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平成7年第4回定例会−12月26日-12号

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  1. 北海道議会 1995-12-26
    平成7年第4回定例会−12月26日-12号


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    最終取得日: 2019-07-23
    平成7年第4回定例会−12月26日-12号平成7年第4回定例会  平成      第四回北海道議会定例会会議録第十二号  七年 ─────────────────────────────────  平成七年十二月二十六日(火曜日) ─────────────────────────────────   議事日程 第十二号 十二月二十六日午前十時開議  日程第一、議案第一号ないし第二十五号  日程第二、議案第二十六号及び第二十七号  日程第三、前会より継続審査の報告第三号  日程第四、会議案第二号  日程第五、決議案第一号  日程第六、決議案第二号  日程第七、決議案第三号及び第四号  日程第八、決議案第五号  日程第九、決議案第六号  日程第十、意見案第二号ないし第七号
     日程第十一、請願審査の件 ───────────────────────────────── ●本日の会議に付した案件  一、日程第一から日程第十一  一、閉会中請願・陳情継続審査及び事務継続調査の件 ─────────────────────────────────   出席議員(百九人)        議長    百十番    中川義雄君        副議長  八十五番    小田原要四蔵君               一番    喜多龍一君               二番    蝦名清悦君               三番    岡田俊之君               四番    瀬能 晃君               五番    荒島 仁君               六番    佐藤英道君               七番    大硲和則君               八番    伊東良孝君               九番    加藤礼一君               十番    工藤敏郎君              十一番    佐藤寿雄君              十二番    竹内英順君              十三番    野村義次君              十四番    原田 裕君              十五番    船橋利実君              十六番    本間 勲君              十七番    丸岩公充君              十八番    水城義幸君              十九番    見延順章君              二十番    鎌田公浩君             二十一番    村井宣夫君             二十二番    政氏 雅君             二十三番    前田康吉君             二十四番    山田りん太郎君             二十五番    沢岡信広君             二十六番    滝口信喜君             二十七番    西田昭紘君             二十八番    林 大記君             二十九番    星野高志君              三十番    萩原信宏君             三十一番    伊藤政信君             三十二番    岡本 修君             三十三番    小原葉子君             三十四番    高橋由紀雄君             三十五番    段坂繁美君             三十六番    平出陽子君             三十七番    山口恵聖君             三十八番    上田 茂君             三十九番    森 成之君              四十番    板谷 實君             四十一番    米沢一喜君             四十二番    明田辰義君             四十三番    石井孝一君             四十四番    伊藤条一君             四十五番    加藤和久君             四十六番    川尻秀之君             四十七番    川村 正君             四十八番    清水誠一君             四十九番    高橋定敏君              五十番    釣部 勲君             五十一番    山口幸太郎君             五十二番    山崎正隆君             五十三番    神戸典臣君             五十四番    佐藤時雄君             五十五番    高橋一史君             五十六番    高橋文明君             五十七番    伊達忠一君             五十八番    永井利幸君             五十九番    野呂善市君              六十番    和田敬友君             六十一番    小野寺 勇君             六十二番    勝木省三君             六十三番    酒井芳秀君             六十四番    風早俊男君             六十五番    水野重男君             六十六番    吉田恵悦君             六十七番    木村澄男君             六十八番    吉田 栄君             六十九番    井野 厚君              七十番    鰹谷 忠君             七十一番    小池 昌君             七十二番    佐々木隆博君             七十三番    鈴木泰行君             七十四番    土田 弘君             七十五番    長沢 徹君             七十六番    西本美嗣君             七十七番    森 敏捷君             七十八番    大橋 晃君             七十九番    綿貫健輔君              八十番    橋 浪蔵君             八十一番    大内良一君             八十二番    大島一郎君             八十三番    大平盛雄君             八十四番    柏倉勝雄君             八十六番    神本三也君             八十七番    吉野之雄君             八十八番    輪島幸雄君             八十九番    青木延男君              九十番    渋谷澄夫君             九十一番    舟山広治君             九十二番    石川十四夫君
                九十三番    伊藤武一君             九十四番    西村慎一君             九十五番    畠山 博君             九十六番    山口眞人君             九十七番    湯佐利夫君             九十八番    岩本 允君             九十九番    桜井外治君               百番    中川隆之君              百一番    久田恭弘君              百三番    高木繁光君              百四番    中崎昭一君              百五番    新沼 浩君              百六番    平野明彦君              百七番    藤井 猛君              百八番    吉田政一君              百九番    若狭 靖君   欠席議員(一人)              百二番    川口常人君 ─────────────────────────────────   出席説明員           知事        堀 達也君           副知事       松田利民君           総務部           総括行政室長           事務取扱           副知事       田村政志君           同         林  陽君           出納長       武田祐男君           公営企業管理者   武田善行君           総務部長      丸山達男君           企画振興部長    桝澤哲夫君           参事監       佐久間 誠君           生活福祉部長    岡 眞則君           保健環境部長    傳法公麿君           商工労働観光部長  真田俊一君           農政部長      柴野直行君           土木部長      菊地昭憲君           住宅都市部長    松田寿夫君           水産部長      林 和明君           林務部長      阪元兵三君           企業局長      近藤哲雄君           総務部次長     小原一美君           秘書課長      山本文夫君           財政課長      大西秀人君 ─────────────────────────────────           教育長       南原一晴君           企画管理部長    佐藤芳弘君           生涯学習部長    小杉捷七君           財務課長      中村照男君 ─────────────────────────────────           選挙管理委員会   菅野 勲君           事務局長 ─────────────────────────────────           人事委員会委員長  河合 隆君           人事委員会     清野 満君           事務局長 ─────────────────────────────────           警察本部長     伊達興治君           総務部長      永野賢治君           総務部参事官    舞良昭宏君           