◎
会計管理者兼
出納局長(
金子市夫君) 去る4月1日付をもちまして
会計管理者兼
出納局長を命ぜられました
金子市夫でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
企業局長山寺賢一君。 (
企業局長山寺賢一君
登壇)
◎
企業局長(
山寺賢一君) 去る4月1日付をもって
企業局長を命ぜられました
山寺賢一でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
避難地域復興局長松本雅昭君。 (
避難地域復興局長松本雅昭君
登壇)
◎
避難地域復興局長(
松本雅昭君) 去る4月1日付をもって
避難地域復興局長を命ぜられました
松本雅昭でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
文化スポーツ局長永田嗣昭君。 (
文化スポーツ局長永田嗣昭君登壇)
◎
文化スポーツ局長(
永田嗣昭君) 去る4月1日付をもって
文化スポーツ局長を命ぜられました
永田嗣昭です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
観光交流局長市村尊広君。 (
観光交流局長市村尊広君
登壇)
◎
観光交流局長(
市村尊広君) 去る4月1日付をもって
観光交流局長を命ぜられました
市村尊広でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
病院局長三浦爾君。 (
病院局長三浦 爾君
登壇)
◎
病院局長(
三浦爾君) 去る4月1日付をもって
病院局長を命ぜられました
三浦爾でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
監査委員事務局長宇佐見明良君。 (
監査委員事務局長宇佐見明良君
登壇)
◎
監査委員事務局長(
宇佐見明良君) 去る4月1日付をもって
監査委員事務局長を命ぜられました
宇佐見明良でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
農林水産部技監安田宏幸君。 (
農林水産部技監安田宏幸君
登壇)
◎
農林水産部技監(
安田宏幸君) 去る4月1日付をもって
農林水産部技監を命ぜられました
安田宏幸でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
商工労働部理事葉坂聖一君。 (
商工労働部理事葉坂聖一君
登壇)
◎
商工労働部理事(
葉坂聖一君) 去る4月1日付をもって
商工労働部理事を命ぜられました
葉坂聖一でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君)
教育庁理事兼
政策監本田伸雄君。 (
教育庁理事兼
政策監本田伸雄君
登壇)
◎
教育庁理事兼
政策監(
本田伸雄君) 去る4月1日付をもって
教育庁理事兼
政策監を命ぜられました
本田伸雄でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
渡辺義信君) これより本日
の会議を開きます。
△
議員の辞職許可(
報告)
○
議長(
渡辺義信君) この際、御
報告いたします。 去る5月27日に
吉田栄光君
の辞職を許可いたしました。
△
常任委員の所属変更(
報告)
○
議長(
渡辺義信君) 次に、
常任委員の所属変更について御
報告いたします。 去る6月14日に
小林昭一君を
企画環境委員から
農林水産委員に
所属変更いたしました。
△
会議録署名議員の指名
○
議長(
渡辺義信君) これより
日程に入ります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
議長より 2番 渡 辺 康 平 君 3番 鈴 木 優 樹 君 37番 髙 野 光 二 君 以上
のとおり
指名いたします。
△
会期決定の件
○
議長(
渡辺義信君) 次に、
日程第2、
会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から7月6日まで、16日間とすることに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
