが,4つの特別会計を合わせまして,537億9,506万円であります。  第23号議案平成10年度茨城県鹿島臨海都市計画下水道事業会計予算は,収益的支出及び資本的支出を合わせまして,58億4,848万5,000円であります。  第48号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第4号中本委員会所管事項は,国補公共事業の確定などに伴い125億4,125万円の減額補正及び債務負担行為,地方債の補正をしようとするものであります。  第62号議案ないし第65号議案は,公共用地先行取得事業など4つの特別会計に係る平成9年度補正予算でありまして,事業の確定に伴い,4つの特別会計を合わせまして,51億9,063万7,000円の減額補正及び債務負担行為,地方債の補正をしようとするものであります。  第70号議案平成9年度茨城県鹿島臨海都市計画下水道事業会計補正予算第1号は,国補事業の確定に伴い7億8,755万1,000円の減額補正をしようとするものであります。  第77号議案は,平成9年度に県が行う河川事業等に対する市町村の負担額を変更しようとするものであります。  第79号議案は,平成9年度における流域下水道の維持管理に要する費用について,関係市町村の負担額を変更しようとするものであります。  第80号議案は,常陸那珂港において使用する荷役機械の制作・設置工事に係る請負契約を締結しようとするものであります。  次に,繰越明許費でございますが,第83号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第5号中本委員会所管事項は,311億6,406万7,000円を,第85号議案ないし第88号議案は,公共用地先行取得事業など4つの特別会計を合わせまして,68億5,854万8,000円を,それぞれ翌年度に繰り越ししようとするものであります。  審査の過程におきまして,論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,予算編成に係る事業見直し等の考え方,常陸那珂港の開港に向けた整備状況,仮称銚子新大橋など幹線道路の整備見通し,仮称アート館など広域公園の管理運営方法,那珂川の築堤や大北川河口の整備見通し,用地買収における市町村及び関係機関との連携の強化,住宅供給公社の宅地開発等の状況などでありまして,執行部との間に活発な質疑応答が交わされたのであります。  審査の結果,各案件につきまして,全会一致をもって,原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上,審査の経過と結果を申し上げまして,報告を終わります。(拍手) 16 ◯議長(川井一郎君) 次に,文教治安委員会副委員長新井昇君。        〔文教治安委員会副委員長新井昇君登壇,拍手〕 17 ◯文教治安委員会副委員長(新井昇君) 文教治安委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係議案など5件につきまして,審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず,議案の内容について申し上げます。  第1号議案平成10年度茨城県一般会計予算のうち教育庁関係は2,930億6,298万9,000円であります。その主な内容は,学校・家庭・地域が連携して児童生徒の育成を図る心豊かな児童生徒育成推進事業費,生徒減少期における県立高等学校の今後のあり方等を検討する高等学校審議会費,陶磁器を初めとする工芸部門を主な展示対象とする施設を整備する仮称アート館開館準備事業費などの新規事業のほか,インターハイ関連施設の整備費,高等養護学校整備費などであります。  債務負担行為は,県立学校建設工事請負契約1件であり,地方債は,高校整備事業など5件であります。  また,警察本部関係は,587億1,833万4,000円であります。その主な内容は,仮称牛久警察署建設整備費,銃器対策推進費,新通信指令システム導入等新警察本部庁舎関連の事業費などの新規事業のほか,第6次七か年計画に基づく交通安全施設整備費,駐在所等警察施設の整備・改修費などであります。  債務負担行為は,交通管制センター整備請負契約など2件であり,地方債は,交通安全施設整備事業など2件であります。  第48号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第4号のうち教育庁関係は,20億9,683万3,000円を増額補正しようとするものであり,その主な内容は,教職員給与費の増額,退職手当費の減額などに伴う補正であり,地方債補正は,高校整備事業など3件であります。  