兼総務課長 ─────────────────────────────────           地方労働委員会   齊藤靖士君           事務局長 ─────────────────────────────────           代表監査委員    吉田和夫君           監査委員事務局長  坂上英世君 ─────────────────────────────────           収用委員会     大島 隆君           事務局長 ─────────────────────────────────   議会事務局職員出席者           事務局長      安田 經君           議事課長      原 廣正君           調査課長      田中紀昭君           議事課長補佐    高倉賢二君           秘書室主幹     青木美則君           速記室主幹     森山正男君           同         加賀谷 孝君           議事係長      根津 渉君           速記室主査     高田 博君           同         仁尾静生君           同         棚橋千賀子君           同         戸塚久美子君           主任        高間 亨君           同         小山志津生君           主任(速記)    山崎恵喜君           同         村上清晴君           速記士       千葉恵子君 ─────────────────────────────────   午後四時四十一分開議 ○(議長中川義雄君) 本日は休会の日でありますが、会議規則第十条第三項の規定により、これより会議を開きます。  議事進行の都合により、あらかじめ会議時間を延長し、暫時休憩いたします。   午後四時四十二分休憩 ─────────────────────────────────   午後七時三十六分開議 ○(議長中川義雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  報告をさせます。 ─────────────────────────────────   〔原議事課長朗読〕
    一、知事から提出のあった議案  議案第二十六号及び第二十七号 ───────────────────────────────── 議案第二十六号 北海道収用委員会委員の選任につき同意を求める件 議案第二十七号 北海道公害審査会委員の選任につき同意を求める件      (右の議案は巻末議案の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、議員から提出のあった会議案  会議案第二号 ───────────────────────────────── 会議案第二号 北海道議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の        一部を改正する条例案      (右の会議案は巻末会議案の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、議員から提出のあった決議案  決議案第一号ないし第六号 ───────────────────────────────── 決議案第一号 北海道知事堀達也君を問責する決議 決議案第二号 前北海道知事横路孝弘君の責任を問う決議 決議案第三号 道政の信頼回復に向けての決議 決議案第四号 道職員の綱紀粛正に関する決議 決議案第五号 道政改革推進特別委員会設置に関する決議 決議案第六号 交通安全宣言に関する決議      (右の決議案は巻末決議案の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、議員から提出のあった意見案  意見案第二号ないし第七号 ───────────────────────────────── 意見案第二号 外航海運政策への取り組みの強化を求める意見書 意見案第三号 ユジノサハリンスクに総領事館の設置を求める意見書 意見案第四号 定住外国人の地方参政権に関する意見書 意見案第五号 私学助成制度の充実強化に関する意見書 意見案第六号 JR採用問題の早期解決を求める意見書 意見案第七号 生活保護法の医療扶助実施方式に関する意見書      (右の意見案は巻末意見案の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、関係常任委員長及び予算特別委員長から、議案審査の結果について  報告があった。      (右の委員会審査報告書は巻末議案の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、決算特別委員長から、前会より継続審査の報告第三号について  審査結果の報告があった。      (右の委員会審査報告書は巻末議案の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、関係常任委員長から、請願審査の結果について報告があった。      (右の請願審査報告書は巻末請願・陳情の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、監査委員から、監査及び例月出納検査の結果について報告があった。 ───────────────────────────────── 一、議長は、請願第四十二号を関係委員会に付託した。 ───────────────────────────────── 請願第四十二号 「官官接待」廃止、「カラ出張」などの徹底解明を         求める件                総務委員会      (右の請願は巻末請願・陳情の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、関係常任委員長から、閉会中請願・陳情の継続審査について  申し出があった。    (右の閉会中継続審査申出書は巻末請願・陳情の部に掲載する) ───────────────────────────────── 一、各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中事務継続調査について申し出があった。      (右の閉会中継続調査申出書は巻末その他に掲載する) ───────────────────────────────── 一、本日の会議録署名議員                    上田 茂議員                    森 成之議員                    板谷 實議員 ───────────────────────────────── △一、日程第一、議案第一号ないし第二十五号 ○(議長中川義雄君) 日程第一、議案第一号ないし第二十五号を議題といたします。  本件に関し、順次、委員長の報告を求めます。  予算特別委員長佐々木隆博君。 △一、議案第一号ないし第九号、第十一号、第十四号、第十五号及び第十八号に関する予算特別委員長佐々木隆博君の報告 ◎(七十二番佐々木隆博君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、予算特別委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。  御承知のとおり、本委員会は十二月六日に設置され、平成七年度各会計補正予算案九件及びこれに関連する議案四件が付託されたのでありますが、本委員会といたしましては、同日、直ちに正・副委員長の互選を行うとともに、二分科会を設置し、それぞれの案件を付託した次第であります。  各分科会におきましては、同日、正・副委員長の互選を行い、十二月七日から各部所管の審査に入り、十二月十三日をもって、総括質疑に保留された事項を除き、各分科会の質疑を終了し、続いて、各分科委員長より分科会における審査経過の報告書が提出された次第であります。  なお、各分科会における質疑の概要につきましては、別紙お手元に配付の報告書により御承知願いたいと存じます。  分科会において質疑保留となった事項、  一、沖縄米軍の実弾射撃訓練の移転問題に係る一般質問での知事答弁の真意に   ついて  一、六十一年の統計課問題で全庁調査を行わなかった理由と今回の不正受給に   かかわった職員の責任について などの不正受給問題等に関連する質疑十件、計五名、十一件については、引き続き本委員会において総括質疑を行い、昨日、付託議案に対する一切の質疑を終結した次第であります。  その後、直ちに各案件について意見の調整を図りました結果、議案第一号につきましては、意見の一致を見るに至らず、採決の結果、賛成者多数をもって原案可決、その他の案件、すなわち、議案第二号ないし第九号、第十一号、第十四号、第十五号及び第十八号は、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。  なお、審査の経緯にかんがみ、次の意見、すなわち、  一、平成六年度及び七年度予算の執行において膨大な額に上る不正受給及び不正   経理が全庁で組織的に行われていたことは、道民の道政に対する信頼を著しく   損なうこととなり、極めて遺憾である。    道としては、このような事態を招いたことについて厳しく受けとめ、深く反   省するとともに、その要因等をさらに分析し、かかることが決して起きないよ   う、職員の倫理観の確立、予算の編成及び執行システムの見直し、監査体制の   充実に万全を期するなど、実効性の高い再発防止策の樹立について、今後にお   ける議会の論議も踏まえ、最大限努力すべきである。    なお、平成七年度会計における不正受給金については、速やかに戻入措置を   講ずるべきである。 との意見を付されたい旨の動議が提出され、全会一致、これを決定した次第であります。  以上、本委員会に付託されました議案の審査経過と結果を申し上げ、私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 総務委員長永井利幸君。 △一、議案第十号、第十二号、第十三号及び第二十五号に関する総務委員長永井利幸君の報告 ◎(五十八番永井利幸君) (登壇・拍手)私は、総務委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。  議案第十号政治倫理の確立のための北海道知事の資産等の公開に関する条例案は、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律の制定に伴い、知事の資産等の公開に関し必要な事項を定めることとするため、この条例を制定しようとするものであり、
