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昭和57年  9月 定例会(第200回)-10月01日−05号

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  1. 宮城県議会 1982-10-01
    昭和57年  9月 定例会(第200回)-10月01日−05号


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    昭和57年  9月 定例会(第200回) − 10月01日−05号 昭和57年  9月 定例会(第200回) − 10月01日−05号 昭和57年  9月 定例会(第200回)      第二百回宮城県議会(定例会)会議録                        (第五号) 昭和五十七年十月一日(金曜日)   午後一時十四分開議   午後四時五十分散会 議長                  佐藤常之助君 副議長                 菊地辰夫君 出席議員(五十六名)      第一番            長谷川 正君      第二番            千葉龍一君      第三番            武田 誠君      第四番            佐々木久壽君      第五番            黒須光男君      第六番            佐藤 勲君      第七番            佐藤光輔君      第八番            武藤英光君      第九番            木村国芳君
         第十番            庄司久治君     第十一番            渡辺 浩君     第十二番            及川一栄君     第十三番            山田 元君     第十四番            金沢哲男君     第十五番            菅原保雄君     第十六番            沖 直子君     第十七番            神谷 一君     第十八番            石黒達也君     第十九番            錦戸弦一君     第二十番            四ノ宮正一君    第二十一番            庄子駒次君    第二十二番            高橋健輔君    第二十三番            高橋善幸君    第二十四番            舘股 巴君    第二十五番            亀谷博昭君    第二十六番            佐藤清吉君    第二十七番            中村健一君    第二十八番            斎藤 堯君     第三十番            大宮芳郎君    第三十一番            遠藤雄三君    第三十二番            小野寺信雄君    第三十三番            櫻庭健朔君    第三十四番            金子哲郎君    第三十五番            三上良喜君    第三十六番            奥山紀一君    第三十七番            坂下清賢君    第三十八番            猪股春雄君    第三十九番            高橋正次郎君     第四十番            杉岡広明君    第四十一番            佐竹二郎君    第四十二番            木村幸男君    第四十三番            文屋 公君    第四十四番            佐々木敬一君    第四十五番            須藤正夫君    第四十六番            野口考吉君    第四十七番            畠山 孝君    第四十八番            後藤三郎君    第四十九番            安住仁太郎君     第五十番            森  康君    第五十一番            斎藤栄夫君    第五十二番            門馬重義君    第五十三番            星 長治君    第五十四番            佐々木照男君    第五十七番            佐々木源左エ門君    第五十八番            菊地辰夫君    第五十九番            佐藤常之助君 欠席議員(二名)    第二十九番            佐藤寅之助君    第五十六番            桜井亮英君 欠員(一名)    第五十五番     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 説明のため出席した者       知事            山本壮一郎君       副知事           石井 亨君       副知事           津軽芳三郎君       出納長           鈴木 淳君       公営企業管理者       羽田光雄君       総務部長    事務吏員  浅野大三郎君       企画部長    事務吏員  渡辺 亮君       生活福祉部長  事務吏員  大沼直治君       保健環境部長  技術吏員  高野 昭君       商工労働部長  事務吏員  石岡義雄君       農政部長    事務吏員  萱場喜代志君       水産林業部長  事務吏員  八巻国郎君       土木部長    技術吏員  芳賀幸夫君       出納局長    事務吏員  佐藤千代人君       企業局長    技術吏員  岩井宏造君       総務部次長   事務吏員  若生 修君       総務部秘書課長 事務吏員  遠藤己巳夫君       総務部財政課長 事務吏員  鈴木新司君    教育委員会       委員長           永野為武君       教育長           三浦 徹君       教育次長          本田 浩君    選挙管理委員会       委員長           松坂 清君       事務局長          長沢純一君    人事委員会       委員長           渡辺鉱助君       事務局長          小畑英勝君    公安委員会       委員長           氏家栄一君       警察本部長         池田和顕君       警務部長          上田 清君       総務室長          阿部東治君    地方労働委員会       事務局長          曽我敬司君    監査委員       委員            佐藤幸紀君       委員            斎藤謙一君       事務局長          斎 英男君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    議会事務局       局長            佐藤正郎君       次長兼総務課長       山下忠之君       議事課長          熊谷 政君       調査課長          渋谷 孝君       議事課長補佐        氏家健一君
          議事課長補佐        藤田雄英君       議事係長          阿部迪夫君       委員会第一係長       柏葉伊夫君       委員会第二係長       品川源司君       主事            佐藤 昭君       主事            山内恵子君     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     議事日程       第五号             昭和五十七年十月一日(金)午後一時開議 第一 会議録署名議員指名 第二 議第百二号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 第三 議第百三号議案 土地利用審査会委員の任命につき同意を求めることについて    〔提案理由の説明〕 第四 議第八十二号議案ないし議第百一号議案並びに報告第三号 第五 一般質問    〔佐藤 勲君・奥山紀一君・菅原保雄君・櫻庭健朔君〕 第六 請願     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     会議に付した事件 一 日程第一 会議録署名議員指名 二 日程第二 議第百二号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 三 日程第三 議第百三号議案 土地利用審査会委員の任命につき同意を求めることについて    〔提案理由の説明〕 四 日程第四 議第八十二号議案ないし議第百一号議案並びに報告第三号 五 日程第五 一般質問        〔佐藤 勲君・奥山紀一君・菅原保雄君・櫻庭健朔君〕 六 日程第六 請願     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △開議(午後一時十四分) ○議長(佐藤常之助君) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △会議録署名議員指名 ○議長(佐藤常之助君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員に四十二番木村幸男君、四十三番文屋公君の御両名を指名いたします。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △議第百二号議案 △議第百三号議案 ○議長(佐藤常之助君) 日程第二、議第百二号議案及び日程第三、議第百三号議案を一括して議題といたします。  当局から追加提出議案の提案理由の説明を求めます。知事山本壮一郎君。   〔知事 山本壮一郎君登壇〕 ◎知事(山本壮一郎君) ただいま、追加上程されました議第百二号議案は、教育委員会委員熊谷治郎君が十月十一日に任期満了となりますので、同君を再任することについて、また、議第百三号議案は、欠員となつております土地利用審査会委員に内田二郎君を任命することにつきまして、それぞれ御同意を得ようとするものであります。  何とぞ御同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(佐藤常之助君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。−−質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となつております議第百二号議案及び議第百三号議案については、委員会の審査を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤常之助君) 御異議なしと認めます。よつて、委員会の審査を省略することに決定いたしました。  これより採決いたします。まず、教育委員会委員の選任に関する議第百二号議案を採決いたします。  本案について、同意することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤常之助君) 御異議なしと認めます。よつて、同意することに決定いたしました。  次に、土地利用審査会委員の選任に関する議第百三号議案を採決いたします。  本案について、同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤常之助君) 御異議なしと認めます。よつて、同意することに決定いたしました。     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △議第八十二号議案ないし議第百一号議案 △報告第三号 △一般質問 ○議長(佐藤常之助君) 日程第四、議第八十二号議案ないし議第百一号議案並びに報告第三号を議題とし、これらについての質疑と日程第五、一般質問とをあわせて行います。  前日に引き続き質疑、質問を継続いたします。六番佐藤勲君。   〔六番 佐藤 勲君登壇〕 ◆六番(佐藤勲君) お許しをいただきましたので御質問をさせていただきます。  なお、大変恐縮でございますが、かぜを引いておりますので、お聞き苦しい点もあるかと存じますが、お許しを賜ります。  まず、行財政改革と公務員給与についてですが、知事は今第二百県議会において、次のような提案理由に基づき、宮城県土地開発公社を設立するとのことですが、仙台北部中核工業団地のほか、今後県土の開発に当たり、必要となる大規模な用地の取得などを円滑に行うため、公有地の拡大の推進に関する法律に基づく云々とあります。我が国においては、昭和四十年代後半における資源エネルギーの制約を契機として、経済情勢は、高度経済成長から安定成長へと移行を余儀なくされたわけであります。そういう中において人口構成の高齢化、あるいは価値観の多様化などに伴い、我が国の社会環境も大きく変容し、税収の伸び悩みなどによつて財政事情も年々厳しくなる中で、活力ある高福祉社会の実現を目指しながら、行政の見直しが強く要請され、臨時行政調査会が設置されて、これまでに各部会報告がなされるとともに、去る七月、第三次答申がなされたことは御承知のとおりであります。この第三次答申の中で、公社、特殊法人などに関する改革方策が打ち出され、国鉄を初めとする三公社の民営化、あるいは特殊法人などの改革、合理化が強く提言されております。このような情勢下において、本県においては新たに土地開発公社を設立せねばならないその必要性は十分承知しましたが、ただ、次の点について知事の所見をお伺いするものであります。  まず、その第一点ですが、私の調査によりますと、四十七都道府県のうち、昭和四十七年より既に四十三県において設立されているというわけですが、当県においても既に設立されているべきではなかつたのか。また、その経緯をお伺いいたします。  第二点ですが、財団法人宮城県開発公社との今後の関連についてお伺いいたします。  次いで、公務員給与ベースアツプについてですが、同問題につきましては、既に先輩議員の質問に知事の苦しい回答が出され、それを了といたしましたので省略させていただきます。  次いで、交通問題、特に高校生のオートバイに関した質問を申し上げます。今年も秋の交通安全運動が昨日終了したことは御案内のとおりですが、なぜか非情にもその期間内に比較的事故が多い結果を生むこともしばしばです。今年こそは昨年より一件でも少なくと努力目標を立て、県民挙げての願いを受け、がんばつている警察官には感謝を申し上げます。先日などは、台風十九号の余波を受けた雨の中、安全運動期間とはいえ交通指導に当たつている姿を見るにつけ痛々しくさえ感じ、我々も積極的に取り組まねばならないと認識を新たにするものです。特に、最近高校生のオートバイ事故が社会的な問題としてクローズアツプされているようですが、去る八月二十三日から三日間、第三十二回全国PTA連合会宮城県大会が仙台で開催されましたことは、御承知のとおりです。が、その中で社会的な問題の一つとして、多発する高校生のオートバイ禁止が一つの特別決議として採択され、各方面にいろいろな波紋を投げかけたことは周知のとおりでした。  