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昭和51年第4回定例会−12月15日-03号

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    昭和51年第4回定例会−12月15日-03号


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    昭和51年第4回定例会−12月15日-03号昭和51年第4回定例会 昭和  第四回北海道議会定例会会議録 五十一年                  第三号 ─────────────────────────────────  昭和五十一年十二月十五日(水曜日) ─────────────────────────────────   議事日程 第三号 十二月十五日午前十時開議  日程第一、議案第一号ないし第二十一号、報告第一号及び第二号       (質疑並びに一般質問) ─────────────────────────────────   出席議員(九十一人)     議長   百五番    宮本義勝君     副議長 八十六番    改発治幸君           一番    浅野俊一君           二番    伊藤武一君           三番    青木延男君           四番    一野坪 勉君
              五番    青山正男君           七番    石崎喜太郎君           八番    石山直行君           九番    岩田徳弥君           十番    岩本 允君          十一番    伊藤 豪君          十二番    木村喜八君          十三番    高田忠雄君          十四番    松崎義雄君          十五番    大場信吾君          十六番    川口常人君          十七番    北村義和君          十八番    佐々木利昭君          十九番    佐藤静雄君          二十番    高木繁光君         二十二番    時田蜜雄君         二十三番    中崎昭一君         二十四番    岩崎守男君         二十六番    渋谷澄夫君         二十七番    高江良男君         二十八番    工藤啓二君         二十九番    牧野唯司君          三十番    柳谷正一君         三十二番    舟山広治君         三十三番    保格博夫君         三十四番    吉田英治君         三十六番    熊谷克治君         三十七番    中田繁夫君         三十八番    新沼 浩君         三十九番    野村権作君          四十番    林  勝君         四十一番    平野明彦君         四十二番    古川靖晃君         四十四番    和田勝之君         四十五番    伊藤知則君         四十六番    岩本政光君         四十七番    宇野真平君         四十八番    大平秀雄君          五十番    石川十四夫君         五十一番    小野秀夫君         五十二番    村本三郎君         五十四番    小笠原 孝君         五十五番    小沢栄吉君         五十七番    工藤万砂美君         五十八番    高木正明君         五十九番    武部 勤君          六十番    藤井 猛君         六十一番    松本 響君         六十二番    水沼徳一郎君         六十三番    村上彜明君         六十四番    吉田繁雄君         六十五番    吉田政一君         六十六番    若狭 靖君         六十七番    東 典俊君         六十八番    阿部恵三男君          七十番    星野健三君         七十一番    山家 勇君         七十二番    湯本芳志君         七十三番    合坪正三君         七十五番    奥野一雄君         七十六番    影山 豊君         七十七番    本間喜代人君         七十八番    高橋 鉱君         七十九番    笠島 保君          八十番    小堀秀次君         八十一番    新村源雄君         八十二番    砂原清治君         八十三番    塚本 肇君         八十四番    野中冨雄君         八十五番    原 