また,警察本部関係は,11億6,765万7,000円を増額補正しようとするものであり,その主な内容は,職員給与費などの増額に伴う補正であり,地方債補正は,警察施設整備事業1件であります。  第81号議案工事請負契約の締結については,県立石岡第二高等学校体育館改築工事外2件について,23億7,510万円をもって請負契約を締結しようとするものであります。  第82号議案和解については,県立高等学校で起きた損害賠償請求事件について,5,834万円を支払うことにより和解するものであります。  第83号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第5号は,繰越明許費であり,教育庁関係で,老朽校舎改築費など29億1,610万4,000円を翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。  質疑を通じて論議された主な事項を申し上げますと,教育庁関係では,「ナイフ等の所持・携帯に関する調査」関連としましては,ナイフ所持の動機とその分析の必要性,保護者と生徒の認識の相違の問題等でありまして,さらに,所持品検査の各学校における実施状況について,バタフライナイフの長さ等の実態と学校における刃物の徹底した取り締まりの必要性,県南地区肢体不自由児の養護学校への遠距離通学解消策,県立高等学校の二次募集の状況と今後の入学者の見通し,教育庁の平成10年度予算46億円減額の考え方等でございました。  また,警察本部関係では,警察官職員宿舎のグレードアップと老朽化対策の必要性,女子を含めた犯罪の低年齢化対策と少年非行防止費の予算拡大の必要性,本県におけるオウム真理教の活動状況と対応策及び予算措置状況等でありました。  最後に申し述べましたこのオウム真理教問題につきましては,破防法が適用されなかったことにより,全国での活動がまだ頻繁に続いているようであります。特に本県では,旭村を中心として活動が活発であり,このことについて憂慮する発言がございました。警備体制に係る経費等オウム関連予算につきましては,全額国費であるということですので,警察庁に対し,県からの強い要望活動が必要である旨議論がなされました。  以上のように,執行部との間に活発な質疑応答が交わされた次第であります。  審査の結果,いずれの議案につきましても,その内容を適切なものと認め,全会一致をもって,原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  以上,審査の経過と結果を申し上げまして,報告を終わります。(拍手) 18 ◯議長(川井一郎君) 次に,総務企画委員会副委員長柴沼弘道君。       〔総務企画委員会副委員長柴沼弘道君登壇,拍手〕 19 ◯総務企画委員会副委員長(柴沼弘道君) 総務企画委員会に付託されました案件のうち,本日報告を求められております予算関係議案等20件につきまして,その審査の経過と結果について御報告申し上げます。  まず,議案の内容について申し上げます。  第1号議案平成10年度茨城県一般会計予算中本委員会所管事項は,歳入といたしまして,県税などの一般財源6,478億5,726万円及び国庫支出金などの特定財源813億1,973万3,000円であり,歳出といたしまして,総務部2,534億6,095万5,000円,企画部471億6,617万8,000円,議会事務局20億7,023万8,000円,監査委員事務局1億8,645万円,人事委員会事務局1億6,358万5,000円,出納事務局23億1,712万9,000円であります。  その主なものを申し上げますと,総務部関係では,市町村振興補助事業費,県庁舎建設事業費などであり,企画部関係では,百里飛行場の民間共用化に向けた空港整備推進費,常磐新線事業主体等支援事業費,メディアパークシティ構想推進事業費,つくば国際会議場整備事業費などであります。  債務負担行為新規分は,県庁舎移転業務委託契約など4件,地方債は,県民情報センター整備事業など10件であります。  このほか,一時借入金の借入最高額を1,000億円とすること及び歳出予算の流用についての定めなどであります。  次に,第2号議案ないし第6号議案及び第17号議案中本委員会所管事項は,物品調達,競輪事業,公債管理,市町村振興資金,鹿島臨海工業地帯造成事業及び都市計画事業土地区画整理事業に係る平成10年度特別会計予算であります。  第48号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算第4号中本委員会所管事項は,歳入として,一般財源134億2,203万1,000円,特定財源5億4,777万1,000円をそれぞれ減額し,歳出として,総務部で56億3,931万8,000円,企画部で31億7,263万7,000円,出納事務局で3億167万7,000円,議会事務局で1億658万7,000円,監査委員事務局で283万円,人事委員会事務局で271万5,000円を,それぞれ減額しようとする歳入歳出予算の補正並びにつくば地域市街地開発事業等用地取得契約など4件の債務負担行為変更分の補正,新行政情報システム整備事業など6件の地方債補正であります。  