その内容を改めて列記してみますと、一つには、高校生の免許取得とオートバイの運転を、原則として禁止するということです。その二つといたしまして、やむを得ずオートバイを運転する生徒は、保護者の申請により校長又はPTA会長の許可を受けるということです。その三つ目は、五十cc以下のバイクの免許取得の際、現在は実施されていない実技の試験を導入するように関係方面に働きかけることです。四つ目といたしまして、メーカーに対しても五十cc以下のバイクの製造に当たつて、安全性の向上とスピード制限措置を講ずるよう要請するということになつております。  以上の四点からでしたが、私は基本的にはこの特別決議事項には賛意をあらわす一人でしたが、ただ従来から県教委の指導のもと、高校生の五十cc以上のオートバイは禁じられている現状で、いたずらに学校の地域性、特性というものを考えず、画一的に行うことそのもの自体に将来問題が生ずるのではないかと、また他方不安を抱いておつた一人でした。去る二十七日、同連合会の下部機関である宮城県高校父母教師連合会の理事会で、事故防止はまず全面規制より安全教育を優先させるべきであるという考えが一部にある以上、地域の自主性を尊重すべきというさきの特別決議の趣旨を実質的に修正、宮城県内では、地域の実情に合わせ、二輪車規制策を展開していくことを決めたことは、まことに現実的であり、同問題については今後も県教委より当該学校に正しい御指導方を要望するわけでございます。  なお、これらに関連して次の三点につき本部長に御質問を申し上げます。  まず、質問の第一点ですが、現行の交通法規の枠内で、受験資格のある生徒に対して、それを阻止する方策があるか。もし、その余地がないとすればむしろ今後も正しい交通ルールの徹底とマナーの指導を推し進める方がより現実的と思われますが、いかがなものでしようか。  質問の第二点として、高校生の二輪車事故が多発しているのは事実でありますが、私の調査によりますと、通学時間帯よりむしろそれ以外の時間帯、又は五十cc以下の二輪車より当然禁止されているそれ以上の二輪車による事故の確率が高いと伺つています。このことは、もちろん学校を離れた家庭に最大の問題があると考えられますので、我々親としても責任を感じますが、最近の二輪車の通学時とそれ以外の事故の区分件数、及び五十cc以下とそれ以上の事故の比をお示しをしていただきたくお伺いいたします。  質問の第三点として、先日、九月二十八日付の河北新報が「高校生八人「紛失」と偽り原付免許を二重取得」ということが、埼玉県浦和のできごととして報道されておりました。ちよつと読ましていただきます。「高校生活に「バイクは不要」と埼玉県は昨年四月から高校生の運転免許証を学校側で預る制度を採つているが「免許証を紛失した」と偽つて警察から不正に免許証の再交付を受け、バイクを乗り回していた高校生八人」云々となつております。免許証の再交付は、紛失・盗難などの理由をつけて申請するだけでよく、高校生らはこの簡単な手続を悪用したと、このようになつております。これなどは我々の身近にも起こつていることであり、これぐらいはと自分自身がきめつけ、すなわち許容社会を形成させる、罪の意識を感じない人間をつくつていく結果にはなりかねない大変な危険なことだと考えられますが、それを防止するためにも現在の法の枠内でないものでしようか。また、今後の問題としてどうしても対処していただきたいと考えますが、いかがなものでしようか。  質問の最後といたしまして、矢本飛行場の騒音対策についてお伺いいたします。  去る昭和五十六年五月、私たち青年議員連盟一行十七名が、亀谷団長、武藤副団長のもと東南アジア四カ国を、当時国際的な社会問題になつている難民の実態を勉強のため訪問いたしました。イデオロギー、宗教、一部の指導者のための民族間の摩擦などなど、複雑な国内状況を知るたびに、いかに日本がすばらしいか、また平和であるかということをしみじみ感じ、自由主義国家、日本のありがたさを深く認識いたしました。しかし、また一方一九七五年以来、日本を含む国際情勢も大きく変わつたはずです。戦火のやんだベトナム、そのベトナムラオスカンボジアへの侵攻、赤化による東南アジアを取り巻く世界の対応、アジアの中の日本の果たす役割り、アメリカのウオーターゲート事件によるニクソンの退陣、フオードを破つて登場したカーター大統領、強いアメリカをスローガンに地すべり的勝利を飾つたレーガン大統領、急激な変化を求めるがごとく世界に何かが起きたことは事実であります。アメリカが二カ二分の一戦略から一カ二分の一戦略と政策の変化があつて、再びこの戦略に戻ろうとしている今日、強い力の国をつくろうとしているのか、あるいは東側の脅威に対抗しようとしているのか、それとも何なのか。なぜアメリカイランにおける人質救出作戦が失敗し、イスラエルのイラク原子炉爆破事件が成功したのか。イランイラク戦争の本当の背景は何なのか。朴大統領の暗殺、隣の華国峰の失脚、サダト大統領の暗殺、我々日本的感覚で判断することのできない国内状況、国際状況、しかし我々もあしたの生活防衛のためには、推理を含めながらも解明に努力することも必要であるはずです。最近においては、イギリスアルゼンチンの紛争、世界の火薬庫と言われている中近東、その中でもイスラエルレバノンの戦争、ベイルートのパレスチナ難民の大量の虐殺事件、このようなことが報道されるたびに、日本の平和のありがたさを感ずるのは、私一人ではないはずです。日本は世界に誇る単一民族であり、すばらしい民主国家であり、その中には、戦後国民とともに歩んできた自民党政治のおかげであることはもちろんのこと、世界に誇る治安のための警察機構、国民に定着した自衛隊組織の存在をも忘れることはできません。御承知のとおり、今日、日本の上空を一日一回以上の割合で国籍不明機が飛来している現実の中で、より以上自衛隊のなす役割りは、当然重要なことです。他方、いまや既に国民に定着した自衛隊といえども、より地域民に愛されることもまた必要なことです。と同時に、基地を持つ地域住民の心情をも我々は深く深く考えねばならないはずです。生活が便利になつた分、幸せになつた分、時と場合には、それがための迷惑度も多少がまんせねばならないときも必要ですが、だからと言つて行政サイドで対処できるものは速やかに対処し、またそれが解決のための最大の努力と誠意を示すこともまた大切なことです。御案内のとおり、最近特に矢本飛行場に関する騒音問題が大きく取り上げられている現状で、少なくとも我々は国防の認識を深め、理解した中で、自衛隊そのものを否定する行動に走ることは絶対に避け、また短絡的に基地反対ということに結びつけてはならないはずです。正しい認識の中で、いかに問題に対処するかということを真剣に考えるべきです。したがつて、過小宣伝、過大宣伝に走ることなく、地域住民が将来に向かつてより以上の不安のない快適な生活を送つていただくための環境をつくつてやる意味合いからも、私は次の点について知事の御所見を承りたく、お伺いいたします。  まず、質問の第一点ですが、既に鳴瀬町、石巻市航空機騒音自動測定局を二カ所設置してあるが、更に今年一カ所設置する予定になつているが、周辺住民は、少なくとも更に二カ所を強く望んでいるが、その予定はいかがなものでしようか。  第二点として、ブルーインパルスの編成と本格的訓練開始により基地の態様に変化があつたとして、新しい騒音コンターが告示され、住宅防音の対象区域が拡大される見通しであると伺つてますが、それはいつごろになり、また対象戸数は、現在の二千百七戸からどれだけ多くなるのか。  質問の第三点として、住民の理解をできるだけ得るため、飛行訓練に自主的に規制を行つていると伺つてますが、具体的におわかりでしたらお示しをお願いし、あわせて今後も可能な限り自主規制促進方、知事より関係当局にお働きかけを希望するものですが、御所見をお伺いいたします。  第四点といたしまして、騒音の実態調査、あるいは特別測定の際に、故意にジエツト音が小さ過ぎるのではないかという住民の声もあるようですが、いかがなものでしようか。  第五点といたしまして、ちようど離着陸方向に位置する石巻女子高校等について、早急に何らかの対策を検討する考えはいかがなものでしようか。  なお、前百九十九回の議会で、同校に対する質問の中で、午前中に三十回も授業を中断され云々との御指摘があつたようでしたが、実は私も同校に娘を学ばさせている関係上、調査をいたしました結果、これまでの最大は七月の七日、しかも朝八時三十分から夕方五時十五分までの間に、十五回の飛来で瞬間的に先生のお話が聞き取れず、支障を与えたというのが十回ぐらいだと伺つております。これなどは過大宣伝につながるものと存じます。いずれにいたしましてももそれが対策方をお願いを申し上げ、私の一般質問を終わらしていただきます。  御清聴まことにありがとうございました。 ○議長(佐藤常之助君) 知事山本壮一郎君。   〔知事 山本壮一郎君登壇〕 ◎知事(山本壮一郎君) 佐藤議員にお答えを申し上げますが、第一点でお話がございましたも今回新しく法律に基づく土地開発公社の設置につきまして、議会にお願いを申し上げております点についてでございますが、お話がございましたように、既に本県におきましては、財団法人の県の開発公社もございまして、これがこれまで公有地等の取得造成、あるいは最近では高等学校の改築、建築、新築等に大変大きな機能、役割りを果たしてくれておるわけでございます。さつきお話の公有地の拡大の推進に関する法律は、実は昭和四十七年に制定されたのでございますが、当時の県のいろんな対応から考えまして、現在ございます県の開発公社で十分対応できるし、その方が何かと小回りがきき、多様な仕事ができて便利である、こういう判断のもとにあえて法律に基づきます土地開発公社の設立に踏み切らなかつたわけでございます。ただ、御承知のように今後仙台北部中核工業団地を初め仙台空港の拡張等、かなり大規模な、しかも長期にわたります土地の取得等々の必要が出てくるわけでございますし、特に北部の仕事は、御承知のように地域振興整備公団と共同いたしまして事業をやつていくと、こういうことになりますと、やはり法律に根拠をおきます土地開発公社の設立が、存在がどうしても必要である、こういう判断のもとに今回お願いを申し上げておるものでございますので、このことにつきましては何とぞ事情御了察の上、十分御審議の上御賛成を賜りたいと存じます。  なお、現在開発公社の事業の中で、先ほど申し上げました高等学校の建設事業でございますとかつあるいは規模がそう大きくはございませんが観光事業、こういうものについては法律上新しい土地開発公社ではできないことになつておりますので、これらの事業につきましては従来どおり県の開発公社、財団法人でやつていくと。しかし、冒頭お話のように、行政改革、機構整備が大きな課題になつております今日でございますので、新しい公社の機構・人事等々につきましては、従来の公社と十分整合性といいますか、一体的な運営ができますような知恵、工夫をいたすことによりまして、その辺の行政といいますか、今日の課題にも十分こたえてまいりたい、このように考えておる次第でございます。  なお、第二点お話の交通問題につきましては、本部長の方からお答えを申し上げますが、矢本の飛行場の騒音対策につきましては、たしか昨日も御質問がございましてお答えを申し上げたかと存じますが、第一点の測定局につきまして、お話のとおり現在基地周辺二カ所に自動の測定局を設置いたしておりますし、更に移動測定機によりまして定点観測を実施しておりますが、今回更に新しい事態、ブルーインパルス等の新しい設置等に対応いたしまして、更に一カ所の設置に要する予算をお願い申し上げておるのでございます。地元からもう少したくさんという御要望があることはよく存じておりますが、今後引き続きまして測定結果等を見ながら、更に増設の必要があるならば増設の方向で検討いたしたい、このように考えておりますので、ひとつ御了承いただきたいと存じます。  なお、ブルーインパルスの新しい配置によりまして、基地の態様に当然変化がある、新しい騒音のコンターが告示されるという問題でございますが、実は従来騒音の影響が八十WECPNLですか、八十Wの地域についてこれまで住宅防音の対象区域とされておりましたが、昨年の十二月にこの基準が七十五Wにまで引き下げられ、したがつて地域が拡大されることになつたわけでございまして、この新しい騒音コンターが先般防衛庁より県に提示され々現在関係の市や町と協議中でございます。これによりますと対象戸数が、お話のこれまでの二千百七戸から新たに約四千戸が対象となるものと予想されるのでございます。恐らくその告示の時期は新年早々に行われる予定と承知をいたしております。なお、いま申し上げました見直しと地域の拡大の措置は、引き続いて昭和五十八年度も引き続いて行われる、こういう予定になつておるように承知をいたしておりますので、関係方面に十分働きかけをいたしてまいるつもりでございます。  それから、訓練の自主規制でございますけれども、一般訓練につきましては、離陸後速やかに海上に離脱をすること。また、急上昇で離陸をする。こういう方法をとつておるようでございます。ブルーインパルスの飛行につきましては、基本訓練を主に洋上で行い、実技訓練など最小必要限度のものだけを陸上で訓練するなど、またお盆とかお正月とか、昼休み時間中等は飛行しないよう自主規制しておるようでございますが、先般も防衛庁に対しまして、ブルーインパルスあるいは航空機騒音によります住民のいろんな問題、被害等の実態から、更に飛行方法について十分規制をしてもらいたい、工夫をこらしてもらいたい、そして佐藤議員がお話がございましたように、基地と住民生活の安全が両立するように細心の留意を払つていただきたいと、こういうことを強く申し入れをいたしておりますし、今後ともこういう姿勢で必要なお願いをしてまいるつもりでございます。  なお、騒音測定時に故意にジエツト音を小さくしておるのではないかと、こういう御意見でございますけれども、松島基地の管制官に照会したところ、規定の高度及び速度で飛行しておつた旨の回答を得ておりますけれども、きのうもどなたかからお話がございましてお答えいたしましたように、既に設置しております無人の自動測定局で、年間を通して測定はいたしております。また、周辺十数地点で常時実態に即した定点観測をいたしております。故意にジエツト音を下げるとかなんとか、そういうことによりまして正確な測定ができないということのないような、逆に言いますと、正確な実態に合つた測定をいたしまして、それに基づいた対策をとつていただきますように、これからも努力を続けるつもりでございます。  なお、この航空機騒音等々が小中高等学校にもいろいろ影響がある。この騒音対策につきましては、事態の深刻さにかんがみまして、既に仙台の防衛施設局に対しまして、当面飛行コース、飛行時間の変更を行うとともに、防音工事の早期実施について申し入れを行つておるところでございます。対象になります学校が約四十六校ばかりあるそうでございます。このうち二十四校が防音工事が済んでおりますが、まだかなり残つておりますので、これらにつきましてはできるだけ早く工事ができますように、設計等に若干時間を要するわけではございますけれども、できるだけ早く未整備の学校にも防音工事が進みますように、関係方面に強くお願いを続けるつもりでございます。 ○議長(佐藤常之助君) 警察本部長池田和顕君。   〔警察本部長 池田和顕君登壇〕 ◎警察本部長(池田和顕君) 佐藤議員の交通問題についての御質問にお答え申し上げます。  