渡辺義信君) 御
異議ないと認めます。よって、
会期は本日から16日間と
決定いたしました。
△
地方自治法第121条
の規定による
委任または
嘱託を受けた者
の職氏名について
○
議長(
渡辺義信君) 次に、本
定例会に当たり、
知事並びに
教育委員会教育長及び
選挙管理委員会、人事
委員会、公安
委員会
の各
委員長並びに
労働委員会
の委員及び
監査委員に対し、
説明のためあらかじめ
出席を求めておりますから、御了承願います。 次に、
地方自治法第121条
の規定による
委任または
嘱託を受けた者
の職氏名について、それぞれ
別紙配付のとおり
通知になっておりますから、御
報告いたします。 (参 照)
○
議長(
渡辺義信君) お諮りいたします。ただいま御
報告いたしました
委任または
嘱託を受けた者に対し、
説明のため本議場に
出席を求めることに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
渡辺義信君) 御
異議ないと認めます。よって、
議長よりそれぞれ
出席を求めることにいたします。
△
議長提出報告第1号から第4号まで
○
議長(
渡辺義信君) 次に、
議長より
報告第1号から第4号まで、以上4件を
提出いたします。 (参 照)
△
議員派遣について
○
議長(
渡辺義信君) 次に、
福島県議会会議規則第128条ただし書
の規定により、
別紙配付のとおり
議員の派遣をいたしましたので、御
報告いたします。 (参 照)
△
知事提出議案第1号から第33号まで(
知事説明)
○
議長(
渡辺義信君) この際、
知事より
別紙配付のとおり
議案提出の通知がありますから、御
報告いたします。 (
議案別冊参照) (参 照)
○
議長(
渡辺義信君)
日程第3、
知事提出議案第1号から第33号まで、以上
の各案を
一括議題といたします。
付議議案に対する
知事の説明を求めます。 (
知事内堀雅雄君
登壇)
◎
知事(
内堀雅雄君) 6月
県議会定例会が開催されるに当たり、当面する重要な
議案を
提出いたしました。 以下、そのあらましについて御
説明いたしますが、それに先立ち、3月に発生した
福島県沖を震源とする地震によってお亡くなりになられた方に対し深く哀悼
の意を表しますとともに、被害に遭われた
皆さんに心からお見舞いを申し上げます。 県では、県内全て
の市町村に
被災者生活再建支援法を適用するとともに、
災害救助法の適用対象外である準半壊に至らない住家
の応急修理についても県独自
の補助を実施しております。 また、被災された
事業者に対しては、
施設等の復旧を支援する
グループ補助金や
資金繰り支援等の対策を行っているところであります。 引き続き、被災された方々が1日も早く元
の生活を取り戻されるよう、県
の総力を挙げて
対応してまいりますので、
県議会の皆さんをはじめ県民
の皆さんの御理解、御
協力をお願い申し上げます。 続いて、
県政に関する当面
の諸課題について、所信
の一端を述べさせていただきます。 初めに、
新型コロナウイルス感染症対策についてであります。
新型コロナウイルス感染症につきましては、3月中旬以降、
感染が再
拡大したことから、
軽症者の占める割合が多い
オミクロン株の特性を踏まえ、
自宅療養者に対する
支援体制の強化や病床と
宿泊療養施設の安定的な確保など、万全な
医療提供体制の構築に努めてまいりました。 また、
新規陽性者に占める子供
の割合が高いことなどを受け、先月16日から子ども
の感染拡大防止重点対策として、各学校や
児童関連施設等における
感染防止対策に取り組んでまいりましたが、
新規陽性者数が
減少傾向となったことから、今月12日で
重点対策を終了し、
基本対策へと移行いたしました。
感染の再
拡大を防ぐため、今後も気を緩めることなく日常的な
感染防止対策の徹底を図ってまいります。 一方で、長引く
新型感染症の影響により、
県内経済は大変厳しい状況が続いております。引き続き、
感染防止対策認定店を対象とした
プレミアム付電子食事券の発行や
宿泊割引事業など
