青森県議会 2013-12-09
平成25年第276回定例会(第6号) 本文 開催日: 2013-12-09
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ヒットへ(全 0
ヒット) 1
◯議長(西谷 洌) ただいまより会議
を開きます。
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◎ 議 長 報 告
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2
◯議長(西谷 洌) 日程に先立ち、
報告事項を申し上げます。
十二月四日開催の
地方独立行政法人青森県産業技術センターに関する
特別委員会において正副
委員長の互選
を行った結果、
委員長に
工藤兼光議員が、副
委員長に
高橋修一議員がそれぞれ当選したので、御報告いたします。
去る十二月四日の諏訪益一議員の質疑に対する
文書答弁が提出されましたので、お手元に配付してあります。
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◎ 議 会 報 告
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3
◯議長(西谷 洌)
議会報告として、第七号「
議員派遣の結果について」
をお手元に配付してあります。
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4
◯議長(西谷 洌) 日程に入ります。
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◎ 議 員 の 辞 職
──────────────────────
5
◯議長(西谷 洌)
長尾忠行議員から
議員辞職願が提出されております。
長尾忠行議員の
議員辞職の件
を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により
長尾忠行議員を除斥いたします。
〔
長尾忠行議員、退場〕
次に、「県営住宅の明け渡し及び損害賠償金等の支払い請求の訴えの提起の件について、県営住宅に係る訴訟提起はこれまでどのぐらいあるのかお伺いしたい」との質疑に対し、「県営住宅の明け渡し等
を求める訴訟は、平成十六年度に三件訴訟提起した事例がある。当該事例は、いずれも県営住宅の家賃
を高額に滞納している者に対して、明け渡しと滞納家賃の支払い
を求める訴訟提起であり、今回のような県営住宅の不法占有に係る訴訟提起は初めてのケースになる。
県としては、今後同様な事案が生じないよう、引き続き県営住宅の適正な管理に努めていく」との答弁がありました。
このほか
一つ、災害対策関連経費に係る予算執行の考え方について
一つ、
青森県港湾管理条例
を改正する理由について
等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。
以上、審査の概要
を申し上げ、報告
を終わります。
26
◯議長(西谷 洌) 以上
をもって各
委員長の報告
を終わります。
ただいまの報告に対して質疑
を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
27
◯議長(西谷 洌) 質疑なしと認めます。
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◎ 討 論
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28
◯議長(西谷 洌) これより討論
を行います。
討論は議題外にわたらないよう簡明にお願いいたします。
一部反対討論、四十七番諏訪益一議員の登壇
を許可いたします。──諏訪議員。
29 ◯四十七番(諏訪益一) 日本共産党の諏訪益一です。
議案に対する一部反対討論
を行います。議案十五件に反対し、十五件に賛成します。
主なる議案の反対理由
を述べます。
議案第一号「平成二十五年度
青森県一般会計補正予算(第四号)案」について。
台風第十八号大雨被害対策関連が主なものです。十分、不十分さはありますが、一日も早く復旧が進むとともに、被害の大半に影響
を及ぼした岩木川・馬渕川水系の抜本的対策が国の責任でとられますよう、強く望むものであります。
ただし、県境不法投棄の約二億円の計上は、これで完全撤去へ向かうことができるとの評価
を単純に与えることはできません。総事業費は、平成三十四年度までの汚染水処理費
を含め四百七十七億円です。
県は、産廃特措法により五二%の負担となり、二百七十六億円の負担は後で交付税措置されるので実質百三十七億円だと説明します。しかし、百三十七億円も少額ではないし、総額四百七十億円の本体は、結局国民の負担に違いありません。
平成元年、千葉市からの生ごみが田子町に搬入され、当時大騒ぎになりました。その場所が不法投棄の現場であり、強制捜査に入ったのが平成十一年秋ごろです。平成十六年から撤去作業にかかり、以来十年
を経過しました。平成元年前後からいろんな情報が寄せられ、
県も立ち入りや行政処分はするものの、それ
をすり抜け、いよいよ立ち入り
を拒み、指導
を聞かないようになります。いずれにせよ、
県の毅然とした対応がないがゆえに、結果として巨額
を投ずることとなったその責任は重大だと言わなければなりません。
議案第十号「
青森県核燃料物質等取扱税条例案」について。
今回の提案は、日本原燃のウラン濃縮施設、廃棄物埋設施設、廃棄物管理施設で現行より二・三倍引き上げ、再処理施設の使用済み燃料受け入れ貯蔵と東北電力の原子力発電所は現行どおり法定外普通税として課し、五年間の税収見込み額