まず、第一の運転免許の受験資格及びこれに関連する問題についてでありますが、受験年齢につきましては、御指摘のとおり法定事項でありまして、行政庁の裁量により受験を阻止することはできないわけであります。また、御指摘のとおり高校生の二輪車事故防止上正しい交通ルールの徹底とマナーの向上を図ることが基本的なあり方だということは私たちも考えております。ただ、これをいかに実行させ、担保していくかということが免許行政、あるいは交通警察の目的であるというふうに存じておるところであります。  なお、多発している高校生の事故防止を図る観点から、警察といたしましては、現在行政指導として自動二輪車の段階的取得や原付試験合格者に対する技能講習などの行政指導に力を入れているところであります。  次に、高校生の二輪車事故についての御質問についてお答えを申し上げます。本年上半期の原付及び自動二輪車の事故総数は、発生件数千九十件、死者二十二名、傷者千百五十七人となつております。発生件数、傷者では若干の増にとどまつておりますが、死者につきましては十一人から二十二人と倍増しておるわけであります。このうち高校生の事故は、発生件数で二百六十八件、死者十一人、傷者三百八人となつており、件数・傷者では、件数が若干増加し傷者が若干減つておりますが、死者につきましては三人から十一人ということでございまして、前年度プラス八人、二・六倍という状況に相なつておるわけであります。そういうことでありますし、また全体の二輪車では、合わせますと高校生の事故では二四%、死者では五〇%、傷者では二六%ということで、件数・傷者では二四、五%のところ、死者ではすべての原付及び二輪の事故の半分に達しているという状況に相なつております。  この高校生の事故について、通学時と通学時以外に分けてみますと、御指摘のとおり通学時が二十五件、通学以外が二百四十三件、通学以外が九〇・七%となつており、また死亡事故につきましても通学時は一件もありませんで、通学以外の時間が一〇〇%という状況に相なつておるわけでありまして、御指摘のとおりでありますが、ただ交通警察の観点だけから見ますと、いずれの場合の事故でも、警察としては重大関心を持たざるを得ないという状況に相なつておるわけであります。  また、原付と自動二輪車に分けてみますと、原付が百七十四件、六四。九%、自動二輪が九十四件、三五・一%となつておりまして、事故を見る限りにおきましては、原付の方が六四・九%、自動二輪が三五・一%と、原付の方が多くなつておりまして、自動二輪の方が少ないという状況であります。ただ、死者につきましては、御指摘のとおり原付によるものが三人、自動二輪によるものが八人となつておりまして、自動二輪によるものが七三%を占めるという状況に相なつておるわけであります。
     警察といたしましては、このような現況にかんがみまして、これまでも高校生に対する二輪車の実技講習の実施や、学校・教育委員会に対する事故防止対策の要請等、あるいは街頭における重点取り締まり等によつて事故防止を図つているところであります。  第三番目に、二重免許の問題でございますが、御指摘の高校生による免許の二重取得につきましては、本県では現在のところ警察としては認知しておりませんが、他県の例もありますので、二重取得については申請段階で厳密なチエツクを行い、その防止を図つておるところであります。  なお、御指摘の罪の意識を感じない人間をつくる結果ともなりかねないという点につきましては、道路交通法の規定では、免許証の不正取得に対する罰則が一年以下の懲役、五万円以下の罰金となつておりまして、道交法の罰則の中でも極めて高いものでありますので、この点につきましては十分に周知されるように努力していきたいと考えております。また、再交付の免許証につきましては、免許証自体にその旨の表示がありますので、交通取り締まりその他の場で十分にチエツクすることにより、かなりの抑止効果があるものと考えております。 ○議長(佐藤常之助君) 三十六番奥山紀一君。   〔三十六番 奥山紀一君登壇〕 ◆三十六番(奥山紀一君) 質問の第一点といたしまして、稲作の見通しが甘かつたのではないか、それが結果的には米作指導上不十分な、あるいはまた不適当な対策となつてしまつたのではなかろうかと心配いたしておるものであります。「冷害の危険性は、実は早くから専門家に指摘されていた。二年続きの冷害の教訓がほとんど生かされていない。有識者の意見がどれだけ指導面に生かされ、末端の農家まで浸透していただろう。」これは九月二十九日河北新報朝刊の河北春秋欄の記事でございます。私も非常に天候が不順でございましたので、心配になりましたから、八月の十八日のことでございまするけれども、県議会事務局を通しまして、このような曇りがちの天候だが、稲の生育状況はどうなつているかと問いただしたのであります。当局の御答弁でありますが、「出穂状況は、平たん部で二日から三日ぐらいのおくれ、三陸及び山間部は四日から五日ぐらいのおくれとなつている。背丈は平年より低い。穂の数は多い。いもち病の発生が非常に少ない。上記のことから見て、いまのところ平年並みの作柄と言うことができると思われる。今後の天候次第で大きく左右されると思われる。いもち病の発生が非常に少ないので、耕作者は油断しているようであるから、予防作業を怠らないよう通達を出すことにしている。」という御回答に接したのであります。越えて八月二十六日の河北新報朝刊は、このような記事を掲載をいたしておるのであります。「県農政部では早期落水防止などを呼びかけながら、平年作確保を目指す考えだ。県内水稲の出穂期は、三陸沿岸部や丸森町、宮崎町、小野田町の山間部でおくれが大きかつたものの、県平均では今月十四日となつて平年より三日おくれにとどまつた。不作だつた昨年より六日早まつている。出穂が平年よりおくれたのは、七月十五日から今月九日まで低温の日が続いたためで、七月中−下旬の平均気温は、平年より二・三度低い二十・七度、今月上旬は一・五度低い二十三度だつた。ただ、七月下旬の幼穂発育期に最低気温の低下の幅が小さく、平均気温が二十度を割つた日は、七月二十六日から二十九日までの四日間にとどまつたことなどによつて、不稔障害は見られない。また、分けつが活発だつたため穂数は多く、一穂当たりもみ数が少ないとしても、全体のもみ数は多く、登熟歩合が高いのではないか。」−−県農業センターでありますが、このような記事が掲載をされております。今月の二十一日の常任委員会でどのような御議論があつたのかと思つて調査をいたしました。「八月十五日農政局調査の指数では一〇一であつだが、九月の気温の低さが影響していると思うが、極端の減収はないと思う。しかし指数一〇一は下回ると思う。ことしは豊作であるという期待感があつたので、それらのことから見て悪いということが感じられると思う。船岡の試験刈りについては、期待する数字にはなつていないが、くず米等はそんなにないと思う。」このような当局側の御見解の御披露があるのであります。また、これはことしの春に、宮城県広報課が毎年つくつておりまして、私も非常にりつぱなものだと、いつかほめたたえたことがございまするけれども、これは宮城県の広報誌でございます。皆さんごらんいただきたいのでありますが、「ことしの県政の重要な目標の一つに冷害対策を充実強化」と、このように大きく書かれておるのであります。−−これでございまするけれども、その中身には、「本県の農業は二年続きの冷害に見舞われ、農家はもちろん本県の景気全般に大きな影響を及ぼしました。県では冷害に強い新品種の開発や栽培技術を確立するため、新たな試験研究に取り組むことにしました。」このような記事が載せられております。また更に河北新報の小野記者と知事の対談の中で、小野記者が「近年農林水産業を取り巻く情勢は一段と厳しさを増し、正念場を迎えています。冷害、二百海里など山積する課題にどう対応なされますか。」知事「農業については三つの目標を掲げています。一つは、異常気象に強い生産体制の確立で、やませの克服や水管理、それに耐冷品種早期育成のための葯培養などの試験研究を行います。」と御答弁なされておるのでございます。こういう記事、こういう報道に接するにつれまして、何か私自身は非常に奇異な感に打たれているものであります。同僚金子議員が御持参くださいました稲穂を私も見るにつれ、その感をいよいよ深くいたしておるのでありまして、当県は戦わずして既に冷害に敗れ去つたのではないかというような気さえいたしておるものでございます。同じ天候のもとで同じ圃場にあつても、堆肥を施したか否かについては、稲作のでき、ふできにもかなりの影響があつたとも聞き及んでおるのであります。そうである以上、もう少し私たちは宮城県下農家に対しまして、冷害対策の充実した指導、充実した技術面の確立、こういうようなものに、積極的に取り組んでしかるべきではなかつたのかと思つておるものでありまするけれども、今日までの経過を振り返つてみまして、やはり、これは私自身の反省も含むわけではありまするけれども、稲作の見通しが甘く、そのためのいわば指導上不十分な、不適当な対策となつてしまつたのではないかと考えておるものでございまするけれども、この点につきまして県御当局はいかなるお考えをお持ちになつておるか、お尋ねいたしたいのでございます。  質問の第二点でありまするけれども、この本会議場でも、数多くの同僚議員から御指摘がありまして、きようは最終日でございまするから、総括的な質問にならざるを得ないと思うのでありますが、御承知のとおり、県財政は非常に困難をきわめる局面に差しかかりました。もちろん国の地財計画と違いまして、当初の県税収入見積もりを五・一%と低目に財政当局が読みましたから、それによりまして、国が来しておるような極端な歳入欠陥を生じなかつたことにつきましては、私は心から敬意を表します。いま県財政が困難であればあるほど必要なことは、これから長期にわたつて県財政の健全性を維持するためには、その基盤を一体どう確立していくのかという問題があろうかと思います。巨額の県債残高や交付税特別会計借入金の償還に耐え得る体質をどうつくり上げていくのかという問題が真剣に論議されなければならないと思います。今日のような情勢になればなるほど、私どもは知事と一体となつて、いわば英知を出し合つて、お互いに県の産業経済発展のために、発展のための方策というものを確立すべきであろうと考えておるものでありまして、そのためには、県財政の健全性を維持するための基盤をどう確立していこうとお考えになつておられるのか、また、県の財政体質をどう一体改革をなさろうといたしておるのか、そのガイドポストについて承りたいと思つているものであります。  質問の第三点でございまするけれども、きのうまでの本会議でも、たくさんの同僚議員から景気対策の重要性についての質問が相次ぎましたが、ここに至れば、もはや抜本的な産業経済対策の見直しが必要となつてきたのではないでしようか。そのためにまず重要なことは、国の公共投資のあり方を改善すべきであると考えておるものであります。都道府県の主導権を持つ投資に切りかえ、県内における経済活動が県民の生活の維持、向上に寄与し、県内諸地域の自立性を高めるような地域経済対策を、県が新たな政策課題として推進し、県内経済の活性化を進めていく必要があると考えておるものであります。昨日も同僚渡辺議員から、牡鹿地域の産業経済振興について真撃な御議論がありましたが、まことに時宜を得た御意見であり、県内諸地域のまた叫びでもあろうと考えておるものであります。私は政策課題として、まず何といつても、農水産物第一次産業の県内地域自給率の向上を図る必要があるのではないか。そこに重点を置くべきではないか。第二点として、地域特産物の振興。第三点として、地場産業の掘り起こし。第四点として、第三次産業の見直し。第五点として、中小企業近代化政策の見直しなど、小規模企業対策の充実を図る必要がある。六点目に、地域金融機関の育成と誘導にもう少し私どもは積極的にならねばならないのではないか。もちろんいま申しました地域特産物の振興や地場産業の掘り起こし等につきましては、知事も今議会に地域産業創造センターの設立を提案をなされ、地場産業振興、資源エネルギー対策の新規単独事業施策を興そうといたしておるのでありまするけれども、高く私は評価をいたしております。この点について、知事はいかなるお考えをお持ちになつておられるのでありましようか。  また、大きな第四点といたしまして、県内の地域経済社会の安全のための恒久対策としてどんなことが必要だと考えておられるのか、承りたいのであります。  五つ目といたしまして、山本県政の方向にはおおむね賛成であり、また知事の努力についても大いに多といたしておるものであります。また、その実績についても高く評価をいたしておりますが、ただ、どちらかといえば、ソフトウエアの面で大きく前進したと言えるのではないでしようか。もちろん新産建設、石巻・仙台港、あるいは仙台空港の拡大、あるいは新幹線仙台地下鉄、あるいはまた県庁舎改築などなど、ハードの面でも実績の伸びが見られるのでありますが、県内経済に活を入れるためには、もう少しハードな面での思い切つた新規事業に着目してほしいとの声も聞くのであります。県政推進に自信をつけた昨今でもありまするから、大型のイベントなり、プロジエクトなり、大胆にハードな面での新規事業の誘致なり創設なりを図られてもよいのではないかと思つておりますが、この点についての知事のお考えはいかがでしようか。  次の質問に移りますが、成人病対策の推進についてお尋ねをいたすのであります。  昭和五十六年の我が国の死亡状況を見ますと、第一位はがんです。十六万六千三百十九人、人口十万に対する割合で一四一・九の方々が亡くなられ、第二位は脳卒中で、十五万七千三百二十人、人口十万対で一三四・二、第三位は心臓病で、十二万五千九百四十八人、人口十万対一〇七・五となつており、昭和二十六年以来トツプであつた脳卒中とがんの順位が入れかわつたのが特徴です。昭和二十六年に結核から脳卒中へと変わり、いままた脳卒中からがんへと対策の焦点が変わつて、これからはがんの時代になつたと言われております。一方、どのような病気にかかつている人が多いかとなると、目立つのは高血圧などの循環器疾患で、例えば高血圧性疾患は、昭和五十四年医療施設で受療した患者人口十万に対する割合が四七三、虚血性心疾患九四となつており、これらの病気の結果として、脳卒中で死亡したり、あるいは心筋梗塞で死亡したりしておるようであります。循環器疾患で死亡する人は、全死因の約六割を占め、このような背景には相当数の患者がいると言われております。だから、今後の成人病対策の重点課題としては、がんや脳卒中、心疾患などの循環器疾患の予防を取り上げることが必要だと言われております。また、成人病の予防は、高年齢になつてからでは遅く、循環器疾患にしろ、がんにしろ、食事や運動、あるいは休養といつた生活そのものを見直し、定期的に健康診断を受け、将来の健康設計を行うことが大切になつたと言われております。我が国の成人病対策は、昭和三十二年に厚生大臣の諮問機関として成人病予防対策協議連絡会が設置されたころから始まつたと言われ、特に脳卒中の多発地帯と言われるここ東北を筆頭に、塩分摂取を控えるなどの食事内容の改善や運動などの必要性を訴え、また、病気の早期発見、早期治療を呼びかけ、並行して診療、研究、研修のための機関や施設の強化を図りつつ大きな成果を上げてきたと思います。一方がんについては、その原因や発症のメカニズムにまだ解明すべき点が多く、また、有効な治療法が確立されていない現在ながらも、その予防対策として、効率的な胃がん集検、子宮がん検診。二つ目として、乳がん、肺がんの早期発見対策。三つ目として、がんの一次予防。四つ目として、がん情報システム。