     議案第十二号北海道税条例の一部を改正する条例案は、道民税の法人税割について税率の特例措置の適用期間を延長するとともに、中小法人等に対する軽減措置の適用範囲を拡大することとし、あわせて規定の整備を行うため、この条例を制定しようとするものであり、  議案第十三号北海道核燃料税条例の一部を改正する条例案は、電気事業法の改正に伴い、規定の整備を行うため、この条例を制定しようとするものであり、  議案第二十五号北海道知事等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例案は、旅費、食糧費等の執行にかかわって一連の不祥事が発生したことによって、道政に対する信頼を損なうこととなったことにかんがみ、道政の責任者である知事としての責任並びに常勤の監査委員・人事委員会委員長及び公営企業管理者の責任を明らかにし、これらの者の給料の一部を減額することとするため、この条例を制定しようとするものでありまして、本日、委員会を開き審査を行いました。  その中で、議案第二十五号につきましては、知事、監査委員、人事委員会委員長等の給料の減額の考え方、副知事、出納長についての処分等の質疑があり、特に、代表監査委員については、辞職の願いがあったにもかかわらず、本人よりの減給の申し出があったのは矛盾するのではないかとの質問に対しまして、今後の監査の対処方針を検討しているさなかであることなどから、辞職を承認されていないが、承認されるまでの間はその職務を全うしなければとの本人の考えで、責任を明らかにするため申し出があったものであるとの答弁があり、また、公営企業管理者については、企業局に不正執行がなかったにもかかわらず、なぜ減給するのかについては、道の管理監督者として長年にわたり在職し、現在も道の幹部職員の一人としての重責を担っており、その責任は大きいものとの考えから給料の減額について申し出があったとの答弁等があり、慎重なる協議を行った結果、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。  以上をもちまして私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 文教委員長野呂善市君。 △一、議案第十六号、第十七号及び第二十四号に関する文教委員長野呂善市君の報告 ◎(五十九番野呂善市君) (登壇・拍手)私は、文教委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。  議案第十六号北海道学校職員等の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例案は、学校職員の特殊勤務手当について、通信教育指導手当、兼務手当及び農業水産実習指導手当の額を改定することとするため、この条例を制定しようとするものであり、  議案第十七号北海道立学校条例の一部を改正する条例案は、新たに、札幌白陵高等学校、小平高等養護学校及び中標津高等養護学校を設置することとするため、この条例を制定しようとするものであり、  議案第二十四号財産の取得に関する件は、北海道道央地区高等養護学校用地として財産を取得することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定により議決を得ようとするものでありまして、本日、委員会を開き審査を行った結果、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。  以上をもって私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 商工労働観光委員長大平盛雄君。 △一、議案第十九号に関する商工労働観光委員長大平盛雄君の報告 ◎(八十三番大平盛雄君) (登壇・拍手)私は、商工労働観光委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。  議案第十九号北海道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案は、北海道企業職員の住居手当の支給基準を改正することとし、あわせて規定の整備を行うため、この条例を制定しようとするものでありまして、本日、委員会を開き審査を行った結果、全会一致、原案可決と決定した次第であります。  以上をもって私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 農政委員長佐藤時雄君。 △一、議案第二十号に関する農政委員長佐藤時雄君の報告 ◎(五十四番佐藤時雄君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、農政委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。  議案第二十号農用地整備公団営事業に伴う地方公共団体の負担金に関する件は、農用地整備公団営事業に伴う地元負担金について、農用地整備公団法第二十七条第八項の規定により議決を得ようとするものでありまして、本日、委員会を開き審査を行った結果、全会一致、原案可決と決定した次第であります。  以上をもって私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 建設委員長伊達忠一君。 △一、議案第二十一号ないし第二十三号に関する建設委員長伊達忠一君の報告 ◎(五十七番伊達忠一君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、建設委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。  議案第二十一号公共下水道事業に伴う地方公共団体の負担金に関する件は、平成七年度過疎下水道代行事業に伴う地元負担金について、過疎地域活性化特別措置法第十四条の二第八項の規定により議決を得ようとするものであり、  議案第二十二号工事請負契約の締結に関する件は、上ノ国ダム建設工事について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定により議決を得ようとするものであり、  議案第二十三号財産の取得に関する件は、新紋別空港用地として財産を取得することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第三条の規定により議決を得ようとするものでありまして、本日、委員会を開き審査を行った結果、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。  以上をもって私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり) △一、討論 ○(議長中川義雄君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  萩原信宏君。 ◆(三十番萩原信宏君) (登壇・拍手)私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました議案第一号及び第二十号ないし第二十二号に関する反対討論、さらに、議案第十号、第二十五号に関する賛成討論を簡潔に行います。  まず、議案第一号についてでありますけれども、この中には、社会福祉整備費の七億円など、私どもも賛成できるものもありますが、以下の点で賛成できません。  第一に、食糧費二億円の削減に関連してでありますけれども、今、道民が求めているのは、官官接待の廃止と情報の全面公開であります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  知事は、接待目的の会食を禁止すると言いますけれども、部長答弁でも、これまでも接待を目的とする会食はほとんどなかったことは明らかなのですから、全く無意味であります。  これでは官官接待の廃止には全くほど遠いもので、道民の願いを踏みにじるものであります。  また、食糧費の場合、相手方を含めて、参加者を特定することがその適正執行に欠かせないにもかかわらず、改善策でも職名や氏名を記載することにしていませんけれども、これでは秋田県の対応以下で、許されないことであります。  さらに、予算を五割削減すると言いますけれども、既に、東京事務所は二割台、本庁も三割台と、実態として大幅にダウンしており、これは自然減にすぎないのですから、五割削減では極めて不十分なものにすぎません。  二重の意味で、予算案は道民の要望にこたえるものとは言えないのであります。  第二に、中小企業や農民の願いにこたえないばかりか、逆行していることであります。  過年度分の中小企業への貸付枠は五百十一億円から四百七十三億円に削減されて、中小企業経営安定特別資金貸付金は十三億円減額されているのです。  長引く不況にあえぐ中小商工業者の声にこたえる道政へ脱皮するよう指摘しておきます。  また、農業予算も、構造改善事業を十三億円削減するなど、必要な予算措置がされておらず、新食糧法やWTOに呻吟する農家の苦しみにこたえようとする姿勢が見られないのは残念なことであります。  議案第二十号と第二十一号は、農用地等緊急保全整備事業、公共下水道事業に伴う地元負担金の一部を地元市町村に転嫁するものであります。  しかし、苦しい財政運営を強いられている市町村に負担を押しつけることには賛成できないのであります。  議案第二十二号は、上ノ国ダム建設工事の契約であります。  去る十一月二日、函館土現において入札が行われる前に談合疑惑の情報が寄せられたにもかかわらず、そのまま入札が行われ、事前情報のとおり、大林組と鴻池組のジョイントベンチャーが一回で落札しました。  落札価格が予定価格の九八・五%と極めて接近していること、巨大工事であるのに一回の入札で落札していることなど、極めて疑わしい点があります。  公正な入札を妨害する談合疑惑が生じた場合には、厳格な事情聴取をするとともに、指名ジョイントベンチャーの組み直し、指名業者の抜本的組みかえをすべきであります。  疑惑が持たれる落札と契約には賛成できないのであります。ゼネコンに甘い道政を根本的に転換すべきであります。  次に、二つの議案に関する賛成討論であります。  まず、議案第十号は、政治倫理確立のための知事の資産公開に関する条例ですけれども、これは十分なものとは言えません。道条例案は、自治省モデルの引き写しにすぎないものであります。  既に国会議員の資産公開が実施されていますけれども、これはかなり形骸化し、国民の知る権利が保障され、政治倫理の確立に十分貢献しているとは言えません。  