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平成25年第276回定例会(第6号)  本文 開催日: 2013-12-09
平成25年第276回定例会(第6号) 名簿 開催日: 2013-12-09

  • 青森県基本計画未来を変える挑戦(/)
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  1. 青森県議会 2013-12-09
    平成25年第276回定例会(第6号)  本文 開催日: 2013-12-09


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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(西谷 洌) ただいまより会議開きます。    ──────────────────────       ◎ 議   長   報   告    ────────────────────── 2 ◯議長(西谷 洌) 日程に先立ち、報告事項申し上げます。  十二月四日開催の地方独立行政法人青森県産業技術センターに関する特別委員会において正副委員長の互選行った結果、委員長工藤兼光議員が、副委員長高橋修一議員がそれぞれ当選したので、御報告いたします。  去る十二月四日の諏訪益一議員の質疑に対する文書答弁が提出されましたので、お手元に配付してあります。    ──────────────────────       ◎ 議   会   報   告    ────────────────────── 3 ◯議長(西谷 洌) 議会報告として、第七号「議員派遣の結果について」お手元に配付してあります。    ────────────────────── 4 ◯議長(西谷 洌) 日程に入ります。    ──────────────────────       ◎ 議  員  の  辞  職    ────────────────────── 5 ◯議長(西谷 洌) 長尾忠行議員から議員辞職願が提出されております。  長尾忠行議員議員辞職の件議題といたします。  地方自治法第百十七条の規定により長尾忠行議員除斥いたします。  〔長尾忠行議員、退場〕
    6 ◯議長(西谷 洌) 辞職願職員に朗読させます。  〔職員朗読〕             辞  職  願  このたび、一身上の都合により議員辞職したいので許可されるよう願い出ます。   平成二十五年十二月九日                 青森県議会議員 長 尾 忠 行  青森県議会議長 西 谷  洌 殿                           以 上 7 ◯議長(西谷 洌) お諮りいたします。長尾忠行議員議員辞職許可することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、長尾忠行議員議員辞職許可することに決定いたしました。  〔長尾忠行議員、入場〕 9 ◯議長(西谷 洌) 長尾忠行議員の御挨拶があります。 10 ◯長尾忠行 ただいま私が提出いたしました県議会議員辞職願可決いただきましたことに感謝申し上げます。  平成十年七月に県議会に籍置かせていただいて以来、この十五年と四カ月の間、さまざまな経験させていただきました。多くの場面場面での判断が求められ、決断してまいりましたが、マックス・ウェーバーの政治は民のためにあるという言葉いつも心に置きながら、自分なりの判断、決断してきたつもりであります。議会改革の一環としての議会基本条例の制定に改革検討委員長として参加できましたこと誇りに思っております。  の新しい基本計画未来を変える挑戦私自身もその思い共有して今後活動続けてまいりたいと思います。この十五年余り大変お世話いただきました三村知事初め、執行部の皆さん、職員の皆さん、そして県議会議員皆さん、また、多くの関係者皆さんに心から感謝と御礼申し上げ、県議会議員辞任に当たっての御挨拶とさせていただきます。  長い間、本当にありがとうございました。  〔長尾忠行議員、退場〕    ──────────────────────       ◎ 委 員 会 審 査 報 告    ────────────────────── 11 ◯議長(西谷 洌) 各委員長から委員会審査報告書及び請願審査報告書が提出されましたので、お手元に配付してあります。    ──────────────────────       ◎ 各 委 員 長 報 告    ────────────────────── 12 ◯議長(西谷 洌) 議案第一号から議案第二十九号まで及び報告第一号並びに請願一括議題とし、各委員長の報告行います。  地方独立行政法人青森県産業技術センターに関する特別委員会委員長、三十番工藤兼光議員の登壇求めます。──工藤議員。 13 ◯地方独立行政法人青森県産業技術センターに関する特別委員会委員長工藤兼光) 地方独立行政法人青森県産業技術センターに関する特別委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る四日に委員十五名をもって設置され、五日に委員会開催し、本会議より付託されました議案第二十七号「地方独立行政法人青森県産業技術センター中期目標の策定の件」について、審査の結果、多数をもって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要申し上げます。  「第二期中期目標案について、第一期目標と比較してどのような点が改正されたのか伺いたい」との質疑に対し、「第二期中期目標案では、一として、試験研究の成果現場に迅速に移転、普及するため、重点的に取り組む研究開発推進方向研究開発部門ごとに整理したこと。二として、農商工連携ファンドや六次産業化支援などより重点的に推進するため、これらの取り組み事業化商品化への支援の項目に明確に位置づけたこと。三として、経営基盤のさらなる強化図るため、外部からの研究資金の導入のほか、自己収入の確保追加したことなどが主な改正点となっている」との答弁がありました。  次に、「都道府県試験研究機関地方独立行政法人化の状況について伺いたい」との質疑に対し、「平成二十五年四月一日現在、都道府県における試験研究機関地方独立行政法人設立状況は、本県の産業技術センター含め八機関あり、また、本県同様の農工一体型は平成二十二年四月に設立された北海道立総合研究機構のみであり、このほかは工業系が岩手工業技術センターなど五機関、農林水産系大阪府立環境農林水産総合研究所の一機関となっている」との答弁がありました。  このほか 一つ、産業技術センタープロパー職員からの派遣職員の推移について 一つ、平成二十一年度から平成二十四年度までの産業技術センターの成果として商品化された数と主な商品について 一つ、産業技術センターが行っている植物工場に関する研究の目的、内容について 一つ、産業技術センターにおける水稲とリンゴの品種開発について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  以上、審査の概要申し上げ、報告終わります。 