などについて具体的な方針が示され、その対策は科学的に検討されながら着実に進められてきておるものと思います。今後我が国は急速に高齢化社会を迎えることを考えるならば、成人病の予防はますます重要になり、成人病予防対策を充実させていく必要があります。これからの成人病対策を計画する上で大切なことは、その疾病構造の変化を見越しながら、すなわち、将来成人病はどのようになるか、非常にむずかしい問題ながらも、それを予測し、先手先手と対策を立てていくことにあると言われております。また、成人病の予防は、個人個人健康への自覚がなければ、幾ら行政的に行つてみても成功はしない。国民と医師などの専門家及び行政に従事する者が、それぞれ知恵を出し合つて、初めて成人病の克服ができるとも言われておりますが、そこで成人病を中心とする本県の昨今の状態はどうなつておるのか。すなわち、その死亡の原因別状況、罹病の類別状況等はどうなつておるのかなどを改めてお尋ねし、また、今後の対応策の具体についてお尋ねいたす次第であります。  大きな三点目の質問に移らさせていただきます。夏休み中、夏休み明けの青少年の非行状態がどうであつたかということを承りたいのであります。  ことしの七月は、青少年を非行から守る全国強調月間でありました。その重点項目は三つありまして、一つは、国民の非行防止意識の高揚。二番目が、暴力、非行その他青少年の非行防止。三番目が、青少年を取り巻く環境の浄化でありました。そして来る十一月が、全国青少年健全育成強調月間であり、この二つの月間を通じて、非行防止及び健全育成に大いに取り組んでいこうということになつております。現在青少年の非行件数は、昭和二十六年、昭和三十九年に続いて第三のピークを形成していると言われます。また、その内容はぶ窃盗、横領が大部分ながら、校内暴力、家庭内暴力など新しい形のものもあらわれ、非行防止対策は大きな社会問題となつています。その特徴としては、まず第一点として、両親がそろつていて経済的にも困つていない一般家庭の子弟の非行が非常に多くなつているということ。二つ目として、非行が低年齢化に向かつていること。三つ目として、非行の中身で、万引きとか、駅前に放置されている自転車を持つていくという、いわゆる遊び型非行が多くなつてきていること。そのほかシンナー、覚せい剤などの薬物乱用校内暴力、家庭内暴力、暴走族などが多くなつてきていることなどが挙げられています。その対応として、家庭の問題、学校の問題、地域社会の問題、行政上の問題などが挙げられております。最近の入手資料によりますれば、兵庫県広報課による青少年問題に関する県民意識調査結果のまとめによれば、非行の原因については、六七・一%が家庭でのしつけ不十分を挙げ、次いで社会環境の悪さが三七・四%で、学校での指導が不十分とする意見は一七・二%だつたそうです。私にとりましては、うなずき得る結果なわけですが、さて、例年夏休みは、まさに家庭に帰る季節であり、社会環境に大いに影響を受ける期間であり、また、少年たちの非行が芽生える時期であり、七、八月はもちろん、夏休み明けの九月にかけて補導される少年が特に目立つてくる時節となつてくるのであります。このため学校としても、警察としても、あるいは地域社会においても、特にその期間その対応を強めておるところでありますが、特にことしは、少年たちが楽しみにしていた夏休みが、まるで梅雨の続きの中に置かれ、日照不足、じめじめした不快な冷夏であつたことから、私は一体子供たちはこの夏休みをどう過ごしたであろうかと、心を痛めておるものの一人でありましたが、この七月、八月、九月、夏休みの中の、更には夏休み明けの我が宮城県の青少年非行の発生状況はどうであつたのでしようか。数もさることながら、その中身において悪質、異質なものが起きなかつたかどうか。青少年問題審議会の答申があつたことでもあり、ここにその実情について、また、その対応策で強調せらるべきものは何なのか。教育長並びに県警当局の両面より御報告をいただきたいと思うものであります。  次いで大きな第一番の質問の中に包括さるべき問題でございまするけれども、九月二十七日河北新報朝刊に、このような投書が寄せられておるのであります。見出しは、「洪水の危険を早く解消して」とあります。「過日の台風十八号によつて当町の二級河川坂元川も増水し、右岸堤防上から水があふれて水田に流入し、土砂の置きみやげを残した。県は三十四年、坂元川の右岸堤防補強のため地権者から用地を買収している。にもかかわらず二十年以上たつた今日も、宮城県の刻印のあるコンクリートくいが水田に立つたまま全く補強されておらず、台風のたびに洪水の危機にさらされている。私は行政区長だつたかなり以前から町役場にも要望してきたが、聞き届けてもらえないでいる。昨年夏の町政懇談会の席上でも資料を示して強く要望したが徒労だつた。県も役場も、このような重大な事業については責任者を明確にし、備えあれば憂いなしの行政をしてもらいたい。」山元町の加藤武雄さんという方の投書記事でございまするけれども、この点について、いかなるその後対応をお取りになられたものか承りたい。  また更に、最近のこれも報道でありまするけれども、仙台港は困つた新名所となつたということで、車ごとに転落をしたり自殺をする者が相次いでおる。このような事件が尾を引いておるのであります。仙台港で岸壁から車ごと海に転落をする事故が相次いでおりまして、その対策につきましては、県御当局も頭を悩めておるようでございまするけれども、考えてみますと、県民の総エネルギーを結集をして新産建設の中でつくり上げた仙台港でございます。また、今後も国際港に向かつて大きく飛躍をさせようとしている昨今でもございまするから、これらの対策につきまして、いかなることをお考えになつておられるのか、当局より御答弁をいただきたいと思うものであります。  以上、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(佐藤常之助君) 知事山本壮一郎君。   〔知事 山本壮一郎君登壇〕 ◎知事(山本壮一郎君) 奥山議員にお答えを申し上げますが、第一点は、ことしの稲作の指導に甘さはなかつたであろうかと、こういう御懸念でございますが、先ほど来いろんな資料をお示しいただきましたように、私どもといたしましては、過去二年続きの冷害を教訓といたしまして、ことしこそ何とか豊作をかち取りたい、こういう願いのもとに、早々と稲作指導指針と技術対策を策定いたしまして、指導には万全、徹底を期したつもりでございます。特にお話にございましたように、健苗の育成、水管理、土づくり、いわゆる基本に忠実な稲作、こういう基本に立ちまして技術指導を細かく書きましたチラシを全農家に個々に配布をいたしまして、それぞれの生育の段階に応じました指導の徹底をいたしたつもりでございます。また、病害虫の防除につきましても、航空防除で約五回、延べ面積で二十六万ヘクタールになつておりまして、実はこれは日本一の記録を達成いたしております。そういうことで、いもち病の発生も平年の五分の一、これは天候の関係もございましようが、抑えることができたわけでございます。にもかかわらずこういう結果になつたと、これは結果論でございますが、いまから振り返つてみますと、梅雨明けのおくれ、例年最も気候が安定し、しかもその後の稲作にとつて大事な減数分裂期に当たります七月末から八月初めに異常低温に見舞われた。更にその後の登熟期につきましても日照が不足いたしております。平年比で七七%でございます。また、昼の温度と夜の温度との差が少なかつたと。平年は七度以上でございますが、本年は四度しかなかつた。こういう気象の中で、残念ながら先般発表されました作況指数が九七、こういうことになつておるわけでございます。これをして農家の方々の御努力が足りなかつたときめつけるか、あるいはまた、指導が悪かつたと、こういう御批判になるのか、あるいはこれだけ農家の方々が御努力をいただいたにもかかわらず、ことしのような稲作にとつて都合の悪い天候のもとで、なおかつここまでの作況で食いとめたと申すことができるのか、いま私は胸を張るもちろん自信もございませんし、更に今後の最終収穫に至るまでの最後の努力をしていただくようにお願いを申し上げる以外にないわけでございますが、ただ、それでは冷害に対する技術の確立が十分できておるのかという点になりますと、数多くのまだまだ反省があることも事実でございます。一番私が残念に思いますことは、良質米の志向というのはわかるわけでございますが、結果的にササニシキの作付率が八二%、ずいぶん危険分散ということ、適正な品種の組み合わせということを指導したつもりでございますが、この点について十分聞き入れていただけなかつたと、この点は農家の方々にももつともつと反省をしていただく必要があろうかと思います。  それから、先ほどお話がございましたような、新しい冷害に強い技術体系の確立や品種の開発は、若干時間がかかるものではございますけれども、なおことしの教訓を、過去二年の教訓に更に加えましてですね、やはり異常気象に強い稲作技術の確立に今後とも技術陣営を総動員いたしまして、こういうものの確立を図つてまいる努力を続けてまいるつもりでございます。いずれにいたしましても、豊作を願つておられた農家の方々の心情を思いますときに、まことに胸の痛む思いでございますが、この厳しいかつ貴重な体験を将来に生かしまして、本県の自然に合つた、気象条件の変化に耐え得る稲作を中心にした農業経営の確立を図つてまいるつもりでございます。  第二点お話の、最近の国並びに地方の財政の深刻化、これはまさに奥山議員がお話のとおりでございます。これは本県だけではない、地方財政全体の構造的な問題として、今後この解決に当たつてまいらなければならないわけでございますが、交付税特別会計における借入金が八兆円にもなつておる。これに地方団体が借り入れております地方債を含めますと、地方財政の借り入れ総額が五十兆円に上つておるわけでございます。いま申し上げますように、今後の地方財政対策全体の中で、これは何とか確立、健全化の方向に努力をしなければならないわけでございますが、しかし我々県といたしましても、今後の財政運営に当たりまして、一つは、将来にわたりまして中央の借入金の償還ということがあるわけでございますので、これらの財政負担に十分留意しながら、施策の厳正な選択、これをいままでより以上に厳しくやつてまいることが必要であろうかと思いますし、また、事務事業のあり方につきまして、更に徹底した見直しをいたし、財政運営の効率化により一層徹底を期すると。また、行政と民間部門の活動領域のあり方等につきましても、新しい社会経済状況の変化に応じまして、県民の御理解をいただきながら、これらの点につきましても十分検討の余地があるんではなかろうか。更には地方分権を基調といたしました真の行政改革の推進の中から、事務事業と財源の適正な再配分を図つていく、数多くの課題があるわけでございますが、奥山議員が特に強調なさいましたように、県が財政力を強めるには、県の経済力自体を強めなければならない、まことに御指摘のとおりでございます。それらの点につきましては、これまでも皆様方の御指導をいただきながら努力をしてまいつたつもりでございますが、今後一層この線につきまして努力をしなければならないと存じます。幸いきのうの議長さんの御報告にもございましたように、新幹線東京の乗り入れ等にも明るい見通しが出てまいつておりますように、港湾といい、道路、鉄道等々の基盤の整備が一応進んでおるわけでございます。問題はこれらの基盤の整備を受けまして、県経済の活力をどのようにしてつけていくか、これが今後の大きな課題でございます。  一つは、日本の経済が今日世界の経済の枠組みの中に広く深く組み込まれておる現実は無視できないわけでございますので、我々は常に世界の経済の動きというものを横目でにらみながら、冷静に正しい判断を加えながら、同時に世界の流れに流されないような、地域としての個性と活力、柔軟な力をつけるような経済の発展、もちろん技術革新の時代でございます。大いに工業の開発、先端的技術を持つた工業の立地等々を進めなければなりませんし、そういう面での努力も一方において十分推進をいたしながら、一万におきましては、お話がございましたような一次産業の活性化、あるいは地場産業、地域特産の開発、中小企業近代化等々によりまして、それぞれの地域に活力のある柔軟な力をつけていくということが、今後の地域の活性化の上で大変必要なことではあるまいか。そういう意味におきまして、今回お願いいたしております大崎、栗原のモデル定住圏で、一つの、言うなら先駆的な、また実験的な施策といたしまして、地域振興の手がかりになります新たな手法の開発、地域にあります資源、人材、生活技術などを積極的に活用いたしまして、地域経済の循環を促していく内発的な地域振興施策を推進していこう、そういう考え方で、例の地場産業創造センターをお願い申し上げておるわけでございます。こういう一つの地域の内発的な経済発展策を、それぞれの地域に及ぼしてまいるということが、一つの大きな課題ではなかろうかと受けとめておる次第でございます。  なお、お話がございました、いまの県政、ソフトウエアに偏つておるんではないのかという御批判、私もほかでもいろいろ伺つておるのでございます。しかし決してハードウエアを怠つておるつもりは毛頭ございませんので、例えばこの十年間に仙台港が開港いたしましたし、先ほど申し上げましたように、縦貫自動車道なり新幹線の開通も見ておるわけでございます。数多くのダムの建設にも手をつけておりますし、広域の水道、流域下水道等も手がけておるわけでございます。何よりもこの十年間、本県の工業出荷額の伸び率を中心にいたしまして、県のGNPの伸びが全国平均をはるかに上回つております。それだけ産業経済の発展を見ておるわけでございます。また、したがつて一人当たりの県民の分配所得も、十年前に比べて、これまた全国平均を上回る伸びを見せております。全国平均との格差もずいぶん詰まつておるわけでございます。先般の国勢調査によりましても、人口の増加率も、これまた全国平均をはるかに上回る速度で人口もふえておる。いかなる資料をとりましてもですね、基礎になるハードウエアなしにこういう産業経済の発展はあり得ませんし、また人口の増加もなかつた、このように考えておるのであります。しかしハードをやるのは、あくまで私は手段であつて、いい地域をつくる目的と手段とを取り違えてはいけないということが常に頭にあるものですから、ハードの点につきましては、あえて強調しないし、実績を余り強調といいますか、宣伝しない悪い癖がございます。むしろそういう中で失われがちな人間性の喪失といいますか、そういう点をむしろ強調しないと、知らず知らずのうちにそういう大事なことが忘れられる。また手段と目的を取り違えるおそれがある。あえてソフト面を強調いたしておりますことを、ひとつ御理解を賜りたいのでございます。今後とも北部中核都市の建設、あるいはまた仙台港の国際化等々を目指しまして、ハードウエアにつきましても、決しておろそかにせずに、東北の開発のリーダーとしての役割りは正しく果たしてまいるつもりでございますので、今後とも御指導をお願い申し上げるものでございます。  それから、御提案ございました大型のイベント等につきましても、いろいろといま勉強をいたしておるところでございます。国際的な見本市がいいのか、あるいはまた博覧会がいいのか、そういう場合にテーマをどうするのか、内容をどうするのか、こういう点につきまして、内部におきまして検討をし、勉強をいたしておりますので、皆様方におかれましても、ひとつ御意見をお寄せいただければ幸せでございます。  