清重君         八十七番    作田政次君         八十九番    田苅子政太郎君          九十番    滝沢 勉君         九十一番    西尾六七君         九十三番    松浦義信君         九十四番    三上 勇君         九十五番    佐々木 豊君         九十六番    佐藤幹夫君         九十七番    高橋辰夫君         九十八番    渡辺省一君         九十九番    高橋賢一君           百番    奈良敬蔵君          百一番    杉本栄一君          百二番    深山和圀君          百四番    堀田 毅君   欠席議員(十一人)           六番    浅川正敏君         二十一番    寺崎政朝君         二十五番    岡本栄太郎君         三十一番    川崎 守君         三十五番    池島信吉君         四十三番    米田忠雄君         五十三番    津川直一君         六十九番    藤井虎雄君         七十四番    大方春一君         八十八番    高橋正四郎君          百三番    天谷平信君   欠員(三人)         四十九番         五十六番
            九十二番 ───────────────────────────────── 列席者      知事      堂垣内尚弘君      教育委員会   紅林 晃君      委員長      人事委員会   根守健一君      委員長 ───────────────────────────────── 出席説明員      副知事     樫原泰明君      同       三上顕一郎君      同       柴田四朗君      出納長     川城 誠君      公営企業管理者 仲村参郎君      総務部長    寺田一寿男君      開発調整部長  上口国夫君      生活環境部長  伊藤康吉君      民生部長    中川利若君      衛生部長    兵藤矩夫君      商工観光部長  松江昭夫君      農務部長    川端武史君      労働部長    樫原匡幸君      土木部長    小野 中君      住宅都市部長  桜井外治君      農地開発部長  梅原益男君      水産部長    今 昭一君      林務部長    坂本富士郎君      企業局長    宮尾 盤君      審議室長    石井徳洪君      総務部次長   石田正美君      秘書課長    大久保道也君      財政課長    芦尾長司君 ─────────────────────────────────      教育長     気境公男君      管理部長    井上省司君      振興部長    花井正勝君      指導部長    田中 保君      財務課長    川崎義男君 ─────────────────────────────────      人事委員会   藤巻 晋君      事務局長 ─────────────────────────────────      警察本部長   森永正比古君      総務部長    井伊靖二君      総務課長    瀬川慶太郎君 ─────────────────────────────────      監査委員    本間慶輔君      事務局長 ─────────────────────────────────      地方労働委員会 樺沢正男君      事務局長 ─────────────────────────────────      収用委員会   河口伝三君      事務局長 ───────────────────────────────── 事務局職員出席者      事務局長    伊藤澄夫君      議事課長    深沢信夫君      議事課参事   八木野 彪君      議事課長補佐  古水三也君      議事係長    曽部七郎君      速記第二係長  加賀谷 孝君      主事      青野身一君      速記士     築紫悠子君      同       仁尾静生君 ─────────────────────────────────   午後四時二十五分開議 ○(議長宮本義勝君) これより、本日の会議を開きます。  報告をいたさせます。 ─────────────────────────────────   〔深沢議事課長朗読〕 一、本日の会議録署名議員                 浅野俊一君                 伊藤武一君                 青木延男君 ───────────────────────────────── ○(議長宮本義勝君) あらかじめ会議時間を延長いたします。 △一、日程第一、議案第一号ないし第二十一号、報告第一号及び第二号(質疑並びに一般質問) ○(議長宮本義勝君) 日程第一、議案第一号ないし第二十一号、報告第一号及び第二号を議題とし、質疑並びに一般質問を継続いたします。  中田繁夫君。 ◆(三十七番中田繁夫君) (登壇・拍手)時間もかなり経過いたしておりますので、特に教育問題の主任制をめぐる問題についてのみにしぼって再々質問をいたしたいと思います。  昨日、私の方から議事録の精査を申し出まして、教育委員長並びに教育長が私の質問に対して再答弁した内容についていろいろと精査してみますると、この答弁には非常に問題になるところが多いわけでございますが、それらについて、これからひとつ漸次質問をしてみたいと思います。  私が質問をいたしましたように、主任の制度化というものが教育効果というものをもたらすという具体的な根拠について交渉をしようということを決めておきながら、これは最も道民の期待をする、知りたい事柄であるにもかかわらず、何ら交渉も行わないまま打ち切ったのはいかなる理由かということを聞いたことに対して、教育長は、次のように答えられた。五月十八日の教育長交渉で、私からこの頃目について見解は明示してあったのであります云々と言いまして、議題全体の整理が折り合わないために交渉継続が断たれて、結果としてできなかったのであります。しかし、これは重ねて見解を私から示してあるんですと、こういう答えをしております。あなたは、このことを私が聞いていることに答えておると思って答弁されたのかどうか、私は真意を疑います。  まず、その交渉の議題が折り合わないために継続が断たれたということでありますが、この点について、私は昨日もくどいほど申し上げましたけれども、交渉議題が最も問題になった手当の問題というのは、十二日に北教組は議題から外すということを明らかにした。したがって、議題としては全く折り合わないといつものは一つもない、こういう事情にあったのであります。それを議題が折り合わないと理解するあなたの考え方というものは、私は全く間違っていると思います。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)  さらにまた、あなたが明示してある、つまり主任制というものを置くことによって、そのことが教育に非常に効果があるというその根拠については、私が五月十八日に明示してあるとこう言っているんですね。あなたは五月十八日という日をどういう日であったと理解されておるんですか。五月十八日は、いわゆるこの問題が大混乱に陥って、機動隊まで入るというような事態になって、そういうことを道民が非常に心配をして、だからこそ再開をしてこれらの問題を解明しなきゃならぬということになったんでないですか。そのときに明示をしてあるからいいのだというような考え方は一体どこから出てくるんですか。以来、ああいう混乱はもう起こさないということになって、七月一日から、いわば振興課長交渉とかいろんなものを双方で積み上げてきて、そして、そこでは手に負えない問題を部長交渉とか、あるいは教育長交渉をしようじゃないかというように積み上げてきたものを、五月十八日にあなたが一方的に明示してあるからいいんだという考え方が成り立つとすれば、何のために交渉というものをしなきゃならないんですか。少なくとも労使対等、こういう中で話し合う中で、私が言ってあるからいいんだというような、あなたのその官僚的な独善的態度が今日このように問題をこじらせているんじゃないですか。(発言する者あり)その点をしっかりわきまえて、あなたの部下に対してあなたが問題を指示したり、やらせるというんではないんですよ、これは。一つの対等に立つ団体との話し合いの問題なんですよ。しかも、それはそういうふうにしてやりましょうという約束をしてきて、それを一方的に打ち切るというのは一体だれが悪いんですか、その辺を私は明確にしてくださいと言っているんです。にもかかわらず、少なくとも議会で私は一党を代表して質問をしているんです。それに対して五月十八日に明示してありますなどという答弁は、質問に対してあなたはまともに答えていると思うんですか、きわめて失礼な態度ですよ。(発言する者あり)その点をひとつ明確にしていただきたいと思います。  それから、交渉の断念は経緯の結果として起こったものであるとあなたは答弁された。つまり交渉を積み重ねる結果、交渉を断念したんだ、こういうことを言われた。私は、決してそうではないと思います。交渉の結果というものはどういうふうになったのか。いまも申し上げましたように、いろいろな紆余曲折はあったけれども、最終的に手当問題という一番大きな問題を議題から外して、何とか交渉しようという積極的な組合側の姿勢というものに対して、打ち切るということを決断して決めたのは教育長じゃないですか。結果がそうなるはずがないじゃないですか。その一番の問題を外せば自動的に交渉は再開されるんでないんですか。あなたの方は、手当の問題だけなければ交渉はいつでもできると言った議題だけしか残っていないじゃないですか。