14 ◯議長(西谷 洌) 総務企画委員会委員長、二十六番三橋一三議員の登壇求めます。──三橋議員。 15 ◯総務企画委員会委員長三橋一三) 総務企画委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る五日開催し、本会議より付託されました議案十二件及び請願二件について審査の結果、議案第一号中所管分、議案第五号、議案第十号、議案第十三号から議案第十五号及び議案第二十八号については多数をもって、その他の議案についてはいずれも満場一致もって原案どおり可決されました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要申し上げます。  「職員の給与に関する条例の一部改正する条例案について、改正後の五十五歳超える職員の昇給制度の内容伺いたい」との質疑に対し、「今回の改正では五十五歳超える職員の昇給について、その者の勤務成績が特に良好である場合に限り昇給させることとするものであり、勤務成績が標準またはそれ以下の者については、今後は昇給しないこととなるものである」との答弁がありました。  また、「今後、人口の減少が推計されている中、次期基本計画未来を変える挑戦の中では、その対応についてどのように取り組んでいくのか伺いたい」との質疑に対し、「次期基本計画では、結婚について社会全体で支援する機運醸成するとともに、安心して出産、子育てができるような社会環境づくり進めることとしている。また、若年層の県内定着促進するために、魅力ある雇用の場の創出に引き続き重点的に取り組むとともに、地域が産み育てた人財が地域で活躍できる、いわゆる人財の地産地活環境づくり進めていく。これらの取り組み進めるために、では、人口減少重要課題の一つと位置づけ、新たに戦略プロジェクトとして、人口減少克服プロジェクト設定し、急激な人口減少に歯どめかけ、持続可能な地域経済維持し、県民生活守るため、県庁一丸となって分野横断的に取り組み進めることとしている」との答弁がありました。  このほか 一つ、事務権限移譲に伴う市町村への財源措置の内容と直近三カ年の実績について 一つ、核燃料物質等取扱税条例更新理由について 一つ、今回の地方消費税改正内容について 一つ、次期基本計画における平均寿命延伸に向けた取り組みについて 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  また、請願の審査結果については、お手元に配付の委員会報告第一号のとおりであります。  以上審査の概要申し上げ、報告終わります。    ────────────────────── 16 ◯議長(西谷 洌) 環境厚生委員会委員長、十五番工藤慎康議員の登壇求めます。──工藤議員。 17 ◯環境厚生委員会委員長工藤慎康) 環境厚生委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る五日開催し、本会議より付託されました議案六件について審査の結果、満場一致もって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要申し上げます。  まず、「青森県食品衛生法施行条例の一部改正では、外部委託行う場合における設備基準の特例が規定されたが、どのような場合に外部委託行うこととなるのか伺いたい」との質疑に対し、「製品検査や試験実施するに当たり、実施件数に対して、検査機器が高額であるかどうか等検討し、業務の効率化や費用対効果の面から外部委託が適正であるかどうか判断することとしている」との答弁がありました。  次に、「青森県立自然ふれあいセンター指定管理者の応募が一者となった理由について伺いたい」との質疑に対し、「今回の指定管理者の公募では、より多くの団体の応募促すため、公募情報の周知や応募期間の設定について配慮したところである。しかしながら、当センターは、センター本体施設管理以外にも、県民の森に設置する登山道の管理や自然解説初めとする各種プログラムの実施など専門性が求められる内容の業務も含まれていることから対応可能な事業者が限定されることとなり、結果として、一者の応募となったものと考えられる」との答弁がありました。  このほか 一つ、青森県食品衛生法施行条例の一部改正に至った経緯について 一つ、青森県立自然ふれあいセンター指定管理者制度導入した効果について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  以上審査の概要申し上げ、報告終わります。 18 ◯議長(西谷 洌) 農林水産委員会委員長、三十番工藤兼光議員の登壇求めます。──工藤議員。 19 ◯農林水産委員会委員長工藤兼光) 農林水産委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る五日開催し、本会議より付託されました議案三件について、いずれも満場一致もって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要申し上げます。  「災害復旧事業の対象となる農地や農業用施設の内訳伺いたい」との質疑に対し、「今回補正計上した復旧事業費は、国庫補助による災害復旧事業に該当する約六百五十カ所の農地、農業用施設対象としおり、その内訳は、農地では、畑三百カ所、水田百三十カ所、農業用施設では水路が百六十カ所、道路が四十四カ所、ため池が七カ所などとなっている」との答弁がありました。  以上、審査の概要申し上げ、報告終わります。 20 ◯議長(西谷 洌) 商工労働観光エネルギー委員会委員長、十四番高橋修一議員の登壇求めます。──高橋議員。 21 ◯商工労働観光エネルギー委員会委員長高橋修一) 商工労働観光エネルギー委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る五日開催し、本会議より付託されました議案三件について審査の結果、いずれも満場一致もって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要申し上げます。  「県営浅虫水族館の今までの指定管理者公募時の指定管理委託料の推移と現在の指定管理期間前後の入館者伺いたい」との質疑に対し、「指定管理委託料は、施設運営実績入館者の推移、物価の変動など勘案し、公募にあわせて年平均の基準額設定しており、制度導入した平成十八年度が一億三千二百八十一万八千円、二回目公募時の平成二十一年度が一億二千百二十三万千円、今回の平成二十六年度からは一億二千二百三十八万三千円となっている。