の取組を進め、
感染症対策と
社会経済活動の両立に力を尽くしてまいります。 次に、
避難地域の復興再生についてであります。 今月12日に、葛尾村
の特定復興再生拠点区域において、
帰還困難区域では初となる、居住に向けた
避難指示の解除が
実現しました。さらに、先週16日には、大熊町
の避難指示解除日を今月30日とすることが
決定したほか、双葉町においても
避難指示解除に向けた
取組が進められ、富岡町では
準備宿泊が行われております。今後も国や
地元自治体と連携しながら、
帰還環境の整備をはじめ、
事業やなりわい
の再建、移住
の促進など、
避難地域の復興再生に全力で取り組んでまいります。 特に
福島の創造的復興の中核として
の役割が期待されている
福島国際研究教育機構につきましては、3月末に
基本構想が
決定され、
機構の立地について県
の提案を受け、本年9月までに
決定することを目指すなど、
施設整備のスケジュール等が示されたほか、先月には
福島復興再生特別措置法が改正され、
機構の設立等が新たに定められました。 これを受け、県では、今夏に策定される新
産業創出等研究開発基本計画の検討など、
法人設立に向けた準備に積極的に参画するとともに、適切な
立地場所を推薦できるよう、
広域自治体として
の役割をしっかりと果たしてまいります。 また、先般
官房長官や
復興大臣をはじめとする
関係省庁や政党に対し、来年度
の予算に関する提案・
要望活動を実施いたしました。多く
の困難な課題を抱えている
福島の復興を着実に進めていくためにも、
進捗状況に応じたきめ細かな
対応と十分な財源
の確保を求めてまいります。 先週17日に、
原発事故の集団訴訟における国
の責任について、初めて
最高裁判所の判断が示されました。県といたしましては、引き続き国に対し、
中間指針の見直しも含めた賠償
の在り方について速やかに検討するよう求めるとともに、
本県の復興再生や
原発の廃炉等に最後まで
責任を持って
対応するよう求めてまいります。 次に、
環境回復について申し上げます。
福島第1
原発、第2
原発の廃炉につきましては、これまで
の取組により着実に前進しているものの、依然としてトラブルが発生しており、今後も燃料デブリ
の取り出しをはじめ多く
の困難な作業が続くことから、引き続き国及び
東京電力に対し、
緊張感を持って安全かつ着実に
廃炉作業を進めるよう強く求めてまいります。
ALPS処理水の取扱いにつきましては、今月10日、
経済産業大臣に対し、
農林水産業や
観光業の事業者をはじめとした
関係の方々へ丁寧な
説明を行うとともに、
関係者の声をしっかりと受け止め、理解が深まるよう取り組むことなどを改めて求めてまいりました。
ALPS処理水の問題は、
福島だけでなく日本全体
の問題であることから、今後も国が前面に立ち、
行動計画に基づきながら
責任を持って取り組むよう、あらゆる機会を通じて求めてまいります。 また、先月
ALPS処理水の海洋放出関連設備の設置等について、
東京電力が
原子力規制委員会に
提出をしていた
実施計画の変更認可申請書に係る
審査書案が了承されました。これに伴い、県では
廃炉安全監視協議会等を開催し、
当該審査書案の内容を確認したところであり、引き続き
関係市町村や
専門家の意見を伺いながら、計画
の安全面に関する
確認作業を進めてまいります。 次に、
産業政策について申し上げます。 3月に、
日独産業協会が主催する
気候変動対策をテーマとした
国際シンポジウムに参加いたしました。
本県における
再生可能エネルギーの導入や
水素社会の実現に向けた
取組について紹介し、こうした挑戦を続けていくことが、日本全体を牽引するだけでなく、世界にも大きな影響を与えることを広く発信したところであります。 4月には、阿武隈高地において、
国内最大規模となる
陸上風力発電所の建設工事が開始されるなど、
本県における
再生可能エネルギーの導入は着実な進展を見せております。今後は、発電施設
の安定稼働が重要となることから、引き続き技術開発を支援するとともに、民間
の訓練
施設等と連携した風力メンテナンス
の人材育成を強化してまいります。また、水素
の取扱いに必要な資格
の取得や研修等