なお、成人病でございますが、昭和五十六年度における本県の成人病の死亡率人口十万対比で見ますと、脳血管疾患が一六一・九人、悪性新生物が一四二・二人、心疾患が九六・五人、お話のように、脳血管疾患と悪性新生物、心疾患、これらが上位三位を占めておるわけでございます。病類別の罹患状況の実態の詳細につきましては、必ずしも明らかでございませんが、例えば最近一年間におけるがんに罹患したと診断された方約四千二百名前後と思量されるのでございます。こういう現状を踏まえまして、これら疾病の早期発見、早期治療は大変に大事な仕事でございます。がんにつきましては、御承知のように全国に先駆けまして、特に宮城方式として精度の高い検診を行つております各検診機関の充実を指導してまいりますほかに、成人病センターの機能の拡充、また県北地方の成人病治療機関としての機能を備えました現瀬峰病院の改築につきまして、現在設計中でございます。これらを拠点にいたしまして成人病の対策の充実を期してまいるつもりでございますが、特に来年から施行されます老人保健法の中で、地域医療機関と連携を図りながら市町村が実施いたします健康教育、健康相談、健康検診、訪問指導等を支援を申し上げまして、総合的な対策を樹立をいたしてまいるつもりでございます。  なお、青少年の非行問題の現状、対策等につきましては、教育長警察本部長からお答えをさしていただきます。  坂元川の治水でございますが、これは海からの高潮対策と河川上流からの洪水対策の両方の対策が必要でございます。高潮対策につきましては、河口部に防潮水門を設置することによりまして、この高潮の被害を防止することといたしまして、既に昭和五十四年の三月に水門を完成し、現在機能を発揮しておるところでございます。洪水対策の河川改修でございますが、お話がございましたように、一部用地の買収に入つたのでございますけれども、洪水の円滑な流下を図りますために、著しく蛇行部、蛇行いたしております部分につきましては、これを矯正するように既定の計画を変更いたしまして、新しい河道計画に沿いまして現在用地の買収を行つておるところでございます。今後地権者の御協力をいただきまして、できるだけ早く常磐線の鉄橋の拡幅と新しい河道の掘削、築堤等を進めまして、県土保全の促進に努めてまいるつもりでございます。お話の方に私どものこういう計画が十分通じてなかつたとするならば、大変申しわけないことでございますので、これらの点につきましては、なお今後十分留意をいたすつもりでございます。  なお、仙台港では、お話のように大変残念な事故が起こつておりまして、四十九年からことしに至るまで岸壁から誤つて転落した事故が七件、防波堤から高波にさらわれる等によつて転落した事故が七件、それから自殺及び原因不詳の転落が八件、合計二十二件の大変不幸な事故が起こつておるところでございます。こういう事故の防止のために、防波堤の進入防止さくをつくりましたり、要所要所に立ち入り禁止等の注意標識を設置いたしましたり、毎日巡回巡視を行つておるところでございますし、また本年三月、港湾施設管理条例をお願いを申し上げまして、自動車等があの構内で暴走しない、行為を禁止する条例をつくつていただいたのでございますが、何分にも広大なオープンの施設、スペースでございますので、今後の安全対策につきましては、警察当局の協力をいただきまして、これまでの事故の原因あるいは我々の対策等を十分に検討いたしまして、なお万全の措置を検討いたしてまいるつもりでございます。 ○議長(佐藤常之助君) 警察本部長池田和顕君。   〔警察本部長 池田和顕君登壇〕 ◎警察本部長(池田和顕君) 奥山議員の青少年非行対策についての御質問にお答えいたします。  本年も七月十五日から八月二十五日までを夏の犯罪と事故防止強化期間として、県民総ぐるみの運動が行われたわけでありますが、この期間中に検挙したり補導したりした少年は二千二百二十一人で、前年に比べますと六十九人、三・〇%少なくなつております。全国的に非行事犯が増加傾向の中で、たとえ三%でも少なくなつたということは、県民総ぐるみ運動のりつぱな成果であつたのではないかというふうに思うわけであります。これを非行別に見ますと、刑法に触れた刑法犯少年は三百九十六人でありまして、前年に比べまして四十四人、一〇%の減少となつております。刑法犯少年のうち約八割が小・中・高校生でありますが、特に中学生が百八十二人、四六%を占めておりますが、数としては中学生十九人、九・五%、高校生二十二人、一七・六%の減となつております。  次に、不良行為、飲酒、喫煙、不良交友等で補導された少年は千八百二十五人で、前年度に比べまして二十五人、一・四%減少をしております。不良行為少年のうち千百八十三人、六四%が小・中・高校生でありますが、刑法犯少年とは逆に高校生が七百八十六人と多く、次いで中学生が三百七十五人となつております。前年同期では高校生が十一人、一・四%の増、中学生が二十九人、七・二%の減ということになつておるわけであります。これら期間中におきますところの特徴点でありますが、一つは、シンナーの乱用少年が非常にふえてまいつたことでありまして、百一人の検挙又は補導をしておりますが、前年に比べますと六五・六%の増加ということであります。その中で中・高校生がそれぞれ二十人、一九・八%となつておりますが、高校生は前年同数でありますけれども、中学生が二十人で七人の増、五三%の増となつておるわけでありまして、全般的に非行総数がこの期間若干減少したのに比べまして、シンナーが非常にふえているということが一つの特徴点であります。  また、女子中学校三年生、十五歳が家出を繰り返しまして、隣接中、高校生の番長グループと不純異性交遊を行つたほか、仙台市内の暴走族のリーダーのアパートでシンナーを乱用したり、不純異性交遊を続け、深夜の暴走行為に加わつていたのを補導いたしましたが、女子中学生が暴走族と結びついたなど、中学生の一部が多様化を強めているという状況にあると思われるわけであります。  夏休み明けの少年非行でありますが、まだ統計が出ておりませんが、特異な傾向ないしは特異事犯といたしましては、九月は若干一般的には、例年は普通は九月は減少するわけでありますが、家出少年が非常に増加する傾向にあります。夏休み後九月二十五日までに補導された家出少年は百七十五人ということで、前年同期に比べまして六十五人、五九・一%増加いたしております。  次に、九月中旬に、中学生当時同級だつた無職少年十六歳と女子高校生十五歳の二人が家出をして自動車を盗み、無免許気仙沼市内、岩手県内を走行しながら、次々と六台の自動車を盗んでドライブし、気仙沼市内で発見追跡された警察車両に意識的に衝突されるというような事例等から見まして、低年齢化が非常に顕著な傾向であるし、また自動車を利用した非行の広域化、あるいはまた、警察車両とのカーチエイスといいますか−−ようなことで、アメリカ映画ばりの悪質な事犯が発生しているということが注目されるところであります。  以上のような状況にかんがみまして、警察といたしましては、街頭補導活動や環境浄化活動について、その総合的な活動をより強化するとともに、あわせて時代の変化に応じてこれまでの対策が果たして適切かどうかということを反省いたしまして、対処してまいりたいと思いますが、何と申し上げましても、非行防止活動あるいは非行防止は、警察と関係機関や団体の一体的活動によつて初めてまた−−それから地域社会も含めまして、一体的な活動によりまして初めて効果を発揮するものでありますので、今後ともひとつ少年非行の現状を身近な問題としてとらえていただきまして、地域ぐるみの非行防止につきまして、御指導、御支援を賜りますよう心からお願いする次第であります。  なお、シンナーの乱用の増加傾向に対処しまして、毒物及び劇物取締法が改正されまして、シンナーを乱用した者又はその目的で所持した者は、これまでの「三万円以下の罰金刑」から「一年以下の懲役若しくは三万円以下の罰金又はその併科刑」というふうに引き上げられまして、罰金から懲役会と厳しくなつたわけでありまして、十月一日施行となりましたことによりまして、その抑止効果がかなり期待されるのではないかというふうに考えておるところでございます。 ○議長(佐藤常之助君) 教育長三浦徹君。   〔教育長 三浦 徹君登壇〕 ◎教育長(三浦徹君) 奥山議員の御質問にお答えをいたします。  夏休み期間中の青少年の非行の実態については、ただいま警察本部長から御説明申し上げたとおりでございますが、これとは別に私どもが直接携わつております校内暴力事件、昨年一月から十一月までの間に、宮城の県内に発生いたしました事件を総ざらいいたしまして、若干分析を試みた結果がございます。その特徴的な事柄を二、三申し上げますと、一つには、この発生地域でありますけれども、新しい住民と古い住民が混在をしている地域、あるいは人口の著しい急増の地域、それから人口の流出人が激しい変動の大きい地域、こういうところにかなり特徴的に多く発生しているということが見られます。ただ単なるフイジカルな町づくりだけでは足りないものが、住民の連帯が育たないことにはということに着目せざるを得ない事案でございます。  それからもう一つ、御指摘にもございましたが、家庭の状況に立ち入つてみますと、両親あるいは片親の家庭から発生している事案が、これは特別に、何といいますか、一般の少年と比べて特に高いということではございません、若干高くなつておりますけれども、意外な結果が、両親健在という家庭から出た校内暴力の子供、これが八二%と非常に高率を示しております。この中身に更に立ち入つて分析をいたしますというと、いわゆる子供、子育ての態度でございますが、一口に言えば親の放任型という、父親の場合ですと約四〇%、母親の場合ですと三〇%というのが全く放任型になつていると、こういう結果が得られておりますし、また、両親の生活の乱れでありますとか、きようだいの非行でありますとか、そういう家庭内に起因すると思われる割合が七〇%を超えておるということでございまして、家庭の基本的なしつけが改めて見直されなければならない、そういう結果になつております。  そこで今後の対策でございますけれども、特に学校では、生徒指導は、個々の児童生徒を完全に理解をするというところから始まるわけでございますので、教育相談の向上に向けて、今後とも教職員の教育相談技術の向上充実に努めてまいるつもりでございますし、同時にまた、学校が家庭を非難し、家庭が学校を非難するということからだけでは何も物事の解決は出てまいりません。学校が、家庭が、地域社会が、あるいは私ども行政が、このことについて何ができるかを真剣に考え、実行可能なものから実行に移すと、この力を結集をするということが大事かと思います。もちろん取り締まり当局とも十分な連携のもとに、今後とも健全育成のために努力を傾けてまいるつもりでございますので、何分の御指導をお願いをいたしたいと思う次第でございます。 ○議長(佐藤常之助君) 暫時休憩いたします。   午後三時零分休憩     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   午後三時三十五分再開 ○議長(佐藤常之助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑、質問を継続いたします。十五番菅原保雄君。   〔十五番 菅原保雄君登壇〕 ◆十五番(菅原保雄君) 私は、交通及び公害にかかわる諸問題を中心に質問をいたします。  まず、ブルーインパルスの騒音防止対策についてでございますが、昨日は神谷議員、先ほどは佐藤議員さんの方から既に取り上げられ、質問が出され、それに対して知事からもそれなりの御答弁をいただいておるんですが、私も現地の調査に参加をさせていただいておりますので、つけ加えまして重複しない点で再度質問をさせていただきたいんですが、御存じのとおり、ブルーインパルスというのは戦技研究班、つまり戦闘の研究をする班と、こういうことでございますから、私どもが現地に行つて、その飛行ぶりを見た限りにおいてはまことにみごとな編隊飛行を繰り広げるわけでございまして、見る分には大変楽しいんですが、しかし、先ほども言いましたように、戦技の研究班でございますから、したがつて空中戦を想定をして、それの訓練、練習、こういうことになるわけです。したがつて、五機から六機編隊で急降下をする、ものすごい勢いで急降下をするし、急降下をしたと思つたら急上昇するわけであります。したがつて、何か竹ざおが届くぐらいと、こういう表現もされたようですが、地上すれすれに飛ぶわけでございますから、したがつて、その飛行の真下、あるいはその周辺、それは騒音が大変だろうというふうに実は実感をしてまいりました。なお、そういうふうな状態でございますから、飛行ぶりがみごとであればみごとであるほど被害が大きくなる、こういうことになるだろうと、こう思います。それから、たまたま矢本基地の幹部の方々がたしか四人ほど来られました。そこで、各委員さんの中からの質疑応答がそこで取り交わされたんですが、二、三重要な点を申し上げますと、一つには、「石油基地ができるんだから危険が増大をするんだから基地の移転を考えておらないのか」と、こういう質問に対しては、「基地ができれば確かに影響は生ずるでしよう。しかし、生ずるんだけれども、あそこの矢本基地というのは全国的にみて訓練するに、飛行するに一番適しておる」とこういうことを答弁なさつておるわけです。立地条件というのか、したがつていまのところは移転をする考えは全くございません。これが一つです。それから、「飛行のコースを変えてください」、こういう質問に対しては、「確かに東西に一本、南北に一本ですから、主滑走路と副滑走路というのがあるんですが、滑走路の長さと風向きによつて、にわかに飛行コースを変えるわけにはいきません」、こう言つているんです。それから「洋上、海の上でやつたらなじよなんだ」と、こういう質問をしたんですが、これも「上空であればできます。しかし、海の海面すれすれに急降下をやるようなことになると目測を誤るおそれがあるので、搭乗者の生命の危険が生ずる。したがつて、これもできません。むずかしいです。」と、こういう答弁が実はされておるわけです。したがつて、そうなつてくるとこの問題の根本解決というものはかなりむずかしいんじやないかと。知事は、防衛庁に厳重に申し入れをして、生活環境を守るようにと、こういう大変御苦労いただいておるんですけれども、一体これの根本解決はどうしたらいいかということで私も実は心配をしている一人でございますが、したがつて、その根本解決というのは、移転をどこかもつと違うところに、余り人家やなんかに影響しないようなところに移転をしてもらえば一番いいわけでございまして、したがつて、ぜひ知事に再度伊藤防衛庁長官に直談判をしてもらえないかと、こういうふうにお願いをしたいわけです。いろいろ長官なりのお立場はもちろんあるだろうと、こう思うんですけれども、しかし、やはり地域の住民の生活不安や環境を守るために、それを解消するのは伊藤長官にとつても私は「男子の本懐」でなかろうか、こういうふうに思つておりますので、ぜひ機会がございましたならば、じかにひとつ談判をして、根本解決ができるようにしてほしいし、更には対策の協議会を関係市町村でいまいろいろと御相談なさつておるようでございますけれども、やはり基地周辺の騒音防止対策に関する協定を結ぶ必要があるんじやなかろうかと。飛行コースにしろ、先ほど来制限の問題なんかもいろいろ出ておりますので、やはりそういう必要性があるんじやなかろうか、こういう点についてぜひ県もいろいろ御連絡をいただいておるとは思いますが、ぜひそのような御配慮を更に御努力をいただきたい、こう思つております。  なお、先ほど石巻の女子高、高校の問題なんかも出されておりました。