を九百六十四億円としました。安全性確保対策や地域振興への諸施策のためとしていますが、日本原燃と東北電力が提出した意見のとおり、原子力との共生、原子燃料サイクルの円滑な推進とあるように、核燃、原発の本格稼働にあることは論
をまちません。
しかし、高速増殖炉は実質的に破綻し、サイクル政策は成り立たず、辛うじてプルサーマルだけは実行に移すとしたものの、東京電力福島原発事故により、それも吹っ飛んでしまいました。高レベル放射性廃棄物の最終処分事業は手がつけられず、途方もなく困難です。福島原発事故は収束せず、汚染水問題と苦闘しています。帰還困難、住居制限区域などの避難生活
を強いられている人々と受け入れる側の住民とのあつれきも表面化してくるなど、事態は深刻です。
今、
青森県の
未来を考えるとき、そんなことは絶対に起こり得ないと言い切ることはできません。核燃、原発に依存し続けてよいのか、厳しく指摘しておきます。
議案第十三号「職員の給与に関する条例の一部
を改正する
条例案」について。
五十五歳からの昇給
を事実上停止する内容があります。これまで、地方交付税
を削減し、国が上から地方公務員の給与
を引き下げ、退職金や期末・勤勉手当の削減、特例減額など
を推し進め、さらに給与抑制の仕組み
を広げるものです。職員の生活はもとより、民間にも影響
を及ぼし、デフレ不況からの脱却
を困難にするものです。
議案第十九号「
青森県港湾管理条例の一部
を改正する
条例案」について。
来年四月一日から、消費税
を八%にするための使用料等
を改めるものです。消費税は逆進性が強く、低所得者に重い税です。消費税創設以来二十四年間、税収は二百五十一兆円に達したが、法人税の減収は二百三十三兆円、所得税、住民税も二百二兆円減っています。増税しても社会保障はよくならず、景気も財政も共倒れになるだけです。
議案第二十六号、二十七号は、
地方独立行政法人の保健大学と
産業技術センターの
中期目標を策定するものですが、その目標、理念
を否定するつもりはありません。そもそも行政の守備範囲
を狭め、非公務員型
を広めていく手法に懸念が残ります。
議案第二十八号「
青森県基本計画未来を変える挑戦の策定の件」です。
党県議団として最も
基本に据えるべき九項目
を意見として提出しましたが、そのうち四項目は反映困難とされました。
基本計画は、グローバル化と隣り合わせるリスク
を強調し、知事は、本県が抱える課題は、人類が将来に向けて真摯に向き合い、解決していかなければならない地球規模の課題とまで述べています。したがって、今、民主的な国際経済秩序
を確立する重要性
を主張すべきであります。
私は、質疑で、投機マネーの横暴
をやめさせるルールなど、四つのルールの必要性
を述べましたが、全部とは言わないまでも、その趣旨
を一、二行でも記述するのに何の遠慮も要りません。TPPや減反廃止問題、社会保障制度改悪の方向と工程
を盛り込んだ社会保障プログラム法案など、
基本計画に大きな影響
を及ぼしてきます。安倍政権の暴走のもとで特定秘密保護法案の採決が強行されましたが、基地と核燃、原発
を抱える本県の行政と県民の知る権利が罰則つきで侵害されていくおそれが十分にあります。だからこそ、国民主権、
基本的人権、恒久平和の原則
を打ち立てた日本国憲法
を県政に生かさなければなりません。改めて憲法と
地方自治法を計画推進の精神的支柱として明記するよう主張するものであります。
以上で一部反対討論といたします。
30
◯議長(西谷 洌) 賛成討論、七番工藤義春議員の登壇
を許可いたします。──
工藤議員。
31 ◯七番(工藤義春) 自由民主党の工藤義春でございます。
賛成討論
を行います。
本定例会に提出され、本日採決に付されますのは、議案第一号から議案第九号までの補正予算案九件、議案第十号から議案第二十号までの
条例案十一件、議案第二十一号から議案第二十九号の単行議案九件、報告第一号の報告及び承認
を求めるの件一件の合計三十件であります。その全てに賛成及び同意並びに承認
をするものであります。
これらの議案のうち、議案第一号「平成二十五年度
青森県一般会計補正予算(第四号)案」について所見
を申し上げます。
当該補正予算案の中で、報告第一号の専決処分した事項の報告及び承認
を求めるの件とも関連いたしますが、台風第十八号による大雨災害対策関連経費について申し上げます。
本年九月十五日から十六日にかけて本県に接近した台風第十八号による県内の総被害額は百十二億円余と大きな被害
をもたらしました。被災された皆様には心よりお見舞い
を申し上げます。
また、知事におかれては、樹冠浸水リンゴ園地における特別防除対策など、災害発生直後からの速やかな対策
を講じられていることに感謝いたします。今後とも、被災地における来年以降の円滑な営農再開に向け、そして、河川、道路等の公共インフラの速やかな復旧に向けて全力で取り組んでいただきたいと思います。
次に、議案第二十八号「
青森県基本計画未来を変える挑戦の策定の件」についてであります。
本
計画につきましては、さきの九月定例会での議論と各会派からの意見
を踏まえ、さらには、パブリックコメントや市町村への意見照会等
を経て必要な見直し
を行い、提案されたものであります。
本定例会における一般質問に対する答弁で、
三村知事からは、
人口減少や少子化、高齢化の進行、経済のグローバル化の進展など、大きな変革に直面している時代だからこそ、県民みずからの力で
未来は
変えられるということ
を示し、
青森県の明るい
未来づくりに県民の皆様とともに歩み出すという力強い決意が示されたところであります。
知事におかれましては、
県民生活の喫緊の課題である平均寿命の改善と県民所得の向上に迅速かつ適切に対応するとともに、マネジメントサイクルの着実な展開により実効性の高い諸施策
を実施し、ぜひとも、二〇三〇年の目指す姿の実現に向け、この