第49号議案ないし第53号議案及び第64号議案中本委員会所管事項は,物品調達,競輪事業,公債管理,市町村振興資金,鹿島臨海工業地帯造成事業及び都市計画事業土地区画整理事業に係る平成9年度特別会計補正予算であります。  第71号議案茨城県及び栃木県の境界にわたる結城市と小山市の境界変更については,土地改良事業施行の結果に伴う結城市と小山市の境界を変更するため,地方自治法第7条第3項の規定に基づき,自治大臣に申請しようとするものであります。  第72号議案明野町と真壁町の境界変更については,土地改良事業施行の結果,明野町と真壁町の境界を変更しようとするものであります。  第73号議案県有財産の取得については,つくば地域市街地開発事業用地取得のための代替用地として,桂村錫高野地内の土地を取得しようとするものであります。  第75号議案県有財産の売却処分については,河川敷地として,水戸市水府町地内の土地を国に売却しようとするものであります。  第84号議案は,繰越明許費を設定しようとする平成9年度茨城県鹿島臨海工業地帯造成事業特別会計補正予算第3号であります。  報告第1号地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分については,衆議院議員選挙の執行に伴う平成9年度茨城県一般会計補正予算第3号の承認を求められたものであります。  審査の過程におきまして,論議の対象となりました主な事項を申し上げますと,市町村財政健全化の指導及び具体的対策,北方領土返還運動に対する県の取り組み状況,景気浮揚に対する県の基本的認識と予算措置,職員定数削減計画の考え方と具体的内容,常磐新線のつくば地区における鉄道及び沿線開発の現況と今後の見通し,つくば国際会議場の管理運営計画及び関連施設計画,県民情報センターの整備概要と利用計画,新交通システム導入についての県の考え方,百里飛行場民間共用化に向けた検討状況と地元対策などでありまして,執行部との間に活発な質疑応答が交わされたのであります。  審査の結果,各案件とも,全会一致をもって原案のとおり可決または承認すべきものと決定した次第であります。  以上,本委員会の審査の経過と結果を申し上げ,報告を終わります。(拍手) 20 ◯議長(川井一郎君) 以上で,委員長報告を終わります。  なお,各委員会の審査報告書の写しをお手元に配付してあります。ごらんおき願います。      ────────────────────────── 21 ◯議長(川井一郎君) この際,お諮りいたします。日程第1の各案件中第1号議案ないし第23号議案及び第83号議案ないし第88号議案については,茨城県議会会議規則第47条の規定により,予算特別委員会に再付託をして審査させることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯議長(川井一郎君) 御異議なしと認め,さよう決しました。      ────────────────────────── 23 ◯議長(川井一郎君) これより,討論に入ります。  討論の通告がありますので,これを許します。  大内久美子君。             〔5番大内久美子君登壇〕 24 ◯5番(大内久美子君) 日本共産党の大内久美子です。  私は,第48号議案平成9年度茨城県一般会計補正予算,第64号議案並びに第67号議案に反対を表明して討論を行います。  今回の最終補正予算は,280億円を減額するものです。しかし,相変わらず国策型のウルグァイ・ラウンド農業関連対策費を増額し,大規模公共事業の抑制策は見られず,逆に県民生活分野に直接関連する予算が,軒並み削減されております。例えば,土木費では,国補住宅費が15億3,000万円,市町村下水道整備支援事業費補助が1億5,000万円減額されました。医療・福祉の分野では,ホームヘルパー設置費補助1億3,000万円,ケアハウス整備費補助3億4,000万円,老人ホーム整備費補助3億3,000万円など,今日,県が最も力を入れなければならない分野を削減しております。市町村から申請のないことを理由にする前に,予算執行に責任を持つべき県の姿勢が問われる問題です。  看護婦等修学資金貸付費も7,200万円削減しました。国の減額を補う一定の措置をとったとは言え,修学資金で学ぶ学生の道をその分閉ざしたことに変わりはありません。10万人当たりの看護婦数,全国44位の本県だからこそ,全額執行すべきでした。  一方,景気対策と称して投資的経費を増額してきたため,土木費と農地費の未執行による繰越明許費は371億円を超え,その額は衛生費総額を上回るものとなっております。  