女子商に行つてもいろいろ苦情を実は聞いてまいりましたし、これも緊急を要する事態のようでございますから、したがつて、これは女子商はもちろんですが、石巻工あるいは石巻商、こういうふうな三校の対策、防音対策、これは急を要しておるような現状に置かれておるようでございますので、ぜひ具体の対策については教育長の方からひとつお答えを願えれば大変ありがたいなと、こう思つておるところでございます。  次に、仙石線石巻線石巻駅付近高架化の計画についてでございますけれども、県もその計画内容は御存じのことと思いますが、石巻当局なり、あるいは石巻市議会関係者の御説明によりますと、これまでのいろいろ御努力なさつた計画をもとに、最終的ないま内容を詰めておるようでございます。近くそういう内容が明らかにされ、提出が関係方面にされてくるだろうと、こういうふうに考えますが、なお聞くところによると、駅前の土地を取得するのに三千万をどうひねり出すかと、こういうことでいろいろ苦慮なさつているようでございますが、何とか、地元の関係者によると五十八年着工、来年着工にこぎつけたい、こういうことが強い希望のようでございます。したがつて、長年の懸案事項でもございますので、あるいは当面の大きな課題でもありますので、実現するように私も願うものでございますが、どんなもんでしようか。県の対応と、その着工の見通しについてお伺いをさしていただきます。  次に、国道四十五号線、鳴瀬大橋の延長バイパス、これは浅井−上下堤−松島町に至る区間のようでございますが、これの建設の早期着工についても、いろいろと実はお願いをされておりますので、交通事故、あるいは交通渋滞、交通公害解決のため急務の課題と、こうなつているようでございますので、その着工の見通しにつきましても、ぜひお尋ねをさせていただきたいと存じます。  次に、仙石線本塩釜駅の高架化に伴う騒音対策についてでございます。塩釜市の旭町、北浜地区で騒音に悩まされていると、こう伺いましたので、現地調査に参加をさせていただきました。現地を見た限りにおいては、どうも地形から見てむずかしいなと、私もこう感じたんですが、県当局者の話によりますと、線路を丸く包んじまえと、その騒音の地帯を、線路を包んじまうと、言つてみればトンネル形態にすることだと思うんですが、こうすれば解決すると、こういうふうに伺つたんで、なるほどなと、こう思つたんですが、そのような解決策を図るということであるならば、国鉄当局と早速折衝していただかなくちやならぬだろう、こう思いますので、そういつた御用意があるのかどうか、これについてもお伺いをさせていただきます。  次に、東北自動車道の騒音対策についてでございます。昨年に引き続きましてことしも志波姫町の八樟地区の現地調査を実はいたしました。この地区は百十六戸、五百四十六名の方々が住んでおると御説明をいただいております。常に騒音に悩まされているそうですが、栗駒おろしが吹く時期が一番ひどい、こういうふうに訴えられております。このような個所が聞きますと県内に三十八カ所もある、こう伺つており、県の対応も大変だろうというふうなことはよくわかるんですけれども、二年も続けて現地調査をしておきながら解決の足がかりもないというのでは、大変現地の方々に申しわけないと、こう思つておりますので、県は解決のため道路公団側と話し合つておられるのかどうか、そういつた問題解決のめどがあるのか、この点についてもぜひお尋ねをさせていただきたい、こう思います。  次に、丸森線の存続をめぐる問題なんでございますが、先般寅さん先輩が丸森線の問題について質問が出されました。知事からも御答弁がございましたように、去る七月十五日に丸森線対策協議会の臨時総会が開催をされております。実は、私もその御案内をいただいておるんですが、あいにく他県に出かけておりましたので出席しかねました。そこで第三セクターの設立要綱が承認をされております。すると私も賛成したことになるのかなといまでも考えておるんですが、あとでもちろん資料はいただいておりますが、内容は皆さんおわかりのとおりでございます。問題は、鉄道建設公団の凍結工事予算を解除させるため、年度内に会社設立をしなければならないと、このようになつているはずでございます。そのためには、福島県側との協議、交渉にもおのずと時間的な制約があるはずでございます。もうそろそろタイムリミツトでないかと思われておるんですが、福島側との協議は一体どこまで進んでいるのか、どうもはつきりしない感じをしております。福島県は、どうも消極的としか伝わつてきておらないわけでございますが、一体現状はどうなつているのか、見通しはどうかについて再度お尋ねをさせていただきたい。いま福島県側では協議中と、こういう御答弁をいただいておるんですが、それらの見通しについて、そろそろはつきりさせなければならない時期ではなかろうかと、このように思つております。  次に、仙台市が抱えている問題についてお伺いをさしていただきます。ことしの七月末、県と仙台市の幹部による行政懇談会がもたれまして、協調、協力体制がより確立をなさつたことはまことに好ましいことであると考えております。その後、県では仙台市からの要望である時差出勤を九月一日から実施をし、仙台市でも県が要望した県立西高のアクセス道路整備に一億円の予算計上を九月議会で議決するなど、実態を伴つた行政の協調は、市民、県民から見ましても、一定の評価を与えられておると思つております。しかし、県と市の間の懸案事項も少なくございません。仙台市が単に県人口の三分の一を占めるという量的な考え方だけではなくして、深刻な都市問題を抱える都市行政のサンプルという質的な考え方もあわせまして県の指導なり、協調が望まれておるものと考えております。こうした基本的な考え方と今後の進め方につきまして、まず知事の所見をお聞かせをいただきたいと存じております。  以下、このような観点に立ちまして具体の問題について質問をさせていただきます。  通勤輸送体系の整備でございますが、地域開発、地域発展には交通基盤の整備という社会資本の投下が何より重要な意味を持つと考えております。その意味で、仙石線は国鉄線の中でも都市交通として地方ではまれな輸送力を持つ路線であり、今後仙台都市圏の東西軸として機能を十分発揮させるべきであると考えております。そのためには、まず地下化して地下鉄南北線との結節、仙台市の駅西の商業基盤地区と、駅東の新しい商業基盤地区との連係などが強く求められているものと考えております。したがつて、その後仙石線地下化の作業の進捗状況は一体どうなつているのか、その見通しはどうなのか、お知らせをいただければ大変ありがたいと思つております。  仙石線の地下化にあわせまして、西公園付近までの地下鉄東西線の建設が地元から強く求められておることは御存じのことと思つております。仙石線の延長が約五十キロ、東西線の仙台駅と西公園間が約一・五キロであることを考えますと、当然東西線は仙石線の延長としてとらえるべきではなかろうかと思われますが、いかがなものでしようか、御見解をお聞かせをいただきます。  そこで、仙石線の路線延長から考えてみて、その整備を仙台市だけに求めるのではなく、広く仙石線沿線の受益団体である周辺市、町、県、国鉄などによる協議会を設けて広域処理の必要があるんではなかろうかと、こう思われるんですが、知事はどのようなお考えになつておられるのか、お答えをいただきたいと存じております。  地下鉄南北線が仙台市地下鉄事業として進められておりますが、県で構想しておる古川と岩沼間の都市高速鉄道路線との関連を、その後どのように御整理なさつておられるのか、将来どうなさるおつもりなのか、これにつきましてもお尋ねをさしていただきます。  なお、神谷議員も触れておりましたが、現在泉から、地下鉄南北線の泉市への延長が強く要望されておりますが、これに対して、広域行政の立場から県の果たす役割りをどう考えておられるのか、これについてもお伺いをいたします。他都市の例から見ると、地下鉄の区域外設置については、府・県が資金出資など具体的な援助方策をとつておると聞いておりますが、泉市延長問題について、県にはこのような考えをお持ちなのかどうか、その点についても再度確かめさしていただきます。  これも触れられておりましたが、仙山線の新駅設置につきまして、さきに仙鉄局はその内容を発表いたしておるわけでございますが、仙台圏西部地区の通勤通学客の輸送力増強計画とあわせ、仙台市自体におきましても国鉄試案をもとに、その対応について現在検討中と聞いております。この試案は、仙台市西北部のみならず、宮城町にとりましても大きな利点もあり、特に県立高校新設や住宅団地建設など地域整備が進む中で、広域行政、地域開発を指導する県の立場からもこの問題に対する知事のお考えなり、この計画の調整をどのようになさつていただけるのか、こういう点についてもできれば触れていただきたい。  次に、仙台港背後地の整備手法についてお尋ねをさしていただきます。この問題は、これまでもたびたび取り上げられてまいりましたが、仙台港は開港以来十年を経過いたしております。この間、時代の流れによりまして工業港から総合港へと変貌してまいりました。知事も提唱しております国際貿易港構想で、また新しい道を歩むことになるものと思いますが、そのためにも住民から強い要望がある背後地六百ヘクタールをスプロールから守るためにも、土地利用の基本的な見直しが急がれるものと考えております。聞けば、一応の計画もできて、地主の仙台市とも協議し、推進事務体制を強化していくことになると思うんですが、厳しい財政状況の中で、背後地の基盤整備から国際貿易港構想まで引き続く大事業を具体にどうお進めになろうとなさつておられるのか、その対策はどうなのか、まずお伺いをさしていただきます。  そのためにも、国際競技とか、国際的な催しとか、いわゆるイベント、行事を行つて、それに沿つた整備を進めることの方が早い場合もあるのではなかろうか、こう思つておるんですが、国際イベントにつきまして、知事としての御所見をお持ちであれば、お聞かせを願いたいと存じております。  次に、道路粉じんの問題についてお伺いをいたします。この問題もたびたび取り上げられておるわけでございますが、近年県内の都市部、とりわけ仙台の都心部で冬から春にかけ道路粉じんが著しく、種々の論議を呼んでいることは御承知のとおりでございます。この粉じんの原因は、季節別の降下ばいじん量や粉じんの成分等によりましても、スパイクタイヤによる道路の摩耗が主な原因である、このように見られております。スパイクタイヤは、積雪や氷結のある路上においてはすべりどめのための効果がございますが、それが原因で発生する粉じんは、長期的には健康にかなりの影響があるのではないか、こう危惧されており、また道路を損傷して路面の表示を摩滅をさせて交通安全面でも大変弊害をもたらしておるのは御存じのとおりでございます。  以上のことによりまして、道路粉じん問題に対する根本的な対策の樹立が北海道なり、東北、北陸といつた一定の広がりをもつた地域において強く望まれているのが実情でございます。今回県におきましても、スパイクタイヤ対策の一環として、粉じん測定の新装置の計画が示されており、このことは問題解決に向けまして一歩前進と考えております。しかしながら、この問題はふところがかなり広く、課題は今後にあると思つております。すなわち、道路粉じん問題に対する対策は、大別して三つに分かれると思います。その一つは、発生源対策としてスパイクタイヤ使用を規制することでございます。新聞報道によりますと、新潟県知事がスパイクタイヤ使用をこの冬から禁止するという方針を表明しておられるようでございますが、宮城県として、条例によつてその使用を規制する考えはお持ちなのかどうなのか、まずこの点をお尋ねをいたします。  第二は、法的規制に先立つ当面の措置といたしまして、冬期間におけるスピード制限等の措置をとることも粉じん発生の抑止に有効と考えられますが、この点につきましてもどのように考えておられるのか、お尋ねをさしていただきます。  第三は、発生粉じんの後処理の対策といたしまして、道路清掃の強化の問題でございます。仙台市におきましても、今年度よりこのための特別の対策を講じておりまして、本年度におきましても九月補正の三千万円を含めまして、一億一千万円を投じて対処しようとしておりますが、この後処理の問題は、県と国と含めました各道路管理者が一体となつて対処しないと実効が上がらないと考えられますが、この点につきましても、道路管理者としての県の方針につきましてぜひお知らせを願いたいと存じます。  最後に、仙台市内を流れる梅田川の護岸工事についてお伺いをいたします。特に、宮町から上流の梅田地区、仙山線沿いの五城中学校前あたりが、台風十八号による出水の際非常に危険な状態にあつたと、このように訴えられておりますのしたがつて、早急な対策を講じていただきたいとお願いするわけでございますが、具体の処置につきましてお知らせをいただけるならば大変ありがたい、このように考えております。  以上をもちまして、私の質問を終わらしていただきます。(「仙山線だよ」の声あり)−−仙山線です。そうです。どうもありがとうございました。 ○議長(佐藤常之助君) 知事山本壮一郎君。   〔知事 山本壮一郎君登壇〕 ◎知事(山本壮一郎君) 菅原議員にお答えを申し上げますが、先ほども議論のありました矢本基地のブルーインパルスの問題でございますが、菅原議員には先般現地の御視察をいただきましたそうで、まことに御苦労さまでございました。いろいろ問題があるから、伊藤長官に「男子の本懐」として基地を移転してはどうかと、こういう御提案でございますが、先ほどもお話がございましたように、ブルーインパルスというのは特別な戦技研究訓練のようでございます。考えれば、国防上大変重要な内容を持つものではあるまいか。したがつて、防衛庁長官が簡単に基地の移転に賛成されるとは私には思えないのでございますが、大変困難なむずかしいことではございましようが、先ほども申し上げましたように、基地の機能と地元住民の生活の安全、これをどう調和さすか、これはお互い知恵を出し合う、特に防衛庁側で知恵を出してもらわなければいけない問題ではなかろうか。そうでなければ、いまの御意見のような声がだんだん住民の間から高まつてくるんではないのか。県民の皆さん方は、基地の重要性、国防の重要性は十分御理解はしておられるわけですがもなおかつ生活を破壊するような騒音があるということにはがまんがしきれない、こういうことでございましようから、これらの点につきましては、訓練のやり方、その他いろんな方法があろうかと思いますので、十分改善、工夫をこらしていただく。また同時に現在騒音の被害がありますところには環境保全確保のために万全の対策を講じていただく、こういう姿勢で取り組んでまいるつもりでございます。  仙石線の石巻の駅舎の統合、あるいは高架化の計画につきましては、実は昭和五十四年度で基礎調査を行い、昭和五十五年度では基礎設計並びに環境アセスメント調査を行い、昨年昭和五十六年度におきましては、都市内のOD調査や石巻市の道路網等の整備についての調査を行つておるところでございます。現在、石巻市におきまして、特に都市街路網の見直しが進められておるところでございます。今後これらの調査結果を十分検討をいたしまして、その結果を踏まえまして、国鉄など関係機関と協議を行い、できるだけ早い機会に事業計画を具体化してまいりたいと考えておる次第でございます。  なお先ほどの、失礼いたしました、ブルーインパルスの問題で、地元の方々が騒音防止の協定を結ばれる、こういう点につきましては、県も十分仲に入りましてその内容を承知もしなければいけませんし、また必要な御指導や調整役をいたすつもりでございます。  