青森県基本計画未来を変える挑戦の着実な推進に全力で取り組まれるようお願いいたします。
また、あわせて、行財政改革大綱案について申し上げます。
県基本計画の推進と行財政改革は、まさに県政運営の両輪
をなすものであります。知事は、これまでも、不断の改革努力
を行うとともに、攻めの農林水産業
を初めとした
県の施策について、積極果敢に取り組むことにより、県政の発展に尽力されてまいりました。引き続き、
県基本計画に基づく諸施策
を着実に推進するためにも、安定した行財政基盤の確立と最適な行財政運営体制の構築に向けて取り組んでいただくとともに、今後の改革の実施段階においても、県民の皆様に対する説明責任
を果たし、御理解と御協力
を十分に得た上で実施していただくようお願い申し上げます。
なお、現行の行財政改革大綱においては、地域県民局のおおむね県内三地区への再編が掲げられていましたが、先般の一般質問において、知事からは、地域県民局については引き続き県内六地区への設置
を継続する旨の答弁がありました。知事の賢明な御決断に賛意
を表したいと思います。
最後に、議案第十号「
青森県核燃料物質等取扱税条例案」について申し上げます。
今回の
条例案は、現行条例の適用期間が平成二十六年三月三十一日をもって満了することから、切れ目なく課税することで、県民の安全・安心
を確保するための諸施策及び地域振興に資する諸施策
を実施するための措置であるとともに、ウラン濃縮施設、低レベル廃棄物埋設施設及び高レベル廃棄物管理施設の三つの原子燃料サイクル施設について、いずれもこれまでの約二・三倍の税率とするなど、税収の安定的な確保に十分に配慮された結果として受けとめております。
県におかれては、今後とも、原子力施設の安全性向上と信頼回復に向けた国や
事業者の対応について厳しく見きわめていただくとともに、原子力燃料サイクル施設及び原子力発電所の立地に伴い必要となる諸施策についてしっかりと取り組んでいただくよう望みます。
以上
を申し上げて、賛成討論
を終わります。
32
◯議長(西谷 洌) これをもって討論
を終わります。
──────────────────────
◎ 議 案 採 決
──────────────────────
33
◯議長(西谷 洌) これより議案の採決
をいたします。
議案第二十九号「
青森県教育
委員会委員の任命の件」、本件に同意することに賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
34
◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、本件は同意されました。
議案第九号「平成二十五年度
青森県工業用水道事業会計補正予算(第二号)案」、本件は所管
委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
35
◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
議案第一号、議案第三号、議案第五号、議案第十号、議案第十三号から議案第十五号まで、議案第十七号、議案十九号、議案第二十号及び議案第二十五号から議案第二十八号まで、以上十四件は所管
委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
36
◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。
議案第二号、議案第四号、議案第六号から議案第八号まで、議案第十一号、議案第十二号、議案第十六号、議案第十八号、議案第二十一号から議案第二十四号まで及び報告第一号、以上十四件は所管
委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
37
◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。
──────────────────────
◎ 請 願 採 決
──────────────────────
38
◯議長(西谷 洌) 次に、請願の採決
をいたします。
請願受理番号第四号及び請願受理番号第五号、以上二件に対する
委員長の報告はいずれも不採択であります。以上二件は、所管
委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
39
◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、請願受理番号第四号及び請願受理番号第五号は不採択とすることに決定いたしました。
次にお諮りいたします。請願受理番号第三号、本件は所管
委員長報告どおり採択とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
40
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、請願受理番号第三号は採択することに決定いたしました。
次に、お諮りいたします。
委員会審査報告書中、特定付託案件について閉会中の継続審査の申し出があります。これ
を継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
41
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
──────────────────────
◎ 発 議 案 上 程
──────────────────────
42
◯議長(西谷 洌) 発議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。
発議第二号から発議第六号まで
を一括議題といたします。