入館者は、現在の指定管理期間の前年度である平成二十年度が約三十万四千人、今回指定期間の平成二十一年度が約三十一万一千人、平成二十二年度は、三月十一日の震災発生から三月末まで休館となったため二十八万人台となっているが、近年はおおむね三十万人前後で推移している」との答弁がありました。  次に、「分散型エネルギーインフラプロジェクト調査事業費について、対象地域津軽半島北部としている理由について伺いたい」との質疑に対し、「本事業は、地理的な条件から災害時の電力確保が課題となっている地域において、再生可能エネルギー活用し、非常用電力供給等可能とする地域モデルの構築目指すものであり、地元資本の発電所活用することで、地元自治体地域住民の協力も得ながら進められることから、県内企業で初めて売電目的とした風力発電事業竜飛岬で開始した株式会社津軽半島エコエネの協力得て津軽半島北部で行うことしたものである」との答弁がありました。  このほか 一つ、青森県営浅虫水族館が発揮する役割へのの見解について 一つ、分散型エネルギーインフラプロジェクト調査事業行うこととした経緯について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  以上、審査の概要申し上げ、報告終わります。 22 ◯議長(西谷 洌) 文教公安委員会委員長、二十九番相川正光議員の登壇求めます。──相川議員。 23 ◯文教公安委員会委員長相川正光) 文教公安委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る五日開催し、本会議より付託されました議案二件について審査の結果、いずれも満場一致もって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要申し上げます。  「県立学校施設等災害復旧事業費において、台風第十八号により被害受けた青森西高校等三校の被災状況及び復旧スケジュールについて伺いたい」との質疑に対し、「青森西高校は、校地内ののり面の崩壊による擁壁の倒壊、八戸商業高校は、野球場外野のり面の崩壊によるフェンスの損壊、名久井農業高校は、第一農場及び野球場全面冠水による電気設備等機能停止などの被害受けたものである。なお、復旧工事については、十二月中旬に国庫負担事業に係る国の現地調査受けて、同月下旬から順次着手する予定である」との答弁がありました。  次に、「交通安全施設整備費において、債務負担行為設定した目的と概要について伺いたい」との質疑に対し、「児童の通学時の安全確保するため、昨年度に引き続き、新入学、新学期が始まる時期までに、冬期間の除雪作業等の影響により摩耗し、見えにくくなっている横断歩道更新工事施工する必要がある。なお、更新工事は、昨年度に対象とした小学校周辺横断歩道に加えて、子供たちが放課後に利用する児童館や公園周辺横断歩道まで対象拡大し、その中から選定し、施工するものである」との答弁がありました。  このほか 一つ、過去五年間における県内の歩行中の小学生の交通事故発生状況について 一つ、債務負担行為の設定額の昨年度との比較について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  また、請願の審査結果については、お手元に配付の委員会報告第二号のとおりであります。  以上、審査の概要申し上げ、報告終わります。    ────────────────────── 24 ◯議長(西谷 洌) 建設委員会委員長、十六番夏堀浩一議員の登壇求めます。──夏堀議員。 25 ◯建設委員会委員長夏堀浩一) 建設委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会は、去る五日開催し、本会議より付託されました議案八件について審査の結果、議案第三号、議案第九号、議案第十九号及び議案第二十五号は多数をもって、その他の議案についてはいずれも満場一致もって原案どおり可決いたしました。  以下、審査の過程における質疑の主なるものについて、その概要申し上げます。  「平成二十五年度青森県一般会計補正予算(第四号)案、台風第十八号による大雨災害対策関連経費について、河川等災害復旧事業費の財源内訳及び国の年度別配分額について伺いたい」との質疑に対し、「河川等災害復旧事業費の財源内訳は、国庫支出金が三分の二、負担分が三分の一となっており、負担分のうち、現年災では一〇〇%が地方債、過年災では九〇%が地方債で、一〇%が一般財源となっている。また、国の年度別配分額は、災害発生年含め三カ年にわたって配分されるが、最近の四年間は初年度に一〇〇%の額が配分されている」との答弁がありました。
     次に、「県営住宅の明け渡し及び損害賠償金等の支払い請求の訴えの提起の件について、県営住宅に係る訴訟提起はこれまでどのぐらいあるのかお伺いしたい」との質疑に対し、「県営住宅の明け渡し等求める訴訟は、平成十六年度に三件訴訟提起した事例がある。当該事例は、いずれも県営住宅の家賃高額に滞納している者に対して、明け渡しと滞納家賃の支払い求める訴訟提起であり、今回のような県営住宅の不法占有に係る訴訟提起は初めてのケースになる。としては、今後同様な事案が生じないよう、引き続き県営住宅の適正な管理に努めていく」との答弁がありました。  このほか 一つ、災害対策関連経費に係る予算執行の考え方について 一つ、青森県港湾管理条例改正する理由について 等の質疑があり、それぞれ答弁がありました。  以上、審査の概要申し上げ、報告終わります。 26 ◯議長(西谷 洌) 以上もって各委員長の報告終わります。  ただいまの報告に対して質疑行います。質疑はありませんか。  〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長(西谷 洌) 質疑なしと認めます。    ──────────────────────       ◎ 討         論    ────────────────────── 28 ◯議長(西谷 洌) これより討論行います。  討論は議題外にわたらないよう簡明にお願いいたします。  一部反対討論、四十七番諏訪益一議員の登壇許可いたします。──諏訪議員。 29 ◯四十七番(諏訪益一) 日本共産党の諏訪益一です。  議案に対する一部反対討論行います。議案十五件に反対し、十五件に賛成します。  主なる議案の反対理由述べます。  議案第一号「平成二十五年度青森県一般会計補正予算(第四号)案」について。  台風第十八号大雨被害対策関連が主なものです。十分、不十分さはありますが、一日も早く復旧が進むとともに、被害の大半に影響及ぼした岩木川・馬渕川水系の抜本的対策が国の責任でとられますよう、強く望むものであります。  ただし、県境不法投棄の約二億円の計上は、これで完全撤去へ向かうことができるとの評価単純に与えることはできません。総事業費は、平成三十四年度までの汚染水処理費含め四百七十七億円です。は、産廃特措法により五二%の負担となり、二百七十六億円の負担は後で交付税措置されるので実質百三十七億円だと説明します。