私どもとしては、政治倫理基準の明示、知事本人だけでなく家族にも拡大すること、また、疑問が生じた場合には、さらなる開示を求めることのできる政治倫理審査会を設置することなどが必要だと考えます。  今回の条例がスタートした後、その施行の中で改善・充実を図るよう指摘しておきたいと思います。  最後に、議案第二十五号は、知事等の減俸条例ですが、知事の責任の度合いは、真相の徹底した究明によって明らかになるものであります。今回の減俸によって知事の責任を免れるものではないことを申し上げておきます。  以上で私の討論を終わります。(拍手) ○(議長中川義雄君) 以上で通告の討論は終わりました。  これをもって討論を終結いたします。  日程第一のうち、議案第一号及び第二十号ないし第二十二号を問題といたします。  これより採決いたします。  この採決は起立によります。  本件に関する委員長報告は、すべて可決であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(「賛成」と呼ぶ者あり)   〔賛成者起立〕 ○(議長中川義雄君) 起立多数であります。  よって、本件は委員長報告のとおり決定いたしました。  日程第一のうち、議案第二号ないし第十九号及び第二十三号ないし第二十五号を問題といたします。  本件に関する委員長報告は、すべて可決であります。  お諮りいたします。  別に御発言もなければ、本件は、いずれも委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、いずれも委員長報告のとおり決定いたしました。 △一、日程第二、議案第二十六号及び第二十七号 ○(議長中川義雄君) 日程第二、議案第二十六号及び第二十七号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  知事堀達也君。 △一、議案第二十六号及び第二十七号に関する知事堀達也君の説明 ◎(知事堀達也君) (登壇・拍手)ただいま議題となりました議案第二十六号及び議案第二十七号について御説明申し上げます。  まず、議案第二十六号につきましては、  平成七年十二月二十六日をもって任期満了となる    北海道収用委員会委員       高田照市君 及び平成八年一月十六日をもって任期満了となる    北海道収用委員会委員       成田教子君 をいずれも再任いたそうとするものであり、  議案第二十七号につきましては、  平成七年十二月二十六日をもって任期満了となる    北海道公害審査会委員       斎藤和雄君 の後任として                     近藤喜代太郎君 を適任と認め、新たに選任いたそうとするものであります。  よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。(拍手) ○(議長中川義雄君) お諮りいたします。  本件は、いずれも委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。
     よって、本件は、いずれも委員会付託を省略することに決定いたしました。  お諮りいたします。  別に御発言もなければ、本件は、いずれも原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、いずれも原案のとおり同意議決されました。 △一、日程第三、前会より継続審査の報告第三号 ○(議長中川義雄君) 日程第三、前会より継続審査の報告第三号を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。  決算特別委員長井野厚君。 △一、前会より継続審査の報告第三号に関する決算特別委員長井野厚君の報告 ◎(六十九番井野厚君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、ただいま議題となりました平成七年第三回定例会から継続審査中の報告第三号平成六年度北海道各会計歳入歳出決算に関する件につきまして、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。  御承知のとおり、本委員会は、十月四日に設置され、同日、直ちに正・副委員長の互選を行いますとともに、審査の方法等について協議の結果、各部所管に対する審査については、分科会方式によりこれを行うこととし、直ちに二分科会を設置し、各分科会において正・副委員長の互選を行った次第であります。  十一日には、本件に関するその後の審査方法等を決定するとともに、理事者から決算概要について、監査委員から決算審査意見について、それぞれ説明を聴取し、審査の必要上、二十項目の資料要求を行い、理事者から資料の提出を受けた後、決算内容の審査に入った次第であります。  まず、十一月十五日に食糧費及び旅費問題に関し理事者から報告を聴取した後、各分科会においては、各部所管の質疑の対象から食糧費及び旅費問題等に関する事項を除いて審査に入り、十七日に各分科会における質疑を終了した次第であります。  その後、二十日に旅費問題に関する調査結果に関し理事者から報告を聴取するとともに、食糧費及び旅費問題等に関して、二十一日、二十二日及び二十四日の三日間、関係部長に対し、二十七日から二十九日までの間、知事に対し、それぞれ集中審議を行った次第であります。  また、三十日には、予算執行における不正経理に関する調査に関し、理事者から報告を聴取した次第であります。  さらに、十二月五日には、食糧費及び旅費問題等に関する集中審議において措置要求のあった事項及び三十日に報告を受けた調査結果に対する質疑を行い、同日、付託案件に対する質疑を終結した次第であります。  十二月六日の委員会におきまして、報告第三号平成六年度北海道各会計歳入歳出決算に関する件について採決の結果、賛成者はなく、これを認定しないことに決定した次第であります。(発言する者あり)  なお、各部所管ごとの質疑、食糧費及び旅費問題等に関する集中審議並びに三十日に報告を受けた調査結果に対する質疑において論議の対象となりました主な事項につきましては、別紙お手元に配付の審査概要により御承知を願いたいと思います。  このたびの決算審査の中で、食糧費、旅費、さらには使用料及び賃借料や賃金などについて、公務員としてあるまじき、組織的かつ構造的な膨大な額の不正受給や会計処理上不適切に処理された事実が認められたことは、まことに遺憾であります。  以上、本委員会に付託されました案件の審査経過と結果を申し上げ、私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり) △一、討論 ○(議長中川義雄君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次、発言を許します。  加藤和久君。 ◆(四十五番加藤和久君) (登壇・拍手)(「よし」と呼び、その他発言する者あり)私は、自由民主党・道民会議を代表いたしまして、報告第三号平成六年度北海道各会計歳入歳出決算に関する件について、認定することには反対の立場から簡潔に討論を行います。  横路道政十二年の最後の年であった平成六年度の予算執行において、驚異的な額に上る旅費の不正受給等が行われるという道政史上かつてない不祥事が明らかになったのであります。  すなわち、本庁、支庁等出先機関、教育庁及び各種委員会など、道のほとんどの機関において、旅費を初め、賃金、需用費、使用料及び賃借料などの費目について、総額八億五千万円余にも及ぶ不正受給や不正経理が行われていたのであります。(発言する者あり)  今、道民は、長引く不況のもとにあって、日々の生活にもあえいでいるのであります。  こうしたとき、道民の貴重な血税を不正に執行するという公務員としてあるまじき行為が全庁において組織的かつ構造的に行われていた事実に、道民の憤りは頂点に達しているのであります。道に対する信用もまた地に落ちたのであります。  したがって、このような巨額な不正支出のある横路道政最後の平成六年度決算は、到底その妥当性を容認できるものではありません。  以上、私は不認定とすべきことを強く申し上げ、反対討論といたします。  以上です。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 鰹谷忠君。 ◆(七十番鰹谷忠君) (拍手)(発言する者あり)私は、前会から継続審査となっております報告第三号平成六年度北海道各会計歳入歳出決算に関する件について、21'道民クラブ、公明、新道政クラブ並びに社会党・道民連合を代表して、認定とすることについて反対の討論をするものであります。  決算の認定は、言うまでもなく、過年度における決算の審査において、財務規則などの関係法令に照らして関係書類や事務処理が適切になされているか否か、また、予算が道政推進のために効率的かつ効果的に運用されているか否かなどを判断し、議会としての意思の表明を行うとともに、次年度以降における道の行財政運営に生かそうとするものであります。  したがって、審査の過程において、特に事務処理上改善すべきものがある場合には、意見を付して決算の認定を行っているものでありますが、平成六年度決算において不正な行為が明らかとなったことから、その認定は行い得ないものであります。  そこで、反対とする第一の理由は、知事から、平成六年度予算の執行において、食糧費の不適切な執行を初め、旅費の不正受給、会議費や借上料の不正流用などがあったことが明らかにされ、さらに、その総額が八億円にも達しているとの報告があったこと。  第二の理由は、道の行財政について、公正で効率的な運営を指導し、予算執行にかかわる監査について重要な使命を担っている監査委員事務局において、みずからが旅費などの不正受給を行っていたことであります。  決算を道政史上初めて不認定とすることは、道政に消しがたい大きな汚点を残すものでありますが、一連の不正事件の内容を見たとき、道民の前に厳正な審判を示さなければならないことは当然であり、明確にすべきものであります。  住民の意思を代表する機関の議会として、違法かつ不正な行為が組織的・構造的に行われていたことが明らかとなったことを承知の上で認定とするならば、道義的・政治的責任は免れないことは言うまでもありません。  もとより、不認定により決算内容を修正できるものではありませんが、知事は、事態の重大性を十分認識し、今後、道民の信頼回復のため、あらゆる措置を講じ、速やかに、かつ、具体的に実行に移すべきであります。  また同時に、監査委員事務局の責務も重大であります。今回の事件を猛省し、監査委員事務局の機能を徹底的に検証し、再びこのようなことが発生しないように努めることは当然であります。  さらに、このたびの平成六年度決算の不認定が道政史上に残した一大汚点を認識し、公務員倫理の厳正を期し、道民の信頼確保に努めるべきであることをあえて付言するものであります。  