なお、学校の問題につきましては、教育長の方からお答えを申し上げますので、御了解いただきたいと存じます。  それから、四十五号線の鳴瀬大橋の延長バイパスでございます。これにつきましても、かねてから早期の着工について建設省に要望をいたしておるところでございますが、この国道四十五号の整備は、実は本県の石巻−仙台間の交通網を確保する上におきまして大変大事な路線でございます。本年度より着工いたしております仙塩バイパス、それから近く一部供用開始いたします仙台松島有料道路等々が、全体的には一体になりまして仙台−石巻間の高速交通網をネツトワークを組もうと考えておるものでございますので、このバイパスにつきましても、早期の着工ができますように、今後とも強力に要望を続けてまいるつもりでございます。  なお、仙石線の塩釜の高架化、立体化に伴います騒音の問題でございますが、現在国鉄におきまして騒音の測定等実態調査を行つておるところでございます。ただいまのところ、これら在来線につきましては、環境基準の設定がないわけでございますが、しかし、騒音の被害の実態にあると、必要に応じまして実態調査を進めてまいつておるところでございますので、今後これらの調査結果を踏まえまして、国鉄関係機関と調整しながら、その対応策につきまして検討をさせていただきたい、このように考えておる次第でございます。  なお、東北自動車道につきましても、これまでかなりの地点で、九市町十八カ所でございますが、延長五千四十八メートルの防音壁を設置いたしまして騒音の防止に当たつておるわけでございまして、本年度も四カ所、一千六百八十メートルの対策が実施されておる次第でございます。御指摘の志波姫町の八樟地区につきましては、昭和五十六年の十一月に測定を行いまして、その結果、道路公団に要請をいたしておるところでございます。この地区は、御承知のように地形的にやや技術的に問題もあるようでございますが、早急に公団の方で検討を詰めていただきまして工事が実施されますように、今後とも努力をいたしてまいるつもりでございます。  なお、丸森線の問題につきましては、お話のように現在福島県に私どもの第三セクターの案について検討をしていただいておるところでございまして、福島県もいま県議会が開会中のようでございまして、県議会でも大変真剣に御議論が行われておると。四日でございますか、交通対策委員会等でも御審議があると、このように承つておりますので、議会を含めまして早急に結論をお出しいただけますように、今後とも働きかけをいたしてまいるつもりでございます。  予算の問題は確かにございますけれども、私どもの両県の努力のいたしております実情等を話をすれば、必ずしも十月がタイムリミツトであると、そういうふうにきめつける必要は私はないのではあるまいか。しかし、できるだけ早く結論を出していただきますように福島県にお願いをしてまいるつもりでございます。  それと、仙台市の問題でございますが、仙台市は当然東北の中枢都市といたしまして、交通問題を初め数多くの都市問題を抱えておりますし、更に今後学術、情報、あるいは先端技術や国際化など、高度な都市機能を集積してまいらなければならないわけでございますので、これらの面で県として必要な指導、適切な助言、あるいは調整等の役割りを正しく果たしてまいるつもりでございます。  そこで、仙石線の地下化の事業でございますが、昭和五十六年度に事業採択されまして、現在ルート、駅の位置、工事の方法等につきまして建設省、国鉄、仙台市など関係機関と調整を図りながら計画を進めております。今年度じゆうに都市計画の決定を行うことを目標に、現在作業を進めておるところでございます。お話のように、仙石線が地下化されました場合に、将来の地下鉄の東西線としての一部の役割りを果たす仙台市の骨格交通の一部をなすものである、そういう位置づけを私どももいたしておるわけでございます。また、仙石線の整備につきましては、かねてより国鉄に対しまして、沿線市町ともども強く要請をしてまいつておるところでございますが、整備を進めるに当たりまして、お話のようにいろいろ問題もございますので、今後国鉄当局並びに沿線の市町と広域的に十分協議を重ねてまいるつもりでございます。  それから、これは県の構想として書いておるわけでございますが、古川−岩沼間の都市間高速鉄道路線、もちろん将来これを実現化いたしますときに地下鉄南北線がその中心的な一部分をなすわけでございます。そういうふうに私どもは考えておるわけでございますが、この古川−岩沼間という、更に将来の構想の実現ということになりますと、これから進めてまいります北部の中核都市の実現、これらを中心にいたしました沿線地域における開発の熱度等をにらみながら、どの時点でどのように構想を詰めていくか、これからの課題であろうと考えておるものでございます。  なお、泉市への延伸の問題につきましては、現在仙台と泉市、両市におきまして広域的な見地から種々検討が進められておるところでございますが、両市におきまして延長すべきルート、区間、あるいは将来における需要予測等を調査検討しておる段階でございます。今後は、この延伸の具体化につきまして、県も仲に入りましてお話のような問題も含めて具体化についてのお話し合いをいたしてまいりたい、このように考えておる次第でございます。  なお、先日もお答えいたしましたが、仙山線に新しい三つの駅をつくる、これは大変結構なことでございます。都市交通の解消に役立つものと私どもは受けとめておるわけでございますので、これが実現につきましても、いろんな面で県として果たすべき役割りは積極的に果たしてまいるつもりでございます。  なお、仙台港の後背地の問題につきましては、いつかも御報告申し上げたかと存じますけれども、現在仙台港関連工業用地として、工業系を中心とする用途地域の指定を行つておりますが、最近の開発動向の変化に対処いたしまして、あるいはまた将来の国際貿易港の整備を踏まえました土地利用のあり方につきまして、過去五十五、五十六年の両年度におきまして検討を行い、将来の土地利用の基本計画をまとめておるところでございます。今後背後地の整備につきましては、この基本計画をもとに、仙台市の協力を得ながら地域住民の意向も十分に拝聴いたしまして、具体の検討を進め、事業熟度の高い地区から逐次用途地域、都市施設等の決定変更を行い、秩序のある整備を進めてまいる方針でございます。  なお、国際貿易港につきましては、現在庁内に仙台港総合整備本部を発足させまして、鋭意調査研究を行つておるところでございまして、背後地の土地利用も含めまして、将来国際貿易港としての機能を持つ仙台港の総合的な整備を進めてまいる所存でございます。  なお、これら後背地の整備を進めるために、例えば国際見本市でございますとか、あるいは博覧会等、大規模なイベントを実施すれば、限られた時期に集中的に公共事業等の実施が行われるわけでございます。そういうこともあわせて真剣にひとつ想を練つてまいりたいと考えております。  それから、道路粉じんの対策でございますけれども、スパイクタイヤ使用を条例で規制するということにつきましては、交通の安全の問題もございまして、いま直ちに踏み切れるかどうか、相当困難な問題があるんではなかろうかと思われますが、御提案がございました冬期間のスピードの制限措置につきましては、いろいろ問題もあろうかと存じますが、検討はぜひさせていただきたい、このように考えておる次第でございます。  なお、発生粉じんの清掃に当たりましては、当然国なり、県なり、市が一体になりましてこの清掃に当たるべきものと、今後とも協調体制を強化いたしまして清掃に万遺漏なきを期してまいるつもりでございます。  なお、梅田川の中、下流部の災害対策でございます。この地域は家屋連楯地区でございまして、河川の拡幅が大変困難でございますので、上流域の一部を仙台川に分水する計画を進めておるのでございます。この早期完成を図つてまいりたいと考えております。梅田川につきましては、今回の出水の実態を踏まえまして、十分点検調査を行い、護岸の新設、補強、あるいはまた河床の掘削などを実施してまいりたい、今回いろいろと被害によりまして御迷惑をおかけいたしましたことをおわび申し上げる次第でございます。 ○議長(佐藤常之助君) 教育長三浦徹君。   〔教育長 三浦 徹君登壇〕
    教育長(三浦徹君) 菅原議員の御質問にお答え申し上げます。  航空自衛隊松島基地自衛隊機を発生源といたします学校施設への影響につきましては、私どもとしても深刻に受けとめまして、既に仙台防衛施設局に対しまして、六月議会閉会直後であつたと思いますが、ひとり県立高校のみならず義務教育諸学校、それから市立の高等学校を含めて早急に所要の工事を実現できますように、強く申し入れをいたしまして、その後数回にわたつて事務折衝を繰り返してまいつておるところでございます。整備の実態につきましては、先ほど佐藤議員の御質問に知事からお答えを申し上げましたとおりでございまして、約半数が工事を必要とする対象校のうち半数が整備済みでございますが、なお二十一校ほど残つております。工事の所要額でございますけれども、学校規模の大小、それから工事内容によつて幅がございますが、おおむね一億二、三千万から二億数千万という所要額が一校当たりかかります。もちろん、これは防衛庁全額負担でございます、補助工事でございますけれども。そういうこともございまして、いま直ちにこの一両年度でというわけにはまいりません。できるだけ年次計画を立てて、できるだけ早い機会に所要の工事が完了できますように、今後とも予算の配分、獲得を含めて関係当局に強く要請を継続してまいるつもりでございます。御了承願いたいと思います。 ○議長(佐藤常之助君) 三十三番櫻庭健朔君。   〔三十三番 櫻庭健朔君登壇〕 ◆三十三番(櫻庭健朔君) 六月二十三日暫定開業しました東北新幹線は、車内設備や静ひつな走行などの快適さにおいて、東海道あるいは山陽新幹線に比べ、確かにまさるものがあり、今次の十八号台風により東京以西の新幹線が休止したり、東北地方におきましても、在来線が各所で寸断されるなどの被害がありましたものの、東北新幹線だけは一本の運休もなかつたばかりか、逆に増発措置を講じて在来線の運休により足を奪われた乗客の輸送に威力を発揮するなど、新幹線が持つ近代的機能といつたものをまざまざと浮き彫りにされた思いがいたすのであります。しかしながら、本議場でもしばしば触れましたように、大宮暫定開業の形態はいかにも跛行的で、東京駅直結という新幹線本来の機能と対比すれば、メリツトよりもデメリツトのみがやたらに看取されるのも否定し得ないところでありまして、開業が当初の目標年度よりも大幅におくれ、しかも大宮暫定という不自然な開業に至つたゆえんのものは、用買の難航、沿線住民の反対運動など物理的現象はあつたにしましても、基本的には年度年度の建設予算大蔵省の査定により一〇〇%満たされなかつた蓄積の結果に起因していると断じても過言ではないように思われるのであります。一日も早い東京駅直結という県民の多年の悲願を代表して、我が県議会も先月二十一日、都議会各派に東京乗り入れ促進のための意見書採択につき議長を初め陳情を行い、都議会もまたこれにこたえ、昨三十日の本会議において満場一致東京乗り入れの意見書を決議し、明るい見通しにはありまするけれども、今日いまだかつて経験したことのない政府の財政非常事態宣言人事院勧告の凍結、あるいは新幹線整備五線の凍結等々、臨調路線を踏襲した矢継ぎ早な政府発表に接するにつけ、東北新幹線の東京直結が財政的なマイナスシーリングの余波を受けて、目標年度から再び遠ざかつていく懸念が大きいのでありますが、現在のこのような新たな事態を迎え、県民の悲願達成のためにいかに対処されるおつもりなのか、まず知事の所見を伺いたいのであります。  また、国鉄は十一月十五日、上越新幹線の開業を期して東北新幹線の大幅増発を基調としたダイヤ改正を現在作成中であると言われております。伝えられるところによりますと、やまびこ上下三十六本、あおば上下二十四本が運行され、現行に比べやまびこ二十八本へあおば十二本が増発となり、列車設定キロも現在の七千二百五十・二キロから二万一千六百二・六キロと約三倍にふえる計算になりまするから、一カ月前の指定席発売が即座に売り切れるという現在の混雑からはようやく解消されると思われますが、このうち大宮着はやまびこ十六本、あおば九本、これに上越線あさひ十一本、とき七本を加えますと合計四十三本。一列車の編成が八百八十五人定員でありますから、新幹線利用者が大宮駅におり立つ乗客は、一日当たり三万七千五十五人というおびただしい数に上ることになるのであります。私はいままで二度ほど大宮駅におり立ち、リレー号を利用しましたが、いずれも座席に座れたためしはなく、いつも通勤電車さながらのすし詰め状態で、新幹線の快適さを天国とするなら、リレー号のそれはまさに地獄の責苦としか表現できない経験を味わわされた一人でありますが、これに上越線が加わるとなると、混雑は倍加されることは必定であります。しかのみならず、東北と上越の大宮到着時間を見てみますと、最初のあさひ一九〇号が八時四十分、私どものあおばは八時四十七分、それを待ち受けているリレー号の発車が九時一分。終着のとき三一八号が二十二時十分、あおば二一六号が二十二時十七分、リレー号の発車が二十二時三十一分というダイヤによれば、上越線十八本の到着時間のことごとくが東北線到着時間よりも七分間早いのであります。これでは現在でも大変な混雑を醸し出しているアクセス列車を多少車両編成をふやしてみたところで、席を確保できるのは七分前に到着した上越線利用者、いつもぎゆうぎゆうと立たされるのは、七分おくれの東北線利用者ということになるのは、火を見るよりも明らかであります。まさか田中元総理の出身県の人たちを運ぶ関係から、上越線利用者を優遇するわけではないでしようが、こんな片手落ちの措置は全く東北線利用者を愚弄するものであり、国鉄に対し強く物を申す必要があるのではないかと思われるのでありますが、いかがでしようか。  次に、東北新幹線のダイヤ改正に伴い在来線の運行も大幅に改められることが明らかになりましたので、この点につきお尋ねいたします。  まず在来特急では、わずかに上野−青森間寝台特急ゆうづる四本のうち二本が残されるのみで、残余のはつかり六本、みちのく一本、ひばり八本の全部が廃止され、急行に至りましては、いわて、くりこま、たざわ、十和田など十六本全部が姿を消すばかりではなく、ビジネス用として広く親まれてきた北星、新星などの寝台列車もついに運行が停止されるに至り、あまつさえ東北新幹線とは全く無縁の仙台から酒田、鶴岡に直通する月山までも廃止の憂き目に遭うという、全く驚くべきダイヤ改正であります。一方、普通列車はと見ますと、仙台−白石間に下り四本、上り三本、福島−仙台下り一本、郡山−仙台間に快速上下一本が増発され、例えば下りでは白石−仙台間が八本、福島−仙台間三本、郡山−仙台間三本となり、県南の白石から仙台までの運行回数計十四本を時間割りで計算しますと、おおむね一時間二十分に一本は運行される勘定になります。他方、県北方面はどうかと見ますと、仙台−盛岡間に快速上下五本が増発になりまするから、上りでは県北の石越から仙台まで合計十二本、時間割りではやや一時間三十分に一本の間隔で運行されることになるようであります。また、私どもが本議場でもしばしば問題を提起していた気仙沼線につきましては、仙台−盛間の急行むろねが全部廃止されたのにかかわらず仙台−気仙沼間に上下一本が増発されたにとどまり、丸森線の増発、仙石線に特別快速の復活なども見送られる運命にあります。  