そうすれば、交渉は自動的に展開されるのを結果としてそうなりましたと、交渉継続の結果じゃないじゃないですか。私は、これはまさに意図的に、計画的に十一月十三日という日を設定して、そこにしゃにむにこれを決裂に持ち込むという姿勢が教育長にあったと見ているんです。(発言する者あり)  現に、十二日に開かれました教育局長会議の席上で、十三日には局から職員を本庁に派遣することを指示しているはずであります。そして、十三日には交渉が決裂をして、その派遣をした職員に対して内簡文書を持たして、そして帰しているんじゃないんですか。事前にそういう準備が行われていたんではないですか、これは。  さらにまた、この文書を見ましても、私が見る限りにおいては、十三日の日付で事前に印刷をしたという節を十分にうかがい知ることができます。  さらにまた、道教委の関係者が、もうすでにそういうことを漏らしているんです、私も聞きました、そういうことを言っているという人を。十三日に交渉がまとまらなければ、これで決裂をするということを道教委の者が漏らしているんです。そういうことなどなどの全体を考えてみますれば、教育長、十三日に決裂をするということは事前に計画的に設定されていたということは明らかだと思うのです、これは。(発言する者あり)十三日は一体いかなる日か、翌々日は総選挙告示になるという日であります。あなたは、きのうは全くそういうことは無関係だということを言いました。何にも関係がないのであれば、いま重大な総選挙が行われるというのに、何の認識もなしにやるというほど、あなたは無能な人だと私は思いません。必ず何らかの意図や目的というものが底にあってこのことが行われたものと私は考えるのでありますが、その点は私のみならず、恐らくすべての道民は、このような時期に、(発言する者多し)このような時期に、これを強行すれば必ず問題が起こるということがわからないような者であれば、本当にこういう問題を心配していないからです。(発言する者あり)これをやれば何が起こるかということぐらいはわからない道民はいないと思うんです。それをやりつつこういうものを強行するというような姿勢は、まことにけしからぬと思うんです。(発言する者あり)したがって、けしからぬというよりは、その理由というものを、道民の前になぜこうなったかということを詳細に説明しない限りは道民は納得しません。何にもないけれども、総選挙の前々日にこういうことをやりました、ああ、そういうものかなどというような教育に関心も何も持たないような道民は、北海道に私は少ないと思います。そういう意味で、私は、これらのことが道民にわかるように説明していただきたいと思います。(発言する者あり)あなた方もその点は本当に真剣に考えて、本道の将来の教育のために明らかにしていただきたい、こちいうふうに思います。(発言する者あり)  さらに、教育長は、交渉の打ち切りを断念したのは十三日の十二時四十分と答えております。しかしながら、当日は十二時二十分まで、記録によりますと教育委員会が開かれておったのであります。その席上に参りまして、教育長は、昨日の教育委員長の答弁によりますと、第一回目の私の質問に対しまして答えたことは、誠意をもって交渉中であるという報告があったと言われました。再質問に対するお答えでは、交渉が行き詰まり、局面の打開に苦心し努力をしているというような報告を聞いたと答えております。つまり、問題はむずかしいけれども、対応の北教組等といま精力的に交渉しているということが教育委員会に報告があったと言われているのであります。しかしながら、この問題の最高責任を負うべき教育委員会に対して、いま精力的に問題の解決に努力をしているという報告をしておいて、まさに舌の根も乾かない二十分後に打ち切りを決定するというようなことは、果たして本当にそんなようなことになっているのかどうか、この二十分間に一体何が起こったのか、何にもないんです。情勢の変化も何にもない。そこで、教育委員会に出席をして、いまこういう問題について努力をしていますという報告をした。教育委員長の答弁によれば、そうかと、それは一生懸命やってくださいと恐らく言ったでしょう。そして帰ってきて打ち切りとは一体どういうことになっているんでしょうか。(発言する者あり)これでは教育委員会は全く教育長に無視されたと同じであって、(発言する者あり)しかも、交渉打ち切りという重大事が、このような大きな問題が起こってから、打ち切りをするということになってから、夜間になって電話によって知らされたと、こんな大きな問題に発展することは、もう火を見るよりも明らかな問題が、教育委員会を開いているときは何にも言わない。そして、お帰りになって夜中に部長から、こういうことになりましたというような電話で報告を受けましたと、このようなことで本当にいいのかどうか。(発言する者あり)全く北海道教育というものはだれの手によって動かされているのかという疑問を持たなければならないのであります。教育委員会というものは、一体何のために存在しているかという疑問が出てくるのであります。(発言する者あり)  さらに、教育長は、この交渉の打ち切り断念の判断は、私一人の判断であって、五月二十五日の交渉再開についても、私一人の判断でやったと昨日答弁されております。