──────────────────────
◎ 発 議 案 採 決
──────────────────────
43
◯議長(西谷 洌) お諮りいたします。発議第二号から発議第六号までは、提案理由説明、質疑、
委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
44
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
これより発議案の採決
をいたします。
発議第二号から発議第六号まで、以上五件の原案に賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
45
◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。
なお、意見書の取り扱いについては、本職に御一任願います。
──────────────────────
◎ 臨時の協議又は調整
を行うための場の設置
──────────────────────
46
◯議長(西谷 洌) 次に、臨時の協議又は調整
を行うための場の設置の件
を議題といたします。
会議規則第百二十二条第二項に基づく臨時の協議又は調整
を行うための場について、お手元に配付のとおり改正公職選挙法検討
委員会を設置することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
47
◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
──────────────────────
48
◯議長(西谷 洌) 暫時休憩いたします。
午後一時五十五分休憩
──────────────────────
午後二時二十九分再開
49 ◯副議長(森内之保留) 休憩前に引き続いて会議
を開きます。
──────────────────────
◎ 議長の辞職及び選挙
──────────────────────
50 ◯副議長(森内之保留) 西谷洌議長から議長の
辞職願が提出されました。
お諮りいたします。議長辞職の件
を日程に追加し、順序
を変更して、直ちに議題とすることに賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
51 ◯副議長(森内之保留) 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。
議長辞職の件
を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により、西谷洌議員
を除斥いたします。
〔西谷洌議員、退場〕
52 ◯副議長(森内之保留)
辞職願を職員に朗読させます。
〔
職員朗読〕
辞 職 願
このたび一身上の都合により議長
を辞職したいので許可されるよう願い出ます。
平成二十五年十二月九日
青森県議会議長 西 谷 洌
青森県議会副議長 森 内 之 保 留 殿
53 ◯副議長(森内之保留) お諮りいたします。西谷洌議長の辞職
を許可することに賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
54 ◯副議長(森内之保留) 起立多数であります。よって、西谷洌議長の辞職
を許可することに決定いたしました。
西谷洌議員の除斥
を解き、入場
を求めます。
〔西谷洌議員、入場〕
55 ◯副議長(森内之保留) 西谷洌議員の御挨拶があります。
56 ◯一番(西谷 洌) ただいまは、私の
辞職願を承認していただきまして、ありがとうございました。
思えば、昨年の六月議会で議長に就任いたしまして十八カ月、考えるとあっと言う間の十八カ月だったように思います。
この間、県内のいろんな団体の幹部の
皆さん、そして
県外の団体の
皆さん、今回は核燃の問題がいろいろありました。そのほかに、全国の議長の
皆さんといろんな機会にお会いすることができまして、いろんな話
をして、大変勉強になったと思っております。
その中で一つだけ思い出したものは、ことしの十月に自治功労賞で表彰された人の中に、島根の
県会議員で、四十五年の在職でことし表彰された方が
皆さんを代表して最後の挨拶
をしました。そのときに、中国の故事
を引き合いに出しまして、中国の戦乱時代に、母国
を離れて至るところで戦
をしているうちに帰る道がわからなくなった、どっちの方角に帰ったら自分の国に帰れるかというときに、一頭の老馬がとぼとぼと歩いたと。みんながその老馬の後についたら国に帰れたと。老馬は帰る道
を知っていた、年寄り
を大事にしろよということの意味でありました。
そういうことでありますので、私もこれから一人の
県会議員として一生懸命頑張りますから、今後とも御指導のほどよろしくお願い申し上げまして、挨拶とします。
57 ◯副議長(森内之保留) お諮りいたします。議長が欠員となりましたので、議長の選挙
を日程に追加し、順序
を変更して、直ちに選挙
を行うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
58 ◯副議長(森内之保留) 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。
これより議長の選挙
を行います。
議場の閉鎖
をいたします。
〔議場閉鎖〕
59 ◯副議長(森内之保留) ただいまの出席議員数は四十六名であります。会議規則第三十二条第二項の規定により、立会人に十四番
高橋修一議員、十八番山谷清文議員、三十三番松尾和彦議員
を指名いたします。
投票用紙
を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
