甲府市議会 1993-06-01 平成5年6月定例会(第2号) 本文
平瀬浄水場の取水口の真上に予定されている千代田湖ゴルフ場計画に反対する署名は、既に3万6,000名に達し、この5月、水道局が発行した『水道だよりNo.17』のアンケート結果によれば、74%の市民が「水質汚染のおそれがある開発はすべきでない」と答えています。
平瀬浄水場の取水口の真上に予定されている千代田湖ゴルフ場計画に反対する署名は、既に3万6,000名に達し、この5月、水道局が発行した『水道だよりNo.17』のアンケート結果によれば、74%の市民が「水質汚染のおそれがある開発はすべきでない」と答えています。
水質汚染の大きな原因であると言われている生活雑排水の処理対策については、市街化区域において下水道の進捗により年々解消されておりますが、下水道の計画のない調整区域においては、合併浄化槽に依存するところが大であります。そこで、合併浄化槽の設置を普及する方策として、補助金制度の創設を提案してまいりましたが、全市的な水質保全対策を調査研究し、検討していくとの答弁をいただいてから2年が経過しております。
先ほども申し上げましたように、近年地球的規模の環境汚染が憂慮される中、特に水質汚染はすべての生命を守る上から、一層深刻なものであります。水道局では荒川上流への合併処理浄化槽の設置や水質保全課の設置及び水質検査機能の強化など、水質保全対策を積極的に推進していることは高く評価するものであります。
今これらを地方レベルで考えた場合、大量生産と浪費から生ずるごみ処理、処分の問題、車社会がもたらす窒素酸化物の問題、人々の環境意識と、あふれた自然の中で深く考えることなしに進めるゴルフ場、リゾート等の大規模開発と水質汚染の問題、緑やまちなみあふれる広告看板など、景観環境の問題等々、日常生活を取り巻く環境は、日ましに悪化しようとしています。
いずれにしても建設許可の際には、水質汚染防止に関わる諸条件を付した協定書を交わし、市民の命を守る安全な飲料水の確保に万全を期していくとの答弁がありました。 次に、中央商店街の活性化対策についてただしたのに対し、中心部商店街の地盤沈下の大きな要因には、商店経営者の職住分離があるとともに、活性化には顧客を含めての人口の定着が必要である。
間伐材を利用した炭を北部山岳地域振興策の中で取り上げ、小河川、水路等に木炭を使い、水質汚染防止を進めたらどうかと思いますが、御見解を賜りたいと思います。 次に、事務効率化の一環として、積算業務の電算化導入についてお尋ねいたします。 平成4年度より、第三次総合計画が見直されスタートいたしますが、この内容を見ますと、ハード面が多く含まれております。
市民の生活水準の向上は、新たな水質汚染を招きました。し尿の簡易浄化槽の普及、家庭雑排水の化学洗剤使用による質の変化が人体に及ぼす悪影響への懸念であります。昭和63年6月、時の市長は、水道局に水道水源保護問題懇話会を設け、学者、関係団体の参画を求めて、平成元年3月答申を得、水道水源保護要綱を定め、水質の安全確保に道を開いたことは御承知のところであります。
商工費については、市民の水源地である荒川上流域は観光のメッカであり、年間300万人以上の観光客を受け入れているため、地元売店等が排出する生活排水等に伴い同河川の水質汚染が心配される。したがって、観光行政として水道局が施行している合併処理浄化槽設置事業を積極的に推進すべきであるとただしたのに対し、大手観光業者は既に設置済みのところもあるが、中小業者等については費用の面で設置がおくれている。
安全性の面からも問題があり、また私が昨年12月議会で指摘したような水質汚染の緊急時の発生とその処理対策が果たしてとれるかどうか、極めて疑問視しなければなりません。このように職員数を減らして人件費を削減するという経営面だけを考え、公営企業としての立場を無視し、市民への安全給水を怠ったようなことが絶対にあってはなりません。御所見を賜りたいと思います。
当面昇仙峡金桜カントリー倶楽部については、水道水源保護問題懇話会の最終提言や、森林の活用に関する調査、水質汚染等環境に及ぼす影響調査等実施しながら、十分な調査結果が出てから方向づけをしていきたいとの経過と現況についての説明がありました。 これに対し委員から 1 県の条例で甲府市においては、何平米ゴルフ場開発が可能か。 1 甲府市は県規制に対して上乗せ規制は考えているか。