道民の一人として、私は、私のみならず、本当に本道の教育というものを心配する者は、あの教育長の言葉を聞いて恐らく唖然としたと思います。(発言する者あり)五月十八日の交渉打ち切り、その後の教育現場の大混乱の中で、何とか局面というものを円満に、しかも円滑にこの問題の解決をしてほしいという道民の強い願いというものが、道教育委員会において慎重に審議をされて英断をもって交渉の再開に踏み切ったのだと道民は思っているはずであります。ただ単に、教育長の恣意によってやるとかやらぬというのが、そう簡単にどうでもされるというものだとはだれも思っていないと思います。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)教育委員会の高い配慮のもとでこういうものが決められていると道民は教育委員会に対して信頼を寄せ、見守っているのだと思うんです。しかしながら、昨日の教育長の答弁を教育委員長みずからがその席で聞いたと思います。そういうような状態というものを考えてみまするときに、全く教育長の独断でこういうものが行われているということに対して、教育委員長としてどのようにこれを受けとめられているかということを、私は、きのう答弁を聞きながらつくづく感じていたわけなんであります。まさに交渉の再開も打ち切りも教育委員会に諮ることなく、教育長の恣意によって勝手気ままに行われたということは、教育委員会を設置しているその法の精神というものばかりでなく、民主的な教育委員会制度を形骸化し、官僚独裁の行政が横行していたということが明らかになったわけであります。(発言する者あり)この点について、全くその点で違うということがないと思いますが、このような行動をとったことについて教育長責任ある所信というものを明らかにしていただきたいと思います。(発言する者あり)  それから、教育委員長に対して質問いたしますが、昨日、教育委員会の会議録の提出を要求いたしまして、先ほどそれをいただきました。これは、われわれも予想いたしましたが、大したものではないんだろうと思っておりましたが、予想どおり教育長の報告というものを聞きおいている程度のものになっております。交渉の経過などが具体的に協議が行われてきたというような形跡というものをこの会議録等の中では感ずることができません。しかも、重大な事態についても、すべて口頭で報告があったということであって、教育委員会の独自の自発的な姿勢というものが、この会議録の中では全く見ることができません。私は非常に残念に思います。道民は、教育委員会というもののあり方に対して、もっともっと大きな期待を寄せているはずであります。(発言する者あり)  そこで、私は、教育委員長に伺いたいんでありますが、昨日の委員長の答弁によりますと、市町村教育委員会の管理規則の改正というものは、市町村教委の権限に属することでありますけれども、道教委としても円満な実施を望むために、教育長をして北教組との交渉に当たるように指示をしたというふうに答弁されております。  しかしながら、それにもかかわらず、教育長交渉の再開も、先ほど申し上げましたように、私一人の判断でやったと昨日答弁をされました。委員長、あなたは、教育長に指示したと言っているんでありますが、教育長は、そんなことは全くわれ関せず、自分一人でやったと言っているんでありますが、いわば委員長の指示を無視されたものではないかというふうに思うんでありますが、(発言する者あり)一体これに対してどのように教育委員長としてはお考えになっておられるのか。  さらにまた、あなたは、円満な実施を願って交渉を指示したのですから、交渉の打ち切りというような緊急事態、つまり、円満な実施ができなくなったというような、断念せざるを得ないというような事態が生じたのであれば、当然のこととして教育長に対して新たな指示をしなければならないと思います。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)教育長もまた当然のこととして指示を求めなければならないと思うんであります。この点についてどう考えられているかということについてお伺いしておきたいと思います。  ましてや教育長が十三日において交渉打ち切りを意図しているにもかかわらず、その真意を委員会に報告せず、重大事態を予測しながらも委員長の指示を仰ごうとしなかった、まことに専権独断のそしりを免れないと思うんでありますが、これに対する見解もあわせて伺いたいと思います。  くどいようでありますが、委員長、この交渉は、五月十八日のあの大混乱を収拾するために父兄や道民の大きな期待のもとに再開されたものであります。時間はかかってもいいから、誠意をもって慎重な話し合いをしてほしいというのが道民の願いであったと私は考えております。それを特別な、重大な、昨日から私が言いますように、何の重大なタイムリミットもないにもかかわらず、一方的にこれを打ち切り、再度これを強行するということは、だれが考えても、このことをやれば当然大きな混乱が起こるということが予想されているにもかかわらず、これを一方的に強行することは、まさに教育委員長として高度の判断を必要とすることは当然であります。