60 ◯副議長(森内之保留) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「配付漏れなし」と呼ぶ者あり〕
61 ◯副議長(森内之保留) 配付漏れなしと認めます。
投票箱
を改めます。
〔投票箱点検〕
62 ◯副議長(森内之保留) 異常なしと認めます。
投票用紙に被選挙人の氏名
を記載の上、議席順に順次御投票願います。
〔投票〕
63 ◯副議長(森内之保留) 投票漏れはありませんか。
〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕
64 ◯副議長(森内之保留) 投票漏れなしと認めます。
投票
を終了いたします。
開票
を行います。
先ほど指名いたしました方々の立ち会い
を願います。
〔開票〕
65 ◯副議長(森内之保留) 選挙の結果
を報告いたします。投票総数四十六票──有効投票三十九票、無効投票七票。有効投票中、阿部広悦議員三十七票、諏訪益一議員二票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は十票であります。よって、阿部広悦議員が議長に当選されました。
議場の閉鎖
を解きます。
〔議場開鎖〕
66 ◯副議長(森内之保留) ただいま議長になられました阿部広悦議員が議場におられますので、本席より、会議規則第三十三条第二項の規定により告知いたします。
議長に当選されました阿部広悦議員の御挨拶があります。
67 ◯四十一番(阿部広悦議員) ただいま御推挙
をいただきました阿部でございます。心から感謝申し上げます。
私にとりましても、大変名誉なことでございますし、光栄なことでございます。かくなる上は、県民の幸せのために議会が何
をすべきかという思いに立ち、その責任と職務
を果たしてまいりたいと思います。ここに厚く感謝
を申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
68 ◯副議長(森内之保留) これ
をもって本職の職務は終わりました。
議長と席
を交代いたします。
〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕
69
◯議長(阿部広悦) 暫時休憩いたします。
午後二時四十五分休憩
──────────────────────
午後三時十分再開
70
◯議長(阿部広悦) 休憩前に引き続いて会議
を開きます。
──────────────────────
◎ 副議長の辞職及び選挙
──────────────────────
71
◯議長(阿部広悦) 森内之保留副議長から副議長の
辞職願が提出されました。
お諮りいたします。副議長辞職の件
を日程に追加し、順序
を変更して、直ちに議題とすることに賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
72
◯議長(阿部広悦) 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。
副議長辞職の件
を議題といたします。
地方自治法第百十七条の規定により、森内之保留議員
を除斥いたします。
〔森内之保留議員、退場〕
73
◯議長(阿部広悦)
辞職願を職員に朗読させます。
〔
職員朗読〕
辞 職 願
このたび一身上の都合により副議長
を辞職したいので許可されるよう願い出ます。
平成二十五年十二月九日
青森県議会副議長 森内 之保留
青森県議会議長 阿 部 広 悦 殿
74
◯議長(阿部広悦) お諮りいたします。森内之保留副議長の辞職
を許可することに賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
75
◯議長(阿部広悦) 起立多数であります。よって、森内之保留副議長の辞職
を許可することに決定いたしました。
森内之保留議員の除斥
を解き、入場
を求めます。
〔森内之保留議員、入場〕
76
◯議長(阿部広悦) 森内之保留議員の御挨拶があります。
77 ◯三十七番(森内之保留) 森内之保留でございます。
西谷議長のもと、御指導
をいただきながら議会運営に少しでも貢献しようと頑張ってまいりました。大過なく終えることができ、正直ほっといたしております。
思えば、短い間ではありますが、すばらしいこと、いっぱいいっぱい勉強させていただきました。その中で、いい思い出の中で、清水議員が金メダリストのお二人
を我々議長、副議長に会わせていただきました。小原選手、伊調選手でございます。二人に会わせようと思って清水議員が連れてきて記念写真
を撮ろうとしたときに、いつの間にか三橋議員、渋谷議員、山田議員、そして菊池議員がおられ、一緒に記念写真
を撮りました。あの汗と涙でとった金メダル
をさわらせていただいた。この席にいて貴重な経験ができました。そして、いろんなところに行って、いろんな識見
を覚えさせていただきました。
まだまだ若輩ではありますが、今後、県勢の発展のため、副議長の任
を終えたことで、また一兵卒の県議として、皆様とともに県勢発展のため頑張ってまいりたいと思いますので、皆様方の御指導のほどよろしくお願い申し上げまして、辞任の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
78
◯議長(阿部広悦) お諮りいたします。副議長が欠員となりましたので、副議長の選挙
を日程に追加し、順序
を変更して、直ちに選挙
を行うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
79
◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認め、よって、さよう決定いたしました。
これより副議長の選挙
を行います。
議場の閉鎖