以上で私の反対討論を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 萩原信宏君。 ◆(三十番萩原信宏君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、日本共産党を代表して、平成六年度決算について不認定とする立場から簡潔に討論を行います。  第一に、食糧費・交際費による接待や飲み食いが横行したことであります。  食糧費の乱脈執行はすさまじいものがございます。  私ども日本共産党道議団は、八月三十日、道に対して食糧費問題に関する十三項目の詳細な資料の提出を求めましたけれども、これらについて全体として明示されたのが十一月七日の点検結果であります。  知事は、当初、要綱をつくり適正に行っていると胸を張りましたけれども、点検の中で、その要綱から著しく逸脱していたものとしては、例えば、原則として行わない二次会飲食が百九十八件もあり、ビールなどの飲酒を伴う昼食会が百六十件と三二%にも上り、また、請求書の改ざんが千五百五十一件を数えるなど、その乱脈ぶりが具体的に明らかになったのであります。  省庁との官官接待は二億五千万円にも上り、道民の大きな怒りを買っています。  第二に、カラ出張、カラ会議、カラ接待、カラ雇用など、公金の不正使用が横行し、八億円を超える公金の私物化が行われていたことが露見しました。  カラ出張が発覚した直後から、私どもは、全庁的調査の実施と第三者機関による厳正な調査を提起してきたところであります。  道の調査は自主申告という限られた把握・集計であり、道民の間では、不正を働いた仲間内の調査や官官調査で何がわかるかと、怒りの声も出ているほどであります。とても実態調査と言える代物ではございません。  また、実際は、この数倍になると言う方もございます。  カラ出張などによる裏金づくりと、裏金による政治家のパーティー券購入や職員同士の会食等での浪費は、単年度にとどまらず、歴史的、構造的なものであったことは極めて重大であります。(発言する者あり)  特に、当時の横路知事や堀知事予定候補にかかわるパーティー券購入に、裏金から六百万円とも七百万円とも言われる額が支出されていたとすれば重大であります。  堀知事には、みずから進んで道民の前に事の真相を明らかにする責任があると考えます。  なお、私どもが開いた「励ます会」や出版会について、道職員個々人に案内をした際、一部の方が会費を裏金から支出していたと聞いて私もびっくりしているところでございます。(発言する者あり)これについては、十二月十二日に返還したところであります。  我が党は、政治資金集めのパーティー券は発行しておらず、政治資金規正法上、参加者に実費負担をお願いしているのです。(発言する者あり)  今後とも、カラ出張などによる裏金づくりの構造と実態、公金の私物化の全容を徹底して究明することを表明するものであります。  第三に、その一方で、道民の暮らし、農業、漁業、中小企業、福祉、教育などには冷たい予算執行であったことであります。  例えば、不況にあえぐ中小企業に対する無担保無保証人融資はわずか百二十二件にすぎず、借りたくても借りられない中小零細業者が数多く残されたのであります。  また、道の六千億円の公共工事の発注については、地元のC・D・Eクラスでは二七%にしかならず、大半の工事をAランクの大手会社が占めており、また、下請・孫請業者や労働者にはほとんど波及効果はなく、景気対策としては不十分きわまりないものでありました。  さらに、障害者、母子世帯、乳幼児などの入院給食費の有料化を国の言いなりに強行しました。  全国の三十都府県では、県単独事業として給食費の負担軽減を図っているのに、本道では、患者さんに冷たい仕打ちをしたことは極めて残念なことであります。  こうした道政執行の責任者は、横路孝弘知事と堀達也副知事であります。  片や道費の乱脈支出、片や道政の主人公である道民には冷たい予算執行、こうした決算は不認定とすべきことは当然であることを強調して、私の討論を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 以上で通告の討論は終わりました。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  この採決は起立によります。  本件を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。(発言する者あり)   〔起立者なし〕 ○(議長中川義雄君) 起立なしと認めます。  よって、本件は認定しないものと決定いたしました。 △一、日程第四、会議案第二号 ○(議長中川義雄君) 日程第四、会議案第二号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  山口幸太郎君。 △一、会議案第二号に関する山口幸太郎君の説明 ◎(五十一番山口幸太郎君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、社会党・道民連合、21'道民クラブ、公明、新道政クラブ、改革、無所属及び自由民主党・道民会議を代表して、本議会に提案された会議案第二号北海道議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案について、以下、提案説明を行います。  道の予算執行において、食糧費の不適切な執行や旅費の不正受給などが全庁において組織的・構造的に行われていたことは、道民の道政に対する信頼を著しく損なうとともに、道政の停滞を招くなど極めて憂慮すべき事態を招来したのであります。  行政を監視する議会としては、かかる事態に至るまで、その役割を十分果たし得なかったことについて、重く受けとめ、率直に反省するものであります。  したがいまして、道議会としては、議会の議長・副議長及び議員それぞれの責任を明らかにし、報酬の一部を減額するため、この条例を制定しようとするものであります。  議員各位の御賛同をお願いするものであります。  以上、私の提案説明を終わります。(拍手)(発言する者あり) △一、質疑 ○(議長中川義雄君) これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  萩原信宏君。 ◆(三十番萩原信宏君) (登壇・拍手)(発言する者あり)質疑を行ってまいります。  十億八千万円に及ぶ公金不正使用について、堀知事がいわゆる三点セットでもって幕引きを図ろうとし、それでは納得できないと、多くの道民の間に怒りの声が高まっていることは御承知のとおりであります。  また、今議会がここまで混迷を深めたのも、実態究明がいまだなされず、多くの疑惑が解明されずにきたことのあらわれでもあります。  実態の究明がなされずにいる現段階で、今回、突如として議員の報酬を削減する条例案が出されてまいりました。  今回の減俸条例案は、昭和三十年の道財政破綻の危機に際して、全会一致による議員報酬及び弁済条例による二割減俸以来のものであります。そして、議会の監視機能を果たしていなかったことをもっての減俸条例としては、史上初めてであります。  全国的には、最近、兵庫県議会において阪神大震災に関連し減俸条例を各派が共同提案して、全会一致で決められた例があるだけでございます。いずれも全会一致です。  減俸条例は、極めて限られた目的にしか適用されていないのです。(発言する者あり)
     全国都道府県段階でも、議会の監視機能の至らないことをお金でもってあらわそうとするのは前代未聞のことであり、道議会の恥を天下にさらすことにもなりかねないのであります。  まして、全会一致を原則とすべきこのような条例案を数でもって強行しようとするのは、議会制民主主義そのものを踏みにじることになるのであります。(「そのとおりだ」と呼ぶ者あり)  以下、伺ってまいります。  第一に、事件の内容についてです。  一連の不祥事に対して、議会として監視機能を果たすことができなかったことを提案説明で述べていますし、事態をあいまいな不祥事としていますが、行政側の公金不正使用だけでなく、パーティー券購入問題や議員間や道側との私的な懇親なども含めているものかどうか不明であります。(発言する者あり)提案者は、不祥事の実態と内容をどうとらえているのか伺います。(発言する者あり)  第二に、議会の責任についてであります。  議会として徹底的な事態の解明を行い、その上での改善策を立てるべきことは当然のことであります。我が党は、そのために全力を尽くしてまいりました。  そこで伺いますけれども、今回のカラ出張やカラ会議等の一連の公金不正使用に対する道議会の責任はどこにあると考えるのか伺います。  第三に、議会の調査権についてであります。  議会としての責任というのであれば、事件の全容を明らかにし、再びこのようなことが起こらないようにするためにチェック機能を果たすことです。そのためには、地方自治法九十八条、百条権限に基づくところの調査特別委員会を設置することではないでしょうか。答弁を求めます。  第四に、一律減俸の不合理性であります。  議会の監視機能を問題にすることは当然ですけれども、道政に参画して間もない一期の議員の方々や、チェック機能を果たしている議員を一律の減俸対象にするのは筋違いであり、不合理きわまりないのであります。(発言する者あり)この不合理性についてどう考えるのか伺います。(拍手)  以上で質問を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 山口幸太郎君。 ◎(五十一番山口幸太郎君) (登壇・拍手)(発言する者あり)共産党の萩原議員の質問にお答えをいたします。  初めに、このたびの道庁における不祥事の実態と内容についてのお尋ねでありますが、道の全庁において、構造的かつ組織的に旅費等の不正受給や不正経理が行われていたものであると受けとめております。  次に、公金不正使用に対する道議会の責任についてのお尋ねでありますが、議会としては、ただいま萩原議員からもお話があったように、こうした問題が生じてきた背景や要因の究明及び改善策の検討などを行うことは当然のことと考えております。  しかし、一方、公金不正使用といった問題について、道議会として監視機能を十分に果たせなかったことについては率直に反省しなければならないと考えております。  次に、議会の調査権にかかわってのお尋ねでありますが、百十条に基づく特別委員会において、改善方策の検討は十分行い得ると考えております。  最後に、一律に減俸したことについてでありますが、道議会の監視機能の問題については、道議会全体の責任であると受けとめておりますので、一律減俸が適当であると判断したものでございます。  以上であります。(拍手)(「よし」と呼ぶ者あり) ○(議長中川義雄君) 萩原信宏君。 ◆(三十番萩原信宏君) (登壇・拍手)(発言する者あり)再質問を行ってまいります。  今のお答えでは、なぜに減俸なのかが不明でございます。到底納得することはできないものであります。  堀知事の示す三点セットで幕引きを図ることに手をかす、また、全容究明を行わず、みずからの疑惑についてもふたをして、議会も一緒に幕引きを行うというのは、議会の責任放棄と言っても過言ではございません。(発言する者あり)  真相究明に全力を尽くすことこそが議会の責任を果たすことであります。全容がいまだ明らかでなく、その上、あなたのあいまいもことした説明で議会側が実態を一層不透明にさせることに、まして、お金でもって責任を果たすような考えには道民は全く納得できないのであります。  伺いますけれども、全容究明が今後も議会にとって果たすべき責任と考えているのか伺います。  以上で私の質問を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 山口幸太郎君。 ◎(五十一番山口幸太郎君) (登壇・拍手)(発言する者あり)実態の調査にかかわっての再度のお尋ねでありますけれども、不正受給等の実態につきましては、これまで決算特別委員会並びに本定例会の一般質問、さらには予算特別委員会等において議論を重ねてきたところでございます。  今後は、先ほどもお答えをいたしましたとおり、改善方策について議論をしてまいりたい、このように考えております。  以上でございます。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 以上で通告の質疑は終わりました。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件は委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 △一、討論 ○(議長中川義雄君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  大橋晃君。 ◆(七十八番大橋晃君) (登壇・拍手)(発言する者あり)会議案第二号に関する反対討論を行います。  一連の不祥事に関し、議会として監視機能を十分に果たすことができなかったから、議員全員に対して一律に減俸するという前代未聞の会議案が今議決されようとしているのであります。  この会議案がいかに道理のないものであるかは、ただいまの萩原議員の質疑の、なぜ減俸なのかということに対して、ついに提出者がまともに答えることができなかったことからも明らかであります。(発言する者あり)  本会議案の不当性の第一は、監視機能を十分に果たすことができなかったからという理由で議員全員に一律に減俸を押しつけることです。(発言する者あり)  道議会が全体として十分なチェック機能を果たすことができなかったことは事実でありますが、会派、議員個人でみれば、それはさまざまであります。  我が党としては、今回の公金不正使用や官官接待の真相解明・根絶のために、微力ながら全力を挙げてきたことは多くの道民の皆さんに認めていただけるものと確信をしております。(発言する者あり)  また、新たに道議会に参画された新人議員の皆さんの中には、過去のしがらみにとらわれることなく、この問題に真摯に取り組まれようとしている人がいることもよく承知しております。  これらの方々を含め、全員一律に減俸することに対しては、提出会派の中にも割り切れない思いを感じている議員も多いことと思います。(発言する者あり)  第二に、このようなやり方で議会に期待された役割を果たすことができるのかという問題です。  今、多くの道民が道議会に求めているのは、このような一億総ざんげ的な減俸ではなく、議会のチェック機能を十分に発揮して、真相の徹底究明や再発防止策を打ち立てることです。  今、道は、処分や返還策について幹部職員に一律に処分・返還を押しつけるやり方を提案し、本議会の審議の中でもその是非が論議となっているところです。  議会が、このような一律減俸というやり方をとるならば、道の処分・返還策を批判することすらできなくなるのであります。(発言する者あり)  第三に、減俸というやり方が、議会として監視機能を十分に果たすことができなかったことの責任を明らかにすることになじむのかという問題です。  道議会においては、昭和三十年に、知事などの減俸とともに、北海道議会議員報酬及び費用弁償条例を改定して、二割減額を全会一致で議決したことがあります。  しかし、これは本道財政を破綻の危機から守るための緊急暫定措置として行われたものです。  このように、財政破綻や、あるいは兵庫県のような災害などの緊急措置として減俸措置がとられることはあるものの、議会のチェック機能を果たすことができなかったから減俸というのは全く前代未聞のことであります。  このようなやり方を強行することは、ひとり北海道議会のみならず、全国の地方議会においてあしき先例をつくることになるのであります。  以上、反対の理由を述べましたが、議員個々人の皆さんが理性と良識を持って判断されるよう心から希望し、私の討論を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 以上で通告の討論は終わりました。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  この採決は起立によります。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(「賛成」と呼ぶ者あり)   〔賛成者起立〕 ○(議長中川義雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △一、日程第五、決議案第一号 ○(議長中川義雄君) 日程第五、決議案第一号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  山口眞人君。 △一、決議案第一号に関する山口眞人君の説明 ◎(九十六番山口眞人君) (登壇・拍手)(「よし」と呼ぶ者あり)私は、社会党・道民連合、21'道民クラブ、公明、新道政クラブ、日本共産党、改革、無所属及び自由民主党・道民会議を代表いたしまして、本議会に提案された決議案第一号北海道知事堀達也君を問責する決議について、以下、提案説明を行うものであります。  平成六年度及び七年度の予算の執行において十一億円にも達する旅費の不正受給等が行われたことは、道政史上かつて例のない不祥事でありました。  また、平成六年度北海道各会計歳入歳出決算について、道政史上先例のない不認定となったことは極めて遺憾なことであります。  平成六年度決算は横路前知事時代の予算の執行とはいえ、不適正な支出を含む決算を議会に提出した知事の責任は極めて重いと指摘せざるを得ないのであります。  北海道議会においては、この不祥事が発覚して以来、決算特別委員会や第四回定例道議会で、昼夜、精力的に審議を行い、実態と問題点の解明に努力してきたところでありますが、かかる不正行為が全庁において構造的かつ組織的に行われていたこと、さらに、道民の血税を不正に受給し、職員同士の飲食に充てるなど、公務員にあるまじき行為が行われていたことは、まことに遺憾にたえないところであります。  知事は、こうした行為が庁内で広く行われている事実を察知していながら、本年度予算執行においても漫然と見過ごしてきたことは許されないことであります。最高責任者としての責務を放棄していたと言わざるを得ないのであります。  さらに、この不祥事により、道民の道政に対する信頼を著しく損なったばかりか、道のイメージを大きく低下させ、道民に対し、直接間接を問わず大きな損害を与えたことについての知事の責任は、これまた極めて重大であります。  よって、本議会は、北海道知事堀達也君に責任の自覚と反省を強く求め、ここに決議案第一号北海道知事堀達也君を問責する決議を提案し、議員各位の御賛同をお願いするものであります。(「よし」と呼ぶ者あり)  知事におかれましては、就任以来、半年を経ずして生じたこの事態を十分認識し、今後の道政執行に対処されますことを切望いたします。  以上をもって私の提案説明を終わります。(拍手) ○(議長中川義雄君) お諮りいたします。  本件は委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。  お諮りいたします。  別に御発言もなければ、本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △一、日程第六、決議案第二号 ○(議長中川義雄君) 日程第六、決議案第二号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  石井孝一君。
    △一、決議案第二号に関する石井孝一君の説明 ◎(四十三番石井孝一君) (登壇・拍手)私は、自由民主党・道民会議を代表して、本議会に提案をされた決議案第二号前北海道知事横路孝弘君の責任を問う決議について、以下、提案説明を行います。  横路道政十二年の最後の年であった平成六年度の予算の執行において、総額八億五千万円余に上る旅費・食糧費などの不正受給、不正経理が全庁的に行われるという、道政史の中でも最大の不祥事が明らかになったのであります。  道民の貴重な血税を不正に執行するという公務員にあるまじき行為が、全庁において組織的かつ構造的に行われていた事実に道民の怒りが爆発し、道政に対する信頼は著しく損なわれ、当然のことながら、道民税の納入に拒否反応が続出するなど、道庁の機能は大きく低下をしているのであります。  こうした公費乱用が全庁に蔓延したのは、横路前知事の在任十二年の間のことであり、誤った指導監督によるものであることは紛れもない事実であります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  それは、平成六年度の北海道各会計歳入歳出決算が道政史上初めて不認定になったことからも疑う余地がないのであります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  今回の一連の不祥事が発覚し、清潔・公正な道政を願う全道民の信頼を裏切った横路前知事の責任は極めて重いものがあります。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)  この不正事件が北海道経済に及ぼした影響はまことに大きく、道民生活に不安と損失をもたらし、職員の家庭環境をも脅かしたのでありまするから、横路前知事は、この際、道民感情を厳しく受けとめ、みずから進んで道民の前にその政治責任を明らかにするとともに、謝罪すべきであります。(発言する者あり)  よって、ここに決議案第二号前北海道知事横路孝弘君の責任を問う決議を提案し、議員各位の御賛同をお願いするものであります。  