しかし、百三十七億円も少額ではないし、総額四百七十億円の本体は、結局国民の負担に違いありません。  平成元年、千葉市からの生ごみが田子町に搬入され、当時大騒ぎになりました。その場所が不法投棄の現場であり、強制捜査に入ったのが平成十一年秋ごろです。平成十六年から撤去作業にかかり、以来十年経過しました。平成元年前後からいろんな情報が寄せられ、も立ち入りや行政処分はするものの、それすり抜け、いよいよ立ち入り拒み、指導聞かないようになります。いずれにせよ、の毅然とした対応がないがゆえに、結果として巨額投ずることとなったその責任は重大だと言わなければなりません。  議案第十号「青森県核燃料物質等取扱税条例案」について。  今回の提案は、日本原燃のウラン濃縮施設、廃棄物埋設施設、廃棄物管理施設で現行より二・三倍引き上げ、再処理施設の使用済み燃料受け入れ貯蔵と東北電力の原子力発電所は現行どおり法定外普通税として課し、五年間の税収見込み額九百六十四億円としました。安全性確保対策や地域振興への諸施策のためとしていますが、日本原燃と東北電力が提出した意見のとおり、原子力との共生、原子燃料サイクルの円滑な推進とあるように、核燃、原発の本格稼働にあることは論まちません。  しかし、高速増殖炉は実質的に破綻し、サイクル政策は成り立たず、辛うじてプルサーマルだけは実行に移すとしたものの、東京電力福島原発事故により、それも吹っ飛んでしまいました。高レベル放射性廃棄物の最終処分事業は手がつけられず、途方もなく困難です。福島原発事故は収束せず、汚染水問題と苦闘しています。帰還困難、住居制限区域などの避難生活強いられている人々と受け入れる側の住民とのあつれきも表面化してくるなど、事態は深刻です。  今、青森県未来を考えるとき、そんなことは絶対に起こり得ないと言い切ることはできません。核燃、原発に依存し続けてよいのか、厳しく指摘しておきます。  議案第十三号「職員の給与に関する条例の一部改正する条例案」について。  五十五歳からの昇給事実上停止する内容があります。これまで、地方交付税削減し、国が上から地方公務員の給与引き下げ、退職金や期末・勤勉手当の削減、特例減額など推し進め、さらに給与抑制の仕組み広げるものです。職員の生活はもとより、民間にも影響及ぼし、デフレ不況からの脱却困難にするものです。  議案第十九号「青森県港湾管理条例の一部改正する条例案」について。  来年四月一日から、消費税八%にするための使用料等改めるものです。消費税は逆進性が強く、低所得者に重い税です。消費税創設以来二十四年間、税収は二百五十一兆円に達したが、法人税の減収は二百三十三兆円、所得税、住民税も二百二兆円減っています。増税しても社会保障はよくならず、景気も財政も共倒れになるだけです。  議案第二十六号、二十七号は、地方独立行政法人の保健大学と産業技術センター中期目標策定するものですが、その目標、理念否定するつもりはありません。そもそも行政の守備範囲狭め、非公務員型広めていく手法に懸念が残ります。  議案第二十八号「青森県基本計画未来を変える挑戦の策定の件」です。  党県議団として最も基本に据えるべき九項目意見として提出しましたが、そのうち四項目は反映困難とされました。基本計画は、グローバル化と隣り合わせるリスク強調し、知事は、本県が抱える課題は、人類が将来に向けて真摯に向き合い、解決していかなければならない地球規模の課題とまで述べています。したがって、今、民主的な国際経済秩序確立する重要性主張すべきであります。  私は、質疑で、投機マネーの横暴やめさせるルールなど、四つのルールの必要性述べましたが、全部とは言わないまでも、その趣旨一、二行でも記述するのに何の遠慮も要りません。TPPや減反廃止問題、社会保障制度改悪の方向と工程盛り込んだ社会保障プログラム法案など、基本計画に大きな影響及ぼしてきます。安倍政権の暴走のもとで特定秘密保護法案の採決が強行されましたが、基地と核燃、原発抱える本県の行政と県民の知る権利が罰則つきで侵害されていくおそれが十分にあります。だからこそ、国民主権、基本的人権、恒久平和の原則打ち立てた日本国憲法県政に生かさなければなりません。改めて憲法と地方自治法を計画推進の精神的支柱として明記するよう主張するものであります。  以上で一部反対討論といたします。 30 ◯議長(西谷 洌) 賛成討論、七番工藤義春議員の登壇許可いたします。──工藤議員。 31 ◯七番(工藤義春) 自由民主党の工藤義春でございます。  賛成討論行います。  本定例会に提出され、本日採決に付されますのは、議案第一号から議案第九号までの補正予算案九件、議案第十号から議案第二十号までの条例案十一件、議案第二十一号から議案第二十九号の単行議案九件、報告第一号の報告及び承認求めるの件一件の合計三十件であります。その全てに賛成及び同意並びに承認するものであります。  これらの議案のうち、議案第一号「平成二十五年度青森県一般会計補正予算(第四号)案」について所見申し上げます。  当該補正予算案の中で、報告第一号の専決処分した事項の報告及び承認求めるの件とも関連いたしますが、台風第十八号による大雨災害対策関連経費について申し上げます。  本年九月十五日から十六日にかけて本県に接近した台風第十八号による県内の総被害額は百十二億円余と大きな被害もたらしました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。  また、知事におかれては、樹冠浸水リンゴ園地における特別防除対策など、災害発生直後からの速やかな対策講じられていることに感謝いたします。今後とも、被災地における来年以降の円滑な営農再開に向け、そして、河川、道路等の公共インフラの速やかな復旧に向けて全力で取り組んでいただきたいと思います。  次に、議案第二十八号「青森県基本計画未来を変える挑戦の策定の件」についてであります。  本計画につきましては、さきの九月定例会での議論と各会派からの意見踏まえ、さらには、パブリックコメントや市町村への意見照会等経て必要な見直し行い、提案されたものであります。  本定例会における一般質問に対する答弁で、三村知事からは、人口減少や少子化、高齢化の進行、経済のグローバル化の進展など、大きな変革に直面している時代だからこそ、県民みずからの力で未来変えられるということ示し、青森県の明るい未来づくりに県民の皆様とともに歩み出すという力強い決意が示されたところであります。  知事におかれましては、県民生活の喫緊の課題である平均寿命の改善と県民所得の向上に迅速かつ適切に対応するとともに、マネジメントサイクルの着実な展開により実効性の高い諸施策実施し、ぜひとも、二〇三〇年の目指す姿の実現に向け、この青森県基本計画未来を変える挑戦の着実な推進に全力で取り組まれるようお願いいたします。  また、あわせて、行財政改革大綱案について申し上げます。  県基本計画の推進と行財政改革は、まさに県政運営の両輪なすものであります。