をいたします。
〔議場閉鎖〕
80
◯議長(阿部広悦) ただいまの出席議員数は四十六人であります。会議規則第三十二条第二項の規定により、立会人に十四番
高橋修一議員、十八番山谷清文議員、三十三番松尾和彦議員
を指名いたします。
投票用紙
を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
81
◯議長(阿部広悦) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「配付漏れあり」と呼ぶ者あり〕
82
◯議長(阿部広悦) 配付漏れはありませんか。
確認してください。
〔投票用紙確認〕
83
◯議長(阿部広悦) 今、確認
をさせておりますので、しばらくお待ちください。おのおのも、ぜひ一枚ということ
を確認してください。
〔投票用紙配付〕
84
◯議長(阿部広悦) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「配付漏れなし」と呼ぶ者あり〕
85
◯議長(阿部広悦) 配付漏れなしと認めます。
投票箱
を改めます。
〔投票箱点検〕
86
◯議長(阿部広悦) 異常なしと認めます。
投票用紙に被選挙人の氏名
を記載の上、議席順に順次御投票願います。
〔投票〕
87
◯議長(阿部広悦) 投票漏れはありませんか。
〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕
88
◯議長(阿部広悦) 投票漏れなしと認めます。
投票
を終了いたします。
開票
を行います。
先ほど指名いたしました方々の立ち会い
を願います。
〔開票〕
89
◯議長(阿部広悦) 選挙の結果
を報告いたします。投票総数四十六票──有効投票四十六票、無効投票ゼロ票。有効投票中、越前陽悦議員三十六票、田名部定男議員八票、安藤晴美議員二票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は十二票であります。よって、越前陽悦議員が副議長に当選されました。
議場の閉鎖
を解きます。
〔議場開鎖〕
90
◯議長(阿部広悦) ただいま副議長に当選されました越前陽悦議員が議場におられますので、本席より、会議規則第三十三条第二項の規定により告知いたします。
副議長に当選されました越前陽悦議員の御挨拶があります。
91 ◯三十九番(越前陽悦議員) ただいまは、議員各位の御推挙によりまして、はえある第七十七代副議長に就任
をさせていただきました。心から感謝
を申し上げる次第でございます。
本県における経済情勢、雇用情勢は、改善の兆しが見られる中において、さらなる県民の幸せと県勢発展のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。
今後の議会運営につきましては、阿部議長のもと、県民の皆様方にわかりやすい議会運営、公平、公正
を旨とし、誠心誠意努力してまいる所存でございますので、皆様方におかれましては、何とぞ深い御理解と御支援、御協力
を賜りますよう心からお願い申し上げまして、就任の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
92
◯議長(阿部広悦) 暫時休憩いたします。
午後三時二十八分休憩
──────────────────────
午後三時四十八分再開
93 ◯副議長(越前陽悦) 休憩前に引き続いて会議
を開きます。
──────────────────────
◎ 議会運営委員及び特別委員の辞任及び選任
──────────────────────
94 ◯副議長(越前陽悦) 阿部広悦議員から議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員
を辞任したい旨の願い出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員辞任の件
を日程に追加し、順序
を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
95 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件
を議題といたします。
お諮りいたします。阿部広悦議員の議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任
を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
96 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、辞任
を許可することに決定いたしました。
次に、お諮りいたします。議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の選任の件
を日程に追加し、順序
を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
97 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
ただいま欠員となりました議会運営委員
を選任いたします。
お諮りいたします。
委員会条例第五条第一項の規定により森内之保留議員
を議会運営委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
98 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。
次に、ただいま欠員となりました原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員