以上、私の提案説明を終わります。(拍手)(「よし」と呼ぶ者あり) ○(議長中川義雄君) お諮りいたします。  本件は委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 △一、討論 ○(議長中川義雄君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  大橋晃君。 ◆(七十八番大橋晃君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、ただいま議題となりました決議案第二号前北海道知事横路孝弘君の責任を問う決議に対し、賛成の立場から討論を行います。(「よし」と呼び、その他発言する者あり)  今、堀知事とともに横路前知事の責任を問う声は、道民の間からも大きく高まっています。  また、先ほど平成六年度決算が全会一致で不認定となったことは、いわば横路前知事に対する一年おくれの不信任決議ともいうべきものであります。(発言する者あり)  私は、横路知事在任中の十二年間、合計四十八回にわたって論戦を戦わせてきた当事者として、道民には冷たく、幌延問題などごく一部を除けば、国言いなりの政治姿勢、苫東や戦略プロジェクトなど大企業中心の大型開発優先、食の祭典や新長計汚職など、失政の連続などに対して厳しく批判してまいりました。  今回、一連の不祥事が明らかになって、改めて、これにとどまらない横路前知事の責任が浮き彫りになったのであります。  横路前知事の責任とは何か。それは、綱紀に厳正さを欠き、職員の公務員倫理にもとる行為を招いたことだけではないのであります。多くの退職職員などから私どもに寄せられた意見では、カラ出張や官官接待は堂垣内知事時代からあったが、横路道政になってからひどくなったというのが共通している点です。  なぜそうなったのか。  第一に、横路道政の誕生により、我が党を除く事実上のオール与党体制ができ上がり、(発言する者あり)議会を含む道庁機構全体に税金の使い道をチェックする機能が著しく低下させられたことです。  また、使用者側を監視すべき労働組合のチェック機能をも低下させたことも挙げられます。  第二に、行政執行そのものが、国の言いなり、大企業優先の悪政推進となり、その結果、道民の生活・福祉向上のために使われるべき税金が、本来の目的から全く離れてしまうという道民不在の道政になってしまったことです。  第三に、官僚政治の打破や道庁改革を三つの改革の一つに位置づけるなどの公約を掲げながら、十二年間、このような乱脈・不正に全く手をつけられなかったばかりか、これを増長させてきたことです。  八六年の統計課のカラ出張、八八年の食の祭典、新長計汚職があったにもかかわらず、これを契機に道庁内にメスを入れるという努力を全く怠ったことが事態を一層ひどくしたことを考えれば、その責任は明白であります。  我が党は、十二年間、横路道政に対する唯一の革新野党としてこれをチェックするために全力を傾けてきましたが、ここに改めて横路前知事の責任を厳しく問い、道民への謝罪を求めるものであります。(発言する者あり)  最後に一言付言いたしますが、今、横路孝弘氏が目指している「第三の極」についてです。  政治家を評価する最も確かな物差しは、何を言っているかではなく、何をやってきたかです。(発言する者あり)  この点から見れば、横路氏が北海道知事として在任した十二年間こそが最もわかりやすい判断材料です。(発言する者あり)不正にメスを入れず、これを増長させる国や大企業言いなりの政治姿勢、これらが国政に持ち込まれることになれば、被害は今度は道民から国民へと広がることになるのです。(発言する者あり)「第三の極」と名づけても、しょせんは「第三の保守」にすぎません。  以上を付言して、私の賛成討論を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 以上で通告の討論は終わりました。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  この採決は起立によります。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(「賛成」と呼ぶ者あり)   〔賛成者起立〕 ○(議長中川義雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。(拍手) △一、日程第七、決議案第三号及び第四号 ○(議長中川義雄君) 日程第七、決議案第三号及び第四号を議題といたします。  決議案第三号について提出者の説明を求めます。  鰹谷忠君。 △一、決議案第三号に関する鰹谷忠君の説明 ◎(七十番鰹谷忠君) (登壇・拍手)ただいま提案されました決議案第三号道政の信頼回復に向けての決議について、自由民主党・道民会議、21'道民クラブ、公明、新道政クラブ、改革、無所属及び社会党・道民連合を代表し、提案理由を説明いたします。  道の予算執行に関し、食糧費の不適切な執行や旅費の不正受給、さらに、会議費や借上料の不正流用など今回の一連の不祥事は、道民の道政に対する信頼を根底から崩壊させたことは極めて遺憾であります。  この間の議会審議から、一連の不祥事の背景には、公金に対する職員のモラルの低下や予算編成のあり方などさまざまな理由が挙げられますが、いずれにしても、組織的に不正行為が行われてきたことは、どのような理由にせよ、弁解の余地は全くないものであります。  しかしながら、一方、道民を代表する道議会が行財政の執行にかかわって議会の監視機能を十分に果たし得ず、このような事態に立ち至るまで適切に対処できなかったことについては率直に反省するものであります。  特に、今回の事件の中において、前渡資金の不適切な支出も含め、食糧費、旅費等の不正受給により生み出された予算外諸経費が、議会活動などに伴う経費に充てられていたことは極めて重大であり、この責任については、議会全体として負わなければならないことは当然と考えるものであります。  したがって、道議会は、今回の一連の不祥事にかかわって監視機能を怠っていたことにかんがみ、今後このような事態が再び起こることのないよう、このたびの事実を厳粛に受けとめ、今後、全議員がその役割と責務を改めて自覚し、議会活動を通じ、道民の信頼回復に努めることを決意するものであります。  以上で提案説明を終わりますが、各位の御賛同をお願いするものであります。(拍手) ○(議長中川義雄君) お諮りいたします。  決議案第四号については、提出者の説明を省略することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  お諮りいたします。  本件は、いずれも委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、いずれも委員会付託を省略することに決定いたしました。 △一、討論 ○(議長中川義雄君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  大橋晃君。 ◆(七十八番大橋晃君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、日本共産党を代表して、決議案第三号道政の信頼回復に向けての決議及び決議案第四号道職員の綱紀粛正に関する決議に賛成討論を行います。  まず、決議案第三号についてでありますが、行政を監視すべき議会として、「かかる事態に至るまで適切に対処できなかったことについては、率直に深く反省するものである。」としていますが、我が党としては、官官接待や公金不正使用についての真相解明と根絶のために全力を挙げてきたところでありますが、議会全体として適切に対処できなかったことは、まことに残念であります。(発言する者あり)  議会として道民の信頼を回復する道は、議会が道民から負託されたチェック機能を十分に発揮して、調査特別委員会を設置して真相の徹底究明の先頭に立ち、実効性ある再発防止策を打ち立てることであることを付言して、賛成討論といたします。  次に、決議案第四号についてでありますが、「今回の不祥事は、職員に公務員倫理が徹底されず、組織的に古い体質の中で公私の区分が厳格でなかったことに起因する」としていますが、問題は、それにとどまるものではありません。  福祉や教育に冷たく、大企業優遇、国言いなりの政治が横行する中で、道民に目を向けた税金の使われ方から遠のいたことが挙げられます。  そのことが、道庁の機構全体の税金への感覚麻痺を生み、道民そっちのけで不正な裏金づくりをする大きな背景として挙げられます。  特に、横路道政のもとで、我が党を除く事実上のオール与党体制がつくられ、議会のチェック機能が著しく低下したことも挙げられます。  したがって、道政に対する道民の信頼を回復するためには、職員の意識改革を初め、組織機構、諸事務手続の改善、綱紀粛正と厳正な服務規律の確保に努めることは当然のことでありますが、それにとどまらず、道職員全体に全体の奉仕者として道民の税金を預かって仕事をしているという意識を徹底させ、道の行財政のあり方を、福祉や教育の充実など道民本位のものに転換させることが必要であります。  以上で私の賛成討論を終わります。(拍手) ○(議長中川義雄君) 以上で通告の討論は終わりました。  これをもって討論を終結いたします。  お諮りいたします。  別に御発言もなければ、本件は、いずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、いずれも原案のとおり可決されました。 △一、日程第八、決議案第五号 △一、道政改革推進特別委員会の設置 ○(議長中川義雄君) 日程第八、決議案第五号を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  酒井芳秀君。 △一、決議案第五号に関する酒井芳秀君の説明 ◎(六十三番酒井芳秀君) (登壇・拍手)私は、社会党・道民連合、21'道民クラブ、公明、新道政クラブ、改革、無所属及び自由民主党・道民会議を代表して、ただいま提出されました決議案第五号道政改革推進特別委員会設置に関する決議について、提案理由の説明を行います。  御承知のように、平成六年度及び七年度の予算執行において、食糧費の不適正な執行や驚異的な額に上る旅費の不正受給等が行われるという、道政史上かつてない不祥事が明らかになったのであります。  このような不祥事が全庁において組織的かつ構造的に行われたことは、道民の道政に対する信頼を著しく失墜させ、行政を停滞させるなど、極めて憂慮すべき事態を招来させたのであります。  このようなことから、道は十二月八日に、知事を初めとする幹部職員の処分、返還方針及び改善方針を内容とする「予算執行に係る不祥事への対応について」を発表したところでありますが、特に、不祥事の再発を防止するための改善策については、今後さらに、顧問の助言指導を得ながら、今回の事態の背景・原因を調査分析するとともに、改善に向けての意見・提言を広く募り、より長期的で効果的な改善プログラムを策定することとしております。  また、決算特別委員会や今議会での論議を通じて、組織改革はもとより、職員の意識改革や情報公開、また、道政に対する外部監視機能整備の問題や内部監査制度の充実、さらには、幹部職員の登用制度のあり方や予算編成のあり方など、再びこうした不祥事を起こさないために、今後さらに検討を深めなければならない事項が多々あることも明らかになったのでありますが、これらに対処するに、身内である道内部の機関のみでいいものか、甚だ疑問のあるところであります。