知事は、これまでも、不断の改革努力行うとともに、攻めの農林水産業初めとしたの施策について、積極果敢に取り組むことにより、県政の発展に尽力されてまいりました。引き続き、県基本計画に基づく諸施策着実に推進するためにも、安定した行財政基盤の確立と最適な行財政運営体制の構築に向けて取り組んでいただくとともに、今後の改革の実施段階においても、県民の皆様に対する説明責任果たし、御理解と御協力十分に得た上で実施していただくようお願い申し上げます。  なお、現行の行財政改革大綱においては、地域県民局のおおむね県内三地区への再編が掲げられていましたが、先般の一般質問において、知事からは、地域県民局については引き続き県内六地区への設置継続する旨の答弁がありました。知事の賢明な御決断に賛意表したいと思います。  最後に、議案第十号「青森県核燃料物質等取扱税条例案」について申し上げます。  今回の条例案は、現行条例の適用期間が平成二十六年三月三十一日をもって満了することから、切れ目なく課税することで、県民の安全・安心確保するための諸施策及び地域振興に資する諸施策実施するための措置であるとともに、ウラン濃縮施設、低レベル廃棄物埋設施設及び高レベル廃棄物管理施設の三つの原子燃料サイクル施設について、いずれもこれまでの約二・三倍の税率とするなど、税収の安定的な確保に十分に配慮された結果として受けとめております。  におかれては、今後とも、原子力施設の安全性向上と信頼回復に向けた国や事業者の対応について厳しく見きわめていただくとともに、原子力燃料サイクル施設及び原子力発電所の立地に伴い必要となる諸施策についてしっかりと取り組んでいただくよう望みます。  以上申し上げて、賛成討論終わります。 32 ◯議長(西谷 洌) これをもって討論終わります。    ──────────────────────       ◎ 議   案   採   決    ────────────────────── 33 ◯議長(西谷 洌) これより議案の採決いたします。  議案第二十九号「青森県教育委員会委員の任命の件」、本件に同意することに賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 34 ◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、本件は同意されました。  議案第九号「平成二十五年度青森県工業用水道事業会計補正予算(第二号)案」、本件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 35 ◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。  議案第一号、議案第三号、議案第五号、議案第十号、議案第十三号から議案第十五号まで、議案第十七号、議案十九号、議案第二十号及び議案第二十五号から議案第二十八号まで、以上十四件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 36 ◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、原案は可決されました。  議案第二号、議案第四号、議案第六号から議案第八号まで、議案第十一号、議案第十二号、議案第十六号、議案第十八号、議案第二十一号から議案第二十四号まで及び報告第一号、以上十四件は所管委員長報告どおり原案に賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 37 ◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。    ──────────────────────       ◎ 請   願   採   決    ────────────────────── 38 ◯議長(西谷 洌) 次に、請願の採決いたします。  請願受理番号第四号及び請願受理番号第五号、以上二件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。以上二件は、所管委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 39 ◯議長(西谷 洌) 起立多数であります。よって、請願受理番号第四号及び請願受理番号第五号は不採択とすることに決定いたしました。  次にお諮りいたします。請願受理番号第三号、本件は所管委員長報告どおり採択とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、請願受理番号第三号は採択することに決定いたしました。  次に、お諮りいたします。委員会審査報告書中、特定付託案件について閉会中の継続審査の申し出があります。これ継続審査に付することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。    ──────────────────────       ◎ 発  議  案  上  程    ────────────────────── 42 ◯議長(西谷 洌) 発議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。  発議第二号から発議第六号まで一括議題といたします。    ──────────────────────       ◎ 発  議  案  採  決    ────────────────────── 43 ◯議長(西谷 洌) お諮りいたします。発議第二号から発議第六号までは、提案理由説明、質疑、委員会付託及び討論はいずれも省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより発議案の採決いたします。  発議第二号から発議第六号まで、以上五件の原案に賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 45 ◯議長(西谷 洌) 起立総員であります。よって、原案は可決されました。