単に事務当局としての教育長の専決に任すべきものではないのであります。(発言する者あり)しかも、事後において教育委員会は十一月二十四日まで開かれていないのであります。(発言する者あり)地教委といたしましては、あるいは教育現場に大きな混乱が起きておって、十一月の二十日には、すでにこの問題をめぐってストライキが起こるというような事態になっておったんであります。(発言する者あり)そのような中で、教育委員会も開かずに、事態打開のために何一つ具体的な指示もしなかったんであります。(発言する者あり)教育委員会としても、教育委員長としても、これは驚くべき無責任と言わざるを得ません。(「そのとおりだ」と呼び、その他発言する者あり)このような委員会の怠慢が、ひいては官僚横暴、(発言する者あり)そして独善という教育長の今日のような行動になっているのだと思うのであります。(発言する者あり)今日の憂うべき教育行政の実態をつくり出したのだと私は考えざるを得ません。(発言する者あり)その責任はきわめて大きいのであります。この際、なぜ教育委員会を開いて協議をしようとしなかったのか、その理由を明らかにするとともに、この責任をどのような形で道民の前に明らかにするのか、さらには、委員長として、怠慢、無策、これに対してどういう責任をとられようとするのか、私は、委員長として道民の前に明確にする責任があると思います。(発言する者あり)それらの点をひとつ道民の前に責任ある立場で答えていただきたいと思います。(発言する者あり)  以上であります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長宮本義勝君) 教育長
    ◎(教育長気境公男君) (登壇・拍手)(発言する者あり)市町村学校の主任制に関連しての重ねてのお尋ねにお答えをいたします。(「名答弁だ」と呼ぶ者あり)(笑声)  まず、主任の制度化によって教育指導効果が上がるとする具体的根拠についてさらに交渉を深めるべきではなかったのかという点についてでありますが、このことについては、なお論議を深めるべく交渉の継続について努力をいたしましたものの、昨日も申し述べましたとおり、交渉で議題の整理が折り合わず、結局、残そうとしていたこの項目も確認されないまま交渉の継続を断念いたした次第であります。(発言する者あり)  なお、五月十八日に私がこのことについての見解を述べたという点につきましては、私は、その事実を申し述べたわけであります。(発言する者あり)  次に、議題から手当を外したのだから、したがって、交渉を続けるべきではなかったのかという点についてでありますが、昨日もお答えいたしましたとおり、十一月初旬からの予備交渉におきまして、手当の問題で議題が整理できずに交渉の継続が行き詰まりとなっていた中で、十二日の夕刻、北教組から、手当は議題の柱にはしないが、しかし、手当の問題を交渉の中で随所で取り上げ、北教組が納得するまではこの交渉は折り合う可能性はないという意味のことを述べてきましたので、(発言する者あり)仮にこれを柱から外して交渉に入りましても、事実上、手当の問題が交渉の対象になることが明らかでありました。  したがって、道教委といたしましては、それでは実質上議題の整理にはならないとして、結局、議題は整理されずじまいとなったわけであります。(発言する者あり)  交渉は予備交渉で、議題、時間、場所その他必要なことをあらかじめ取り決めてから交渉を始めることになっておりまして、交渉の過程で何が出てくるかわからないまま交渉に入るということは従来からもいたしておらないのであります。(発言する者あり)  そこで、議題の整理について局面の打開を図るべく教育長と北教組委員長との会談を申し入れた次第で、その間の経緯は昨日も申し述べたとおりであります(発言する者あり)  次に、事前に断念を考えていたのではないかという点についてでありますが、北教組との交渉が、十月二十九日の午後に振興部長交渉に上がったものについての交渉を一応終える見通しにありましたことから、このことが同十月二十九日の、たまたま開催されておりました教育局長会議──これは人事関係事務であります。会議で話題になりまして、市町村教委の意向、希望もしんしゃくいたしまして、それまでの各教職員団体との交渉の経緯を遅くとも十一月中旬までに連絡をするということになったのであります。  こうしたことから、十一月十二日に人事事務に関する再度の教育局長会議が開催される機会に、各教職員団体とのそれまでの交渉の経緯を市町村教委に連絡する資料としてまとめまして、これを配付することにし、予定どおり、同日午後四時からの会議で一応これを配付、説明いたしました。  ところが、一方、同十二日に北教組との間で局面打開のための委員長との会談についてのやりとりが交わされておりましたので、でき得れば資料にはこの経過も含めることとし、翌十三日の午後までに資料を再整備して、十三日に滞在中の教育局長には局長本人に、また、都合によって帰る教育局についてはかわりの職員を出札させて、市町村教委への連絡の資料を手渡すということにいたしたのであります。