の費用を支援する制度も創設し、水素関連産業へ
の新規参入や
事業の拡大につなげてまいります。 こうした
取組と併せて、県では持続可能な脱炭素社会
の形成を図るため、先月、
福島県2050年カーボンニュートラルロードマップを策定いたしました。本ロードマップでは、産業、運輸、家庭など
の部門別に取り組むべき
対策や削減目標等を設定したところであり、全県一体となって地球温暖化
対策を推進してまいります。 次に、風評・風化
対策について申し上げます。 昨年度は、県産農産物
の輸出実績が約432トンと過去最高を更新したほか、オンラインストアにおける売上実績も30億円
の大台を超えるなど、これまで
の取組が着実に成果となって現れております。 また、先月開催された全国新酒鑑評会ではふくしま
の酒が金賞受賞数9回連続日本一という偉業を達成しました。この快挙は、県内
の酒造りに関わる
皆さん全て
の情熱が成し遂げたものであり、まさに「ふくしまプライド。」そのものであります。 こうした県民
の皆さんの復興へ向けた歩みを力強く進めていくためにも、引き続き国や
関係機関と連携をしながら、
本県の様々な魅力が国内外に広く伝わる
取組を展開してまいります。 特に今月末には、英国において輸入規制
の撤廃が見込まれるなど、さらなる輸出
拡大に向けた機運が高まっていることから、海外で
の営業活動等を行う輸出コーディネーターを配置するほか、現地
の専門家の御
協力をいただきながら、安全・安心に関する正確な情報発信
の強化を図ってまいります。 次に、
農林水産業の再生について申し上げます。 4月に県内7つ
の農業団体とともに新規就農者
の確保・育成に向けた連携協議会を設立いたしました。各農林事務所に就農コーディネーターを配置し、地域ぐるみによる受入れ体制
の整備や雇用、就農等に力を入れてまいります。 林業につきましては、ふくしま県産材利用推進方針を改正し、対象を公共建築物から建築物一般に
拡大するとともに、今後県が整備する全て
の建築物について、県産材
の利用を原則とすることを明記いたしました。 また、県林業研究センター内に林業アカデミーふくしまを開講し、地域
の森林経営
管理を担える人材を育成するなど、
本県林業
のさらなる
復興再生を図ってまいります。 水産業につきましては、県産水産物
のおいしさ等を発信するサイトを新たに開設したほか、水産加工品
の開発を積極的に支援し、ブランド力を強化するなど、県産水産物
のさらなる消費
拡大に努めてまいります。 また、今般、県産
農林水産物
のブランド力強化
の一環として、戦略的な情報発信に取り組むことといたしました。現場主義
の観点から、職員自らが生産現場を取材して動画等を制作し、あらゆるメディアを活用して発信するなど、県産
農林水産物
のおいしさや
福島ならでは
の魅力がしっかりと伝わるよう取り組んでまいります。 一方で、先月25日から今月3日にかけて県内
の広範囲で発生した降ひょうにより、果樹をはじめとする農作物等に多大な被害が発生いたしました。私も実際に現地を訪れ、被害
の大きさを痛感したところであります。 県では、
関係機関、団体等と
の連携を密にし、被害を受けた農業者
の皆さんが安心して営農を継続できるよう、技術的な
対策を図るとともに、必要となる財政支援を早急に講じ、地域農業
の維持と農業経営
の安定化に全力を挙げてまいります。 次に、子ども・若者育成について申し上げます。 この春には、だて支援学校が新たに開校したほか、県立高等学校
の統合により、須賀川創英館高等学校、会津西陵高等学校、いわき湯本高等学校、相馬総合高等学校、ふくしま新世高等学校
の5校が開校いたしました。引き続き、地域
の方々
の御
協力をいただきながら、それぞれ
の学校
の特色を生かした
教育活動を展開してまいります。 また、本年度からスタートした学び
の変革推進プランに基づき、
福島ならでは
の教育を充実させることで、多様な個性を生かし、対話と協働を通して社会や地域を創造することができる人材
の育成に努めてまいります。 一方で、県内においては、特別な支援を要する児童生徒が増加傾向にあることに加え、DVやネグレクト、ヤングケアラーなど、自分
の力だけでは解決できない課題を抱える子供たちへ