思うに、国鉄のダイヤ改正は例年十月ないしは十一月に行われてはおりますが、その多くは接続時間帯の手直しや運行時間の増減などによる一部の改正にとどまることが多く、東北新幹線の本格開業に伴う十一月十五日を期しての今回の国鉄ダイヤの改正はまさに抜本的改正と言つても過言ではなく、したがつて、この機会をとらえ、私どもが多年主張してきました在来線の活用の強化、乗りやすく利便なダイヤの編成の実現こそ期して待たれるゆえんのものでありますが、利用者の多くがダイヤが改正になりその不便さをいやというほど味わわされてから、新聞投書などで是正を迫つてみましても、ひつきようそれはほごにされることのみが多い経験を踏まえ、この機会を逸することなく、県民の声を国鉄に対し強く反映させることが必要ではないかと考えるのであります。私見ではありますが、最小限、次の諸点につき当局の国鉄に対する強い働きかけを要請する次第であります。  一つ、東北新幹線が大宮駅発着開業の間は、在来特急、急行は全廃せず一部を残すこと。  二つ目、特急、急行三十一本を廃止した代償として、普通近距離列車仙台を起点に五、六本ほど増発していますが、通勤、通学、買い物客の利便を図るため、合理的かつ効率的増発を行うこと。  三つ目としましては、特に仙台通勤者同盟などから提起されている田尻、瀬峰、新田などの通勤者のため、石越発午前七時、仙台発十七時三十分帯の快速列車の実現、常磐線沿線通勤者のための通勤通学列車の増発を図ること。  四つ目、仙山線の急行三本の廃止により、仙台から酒田、鶴岡方面との直通列車月山も廃止されますが、この線は全く東北新幹線とも無縁であり、仙台裏日本との唯一の動脈でありまするから、ぜひこれを存続させること。  五、特急、急行の廃止により仙台駅ホーム及び在来線の過密化も解消されるので、気仙沼線の直通列車、丸森線の直通列車を増発すること。  六番目、仙石線の特別快速列車をぜひ復活させること。  以上の諸点につき、知事の所見をただし、その善処方について特段の御配慮をお願い申し上げる次第であります。  最後に、灯油問題についてお伺いいたします。  夏の間は余り関心のなかつた灯油価格も九月が過ぎ十月の声を聞くに及んで、にわかにクローズアツプされ、特に先月の半ばには仙台の家庭婦人が一かん千八百円の価格では冬は越せないと街頭デモに繰り出すなど、間もなく長く厳しい冬を迎えようとしている県民にとりましては、今冬の灯油価格の帰趨について無関心たり得ないことは当然でありましよう。私も両三度ほど本議場で灯油問題に触れた記憶がありますが、複雑怪奇な流通機構、一度値上がりすれば幾ら円高になつても末端価格が値下がりしない仕組み、買い付けた原油を海上輸送し、これを精製して灯油として売り出すのに約半年かかるというのに、為替相場が変動すると即月値上げしてしまう業界の体質など、灯油価格を語るとき、いささかならぬ難問題が介在していることも事実ではありましようけれども、しかりといつて商社、メーカー、卸業の裁量だけで無制限に価格がつり上げられるのでは全くやりきれないというのが、率直な県民感情ではなかろうかと思うのであります。  いま一定量の原油を輸入いたしますと、その四八・〇九%が重油に、一三・七%がガソリンに、一〇・七六%がナフサに、一〇・五%が灯油に、八・八四%がアスフアルトに、八・二%が軽油に精製されていると言われておりますが、不可思議なことに、灯油と同じ量のナフサがリツター当たり五十八円で、五十六年度から今日までほとんど横ばい状態であるというのに、ひとり灯油だけは五十六年度に比べ二六%も値上がりしている事実や、灯油と大同小異の量産となつているガソリンが昨年九月と対比して六・七%しか値上がりしていないのに、灯油のみは八・八%も上昇している実態は、何としても了解に苦しむところであります。  県のモニター調査による県内の先月の灯油価格を見てみますと、最高が登米地区の千九百六十円、最低が仙台の千五百六十六円、平均千七百五十六円と、地域による価格のばらつきが目立つているばかりでなく、仙台の小売業者の漏らすところによりますと、四月、八月に引き続き十月より三菱石油、日本石油両社がリツター当たり十円の価格引き上げを通告され、頭を抱えているというのが真実であるならば、早晩二千円灯油の出現も現実のものになるのではなかろうかと懸念するものであります。伝えられるところによれば、ことしの冬の灯油価格の決定は十月であると言われ、いわば今月こそが価格決定の攻防の山場であると聞かされているのでありますが、統制価格を設定する必要はありませんけれども、早急に関係業者との懇談会を持つなどして、灯油価格の安定化のために積極的な行政指導を要請申し上げまして私の質問を終わる次第であります。 ○議長(佐藤常之助君) 知事山本壮一郎君。   〔知事 山本壮一郎君登壇〕 ◎知事(山本壮一郎君) 桜庭議員にお答えを申し上げますが、新幹線の東京への乗り入れを急ぐようにと。確かに今日政府は財政の非常事態宣言をいたしておりますし、率直に申し上げまして、整備新幹線についてはここ一両年着工ということは、大変に困難なような感じがいたしますが、上野への乗り入れ、更には皆さんの御協力によりまして東京都の議会の議決もあつたことでございますし、東京駅への直結という問題につきましては、これは新幹線の効率を上げる、経営をよくするという観点からいたしましても、国鉄としてもぜひやらなければならない課題でもございますし、また、つい先般の全国知事会議で私はこのことを発言し、運輸大臣もこの点につきましては、十分その線に沿つて努力をすると、こういう御答弁もいただいております。これからもぜひ皆さん方の御協力をいただきまして、お話にございましたように、目標年度をずれることなしに、上野への乗り入れ、更に東京への直結という県民の悲願達成にあらゆる努力をいたしてまいるつもりでございます。  なお、十一月の上越新幹線の開業と、こちらにおきましても本格的なダイヤの改正で新幹線の本数がふえるわけでございますが、これに対応いたします大宮駅の混雑がお話のように予想されますので、駅構内における整理の問題、あるいはリレー号なり接続列車の増発の問題等につきましては、国鉄当局に万遺漏のないように、ぜひ適切な対策を講じていただくように強くお願いを申し上げるつもりでございます。恐らくそこで混雑をいたしまして、サービスが悪ければ、せつかくいま新幹線に乗つていただいておりますお客さんが乗らない、こういう事態も起こり得るわけでございますので、この辺は国鉄も商売として十分対策を講じてくれるものと、このように理解をいたしておるものでございます。なお、新幹線の本格的なダイヤ改正に合わせまして、在来線をかねがね御議論がございますように、新幹線への接続が便利なように、同時にまた在来線を県内の交通、通勤、通学等交通網として、交通手段としてうまく利用できるようなダイヤの改正、サービスの向上をするようにと、こういうことで具体の数項目を挙げての御提案でございます。国鉄側にもいろいろと事情があろうかと思いますけれども、サービスを改善し県民の利益を図ることは、乗客をふやし経営を改善するゆえんでもあるわけでございますので、御指摘の点につきましては、国鉄の方に十分お願いを申し上げまして、できるだけ御要望の点がかないますように努力をしてまいるつもりでございます。  なお、灯油の価格につきましては、お話のように、五月、七月、二度にわたりまして元売各社が仕切り価格の引き上げを行つたことによりまして、五カ月連続の値上がりとなつております。九月十五日現在の調査では、平均価格が千七百九十一円でございます。前年同期に比べまして約一割近い上昇になつておるわけでございます。現在も大変急激な円安が続いております状況から、今後の動向には十分注意を要する、こういう状況でございます。私どもといたしましては、九月早々に、北海道・東北七県と歩調を合わせまして、灯油の指導価格の設定など、灯油価格の安定につきまして国に対し要望してきておるところでございますが、同時にまた県内の主な元売の各社、卸、小売業界との懇談会も開催いたしております。卸価格の抑制を求める一方、業界と消費者との懇談会を開催いたしまして、消費者の意向を十分業界にも反映さすように努力をいたしておるところでございます。御注意がございましたように、今後の冬場を控えまして、不当な価格の上昇を来さないように、業界に十分に我々意のあるところをお願いを申し上げまして、最大限価格の安定、抑制に努力をしていただきますように、適切な対応策をとつてまいりますと同時に、国に対しましても同様の働きかけをいたしてまいるつもりでございます。 ○議長(佐藤常之助君) 以上をもつて、質疑、質問を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となつております各号議案は、お手元に配布の付託表のとおり所管の委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤常之助君) 御異議なしと認めます。よつて、所管の委員会に付託することに決定いたしました。     ………………………………………………………………………………     議案付託表                第二〇〇回県議会(九月定例会)昭和五七、一〇、一 議案番号件名提出年月日所管委員会議第八十二号議案昭和五十七年度宮城県一般会計補正予算五七、九、二二総務企画 厚生 産業経済 農政 土木企業 文教警察議第八十三号議案昭和五十七年度宮城県母子福祉資金特別会計補正予算厚生議第八十四号議案昭和五十七年度宮城県寡婦福祉資金特別会計補正予算厚生議第八十五号議案昭和五十七年度宮城県中小企業近代化資金特別会計補正予算同産業経済議第八十六号議案昭和五十七年度宮城県県有林特別会計補正予算同産業経済議第八十七号議案昭和五十七年度宮城県流域下水道事業特別会計補正予算土木企業議第八十八号議案昭和五十七年度宮城県港湾整備事業特別会計補正予算同産業経済 土木企業議第八十九号議案県議会議員の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例同総務企画議第九十号議案県営住宅条例の一部を改正する条例同土木企業議第九十一号議案警察官の職務に協力援助した者の災害給付に関する条例の一部を改正する条例同文教警察議第九十二号議案宮城県土地開発公社の設立について同総務企画議第九十三号議案町の境界変更について(小野田町と宮崎町)同総務企画議第九十四号議案県道の路線認定について同土木企業議第九十五号議案県道の路線廃止について同土木企業議第九十六号議案工事請負契約の締結について(阿武隈川下流流域下水道阿武隈川幹線管渠(シールド)工事)同土木企業議第九十七号議案工事請負契約の締結について(阿武隈川下流流域下水道仙台幹線管渠(シールド)工事(その一))同土木企業議第九十八号議案工事請負契約の締結について(阿武隈川下流流域下水道仙台幹線管渠(シールド)工事(その二))同土木企業議第九十九号議案工事請負契約の締結について(中小河川改修事業宝堰改築工事(下部工))同土木企業議第百号議案工事請負契約の締結について(宮城県仙台第二高等学校校舎教室棟改築工事)同文教警察議第百一号議案昭和五十六年度宮城県公営企業会計決算の認定について同土木企業 厚生     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △請願(二〇〇の一ないし二〇〇の一三) ○議長(佐藤常之助君) 日程第六、請願二〇〇の一ないし請願二〇〇の一三について議題といたします。  お手元に配布の文書表のとおり請願が提出されております。所管の委員会に付託いたします。  なお、お手元に配布の文書表のとおり請願の撤回がありました。     ………………………………………………………………………………    請願文書表                第二〇〇回県議会(九月定例会)昭和五七、一〇、一 一連番号要旨請願者名紹介議員受理年月日所管委員会二〇〇の一県道平松梁川線の改良舗装の継続施行について             筆甫地区振興連絡協議会  会長     外二一名佐藤(寅)五七、九、二〇土木企業二〇〇の二県道大内黒木線の改良舗装の継続施行について            県道大内黒木線改修期成同盟  会長      外一九名佐藤(寅)五七、九、二〇土木企業二〇〇の三県道金山新地線・丸森山元線の改良舗装の継続施行について                   個人外四三名佐藤(寅)五七、九、二〇土木企業二〇〇の四県道丸森梁川線の改良舗装の継続施行について               個人外二一名佐藤(寅)五七、九、二〇土木企業二〇〇の五丸森線の全線開通について                 個人佐藤(寅)五七、九、二〇総務企画二〇〇の六りんご植栽事業の促進について              丸森町果樹出荷組合  組合長     外二〇名佐藤(清)五七、九、二〇農政二〇〇の七磯根資源の密漁防止対策について           宮城県漁業協同組合  会長理事     畠山、後藤、黒須、文屋、渡辺、大宮、小野寺、高橋(健)、佐々木(源)、木村(国)、佐藤(光)五七、九、二一産業経済二〇〇の八狩猟者研修センター建設について            宮城県庁上杉分庁舎内社団法人宮城県猟友会  会長      佐々木(照)、後藤、四ノ宮、星、中村、庄司、須藤、畠山、黒須、桜井、舘股、安住、猪股、佐竹、石黒、木村(幸)五七、九、二一厚生二〇〇の九石巻地方県営総合運動場建設促進について             石巻地区体育協会連絡協議会  会長     外一〇名坂下、武藤、渡辺、黒須、木村(国)、佐藤(勲)、千葉五七、九、二七文教警察二〇〇の一〇公営住宅に県産畳床使用指定について            宮城県畳工業組合  理事長     佐藤(清)、佐々木(久)五七、九、二八土木企業二〇〇の一一飲食店業法(仮称)制定促進について           宮城県社交業環境衛生同業組合  理事長     斎藤(堯)、坂下、高橋(健)、森、文屋、錦戸、高橋(善)、三上五七、九、二八厚生二〇〇の一二警察官派出所設置について            泉市高森地区(泉パークタウン)老人クラブ  会長      外一六九名斎藤(栄)、山田、高橋(正)、杉岡五七、九、二九文教警察二〇〇の一三栄養士免許及び管理栄養士登録制度改廃の反対について            宮酪会館ビル三階 社団法人日本栄養士会  宮城県支部長         外一名須藤、斎藤(堯)五七、九、三〇厚生     ………………………………………………………………………………    請願の撤回文書表                第二〇〇回県議会(九月定例会)昭和五七、一〇、一 一連番号要旨所管委員会摘要一九〇の五磯根資源の密漁防止対策について産業経済提出者から取り下げの申し出により文書表から削除     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △散会 ○議長(佐藤常之助君) お諮りいたします。委員会審査のため明日から十月七日まで六日間本会議休会とし、十月八日再開いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤常之助君) 御異議なしと認めます。よつて、十月七日まで本会議休会とし、十月八日再開することに決定いたしました。  なお、ただいま御出席の諸君には、改めて通知いたしませんから御了承願います。  以上をもつて、本日の日程は全部終了いたしました。  十月八日の議事日程は、追つて配布いたします。  本日は、これをもつて散会いたします。   午後四時五十分散会...