(発言する者あり)  こうした経緯になっていましたことから、十三日の午前十一時ごろ、それまでのことを一応追加整備いたしまして、資料等の印刷を発注いたしました。ところが、同日の午後一時以降、まず北教組とは交渉継続の断念、高教組とは交渉の終了という大きな情勢の変化がありましたので、午後五時半ごろ、午前に発注した印刷物の内容の一部を補筆し、午後九時過ぎに印刷を終えて各教育局にこれを手渡した次第であります。  十三日に交渉の経緯を市町村教委に連絡をしたという手配の状況は、以上のとおりであります。  次に、十一月十三日に断念せざるを得なかったいきさつは、昨日も申し述べた経緯のとおりでありまして、総選挙の日程とのかかわりはないのであります。すなわち、十一月十三日に交渉断念の形になったことは、それまでのやりとりの経緯の結果でございまして、そのこと自体まことに不本意な事態であったと考えております。(発言するあり)  次に、交渉断念の判断の時間的なことでありますが、十三日に教育委員会の会議が開催されておりますのと並行して、九時半から十二時半まで委員長との会談を持つことについての折衝が別途に続けられておったのであります。十二時二十分に教育委員の会議が終わった、十二時半にやりとりの終わった内容を私が聞きまして、その空気からして困難を感じましたので、仮にもし断ってきた場合のことを想定し、その場合は断念通知をすることを決意いたした次第であります。十三日に断ってきた、そこで断念通告をしたという経緯であります。  次に、私の判断で北教組との交渉の断念を決定したことについてでございますが、このことは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第十四条第一項に基づいて制定されました北海道教育委員会権限に属する事務の専決に関する教育委員会規則第二条の規定に基づきまして、教育長の専決で行ったものであります。(発言する者あり)しかし、関心の高まっている問題でありますことから、交渉を持つことにしたことを五月二十五日の教育委員の会議、また、十一月十三日には局面打開に努力をしているという経緯を、そして交渉を断念した同十三日に直近いたします十一月二十四日の教育委員の会議におきましては、このことを説明、報告し、了解を得た次第であります。  以上であります。(拍手)(発言する者あり) ○(議長宮本義勝君) 教育委員長。 ◎(教育委員長紅林晃君) (登壇)(発言する者あり)市町村学校の主任制に関連しての私に対する重ねてのお尋ねにお答え申し上げます。  まず最初に、私が昨日、中田議員の御質問に対する答弁の中で、教育長に対して指示をし、それを行わせたと述べたのでございますが、私は、教育長から報告を聞いて、従来の教育長のとってきた姿勢、態度、そうした姿を支持し、今後もそれを継続することを求めたものでございまして、(拍手)(発言する者多し)私のそういう方針で進めていただくよう、(「議会軽視もはなはだしいよ」と呼び、その他発言する者多し)私の十分な表現の至らなかったこと、言葉の適切でなかったことに対しましては反省いたしておりますが、この点御了承をいただきたいと考えるのでございます。(発言する者多し)  次に、教育長の判断で北教組との交渉の断念を決定しましたことは、教育委員会の指揮監督のもとに事務をつかさどるべきことを定めた地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に違反するのではないかとのお尋ねでございますので、(発言する者あり)それにお答えいたします。(発言する者あり)  十一月十三日午前の教育委員会の会議において教育長から、(「議長」「議長」と呼ぶ者あり)北教組の交渉が行き詰まって、局面の打開のために努力している状況について説明があり、(発言する者あり)教育委員としては、そのことを認識いたしました。  その後、教育長が同日の午後、北教組との交渉を断念し、そのことを北教組に通告したのでありますが、このことは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第十四条第一項に基づいて制定した北海道教育委員会権限に属する事務の専決に関する教育委員会規則第二条の規定に基づいて教育長が専決を行ったものであります。(「何を言っている」「だめだよ、だめだよ」と呼ぶ者あり)したがいまして、教育長が独断という先ほどの御指摘に対してお答えしているのでございます。(発言する者あり)  第三点目でございますが、市町村学校の主任制について教育委員会が行った審議についてのお尋ねに対してお答えいたしますが、市町村学校の主任制についての道教委の審議の経過は、文部省令の改正を受けて道立学校の主任制とともに、五十一年一月十三日以降九回の会議における審議を経まして、五月十八日の教育委員会の会議で、(「静かに聞け」と呼び、その他発言する者あり)各市町村教委に対する教育長通達を審議し、これを了解し、(発言する者あり)この執行について教育長が行うことといたしたのでございます。