このような一般会計補正予算に同意することはできません。  第64号議案は,常磐新線沿線開発の先行買収に関する案件です。  沿線開発用地は既に1,000億円を投じて,314ヘクタールを先買いしております。住宅と鉄道を一体的に進める,いわゆる「宅鉄法」が成立したのは,バブル期に突入した1986年でした。そして沿線開発の基本計画がつくられ,先買い型の区画整理方式で開発することになったのは,皮肉にもバブル終息期の1991年でした。当時はまだ土地の高騰によって事業費を生み出せるという幻想が広がっておりました。現在,このような開発手法が各地で新たな財政危機と経営破綻を招いております。  1,500ヘクタールに及ぶ巨大開発をこのまま進めてよいのか。県の区画整理特別会計に組み入れる前に,計画そのものを根本から見直すべきであります。したがいまして,第64号議案には反対を表明いたします。  第67号議案は,水道事業の補正予算であります。
     県中央広域水道事業の収支について,水戸市の負担分7,200万円を増額補正したということであります。しかし,水戸市と企業局に確かめたところ,水戸市はそれに見合う支出を計上しておりませんでした。需給契約も結ばず,支出も計上していない市町村を無視して,なぜ県が一方的に増額補正できるのでしょうか。  知事は今議会,私の一般質問に対して,「県と市町村間の信頼関係に基づいて事業に着手した」と答弁いたしました。知事の言う信頼関係とは,事業に着手した後は,市町村の都合はどうでも,県の言いなりになれということでしょうか。実施協定には,疑義が生じたときには,その都度,県と市町村が協議をして定めると明記されております。市町村がとる責任とは,結局,市民の税金,水道料金から支払われることになるわけです。  第67号議案は,責任のない市民に負担を押しつける補正予算であり,これに賛成することはできません。  以上で,私の反対討論を終わります。 25 ◯議長(川井一郎君) 以上で,通告による討論は終わりました。  これをもって,討論を終了いたします。      ────────────────────────── 26 ◯議長(川井一郎君) これより,先議を求められております第48号議案ないし第82号議案及び報告第1号について採決に入ります。  まず,第48号議案,第64号議案,第67号議案,第68号議案,第70号議案,第73号議案,第76号議案ないし第80号議案を一括して問題といたします。  お諮りいたします。本件は,原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。               〔賛成者挙手〕 27 ◯議長(川井一郎君) 挙手多数であります。よって,本件は,原案のとおり可決されました。  次に,第49号議案ないし第63号議案,第65号議案,第66号議案,第69号議案,第71号議案,第72号議案,第74号議案,第75号議案,第81号議案,第82号議案及び報告第1号を一括して問題といたします。  本件に関する委員長報告は,原案可決または承認であります。  お諮りいたします。本件は,委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(川井一郎君) 御異議なしと認め,本件は,原案のとおり可決または承認されました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第2 議第2号 29 ◯議長(川井一郎君) 日程第2,議第2号平成10年度畜産・酪農政策価格及び政策に関する意見書を議題といたします。      ────────────────────────── 議第2号 平成10年度畜産・酪農政策価格及び政策に関する意見書      ────────────────────────── 30 ◯議長(川井一郎君) お諮りいたします。本件につきましては,茨城県議会会議規則第38条第2項の規定により,提出者の説明及び委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長(川井一郎君) 御異議なしと認め,さよう決しました。  続いて,お諮りいたします。本件は,原案のとおり決するに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(川井一郎君) 御異議なしと認め,本件は,原案のとおり可決されました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第3 議第1号 33 ◯議長(川井一郎君) 日程第3,議第1号茨城県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。      ────────────────────────── 議第1号 茨城県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき      議員の数に関する条例の一部を改正する条例      ────────────────────────── 34 ◯議長(川井一郎君) この際,提出者を代表して山口武平君の説明を求めます。  山口武平君。            〔70番山口武平君登壇,拍手〕 35 ◯70番(山口武平君) 本日,ただいま上程されました議第1号茨城県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例案について,提出者を代表いたしまして,その提案理由を御説明いたします。  今回の条例案は,茨城県議会議員の選挙区及び選挙区別定数を法に基づき,必要な改正を行おうとするものであり,次の一般選挙から適用しようとするものであります。  初めに,ひたちなか市は,平成6年11月の合併の際,市町村の合併の特例に関する法律を適用し,同年12月の一般選挙は,従前の旧勝田市,旧那珂湊市を区域とする選挙区により一般選挙が行われたところでありますが,特例期間が終了しますので,今回,定数2の勝田市並びに定数1の那珂湊市選挙区を廃止し,新たに定数3のひたちなか市選挙区を設けるものであります。  次に,平成7年国勢調査による守谷町の人口は4万5,821人となり,茨城県の人口,295万5,530人を議員定数66人で割った議員一人当たりの人口4万4,781人を上回ることとなりました。公職選挙法第15条第3項では,議員一人当たりの人口を上回る場合は,他の郡市と合区することができなくなるため,守谷町を従来の取手市選挙区から独立させ,新たに定数1の守谷町選挙区を設け,取手市選挙区の定数を3から2にするものであります。  その他の選挙区及び選挙区別定数につきましては,現行どおりとするものであります。  最後に,本条例の発議につきましては,自由民主党,民主党,公明の各会派の意見の一致を見たことをここに御報告申し上げ,本議案に対し議員各位の御賛同をお願いいたしまして,提案の趣旨並びに理由の説明といたします。(拍手)      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第4 第89号議案=ないし=第91号議案 36 ◯議長(川井一郎君) 日程第4,第89号議案ないし第91号議案を一括して議題といたします。      ──────────────────────────  第 89号議案 副知事の選任について  第 90号議案 出納長の選任について  第 91号議案 公安委員会委員の任命について      ────────────────────────── 37 ◯議長(川井一郎君) この際,知事から追加提出議案の説明を求めます。  知事橋本昌君。              〔知事橋本昌君登壇〕 38 ◯知事(橋本昌君) 本日,人事に関する議案3件を提出いたしましたので,その概要を御説明申し上げます。  第89号議案は,副知事人見實徳氏が,来る3月31日付をもって任期満了となることに伴い,角田芳夫氏を副知事に,第90号議案は,出納長角田芳夫氏が,来る3月31日付をもって任期満了となることに伴い,小瀬信一氏を出納長に,それぞれ選任しようとするものであり,第91号議案は,公安委員会委員のうち,来る3月29日付をもって任期満了となる根本正一氏を再任しようとするものであります。  何とぞ,適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第5 休会の件 39 ◯議長(川井一郎君) 日程第5,休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。3月18日及び19日は予算特別委員会審査のため,3月20日は予算以外の特別委員会審査のため,3月23日は議事整理のため,それぞれ休会とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(川井一郎君) 御異議なしと認め,さよう決しました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 41 ◯議長(川井一郎君) 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。  次回は,3月24日午後1時から本会議を開きます。  本日は,これにて散会いたします。               午後2時29分散会 Copyright © Ibaraki Prefectural Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...