     なお、意見書の取り扱いについては、本職に御一任願います。    ──────────────────────       ◎ 臨時の協議又は調整行うための場の設置    ────────────────────── 46 ◯議長(西谷 洌) 次に、臨時の協議又は調整行うための場の設置の件議題といたします。  会議規則第百二十二条第二項に基づく臨時の協議又は調整行うための場について、お手元に配付のとおり改正公職選挙法検討委員会設置することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長(西谷 洌) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。    ────────────────────── 48 ◯議長(西谷 洌) 暫時休憩いたします。 午後一時五十五分休憩    ────────────────────── 午後二時二十九分再開 49 ◯副議長(森内之保留) 休憩前に引き続いて会議開きます。    ──────────────────────       ◎ 議長の辞職及び選挙    ────────────────────── 50 ◯副議長(森内之保留) 西谷洌議長から議長の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。議長辞職の件日程に追加し、順序変更して、直ちに議題とすることに賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 51 ◯副議長(森内之保留) 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。  議長辞職の件議題といたします。  地方自治法第百十七条の規定により、西谷洌議員除斥いたします。  〔西谷洌議員、退場〕 52 ◯副議長(森内之保留) 辞職願職員に朗読させます。  〔職員朗読〕             辞  職  願  このたび一身上の都合により議長辞職したいので許可されるよう願い出ます。   平成二十五年十二月九日                  青森県議会議長 西 谷  洌  青森県議会副議長 森 内 之 保 留 殿 53 ◯副議長(森内之保留) お諮りいたします。西谷洌議長の辞職許可することに賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 54 ◯副議長(森内之保留) 起立多数であります。よって、西谷洌議長の辞職許可することに決定いたしました。  西谷洌議員の除斥解き、入場求めます。  〔西谷洌議員、入場〕 55 ◯副議長(森内之保留) 西谷洌議員の御挨拶があります。 56 ◯一番(西谷 洌) ただいまは、私の辞職願承認していただきまして、ありがとうございました。  思えば、昨年の六月議会で議長に就任いたしまして十八カ月、考えるとあっと言う間の十八カ月だったように思います。  この間、県内のいろんな団体の幹部の皆さん、そして外の団体の皆さん、今回は核燃の問題がいろいろありました。そのほかに、全国の議長の皆さんといろんな機会にお会いすることができまして、いろんな話して、大変勉強になったと思っております。  その中で一つだけ思い出したものは、ことしの十月に自治功労賞で表彰された人の中に、島根の会議員で、四十五年の在職でことし表彰された方が皆さん代表して最後の挨拶しました。そのときに、中国の故事引き合いに出しまして、中国の戦乱時代に、母国離れて至るところで戦しているうちに帰る道がわからなくなった、どっちの方角に帰ったら自分の国に帰れるかというときに、一頭の老馬がとぼとぼと歩いたと。みんながその老馬の後についたら国に帰れたと。老馬は帰る道知っていた、年寄り大事にしろよということの意味でありました。  そういうことでありますので、私もこれから一人の会議員として一生懸命頑張りますから、今後とも御指導のほどよろしくお願い申し上げまして、挨拶とします。 57 ◯副議長(森内之保留) お諮りいたします。議長が欠員となりましたので、議長の選挙日程に追加し、順序変更して、直ちに選挙行うことに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯副議長(森内之保留) 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。  これより議長の選挙行います。  議場の閉鎖いたします。  〔議場閉鎖〕 59 ◯副議長(森内之保留) ただいまの出席議員数は四十六名であります。会議規則第三十二条第二項の規定により、立会人に十四番高橋修一議員、十八番山谷清文議員、三十三番松尾和彦議員指名いたします。  投票用紙配付いたします。  〔投票用紙配付〕 60 ◯副議長(森内之保留) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  投票用紙の配付漏れはありませんか。  〔「配付漏れなし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯副議長(森内之保留) 配付漏れなしと認めます。  投票箱改めます。  〔投票箱点検〕 62 ◯副議長(森内之保留) 異常なしと認めます。  投票用紙に被選挙人の氏名記載の上、議席順に順次御投票願います。  〔投票〕 63 ◯副議長(森内之保留) 投票漏れはありませんか。  〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯副議長(森内之保留) 投票漏れなしと認めます。  投票終了いたします。  開票行います。  先ほど指名いたしました方々の立ち会い願います。  〔開票〕 65 ◯副議長(森内之保留) 選挙の結果報告いたします。投票総数四十六票──有効投票三十九票、無効投票七票。有効投票中、阿部広悦議員三十七票、諏訪益一議員二票、以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は十票であります。よって、阿部広悦議員が議長に当選されました。  議場の閉鎖解きます。  〔議場開鎖〕 66 ◯副議長(森内之保留) ただいま議長になられました阿部広悦議員が議場におられますので、本席より、会議規則第三十三条第二項の規定により告知いたします。  議長に当選されました阿部広悦議員の御挨拶があります。 67 ◯四十一番(阿部広悦議員) ただいま御推挙いただきました阿部でございます。心から感謝申し上げます。  私にとりましても、大変名誉なことでございますし、光栄なことでございます。かくなる上は、県民の幸せのために議会が何すべきかという思いに立ち、その責任と職務果たしてまいりたいと思います。ここに厚く感謝申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 68 ◯副議長(森内之保留) これもって本職の職務は終わりました。  議長と席交代いたします。  〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕 69 ◯議長(阿部広悦) 暫時休憩いたします。 午後二時四十五分休憩    ────────────────────── 午後三時十分再開 70 ◯議長(阿部広悦) 休憩前に引き続いて会議開きます。    ──────────────────────       ◎ 副議長の辞職及び選挙    ────────────────────── 71 ◯議長(阿部広悦) 森内之保留副議長から副議長の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。副議長辞職の件日程に追加し、順序変更して、直ちに議題とすることに賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 72 ◯議長(阿部広悦) 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。  副議長辞職の件議題といたします。  地方自治法第百十七条の規定により、森内之保留議員除斥いたします。  〔森内之保留議員、退場〕 73 ◯議長(阿部広悦) 辞職願職員に朗読させます。  〔職員朗読〕             辞  職  願  このたび一身上の都合により副議長辞職したいので許可されるよう願い出ます。   平成二十五年十二月九日                 青森県議会副議長 森内 之保留
