甲府市議会 1996-03-01 平成8年3月定例会(第3号) 本文
また、甲府市では、ごみの減量や分別収集の徹底に向けてリサイクル推進制度を昨年9月スタートされ、約4,200か所あるごみの集積所に1人ずつ推進員を設置し、ごみの分別収集や不法投棄の防止に努めていますが、スタートから現在までにどのような成果が上がっているか、お聞かせいただきたいと思います。
また、甲府市では、ごみの減量や分別収集の徹底に向けてリサイクル推進制度を昨年9月スタートされ、約4,200か所あるごみの集積所に1人ずつ推進員を設置し、ごみの分別収集や不法投棄の防止に努めていますが、スタートから現在までにどのような成果が上がっているか、お聞かせいただきたいと思います。
集積所に常に瓶や缶、生ごみが散乱している光景をよく見かけることが多くなってきたような気さえいたします。まちの美化を損なうばかりか、安全な面からこれを黙過しておくことはできません。また、埋立地を求めて全国各地にという現状を考えるときに、市民に対する理解と協力を願うためのPRをもっときめ細かな施策をもって強力に進める必要があるのではないでしょうか。
衛生費については、リサイクル推進員制度に関し、ごみ集積所の責任者としての任務の理解度をただしたのに対し、本制度はごみの分別排出の徹底を図るため、昨年9月にスタートしたが、推進員に対する具体的な説明は、一部の自治会でしか行われていないので、任務や役割が十分理解されていないと思われる。今後、全地区において説明会を開催するとともに、マニュアルを作成・配布する等、推進員の認識を深めていきたい。
また先般、市内全集積所に責任者約4,300人の皆さんの御協力のもと、リサイクル推進員制度が実施されました。実施されて間もないわけですが、この分別排出がそれでも徹底しない場合、あるいは減量化、少量の事業系のごみの問題等手をつけた後、それでも成果が上がらなかった場合、私はごみの有料化を検討すべきであると考えます。
私たちもあらゆる機会を通じ、分別排出などお願いをいたしておりますが、集積所の実態はモラルの低下を嘆かずにはいられないようなところがかなり見受けられます。 そのような中で、今回今までの推進員制度を見直し、4,300か所にも及ぶ集積所すべてに責任者を置いて、ごみの分別排出の徹底や不法投棄防止などごみの減量対策に積極的に取り組まれておられます。当局の姿勢にも感謝いたす次第であります。
次に、新しいリサイクル推進員制度のスタートにより、どのような効果を期待しているのかとの御質問でございますが、新しいリサイクル推進員制度は、市内の全集積所にリサイクル推進員としての責任者を置いていただき、推進員が中心となって集積所の利用者とともに、市民一人一人がごみの分別排出、こみの減量化、不法投棄の防止に御協力をしていただこうという制度であります。
また、集合住宅等の分別排出の徹底につきましては、所属する自治会、所有者、管理人等を通じまして、分別啓発資料の配布や、集積所などについての具体的な指導を行っているところであります。さらに、地域で活動をしておりますリサイクル推進員につきましては、新清掃工場の適正な運用を、延命化にもかかわりますので、現在その制度につきまして、全面的な見直しを検討中であります。
本市といたしましては、市民が集積所への排出をしないよう指導するとともに、家電業界とともに前向きに連携、協議を行いながら、市民の健康と地球規模の安全確保に努めてまいりたいと考えております。御理解を賜りたいと思います。
昨年は、甲府保健所管内一般廃棄物対策連絡協議会1市5町における管内のパトロール、またそれぞれの自治体におけるごみの減量化、集積所の増設、有価物の回収及び環境教育の徹底などを協同してやっていくように協議をいたしているところでございます。 公害監視員による地区内のパトロール等により、ひところよりごみの不法投棄の量は減ってきております。
次に、他町村からの持ち込みごみにつきましては、御指摘のとおり、隣接町村との境界付近のごみ集積所は、通勤途上に投げ捨てられたと思われるごみが絶えずあります。その収集に苦慮しているのが現状でございます。
今後とも資源ごみの分別排出の徹底、正しいごみの出し方の啓蒙、また他市町村との境界の地域の集積所の徹底した指導等を行いまして、ごみの減量化、あるいは分別排出、収集について努めてまいりたいと考えておりますので御理解をいただきたいと思います。