     したがって、本議会としても、道民の負託にこたえるためには、さらに徹底的に議論を行い、このような不祥事が二度と起こらないよう、より実効性の高い改善策の樹立とその実効が期せられるよう最大の努力をすべきと考えます。  よって、本議会に道政改革推進特別委員会を設置すべきことを提案し、議員各位の御賛同を求め、私の提案説明を終わります。(拍手) ○(議長中川義雄君) お諮りいたします。  本件は委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 △一、討論 ○(議長中川義雄君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  萩原信宏君。 ◆(三十番萩原信宏君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、日本共産党を代表して、決議案第五号に関する反対討論を簡潔に行います。  今回の道庁の公金不正使用事件は、その規模と内容の両面にわたり、戦後の道政史上でも、また、全国の地方政治上でも類例を見ない重大な問題をはらんでいます。  私ども日本共産党道議団は、決算特別委員会の審議において事態の究明に努めるとともに、独自の調査分析を進めてまいりましたけれども、本定例会が招集された十一月二十九日、議長に対し、事態の重大性にかんがみ、地方自治法に基づく調査権限を有する特別委員会の設置を提案したのであります。  また、十二月十二日には、各派に対し、改革を初め、諸派を含めた調査特別委員会の設置への賛同を申し入れたのでありますけれども、自民党や社会党などの賛成を得られず、その結果、いたずらに会期延長を重ね、道議会に対する道民の不信を招くことになったことは極めて遺憾な事態であります。(発言する者あり)  にもかかわらず、今回の道政改革推進特別委員会は、検査権限も、証人喚問など百条権限も持たない特別委員会にすぎないのはまことに残念であり、それは、議会としての責任を果たすものとはなっていないのであります。  そこで、反対の理由の第一は、今回の事案の重大性と深刻さを認識していないことであります。  戦後五十年の道政史上初めての全庁的な公金不正支出と裏金づくりは、道政への信頼を根底から破壊したのであります。  したがって、それに対応して、道政の両輪をなす道議会として監視機能を果たすために最善を尽くすことが求められます。  しかるに、単なる二十七名の特別委員会の設置というのは、今回の事件の歴史的意味を解しないものと言わなければなりません。  私どもは、事の重大性にかんがみ、改革や日本共産党を含めて超党派が参画した委員会構成にするよう再三求めてまいりましたけれども、それが実現し得なかったことは、まことに遺憾であります。(発言する者あり)  第二に、検査ないし調査権限を持つ調査委員会をなぜ設置しないのかということであります。  チェック機能が麻痺していると言われている道議会に今求められているのは、自治法上の権限として認められている百条調査委員会を設置して、証人喚問、記録の提出など、調査権限をフルに発揮して真実の究明と再発防止に努めることであります。  直ちに百条調査委員会が無理なら、せめて九十八条に基づく調査権限を持つ委員会として調査を開始すべきであります。  道側は、全容が解明されたとして幕引きを図っているのでありますけれども、道民の大多数は、公金の不正支出の構造と実態はまだ霧の中だと感じています。  道議会としては、幕引きに手をかすのではなく、道民の負託にこたえて、調査特別委員会を設置してチェック機能を果たすことこそ、その責任であり、義務でもあります。その権限をみずから放棄するようなことはしてはなりません。  第三に、新しい特別委員会は道民の負託にこたえられるか疑問であることであります。  審議の内容を、知事提案の三点セットに沿ったものに限定するのは甚だ不当であります。  道民は、なぜこうした不法行為が引き起こされたのか、いつからどのようにして不正の構造ができたのか等々、真相の徹底した究明を求めています。  それなのに、三点セットに限定しているのは真相の究明に背を向けることになるおそれもなしとしないのであります。  いずれにせよ、特別委員会が設置された暁には、徹底した真相の究明が行われ、実効性のある防止策がとられるよう期待して、私の討論を終わります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長中川義雄君) 以上で通告の討論は終わりました。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  この採決は起立によります。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(「賛成」と呼ぶ者あり)   〔賛成者起立〕 ○(議長中川義雄君) 起立多数であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △一、道政改革推進特別委員の選任 ○(議長中川義雄君) お諮りいたします。  ただいま設置されました道政改革推進特別委員会の委員の選任については、委員会条例第六条第一項の規定により、お手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、道政改革推進特別委員は、お手元に配付の名簿のとおり選任することに決定いたしました。 ─────────────────────────────────      (右の委員名簿は巻末その他に掲載する) ───────────────────────────────── △一、日程第九、決議案第六号 ○(議長中川義雄君) 日程第九、決議案第六号を議題といたします。  お諮りいたします。  本件については、提出者の説明及び委員会付託を省略することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、提出者の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  お諮りいたします。  別に御発言もなければ、本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △一、日程第十、意見案第二号ないし第七号 ○(議長中川義雄君) 日程第十、意見案第二号ないし第七号を議題といたします。  お諮りいたします。  本件については、いずれも提出者の説明及び委員会付託を省略することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については、いずれも提出者の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  日程第十のうち、意見案第二号を問題といたします。  お諮りいたします。  別に御発言もなければ、本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  日程第十のうち、意見案第三号ないし第七号を問題といたします。  お諮りいたします。  別に御発言もなければ、本件は、いずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、いずれも原案のとおり可決されました。 △一、日程第十一、請願審査の件 ○(議長中川義雄君) 日程第十一、請願審査の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本件は委員長報告を省略することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  お諮りいたします。  別に御発言もなければ、本件は請願審査報告書のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。 △一、閉会中請願・陳情継続審査及び事務継続調査の件 ○(議長中川義雄君) 各常任委員長及び議会運営委員長から、委員会において審査または調査中の案件について、会議規則第八十条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、継続審査または調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査に付することにいたしたいと思います。
     これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  以上をもって、今期定例会の会議に付議された案件は、すべて議了いたしました。 △一、閉会の決定 ○(議長中川義雄君) お諮りいたします。  会議規則第七条の規定により、今期定例会は、これをもって閉会することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長中川義雄君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。 △一、議長の閉会のあいさつ △一、閉会 ○(議長中川義雄君) (登壇)第四回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  去る十一月二十九日に招集されました今議会は、道政上まれに見る不正問題など、重要課題の審議のため、会期を十八日間延長するなど、波乱に満ちたものでありましたが、本日、ここに閉会の運びとなりました。  この間、議員各位におかれましては、御熱心な御審議を重ねられましたことに対し、衷心より敬意を表する次第であります。  年の瀬も迫り、寒さも厳しくなる折から、各位におかれましては、健康に十分御留意の上、道政発展のため一層御活躍されますとともに、よい新年を迎えられますよう御祈念申し上げ、ごあいさつといたします。  これをもって閉会いたします。(拍手)   午後九時十分閉会          議長  中川義雄          議員  上田 茂          議員  森 成之          議員  板谷 實...