     青森県議会議長 阿 部 広 悦 殿 74 ◯議長(阿部広悦) お諮りいたします。森内之保留副議長の辞職許可することに賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 75 ◯議長(阿部広悦) 起立多数であります。よって、森内之保留副議長の辞職許可することに決定いたしました。  森内之保留議員の除斥解き、入場求めます。  〔森内之保留議員、入場〕 76 ◯議長(阿部広悦) 森内之保留議員の御挨拶があります。 77 ◯三十七番(森内之保留) 森内之保留でございます。  西谷議長のもと、御指導いただきながら議会運営に少しでも貢献しようと頑張ってまいりました。大過なく終えることができ、正直ほっといたしております。  思えば、短い間ではありますが、すばらしいこと、いっぱいいっぱい勉強させていただきました。その中で、いい思い出の中で、清水議員が金メダリストのお二人我々議長、副議長に会わせていただきました。小原選手、伊調選手でございます。二人に会わせようと思って清水議員が連れてきて記念写真撮ろうとしたときに、いつの間にか三橋議員、渋谷議員、山田議員、そして菊池議員がおられ、一緒に記念写真撮りました。あの汗と涙でとった金メダルさわらせていただいた。この席にいて貴重な経験ができました。そして、いろんなところに行って、いろんな識見覚えさせていただきました。  まだまだ若輩ではありますが、今後、県勢の発展のため、副議長の任終えたことで、また一兵卒の県議として、皆様とともに県勢発展のため頑張ってまいりたいと思いますので、皆様方の御指導のほどよろしくお願い申し上げまして、辞任の御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 78 ◯議長(阿部広悦) お諮りいたします。副議長が欠員となりましたので、副議長の選挙日程に追加し、順序変更して、直ちに選挙行うことに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認め、よって、さよう決定いたしました。  これより副議長の選挙行います。  議場の閉鎖いたします。  〔議場閉鎖〕 80 ◯議長(阿部広悦) ただいまの出席議員数は四十六人であります。会議規則第三十二条第二項の規定により、立会人に十四番高橋修一議員、十八番山谷清文議員、三十三番松尾和彦議員指名いたします。  投票用紙配付いたします。  〔投票用紙配付〕 81 ◯議長(阿部広悦) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  投票用紙の配付漏れはありませんか。  〔「配付漏れあり」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(阿部広悦) 配付漏れはありませんか。  確認してください。  〔投票用紙確認〕 83 ◯議長(阿部広悦) 今、確認させておりますので、しばらくお待ちください。おのおのも、ぜひ一枚ということ確認してください。  〔投票用紙配付〕 84 ◯議長(阿部広悦) 投票用紙の配付漏れはありませんか。  〔「配付漏れなし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(阿部広悦) 配付漏れなしと認めます。  投票箱改めます。  〔投票箱点検〕 86 ◯議長(阿部広悦) 異常なしと認めます。  投票用紙に被選挙人の氏名記載の上、議席順に順次御投票願います。  〔投票〕 87 ◯議長(阿部広悦) 投票漏れはありませんか。  〔「投票漏れなし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長(阿部広悦) 投票漏れなしと認めます。  投票終了いたします。  開票行います。  先ほど指名いたしました方々の立ち会い願います。  〔開票〕 89 ◯議長(阿部広悦) 選挙の結果報告いたします。投票総数四十六票──有効投票四十六票、無効投票ゼロ票。有効投票中、越前陽悦議員三十六票、田名部定男議員八票、安藤晴美議員二票、以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は十二票であります。よって、越前陽悦議員が副議長に当選されました。  議場の閉鎖解きます。  〔議場開鎖〕 90 ◯議長(阿部広悦) ただいま副議長に当選されました越前陽悦議員が議場におられますので、本席より、会議規則第三十三条第二項の規定により告知いたします。  副議長に当選されました越前陽悦議員の御挨拶があります。 91 ◯三十九番(越前陽悦議員) ただいまは、議員各位の御推挙によりまして、はえある第七十七代副議長に就任させていただきました。心から感謝申し上げる次第でございます。  本県における経済情勢、雇用情勢は、改善の兆しが見られる中において、さらなる県民の幸せと県勢発展のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。  今後の議会運営につきましては、阿部議長のもと、県民の皆様方にわかりやすい議会運営、公平、公正旨とし、誠心誠意努力してまいる所存でございますので、皆様方におかれましては、何とぞ深い御理解と御支援、御協力賜りますよう心からお願い申し上げまして、就任の御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 92 ◯議長(阿部広悦) 暫時休憩いたします。 午後三時二十八分休憩    ────────────────────── 午後三時四十八分再開 93 ◯副議長(越前陽悦) 休憩前に引き続いて会議開きます。    ──────────────────────       ◎ 議会運営委員及び特別委員の辞任及び選任    ────────────────────── 94 ◯副議長(越前陽悦) 阿部広悦議員から議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員辞任したい旨の願い出がありました。  お諮りいたします。