の支援が必要なことから、1人1人
の置かれた状況をしっかりと把握し、
関係機関と連携しながら
対応するなど、子供たちに寄り添ったきめ細かな支援を行ってまいります。 次に、県民
の健康増進について申し上げます。 長引く
新型感染症の影響などにより、運動や社会参加
の機会が減少するなど、県民
の皆さんの健康へ
の影響が懸念されます。このため、県立医大と連携し、健康づくりに関する動画を新たに作成するほか、ふくしま健民アプリによる運動
の動機づけなど、様々な
取組を積極的に展開してまいります。 また、
令和元年度から本格運用を開始した
福島県版健康データベースにおいて、データ
の収集と分析を進め、健康課題
の見える化を図ってまいりました。今後は、各
市町村のニーズに応じて、分析結果を踏まえた
対策や
取組等を支援してまいります。 さらに、県民
の皆さんが安心して暮らすためには、地域医療
の充実が欠かせません。そのため、これまでも全国
知事会社会保障
常任委員長として、
本県のみならず、全国的な課題である
医療提供体制や医師
の確保等に取り組んできたところであります。引き続き、全国
知事会と連携しながら、これら課題
の解決に努め、全国に誇れる健康長寿県
の実現を目指してまいります。 次に、インフラ
の整備等について申し上げます。 この春、小名浜港をはじめとした物流拠点と中通りを結ぶ、災害に強い地域連携道路として整備を進めてきた主要地方道いわき石川線才鉢工区
の供用を開始しました。当該工区は、東日本大震災
の余震で大規模な地滑りが発生したほか、
令和元年東日本台風でも甚大な被害に見舞われるなど、工事は難航を極めました。そうした困難を乗り越えてきた過程は、まさに震災以降、
本県が取り組んできた自然災害へ
の挑戦そのものであります。今後も
関係機関や
市町村と連携しながら、災害に強い社会資本
の整備に努め、安全・安心で活力に満ちた県土づくりを進めてまいります。 また、JR只見線につきましては、10月1日に全線で運転再開することが
決定いたしました。これを受け、県では8月1日に只見線
管理事務所をJR会津若松駅舎内に新設し、JR東日本と
の協力関係の下、維持
管理体制を構築するとともに、只見線を日本一
の地方創生路線とするべく、
地元自治体や
関係団体と密接に連携しながら、利活用
の促進と新たな魅力
の創出に取り組んでまいります。 次に、地方創生・人口減少
対策について申し上げます。 先月、日本創生
のため
の将来世代応援
知事同盟サミットを
本県で初めて開催し、これから
の日本を担う将来世代が夢や希望を持ち、かなえられる社会を目指していくことを「ふくしま声明」として宣言いたしました。一方で、本年4月、県推計人口が戦後初めて180万人を下回るなど、
本県における人口減少は喫緊
の課題となっております。 人口減少
対策は、総合政策であり、何か1つ実施すれば解決するというものではありません。そのため、今年度からスタートした新しい総合計画では、
福島の将来
の姿をSDGs
の視点から描き、それらを
実現するため
の施策と数値目標を盛り込むとともに、計画に掲げた豊かな県づくりを
実現するため、新たにふくしまSDGs推進プラットフォームを設置いたしました。今後、県内
のあらゆる分野
の団体と連携協働しながら、
復興の加速化と
福島ならでは
の地方創生をしっかりと進め、人口減少
対策に取り組んでまいります。 次に、
令和3年度一般
会計の決算見込みについて申し上げます。
令和3年度予算につきましては、第2期
復興・創生期間
の初年度として、
復興と地方創生を両輪に切れ目なく前進させるため
の当初予算に加え、
新型コロナウイルス感染症対策、さらには
令和3年2月に発生した
福島県
沖地震へ
の緊急
対応など、喫緊
の課題に
対応するため、19度にわたる補正予算を編成してまいりました。
復興に係る広範かつ多額
の財政需要に対しましては、原子力災害等
復興基金をはじめとする各種基金や震災
復興特別交付税を活用するなど、あらゆる方策を講じて財源確保に努めてきたところであります。 この結果、一般
会計の決算見込額は歳入で1兆5,358億円、歳出で1兆4,763億円となり、その差額である595億円から翌年度へ