を選任いたします。
お諮りいたします。
委員会条例第五条第一項の規定により西谷洌議員
を原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
99 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。
議長と席
を交代いたします。
〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕
100
◯議長(阿部広悦) 越前陽悦議員から原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員
を辞任したい旨の願い出がありました。
お諮りいたします。原子・力エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件
を日程に追加し、順序
を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
101
◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件
を議題といたします。
お諮りいたします。越前陽悦議員の原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任
を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
102
◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認めます。よって、辞任
を許可することに決定いたしました。
次に、お諮りいたします。原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の選任の件
を日程に追加し、順序
を変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
103
◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
ただいま欠員となりました原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員
を選任いたします。
お諮りいたします。
委員会条例第五条第一項の規定により森内之保留議員
を原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
104
◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。
──────────────────────
◎ 議 員 派 遣
──────────────────────
105
◯議長(阿部広悦) 議員の派遣
を議題といたします。
会議規則第百二十三条第一項の規定により、お手元に配付のとおり派遣
を決定することに賛成の方は御起立
を願います。
〔賛成者起立〕
106
◯議長(阿部広悦) 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。
──────────────────────
107
◯議長(阿部広悦) 以上
をもって議事は全部終了いたしました。
──────────────────────
◎ 閉 会 あ い さ つ
──────────────────────
108
◯議長(阿部広悦) 知事の御挨拶があります。──知事。
109 ◯知事(三村申吾)
県議会第二百七十六回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶
を申し上げます。
今回の議会におきましては、去る十一月二十二日開会以来、本日まで十八日間にわたり、本議会に提案いたしました平成二十五年度
青森県一般会計補正予算案など、三十五件の議案につきまして慎重な御審議
をいただき、それぞれ原案どおり、御議決、御同意、御認定並びに御承認
をいただき、まことにありがとうございました。その執行に当たりましては、審議の過程において議員各位からいただきました御意見
を十分尊重し、最善の効果
をおさめるよう誠意
を持って努力していきたいと思います。
なお、西谷洌前議長及び森内之保留同副議長におかれましては、本日をもってそれぞれ議長、副議長の職
を去られることになりました。御在職中の御労苦に対し、心からおねぎらい
を申し上げますとともに、県政運営に対する格別の御支援、御協力に深く感謝
を申し上げます。
また、後任の議長として阿部広悦議員が、及び、副議長として越前陽悦議員が選任されました。県民の皆様方の負託に応え、県勢伸展のためますます御活躍されますよう心から念願いたすところであります。
さて、本年も余すところわずかとなりました。国の明年度予算編成も大詰め
を迎えようとしているところでありますが、消費税増税や地方交付税の動向等による地方財政への影響について最大の関心
を持って注視していきますとともに、今後とも、地方が一致団結して地方分権
を支える地方財政の充実強化
を強く求めていく所存でございますので、引き続き議員各位の御支援、御協力
を賜りますようお願い申し上げます。
歳末
を迎え、議員各位におかれましては、一層多事多端のこととお察しいたしますが、御自愛の上、よい年
を迎えられますよう心からお祈り申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
110
◯議長(阿部広悦) これ
をもって第二百七十六回定例会
を閉会いたします。
午後三時五十八分閉会
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