議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員辞任の件日程に追加し、順序変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件議題といたします。  お諮りいたします。阿部広悦議員の議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任許可することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、辞任許可することに決定いたしました。  次に、お諮りいたします。議会運営委員、原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の選任の件日程に追加し、順序変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ただいま欠員となりました議会運営委員選任いたします。  お諮りいたします。委員会条例第五条第一項の規定により森内之保留議員議会運営委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。  次に、ただいま欠員となりました原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員選任いたします。  お諮りいたします。委員会条例第五条第一項の規定により西谷洌議員原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯副議長(越前陽悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。  議長と席交代いたします。  〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕 100 ◯議長(阿部広悦) 越前陽悦議員から原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員辞任したい旨の願い出がありました。  お諮りいたします。原子・力エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件日程に追加し、順序変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任の件議題といたします。  お諮りいたします。越前陽悦議員の原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の辞任許可することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認めます。よって、辞任許可することに決定いたしました。  次に、お諮りいたします。原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員の選任の件日程に追加し、順序変更して、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 103 ◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ただいま欠員となりました原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員選任いたします。  お諮りいたします。委員会条例第五条第一項の規定により森内之保留議員原子力・エネルギー対策特別委員及び東日本大震災対策特別委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(阿部広悦) 御異議なしと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。    ──────────────────────       ◎ 議   員   派   遣
       ────────────────────── 105 ◯議長(阿部広悦) 議員の派遣議題といたします。  会議規則第百二十三条第一項の規定により、お手元に配付のとおり派遣決定することに賛成の方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 106 ◯議長(阿部広悦) 起立多数であります。よって、さよう決定いたしました。    ────────────────────── 107 ◯議長(阿部広悦) 以上もって議事は全部終了いたしました。    ──────────────────────       ◎ 閉 会 あ い さ つ    ────────────────────── 108 ◯議長(阿部広悦) 知事の御挨拶があります。──知事。 109 ◯知事(三村申吾) 県議会第二百七十六回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  今回の議会におきましては、去る十一月二十二日開会以来、本日まで十八日間にわたり、本議会に提案いたしました平成二十五年度青森県一般会計補正予算案など、三十五件の議案につきまして慎重な御審議いただき、それぞれ原案どおり、御議決、御同意、御認定並びに御承認いただき、まことにありがとうございました。その執行に当たりましては、審議の過程において議員各位からいただきました御意見十分尊重し、最善の効果おさめるよう誠意持って努力していきたいと思います。  なお、西谷洌前議長及び森内之保留同副議長におかれましては、本日をもってそれぞれ議長、副議長の職去られることになりました。御在職中の御労苦に対し、心からおねぎらい申し上げますとともに、県政運営に対する格別の御支援、御協力に深く感謝申し上げます。  また、後任の議長として阿部広悦議員が、及び、副議長として越前陽悦議員が選任されました。県民の皆様方の負託に応え、県勢伸展のためますます御活躍されますよう心から念願いたすところであります。  さて、本年も余すところわずかとなりました。国の明年度予算編成も大詰め迎えようとしているところでありますが、消費税増税や地方交付税の動向等による地方財政への影響について最大の関心持って注視していきますとともに、今後とも、地方が一致団結して地方分権支える地方財政の充実強化強く求めていく所存でございますので、引き続き議員各位の御支援、御協力賜りますようお願い申し上げます。  歳末迎え、議員各位におかれましては、一層多事多端のこととお察しいたしますが、御自愛の上、よい年迎えられますよう心からお祈り申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。 110 ◯議長(阿部広悦) これもって第二百七十六回定例会閉会いたします。 午後三時五十八分閉会 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...