(発言する者あり)  次に、五月二十五日の教育委員会の会議におきまして、教育長から道教委、北教組予備交渉における確認事項をもって(発言する者あり)北教組と交渉を持つこととしたという報告を受けました。この報告を受けて、この交渉の取り扱いについて合議した結果、市町村学校の主任制については、道教育委員会の会議の了解に立って五月十九日付教育長通達をしてあること、さらに、(発言する者あり)この交渉は、市町村学校管理規則の改正について行うものであって、(発言する者あり)この交渉を行えば改正が円滑に行われるとの趣旨で行われる交渉と認識したこと、そのことにより、この交渉教育長において行うことと了承したのでございます。(拍手)(「了解」と呼び、その他発言する者あり)  三番目に、その後における交渉の状況については六月十二日の赦育委員会の会議以降、十一月二十四日の教育委員会の会議に至るまでの間に、(発言する者あり)計九回にわたり教育長から教育委昌会の会議において説明、報告を受けて、いずれの場合もこれを了承してまいっております。(発言する者あり)  その期日、場所を申し上げますと、次のとおりであります。(発言する者あり)  六月十二日、七月二十六日、八月十三日、(「そんなことは聞いていない」と呼ぶ者あり)八月二十八日、九月八日、十月二十七日は教育委員室において行いました。(発言する者あり)また、十一月八日と十一月十三日の両日は、(発言する者あり)札幌第一ホテルにおいてであり、(発言する者あり)また、十一月二十四日は、ホテルニューミヤコシにおいて行いました。(発言する者あり)  以上の経過の中で、十一月十三日の教育委員会の会議におきまして、教育長から、(発言する者あり)北教組との交渉が行き詰まり、局面打開のために努力している状況について、続いて十一月二十四日の会議におきましては、(発言する者あり)管理部長から、十一月十三日の午後、北教組との交渉を断念し、市町村教育委員会に連絡した旨の説明があったのであります。よって、その状況を理解いたし、これを了解いたした次第であります。(発言する者あり)  以上、申し上げましたとおり、市町村学校の主任制については、道教委は、市町村教委に対する教育長通達を審議し、また、今回の交渉についても終始その取り扱いについて教育長の説明を了承してまいった次第であります。(拍手)(発言する者あり)  最後に、今回の事態に関しての私の責任について重ねてのお尋ねにお答えいたします。  私の責任は、法令に基づいて適確に職務を執行することにあると認識いたしております。(発言する者あり)今回、教育長は、法令に基づいて行われる市町村学校の主任の制度化が円滑に実施されることを期待して北教組との交渉を持ったのでありますが、(発言する者あり)結果的には、これに反対の立場の北教祖の御理解を得るに至らなかったのであります。(発言する者あり)このことによって今回のような事態が起きているわけでありますが、このことが私の責任に帰属するかどうか、謙虚に広く道民の審判を仰ぎたいと存じております。(拍手)(発言する者あり)  以上でございます。(発言する者多し) ◆(七十二番湯本芳志君) 議長。 ○(議長宮本義勝君) 湯本芳志君。 ◆(七十二番湯本芳志君) (発言する者多し)教育長並びに教育委員長の……(発言する者多し)〔聴取不能〕 ○(議長宮本義勝君) 御静粛に願います。 ◆(七十二番湯本芳志君) 教育長並びに教育委員長の……(発言する者多し)〔聴取不能〕 ○(議長宮本義勝君) 御静粛に願います。 ◆(七十二番湯本芳志君) (発言する者多し)〔聴取不能〕を聞いておりますと、質問にわざと外れるように……(発言する者多し)〔聴取不能〕思われますが、聞いていないことに対して答えているなど、およそ……(発言する者多し)〔聴取不能〕値しないような部分がかなりあると判断せざるを得ないのであります。(発言する者多し)  したがって、われわれとしては、さらに議事録を精査した上で……(発言する者多し)〔聴取不能〕 ○(議長宮本義勝君) 議事進行の都合により、暫時休憩いたします。   午後五時七分休憩 ─────────────────────────────────   午後五時五十四分開議 ○(議長宮本義勝君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  お諮りいたします。  本日の会議は、この程度にとどめ延会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(議長宮本義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、本日は、これをもって延会することに決定いたしました。  十二月十六日の議事日程は、当日御通知いたします。  本日は、これをもって延会いたします。   午後五時五十五分延会     議長  宮本義勝     議員  浅野俊一     議員  伊藤武一     議員  青木延男...