の繰越
事業に充当すべき財源514億円を差し引いた実質収支額で81億円程度となる見込みであります。
提出議案について御
説明申し上げます。
令和4年度
一般会計補正予算案につきましては、
福島県沖を震源とする地震へ
の対応のほか、
新型コロナウイルス感染症対策、国
の原油価格・物価高騰等総合
緊急対策へ
の対応など、緊急に措置すべき経費を計上いたしました。これによる
一般会計補正予算の総額は146億1,100万円となり、本年度予算
の累計は1兆2,912億3,000万円となります。 特別
会計等補正予算案につきましては、港湾整備
事業特別
会計及び
福島県立
病院事業会計において、それぞれ所要
の経費を計上いたしました。 そのほか
の議案といたしましては、条例が「
福島県税条例等
の一部を改正する条例」など11件、条例以外
の議案が「公立大学法人
福島県立医科大学が徴収する料金
の上限
の一部変更
の認可について」など19件で、いずれも
県政執行上、重要な案件であります。 慎重に御審議
の上、速やかな御議決をお願い申し上げます。 この際、若干時間をいただき、次期
知事選挙について
の所信を申し上げさせていただきます。 平成30年11月に県民
の皆さんから
福島の復興と地方創生という大変重い負託を受け、3年半余り
の歳月が経過いたしました。就任2期目においても、現場主義
の理念
の下、県内各地に足を運び、県民
の皆さんの切実な思いを伺いながら、それらを
県政に反映させる努力を続けてまいりました。その結果、
避難指示区域が大幅に縮小し、ふるさとへ
の帰還に向けた動きが加速しているほか、
復興を支える新たなインフラや拠点施設
の整備が進展するなど、県内各地で希望
の光が一層
の強まりを見せております。 一方で、長引く避難
生活や
帰還困難区域へ
の対応、
廃炉と汚染水・処理水
対策、風評と風化
の問題、震災後急激に進む人口減少など、複雑で困難な課題が山積しており、
復興のステージが進むにつれて新たな課題も生じております。 加えて、
令和元年東日本台風等災害や、昨年、今年と二度にわたって
本県を襲った
福島県沖を震源とする地震被害から
の復旧、新型コロナウイルス
の感染拡大防止と地域経済
の維持再生、さらには今般
県民生活に深刻な影響を及ぼしている原油価格や物価高騰へ
の対策など、様々な課題にしっかりと
対応していかなければなりません。 こうした厳しい状況だからこそ、県民
の皆さんの先頭に立って挑戦を続け、新しい総合計画に掲げた目標を1つ1つ着実に
実現し、
福島の未来を切り開いていくことが
知事として
の使命であると考えております。 そのため、私は来る秋
の知事選挙におきまして、改めて県民
の皆さんから御負託をいただける
のであれば、引き続き
福島県
知事の使命を自らに与えられた使命とし、揺るぎない信念
の下、全身全霊で挑戦を続けてまいる覚悟であります。
県議会の皆さんには、今後とも
福島の復興・創生に一層
の御指導、御支援をお願い申し上げ、私から
の説明を終わらせていただきます。
皆さん、御清聴ありがとうございました。
○
議長(
渡辺義信君) 次に、ただいま議題となりました
知事提出議案第9号は、人事
委員会
の意見を聞くことになっておりますので、
議長より同
委員会に対し手続をいたしておりますから、御了承願います。
△
休会の件
○
議長(
渡辺義信君) 次に、
日程第4、
休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。明6月22日は、
議案調査
のため
休会とすることに御
異議ありませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
渡辺義信君) 御
異議ないと認めます。よって、明6月22日は
議案調査
のため
休会とすることに決しました。 本日は、以上をもって議事を終わります。 明6月22日は
議案調査
のため
休会、23日は定刻より
会議を開きます。 議事
日程は、県
の一般事務に関する質問及び
知事提出議案第1号から第33号までに対する質疑であります。 これをもって、散会いたします。 午後1時49分散会...